風水て??逝った後も待機中

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90 ◆Miyake/rLk
聞けば都内の某大学の経済学部の2年生とのこと。
現cancamの読者モデルでもあるらしい。でもまあそんなことより何より話がよく合う。
六本木の瀬里奈系クラブにも昨年在籍していたようで、僕もよく知っている店であった。
そして彼女、話してすごく通じ合えた後には、僕に身も心もすべて投げ出してきた。
これだけの感覚は直子と緑以来のことかも知れない。それにまたしても同じ19の子である。
でもあれから数ヶ月経った今、僕には瞬時に何か行動を起こす勇気はもう無いのである。
帰り際に、「今度会うのはお店で入るのと外で会うのとどっちがいい?」と彼女に聞いたら、
僕をじっと見つめて「う〜ん、これからはシフト減らしたいから外で会いたい。」と。
「じゃあ、連絡するよ。今夜も帰ったらメールするね。」
「うん、ちゃんと頂戴ねっ。メール来るまで寝ないで待ってるから。」
aromaを出て冷やりとした夜風にあたりながら、僕は出会えた喜びというより、
今後どれだけ彼女を大切にしてあげられるのか漠然と不安めいたものさえ感じていたのでした。