ふたなりアスカ×女シンジ 2,5本目

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156名無しさん@ピンキー:2007/11/05(月) 01:07:37 0
GJ
出来れば書きながらじゃなくて纏めて投下だと有難い
どこでレスしていいのか判らんかった(´・ω・`)
157名無しさん@ピンキー:2007/11/05(月) 08:13:20 O
>>156
申し訳ないです…今度から気をつけますんで今回は多めに見てやってください(-_-;)
158名無しさん@ピンキー:2007/11/05(月) 14:46:16 0
いいのうwwいいのうww
159名無しさん@ピンキー:2007/11/05(月) 14:47:15 O
>>156さんのアドバイス通りまとめて書くことにしたんで少し時間いただきますね!
160名無しさん@ピンキー:2007/11/07(水) 11:03:12 O
>>154
「碇…くん…はぁ…あぁ…」

レイの荒い息づかいを聞いたシンジは興奮した。

「綾波…」
「ふふ♪ファーストったら、野らしい声出しちゃって♪あんたも後でたっぷり可愛がってあげるから待ってなさい♪」

そうゆうと、アスカはシンジのブラを剥ぎ取った。シンジの露わになった胸の先端は、すでにプクッと膨れ上がっていた。

「あんたもやらしいやつね〜♪こんなにここ硬くしちゃってさ♪」

アスカはシンジの胸の先端を、人差し指と親指で挟み、ギュッとひっぱった。

「ひうっ!あぁ!アスカ!タイム!タイムぅ〜!」

シンジの腰が宙に浮いた。意識が少しもうろうとする。

「ちょっとあんた!こんなんでイクんじゃないわよ!まだまだこれからなんだから♪」
161名無しさん@ピンキー:2007/11/07(水) 11:12:13 O
>>160
そうゆうと、アスカは先端をつまんでいた指に動きを加え、グリグリと刺激を与えはじめた。シンジの顔がさらに紅潮した。

「あっ…はぁ…」

与えられる快楽と、見られている恥ずかしさで、おかしくなってしまいそうだ。
「ア、アスカぁ〜…ちょっと…まっ!あん…やめっ…やめれっ!」

「いいわ♪シンジ♪あんたのその反応がそそるのよね〜♪ん?」

シンジからふとレイへ目を移すと、すでに下着姿になり、秘部に手をあてがっていた。

「あらあら♪ファーストったら、我慢して待ってられないのね〜…そうだ!」

ふと思い出したかのように、アスカはシンジの上から降り、机の引き出しへと手を伸ばした。

「あったあった♪」
それを手にとったアスカが、レイへと近づいてきた。
162名無しさん@ピンキー:2007/11/07(水) 11:20:55 O
>>161
シンジと同じように手錠をレイにつけると、アスカは机から取り出したそれを見せた。

「そ、それは…」
「そうよ♪あんたも知ってるわよね?この前学校で使ったし。」
「ローター…」
「リツコに改良してもらったから、存分に楽しんでね♪」

アスカはレイを座らせ、脚をM字に開かせると、ローターをペロペロと舐めた。
「なんで…2つ…ついてるの?」

少し怯えた目でレイが尋ねた。

「えっとね〜こっちの大きいのをあんたの中に入れて〜こっちの小さいのはここにあてがうの♪」

そうゆうと、アスカはレイのパンツの中に手を入れ、ローターを中へ押し込んだ。

「あっ!…くっ…あぁ…」

レイの口から卑猥な声が漏れる。もう一つのそれは、すでに大きくなったレイのピンクの蕾へ押しつけられた。
163名無しさん@ピンキー:2007/11/07(水) 11:29:41 O
>>162
「スイッチON♪」
その瞬間、レイの腰が一気に跳ね上がった。

「ひぐっ!あぁぁ!らめっ!やめっ!あぁ!」

驚いたシンジが目をやると、そこには今まで見たことない表情を浮かべるレイの姿があった。

「綾波…」

少し涙を浮かべていりが、辛さや痛みからではないことがわかる。口からはたらたらとよだれが垂れ流れている。

「ファースト…いい顔だわ♪」

その表情に満足したアスカは「これでじっくり楽しんでね♪」そうゆうと、シンジのところへ戻り、再び愛撫を再開した。

「ん…あぁ…」

胸の先端を舌でころがし、弄びながら下着の上からワレメを優しく擦る。シンジの声とレイの声が一つの部屋で重なった。

「アスカ、もうちょっと…激しくしてほしいんだけど…。」
164名無しさん@ピンキー:2007/11/07(水) 11:39:07 O
>>163
シンジの意外な申し出に少し驚いたアスカだった。その申し出の原因は、さっきから横で泣き続けている綾波レイのせいらしい。

「あぐっ!ひぁ!あぁ!くっ…」

恍惚の表情を浮かべながら鳴いているレイに対して、自分への刺激が物足りなく感じたのだろう。

「そうね…そこまで言われちゃやるしかないわね…」

アスカはごそごそとポケットから小さなケースを取り出した。

「何それ?」
「リツコの発明品、特性塗り薬よ♪」

そうゆうと、アスカはシンジの胸の先端に満遍なく塗りだした。

「えっ?えぇっ?何これ!?すごく痒いんだけど!」
「そうなの?じゃあ掻いてあげるわ♪」
アスカは薬を塗った部分をコリコリと掻きはじめた。その瞬間、痒みが一気に快楽へと変わった。
165名無しさん@ピンキー:2007/11/07(水) 11:51:45 O
>>164
「ひぁっ!!アスカ!だめっ!だめ〜っ!」
「だめなの?じゃあ止めるわ。」

手を止めたアスカ。快楽がすぐさま痒みへと変わる。

「アスカ!やっぱり掻いて!」
「もぉ〜♪どっちなのよ?」

掻いてやると、シンジの表情は一気に変わる。これはいいアイテムを手に入れたと、アスカは喜んだ。

「あっ!これ…だめだ!」

シンジは戸惑いを隠せなかった。掻いてもらわないと痒みに耐えられない、掻かれると押し寄せてくる快楽で狂いそう、なんて恐ろしい発明品だ。

「あぁっ!だめっ!耐えられない!」

シンジの声がレイと並ぶほどに大きくなった。

「あぁ!アスカ!…なんか…僕…変だよ!…」

シンジの下に手をやると、そこはすでに大洪水だ。とりあえず中和するクリームを塗ってやると治まったようだ。
166名無しさん@ピンキー:2007/11/07(水) 11:59:41 O
>>165
「ねぇシンジ…」
「えっ?」

アスカはシンジの下の蕾に塗ったらどうなるんだろうと考えていた。

「ここに塗ってみていい?」
「えっ!?そこはだめ!絶対だめだよ!」
「そう…わかった♪」

そうゆうと、アスカは一気にシンジの蕾へと塗り込んだ。

「あんっ!アスカのバカァ!」
「ふ〜ん、そんなこと言うんだったらもう掻いてやらないから♪」

シンジに痒みが襲いかかる。

「ふぁっ!アスカっ!掻いてよ!掻いてよ〜!」
「えぇ〜、どうしようかしら♪」

焦らすアスカに対して、涙目でうったえるシンジ。その表情にアスカはゾクッとした。

「お願い…アス…カ…」
「ったく!しょうがないわね〜♪」

アスカは人差し指を使い、シンジの蕾を擦ってやった。
167名無しさん@ピンキー:2007/11/07(水) 12:07:44 O
>>166
シンジの意識がとんだ。アスカの顔に水しぶきがかかる。これが潮なんだろうか?シンジはビクビクと痙攣している。痒みを取り除いてやり、意識が戻るのを待つことに。

「ちょっとやりすぎちゃったかしら?」
レイに目をやると、いつの間にかぐったりしていた。ローターのスイッチを止め、中から引きずり出した。

「うっ…くっ…」
「シンジが失神しちゃったから、先にあんたにあたしの入れてあげるわ♪」

アスカは服をすべて脱ぎ捨てた。そそり立つ巨大な肉の塊をレイに見せつける。つばをゴクリと呑み込むレイ。

「入れやすくしないとだめよ。わかるわよね?」

アスカはレイの手錠を外してやった。レイが両手でアスカのそれを握る。うっとりしているレイが舌を使ってチロチロと舐めはじめた。
168名無しさん@ピンキー:2007/11/07(水) 12:15:55 O
>>167
「ん〜♪あん♪」

アスカの口から声が漏れる。たっぷりとつばをたらし、ぬるぬるになった肉棒を上下運動でシゴきあげる。

「あは♪いいわ♪ファースト〜♪」

アスカの顔が赤みをおびていく。レイが先端を口に含んだ。口内の温かいぬるぬる感と、舌による攻撃、さらに上下運動による連携に、アスカのそれがさらに大きくなり、ドクドクと脈うつ。

「んっ…んっ…んん…ぷはぁ!」

レイの口から飛び出したそれは準備万端だ。

「ファースト!そこの窓に手をついてたちなさい!」
「こ、こう?」

レイはゆわれた通りに立った。

「お尻をもっと突き出して♪」

ゆっくり突き出すレイ。ワレメが露わになる。次の瞬間、それはレイの中へと侵入した。
169名無しさん@ピンキー:2007/11/07(水) 12:24:13 O
>>168
「うっ!ひぐっ!あぁぁ!んんっ…はぁっ!」

目を瞑り、真っ赤に染まるレイの頬。ギチギチと音をたて、中を圧迫していく。
「いい?膝をついちゃだめよ!これは命令よ♪」
「はうっ!…りょ、了解…」

苦しそうなレイをよそにアスカはピストン運動を開始した。
「あんっ!あんっ!うぁっ!あんっ!くぅぅっ!あぁぁ!」「いいわよファースト〜♪すごい締めつけだわ♪」

勢いを増すアスカのピストン攻撃に、必死で耐えるレイ。命令を護ろうとしているが、すでに膝はガクガク震えている。床にはすでに水たまりができている。

「あうっ!あん!…まだ…まだ…倒れちゃ…らめ!」

必死に自分に言い聞かせるレイを壊してやりたい衝動にアスカは狩られた。
170名無しさん@ピンキー:2007/11/07(水) 12:31:37 O
>>169
近くにあったローターを手にとり、レイの蕾に押し当てた。レイの体がビクッと震えた。

「そ、それは…そんなことされたら…立ってられない…」
「聞こえないわ♪あんたは優秀だから…命令違反はしないわよね?」

スイッチを入れてほんの二、三秒でレイは床に崩れ堕ちた。水たまりに体をおとし、ガクガクと痙攣している。

「命令違反よ。後で厳罰処分ね♪」

いつの間にかシンジがその様子を見ていた。振り向いたアスカがにっこりとし、近づいてくる。目の前にきたアスカはシンジに優しくキスをした後、耳元で囁いた。

「ハッピーバースデイシンジ♪」

巨大なろうそくが、シンジの中へと押し込まれた。

「うわっ!あぁぁ!そ、そんないきなり!…あんっ…」
171名無しさん@ピンキー:2007/11/07(水) 12:39:05 O
>>170
「大丈夫よ♪さっきまでファーストの中に入れてたから♪痛くないでしょ?」

抵抗できないシンジの脚を広げ、アスカはピストン運動を開始した。ベッドがギシギシと軋み、二人の繋がった部分からはグチュグチュと卑猥な音が響く。

「あっ!あっ!あん!アスカぁ…大きいよ…うぁっ!あん!」
「いいわ♪シンジ〜!あんたの中最高よっ♪あん!あはっ♪いっぱい気持ちよくしてあげるんだから♪」

さらに腰の動きが激しくなる。

「アスカぁ!らめらよ!激しすぎる〜!!」

もはやアスカに声は聞こえていない。本能のままにシンジを突くだけだ。恍惚の表情を浮かべるアスカだったが、どうやら激しすぎて抜けてしまったようだ。

「うつ伏せになってお尻突き上げて♪」
172名無しさん@ピンキー:2007/11/07(水) 12:47:07 O
>>171
「えっ〃こ、こうかな〃?」

シンジは言われた通りにした。四つん這いのようではあるが、後ろで手を拘束されているため、ベッドに胸が押し当てられた状態になっている。

「いくわよ♪」

再びアスカの肉棒がシンジの中へ吸い込まれていく。

「はぁん!ぁぁ…」
シンジの顔が歪む。アスカが突くたびにシンジの胸の先端がベッドに擦りつけられる。つばを呑むことも忘れベッドの上で悶えるシンジ。

「あんっ!あんっ!す、すごひ!中で…おっきくなってぅ!」
「あっ!あっ!シンジこそ!すごく締めつけてるじゃない!よっぽどあたしの熱いのが欲しいのね♪」
「アスカぁ…気持ちいいよ〃なんか…ボーっとしてきら…〃」
173名無しさん@ピンキー:2007/11/07(水) 12:55:31 O
>>172
パンパンと音がでるほど激しいピストン。二人の肌がぶつかり合うたびに水滴が飛び散る。

「ア、アスカ〃僕…もう〃…ちょうだい…アスカの…アスカの熱いのちょうらい〜〃!」
「いいわよ♪あたしからの誕生日プレゼントよ♪受けとりなさい♪」

「いくっ!いくぅ〜〜〜!」

「出すわよシンジ!くっ!あぁぁぁん♪」
二人はベッドに倒れこんだ。

・・・・・・・・・
「おめでとう…シンジ。これで15歳ね…」

「ありがとうアスカ…アスカの誕生日には僕も〃」

「楽しみにしてるわ♪」

言葉を交わした二人は、ゆっくりと眠りについた。

「私のこと…忘れてるのね…」


174名無しさん@ピンキー:2007/11/07(水) 12:57:20 O
いきなり最後まで投下して申し訳ないです…

どうやらこの投下速度が最高のようです。纏めて投下できずに申し訳ないです(-.-;)
175名無しさん@ピンキー:2007/11/07(水) 19:11:41 0
http://anime.2ch.net/test/read.cgi/eva/1134493905/
このスレのdat誰か持ってませんか?
ここではじめて知りましたorz
176名無しさん@ピンキー:2007/11/08(木) 14:32:42 0
177インク:2007/11/09(金) 03:00:51 0
>>139>>173
お疲れ様です

ぴんく板なのにまだ十八禁事項に到達できない
とりあえず、そろそろヤンデレとかギャグペーストでない暴力注意かな


――丁度その頃、シンジは本当にあの海の少年と遊んでいた。
シンジの格好はいつもと同じようなTシャツとズボンなので、傍から見ていれば男女が遊んでいるというよりは
友人の少年同士が遊んでいるようにしか見えない。
最初はシンジも緊張していたが次第にそれもとけて、その時間を満喫していた。
ゲームセンターに行ったり、ハンバーガーを食べたり、本屋に寄ったり、アイスを食べたり。
普通の学生と同じように楽しい一日を過ごしていた。
アスカが危惧していた様な状況になることもなく、本当にただ遊んでいた。
少年の方は、何度かそういった雰囲気を作ろうとしていたようだが、ことごとくシンジのぼけぼけの前に失敗したわけだ。
そして、気が付けば午後六時ぐらいになり、日も沈み、空は寂しく暗めのオレンジ色になっていた。
そこでシンジは内心へたれな自分を叱咤している少年と「また遊ぼう」と笑いあって別れた後、家に帰る前にスーパーに寄った。
今日は少し疲れたし、帰って夕食を作りはじめるには遅いので手抜きをすることにしたらしい。
お惣菜売り場の前でカゴを片手に惣菜を物色するシンジ。
心なしか、その表情は暗かった。
(――…結局、○○君に言えなかったな‥今までのこと…)
どうやら、シンジはアスカに海で言われたことを気にしているらしかった。

『人を騙してまでシンちゃんはお友達が欲しいんだ?』
『男であるアンタなんてこれっぽっちも求められてないのに!』

アスカの言った、この言葉はシンジも正しいと思う。
罵倒されて当然だと思う。
確かに自分はあの少年を騙している。
確かにあの少年は自分が以前と同じ男だったなら見向きもしなかっただろう。
178インク:2007/11/09(金) 03:03:05 0
できることなら本当のこと、今までの経緯を全て話して、それでも友達でいてくれると言ってもらいたい。
しかし、今の自分の事態はあまりに異常だ。
受けて入れてもらえるはずがない。
きっと気持ち悪がれて、拒絶されて、嫌われてしまう。
だから本当のことは言えない。
彼を騙し続ける。
嘘つきで、女々しくて、自分はなんて最低なんだろう。
シンジはネガティブにそう考えていた。
「………」
暗い表情をしながら、シンジはアスカの好きな鳥のから揚げのお惣菜と、適当にヒジキや金平、煮物のお惣菜をカゴに入れて
それから二分間レンジで回せば食べられるご飯パックのお徳用をカゴに入れてレジに向かった。
これには明日の朝食のおかずも含まれている。
お会計を済ませ、シンジはスーパーを後にした。
179インク:2007/11/09(金) 03:05:41 0
――午後、六時五十分。
空は、もうオレンジよりも暗い色が大半を占めていた。
シュンっというマンションの自動ドアの開く音と共にシンジは帰宅した。
靴を脱いだシンジは、「ただいま」も言わずに静かにダイニングへと向かった。
廊下の電気はついていなかったが、なんとなくシンジはそのまま壁つたいに進む。
少し怯えるように警戒しているようだ。
アスカがあんなに嫌がっていたのに、それでも終いには遊びに行ってしまったのでシンジは罪悪感と恐怖を感じていた。
遊んでいる時はそうでもなかったのだが、スーパーからの帰り道からどんどん不安は募っていた。
シンジは明かりがついていなくて人のいる気配もなかったので油断してダイニングに足を踏み入れた。
次の瞬間、シンジの心臓は飛び出しそうになった。
「……!!」
暗い、無音の空間にアスカがいた。
外に微妙に残っていた太陽の光が、カーテンをしていない窓から差し込んでいるお陰でなんとかアスカの姿が見えた。
大まかな輪郭しか掴めないが、アスカはダイニングテーブルに突っ伏していた。
服装はどうやら朝と同じままらしい。
シンジはいつもよりも早めに脈打っている心臓を落ち着けようとしながら、部屋の電気をつけた。
「………」
電気をつけてもアスカは動かない。
「あ、…の。……ただいま…」
寝ているのだろうか、とシンジは試しに小さな声で言ってみた。
「………」
アスカからの返答はない。
180インク:2007/11/09(金) 03:10:39 0
家に帰ったら、美少女が崩れた鬼のような形相で、大声でマシンガンのような罵声の嵐を食らわされて蹴られることぐらいは覚悟していたので
シンジはアスカが眠っていると思い、なんだか安心してしまった。
あまりに安心したのか口元をほころばせながらシンジはアスカの近くに寄って、取り合えずスーパーの袋は机の上に置いた。
シンジが近づいても、ぴくりとも動かないアスカ。
「………」
「アスカ、こんなとこで寝てると風邪引いちゃうよ。…アスカ」
シンジは少し揺すって起こそうとアスカの肩に触れようと手を伸ばした。
だが、その手がアスカの肩に届くことはなかった。
不意にアスカが顔をあげたからだ。
アスカは朝起きてから朝風呂に入ることもなく、櫛を通すこともなかったボサボサの髪で、死んだような冷たい目をしていた。
その目がシンジを睨んでいた。
シンジは恐怖を感じた。
いつもとは違う、冷たくて静かなのに強い、鬼気迫る恐怖。
アスカは、その目のまま無言で立ち上がった。
それに反射的に後ずさるシンジ。
「あっアス…っ」
「………」
驚きで、目の前の少女の名を呼ぼうにも噛んでしまったシンジをアスカは冷ややかに見つめる。
冷ややかな眼差しといえばレイだが、冷ややかさの属性が違う。
レイの冷ややかな眼差しはクールで何も持っていないが故だが、アスカの眼差しはあらゆる感情が高まって吹っ切れたというようなものだった。
どう考えても後者の方が恐ろしい。
「…」
アスカは乱暴にシンジの細い腕を掴んだ。
その手には絶対に手の痕がつくというほどの力が込められていた。
181インク:2007/11/09(金) 03:13:46 0
「イタッ…ちょ、アスカ!痛いよ!」
シンジは痛みを訴えたが、アスカはなおも無言でシンジの手を強く引いた。
そのままリビングを出る。
乱暴に引っ張るのでシンジはアスカについていけず、痛そうな表情をしながら振り回されている。
ヒステリックに怒った母親が泣きじゃくる子供の手を引くのと良く似た光景だった。
もちろんアスカは母親ではないし、シンジは小さな子供ではないが。
暗い廊下なので二人共、数回壁に肩をぶつけた。
そうしてアスカに引っ張られ、行き着いた先はシンジの部屋だった。
男だった頃と何も変わっていない部屋。
アスカはシンジの部屋の引き戸方式の扉を、これまた乱暴にスライドさせて開け放った。
バンッ!!と扉がすごい音を立てた。
扉がはずれなかったのが奇跡のようだ。
「あ…っ」
アスカはシンジを先に室内に入れた。
そしてシンジの背中を蹴り飛ばし、ベッドに蹴り倒した。
ベッドにシンジは勢い良く突っ込まされた。
ベッドが受け止めてくれたおかげで怪我はないが、背中が少し鈍く痛かった。
「………」
シンジは上半身を起こし、身を捻り、完全に怯えきって青ざめた表情をしてアスカを見上げた。
見上げた先のアスカは仁王立ちで依然冷たい目をしたまま、シンジを見下ろしていた。
薄暗くてアスカの顔はシンジはよく見えなかったが、シンジの体はカタカタと震えた。
シンジは、こんなアスカを見たことがなかった。
人にこんな扱いをされたことがなかった。
過去に一度、トウジに殴られたことはあったが、それとはまた…否、全く違う。
182インク:2007/11/09(金) 03:16:36 0
今回はここまでです

浮気、修羅場がテーマなのでどうしても暴力表現が抜けませんが
最終的には和解する方向に持っていくつもりなので安心して下さい
183名無しさん@ピンキー:2007/11/09(金) 03:18:42 O
この状態から和解できるんだろうか゜д゜;こわしろGJ!もしや一番のり!?
184名無しさん@ピンキー:2007/11/17(土) 11:29:30 0
インクさん乙です。アスカのヤンデレっぷりイイヨーイイヨー w
なんかエヴァ板全体が過疎ってますな。新劇効果もこれまでか。
185名無しさん@ピンキー:2007/11/22(木) 18:21:30 0
オススメ出会いサイト。
http://kokonara.kasajizo.com
186インク:2007/11/22(木) 19:55:10 0
どうも。
ヤンデレって実は難しいジャンルだよ
↓思いっきり暴力注意です

「あ…アス、アスカ、ごめん…ごめんなさい…」
「………」
シンジは恐怖にかられるままに謝ったが、アスカは何も言わない。
縋るような目をしてシンジは言った。
「な、何か言ってよ‥アスカ…」
それからしばらく間があった後
「…裏切り者」
「!?」
アスカは静かにハッキリとそう言った。
その言葉にシンジは目を丸くした。
そんなシンジをよそにアスカはシンジの腕を押さえつけようとしながら覆いかぶさってきた。
「な、何するんだよ…っ」
シンジは怖いので抵抗をしたが、アスカに頬を平手で叩かれた。
パシンッ、それなりに強い力で叩いたことのわかる音がした。
「…」
一瞬、シンジの目が死んだように光を映さなくなった。
シンジのやわらかい左頬は赤くなっていた。
アスカに叩かれることには、わりと慣れているシンジだが、今はアスカの圧倒的な雰囲気に呑まれてしまい抵抗することなど
もうできなくなってしまったようだ。
普段は感じなかった強いショックを、この時シンジは受けていた。
シンジはほとんど無意識に顔面に両手を持っていき、せめてこれ以上殴られないようにした。
187インク:2007/11/22(木) 19:59:31 0
「何よ…」
その態度が気に入らなかったのか、アスカはシンジに馬乗りになって防御されていないシンジの短い前髪を思い切り掴んだ。
天に引き上げられる感覚に、シンジが両手をベッドにつけて支えにし、腹筋に力を入れてシンジの上半身はベッドからほんの少し起き上がった。
しかしアスカが体に跨っているので完全に起き上がることはできない。
それでもアスカはシンジの前髪を上へと引っ張った。
「…っぅ」
シンジは痛みに奥歯を噛み、反射的に右手でアスカの手首を掴んだ。
その右手は、ただ掴んでいるだけで、強い力もこもっていなければ、爪を立てようとする様子もない。
少し前かがみになり、どんよりした、死んだような目でアスカは顔を苦悶に歪めているシンジを見た。
「なんで、アンタが被害者ぶってんのよ」
「うぅ…ごめ…っ」
痛み、それから今のアスカと視線を合わせる勇気がなくてシンジはを瞑ったまま謝った。
今、何を言ってもそうなったのかもしれないが、シンジの言葉はアスカを煽った。
もしかしたら声そのものに苛立ちを覚えるのかもしれない。
「うるさい!!」
そう叫ぶとアスカはシンジの頭をシーツに叩きつけるように埋めた。
そのせいでシンジの前髪が数本抜けた。
シンジが辛そうに呻いた。
「ぐ、ぅ……」
「ねぇ、あたしがどれだけ嫌だったのか、…なんでアンタにはわからないの?どれだけ不安だったかわかってんの?」
アスカはようやく無表情を解き、眉間に皺を寄せてシンジをキツイ眼差しで見下ろした。
188インク:2007/11/22(木) 20:04:49 0
ベッドのシーツに押し付けられているシンジは目を開けることができず、ようやくアスカに、良いものではないが、
表情が戻ったことに気がつかない。
体を支える必要のなくなったシンジの左手は右手とは違い、アスカの拳を包んだ。
宥めよう、だとかそういう目的ではない。
ただ前髪を離してもらいたいだけだ。
「っく、ごめ…」
「あんたはごめんしか言えないの!!?わかってるのかって聞いてるの!!」
アスカはヒステリックに怒鳴って、ただでさえ強く押さえつけていたシンジの頭を更に強く押さえつけた。
痛みのため、シンジの眉間にできていた皺が深くなった。
「う…わかってるよ、…僕が、アスカが行くなって言ったのに遊びに行ったから怒ってる…」
シンジはなんとか搾り出した声で言った。
それは「不安」の答えにはならない答えだった。
「…っ」
その答えに驚いたようにアスカは目を見開いた。
一瞬、アスカの手の力が弱まった気がしたが、シンジは目を瞑ったまま続けた。
アスカの感情が戻っていることに、こんな状況下なのに気が緩んだのだろう。
シンジははっきりと言葉を紡ぐ。
「アスカは僕がアスカの言うこと聞かないのがすごく嫌なんだろ?だからこーやって僕のことぶつんだ」
「違うわよ!!!なんでわからないの!?」
長い髪を振り乱してアスカは否定して、シンジを責めた。
ぎゅう、とシンジの前髪を掴む拳を更に強く握った。
シンジから短い悲鳴が上がる。
物理的痛みと随分理不尽な理由で責められていると思い、シンジは悔しくなって、睫毛を涙で湿らせて大きな声で訴えた。
「…っわかるわけないよ!だってアスカ、何も言わないもの!やめろって命令ばかりだもの!!
何かあるならちゃんと言ってくれなきゃわかるハズないよ!!!」
189インク:2007/11/22(木) 20:09:53 0
アスカもそれに負けない大きな声で返した。
「ウルサイ!!!何でわからないのよ!!」
「アスカだって僕のことわかってないくせに!!」
――その言葉がアスカと同じくらい大きな声で部屋に響いたのと同時に、アスカの手の力が抜けた。
アスカの中で、何かが音を立てて弾けた。
シンジの前髪からアスカの手が離れていく。
抜けた黒い数本の髪の毛はアスカの指に絡んでいる。
痛みがなくなって脱力するシンジ。
そして沈黙。
「………?」
どうしたのだろう、とおそるおそるシンジは目を薄く開き、アスカを見た。
シンジが目を開けるとアスカの西洋人形のような透き通った青い瞳を持つ目と吸い込まれるように目があった。
アスカは魂が抜けたような表情をしていて、本当にお人形のようだった。
シンジは、なぜアスカがそんな表情をしているのか理解できなくて、幼い子供のようにぼんやりとそれを見上げるだけだった。
「…ッッ!!」
だが、すぐにアスカの顔は歯を悔しそうに食いしばって歪み、表情が蘇った。
シンジの、本当に何もわかっていないような表情がひどく気にさわったのだろう。
アスカはシンジの華奢な胴から降りて、ベッドに仰向けで横たわったままのシンジを強引にうつ伏せにしようとし始めた。
肩を掴み、服を掴み、荒い手つきでシンジをひっくり返そうとするアスカ。
「うわ!?あ、アスカ!?」
それに目を白黒させているシンジは、ろくな抵抗もできずにうつ伏せ――というか、四つんばいになっていた。
アスカは膝立ちの体勢で、シンジ背中を左手で押さえると、シンジのズボンと白い女性物の下着をずりおろし
男だったころに比べたら多少ふくよかになったが、小さめに分類されるお尻を晒させた。
「な!?アスカ…!?何す…っ」
「…ウルサイ」
190インク:2007/11/22(木) 20:13:25 0
アスカの右手が高く振り上げられる。
そして振り下ろされた。
――バシンッ!!!
手加減、容赦のないことが伺える、乾いた大きな音がした。
先程、アスカがシンジの頬を引っ叩いたのとは比べものにならない痛そうな音だった。
同時に、しびれるような痛みがシンジの尻を襲った。
「ああ!?な…っなに!?」
シンジの白い尻にはアスカの手形がひとつ、くっきりついていた。
シンジは目を見開き、目じりに涙を浮かべてアスカを見ようと首を捻ろうとしたが、間髪入れずにアスカの手の平が
またシンジの尻に叩きつけられる。
バシン!!バシン!!バシン!!!………
繰り返し、繰り返し、アスカは何度もシンジの尻を打った。
「いったぁ!イタイ!痛いよ…っあすかぁっ!ぅくっ!」
「………!」
悲鳴をあげるシンジと、歯を食いしばって、もっと強い力でシンジを打とうと手を振り下ろすアスカ。
いくらシンジがやめて、と泣いてもアスカは一向にその手を止めない。
シンジはシーツをくしゃくしゃに掴んでひたすら暴虐に耐えた。
191インク:2007/11/22(木) 20:16:00 0
今回はここまでです
このお尻叩きネタがすごくやりたかった、とか言ってみたり…
192名無しさん@ピンキー:2007/11/23(金) 13:56:53 O
うほっGJ
193名無しさん@ピンキー:2007/11/23(金) 21:53:41 0
すばらしいと思う。GJ
194名無しさん@ピンキー:2007/11/24(土) 07:29:30 O
もうこないかと思ってたよ!
GJG!
195名無しさん@ピンキー:2007/12/07(金) 09:53:29 0
女シンジっぽい漫画見つけたのでうp
http://a-draw.com/contents/uploader3/src/up0714.zip.html
パスはshinji
196インク:2007/12/08(土) 17:22:06 0
>>194
どんなに遅筆でもパソコン壊れたり入院したりしなければ
完成だけはさせるつもりでいるから安心して欲しい
>>195
保存した!


打たれている時間、打っている時間の明確な時間の経過はわからない。
だが二人共、実際の時間の経過よりはその間を長く感じていた。
「…ハァ…ッ、ハァハァ…」
ようやくアスカが息切れをさせながら手を止めるとシンジの尻は赤く染まっていた。
しかし、その痛々しい有様は部屋が暗いのでアスカには見えない。
アスカの手の平も真っ赤になり、痺れて感覚が少し曖昧になっていた。
アスカは自分にとって特別で最愛であるはずなのに上手く愛情表現をすることができない存在のシンジを痛めつけたその右手の平をただ見つめた。
手の平がじんじんしているが、細かい色彩はやはり見えない。
一方、シンジは
「…うッッ…うぅ……なんで、こんな…っ」
白いシーツに額を押し付けて鼻をすすり、ぐずぐずと泣いていた。
鼻をすするたび、体が少し上下している。
未だかつてないほど女々しく、ズボンと下着を脱がされたお尻だけ高く上げたマヌケで情けない格好だが、そんなものを気にする余裕もない程に
シンジは傷ついて、このような格好でプライドもボロボロで、ただ痛みと羞恥を感じて、憤りを沸かせることもできない程に悲しんでいた。
泣き方が幼児のそれに良く似ている。
とても無力だった。
「…」
アスカは自分の手の平を見るのをやめて、震えるシンジの背中を見下ろした。
「…っ、う…く…っ」
泣いているシンジを見ているとアスカの心には静かに絶望がばかりが募っていく。
もう、全てがダメなような気がしてならない。
197インク:2007/12/08(土) 17:23:32 0
ここでアスカに「ごめん」と一言謝ってシンジを抱きしめたりできるような打算的な小賢しさや感情制御能力があれば、
シンジは依存的で少しばかり愚かな子供なので、案外簡単に元鞘に収まったりするのだろうが
アスカも大人になれていない子供で、そういった誤魔化し、自分に嘘をつき、自分を殺す、大人の特有の弱さと汚さは持ち合わせていなかった。
大人子供関係なく、それ以前に自分がそういう誤魔化しをされるのが大嫌いだからやらない。
自分が大嫌いなそれをするような汚い自分をきっと、アスカは許せないだろう。
「…」
アスカは痺れた手を握った。
いい加減、いつまでもその時間空間が続くわけではないから、何か次の行動を起こさなければならない。
喉が疼くような感覚がして、アスカに行動を急かす。
少なくともここで逃げだすことなどできない。
それもアスカにとって汚いことで、プライドが許さない。
一番精神の奥底にある、最低限の自己正義で妥協などできないものだった。
それに今逃げ出せば、シンジに対する自分の気持ちを全て否定することになってしまう。
いつの間にか、こんなにも、気が狂いそうなほど、愛していて、この憎らしいほどの感情がなかったのと同じになってしまう。
わりと悲惨な人生の中で満たされた幸せを感じて過ごした時間は嘘になって、今日、自分が嫉妬に苦しんだ意味も、シンジを打った意味すらなくなってしまう。
アスカの暴挙の理由がシンジの言う「言うことをきかないから」というとんでもなく傲慢なものを真実にしてしまう。
それも全く入っていないとは言えないが、絶対にそれだけではないからアスカは逃げない。
少し意地にもなっているのかもしれない。
しかし事実として逃げ出せば、本当にどこまでも何にもならない。
それを理解しているアスカは死んでも逃げ出したくなかった。
この気持ちは簡単にそんなことが出来る程軽いものではない、決してその程度のものではない。
198インク:2007/12/08(土) 17:34:40 0
>>197
なんか日本語おかしかったら教えて下さい

元々集中力ないのにちょっと今日までの間に違う小説のアイディアとか浮かんでこっち書けなかった
書いてるこっちがアスカのある意味まっすぐっぷりに苦しくなってきたというのもあるんですがさ
誰か明るい話で緩和して
前投下してた職人さんはもういない?
199名無しさん@ピンキー:2007/12/10(月) 02:08:03 O
うまいなー
GJ
200名無しさん@ピンキー:2007/12/11(火) 15:26:24 O
心理表現お上手ですな
GJ
201名無しさん@ピンキー:2007/12/16(日) 22:34:47 O
保守しとこうか
202インク:2007/12/17(月) 18:56:33 0
いきなりなんだけれども
本編分岐で女体化、ふたなり化する(なるべく序盤)
シンジ精神情緒の不安定化
アスカも最初はそうだけれど終いには比較的吹っ切れていつまでも不安定なシンジにちょっと優しくしてやる
そのあたりからシンジのアスカ依存開始
シンジが妙に自分を頼るので中盤まではいい気分でシンジに甘くなるアスカ
そのまま体を繋ぐ関係に、ふたなりっ娘の性
流れは本編と同じでシンクロ率負け、アラエル戦で逆にシンジが憎くなる
しかしシンジは自分が憎まれ始めていることに気がつかず依存し続け
レイプされてもまだ依存続けるシンジ
そしてEOEへ
序盤オナニー、首絞め、最後に赤い世界で二人きり
身体は女性体とふたなりのまま
シンジが冗談抜きでアスカがいればもう他になにもいらないな依存狂いメンヘラ状態
もちろんアスカは拒絶、もはやそれもわからないシンジ
シンジはアスカに跨って幸せそうに彼女の頬を撫でた、みたいな終わり

なんていうとんでもなく鬱なのが道歩いていたら浮かんだんだけどおもしろそうだと思う?
203名無しさん@ピンキー:2007/12/17(月) 19:38:29 0
うぉ、なんだその欝ENDはw
シンジが報われないのがちょっとカワイソス (´・ω・`)
ということでラストは少しポジティブな感じでというのが
自分の勝手な希望です

まぁでもすべては投下神のご意向のままにw
204名無しさん@ピンキー:2007/12/17(月) 21:53:24 0
読みたいです。
正座して待っています。
205名無しさん@ピンキー
>>202
光があるから闇があるように、そのような
ENDがあってもいいと思う。
それも一つの形であるのだから。