【逆転裁判】御剣と冥にハアハアするスレ4【逆転検事】
自分の分身御剣を使って
記憶喪失や四肢切断にしたり、幼女レイプさせて
マザコン&ロリコン願望を満たす
キモヲタ男の掃き溜め新スレ乙!
>>1 乙〜
新スレでも楽しく盛り上がれるといいな
>>1 乙かれ〜
今年もあとわずかだけど盛り上がろう
>>1 乙です〜!
このスレでも、みんなが楽しく平和に盛り上がれますように。
エロ過ぎてどうしようもないSSくれ
エロを優先させるとどうしてもラブ度が低くなるんだ
もっと精進する
11 :
名無しさん@ビンキー:2009/12/27(日) 22:18:39 O
がんがれがんがれ
>>10 とりあえずあんたがリアで寂しい生活を送っている奴だとはわかった
>>2
いいかげん
>>2のテンプレ張ってるやつがウザイんだが
前スレ中盤から書いてるSSが終わらない、エロまで辿り着かない
年内に、投下できたらいいなあ
14 :
名無しさん@ビンキー:2009/12/27(日) 22:38:17 O
こんなに粘着する2は構ってちゃんだな
きめぇ
いやいや
>>2はスレしょっぱなに皆のミツメイ愛を再確認させてるんだよ
しっかりSSとかチェックしてるしw
御剣「こういう時はスルーが一番なのだよ!」
冥「むしろ新スレが立つ度、1時間以内に書きこんでいることを考慮すると
よほどこのスレに興味があるのではないかしら?
きっといわゆる、“ツンデレ”という人種なのね」
御剣(よりによってメイからその単語を聞くことになろうとは‥‥)
ここは御剣と冥が大好きな紳士淑女の社交場だ
みんなでのんびり行きましょうぜ
>>13 楽しみに待ってる!
自分も埋め用に準備してたSSが完成しなかったので
年内投下を目指してます。
お互い頑張ろう。
>>14 同意だ
しつこいっていうか、おもしろくもなんともないし
まあスルーが一番なんだろうけどさ
そろそろミツメイの話しようぜ
日付が変わればDL6号事件=豪が殺人を犯した日=信の命日だな
二人はどれだけ複雑だろう
でもそこを乗り越えて欲しいな
冥タンが何も知らなかった頃は、さ、
お墓参りについていったりしたこともあったんじゃないかと思うんだ。
ちょうど年末年始で来日してただろうし。
そんで手を合わせて、
(貴方の息子さんは今、私のパパが引き取っています。
衣食住と教育には不自由がありませんから、安心してください。
どうか、安らかに)
とかお祈りしてたんじゃなかろうか…
後から思い出してうわあああああ状態に。
>>19 日本風のお墓参りを勉強したりしてたんだろうな
でも御剣がお墓掃除してる間にお供えもののマンジュウ食べてそう
信が弁護士っていうのはさし置いても容疑者を有罪に出来なかったんだから、冥たんは手を合わせながら「完璧な有罪判決を得られる検事になろう」と思ったんじゃないかなあ
>>20 「もう…第二のレイジは生まないように。
精神薄弱等の理由で、犯した罪から逃れる者など作らない。
その為に、私はカンペキな検事になるわ。
ずっと、一番傍で見てたもの。犯罪被害者の家族が、どれほど苦しむか…」
思ってそうだ。
そしてマンジュウwww
うちの地方では普通にお墓にお供えしたものはその場でみんなして食べちゃうよー
ゥィー
⊂丶 ∧_∧r~⊃
〜 丶`ー(*´Д`)/|
〜  ̄丶 イ ↓
〜 〉 / E田ヨ
〜 /⌒ <
〜 ノ /~`⌒> )
〜 (_ノ / ノ
〜 (_つ
もし、信が死んでいなかったらって考えたら、いろいろな想像ができた。
みっちゃんは弁護士になってるだろうけど、みっちゃんがいなかったら、冥たんも13で検事にはならないと思う。
20くらいで、検事になって裁判所で27のみっちゃんに会うとかね。
もしDL6号事件が起きなかったらってIF設定なら
御剣が主人公弁護士で冥はライバル兼ヒロインだな。
ナルホドは芽の出ない役者でヤハリと同じダメ人間ポジションw
>>23-24 ナルホドにもうちょい良い役あげたいな……
演技力活かして、捜査に協力とか
どんな人とでも、話できますみたいな
御剣は人と話すの苦手っぽいしね
DLなくても結局ロミジュリじゃねぇか…でも幼馴染み設定なくなるのは惜しいな
案外大成してたりしてな、成歩堂
でトノサマン事件みたいに被告人になって、御剣が弁護するんだ
役者だと3-1的な感じだろうな、成歩堂
冥はイライラ、御剣はため息
>>26 父親同士がライバルだから、何度か会ってるかもね
お互いの存在は知ってるだろうし
お父さんが死ななかったらみっちゃんは真面目だけどもっと明るい性格になってたと思う
冥ちゃんはみっちゃんへのコンプレックスがないことと狩魔唯一の跡取りであることがどう影響するかな
二人が法廷で出会ったらお人好しのみっちゃんが突っ張ってる冥ちゃんを気にして
何かとちょっかい出してウザがられつつも仲良くなってくとか
あの事件がなければパパは冥たんを手許で育てたかも知れないから
案外弁護士検事になる以前から顔見知りになってるかも
若ミツと子冥も二十歳の大学生と十三才の中学生だと犯罪臭倍増w
7歳差って恐ろしいな
>>30からif妄想が止まらなくなった。
勝気な冥と温和な性格の御剣は、子供の頃からの顔馴染み。
弁護士の息子だと言って御剣を目の敵にする冥。
職業上の役割分担だからと特に気にせず
突っ張る冥に軽くちょっかいをかけては可愛がる御剣。
毎日のように会って傍から見ると微笑ましいじゃれ合いが
10年以上続く。
冥は年上の少年をウザがりつつも憧れのような感情を抱き
御剣は妹のように可愛がっていた子が女性らしく成長するにつれて
正体不明のもどかしい感情を募らせていく。
御剣が大学在学中に司法試験に合格し、
卒業後に父の事務所に入ることが内定したことを冥に告げると
冥が、留学のために近々海外に渡ることを打ち明ける。
いつか検事と弁護士として、法廷で会うことを約束し合う二人。
数年後、若き天才として知られるようになった御剣の前に
検事となった冥が姿を現す。
久しぶりに再会した冥は、父親そっくりの戦術を用いる悪徳検事と化し
まるで御剣を忘れたかのように振舞う。
御剣は冥を救うため、法廷で冥と向かい合う――
そんな逆転裁判(if)
適当に続ける。
1話は逆裁1−3ほぼそのまま(弁護士が御剣、助手がなるほどかイトノコ)
2話はなるほどが被疑者で御剣が友人を救うためにがんばる
検事として冥が登場。逆裁1の御剣ポジション
3話は逆裁1−3そのまんま(弁護士・助手・検事以外)
ただし御剣がトノサマンファンなのでちょっとおかしくなる。
4話で冥が殺人事件の被告に。
「あなたにだけは、こんなところを見られたくなかった・・・」
何故か犯人はやっぱりカルマパパ。
5話で原作の御剣ポジションで査問に掛けられる。
真相は明らかになるけれど今まで信じていたものを全て失い、冥は失意のまま失踪。
続編がないと非常に後味の悪い作品になりそうだ
ちなみに4話のセリフを言わせたくて書いた。反省はしたいと思う。
>>35の訂正
2行目 ×逆裁1−3→○逆裁1−1
言い出しっぺの30です
こんなに皆が乗ってくるとは思わなかった
たまには言ってみるもんだな
1の最終話は被害者:豪パパ、容疑者:冥、犯人:巌徒で検事局と警察局の陰謀が絡む話でもいい
1-4と1-5の複合みたいな構成で宝月姉妹も出てくる
3-1は御剣パパが成歩堂を助ける話になるのかな
巌徒さんが狩魔検事殺すってパターンは新しいな
冥も御剣も凄く苛めてくれそうだ
まあ最後は愛が勝つんだけど
なんだこのif妄想フィーバーはw皆ミツメイ好きすぎるwww
いいぞもっとやれ
>>39 茜ちゃんが冥に憧れて懐いてる百合っ娘になってる予感w
巴さんは担当検事で容赦なく御剣を追い詰めてくるだろうな
弁護士のみったんはなんとなく信と同じでメガネって感じがするわ
>>43 わかるわかる
あと、赤スーツではないイメージ
普通のスーツにネクタイかな
御剣は赤がイメージカラーだからなー
ヒラヒラはついてなくても地味目の赤スーツだと思う
あるいは黒スーツに赤ネクタイ
まあ赤ネクタイだと何かホストかマフィアか殺し屋かわからんけど
メガネは同意
目の悪い御剣いいなあ
メガネ姿が好きじゃなくて裸眼いると眉間にヒビはいるんだな
でもコンタクトは怖くて入れられないw
あれ、じゃあ
普段は目が悪いのにメガネしてないのか
日常コンタクトで目がゴロゴロしてて、冥が「なんて目つきの悪い男!」とか思ってたら
ある日メガネでにこやかな笑顔で挨拶されて二重にビックリもありだな
御剣は不器用だからコンタクトできないよ、きっと
御剣信の命日はとっくに過ぎたが今更お墓参りSS投下します
検事4話以前で、エロ無しです
日本では12月は師走という。
それは、昔はお稽古事の師匠が弟子の家をまわるのに忙しい時期だったかららしい。
パパは私の師匠でもあるけど、パパは師走でなくてもいつでも忙しい。
一番弟子の私や二番弟子のレイジが年末に帰省しても、官庁の仕事納めまでは毎日遅くまで仕事をして、休みに入っても資料を整理したり過去の公判を調べたり…
一つ屋根の下で暮らしていても会えるのは朝食の時くらい。
ニュースを見て新聞を何紙も読んで、その合間にちょっとだけお話できるの。
パパの邪魔にならないように話しかけるのはタイミングが難しい。
レイジが不用意に話だすとパパの機嫌が悪くなるけど、あれはレイジが悪いのよ。
だから姉弟子の私がとりなしてあげるの。
パパは一番弟子で愛娘の私の方がお気に入りだから、私が言えば大抵機嫌を戻してくれるんだから。
「どうしてダメなの!?私も今日は一緒に行くつもりだったのに!」
「御剣は構わん。親の命日に日本にいるんだ。墓参りくらい許可してやろう」
「ありがとうございます。しかし…」
「私だって外出したいわ!たまの日本だもの」
「フン。冥には関係なかろう。寺へ行って時間を浪費するより少しでも勉強の遅れを取り戻せ」
「…………」
悔しいけど言い返せない。
レイジより私が遅れてるのは事実なんだもの。
パパは次の新聞を広げ出した。もうこの話題は終わり。
今日も一日勉強、勉強、勉強。
日本でもアメリカでも変わらない私の日常。
何だか急に食欲がなくなって、クロワッサンもオムレツもミルクも手をつける気になれなくなった。
「あの、先生」
「…なんだ」
バカレイジ。パパが新聞読んでる最中に話しかけるなんて。
「その、メイも一緒に墓参りに行くのは意義があると思います」
「…ほう、何故だ」
パパが新聞を置いてレイジの話を聞くなんて信じられない。
「メイは十歳になりますが、電車に乗ったこともありませんし、自分で金銭を払って買い物する機会も充分ではありません。
それに墓参りの作法を知るのは、日本の一般常識を習得するいい機会になると考えます」
パパは目を閉じて腕くみしたままレイジの話を聞いてる。話が終ると…笑った。
「……まあいい。冥もいずれは検事だ。無能な検事によって被告人を有罪に出来なかった事件の被害者の墓を見舞ってやってもいいだろう。冥!」
「はい、パパ!」
思わず私は立ち上がってしまった。
「事件概要や公判記録は知っているな」
「勿論よ。捜査段階で霊媒とかいうインチキに頼った挙句、被告人は酸欠で精神不安定になり責任能力がないと判断されたのよね。
パパが担当検事だったら絶対有罪にできた事件だわ」
「そうだな、その通りだ」
パパが機嫌良さそうに笑ってる。
きっと私がちゃんと事件のこと理解してたからだわ。
「後で寺への布施も持たせてやる。坊主に渡してやれ」
パパはまた新聞を読みだした。
私はパパを満足させられる答えを言えたんだわ。
外出を許された事よりその方が何倍も嬉しくて、苦手なセロリが入ったサラダも大好物みたいに食べられた。
「この封筒の飾りは何?」
「こら、電車の中で出すんじゃない。不用心だろう」
何よ。レイジの癖に。
ハンドバッグに入れておいた『冠婚葬祭のマナー』に載ってるかも。調べてみようっと。
「へえ。用途によって飾りがちがうのね。のしを包むこの布がふくさで、渡す直前に取り出せばいいのね」
「それにしても…別に全身モノトーンに着替えなくてもよかったんだぞ」
「あら、だってあんまり浮かれた格好じゃおかしいじゃない。
私は貴方の世話をしている狩魔家を代表して貴方の家のお墓参りに行くんだから」
黒いファー付きポンチョはあんまり好きじゃなかったけど、きっと今日にはピッタリね。
ブーツもファー付きのお揃いにしたかったけどあれはベージュだから仕方ない。でも黒ベルベットのショートブーツだって可愛いわ。同色だから目立たないけどリボンもついてるし。
黒いスカートがジャンバースカートしかなかったけど、上から着てるセーターとタイツは白でバランスは取れてる。
レイジはいつものラフな格好の上にジャケットとコート。
ま、それはレイジの服のバリエーションが少ないせいもあるけど。今度買ってあげなきゃ。
「次の駅で降りるぞ。切符はなくしてないか」
「失礼ね。ちゃんとここにあるわよ」
ポケットから切符を取り出す。
「さっきと同じで、自動改札機に入れるんだ。今度は切符は出てこないから、そのまま通りすぎるんだぞ」
子供扱いするんじゃないわよ。
花屋で菊とシキミという葉っぱで作った仏花を、和菓子屋でお供え用のお菓子を買う。
「何か欲しいモノはないのか?」
「大きな顔しないでよ。パパから出してもらってるんだから、レイジが持っててもうちのお金でしょ!」
…でもこの鳥の形のクッキーはきっとレイジのパパも好きなハズよ。
「サブレか。そうだな、父さんは甘党だったから好きだろう」
お寺は想像していたより小さいしボロっちくてつまらなかった。
大きなホトケや変な飾りは興味深かったけど。
僧侶に挨拶してお布施を渡して無駄な話をして、ようやく墓参りね。
「なんだ、墓守はしてないのね。荒れ放題じゃない」
「場所によっては違うさ。色々なんだ。それにうちは私の他に参る人間もいないからな」
『御剣家代々之墓』と彫られた石造りの墓は草ボーボー。レイジは早速寺で借りてきた軍手をはめて墓掃除を始めた。
サブレとかいうクッキーを食べながら色々観察する。
よその墓はまだマシだけど、じゃあ家族だけで綺麗にしているのかしら。
「ねえ、あそこのドライフラワーは何?」
「…お盆にでも供えた花が枯れたんだろう」
「お盆?」
「夏の一時期、日本では亡くなった人の霊魂がこの世に戻ってくると信じられている。
それに合わせて墓参りをする事も多いんだ」
成程ね。サブレっておいしいわ。
草を刈りタワシで擦って綺麗になったお墓に花を飾ってロウソクをともし線香を立てお菓子を置く。
「この小さいのもホトケ?」
「これは地蔵菩薩と言って…まあそうだな、ホトケだ。父さんの兄弟が子供の内に亡くなったから、その子の為に墓の横に作ったらしい」
キョウダイがいるとこれができるって事ね。
レイジが手を合わせだしたからそれに倣う。
「ロザリオみたいなのはいらないの?」
「数珠か?借りてきていないしなくても支障ないだろう」
「お祈りの文句は何?」
「…お経は私もわからないし…ナムアミダブツにしておくか」
「なむあ?」
「意味は『阿弥陀仏様お願いします』だ。
仏教では信仰対象が沢山いるから、その中の阿弥陀如来というホトケに救いを願う言葉なんだが……
君はクリスチャンなのだから阿弥陀仏も何もないな」
確かに。それってバチ当たりって言うのよね。
「いいさ。君が来てくれただけで父さんも母さんも喜ぶ」
それから冥福を祈ったりお墓に近況報告をしたりした。
レイジはちょっと感傷的になってたみたいだから、静かにしてあげる事にした。
帰り際、レイジは供えたお菓子を全部紙袋に戻した。
「それ、持って帰るの?」
「住職が言ってただろう、食べ物はカラスが荒らすから置いておけないと」
そのまま1つ開けて食べる。
「ム、うまいなこのサブレは」
「でしょ?私ももう一枚食べるわ」
「悪いがこれで最後なんだ。これで我慢してくれ」
半分に割ってまだ食べてない方を渡してきた。仕方ないからそれで我慢してあげる。
「そんなに気に入ったなら帰りにもう一度買いに行くか」
「………いい」
「そうか。だが私が半分じゃ足りないんだ。悪いが付き合ってくれ」
仕方ないわね。
レイジは本当に手のかかる弟なんだから。
だから、私が面倒見てるから、安心して眠ってて大丈夫なのよ。レイジのパパ。
終わりです
日本を離れてた御剣がこんなに詳しいかはわからんが…
GJ!!
みっちゃんの優しさと冥たんの無邪気さが切ない
>>49 絶対にそうだ
目薬すら、まともにできないだろうし
>>50 GJ!!
数年後の墓参りで、冥は何を思うんだろうね
折り紙が折れないというのは、アメリカ人並みに不器用ということ。(アメリカ人といっても
いろいろいるが、多数派のアングロサクソン系の白人)逆に言うなら、普通のアメリカ人が
出来ることなら御剣にも出来ると思う。というわけで、目薬やコンタクトくらい出来るだろ、と
思うんだが。
GJ!
ほのぼの兄妹なやり取りが微笑ましい
こんな時でも食いしん坊な冥たんかわゆす
GJ!メイたん可愛すぎる!ホンワカいたしました。
さて、ミツメイの墓参りも終わったので、年の瀬の小咄を投下
子役が出ますが脇役です
ミツメイほのぼのです。
オセチなる物が日本にはあるらしい。
文句を言いに立ち寄った弁護士事務所に居た、小さな霊媒師の知り合いが、味見をさせてくれた。
甘い栗、ホクホクの豆、じんわり染み入る昆布。
玉子やらは今から焼きます、と言いながら、いくつかをお土産にもらった。
自慢をしようと、仕事納めの後ではあったが、検事局に寄る。
予想通り、居た。
「見なさい!御剣怜侍!これがオセチよ!!」
書類に埋もれていたレイジが顔を上げる。
そして、私の手にする包みをみて、何故か苦笑した。
「何がオカシイの?」
「いや、それは春美君の作った物だろう?先ほど私ももらったのだ。」
なんて事!
私は罰の悪い思いを噛み締めながらも、このまま食い下がるのも悔しくて、私の方が良いものをもらったと主張した。
「ほら見なさい!こんなにたくさんの栗!私の方が多いに決まってるわ!それに豆!私の方が黒いはずよ!昆布だって、巻き数を比べれば、私の勝ちは歴然とするはずよ!!!」
65 :
57:2009/12/30(水) 01:11:59 O
今更一部抜けてるのに気付いた…orz
>>54訂正
花屋で菊とシキミという葉っぱで作った仏花を、和菓子屋でお供え用のお菓子を買う。
「何か欲しいモノはないのか?」
「大きな顔しないでよ。パパから出してもらってるんだから、レイジが持っててもうちのお金でしょ!」
…でもこの鳥の形のクッキーはきっとレイジのパパも好きなハズよ。
「サブレか。そうだな、父さんは甘党だったから好きだろう」
お寺は想像していたより小さいしボロっちくてつまらなかった。
大きなホトケや変な飾りは興味深かったけど。
僧侶に挨拶してお布施を渡して無駄な話をして、ようやく墓参りね。
「なんだ、墓守はしてないのね。荒れ放題じゃない」
「場所によっては違うさ。色々なんだ。それにうちは私の他に参る人間もいないからな」
『御剣家代々之墓』と彫られた石造りの墓は草ボーボー。レイジは早速寺で借りてきた軍手をはめて墓掃除を始めた。
サブレとかいうクッキーを食べながら色々観察する。
よその墓はまだマシだけど、じゃあ家族だけで綺麗にしているのかしら。
「ねえ、あそこのドライフラワーは何?」
「…お盆にでも供えた花が枯れたんだろう」
「お盆?」
「夏の一時期、日本では亡くなった人の霊魂がこの世に戻ってくると信じられている。
それに合わせて墓参りをする事も多いんだ」
ふーん。日本人は随分非カガク的な事信じてるのね。
私も一応日本人だけど、率直に思ったままを言ったらレイジは笑った。
「欧米人が聖母マリアの処女懐胎を信じるようなものだよ」
成程ね。サブレっておいしいわ。
すると、レイジは驚いた表情。
フン、やっぱり私の勝ちね!、と思ったら。
「私がもらった品とは違うようだ。」
「・・・?オセチが違うのかしら?」
「いや、オセチに違うも何も無いのだが・・・。」
「いいから見せなさい!」
レイジが取り出したケースにも、綺麗な金色の模様が付いていた。
そして確かに、中身が違う。
ツブツブな玉子の塊に、ピンクと白の蒲鉾。赤と白の野菜もあるし、煮物らしき物まで入っている。
品数で負けた・・・。
何とか挽回しようと私のオセチの素晴らしさをまくし立てるが、レイジはケースを観察しては唸っている。
「ちょっとレイジ!聞いているのかしら!?」
レイジは腕組みをしながら唸る。
「・・・ひょっとしてこれは・・・。」
トントン。
可愛らしいノックと共に現れたのは、ピョコンと髪を結わえたこの度のコックさん。
「あ、やっぱりこちらにいらしたんですね。ようやく三段目も出来上がりました。お二人のお口に合うか分かりませんが、どうぞお召し上がり下さい。」
そう言いながら、レイジのオセチの上に私のオセチを乗せ、その上に新たに持ってきたケースを重ねた。
ケースの横の模様がぴったり合っている。
呆気に取られる私達をしりめに、小さなコックさんは髪をピョコピョコ揺らしながら、「それでは良いお年を。」と帰っていった。
「・・・オセチが合体したわ!」
私は日本の料理に驚きを隠せない。
レイジは苦笑して言った。
「どうやら新年は君と一緒に過ごさねばならないようだ。それから、春美君にお年玉も用意しないといけないな。」
よく解らなかったけど、私のオセチがレイジよりも上になったので、とりあえず許してあげる事にしよう。
以上です。
毎度ながらエロくなくてすみません。
新スレ祝い&本年もお世話になりましたという事で、献上させて下さい。
69 :
57:2009/12/30(水) 01:24:26 O
訂正するか悩んでる間に投下が……すまん死んでくる
>>68 素晴らしいSSの邪魔をしてすまなかった
はみちゃんにもGJをあげたいな!
品数で負けてくやしがる冥たんが目に浮かぶw
>>69 何を言うんスか!
墓参りあっての年の瀬ッス!
こちらこそ素晴らしいSSの後に申し訳ないッスよ!
それより、同じタイミングでスレを見ていたという事実が嬉しいですw
はみちゃんにお年玉をあげるとなると
マヨイちゃんにもあげることになるよね
同い年のメイたんには?
どうする、御剣
姫はじめがお年玉さ
ほんわか年の瀬ムードをぶち壊す欝考察なので一応下げる
DL事件当時は今頃灰根の取り調べかな
序審法廷でも裁判所休みなら公判できないし
実はこの時期警察の上役が仕事したがらないのをいいことに現場の判断で勝手に舞子に霊媒頼んでたりして
信の葬儀はいつだろう?
殺人だけど死因特定は早いから遺体が警察から戻ってきてから葬儀。通夜はこの場合でもするよな
子ミツは病院から出てきて即警察の取り調べと通夜・葬式
成歩堂や矢張が声かけてもまともに答えられないんだろうな…カワイソス
一方豪は病院にもかかれず撃たれた傷を抱えてたんだろう
ちまっ子冥たんは普段いないパパに大喜びとかしてたのかもな
そして1-4後に当時を思い出して御剣に連絡とる勇気もない冥たんセツナカワイソス!
便乗して暗妄想
何食わぬ顔で御剣信の葬儀に参加してる狩魔豪
とつきそいの子メイ
ショックから抜けきらず、焦点合わない目で車イスな子御剣
子どもながらに、被害者だけでなく、遺族もこんな目に遭わせる犯罪者って……と思うメイ
15年後、その時隣にいた男こそが犯人だったと知るメイ
泣けるってレベルじゃない
狩魔検事自身、「こんな目に遭わせる犯罪者は有罪にせねば」とか説明したりしてて
お前が言うなって話だけど
>>64 GJ!
はみちゃんは天然なのか計算なのかw
>>74 DL6号事件の時の冥は赤ちゃんに近いような歳だから
親しくもない人間の葬式に連れてくのは無理な気がする
物心ついてたかも微妙だから当時のことを覚えてるんだろうか
メイちゃん頭よさそうだからいけるかも、とは思ったが
無意識に覚えてて物心ついてから思い出したのかも
信パパの葬儀の頃は、豪パパは一人で銃弾の痛みでのたうち回ってるんじゃないかな
そして、右肩が痛いってことを誰にも知られるわけにいかないはずだから
冥や冥ママのことも遠ざけてるんじゃないかと。
特に子供は無邪気にペロッと喋っちゃうしね、いろんなこと。
でも何らかの形で御剣の苦しみを冥がわかる場面があるといいな
病院に担ぎこまれて弾丸摘出→縫合された冥たんは翌日走り回ったりしたけど
病院行かずに自然治癒に任せたパパはそんなにすぐには動けないと思う
だからこそ長い検事生活の中で唯一休暇を取ったんだろう
冥たんは大きくなってから事件に興味を持って調べたらワイドショーの葬儀中継とか見れるし
じゃあ御剣を引き取るのは最低でも豪の怪我が治ってからかな?
その間に事件のトラウマや悪夢のせいで遠〜〜い親戚宅や施設で厄介者扱いされてたのかも
狩魔家に来た時期もその前後も妄想しがいがある
半年ほどたらい回しにされて自尊心がボロボロになっているところに豪に引き取られる子御剣
弟ができたと喜んで世話を焼く3歳くらいの冥の存在に、相当救われたんだろうな
冥のお母さんやお姉さんもいて女三人で優しく賑やかに御剣を迎えてたらいい。
と考えてそこはかとなく漂うエロゲ臭さに気付いたw
今年も残す所あと僅か
ミツメイというよりオールキャラギャグっぽいものを
スレチだったらすみません
今年は『トノサマンVSニンジャナンジャ!!室町とエドの歴史を守れ!大晦日3時間スペシャル!』が放映される。
前々から録画の用意は万全だったが、真宵君と美雲君の両方から「年越しパーティを兼ねた観賞会をしないか」と誘いがあった。
魂胆はわかっている。どちらも我が家の大画面テレビが目当てなのだ。
しかし二人が入ればリアルタイムで見られるし、同好の士と共に見るのもまた一興というものだ。
問題は冥だったが、思いの外あっさり許可が降りた。
他にも数名呼んでの年越しパーティと強調して提案したのがよかったのかも知れない。
当日。昼三時頃から総勢8名もの人が集まり、うちはいつになく賑やかになった。
初対面の者もいたが、すぐに打ち解けあった。
全員で買い出しにも行き、用意していたものや持ち込み物とはまた別に飲食物を買い込んだ。
冥は年越し蕎麦より味噌ラーメンが食べたいと主張する真宵君を止め、お姉さんと猫撫で声で呼ぶ美雲君の希望を却下し、遠慮する春美君に菓子を選ばせた。
とても楽しそうだった。同性の同年代と過ごす事など冥には滅多にない事だ。
糸鋸刑事も「狩魔検事がフツーの女の子に見えるッス!」と発言し、成歩堂もそれに同意したが、矢張は「フツーじゃねえよ!女の子は誰でも特別!シンデレラなんだぜ!」と某捜査官のように異議を申し立てていた。
六時から始まるメインイベントを前に食事を開始し、番組が始まるとテレビにかじりつく組とそれを眺めつつ会話や食事を楽しむ組に分かれた。
CM中には矢張の知り合いのスーツアクターが今回敵役で出演していると話し皆の興味を引いた。
ようやく今回の敵が姿を現したその時。
ぷつっ
「あー!!冥さん!チャンネル変えちゃダメですよ!」
「そうだよ狩魔検事!何するのさ!」
冥は無慈悲にチャンネルを支配し、国民的歌番組に変えてしまった。
「日本人なら年越しは紅白でしょ。アメリカにいた頃も毎年見てたんだから」
「そ、そんな〜…」
何とかならないかと耳打ちされたが、冥の意思を曲げるのは容易ではないし、うちにテレビは1つしかない。
録画はしっかりされているので二人にもそれで我慢してもらうしかなかった。
「冥ちゃ〜ん、俺も男が歌うのは見たくねぇよ。せめて時々お笑いに…」
「うるさい!大晦日はソバと紅白!これが完璧な日本人の年越しよ!」
矢張の無謀な主張も鞭で一蹴される。
「みつるぎ検事さん、かるま検事さんはそんなにお歌が好きなのですか?」
「いや…しかし冥は海外が長かった。その間も紅白は欠かさず見ていたから、これが正式な過ごし方だと考えているのだろう」
「御剣、じゃあ違うやり方もあるって狩魔検事が納得したら?」
「そんな事できる訳ないッス!」
「僕に任せて下さいよ。
異議あり!!」
成歩堂が法廷よろしく指をつきつけた。
「狩魔検事、あなたはさっき『紅白を見るのが日本人の過ごし方』と言いましたね」
冥も即座に臨戦モードに入る。だからなんだと言いたげな表情だ。
「しかし僕にはそうは思えない。何故なら最初から最後まで紅白を見続ける日本人は少数派だからです!」
「なんですって?」
固唾を飲んで成り行きを見守る。
「僕は子供の頃からチャンネルを色々変えて見ていました!
CM中や好きな歌手の時だけ紅白にしていた!」
「そんなのは貴様だけよ成歩堂龍一!」
「じゃあ他の証言を聞いてみますか?」
自信タップリに振り返る弁護士。
半ば傍聴人と化していた面々が我先にと発言しだした。
「そうだよ!私とはみちゃんも去年は時代劇とハシゴして見てたもん!」
「私も!お父さんが好きな歌手の時は変えられて悲しかった思い出だってありますよ!」
「俺なんて格闘技見てたからな!紅白はまだアイドルが出る時間もわかるけどリング横のお姉ちゃんはいつ映るかわかんねぇし他局も見たいし大変だったぜ!」
「自分もそうッスね、刑事ドラマと演歌で悩んだッス」
次々と上がる証言を冥は袖を掴んで聞いていた。
「御剣怜侍、あなたはどうなの?」
全員の視線が私に向けられた。
「そうだな…私は始終紅白を見ていた時もある」
冥が勝ち誇った笑みを見せた。
「しかしそれはアメリカで冥と年越しをしていた時に限る。
全くテレビを見ない年もあったが、確かに何か見ていた時はCM中に紅白に変える事もあった。
幼い頃はアニメの特番を優先的に見ていた事が多かったな」
冥はすっかり押し黙ってしまった。成歩堂が続ける。
「つまり、大抵の日本人は共に過ごす人の希望を聞き合い、折り合いをつけてテレビを見ているのです。
恐らく狩魔検事は家庭内のチャンネル権が非常に強かったり、紅白以上に興味を引かれる番組がなかった為に始終紅白を見ていて、それが習慣になったのでしょう」
「………つまり完璧な日本人の年越しをするなら、今回はトノサマンを見るって事になるのね」
「いやったー!!」
「ナンジャも忘れないで下さいよ!」
真宵君美雲君がリモコンをひったくってチャンネルを変えた。
「冥、よかったのか?」
「…だって、これが完璧な年越しなんでしょう」
「いや完璧も何も人それぞれ…」
「私の今までの過ごし方だって間違ってた訳じゃないわ。それはそれで完璧なのよ。
それに、あなたも見たいんでしょう?トノサマン。
ほら、敵が何か言ってるわよ」
「ム」
いい所でCMに入る。
途端にチャンネルは変わり軽薄そうな金髪の若者が歌う。
「何か変わった歌ですねー」
ハートを盗んだ罪で逮捕し、十八年の禁固刑に処するという歌詞だった。
「確かどっかで大魔術とかやってなかったっけ?」
「もーそんなの見てる暇ないよ!」
チャンネルを戻すと敵が仲間を呼んでいてアクションシーンが始まった。
ありがとうございました
来年もミツメイに幸あれ!
微笑ましくてGJでした!
恋の禁固刑がいい感じで出てきて笑った。
>>84さんGJ!
チャンネル争いは特に年末の醍醐味ですよね。
今年のSSの続きは、今年のうちに。それが俺のルールだぜ。
ということで今更感で満ち溢れてますが
皆さんがトノサマンスペシャルでテレビに釘付けになっている間に
2スレ前に置いてきた下僕×女王様のラストを置いていきますね。
【注意事項いろいろ】
・時間設定は逆裁1より前
・いわゆる下克上
・そのためか、冥さんが若干可哀想なことに。
・やたら長い。しかしエロい場面は少ない
・ラブ重視なのでエロ重視で読んでくととてもがっかりする
・相変わらず当時のスレのレスからセリフ等お借りしてます
・11月頃前々スレに投下したSSの続きなので、最近来た人は意味がわからなくて申し訳ない。
【これまでのあらすじ】
・豪パパからの命令で、御剣は何故か冥の夜の相手をすることになった
・御剣は立場が弱く、豪パパや冥からおもちゃ呼ばわりされたりする
・御剣と冥は互いに相手を好いてるが、互いに勘違いから「相手は恋愛感情持ってない」と思っている
・そのため冥はいつか御剣を自由にしてあげようと思い、いつか関係を終わらせることを御剣に告げたが
御剣はさらなる勘違いにより、冥の言葉を「飽きたらポイします」という意味だと思っている
そんな演歌調のお話ですが、良かったらどうぞ。
脱衣所の鏡に、乾かしたばかりの髪が映る。
今朝まで肩より長かったはずの銀髪は、やや不規則に短く切りそろえられていた。
落とした髪と一緒に切り捨てたもののことを思い出して、冥は小さく溜息をつく。
いつか手放すことは、ずっと前から決めていたこと。そして彼もきっと望んでいたこと。
向かい合う灰色の瞳にそう言い聞かせて、冥はバスローブを羽織ったまま浴室を後にした。
今日するべき仕事は終わらせた。あとは、寝るだけ。
そう考えながら自室の前まで来ると、閉めて出たはずの扉が少しだけ開いている。
そして、全て消したはずの光が、うっすらと外から見えていた。
鞭は、部屋に置いたまま。だが扉の近くにあるので、万一の場合はすぐに手にすることができるはずだ。
冷静に状況を確認しようと、冥は扉の隙間から部屋の中を覗き込む。
視線の向こうに、いるはずのないものを見つけて、冥は息を呑んだ。
それは今日、人に頼んで捨ててもらったはずの“玩具”――
ソファの上で静かに本を読む赤いスーツの男が、冥の帰りに気付いて立ちあがった。
「髪を、切ったのか」
「ええ。気分転換にね」
似合う?といつものようにくるりと回ってみると、御剣が困ったような表情で頷く。
読んでいた書物を持参の鞄にしまいながら、御剣が冥から目を逸らして笑った。
「‥‥それにしても、随分と無防備な姿をしている」
冥が自分の胸元を確認すると、バスローブが少しはだけているのが見える。
慌てて前をかき合わせローブの紐をきつく締めると、冥は開き直って招かれざる客に応じた。
「この時間は、誰もいないはずだもの。寛げる恰好をしていても不思議ではないでしょう?」
使用人たちは既に帰宅しており、父は今日も仕事場に泊まると言っていたので、
多少はしたない姿をしていても問題ないはずだった。
「それよりも、わざわざ私の部屋で待つなんて、何の用かしら」
彼は合鍵を持っているので狩魔の敷地内を自由に行き来することができたが
家人の寝室に無断で入り込んでくることは滅多にしてこなかった。
「先生から‥‥もう君の所へは行かなくていいと言われた」
思い当たる用といえばそれしかなかったのだが
そのためにわざわざ仕事帰りに直行してきた様子であることを、冥は意外に思った。
「ええ、そうよ。私がパパに言ったもの。もうレイジは要らないって」
「‥‥要らない?私はもう、不要だというのか」
御剣が、険しい顔で冥に詰め寄ろうとする。
一歩も下がることなく、冥は御剣の視線を見返して応えた。
「大丈夫よ。ちゃんとパパには執り成してあげておいたから。」
「‥‥執り成す?」
「常識の範囲で一通りのことはして、性行為に関する知識は得たから、もう充分だって。
レイジはちゃんと務めを果たした‥‥ちゃんと、そう言っておいたわよ。」
それで納得がいくでしょう?と続けようとした冥は、御剣の眉間に深い皺が寄せられているのを見て口を噤む。
「君は、私が先生の歓心を買うために‥‥関係を続けたと思っているのか?」
「‥‥他に理由などないでしょう?」
どうやら彼の矜持を踏み荒らしたようだと理解したものの、冥は態度を変えるつもりがなかった。
どうせ昔のようには戻れないのだから、その繋がりを、完膚無きまでに壊してしまえばいい。
「私は知識を得るために、あなたは立場を守るために関係を続けてきた。
あなたが上級検事となって独立を認められた今‥‥目的は達成したのだから、終わるのは当然でしょう。」
適当に思いついた根拠を流暢に披露していくと
何かをあざ笑うように、御剣が冥から視線を外して口元を歪めた。
「‥‥君の中では、そういう認識だったのだな」
ほどなくして彼は再び冥に向き合い、別の問いを投げかける。
「だが、どうして突然?昨日まであんなに愉しんでいたではないか」
確かに昨日までは、冥は素直に御剣を受け入れていた。
だがそれは身体と、一部の感情のみのことだった。
「行為中は雰囲気が重要なのでしょう?それを壊さない努力はしているつもりよ。
だから、本当に愉しんでいたかどうかは、あなたにはわからないわ」
本当はただ悲しいだけだったのだと正直なところを口にすることができず、
冥は可愛げのない答えを返す。
「不満があるのであれば、まず私に言えばいいだろう?
話してくれれば、今からでもこちらで改善を」
何故か食い下がろうとする男の言葉を、冥は無理矢理遮った。
「別に、改善してもらう点などないわ」
愛情のない関係に、疲れただけ。
感情は本人にすらどうにもできないものなのだから、「改善」など望めるはずがなかった。
“私のことを好きになってほしい”――そんな言葉は、ただ虚しいだけだ。
「もうあなたには飽きた。それだけよ」
「‥‥私に飽きた?」
冥が頷くのを見て、御剣はますます険しい顔で黙り込んだ。
だが、1分も経たぬうちに何かを思いついたように視線を上げると再び冥に問いかける。
「だったら、行為自体が嫌になったわけではない、ということだろうか」
「‥‥まあ、そういうことね」
「それならば、必要を感じた時に声をかけてくれれば――」
そこまでして終焉を認めない男の本意を理解できず、冥の胸が苛々とざわつく。
自分の知らぬところで、御剣は冥の父から他の利益を得ていたのかもしれない、と嫌な想像が膨らんだ。
それが余計に冥の苛立ちを強め、心にもないことを口走らせる。
「その時は、適当に他の人を見繕うから心配はいらないわ」
その言葉に反応して、御剣の眉間が影をさらに深い影を落としていく。
「‥‥すでに目星がついているのか?」
「いいえ。けれど一夜限りなら、すぐ見つかるでしょう」
「何をバカなことを言っているのだ。愛してもいない男と‥‥」
「愛がなくても繋がることができると教えたのは、あなたでしょう、御剣怜侍。」
そう指摘すると、痛いところを言い当てられたかのように、御剣がたじろいた。
図星を突かれたような態度をするということは、やはり彼も愛がないと思っていたということ。
「レイジは優しいばかりでつまらないのよ。」
わざと怒らせるように、冥は後ろを向いて言葉を吐き捨てた。
「だから、もういらない」
しばらくの沈黙の後、背後で低く唸るような声が響いた。
「私は‥‥認めない」
「もともとあなたに決定権はないわ。‥‥もう、帰ってくれないかしら」
追い払うように片手を上げて指先で払う仕草をする。
強い力でその手を掴まれた。
振り返ると、法廷でも見たことのないような、冷たい表情の男が冥を見据えていた。
「念のため、聞こう。‥‥本当は誰か、好きな男ができたのか?」
「そんなの、いないわ」
身の危険を感じて、手を振りほどこうとするが、痛いほどの握力に叶うわけがなく。
御剣は冥の言葉に、一瞬だけ満足そうな笑みを浮かべた。
「そうか、だったら気遣う必要はないな」
「帰りなさい、御剣怜侍」
恐怖の中で残った、わずかなプライドをかき集めて命令するが、やはり相手には通じない。
冷たい目が冥を見下ろして、淡々と言葉を発する。
「どうやら君は、男の恐ろしさをわかっていないようだな。
誰しもが優しく抱いてくれると思ったら、大間違いだ。」
御剣の自由な方の腕が、後ろから冥を抱き竦める。
「最後に、身をもって教えてあげよう‥‥箱入りのお嬢様にも理解できるように。」
耳元でそう囁かれ息を吹きかけられると、強張っているはずの身体から力が抜けていく。
御剣は冥がどうされれば弱いかを熟知している。自力で逃げる手段はないに等しかった。
「誰か――」
恥を忍んで助けを求めようとするが、今この屋敷には他に誰もいないことに思い至る。
叫んだところで、広大な敷地の中では意味が無いことも冥はよく知っていた。
「状況を、理解してもらえたようだな。」
全ての抵抗が、無駄なのだとはっきり思い知らされる。
「い、‥‥いや‥‥!」
全てが、想定外だった。
もう来なくていいと言えば、これ幸いと来なくなるだろうと思っていた。
父に執り成してもう飽きたと告げれば、面子を保ったままのお役御免を喜ぶだろうと思っていた。
怒らせれば、すぐに去ると思っていた。そして、二度と近付かないだろうと。
実際には、彼はわざわざここまで来て説明を求め、飽きたと言っても納得せず、
怒らせた結果、去るのではなく報復と思われる行為に及び始めている。
抵抗する間もなく寝台の上でうつ伏せに組み敷かれ、そのまま腰を引き寄せられる。
「い、イヤ!やめて‥‥!」
「安心したまえ。手荒なことはするが、避妊はきちんとする。」
バスローブの隙間に滑り込んだ大きな手に胸のふくらみを強く握られて、冥は拒否するための声を失った。
「君とて、棄てた玩具との間に子供ができてしまっては困るだろう?」
その皮肉めいた言葉から、冥は御剣の深い怒りを改めて感じ取った。
乱暴に、だが感じることのできる加減で耳朶を噛まれ、冥は知らず知らずのうちに甘い声を上げて身体を捩った。
大きな体躯で冥の身体を押さえ込んでいた御剣は、冥の両腕をとるとひとつにまとめ、片方の腕でそれを拘束する。
そうして手での抵抗ができないようにしてから身体を離すと
彼はバスローブの裾を手にとって無遠慮にそれをめくりあげた。
下着は部屋で着るつもりでいた冥は、バスローブの下に、何も着けていない。
「や、‥‥いやっ、だめ」
日頃隠している場所が空気に触れるのを感じて、冥は足をばたつかせて抵抗する。
「やはり、こういう趣向は慣れないか」
恥ずかしい部分を曝け出している姿を見られているのを感じて、冥はどうにか身体を動かそうとするが
彼の足や手が冥の身体を固定していて、どうにもならなかった。
「君の嫌がることや負担になりそうなことは、極力避けてきたからな」
かつて一度だけ、御剣がこういう体勢での行為を試そうとしたことがあったが、冥が恥ずかしいから嫌だと言うと彼はあっさり引き下がった。
だが今はきっと、何を言っても彼は思いとどまってはくれないのだろう。
上から冥の臀部を観察するように眺めていた男が、興味深そうな声をあげる。
「ム‥‥それほど前戯もしなかったのに、それなりに濡れている」
これならばすぐに入りそうだ、という呟きと共にそこを指で軽く擦られて、冥はぞくりと身体を震わせた。
「最後に、もう一度訊いておく。‥‥操を立てたい相手ができたわけではないのだな?」
背後から覆いかぶさってきた男に恐ろしいほど静かな声に問われ、冥は背中を凍らせながら必死で答えた。
「そ、そんなの、いない」
冥の秘所には御剣の張り詰めたものが触れている。
それは中に入ることなく、探るように、そして二人の身体を馴染ませるように、ゆっくりと入口を前後に辿っていた。
「そうか」
低い声が事務的な相槌を打つと、冥の腰が高く持ち上げられる。
「それでは、遠慮なく。」
後ろから宛がわれていたものが、言葉が終わると同時に冥の中に入り込む。
まだ潤うほどには濡れていなかった内部は、摩擦を伴いながら御剣を受け入れる。
痛みと熱と、区別のつかないような強い感覚を与えながら、御剣の身体が冥の奥へと潜り込んでいった。
「ふ‥‥っく、は‥‥ぁ、あつ、い‥‥っ」
角度が違うからか慣れていたはずの挿入が苦しく感じられ、冥は必死に息をつぐ。
「まだ、きつかったか」
労わるわけではない、淡々とした言葉を呟くと、冥の手を捕えていた御剣の手が放される。
解放された手を冥が動かすより早く、御剣の両手が冥の腰を掴んだ。
そのまま間髪いれずに力を込められ、一気に最奥を貫かれる。
「は‥‥う、ああ‥‥っ」
いつもと全く違う体勢で別の場所を突かれ、冥は今までにない衝撃を感じて呻いた。
そのまま掻き回すように緩慢な動作で中を抉られると、知らず知らずのうちに甘い声が漏れていく。
自由になった手はもはや抵抗を忘れ、与えられる刺激に耐えるようにぎゅっとシーツを握りしめていた。
「フム、この辺りか」
嬌声と当たり所に相関を見出した御剣が、冥の感じる部分を探り当て、軽く腰を引いて突き入れる。
「あ、ひあ‥‥っ」
冥の身体が大きく跳ねると、御剣が笑みを漏らす音が小さく聞こえた。
そうしていくつか冥の反応のいい場所を見つけていくと、御剣は、冥にとって一番刺激の強かった部分を重点的に突き始めた。
良い所を何度も強く責められ、冥はただ声を上げて追い詰められていくしかない。
穿たれるうちに潤ってきた結合部から、水音と何かがぶつかるような音が聞こえてくる。
普段の彼女ならば恥ずかしさに耳を塞いでしまいそうな音が部屋中に響いているというのに
今の冥は与えられた感覚を受け入れることに必死で、それ以上何も考えることができなかった。
「気持ちよさそうだな、メイ」
不意にかけられたその声にゆるゆると振り向くと、
いつもは誠実な目をしているはずのその男が、嘲笑うかのように冷たい眼差しで口角を上げ、冥を見下ろしていた。
「君は本当に愚かだ。こんなに優秀な玩具を、簡単に捨ててしまうなんて」
彼が何を言ったのか理解できず、冥はもう一度と訊き返そうとする。
しかし、それを妨げるように御剣がストロークの速度を上げ、冥は甘ったるい息を吐くことしかできなくなった。
的確に感じる場所を責め続けられ、冥はいとも簡単に快楽の果てへと追い立てられていく。
「あ‥‥もう、くる、ああ‥‥もう、は、あっ‥‥く、ぁ‥‥っ」
もうすぐ、真っ白な何かがくる‥‥止まらなくなった震えと、全身を駆け抜けるぞくぞくとした感覚が冥の心と身体を支配する。
だが、もう少しで全てを預けられると感じたその瞬間、蹂躙していた男の存在が、冥の中から消えた。
当然、それ以上昇り詰めることも不可能となり、冥は思考が働かぬまま、ただ本能で男の方を振り返る。
「ど‥‥して‥‥」
冥の問いかけにも、御剣は相変わらず皮肉気な笑顔を見せるだけだった。
「メイ‥‥これはお嬢様への奉仕ではないのだよ」
そう言いながら、彼は冥の身体を転がして仰向けに寝かせた。
「聞きわけのない世間知らずへの、教育的指導だ。」
怜悧な目が、いつになくサディスティックな笑みを浮かべる。
「今夜は、最後まで行かせない。極限までひたすら焦らしてやろう。
この行為が必ずしも甘いものではないと、君が理解できるようにな。」
首筋にキスをされただけで、昂った冥の身体は敏感に反応する。
だが、求める刺激はそんなやさしいものではなく、もっと追い詰められるような激しいもの――
全身が、震えるようなもどかしさを感じる。
それでも冥はやんわりと与えられる愛撫に、甘い声をあげずにはいられなくなっていた。
それから、数時間。
宣告通りに冥を焦らし続けた御剣は、椅子に座るような体勢でベッドに腰掛け
眼前から発せられる哀訴の声に気分良く耳を傾けていた。
「たすけ、れ‥‥レイジ‥‥、おねが‥‥、おね、がい‥‥」
冥は御剣と繋がったまま、座った彼の上に乗せられてベッドの上に両膝をついていた。
彼女の腕は縋るように御剣の二の腕を掴み、時折何かに耐えるように彼の肌を握りしめてぎりぎりと爪を立てる。
その痛みすらも喜びと感じながら、男は快楽に呑みこまれた若い娘を笑顔を浮かべて観察していた。
御剣の両手ががっちりと冥の細い腰を押さえこんでいるため、冥は自由に動くことができない。
散々焦らされているにも拘らず、その衝動の行き場を無くした身体が
まるで御剣の動きを誘うかのように、時折不随意に跳ねた。
その身体の持ち主はすでに明瞭な言葉を失い
救いを求めるように、いつもより視線の近い位置から御剣を見上げている。
その劣情を醒まさぬようにと、忘れた頃に腰を突き上げてやると
冥は虚ろな目を見開いて苦痛と心地よさの入り乱れた声を洩らす。
「レイ‥‥、も‥‥、や、っあ‥‥やめ‥‥て‥‥っ」
「何が、“もうやめて”なのだ?‥‥メイ」
御剣が身体を揺らしながら問いかけると、冥が悲しい声で小さく喘いだ。
「こうして私が押さえていないと、勝手に動いてしまうというのに、やめてほしいのか」
そのまま耳朶を甘く噛むと、冥の上半身がぴくりと身震いする。
「やぁ‥‥っ、だめ‥‥」
御剣の手の中で、冥の腰がもどかしそうに揺れようとする力を感じた。
「言っているそばからこんなに乱れていては、全く説得力がないな」
そう言いながら、御剣は心の中で思う。
自分が彼女をそうなるように仕向けたというのに、よく言えたものだ‥‥と。
いつか御剣を捨てると告げられてからしばらくして、御剣は考え始めた。
できるだけ長く、できれば永遠に、彼女から離れずにすむ方法がないかと。
考えた末に得た結論は、簡単なことだった。
捨てたくないと思わせてしまえばいいのだ。
心が手に入らないのであれば、離れたくないと感じるくらいに、その身体に快楽を覚え込ませてしまえばいい。
思いを込めて尽くせば、いつか冥の心も御剣を求めてくれるかもしれない。
そんな望みのない賭けのような願いが、そのうちに強い切望に育ち、
いつしかあるべき未来のように信じてしまったことに、御剣自身気付いていなかった。
ただ誠意をもって、小さな希望を持ち続けているだけのはずだったのに。
今宵、そうして育った根拠のない確信を突如突き崩され、挙句「いらない」と言われ
現実を認めたくない思いが‥‥そして抉られた心の空洞が、御剣を突き動かした。
どうしても彼女に自分を求めて欲しくて、彼は冥を組み伏せたのだ。
目の前には、御剣が望んだ通りにただひたすら彼を求める冥がいる。
この夜が終わってしまえば永遠に離れてしまうのだとしても、もういいと思えた。
これだけ甘い苦痛を与えてしまえば、自分との時間は彼女の記憶から消えないだろう。
それで、納得してしまおう‥‥御剣はそんな風に結論を導き出そうしていた。
冥の首筋や肩のあたりには、今宵御剣がつけた赤い跡が無数に散らばっている。
誰にも渡すまいと心で呟きながらつけていったそれを眺めつつ、御剣は苦笑した。
――我ながら、これほどに独占欲が強かったのだな。
同じ思いで何度も噛みついた胸の頂は、すっかり腫れ上がり充血している。
身体を屈めてそこに舌を這わせると、冥が可愛らしい声を上げて小さく啼いた。
その声と姿に湧きあがる愛しさを抑えられず、御剣は唇を重ねようと冥の顔に近付ける。
‥‥その時、彼は見た。
それまで熱を帯びたようにぼんやりと御剣を見ていた冥の瞳が見開かれ
突然醒めたように光を取り戻したことを。
慈しむような、温かい顔の接近を、冥はぼんやりと知覚した。
散々焦らされ、果てることだけを望んでいた心身は、接吻を求める空気を
新たな快楽を与えるものと認識して受け入れようとした。
だが次の刹那、彼女は急速に背中の方から静かに冷えていくような感覚にとらわれる。
虚しい思いが、冥の全身を駆け抜けていった。
御剣が冥を抱く時、必ず穏やかで、それでいて熱を帯びた目で冥を見る。
そこにはまるで愛情があるかのようだった。
しかし実際には、二人の間にあるのは愛情ではなく、打算の含まれた約束のみ。
行為が終わった後、冥は徐々にその事実を思い知り打ちのめされる。
それに耐えられなくて、冥は彼を手放すことを決めた。
愛しげに近付く目の光を信じて唇を許し合えば、きっとまた同じ錯覚に囚われてしまうのだ。
穏和な性格の彼が冷徹に怒るほどに、その忠義を踏み荒らして彼を拒絶したのに。
――結局、何も変わらないというの‥‥?
そこから湧きあがる感情は、絶望に等しかった。
「いや!」
明瞭な声を上げて、冥が御剣のくちづけを拒む。
御剣の二の腕を縋るように握っていた冥の両手が、己の唇を守るかのようにその顔を覆っていた。
指の間から零れ落ちていく涙を茫然と眺めていた御剣は、徐々にやるせない思いに駆られていく。
顔を近付けただけで醒めてしまうほど、自分は嫌われていたのか‥‥と。
だが一方で、きっぱりと諦めがついたような気もした。
冥を抱きあげて、繋がっていた己を引きずり出す。
そのままゆっくりとベッドの上に降ろしてシーツを肩にかけてやると、
力なく項垂れた冥が小さく呟く声が聞こえた。
「あんなカオで‥‥キスなんか、しないで」
その頬から数滴のしずくが落ち、ベッドの上に無色の染みをつくる。
「あんな、顔?」
「上辺だけでその場限りの、甘い表情のことよ」
「そういう顔をしていたのならば、私は本当にそう思っていたのだ」
その言葉に弾かれたように、冥が上を向いて御剣を睨みつけた。
「‥‥うそつき」
濡れた視線が咎めるように御剣を突き刺す。
「私のことなんか何とも思っていないくせに‥‥本心からあんな優しい顔をできるはず、ないもの!」
詰るようなその声に、御剣は反射的に言い返そうとした。
だがその直前、彼は何か引っかかるものを感じて口をつぐむ。
彼女が今日になって豹変した理由の、重要な手掛かりを掴んだような気がしたからだ。
彼女は、確かに優れた頭脳を持ち、それに見合う特別な教育と経験を与えられて生きてきた。
そういう意味で、彼女は普通の娘ではない。
だが御剣の知っている冥は、無邪気に父を慕い、留守がちな父を思って寂しがり
母親や歳の離れた姉の華やかな服を眺めては大人の女性に憧れ‥‥
クリスマスの朝には誰よりも早く起きて、ツリーの下に置かれたプレゼントを熱心に紐解いていた。
彼女はごく普通の心をもった女の子なのだと、御剣はその度に思ったものだった。
御剣や冥が暮らす社会では、このような行為は基本的に信頼や愛情の伴ったパートナー同士で
行われることが前提とされているはずだ。
「私のことなんか何とも思っていない」男から、保身を理由に抱かれていると認識していたとすれば‥‥
彼女はどれだけの苦痛や虚しさを感じてきたのだろう。
今日になって彼女がいきなり荒んだように感じたのは、御剣が気付いていなかっただけで
彼女はずっと水面下で葛藤し続けていたのかもしれない。
だが、自分は愛情をもって彼女に接してきた。
そのことを知ってもらうために、隠してきた思いを伝えるべきなのかもしれない。
だが、愛してもいない相手からの愛情など、かえって重荷にならないだろうか?
御剣が躊躇いながら黙っていると、冥の方が先に口を開いた。
「‥‥私ばっかり好きなのは、もう疲れたの」
溜息と共に、冥がその言葉を吐き捨てた。
「ま、待ってくれ、メイ。君は今、何と」
慌てて問い返すと、冥は投げ槍な笑みを浮かべる。
「私があなたを好きだと、そう言ったの。‥‥もちろん、本心から、男性としてよ。」
「だったらどうして、そんな顔をして言うのだ。」
嬉しいはずの言葉なのに、皮肉と諦めの混ざったような表情で告げられたことが
御剣の理解の範疇を超えていて、素直に喜べなくなる。
「第一、君はその言葉は本心ではないと言い続けてきた。どうして今まで‥‥」
顔を覗き込んで問い質すと、冥が不機嫌そうにぷいと顔を背けた。
「どちらも答えは同じね。あなたにとって、迷惑なことだからよ」
「そ、そんなこと‥‥どうして君が断定できるのだっ!」
肩を掴んで揺らして問い詰めると、そっぽを向いていた冥が、正面を向いて御剣を睨みつけた。
「あなたが言ったんじゃない!‥‥好きではない、って」
御剣には、全く覚えがなかった。
「いつの話だ」
「‥‥はじめの夜に」
そろそろ援護!
それはもう随分前の話だったので、詳細なやりとりは覚えていなかった。
こんな関係は良くないと、考え直すよう諭した記憶は残っていたが、そのことだろうか‥‥。
だが、尋ねてみても、冥はただ拗ねたように「好きじゃないって言った」と言うばかり。
受け取った言葉だけが強く残っていて、それ以外のやり取りは忘却してしまったようだ。
そうなると、過去の行き違いを修正しようと議論を続けても
きっと話がややこしくなるだけだと感じる。
そうなると、重要なのは今の思いを伝えることだろう。
御剣がぎゅっと抱き締めると、腕の中の冥が再び暴れた。しかし。
「愛している」
御剣が彼女の耳元で言葉を伝えると、冥の身体から急速に力が抜けて大人しくなる。
「う、そ‥‥、うそつき」
「本心だ。ずっと前から、私も‥‥君を想ってきた」
その言葉を聞いたからか、冥の身体が再度暴れだして御剣から離れようとする。
そうはさせまいと、御剣は冥を抱く腕に一層の力を込めた。
「だって‥‥だって!今までそんなこと、一言も言わなかったじゃない」
叫ぶように問う声に対して、御剣は冷静に答えを返す。
「細心の注意を払って隠してきたのだから、当然だ」
「どうして、隠すのよ!」
「君にとっては迷惑な感情だろうと思っていたから」
そう答えると、暴れていた冥の全身がその動きを止める。
「真似、しないで」
泣きそうな声が愛しくて、御剣は少し腕の力を緩めて優しく抱きしめる。
「それくらい、私たちは互いに同じことを思ってきたということだ」
腕を解いて覗きこむと、冥は下の方を見つめてぽろぽろと涙を零していた。
そのまま顔を近付けても、今度は拒まれることはなかった。
軽く、触れるようにキスをする。
いったん離れると、強がったような、しかし心細そうな冥と視線が合った。
その様子が愛しく思えて、御剣は再びキスをする。
柔らかい唇を味わいながら頬を指先で撫でてやると、冥の身体が跳ねるように揺れた。
二人の繋がりが解かれてから、まだ15分も経っていない。
冥の身体は、どうやらまだ先程の昂りを忘れていなかったようである。
気を良くして首筋や耳元を指や手のひらで辿ると、肩が揺れ、くぐもった鼻声が至近で響いた。
その様子をしばらく楽しんで、ゆっくりと顔を離す。
まるでスイッチが入ったかのように、冥が蕩けた顔で御剣を見上げていた。
誘うような濡れたその瞳と唇に、御剣は急速に欲情を駆り立てられる。
「君が、嫌でなければ‥‥先程の続きをしてもいいだろうか」
頬に触れながら目を見て問いかけると、とろんとした表情が戸惑うように揺れた。
「‥‥焦らすの?」
その少し怯えた表情に、御剣は笑って答える。
「それも‥‥君が嫌でなければ。」
「あまり、苦しいのは嫌よ」
それから冥は御剣に抱きついて、小さな声で言葉を継いだ。
「でも、レイジの好きなようにされるのは‥‥悪くなかった」
自我を無くすか追い詰められるまで、決して胸の内を語らないはずの彼女にとって
おそらくそれが精一杯の素直な表現なのだろう。
その姿がとても愛おしく思えて、御剣はぎゅっと巻きついた細い腕に手を添えた。
そのままゆっくりと自分の身体から離すと、恥ずかしそうに俯いた冥の額にそっと唇を寄せる。
「では、君が悪くない程度に、好きにさせてもらうとするか」
そのまま冥を後ろに押し倒すと小さく、バカ、と呟く声が聞こえた。
先程は相当な時間を使って焦らし続けていたので、今度は楽にさせてやりたい。
唇を重ねながら冥の秘所に指を沈めると、それはすんなりと呑みこまれていく。
「ん‥‥はっ、あ、ふあ、あ‥‥っ」
様子を窺いながら、指を増やして中をかき混ぜると、冥は唇を離して空気を求めるように声をあげた。
それを無理矢理引き戻して唇を奪うと、冥の方から縋るものを求めるように舌を絡ませてくる。
しばらくその感触を味うと、御剣はいったん冥から身体を離しゆっくりと指を引き抜いた。
「ん‥‥っ」
抜かれる時の気持ちよさそうな表情が、御剣の熱をさらに煽っていく。
彼女に付き合うつもりで我慢を続けてきた御剣の昂りは、すでに痛いほどに張りつめていた。
それを冥の濡れたところに宛がうと、一気に腰を沈めていく。
最奥を強く突いて冥を啼かせてから、御剣は華奢な身体を優しく抱きしめた。
耳元で愛の言葉を告げると、冥は熱に浮かされたような声で、私も、と囁いた。
「レイ、‥‥は、ん‥‥ああっ‥‥レイ、ジ‥‥っ」
衝動に任せて何度も突き上げると、冥はすぐに我を忘れたかのような声をあげ始めた。
長い時間をかけて慣らされた身体は、心地よさだけを追うように身体を仰け反らせ、揺らされるままになっている。
そんな状態でも名前を呼ばれることを、御剣は嬉しく思った。
「メイ‥‥」
声をかけると、蕩けた瞳が御剣の姿を捉えて微笑む。
「レイジ、っあ、ふ、ああ、はあ、ああああっ」
何か言おうとしていたところを、わざと遮るようにスピードを上げて攻め立てると
冥は声を殺すこともできずに、ひたすら身体を震わせた。
痙攣に近いその反応、そして強い力で包んでくるような中の動きに彼女の限界が近いことを悟り
御剣は知り尽くした弱いところばかりを狙って、引いた腰を何度も打ち付けていく。
「あ、ああ、レイ、‥‥ああ、あああ‥‥!」
もはや言葉にならない声をあげて、冥の身体が引きつったように固まり、そのままガタガタと大きく揺れる。
背中に回された手に痛いくらいに爪を立てられ、包み込む内部は御剣を締め付けながら誘うように蠢いた。
「‥‥っ」
抗うことなど考える間もなく、御剣は冥の中で募った欲望を解放した。
腕の中でぼんやりしていた冥が、ふいに両手で御剣の右手を取る。
大きな手をゆっくりと持ち上げると、冥は恭しくその甲に唇を寄せた。
忠義の証として逢瀬の度に彼が行ってきたのと同じことをされたというのに
何故か、言葉よりもはっきりと愛していると言われたような気がした。
驚いてまじまじと冥を見ていると、その視線に気がついた彼女が口を開く。
「一度、してみたかったのよ」
冥はそう言って、悪戯っぽく笑った。
「レイジがどんな思いでこうしてきたのか、知りたくて」
「伝えられない思いを、込めてきた」
くちづけを受けた手で彼女の左手をとり、同じことを返す。
近付いた顔に、いとしい、と小さく告げると、冥は涙ぐんだまま、微笑んだ。
以上です。
逆裁以後の困難は、この二人だったらきっと乗り越えられる‥‥ということでこれにて終了です。
スレのみなさんのレスから空想を膨らませるのがとても楽しかったです。
お付き合いいただき、ありがとうございました。
>>102さん、支援ありがとうございます!
(ちょうどさるさん出てて困ってたところでした)
GJGJGJGJGJGJ!!!神降臨!!
チャンネル争い忘れて読みふけった!!
切ないわエロいわラブラブだわってどんだけフルコース!?最高です!
GJGJ!!
来年もミツメイ盛りあがるといいな!!
GJ!!
想いが通じあえて良かった
あけましておめでとうございます。
今年もミツメイが幸せでありますように!
なんというGJ
新年からいいもの見せてもらった
今年もよろしく!
あれ?こうだったかな
こうだった・・・失礼
GJGJ〜!!
初萌えを神ミツメイで得られました、本当にありがとう!
皆様あけましておめでとうございます。
今年も盛り上がりましょう!
大晦日にSSが大漁!!
皆さまGJでした
昨年はお世話になりました
今年もよろしくお願いします
年越しSSGJ!たっぷり萌えさせて頂きました!
そしてあけましておめでとう
今年もミツメイにとって良き年でありますように
今年も宜しくお願いします!
目標:エロいSSを書く
119 :
名無しさん@ビンキー:2010/01/01(金) 01:05:47 O
うはあ萌えましたお疲れ様です!
今年も宜しくです。
明けましておめでとう
今年もよろしく!
明けましておめでとうございます。
今年も年中祭にしましょう!
明けましておめでとう
みんな大好きだ
このスレってけっこう人いたんだな
おめでとう!!
結局、去年中に投下できなかったので、早めの投下頑張るよ
>>123 普段はROMってる人多いから
もっと日常から賑わって欲しい
ミツメイって初詣のおみくじで張り合ってそう
冥たんは御剣よりいい結果でないと意地になって何回も引くし
御剣は凶とか出たらマジヘコミだな
御剣さんが本気でへこんでいる時は
冥たんが優しくなるのできっと問題ない
振袖姿の冥たんと姫初めすればみったんの機嫌も直るよ!
誰が冥たんに着付けるんだ?
御剣は無理だろ
メイ「狩魔は着物の着付けもカンペキなのよ!」
しかし出先でなし崩しに振袖を脱がせて姫初めをしたものの
元に戻せず鞭でビシッとやられる土下座御剣も捨てがたい
全裸土下座が似合うイケメン検事
レベル高ぇ……
133 :
名無しさん@ビンキー:2010/01/02(土) 15:26:47 O
今年もしょっぱなから、変態真面目みっちゃん大活躍だなw
それが御剣クオリティ
あ〜れ〜よいではないかよいではないかをしたいと土下座でお願いするといい
明けましておめでとう!
今年もミツメイで萌えたい
和服でプレイはみたいんだなー
誰かkrkr
テスト
お屠蘇でほろ酔い状態になっていつもよりエロエロなミツメイが見たい
もう正月も終わりで明日から仕事だけど御剣も冥も
「ヤダヤダ仕事したくないー」と駄々こねたりしないだろうな
こねてたら可愛いけどw
三箇日ずっと冥にべったりだった御剣が
「ヤダヤダ離れたくない」と駄々を捏ねている電波を受信した
冥も「バカね」と言いつつ抱きついて、自分からは離れようとしなければいい
逆でも可愛い
赤ちゃん返りして甘える冥たんに甘やかすパパンなみったん
142 :
名無しさん@ビンキー:2010/01/03(日) 23:45:15 O
こたつが暖かいから首まですっぽり入って、御剣の膝枕で寝る冥たん
冥たんが頭乗せる分、体をこたつから出さないといけず寒がる御剣
そうやってこたつ争奪戦が始まったりして。
ソファでニュースでも見てる御剣に冥たんがもたれかかってきて
冥「明日から仕事ね…」
御「なんだ、寂しいのか?」
冥「そ、そんな訳ないでしょ!」
ぷいっと顔背けて立ち上がろうとする冥たんを引き留めて抱き締める御剣
御「そうか、だが私は寂しい」
冥「バカ…」
ちゅーして正月休み最後のエッチに突入だな
普段ピシッとしてる二人がダラーっとしてるのは萌える
休みの日はパジャマか裸ままベッドでゴロゴロ→気が向いたらエッチして
グダグダな時間を過ごしてるといい
休みの日でも完璧にピシッと過ごしてそうだけどな
正月の次は成人式。また冥たんの振袖姿が拝めてみっちゃんウハウハ
なるほど逆転裁判みてると
御剣の休日はぐだぐだっぽいけどな
鋭さが無いというか、ゆるい
二人とも血圧低そうだから寝起きは揃って超ローテンションだと思う
で、休みはその状態が一日中続く
メイたんはみっちゃんの持ってきたモーニングティーで頭を目覚めさせるのでもいいw
子供の頃からの習慣でベッドでモーニングティーとおめざを食べるメイたんwww
大人になってからはダブルベッドの上でお互い食べさせ合いっこするんですね
すごく今更なのだが人が少ないので呟いていく。
お墓参りのサブレに吹いたwwwあれツボでしたwww
あと今3−5初体験なんだが、お地蔵さまの意味が分かった、ありがとう。
皆様今年もよろしく、ってほんとに今更だけど。
個人的にみったんよりは冥たんの方が寝起きはいいと思うw
「もう、レイジは私がいないと起きられないんだから、ほんとに手がかかる弟ね!」
とか言いながらでっかい青年に飛び乗って叩き起こすちびすけ萌え〜
小さい頃なら冥たんは目覚めがよさそうだし、御剣は逆に昔の方が悪夢が酷くて朝に弱そうだもんなw
うなされる御剣を小さな腕回して抱きしめるちび冥とかベタだが萌えるw
一緒に寝て起きたらみっちゃんが元気良く朝勃ちしちゃって
チビ冥に「レイジこれどうしたの?」と無邪気に聞かれて
どうやってごまかすべきか焦るみっちゃん、という下ネタを思いついたw
大人になってからはそのままお目覚めフェラ→騎乗位だと思うけど
朝勃ちだけならまだいいけど夢精した時は大変そう
思春期じゃあるまいし、よっぽど長期間溜めるハメにでもならないと、それはないんじゃない?
で、隣に冥タンがいるってときは、きっともう出した後だろうからー…w
修行時代の頃のことじゃない?>夢精
横で寝てる御剣からイカみたいな臭いがして「?」なロリ冥たん
今日は冥たんがみっちゃんに教えてもらった七草粥作ったりしてるかな。
wktkしながら作ってみたはいいけど
あんまりおいしくなくてがっかりしてそうだけどw
でもみっちゃんはこういう渋い料理が好きそうだから
美味しいって食べてくれるだろうな。
なんとなく豪パパは七草粥が好きそうだから冥も小さい頃に食べたことありそう
パパが験担ぎw
むしろ「こんな雑草が食えるかー!」とちゃぶ台返ししそうだがw
>>156 おいしくないからって、コンソメやガーリックとかぶちこんで別な物に改造してたりw
パパも歳が歳だからああいうあっさりした食べ物を好みそうではある
まぁ、老いてなお健啖でがっつり肉食でも格好いいけど
冥たんのことだから完璧に作りそうだな
むしろ御剣に作らせてみたいw
どんな闇鍋粥が出来上がるんだろwwww
二人とも仕事で忙しいんじゃないか?
まぁ、師匠と違って有休は完全消化してそうだけどw
結ばれた後なら冥たんは有休使いまくって御剣に会いに来そうだ
165 :
名無しさん@ビンキー:2010/01/09(土) 11:51:43 O
御剣も休もうとするんだけど、うまく日程をあわせらんなくて「どこにも旅行行けないじゃない!」って怒られるんだな
女王様と下僕が完結したのか
いやあ、いいお話でしたGJです
いまさらだけどw
>>165 旅行が楽しみなんじゃなくて「一緒にいたかっただけのに…」とデレられたらたまらんな
「レイジってばねぼすけさんなんだから!まったく、私が起こしてあげないとダメなのね!」
冥たんはぷりぷり怒ってますが嬉しそうです。
お部屋はまだ暗くてみったんはまだ寝てるみたいでした。
(そうだわ、ビックリさせて起こしてやろうっと)
冥たんは抜き足差し足忍び足でベッドに近寄ります。
覗き込むとみったんはスヤスヤ寝息を立てていました。
(あら?何かしらコレ)
お布団に変な膨らみがありました。
(パジャマのポッケにモノを入れてるのかしら)
お布団をめくってみると、みったんの足の間が膨らんでいました。
(足に何かはさんで寝てる…?)
冥たんはソレを握ってみました。
ソレはあったかくてムニムニっとしてびくっと動きました。
抜こうと左右に動かしたり引っ張ってみても抜けません。
それどころかムニムニしてたのが段々固くなってきました。
「ううっ…め、冥?何を…」
みったんの目が覚めても冥たんはまだソレを握ったままです。
「レイジ、これなに?」
169 :
168:2010/01/09(土) 19:40:01 O
中途半端だが、この後冥たんが抜いちゃうのか御剣がトイレに駆け込むか決められなかった
新年一発目が姫始めでもエロエロでもないネタ、その上未完で申し訳ない
そういや一発目か!GJ!
ちび冥は明確な回答が得られなかったら、えいっとばかりに引っ張って悲鳴を上げさせそうだww
冥たんは成人式に帰省したりするんだろうか
>>169 どちらにしろこの時の経験が影響して
大人になった御剣さんにはきっと、冥たんに手でしてもらうと異様に興奮する性癖が。
全然話は違うけど、記憶退行ってあそこで終わりだったのかな。
もし続きがあったらこっそりwktkして待ってる。
>>171 アメリカ育ちなのでアメリカに帰省することになるだろうけれど
アメリカにはどうやら成人式がないらしい。
(それと成人年齢が日本と違うんだっけ)
というわけで「検事バッジを受け取った瞬間に成人式は済んでいるのよ!」と強がる冥たん
御剣が冥に着物を着せてデートしたらいい
夜は同じ成人式の真宵とかと一緒にパーティしてちょっと嬉しそうな冥と
その様子を見て嬉しそうにする御剣
アメリカは州によって成人年齢も違うからなー…
もしも冥タンが「18歳で成人」の州の出身だったら、19歳時に普通にお酒を飲もうとして、
みったんに「こら待てそこの未成年!」とか怒られるとよいw
冥「私はもう19歳。立派に成人だわ!」
御「まさか日本の法律を理解していないとは思わなかったぞ」
冥「り、理解してるわよ!それはそれ、これはこれ。臨機応変というコトバを知らないのかしら、御剣怜侍!」
とかwあぁもう可愛いなぁ
若みつはあの格好で成人式に出たのかな
恐らくそうだろうなあ…
若ミツの成人式まで、確かあと2〜3年くらいだね
数年後にあの格好の御剣が日本の成人式会場に現れることを想像すると
「個性豊かなファッションの成人」とかでテレビに映されてそうな気がした
会場行っても友達いなさそうだし、ここはひとつ「仕事で欠席」を推してみたい
仕事で欠席だろうね
成歩堂や矢張にも会っちゃうわけだし
みっちゃんも冥ちゃんも式には出ないけど身内でお祝いしてそう
みっちゃんは豪パパにお姉ちゃんがいる高級なお店に連れてってもらったりとかw
矢張は羽織袴でテレビに写って変なコメントしてそう。
それをニュースで見たミッチャンは渋い顔すればよい。
同じくニュースを見たメイタンは「馬鹿ね」と笑えばなおよい。
「今年の成人式の模様です。では新成人に将来の抱負を一言」
矢「イェーイ!俺は美人な彼女作ってビッグになってやるぜ!」
成「ぼ、僕はこないだまでシェイクスピア役者目指してましたが、絶対弁護士になってみせます!待ってろよみつる」
ブツッ
御「………」
冥「何でチャンネル変えたの?
それにしてのさっきのバカな男、弁護士目指すなんてバカバカしい目標ね。シェイクスピア役者の方がまだマシだわ」
御「成人式など愚かな催しだ。我々には関係ない」
181 :
名無しさん@ビンキー:2010/01/12(火) 19:06:47 0
冥が成人式に出たときテレビに取材されればいい
それを御剣が必死で守ればいい
それは天才美人検事として検察の広報的に取材されたのか
たまたま成人式の風景でうつされたのか
しかし広報に使われたら絶対パパの事とか調べられちゃうんだろうな…
そういう世間の風から冥たんを守ろうとする御剣と、真っ向から立ち向かおうとする冥たんもよいな
マヨイ「ホラホラ!テレビカメラだよ!うつらなきゃ損だよ!」
メイタン「ちょっと!引っ張らないで!草履って歩きにくいのよ!」
マヨイ「カメラこっち向いたよ!よーし、ここはピース!!」
メイタン「・・・写真じゃないんだから動いていいのよ。」
成人式でナンパされる冥ちゃん
鞭持ってないし着物で動きにくいから撃退できなくてバカ共に囲まれた所に
白馬の王子ならぬ白ヒラヒラの検事が颯爽とあらわれるんですね
式が終わった後、草履で足は痛いし帯で胸は苦しいしで
ヘロヘロ状態な冥たんを御剣が優しく介抱すればいい
そしてドサクサに紛れて素っ裸にしてしまえばさらにいい
せっかく大人になったんだから、大人の遊びを楽しまないとねw
そんなところをマヨイとナルホドに邪魔されてもいい
真「かるま検事〜!!一緒にお祝いしましょ〜」
ナルホドと御剣が二人の振袖姿にめろめろになればいい
ここはミツメイ以外のカプの話題は禁止なので
成歩堂と真宵の話は該当スレでどうぞ
189 :
名無しさん@ビンキー:2010/01/13(水) 18:40:57 0
ちょっとの話題ならと思う時もあるが、やはり荒れる元になるからな。
ナルマヨミツメイ大好物だけど
つ
>>1 こいつがスレのルールだぜ
そういや冥の恋愛相談を真宵が聞いてるシチュってたまにあるけど、それ以外なら誰がいけるかな
逆検発売前はシーナと冥が仲良くなれそうと思ってたけど…
あえてのナルホド?
メイのプライドが許さないか
オバチャンは人生経験豊富そうだし、仲良くなったら
意外と親身になって相談に乗ってくれるかも
オバチャンがみっちゃんに対して興味無くしてることが大前提だけどw
> オバチャンがみっちゃんに対して興味無くしてることが大前提だけどw
無理だなww
意外に世話焼きオバチャンになりそうな気も
「アンタ!そんな下着じゃミッちゃんは落とせないよ!オバチャンの若い頃は昼は貞女夜は娼婦って言ってねぇ…」
みたいな
下着w
しかし、みっちゃんは下着とか気に掛けないだろうね。
外すので精一杯だろうしw
>>194 ありそうw
ああいうオバチャンって、好きよ好きよとアピールしつつも案外対象の恋は応援したりするもんな
むしろみっちゃんより熱心に冥たんにあれこれ指導しそうだ。
それを知ったみっちゃんは冥たんがオバチャン化しないかでやきもきしそうだがw
>>195 ならヒモパンでww
しかしみっちゃんはどんな下着がよいのだろう
清純派に白かエロティックに黒か可愛らしさを求めてピンクかクールにブルーか自分色に染めたいから赤か…
全部喜びそうだな
フロントホックのブラだとどうすりゃいいのかガチでパニクってそう
イライラしてメイたんが自分で外しそうだね
カップの部分をずらして胸ポロのままやってもいい
そして事後に怒られて土下座
素敵です、御剣さん
やっぱり検事は全裸で土下座ですよね
>>195 下着姿よりもむしろ着衣にノーパンノーブラの方が喜ぶと思う
エロくて興奮するし脱がせやすいし一石二鳥
ブラなしの素肌に男物ワイシャツって冥たん似合いそうだなぁ。
>>203 ルパンダイブする御剣が見えた
何かが間違ってる気がする
紳士的に求めるみっちゃんもいいけど
本能のままがっつくみっちゃんも捨てがたい…。
冥ちゃんはどっちが好みなんだろう。
みっちゃんならどんなみっちゃんでも冥たんは受け入れるに決まってるじゃないか
でもあまり乱暴にしすぎると冥たんが怖がるから、極力優しくしてると思う
冥たんは虚勢張ってるだけで根はビビりさんだからね
みったんは暴走しそうになるのを目一杯我慢して紳士を装うんだよ
で、そのひずみが変態発言に繋がると
鬼畜みったんも好きだけどなー
変態暴走御剣さんも鬼畜御剣さんも大好き。
前者には全裸土下座がついてくるのでギャグとしても美味しい。
しかし後者は冥たんが怯えた結果ものすごくエロくなりそうなので捨てがたい。
「その、どうしてもしたい……のだ」
とか、たどたどしく誘っても良いな
鬼畜だったら誘うより先に無言で鞭で両手拘束だよな
自分の武器でってあたりが尚更怖くなりそうだし
鞭で縛るなんて器用なことが御剣に出来るのか?は禁句かw
拘束は手錠とボディハーネスでして鞭でピシピシというのも捨てがたい
赤い腫れが冥ちゃんの白い柔肌に映えてエロそうだ
適当に縛るくらいはできるだろww
鬼畜はラブ度が少なくなるからな…ラブい鬼畜ってどんなの?
鬼畜は責められる側がMならラブラブになると思う。
あとは誤解から鬼畜責め→事後に誤解が解けてラブモード、ぐらいしか思いつかん
前スレで投下されなかったっけ?
鬼畜ってか、御剣がSっぽいやつ
あのSMっぽいミツメイは良かった
冥の仕返しが可愛いくて、それも良かった
どれの話?手錠使うやつか?
バイブとローターでいじめるやつもあった気がするが
仕返ししたのは手錠のだね
冥たんフェラ→みっちゃんお風呂で仕返しってやつも
みっちゃんS気あったような
頼むよ、職人さん
このスレ的に鬼畜はありなの?
Sっ気と鬼畜は違うと個人的にはかんじるんだが
鬼畜の意味を分からず使っていたけど、非道なドSのことだったのか
SMっぽい雰囲気のミツメイは好物だけど
あくまでお互い好きだったり信頼関係があったりするのが前提なので
鬼畜とは違うのかもしれないね。
うん、鬼畜っていうともう、無理矢理押し倒してしかもその様子を撮影、
それをネタに今後の関係を強要とかのイメージ。
でもSMっつーとまたなんか、鞭でびしばしーって、ってあれ?そのまんま?
このスレ的には鬼畜っていっても、
・付き合ってる段階で
・相手の了解を得ることなくコトに及び
・拘束したり道具使ったり
とかだよねきっと。
流れを読まずに投下。
もちろんキチクナニソレな話。
遅ればせながら、新年の目標
「エロを書く!」
食事も終り、さて家まで送ろうかと御剣が提案すると、助手席の冥は口をとがらせモジモジしだした。
はなから家に帰すつもりなど更々なかった御剣は、その様子が愛しくて、たまらず顔を寄せキスをする。
ついばむようなキスの雨に、何度逢瀬を重ねても恥じらう冥も、流石に溶けてきたようだ。
ふぬけた彼女にもう一度キスをすると、御剣はアクセル全開で家路を急ぐ。
駐車場に車を止めればすぐさま降りる。
助手席のドアを開ければ、まだキスの余韻に浸っている冥の気も知らず、腰に手を伸ばし引っ張り上げる。
しかし、そのあまりにも急な様は、冥を現実に戻すに十分だった。
「ちょっと待ちなさい!何故そんなにあわてているのよ?」
冥は、腰に回された腕から逃れようともがいた。
とはいえ、冥の気まぐれに慣れきっている御剣には、蚊に刺される程度の反撃だ。
しかも、今回は相当の理由もあるし、証拠もある。
「フ・・・、あわてると言うのは正しくない。このようにメイから誘ってくれる事など稀だから、このチャンスを逃したくないだけだ。」
「・・・。」
冥は少し横を向いて、小さく反論する。
「・・・誰も誘ってなんかないわ!」
「では、車の窓に写った君の顔を見るといい。そんな顔をして、誘っていないなどとどうして言えるのか教えてもらおう。」
恭しい物言いとは裏腹に、御剣は軽く力を入れて冥に助手席の窓を向かせた。
暗い車内、明るい駐車場。窓ガラスに写るのは少女と言うには大人びて、女性というには幼い冥。
虚ろな瞳。
薔薇色の頬。
濡れた唇。
自分のふしだらな表情におののく冥の耳元で、御剣は優しくささやいた。
「その顔に先ほどの仕草、誘ってると言われても当然だろう。」
・・・ヒドイ!
冥は溶ろける心を奮起して抗議する。
昨日もシタのは確かだけれど・・・
そろそろ、あの、女性の特有の日になりそうで・・・
そうなると出来なくなるから・・・
そうしたら、レイジは欲求不満で他の女の人にいっちゃうかもしれないから・・・
だからなる前に、欲求不満にならないようにいっぱいしておかないと・・・、・・・
なんて考えたけど、私から誘ってなんてないんだから・・・!
・・・。
反則とはこの事か。
御剣は冥を抱えあげると走り出した。
「何をするの・・・って、あなた階段で行くの!?」
「フッ!これぐらいわけもないのだよ!!!」
次の日、全身筋肉痛の御剣と、腰を押さえダルそうにする冥が見られたという噂がたったが、二人のその後の活躍により、たちまち消えてしまったとか。
「あれー?勘違いだったッスかね?二人して体調悪いなんて・・・ウギャァッス!いきなり鞭は駄目ッスよ!」
以上ッス・・・
大人な生理のネタも入れたのは注意書きした方がよかったかな。
スマソ。
いや、最初はキチクってみようと考えたけどね・・・エロ<キチクの比率で無理だったよ(涙)
GJ!! そしてワロタw
やせてるとはいえ女の子一人抱えて階段駆け上るなんて、みっちゃんどんだけ体力つけたの!
新年の目標達成を応援してます!
冥たんも御剣もういういしい〜v
この二人は生理中はどうしてるんだろうね
付き合ってる状態なら鬼畜じゃなくてSだと思う
愛情なしか片想いが屈折しての行為が鬼畜のイメージかな?
相手がドMで喜んでる場合でも、恋人ならプレイで、奴隷と思ってたら鬼畜かな
あくまで個人的イメージでは
>>230 ばりばりやってると思う<生理中
ここは愛情なしHはだめだからなあ
愛し合ってるけどいろいろと壁とか溝があるのはいいんだけどw
冥たんはめちゃくちゃ生理が重そうだから
辛そうな時はみったんはちゃんと気遣いしてると思う。
でも楽になったらしっかりやってそうw
恋人同士じゃなくても、すれ違いで一方通行状態の末、思いあまって
どちらかが強行手段に出てレイプ→お互いの気持ちが分かってめでたしめでたし
みたいな王道パターンはおkだな
恋人同士でも結ばれてなくても、御剣と冥が思い合っていて
最終的にどんな形であれ二人が幸せだったらきっとOKなのさ
>>233 >どちらかが強行手段でレイプ
ミッチャンが強行手段にでた場合
→最後は全裸で土下座
メイタンが強行手段にでた場合
→今まで気持ちをちゃんと伝えずにすまなかった、とミッチャン全裸で土下座
どちらにせよハッピーエンドだな。
>>235 どっちにせよみっちゃん土下座www
もうやだwww
なんでこんなに土下座(しかも全裸)が似合うのこのイケメン検事www
全裸で土下座もいいけれど、下半身丸出しの半裸で土下座も捨てがたいな。
丸出しにはかわりないがw
半裸で下半身丸出しって!wwwww
シャツのみ!?それともスラックスからポロリですか!!?www
豚切すまん
ナルマヨ要素を少し含む、ミツメイSSの投下はここでいいかな?
>>1の通り、ミツメイ以外のカップリングはご遠慮いただいていて
それはたとえ少しだとしても例外ではないのです。
ミツメイスレは、いろんなとこで荒れた結果ここにたどり着いたので
荒れる要素にはとても厳しいのです。
SSや絵の投下は嬉しいんだけど、どうぞご理解を。
ただ、今、他カプ要素を含むミツメイ(ナルマヨ+ミツメイや、心はミツメイだけど体はナルメイとか)の
投下場所かないのも事実なんだよな…。
エロパロの本スレは、ナルマヨやミツメイは出ていったことになってる気がするし。
過疎でもいいから、何でもありのエロパロ避難所があったらいいなと思う。
そういうのは冥スレでいいんじゃない?
あそこは冥がエロければ何でもおkだし
メインがミツメイエロで+ナルマヨなら冥スレで一度聞いてみていいと思う
エロなしナルマヨミツメイなら3カプ語り板が…あそこはSS投下はなかったか
>>239さんのSSがエロ要素あれば、冥スレでいいと思う。
ただ、あっちにも住んでいるんだけど、
以前「ミツメイを含む絡みはミツメイスレで」的な発言があった気がするので
投下の際は注意書きがあると無難かと。
同じく両方住人だが、ミツメイはスレがあるからあえて冥スレでは口には出さない系で…
「ミツメイスレではNG出されたんだけどここではどう?」的に聞いてみたらどうだろう
そういや自分も愛情ゼロのミツメイエロ話があってその内冥スレに投下しようとか思ってたんだった
>>239 ナルマヨミツメイ好きだからすげえ見たいんだが…
やっぱりエロパロはダメなん?
246 :
名無しさん@ビンキー:2010/01/17(日) 12:19:36 0
2人は前提があるからこそ萌えるんだ
>>243 冥スレは別にミツメイ禁止ではない
ただミツメイに偏るなとはいわれるけど
冥スレでもいい気がしますが……
とても読みたいので、待ってます。
そして流れを切って投下。
エスパーが居るんじゃないかと思うぐらい、書きかけのSSと同じような話題が上がってたので頑張って完成させてみました。
エロ少ないですけど。
逆検4話後、鬼畜(パパが)
いちおう愛はあるつもり。
それは夕食の後の一言だった。
「今日の勝負は御剣の勝ち、だったな」
その場にいた御剣と冥は身を硬くする。
「パパ! 私は負けてなんていないわ! あの女は逃げたし勝負はまだ……」
「メイ」
「………」
その一言で冥はうつむいて黙り込む。
「先生、私も勝ったとは言えません。メイがいたからこそ……」
ジロリ、と厳しい目がにらむ。今度はそれだけで充分だった。
「……すみません。言葉がすぎました」
この家において、そして検事として絶対の権力を持つ狩魔豪にふたりは逆らうことなどできなかった。
3人は地下室へと場所を移す。
アメリカにある狩魔邸と同じように、薄暗く陰湿な印象の室内には拘束具やムチ……いわゆる拷問のための道具がそろっていた。
「メイをつなげ」
「……はい、先生」
壁とクサリでつながれた手枷をはめる。冥も抵抗はせずにおとなしくつながれている。
「やれ」
「はい」
御剣はのろのろとムチを持ち、冥へとふり下ろす。
「……ッ………ああッ………ッッ!」
狩魔家では勝負を決した際に行われることだった。
勝者が敗者に負けたことを思い知らせ、そこから這い上がりたいと思うだけの屈辱を味わわせるのだと師は言う。しかし御剣には勝っても負けても苦痛を感じるだけの儀式だった。
「……ムチはそれくらいでいいだろう」
いつもよりずっと早く許しがでたことにホッとする。
手枷をはずそうと近寄ると、豪はそれを止めた。
「まだだ御剣。メイの服を脱がせろ」
「えっ……」
その真意がわからず、ふたりは師を見る。
「聞こえぬのか、服を脱がせろと言っているのだ」
「は、はいッ」
師の命令とあっては逆らうこともできず、冥も恥ずかしそうにするものの、されるがままになる。
ボタンをはずすと胸元に痛々しくムチの跡が赤く浮き上がっていた。それを凝視していたことに気づき、あわてて目をそらした。
「全部、だ」
手がつながれているためシャツとベストはそのままだが、言われた通り下着まで脱がせた。冥は脚をすりあわせて隠そうとしている。
はずかしめるためだろうか、と御剣は思う。
「御剣、敗者へのバツだ。メイを征服してみせろ」
「―――ッ!?」
脱がせたこととその意味に、御剣は愕然となる。
「し、しかし先生、バツならもう充分でないかと」
「ワガハイに意見する気か」
「い、いえ。けしてそのようなことでは」
「よいか御剣。今日のは模擬裁判でもゲームでもない、本物の事件だ。いままでのような甘いオシオキではならん。これはメイのためでもあるのだ」
「でもメイはまだ13です」
「御剣怜侍! あなたまで私をコドモ扱いする気!? 同情ならいらないわ、私は充分に大人よ!!」
冥はふたりが交わす会話に入れず、やっとのことで割り込んだが、それは御剣をさらに暗闇に落とした。
「みろ、本人もそう言っているではないか。メイにもそろそろ必要だと思っていたところだ。カンペキになるにはすべてを経験しておくべきだ。……よいな?」
それは確認ではなく、命令だった。
「……はい」
どのみち御剣には従うことしかできない。
「すまない、メイ」
冥に向き直り小さくあやまると、かろうじて胸を隠していたシャツをはだけ、そこに手をのばす。
「イヤッ! なにを……ッ」
救いを求めるように父親を見たが、そのまなざしに、これが「バツ」なのだと初めて気づく。
冥にとっても豪は絶対的な存在だった。今、御剣になにをされても、それは父の意向だと受け入れることしかできない。
ギクシャクと冥のふくらみをなぞる。
御剣もほとんど経験がないと言っていい上に、背中からの視線……いま抱こうとしている娘の父親がいては、愉しむなどとひとかけらも考えられなかった。
「御剣、前戯はいらぬ」
「し、しかしこのままではメイが」
「これはバツだと言っただろう。今は快楽など知る必要はない」
御剣はぞっとした。父親の口から、娘を犯せと言うのかと。
検事として尊敬する人物だが、時折、非情と思えるだけ冷酷に感じられる時があった。
しかたなく胸から手を離し、冥の片腿を持ち上げる。
「いやあっ……」
どくん、と心臓が跳ねる。
あらわになった秘所は、わずかに濡れていた。吸い寄せられるように伸ばした指で押し広げると、薄紅色の花弁がひらく。
急速に御剣の中心に血が集まる感覚があった。こんな状況だというのに、身体は冥を求めている。
ズボンを下ろし、待ちかねたような半身を出す。
天を指している肉棒に冥の目は引きつけられた。彼女にもそれなりの知識はあったが、今から自分のなかにソレが入ると思うと、恥ずかしさより怖さが先に立った。
ゴリッと無理矢理に異物が入る感覚がある。
「痛ッ……イヤッ……」
進入を拒むような障壁を強引に押し広げ、メリメリと挿入される。
「……ッはあッ……ダメッ………あああああああ!」
痛みにその身をよじり、肉棒を搾り上げる。その感覚と嬌声を上げる姿に、御剣の半身は冥のなかでさらに大きくなった。
「ひゃああああッ…………んんっ……痛いッ痛いッ……」
きつくはさみつけながらこすり立てる狭い肉壁が御剣を高め、腰を動かせる。
「イヤッ……ああッ……はあッ……ああッあッあああああアアア……!」
ズン、ズン、と冥を下から突き上げる。小さな身体は御剣で埋めつくされ、支配されていく。
「レイジ……ッ……助け……ッ……」
その名を呼んでも、もう耳には届かなかった。
「くっ……で、出る……ッ」
みっちりとくわえ込まれた半身を、なんとか引きずり出したとたん白濁した液が噴き出す。鮮血が混じった体液は冥の腹部へ脚へとふりそそぎ、床へと滴り落ちる。
「はあ、はあ、はあ……」
「………もういいだろう、手枷をはずしてやれ」
声をかけられて、今の行為がバツだったこと、師匠がいたことを思い出した。
「……………」
かけるべき言葉が見つからず、手枷をはずす。
うっすらと血がにじんでいる手首が痛々しくて口づけると、冥は思い切り振り払った。
脱がされた服を抱え、涙を溜めた目でキッとにらむ。
「覚えていなさい御剣怜侍! 次は絶対に勝ってみせるわ!」
バタン!と戸を開けて走って出て行った。
「……これでいい。メイはきっと、ひとまわりもふたまわりも成長することだろう」
豪は満足そうに、ゆっくりと階段を上がっていく。
ひとり残された御剣は床を見つめながら、昼間の苦い結末とはまた違う、やり場の無い感情を感じていた。
そうして冥はいっそう勝敗にこだわるようになる。しかし御剣と再び直接対決するのは、もっとずっと後のことだった。
エロむずかしいです。これで精一杯でした。
「ホウビ」として冥に奉仕させるパターンも考えたんですが。
GJ!
ご褒美のほうも見てみたい
うはwwwwエロGJwww
豪ひどい父親だな
遅ればせながら、GJ!
口づけした腕を振り払われるのが切ないな・・・。
20歳×13歳が一番エロい
冥は大人になりたい一心で御剣も若くて自制が利かないだろうから
背徳感を抱えたままどこまでも暴走しそう
>>257 勢い余ってうっかり生でやって二人して真っ青になったりなw
冥スレへの投下の方はどうなったのかな…
そういえば、あれから投下もないみたいだね
みっちゃんに無理矢理女装させて擬似レズを楽しむ冥たんが見たいです。
衣装もメイクもばっちり整えて人目のあるところを歩かせたりとかサドプレイしてほしい。
みったんの女装w
美形だけどゴツいから不気味そうだなwww
逆に冥たんの男装は似合いそうだからそっちの倒錯プレイも良さそう
冥がSでのメイミツ百合プレイか。興味をそそられるなw
みったんがまだ線が細かった20歳とかそれより前だといけそうだな
そうなると子冥たんがSになるのか・・・エロイな・・・!
性別逆転風倒錯プレイもいいね!
女装って…御剣燃えスレで話題のアレみたいな?
冥たん相当だな
>>248 GJ!20歳×13歳エロいなー
豪パパを恐れて、前戯ナシで冥たんに入れさせられる御剣にも、何だかクルものがありました
んで遅くなって申し訳ないが
御剣記憶退行続き、いかせてもらいます
1ヶ月以上間があいてしまった…もし待っててくれた人がいるならスマン
結末や書きたいセリフなんかは頭の中に出来ているんだけど、
そこにたどり着くのが難産だね
「……それ、狩魔検事に聞いたのか?」
成歩堂の低い声音に、僕は思わず足がすくんだ。
「い、いや……うん、まあ、でも冥さんには聞こえなかったみたいだけど」
そう答えると、ヤツは「……そうか……」と落ち着いた様子でソファに座った。
今日は成歩堂がうちを訪ねてきた。
そんなに事務所を空けてばっかりでいいのかと聞くと、苦笑いで「まあ最近依頼人少ないし。もしお客さんがきたら真宵ちゃんがお茶とトノサマンチップスでつないでおいてくれるし大丈夫」とのことだ。いいのかそれで。
でもまあいい機会だと思い、僕は冥さん聞けなかったあの質問を、今度は成歩堂にしてみたのだ。
『僕の父さんは、なぜ亡くなったのか』と。
すると、この反応だ。
「……そりゃ、まあ、僕も事情は知ってるから説明できるけど……でもその前に一つ聞いてもいいか?」
成歩堂の態度も、なんとも煮え切らない。僕は内心面白くなかったが、一応「何だよ?」と聞いてみると。
「……お前、それ何やってるの?」
と真顔で聞かれた。
え?と僕はキッチンで首を傾げる。
「何って……料理」
「お前がか!?」
「そうだ。見てわからないか?」
僕は手に持っていたお玉を掲げて、リビングにいる成歩堂にみせた。
「冥さん最近忙しいから、料理とか頼まれてるんだ」
ちなみに今日はカレー。まあ調理実習で(集団で)作ったこともあるから、大丈夫かと思……
「……焦げてないか?」
「え?う、うわあぁあ!」
成歩堂に言われて、僕は鍋に目を向けた。するとモクモク煙が立っている!
慌てて火を消して、蓋を開けた。
「……少し焦がしてしまったけど、上の方は大丈夫かな……」
無事な部分を別の鍋に移し、焦げ付いた鍋を流しに置く。
「……狩魔検事が、お前に料理させてるのか?」
腑に落ちない口調で成歩堂が言った。
「ああ、料理だけじゃなくて、洗濯や掃除とか、頼まれてる。自分でできる範囲だけだけど、ずっと家にいるんだから、このぐらい当たり前だろう」
「いや……僕は、やるやらないの話じゃなくて、できるできないの話をしてるんだけど……」
なんて失礼な物言いだろうか。そりゃ僕だって失敗くらいたまに……いや、けっこう、頻繁に……毎回するけど。
でも、一回ごとの被害規模は小さくなっているし、全く進歩していないわけじゃないのに……
僕は焦げた鍋をガシガシ洗いながら、口をへの字に曲げた。
その時だった。
「ただいま……なあに、このニオイ……」
帰宅した冥さんが、リビングに入ってきた。
「お帰りなさい、冥さん」
「お疲れ様。今日は早いんだね……じゃあ僕はそろそろ帰るよ」
「ああ成歩堂。別にそれはいいんだけど……」
眉間にしわを寄せながら鼻をつまんで、冥さんはこちらを見た。
「……どう、うまくできた?」
「あ、はい、ちょっと焦がしてしまっ……」
冥さんからの質問に受け答えする前に、彼女は「あああああ!」と声を上げて遮った。
「何してるのよ!金ダワシなんかでお鍋擦って!傷が付いちゃうじゃない!」
「ごっ、ごめんなさい!」
「焦がした時は、お湯で浸け置きでしょー!」
鞭こそ打たれはしないけれど、凄い剣幕で怒られた。傷だらけになったお鍋を抱えて、僕は縮こまる。
そういえば冥さん、お鍋買い揃えてたって言ってたな。お気に入りだったのかもしれない……
ああ、成歩堂の方は「大の大人が二人も揃って、鍋もまともに洗えないなんて情けない!」とか言われてムチ打ちの刑を受けている。僕のせいで悪いことしてしまった。
最近、冥さんのテンションがやたら高い。
そして僕に対しては、以前のように優しいだけじゃなくて、叱るようにもなった。
また「男たるもの、家事もそれなりにこなさなければいけない」と、料理なども任されている。
今まで肩身が狭かった僕としては、その方がありがたい。なんだか本音で接してくれてるような気がするし。
「あれ、成歩堂。もう帰るのか?」
「ああ、このまま居着いても身体がもたないし、夕食も期待できそうにないし……」
ボロボロの体を引きずるように玄関へ向かう成歩堂。ヤツを見送りに行き、再び戻ってくると、冥さんがキッチンでカレー(の無事だった分)を味見していた。
つい緊張して、その場で背筋を伸ばす。
「……やればできるじゃない」
こちらを向いて、ニッと笑う冥さんに、僕も嬉しくなって笑い返した。
もちろん、誉めて貰えたのも嬉しい。
だけど、冥さんが笑顔を見せてくれるのが、何よりも嬉しいんだ。
今みたいに口の端を上げるだけでも、頬を綻ばせるものも、目を細めての笑顔も、僕は好きだ。
……でも、冥さんが本当の笑顔を見せるのは、きっと僕が冥さんの事を思い出した時なんだろう。
だから、早く。
早く思い出さなくちゃ。
「これなら、一人でも大丈夫そうね」
「?」
食器の用意をしながら、冥さんは言った。
「出張で、来週から海外へ行かなきゃいけないの。しばらくは一人にさせちゃうけど……ごめんなさいね」
え……
僕は固まってしまった。
どうやら、アメリカで複雑な事件が起きて、担当できそうな検事が冥さんくらいしかいないらしい。
「まあ、私天才検事だから」と、冥さん。自分で言ってしまうんだ……
「成歩堂達に様子を見にきてもらうよう言ってはあるけど……戸締まりや火の扱いにはくれぐれも注意してね」
そう言って冥さんはテーブルについた。僕も「……はい」と返事をして、向かいに座る。
……そうか……冥さん、しばらくいないのか……仕事だし仕方ないのかな。
でもやっぱり寂しい。そう思いながら、僕はカレーを一口食べた。
……やっぱり冥さんのカレーには、かなわないなぁ。
クリスマスも終わり、今年もいよいよあと数日という時期。
冥は一人、駐車した車の運転席で、ぼんやり外を見つめていた。
カーステレオからは、ノイズ混じりのクラシックがかかっている。
クラシックを聴くと、よく昔のことを思い出す。狩魔家で父・豪と、御剣と暮らしてきたあの日々を。
情操教育、と小さい頃からピアノやバイオリンを習わされていた。唯一御剣に勝てる特技だった。
検事になるため、父に教えを請うために、単身狩魔家に住み込んだ御剣を、始めは冥は疎ましがっていた。
勝手に後からやってきて、冥と一緒に勉強し、同じ物を食べ、同じ屋敷で眠る。
自分より年上で才能溢れる御剣。
そんな彼を弟呼ばわりすることで、冥はプライドを保とうとした。
……それが、恋心に変わったのは、いつからだっただろう。
男女の仲になったのは二人は御剣が24、冥が17の頃だが、それよりずっと前から好きだったのは確かだ。
彼の方から愛を告げられ、舞い上がるほど嬉しかったことを覚えている。
それでも、優位に立ちたくて「しかたないわね、アナタの最初の恋人になってあげる」と、上から目線で答えるのが精一杯だった。本当は『最初で最後』の恋人でいたいくせに。
けれどその頃は、きっとそれも可能だと思っていた。
自分達の未来に、何の不安も無かった。
御剣が逮捕される、あの事件が起こるまでは。
カーステレオから流れるメロディーが止んだ。次の曲の解説が始まり、冥は現実へ引き戻される。
ちゃんと吹っ切ったはずなのに、どうも感傷的になってしまっているらしい。
それもこれも、あのバカな弁護士に言われた言葉のせいだ。
昨日裁判所で仕事を終えた後、成歩堂龍一と鉢合わせした。
二言三言、言葉を交わしたのち彼から、御剣から父の死について聞かれたが答えられなかったことを聞かされた。
冥は思わず目を伏せ、自分も答えることができなかったこと、いつかは伝えなければいけないと思っていることを告げた。
「なに今にも死にそうな顔してるんだよ」
成歩堂の言葉の意味が一瞬わからなかった。普段通りに振る舞っているつもりだったのに。
「そりゃアイツも、いつか真実を知らされなければいけないさ。それも多分、君の口から。だけど、その前に御剣の記憶が戻る可能性もあるだろう?」
顔をあげると、法廷に立つ時のように真剣な表情の成歩堂がそこにはいた。普段の頼りない感じとはちがう。
「キミが言えなかったのなら、きっと今は言うべき時じゃないんだと思う。だから、あまり思い詰めるのは止しなよ」
「………」
わりと人のプライベートには無関心な成歩堂が、珍しく口出ししてくる。
そのため、ついこちらも可愛くない態度で返してしまう。
「キサマにそんなこと改めて言われなくても結構よ」
鼻で笑ってあしらおうとするが、彼は引き下がらなかった。
「心配なんだよ。料理やら、御剣に急に慣れないことさせてるみたいだし……妙なこと仕出かすんじゃないかって」
「じゃあ手伝ってやれば。どうせ暇でしょ?」
「そうだな。その内お鍋とか爆発させそうだし……って、そうじゃないって。僕が気掛かりなのは、キミの方」
「……」
「真宵ちゃんも、心配してるよ」
以前の自分なら、頭に血が上って鞭を振るっていたところだろう。他人からの心配など、不要どころか邪魔なものでしかなかったのだから。
けれど、今の冥は鞭を持った左手を全く動かせなかった。
人に心配されることの心地良さを知ってしまっているから。
御剣の友人達が、自分の知人達が友人へと変わり。
彼らから気にかけてもらえること。慕われること。
初めは、自分が弱くなった気がして、たまらなく嫌だった。
しかし、それは決して馴れ合いなどではなく、絆なのだと。
検事の自分がいるのは父のおかげだけれど、自分らしくいられるのは、成歩堂や真宵たち、そして御剣のおかげなのだと、共に過ごすうちに気がついた。
「……ありがとう」
自然に言葉が溢れた。声は小さかったから、成歩堂には聞こえなかったかもしれないが。構わず冥は、彼の横をすり抜けて、そのまま歩き出した。成歩堂もまだ何か言いたげだったが、そのまま呼び止めず反対側へ歩き出す。
そういえば、彼と顔を合わせておいて、鞭で叩かなかったのは初めてかもしれない。そう考えると冥は思わず吹き出してしまった。
そして、彼が御剣の親友であるということが、素直に嬉しかった。
一度は父が引き裂いてしまった友情。
しかし今は、真実を追い求める同志として、共に歩んでいる。
そんな彼らの姿を、見てきたのだ。今まで。
砂利を踏む音がかすかに聞こえた。窓の外を見て、冥は車のロックを外す。
やがて、コートを着た御剣が、車に乗り込んできた。
助手席に座る御剣は、なんとなく新鮮だ。
「寒かったでしょう」
声をかけると、彼は手袋を外し、シートベルトをしながら答える。
「はい。でもおかげで人も少なかったから、落ち着いて父さんと話ができました」
12月28日。今日は御剣の父・御剣信の命日である。
冥は、信が眠る墓がある霊園へ、御剣を連れてきたのだ。
冥さんも一緒に、と御剣からは申し出があったが、それは断り自分は車で待ち、墓参りには彼一人で行かせた。
「お父様と、どんな話をしたの?」
「え……秘密、です」
問いかけてみたが、御剣は瞬きをしたあと、顔を背けて誤魔化した。その横顔に、冥はハッとしてしまう。
かつて、同じやりとりを彼としたことがあった。
過去に一度だけ、御剣と一緒に信の墓参りに行った時だ。まだ彼と恋仲になったばかりで、何も知らなかった頃のこと。
二人並んで墓前で手を合わせた後、冥は今と同じ質問をしたのだ。
『お父様と、どんなお話をしたの?』
その時も御剣はやはり、気まずそうに『秘密だ』とそっぽを向いたのだ。
しかしその後すぐ『そういうキミは、何か親父と話してくれたのか?』と問い返されたので、自分も『……秘密』と言葉を濁すことしかできなかった。
『天国から見ているのかしら。レイジは元気です。立派な検事になりました。まあ私には劣るけど……だから安心して下さい。レイジは私が幸せにします』
こんなことを思って手を合わせていたなんて、恥ずかしくて言えやしなかった。
けれどその時の想いは、確かに本物で。
そしてそれは、今も変わっていない。
「……」
ハンドルへ手を伸ばし、真っ直ぐ前を見た。
「帰りましょうか」
「あ……はい」
御剣の返事と同時にアクセルを踏み込んで、車を走らせる。
御剣信が眠る墓地を背にし、冥は心の中で詫びた。
そして、今度こそ彼を幸せにすると、改めて誓った。
冥が日本を発つのは、明日。
待ってた!超待ってた!!!
GJ−!もうGJGJ−!!
ちょっと待って、まさか冥タンはこのまま帰ってこないつもりじゃないよね、ね!?
土下座する勢いで続き待ってます!!
最後の最後で連投規制うけちゃった。今回はここまでです。なんか回想シーン多いな
あと……二、三回で終わる……はず
こんなに長くなるはずでは…
だってミツメイのことを考えると、妄想が止まらないんだぜ
読んでくれるかた、いつもありがとうございます
GJ!GJ!
いつでも待ってるんでゆっくり書いてください〜
冥ちゃんの葛藤とか心情とかに思わず感情移入しちゃった。切ないです!
待ってました!
二人のやり取りが可愛いけど心情を思うと切ないな
無事ハッピーエンドを迎えて欲しい
GJ!!お待ちしてました!
「今度こそ彼を幸せにする」の言葉に何故か不安を感じるんだ…!
職人さんのペースでまた来てくださいね。
全裸正座でお待ちしておりますゆえ!
GJ!
前半のほのぼの親子に和んで
後半のナルホドとの会話や墓参りで切なくなった
次は何だか一波乱ありそうな感じだけど楽しみに待ってます
>>278 御剣自重www
きちんと最後に辿りつかせる為に、結果長くなってるシリーズ物ってかなり好き。
続きは?って楽しみにする期間も長くなるし。
ゴドーさんが出てこないかなあとちょっと思った
うひゃあ!
馬鹿な小咄書いてる間に記憶退行きた!
GJ!GJ!GJ!です!
ほのぼのしながらもやきもきしちゃって、なんつうか、続き待ちます!状態ッス!
のんびりと気が向いたら続き書いて下さいね。
さてそれまで馬鹿なお話でつなぎますw
イチオシのエロさのミツメイ20×13
なのに本番なし・・・
ミッチャン一人でやろうとしてます。
結論から言えば、忘れていたという事だ。
仕事から帰った御剣は、ジャケットを脱ぎながら壁の時計を見た。
一時。
今日も今日中に帰れなかったか・・・、いや正確に言うと昨日も今日中に帰れなかったか・・・、などと薄ら笑いをするのは疲れている証拠だろう。
ベルトを外しながら、ソファーに落ちるように座りこみ埋もれる。
顎を上げ眉間に皺をよせたまま軽く目を閉じれば、疲れの波の中からじわじわと欲求が湧いてきた。
それはまさに欲求。
その時の御剣には抵抗などなかった。
何も考えずに右手を下着の中に入れ、己自身を取り出す。
そして半脱ぎの下半身から外気にさらされたそれを、御剣は心ここに在らずな表情で持て遊んだ。
どうでもよい扱いを受けているのだが、そのうちにポイントを攻められいきりたつ。
御剣はぼーっとした心の中で、そろそろいくか、などと考えた時だった。
そう。忘れていたのだ。
試験に合格した冥が、今日から日本に来ていた事を。
彼女の父親は大きな公判が近いため、世話を頼まれていた事を。
彼女が御剣のマンションの合鍵を持っていた事を。
可愛いらしいピンクのパジャマを着た冥が、寝室のドアの前で立っていた。
先ほどまで寝ていたのか、髪には少し寝癖がついている。
しかし、その目はしっかりと起きており、真正面に大股を広げて座りこんでいる御剣を凝視していた。
固まる御剣の右手。
凍りつく御剣の思考。
なんということだ!
忘れていた私が悪いのは分かっているが、よりによってこんな場面を見られるとは・・・!
混乱した思考では言い訳も思いつかず、御剣はただただ、アワアワするのみ。
時も凍りついたかのような沈黙を破ったのは、冥の落ち着いた声だった。
「何を想像していたの?」
無表情で尋ねる冥に、御剣も思わず答えてしまう。
「これはだな・・・、いや何を想像というか、何も想像していないというか・・・。」
冥の気に入る答えではなかったのだろう。
眉をひそめてまた尋ねてきた。
「馬鹿にしてるの?何も想像しないでそんな事出来るわけないじゃない。・・・じゃあ質問を変えましょう。誰を想像してたの?」
御剣の方は、どのタイミングで自身の乱れを直すかをうかがうので思考の半分を使っていたため、やはり気のない返事をしてしまう。
「だからだな・・・ただの生理現象というか・・・いや、誰かを想像というのではなくて・・・。」
あまりにも的を射ない答えだったのか、冥は怒りだした。
「じゃあ、御剣怜侍は誰も何も想像しないで自慰にふけっていたっていうの!?」
「いや・・・まあ、だな。」
「ありえないわ!!」
床をダンダン踏みつけると、冥は怒りの形相で御剣に近寄ってきた。
「ま、待ちたまえ!」
あわてる御剣などおかまいなしに、冥は目の前で仁王立ち。
「もう一度聞くわ。御剣怜侍は何も誰も想像せずに自慰をしていたの?」
真剣に迫る冥。
御剣はまさに猫に睨まれた鼠だが噛むことも出来ず、寄せ集めた思考回路で冥の真意を探っていた。
黙っている御剣に、とうとう冥が爆発した。
「こんなに可愛い子がそばにいるのに、想像もしないなんてどういう事よ!!」
「・・・!?」
さらに思考回路が吹っ飛ぶ御剣。
冥は一度噴火を始めたらとどまる事も知らずに喚きたてる。
「いい?こんなに可愛い子が貴方のベッドで可愛いパジャマを着て可愛い寝顔でいるのよ!?これで興奮しないなんてどういうことなの!
そうよ!大体今まで手を出さない方がおかしいのよ!ずっと一緒に暮らしてたのに、シャワーすら覗かないなんて馬鹿にもほどがあるわ!!
しかも、ティーカップで、か、か、間接キスしても平然としてたり、雨に濡れて滴が落ちる髪を無造作にかきあげたり、ちょっとよろけた私を大きな胸板で受け止めたり、寂しい時に何も言わないで頭を撫でてくれたり・・・!
私を惑わせて手にいれようなんて考えてたんでしょう!
なんてヒレツなの!」
まだまだ止まらぬ冥の言葉に、
可愛い寝顔というのは自分では見えないだろう、とか、シャワーを覗くなと部屋に外から鍵をかけたのは他ならぬ冥だろう、とか、いつ起こった事か分からないが間接キスをよく覚えているな、とか、後半は自分がどうこうした事なのか?、
と御剣は心の中でつっこみを入れるが、冷静とはほど遠い状態である事は間違いない証拠に、下半身はまださらけだしたままだった。
とはいえ、それはすでに緊張をしておらず、ペロンと重力に従って垂れている。
まだ見当違いにわめいていた冥もそれに気付いた。
「っ!!どうしてそんなになったのよ!!!」
「あ、あのだな。どうしてもこうしても・・・。」
間接キスの言葉さえ恥じらうくせに、冥は御剣の股間を指さし最後の大爆発。
「馬鹿の馬鹿げた行動だからこんな馬鹿な結果になるのよ!!私がやればこんな事にはならないわ!!」
そしてパジャマを脱ぎすてた。
頭をスポンと抜いて脱ぐ仕草はまだ子供としか言えないし、いきなり全裸になった後、恥ずかしいのか顔を真っ赤にしながらも腰に手をあて「ほら、これで大丈夫よ!思う存分自慰をしなさい!」と勝ち誇ったように笑う様も、愛らしいとしか喩えようがない。
何がどうしてこうなったのか、はたまたこれからどうなるのかは今の御剣には考える事は出来なかったが、とりあえず冥を抱き寄せて、さて、では本物でいかせてもらおうと笑った。
以上、お目汚し以外、何物でもない事をお許し下さい・・・
長編もエロも書けませんが、妄想は溢れてます!
・・・頑張ります!(`・ω・´)
>>289 いやこういう話、すごい好きなんだけど!
ミツメイってどちらかがこんな風に勢いつけないと、進展なさそうだよな
今回は冥たん頑張った!そして御剣最後ちゃっかりすぎるw
GJ!
GJ!
冥たんの逆ギレが可愛いw
みっちゃんにとっちゃ良い意味で「どうしてこうなった」だな
すました顔して子メイたんも妄想少女なんだなw
しかしメイたんの存在を忘れて仕事してオナッてる若ミツヒドスwww
「誰も想像せずにオナニーなんて有り得ない」ってことは
冥ちゃんは御剣を想像しながら自家発電に励んでるのか(・∀・)ニヤニヤ
思春期らしく妄想が暴走して脳内御剣が大変なことになってそうwww
GJ!
思春期暴走冥ちゃんが可愛くて幸せでした!
GJJJJJJJJ
冥たんがちょっと自棄になってていいかもw
記憶退行の続ききてたんだなー
続ききになるわw
あと戦後ミツメイが好きだったんだが
あれの続きはないんですかね?
>284
あっさりいただいてしまうのかよ!w
もー冥が可愛くてたまりませんでした。
wiiウェアの新規のイラストで、冥の胸がでかくなったような気がしたので
こんなのを書いてみました。短いです。
「イヤね、きついわ」
ベッドに腰かけ、下着をつけていたメイが言う。
「近ごろ食べすぎではないか。今日も夕食のあとにケーキをふたつも……あいた」
べチン、とむき出しの肩に平手が打ちつけられる。
「シツレイね。ダレが太ったなんて言ったかしら。胸の話よ」
「ふむ……」
胸をあまり覆わないタイプのブラジャーからは、たしかに乳房がこぼれそうになっている。
ジロジロと見つめられているのに気づいて、メイは背中を見せた。
今さら恥ずかしがることはないと思うのだが。それでなくとも先ほどまで、あんな姿やあんなトコロを見せていたと言うのに。
起き上がってメイを後ろから抱きしめる。胸を持ち上げると、たぷんと手の上でゆれた。
「毎日見ていると分からないが、たしかに以前より大きくなった気がするな」
「あなたがバカみたいに胸ばかりいじるからよ。……あん、ちょっとやめなさい!」
下着の上から先端を探り当てただけで、メイは反応する。
「キミだって、こうされるのをよろこんでいるではないか」
「よろこんでなんか……んっ……あ、……や、やめ……ああッ」
その言葉とうらはらに、ふくらみを揉みしだくたびに声を上げる。
肩紐をはずしカップをずり下げ、乳房をあらわにする。
「もう……また大きくなるじゃない」
「大きいのはイヤなのか」
両手の平にのせ、先端をつまむ。
「ふああッ……だ、だって……新しいのを買わないといけないし、……んっ……それに……あまり大きいと、頭が悪そうに見えるじゃない……ッ……」
「そんなことはないと思うが」
尖った乳首をすりつぶすように力を入れると、ビクンッとカラダをそらせた。
「んっくっ……あなたは大きいのが好み……なのかしら……」
「いや、大きさなど関係ない。メイの胸が美しくてさわり心地がいいものだから、つい、な」
「はあああん……ッ」
「こうしていい声で鳴くから、胸を攻めたくなってしまうのだ。それに胸が大きくなろうと、キミの頭が悪いはずがないのは分かっているからそれでいいだろう」
「……はあ……はあ……んん……ッ……もう、胸ばかりいじるのはやめてって言ってるでしょう……ッ」
「おっと、これはシツレイした」
右手を下へとすべらす。
「あっ……ちょ、ちょっと、そういう意味じゃ……ああ……ッ」
換えたばかりのショーツは、またぐっしょりと濡れている。かくいう自分も、先ほど何度も出したというのにメイを求めていた。
「あ……」
そうして第何ラウンド目かが始まり、夜は更けていく。
わ・・・わっふるわっふる!
便乗してわっふるわっふる!
続き読みたい!読みたい!なんかエロい!!!
もうGJJJJ
なんだ今夜は、うれしすぐる
わっふるわっふる〜!
祭だ祭だ〜!
わっふるわっふる
わっふるわっふる!
ナチュラルにエロくて御剣がうらやましいwww
ちょっと前に『もしもDL6号事件がなかったら』のIF話が盛り上がってた時に
思いついた話がようやく出来ました
全くエロはありません
妄想大爆発です
ねぇレイジ
私達もっと違った風に出会ってたらどんなだったかしら
どんな風にあなたは笑って
どんな風に私の側にいてくれるのかしら
ねぇ、レイジ……
「冥ちゃん、冥ちゃ〜ん」
誰かに肩を揺すられている。
目を開けると綾里真宵のお団子頭が見えた。
「……ん…何よ真宵…なんでそんな服着てるの?」
「何でって、制服だからだよ。冥ちゃんだっておんなじでしょ?」
そうだ。当たり前だ。だって私達は通学途中なんだもの。
「電車で居眠りなんて珍しいね。受験勉強大変?」
「バカな事言わないで。勇盟大学くらい今すぐだってトップ合格してみせるわよ」
駅に着いたから同じ制服の一団と一緒に降りる。学校に登校する為に。
ホームを歩いていると他の女生徒に声を掛けられた。
「あ、綾里先輩狩魔先輩おはようございま〜す」
「冥さん真宵さんおはようです!」
白いコートは一年後輩の宝月茜、変わった大版のマフラーをしているのは二年後輩の一条美雲だ。
「茜ちゃん今日もかりんとうちょうだい!」
「いいですよ、どうぞ」
「ちょっと貴方達!お菓子は学校に持ち込み禁止よ!」
「まぁまぁ冥さん固い事言わないで。私も朝御飯食べ損ねたからどら焼き食べますし」
「そうそう、着く前に食べちゃえばいいよ!」
「綾里先輩それ名案ですね!」
お菓子食べたり昨日のドラマや特撮の話なんかしながら学校に通う…これが私の日常…
「だからオニャンコポンはやっぱり……冥ちゃん?」
足を止めた私を三人が振り返る。
お馴染の顔。いつもの風景。
なのに、何か違和感がある。
「ねぇ、どうして私達、こんな風に話すようになったのかしら」
三人とも顔を見合わせてる。変な事を言ってるのはわかってる。
「だって、学年やクラスも違うしクラブも委員も進路だって全然違うじゃない」
なんだろう、何なんだろうこの違和感は。
「え、そりゃあ…」
「私のお父さん検事ですし」
「私のお姉ちゃんも検事だし」
「うちのお姉ちゃんは弁護士だし」
『そしたらなんか仲良くなったん』「だよね」「ですよね」「でしたよね」
「狩魔先輩もお父さんが検事ですし、なんかそれ繋り?」
「仲良くなった理由なんか忘れちゃいましたよね〜」
そうだったかしら。そうだったのかしら。
「冥ちゃん今日はどうしたの?なんか変だよ?」
真宵が心配そうに見つめてくる。
額に伸びてくる手をやんわり制して笑ってみせた。
「何でもないわ。やっぱりちょっと疲れてるのかも」
そうよね。ちょっと疲れてるのよ。
だってこれが私の日常なんだもの。
「早く行かないと遅刻ですよ。じゃお先にっ」
「あー美雲ちゃんズルーイ!」
「待ってよー!」
笑いながら駆け出す皆に吊られて私も急いだ。胸の中の違和感を飲み込んで。
後ろから肩を叩かれた。ヘッドホンをとって振り返る。
「冥、待ったか?」
「ううん。暇つぶししてたし」
「何を聞いていたんだ?」
CDショップの試聴用ヘッドホンの片方にレイジが耳を当てる。
「ガリューウエーブっていうインディーズのバンド。うちの高校の後輩がやってるのよ」
「……冥がこんな音楽を聞くとは珍しいな。こういうのが最近の流行りなのか?」
レイジが複雑な顔してる。まだ20代半ばの癖に年寄りみたいな事言うんだから。
「さあ?私は好きにはなれそうにないけど。それより久しぶりね。今日はどこに行く?」
受験生と司法修習生はあまり大っぴらにデートする時間がないもの。
「紅茶専門店に付き合ってくれ」
レイジは紅茶をすすってようやく一息ついたみたい。
「今日は就職活動である法律事務所に行ってきてな…そこでコーヒーぜめにあったんだ」
就職活動。だから珍しくスーツ着てネクタイなんかしてるのね。
「でもなんで?おじさまの弁護士事務所に入らないの?」
「最終的にはそのつもりだが…
父さんに『甘えるんじゃない。跡を継ぎたいならよそで武者修行してきてからだ!』と言われているからな」
おじさまってば厳しい。
「メイこそ進路は相変わらず勇盟大学一本か?もっと上の大学を狙っても…」
「あら、誰かさんだって昔勇盟大学一本だったじゃない。
自宅から通いやすいし、法科大学院もしっかりしてるし、校風もいいし、あと学
食が充実してるとも言ってたわよね」
レイジが苦笑いしてる。そりゃそうよね、自分が言ってた事だもの。
「でも大学で四年、法科大学院が二〜三年、司法試験に受かってもまた一年司法修習…検事の道は遠いわ」
「君が司法試験を受ける頃にはまた制度が変わっているかも知れないぞ」
「旧司法試験みたいに大学卒業で受験資格があればいいのに。それともいっそアメリカ留学でもして、飛び級すれば早いかしら」
「ム…君の学力ならばそれも夢ではないだろうが…」
レイジが複雑な顔して見てる。
「冗談よ。私がどうして勇盟大学に行くと思う?」
「…何故だい?」
テーブルに置かれたレイジの手に自分の手を重ねる。
「そばにいたいからに決まってるじゃない」
レイジの顔が赤くなる。きっと私も負けないくらい真っ赤になってるだろうけど。
「メイ…」
私の手を取って、テーブル越しのレイジの顔が近付いてくる。
ここはお店なのに!
「ち、ちょっ…そ、そうだ!今日は用があったんじゃないの!?」
「あ、ああ…」
慌てて手を離して制止すると、レイジも今いる場所を思い出したのか恥じ入って鞄の中に手を入れる。
「今度友人が舞台をやるから、見に行かないか?」
チラシを見るとシェイクスピア劇。
「あの…後ろ頭のとがった人?」
「そうだな、そいつで間違いない。これはまだ端役らしいが奴の夢の第一歩だからな。
応援の意味を込めてチケットを買おうと思ってるんだ」
公演日程は来月。
「模試があるから土日は無理よ。平日は…パパに聞いてみないと」
うちは門限が厳しい。塾や予備校だって夜遅くなるからってパパの許可が降りなくて、家庭教師で全教科まかなってるんだもの。
私にはそんなに必要もないけど。
「……そうか、そうだな。仕方ない」
「待って。シェイクスピアはパパも嫌いじゃないだろうし、お願いしてみるわ」
レイジとデートなんて言ったら絶対無理だろうから、真宵達と見に行くとでも言おう。
アリバイ作りに誘って、離れた席を確保して貰えばいいわ。
もうすぐうちに着いちゃう。そしたらお別れのキスをして今日のデートも終わっちゃう。
そりゃ私は高校生だし、レイジだってまだ就職してないんだし、あんまり無責任な事は出来ないけど。
だからってちょっと健全過ぎると思わないのかしら。
私に女としての魅力がない?今でも兄妹気分が抜けない?
ううん、レイジは真面目だから、私を大切にしてくれてるのよ…
「どうした?眉間にシワが寄ってるぞ」
「レディーにシワとか言わないで!」
「すまん…じゃあヒビが入っている」
その言い方もどうなの?
なんて言い合いしてる間にうちの門の前に着いちゃった。
門限まであと十分。
「そういえば、言い忘れていた事があるのだが…確定はしていないので言っていいものか…」
レイジが言い淀むなんて珍しい。
「何?」
「将来の可能性として聞いてほしい。
私の就職先はまだ未定なのだが、弁護士になってどこかの事務所に行く他に…検事になるという選択肢も考えているんだ」
レイジが検事!
「急にどうしたの?だってレイジはずっとおじさまみたいな弁護士になるのが目標だったじゃない」
「君には話していなかったが、以前から考えていた事なんだ。
勿論最終目標は今までと変わらないが、検事の手法を学ぶのも一つの手だと思わないか?」
レイジが検事…考えた事もなかった。
ずっと思い描いてた未来は、私が検事でレイジが弁護士。
公判で対立する事はあっても、私が検事の宿命の転勤になったらレイジも一緒に来てくれる。
「でも、そしたら転勤で離れちゃうかも知れないじゃない!勇盟大学だって一緒にいたいから選んだのに…!」
そんなの嫌だ。離れるなんて。
小さい頃からずっと憧れてて、でも年が離れてるから周りからも兄妹みたいにしか見られなくて。
ようやく告白して付き合えるようになったのに。
必要ないのに家庭教師を頼んだり、大人っぽくなれるように努力も沢山した。
それもこれも、レイジと一緒にいたいから…!
「メイ、メイ落ち着け」
気が付いたら私は泣きじゃくっていて、レイジの腕の中にいた。
「レイジの、バカぁ…遠くに行っちゃいやよ…」
「メイ…」
レイジが困った顔してる。困らせたい訳じゃないのに。
泣き止みたいのに涙が止まらない。
手で目を擦っていたら、レイジは笑ってハンカチをくれた。
「大丈夫だ、離れたりしない。むしろ、一緒にいたいから検事になるんだ」
「本当に…?」
小さい頃と同じ様に優しく背中を撫でてくれる。
私も小さい頃と同じ様に、それだけで涙がおさまってしまうの。
「検事になれば、君のお父さんも私の事を認めてくれると思わないか?」
「パパが?」
「……その、なんというか…」
ゴホン、とわざとらしい咳ばらい。
「いずれ、…君と、結婚を前提とした交際をしていると…ご挨拶をしなければいけないと…思っていヌォッ!?」
顔を赤くして、段々語尾が小さくなって、これじゃパパが認める検事になんてなれそうにもない。
でも、私は嬉しすぎてレイジに飛びついて首に腕を回した。
「レイジ…!本当?それ、本当に?」
「ム、嘘だと思うなら立証してみせようか。私がどれだけ君を大切に思っているか…」
すぐそばにあるレイジの顔が近付いてくる。
私はそっと目を閉じて唇に暖かいものが触れるのを待って……
いたのに!!
いきなり車のクラクションが鳴り響いて、私達はパッと身を離した。
誰よ!せっかくいいムードだったのに!
振り返ると騒音の主は糸鋸刑事さんの車だった。という事は…
「貴様…今何をしていた」
「パパ!」
降りてきたパパがレイジを凄い剣幕で睨んでる。
レイジはたじたじ。当然よね、鬼検事の異名を持つパパが、殺人犯を見るより怖い目で睨んでるだもの。
「パ、パパお帰りなさい。今日は早かったのね。嬉しいわ、一緒に夕食が取れるもの」
精一杯明るく言ってみる。
パパは私を睨みはしなかったけど、時計をチラッと見た。
「冥…門限を二分も過ぎてるぞ」
「ご、ごめんなさい…」
「お前は受験生だろう、こんな所で油を売っていて…」
お説教するパパの後ろで糸鋸刑事さんとレイジがコソコソ話してる。
「アンタ!狩魔検事を怒らせないで欲しいッス!」
「そうは言っても…」
もう、後ちょっと車が遠回りしていてくれたら…そしたらレイジと…
「冥、聞いているのか!」
「はいっごめんなさいっ」
「…帰るぞ。今日は姉さん達も来ているからな」
そうだったわ。今日は姉さん一家もうちにいるんだった。
「じゃあねレイジ。糸鋸さんご苦労様です」
二人に挨拶して、パパが先を行くポーチを小走りで追いかけて……ハタと足が止まった。
後ろを振り返ると門扉の向こうにレイジがいる。笑って、手を振って見送ってくれている。
前を見るとパパがいて、玄関の前で待ってくれている。
これからパパとママと姉さん一家と一緒に夕食を取って、勉強して、明日になったらまた学校に行って……
レイジとだって家に入ったらすぐにメールして、寝る前に電話したっていい。またすぐに会える……
おかしい。おかしい筈がないのに。何か変だ。
「冥、どうした?」
レイジが見てる。手を振り返さなきゃ。
でも、違う。何かが違う。
「何が違う?」
わからない、わからないけど違うの。
「わからないならいいじゃないか。明日も学校に行って、デートをして、家族団欒をすればいい。
それとも、この生活が嫌なのか?」
違う、嫌な訳ない。これは私が夢見た生活。
パパがいて、レイジがいて、家族も友達もいて。
「そうだ。これは君が夢見て、望んで……」
…叶わなかった、夢の、日々?
景色がぐにゃりと曲がり、地面が歪む。
堕ちていく。どこまでも。
「気付かなければ、ずっとこのままでいられたのに…」
レイジの声。パパの声。真宵達や他にも沢山の人の声。
気付かなければ、気付かないフリをすれば。
このまま、ずっと……
目が覚めると私はベッドで横になっていた。
隣で寝ていたレイジに飛び付く。
「ヌォッ!?何だ!一体どうし…た?」
「…う……っ…」
私の様子に気付いたら、抱き締めて背中を撫でてくれた。
私が落ち着くまで、ずっと。
「昨夜は一体何だったのだ?怖い夢でも見たのか?」
「違うわよ!…多分…」
レイジがベーコンエッグを食べるフォークを置く。
「珍しいな。冥がそんな言い方をするとは」
私も読み終った朝刊を畳んでテーブルに置いた。
「だってもうあんまり覚えてないのよ。夢を見たのは確かなんだけど…
あ、でも賑やかな夢だったと思うわ。うちの家族が出てきたり、真宵や成歩堂やヒゲもいたかしら」
「…そうか」
レイジが新聞を取って広げる。
「それから」
「ん?」
「レイジが一番側にいたのは間違いないわ」
レイジは新聞に顔を落としたまま、「そこまで思い出せるなら充分覚えているではないか」と呟いた。
うおおおおGJ!!!!
幸せで、切なくて、なんかすごくツボでした!!
夢見たっていいじゃない的な。
ちゃんと目覚めて、しかも救いがあって、すごく良かった!
GJ−−−−−−−!!!
法科大学院、メイちゃんなら絶対既修で入るだろうから2年だね。
というか、3年次編入しちゃいそうだw
逆裁世界だと、そのへんすごく曖昧で、修習も二回試験もないから、
読んでてすごく嬉しかった。折角だからそのへんのことも読みたかったんだ!
GJ!
なにげにオールスター総出演!
ごくフツーのカップルなミツメイかわゆす
こんな平凡(でもないけどw)な人生を送るのも幸せだろうな
単なるifじゃなくて、ほのぼのしつつ切ないのがいいですね。
ifだと、パパを攻略するのはものすごく難しそうだ……
>300-304
チチを揉んでるだけなのに、ありがとうございますw
続きはありませんが、すこし長めの話を書いているので
このスレが終わるまでに投下できればと思います。
でもDL6号事件が起きてない→綾里舞子が失脚してない→千尋さんが弁護士にならない……んじゃないのか
ifだから細かいことは気にしないのか
千尋さんは姉妹の権力争いは避けたがってたし
どっちにしても霊媒の道ではなかっただろうなあ
真宵本人がどうしても家元になりたい!って言い出しでもしない限り
普通に千尋さんが継ぐんじゃないの?
キミ子さんと違って霊力も洒落にならないくらい強いらしいし
むしろ千尋が家元にならないって言い出す方が余計な争いが起きそう
狩魔家はどうなんだろうな
お姉さんは検事なのかそうじゃないのか
323 :
305:2010/01/23(土) 19:15:43 0
コメありがとうございます!
こだわりは「IFでも検事を目指す御剣」ですw
この綾里家は副業OKなんじゃないかなーと思います
多分舞子さんも家元しながらエリスのペンネームで絵本書いてると思います
GJ!!
メイたんかわいいよ
自分もifストーリー書いてる途中だからびっくりした。
ミツメイはどんな音楽を聞くんだろう
クラシックしか思い付かない…
御剣がムーンウォークしようとして足ぐねってたら笑うなw
>>325 みっちゃんはアニソン(特撮テーマ)だろw
冥たんはミュージカルナンバーが好きそう
ブロードウェイから四季・宝塚まで幅広くカバー
>>325 ムーンウォークww
つか、ミッチャンは何がきっかけでトノサマンのファンになったのかな。
日米でメイタンと離れた穴埋めにトノサマンにはまったのなら、メイタン=トノサマンという式が成り立つのだが。
なにその図式www
検事4話時点では合体ロボ的なものにも興味を持ってたっぽいけど
なんか御剣って同年代(ヤハリや成歩堂)が特撮やロボットアニメにハマっていた年頃には大人びていて(背伸びして)そう言うものを「子どもっぽい」と見向きもしなくて
大人になってから何かのキッカケで観賞してみたら奥が深くてハマった……とか言う勝手なイメージも無きにしも非ず
>>330 わかるわかる
子どもの頃は「しょうがないな」くらいで付き合ってて、DL以降は検事への道に一直線
検事になった辺りで余裕が出来てフとした時に見たトノサマンにドハマリしたんだろうな
そういえば小学生の時点で既に親亡くして狩魔豪に師事していたんだから特撮とかに気を取られている暇はないよなぁ
豪がそう言った類の娯楽を見せるとは到底思えないしさ
子どもらしい子ども時代を送れなかったからその反動(トノサマンファン)が来たとか?
子どもらしい子ども時代を送れなかったっていうなら、
冥たんもそうなのでは。
ということは。
冥たんもそのうち何かにどハマりするのでは…?
ミツメイ的には、冬の雪遊びとか、廊下で追いかけっこくらいは一緒にしててほしいけどw
人形やぬいぐるみが好きで集めてるって二次設定は良く見るな
テディベアやビスクドールを抱いてるイラストも多い
メイたんはみっちゃんとのセクロスにはまるよw
冥たんはセクロス中毒だよな
みっちゃんも冥たんの体にはまる
でも年だから冥たんの体力についていけなかったら悲しいね
スッポンの血やマムシ酒を飲んで頑張れ
26で年とか言うなw
男って25越えると性欲に落ち着きがでるらしいけど
相手が10代だし、まだまだ盛りかな
御剣が20代前半の間にドハマリ期を据えれば無問題
自然と落ち着いて行くだろう
なんにせよ、ミツメイはセクロス依存症っていうねwww
冥たんが性欲過多でみっちゃんは冥たんの色気にあてられて
ついつい頑張っちゃうってイメージ
>>344がどんな感じか妄想したらSSができた
携帯からなので、改行が見にくかったらごめん
本当に短い
「ねぇ…もう1回、しよ?」
たった今、第2ラウンドを終え、やっと呼吸が整ってきたところだった。
既に何度イかせたのか、分からないにも関わらず、冥は御剣の隣で色気を漂わす。
御剣は、冥の台詞にニヤリと笑った。
「なんだ、まだ足りないのか?」「……ん」
「…こんなに立て続けにやって、身体は、」
「大丈夫、大丈夫だから…レイジ……」
潤んだ瞳で、ねだられ、その気にならないわけがない。
先程、全て出し切ったはずなのに下半身にぐっと熱が集まる。
「まったく、とんだ変態だな」
「あなたに言われたくないわ……」
「仕方ない、気が済むまでしてあげよう」
「あっ……レイジっ」
未だに溶けた冥のそこに、乱暴に突き入れ、動かす。
急な挿入にも関わらず、冥は御剣のそれを受け入れた。
「メイ、これが欲しかったんだろ?」
「あっ、レイジ……もっと」
「仕方ない、な」
「あんっ……いい、レイジ」
(ああ、もうどうすれば良いのだ)
347 :
名無しさん@ビンキー:2010/01/25(月) 07:59:05 O
萌え
これ、前スレに投下されたののコピペ改変だろ
そういうのはよくないぞ
同じ人が似たようなシチュで書くと
気を付けてないとソックリになる時もあるけど…
350 :
名無しさん@ビンキー:2010/01/25(月) 15:26:36 0
あ、戦時パロ?
>「ねえ…もう1回しよ?」
>
>たった今、3回目の絶頂をむかえ、やっと呼吸が整ってきたころだった。
>既に何度イかせたのか分からないにも関わらず、隣で色気を漂わす冥。
>
>「なんだ、まだ足りないのか?」
>「ん…」
>「こんなに立て続けにヤって、身体は大丈夫なのか?」
>「大丈夫…ねえ、レイジ」
>
>そんな潤んだ瞳で、ねだるように言われて、その気にならないわけがない。
>先程全て出し切ったと思ったのにも関わらず、下半身に熱が集まる。
>
>「まったく…」
>「…レイジ」
>「わかった…気の済むまで、抱いてやる」
>「あっ…」
>「好きなだけ、イけばいい」
>「ん…」
>
>未だ溶けた冥のそこに、乱暴に突き入れると、中をかき回すように動かす。
>冥は急な挿入にも関わらず、御剣のそれを受け入れた。
>
>「これが欲しかったんだろう?」
>「あっ、レイジもっと」
>
>
>冥が欲しているのは、御剣ではなく快感である。
>御剣は、それを理解しながらも、一晩中冥を抱き続けた。
前スレから拾ってきたがこれはアウトだなw
352 :
名無しさん@ビンキー:2010/01/25(月) 20:58:29 O
冥たんが化粧し始めたのはいつだろう。何歳の時でもみっちゃん超焦りそうだ。
検事になったときにし出しそうだな〜
なんたって周囲は大人のばかり世界に13才の女の子が飛び込むわけだから、なめられないように外見だけでも大人っぽく化粧しそう
ついでに服装も大人びた格好しそう
Wiiウェアでミツメイのバイブル・逆転裁判2が今日から配信だぜ!
公式HPの記念壁紙、冥たんWiiしてるよ。かわゆ
荷星さんにサインもらってはしゃぎ回って冥たんに呆れられるみったん
メイたんが美しすぎるよ、エロ美しい
Wiiウェアって、今までのと何か違うの?
ほぼベタ移植だから特に追加要素はない
ありがとう!
これで声でもついてたらWiiハード狩ってたわw
2と4だけCEROAなのか
みったんとメイたんのセクロスシーンの一枚絵でも追加されれば、
一気にCERO Z くらい行くだろうなw
ただのエロゲじゃないか
そんなもん公式で出されたら全国各地で萌え死ぬミツメイファンが続出する!!
子メイたんでもかなりヤバかったのにこれ以上は無理ッス!マジ無理ッス!
公式で、御剣が冥を口説くってのを
本当にやってほしいなあ
結婚してタッグ組むはずだったんだろ?
見たいよなぁ
きっとちょっと話しかけるだけで冥たんてば
「人前でいちゃつかないで!」って真っ赤になるんだぜ
「最高のパートナー」発言は
当時マジでゲーム機手にしながらニヤけてしまった
>>366 あれは反則だよな
仕事でもプライベートでもかと突っ込んだよ
そんな設定があったのか!
ウヒョ(`▽´)!
なんだこの脳内フィーバー!
ミツメイ万歳!
移植記念
ミツメイエロ小咄。
二人は無言のまま、事の余韻に身を委ねていた。
先ほどの激しさはなんだったのだろうか。
御剣は目を閉じて耽っていた。
浮かぶは先ほど目の前で見た女性の恥態。
なまめかしく濡れた唇からは絶えず御剣を欲しがる音を出し、くびれた腰を無意識に振ってはその刺激に嬌声をあげる。
ふいに意識が戻れば、逃げないように、何処にも行かないようにと、御剣をきつく抱き寄せ口付ける。
そして御剣の口内を余すところなく吸いあげて、結局自分が溶ろけてしまい、また、理性は放たれる。
まさに身体を求めてくるその様に、御剣は本能を射ぬかれ、彼女の欲求を満たすだけだった。
獣の戯れとはこのようなものかもしれない。
御剣はそう思った。
しかし、おそらく先ほどつけられたものだろう、じわりと痛む背中の傷は、言い換えれば彼女からの愛の証。
思い出せば、さらに痛む背中に、御剣は苦笑した。
確かに愛ゆえの傷なのだが、ならば彼女はなぜ、いつも情事の後で離れて眠るのか。
御剣の苦笑は止まらない。
身体一つ分離れて背中を向けていた彼女も、御剣の笑いに気付いたようだ。
「何を馬鹿みたいに笑っているのよ。」
理由が分からないとするすねた顔は、昔から変わっていない。
先ほど見た淫らな女性と同一人物だとは到底思えないぐらい、幼い表情。
さらに笑う御剣にカチンときたのだろう、シーツの中ズリズリとにじり寄ってきて、御剣の胸をポカポカ叩いた。
「何なのよ!教えなさい!レイジだけ笑うなんて生意気よ!」
この意味もなく負けず嫌いなところも、あれだけの事をしようとも正気に戻ると顔も見られなくなるぐらいの恥ずかしがり屋なところも、本当に昔から変わらない。
だが、あの妖艶な表情はいつ憶えたのだろうか。
御剣の笑いがふと止まった時、気がすんだのか胸を叩くのをやめて彼女は言った。
「しょ、しょうがないわね。どうしてもって言うなら・・・もう一回しても、いいわよ。」
どんなに強気に言おうが、顔を真っ赤にしていては心は読めたもの。
御剣は優しく微笑んで、彼女の期待に応える事にした。
夜は長い。
後どれぐらい彼女を満足させればよいのかを考える。
・・・多少、頑張れ自分、と下半身を励ましながら。
なぜなら、それが、彼女をここまで淫乱に仕上げた自分の勤めだから。
明らかに自分が教えた快楽に洸惚の表情を見せる彼女への愛の証だから。
以上ッス
やはり最高のパートナーの意味は、昼も夜も・・・ゲフンゲフン
GJ!! GJッスよーーー!!!
幼い頃を知っている二人ってほんといいなぁ!
離れてた期間も長いから新鮮味もあるだろうし、最高だこの関係。
冥たんが目の前でどんどん色っぽくなっていくとは…!
なんて羨ましいんだみっちゃん!!
「結婚して〜」は別のゲームの事だったんだろ?
だが夢見るだけなら自由!
今更だけど宝塚版逆転裁判のDVDを見た。
死ぬほど萌えてベッドの上ゴロゴロ転げまわった!
何あれ、確かにミツメイは宝塚にぴったりとは思ってたけどあそこまで凄まじいとは!!!
みっちゃんと冥たんが素敵な歌声でデュエットでコーラスしてるし
2のエンディングの名シーンは涙声で話す冥たんと心配そうに見つめるみっちゃんが素敵すぎる。
そして最後はミツメイが抱き合ってダンスですか!?もうお腹一杯で死にそうです!
もうさっきからテンションが上がりっ放しでヤバイw
>>376 君になら
「冥ちゃんだけを追い掛けるカメラが欲しいよね!!!」
という切実な願いも同意して貰えると信じてる
>>369 GJ!
冥タンはかわいいし、期待に答えないとダメだな御剣w
>>377 私は
>>376ではないが、全面的に同意せざるを得ないwww
直接見に行ったときは、もう冥タンしか見てませんという状態でした。
勿論、みんな素敵だったけどね。
>>369 遅くなったけど、照れ屋な冥たんGJ!!
逆転検事を久しぶりにやり直した
たまに、メイ、レイジと呼び合うふたりが可愛いよ
人前ではなれなれしくしないって決めたんだろうね、あの呼び方。
公私の区別をはっきりつけるとこは二人に共通した長所だと思う。
以前戦後パロのエロを書こうとして見事に挫折したものがでてきた
闇ってしまおうかとも思ったけど、話としては、まぁ…なので投下する
戸の開く音がして冥は短い距離を駆けて飛び付いた。
「おかえりなさいレイジ」
「ただいま冥」
御剣は汚れるからと離れたがったが、汗や埃の匂いが幼い冥は嫌いではないらしい。
何より日中は留守番をしていたので、ようやく一緒にいられるのが嬉しくてならないのだろう。
無邪気に顔をすり寄せた。
「きょうね、おきゃくさんがきたの」
「客だと!?」
御剣の脳裏に娼館時代の事がよぎる。
まさか、ここが知れたのか。
「まさか家に上げたのか?誰にも戸を開けるなとあれ程!」
肩を掴む手に力がこもる。途端に冥の顔が怯えに歪んだ。
「ご、ごめ、なさ…」
「あ、ああ…違う、君を責めたのではない。すまない冥」
背中を軽く叩いて落ち着かせる。しかし…
「一体どうして、ここがわかったのか…」
「あのね、まえにレイジとおでかけしたでしょ。あのときのえかきさん。おみやげくれたよ」
矢張か。主のいない間に訪ねるとは不届きな。
借金があるとはいえ、返済に赴いたらそんなはした金いらないと拒否しつつも冥を物珍しげに見つめていた。
しかし株で更にもうけるなどと言っていた。返済金は貯めておく必要があるだろう。
羽振りがいいのは何時までかわからない。
「妙な事をされなかったか。服を脱がされはしなかったか」
「おえかきしてた。めいがあそんでるのがいいって」
「裸婦画ではなかろうな。肌は見せなかったか」
「うん、めいはあれであそんでただけ」
指さした先に崩れた塔がある。
コンビーフ、乾パン、練乳にパイナップル、コーンやアスパラガス等様々な缶詰。
今の冥には不揃いな積み木でしかなかったのだろう。
一つ手に取ると、『ル』と記されている。こちらは『張』。
「レイジもあそぶ?」
全ての文字を確認して、並べ替える。
『これはモデル代だぜ冥ちゃんにヨロシクなまた来るんで楽しみにしてろよ矢張』
手の凝んだ事を…
「今日は御馳走だな」
「ごちそう、ごちそう」
冥は手を叩いて喜んだ。
開けた缶詰は全て冥の前にあり、御剣は箸を伸ばさない。
「レイジのぶんは?」
「これは君のものだ。全部食べなさい」
「おいしいよ、あーんして」
御剣は複雑な表情で口を閉じたままだ。
「おにくあげるからおいもちょうだい」
芋の混じった粥。しかし冥の椀にも同じものがある。
「いっしょにたべたほうがおいしいよ、ねえ、あーん」
この「ねえ」に弱いのだ。御剣は観念して口を開いた。
「おにんぎょさん、おにくおいしかったね。レイジもおいしかったって。よかったね」
後片付けの間は人形に話しかける。日中もそんな風にして過ごしているのだろう。
一人で外に出るなと厳しく言い渡してあるのでその分食後は散歩に出掛ける。
「あ、ゆきだよ、ゆきー」
「初雪だな。まだ積もりはしないだろうが…」
冥は雪にはしゃぐが、御剣は心配事がまた増えた。
寒さが本格的になる前に暖かい上着を買ってやらねば。
差し入れで食費が浮いてもマフラー一枚買える程度か。
「冥が編み物ができればな…毛糸だけならばまだ」
「あみもの?」
「いや、いい。今の君には無理な相談だ」
「あみものしたらレイジうれしい?ならしたい。おひるまもレイジといっしょみたいでさみしくなくなるもん。ねえ」
粗末な家に一人ぼっちで話し相手も遊び道具も人形一つきり。
形にはならなくとも手慰みにはなるかも知れない。
「では明日にでも毛糸と編み棒を買ってこようか。教本もいるか?」
「うん、おしえてね」
無器用者の御剣が編み方など教える自信はなかったが、読みとけば冥ならできるかも知れない。
「さ、体が冷える前に家に帰ろう」
「まって。あそこにおはなさいてる」
指差す先に可憐な花が咲いていた。
川辺は危ないので御剣が手を伸ばして二輪摘んでやる。
「おはなきれいね。おにんぎょさんにもみせてあげる」
「では一つは君に、もう一つは人形への土産だ」
一輪はそのまま渡し、もう一方は茎を短く折って髪に挿してやる。
「わーい」
はにかんだ笑顔を見せた冥は小走りで家路を急いだ。
「レイジ、さむいね」
二人で住み始めた頃は気候もよく、布団は冥一人で使って御剣は板の間で寝ていた。
ある時冥にねだられ一線を越え、それ以来一組しかない布団で身を寄せあっていた。
「レイジ、ぎゅってして」
望みのままに腕を回す。
「ちゅってして」
軽く頬に触れた。それだけで満足する夜もあったが、今夜はそうではないらしい。
「もっとちゅうして…ねえ、いっぱいかわいがって」
いつもは幼げな表情が艶やかな色に染められていた。
出征前にたった一度だけ触れた時とはまるで違う。
あの時は体に触れるだけでも恥じらい、声も耐え、愛撫に僅かな快感を得ているのすら表に出したくないという意思を感じた。
その分痛みにも耐え、御剣が体を気遣っても大丈夫だとしか言わなかった。
「キモチ、いい…もっとお」
あられもなく声をあげ、乱れる姿をさらけだす。
内部を激しく突かれても痛みなどみじんも感じない。
「メイのこと…すき?」
「好きだよ…愛している」
薄っぺらな愛の囁きを欲しがり、与えられれば微笑み返す。
しかし自分からは愛の言葉を口にしない。
わかっているのだろう。個人に愛情を感じてはいない事を。
苦い想いが胸に広がる。
こうやって訪れる男達を虜にしていったのか。
なら私も奴等と変わらない。
虚しい行為。どれだけ心を捧げても、真っ白な紙を染める事はできない。
失ってしまった過去は取り戻せない。
今冥を抱くのものっぺらぼうの名もない男なのだ。
他の男が身受けをしても、同じように微笑み、帰りを喜び、情交を乞うただろう。
私はなんと滑稽で憐れな道化なのか。
それでも。それでもいい。
私が全て覚えている。
初めて私と出会った時も。側仕えとして世話を焼いた日々も。
士官学校に入学を許され、寮に入ると知った時には命令を聞けと泣き喚いて別離を悲しんだ。
それ以降は臍を曲げ、卒業の後に出会った晩餐会で扇を投げつけられた事もあった。
何より、出航前に駆け付けた君との一時。
“私をお嫁さんにしてくれるんでしょう!?”
あの時の涙。交した誓い。必ず君を妻にすると。
覚えている。
それだけが私の生きる支え。
異国で瀕死の中さ迷う時も、諦める事など到底できなかった。
娼館に囚われた君を助け出す術を見い出せない闇の中、世の中の全てを憎み、力ない己を何よりも呪った中でもこの想いだけが私を生かした。
そうだ。あの時の息すらできぬ程の絶望に比べれば、この胸の痛みなど無いも同然だ。
「冥…愛している。君を愛している」
「レイジ、レイジ…!ねえ、いい、もう…っ!」
私を映さない瞳。それでも構わない。
壊れてしまった冥を腕の中に抱き、御剣は想いの丈を吐き出した。
以上です
どうしても心情メインでエロくできない…
それとこのパロ、ラストつけた方がいいだろうか
なんとなく元々の小噺的書き込みがあるからそれでいい気がしてるんだが
GJGJ!!
白冥ちゃんもお嬢冥ちゃんも可愛い!
そして御剣さんは健気で切ない……。
そしてラストあったら嬉しいよ!
書き手さんによって雰囲気が変わってくるのも楽しみに読んでるので!
GJ!
矢張もいいことするなあ
自分もラストがあると嬉しい
ミツメイには幸せになって欲しいからね
GJ!
ヤハリいいやつだ…泣けるで!
自分もラスト待ってます、やっぱ思い出してほしいよー
この薄暗い幸せ感がたまらない
薄暗い幸せ…確かに
ミツメイってこの“最悪よりマシだけど辛い”ってシチュが萌える
両思いになる前の「兄妹でいいから傍にいたい」状態とか
>>394 お互いがそう思い合ってるんだよね
しかもそう思ってるのは自分だけだとお互いが思ってるっていう
せつねぇえええ
長年すれ違ってからの恋人って関係が
激しいセックスに繋がると思うんだw
戦時中パロは、不幸オチがいっぱいネタにあがってたけど
最終的に、ハッピーエンドになってほしいなあ
2月に入ったので、季節ネタ投下。
短いです。
399 :
節分:2010/02/01(月) 18:11:31 0
「ねえ、今日は節分だったわよね」
メイに言われてカレンダーを見る。
「2月3日、か」
忙殺されてすっかり忘れていた。
いや、そもそも一人で暮らし始めて以来、季節の行事など気にしたことはなかった。
「いけないわね、日本人のくせに季節の移り変わりをソマツにするなんて。私がちゃんと用意しておいたから、感謝しなさい」
メイはいそいそとキッチンへ消える。
……仕方がない、おとなしくぶつけられるとするか。そうカクゴして待っていると、メイが手にしてきたのは豆ではなかった。
「……太巻?」
「恵方巻よ。この国ではエンギの良い方角を向いてコレを食べるのでしょう」
「そういえば、関西でそんな風習があるらしいな」
「違う、の? レイジはやったことないの?」
メイは眉を寄せる。
相変わらず偏っているというか、中途半端に詳しい知識はドコからしいれてくるのだろうか。
「……そうだな、やるとするか。せっかくだから、な」
パアアッ、と嬉しそうに笑う。
可愛いな、メイは。
「いい? 恵方に向かって丸のままかぶりつくのよ。その間、しゃべっちゃいけないの」
得意げに説明している姿がムジャキでまた可愛い。
「今年の方角は西南西だったわね。どっちかしら?」
「たしか、コチラだな」
部屋のスミを向くと、太巻を渡される。
「ひとり1本なのか? 多くはないか」
「そういうキマリよ。ほら、つべこべ言わずにさっさと食べる!」
ふたりして部屋のスミを見つめ黙々と食べる姿は、ある種イヨウだった。
まあ、豆をぶつけられるよりはいいか、と思いつつとなりで必死に太巻にかぶりついている冥を見ていたら……もうひとつの欲求がムクムクとふくらんできた。
400 :
節分:2010/02/01(月) 18:13:14 0
一足先に食べ終えると、となりに目をやる。
メイはまだ、黒くて、太くて、長いモノをくわえていた。
「その……メイ、お願いがあるのだが、私のモノも食べてはくれないだろうか」
横目でこちら見ると、私の手元になにもないことに不思議がる。
「そうではなく、その、…………私のコレをくわえてほしいのだが」
すでにふくらんでいる股間に指をさすと、メイは口の中身をぶちまけた。
「なっ……なにを言っているの!? ……って、しゃべっちゃったじゃない!!」
「む……そんなものをくわえこめるのなら、私のを少しほおばってくれても良いではないか。それに、今しゃべってしまった代わりに、私のを無言でくわえるのはどうだろう」
「ナニその『うまいこと言ってまとめた』みたいな顔は! ダレがそんなことで納得するものですか!!」
メイは真っ赤になって怒っている。
……ダメ、か。
「仕方がない。食べてもらえないなら、私がいただくとしよう」
メイの右手をつかみ、まだ少し残っていた太巻をいただく。
「あ……ちょっと! ……な……なにをして……やめて……ッ」
指についていた飯粒をなめ取り、ちゅぱちゅぱと音を立てて指をしゃぶる。
「ふむ……なかなか旨い太巻だったな。ドコで買ったのだ?今度また買ってくるとしよう。……おっと、まだコチラに残っていたな」
先ほどメイが噴き出した飯粒やら太巻の中身が、点々と服についていた。
「ちょ、ちょっと、やめて!」
「食べ物をソマツにしてはいけないだろう」
スカーフに、胸に、脚に飛んでいたものをなめ取る。
「や、やめてと言ってるでしょう……ッ……ダメ……」
「……おや、こんなトコロにまで飛んでいたな」
ベストのボタンをはずし、ブラウスについていたカンピョウをすくい取った。
ついでに胸の下から舌をすべらす。
「…………ッ」
そうして太巻の残りをひとつひとついただいた後に、ゆっくりとメイを味わうことにした。
GJ!
みっちゃん変態すぎるよwwGJ!
SSは書けない自分だけど保管庫になるWikiを作ってる。
諸事情で過去ログは見れないから完成したらここに貼るので
誰か過去ログ分をやってくれるとうれしい。
たぶん、今夜にはできると思う。
この変態紳士め
>>398 エロいってかシモいってか取り合えずワロタw
噛み千切られるぞ御剣ww
>>401 おお、頼んだぜ!
405 :
401:2010/02/01(月) 22:07:19 0
>>405 まとめ乙!
これでいつでもミツメイSSを楽しめるな
>>398 「うまいこと言ってまとめたみたいな顔」をしたみったん想像して吹いたw
GJ!面白いうえに可愛くてしかもエロかった!!!
>>401 乙!超乙!!!!
ありがとう!!
wikiに過去ログサルベージしました
不備や見落しがあったら修正よろ
>>398 GJ!
御剣の変態化が当たり前になってきたな
イチャイチャしているのを書いているつもりなのに
変態だと言われるのはナゼだろうw
ありがとうございますww
>>405 >>409 乙です!
途中から入った身なので、とても有難いです
感謝を込めて、
うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!
あれ?クリスマスあたりに冥たんが誕生日ケーキ食べてたらほっぺにつけたクリームごと御剣に食べられちゃうSSなかったっけ?
>>405 おおすげーこんなにSSあったのかw
乙乙
御剣が事後にタバコを吸うことに対して
冥たんが切れるという夢をみた…
個人的にみったんも冥たんも嫌煙派っぽいイメージだけどな
成人してから好奇心で吸ってみたけど「こんなもんのどこがいいのか!」ってブチ切れ
今日太巻き食べた。「みったんこんなに太くも長くも黒くもねーだろw」と思いながら無言でかぶってたのは秘密
嫌煙派っぽいけど、トレンチ着て煙草ふかすみったんイメージしたらやたら似合ってた!
冥たんに怒られてベランダでタバコ吸うみったんを想像した
自分も御剣は嫌煙派だと思う。
もしくは、かっこつけて吸ってみたけど
ゲボゲボグェグェ…と涙目になってたりw
それこそ狩魔検事くらいの年になれば葉巻なり煙管なりで様になりそうだけど
でもやっぱり嫌煙派っぽいな
だが荒れ御剣がタバコ吹かす様はとても素敵な感じがした
「……メイ、私の太巻きを食べてくれ。そして私にはキミの豆を食べさせてくれ!」
「……『太巻き』?(フンッ)」
があああん!
メイに鼻で笑われた……
や、やめろ、そんな粗末なものを見るような目で私の股間を見ないでくれ!
やはり、
>>399のSSのように甘くはいかないようだ……
自分も今日太巻き食べながら、こんなことばかり考えてた
うちの冥たんは、このあと太巻きを輪切りにして食卓に出し、御剣の股間をヒュッとさせるくらい下ネタには容赦ないぜ
>>421 メイww
御剣の喫煙姿は絵になるけど
性格的には吸わなさそうなんだよな
パパは葉巻がよく似合うね
御剣失踪中にやさぐれてバーで飲みながら煙草とかベタ〜な感じがいいな
>>421 わかる!!!
あのSS読んだら「太巻き半分だけおかわりする」と包丁持ち出された時、心の中の御剣が脅えたw
御剣は荒れてるときは
すごいプレイボーイなんだろうな
冥たんがいるから大丈夫だよ
3のプレイボーイ発言に対する動揺っぷりが怪しいけどw
むしろあれは童貞ゆえの動揺ではないか疑惑
まさかの童貞疑惑w
自分は冥と付き合うまでは
御剣がプレイボーイってのもおいしいネタだと思う。
>>426 すまん、それ、なんだっけorz
忘れてしまったようなんだけど、誰かどんなのだったか教えてくれると嬉しい
3-5 御剣の探偵パートでイトノコにあやめを突き付ける
ミツルギ「彼女はどこかで会ったような気がするのだが」
イトノコ「御剣検事はプレイボーイッスからねぇ
昔ポイ捨てした彼女の一人とか…」
ミツルギ(わ、私はそんな風に見られてるのか)
以前は、冥は御剣相手以外考えられなくても
御剣はそうでもないよなと思っていたけど、
今は、冥とでもくっつかないと一生「仕事が恋人」な気がする
素人童貞でセックスも処理のため程度にしか思っていない、というのはどうだろうか
それなりに彼女を作ったとしても仕事の邪魔になる→いらない
って感じじゃないだろうか?
体の関係の有無はおいといて、そんな御剣をみていた
イトノコ的に、御剣はプレイボーイとかね
結局は冥と落ち着けばそれでいいんだよね
童貞捨ててるとしたら豪パパにお店連れてかれて
プロのお姉さん相手にってイメージ
冥の初めては御剣しか考えられないけれど
御剣の初めてが冥ってのはなんか違う、年齢的にw
冥たんがいつか
「私はレイジが初めてだったのに…レイジしか知らないのに、
レイジが乱れるとこを知ってるのは私だけじゃないのね」
とか言ったら可愛いw
けど素じゃ絶対そんなこと言わないだろうから、
酔っ払わせてみたいwww
御剣がプロ相手に童貞捨てたのがショックで
冥たんも男娼で処女捨てちゃうとかありそう
冥たん意地っ張りだからなー
>>436 そういう関係になるまで童貞の捨て方なんて話題にならないだろう
まさかパパもいちいち異性である娘に報告なんぞしないだろうし
だから初めてを男娼でっていうのはあまり必然性がないような気がする
必然性?
そんなもん御剣にも嫉妬させたいからに決まってる!
御剣は女にもて過ぎてプレイボーイっぽいけど童貞
前から暖めてた2-4後初エッチネタに、今話題の御剣童貞ネタを絡ませてみた
やっぱこの二人は処女童貞で相手しか知らないのがいいなー
御剣はいよいよ泉の奥に侵入を試みた。
「くっ…」
途端に冥の柳眉が苦痛にひそめられる。
初めて道を拓かれるそこは、一本の指ですら痛みを伴うようだ。
「痛いのか?」
「へ、いき…だから、続けて…つぅっ!」
強がりを口にしても、目には涙が浮かび内部は侵入を拒むかのようにきつく絞めあげてくる。
入り口をほぐそうにも微かに指を動かすだけで堪えきれない声が咽から漏れてくるのだ。
これ以上は無理だ。御剣はそう悟って指を引き抜いた。
「…っ…どうして、止めるの?」
「我慢するな。君に痛みを与えたくない」
「これくらい平気よ!撃たれた痛みに比べたら…」
つい先日血に染めぬかれたばかりの肩は今や白い包帯に守られている。
御剣は布ごしにそっと傷口に口付けた。
「君にこれ以上痛みを与えたくないんだ」
何より大切な人だから。
そこまでは声には出せず、言葉にする代わりに優しく抱き締めた。
勿論御剣にも男としての欲はあるし、明日には離れ離れになってしまう恋人と一つになれない事は辛い。
しかし、二人はつい先程想いを確かめ合ったばかりなのだ。
焦る事はない。
そう自分の胸で結論づけ、白い額にキスを落とした。
「でも…レイジ、そ、そんなじゃない」
ベッドに並んで座ると、冥の視線は未だに膨らみを見せる御剣の下着に向けられていた。
「ム…これはだな、自然に治まる」
「そういうものなの…?」
「そういうものだ」
但し、裸で身を寄せ合っている間は無理だろうが。
冥が眠ってからバスルームで自己処理でもすればいい。
御剣は単純にそう思っていた。
「で、でも……つ、辛くないの?」
冥が顔を赤くしながら御剣の上に乗るように腕を回すと、柔らかな足が股間に擦れた。
そんな僅かな刺激にもぶるりと身が震える。
「ム、ゥ…安心したまえ。その程度の分別はある」
だからあまり揺さぶらないで欲しかった。
「レイジは、…私が痛くなければ、続けたいんじゃないの?」
「だから…」
鼻先に指を突きつけられ制止される。
「質問に答えなさい。痛みがなければしたいの?それとも、痛みがなくてもしたくないの?」
この尋問からは逃れられそうになかった。観念して溜め息をつき、正直に告白する。
「それは勿論、したい。しかしメイの体が最優せ…」
御剣が言い終わる前に冥は先程脱ぎ捨てたバスローブを拾って身に纏い、ベッドから降りた。
ハンドバッグから何かを取りだしたが、照明を落とした室内ではそれが何かは判別出来ない。
水をコップにつぐ冥に尋ねた。
「メイ、何を…?」
冥は白い錠剤らしきものを見せてくる。
「それは?」
「……鎮痛剤。傷が痛み出したらって処方されたものよ」
コクンと飲み干して、しなだれかかる。
「私だって、レイジに我慢させたくないんだから…」
どうやら、続きを望んでいるのは御剣一人ではないらしい。
頬を染める少女のいじらしさに、一段と下半身に熱が篭った。
再び冥は産まれたままの姿となり、御剣の愛撫を恥じらいと共に受け入れた。
二本の指が蜜壺に入り込んでも違和感を感じるのみで痛みの片鱗も見せなかった。
「辛くはないか?」
「平気…何だか、変な感じがするけど、大丈夫よ」
先程よりはややほぐれたようにも思える。
御剣ははやる気持ちを押さえて己自身を当てがった。
膨張しきったモノは狭い入り口をなかなか通らず、上滑りしているようだった。
もっと力を込めても大丈夫、そう伝えようと冥が口を開いた瞬間。
「グッ…」
下腹辺りに暖かいものが降り注ぎ、生臭いニオイが鼻についた。
「──レイジ?」
「す、すまない、失態を…」
まさか、もう?
冥の性知識は通り一辺の教育の他は、殆んどが性犯罪の公判資料だった。
細かい知識はなかったが、挿入前に射精など聞いた事もない。
肩で息をする御剣を前に何か自分が悪かったのかと考えを巡らせても、未経験の身では何一つわからなかった。
「大丈夫、なの?」
「ああ…その、すまない」
気遣うと、御剣は視線を合わせずシーツで冥の体を清めた。
「冥の中が…あまりに、その…素晴らしくて…」
「そ、そうなの?ありがとう…」
誉められているのだろうが、何と答えたらいいのか。
「こんなによいものとは…知らなかったものだから」
「───え?」
まさか、まさか。
「レイジ、もしかして……?」
「お、おかしいだろうか。この年で……未経験というのは」
逞しい体つきの成人男性が産まれたままの姿で恥じらっている。
余りに意外な発言に冥は驚きを隠せなかった。
「おかしくはない…と思う、けど…」
「すまない、君が嫌がるかと思って…」
「嫌っていうか、リードしてくれるし、てっきり…」
経験があるとばっかり。
チラリと上げた顔は耳まで真っ赤だった。
「こういうものは男がリードするものだろう。だから…」
巨体を縮こませてモジモジとシーツの端をいじっている。
冥はシーツを御剣の手から奪い捨て、うつ向く顔を覗き込んだ。
「……じゃあ、今日がレイジの初めてで、レイジの初めての相手は私って事?」
「う…そ、そういう事だ」
まだ視線を外そうとする御剣に、ちょんとキスを贈る。
「嬉しい」
「ほ、本当か?気持悪くはないのか?」
「そんな訳ないじゃない。レイジの初めてになれるなんて…」
「メイ…」
裸のままで抱き合うと、また御剣自身が元気になっていく。
「その…今度こそ、君の初めてを私にくれないか」
「…いいわ。レイジの初めて、もらってあげる」
夜明けまで、いや、フライトまではまだ充分時間はあった。
明日には離れてしまう恋人同士が初めて愛し合うには足りないかも知れなかったが。
以上です。ありがとうございました。
冥たんの鎮痛剤をネタにしたかっただけなのに、御剣が童貞なのも書いてて楽しかったw
うわぁ萌えた!真昼間なのに!!
GJ−!!!!
可愛いな御剣ww
ていうか二人とも可愛い!!
GJです!
二人とも初々しいなあもう!
GJ
ふたりとも可愛い!!
いいね!!
御剣はいい男だから
冥たんが大人になるまで
童貞守り通すのは大変だっただろうなー
いやはやGJ
御剣って何歳くらいから一人称私になったんだろう
司法試験を受ける前後と予想。
子供っぽく思われてはいけないと「私」と自称するようになる御剣さん
でもはじめはうっかり「僕」と言って赤面して動揺する若御剣さん
そして「私」が定着した後に久々に冥たんに再会して
「そんなのレイジじゃない」とむくれられて話してもらえずオロオロするといい
続きはないって言ったけど
>>298の続きを書いてみました。
こんなのでよかったんでしょうか。
「……なにを怒っているのだ?」
ブラジャーとストッキング姿で私の腕の下に組みしかれているというのに、メイは眉を寄せてムッとした表情をしている。
「この姿を見て、なにか思うことはない?」
「ふむ、いつも通りいやらしいカラダをして……あいた」
「そういうことを言ってるのではないわ。エッチ!」
たたかれてしまった。……ホメたつもりなのだが。
「はあ……下着を新調したところで、あなたの目にはまるで入ってないようね」
「む」
ながめてみると真紅の花があしらわれてあるブラジャーは黒い一枚レースに乳房が透けて見え、メイを美しく飾り立てていた。
しかしコレが初めて見るかそうでないかと問われば、まるで記憶になかった。
メイはもう一度ため息をつく。
「やっぱり大きくなってたわ、胸」
「それなら気にすることはないと言っただろう」
「下着をイチから揃えないといけないのよ!? せっかく気に入って買ってたシリーズもあったのに。……もっとも、あなたはちっとも見ていないようだけど。いつもストッキングといっしょに脱がされてしまうし」
「そうか、それはすまなかった」
ストッキングに手をかけてスルスルと脱がせると、ブラジャーと同じデザインのショーツが現れる。
クロッチは黒いシルクで、フロントはレースに紅い花が飾られている。
「ふむ……」
まじまじと見ていると、太腿をすり合わせて隠す。
「あ、あまり見ないで」
「しかし、下着を見ろといったのはキミだろう」
「少しは気にしろと言ったのよ。いつも考えて選んでるのに、さっさと脱がされてしまうから」
「私は下着より中身の方がいいのだ。それともなんだ、キミよりも脱ぎ捨てた下着の方に興味があるオトコの方がいいのか……うぷっ」
「ダレもそんなこと言ってないでしょう! もう、クチの減らないオトコね!!」
「わ、わかったからマクラを投げるな! すまなかった!」
あばれるメイを押さえつけ、キスをする。
「そうだな、食事だって食器や演出も味わうものだ。私もキミの装いを愉しまないと、な」
ブラジャーに手をそえてゆっくりとまさぐる。
「はあ……んんッ…………」
花の間から見え隠れするピンク色の果実を捕らえた。
「ああッ」
ブラジャー上へとずらし、果実を口にふくむ。それと同時に左手では、円を描くようにやわらかな感覚を確かめる。
「……ッ……だから……また大きくなったら……んっ……どうするのよ……ッ」
ビクンッビクンッとカラダをふるわせながらも、反論は忘れない。
「下着の請求はこちらにまわしてくれ」
「……んっ……はあ……ッ……とびきり高いのを……買ってやるわ………くうっ……」
「ではソレをまとったキミを味わうことを楽しみにしていよう」
「ああああ…………ッ」
充分に胸を味わったところでショーツに手を伸ばし、下ろそうとして手を止めた。
……またすぐ脱がして、と怒られるかもしれないな。
一度カラダを起こし、ベッドサイドに置いていた避妊具を着ける。
たまには趣向を変えるのも悪くないかもしれない。
太腿を持ち上げるとショーツは水気を吸いきれずに、たらりと蜜を落とす。
「あッ……」
浮かび上がったスリットをなぞるだけで、蜜はあふれだしてきた。
クロッチを横にずらすと、テラテラと光を反射した秘所が私を誘う。
「あ、ちょっ……きゃあッ……やっ……こんな状態で……」
そうは言うが、蜜壺はたやすく受け入れてくれた。
水音をさせてペニスを出し入れするたびにショーツがこすれる。
「ふむ、悪くはない」
下着をずらして乳房と結合部を見せている姿は、いやらしいカラダを引き立たせていた。
「もうっ……信じられな……ッ……ダメッ……」
いまさらそんな声を出されたことろで、興奮をさそうだけだった。
「ああっ………やめてッ……あああッ」
コトが終わった後、私は正座させられていた。
メイは全裸で仁王立ちだ。
「どうしてくれるの、下着がグシャグシャじゃない!」
「む……キミが下着をすぐ脱がすなと言ったのではないか」
「限度があるでしょう! なにも脱がすなと言ったわけじゃないんだから。ああもう、買ったばかりなのにすっかり伸びちゃってるわ!」
「……すまなかった」
こういう時は謝るにかぎる。
「私が弁償しよう。いまはキミも忙しくはなかったはずだな。明日、仕事が終わったら二人で買いに行こう。そして夕食でもどうだろうか」
しかしメイの眉はつり上がったままだ。
「……どうして怒られているのに、そんな状態なのよ!」
「む」
指差された私の股間は、また元気を取り戻しつつあった。
「いや、景色が良いものでな」
メイは大股を広げていた脚を閉じ、あわてて胸を手で隠す。だから、どうして今さら恥ずかしがるのだろうか。
……いや、何度見ようともメイに欲情するのだから、私も同じことかもしれない。
「きゃあっ」
手を引いて、ひざの上に抱き寄せる。
「………んんッ…………またそうやって……すぐ……ッごまかす……」
「そうだな、夕食は夜景の見えるホテルのレストランにしようか」
「あああッ……っくッ……あ、ダメ……」
「部屋も取るとしよう。近ごろ家でばかりだったからな」
「あッそんなに強くしちゃ……ッ……」
「新しい下着を着けたキミもすぐ見られるし、な」
「イヤ……はあああんん…………ッ……!」
明日は楽しみだなと思いつつ、今日の分もじっくりと愉しむことにした。
GJ!!
なんとマニアックなw
GJ!!!エロいよー!
エロいのに随所で笑えました。
もう正座はこの二人のデフォなのかww
>「下着の請求はこちらにまわしてくれ」
御剣素敵すぎる!
世の男性陣にこの言葉を見せたいw
非常にGJ!
メイたんの全裸で仁王立ちってのは新しいパターンだなw
GJ!!
エロ可愛いよふたりとも
ふたりの誕生日っていつ頃だろう
メイたんは名前からして5月だろう。
みったんは、DL6号事件時に「小学校4年生&9歳」なので、
とりあえず12月25日以降だということが分かる。
個人的には2月あたりなイメージ。3月ではなさそう。冬っぽい。
冥たんが出産で亡くなる妄想が止まらない
みったんを心配するイトノコ達に、涙を流しながら「人は絶望を味わっても必ず立ち直れる…私はそれを身を持って知っているのだよ」と呟くみったん
赤ちゃんがオムツでもミルクでもないのに泣きやまなくて「冥が恋しいのだな…私もだよ」と赤ちゃんを抱きしめるみったん
子どもが息子か娘か、検事続けるか弁護士になるかでルートが変わるっぽい
Wikiなんだが、女王様×下僕ってもう一つお話なかったっけ?
結構無理矢理冥を押し倒すやつ
投下の後に「身をもって教えるべきだった」の言葉について話題が盛り上がったから覚えてるんだけど、
過去ログがないから確認できない…
息子+弁護士は御剣さん死亡フラグ
娘+検事は御剣さん外道化フラグ
その前に冥たんは死んじゃダメです。みんな可哀想過ぎる。
>>462 もしかしてこれかな?
845 名前: 名無しさん@ビンキー [sage] 投稿日: 2009/11/08(日) 23:39:20 0
こんな感じに
「他の男で試してみたのよ…全然キモチよくなかったわ」
「!冥、どこの誰とそのようなことを?」
「あ、あなたには関係ないじゃない…昨日あったばかりの適当な男よ。名前も忘れたわ」
冥は御剣が自分に縛られないように、負担をかけまいという思いから嘘をついたのだが…
とたんに御剣の表情が険しくなる。
「それは事実なのか?」
「え、ええ…」
御剣の変化に気づいた冥はおのずと身を退いた。レイジが怒っている…どうして…
困惑している間に冥の体は宙を浮き近くのソファに乱暴に叩きつけられた
「きゃあ!」
「キミは男の怖さをわかっていない…!誰しもが優しく抱いてくれると思ったら、大間違いだ!!」
冥の着ていた衣服がビリビリと音を立てて引き裂かれ、未熟な肌が露になる。
怖い…いつものレイジじゃない…
「キミは、検事という職業からそれを理解してると思っていた。
だがそうじゃなかった…これも身をもって教えるべきだ…」
「…!レイジ…っ」
「安心しろ、避妊はする。玩具との間に子供ができてしまっては困るだろう?」
>>463 息子+弁護士は死亡フラグ立ちそうだけど、娘+検事は違うよ
娘が「パパみたいな検事になる」とか言って日に日に冥たんに似てくるのを幸せ半分切なさ半分で見守るのさ
>>463 息子+検事か娘+弁護士なら回避する……多分
赤ちゃん抱き上げてよしよしする御剣想像するだけで泣けるわ
帰ってきた子どもが、一人仏壇に手を合わせてる御剣を目撃するとかさ
「この子には生まれた時から母親が無いのだ。ならば私が父となり母とならねば」と
無理矢理仕事しながら子育て頑張る御剣
息子の場合はそのまんま碇親子みたいになりそう
冥たん会いたさにみったんが人類補完計画が発動させちゃうよ
>>467 息子が好きすぎて逆に表し方と接し方がわからないんだな
女王様×下僕はリレーじゃないしなぁ…ストーリーが一本だし、
>>464が上げてる部分からセリフ吸収されてたりするし
ところで保管庫に保管する人って決まってないの?職人が自力で更新するの?
470 :
462:2010/02/08(月) 23:03:35 0
>>464 あ、そう、それそれ!もっと続きもあったような。
冥が「残酷性がよく分かったわ」とか最後に言ってたような…
「ような」ばっかでごめんなさいorz
wikiにない…ですよね?
どなたかお願いしますorz
471 :
462:2010/02/08(月) 23:05:03 0
>>469 被っちゃった。ごめんなさい。
そっか、そういえば本人のじゃなかったんだっけ。
別バージョンとして載せたらどうだろう?
でもこういう1レスで納まるような短い小ネタって
収集しだすと切りが無さそうだけど
>>464を書いたものだけど、自分はネタ振りをしただけなんで
下僕と女王様の本筋が入ってればOKだと思うよ
ていうか、書いてくれた方ありがとうございましたw
神すぎたw
wikiは誰でも編集できるし
好きにいれたらいいんでない?
冥たんは手先が割と器用だと思ってるので
妊娠中に赤ちゃんのためにちょっとした物を色々自作してそうと妄想してたけど
>>461だとそれが形見になっちゃうなーとちょっと鬱になった
離乳食もちゃんと手作りしてそうだよな
そんなところも狩魔は完璧を持ってよしとするでw
でも食べさせるの御剣がやってそう
もうすぐバレンタインだけど冥ちゃんはちゃんとチョコ用意してるのかな
欧米流にみっちゃんからプレゼントするのもいいけど
そりゃ用意してるだろ
御剣幸せ者だなあ
チョコレートプレイで楽しむ二人
御剣は冥を舐めまわすの好きそうだし
チョコプレイは適してるな
みったんが山のようなチョコ貰ってるの見てヤキモチ焼いて拗ねる冥たん
それよい
しかしそのチョコの大半はオバチャンからだった!
検事局の人らに冥たんとのことがばれてるかどうかでみっちゃんの
チョコの量は変わる気がする。
みったん宛てのチョコは全部冥たんが食ってそうだから
むしろ多ければ多いほど喜んでたりしてw
みったん宛てのチョコ→全部溶かす→チョコレートケーキ→みったんへ
チョコの中身はどーすんだよw
木の実とかガナッシュとか。
やっぱ冥たんが食べて終わりだろ。
ホワイトデーのお返しも冥たんが選んどいて。
冥たんは用意したチョコも御剣にあげるのは一口二口くらいで
あとはほとんど自分で食べちゃいそうだなw
ま、その分御剣は冥たんを食べるからいいんだけど
489 :
名無しさん@ビンキー:2010/02/12(金) 04:45:17 0
チョコは手作りなのか
バレンタイン前の雰囲気をあえて無視して子育て中ミツメイ投下します
「さ、今日の食事は南瓜の牛乳煮だ。沢山食べるのだぞ」
たまの休みには子供に離乳食を食べさせたり、散歩に連れて行ったりする。
御剣は良い父親と言えそうだった。
「うー、まんま、まんま」
「そう、まんまだな。いい子だ、あーん」
バンバンと机を叩いて催促する赤子にスプーンを向ける。
が、子供はぷいっと顔を背けてしまった。
「どうした?まんまだぞ」
何度スプーンを向けてもイヤイヤと首を振る我が子に、御剣は少しばかり苛立ちを感じてしまった。
「好き嫌いはよくない。食べるんだ!」
半ば無理矢理、口にスプーンをねじ込ませる。
「いい子だ、さあもう一口…」
「ぶーー!!」
二口目を掬おうとした御剣に子供の反撃が降りかかった。
「まんま!まんま!」
「レイジ大丈夫?……ふふっやられたわね」
子供の声が気になってやってきた冥が目撃したのは、むずがる子供の前で離乳食まみれになってブルブルと震える御剣の姿だった。
「まんまんま!」
「はいはいママですよ。ご飯は嫌なのね」
冥が抱き上げると赤ん坊は大人しくなる。
「何故だ!先週は美味そうに食べて、おかわりまでしていたではないか!」
「最近はご飯よりミルクがいいみたいなのよ。そういう時もあるの」
片手で器用にボタンを外し、顔を拭く御剣を横目に授乳を始める。
「イタッ…もう」
「どうした?」
「噛まれたのよ。歯が生えてきたから…イッたい!めっ!」
「んまー…」
額を寄せて子供を叱る冥。胸元はノーガードだ。
「ふむ、血が滲んでいるではないか。随分きつく噛まれたな」
「ちょっ…レイジ!」
「只の消毒だ」
ぺろりと乳頭を舐め、ソフトに吸う。
「痛かったろう…イダダダダ!」
「まー!んま!まんま!」
髪をむしられる勢いで引っ張られて堪らず口を離した。
「レイジ、だっこしてて。ミルク作ってくるわ」
赤ん坊を御剣に預けると冥はキッチンへ走っていく。
「まーんま!んま!」
「…君に一つ忠告しておこう」
額に皺を刻み、母親かミルクかを要求する赤ん坊に通達した。
「冥は私の妻だ。従って冥のバストは私のものだ。
君には一時貸しているに過ぎん。取り扱いに充分注意を払えないなら、君の賃借権を取り消さしてもらう。
いいか、これは威しではないぞ。君が人工乳育ちになりたくなかったら以降は態度を改めてあの胸を血が出るまで噛むなどという愚行は慎んで貰いたいものだ」
「…何バカな事言ってるの」
「ぬぅ!?は、早かったな」
「まーんま!」
「はいミルク。飲ませて頂戴」
暴れる子供に補乳瓶をやるとヂュウヂュウと勢いよく吸って中身がドンドン減っていく。
それに比例して御剣の眉間から皺が消え、口許はだらしなく弛み目がやに下がる。
「ぷぁー」
「おお、もう飲んだのか。よい飲みっぷりだ。沢山飲んで早く大きくなるのだぞ。
どうした?眠くなったのか?そうかそうかそんなに目を擦らずともよいぞ寝る子は育つのだ寝付くまで父が揺すってやるからな…」
補乳瓶を御剣の手から盗み、冥は苦笑した。
だが冥は知らない。
今は子供に夢中な夫が、三十分としない内に‘消毒の続き’の名目で胸を食み、激しく冥を求めてくる事を…
話としては以前投下した親バカな御剣の話の続きのつもり
御剣は結局子供にも冥たんにもラブラブって事で
GJ!!!
親バカでエッチなみっちゃんかわゆす
GJ!
赤ん坊が二人いて大変だねメイタンw
いや、赤ん坊じゃないけどww
GJ〜!!!!
超面白かった!
GJ!
自分の子供に嫉妬する御剣ww
バレンタインSSを書こうとしたら、何故かホワイトデーの方がメインみたいになった
どうしてこうなった
神が多いなw
皆さま待ってます
メイたんはどんなチョコ作ってるんだろうなー
実は料理は得意じゃなかったりして
冥たんが一生懸命チョコ作ってるとこをニコニコ(ニヤニヤ)しながら見てるみったん
いいなw
でもメイたんがあぶなかしい包丁使いだから
ヒヤヒヤしながらみてるかもしれないぞ
料理してる姿見られたくなくて
みったんを家から追い出しそう
506 :
名無しさん@ビンキー:2010/02/13(土) 23:17:00 O
このスレの変態土下座みったんなら、冥たんのうなじにチョコかけて舐めとる位は普通にしそうだ
うなじどころじゃない気がする。
チョコ作りを邪魔されて翻弄された冥たんは、仕返しにみったんのナニに熱いチョコかけてビビらした上で舐めてやればいい
どう考えてもホワイトデーの話なんだが、悔しいからあえて投下
若ミツ→子メイ、二人とも検事になる前と思って下さい
「先生は凄いな。こんなにチョコを貰うなんて」
「当然よ。パパは完璧な検事だもの。チョコの数も完璧なのよ」
差出人と中身を表にして記す御剣の横で、冥は気に入ったものを開封してはチョコをつまんでいた。
冥にとってバレンタインデーはチョコを好きなだけ食べていい日を意味しているらしい。
豪が仕事場で貰ったチョコは義理ばかりだったが高級なチョコレートが大半を占めている。
ホワイトデーには表を元に完璧なお返しが用意されるのだ。
作業に疲れた御剣が、一休みに手作りクッキーの包みに手を伸ばした。
「バカ!それは食べちゃダメよ!」
「1つくらいはいいだろう?こんなにあっては冥一人では食べきれないだろうし…」
「そうじゃないわよ。手作りと無記名のは食べたらダメなの。何が入ってるか分からないんだから」
「…物騒な話だな」
「検事として当然の心構えよ」
確かに冥はラッピングを解いても中身が密封されていないものは捨ておいていた。
「これなら大丈夫よ、ほら」
チョコを口元まで持ってこられて、躊躇したが御剣は口を開いた。
彼はこういう事は少し苦手だった。
「では残った分は捨てるのか?」
「現場の刑事にやるんですって。安月給だから喜ぶらしいわよ」
それもアメとムチと言えるだろうか。そう考えながら御剣は表作成を再開した。
「そういえば…冥は先生にチョコをプレゼントしないのか?」
何気無く問いかけると冥は心底意外そうな顔をした。
「する訳ないじゃない。パパは甘いもの嫌いだもの」
「そうか?冥からなら喜ぶかと…」
「バレンタインなんてお返ししなきゃいけないから面倒な行事だと思ってるのよ。煩わせるような事はしないの」
バリバリと憎らしげにチョコを噛み砕く冥。
だが御剣は知っている。
冥が父親の書斎に薔薇の花を一輪飾った事を。
それは庭に咲いたものではなく、わざわざネットで取り寄せたもので、チョコレートにちなんだ名を持つ茶色い薔薇だった。
恐らく豪はその花が愛娘からの特別な贈り物だとは気付いていない。冥もあえて伝えない。
そんな親子関係が御剣には不思議に思えてならなかった。
師匠のお返しの品をネットで物色するのも大変だった。
高級感があり、後に残る品ではなく消えもの、価格は貰ったものを上回る。これが御剣が師匠から受けた指定だった。
どこそこ部署一同などの連名の分は数の多い箱菓子、個人からの分なら一度で食べきれる数量の少ない高級菓子。
ブランドを定めて、一定ラインで品物を変え、数量を決めて注文する。
こんな仕事も苦手だったが、師の命令は完璧にこなさなければならない。
最後に御剣はもう一度だけ検索をかけた。
ホワイトデーの朝、狩魔家の主人はいつもより出発に手間取っていた。
迎えにきた部下に御剣は大量の菓子の入った紙袋とメモを渡し細かく指示を伝えている。
袖を掴んで待っていると、冥が話しかけてきた。
「パパ、あんまり苛々しないで。レイジもパパから貰った仕事を完璧にしようと必死なのよ」
「フン、この程度で必死になるとは未熟な奴め」
ふと娘を見ると、大切そうに小さな白薔薇を持っていた。豪の視線に気付くと冥はパッと後ろに隠す。
「あ、あのね、綺麗だから、気に入って…」
「……そうか」
漸く受け渡しが完了したらしい。豪は車に乗り込み検察局へ向かい、御剣と冥は車が門を出るまで見送った。
「やっぱりちゃんとパパにお礼言った方がよかったかしら」
「先生は大袈裟な事はお嫌いだろう?」
「レイジに言われなくてもわかってるわよ!でもありがとうって言いたかったの!」
「先生も冥の気持ちをわかっておられるだろう」
「……それも言われなくてもわかってる!」
反論はいつもより少しばかり嬉しそうに聞こえた。
先に屋敷に入る冥の背中を見て、御剣は満足だった。
御剣は嘘はついていない。
朝食の前に冥の部屋に赴き、ホワイトデーのお返しだと白薔薇を渡した。
冥はそれを父親からのものだと勘違いし、あえてそれを訂正しなかった。
只、「冥はバレンタインにさりげなくプレゼントしたのだろう。わざわざ何か言うよりさりげなくしている方がいいのではないか」と言っただけだ。
冥に食べさせて貰った一欠片のチョコレートと比べてお返しが大きすぎるかとも思ったが、師の言葉に沿えばこれでいい筈だ。
『バレンタインだホワイトデーだと言って、所詮中元歳暮と意味は変わらん。面倒だがこの程度で仕事がしやすくなれば安いものだ』
冥は父親からお返しを貰ったと思っている方が機嫌がよくなるだろう。
そうすれば御剣は確実に過ごし易くなる。
それにしても、あの花は冥にピッタリだ。
ホワイトデーだからと白薔薇を探していたが、小輪のものにしたのはネットショップのただし書きが決め手だった。
小輪の白薔薇の花言葉は『恋をするには若すぎる』
御剣はそれを選んだ自分に苦笑するしかなかった。
おまけ
数年後のバレンタイン、御剣は執務室に届けられた大量のチョコレートを全て糸鋸に下げ渡した。交換条件は差出人と中身の表作成だ。
冥からのチョコレートのみを有り難く受取り、同時に御剣からは白薔薇の花束を冥にプレゼントした。
「何で白なの?」
「花言葉がいいんだ」
「白は…純潔だったかしら?」
「それもあるが、『私はあなたにふさわしい』」
「…バカ、そんなの言われなくてもわかってる」
冥は照れ隠しに大輪の薔薇の薫りをかいだ。
以上、おまけで一応バレンタインにした
当初の予定とはやや違う仕上がりになったが…白薔薇の花言葉が萌え萌えなのばっかなせいだ
GJGJ!!
若ミツ→子メイの片想いはふんわりと温かくて萌える。
二人ともかわええのぅ
みっちゃんは紅薔薇だけど冥たんは白薔薇っぽいよね
白百合っぽいなあ冥たんは
いやはやGJ!
御剣は優しいね
確かに冥は百合のイメージかな。
カサブランカとか。花言葉もぴったり。
花言葉含めなら青バラもいい
いやぁ冥たんの銀髪にはきっと紅薔薇が綺麗に映えることでしょう。
自分は冥たんのイメージが牡丹だなぁ。
それはさておきGJ!!!
若ミツ優しいな。
冥が気づいてないのがちょっと切ないけど、
いつもの生活の中で弟の優しさには気づいてるだろうから、
そんなに切なくなくて萌えました。GJ!!!
若ミツ→ロリメイっていいな
二人とも可愛いし、花言葉絡めてあってSSもきれいだしGJ!!
ミツメイが好きだ
みったんも冥たんも単体で好きだが、カップルだと1+1が∞になる位好きだ
ト/モ/コ/レでミツメイをくっつけようと必死だww
お互い信頼し合っているんだが、なかなかくっつかない
やっぱり色々因縁があるから踏み出せないんだよ
信頼しあった仲でいい、この関係を壊したくない…みたいな
そんなww
ゲーム内でも考えてるのかよwww
考えてるんじゃね?
うちの御剣、気がついたらうちの父親と親友になってたし
そんなに父親がいいのかと
そんな風に脳内捕完するのも楽しみの1つじゃね?
なかなか一線を越えられない二人萌えるわー
トモコレって結婚した後はなんかあるの?
ちなみにうちの豪はオバチャンと付き合ってるよw
ミツメイは特に進展はないorz
>>530 離婚もあるらしい
532 :
名無しさん@ビンキー:2010/02/16(火) 23:29:54 O
ちょ、斬新すぎるカップルww
ミクコレやりたくなってきたわー
533 :
名無しさん@ビンキー:2010/02/16(火) 23:36:32 O
ミクじゃねえ…トモ○レの間違いです↑
534 :
名無しさん@ビンキー:2010/02/17(水) 02:38:30 O
トモコレ結婚とか付き合ったならペアルックにすると別れにくいらしい
つまりゲーム内でもミツメイコスプレプレイが楽しめるわけだ
ハートのペアルック着せるとか?
それなんて羞恥プレイ
御剣さんの美的感覚だとアリかもしれないのが怖い。
そして隣でプルプルと鞭を握りしめる冥たん。
おそろいのピンクのパジャマ着るんだね
ありがちだが、あのピンクのパジャマの上下を
分けて着ているミツメイに激しく萌える
冥たんが上でみったんが下だね
まあパジャマなんて布団に入れば脱いじゃうんだけど
> 冥たんが上でみったんが下だね
違う意味でとらえてしまったww
冥たんは上と下どっちが好きなんだろう
冥タンは下になることがほとんどだけど
負けず嫌いで御剣をヒーヒー言わせたいから
本人的には上が好き
戦時中パロって続きないんだろうか
冥たんが記憶取り戻すところまでやらないかな
上が好きだと口では言うけど、主導権を握ると自分をさらけ出せない冥ちゃん。
下になって泣くほど攻められる方が気持ち良くて好きだけど、口が裂けても言えない冥ちゃん。
御剣さんがそれに気付いてて、頃合いをみて下から上に逆転する展開を希望します。
そして戦後も記憶退行も楽しみにしてるよ!
上がいいと言いつつ、本当は下が好きなんだよね、冥たん
実は、もしDL6号事件がなかったら〜ってのを
誰か書いてくれないか期待してたりする
前に誰か書いてるって言ってたよね
SSも読みたいけど絵を投下してくれる神はもういないのか
シムで作った3Dのあれはよかったね
希望も良いけどクレクレにならない程度にしようぜー
法廷の検察側席に手を付いて
着衣のままバックでというのがいいと思うんだ
神聖な法廷でなんてことを…!
と言いつつ感じちゃう冥たん
御剣の執務室でもおいしいな
ソファとか執務机とか如何にもオフィスラブ向き
来客中に机の下に潜り込んだ冥たんが
みっちゃんにご奉仕なんてスリリングなシチュが見たい
ミツメイはセックス大好き淫乱カップルだからTPOを選ばないなw
>>552 その時はみったんも色んなとこを足でグリグリしてあげてくれ
机の下の静かなる攻防
来客がノコさんだったら気付かなさそうだが
狼だったら気付いても知らんふりしてくれそう
「なんなのよコレは!」
メイはピンクのパジャマに身を包み、怒り肩でリビングに乗り込んでくる。
「ふむ、思った通りだ。よく似合っている」
「私のネグリジェはドコ!? しっかりバスローブまで隠しているし!」
「キミのために買ってきたのだが、気に入らなかっただろうか」
メイは片眉を上げてコチラを見る。
「あなたも同じデザインのものを着ているようだけど」
「コレを買おうと思ったら女性物もあったので、キミにどうかと思ったのだが」
「ペ、ペアルックだなんて、バカがバカだと主張するだけのバカなコトだわ!」
「たまには、そのバカなこともしてみたくなったのだ。私と同じ格好はイヤか?」
「そんな恥ずかしいコトできるわけないでしょう!」
「パジャマならダレにも見られることはあるまい」
「だって……」
「そうか、気に入ってもらえないようだな」
素直に受け取ってはもらえないだろうとは思ったが、反発ばかりするのでちょっとイジワルをしてみたくなった。
「ちょ、ちょっとナニしてるのよ!」
ボタンをはずしていくと、その手を払ってカラダを退く。
「いらないようだから、返してもらおうかと思ったのだが」
「い、いらないなんて言ってないでしょう!」
はだけた前を隠して背中を向けた。
「ペアが気に入らないなら、私が着ていないときに着ればいい」
「……こんな色、私には似合わないわ」
「そんなことはない」
「ピンクなんて、かわいい女の子が着るものよ」
「……私も着ているのだが」
「レイジはバカの一つ覚えの赤ばかりだから、それが薄まったぐらいで大差はないでしょう」
なんだかヒドい言われようだ。
「キミだって『かわいい』、『女の子』、だ」
「よして頂戴。自分がかわいくない女だってのは分かっているし、そんな風に言われたくもないわ」
後からそっと抱きしめると、洗った髪の香りがした。
「そうして恥じらっているところがたまらなくかわいい、と言ったら怒るのだろうか」
「……バカ」
「キミはいつも黒や落ち着いた色の服しか着ないが、もっと明るい色も着てもいいと思うのだが」
「黒はなににも染まらない色だわ」
裁判官の法衣と同じだと言う。
「法廷ならそれでもいい。だが普段の……ふたりきりの時ぐらいは、私の色に染まってくれてもいいではないか」
「あ、あなたが私に染められればいいのよ!」
そう言いながらも、うなじまで赤く染まっていく。
「それで結局、このパジャマは受け取ってもらえるのだろうか」
「……しかたがないわね、せっかくレイジがくれたのだからもらってあげるわ」
相変わらず素直じゃないが、なんとか受け取ってもらえそうだ。
「そうか、それはよかった」
ボタンに手をかけながら首筋にキスを落とす。
「ちょっ……どうして脱がすのよ! もらうって言ってるでしょう!」
「男から女性に服を贈るのは、脱がすためだと聞いたことはないか」
「なっ……」
するり、とみずからの重みでパジャマが落ちる。
「やっ……もう……ッ!」
どんなに否定しようとも、湯上がりで色づいた肌も耳まで赤くなった顔も、私のものだと言わんばかりに染まっている。
「んっ……」
そこに唇を落とし、もっと赤く、もっと私の色に染め上げていった。
パジャマの方に反応してみた。
ワンパターンな上に、セリフばっかりですが。
御剣wこのエロオヤジめw
GJ!!
ピンクパジャマの冥たんみたいw
文句いいつつなんだかんだ着てしまう冥たん可愛いよ!
GJ!!
GJ!
冥タンには、パジャマの上だけ着て、美脚を出して欲しいw
下はモロチンはいてないんだろうな
冥たんはパンツはきたいけどみったんがはかせてくれない
エッチの後は下着もつけず裸のままだろうな
今の時期だと風邪引きそうだけどw
そんなことしたらカンペキなプロポーションが崩れてしまうがな
プロポーション維持のためにダイエットに励む冥たん
そして何故か付き合わされるみったん
小食だけど甘い物は別腹っぽいなからw
御剣はどうなんだろ。
大食らいでも食が細いのもどっちもありそうだけど。
みったんは普通っぽいな〜
ただ、バランスとか考えるのは苦手そう
自炊してるトコも想像つかんw
なるほど逆転裁判のイラストでほとんど食べていたせいか
みったんは大食いというイメージがある
基本は外食で仕事が忙しいと食事を抜いたりコンビニ飯で
冥たんに「そんなんじゃ身体壊す」って叱られる。
そういう冥たんも忙しくてあんまり自炊してなさそうだけど。
でもやらないだけでそれなりに料理は出来そうだと思う。
大食いの男ってすごい食べるよね。思春期とか。
…狩魔家の食費…跳ね上がっただろうな…w
友達がSSを送ってくれた!
掲載許可を頂いたので投下してみる。
いや、これ自分だけが楽しむのは勿体無さすぎる!!
「うへー雨だよなるほどくん。帰りどうする?」
真宵のうんざりした声が検事局のカフェテリアに響く。
成歩堂、真宵、御剣、冥の4人が座るテーブル脇のウインドウはみるみる雨粒で覆われていった。
「夕立かな。すぐ止むといいんだけど」
「確か天気予報では今夜は荒れ模様と言っていたわ。
雷を伴った強い雨が一晩中続くとか…」
「じゃあ早めに帰らないとぬれねずみになっちゃうよ!」
「我々も今日は仕事を早めに切り上げねばならんだろうな」
言っている間にも雨足は強くなっていく。
と、その時。カフェテリア全体が強い光に覆われた。
「見た!?今光ったよ!」
「ム、私は気が付かなかったが」
「今の絶対稲光だよ。間違いないね♪」
(真宵ちゃん楽しそうだなぁ、台風のときもワクワクしてたし。
…あれ?狩魔検事、何呟いてるんだろう?)
「…5…6…」
真宵が窓にへばりついている向かいで、冥はカップを持ったまま真剣な顔で数を数えていた。
ゴロゴロゴロ…暗い空から低い音が響いてくる。
「落ちた音じゃないよねぇ。あ、また光った♪」
「怖いこと言うなよ、雷落ちたら大変じゃないか」
「何言ってるのなるほどくん、雷は落ちてナンボだよ」
「おへそ取られたら大変だろ」
「…成歩堂、君はそんな迷信を未だに信じているのか」
「いやそういう訳じゃあ……それより狩魔検事、さっきから何してるの?」
成歩堂の問に真宵も座り直して向かいに視線を送る。
だが問われた本人は
「…6…7…8…」
相変わらずカップを凝視しながら数を数えていた。左袖を握り締め、妙な気迫さえ感じる。
御剣は「またか」とでも言いたげな顔で冥を見ている。どうやら彼は事情を知っているようだが、見守る成歩堂と真宵にはさっぱりわからずただ首を傾げるしかなかった。
カウント12で雷の音が遠く聞こえてくる。
すると冥は数勘定を終え、カップに口をつけてようやく息をついた。
「…え〜と、狩魔検事?」
「何よ」
「だから、何数えてたの?」
「………雷の距離よ」
成歩堂には真宵の頭にクエスチョンマークが見える気がした。もちろん、自分の上にも。
だが冥はそれ以上説明する気はないらしく、代わりに御剣が口を開いた。
「成歩堂、雷は光が見えてから音が聞こえるまでタイムラグがあるのは何故だと思う」
「そ、そんなの真宵ちゃんでも知ってるよ。なぁ、真宵ちゃん」
「そうだよ御剣検事。それは、そういうものだからだよ!」
(答えになってないぞ…)
「フッ…いや失敬。真宵くんもご存知だろうが、光は音よりも断然早い。
光は約秒速30万キロメートル、一秒で地球を約7回半回ることができる」
「へーーそ〜なんだ〜」
(真宵ちゃん…知らなかったのか)
「それに対して音は条件によっての差が大きいのだが…」
ナプキンを一枚とって数式を書き込む御剣。高級な万年筆がイヤミなくらいよく似合う男だ。
「331.5+0.61t?おい、tってなんだよ」
「tは摂氏温度だ。これは1気圧の時の数式だが、25度なら音速は秒速347メートル…まぁ約350メートルと考えて差し支えない。わかったか成歩堂?」
出来の悪い生徒を二人持った御剣先生は、検察席でよく見せるあの笑みを見せて数式を説明してくれた。真宵はまだよくわかってないらしい。
「ちなみに一回目の雷は8秒。約2800メートルよ。
私はこれで失礼するわ。
御剣怜侍。貴方もさっさと仕事を終えることね。」
カフェテリアからエレベーターに向かう後姿をぽかーんと見送る成歩堂と真宵。御剣は「フッ」と鼻で笑うと万年筆を胸ポケットにしまった。
「つまり、光は一瞬で届くけど音は時間がかかるから、その間の時間を計ってたら雷の距離がわかるってことだろ。
言っとくけど僕は数式までは知らなかったけど、音速より光速の方が早いってことぐらい知ってたからな」
「え?じゃあさっきは12秒だっけ?350かける12だから…御剣検事、その万年筆かしてくれます?」
「約4200メートル。今日の予想最高気温が31度、最低気温が24度。夕立で気温が下がったとしても27度にプラスマイナス2度…完璧ではないけど、許容できる誤差の範囲だわ」
「え?え?え?」
いきなりまくしたてる冥。すっかり混乱してしまい計算どころではなくなってしまっている真宵を置き去りにして立ち上がる。
「ちなみに一回目の雷は8秒。約2800メートルよ。
私はこれで失礼するわ。
御剣怜侍。貴方もさっさと仕事を終えることね。」
カフェテリアからエレベーターに向かう後姿をぽかーんと見送る成歩堂と真宵。御剣は「フッ」と鼻で笑うと万年筆を胸ポケットにしまった。
「それにしても、なんだって狩魔検事は雷の距離なんか計ってたんだろうね?」
借り物の傘を差しての帰り道、成歩堂は答えを期待するでもなく真宵に問いかけた。
「う〜ん、やっぱり雷って裁判に関係する事もあるからじゃない?で癖になっちゃってたとか。
それより私がわからないのはさぁ」
「何?」
「1気圧ってなに?摂氏温度って?」
どうやら真宵は理系に弱いらしい。
(茜ちゃんだったらうまく説明できるかなぁ…でもあの子はカガク専門だし…)
科学と化学の違いも判らない成歩堂は、自分で説明することを諦め、事務所に帰ったらわかりやすい説明を求めてホームページでも探してみようと決意した。
その日の夜。
予報通り雨は吹き荒れ、時折雷鳴も聞こえてきた。
昼間より、随分と音が大きい。
御剣は持ち帰った資料の整理が一段落付くと、冥の自室の扉を叩いた。
返事がない。
が、まだ寝るには早い時間だ。
「メイ?入るぞ」
声をかけてからドアを開けると、冥はヘッドホンをしながらムチの素振りをしていた。
部屋のカーテンは合わせ目をクリップで留めて隙間をなくすという念の入れようだ。
御剣はフッと笑うとオーディオの電源を落とした。
「何をするのよレイジ」
「これでは話ができんではないか」
「それは今しないといけない話なの?」
オーディオを入れようとする冥の手を止めて、代わりにヘッドホンをはずす。
「ちょっと!」
「もう平気になったのではないのか?昼間は悲鳴をあげてはいなかったが」
「そうよ、もう何ともないわ!だから」
反論は、窓を振るわせる雷鳴に封じられた。
「きゃああ!!」
冥は悲鳴をあげて御剣にしがみつく。
「なんだ、やはり平気ではないではないか」
「う、う、うるさいわよ!!」
そう、冥は雷が苦手だった。
幼い頃は今よりもっと。
恐怖心をやわらげてやろうと音速の数式を教えた事を御剣は懐かしく思い出す。
“ほら、何秒もかかっただろう。だからあの雷はずっと遠くで鳴っているだけなのだよ”
そう言って頭を撫でてやったのはいつのことだったろう。
あの時冥は新しく手に入れたロジックをいたく気に入り、“じゃあこれで雷は怖くないわね”と涙目で言ったものだった。
が、完璧と思われたロジックには落とし穴があった。
「確実に350メートル以内に落ちてるのよ!誰だって危険を感じて当然でしょ!」
雷光と雷鳴の間に時間差がないと、余計に恐怖に駆り立てられてしまう。
「ム、今のもののタイムラグが一秒以内とは限らんではないか」
「さっきはそうだったのよ!
きゃあーー!
もう嫌!昼間よりずっと近付いて来てるわ!」
別に冥めがけて雷が近付いているわけでもないのだが、雷鳴に悲鳴を上げながらも反論する姿はどこか滑稽さを感じさせた。冥が必死な分余計に。
「わかったわかった。今の君にはこれが必要なのだな」
一度は取り上げたヘッドホンを掛けてやり、オーディオの電源を入れる。
冥が外の音を遮断しようと両手を添えても音が漏れ出ている。それほどボリュームを大きくして耳を悪くしなければよいが。
先ほどまでは自分にしがみついていたのに、今や必死に音楽に集中しようとする冥を見ていると不意に悪戯心が頭をもたげてきた。
冥の顎に手を掛けて深く口付け、そのままソファに押し倒す。
「ちょっ何を……んっ」
「君は光、音の両面から雷を遮断したが、意識はまだ雷にいっているのだろう?なら、別の事に集中して恐怖心を克服する手助けをしてやろうと思ってな」
ヘッドホンをしたままではこのロジックは届いてはいないだろうが、聞こえていたとしても異議を唱えられることには違いない。
聞こえないとわかっていても、足元に転がるムチを確認してから囁いた。
「雷を怖がる姿も、かわいいぞ」
以上です。
タイトル入れ忘れた!
「カンペキなロジック」という題で頂いてます。
GJ!!!
怯える冥たんが可愛いw
みっちゃんが頭良さそうな感じなのも萌え
良い友達をお持ちで!
>>572にも感謝!
必死に冷静さを保とうとしている冥が可愛いすぎ
GJを伝えておいてください。
いいもの見せてもらいました。
お友達GJです!!
インテリみったんいいね!!
冥ちゃんはお化けなんかも怖がりそうなイメージだな
みっちゃんは地震の他はゴキなどの虫系に弱いと見たw
>>572と572の友達GJ!
御剣の前だけで弱さを見せる冥に萌える。
そんなSSのあとに、流れを読まずに投下。
ちょっと前に出てた上下逆転ネタとオフィスラブネタを入れてみたが
なんだか違う感じになってしまったSSです。
「御剣怜侍!」
「ム…メイか、ドアを開ける前に…」
夕方、地方検察局1202号室
一通りの仕事を終えた御剣はソファに座り、紅茶を飲んでいた。
しばらくゆっくりしてから帰宅する。
彼にとっては、比較的忙しくない日であった。
それは突然、帰国した恋人の訪問によってぶち壊された。
「どうしたんだ、急に。日本に来るのは2週間後のはずではなかったか?」
「仕事が早く片付いたのよ。せっかく来てあげたのに嬉しくないのかしら?」
「…そんなことは無い」
御剣の隣に座る冥をそっと抱き寄せる。
彼の抱擁に、冥も嬉しそうに背中に腕を回した。
愛しい人の突然の、そして久しぶりの訪問、熱い抱擁。
御剣の胸にほんわりと幸せが広がる。
このまま、ずっと抱き締めていたい…
どさっ
何かがおかしい、と御剣が思ったときには、冥に押し倒されて居た。
冥は御剣の腰の辺りに馬乗りになると、ニヤリと笑う。
訳の分からないと言った感じの御剣は自分を見下ろす彼女に、苦笑いを浮かべた。
「…何がしたい」
「セックスよ」
「はっ?な、何を言っている」
「レイジ…嫌なのかしら?」
「い、嫌ではないが……糸鋸刑事が、その、資料を持ってくる可能性が…」
「ヒゲならさっき会ったけれど、帰宅すると言っていたわ」
そう言って、御剣が着ている服に、手を掛ける。
冥の手によって、あっさりと服は脱がされた。
そのまま誘う様に、顎をべろりと舐めあげる。
「シたいのよ、レイジ」
「…今日は随分と大胆だな」
「何カ月ぶりに会ったと思っているの?」
「…ふむ、では、私をその気にさせてみるといい」
先程までの顔から一転して、御剣の顔つきがやらしくなった。
実は冥にこうして乗られているだけでも、勃ってきている。
しかし、積極的な冥がどう動いてくるのかが知りたかった。
冥は嫌がる素振りもなく、御剣のベルトを外し、モノを外気にさらす。
既に頭をもたげて、冥に舐めて欲しそうにしているそれを、ぺろっと舐めあげれば、一瞬で硬くなった。
冥はちろちろと、竿を舐めはじめるが、それは先端に触れない様に、唾液を含ませながら、ゆっくりとしたものだった。
裏筋を舐められば、僅かにピクンと反応するので、何度も舐めあげる。
御剣は冥の舌が、自分の物を這うのをじっと見つめていた。
舐めるたびに、誘うように冥の腰がいやらしくくねっており、それだけで、もうたまらない気分になってきた。
冥の舌技はいつもより更に絶品で、自分を誘っている。
もう十分に…いや、もう限界に近いほど男根は勃起している。
「わかったメイ、そろそろ…」
「ん…そろそろ、いいかしら」
御剣の手が冥のスカートの中へと伸びた時、ぱっと冥の舌が離れた。
唇を手の甲で拭い、さっさとスカートの中でストッキングと下着を脱ぐと、ぽいっと放り投げ、またも御剣にまたがった。
これから自分が冥を愛撫しようと思って居た御剣は、黙々と自分に被せる冥の顔をじっと見上げる。
「メイ…?」
「レイジは何もしなくていいわ…」
そう呟き、ゆっくりと腰を沈める。
冥はただ御剣のを舐めていただけで、御剣は彼女の身体に触れても居ない。
それにも関らず、冥のそこはぐっちょりと濡れていて、御剣の太いものを、水音とともに受け入れた。
ずっと欲しかった感触に、冥から甘く、呻くような吐息が漏れる。
熱く、ぬめぬめとした液体が御剣を包み、彼自身にも快感が襲ってくる。
組み敷いてめちゃめちゃに犯してやりたかったが、冥の言葉通り、じっと耐えた。
彼女がどうやって動くか…今日はそれを楽しむのも悪くない。
少しずつ御剣のものを飲み込み、根元まで埋まると、彼女は御剣にむしゃぶりつくようなキスをした。
彼もそれに答えるように、舌を吸うと、息を荒らし御剣がそっと囁いた
「…メイ、なぜこんなに濡れているのだ」
「んっ…あっ」
「…答えられないほど感じているのか」
「レイジ…っ」
「そんなに欲しかったのか…淫乱だな」
「んっ」
「…私に見える様に、脚をもっと開きたまえ」
冥が言われた通り、ゆっくりと脚を開く。
御剣の目に映ったのは、自分の物を涎を垂らして銜え込んでいる花弁、そして真っ赤に突起した蕾であった。
ひくひくと蠢く膣内に、御剣の物は更に硬度を増す。
御剣が冥の腰に手を添えれば、冥がゆっくりと腰を使いはじめ、顔は快感に歪んだ。
「…もっとしっかり、動けるだろう」
「あ…レイジィ」
「…ほら、こうやってココ擦れるのがいいんだろう。キミはここが好きだったな」
「あぁ…好き、好きよ…」
もう理性を失った冥は、蕾を御剣にグリグリと押しつけ、自分の胸を揉み始める。
それを見た御剣が、片手で身体を支えてむくりと起き上がり、ベストとシャツのボタンを外してやる。
ブラを上にずらせば、冥の白くて柔らかそうな胸が顕になり、頂きが存分に主張していた。
それをいやらしく自分で摘み、腰を前後に振る冥は、まるで、御剣の物を使って自慰行為をしている様だった。
「…あっ、レイジ…!」
「何だ」
「も…駄目」
「そんなに腰振って何を言っているんだ。気持ちいい、の間違いだろう」
「んっあぁっ…気持ち、よすぎて駄目…」
「私もだ…」
「ふ…あ…あっ…イク…イッチャう…」
「ふっ…」
「あ…ああぁ」
冥の喘ぎ声が、叫び声に変わり、腰使いが速くなる。
冥の身体がびくびくと震え、御剣が、力を失って倒れそうになる冥を支える。
「気持ち良かったのか?」
「……ん」
「満足したか?」
御剣の問いに、冥が怠そうにコクンと頷く
「では、次は私の番だな」
片手で冥の背中を支えながら、閉じられた脚を開き、まだヒクつく蕾に触れれば、冥が身体をビクつかせた。
「やっ…駄目」
「それはないだろう。さんざん、私のことを襲っておいてその態度とは…」
言いながら、乱暴に上に突き上げる。
まだヒクヒクと痙攣している冥の中が、きゅうと締まった。
「くっ…」
「あっ…あっ」
「メイ……っ」
目の前で揺れる頂きを、口に含み、尻を鷲掴みして、ガンガンと突き上げる。
くちゅ…くちゅっと冥の秘部から水音が聞こえてきた。
「こんなに濡らしてっ…キミも人のことを言えないくらいの変態…だな」
「レイジッ」
「焦らされたたぶんをキミに返してあげよう」
ぐったりと抵抗する力も無いのをいい事に、御剣は冥を思い切り突き上げる。
もう姿勢を支えられない冥を、仕方なくそのままゆっくりと押し倒した。
自分が上になると、更にぐいと根元まで突き入れ、腰を早め、本能だけで攻めまくる。
冥はたまらず涙を滲ませるが、今はもう、それさえも御剣を煽る仕草でしかない。
御剣は何度もイキそうになるが、ぐっと堪えて絶頂を先伸ばした。
「レイジ…もう駄目…」
「…キミから、誘って…っ来たのではないか」
「あっ…」
「望んだとおり、何度でもっ……くっ、イかせてあげようっ」
「やめっ…」
「…その顔が、煽っているのだが……っ」
「…もっと、ゆ…っくりっ」
「無理だ、止められない」
激しく冥の中に突き刺し、息を乱す。
ソファが激しくギシギシと音を立てた。
冥の意識が飛びそうになる一歩手前、御剣は、冥の中にどくどくと白濁の液体をぶちまけた。
「…で、今日はいきなりどうしたのだ」
冥のシャツのボタンを止めながら、御剣が冥に問い掛ける。
不器用な彼なりには頑張っているのだが、なかなか止められない。
冥はフンッと顔をそらし、目線だけを御剣に向ける。
「別に、ヤリたくなっただけよ」
「キミにもそういう日があるのだな」
普段セックスの際は自分が主導権を握っているが、たまにはこんなのもいいと、一人顔を緩ませる御剣。
先程の冥の姿を想像するだけで、彼女が国内にいない間の自慰には困らなさそうだ。
「か、勘違いしないでほしいのだけど、誰でもいいわけではないわ!アナタとだけよ!」
冥の言葉に、またもほんわりと胸に幸せが広がった
「…そうか」
「会いたかったの……好きよ、レイジ」
「わたしもだ」
「レ、レイジもしたくなったら言いなさいよ!私がいない間にヒトリでしようなんて考えないことね!」
「ム……承知した」
「…怪しいわね」
「……では、もう1度どうだろうか」
「駄目よ、ここ執務室じゃない」
「構わないだろう」
そう言って、冥にキスをする。
キミが好きでたまらない。
どうか、甘いひとときを。
GJ!
これはエロい
ラブラブな雰囲気ながら二人とも本能剥き出しなのがいい
うおおおGJ!!
エロいのに甘いよ!!
良いもの読ませていただきました
GJです!
いやらしいのが似合う二人ですな
もっと読みたい
GJです!!!!
> 先程の冥の姿を想像するだけで、彼女が国内にいない間の自慰には困らなさそうだ。
地味に笑えたww
みっちゃんもめいたんがいない間大変なんだなww
GJでした
GJ!!
やっぱエロエロなミツメイは萌える
インテリ御剣も怖がり冥たんも、エロミツメイもたまらん!GJすぎる!
そして流れを読めない自分でスマン!
お久しぶりですが、御剣記憶退行続き、投下させていただきます
間があいて申し訳ない
読んでくれる方、待っててくれた方いつもありがとう
今日は久しぶりに冥さんが作ったご飯を食べた。
お腹をおいしい食事で満たして、暖かい風呂に入って、のんびりとした夜を過ごす。
いつもと変わらない夜。
でも、明日から冥さんがしばらく留守にする。
明日からしばらく僕は、この一日の終わりを一人で迎えなければいけない。
冥さんがいない日々を過ごすことになるのが、こんなに寂しいなんて。
でも、冥さんは仕事があるのだから、仕方ない。
僕が不安な様子を見せて、彼女を困らせちゃいけない。
けれど、これだけは譲れなかった。
「今日こそはベッドで寝てください」
いつものように、冥さんがそろそろ寝ようと切り出したとき、僕はこう申し出た。
「……」
冥さんは、きょとんとしている。
そう。僕が冥さんと住むようになってから今日の今日まで、冥さんはソファで、僕はベッドで寝ていたのだ。どんなに僕がソファを使うと言っても、冥さんは聞き入れてくれなかった。
でも、明日から冥さんは出張で海外へ発つ。これから忙しい日々が待ち受けているのだから、今日くらいはゆっくり寝てもらいたい。
そう思って、思い切って言ってみたけど……
「……結構よ。ベッドはレイジが使いなさい」
やっぱり冥さんは一筋縄ではいかなかった。
「……」
いつもだったら、ここで引き下がっていたけれど、今日はそうはいかない。
「だ、だめです。僕かソファを使います、冥さんはベッドを……」
「くどい」
ひ!
冥さんの声がワントーン下がって、僕は思わずすくみ上がってしまった。
なんだ……この威圧感……き、気のせいか、構えてもないのに、ムチが見える気がするぞ。
法廷では、いつもこんな感じなのか?確かにこんな風に凄まれたら、あることないこと自白してしまいそうだ……
い、いやいやいやいや。だからここで負けるわけにはいかないんだ!
「い・や・で・す!」
強調しすぎてなんだか駄々っ子みたいになってしまったが、僕ははっきり言った。
冥さんは、目を丸くしてびっくりしている。
僕だって、(今は検事らしいけど)弁護士を目指してたんだ!ここから反撃開始だ!
「い、いま何月だと思ってるんですか!夜も朝も冷えるのに、そんな中布団で寝ないなんて自殺行為もいいとこですよ。
僕は男だからソファだろうと雑魚寝だろうとどこでも寝られるけど、冥さんは女の子だし、体冷やしちゃいけないし、毎日仕事だってあるのに、これじゃ体壊してもおかしくない!冥さんが熱で苦しむ姿なんて、僕は見たくありません!
それに、そもそもソファは寝るためのものじゃなくて座るものであって、そんな所でいつも冥さんみたいな若い女の人が寝ているって考えると、僕や成歩堂など男性陣は、非常に座りにくいです。
そう、そうですよ。ソファがソファである為にも冥さんはベッドで寝るべきなんだ。だから、冥さんがベッドを使ってくれるまで、僕も寝ませんから!」
おおよそ、こんな風に並べ立てたと思う。「あの」「ちょ」「レイジっ」と時々冥さんの声が聞こえたけど、僕は口を挟ませなかった。というか単に夢中になりすぎて止まらなかったんだけど。
まあ、証言は最後まで聞くものだし。
……でもここは法廷じゃないし、僕のコレは、法廷テクニックでも何でもないな……
「大体、僕の体調が良くなるまでって言ってましたが、僕はもう元気ですよ!一体いつになったら本調子って認めて貰えるんですか!僕の記憶が戻るまでですかっ!」
ここまでノンブレスで言い切って、ハッと我に返る。
「……」
冥さんの表情が、能面のようになっているのだ。
う、僕……何かまずいこと言っただろうか。それとも、早すぎて聞き取れなかったのだろうか。
でも頭の中が酸欠で、自分がなんて言ったのか、よく思い出せない。
冥さんの口が開いた。あああ、何て言われるんだろう。いつもの冥さんなら「うるさい」とか一蹴してきそうだ。
だけど……意外な言葉が帰ってきた。
「……わかったわよ」
「えっ」
すごく小さな声だったから、思わず聞き返してしまったけど、しっかり聞こえた。
冥さんが、了承してくれた。
よかった……!ちょっと強引だったかもしれないけど、こうでも言わないと冥さんはベッドを使わないだろう。
そうと決まれば……と僕はソファの方に一歩足を踏み出した。
けれど。
「おわっ!?」
突然、冥さんに腕を掴まれた。そのまま引っ張られてリビングを出る。
女の人の細腕なのに、がっちりと指が食い込んできていて、離してもらえない。というか……つ、爪が痛い痛い!
冥さんは寝室のドアを乱暴に開けて、僕をベッドに投げ飛ばした。
「うぶっ!」
顔面から枕に突っ伏して、僕は鼻を押さえて顔を上げる。
すると、冥さんがのそのそとベッドの上に登ってくるのが見えた。
「……そのかわり、貴方も一緒よ」
冥さんは布団を被りながら、そう言った。
一緒に……寝る?
あ、そっか。そうだ。最初からそうすればよかったんだ。そうだよな。一緒に寝れば、全て丸く……
……収まらないから今まで別々に寝ていたんじゃないか……!
「冥さ……!わぷっ」
慌てて起き上がろうとする僕にも、布団が被せられる。僕と一緒の布団の中で、冥さんがもぞもぞ動く。
「ちょっと……狭いから詰めなさいよ」
言われて僕は、それなら……とベッドから出ようとする。けれどいつの間にか冥さんにパジャマの裾を掴まれていて、逃げることはできなかった。
うっ!振り向くと冥さんの目が……据わっている。
「……あ、う……」
僕が何も言えないでいると、冥さんはしばらく僕を睨んだ後、「……じゃあお休み」と、体ごと向こうを向いてしまった。
と……とんでもないことになったぞ。
一つのベッドで、同じ布団で、僕の…すぐ隣で、パジャマ姿の冥さんが寝てる。
無意識に息が止まってしまっていた。だ、だって、呼吸をしたら、息がかかってしまいそうで……
だけどやっぱり耐えられず酸素を吸い込んだら、同時にすごくいい香りが鼻の中に飛び込んできた。
これは……お風呂場にある、冥さんのボディソープの香り……
(うぐ!)
や、やばい!慌てて鼻を啜ると、喉の奥で血の味がした。
ど、どうしよう。ここに来た初日、ちょっとだけ想像したことが、現実に起きるなんて。
手をちょっと伸ばせば、すぐ届くくらいの所で、冥さんが……冥さんが……
(はう!)
お、お腹の下あたりが熱くなってきた。
変なこと考えるな僕!何か別のことを……何でもいい。別のことを考えて気を紛らわせるんだ!
3.14159265758979……
円周率百桁、寿限無、外郎売り……など、思いつくまま頭の中で繰り返すけれど、ちっとも気が紛れない。
「ん……」
スタンドの小さな灯りだけの薄暗い中で、もぞっ、と冥さんが体を動かしているのが見える。僕はギクッとして逆に固まってしまったが、姿勢が定まったのか、彼女はすぐに寝息を立て始める。
僕もゆっくり息を吐いて、体の力を緩めた。
体一つ分くらい離れた冥さんの体が、呼吸にあわせて上下していた。
もう寝入ってるのか……?
僕はこっそり起き上がって、冥さんの顔をそっと覗き込んだ。
眠っていて無防備なはずなのに、それでも整った顔立ち。
まるで童話の眠り姫みたいだと思ってしまった。
ふいに、初めてこの家に来た日のことを思い出す。
あの夜、冥さんは泣きながら眠っていた。溢れだした涙で睫が濡れていた。
でも今はしっかりと瞼を閉じ、泣くことなく眠っている。
そのことが気になっていた僕は、安心して再び布団に入り、冥さんとは背中合わせで横になった。
なんだかおかしいな。さっきまで冥さんのことでパニックになっていたのに、今は同じ冥さんのことでホッとしてる。
布団の中はいつもより早く暖まっていて、心地よい温もりが僕の体を包んだ。
寒い夜も、二人で寝るとこんなに暖かいんだ……
とても不思議な気分だ。一人きりじゃ決して知ることが無かっただろう感覚。嬉しくて、寂しくて、安心して、そわそわして、満たされているのに、どこか、何か足りない……
あらゆる感情が僕の中に湧き上がってくる。
明日なんて、来なければいいのに。
そしたら冥さんは、出張で日本を離れることもなく、一緒にいられるのに。
そんなこと、僕が言えるはずがないけど。
僕ができることは、冥さんがいない間、自分でしっかりこの家を守ること。その間に、料理や家事の腕を上げておこう。
そして願わくば、冥さんが戻ってくる前に、僕の記憶を取り戻したい。本当は、今すぐにでも思い出したいけど。
どうして、僕は冥さんのことを忘れてしまっているんだろう。
一番忘れてはいけない、忘れたくない人のはずなのに。
でも……最近考えてしまうんだ。
もし。
僕の記憶が、一生、元に戻らなかったら、って。
その時は……僕は。
僕は……
そんなことを考えている内に、だんだん瞼が重くなって。
目を閉じると、僕はいつの間にか心地よい眠りに落ちていった。
冥さんの夢を見たような気がしたけど、はっきりと思い出せなかった。
朝、不意に意識が浮上し、僕は目を開けた。
時計を見ると、目覚ましの少し前に起きたみたいだ。
僕は眠い目を擦りながら、隣を見た。
もうとっくに起きたらしく、そこに冥さんの姿は無かった。
早起きだなぁ。そんなに早い時間の飛行機なんだろうか。
のっそりとベッドを降り、僕は簡単に着替えると、寝室を出た。
リビングのドアを開けると、いつものように冥さんが「おはよう」って……
あれ?
冥さんがいない。キッチンにいるかと思って、カウンター越しに覗いたが、姿は見えなかった。
トイレにでも行ってるのかと思ったけど、ドアの小窓からは灯りは見えなかったし、お風呂場も静かだったから、シャワーでもないだろう。
一体どこに……
その時、僕の脳裏にある可能性が浮かんだ。
もしかして……もう家を出てしまったのか?
僕が寝てる間に、何も言わず?
まさか!昨日ちゃんと見送りをするって言っておいたから、冥さんに限ってそんなことするはずがない!
でも……じゃあどうしていないんだ?
「あら、起きてたの?」
意外にも声は前方からした。バルコニーから窓を開けて、冥さんが入ってくる。
「……」
「そんな所で何突っ立ってるの。すぐご飯にするから、席につきなさい」
そう言うと冥さんは、洗濯かごを抱えて僕の脇をすり抜ける。脱衣場に入って行ったのを見届けて、僕は長い長い溜め息をついた。
びっくりした……ちょっと泣いてしまったじゃないか。欠伸と勘違いされたのか、冥さんには気付かれなかったけど。
「今日は簡単な物でごめんなさいね」と、冥さんはすぐ朝食を作ってくれた。それでもトーストに野菜スープをつけてくれる。冥さんにとってのひと手間は、僕にとってはメインディッシュを作る手間も同然なんだけどなぁ。
とにかく少なめの朝食は、食欲の湧かない僕にとっては丁度よかった。
昨日のこともあり、気恥ずかしくて冥さんの顔がまともに見られない。
冥さんも、黙々と食事を続けていた。
お互い一言も言葉を発さぬまま、静かな食事は終わる。
食器を片付ける為に、僕は席を立った。
すると。
「……紅茶が飲みたいわ」
「え?」
ぽつり、と冥さんが呟いた。
「レイジが淹れてよ、紅茶」
へっ!?
突然冥さんが言い出した事に、僕は唖然とした。
だって、いつも紅茶を飲むときは、冥さんが淹れてくれていて。僕は作ったことないのに。
あ……そういえば以前、記憶を無くす前の僕は紅茶を淹れるのが上手だった、って言ってたっけ。
冥さんを見ると、ニコニコ(ニヤニヤ?)と期待の籠もった目で、こっちを見ている。
「……やってみます」
僕はとりあえずそう返事をして、食器を下げてキッチンに向かった。
とは言ったもの……紅茶なんかティーバッグでしか作ったことないぞ。
どうすればいいんだろう……
悶々と考え事をしながらだったからだろうか。強く捻りすぎたらしく、薬缶に勢い良く水道水を注ぎ込んでしまった。慌てて水を止めると、ちょうど二人分くらいの量が溜まっていた。
火にかけて、お湯が沸騰する前に、茶葉やティーポットを準備し、ついでに洗い物も済ませる。
最近ようやく食器を割る事なく、ちゃんと洗えるようになったのだ。
茶葉は……どのくらい入れたらいいんだろう。僕と冥さん二人だから……ティースプーン二杯くらいで……むむ、なんとなく足りなさそうだから、もう少し。
お湯が沸く音がしたので、薬缶のふたを取ってカルキを抜く。それから火を止めると、茶葉の入ったティーポットに、お湯を注いだ。
喫茶店とかだと、砂時計で時間をはかったりすると思うが、そんなのは見当たらなかったので、だいたい3分ほど待ってみたけど大丈夫かな……
「……お待たせしました」
ようやく色がそれらしき物になってから、ティーポットとカップを冥さんの待つテーブルに持ってきた。
「いい香りじゃない」
カップに注いだ時、冥さんがそう言ってくれた。そうかな……よくわからないけど。
でも席について一口含んでみると、
「……?」
ちゃんとおいしい。
同じ紅茶を使っているはずなのに、冥さんが淹れた時と違う味がした。
なぜだろう、体が紅茶の作り方を覚えていたのだろうか?
初めて作ったはずなのに、まともに飲める物が出来てしまった。
料理だと、こうは行かない。
「……」
冥さんもカップに口をつけて、目を丸くした後、頬を綻ばせた。
「……おいしい」
溜め息と共に呟かれた言葉に、僕は嬉しくなった。
僕でも、ちゃんとできるんだ。記憶を無くしていても、冥さんを喜ばせられる。
こうなったら冥さんがいない間の課題に、紅茶を入れる練習も追加だ。
こうして、またのどかな時間を二人で過ごせるように……
僕は、美味しそうに紅茶を飲んでくれる冥さんを見つめながらそう思った。
その時だった。
プルルルルル!
穏やかな空気に水を差す電話の音。僕達は一斉にそちらを見た。
サイドボードの上にある固定電話が鳴っている。携帯が主な連絡手段の冥さんだから、FAX送受信がメインで、通話に使われることは滅多にない物。
しかし、今日はなかなかFAXに切り替わらない。
そして何故か、冥さんは険しい顔をして電話を見つめている。
「……出ないんですか?」
「……」
僕の問いには返事をせず、冥さんは立ち上がって、電話へ向かう。そしてゆっくり受話器を手に取り、耳に当てた。
「……」
その姿勢のまま数秒。相手は男なのだろうか。よほど大声を出しているのか、僕の耳にも微かに聞こえてくる。
結局冥さんは、相づちすら一言も発しないまま、電話を切った。
「間違い電話よ……ちょっとゆっくりしすぎたみたい。そろそろ準備しなくちゃ」
僕の視線に気がついて、冥さんはそう言うと、パタパタと足早にリビングを出て行った。
「……」
静かな室内に独りきりになり、急に周りが冷えた気がした。
半分以上残っている紅茶のカップを下げるべきか悩んだが、僕はもう一つ気になることがあった。
さっきの『留守番電話』が、何故か心に引っかかる。
「……」
立ち上がり電話に近づいた。冥さんが置き損ねたのか、受話器が少しズレて浮くように置かれていた。それを元に戻し、着信履歴のボタンを押す。
するとディスプレイには、さっきの着信時刻と『イトノコギリ ケイジ』の文字。
誰だろう?男の人だろうか。それとも『ケイジ』だから、刑事からの電話?
どちらにせよ、名前が登録されているなら、間違い電話ではなさそうなのに……?
「わっ!?」
ぼんやり考えていると、再びコール音が鳴った。発信元は、やっぱり『イトノコギリ ケイジ』。
少し考えて、僕は受話器にそっと手をかける。
「もしもし……」
『いきなり切るなんてヒドイッス、狩魔検事!』
受話器を耳に当てた途端、すごい大声が聞こえて、鼓膜が破れるかと思った。
『ん?その声は……御剣検事ッスか!?』
頭の中をぐわんぐわんさせていると、男性の野太い声で名前を呼ばれた。
『お久しぶりッス!何やら事故に遭われて休養中らしいけど、大丈夫ッスか?自分、地方に捜査に行ってたもので、お見舞いにも行けなくてスマネッス!』
「あ、その、はい。大丈夫です」
『ふごっ!?』
何やら奇声が聞こえた。僕、何か変なこと言っただろうか?
でもとにかく、電話の相手は僕と冥さん共通の知り合いであることは間違いなさそうだ。ということは、やっぱり刑事?
「あのー、どういったご用件で……」
『はああッス!』
僕が切り出すと、相手はまた変な声を上げる。どうでもいいけど、イチイチうるさいなこの人。
『そうだったッス!狩魔検事は!狩魔検事はどういうつもりッスか!?』
冥さんの名前が出てきた。こんな朝早くから電話をかけてくるということは、何か緊急の用事なのか?
でも冥さんは今、準備で忙しそうだからな……
「あの……冥さんは今忙しくて……」
代わりに僕が伝言をできるなら、と思ったが、
『狩魔検事はいるッスね!?代わって欲しいッス!どうして狩魔検事が、検事局にいないッスか!?』
相手の言葉に、僕は首を傾げる。
「……は?」
我ながら、間の抜けた声が漏れてしまったが、すぐにこの人が言っていることに思い当たった。
「ああ……冥さんなら今日から出張で海外に。だからしばらく日本を空け……」
しかし、彼は納得しなかった。そして僕も、
『出張……?ならどうして狩魔検事の辞表が提出されてるッスか!?』
彼の言葉に、一瞬思考が止められた。
辞表……?
狩魔検事の?
「なにを……」
そう言うのが精一杯だった。
『……御剣検事も、何も聞いてないんッスか……?』
……イトノコギリ ケイジは、先ほどよりも声のトーンを落とし、話を続ける。
『……自分が久々にコッチに戻ってきて、御剣検事達に挨拶しようと、今朝検事局を訪ねたッス。いつものように執務室の掃除でもできればと、早めに向かったッスが、着いた途端に、職員の噂話が聞こえてきたッス……狩魔検事が、二日前突然、検事局を止めた……と』
がつん、と頭を殴られたような衝撃を受けた。
二日前……父さんの墓参りに行った前日だ。
『ペースアップして仕事をこなして、狩魔検事が受け持っていた案件をすべて終わらせてから、局長に辞表を提出したらしいッス。自分は信じられなくて、狩魔検事の執務室へ飛んでいったッスが……部屋の中からは、狩魔検事の仕事道具が綺麗に片付けられてたッス……』
心臓が早鐘を打つ。
口の中が渇いてくる。
何を……言ってるんだ、この人は?
『確かに狩魔検事は元々、世界を飛び回る人だったッス……でも今は日本に拠点をおいてるッス。その狩魔検事が日本の検事局を辞めた今、狩魔検事はどこに、何の出張に行くッスか!?』
『出張』だって言ってた。
『しばらく』、日本をあけるって言ってた。
それは、真実ではないのか?
じゃあ冥さんは、どういうつもりで、何のために日本を発つんだ?
いつ戻ってくるつもりなんだ?
まさか……
わっふるわっふる的支援
規制か
楽しみに待ってるよ!!
早く続きが読みたいよ!
「!!」
その時、隣に気配を感じた。
気がついたときには、受話器を奪われていた。
視線を向けると、そこには冥さんがいた。
コートを着て、いつもの皮手袋をつけて、しっかり身仕度を整え、その片手に、僕から奪った受話器を持って。
黙って、僕を、見上げていた。
僕を映すその瞳からは、何も読みとることができなかった。
あとちょっとだったのに、また連投に引っかかった……支援ありがとう!今回は以上です
今回書いててわかったことがある。このシリーズ、エロを入れられそうにないや
期待してる方ゴメンナサイ
でもこの連載を終わらせたら、俺、エロいだけのミツメイ書くんだ……
ありがとうGJです!!!
続き楽しみにしてるよ
エロいだけのミツメイにも期待してる
お疲れ様!
記憶退行キター!!
急展開で続きが気になる!
GJです!
エロがなくったって、十分楽しませていただいてますよ!
続きもエロいだけのもわくわくしながら待ってます。
職人さんのペースで、是非また来てくださいね。
>>616 最後の一文が死亡フラグw
いやいや神職人には是非シリーズ完結させてエロ話も書いてもらわなくては!
それはともかくGJ!!!
やっぱり辞表提出してたのか冥たん…セツナス
初期の妄想も絡めてて楽しかった!
うをー続きが気になる!
このスレはエロなしでも受け入れてくれるから、あまり気にしなくてもいいと思う。
でもエロも待ってます。
GJ!
待ってた、すごい待ってたよー!!
急展開ktkr!みったん頑張れー!
エロなしでも全然OKなんで、またお待ちしてます!
そして死亡フラグにワロタw
うおおおおいつの間にか神が降臨してたのか!
上下逆転と記憶退行GJ!!!
冥スレの鬼畜ミツメイもよかったわ
あっちじゃ体だけの関係だけど
やってるうちに情が移ってラブラブになってしまうのもいい
なんて良いところで!
続きお待ちしてます。
まとまる前のハラハラ感っていいよな
ラブラブな二人も大好物だが
みっちゃんメイたんおめでとう!!
そして
>>627GJ!
結婚式は挙げないつもりだったのに皆に半ば無理矢理挙式させられるミツメイ
ところが肩出しのドレスを嫌がって出てこないメイたん
「こうやって腕を組んでいれば傷痕は見えないだろう?」とフォローするみったん
緊張と恥ずかしさでムスッとした顔での記念撮影…って感じ?
>>627のミツメイ似てるな
自分は似てないなあって感じのになったからなあ
参考にさせてもらうよ
メイたんが性欲旺盛なときは危険日だと思うんだ
勢いに流されて中だししたら妊娠しちゃうだろうな
>>627 GJ
ふたりの顔アップも見せてもらいたい
今日トモコレ買ってミツメイ作りたいんだ
年末初めて逆転プレイしてミツメイにはまってもう何年の前の作品だし、きっと
スレとかあっても廃れてるんだろうなぁって思ってたのに何この素敵空間!!
ぴくしぶにもいっぱいミツメイあったし潤されました。
職人さんありがとう・・・!!!
去年検事が発売されたばっかりだから
このスレができたんだよ
でも2や3もミツメイに萌えるよね
このスレ自体は色んな変遷からできたんだけど…
ミツメイ好きが増えてくれたら嬉しいね
宝塚もあったしね
自分はこの二つで再燃した出戻り組
GBA版持ってるのにわざわざDS版を買い揃えてしまったw
このスレが難民に立ってる…ということで
「いろんな変遷」があったことを察してもらえると嬉しいかもしれない。
何はともあれ、ここはミツメイ好きにとって安息の地。
>>634 ようこそ、パラダイスへ!
意外な所にヅカ効果がw
ヅカでやるから予習にゲームプレイしたって話は聞いた事あるけど、そこからミツメイ萌えにまで行く人はいないのかな
いろんな変遷かあったなー
エロパロが大荒れしたのがもうね
正直冥スレからの独立は必要ないんじゃ?と思ってた
まさかこんなに居心地がいいとは
北米版逆検ではどら焼きがスイスロールになってるらしい。
ロールケーキを分け合って食べるエッジィとフラニーも萌えるな。
ロールケーキならきっと紅茶に合うから一緒に帰って食べるといい
フラン「うーん、さっきの紅茶よりもこっちの方がいいわね。おかわり」
エッジ(いったい何個と何杯平らげるつもりだろうか‥‥)
北米版でも二人はファーストネームで呼び合ってるのかな
スイスロールを欲しがるちびフラの可愛さに萌えて、ちょっと小話作ってみた
作り荒くてスマソ
新人検事エッジワースは初法廷が流れた日も様々な書類と格闘して終業を迎えてから師匠宅に赴いた。
メイドに先に帰したフランジスカの居場所を聞くと、広々とした食堂に案内された。
「あらマイルズ」
夕食はとうに終わった時刻、フランジスカはティータイム中らしい。
「よくそんなにケーキが食べられるな」
食卓にはチョコレートや生クリームやフルーツをふんだんに使ったホールケーキがいくつも並んでいた。
見ているだけで胸焼けがしてきそうだ。
「別にいいでしょ。急にケーキが食べたくなったから買いに行かせたの」
真っ赤な苺にフォークを立ててフランジスカはむくれている。
その表情に昼間の怯えがないのを読み取って、エッジワースは内心安堵した。
「では、これは必要なかったか」
「…!何でそれを!?」
鞄から取り出したのはスイスロール。
裁判所の自販機で販売しているもので、昼間フランジスカはそれをじっと見つめていた。
「土産にと思ったのだが、その分ではもう食べきれまい。好きに処分してくれ」
そう言って食堂のドアを開けた時。
「Hold it!!」
裁判独特の、待ったという声に引き留められる。
「確かに貴方の言う通り食べきれないわ…‘2つ’は」
「つまり、二切れ一組のスイスロールの内一切れなら食べきれると?」
「そうよ、そしてこの場にいる人間は二人…貴方も食べれば無駄にはならないでしょう」
ちりりん、とメイドを呼ぶ鈴を鳴らすフランジスカ。
「仕方ないから私がお茶をいれてあげるわ。
感謝することね、マイルズ・エッジワース!」
やれやれ。仕方ないか。
素直じゃないお嬢様の気まぐれに付き合う為に、エッジワースは大人しく席に着くことにした。
以上です
しかしスイスロールか…今ロールケーキ流行ってるもんな
かわいいww
ロールケーキ食いたくなってきたw
GJ!!
GJです!
二人でのどかなティータイムを過ごせてたらいいね!
おk、ちょっとロールケーキ狩ってくる。
もとい買ってくる。
GJです!!
>>641 なんかねーメイスレだと
御剣ばっかり…って流れになるからね
復活age
ドイツ語でロールケーキってなんていうんだろうか
wikipediaをたどってみたところ
どうやら「Biskuitrolle」というらしい
ビスクイトローレ?
フラニーちゃんはドイツ娘だからそう呼んでるんだろうな
目隠しプレイがみたい
どっちが目隠しでも美味しいな
ミツメイは倒錯した感じのシチュエーションも似合うのがたまらん
御剣に目隠しして徹底的に冥ちゃんが攻めな話が見てみたい
そういや33歳御剣×26歳冥の話ってあんまないな
両方とも、ちゃんとした情報がないからね
御剣死亡説もあるくらいだしorz
結婚してたり子供いるたりだとオリジナル色が強いしね
メイが亡くなって33歳にしてエヴァのゲンドウみたいになってる御剣を想像した
普通に結婚して普通に子供が生まれて普通に家庭を築いてみたいに
本当に平々凡々とした未来しか思いつかないから、あまり創作意欲が湧かないというのもある
4以降色々と波乱万丈なことになってる成歩堂周辺とは対照的で
かと言って余計な設定を追加されても困るから、何事もなく平穏なままで済んで欲しいがw
検事の1ヶ月後には、ナルホドが弁護士資格剥奪されて、子持ちだしね
子作り気分にはならないような気もする
逆にナルホドとみぬきのラブラブ親子を羨ましがって
子供(娘)がほしいと御剣が冥に迫るのもあり
冥たんが妊娠してて激務で流産しそうになったとかなら弁護士バッヂ剥奪時に駆け付けられなくても仕方ないと思う
朝起きたらおはようのキスとかするのかな
アメリカ育ちだからキスは挨拶ですよ
キスどころか朝立ちチンコもしゃぶってくれます
出産なんて命かけるものを、
御剣みたいな危機管理意識の強い人が、
そうそう迫るとは、思えない
しかし御剣が避妊に真剣に取り組むかというと怪しいw
堕ろせとか言えないっつーか思いつきもしないタイプだろうしねー
冥が御剣の不安を感じて、ピル飲むとかしてそうだな
妊娠したら産んで欲しいとは思う
でもふだんは妊娠しないように気は使ってるんじゃね
妊娠……しないんじゃなくて、出来ない、なら何か悲しいな
全然避妊しなくても子供が出来そうにないイメージはある
原因は御剣側のほうがアレなんだろうな多分
あの美形かつ優秀な遺伝子を二系統も絶やすのは
勿体なさ過ぎるのでそれはちょっとイヤだな
二人の血を引いたサラブレッドは是非見たいよね。
理想は一男一女かな
子沢山は無理そう。冥たんがもたない
精子薄いのか、御剣
検査してわかったらショックだろうなあ……
「しょせん私の血など、受け継がせるまでもない、と言うことなのだよ」とか
広い庭付きの家で子供と犬が駆け回る
そんなスイートホームを築けそうにないのは何故だろう
二人とも忙しそうだしな
赤ちゃんおんぶして法廷に立つ冥たんが見えたw
裁「狩魔検事、いえ、御剣検事、その赤ちゃんは?」
冥「(鞭ピシィ)…ベビーシッターの手配が間に合わなかったのよ。いいから開廷しなさい!」
成(…大丈夫なのか?)
これはいい英才教育w
子供が自分で歩けるようになる頃には
検事局も裁判所もフリーパスになってそうだ
なんとなくイメージだけど冥ちゃんって入籍して戸籍上は御剣冥になっても、仕事上は狩魔姓を貫き(便宜上使用し)そうな気がする
>>684 ミツメイのベイベが法廷で腹を空かして泣いて、何故か傍聴に来ていた矢張が
「メイちゃん、ここでおっぱいやりなよ!オレら気にしねぇからさ!」
とかのたまって、冥や御剣にはり倒される絵が浮かんだ
空気読まずに御剣記憶退行続き、いかせてもらいます
携帯のメモ帳が少ないもんだから、いつも小出しに&ずるずる長くなってすまん
御剣検事!と何度も僕を呼ぶ声が、受話器から漏れている。
けれど、その呼び掛けに答えることも出来ず、僕は冥さんを見つめ続けた。
そんな僕を横目に、冥さんは受話器をゆっくりと置いた。
「何をしてるの?見送りしてくれるんでしょ?」
そして僕から離れ、リビングを出ようとする。
「冥さん!」
呼び止めると、彼女は表情も無く振り返った。思わずギクリとした。
「あ……の……」
喉が貼りついて、声が掠れる。
「今……イトなんとか、て人から……電話で……冥さんと、話をしたいって……冥さんが、その……検事局、をっ……」
うまく言葉を紡げない。事実を確かめたくなくて。
だって、冥さんが検事局を辞めたなんて、外国に行くのは、出張のためではないなんて、信じられない。
だから、冥さんが「それは出鱈目だ」と否定してくれるなら、いくらでも、冥さんが『出張』から帰ってくるのを待とうと思ったんだ。
けれど……
「……」
冥さんは、クッ、と喉を鳴らしたかと思うと、
「……なんだ。あのヒゲ刑事、予定より早く帰ってきたのね」
僕に口を歪めて、笑ってみせた。
「……」
僕が何も言えないでいると、冥さんはこちらに向き直り、腰に手を当てて話し出した。
「聞いたと思うけど……そういう事よ。私は検事局を辞めて、日本を出る……ここには、もう戻らない」
「じゃあ……僕は……」
「悪いけど、これでお別れってワケ。何も知らせずに出て行くつもりだったのに、ヒゲのせいでパーだわ」
そう言って肩をすくめてみせるが、ちっとも残念そうに見えない。
「どうして……」
握りしめた拳が、小さく震える。そんな僕の様子を知ってか知らずか、なおも冥さんは続ける。
「だって、ここは元々貴方の部屋だし。私はそこに転がり込んだだけ。でも……一緒にいる理由が無くなった今、私がここにいる必要はない」
「理……由……」
それは何か、と問い掛けようとするが、言葉が詰まる。
僕に向ける冥さんの冷たい視線が、語っていたのだ。
『だって貴方、思い出してくれないじゃない』と。
「貴方の記憶から私の存在、思い出、気持ちが消えて……こんな状態で恋人と言える?昨夜だって……貴方は私が隣に眠っているというのに、触れようともしなかった」
女としてすらも、見てもらえなくなったみたいね。
そう言って、冥さんは自嘲気味に笑うが……遠まわしに僕が嘲られているような気がした。
そんなこと言われても。昨日は、確かに妙な気分にもなったけど、中途半端な行動で冥さんを傷つけたくなくて。
それに、側にいるだけで、胸がいっぱいになって。
「別に責めてる訳じゃないから誤解しないで。記憶を無くした不自由な状態でも、この状況についてきてる貴方を見て思ったの。貴方なら、たとえもし記憶が戻らなくても、この世の中に順応できると……ただ、その世界に私は要らないってだけで」
「違う……」
僕は首を横に振った。
「最低限の生活能力も身に付いたし、成歩堂達もついているから、心配しなくていいでしょう」
「嫌だ!」
つい叫んでしまい、冥さんの言葉を遮った。
「僕には冥さんが必要なんです、だから……ここにいてください!絶対記憶を取り戻すから!冥さんのことを思い出すから!」
「じゃあ、それっていつの話よ!?」
烈しく冥さんに言われ、僕はまた何も言えなくなってしまった。
「私はそんなに悠長に待てない……それに、貴方の記憶が戻ろうが戻るまいが、そんな事は大した問題じゃないの。私と貴方は元々……共にいるべきではないのよ」
冥さんのその言葉の意味がわからなかった。記憶を無くす前の僕達は、うまくいっていなかったのか?
でも、たとえ本当に僕のことを嫌いになって出て行くにしても……検事を辞めるまでの理由にはならない。
一体、どうして。
どうして、仕事を辞めて、ここを出ていかなければいけないんだ?
「……飛行機の時間があるから、もう行くわ。じゃ」
さっ、と冥さんがリビングを出ようときびすを返す。
「……待って!」
僕は思わず、冥さんを引き留めようとした。彼女の左手に手を伸ばし、その手を強く握る。しかし。
「離して!」
それは強い力で振り払われ、僕の手の中には、冥さんの黒い皮手袋しか残らなかった。
その時だった。
『それ』が、僕の目に飛び込んできたのは。
手袋に覆われていた冥さんの左手の薬指。
そこに、小さく輝く石のついた、シルバーのリングが見えたのだ。
「……っ!」
僕の視線の先に気がついた冥さんが、慌てて右手でそれを隠す。
ピアス以外のアクセサリーを滅多に身につけない冥さんが、指輪をしている。
その事に僕は、違和感を覚えた。
……薬指の、リング。
「冥……さん……?」
掠れた声で名前を呼ぶ。すると、左手を隠して俯いたままだった冥さんの肩が、微かに震え始めた。
「ん……ふふ……」
そしてやがて声高らかに、笑い始めた。
「あははっ、見つかっちゃったわね……ええそうよ。貰ったの」
素敵でしょう、と彼女は今度は得意げに指輪を見せつけた。
貰った?……それって……
僕が目で問いかけると、冥さんが笑顔で頷いてみせる。
「……そういうこと。私にはちゃんといるの。こうして……指輪を送ってくれる人が」
ごめんなさいね。そう悪びれず微笑む冥さんを見て、心臓を鷲掴みにされるような痛みが走る。
見たいのは……そんな蔑むような笑顔じゃない。
「私は……この指輪をくれた人を幸せにしたいの。彼のくれた気持ちがあれば、どこでだって生きていける。だから……貴方の側にはもう居られない……悪く思わないでね」
近くにいるのに、冥さんの声が遠い。受け入れたくないからだ、きっと。
冥さんに、他に想い人がいたなんて、信じたくないからだ。
「……さよなら」
最後にそう言い放って、冥さんは僕から離れ、リビングを出た。
僕の足は、動かなかった。
玄関の扉が閉まる重い音の後、僕はリビングの床にくずおれる。
しん……と、家の中を静寂が包んだ。
何も、聞こえない。
体の中が空っぽになったような、空虚感。
自分が息をしているのかさえ、わからなかった。
何を考えるわけでもなく、泣くわけでもなく。
ただ、さっきまで冥さんがいた場所を、黙って見つめていた。
どのくらい、時間が経った頃だろう。
うなだれた僕の顔を上げさせたのは、電話の着信音だった。
頭の上で、固定電話が鳴っている。
僕は惰性で腕を伸ばし、受話器を引きずりおろした。
『もしもし!狩魔検事!それとも御剣か!?』
受話器に耳を当てると、聞き慣れた声がした。
「……成歩堂……」
相手の名前を呟くと、奴はさらにボリュームを上げる。
『御剣!本当なのか?……狩魔検事が、検事局を辞めたって……!』
成歩堂は、さっきイトノコ刑事から連絡が来たとか、狩魔検事の携帯にかけても電源が切られていて繋がらないとか、次々にまくし立てている。僕はそれに返事をする訳でもなく、黙って聞いていた。
『話が見えないよ。しかも彼女、外国に行くとかどうとか……!』
成歩堂の話を聞いているうちに、だんだん思考が追いついてきた。自分が今置かれている状況が、だんだんわかってきた。
「……そうみたいだね」
自分でも驚くくらい、冷静な返事ができた。
「冥さんは、さっき出て行ったよ……僕とは一緒に居られないって。僕らは一緒にいるべきじゃないって……」
冥さんにぶつけられた言葉を一つ一つ反芻していく。
そのたびに、彼女はもういないんだと、現実を思い知らされる。
『「一緒にいるべきじゃない」……?じゃあ、お前、聞いたのか……?あの事……』
あの事、と何故か言葉を濁す成歩堂。別に気を使わなくていいのに。ちゃんと知っているのだから。
「ああ……指輪の相手だろう?」
いっそ笑われたほうがマシだ、と、つい投げやりに返事をしてしまった。
しかし。
『……指輪?』
成歩堂の反応は、想像していたようなものではなかった。
『なんだよそれ?』
「冥さん、他に好きな人がいるみたいだよ……そいつから指輪貰ったって、さっき見せられた」
こんな惨めなこと言わせないでほしい。
内心イライラしつつもそれをこらえて、僕は説明した。
『…………』
何なんだろう。それから成歩堂はしばらく『……もしかして……だとすると……』とか一人でブツブツ言っていた。
「……切っていいか?」
『あ、いや、その……ゴメン』
はっきり言って、今は誰とも話をしたくなかった。何を考え込んでるのか知らないが、自分の世界に入ってしまった成歩堂に付き合えるほど、心に余裕はない。
『悪い……御剣が辛い時に。でも……そうだな。もう少し、時間をくれないか』
正直、断りたい所だったが、もう何もかもどうでも良くなって、僕は了承する。
『……話しておきたいことがあるんだ。僕が話せるのは、捜査で知った内容と、おまえから聞いた言葉の端々だけだけど……』
やたら勿体ぶるような話し方をされるが、我慢して先を待つ。歯切れが悪いながらも、やがて成歩堂はポツリポツリと話し始めた。
『こんな事になるなら……もっと前に知らせておくべきだったのかもしれない……お前、この前僕に聞いたよな?御剣の親父さんは、どうして亡くなったのかって』
「!」
受話器を握る僕の手に、力がこもった。
ずっと、知りたかったけれど、聞けなかったこと。
僕の無くしたもう一つの記憶。
でも、なぜ今この話が出てくるんだ……?
成歩堂は一呼吸置いた後、ゆっくり話し出した。
DL6号事件。
僕の父さんが……殺された事件のことを。
空港へ向かうため、予め呼びつけておいたタクシーの中で、冥は窓の外をぼんやり見つめていた。
今朝まで御剣と暮らしていたマンションが、だんだん遠ざかってゆく。
これで良かったのだ、と小さく呟いた。
左手の薬指で、指輪が鈍く光っていた。
御剣が記憶を無くしてから、いや、それ以前から冥はずっと考えていた。
このまま、御剣の側にいていいものなのかを。
父・狩魔豪が逮捕された後も、御剣はそれまでと変わらない様子で冥に接した。
日本の検事局に異動した冥に、一緒に住まないか、と持ちかけてくれた。
自分の父親を殺した犯人の娘だというのに。
確かに御剣は、ちゃんと冥を愛していた。
その事はわかっていた。疑ったことはなかった。
成歩堂や糸鋸たち、知人も好意的に受け止めて、自分達のことを応援してくれていた。
仕事仲間も、仕事をしっかりとこなす優秀な二人を、ちゃんと認めてくれていた。
しかしごく一部では、御剣と冥を好奇の目で見ている人物もいたのだ。
冥に対しては『殺人犯の娘』、御剣に対しては『父親を殺した犯人の娘を恋人にする、神経がおかしい男』。
バカと天才は紙一重だ、とまで、陰で噂する人間もいたらしい。
御剣は「気にするな」と、むしろ冥を気遣う側だった。冥もそれに応えるべく、なおも仕事に打ち込んでいた。
だが、そんな中今回の事件が起こる。
御剣の記憶が、少年時代まで退行させるに至った、エレベーター事故。
そのショックで冥や父親の死についても忘れてしまった御剣。
一見不幸な事故に見えたが、冥にはそれが偶然だとは思えなかったのだ。
これは、起こるべくして起こったことなのではないか。
不自然な自分達二人が、あるべき姿に戻っただけなのではないか。
忌むべき過去は、消せはしない。
けれど、彼の中に自分の存在を刻み込む前に、姿を消すのは可能ではないか。
ずっとそう考えていた。
そして、この指輪を見つけた時に、ようやく決心がついたのだった。
「……ごめんなさい、レイジ」
エンジン音にかき消されるほどの小さな声で呟いて、冥は皮手袋をつけた右手で、左手を大事そうに包む。
あんな別れ方、きっと傷ついただろう。
だから、恨んでくれていい。
元々それで当たり前な存在だ。
そして、もしも記憶が戻ったときも、ひどい女だと憎んでほしい。
相手の心には傷を残し、自分だけ綺麗な思い出だけ持ち去る女だと。
だから……自分は泣いてはいけない。それなのに。
「……」
遠くなってゆくマンションを、冥は滲んだ視界のまま見つめ続けた。
今回はここまでです。
多分あと……二、三回で終わる、はず……
あ、前も同じようなこと言ったかもしれない
おおおお早く続きがみたいいい
乙です!
GJ!!!
ますます目が離せない展開になってきたな
続きが楽しみ
記憶退行GJです!!!
みったんも冥たんも辛いな…指輪の下りに泣いた
次回も楽しみに待ってます
あああああもう!GJ過ぎる!!
指輪が出てきた時衝撃受けた!冥たんの胸の内も退行みったんのショックも辛すぎる…
いつまでも待ってます!!
701 :
名無しさん@ビンキー:2010/03/07(日) 02:51:29 0
もう記憶退行GJすぎる!!!
すっかりファンになっちゃったよ!
次回も楽しみ!!
冥の気持ちが切ない
指輪のくだり、冥のセリフに泣けた
続き待ってます
ぐぐぐGJぅううう!!!!
指輪が、指輪が!!
成歩堂が全てを知っていますように、
御剣に色んな事が伝わりますように!
続きものすごく楽しみにしてます!!!
母乳プレイを楽しむミツメイが見たい
妊娠出産したら冥たんのおっぱいはどれくらい大きくなるんだろう
御剣はおっぱい大好きだからな
大事なのは大きさではない。弾力だ。
>>704 冥たんの乳首から溢れる母乳を飲んだり浴びたりして恍惚とするみっちゃんか…
いい感じに変態で萌えるな!
wiki見たら、前回の記憶退行って1月だったんだな。
流れとかすごくはっきり覚えてたから、もっと最近だったかと思った。
よっぽどwktkして読んでたんだろうな。
続きもすごく楽しみにしてます。
記憶退行切ないわー……
二人が幸せになれますように
wiki管理人が暫くやってないからね
どうしたんだろう
誰でも編集できるようにWIKI形式になってるんだと思う。
スレが現行のうちは読めるしそんなに不便じゃないしな
次スレに移る前に収録すればいいさ
花粉の季節でみっちゃんは大変だろうけど冥たんはどうなんだろうね。
全然平気でも二人揃って鼻や目のかゆみに苦しんでても面白そう。
数日前に出てたミツメイの家庭の話の流れで思いついた小話
しょうもないけど、せっかくだから投下
花粉症って一定の量を吸い込まなければ発症しないらしいから、
アメリカ育ちであまり日本にいなかった冥たんはまだ発症してなさそう。
まぁその「一定の量」が個人個人で違うわけだがw
「メイ、話があるのだが。」
キッチンで洗いものがちょうど終ったところで、神妙な顔つきの御剣に呼ばれた。
いつもとは違う御剣の雰囲気に冥は重苦しさを感じた。
―――離婚話?
結婚して一年半。
仕事は相変わらず忙しく、ハネムーンに行くどころか、普段、顔を合わす機会さえ少なかった。
―――夫婦らしい生活がない事に嫌気がさしたかのか?
―――久しぶりに二人で過ごした休日が嬉しかったのは自分だけだったのか?
一度ちらついた『離婚』の二文字が頭から離れず、冥はエプロンを外す動作が無意識に鈍くなった。
リビングに向かうと、テレビもつけずに御剣はソファに座り、どこか一点を見つめている。
無音の空間が冥の居心地を更に悪くした。
不安を悟られないよう平静を装い、冥はきちんと足を揃えてソファに座ると、自ら切り出した。
「何の話かしら?」
「以前、君は猫を飼いたいと言っていた。よく考えたが、やはり反対だ。」
想像と全く違う話で内心ホッとしたものの、ペットを反対されたことはやはり
残念だった。
「…そう。」
冥は視線を落とすと、がっかりして返事をした。
「あと、これと少し関連するのだが…、これまで局内で難しい案件は、私かメイに振り分けられ、検事間で仕事の偏りがみられた。
しかし、上層部の会議で、来年度は他の検事を強化していくことが決まった。
…おそらく海外視察も我々以外から選ばれるだろう。」
「それで、大事な話なのだが…。」
御剣は目だけで冥を伺う。
「今夜は生でシたい。」
「………。」
関連するという前提だった為、猫の件を念頭に置いていた冥には話が分からない。
顔を上げ御剣を見つめ返すと、更に繰り返す。
「…今夜は、生でメイの中に出したいと言ったのだ。」
御剣は眉間に皺をよせた厳しい表情のまま、顔を真っ赤にしている。
ゆっくりとした口調で言い聞かされて、ようやく思い至った冥は全身の血液が沸騰したような感じを覚えた。
「貴方、」ビシ!
「自分が」ビシ!
「何を」ビシ!
「言ってるか」ビシ!
「理解してるの?!」ビシ!
「この、変態ッ!!」ビシ!
どこから取り出したのか、一言おきに振り回されるムチに、御剣はソファの周りをぴょんぴょん跳ね、器用に避けながら弁解する。
「ら、来年度は二人の負担が減ることが分かったのだ!」
「わ!危ないっ!…だ、だからっ、私は、そろそろ……子供が欲しいと思って…。」
冥のムチがピタリと止む。
血が繋がった家族のいない御剣には、新しい家族を望むことを口にするのが何故か憚られた。
照れ隠しもあり、つい御剣らしくない遠回しで妙な表現になったことを冥は知る。
急に力が抜けた冥は、その場にペタリと座り込んだ。
御剣は冥の隣に膝をつくと、そのまま冥の肩を抱きよせる。
「猫を飼うのは、子供が成長して様々な免疫がついた後にしないか?」
耳元で囁かれて、体が熱くなる。
「…バカ。」
ようやく出た言葉はか細く――。
冥は耳まで赤くしながら、コクリと頷いた。
以上です。
ここからが大事なんだが自分には無理なので堪忍してください。
おぉお和んだ!GJ!!!
やっぱ冥たんには猫だよなーw
口下手みったんめw
しっかり励んで頂きたいw
GJ!超ニヤニヤしながら読んだw
みったん遠回しすぎて、逆にどストレートだよ!
こりゃ今夜は大変だw
迫り方が生々しすぎて吹いたw
子作りもだけどせっかくの生中田氏出来るチャンスを存分に楽しんでくれwww
1回生で中田氏しちゃったら、冥たんはまっちゃうだろうな
普通にピル飲んでるイメージあるなー。
いちいちゴム着けんの面倒だし(みったんだけに尚更)
アメリカはピルに対する日本みたいな偏見ないし。
それになんとなく冥たんは月経痛やPMSが重そうだから、ダメージ軽減のためにも。
大事な公判の時に生理二日目とかぶっちゃけやってられんだろうしさ。
ピル飲んでるから大丈夫だって言ってるのに、「これは私なりの誠意の証だ!」と
変な意地張って毎回コンドーム着けてるとかありそうw
この二人なら性病感染のリスクはゼロだから、避妊以外の目的でゴム着ける理由がないんだが。
ゴムよりピルだろうね
ピル飲んでいるからこそ、子供が欲しいときは頑張れ、みったん
ホントは冥たんも中だし好きだから
ゴムなしでしたんだろう
ミツメイは計画的に子作りしそうだな
忙しいし責任の重い仕事だから穴を開けられないしな
まあ、うっかり失敗して出来ちゃった結婚もありそうだけどw
冥たんが妊娠して、ベランダでタバコを吸うみったんに萌える。
みったん禁煙派にはすまないが
タバコ吸う御剣かっこいいと思うよ
冥たんには健康によくないからやめろって言われるけど
紅茶とタバコは合わないよ。
735 :
734:2010/03/12(金) 23:51:39 0
途中送信してしまった、なんか超否定しててごめんなさいorz
でもタバコ吸ってる図って絵になるんだよね、と続けたかった。
冥たんがストレス解消に隠れて吸ってたら御剣は激怒だな
冥タンは吸わない気がする
みったんが吸ってる姿はなんかかっこよさそう
ずいぶん前のレスだけど
御剣のほうが目隠してセクロスって萌えるなーっておもってたら
ムチムチスレのほうにそういうネタがあったわw
冥たんがフェラしてるとこみないでって言って
御剣が自ら自分のヒラヒラで目隠しするやつ
そんなのあったんだ
あんまりムチムチはみないからなあ
たまにはのぞいてみる
みっちゃんはフェラする冥たんを
ニヤニヤしながら眺めるのが好きそうだけどねw
そういや、明日はホワイトデーだな
みっちゃんはどんなお返しをあげるんだろう
みっちゃん、煙草じゃなくてパイプも似合いそう。
葉巻はちょっと貫禄がつきすぎる気がするけど。
40、50歳くらいまで年齢歳重ねたら似合いそうだな、葉巻やキセルは
ラスボスの風格身につけてそうだ、初老御剣
あるいは師匠
御剣が狩魔検事くらいの歳になったらどうなってるだろ
やっぱり検事の重鎮みたいな扱いされてるんだろうか
服は派手なのか地味なのか
子どもはいるのかいないのか
メイは元気にしてるのかいないのか
>>740 ホワイトデーは日本独特の風習だから冥たんは知らないかも。
お返しはみったんです
御剣の精子だろ
ホワイトデーだしね
ホワイトデーに逆裁オンリー行ってきた
ミツメイ本ゲットできたし、もしかしたらこの場にスレ住人がいるかもと思うとそれだけでも楽しかった
私も行ったよ〜
すごい勇気出してサークルさんに「いつも見てます!」言っちゃった。超緊張したー
どこのサークル?
個人のサイト・サークルを特定するような話は御法度よ
自分も行ってきた。
ミツメイサークルは多くないのは知ってたけど、
他もチェックするとミツメイネタもけっこうあって、ホクホクでした。
コスプレを見て妄想が膨らんだり。
楽しかった。楽しかった……!
コスプレイヤーさん、御剣も冥も若ミツも子メイもいたよね〜
あとヅカ版エッジワースとかフィナーレ衣装とか←逆裁コス?
全てが萌えだった
ヅカ版フランジスカがいなかったのだけが残念
逆に御剣と冥がコスプレするとしたら何が似合うだろう
頻出のベルばらなどの少女漫画系以外で
755 :
名無しさん@ビンキー:2010/03/17(水) 01:26:36 O
若ミツ冥なら、狼と赤ずきんちゃんやアリスが似合いそう
オペラ座の怪人とか似合いそう
ファントムとクリスティーヌ
時計ウサギ御剣とアリス冥たん
一生懸命追い掛ける姿がピッタリ
今度やる映画的な意味でマッドハッター御剣も捨て難い
759 :
名無しさん@ビンキー:2010/03/17(水) 09:55:38 O
キザだし紅茶好きだからそっちも似合う…
みっちゃん26才と19才に来てもらえばウサギも帽子屋もできるんじゃね?ハートの女王は冥たん19才で。
つまり
・アリス→子冥たん
・時計ウサギ→若ミツ
・帽子屋→大人ミツ
・ハートの女王→大人冥たん
でおk?
うさぎは小学生御剣もいいんじゃね?
762 :
名無しさん@ビンキー:2010/03/17(水) 13:13:29 O
なる程 ではチビ冥たんは眠りネズミでいかがだろう
某ゲーム好きだとみったんをチェシャ猫に、冥たんをアリスにってのも捨てがたい。
御剣生首フラグですかそれは
765 :
名無しさん@ビンキー:2010/03/17(水) 17:07:43 O
僕‘ら’のアリスとは絶対に言いたくないみっちゃんですね?
ということはお母さんは狩魔ご…いや何でもない
>>754 エリザベートとトート
でもどっちかと言うと御剣がシシィで冥がトートなイメージがあるw
似合うと思うけどな、死の女神の冥と悩める皇帝の御剣
具体的なビジュアルないけど、ある歌の死にネタカップル……
男は女を魔物から庇って傷を負うんだけど、その傷のせいで男は同じ魔物に変わってしまう
女は男を撃ち落とし、自分もそのあとを追って――みたいな歌があるんだ、が
暗すぎるか、流石に
でもバッドエンドルートで完全に真っ黒になっちゃう御剣もアリだと思うんだ……
768 :
名無しさん@ビンキー:2010/03/17(水) 18:12:27 0
サン○ラ?
ベタだが子冥にセーラー服
若ミツは普通のスーツとネクタイで
冥にセーラー服!
すげえ似あうだろうな
見たいわ
岩元さん描いてくれないかな
どっちかって言うと冥たんはブレザーな気がする
お嬢様学校の
御剣は学ランが似合うな、ブレザーより
御剣こそブレザーじゃね?
Yシャツはヒラヒラつき
冥ちゃんはワンピースタイプの制服でもいいな、お嬢様っぽくて
大正浪漫的クラシカルな洋服、似合うと思う
袴にブーツではいからさんもいいな
極論すればこの二人はどんな格好でも様になるだろう
美男美女の特権だw
極端な話、ジャージとかも似合うよな
>>753 亀レスすまそ、フラニーちゃんいたよー。
フィナーレ衣装だったけど、ちゃんと泣きぼくろあったよ。
御剣色のドレス着てた。
>>778 お揃いのジャージを着て二人で一緒に
街中をランニングしてたりするのを想像すると和む。
冥たんは元気一杯だけどみっちゃんはきっとヒーヒー言ってるはずw
戦国武将と姫とか和服も似合いそうだな
逆検プロモ(だっけ?)で「体力をつけなくてはいけないな…」とか言ってたしな
メイちゃんに付き合ってもらうんだろう
形を重視してジャージ着用で
みったん、走るのは苦手そうだよね
筋トレとかは好きっぽいけれど
784 :
名無しさん@ビンキー:2010/03/19(金) 09:01:06 O
走るの苦手でも、スピードが落ちたら冥たんがムチを打ち鳴らすとかして、無理矢理走れるようになるんじゃ。
ああ、ミツメイは可愛いなあ…
しかし、スポーツってイメージはないな
社交ダンスとか乗馬ならわかるんだけど
ベッドの上の格闘技は得意だよ
>>786 どっちが上に乗るかの争いですね。わかります。
早くイったほうが負けという格闘技ですね
69で時間無制限一本勝負!
レディーファイッ!
冥たん不利だなー
感じやすいし
豚切りになるけどWiki更新してくれた人ありがとう
戦後パロがもっとみたいみたい
貧しい最中身を寄せ合って生活するのがいいんだ
没落する前の華族令嬢とお付き時代の話も見てみたい
ああ、いいなそれ>令嬢とお付き時代
ミツメイ以外にも色んなキャラが変わった設定で出せそうで面白い。
とりあえず、検察・警察関係者はみんな軍人・軍関係者っぽいと思う。
手先の器用な冥があみものを覚え、御剣が買ってくる毛糸で自分用に編んでいくんだが、
厳冬の中で仕事する御剣を思い、冥は自分のものをほどいて、男性用に編み直していく。。。
みたいな美談もありかなと勝手に妄想する>戦後パロ
白痴になっても甲斐甲斐しく家事をする冥たん萌える
料理も出来るのかな
ハクチの冥たんだけど料理とか編み物は上手そうだなー
でも実際包丁持ってたら、危ないからって止めそうだけどな、御剣
そして自分も危なっかしいのに料理する御剣
わ
姫育ちで家事なんかやったこともないのに御剣のために一生懸命頑張ってそう
料理も掃除も選択も二人で一緒にやればいい
流れを切って投下。
逆検4話後。
ムードはないです。
802 :
VS:2010/03/21(日) 11:14:41 0
御剣怜時は狩魔邸の自室にいた。
検事になったのを機に一人暮らしを始めていたが、師匠、狩魔豪は「仕事で戻らない」とだけ伝え家を後にしたため今日はここに泊まることにした。
アメリカの家よりは小さいし使用人も居るとは言え、充分に豪邸と言える広さで日本に来たばかりの冥を、ましてやあんな事件があった後に一人にするのは酷だと思えた。
書斎から借りてきた判例のファイルを開いてはいたが、その上を視線がなぞるだけだった。
「ちょっといい?」
ドアがノックされ、顔をのぞかせたのは予想通り7つ年下の姉弟子だ。
「ああ、私も眠れなかったところだ」
「わ、私は別にそんなのじゃないわ!」
「それはシツレイした。私は眠れそうになくてな。よかったら話につきあってもらえないか」
「……仕方ないわね。レイジのためにつきあってあげるわ」
部屋に招き入れてイスをすすめる。
夜も遅いというのに、冥はまだ昼間の格好のままだった。
「ひとくち、もらっていい?」
机の上のカップに手を伸ばす。中には紅茶が入っている。
「眠れなくなるぞ」
「眠れないのはレイジの方でしょう。これくらい平気よ」
肩をすくめる御剣を一瞥し、紅茶に口をつける。
冥はカップを持った手をひざに置くと、息をはいた。
「大変な一日だったな」
「レイジが先にデビューなんてしようとするからよ」
まるで御剣が悪いみたいに言う。
「われわれは早く法廷に上がり、少しでも多く有罪を勝ち取るべきではないのか」
「フン、司法試験は先を越されてしまったけど、すぐに追いついてあっという間に追い越してみせるわ!」
「ああ、楽しみにしていよう」
803 :
VS:2010/03/21(日) 11:15:37 0
「いい? あなたが今日の事件を解き明かせたのは、私が居たからだというのを分かっているでしょうね!」
早くに父を亡くした御剣にとって師匠は父のようであり、事あるごとに張り合ってくる冥は鬱陶しくも可愛い妹のような存在だった。
「フッ、そうだな」
「本当にそう思ってる?」
「うム、メイがいろいろな仮説を提示してくれたおかげで真相にたどり着けたのだ」
「そ、そう。分かっているならいいのよ」
冥は手元に目を落とす。
やはりいつもの冥らしくなかった。
「ぬるくなってしまったのではないか。淹れなおしてこよう」
「……いえ、いいわ」
カップを机に戻し、もう一度ため息をつく。
「この国でもロクな人間がいないわね。ヒトのことをコドモコドモとバカにして……」
アメリカでもコドモ扱いされて憤慨しているのだろう。
「仕方があるまい、キミはまだ13だ」
「もう13よ! 年齢だけでヒトを判断するなんてバカがバカだと証明してるだけだわ!!」
ムキになるところがコドモだと思ったが、口にしたところで火に油を注ぐのは明らかだった。
「世間ではまだコドモに属するのだ。言いたいヤカラにはそう言わせておけばいいではないか」
冥はくやしそうにうつむく。
「……ねえレイジ、お願いがあるの」
「なんだ、メイが頼みごとなんてめずらしいな」
「ダメ?」
いつも勝気で大人びている冥だが、不安そうに見上げている姿は普通の少女に見えた。
「いいや、私が出来ることならなんでも協力するとも」
「本当!? ……あの………」
「いいから言ってみろ」
804 :
VS:2010/03/21(日) 11:20:57 0
視線をさまよわせていたが、決心したように御剣を見つめる。
「抱いてほしいの」
「な……なんだとッ!?」
ビシッとムチを机に叩きつける。
「女性にこんなこと何度も言わせるものじゃないわ!」
「そ、その意味を知ってて言っているのか」
「バカにしないで、もう13よ」
「ま、待て、少し落ち着こう!…………ゴホッゴホッ」
落ち着こうとして紅茶をあおり、逆にむせてしまう。
「私は冷静よ。取り乱してるのはレイジの方じゃない」
「……どうして急にそんなことを言い出すのだ」
「私の年齢でバージンなのはおかしいって言うのよ」
「そ、そんなことはないと思うが」
「セックスしたことないのはコドモだなんて、バカがバカにするなんてバカげているわ!」
アメリカで言われた言葉なのだろう。
ただでさえこんな少女が大人に混じり司法の勉強をしているだけでも目立つと言うのに、冥は優秀だ。
時々暴走する傾向はあるがあの狩魔豪の愛娘にして愛弟子だ、師を同じくする御剣もその実力は認めている。その上向こう気の強いこの性格とあっては、快く思っていない人間はいくらでもいるだろう。
「……それで抱いてほしい、と」
御剣は呆れたようにため息をつき、頭をふった。
冥のそばに近づくと、その肩に手をかける。ビクっと小さな反応が手を伝わってきた。
「焦って済ませてしまう方がバカげていると思わないか」
「……それじゃ、レイジはしたことある?」
「そ、そのようなアレは……キミには知ったことではないだろう」
「そう、ないのね」
その反応に、ほっとしたように笑う。
御剣も今までそんな誘いがなかったわけではない。しかし元来キマジメな性格ゆえに、愛してもない女性と関係を持つなどできなかった。
805 :
VS:2010/03/21(日) 11:23:21 0
「こういうことは本当に好きな人とするべきだ。そんなことにかまけているより、われわれは検事の勉強をすべきだろう」
冥は手を振り払うと、立ち上がってスカーフをゆるめボタンを外していく。
「メ、メイ!?」
「そうよ、だからこそこんなことに時間をかけているヒマはないのよ」
下着もつけておらず、すぐに形のいい胸があらわれた。
まだふくらみかけの、しかし歳のわりには充分な大きさの二つの乳房がツンと上を向いている。
「な、なにをしているのだ!」
御剣の手を取り、それにあてる。
「レイジは私のこと、キライ?」
「そ、そそそんなことはないが」
「こんなこと頼めるのはレイジだけなの」
まっすぐな瞳が御剣を射抜く。
柔らかな感触と共に鼓動が伝わる。その上に自分の心音が重なりどんどん速さを増していく。
御剣はまともな思考ができなくなってきた。
「レイジになら何をされてもいいわ」
その言葉に理性が吹き飛んだ。
806 :
VS:2010/03/21(日) 11:25:22 0
「きゃあっ」
冥を抱き上げベッドに寝かせてキスをする。
首筋に、鎖骨に、胸元にキスを降らせている間も冥の目はぎゅっと閉じたままだった。
「こわいか?」
「こ、こわくなんてないわ!」
精一杯の強がりが冥らしい。
「大丈夫だ、私にまかせてほしい」
唇を吸い、すでにあらわになっている胸に手をのばす。
「痛っ」
強く揉みすぎたかと、力をゆるめた。
「……っ」
「痛いか」
「え、ええ」
なにしろ御剣の知識も乏しい。
なでるようにしても冥は気持ちよくなるどころか辛そうだった。
一度手を離し、舌を這わせる。
「それなら大丈夫かも……ひゃっ……」
ぷっくりと盛り上がった乳首をついばむ。
「……ああっ……ん……ダ、ダメぇ……ッ」
舌で転がすたびに冥は反応する。どうやら痛がっているようではない。
807 :
VS:2010/03/21(日) 11:26:59 0
「んんっ……はあ……はあ……はあ……」
口を離すと上気した顔が見上げる。
もっと味わっていたかったが、身体を起こしてシャツを脱ぎ捨てる。
ベッドから降りズボンに手をかけると、横から視線を感じた。
冥の目はふくらんでいる「ソコ」に集中していた。
「む……見られていると脱ぎにくいな」
「いいでしょう。レイジだって私が脱ぐのを見たのだから」
「それはキミが勝手に目の前で脱いだのだろう」
「見たのは事実でしょう。いいから早く脱ぎなさい!」
先程まで可愛く喘いでいたのに、すっかりいつもの冥にもどっている。
御剣は心の中でため息をつきながらズボンを脱ぐ。
冥は身を乗り出し、ボクサーパンツの下からはっきりと形を現しているソコに手を伸ばした。
「うっ」
ちょん、と指先で触られただけで御剣の半身はびくんっと跳ねる。
「へえ、ほんとうにひとりで勃つものなのね」
「や、やめないか」
一歩下がってその手を逃れると、冥はいたずらっぽい笑みを浮かべて御剣に近づく。
両腕をつかむと、その胸元に舌を伸ばした。
「うっ」
「今度は私の番よ」
808 :
VS:2010/03/21(日) 11:27:40 0
御剣がしたように乳首をなぞり、ついばみ、もてあそぶ。
「っ……わ、私の方は……いいのだ……っ……」
そう言いながらもあらがえない。
「私だけいいようにされるなんて不公平だわ。……レイジももっと声を上げなさい」
「う……ああっ……」
「ふふ、いい気味だわ……んん……ちゅぷっ……」
「くっ…………」
ぴちゃぴちゃとその舌を動かすたびに、あらわになっている胸が御剣の下腹部にすりつけられる。
もう限界だった。
「うおおお! メイ!」
「きゃあ!」
ベッドに押し倒し、ズボンを脱がせる。
「ちょ、ちょっと、まだ途中……っ」
「今度は私の番だ」
抵抗するが、軽くて小さな身体は苦もなく開いた。
太腿を持ち上げて、身体に押し付けるようにして開かせると、わずかにショーツが濡れている。
「やっ……」
それをずらすと、ピンクの丘には頭髪と同じ色の毛がうっすらと貼り付いていた。
御剣はそこに顔をうずめる。
「ダメ……汚っ……いやあ……っっ」
押さえられた身体は抵抗するようにもがいていたが、やがて舌を動かすのに応えるように身体をふるわす。
「……っ、覚えていなさいレイジ!……あっ……私の番になったら……くうう……お、同じ事をしてやるわ!」
「……それはその、キミが……なめてくれると言うことだろうか」
「当然よ!」
「む……それはタノシミにしておこう」
自分が御剣の思うがままにされるのがくやしいのか、勝負でも挑むように宣言する。しかしどちらにしろ御剣をよろこばせることだというのは、まだ分からないらしい。
809 :
VS:2010/03/21(日) 11:28:47 0
充分に濡れてきたのを見計らって、指を挿入する。
「あっ……」
それすらも拒むように、なかはぎっちりとしめつけている。
「痛いか?」
「……少し」
ゆっくりと指を動かす。
「…………はあ……はあ……く……っ…ああん……」
少しずつではあるが、指の動かせる範囲が広がっていく。それにともなって冥の声も艶っぽいのが混じり始めてきた。
「……行く、ぞ」
入口に、はちきれんばかりになった己の半身を割り入れる。
「くっ」
「ひゃあっ……痛っ……だ、ダメ……痛い痛……ッッ!」
なんとか入った、と思ったのは始めだけで、すぐに肉壁が進入を拒む。そしてなにより冥の声は苦しみを感じさせるものだけだった。
「大丈夫か」
「……あまり大丈夫ではないわね」
目に涙を溜め、肩で息をしながら答える。
「そうか、ここまでにしておこうか」
「ダメよ!」
引き抜こうとすると、止められた。
「狩魔はカンペキをもってよしとする、よ。こんな中途半端で終われるわけがないでしょう」
こんな時まで狩魔の名を持ち出してくることに、御剣はちょっと笑ってしまった。
「なによ!」
「……いや、可愛いなと思って」
「なっ……」
冥の顔が赤く染まる。
衝動にまかせてここまできてしまったことを恥じ、すまないと思った。
御剣はやさしくキスをする。
今は彼女のことが愛しく、そして改めて冥を抱きたいと心から思った。
810 :
VS:2010/03/21(日) 11:30:43 0
「メイ、キミの望むように最後までするとしよう。しかし、もっと痛い思いをするだろうが大丈夫だろうか」
「私をバカにした連中は、この痛みをケイケンしたのでしょう。私がガマンできないはずがないわ」
やはりベッドの上とは思えないセリフだった
「分かった。行くぞ」
「……ええ」
腰をぐいっと前に進める。
「……ひいっ…………んん……っダメ………ッッ」
「もう少し、力を抜いてもらえないだろうか」
「だ……だって……痛っ………ああんっっ!」
冥のためになるべく早く終わらそうと強引に進める。
「いやっ……はあ……あああッダメッ……いやあああっ」
硬い肉質の障壁を押し広げ、肉棒をこじ入れる。
ほどなくして、亀頭が冥の深層部をノックした。
「はあ、はあ、はあ……」
なかは熱く、狭く締め付ける感覚だけで達しそうになったが、決死の思いでずるりと引き抜いた。
鮮血を身にまとった半身は、まだ足りないと血管を浮かび上がらせていた。
「終わった、ぞ」
そう告げると、冥は眉を寄せる。
「……バカにしないで」
目に涙をためながらも異議をとなえた。
続き気になる!
812 :
VS:2010/03/21(日) 12:51:44 0
目に涙をためながらも異議をとなえた。
「そんなコドモだましで、納得するとでも? セックスというのは、もっと動いたりしてセイエキを出さないと終わらないものでしょう」
「しかし、キミはそんな状態じゃ……」
「言ったでしょう、中途半端では終われないと。これくらい……なんでもないわ」
荒い息で、時折痛みをこらえるような様子で言われても説得力はない。しかしこうなるとテコでも動かないのは重々承知していた。
「……わかった。もう少し辛抱していてくれ」
「だから、別に辛抱なんて……痛ッ……ああッ」
強がっていても再び挿れられると声を上げる。
御剣にその痛みは分からないが、血が出るだけの行為をしていてなんでもないはずがない。
冥が満足して、なおかつ苦しまないように終わらせたいが、どうやってみても冥から出るのは苦痛の声ばかりだった。
「………ッ……あッあッ………痛ッ……やああぁぁぁ……んん……ッ」
苦しめないようにと思ってはいても、どんどん腰の動きは速くなり、声が上がるたびに御剣の理性は飛んでいった。
「いやああっ…………レ、レイジっ……イヤッ……ひゃああああアアアッッ……」
「メイ、メイ……ッ」
「ああああッッ」
813 :
VS:2010/03/21(日) 12:52:21 0
冥の上に精液がぶちまけられ、我に返った御剣は、なんてことをしてしまったのだと改めて思う。
「その、すまない」
「なぜ謝るのかしら。私が望んだことよ」
冥は涙を溜めながらも、いつものように強がる。
「しかし……痛かっただろう」
「それも承知の上だわ。でも……セックスって気持ちのいいものじゃなかったのかしら」
「……女性の場合、初めての時は痛みがともなうことが多いらしいな」
「それじゃ、レイジは気持ちよかったっていうの!?」
「む……」
「レイジばっかりズルいわ!」
「その、ズルいと言われても困るのだが」
「それじゃあ、初めてじゃなければ気持ちいいのかしら」
「……一般的にはそう言われているようだが」
「わかったわ!」
冥は起き上がって指を突きつける。
「バカンスの間、私が気持ちよくなるまでセックスに付き合いなさい!」
「な、なんだと!?」
「まさか自分ばっかり気持ちよくなっておいて、逃げるようなマネはしないわよね。さっきの仕返しもたっぷりとしてあげるわ。カクゴしておきなさい!」
「む……わ、わかった」
この夏は大変なことになりそうだな、と大きくため息をつきながら、御剣はどこか期待している自分にも気づいていた。
>>811 感謝
初めて連投規制されました。
描写少な目だったんだけど、朝チュンじゃないとどうしても長くなってしまう。
あ、一行重なってしまった……
おおおおおGJJJJJJ!!!
上下を争ってるところおもしろいw
御剣も童貞なのにがんばったな
冥たんは毎回ながら強がりなのがいいね
かわゆす
GJ!!!
やっぱり20歳×13歳はかわええのう(*´Д`)
処女なのに積極的な冥たんがいい
きもちよくなっちゃうところまで見たい
バカンス中セックス三昧なわけか
いいな
GJ!
童貞処女萌え
まだ子供なチビ冥たんがセックスの快感を覚えちゃうと
歯止めが利かなくなって際限なくおねだりしそうだな。
みったんは干乾びるまで搾り取られればいいw
開発された子冥たんを指だけで何回もいかせればいい
色んなトコでイくのまで覚えてほしい
でもそこまで器用なことが御剣に出来るだろうか
ともあれGJ
余裕たっぷりの御剣も好きだけど
>>801の御剣もいいね
GJでした
みったんはへたれも鬼畜もいいよ
冥たんが思いっ切り鬼畜でみっちゃんが乙女なのも見てみたい
無理矢理前立腺開発されてアンアン喘ぎながらさめざめ泣けばいいw
行為の後タバコでも吸ってそうなメイだな
>>826 キミは私か
ヘタレを通り越して乙女な御剣もいいと思うんだ
冥ちゃんは鬼畜か男前でお願いします
冥たんは騎乗位も大好きだからな
乙女御剣ww
「もうお婿に行けない、責任は取ってくれるんだろうな!」みたいな?
久しぶりにポップンの林檎と蜂蜜って曲聞いてたら、メイミツっぽくて萌えた
「レイジ、こここんなに硬くして…そんなに私が欲しかったのかしら?」
とか煽る冥タンもいいね!
どもってるのかと思った<こここんなに
どもってる冥タンかよw
ちょっとへたれでいいかもしれん
ロリっ子めーたんにイタズラする子みつが見たい
意味もわからずちゅっちゅしてるといい
「いやっおちんちんなんて入らない!」
なんだかんだ、自分は26×19が1番萌える
20×13以下のエロは犯罪ぽくて苦手だ
20の御剣を13の冥が意識しはじめるのはいいけど
自分の場合は仔ミツメイはエロなしでイチャイチャだと楽しい。
そして空港シーン以降で大人な雰囲気の中エロエロになってしまえばいいw
人によっていろんな感じ方があるね。他の人の趣向も聞いてみたい。
私も20の成人が13の小娘を性的な意味で見るのは…
(妄想だけならすごい楽しいし、背徳感がむしろスパイスで超萌えるんだけど)
それこそ豪パパに命じられでもしない限り、
常識人ぽいみっちゃんには「ありえない」ことだろうなーと思う。
だから26×19かなー。
でも繰り返すけど20×13も好きなんだ!
あとは、
冥5歳「おっきくなったら結婚しよーね?」
怜侍12歳「ム…承知した。では君が18歳になった時に、改めて意志を確認するとしよう」
冥5歳「そんなの(確認)必要ないもん。約束ね!ほら、指きり!日本ではこうするのでしょ?」
とかでも超萌える。
ちび冥たんがみっちゃんを「抱いて!」と誘惑してやっちゃうネタは好き
ミツメイならなんでもみれるわ
背徳的なのたまらんけどな
「3」の後が自然かと思うけど、ネタとしてはいつでもアリだ。
20×13は愛とか恋とか以前の、なし崩し的なのが好き。
ミツメイなら、どの設定でも萌えられる。
年齢的に背徳な20×13も良し
「2」後のDL6号事件の真相発覚後の複雑な25×18も良し
「3」後、精神的に成長した26×19も良し
その先を妄想するも良しだ
犯罪っぽいのを書いててスミマセン……
御剣はロリコンじゃないと思うけど、
チビ冥はストレートに感情を出してくるので、書きやすくて、つい。
でも性的感情を持っているわけではなく、
拒否しつつも、という感じで書いているつもり。
26×19はイチャイチャしたのしか書けなくて。
どの年代の話でも、このスレの書き手さんたちが
ミツとメイの気持ちの部分を大事に書いてくれてるのが伝わってくる。
>>844氏や他の職人さんたちの作品、楽しみに読んでるよ。いつもありがとう。
>>844 自分も20X13好きだからすごい萌えたよ
13歳って年齢は大人と子供の中間だし、性に目覚める時期だしありじゃなかろうか
御剣の性格からいってありえないってのはわかるけど
実際13歳ってもう女の体してるから、20の男が欲情しても仕方ないというか
ロリコンっていわれても裸みたらムラムラしちゃうのが現実の男だと思うんだけどな
まあ、実際ロリは苦手って人も多いだろうしね
ちゃんと、注意書きさえつければ大丈夫だよ
今日はエロエロミツメイSSこないのかな?
13歳冥の胸は下手な貧乳成人女性より大きいから
まだまだ若い御剣がドキドキしてしまうのも道理
26×19を書いてみようとしたけれど難しいね
SS投下してるひとたち凄いや
>849
20歳なんてやりたい盛りだからな
大体の男は女作ってセックス
いなかったらAVみて毎日オナニーしてる時期だ
それを御剣は我慢してるんだぞ
>>850 まってる!
確かにここの職人はすごいな
>>844 そんなこと言わないで。
好きな人もたくさんいるんだから。
>>850 楽しみにしてる!
そうそう、ここの職人さんたちはみんなレベル高いなーって思う。
ミツメイへの愛が伝わってくるし。
ほんとに好きなんだなーっていうの感じられて、読んでてそれも嬉しい。
どっやってSS書いてるんだ?
ネタはおもいつくけど話にならないorz
1.妄想を膨らませ話の筋を考える。
2.その筋の中で、ミツとメイにどうしても言わせてみたい台詞やモノローグを幾つか書き出してみる。
3.時系列順に並べる。
4.台詞と台詞の間にたくさん改行を入れ、その間に起こる出来事を書き出す。
5.そうやって隙間をどんどん埋めていく。
6.言い回しを変えたり心情描写を入れたりしながら調整。
7.納得できたら出来上がり。
1〜3が楽しい。
4〜7はこのスレで10レス分書くとしたら10時間は使う。
完成させて投下するんだ!って情熱だけでなんとかする。
ネタだけでも投下してみると、スレが盛り上がったり、それをベースに誰かがSS書いたりすると思う。
じゃんじゃん投下をお願いします。
まずは脚本みたいな台詞+ト書きから始めてそれに肉付けしていくとか
ま、ここで聞くよりも書き方指南専門の本やサイトを読んでみたほうがいいかも
私のコツは
・テーマを1つ決めて(エロシチュ、ほのぼの、季節ネタ等)あまり欲張らず話を広げすぎない
・話のオチというか着地点は初めに定めておく←でもたまに変わる
・自分の作り出したミツメイに萌えて続きが書けなくなった時は一旦置いて心ゆくまで悶える←よくあるorz
・御剣と冥‘らしく’なるように言葉遣いや行動に気を付ける
くらいかな
文章力低くて駄作しか産めないけど、それでもミツメイ同志が喜んでくれるのが救い
自分の場合は、ヘタでもせめて分かりやすく、を心がけています。
己の文章力を見られているわけではなく、ミツメイを読みたくて来ているんだと思うから。
実際、セリフとト書き状態でも喜んでもらえるので
次も書きたくなってしまうのです。
あとは小説を読む!
好きだと思う文章を見つけて、こんなのを書きたいとイメージするといいかも。
自分は短いのは数日で書き上がるときもあれば、何ヶ月もかかったりするので
あせらずに頑張ってください。
あ、エロ部分は官能小説を参考にしてます。
1冊で何パターンも描かれているので、わりと重宝します。
でも文体の好みもあるので(女の子に直接的な単語を連呼させるのは好きじゃない)
その辺は買う前にチェック。
……あまりエロ書いてないですけど。いや手本があっても難しいですって。
なるほど。。。そうやって書いてるのか。。
アドバイスの文章自体が手馴れてるって印象うけるな
いつも萌えさせていただいてます職人さん
ありがとう
流れブッタ切り失礼
逆検プレイしたけど
メイの”レイジ”呼びが2、3回ぐらいしかなくて
ほとんどフルネーム呼びだったのが残念だた。
第三者が話に参加してる時は冥のプライドを考えてフルネームでってのは分かるけど
二人っきりの会話時だけ名前で呼んでてもいいのに・・・
5話で一回ゲームオーバーするといいよ。
どこだったかな…中盤あたりの、対ロウ(だっけ?違ってたらどなたか訂正お願いします)
そのあたりで負けてみると楽しいよ。
確かに、デレ分がちょっと足りないなーって自分も思ったよ^^;
4話は結構レイジ呼びが多かったと思う。
ツンツンな態度のまま御剣に甘えてる感じがしてなかなか良かった。
>>861 VSシーナ後に冥が仮面マスク2世殺害の疑いをかけられるとこだな。
冥の無実の立証に失敗してゲームオーバーになると
冥が逮捕連行されて、その時に「レイジーーーーーっ!!」と叫んでくれる。
そこ、何度もわざとゲームオーバーしたw
864 :
名無しさん@ビンキー:2010/04/01(木) 00:18:26 O
ついに初出勤日…!!
しばらくミツメイ妄想から離れなきゃいけないとかむりーむり
>>864 頑張れ〜!
慣れると仕事しながら妄想出来るよ。
>>864 慣れるまで大変だろうけどファイト!
ツライ時こそ妄想だ。
年度始めで周りがピリピリしてるので
トイレ行くたびにケータイに入れてある画像を見て、気持ちを落ち着けている。
今の待ち受けは冥たん。
>>864 音楽聴きながら通勤してる自分は、ラブソングとかをミツメイに当てはめて妄想してるよ
あと歌に乗せて、脳内でミツメイプロモ映像考えたり
ニヤニヤを抑えるのが大変なんだぜ
868 :
名無しさん@ビンキー:2010/04/02(金) 19:09:45 0
先輩方、お知恵を拝借しますww
自転車通勤中は妄想タイムになりました・・(笑) お花見の時二人が座ってた敷物って誰が用意したんだろうとかww
お花見のイラストのサンドイッチは
冥たんがみったんのためにつくったのかな
「メイはサンドウィッチを用意してきたのか」
「私の作ったカンペキなサンドウィッチよ。どうしてもと言うなら、味見させてあげてもいいわ」
「む、それではひとついただくとするか。……しかし、ひとりで食べるにしては少し多くはないか」
「そ、それは……」
「まあみつるぎ検事、それはヤボと言うものですわ。せっかくかるま検事が……」
「うわーゴウカなサンドウィッチだね。ねえねえなるほどくん、冥さんの手作りだって! うん、とってもおいしいよ!」
「い、いけません真宵さま!」
「なにィィィィ、冥ちゃんの手料理だとォ!? オレにもくれ! ウマイ、ウマイよ冥ちゃん!」
「うおお、こんな高級なサンドウィッチは食べたことないッス! マコくんも食べるッスよ!」
「おいしいッス! スズキ、カンゲキしたッス!」
「…………………………………………」
「め、メイ、落ち着いてくれ」
「…………こんなバカげたバカばかりのバカな行事など参加するのじゃなかったわ! この……バカどもがァァァァ!!」
「イテテテテテテテテテテテテテテテテテッ」
「うおおおおおおおおおおおおおおおッス!」
「いてててッ」
(…………この人数の中で、たたく相手を選んでいるのはさすがだな)
「まったく、あの子たちときたら……」
「クッ……いいじゃねえか。こんな陽気の中、バカさわぎをするのも悪くはねえさ。もっとも、オレはダマってゴドーブレンド395号をすするだけだぜ」
「……そうですね」
「なんで、ぼくまでたたくんだよ! 食べてないだろッ!」
「カントク不行き届きよ」
「まあまあ冥さん、かわりにこっちのお重を食べてよ」
「ケッコウよ!」
「メイ、さっきもらったサンドウィッチはまだ口をつけていないのだが、よかったら返そうか」
「……いいえ、やっぱりそっちのお重をいただくわ。ソレはレイジが食べて頂戴」
「む、そうか」
「どうかしら、私のカンペキなサンドウィッチは」
「………………先程、花粉症のクスリを飲んだからクシャミは出ないのだが、鼻がつまって味がよく分からないな」
「…………レイジのバカァァァ!!」
「ぬおおおおおおおお!」
コネタ。
「あ、あなたのために作ったんじゃないからね!」的な
ベタなツンデレイメージで書いてみました。
あの花見のイラストは、自分のミツメイのイメージ通りで大好きです。
「ぬおお!」って言ってそう。
冥たんが可哀相だけど可愛いw
GJです
874 :
名無しさん@ビンキー:2010/04/04(日) 03:33:01 0
花粉症ネタまでつけてくるとはww
GJww
ワロタw
GJ!!
コネタってほんと楽しい!
GJ!
自分もそのお花見イラスト好きだ
冥たんはアメリカ育ちの上に飛び級しまくりっぽいから
桜の咲く季節に入学・卒業という日本人的感覚ないんだろうな
そもそも9月だしな。
でも、だからこそちょっと憧れてるとこがあるといいなーと思う。
何にでもシンボル的な植物がある日本の感覚って世界的に見るとウラヤマらしい。
花か……
弁護士バッジはひまわりだけど、検事バッジは菊だな
そういや判事バッジだけ植物がないね
このスレは規制がないからいいな
過疎るよりは雑談でも盛り上がってる方がいいかなーと。
…にしても流石に判事バッヂはどうでもよすぎたかも。ごめん。
あ、自分は880ッス。
>>870 亀だけどGJ!
冥たんの手作りなら味も完璧なんだろうな
判事バッジは八咫の鏡だけど八咫烏とは関係あるのかな。
ミツメイとは関係ないが
ゴドーと千尋がいるのが
ちょっと泣けた
元の絵がオールキャラだったからね。
正確にはゴドーじゃなく神乃木だけど、
その辺はドリームだからいいんじゃないかな、と。
メイたんが日本人らしく桜を好きになるのは子どもが小学校に入学する時かな〜と思ったら
全力で子どもをカメコる御剣が出てきた
ぶきっちょだから写真とるの下手そうだw
889 :
名無しさん@ビンキー:2010/04/09(金) 19:23:50 0
はじめまして〜♪いつも楽しませてもらってます!
ミツメイ大好きッスvv
挨拶の代わりに小ネタを一本投下させてもらいます!!
流れぶった切っちゃてゴメン
ちょっと前に出てた逆検ネタです
890 :
名無しさん@ビンキー:2010/04/09(金) 19:30:03 0
ババルとアレバスト。
元はコードピア公国という1つの国であったものが2つに分断され、その大使館で起こったあの事件が解決し、カーネイジ・オンレッドが逮捕されてから数日。
3月15日に怜侍が担当検事を勤めた、日本国内でのカーネイジの裁判が終わってから、私がアレバストへと出発する日まで数日の猶予が残されていた。
今となればただの一殺人者でしかないとは言っても、ほんの2、3日前まではアレバスト大使であった男だ。
彼の帰国の為の準備は、一般の外国人犯罪者の帰国よりも時間を要するのだろう。
私も関係者の立場ではあるけれども、出国の手続きは全て狼捜査官が指揮を取る国際警察の手によって行われている為、特に仕事を得られなかった私は、久しぶりにこの日本で数日間の休暇を得ることが出来た。
思えば秘密任務として密輸組織を追い始めてから、落ち着いた休息の時間など全くと言ってもいいくらいなかったように思う。
だから折角の休暇くらいゆっくりホテルで骨休めしたいと思っていたのだけれど、それは突然の電話によって叶えられることはなかった。
「やっほー、狩魔さん!!」
「美雲?」
「良かった〜、繋がって。あのね、明日時間ありますか??」
「明日…?特に予定は入ってないから、部屋でゆっくりしようと思ってたのだけど。」
「空いてるんですね!じゃあ、明日一緒に出掛けましょうよ!」
どうやら今の私の言葉は、前半部分しか美雲には届かなかったらしい。
「…せっかくなのだけど、出来れば今日と明日はゆっくり休みたいのよ。」
「え〜!だって狩魔さん、明後日にはアレバストに行っちゃうんでしょう?そしたらもう、中々会えないじゃないですか。折角7年振りにみんな再会出来たんだし、遊ぼうよ!じゃ、そういうことだから明日の朝10時にバンドーランドのエントランス前でね!」
「え?ちょっと美雲!?」
私の返事を聞く前に、電話は一方的に切られてしまう。こういう強引な所は、知り合いの風変わりなどこぞの霊媒師に似ている。
『それは君だって同じではないか…』と、ここに御剣あたりがいれば言うかもしれないが。
「バンドーランド…??」
自分にはあまり縁の下なさそうなその場所の名前にいささか面食らいながら、携帯電話を眺めていた。
891 :
名無しさん@ビンキー:2010/04/09(金) 19:34:24 0
翌朝の3月17日午前9時50分。
約束の時間の10分前に、私は指定の場所に到着した。
美雲の姿はまだ見えない。
エントランスの奥からは明るい音楽が鳴り響き、周りには開園を待ちわびる子ども達を連れた親子連れで賑わっている。
考えれば考えるほど、自分には全く縁のない場所に思えてならなくて、一人でこの場にいるのがいたたまれない気持ちになってくる。
幼い時から、こんな場所に来る余裕など私にはなかったのだから。
そんな時、手に持った携帯電話が突然震え出した。
電話の相手はもちろん美雲だ。
「もしもし、美雲??」
「狩魔さん、おはようございます!今どこ??」
「エントランスのすぐ前よ。そういう貴女はどこなのよ?」
「私たちももう着いてるよ。…あ、狩魔さん見えた!!今そこに行くから!」
大きな声で私の名前を呼びながら、マフラーをひらひらとはためかせて美雲がこちらに向かって駆けてくる。
その後ろには、大の男が2人、息を粗げながら美雲の後を追って走っているのが見えた。
てっきり今日の相手は美雲だけだと思っていたので、予想外の人物の登場に驚きを隠せない。
「あれ?狩魔検事も来られてたんスね!ちょっと意外ッス。」
こんな朝っぱらからヒゲの間抜け面を見なければならないなんて、折角の休暇が台無しじゃない!
挨拶の代わりに眠気覚ましに一発鞭を振るっておいてから、隣で息を整えているもう一人の男に目を向ける。
「何をしてるのかしら、御剣怜侍。」
「…う、うム、ミクモくんに無理やり連れて来られたのだ。まさか君まで来ているとは思わなかった。」
「わ、私だって来たくてきた訳ではないわ!こんな子ども向けのレジャー施設なんかに。」
「まあまあいいじゃないですか。折角来たんだから楽しみましょうよ、ね!」
「そうッスよ!ミクモちゃんの言う通りッス。」
「…ま、まあ来てしまったものは仕方あるまい。ここはミクモくんの意見に従って、今日はバンドーランドで1日を過ごすとしようではないか。」
「……」
「やったね、そうこなくっちゃ!!じゃあ御剣さん、早速チケット買ってきて下さい、4人分。」
「わ、私が全員分払うのか!?」
「同然でしょう。貴方以外に誰が払うと言うのよ。」
「ゴチになるッス!御剣検事!!」
「む、むぅ…」
仕方ない、とチケット売場へ向かった怜侍以外の3人は、開園前に既に長い列を作っているエントランス付近の列に並んだ。
892 :
名無しさん@ビンキー:2010/04/09(金) 19:38:58 0
「結構混んでるんだね〜、前に御剣さんやノコちゃんと来た時はそうでもなかったけど。」
「あの日は誘拐事件のせいで、そんな雰囲気じゃなかったッスからね〜。」
「なんでわざわざこんな場所を選んだのよ?もっと違う所でも良かったのではなくて?」
「だって、前に来たときはスタンプラリーもワルホくんだけゲット出来なかったし、事件のせいでイベントも中止になっちゃったから。」
「何よ、イベントって。」
「あ、狩魔さんは知らないんですよね!私、パンフレット持ってます。ほら、これこれ。さっき貰ってきたの。」
はい!っと突きつけられたパンフレットを見る。
「イベントのページはここだよ。」
そこには、確かタイホくんとかいう名前の着ぐるみによるショーのスケジュールが書いてあった。
「遊園地とはこういうものなのかしら?」
「え!もしかして狩魔さん、遊園地初めてなんですか!?
…そうだなぁ、大体こんな感じだよ。バンドーランドは結構大きな遊園地。ジェットコースターとか観覧車とか、乗り物も沢山あるしね。きっと狩魔さんも楽しいよ!!」
「そうなの…。」
美雲の説明を聞きながら、パンフレットに目を通していく。
ジェットコースターや観覧車、名前くらいは聞いたことのある。幼い時に、学校の知り合いがそんな話をしているのを耳にしたくらいのことだけど。
家族と行ったことを自慢気に話す彼らはバカみたいだと思っていたけれど、ほんの少し羨ましく思ったこともあった。
こんな年になって遊園地なんてバカバカしいという気はするけれど、折角ここまで来たのだから、彼らの言う通り楽しむのも悪くはないかもしれないわね。
そんな風に考え始めた時、ちょうど怜侍がチケットの支払いを済ませて帰ってきた。
「よーし!じゃあ、早速しゅっぱ〜つ!!」
それから私たち4人は、バンドーランドでの時間を過ごした。
いい年してバカみたいに年甲斐もなくはしゃぐヒゲに呆れ果てたり、美雲に無理やりタイホちゃんとやらの被り物を着けさせられたりと散々だったけれど、初めての乗り物などは思っていた以上に楽しくて、こんな休暇もいいかもしれないと少しだけ思う。
「じゃあ次は、みんなで観覧車に乗ろうよ!何でも日本一大きな観覧車らしくて、1周するのに30分かかるらしいよ!」
「…すまないが美雲くん、私は少しここで休ませてもらいたいのだが。あのような物は少し苦手なのだ。」
私と同様に、美雲にタイホくんの被り物をさせられた怜侍が疲れた様子でそう言った。
「えぇ〜?もしかして御剣さん、高い所ダメなんですか?仕方ないなぁ、じゃあ3人で乗ろうよ!」
「悪いのだけど美雲、私も少し休ませてくれないかしら?さすがにあんなに立て続けに乗り物に乗らされたら、ちょっと酔ってきたわ…」
「えぇ!狩魔さんも!?2人ともお爺ちゃんとお婆ちゃんみたい。じゃあノコちゃん、2人で観覧車乗ってこよ!御剣さんと狩魔さんは、適当に時間潰しててね。終わったら電話するから。」
「そうッスね。ミクモちゃん、行くッスよ!!」
騒がしい2人が風のように去っていき、私は怜侍が座っているベンチの隣に腰を下ろした。
893 :
名無しさん@ビンキー:2010/04/09(金) 19:44:21 0
「だらしないわね、御剣怜侍。これくらいのことで根をあげるなんて。」
「むぅ、私も若くないのか…」
頭に着けた被り物を外しながら怜侍が答える。私もそれに倣った後、そばに置いてあったパンフレットにもう一度目を通してみた。
ウェスタンエリア ホラーハウス ステージエリア
あらかた、メジャーな所は周れていたみたいだ。
あんなに賑わっていた園内は、日の傾きとともに徐々に人の数が減ってきている。
明日の朝には出国することを考えれば、私たちもそろそろ帰る準備をした方がいいだろう。
「随分と暗くなってきたな。」
「そうね。美雲たちが帰ってきたら、私たちもそろそろ帰らなくては。」
「うム、そうだな。」
ぱらぱらとパンフレットをめくりながら今日のことを思い出していると、とある『言い伝え』についての説明文に思わず目を止めた。
「バカバカしい…。」
「ん?何か言ったか、メイ。」
「え?な、何も言ってないわよ。」
突然声をかけられて、心臓がドキリとする。
この遊園地には、『一緒に渡った恋人たちは、幸せになる』という言い伝えのある橋が存在するらしい。
パンフレットによれば、ちょうどエントランスを出てすぐの所だ。
幼い頃から、証拠なき言葉に価値はないとずっと信じてきた。
そんな私にとって、『言い伝え』ほど曖昧で意味のない言葉は存在しない。
ちらりと隣に座る怜侍の横顔を盗み見る。
数日前に、怜侍たちはこの遊園地で起きた事件を解決したと聞いている。
その時、美雲と2人であの橋を渡ったりしたのだろうか。
それとも、私の知らない他の誰かと渡ったことがあるのだろうか。今の怜侍には、誰か特定の女性はいなかったはずだけれど…。
『私は一体何を考えているのよ!言い伝えなんて、何の意味ももたないただの戯れ言だわ。そもそも怜侍が誰とこの橋を渡ろうと、私には関係ない。』
頭の中では分かっていても、『恋人』と一緒に橋を渡る怜侍を想像すると、なぜか心がチリチリと痛んだ。
894 :
名無しさん@ビンキー:2010/04/09(金) 19:49:50 0
「…メイ。私の顔に何か付いているのか?先ほどからそんなに真剣に見つめられると、何だか落ち着かないのだが。」
「な…!?誰も見つめてなんかいないわよ!自惚れないで!!」
空を切る鞭をぎりぎりのところで避けられる。
「いや、別に自惚れてなどはいないが…」
怜侍と目を合わせることなくベンチから立ち上がると、つられて怜侍も立ち上がる。
そしておもむろに、怜侍の腕を掴んでツカツカとエントランスに向かって歩き出した。
観覧車が終わるまでにはまだ時間がかかりそうだし、後で美雲には電話した時にエントランスを出た辺りで待っていると伝えればいい。
「お、おい。メイ、どうしたというのだ!?」
「いいから、黙ってついてきなさい。」
そのまま怜侍を引きずるようにエントランスを抜け、気がつけば私は、その噂の橋を渡りきっていた。
橋を渡りきったところで足を止め、ようやく掴んでいた腕を離す。
こういった類いの話には全く鈍い怜侍のことだから、こんな言い伝えだって知らないに違いない、そう思っていた。
…本当にそういう相手がいなければ。
「そういえば、この橋には何やら『言い伝え』とやらがあるらしいな。」
「!?」
「先日の事件の調査のときに、パンフレットには一通り目を通したからな。メイ、君は知っていたか?」
「し、知らないわよ!私は狩魔冥よ。『言い伝え』なんて興味あるわけないでしょう!」
「そうか。では教えてやろう。この橋を一緒に渡った恋人たちは幸せになるのだそうだ。」
心臓の音がドキドキとうるさい。
895 :
名無しさん@ビンキー:2010/04/09(金) 19:50:37 0
一体どういうつもりで私にそんなことを言うのだろう。
「…そ、それが何だと言うのよ。狩魔の教えを受けた者が、そんな何の証拠もない言葉を信じるとでも言うつもり?恥を知りなさい!」
ピシッと音を立てる鞭をぎりぎりの所で避けられた。
「私も別に信じている訳ではない。だが、そういうのもたまには良いのではないかと思っただけだ。
…特に、相手が君ならな。」
「は??」
「い、いや…まあなんというか、そういうことだ。」
「何がそういうことなの?」
「ム。だからだな、私は君が好きだということだよ。君とこの橋を渡りたかったのだ。」
「なっ…」
ボンっと音がしそうなくらい、一気に身体中の熱が顔に集まってきたような気がする。
「で、返事を頂きたいのだが。」
「し、知らないわよ!それくらい自分で考えなさい。あなたは私の部下なのだから。」
「…いつまで続けるつもりなのだ、それを。」
そんな時、2人の会話を中断させる美雲からの電話が入る。
どうやら、もう一度この橋を渡ってエントランスへと戻らなければならないようだ。
今度は並んで手を繋いで渡ってあげとも構わないなんて思ってること、絶対に言ってやらない。
それは、よく晴れた春のとある夕方のお話。
896 :
名無しさん@ビンキー:2010/04/09(金) 19:53:00 0
以上ッス!エロくなくってめんしゃい;;
初めて書きこんだんで、色々見にくくなってしまったのは目をつぶってくれると嬉しいです。
897 :
名無しさん@ビンキー:2010/04/09(金) 20:03:19 0
GJ!!!
乙女な冥ちゃんがかわいいな
かっこいい告白だ
GJ
GJ!!
やっぱりメイたんは素直じゃないのがいい!
でもちゃんと返事しないとみっちゃん困って手が出せないぞw
痺れをきらして
冥たんがみったんに手をだします
ちょうど今、外で盛りの付いた猫はニャーニャー鳴いてて
冥たんがそんな冗談で御剣を襲うとこ想像したw
つまり成猫になったばっかの冥にゃんが我慢してるみつにゃんを襲うということかw
>>902 住んでるのってどこらへん?
うち関東だけど、まだ猫鳴かなくてつまんないよー
レス番打って気づいたんだけど、もう900超えたんだね。
豚切りスマン
勢いだけで書き上げたSS投下する
桜と共に恥ずかしさも満開です
日本人は桜の花が咲く頃“花見”という行事を職場や親しい友人、家族等で行う。
但し花を鑑賞するのではなく、宴会やバーベキューを楽しむ事が多い。
そういう知識は以前からあった。
だけど、まさかこんなに見事に花を無視しているなんて。
はしゃぎ疲れて居眠りする子供、酒に飲まれる男たち、料理を奪い合う者まで…
全くついていけなくて、一人散策する事にした。
景色はどこもかしこもピンク一色。
少し酔いが回ったのか足元が少しフワフワするのもあって、夢の世界にいるよう。
こんなに綺麗なのに宴会に夢中になるなんて。
それともこんな風景には馴れてしまっているのかしら。
だとしたらなんて、そう、『MOTTAINAI』んだろう。
季節の風情を感じる心こそ日本人の美徳なのに。
そんな事をぼんやり考えながら歩いていたら、後ろから私を呼ぶ声がした。
振り返ると酔い潰れていた筈のレイジが全力でこちらに走ってくる。
「はぁ、ハァ……ま、待つのだメイ」
「もう待ってるわよ。何なの?」
体を丸めて息を整えてから姿勢を正すと、いつもの精悍な顔つき。
私の大好きな、レイジの真剣な顔。
「一人で行くんじゃない。心配するだろうが」
「子供扱いしないで頂戴!この程度の広さの公園で迷子になんてならないわよ!」
「ム、そうではない。その…」
ゴニョゴニョと歯切れが悪い。
「一人前のレディならばエスコートを受けるべきだろう?」
レイジはまだ酔ってるに違いない。でもそれは私も同じ。
だってそうでなきゃ、こんなに素直に差し出された手を取ったりできないから。
ピンク色のトンネルの中を二人で歩く。
風が吹くと花びらが降ってくる。
なんて、綺麗。
「天然のフラワーシャワーね」
何気無く言うと、レイジの足が止まった。
「…いいのだろうか?」
「何が?」
「私と共に…フラワーシャワーを受けて」
それは、婚姻を果たした男女が、受ける祝福。
顔が、熱い。
レイジの手が伸びてくる。
私の髪に乗った花びらを取って……唇に当てた。
その花びらも風がさらっていく。
夢のように美しい世界の中で
夢にまで見たレイジと
夢見心地でキスを交した。
日本人が桜を好きな理由がわかった気がする。
この花の元でなら、いつもとは違う自分になれる気がするから。
無器用な男はスマートに。
天邪鬼な女は素直に。
「─きよ」
「…私もだ」
終ります
夢見てるのはテメェだよって話で…お目汚し失礼
GJ
なんか「MOTTAINAI」のところで笑ってしまった
うわー、GJ!超萌えた!
雰囲気あっていいなぁ、この文章すごい好きだ。
GJ〜!(2回も言ったw)
情景が目に浮かぶようなSSでした
GJ!
もっとエロエロなのkrkr
折角投下してくださった職人さんに敬礼もなく、くれくれコール。
私はどうかと思いますな!
↑こんな感じの裁判長さん結構好きだ。
今裁判長絡めたSS書きたくて頑張ってるんだけどもなかなかなぁ…らぶくなんない。
えろくもならない。ううう
914 :
名無しさん@ビンキー:2010/04/12(月) 22:25:07 O
ほのぼのいいねえ。 GJ!!
ミツメイみたいな有能なひとでも、
月曜日に雨ってうんざりするのかなぁ…
捜査中に雨は嫌だろうなあ
濡れるのが嫌と言うより、証拠とか痕跡が消えることを嫌いそうな気がする。
外国の人は急に雨降ってもカサ買ってさしたりしないみたいだな
濡れている冥に御剣がカサを差し出して、相合傘すればいいと思う。
>>913 エロくもラブくもなくても読みたいです。
意外と本人が思うよりもラブいかもしれないし。(自分はよくある)
最近、SSが連続で読めて嬉しい。
職人さんはエロ書かなきゃと気にしてるみたいだけど、
読む分にはなくても全然かまわないので、もっとミツメイを!
ミツメイならなんでもカモン!
ヅカ版設定からのエジフラを書きたい書きたいとずっと思っているが、うまくまとめられない
そして最大の問題はフランジスカの年齢
‘13で検事になった’とだけ明言されてて見た目はほぼ18歳だけど、さて18にするか13にするか…
ぜひ、18歳でお願いします
13歳ではないと思うよ>ヅカ冥
宝塚では幼いキャラの場合は子役担当の役者さんが当てられるらしいけど
フランジスカ役の人はそうではないみたい
ヅカ版のフランジスカは確か18歳、
と中の人がヅカ専門チャンネルの番組で名言していた気がする。
スイマセン、明言です・・・
前、ニコ動にあったけど今はあるのかなあ。
エロエロなのkrkr
フランジスカ役の人が18歳として演じてたのはわかってる
でもエジフラの体格差が神過ぎて13ぽく見えるんだ
ヅカ版はエジが三年間も失踪してるからその時点で年齢差変わってるし、いっそ27と13でも…と思わなくもないんだ
え?宝塚って御剣が27歳なの?
どういう年齢設定になってるのか分からないが
1の時点でゲームと同じ24歳なら2は27歳になる。
身長はヅカ史上最高身長の男役さんと
前から数えたほうが早い小柄な娘役さんだから
とんでもないことになってるなw
同級生の1のヒロインが最初の方で24って言われてたからエジも1では24でしょ
そうそう、そんで2はその3年後だから、27だわな
…しかしDL6豪事件がなかったのに3年も自分探し…w
3年の間に身長は伸びるしキャラは変わるしなw
>>931 DL6"豪"事件ワロタw
確かに間違ってはいないw
934 :
931:2010/04/16(金) 20:38:07 0
豪orz
なんで一発変換でこの字が出てくるんだろう
他にも冥も怜侍も出てくる
真宵ちゃんは魔宵って出てきてしまう
ごめんよ、狩"魔"のせいだね
エロエロなのkrkr
>>935 ここのまとめは読んだ?
ほのぼの作品もたくさんだけど、エロはエロいのあるよー
ミツメイはエロいなあ
ミツメイwikiにも感想掲示板が欲しいと思う
向うに書き込むべきだったかな
どうでもいいけどみっちゃんってチンコでかそうだから冥ちゃん大変そうだよね
慣れるまで痛い思いしてそうでちょっと可哀相
めいたんはみっちゃんのしか知らないから
その大きさが普通だと思ってそう
冥たんへの負担を考えて挿入なしでチュッチュしてるだけでも良い
冥タンはMだから痛くても
欲しがりそうだな
ベッドの上では御剣はSっぽい
逆に冥はMっぽいからバランスとれてそう
>>943 素股ですねわかります
関係ないけど寝る前に摂食障害の話読んだら冥たんが摂食障害になる夢見た
コンビニのお菓子とかインスタントラーメンとか普段バカにしてるもの食べまくってるの御剣に見つかんの
医者につれてかれて「それは大変ですね〜」と呑気な返答の医者に「大変どころじゃないわよ!」と逆ギレする冥たん
やべー続き気になる
素股の続きがきになります
>>946 病院は勿論「堀田クリニック」で…って、あそこは外科医だったっけ?
自分のイメージだと、冥は過食より拒食だな
忙殺される内に食事が喉を通らない、とか。
御剣が食事に連れ出しても手を付けず
「頼む、食べてくれ。このままでは君は…」なんて言って、声もなく泣き崩れる
不幸にしてごめん
そこで
「レイジのミルクが欲しいの…」
という冥タン
淫乱にしてすまそ
性欲はどっちが強いんだろう
普段はきつく睨み据えたような目をした冥たんがボーっと焦点の合わない
レイプ目みたいになって力無くみっちゃんにもたれ掛かってるとかいいね
両方同じくらい強いと思う<性欲
週に一回は確実にヤッてる
御剣は割と枯れてるけど冥ちゃんにおねだりされるとつい頑張っちゃう
そして次の日干乾びてる
御剣が絶倫で冥がいつも泣いちゃうのもいい
セックス大好きだから本望だろう
なんでかしらんけどあんまり避妊してないイメージがある
(しかし子供はできない)
冥はピルを飲んでるんじゃ?
避妊効果以外に生理痛が軽くなったり生理周期をコントロール出来るし
狩魔の完璧主義で完璧に危険日を避けてるだろう
気絶した冥をガンガン犯すのか御剣は
普段物凄く真面目な反面そういう一面があってもいい、と思ってしまう。
ここの話題になるかわかんないけど
漫画版の絵を描いている人が結婚したそうだ
二次会で新郎は御剣、新婦は冥のコスプレしたらしい
ソースは漫画版の原作の人のtwitter
漫画の原作者のツイッターにも書いてあった
江城Pと岩垂氏のビデオメッセージがきたらしいね
にもっていうか、漫画の原作者の人ダッテ
>>963で言ってるね
すまんw
漫画版の人がミツメイ派と思うと漫画版読みたくなるなw
ミツメイも結婚すればいいよ
結婚して子供が二人
高級住宅街に庭付きの家買ってでかい犬とお手伝いさんもいる
そんな生活までは容易に想像できる
でも逆転検事漫画版には冥はでてこないんだよな
なんかイトノコの方が主役っぽいし
漫画逆検はヒロインの美雲も出てないじゃん
まあ冥たんはゲームでまさかのヒロインより先に登場だったけど
漫画版逆転裁判には冥は登場するけど、相当なナイスバディだな
4巻の10話の表紙はミツメイな感じでお気に入り
漫画版逆転裁判も
ミツとメイのからみってなかったね
>>968 本宅はアメリカに構えてそうなイメージ
日本には高級マンションの別宅かな
アメリカのはお屋敷だろうな
豪華なインテリアがふんだんに飾られてるんだろうなー
庭はプールつき
でも貧しくて煎餅布団に身を寄せ合うのも似合ってるな
零落しても品が備わってるから、かえって色気が出そう
戦後ミツメイの続きよみたい
戦後と記憶退行、すごく楽しみにしてる。
続編あるって書いてないSSも、もし続きあるなら首を長くしてお待ちしている。
今は年度始まりで忙しくなりがちな時期ってのもあるし、
SSに時間とか注ぎ込むのもなかなか難しいと思うけど
ここの職人さんたちが大好きで待ってる奴もいるって
時々心の隅で思い出してもらえると嬉しい。
自分も余裕できたら何か投下して、スレの賑わいに貢献しようと思ってる。
自分も読む専門でもうしわけない。
ネタがあったらどんどん書き込みたいと思ってる
やっぱり職人さんたちの中には新生活始まった人がいて大変なんだろうな
あまあまラブラブもいいけど
無理やり系も最近は見たいなー
じぶんだけかな
>979
わかる
自分は最終的にハッピーエンドなら過程は問わない派
・幼いころから兄妹のように育った二人
・殺人事件の被害者の息子と加害者の娘
・二人ともツンデレ
それなんてエロゲ?な二人にハアハアするスレです
【カプ要素はミツメイもしくはメイミツのみでお願いします】
OKなもの
・友情としての他キャラの絡み
・勘違いによる嫉妬
NGなもの(それぞれ該当スレでお願いしたい)
・他キャラが恋愛要素込みで絡むネタ(当て馬、三角関係など)
・他カプ要素ありの恋愛話やエロネタ(オリジナルキャラ・モブキャラ含む)
・一切愛情のない性行為
【SS/イラスト投下は、ご自分の作品のみでお願いします】
・ロリ鬼畜陵辱など、読む人を選ぶものには、投下前に必ず、注意事項を記載。
・需要の有無などのお伺い、「〜だけど投稿していい?」などの誘い受けも不要
前スレ:【逆転裁判】御剣と冥にハアハアするスレ4【逆転検事】
http://babiru.bbspink.com/test/read.cgi/pinknanmin/1261895706 保管庫:御剣と冥にハアハアする@Wiki
ttp://www21.atwiki.jp/mitsumei2ch/ ・sage進行でお願いします。
・過去スレ、関連スレなどは
>>2-3あたり
異議なし
異議なし
・個人のサイト・サークルなどを特定するような話題はご遠慮下さい
ってのも入れといたほうがいいかも
OKなものに
・エロなしほのぼの
も入れていいと思う
規制で立てられなかった。
どなたかお願いします。
---(以下テンプレ1/2の修正版)---
・幼いころから兄妹のように育った二人
・殺人事件の被害者の息子と加害者の娘
・二人ともツンデレ
それなんてエロゲ?な二人にハアハアするスレです
【カプ要素はミツメイもしくはメイミツのみでお願いします】
OKなもの
・ミツメイ・メイミツならエロ・非エロ問わず大歓迎。(ラブラブ・ほのぼの・シリアス・etc.)
・友情としての他キャラの絡み
・勘違いによる嫉妬
NGなもの(それぞれ該当スレでお願いしたい)
・他キャラが恋愛要素込みで絡むネタ(当て馬、三角関係など)
・他カプ要素ありの恋愛話やエロネタ(オリジナルキャラ・モブキャラ含む)
・一切愛情のない性行為
【SS/イラスト投下は、ご自分の作品のみでお願いします】
・ロリ鬼畜陵辱など、読む人を選ぶものには、投下前に必ず、注意事項を記載。
・需要の有無などのお伺い、「〜だけど投稿していい?」などの誘い受けも不要
前スレ:【逆転裁判】御剣と冥にハアハアするスレ4【逆転検事】
http://babiru.bbspink.com/test/read.cgi/pinknanmin/1261895706 保管庫:御剣と冥にハアハアする@Wiki
ttp://www21.atwiki.jp/mitsumei2ch/ ・個人のサイト・サークルなどを特定するような話題はご遠慮ください 。
・sage進行でお願いします。
・過去スレ、関連スレなどは
>>2あたりを参照
>>988 お疲れ様です。
埋めついでにSS投下。
ただし読む人をものすごく選ぶので、注意書きに目を通して判断の上で読んでいただきたい。
注意事項
・メイミツだと思う
・かなり倒錯したSM(暴力表現あり)
・どうやら成人向けのようですがエロシーンや描写はほぼ無し
・物理的にも精神的にもただひたすら痛い
・鞭による暴力が受け入れられない方は、どうか閲覧をお控えいただきたい。
屋敷の地下室に、蠢く人影がふたつ。
一つは何かを振り下ろし、もう一つは壁際で這いつくばり、
振り下ろされた何かが当たる度に仰け反ってそれを受け入れていた。
地上に音を漏らさない造りの室内には、鞭が空を切り炸裂する音と、若い男の呻き声が延々と響き渡る。
身寄りのないその青年が才能を見込まれ、屋敷に迎えられてから、毎日のように行われている光景だった。
「居候の癖に、ナマイキなのよ」
絶え間なく響いていた一本鞭の音が止む合間に、鞭の持ち主たる娘が吐き捨てるようにそう言った。
「ここは貴様のような野良犬が居座れる場所ではないの」
令嬢は腰を落とし、這いつくばり息も絶え絶えとなった男の顔を覗き込む。
「おわかりかしら?御剣怜侍」
にっこりと笑う顔の目だけは鋭く、憎々しげに御剣と呼ばれた男を見据えていた。
睨まれた青年は怯えることもなく、痛みに耐える表情のまま、女に応える。
「それでも私は、ここに居続けるさ、冥。」
固い意志を含んだ声に、娘は苛立ちの表情を露にし、渾身の力をこめて己の一部同然の鞭を振った。
「ぐ、ぅあ‥‥っ」
突然の一撃を、御剣は身を捩りながらその背に受ける。
「完璧な天才」の娘として育てられている彼女にとって、同等かそれ以上に優秀な人間の出現は
完璧さを損ない己の存在意義を揺るがすほどに、許されざることだったのだろう。
完璧な検事になるべくこの屋敷の主の門下に入った御剣は
毎日のように娘にここに連れてこられては鞭打たれ、この家を出ていけと凄まれるきたのだ。
はじめは「この屋敷を案内してあげる」との言葉を信じて踏み入れたこの密室。
鞭の使い手とはいえ、華奢な体格で7つも下の娘からの不条理な責め苦が待っているのを知っていながら
毎夜、御剣が彼女の呼び出しに応じるのは、いくつか理由があった。
一つは、こうして打たせていれば、彼女の溜飲がいくらか下がるようなので
本格的に追い出される気配を感じずに済むということ。
完璧な検事になるという執念を抱く彼は、その目標に限りなく近いこの場所にしがみついてでも居座る必要があるのだ。
そしてもう一つ、秘めるべき理由がある。
どうしてもここにいるため、と言葉で抗議をしつつもこの仕打ちにひたすら耐えているうちに
彼の中で、ある感覚が開花したからである。
「聞き分けの悪い犬には、お仕置きが要るようね」
素早く連続して、鞭が空を切る。
「は‥‥、く、う‥‥っ!」
支えるだけの力を失い、石造りの床に頬をつけて倒れ込む青年は、冥に背を向けて痛みに喘ぐ。
だから、その表情を知る者は、誰もいない。
痛めつけられているはずの彼が顔を上気させ、恍惚とした目で歓喜にうち震えていることを。
継続的に与えられる痛みに耐えるうち、脳内麻薬でも分泌されやすくなったのだろう。
彼女から打たれる度に、どうしようもないほどの快感が全身に刻みつけられるようになったのだ。
師匠に引き合わされた瞬間から、その容姿や甘さのない雰囲気に惹かれた。
与えられた高貴な檻の中で必死に孤高を貫く姿が、健気で美しいと思った。
その彼女から苦痛を与えられる間、青年は隠し続けている過去を裁かれ
痛みの分だけ、罪から解放された気分になるのだった‥‥たとえそれが、仮初のものであったとしても。
彼女も闇雲に人を打つわけではない。長年見てきた限り、ちゃんと相手を選んでいる。
明らかな弱者にはむしろ親切で、取るに足らないと判断された者は目もくれない。
また勝てないと思われる相手には、絶対に手を出さない。
つまり彼女に打たれるには、ほどほどに目の上のタンコブであり、かつ深刻な脅威ではない存在でいる必要がある。
この条件を満たすべく‥‥少なくとも打つに値しないと判断されぬよう、
御剣は検事になるための修行を毎日怠らないように心がけていた。
必死で学び腕を磨こうとする彼女と同じだけ、御剣も勉学に励む。
互いにこれ以上余地がないくらいに、切磋琢磨を続けていた。
.
「私に勝てないことが、そんなに不服なら‥‥更なる努力を積めば良いではないか」
わざと無理な正論を投げ掛けて挑発すると、激しく鞭が飛んでくる。
「よっぽど、痛い思いをするのが好きなようね」
冥の口から忌々しげな、それでいて楽しげな音が漏れるのが聞こえた。
彼女も、はじめは自己嫌悪の表情を浮かべて部屋に戻っていったものだ。
だが、自由の少ない日常の、鬱屈したストレスの昇華に繋がっているのだろう。
最近では嬉々として鞭を振るい、すっきりした顔でこの部屋をあとにする。
御剣が彼女の歪んだ思いに気付いているのと同様に
彼女もどうやら、御剣の抱く被虐の喜びをどこかで見抜いているようだった。
当初のテーマであったはずの、この屋敷を出ていく出ていかないという話は
現在では、単に彼女が鞭を振るうきっかけとなりうるだけの、
この関係を続けるための表面的な材料に過ぎないものと成り下がっていた。
もはや暗黙のうちに、2人は互いに失い難い絆で結ばれた、共生関係となっている。
しばらくすると、見上げた冥の顔から毒気が抜けてくるのがうかがえた。
気分がすっきりすると、彼女はあっさりと御剣を解放する。
この仕打ちを性的な快楽として受け止めている青年は、名残惜しさを感じながら
降り注ぐ甘い痛みに熱い声をあげ続けた。
もうすぐ彼女はこの部屋を去るだろう。
その後、残された御剣は、与えられた感覚の余韻に浸りながら、
どうしようもなく張りつめた己を慰めるのが、ほぼ日課となっていた。
そこまでしていると知れたら、さすがに引かれてしまうかもしれない。
なので、そのことを悟られぬよう御剣は這いつくばり、彼女に背を向けて証拠となるものを隠そうと、密かに意識を注いでいるのだった。
「今日はこの位にしておいてあげる」
しばらくすると、冥がそう言って手を止める。
「すっかりボロボロね」
憐れな様子が、気紛れな仏心を刺激したのだろう。冥は珍しく、彼に手を差し伸べた。
吸い込まれるように彼女の手をとり、御剣はゆっくりと身体を起こす。
じっとその様子を見ていた冥が、ぽつりと呟いた。
「たまにここ、膨らんでいるわよね」
隠していたはずの秘密を晒してしまったことに気付き、御剣は内心で焦り始めた。
不思議そうな表情の冥が、何気なくそこに手を伸ばす。
反射的に身体を引いて避け、恐る恐る彼女の顔をうかがうと、何かを察したように、氷の眼が楽しげに歪んだ。
「動いちゃ駄目」
その声に逆らうことなどできず、御剣は目を伏せて身体を強張らせる。
再度伸びてきた手に、力を込めてそれを握られた瞬間‥‥
「う、あ」
愛する令嬢によって身体の中心に与えられた痛みは、青年の倒錯した精神を呆気なく弾けさせた。
情けない声と共に限界が訪れ、勢いよく放たれた欲望が中から服を汚す。
不自然に濡れた布地を眺めながら、冥は新しい玩具を見つけたように瞳を好奇で輝かせた。
「今のはいったい、どういうことなのかしら?」
とうとう、暗黙の了解だった性癖を吐露する時がきてしまった。
御剣は、現実から逃げられなくなる予感に戦慄しつつも
新たな段階に足を踏み入れたことを実感し、青年の心身はひっそりと喜びに震え
これからの彼女と過ごす時間に期待を膨らませるのであった。
以上
GJGJ!
メイミツも好きだから萌えたよ
メイミツの倒錯した関係イイヨイイヨー
GJ!
倒錯したSMメイミツでも二人なら眈美だなぁ
シリーズ化して欲しいw
夜中にスレ立てできなかった987です。
988氏、ありがとうございました。
ミツメイいいよいいよ
もう5スレ目だなんて早いね
お盛んだね
倒錯メイミツGJ!!!
ある意味「正統派」な御剣と冥の関係だな
本番なくても十分エロいのが素敵
1000ならミツメイは未来永劫幸せを約束される
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。