ふたなりアスカ×女シンジ 3.5本目

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1名無しさん@ピンキー
まったりいきませう
2名無しさん@ピンキー:2007/12/27(木) 15:50:27 0
2は落ちたの?
3名無しさん@ピンキー:2007/12/27(木) 18:50:58 0
4名無しさん@ピンキー:2007/12/29(土) 13:18:24 O
5名無しさん@ピンキー:2008/01/04(金) 01:44:37 O
6名無しさん@ピンキー:2008/01/04(金) 03:00:33 0
7名無しさん@ピンキー:2008/01/04(金) 18:07:17 0
 今夜もアタシはアイツを犯す。
 そしてアイツに犯される。

 こたつの中で足が触れあった。
 ただそれだけ。
 こちらの太ももに向かいに座っている相手の足が触れて、あちらの太ももにこちらの足が触れて。
 ただそれだけなのに。
 私の股間は忌まわしく反応していた。

 「うっくぅ」
 ざらつく布にこすれる痛みに、おもわず軽い悲鳴を漏らしてしまった。
 こたつががたんと揺れ、テーブルの上でグラスが踊る。
 慌てた様子で向かいに座っているシンジがグラスを抑え、そして怯えたような顔でこちらの様子をうかがってくる。
 触れあっていた足も引っ込めてしまっている。
 その臆病さにいらついて、アタシは両方の足をシンジの右足に絡ませて自分の方へと引っ張った。

 何度か繰り返している内に、シンジも観念したのかおずおずと足を伸ばす。
 その指先が太ももの内側をさすっていく感触に、さらに股間の痛みが強くなっていく。
 何気なく軽く座る位置を調整する振りをして、こたつ布団をまくり上げた。
 視線の先にはスカートの中に軽く入り込ませたシンジの足と、スカートを思いっきり持ち上げている性器があった。
 
 ……なにやってるんだか。
 自分の行動の危険性はわかっている。
 このままシンジの足を伸ばさせれば、自分のはした無く興奮したペニスに触れてしまうだろう。
 そうなれば二人の関係も終わりだ。 ネルフは隅々まで調べ尽くそうとするだろう。エヴァから降ろされるかもしれない。
 そうなればこいつとも、この頼りなくて臆病でなよなよして鈍感で目の離せない碇シンジとも引き離されるだろう。
 違う。そうじゃない。それだけじゃすまない。
 
 こいつは。
 同い年で、料理がうまくて、寂しがり屋で、意地っ張りで、心が弱くて、それなのにマグマの中にまで助けに来てくれたこいつは。
 アタシのことをどう思うようになるんだろう。
 気持ち悪いと、そう思ってあたしから離れていくんだろうか。
8名無しさん@ピンキー:2008/01/04(金) 18:07:54 0
 それは嫌。それは嫌。それだけは絶対に嫌。
 それなのに、アタシはシンジの足に、その肌に、その暖かさに触れていたかった。

 どうしてだろう。
 二人でダブルエントリーした影響なのか。
 あの日から、アタシの体にはある変化が訪れていた。
 クリトリスが日増しに大きくなっていった。
 初めのうちは気のせいだと思った。
 でも違った。
 こいつを、いつもはのほほんとしていて、今は緊張してうつむいているこいつを思うと、股間が激しく反応するのだ。
 それに気がついてから、毎晩思う対象はこいつしかいなくなっていた。
 自分の体の変化に怯えて、それなのに欲求に流されて、せめてもの抵抗に触るのは今まで触れていなかった女の部分だった。
 
 でもそんな無駄な抵抗もある日の出来事をきっかけにして、崩れ去った。
 雨が続いた後で、室内に干してあったアタシの下着をみて、シンジはお風呂場で自分を慰めていた。
 それを見たアタシは仕返ししてやった。シンジの下着を使って同じように自分を慰めて、シンジの馬鹿を頭の中で犯してやった。

 あの日は昼から雨の予報だった。
 出かけるつもりでシンジにお弁当まで作らせたけど、途中でアタシは引き返した。
 面倒くさくなったのだ。
 シンジのやつを驚かせようと思って靴は隠して、自分の部屋で静かにしていた。
 ちょっとしてシンジが帰ってきた。
 台所で料理でも始めたら忍び寄って驚かせようと思ったら、アイツはそのままお風呂へと直行した。
 多分、雨で濡れたからだろう。アイツの傘をアタシが使って先に帰ったから。
 仕方ないじゃない。午前中で授業も終わり、午後はずっと二人でいられるのに、アイツと来たら馬鹿二人と遊んでいて、
 あたしといっしょに帰らないんだから。
 罰としてアイツの傘を差しながら帰ってきた。
 いっしょに帰るつもりで、自分の傘はもっていってない。大体傘なんて男が持つものでしょ。
9名無しさん@ピンキー:2008/01/04(金) 18:08:31 0
 よし、お風呂場から出たところで脅かしてやろう。
 そう思ってこっそりと様子をうかがいに行った。
 ドアのまで聞き耳を立てる。
 シャワーの音が聞こえた。それと何か籠もったような声も。
 耳に神経を集中させる。
 その籠もったような声の意味に気がついた途端、アタシの股間は反応していた。
 
 ゆっくりと、ゆっくりと、ドアを開ける。
 床に散らばるアイツの服。思わず唾を飲み込んだ。
 白い下着。それが目に入った瞬間、アタシはスカートの中に手を入れていた。
 下着から勃起したペニスの先がはみ出している。それを軽く撫でる。
 曇りガラスの向こう、シャワーで声を隠したつもりでオナニーを続けるシンジ。
 その朧気な姿とくぐもった声、アイツの脱ぎ捨てた服、それをおかずにアタシも自分を触る。

 下着。そういえば干したままだっけ。
 脱衣所に干したままの自分の下着を見上げる。
 無かった。
 一枚、お気に入りの――ということは履き古して一部に染みが付いてしまっている一枚が。

 ――あいつ、アタシの下着で。
 そう思った瞬間、頭の中にアイツの体が浮かび上がっていた。
 アタシのプラグスーツを着て、恥ずかしそうに涙を浮かべるアイツが。
 温泉で湯あたりして、浴衣をはだけさせたアイツが。
 アイツ、まるで女みたいな顔して。
 体も細いし、肌もきれいだし。
 さらに浮かび上がる。
 エントリープラグから全裸のアイツが出たとき、後ろから全部見てやった。
10名無しさん@ピンキー:2008/01/04(金) 18:09:13 0
 仕方ないじゃない。
 アタシがしっかりと後ろについてやらなきゃ、ファーストにアイツが覗かれてたんだから。 
 あんな華奢な体して、ヘンなやつに襲われたら抵抗できるのかな。
 訓練でアタシに押し倒されているぐらいだから、抵抗する間もなく犯されるだろうな。
 嫌。
 アイツを犯すならアタシだ。
 アイツに何度もおかずにされてるんだから、アイツを犯せるのはアタシ一人だけだ。
 他のやつになんか渡すもんか。
 
 達していた。
 シンジを組み伏せ、アタシのペニスを挿入することを考えた瞬間に。
 手のひらに熱いものがぶちまけられる。
 スカートに染みを付けたくなくて、必死に手のひらで受け止めた。
 ……熱い。
 手のひらだけじゃなく、太ももの付け根にも熱いものが滴っていた。
 この日が始まりだった。
 アタシが男の部分も触って自分を慰める用になったのは。
 シンジに抱かれ、シンジを抱く。
 その二つの想像で自分を高めるようになったのは。

「ねえ、シンジぃ。今シンジの足は何処に当たってるのかなー」
 下着の二重になっている部分でシンジの足を押さえながら聞く。
「あれーこたつでのぼせたの、シンジィ。真っ赤になってアタシのプラグスーツみたいじゃない」
 湿ってきた。
 気づかれるかな。
 でもいいや。
 そっちの反応なら気づかれても良い。
 どうせ洗濯するときにアタシの下着を見て、濡れてることは知られちゃうんだし。

「あ、あの、ぼ、ぼく、その。あ、そ、そのみっ、みかん!みかんもってくるから!!」
 シンジは真っ赤になってこたつから抜け出すと、台所へと逃げ出した。
 そっか。逃げちゃうんだ。だったらいいわ。
11名無しさん@ピンキー:2008/01/04(金) 18:12:09 0

「みかん持ってきたら、となりに座りなさいよ、バカシンジ」
「え。ええ。ええええ?」
 くすっ。
 馬鹿。何でそんなに慌てるんだか。
 別にとなりに座ってちょっとばかり甘えるだけなのに。
 ちょっとだけくっついて、ちょっとだけ抱きしめて、そして。
 
 そしてアタシは今夜もアイツを犯す。
 ベッドの中で、昼間の触れあいを思い出して。
 いつかあいつがアタシを好きと言ってくれたら。
 そうしたら、アタシも勇気を振り絞って、この体のことを告げよう。
 嫌われても良い。
 その前にたっぷりと興奮させて焦らせてやる。
 アタシの女の部分を求めてくれるようになるまで、たっぷりとイヤらしいことを想像させてやる。
 もし、万が一。
 アイツがアタシの全てを受け入れてくれたら。
 多分、ありえないけど。
 それでももし、そうなったら。

「アンタに一生尽くしてやるんだから。だからアンタもアタシに尽くしなさいよねバカシンジ」
12名無しさん@ピンキー:2008/01/05(土) 03:09:43 O
うおおおおおお乙
13名無しさん@ピンキー:2008/01/05(土) 12:28:19 0
投下乙GJ
14名無しさん@ピンキー:2008/01/06(日) 11:12:52 0
エロ部分が投稿されてないようですが。
15名無しさん@ピンキー:2008/01/06(日) 18:55:46 O
エヴァ板のスレはどこまでがおkかわかんね
16名無しさん@ピンキー:2008/01/06(日) 21:00:00 0
本番ありはこっちで
R−15らへんは本スレでいいかもしれん
17インク:2008/01/08(火) 00:05:54 0
スレ立て、ログ、投下さん乙です。
お正月だったもので長らくさぼっちまったい

思想は高潔と言えそうなものがあるのだが、アスカはそれ故に不器用だった。
きっと、こういう人間は生きていくのが苦しい。
アスカはシンジの肩を掴むと今度は仰向けにした。
「うあぁ!!」
いきなり仰向けにされたせいで、赤くなった尻がベッドについてシンジはのけ反って悲鳴をあげた。
「イタ…痛い、痛いよぉ…ひっ…うぅ」
強く目を閉じ、痛みを訴え泣くシンジ。
急激に与えられたショック、ストレスで軽く幼児返りを起こしているようだった。
「…ン!!」
「いた…んぅ!」
アスカはシンジに再び跨り、食べようとするかのようにシンジの唇を塞ぎ、その泣き声を黙らそうとするかのように深いキスをした。
「ん…んぐ…」
「う、ん…ンン!」
舌を強く絡ませて、言葉を発せなくする。
「…っ、ん、ふ…」
「んん…」
そのうちに二人の口腔では唾液が溢れだし、飲みきれなかった分がシンジの口元、頬までをもぐちゃぐちゃに濡らした。
「ん!んっ、くふ、ふぅ…っ、うーっ!!」
不意にアスカが両手をシンジのTシャツの中に入れて、小さな膨らみを掴んだ。
その手つきは優しい愛撫を与えようとするというよりも、ワシ掴み、小さな膨らみを潰そうとしているかのように思える。
シンジはくぐもった悲鳴をあげるが言葉にはならないし、上手く力もはいらない。
18インク:2008/01/08(火) 00:06:49 0
アスカは一旦シンジの胸を掴むのをやめて、敏感な乳首を爪で軽く引っかきはじめた。
「ん…んぅ、んむ…」
これは気持ちが良いのか、シンジの悲鳴が止んだ。
その気持ち良さに溺れ始めた快楽に弱いシンジは、先程のことを忘れたかのように自らアスカの舌に自分の舌を絡ませた。
「………」
しかし、アスカはシンジのその行動に眉を顰めた。
いつもだったら、嬉しくなるようなシンジの奉仕的な行動も、今はとても憎らしかった。
思考が『気持ちよくしてくれるなら誰でもいいの?』というものに直結したからだ。
アスカは唇を離した。
少し腫れて赤みを帯びた二人の小さな唇はヌルついた唾液の糸で数センチまで繋がれていたが、それもスッと切れる。
「…はぁ、はぁ……」
口を開放されたシンジは泣き止み、頬を少し高潮させて乱れた呼吸をしていた。
「…」
シンジの体は火照っているが、心に募っているのは不安だけだ。
アスカが怖い。
アスカがおかしい。
どうして自分がこんな目に。
これから何をされるのだろう、何か酷いことをされそうなのはわかる。
だが、具体的内容はシンジには想像できなかった。
この先、アスカと自分はどうなってしまうのだろう。
このままダメになってしまうかもしれない?
なってしまうかもしれない。
シンジは、それが一番不安だった。
19インク:2008/01/08(火) 00:07:39 0
「!?」
アスカは唾液に濡れた唇を半袖なので腕ではなく、肩の辺りで拭い、シンジの様子を確認することなく
性急にシンジのTシャツを捲ってピンと立った乳首の片方を口に含むと、
「…ッ!!」
「ヒィ!?」
だいぶ強く噛んだ。
そのせいでシンジの乳首の肉が少し裂けて、アスカの口腔にじわ…、と血の味がひろがる。
新しい痛みにシンジは大きく目を剥いた。
「イ…!!?痛い!アスカやめて!!ちぎれるっ!やめてよ!痛い!!…っやめろ!!!」
悲鳴を上げながらシンジはアスカの肩を掴んで放させようとする。
すると、思いのほかアスカは簡単にシンジの乳首から口を放した。
「うう…っ」
アスカが放れるとシンジは両手で噛まれた乳首を覆い、庇った。
ただシンジが思うのは、何故ここまでされなくてはいけないのか、という嘆き。
もうそればっかりだ。
アスカはキツク目を閉じて痛みを堪えているシンジに鼻先が触れるくらい思い切り顔を近づけて真っ直ぐシンジの目を見ながら言った。
「シンジ。愛してるって言ってみなさいよ」
「…」
その言葉に、シンジは痛みを忘れたかのような表情をして円らな目を開きアスカを見た。
部屋は完全な闇ではないから暗くても、ここまで近ければ目鼻の位置くらいなら、それなりに見える。
シンジは目を丸く見開いたまま何も言わなかった。
否、何も言えなかった。理解不能で。
アスカは痛そうで皮肉を湛えたような微笑を浮かべた。
20インク:2008/01/08(火) 00:08:28 0
それから一言。

「あんたの中、ズタズタにしてやる」

邪悪に微笑みながらアスカは言った。
シンジは困惑でものが言えなかったのだが、アスカは本当は『はっきり言葉に出来るほどは愛していないから何もいえない』と解釈してしまったようだ。

怒りは悲しみに。
悲しみは絶望に。
中途半端なものならいらない。
生ぬるい、そんなものいらない。
絶対的な愛情を私に。
それが手に入らないのなら。
それならば、もういっそ壊れてしまえ。
私だけのものにならないんなら、徹底的に破壊して、ダメにしてやる。
このまま誰かに取られてしまうかもしれないのなら。

――犯して、殺してやる。

「……ッ」
アスカはシンジの胎内をズタズタにするべく、膝立ちでシンジの胴に再び跨り、半ズボンと白い下着を太もも半分まで下げて
シンジがいなければ、ただ忌まわしいだけのサイズの大きいペニスを凶器にするためにシュッシュッと扱き
勃起させようと刺激を与えたが、ペニスをする度に涙が滲んできた。
悔しさに顔を歪め、アスカは外罰的に後悔していた。
こんな気持ちになるくらいならシンジなんて好きにならなければ良かった。
性欲如きに負けたりせずに、体なんて重ねなければ良かった。
あの実験のせいで事故が起きて、こんな体になって、共通の苦しみなんて持たなければきっとこんなことにならなかったのに。
21インク:2008/01/08(火) 00:09:21 0
「なんで…」
アスカのペニスを扱く手が止まった。
「なんで、勃たないのよぉ…」
いくら扱いても性器は一向に立ち上がる様子を見せなかった。
ボタボタと、悔しさや悲しみが大量に含まれた暖かい涙がシンジのTシャツに落ちて吸い込まれた。
シンジは展開に心身共についていけず、アスカが性器を扱いている間もボサッとアスカを見上げていた。
アスカは泣きながら言葉を紡ぐ。
「――…一人は嫌…」
「え…?」
シンジはきょとん、とした。
「一人は、嫌なの」
アスカは涙を強く、何度も拭っていた。
「いつも、いっしょにいたいの。一人は不安なの、寂しいの!!あんたは、あたしを一人にしないでよぉ…っ」
そのまま蹲り、アスカは体を震わせてシンジの胸でひっく、ひっく、と泣いた。
「う…あぁんっ、うううっ、あぁぁあんっ」
堪えきれなくなったのか、声まであげて泣きはじめた。
サルのぬいぐるみを抱いて泣いた、一人で生きようとあの日以来、こんな風に泣いたことはなかった。
まさか、この年齢になってこんな風に泣くことがあろうとは思わなかった。
痛みも、悲しみも、悔しさも、全てを洗い流そうとするようにアスカは泣いた。
22インク:2008/01/08(火) 00:12:29 0
今回はここまでです。
23名無しさん@ピンキー:2008/01/09(水) 23:24:36 O
気になるところで続く
GJ
24名無しさん@ピンキー:2008/01/13(日) 19:20:10 O

つらいねえ
25名無しさん@ピンキー:2008/01/20(日) 13:37:47 O
26名無しさん@ピンキー:2008/01/23(水) 04:24:26 O
まったり
27名無しさん@ピンキー:2008/01/29(火) 16:21:51 O
28名無しさん@ピンキー:2008/01/31(木) 08:06:00 O
保守だ!!!!!!
29名無しさん@ピンキー:2008/02/02(土) 03:32:52 0
30名無しさん@ピンキー:2008/02/09(土) 08:14:10 O
いつまでも保守
31インク:2008/02/09(土) 08:22:55 0
投下止め最高記録、本当はこれ保守にしようと思ってた
エロがね、書けないんです、むしろ絵が描きたいシーズンで。
なんか良い構図とかないですか

「………」
シンジは目を丸くしたまま、アスカのつむじの辺りを見ていた。
そこにいたのは、もろく幼い孤独を恐れる寂しがりや少女。
壁を捨てて初めてシンジに見せた、本当の姿。
「…あの…気がつかなくて、ごめん。僕、本当に馬鹿だね…」
アスカが言葉にしたおかげで、やっとシンジにもアスカの理由がわかった。
とてもすっきりした気分だった。
そう、アスカはただ寂しかったんだ。
シンジはそう納得した。
ただ思うのは、やっぱりこれはやり過ぎなんじゃないか、というもの。
(だけどアスカだし…このぐらいならやる、よね?)
取り合えず、理由が理解できたシンジはやり過ぎに対する怒りを沸かせるどころか、アスカに対して呆れを交えて愛しさを感じた。
これはこれでシンジは一体アスカをどんな人間だと認識しているのだろうか。
しかし、そのような感情に行き着いた理由はシンジも寂しさというものをよく知っているからだ。
「…」
シンジはそっとアスカの頭を撫でた。
この場合、一番効果的なのは抱きしめることなのだが、シンジは誰かを慰める方法をあまり知らない。
自分が慰められたことがないし、慰められたことがなくとも方法を知ってるような賢い人間ではないから。
今はこれが精一杯だった。
「…」
アスカは手のひらの感触に涙に濡れた目を開いた。
「…ッ」
失いかけたはずの暖かい感触に、また涙が溢れてきて泣いた。
今度は、また声を殺して。
32名無しさん@ピンキー:2008/02/10(日) 16:25:43 0
アスカをアス男ニしちまうってのはどうでしょう
小説面白いけどね
33名無しさん@ピンキー:2008/02/11(月) 05:02:36 O
乙。待ってるわ
アス男は趣旨が変わっちゃうYO
34名無しさん@ピンキー:2008/02/14(木) 02:29:36 O
着衣エロ
35名無しさん@ピンキー:2008/02/20(水) 16:38:43 O
シンジ「アスカ!お願い!やめてぇっ!」
アスカ「うるさい。あんたシンクロ率だってアタシより低いんだし、
     このまんま捨てられちゃうよりはアタシの性欲を満たせるほうが幸せでしょ?」
シンジ「あ、ああぅ…くぁあん!」
アスカ「なぁに?あんた男だった癖に感じてるの?ったくぅ、とんだ変態ね。」
シンジ「やだっやだぁ……」
アスカ「この体位ならあんたの股間がアタシのをくわえ込んでるのがよく見えるでしょ。」
シンジ「ふぅっく…ぅん……あぁう!」
アスカ「キャハハ!なあに?なにしてんのか自覚して感じてんの?」
シンジ「ちがっちがうのぉ!あん!」
アスカ「ふぅん…まぁ良いわ。やめてほしい?終わりにしたい?変態のシンジちゃん」
シンジ「お、おねがっ、い、しますぅ…も、もう…ゆる、許してぇ……」
アスカ「でもねぇ、このまんま終わりじゃつまんないわね。じゃあ、中出しさせてくれれば終わりにしてやるわ」
シンジ「そんなの、ない、よぉ……中出はやだぁ…」
アスカ「じゃあ、もっと続けましょうか?」
シンジ「それも、やだよう……」
アスカじゃあ中出しね♪」
シンジ「……ぇ?…う、嘘!やめ、やめて、精液出さないで!イヤアアア!」
アスカ「フフ、もう遅いんじゃないの?とっくに受精してんじゃない?
シンジ「あ、ああぁぁ…」
アスカ「中絶すれば良いじゃん、そんなの。ま、どっちにしたってアタシには関係ないんだし」
シンジ「もうやだ、誰か、助けてぇ…」

うん、…が多いのもストーリーになってないのも自覚はしてるよ。
一応背景としては「女体化の影響なのか、シンクロ率が右肩下がりのシンジを、
その失った自信につけこんでアスカがシンジの体を自分のオモチャにしようと監禁して強姦する」って言うのを
考えてはいるのですがね。
台詞だけでの表現は難しかった。
「クチュクチュ」とか「ニチャニチャ」とかって言う祇園を使わないようにしたんだけど、台詞だけでの表現は難しかった。
37名無しさん@ピンキー:2008/02/25(月) 15:21:41 O
こいつらはアスカにちんぽ生えててシンジにまんこあった方が何か自然だな
38名無しさん@ピンキー:2008/02/27(水) 12:39:34 0
女とヤってお金が貰える♪
まさに男の夢の仕事!
出張ホストっておいしくない?
ttp://hostconfig.org/2ch/01_info.html
39ミハエル  ◆eyH5F3DPSk :2008/02/28(木) 01:17:36 0
ここか? 祭の場所は?
40名無しさん@ピンキー:2008/03/01(土) 15:13:16 0
>>36
萌た
41インク:2008/03/05(水) 00:55:45 0
――ようやく涙腺が落ち着いてきた頃。
アスカはシンジの心音を聞いていた。
よく泣いたせいか、心音がもたらすリラックス効果か、アスカの心はとても落ち着いていた。
「…」
とても、今となっては馬鹿馬鹿しいほど簡単なことだった。
最初からこう言っておけば良かった。
プライドにさわっても、恥ずかしくても、そうすれば時間も短くてすんだ。
自分も傷つかないでいられただろうし、シンジを傷つけずにすんだ。
「…はぁ」
アスカは自分の扱いにくさに自嘲の溜息が出た。
「ねぇ…アスカ?」
その溜息を合図にシンジはアスカに少し遠慮がちに声をかけた。
「…何」
アスカは少し疲れたように答えた。
その声音には、もう負の感情や激情は込められていなかった。
「今度は三人、で遊びに行ったりする?」
「バーカ、嫌よ。誰があんな馬鹿っぽい男と歩くもんか」
「…そ、そう…じゃあ…もう○○君とは付き合わない」
「…あんたってホント流されてばっかね、それで良いと思ってんの?」
「あっアスカが…っ!」
アスカがあんなに泣くから友達も諦めようと思ったのに。
なんていい草だ。
42インク:2008/03/05(水) 00:57:30 0
シンジは呆れて溜息をついた。
「もう…ワガママだな」
「ふん…」
拗ねたようにしながらアスカは少し顔をずらしてシンジの胸の小さな山に頬を寄せた。
小さいが、ふっくらと柔らかい。
暖かくて心地が良かった。
シンジはアスカの機嫌を伺うように聞いた。
「…じゃあ、○○君と友達でいていいの?」
「……」
「ねぇ」
シンジには見えないところでアスカは眉間に皺をよせてみるからにムスリ、とした。
シンジがあまりに情けなかったので、ついああ言ってしまったが、それはそれでやっぱり嫌だった。
可能性は、そりゃ限りなく低いがシンジが奪われてしまうかもしれないから。
こっちはそれなりに高いかもしれないことで、シンジが無理矢理にいやらしいことをされるかもしれないから。
「……………」
アスカは両手を、ぎゅっと握って何も言わなかった。
その何も言わない間にシンジはアスカのつむじを見ながら何か考えていた。
43インク:2008/03/05(水) 00:59:13 0
それから、
「アスカ、ちょっと…退いて」
何かを思い出したように言った。
アスカは素直にシンジの上から退いた。
シンジはアスカが退くと体を起こし、ベッドからおり、下ろされたズボンとパンツを一旦あげて、
ふらふらと薄暗い部屋を歩き電気をつけた。
どうやら、本当にかなり強く打たれたせいで、まだお尻が痛いらしい。
パッと明るくなる部屋。
「……?」
アスカは短パンとパンツを太もものあたりに下げているのを忘れながら、ベッドの上でお母さん座りの状態でシンジを見た。
そして、また、ぎこちない足取りで戻ってくるシンジ。
「あ…あの、なんていうか…」
シンジはベッドに右膝をつけながら頬を染めて目を泳がしている。
「あの…」
それからアスカの目を真っ直ぐ、それでもやはり恥ずかしそうに見た。
青みがかった黒い瞳が潤んでいる。
小さな唇が言葉を紡いだ。
「…好き。」
44インク:2008/03/05(水) 01:00:24 0
不意打ちを喰らったアスカがゆっくりと赤くなっていった。
「な…なに、なんなのよ…いきなり…」
(そんなの今までろくに言ったことなかったくせに…)
らしくなく、しどろもどろになるアスカ。
好きだけれど、気恥ずかしくて、頻繁にはいえない言葉。
それが『好き』だった。
「…だから」
シンジはアスカに、そーっとキスをした。
もちろん唇に。
触れるだけ、といっても良い臆病なキスだった。
唇の離れた後の二人の顔は、真っ赤。
シンジは恥ずかしさやら緊張やらで、震えた声で宣言した。
「ぼ…僕がこういうことしても良いって思えるのはアスカだけなんだからな…」
後半の声が小さくなって言っていたので男らしく言おうとしたものが、情けなくなってしまった。
アスカの目が、目玉が零れんばかりに見開かれた。
二人の心臓は胸に手を当てなくてもわかるほど鼓動がドクドクとうるさいかった。
45インク:2008/03/05(水) 01:03:51 0
そして、アスカの場合はある一点までもドクドクと大きくなっていた。
「!!」
こんな良い雰囲気の時に!!と恥ずかしくなりシーツを手近にあったシーツを引っ張って股間を隠した。
シンジの視線は隠されたそこへ。
そんな大きな動作をされれば、いくらシンジにでもアスカの状態が察知することができた。
アスカは真っ赤なままで、言うことを聞かない自分の体を呪った。
言葉もでないくらいに。
そんなアスカにシンジは気を使うように言う。
「あ、あの。……アスカ?その、しても…いいよ?」
こんな時に気を使われても恥ずかしさ倍増なだけだったが。
もうアスカは先程とは違う意味で泣きそうだった。
「えーと…あの、しようよ。…したいんだ、アスカとだけ。…ね?」
シンジは続けてアスカを誘ってみる。
アスカを傷つけないように精一杯、気を使って。
「お詫びも、したいし。…き、今日は僕が、僕が動いてアスカを気持ち良くするから…」
「こっ、こんなことでお詫びされたって嬉かないわよ…っっ」
しかし、こういう気使いは、時として傷口に塩を塗る行為でしかない。
「でもしないとアスカが苦しいと思うし、アスカ自分でするの嫌いじゃないか」
「当たり前よっ!こんなのどうっしても最低限必要な時以外触りたくもない!」
「じゃあ…僕はアスカのだけ平気だから…触れさせてよ」
「………」
「ねぇ…」
「……う〜〜っ」
あまりに健気に奉仕的な態度のシンジにアスカはついに折れた。
46インク:2008/03/05(水) 01:07:12 0
「……もぉっ好きにしなさいよっ!」
アスカは、シーツは取らずに手は押さえることをやめて下ろした。
手は、ぎゅうっと本当に恥ずかしそうに握られていて、顔は頬を赤く染めたままツンとそっぽを向いている。
シンジは、いつもと立場が違うのが少しおもしろくて、仕方がないなぁ、と呆れたように穏やかにほんの少し緩ませた。
それから、そろりとシーツを剥ぎ取る。
すると、いつ見ても、大きい…と関心することしかできない性器が鎌首をもたげていた。
シンジはそれにそっと触れてみる。
「ンッ」
するとアスカがピクリ、と震えた。
そんなアスカをシンジは不思議そうに見ていた。
「……」
「なによ…」
アスカはシンジを軽く睨む。
シンジは怒らないでと首を左右に振った。
「あ…いや、いつものアスカらしくないなって」
「………」
ジト目のアスカ。
どうしてこの男(※精神的)はこうも鈍いか。
身を委ねて甘えたがっているのに気がついてよ。
普段も傍から見れば十分にシンジに甘えているといえそうなのだが、アスカは思った。
47インク:2008/03/05(水) 01:09:11 0
しかし、もうここで切れるのもアホらしい。
アスカは心底呆れながらも言った。
「い…いいから、早くしなさいよ」
「う、うん」
雰囲気的にまた怒られるかとハラハラしていたシンジだが、ほっとしてアスカの肉棒をぎゅっと優しく握った。
「………」
だが、そこでまたピタリと手が止まった。
ふとシンジは思った。
目的はセックスなのだから海の時みたいに、ここだけに重点を絞ってすると、それはセックスになるのだろうか、と。
何か違う気がする。
でもどうしたらいいのかわからなかった。
順序が、全くと言って良いほど。
「もぉ〜!早くしてってば!」
「ご、ごめん」
シンジはアスカに急かされて、取り合えずペニスを咥えてみた。
お口を使って、いつものように扱きはじめる。
「ん、ん、んっ……」
「…ぁ、あ……ん」
何度されても気持の良い感触にアスカは色っぽい溜息を漏らし、目を細めた。
48インク:2008/03/05(水) 01:27:42 0
今回はここまでです、次回エロのターン

>>36
ヤンデレじゃなくヤンデルさんなアスカも良いかもしれない
ゴーングマイウェイ・ドS・ふたなりっ娘は一番のツボだもの(ふたなり属性内)
>>39
お待ちしてました。
49名無しさん@ピンキー:2008/03/06(木) 00:10:42 0
インク氏乙
ニヤニヤシチュですなw

>>39
ミハエル氏来なすったかw
期待してます
インクさん激乙
なんとも羨ましいシチュww
51名無しさん@ビンキー:2008/03/14(金) 05:04:00 O
いやんばかん
52インク:2008/03/18(火) 01:28:49 0
ttp://pc.gban.jp/m/?p=2236.jpg
保守がてらに、別にあっちでも良かったような気はする
今はこれが精一杯
53ミハエル  ◆eyH5F3DPSk :2008/03/30(日) 01:55:51 0



「それでね、テリーが言ったのよ『超人にしては打たれ弱すぎる』って。そしたら案の定『オラ人間――』」 
 昼休み――。
 いつも通りヒカリの日課である“肉講釈”を聞かされるシンジ。その時、ポケットの中で起こった細かい振動が、
内布を通してシンジの太腿をくすぐる。
「あっ、ごめんなさい、委員長。わたしちょっと……」
 シンジは申し訳無さそうに切り出す。
「えーっ。ここから超感動なのに」
 口を尖らすヒカリ。
「ホントごめんなさい、ちょっと……」
「トイレ?」
 シンジは少し恥ずかしげに頷く。
「じゃあ仕方ないわね。授業、遅れない様にね」
「ごめんなさい」
 シンジは廊下に出るとそっと携帯を取り出し、画面を確認する。やはりアスカからのメールだ。“体育館裏”とだけ書かれている。
 ――早くしなきゃ。
 シンジは小走りでその場所へと向かった。
54ミハエル  ◆eyH5F3DPSk :2008/03/30(日) 01:56:57 0
第弐話



 校舎の外れにある体育館の、その又裏のここは、日の高い夏の昼間ですら薄暗くじめじめしている。
ひんやりと湿度の高い空気は、耳につく無数の蝉の声が無ければ今が真夏である事を忘れてしまいそうだ。
用の出来る様な場所でもないし、校内でもちょっと人の寄り付かない場所の一つだ。
「シンジ――」
 体育館の隅、外側に張り出したコンクリートの柱の陰にもたれて屈みこんでいたアスカが、シンジを認め声を掛ける。
「ごめんなさい。遅くなっちゃって……。時間、あれだからちょっと急ごっか?」
「うん……お願い……」
 アスカは少し恥ずかしそうにそう言うと、ゆっくりと立ち上がりスカートを捲くる。固く起立し、
ショーツからはみ出した肉根が姿を現す。
「苦しそう……。すぐしてあげるからね……」
 シンジはアスカの前に屈み込むと、腫れ物に触る様にそっと竿に触れる。
「ん……」
 触れた瞬間、アスカの腰がピクン、と反応する。
 シンジは薄桃の唇をハンバーガーにかぶり付く様に大きく開き、一気に巨大な亀頭を咥え込む。歯を立てぬ様注意を払いつつ、
丹念にカリ裏に舌を這わす。同時に添えられた手に力を込め、余った竿を絞り込む様にしごき立てる。
「あ……イイ……。シンジ、アンタ上手になったわね……」
「――!」
 派手な水音をたてながらアスカのペニスにむしゃぶりついていたシンジは動きを一瞬止め、
俄かに頬を赤らめると、目を伏せて更に激しく動き始める。そんな彼女の仕草に、アスカも俄かに興奮を増す。
「フッ、フッ、フッ――」
 早まる二人の呼気。
 アスカは目を閉じ、激しくも丹念に亀頭を舐る舌の動きに感覚を集中する。

 そんなアスカの感じる様に、シンジとて冷静ではない。
55ミハエル  ◆eyH5F3DPSk :2008/03/30(日) 01:57:50 0
今だ慣れ切れぬこの行いの恥ずかしさと共に自身に生じる淫蕩なうねりに戸惑いつつも、彼女の女の部分はぬめった涎を滲ませる。
プロ顔負けのテクニックとはいえ、シンジ自身は年相応、いや、今時珍しい位スレていない少女なのだ。 
この行為も相手が大好きなアスカたればこそだ。だが、だからこそシンジは、アスカに尽くす事を言い訳にすり替える事で、
そんな自身のストレートに認めきれない淫靡な衝動を誤魔化す。だがその誤魔化しが返って彼女に、欲望に正直な女には無い、
激しくも洗練された技術を授ける皮肉――。
 シンジの愛撫は更に激しさを増し、首をベリーダンスの様にくねらせて亀頭への刺激に前後だけに留まらない立体的な動きを付け加える。
そうかと思えば流れるような動作で手と口を交代し、指で爪弾く様にカリ裏を刺激しながら陰嚢を咥え込み、舌で睾丸を
バスケット・ボールのドリブルの様に器用に玩ぶ。

「うああっ!! シンジ! 何それぇ!? 凄い……イイ!!」
 あまりの快感に、柱を背にし逃げ場の無い事も忘れて腰を引くアスカの汗ばんだ背中に、コンクリートのヒヤリとした感触が走る。
 歪んだ欲望の織り成す奉仕と、それのもたらす快感が、2人の脳から五月蝿いほど響く蝉の声を掻き消してゆく――。

 爪先立つアスカを中腰になって追いかけ、シンジは一気にスパートをかける。
 アスカの膝がガクガクと笑い出し、シンジの両肩に爪立てられた指先に更に力が篭る――“イク”合図だ。
 シンジは素早く亀頭全体を頬張ると、尿道から白い膿を吸い出す様に思い切りバキュームする。
「ヒィッ、グゥ……!! ……ック、のぉォ……!!」
 空を仰ぎ、瞳を裏返らせながら、口端から更に一筋涎をこぼすと、アスカはシンジの喉奥めがけて大量の白濁を吐き出す。
射精の快感に腰を震わせ、脈打つペニスが何度も何度もポンプの様に精液を送り出す。
 ――アスカちゃん!! いいの!? 気持ちいいの!? あっ――! 私も――!!
 凄まじい勢いで口内に吐き散らされる、アスカのむせ返る様に青臭い濃厚な精液の匂いと味を鼻奥からダイレクトに味わいながら、
同時にシンジも軽いオーガズムに至る。無論――、アスカとの本格的なセックスの時のそれ程ではないが、
いつからかシンジはこの行為だけで軽く“イク”身体になっていた。
56ミハエル  ◆eyH5F3DPSk :2008/03/30(日) 01:58:43 0
 シンジはアスカの射精が終わるのを確認すると、それを一滴もこぼさぬ様に注意しながらゆっくりと唇を離す。
下半身から突き上げる、漏らす様な感覚の甘い余韻に浸りながら、所々にゼリー状の塊の混じった、少し苦く、
しょっぱい滑りを存分に味わうかの様にくちゅくちゅと音を立てて口内で唾液と攪拌し、大きく喉を鳴らして一気に飲み下すと、
「ほう」と一つ溜息を吐く。

 シンジが口での奉仕を終えた直後に、一瞬垣間見せるこの恍惚の表情は、アスカに奇妙な満足感と微かな寒気を与える。
 再び、二人の周りに蝉の声が響く。


 アスカが“ふたなり”になって既に一月余りが過ぎていた。
玉や竿、その他日常での振る舞いなど大抵の事にはどうにか慣れたが、どうしょうも無い事も有った。
それがこの“突然の勃起”である。
 ふたなりは――少なくとも普段萎んでいる分には普通の女子となんら変わらなかった。
中には敏感に反応して顔を赤くする女子も少数居たが、大方の反応は女子としてのそれだった。
 ところが――、これが一旦勃起するや周囲の反応は一気に男子へのそれ、しかも“ヤル気まんまん”
の男子への反応に急変換されてしまうのだ。まあ確かにあれほどの物を公衆の面前でギンギンにしていれば、
例えキリストでも変態扱いであろう事はアスカにも分かる。だがアスカにとって問題なのは、それが殆ど“予期不能”
に起こる事であった。確かに一応のキッカケのような物は有る。例えば、胸の大きい女子が屈み込み、胸元から谷間が覗いた時や、
体育の時間、可愛い娘のブルマーが少し喰い込んで、お尻のラインがクッキリ見えた時――。
要するに男子の言う“ムラッと来る”様な時をキッカケとしてそれは起こる。
それはアスカにも分かっている。だが分かったからといって前以てそうならない様に生活する事など、事実上不可能であった。
なんせアスカは普段は“女扱い”なのだ。女子と仲良くし、女子トイレに入り、同じ更衣室で着替え、女湯に入り――
そしてアスカ自身もそれを普段はなんとも思わず過ごし、ただ“ムラッ”とした時のみ股間が反応して男扱いになるのだ。
 “女”から“男”をスッとばして“勃起した男”になる。それが“ふたなり”であった。
57ミハエル  ◆eyH5F3DPSk :2008/03/30(日) 01:59:36 0
普段は“女”であり、同性の裸など無論何とも思わない。
ところがこれが一度興奮してしまうとたちまちアスカ自身の“感覚”も“男のそれ”に変化してしまう。
――女に性的に反応する、男のそれに――。そしてここが更に問題をややこしくしていた。
 例えば――ある男が銭湯に行く。むさ苦しい野郎共の中、嫌でも目に入る小汚いチンポから目を逸らしていると、
突然、目の前に豊満な体をした美女が現れる。現れるや否や――周りの雄野郎共が全員消えうせ、
何時の間にか女体溢れる女湯になっている――!
 アスカのそれはまさにそんな感じだ。しかもアスカは元からの男でもなければふたなりでもないのだ。ある日突然チンポが生え、
ふたなりになってしまった。それは男として女性に対する好みや免疫、ヰタ・セクスアリスの様な物が経験的に丸々と欠如してしまっている事を意味する。
つまり、“一体自分が女性のどの様な部分に性的に興奮するのか、アスカ自身にも全く分からない”のだ。
更に――アスカの“男性”が未熟なゆえであろうか? 一度興奮してしまうや、その性的欲求たるや普通の男性のそれ所ではなかった。
近頃ではややそれをコントロール出来るようになったとはいえ、シンジを襲ったあの晩の様に、
それは到底理性で乗り切れる物ではなかった。
 そしてもう一つ――これがアスカにとって最大の悩みの種なのだが――、
“一度勃起するや、自身の手ではどうしてもそれを収める事が出来ない”のだ。ふたなり初日の初めての自慰と射精――。
あれ以来、アスカは何度と無く自身の手で興奮を収めようと試みたが、一度たりとイク事は出来なかった。それどころか、
下手に触れると余計に興奮が増し、もはや自我さえ失いそうになる。あの日シンジを犯したように、
手近な女子をレイプしてしまったら一大事だ。
 結果――アスカは興奮するたび、近場に隠れてメールでシンジに頼み、射精の手助けをしてもらっていた。
アスカも我事ながら情けない限りではあるが、こうしてシンジが満更でもなく協力してくれるのが唯一の救いだ。

「ふう……。もう午後イチはサボり覚悟したけど、間に合って良かったわ」
「あは……そんなしょっちゅうサボってたら、いい加減まずいよ」
 事実最初の頃はお互いに要領を掴めず、何度か一緒に授業をサボる羽目になった。毎回何とか上手く誤魔化しては来たが、
そのせいで妙な噂が流れなかった訳でもない(一応、ふたなりはバイ的感覚で相互的に恋愛対象らしい)。
58ミハエル  ◆eyH5F3DPSk :2008/03/30(日) 02:00:20 0
「それにしてもシンジ……アンタほんと上手になったわねえ」
「! いやだ……アスカちゃんったら……」
 シンジは目を伏せ顔を赤くする。
「ふふ。変な意味じゃないわよ。普通に感謝してんのよ、アタシ……」
 その言葉は本心だ。しかしシンジの可愛らしい様子に、アスカに少し苛めてやりたい衝動が芽生える。
「でもさ、アンタ……」
「うん?」
「アンタって、毎回アレ全部飲み干すわよね? 家でする時も、お腹に出したの掬って全部飲むし……あれって、
すっごくエッチなんだけど……。アンタって、ちょっとマニアックよね……」
「! それは……」
 アスカはニヤニヤとシンジの反応を窺う。しかし真赤になって恥ずかしがると思われたシンジは、少し俯くと黙り込んでしまった。
 ――ちょっと言い過ぎたかしら……。
 アスカが自身の質問をフォローしようと口を開きかけた時、シンジは真剣な表情でアスカを見据え、答えた。
「違う……よ? 違う……。だって……あなたの……アスカちゃんの精子だから……」
「え……?」
「アスカちゃんの精子だから……大好きな……アスカちゃんの大事な赤ちゃんの素だから……。それを……それを……
捨てたりこぼしたり……わたし、出来ないよ……。だから……だから……わたし……。ホントよ? ホント……なの……」
 両手で顔を覆い、肩を震わせ泣き出すシンジ。
「シンジ……」
「うっ、うっ、うぅ……――!」
 彼女の顔を覆う両手を払い、肩を両腕で強く抱き締めると、アスカはシンジにキスをする。舌で唇をこじ開け、歯を割り、
舌を絡める深いキス――。
 そのままゆっくりとくず折れ、地面に重なる二人。
 シンジの口の中に残る、自身の青臭い匂いがアスカの口内に広がる。
しかしそれがシンジの体内を通し再び帰って来たものだと思うと、無性に愛しく感じられた。
 長い――長い口付けを交わす二人――。
 午後の授業の開始を知らせるチャイムが鳴る。シンジの潤んだ目が一瞬校舎の方を向く。
 アスカはそんなシンジに口付けを交わしたまま、目で笑い掛ける。同じく目で笑い、少し頷くシンジ。
 ――お。シンクロ率百パーセント――。
 お互いがお互いをいとおしむ行為――。まどろみ始めた時間の中、再び蝉の声が遠くなっていった――。

59ミハエル  ◆eyH5F3DPSk :2008/03/30(日) 02:01:11 0



「だからね、ベア・クロー二刀流に加えて更に二倍の回転を加える事によって、超人強度がニニンガ四倍に――」
 放課後。
 シンジは相変わらずヒカリの肉講釈に付き合わされている。毎度の事ながら訳の分からない話に作り笑顔で聞き入る彼女の様子を、
アスカは帰りの準備をしながら遠巻きに眺める。
と、アスカの耳に、近くの席に座り込んで話していたトウジとケンスケの会話が聞えてくる。
「なあなあ、トウジ……」
「何やねん?」
「最近思うんだけどさ、なんか最近シンジ、エロくないか? 特に最近」
「確かに……。乳がデカイ訳でもないのに、なんかこう――官能的なモノを感じるで……お前もやったかケンスケ。発作か……」
 相変わらず下品な会話だ。しかも頭が悪い。だが、彼等の言った事――それはアスカも最近何度となく感じていた事だった。  
 普段はそうでもないのだが、ふとした折に彼女が見せる仕種や反応――それが学校でアスカに奉仕している時や、
夜、家でセックスしている時のそれと重なる。アスカもはじめ、それはシンジとああいう関係にある自分のみ感じる、
一種の“自意識過剰”かと思っていた。しかしどうもその限りでは無いらしい。トウジ、ケンスケの会話を聞くまでも無く、
シンジの放つそうした雰囲気に息を呑む男子も既に多くいるようだった。
 帰りの準備も整い、アスカが立ち上がろうとした時だった。
「はぁぅん!」
 シンジから吐息を搾り出すような艶がかった叫びが上がる。何事か――とアスカが見ると、
シンジの背後に回り込んだトウジが、いつぞやの朝のように彼女の両胸を鷲掴みにしていた。
「うおお! な、な、なんちゅーエロい声や!? やっぱコイツなんかエロなっとるでぇ!? アホや! 発作か〜!?」
「やっ! 嫌! 止めてトウジく――っはぁん!」
 シンジはトウジの腕を払おうともがくが、興奮したトウジはなおも執拗に彼女の胸を揉みしだく。
「た、堪らん……シャンプーの香りが……牝のフェロモンがワシの性感を刺激するぅ! 発作じゃ〜!」
「駄目ぇ!! 嫌っ! 助けてぇっ!」 
 シンジはアスカに助けを求める視線を送る。
60ミハエル  ◆eyH5F3DPSk :2008/03/30(日) 02:02:15 0
 しかしアスカは動かない。いや――“動けない”。
すぐにでも立ち上がり、助けたいのは山々だが、いつもの事ながらこの時アスカは、
シンジの艶姿に図らずも興奮してしまい、机から動けぬ状態にあった。
 シンジは暴れるように身体をよじり、ようやくトウジを振り払う。しかし敵は一人ではなかった。
「俺の右手が光って唸る!! お前をイカせと轟き叫ぶ!! シャアアアイニング、フィンガアアアアアアッ!!」
 地を這うような姿勢で構えたケンスケの右手が、突き上げるようにシンジのスカートの中に滑り込む。
「ッッ、く! ひゃぁああン!!」
 シンジは思わず手を縮めて背を仰け反らせ、叫ぶ。
それはまさに、夜――ベッドの上でアスカ相手に乱れて見せるあの時の表情そのままだ。
 教室中の男子が思わずシンジに注目し、劣情の視線を送る。
「ト、ト、トウジ! ぬめっと! ぬめっと来たよ!? コイツ、クロッチ湿らす位濡れてやがったよ!?」
 ケンスケは右手を掲げ、指先でねば付きを確かめるような仕種をする。
「いいいかげんにせんかぁああ!!」
 その時だった。二人の行為とシンジの反応に驚き、固まっていたヒカリがようやく我に返る。
「オラァ!」
「ぐぼっ!」
 ヒカリは先ずトウジを喉輪で引き倒し、足首を掴むと強引にスイングする。
「地獄のメリーゴーランドォオオオオ!!」
 更にヒカリはトウジの頭をそのまま教室の柱に打ち付ける。
「ウギャッ!!」
 トウジの首が奇妙な方向に曲がり、そのままぐったりと動かなくなる。
 次に――その様子を見て逃げ出そうとしたケンスケの髪を引っ掴んで後ろに引き倒すと、机を足場に高く飛び上がり、
ケンスケの首筋めがけて膝蹴りを炸裂させる。
「地獄の断頭台!!」
「ウギャァー!! キン肉マーン!!」  
 ごり、といったような鈍い音がしてケンスケは動かなくなる。
「い、委員長……あっ!?」
 その様子を見て立ちすくむシンジの手をアスカが掴む。アスカはカバンで自身の前を隠したまま、このドサクサに乗じて、
シンジと共に教室を足早に抜け出した。
61ミハエル  ◆eyH5F3DPSk :2008/03/30(日) 02:03:09 0



 アスカとシンジは人目を避け、体育館裏に作られた広さ八畳程の男女兼用のトイレの中にいた。
陰鬱な体育館裏――おまけに作りがやや古く汚い事もあって、余程切羽詰った時以外、好き好んでここを使う者など居ない。
三つの男子用小便器と三つの個室がある作りの内部は薄暗く、ツンと嫌な臭いの漂う――トイレというより
“便所”といった方がしっくり来る場所だ。
「アスカちゃん、またおっきくなっちゃったの?」
「…………」
 シンジはショーツからはみ出したモノをしげしげと眺める。
「でも珍しいね、こんなに早く」
 確かに――珍しい。これが生えて以来、アスカは最低でも一日一度は学校なり家なりでシンジに抜いて貰わねば収まりがつかなかったが、
逆に一度抜けばその日に再び勃つ事は珍しかった。無論そういった事がまるで無い訳ではなかったが、それもせいぜい昼――夜と、
時間的にはかなり経ってからの事だった。今日はまだ、この外でシンジに口で抜いて貰ってから二時間程しか経っていない。
「待っててね、今――」
 そう言いつつ、シンジがアスカに触れようとした時だった。
「アンタのせいでしょ」
 吐き捨てるように言う。
「――!? えっ……?」
 シンジの手が止まる。
「アンタがあんな声出すから……」
「で、でもあれは……」
「あれは?」
「……ううん。ごめんなさい……」
 シンジは少し怯えたように言いかけた言葉を飲み込むと、やや伏目がちになりながらも激しくアスカの亀頭を咥え込む。
「んッ!」
 やや不意打ち気味に襲った快感に、アスカの意識は一瞬局部に集中する。
 ――んん……! シ、シンジ――!?
62ミハエル  ◆eyH5F3DPSk :2008/03/30(日) 02:03:54 0
 いつもは丁寧な技術と大胆さを兼ね備えたシンジの愛撫……。だが、この時に限って、
アスカはその中にいつもとは違う感覚――“激しさ”を感じていた。普段アスカの表情を敏感に読み取り、
丁寧に変化を付ける動きはどこか単調になりがちで、しかしそれでいて手を抜く様子はまるで無く、
むしろ執拗に亀頭に、竿にしゃぶり付き、豪快に吸い上げ、時に歯を立てさえした。
「うっ! あっ! シ、シンジ! ちょっ……! 痛ッ!!」
 いつもより激しい刺激に耐えかね、アスカは腰を引いて逃げ出そうとするが、シンジはアスカのふぐりを握り締め、
それを許さない。
 ――っく! な、何でこんな――!?
 アスカが快感に固く結んだ瞼を開きシンジを見ると、彼女は顔を真赤にし、アスカのペニスを食い千切らんばかりの勢いで、
夢中でむしゃぶり付いている。その表情からはいつもの愛情に満ちた柔らかさは消え、
欲望を剥き出しにした“情念”のようなものがアスカには感じられた。
「フッ、フッ、フッ……」
 速いテンポで鼻腔から噴出すシンジの呼気が、アスカの竿をくすぐり、股間の繁みをそよがせる。アスカは耐えるように固く瞼を結ぶ。
 ――くっ……、シンジ、いつもより激しっ……!
 普段とは趣の違う快感に身を震わせつつも、アスカは再びシンジの様子をうかがおうと薄目を開け、目を下ろす。
彼女は屈んだ姿勢のまま、まるでベッドでアスカの上に跨っている時の――いや、それ以上に激しく腰を前後に振り乱している。
 ――! 嫌だ――! シンジ、この子――!
 アスカは悟る。シンジは明らかに欲情している――! 欲しがっている――!
 その時だった。シンジは突然アスカから口を離すと、腰をビクビクと激しく痙攣させる。
「ああっ……! はっ……! あっ……! あはぁ……んっ!!」
 ――嘘!? 嘘!? シンジ、アンタ……。
 目の前の光景にアスカは我が目を疑う。シンジがアスカを愛撫している際、イク事があるのはアスカも知っていた。
しかしいつものそれはあくまでも“軽く”である。だが今シンジは明らかに芯から絶頂している様子であった。
これほどの表情はセックスに慣れてきた最近では、よほどムードの高まった時くらいにしか見せない。
 ――シンジ? 何で? こんなに……。
 混乱する脳内に先ほどの教室での出来事――トウジ、ケンスケの悪ふざけ、そしてシンジの表情が次々とフラッシュバックする。
と、同時に、アスカは胸の中に何か黒い塊の様なドロドロとした感情が核分裂の様に強烈に湧き上がってくるのを感じていた。
 ――! アンタ……もしかして……。
「はあはあ……ごめんなさい。アスカちゃんのしてたら、わたしもちょっと興奮しちゃったみた――」
「嘘ね」
 息を整えながら言うシンジにアスカが吐き捨てる。
63ミハエル  ◆eyH5F3DPSk :2008/03/30(日) 02:05:20 0
「え……きゃっ!? 痛っ!」
 アスカはシンジの髪を乱暴に掴んで引立たせると彼女のショーツを膝までずらし、股の間に足を入れて踏み抜いて脱がせる。
そして脱がせた下着を確認し、「うわ」と一言放つと、内側を広げてドロドロに汚れたクロッチを彼女に突きつける。
「何よ? これ? 染みてるどころじゃないわ! 絞れる位ベチャベチャ……おまけに白くてドロドロしたのまで混じってて……。
信じらんない……! こんな所じゃなかったら、あたりに凄いにおいがプンプンしてたでしょうね」
「そんな……アスカちゃん……」
「明らかにいつもの濡れ方じゃないわよね。アンタいつもフェラの時軽くイってたみたいだったけど、
今のなんか完全に昇天してたもんね。言いなさいよ。アタシのしゃぶってこうなったんじゃないんでしょ?」
「ち、違うよ……アス――」
「シュヴァイゲン!!」
 シンジは水を掛けられたようにビクリ、と身体を縮める。
「あいつらに――体触られて興奮しちゃったんだ? それで濡れて……ううん、アタシのチンポしゃぶってる時も、
ホントはあいつらにされるとこ想像してたんでしょ? あいつらに胸揉まれて、
マンコ弄られて……チンポ咥えさせられるとこ考えてこんなに濡らしてたんでしょ!?」
「うう……、ご、ごめんなさい……、で、でも、違うの。これは――」
 アスカの頭に一気に血が上りつめる。
「はぁ!? 何が違うってのよ!? “謝る”ってことは“認める”ってことでしょ!? ぐちゃぐちゃ言い訳してんじゃないわよ、
見苦しい!……って、いいのよ? 別に? アタシ、怒ってなんかないから。だってアンタ、元々“マゾ”だもんねぇ。
あは……あはは! ホラ! はっきり言いなさいよ!! この淫乱マゾ!!」
「そ、そんな……酷いよ……うっ、うう……」
 ――シンジが泣いてる! アタシ凄い酷い事言ってる! ああ! でもなんで!? これって――

  ――凄く気持ちイイ!!

 確かにシンジが他人に体を触られて興奮した事は腹立たしかった。しかしそれにしたところで当然彼女は心まで許した訳ではないし、
責めた所で彼女を傷付けるだけだ。第一彼女をそんな身体にしたのはアスカ自身だ。そんな事は百も承知している。
しかしシンジを一言一言罵るたびに――それによって彼女が顔を歪めるたびに――、
アスカの中に、これまで味わった事の無いような精神的な快感が走った。
64ミハエル  ◆eyH5F3DPSk :2008/03/30(日) 02:17:30 0
 ――凄い! 凄い! シンジ、可哀想! ああ、でももっと――

  ――虐めたい――!!

 戸惑い、自責、嗜虐、暴走――。もうアスカにも止められなかった。股間の勃起が内側にも及び、
それが脊髄を貫いて脳にまで達しているような感覚だった。アスカの中で眠っていた――ともすれば一生眠り続けたであろう“何か”
が、この時、完全に目覚めた。
「『いやー、ヤメテー』とか言いながら、実はマン汁垂らして感じてたなんて……全く呆れた売女ね。レイプ願望アリ?」
「酷い……酷いよ、アスカちゃん……。ねえ? どうしちゃったの?」
 怯えながらもすがる様に見上げてくるシンジの表情にアスカは身震いし、心の中で舌なめずりすると、シンジの顔に唾を吐きかけ、
言い放つ。
「安心しなさいよ……これからアタシが、そんな妄想吹き飛ぶ位アンタを――」

 ――犯してあげるから――!!

「ひっ!――!?」
 言うが早いか、アスカはシンジを引立たせると壁に手を着かせ、強引に腰を引き寄せて突き出した尻を後ろから一気に貫く。
小ぶりながらも既に十分にほぐれた窪みは、アスカの巨大なサイズのモノをさしたる苦も無く奥まで飲み込む。
唐突の事に意識が付いていかないシンジは言葉を用意できず、ただ目を見開いて口をコイの様にパクパクとさせる。
「――! うあっ! あはぁ!?」
 アスカのペニスがシンジの子宮口を三度目に突き上げた時、彼女の口がようやく言葉を刻む。

 ――ああああっ!! な、何これっ!? ア、アスカちゃん、いつもより――いつもより、お、大っきいいっ!!
 既に何度も受け入れて、その身体の奥でミリ単位で把握している筈のアスカの性器。だが今シンジに侵入してきたそれは、
明らかにこれまでの“それ”より一回り……いや、二回りは大きく感じられた。
65ミハエル  ◆eyH5F3DPSk :2008/03/30(日) 02:19:05 0
 ――だめっ! 激しいっ!!
 激しく腰を振り始めるアスカ。それは、自身のペースを保ちつつもシンジの最も感じる所を丁寧に擦りあげてくるいつもの動きではなく、
まるで動物の交尾の様に、ひたすら乱暴にこぶしの様な先端を奥の肉壁に叩き付けてくる強引なものであった。
 突き上げられる度にシンジは、先端が子宮口を突き破って中にめり込むのではないか? という錯覚を覚える。
突かれながら“犬”という言葉がシンジの脳裏に浮かんだ。
「ほら! ほら! ほら! ねえ!? どう!? アタシのレイプ気持ちイイ!? シンジぃ!?」
 アスカは突き上げる度に乱暴な言葉を投げかける。 
「気持ちイイかって聞いてんの……よっ!!」
 アスカは突きながら背後からシンジの両乳首を思い切りつねり上げる。
「痛! 痛ぁい!! やめて! やめて! ちぎれるぅ!!」
 シンジが三度目に懇願した時、アスカは一際指に力を込めるとその指を一気に引き抜いた。
「イッ、痛ァアア!」
 シンジの薄桃色の両乳首が無残にも赤く腫れあがり、血が滲む。
「うぐ……えっ、えぐぅ……」
「あらぁ? 泣くほど気持ち良かった? でもね、アタシは全然よ。アンタ最近緩くて全然イケないのよ!
もっと気合入れてマンコ締めなさいよ!」
「そんなぁ……うあっ!?」
 瞬間、シンジの尻に異様な痛みと感覚が走る。
 ――嫌っ!? 指!? アスカちゃん、嘘ッ!?
 もう一つの穴に差し込まれた指は、グズグズと粘膜を引きずりながらどんどん奥へとねじ込まれてゆく。
「嫌あっ! ダメぇ! アスカちゃん、そこ、嫌ぁ! 汚いよっ!」
 シンジが振り返り見ると、アスカは口の端をキュッ、と吊り上げ、その動きにあわせて歪むシンジの表情を愉しむ様に、
中で指を折り曲げる。
「凄ぉい! 壁越しにアタシのの形がはっきり分かるわ! ほら! カリのとこポコってしてる! シンジも分かる!?」
「イヤァ!」
66ミハエル  ◆eyH5F3DPSk :2008/03/30(日) 02:20:55 0
「ああ……これイイわぁ……あっ! イク! イク! このまま奥に射精(だ)すわよ!? シンジ!」
 ――えっ!? このまま? 膣内(なか)に? 
 これまで、アスカに合うサイズのゴムが無いため、仕方無く行為自体は幾度となく生で行っていた。
しかし最低限の避妊として膣内射精(なかだし)だけは避け、最後は口か腹に出すことに決めていたが、それでもシンジは、
例えアスカのであるとしても“もしも”の事を考えるといつも不安だった。特にアスカの物は勢いも強く、量も多い。
「嫌!? 嘘ッ! 待って! アスカちゃん!」
 シンジは腰を引いてアスカのペニスを引き抜こうとするが、アスカはそれをさせまいと尻に指を食い込ませながら、
後ろから追い立てるように思い切り腰を叩き付ける。そしてそのハンマーのような先端が最奥を叩いた瞬間、
一気に硬さを増して跳ね上がったのを、シンジは苦痛にうめきながらも甘く痺れる粘膜で敏感に感じていた。
次の刹那――、へその奥に熱い針が刺さる。
「あはぁ!! 出た! 出た! まだ出るわっ! シンジ! 孕んで! アタシの精子、受精して〜!!」
「――っあああ……! 出てる……中でたくさん……熱……よぉ……」
 アスカの変貌への恐怖と苦痛、妊娠の不安に震えながらも、アスカの白いマグマが膣内に染みるたびに、
上等のチョコレートのような甘い快感がシンジの下半身を溶かし、桃色の甘い麻薬が脊髄のパイプを通って脳を溶かす。
 ――ああ……らめ……いっ……ひゃぅ……
 冷たい床に崩れながら、イッたばかりの敏感な膣から長い物がズルズルと引き抜かれる快感の追い討ちを受け、
シンジの身体から快感以外の一切の感覚が消し飛ぶ。
 熱く火照った身体に便所の汚いコンクリの床の冷たさが気持ちよく、自らの失禁した液体がジャーッ、
と恥ずかしい音を立てながら内股を生暖かく濡らすのすらも、もはや心地よかった。

67ミハエル  ◆eyH5F3DPSk :2008/03/30(日) 02:25:06 0
第三話  恋心 


 最早完全に男性に目覚めたアスカはシンジを奴隷化し、その精力でミサトすら虜にする。
シンジはそんなアスカに元の彼女に戻って欲しいと懇願するが、アスカは“これこそが私の望んだ姿”と
暴虐の限りを尽くし、シンジをトウジとケンスケにレイプさせる。
 そしてアスカはとうとう念願であったレイを陵辱する計画を実行に移す為、シンジを伴いレイのマンションを訪ねる。
シンジに指示し、レイの飲み物に混ぜた薬物……レイを毒牙に掛ける様を想像し、ほくそえむアスカはしかしそのまま自身が気を失ってしまう。
 椅子に裸で拘束されたアスカが目覚めた時、目の前ではレイの愛撫に悶えるシンジの姿が有った。
「ごめんなさい、アスカちゃん……レイちゃんが、“こうするしか”って……」
 レイはシンジに相談をもち掛けられ、既に二人は通じていたのだった。
 やがてシンジの悦姿に興奮し、耐え切れなくなったアスカは、気が狂わんばかりの自身の興奮を静めてくれるよう懇願するが、
レイがシンジに指示したのはアスカの“女性”に対する刺激のみだった。
 女性を求めはちきれんばかりの男性と、しばらく忘れていた男性を求める女性の、二つの興奮に苛まれ、
白痴の様に哀願を始めたアスカがしかし見たものは、レイの股間にそそり立つ、“男性のシンボル”であった。
 レイがアスカに。アスカがシンジに。三位が一体となって、快楽の海に溶ける三人。
「これが……あなたの望んだ世界――」 
 アスカの脳裏に、いつか見た赤い海が広がった。

永い間ご愛読有難う御座いました!! ミハエル先生の次回作にご期待下さい!! (打ち切り)
68ミハエル  ◆eyH5F3DPSk :2008/03/30(日) 02:30:53 0
 ○月×日。
 ドイツよりエヴァ弐号機及びセカンドチルドレンを日本のネルフ本部に輸送中、第六使途襲来。
迎撃の為、直ちにパイロットを搭乗させ弐号機を出撃。洋上での戦闘が行われた。
 しかしその際問題が発生。どういう訳かエントリープラグ内にセカンドチルドレンと共にサードチルドレンも搭乗。
シンクロ値はなんとか起動指数を上回ったものの、異物反応によりハーモニクスに著しい乱れ。
加えて水中戦に特化した使途を前に弐号機は苦戦を強いられる。
「「うおおおおーーー!! 開け! 開け! 開け! 開け! 開け! 開らぐぇ(噛)!? 開け! 開け! 開けコラァ!!」」
 が、あわや敗北か? と思われた矢先、奇跡が起きる。
「信じられません! 弐号機とパイロットのシンクロ率が二百パーセントを超えています!」
「ありえないわ!」
 たまげるマヤと金髪。
 結果、通常の五倍以上のゲインを発揮した弐号機の活躍により作戦本部長が二秒で考えたやっつけ作戦が大成功。
第六使途は太平洋のもずくと消える。南無。


だいサービス読み切り   第?話  大渦に呑まれて

69ミハエル  ◆eyH5F3DPSk :2008/03/30(日) 02:32:29 0
「これが……シンクロ率二百七十二パーセントの正体……?」
 精密検査室のモニタリング・ルームでモニター画面を見て驚くミサト。
「そうよ。科学的には人体を構成するM蛋白がLCLに――」
「リツコ、アンタの薀蓄はいいわ。手短に分かりやすく説明して」
「二人とも生まれ変わったって事ね」
「早っ……」
『あの……ミサトさん……これ……、どうしちゃったんですか?』
 モニターの向こうの別室でシンジが細く高い声で不安げに尋ねる。
「見れば分かるでしょー。シンジ君、女の子になっちゃったのよ」
 モニターに映るシンジの姿……それはミサトの言葉通り、まさしく“少女のそれ”であった。
『それくらい分かりますよ!? 僕が言いたいのは、“何でこうなったか”って事ですよ!?』
「いいこと? シンジ君。これはあなたの体を構成するM蛋白がLCLに――」
『リツコさん! もっと分かりやすく言ってくださいよ!?』
「女の子になっちゃったのよ」
『それミサトさんと同じじゃないですか! もう少し詳しく説明してくださいよ!』
「(ピキィ‥‥!?)…………簡単に言うと一回ドロドロに溶けた後、
元に戻る時に真っ先に有ったイメージが再構成に影響したって事かしらね。私の仮説だけど」
「つまり自分でああなったって事? むふふ……シンちゃ〜ん、あなたやっぱりそっちの“ケ”あったんだ〜」
『何ですかそれ!? ありませんよそんなの!! 元に戻るんですか!? 何とかしてくださいよ!』
「その為の検査よ。シンジちゃん、ベッドの上で仰向けに寝て、足開いて。潰れたカエルみたいに。性器調べるから」
『“ちゃん”はやめてくださいよ! 嫌ですよ! そんな恥ずかしい格好!』
「大丈夫。プライバシー保護の為、映像はカットしてあるから。とにかくデータを取らなきゃ治療できないわ。
その身体が気に入ったのならそれでもいいけど」
『うう……分かりました……』
70ミハエル  ◆eyH5F3DPSk :2008/03/30(日) 02:33:20 0
 観念したシンジが大きく足を広げる。ああは言ったが映像はダダ漏れである。みんなニヤニヤしながらモニターに見入っている。
「そう。人間諦めが肝心よ。じゃあ、内視鏡入れるから自分で手で広げてみて。ハイ、くぱあー」
『そ、そんな!? 広げるなんて!』
「新しい名前は“サクラ”なんてどうかしら?」
『う、ううう……』
 シンジは嗚咽を漏らしながら陰唇を広げる。くぱあ。
 マヤがご丁寧に局部を第二モニターに拡大表示させる。モニター室に一斉に溜息が漏れる。
「あら。毛も薄いし、色素沈着も少なくて綺麗なピンクじゃない。男が喜ぶわよ」
『ま、待って下さいよ!? 映像は見えないんじゃなかったんですか!? 何で色まで分かるんですか!?』
「はい、ちょっと苦しいけど我慢してね。動くと手元が狂ってもう一個穴が増えるわよ?」
 リツコはシンジを無視すると遠隔操作の内視鏡を一気に突っ込む。
『え? え? ちょ、ちょ――うあああ! な、何か入ってくる! イタ、痛い!! 気持ち悪い!!』
「あら、大げさね。男性器はこの何十倍も大きいのよ? 膜も傷つけないし、これ位平気よ」
『どういう意味ですか!? い、嫌だ! お腹が変だ! 苦しい!』
「――だが、この時シンジは苦痛にうめきながらも、自らの蜜壷を這う無機質の触手がその襞を擦る度に、
新たな快感の波がまるで満ち潮の様にゆっくりと、女体という白い砂浜を侵食してゆくのを感じていた。
『――う、嘘!? キモチイイッ!?』」
『ミサトさんっ! 勝手に変なナレーション入れないで下さいよ!!』
「はい、子宮に入るわ。少し痛いけど我慢してね」
『あああああ! い、痛い! 抜いて! リツコさん! 抜いてぇ! 痛いいいいい!!』
 屈辱的なポーズで性器に検査機を挿入されながらも、身動きすら適わないいたいけな少女の姿はまるで往年の触手物である。
あちこちから早まった息遣いが漏れる。
71ミハエル  ◆eyH5F3DPSk :2008/03/30(日) 02:34:06 0
「ボク、ちょっとトイレに……」
「あ、俺も……」
 日向と青葉が前屈みでトイレに立つ。
 股を閉じモジモジするマヤ。
「冬月先生、後は頼みます……」
「ああ……、あ? え、ええっ!?」
 ポケットに深く手を突っ込んだゲンドウが退室する。行き遅れた冬月は、
やがて何かを決する顔をすると、ポケットに入れた手を高速でモソモソし始める。まさか!? ここで起こす気か!!?
「はい、終了。お疲れ様」
 リツコは気の済むまでシンジの胎内をまさぐると、内視鏡を引き上げながらぶっきらぼうに言い放つ。
同時に冬月から深い溜息が漏れる
「また恥を掻かせおって……」
『う、う……うわぁああああああん!!』
 顔を両手で覆い、泣き出すシンジ。
「安心して、シンちゃん! これ、機械だからカウントに入んないって! 犬に噛まれたと思って忘れなさい!」
「葛城一尉、それ、フォローになってません」
「うわ!? レイ!? あんた居たの? 黙ってるから分からなかったわ!」
『そ、そんな!? 何で綾波まで居るのさ!? み、見られた……綾波に……全部……う、うあああああん!』
「? どうして泣くの?」
「シンジ君、レイの事好きだったのよ。ズリネタも 一、わたしのパンツ 二、わたしのブラ 三、レイの古いIDだったし」
「所謂オナペットね」
「大丈夫です! シンジ君! 愛があれば性別なんて! ですよね!? 先輩!?」
『ぞういう、も、もんだいじゃ、あ、ありませんよ!? うあああああああああん!』
「赤木博士、結果は?」
 その時、男性陣が一様にツヤツヤとした顔で戻って来る。皆一瞬、室内に漂うマロンフラワースメルに顔をしかめるが、
そこは武士の情け。知らんぷりをする。押忍!
「やはりスキャナーで調べた通り、完全に女性化しています」
「そうか」
「あれ? そういえばリツコ、高精度スキャナーで検査したのに、何でまたこんな旧式な検査したわけ?」
「あら。だって実際この眼で確かめたいじゃない」
「確かに」
 皆一斉に頷く。良い職場は社員の心が一つである。
72ミハエル  ◆eyH5F3DPSk :2008/03/30(日) 02:34:56 0
「まあ、おそらくシンクロにも影響無いだろうし、取りあえずこっちはほっといても良いんじゃないかしら。
そんなことより問題は――」
「ああ。セカンドチルドレンだ」
『何ですか!?「そんなことより」って!? 「ほっといても」って!? ちょっと! リツコさん! リツ――』
「マヤ」
 リツコが目配せをするとマヤは素早く検査室の音声を切る。無論画像はそのままだ。
画面の向こうでシンジが口をパクパクさせている。
「そういえば、アスカってどうなっちゃったの?」
「ああ、私以外まだ見てなかったわね。まあ見ればわかるわ。少しショッキングだけど。マヤ、第二検査室の映像を」
「はい、先輩」
 別のモニターに第二検査室のアスカが映る。しかしその姿は――
「――! マジなの!?」
「うわ……」
「ひぇ〜」
「キャァ!」
「…………」
 驚くミサト、青葉、日向、マヤ。その原因はアスカの股間に生えた、長大な男性の“それ”であった。
「おっぱいに……チンコォ!?」
「たちが悪いなぁ。使途の方がよっぽど良いよ」
「ところであのキンタマみてくれ、あいつをどう思う?」
「…………すごく……大きいです」
「……どう思う? 碇?」
「ああ……これはこれで……」
「不潔です!」
「リツコ……これって……」
「驚くのは早いわよ。実は彼女、女性器も付いているの」
「なんですって!? それって、もしか――」
「両性具有、アンドロギュノス、半陰陽。俗に言う――」
「ああ、間違いない……“ふたなり”だ」
「ハァアアア?」
 驚く一同。リツコはマイクのスイッチをオンにする。
73ミハエル  ◆eyH5F3DPSk :2008/03/30(日) 02:35:50 0
「ハァイ、アスカ。気分はいかが?」
『最悪よ! 何よこれぇ!? 早く何とかしてよ! それにせめてタオルくらい頂戴よ!』
「大丈夫。プライバシー保護の為、映像はカットしてあるから。これからその為の検査をするから、もう少しだけ我慢して頂戴」
 ニヤリとする一同。
「それじゃ取りあえずアスカ、それ勃起させてみて」
『ボ、ボ、勃起ィ!?』
「そうよ。先ず“それ”がちゃんと機能するか見たいの」
『じ、冗談じゃないわよ! そんなの無理に決まってるじゃない!!』
「……ふう。しょうがないわね。ミサトのおっぱいでいいかしら?」
「も〜! アスカのエッチィ〜! ちょっとだけよ〜ん」
 カメラに向かいサービスするミサト。男性陣が横目で伺う。
『そ、そんなの見たって勃たないわよ!』
「ぬわんですってぇ!!」
「あらごめんなさい。じゃあ青葉君、ズボン脱いで」
「ま、これも仕事っすからね……カチャカチャカチャ」
『バ、バッカじゃないのぉ!? 汚らしいもん見せんじゃないわよ!!』
「なんだと! このガキィ!!」
『うるさい! この、今時江口洋介カット!!』
「…………その人誰?」
「リツコ、あのコほんとは幾つ? 今時あんな役者の名前出すの水野遥ぐらいよ」
「あなたそ年がばれるわよ。……そろそろ効いてくる頃なんだけれど……」
「効く?」
「ええ。特製“バリ勃ちサプリ”。さっき彼女の飲み物に混ぜといたの」
「媚薬なんて安直だなぁ……陵辱もののエロ漫画と同人小説くらいでしか見ないよ」
「あら、失礼ね、日向君。あんな成分不明のマクガフィンと一緒にしないで頂戴。ネルフの医学薬学は世界一よ」
「…………ジョジョ厨」
「局部に高エネルギー反応!」
「ほら、来た」
『ちょっとぉ〜!! 何よコレぇ〜〜!!』
74ミハエル  ◆eyH5F3DPSk :2008/03/30(日) 02:37:29 0
 リツコの怪しい薬の作用で、自らの意思とは関係無くアスカの一物が勃起する。 
アスカは両手で必死にそれを隠そうとするが、まるでかなわない。
「うわ、でかっ!!」
「勃ちが良いなぁ。第四使途よりよっぽど良いよ」
「ヒュ〜。スゲェ迫力だぜ……。それに見ろよ……あのデカチンを……」
「不潔! 不潔です! うおぇー」
「…………」
『イヤァあああああ!!』
「まあ。なかなか立派で素敵じゃない。それじゃアスカ、そこのコップに精液採取して頂戴」
『精……な、何言ってんのよ!? 出来る訳無いじゃない!!』
「確かにいきなりじゃ要領が分からないわね。しょうがないわ。レイ、手伝ってあげて」
「…………ごめんなさい。私こんな時、どうすればいいのか……」
「そう。じゃあミサト――」
「待ってました!!」
「――は却下で青葉君」
「カチャカチャカチャ……お前は俺から離れられない……」
『ふざけんじゃないわよ!! そんな事する位なら舌噛み切って死んでやるから!!』
「心理グラフから見て本気です! 先輩!」
「やれやれ……困ったわね。こっちはほんとに調べたいんだけど……」
75ミハエル  ◆eyH5F3DPSk :2008/03/30(日) 02:38:19 0
「精密検査の為に第二検査室に潜入するアスカ。だが、それはリツコの巧妙な罠だった。
『アスカのプライドは 私に崩される為に築いてきたんですものね』
『いつもの力が出せれば…こんなリツコなんかに…!』
『よかったじゃないですか クスリのせいにできて』
『んんんんんんんっ!』
『へへへ おい、ペペローションを用意しろ。みんなで気持ちよくしてやる』
(耐えなきゃ…!!今は耐えるしかない…!!)
『アスカの生チンポゲ〜ット』
(いけない…!左睾丸が感じやすくなってるのを悟られたら…!)
『生アスカ様の生ザーメンを拝見してもよろしいでしょうか?』
『こんな奴らに…くやしい…! でも…感じちゃう!』(ビクッビクッ
『おっと、前立腺に当たってしまったか。甘い痺れがいつまでもとれないだろう?』
それから二人は後から侵入してきた加持らによって救出された。
次回、『アスカハード』この次も――」
『勝手な予告入れんてじゃないわよ!! こんのぉお〜!!』
「現時刻を持って検査を中断。麻酔ガス注入!」
 そこら中の機材を引っ掴んで大暴れしだしたアスカに対し、ゲンドウの指示が飛ぶ。
 二千万円の内視鏡を引き千切ったところでアスカはガスを吸い込み、昏倒する。
「……参ったわね。これじゃ次の手が打てないわ」
「今のうちにちょん切っちゃえば?」
「染色体レベルで変化がある場合はそれじゃ意味無いわ。仕方ないわね。取りあえず彼女が落ち着くのを待って、
再検査しましょ。……指令」
「君達に一任する」
 さっきスッキリして急に興味無くなったゲンドウと冬月が退室する。
「そうね……。じゃあ彼女? 達の今後の生活についてだけど、監視も兼ねて葛城一尉、まとめて預かって頂戴」
「イエ〜イ!!」
「……変な事しちゃ駄目よ」
「イエ〜イ」
「……それじゃ、解散」
 こうして、女シンジとふたなりアスカの奇妙な同居生活が始まった。
76ミハエル  ◆eyH5F3DPSk :2008/03/30(日) 03:01:57 0
続きは気が向けば有るかも知れない。

だがもうエヴァはいい。

次はローゼンかオリジナル書いて美少女文庫にでも送ろうと思う。

ああ、ただ以前他所で書いた女装シンジは続きを書くかもしれない。
77名無しさん@ビンキー:2008/04/02(水) 21:16:19 0
ミハエル氏来てた〜www
相変わらずグッジョブです!!
続きは待ちます!いつまでも待ちますよ!
わんわん泣いちゃうシンジが可愛すぎるwwww
78名無しさん@ビンキー:2008/04/07(月) 13:30:24 0
>>76
GJ!
79名無しさん@ビンキー:2008/04/24(木) 14:21:23 O
ほす
80名無しさん@ビンキー:2008/04/25(金) 08:01:55 0
せとこが着るとぶかぶかだといい
ぴっちりで体のライン見えるのももちろんいい

267 名前:名無しさん@ビンキー[sage] 投稿日:2008/04/25(金) 01:54:15 0
ハチマキ(リボン結び)と白ニーソもつけてくれ

268 名前:名無しさん@ビンキー[sage] 投稿日:2008/04/25(金) 07:59:
81名無しさん@ビンキー:2008/04/30(水) 23:10:07 O
職人マダー?
82インク:2008/05/03(土) 17:31:47 0
ミハエルさんの文を読んで。
次回からは正しい文の書き方でやっていこうと思いました。ちょっと習得した。
ギャグペーストはおもしろいですね。何気にエグイのも好きです。GJ!

さて、続き


シンジは、それを確認することもなく思考する。
(と…取り合えず、おち○ちんは気持が良いんだよね?セックスっていうのは…繋がることだから…、つまり…ここに……)
わかり切っていることを、順を追って確かめながら、シンジは右手を下着の中に忍ばせ、そっと自分の秘部に伸ばしてみた。
ペニスと玉袋がなくなった代わりにできた、まだ無毛のワレメに人差し指をはさませて、下から上へとゆっくりなぞってみる。
「ん……!」
上の辺りの小さな突起を指が潰すと体の力がすっと抜けてしまうような快感が駆け抜けた。
ここに触れるのは、ペニスを弄る感じに少し似ているかもしれない――シンジは直感的に思った。
もちろん大きさと感度は比べ物にならないわけだが。
(気持良い…気持ち良くなると女の子はここが濡れるんだよね。……濡れてなきゃ痛いもんな…)
なけなしの性知識と過去の経験も踏まえてシンジは、まず女性器を愛液で濡らさなければいけない。と判断した。
指先を使い、何度も何度もクリトリスをくにゅくにゅと擦るシンジ。
体が、気持ち良さによって温まっていく。クリトリスもぷっくりと勃起していった。
「ん…んぐ、んぅ……む、うう……」
触ることに夢中になりはじめ、シンジの舌の動き、頭を上下させる動きは疎かになっていく。
次第にシンジはクリトリスの他にも刺激が欲しくなり、指を膣内へと侵入させた。
「んぅ……」
膣内はセックスの終わった後のようにヌルヌルとはしていないが、サラサラした液で濡れていた。
シンジは、その液の滑りを借りながら、膣内の天井を中指の腹で強く押すように撫でまくった。
クリストリスを刺激するのとは違う、お腹――、子宮にきゅんとくるような快感が響く。
83インク:2008/05/03(土) 17:39:31 0
「んんん!ぁ、ん、ん、んー……ぅー」
女の子の快感があまりに気持ち良くて、シンジは無意識に体をくねらせた。
「はぁ……シンジ、あんた……」
アスカはシンジのしていることに気がつき、虚ろで潤んだ目で、もじもじと揺れているシンジの尻を見た。
「ん……くふ、ぅ……んん」
シンジは自分の快感に夢中になってしまってアスカが自分を呼んだことに気がつかない。
もう、口の動きも咥えているだけと言ってもいい程、おろそかだ。
だらしなく口の端から唾液が溢れ、トロトロとアスカの赤く充血した幹を伝う。
それでも時々思い出したように、シンジが敏感な先端、尿道を温かい舌で撫でるので、
「あ…!はっ、んん!……ぁぁん」
文句を言おうにも、アスカもすでに快楽の虜の状態だ。焦らすような緩い快感に力が入らない。
抱きかかえるようにシンジの丸い頭を押さえてアスカは小さく震えた。
「うぅ…ん、は……、ん。……ん、ぅん」
「……っ、はぁ、ぁあ……はぁん。ん……シン、ジィ……」
「んん……あ、なに…?」
今度はシンジにアスカの声が耳に届いたようだ。
言葉を話す為にアスカへの、そして自分への愛撫は中止された。
アスカは刺激が与えられなくなった寂しさと体に残る熱に目を閉じたまま、哀願した。
「ちゃんと…ちゃんとしてよぉ……もぉ……こんなネチネチされたら……辛いんだから……」
84インク:2008/05/03(土) 17:42:18 0
「ご、ごめん……」
シンジが反射的に謝ると、アスカは色っぽい息を吐きながら言った。
「次……」
「え?」
状況的に普通すぐわかりそうなものだが、要点がない促しにシンジは首を少し傾げた。
アスカは恥ずかしいのかシンジの顔をシーツに押し付けた。
「もがっ」
「もう良いから…っ次!アンタがリードするんでしょ。きっちりやってよね…っバカ!」
更に、ぐいぐいとシンジの顔をシーツに押し付けるアスカ。
『イかせて』『挿入れさせて』
そんな言葉、恥ずかしくて言えないらしい。特にシンジ相手だと。
「うん、がんばるから……手ぇ放してよ…、起き上がれない」
シンジはくぐもった声でなんとか言った。
すると、アスカの手がシンジの頭から退けられた。
シンジはゆっくり顔をあげてアスカを見た。
アスカは少し照れているような複雑そうな表情をしていた。
その顔が妙に可愛らしくて、シンジは、
「ねぇ、アスカ。キスしても良い?」
上目使いで聞いた。
雰囲気が雰囲気の為、大胆だ。
アスカは無言だったがイエスの肯定に目を閉じた。
85インク:2008/05/03(土) 17:44:14 0
シンジは少し唇を尖らせて、アスカの唇に唇を合わせた。
だが、それは一瞬みたいなもので、アスカはすぐにシンジの唇から自分の唇を離した。
それから顔を歪め、舌を出して訴える。
「おぇ…!生臭い……」
シンジの唇は精液味だった。
どう考えてみても、うまいと言えるような味ではない。
「ご、ごめん…だってさっきまで舐めてたから…」
「………」
必死に言い訳をするシンジを横目にアスカは自らが出す精液の味を知り、ショックを受けたのと共に、これからはシンジに精液を飲ましたりするのは控えてやろうと反省していた。
あと、甘ければ良いのに。とかムチャなことを思っていた。
まぁ、何だ。アスカは少々興ざめを起こしていた。
「アスカ?」
「……何」
「続きしても良いんだよね?」
アスカの態度から興ざめと言うものを感じ取ったシンジは不安そうに聞く。
なんとか理性で触れないようにしているが、下半身が切なかった。
アスカもアスカで少々興ざめしたものの、勃起したペニスはまだ硬い。引き返せないところにまできていた。
こちらも理性でなんとか触れないようにしている。

そう……二人の気持ちはひとつなのよ――。


(ブ○ック・ラ○―ンの姉様風によろしく)

86インク:2008/05/03(土) 17:47:36 0
――と言うわけで、アスカは神妙に頷いた。
シンジはそろりとアスカの下半身に跨る。
当然と言えば当然なのだが、アスカの顔が自分より下の位置にあった。
アスカはベッドに横にはならず、腹筋を使いそうな中途半端な姿勢で、自らのペニスが柔らかい壁々に包まれるのを待っていた。
慣れない体位、いつもとは違う状況に、二人はドキドキした。
「いくよ……」
シンジは呟いてゆっくりと腰を下ろしていく。
性器と性器が触れ合った。
そのまま、シンジはアスカを飲み込んでいく。
弄るのをやめても分泌の止まらない愛液の滑りを借りて、――ゆっくり、ゆっくりと。
「ぁ……っ」

アスカの子宮回帰願望が、ある意味皮肉な、ある意味素晴らしい形で果たされていく。
シンジの寂しさが、肉棒で膣を埋められるのと共に消えていく。肉体的にも精神的にも満たされている。

「ぅあっぅ!」
シンジが声を上げた。
子宮口にアスカの亀頭が当たったのだ。
87インク:2008/05/03(土) 17:54:45 0
連休前に投下しときました。
あれですね、取り合えず視点は一人に絞るべきですね。
ラノベの書き方で学習中。
88名無しさん@ビンキー:2008/05/06(火) 14:22:27 0
GJ!
89名無しさん@ビンキー:2008/05/13(火) 03:25:35 O
こんなスレあったのか
早速ぬふぅ
90名無しさん@ビンキー:2008/05/13(火) 03:34:45 0
スレ民もっと増えてほしい・・・せっかくインクさん投下してくれたのに
レス少ないのはいかがなものか

ちなみにまとめサイトね
http://noxious.web.fc2.com/index.html
91名無しさん@ビンキー:2008/05/13(火) 23:42:18 0
俺喧嘩強いんだぞ
92名無しさん@ビンキー:2008/05/31(土) 05:59:05 0
保守
93インク:2008/06/04(水) 20:48:58 0
その快感によりシンジの膣の壁々がキュウッと締まり、アスカのペニスを締めつけた。
「あぁん……っ」
ペニス全体を包まれ飲み込まれ犯される感覚にアスカは嬌声をあげる。
腰が無意識にいやらしくくねってしまう。
そのアスカの動きは、シンジの膣内にあるペニスも動かした。
シンジは内壁で、子宮口を押したまま円を描くように猛ったペニスに動かれて、体をビクビクと震わせた。
「ひあ! ちょ、ちょ……アスカ!」
「んっ、何よぉ」
早く動いて、この汚らわしいペニスをシンジの女性器で扱いて気持ち良くして欲しい。アスカの目はそう懇願していた。
しかしシンジにはその眼差しを見ている余裕はなかった。
多分見ていても気がつかない恐れ有り。
シンジは目を閉じ、息を荒くしながら、舌ったらずに自分の状態を告げた。
「ちょ…ちょっと待って、いつもより……奥にグッて当たるから……ちょっと待って」
アスカはただでさえじれったくて仕方がないのにシンジ何を言っているのか理解できなかった。
冗談じゃない。
アスカは早くパンパンになったペニスからドロドロとして臭い精液をほとばしらせてシンジの子宮を満たしたいのだ。
焦らしなんて気持ち良くない。
そう思うアスカは腰を浮かせる要領でシンジを少し突き上げた。
「ま…っ待てない!早くシテェ!」
まるでエサをねだるヒナのような懇願。
アスカによる小さな突き上げに感じながらも、シンジは訴えた。
「ひゃっ、今日は僕が動くんだから僕の好きなようにさせてよ!」
94インク:2008/06/04(水) 20:51:32 0
訴えるシンジに、更にアスカは訴える。
「じゃ、じゃあ早く!」
「も、もぉ……」
セックスとなると人が変わるんだから……?
――いつも自分勝手で欲しいものは手に入れようとするアスカ。そこまで変わっていないような気がシンジにはした。アスカはアスカだ。
でも、エッチの時のアスカはとても色っぽいから嫌いじゃない。むしろ好き。
シンジは少し困ったような表情をしながら足をM字に開脚させた。
以前道端に落ちていたエロ本の女の人がこうやって男に跨っていたのを見よう見まね。
あの頃は、まさか自分が誰かにこんな風に跨ることになるとは夢にも思っていなかった。
「う、動くよ……」
シンジが不安そうに確認すると。
「うん…」
アスカはうっとりしたような表情でうなづいた。
シンジは足の筋肉を使って、ゆっくりと自分の体を持ち上げる。
愛液と精液で濡れそぼったピンクの粘膜と同じくヌルヌルに濡れたペニスが擦れていく。
「んぅ……」
「ひ…っく!」
そのゆったりした動きは、シンジには丁度良かったようだが、アスカには背筋に寒気をもたらす様なものだったらしい。
一瞬、アスカの顔が泣きそうなものになった。
その表情に気がつかず、ギリギリの地点でペニスが抜けないまで体を持ち上げたシンジは、今度は、思い切り、またアスカのペニスを飲み込んだ。
何の抵抗もなく、また完全に繋がった状態に。
95インク:2008/06/04(水) 20:54:13 0
しかし、それなりに勢いが良かったので亀頭が子宮口に与えた衝撃、つまり快感は、
「ひあ!?あっ、あぁっ?」
シンジの予想以上のものだったらしい。
シンジは大きな目を更に大きく丸くして涙目で驚いていた。
シンジが感じたと言うことは、それに連動して、シンジの膣壁が引きつったように締まり、アスカにも快感を与える。
そしてゆるくなり、肉棒が与えてくれる快感を求めて、ヒクつく。
「んんっ!……ン!」
これはアスカの少々(?)アグレッシブ(攻撃的)なセックスのテンポでは、けして気づくことができない感覚だっただろう。
ひどく焦れるが新鮮な快感に、アスカは目を閉じ酔いしれていた。
アスカ本人に「焦らされるのは嫌か」と聞けば、イエス。と、言う回答が返ってくるだろうが、体の方は案外そうでもないらしい。
アスカのその表情は、やっとシンジの目に映ったが、いつもがいつもなのでシンジにはその表情が気持ち良さを表わしているのか、いまいちわからなかった。
なので、シンジはバカ正直にアスカに聞いた。
「あ…アスカ、気持ち良い?」
「うん……いい……」
アスカは罵声を浴びせることはなく、うなづいた。幸せそうだ。
「そっか…、良かった。もっと、動くね」
安心したシンジは、ほんの少し満足そうな微笑を浮かべて、上下運動をくり返しはじめた。
「んっ……、ぁ…ん」
最初はひどく単調なものだったが、実はどうしようもなく気持ち良いこと大好きっ娘なシンジ。次第にいやらしくコツを得ていった。
腰を、円を描くように回しながら膣壁をペニスに擦りつけ、大きな悦を感じられる子宮口を亀頭にぶつける。
シンジの動きが激しくなるにつれ、結合部からはいやらしい水音が止まらない。
シンジの膣から溢れ出す愛液も、アスカのペニスの先から溢れ出す先走りも止まらない。アスカの場合、ペニスだけでなく女性器の方もとろとろヌルヌルになっている。
96インク:2008/06/04(水) 20:56:01 0
「はあ……!あっ、あう、ああぁ!」
「ぁあん!あっは!ンンン!」
性器と性器が粘液を絡ませて擦れあうのが気持ち良くて二人の口からはあえぎ声がもれる。
その嬌声に紛れて、
「んん!気持ち良いけど、足が……っ痛い!」
「あぁ〜んっ、んぁ!じ、じれったい〜!」
各自、不満をもらす。
「も……もうダメ…っ」
ついにシンジはひざをベッドにつけて、動きを止めてしまった。
何せアスカに重みを与えないように、本当にほとんど足だけで自分の体重を支えていたので、足が今にもつりそうなギリギリの状態になっていた。
汗をかきながら荒い呼吸をするシンジ。
まだ体力が残っていても足がついてこない。現代っ子のひ弱さだ。
その下でアスカは本当にじれったそうに腰をシンジに押しつけている。
だが、無理に形勢を逆転しようと試みないところを見ると受身の状況に陶酔しているようだ。
足の痛みにより我に返ったシンジは、頬を紅潮させながら一人控えめにいまだ喘いでいるアスカを見下ろした。
アスカのふっくらと成長した丸い胸が服に被われたまま忙しく上下している。その上には鎖骨、細い首筋、汗にしっとり濡れた白い肌。
シンジはその光景を見ていて、我慢できなくなり顔をアスカの胸に押しつけた。両手はアスカのわきの下辺りの服をぎゅっと握る。
これでも怒られるのは覚悟の上だ。
ノーブラのアスカの胸はミサトほど大きく柔らかくはないが、弾力があって心地が良かった。何より、鼓動が聞こえたのが心地よかったのかもしれない。
「ちょ……ちょっと」
予想外のシンジの行動にアスカが焦ったような声をあげる。
97インク:2008/06/04(水) 21:03:49 0
>>90
GJ!
細かいことは気にしなくて良いって
でも新しい書き手が現れると良いね、本当に
98名無しさん@ビンキー:2008/06/11(水) 09:27:09 0
インクさんきてた!
甘えっ子シンジ萌え(*´д`*)
99名無しさん@ピンキー:2008/06/11(水) 18:51:17 O
インクさんGJ!!!!!
100名無しさん@ビンキー:2008/06/13(金) 15:14:35 0
インクさんだ!GJ!!
シンジもアスカもかわいいなぁ〜
続き楽しみにしてます