264 :
めぐみ:
ついさっきまで素っ裸になっていた状況で、男の人から怪しむような視線で見咎められたのは初めてでした。
(素っ裸になっていたのを見られたかもしれない……)
そんな不安は中々小さくなってくれなかったんです。
(あたしって、すごく馬鹿なことをしてる……)
(あたし、どうなっちゃうんだろう……)
そんな自己嫌悪にも囚われていました。
だけど、あらためて思い返すと、それまでも何回も同じようなコトを繰り返してるんです。
ううん、「見られたかもしれない」、それ以上に、もっと直接的に他の人があたしのエッチ体験に関わってきたことだってありました。
小学生の頃には学区外の公園でエッチごっこを咎められて素っ裸のまま取り囲まれて捕まりそうになったり、家族旅行の時にも素っ裸の上に浴衣一枚の姿でエレベーターに乗って痴漢に襲われそうになったり……。
中学生になってからでも、婦人科の診察台で死ぬほど恥ずかしい思いをしています。
そして、その人達は、あたしがエッチで恥ずかしい女の子だったことは確実に気づいていたはずです。
でも、それは誰のせいにもできません、やっぱり、エッチなあたしが原因だったから……。
エレベーターで痴漢に遭ったことだって、その前にゲームコーナーであたしが男の子の前で自分から浴衣の前をはだけるような真似をしていなかったら、狙われなかったはずです。
あ、でも、言っておきますけど、痴漢は犯罪ですからねっ、たとえその時のあたしに原因があっても、許してるわけじゃないんですから。
一つ一つは、その当時のあたしにとってはもの凄くショックな出来事でした。
でも、でも、それなのに、エッチが止められなかったあたし……。
そして、オナニーが止められないあたしを自覚することで、そんなあたしがますますエッチに思えてしまうんです。
265 :
めぐみ:2010/09/03(金) 14:32:41 0
一学期の期末テストに向けてなんとか露出の衝動は抑えていたけど、自分の部屋で机に向かうあたしの横のロングミラーには相変わらず素っ裸の女の子が映っていました。
だけど、その子は勉強に飽きたのか、真面目に勉強しているあたしをちらちら気にしています。
そして、椅子を回転させてあたしの方に身体を向けると、両脚をはしたないほど開いて、あたしにおまんこを見せつけてくるんです。
修学旅行のお風呂場で盗み見た友達の性器とは全然違うエッチなおまんこです。
その女の子の囁きが、あたしの頭の中に響いてきます。
『見て、あたしのおまんこ、とってもエッチでしょ』
はみだした花びらの縁も濃くなって、クリトリスも大きく膨らんで、自己嫌悪で落ち込んでしまうようなおまんこなのに、まるでエッチなおまんこを自慢しているみたいです。
『だって、あたし、オナニーが大好きなんだもん』
『オナニーって知らないうちから、おまんこで気持ちよくなってたし、それに、オナニーで処女を卒業しちゃったんだから……』
『あたしが、どんなオナニーをしてきたか、教えてあげようか?』
(ダメ、この子のペースに乗せられたら、何もできなくなっちゃう)
「ううん、そんなの聞きたくない、だいたい勉強中なのにどうして裸になってるのよ」
あたしは、鏡の中の女の子を詰っていました。
『そうよね〜、めぐみはあたしがどんなオナニーしてきたか、誰よりもよく知ってるもんね』
『それに、あたしは素っ裸中学生なんだから、裸で勉強するのは当たり前でしょ』
『素っ裸中学生はおっぱいもお臍も、お尻も、おまんこだって隠しちゃいけないの』
『学校でも何度も素っ裸になってるし……』
鏡の中の女の子はどこか嬉しそうに話し掛けてきます。
『それにこの前なんて、学校帰りにも駐車場で素っ裸しちゃったんだから』
266 :
めぐみ:2010/09/03(金) 14:41:07 0
「駐車場で素っ裸」、その言葉を聞いた瞬間に身体が熱くなるのを感じていました。
「やだ、そんな処で裸になって、他人(ひと)に見られたらどうするのよ」
『うん、もしかしたら、見られたかも……』
『あの男性(ひと)、きっと、あたしのコト、ヘンタイだと思ったと思う』
『だってまだ明るいのに、あんな処で素っ裸になってたんだから』
『でも、そんなふうに思われた、エッチな女の子に思われた、そう思うと身体が熱くなるの』
『身体の奥がきゅんきゅんして、エッチなジュースが止まらなくなって……』
鏡の中の女の子の恥ずかしい告白そのままに、鏡の中ではおまんこがひくひく蠢いて、エッチジュースが溢れていました。
『ね、めぐみだったらわかるでしょ、オナニーがしたくって堪らなくなってるの』
『うんとエッチなおまんこオナニー……』
鏡の中の女の子の呟きなのか、あたしの本音なのか判らなくなっていました。
(そうよね、こんなエッチな気分だとテスト勉強もできないし……)
(ああ、あたし、また負けちゃうんだ……)
そう諦めた瞬間に全身に拡がる淫らな期待……、エッチな快感に溺れてダメになっちゃう、それがなぜか快感です。
それに、勉強を邪魔しようとする、鏡の中の女の子への罰、そんな思いもあったんです。
(人からヘンタイって思われて興奮して、「エッチなおまんこオナニー」をしたがるなんて、お仕置きよ)って。
コンドームはまだ残っていたはずです。
あたしは引き出しの奥から黒いパッケージを取り出して……、確かその時は最後の一つでした。
テスト明けの週末が一人っきりの週末の予定だったから、その時に使うつもりで取って置いた分です。
使い切ってしまえば、しばらくはエッチなおまんこオナニーもできなくなります、それで勉強に集中できれば……、そんなふうにも思っていました。
一石二鳥の考えだと思っていたんです、その時は……。
267 :
めぐみ:2010/09/03(金) 14:47:15 0
(でも、せっかく使うんだから……)
ティーン誌のエッチ記事のイラストやノーカットのエロ本で見た勃起した男性器が頭に浮かびます。
おまんこを犯すためのエッチな器官、エラが張り出して、反り返った凶暴な形……。
駐車場の出入り口であたしを見ていた男の人も大人の人でした、きっとサイズも大きいはず……。
あたしはいつものコンパクトなヘアブラシではなく、一回り大きいサイズのブラシを取り出していました。
だからといって柄の部分まで同じように大きくなってるわけじゃなかったけど、それでも数ミリは太かったし形も歪です。
鏡の中で女の子はコンドームのパッケージを開けて、ヘアブラシの柄に被せています。
(ああ、とうとう使っちゃった……、最後の一つ……、この子、これでおまんこオナニーしちゃうんだ……)
(オナニーしなくっちゃいけないんだ)
「あの男の人が駐車場の中に入ってきて、裸でいるところを捕まっていたら、どうするのよ」
「素っ裸で逃げるなんてできないじゃない」
「あのまま車の後ろでレイプされていたかもしれないのに」
「男の人にお外での素っ裸を見られたかもしれないのに、そのことで興奮してオナニーしたがるなんて……」
「もういっそのこと見つかって、犯されればよかったのよ」
あたしは、鏡の中の女の子を責めたてていました。
鏡の中には、椅子に浅く腰掛けて突き出したおまんこにブラシの柄を宛がってる女の子が映っています。
オナニーをしようとしている鏡の中の女の子、そして、その女の子のおまんこにヘアブラシを押し当ててるあたし……、車のボンネットに仰向けに押さえつけられて犯されようとしている女の子、そして、レイプをけしかけるあたし……。
「ほら、おちんちんよ、これが欲しかったんでしょ」
サディスティックな思いのままに、あたしは鏡に映るおまんこにブラシの柄を押し込んでいました。
(ぁ、ぁ、ぁ、ぁ、あ……)
膣口が柄の膨らんだお尻の部分で押し広げられて……。
(ああ、いやっ、大きいっ……、おまんこ拡がっちゃう)
おまんこが拡がって柄のお尻を飲み込むのを感じた瞬間です、あたしは鏡の中の女の子を責めていたはずなのに、鏡の中の女の子になってしまったんです。
268 :
めぐみ:2010/09/03(金) 14:55:43 0
目を閉じるとおまんこの中で柄の歪な膨らみを感じます。
そして、そんな異物感を感じることであたしはおまんこを感じていました。
ぬ゛、ぬ゛、ぬ゛〜……っ、柄の膨らみが襞々を巻き込むようにおまんこの奥に入ってきます。
圧迫感が膨らんで、身体の奥まで届いた瞬間、思わず腰が跳ねていました。
そして、男の人にレイプされているイメージです。
実際のセックスだと男の人に押さえつけられたり、支えられたり、抱き締められたり身体全体で感じる快感もあるけど、そんなことは当時のあたしはまだ知りません。
ただ、ひたすら犯されているおまんこだけに意識が集中していました。
おまんこの中に勃起したペニスが出たり入ったり……、あたしの身体の奥から粘り付くような水音が響きます。
(ああ、凄いっ、おまんこしちゃってる……)
(めぐみのおまんこ、犯されてる……)
目を閉じておまんこだけに意識が集中していると、襞々が柄の膨らみに絡みついて、引き抜く時にはそのままおまんこが捲れてしまうようにも感じてしまいます。
(あたしのおまんこ、もっとエッチになっちゃう……)
(ううん、エッチな女の子なんだから、エッチで淫乱なおまんこがお似合いなの)
(もっと、もっとエッチなおまんこにしてっ!)
そして、ほんの少し柄を捻ったり向きを変えるだけで、新しい快感も湧き上がります。
(ああ、いやっ、すごい、すごいぃぃっ、おまんこって素敵)
(なんでこんなに気持ちいいの?)
あたしの中でおまんこがどんどん大きくなっていくのを感じていました。
ううん、あたし自身がおまんこに飲み込まれて、まるであたしがおまんこだけになってしまったみたいです。
(ああん、おまんこ、おまんこになっちゃう)
269 :
めぐみ:2010/09/03(金) 15:02:00 0
あまりの快感に不安になって目を明けると、目の前の鏡には、素っ裸で恥ずかしげもなく脚を開いて、ヘアブラシの柄でオナニーに耽っている、オナニー大好きっ子のあたしが映っていました。
ブラシの柄を咥えた、おまんこの合わせ目には真っ赤に膨れ上がったクリトリスがはしたないぐらい飛び出しています。
修学旅行のお風呂場で盗み見ただけだし、開いて確かめたわけじゃなかったけど(当たり前です)、こんなにクリトリスが飛び出してる子なんて誰もいませんでした。
あたしが思い浮かべて見比べられるのは、男子に見せられたり、部室にあったノーカットのエロ本のモデルのお姉さん達のおまんこです。
そんな写真のモデルになってるエッチモデルのお姉さんのおまんこよりも、エッチなおまんこ……。
エッチな女の子にはエッチなおまんこがお似合いです、だったら、まだ中学生なのに、まだ男の人も知らないのにこんなにエッチなおまんこになってしまったあたしは、もっともっとエッチな、ううん、淫乱な女の子になっちゃうんだ……、そんな運命も感じていました。
駐車場の出入り口で出遭った男の人……、しばらくは不安の塊で、素っ裸までは見られていなかった、そう思い込もうとしていたのに、いつの間にか、あの男の人に素っ裸でいたトコロを捕まってレイプされてもよかったのに、そんな思いも湧き起こっていました。
(そうよ、だって、あたし、自分で膜を破っちゃったんだもん……)
(いつでも、おちんちんでおまんこしてもらってもいいんだから……)
(ああ、もっと、あたしをエッチにしてっ!)
あたしは膨らみきったクリトリスを、左手の親指、中指、薬指で包むように摘み上げて、くりゅりゅりゅりゅ……って。
身体の奥で快感が何度も爆ぜて、おまんこのわななきがブラシを持っている右手にも伝わってきます、そんな反応が堪りません。
(ぃやぁん、凄い、あたしってなんてエッチなの、ヘンタイなの)
自分で自分を貶めて……、多分、それが最後のスイッチだったんだと思います。
(いやぁ、もっと、もっと、もっとぉ……)
もうブレーキは掛かりませんでした。
乱暴にクリトリスを揉み潰すように刺激すると、一気に膨れ上がった快感に身体が持ち上げられて、あっという間に飲み込まれて……。
(ああっ、だめっ! イっちゃうっ、イくっ、イくっ! イくぅ〜〜〜……っ!)
そして、身体の奥からエクスタシーの余韻がさざ波のように拡がって……。
(ぁ、ぁ、ぁ……、おまんこって気持ちいい……)
(おまんこ、好き……)
お外での慌しい絶頂感も好きだったけど、こんなふうに余韻に浸っていられるオナニーも大好きでした、……って、あらためて書くと、あたしってホントにオナニー大好きっ子です(恥)。
270 :
めぐみ:2010/09/03(金) 15:09:25 0
それでもコンドームを使いきってしまったから、しばらくはエッチなおまんこオナニーもお預けです。
テストの直前や期間中は壁のロングミラーにも薄い布を張って、スタンド式のミラーにもタオルを掛けて、鏡の中のエッチな女の子とは顔を合わさないようにしていました。
だけど、やっぱり抑えているとエッチな思いは募ってしまうんですよね。
コンドームも、新しく買いに行かなくっちゃいけなかったし……。
それに、駐車場の出入り口で男の人から不審な目で見られたことだって、本当に決定的なトコロさえ見られていなかったら、少しぐらいエッチな目で見られてもいいよね、って……。
思い返せば、中三になってからでも、そんな体験を何度も繰り返していました。
その前に集金の人にロングTシャツ一枚で向き合ったことや、一旦着替えたはずなのに不自然なスコート姿で職員室に出入りをして怪しまれたこと(しかもその時はノーパンスコートです)、春休みに素っ裸コートで友達に出遭ってしまったこと……。
最初の夜のお散歩だったスコート姿の外出も、ううん、そもそもあたしが目覚めるきっかけだった小学生の頃のノーパン体験も、そんなエッチな視線を期待していたのかもしれません(Mちゃんに気づかれた時は半泣きだったけど)。
そして、テスト明けにやってきた一人っきりの週末です。
お父さんとお母さんからのおやすみコールの後、あたしはロングTシャツとランニングパンツだけを身に着けて、自転車でコンドームの自販機に向かっていました。
最初に正面からライトに照らされて、車とすれ違う時は緊張したけど、車はスピードを緩めることもなくそのまま通り過ぎていきました。
その後も、何人かの人とすれ違ったり、追い越したり……、幸い呼び止められることもないまま、あたしは目的の自販機に自転車を走れらせていたんです。
ただ、やっぱり自転車の音って気になるんですよね、漕ぐ音もブレーキの音も、夏場で網戸にしている窓も多いだろうし、周りの家の人にも聞き咎められそうで……、なんて、こんなふうに書くといかにも理性的です。
だけど、その時のあたしは、それを言い訳にして本心では全然別のコトを考えていたんです。
271 :
めぐみ:2010/09/03(金) 15:24:39 0
コンドームの自販機から20メートルぐらい手前にジュースやタバコの自販機が並んでいました。
そこだったら、中学生の女の子が自転車を止めていてもおかしくありません(と、当時は思っていました、今思うと、お巡りさんが通りかかったら注意や補導されていたかもしれません)。
いくつか並んでいた自販機の明りで、その一角は仄かに明るくなっています。
あたしは、できるだけ静かに自転車を止めました。
あたしが走ってきた道とは反対の方から人が来る危険性はあったけど、この道に入ってからここに来るまでの間に、人影はありませんでした。
それでも息を潜めて、道の向こうからも人が来る気配がないのを確かめて……。
『ほら、コンドームを買うんでしょ』
『それも、男の子と使うためじゃなくって、エッチなおまんこオナニーするために……』
『ホントに、めぐみってエッチなんだから』
オナニー大好きっ子のあたしをからかうような声が響きます。
中三にもなればティーン誌でも初体験の告白が花盛りでした。
好きな男の子のおちんちんをおまんこに受け容れて……、そんな女の子達もドキドキしながら買ってるはずです(実際は男の子の側で準備してるんだろうけど)。
そんな女の子達へのヘンな対抗心もあったんだと思います。
男の子のおちんちんは未体験だけど、オナニーでロストヴァージンは済ませてるし、他の子達よりもエッチなおまんこオナニーを繰り返して、おまんこだってエッチになってしまったあたし……。
『だったら、コンドームを買う時だって、エッチな格好で買わなくっちゃ』……って。
272 :
めぐみ:2010/09/03(金) 15:33:43 0
(大丈夫、集金の人だって何も言わなかったじゃない)
(あの時は、真っ昼間のお日様の下で、もっと透けていたのに……)
(夏場だし、夜だし、ワンピ代わりに羽織って外出しただけ、そう思えばいいじゃない)
ほんの少しだけTシャツの裾をたくし上げて、ランニングパンツに手を掛けるとそのままお尻から剥くように引き下げていました。
(ぁ、ぁ、ぁ、脱いでる……、あたし、脱いでる……)
脱いでる瞬間を見咎められる不安、この瞬間だけは言い訳のしようがありません、だから慌しくランニングパンツから脚を引き抜いていました。
だけど、身に着けているものがTシャツ一枚になって、その下で剥き出しになっているお尻とおまんこ……。
(ああ、この感じ……、好き……)
やっぱりあたしは、エッチなあたしを感じられるこの無防備感が好きなんです。
そして、もっとエッチな恥ずかしい目が待っている、そんな予感も膨らみます。
自転車の前籠に入れてあった手提げのバッグからウォレットを取り出して、そこに脱いだばかりのランニングパンツを入れてしまうと、もうすぐには穿き直せなくなってしまいました。
(ミニのワンピースと思えばいいよね)
あたしはコンドームの自販機に向かって歩きだしていました。
(お尻もおまんこも隠せない、体操服の上衣だけで歩いたことだってあるんだし……)
(誰も来ないよね……)
あたしは歩きながらTシャツの裾を摘まんで、少しずつ持ち上げて……、(すぐに下ろせばいいんだから……)って。
おまんこのヘアがそよいで空気の流れを感じます。
(ああ、あたし、恥ずかしいトコロを見せながら歩いてる……)
(で、でも、恥ずかしいのが好き……)
耳を澄ませて、人の気配が近づいてこないことを確かめながら一歩、一歩……。
下を見て確かめなくっても、素肌に感じる外の空気がどんどん上の方に拡がってくるのを感じていました。
あたしはいつの間にかTシャツの裾をお臍の上まで引き上げて、下半身は完全に丸出し、すっぽんぽんで歩いていたんです。
273 :
めぐみ:2010/09/03(金) 15:42:23 0
そして、コンドームの自販機の前です。
(こんな格好でコンドームを買おうとするなんて、ヘンタイよね)
でも、いつもの夜のお散歩では、もっと時間も遅いけど家の周りを素っ裸で歩いてます。
ううん、それどころかこの三ヶ月ほどの間には、まだ外が明るいうちから、公園や駐車場で素っ裸になったりもしていました(ほんの一瞬だったけど)、そしてもちろん学校でも……。
そんなことを思えば少し物足りない感じがしていたんだと思います、それに一応、その日まで露出の衝動も抑えていたし……。
『ほら、あと少しだけエッチになろうよ』
そんな声にあたしは逆らえませんでした。
あたしはTシャツの裾を首までたくし上げて、まだまだ小ぶりだったおっぱいを夜の空気に晒していたんです。
背中も当然ほとんど剥き出しです。
もう素っ裸も同然でした。
ううん、同じじゃありません、全然違うんです、身に纏っていたモノが完全に身体から離れてしまう心細さは……。
でも、だからこそ、わざと「素っ裸も同然」、そう思い込もうとしていたんです。
そして畏れていた言葉です。
『めぐみは素っ裸中学生なんでしょ』って。
(ぁ、ぁ、ぁ、ぁ、ぁ……)
(やだ、嘘でしょ、そんなのダメ……)
僅かに残った理性が精一杯の抵抗です。
慌てて道の左右を何度も見て人がいないことを確かめて……、だけど、その瞬間もあたしは首までたくし上げたTシャツを下ろそうとはしなかったんです、見られたらお終いなのに。
そして、「素っ裸中学生」のフレーズが頭の中で何度もリフレインしていました。
274 :
めぐみ:2010/09/03(金) 15:56:33 0
(袖から手を抜いて、首から上に引き抜けば……、あたし、素っ裸……)
(素っ裸中学生になっちゃう)
おまんこがきゅんきゅんします。
「見られたらお終い」、そんな言葉もブレーキにはなってくれませんでした。
(どうせお終いになっちゃうんなら……)って。
破滅願望? それともエッチなヒロイン願望?
エッチなコトをしようとしている、そのこと自体に酔い痴れていたんです。
(そうよ、あたし、もっと、エッチになっちゃうんだから)
『誰も来ない今のうちに……』
それが、もう一人のあたしの声なのか、あたしの本心なのかはもうわかりませんでした。
だけど、いざ脱ごうとすると、たくし上げて丸まったTシャツが身体に纏わりついてスムーズに脱げなかったんです。
半ばパニックになって、もがくようにTシャツを首から抜き取って、あたしはコンドームの自販機の前で素っ裸になっていました。
本当の素っ裸、すっぽんぽんです。
全身に拡がる外の空気……、なにもかも剥き出しになっている無防備感……。
(ああ、あたしったら、本当に脱いじゃった)
(こんな処で素っ裸しちゃってる……)
ほんの数瞬だけ呆然と立ち尽くして、周りを見渡して……、そして次の瞬間です。
大声で叫んでしまいそうな恐怖と、だけど意識が跳んでしまうような昂揚感……。
(ぃゃぁ……っ、凄い、凄いっ、凄いィィィ……っ)
(そうよ、めぐみはエッチでヘンタイなの)
(めぐみは素っ裸中学生なんだから)
自分で自分を煽り立てて、脱いだTシャツを捨てるように手放していました。
これで本当に身を隠すモノは何一つ持っていない素っ裸です(ウォレットだけは握り締めていました)。
(ほら、素っ裸でコンドームを買うんだから)
自販機に向き合うと、あたしの背中とお尻は通りの方に剥き出しです。
背中とお尻がきゅうって締め付けられて、ウォレットから100円玉を摘まみ出す指先も、ううん、全身が震えていました。
自販機に吸い込まれていく硬貨の音もいつもより大きく響いて……、そして、ボタンを押した瞬間のブザーの音……(本当にこのブザーの音って謎です、何か意味があるんでしょうか? 周りの家の人は絶対に気づくだろうし、買い辛いだけなのに)。
275 :
めぐみ:2010/09/03(金) 16:02:14 0
それまでにも何度かその自販機は使っていたから、ブザーの音がするのはわかっていました。
だけど、その日はブザーの音に一気に理性が引き戻されて、そこから先は本当にパニックでした。
素っ裸の無防備感も、一旦理性が戻ってしまうとひたすら恐怖でしかありません。
足元に落ちていたTシャツを拾い上げて、死に物狂いで身に着けて……(それでも、しっかりコンドームは取り出し口から持ち出していました)。
自転車に戻ろうとダッシュしていた足音も周りに響いていたはずです、そしてスタンドを外して漕ぎ出す音も……、あ、もちろん、ランニングパンツも穿き直してます。
そこから少しでも早く遠ざかることしか頭にありませんでした。
(大丈夫よね、誰にも見られてないよね……)
自転車を走らせながら、何度も言い聞かせて、そしてそれこそ飽きるぐらい繰り返してきた後悔です。
(ああ、もお、あたしったら……、なんてコトしちゃったのよ〜)って。
でも、そんな後悔が長続きしてくれないことも感じていました。
幸い追いかけてくる人の気配はありません。
自販機から遠ざかって、一時のパニックが治まりかけると、今度は退いていたはずのエッチな思いがじわじわと昂ぶって……。
(ああ、もお、あたしったら……、凄いコトしちゃった)って。
それになにより、あたしは自販機の前ではオナニーめいたコトは何もしていなかったんです。
そんなあたしを待っていたのはオナニーの泥沼でした。
溺れるようにオナニーにのめり込んで……、もちろん、買ったばかりのコンドームも早速使って、おまんこオナニーです。
さっきは理性が戻った途端に怖くなって逃げ帰ってるのに、無事に家に帰ってしまうと、そんな怖さもあたしの興奮を掻き立てるだけでした。
素っ裸でコンドームを買おうとしていた瞬間を通りがかった男の人に見咎められて、その場でレイプされるあたし……。
そして、その男の人が、この前の駐車場での素っ裸を見ていたかもしれない男の人だったら……、そんなとんでもない妄想までして……。
ごめんなさいっ、この週末の出来事はもう少し続きます。
めぐみ