かっこいいなあキュウは
無職で暇なのをいかして
ε≡≡≡≡≡≡≡⊂~⌒つ*`皿´)つ2!!
))))
(*´・ω・)
( ∪ ∪
と_)_)
元の自分を思い出した
エララさん乙
前スレ1000が非常に苛立たしい件w
アベこのやろうw
))))
(*´;ω;)寒いよ・・・、コウジくん
[=.・з・]つ□←使い捨てカイロ
∬´ー`∬<新スレおめでとうございます
なんで鰓はキュウに優しくしないの?
優しくされたそうな目で見てくるキュウを楽しみたいんじゃないのか悪魔
(`皿´)俺が泣くほどあっためてやるから脱げよ
14 :
名無しさん@ピンキー:2006/12/30(土) 21:57:03 0
とりあえず、新規登録でもらえる60ポイント内で、メル友は2人できた。
携帯のアド普通に交換できたし、今のところ業者やサクラはいないかな…
残りの40ポイントと定期的にもらえる20ポイントでやっていくつもりです。
今までやった出会い系では一番オススメ♪
これまでやってきたのが最悪だったのかもしれないけどね
http://550909.com/?f7648653
))))
(*´・ω・) <コウジくん…カイロじゃあったかくなれないよ
[=.・з・]つ□←電気毛布
鰓どこまでも鬼WWWWWWW
[=[[=;.>з<]<ヘッヘクシュ!
(*´・ω・)<コウジくん、寒いから一緒に寝ない?
Σ[=///з/]<だっダメ!
(;´・ω・)<なんで?顔赤いよ、熱あるんじゃない?
[=.・з・]<家帰って寝るわズビ
(´・ω・)<そう・・・
(´・ω・)・・・コウジくん
(´;ω;)グスン
(うω・`)つ[]゙ 〜♪
(´・ω・)つ[]『そっち行くって言ったら戸惑う?』
(´・ω・)・・・コウジくん
(´;ω;)グスン
(うω・`)つ[]゙ 〜♪
(´・ω・)つ[]『そっち行くって言ったら戸惑う?』
(´□_□)<キュウちゃん
(´;ω;)<竹安くん・・・あのねあのね、・・・
(´□_□)<飲みに行こ
竹安AAキターーーーーーーーーーーーーーーーーWWW
職人さんgj
キュウは男からモテるからなー
ほっとくと横からかっさらわれるよ?エラさん。
テナーのナカヤマ君のキュウラブラブっぷりは見てて微笑ましい。
(||| △ |||)<キュウさ〜ん
(´・ω・)<みんな、あけましておめでとうモキュ
キュウ今年も可愛いよキュウ
明けましておめでとう!
ナカヤマまでww
あけましておめでとうキュウ。今年も頑張ってねキュウ。
キュウ大好きキュウ大好きキュウ
ほんと、他意はなかったんだよ。
ただ、そこに酒があって、しかもライブ中で、目に付いて目に付いて仕方なかっただけ。
「竹安くん、竹安くん。そこに竹安堅一って書いてあるお酒があるよ」
思ったことをすぐ口に出すのは俺の悪い癖。わかってるんだけど。
何度失敗しても学習できない、これも俺の悪い癖。
何度も何度もその酒を話題に出す俺を、竹安くんは苦笑で返しようこちゃんにはすべて無視された。
それでも何度も何度もその酒に目をやる理由。
その酒が飲みたい!
ただ、それだけ。
コツコツ、と遠慮がちにドアをノックされる真夜中。
ついさっきまでクリスマスパーティー兼打ち上げと称してさんざん飲んでいた。
やっとホテルまで帰り着き、寝酒をもう一杯、なんて冷蔵庫をあけた瞬間だった。
「はいはーい」
こんな時間にこんな場所。
ついさっきまで飲んでいた連中のうちの誰かだろう。
ちょっと無用心かとも思ったけど、ドアスコープで確認することもなく勢いよくドアを開け放つ。つまりは程好く酔っていたのだ。
そんな俺の目の前には、あれだけ熱望した酒瓶。
ラベルには筆書きで「竹安堅一」
「部屋飲みのお誘いなんだけど」
いつものように笑顔を絶やさないギタリストの言葉に、俄然テンションがあがる。
見知った顔と酒を飲むのは楽しい。それが出来の良いライブの後なら尚更。
2人して酒を酌み交わしながら、くだらない話題でケタケタ笑う。
酒好きで料理好き。共通点といえばそんなもの。それでも、酒の肴にする話題は尽きない。
それが長年の付き合いゆえのことなのか、相手の度量によるものなのかは知らない。
いつもにこにことひとあたりの良い彼とは、もう何年の付き合いになるだろう。
こうして一緒に全国を飛び回るようになったのは、せいぜい5、6年前からか。
「キュウちゃん、最近ちゃんと寝てる?」
「ん?寝てるよ」
「そう、ならよかった」
――――眠れないんだ。
ぽつり、と呟かれたのはいつもの居酒屋で飲んでいるときだった。
いつも明朗快活な彼が、不意に漏らしたひとこと。
理由は?なんて無遠慮にきくには俺はいろいろなことを知りすぎていた。
「・・・うん、」
どう言葉をかえしていいのか、下手なことを言うとますます彼を傷つけてしまいそうで怖かった。それでいて、何も言えない自分がもどかしかった。
「いい年したおっさんが、ホレたのハレタの格好悪いよね」
しかも相手もおっさんとか、更に救いようがない
そう自分で茶化すように言って、安酒を煽る。
その、傍目にも無理をしているとわかる姿が痛々しい。
だから、つい、本音を言ってしまいそうになる。
―――そんな男やめて俺にしなよ
何度そう言いかけて言葉を飲み込んだか。
俺なら君を泣かせたりしない。
俺なら君を悲しませたりしない。
俺なら君以外に目を向けたりしない。
俺なら、俺なら。
俺は君を愛しているから。
------------------------------
続く。 中途半端ですいません(>人<)
かなりのGJ
自分を重ねて読んじゃったよw
とうとう竹キュがきたーーーーーーーーーーー!!!
ネ申、お待ちしてます!!!
漏れとしては竹安>>>>>>>>>えらら
「ん?寝てるよ」
咄嗟に嘘をついた。
「そう、ならよかった」
竹安くんの心底安心した顔を見たら、言いようのない罪悪感が襲ってきた。
竹安くんの顔をまっすぐに見ることができない。
それでも、竹安くんはそれ以上何も言わない。
いつもそうだ。いつも、俺の愚痴ともぼやきともつかない、問わず語りのだらだらとした話を聞いてくれる。
下手に慰めてくれるわけでも、見当違いに叱り飛ばしてくれるわけでもなく、ただ傍にいて、話を聞いてくれる。ただ、それだけ。
ただそれだけのことが、何よりも俺の心の支えになる。
だからこそ、嘘はつきたくなかった。
それなのに。
咄嗟についてしまった嘘は、自分のためだったのか、その原因のためだったのか。
眠れない、と本当のことを言ったところで理由を詮索されることはないとわかってはいる。
この人はそんなことしない。
ただ、黙って傍にいてくれるだけ。
わかっている。わかってはいるけれど。
「クリスマスに何やってんだか」
結局、口をついて出てきた言葉はこんなものでしかなく。
誰に対しての言葉だったのかさえ曖昧で。
自分に対してなのか
俺の不眠の理由であるところの男に対してなのか
それとも、全てを知っていながら黙って酒を飲む目の前の男に対してなのか
「ああ、クリスマスなんだね」
部屋の壁にかかっている時計をチラと見遣って、12時を大幅に過ぎていることを確認する。
こんなときでさえ、何も言わない竹安くんに対して八つ当たりだとはわかっているけどイライラする。
もう少し、俺のこと気にかけてよ。
もっと、俺のこと、気にしてよ。
「どうでもいいと思ってるんでしょ」
酔った勢い。
彼が何も言わないのは、俺を思いやってのこと。そんなことは十分すぎるほどわかっている。
わかっているからこそ、俺だって彼を頼って、彼に縋って、彼に甘えていた。
これじゃいけないと思いつつ、また甘えている。
こんなふうに突っかかったりわがままを言うのは、俺が竹安くんに甘えているからだ。
彼なら何を言っても大丈夫。
そんな、根拠のない自信があるからだ。
このひとは俺を裏切らない。
このひとは俺を悲しませたりしない。
あのひとにように、俺を。
「竹安くんは、俺のことなんかどうでもいいと思ってるんでしょ」
「そんなことないよ」
困ったように、それでも笑顔を絶やさない。
その余裕が妙に癪に障る。
「何でそんな余裕なんだよ!いつも笑ってるだけで、どうして何も言ってくれないんだよ。そんなの優しさなんかじゃないよ。竹安くんは、優しくない。そんなことされたって、辛いだけだよ」
完全な八つ当たり。わかってる。俺は酔っている。
竹安くんはそんな俺を黙って見つめる。
その顔に、いつものような微笑はない。
ひどいことをしている、と思う。
思ったとたん後悔した。
こんなこと、言うつもりはなかった。
自分だってライブや長距離移動で疲れているはずなのに、眠れないと言った俺を心配して飲み会が終わってもなおこの部屋を訪ねてくれたのに。
口にこそ出さないけど、このひとはそういうひとだ。そういう気遣いのできるひとだ。
それなのに。
「・・・ごめん、言い過ぎた」
言い過ぎた、なんて何の謝罪にもなってない。
いちど口に出した言葉は取り消せない。
思ったことをすぐ口に出すのは俺の悪い癖。
わかっていたはずなのに。
何度失敗しても学習できない、これも俺の悪い癖。
「ちょっと頭冷やすわ。ごめん、今日は…」
帰って、なんて勝手だとは思うけど。
バツが悪すぎて顔を見れない。
「帰らないよ」
「・・・え?」
「帰れないよ、そんなこと言われたら」
------------------------------
続く。無駄に長くてすいません…
できるだけ早く終わらせます。
正月早々wkwktktkt
萌えたぞメガネ!
きゃあああああああ仕事してる場合じゃなかった!!
キュウが甘えられる人物って案外竹安だけなのか
メガネが優しいのは分かってるんだけど、
どうしてもダメ鰓に惹かれるキュウが萌えるのはなぜなんだぜ?
一途なキュウがかわいいからだお
>>24 まさかナカヤマ→キュウ→鰓に妄想して萌える日がくるとは思わなかった。
どうしてくれる
シンキュに萌えてる私が通りますよ
落ち着け
>>45 取り合えず深呼吸して詳細を事細かにここへ吐き出すんだ
メールを出してもいいべきかどうか携帯の前で正座して小一時間経過するヤマナカなら何とか想像出来た。
>>46 ヤマナカって誰だよ、さわおか?
さわお→シンイチロウ→キュウ→鰓なのか?
誤字すぎて軽くキュウにひっぱたいて欲しいスマンカッタ
(´・ω・)ノシ(ノД`)←48
ナカヤマ→キュウ→鰓
さわお→シンイチロウ→キュウ→鰓
どっちもイケル!と思ってしまった。
まあカオスはさらに加速するわけだが。
>>47 46じゃないがナカヤマというのはミセル大好き2人組バンド(真っ直ぐな人/要英訳)のドラムだ。
今音人でキュウと交換日記してる
>>46 ゆっくり深呼吸したら
1時間考えて考えてようやく「今何してますか。よかったら飲みに行きませんか?」的な超低姿勢の内容のメールを打って送ると
しばらくして「今コウジくんと飲んでるんだけどナカヤマくんも来ない?」みたいなメールがキュウから返ってきて、慌てて転がるようにして家を出るナカヤマ
の姿が瞬時に頭に浮かんだ
52 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/04(木) 00:02:06 0
音人買ってないんだけど内容が知りたい
ちょっと教えてくれないか>強姦日記
ageちまった
スマソ
>>51 何着て行こう、髪型はこれでよかったかなど0.1秒で悩み、若さで跳ね除け目的地までダッシュ。
走った為だけではない顔の赤さと息の荒さ全開でキュウの隣の席をキープ。
冷めた目でそんなナカヤマを見る鰓が思い浮かびました。気が付けキュウ。
>>52 交換日記よか何号か前の対談に萌えた。
呼び方は「キュウさん」「シンペイ君」だったかな?
メルアドゲットしてるのに気ぃ使いすぎて送信できないロン毛ナカヤマ。
今月の交換日記で新年会をやりたがる二人が可愛かった。
自分でキュウと二人だけの新年会主催しちゃいなよ!貞子ナカヤマ!
>>54 いくらウエノさんでもキュウさんは渡しませんよと意気込んで鰓を睨むものの、やっぱり相手は尊敬するバンドのメンバーで、内心どうしたもんかと本気で頭を抱えるナカヤマと
青いなぁと生暖かい目でそんなナカヤマを眺めつつキュウに酒を勧める鰓と
コウジくんと会うのは初めてだからやっぱ緊張してんのかなぁと自分の隣にナカヤマが座ったことをちっとも疑問に思わないキュウ
ホントどうしようもないな
>>56 勘違いしたキュウは
「コウジ君は優しいから大丈夫だよ?」
とか鰓のフォローしたりしたら萌えるなおい
いや、ここまで来たら腹をくくれ俺!相手は20年選手だ!ここは仕方ないと自棄半分で酒を煽るナカヤマ。
「イケル口だねえ、もっと呑みなよ」とか緊張をほぐすには酒だよねと浴びせる勢いでナカヤマに呑ますキュウ。
宴もタケナワ、程よく距離感も薄れキュウに何とか普通に話すことが出来るようになったナカヤマ。
始終笑顔で人当たりのよい鰓にも警戒心が薄れる。
が、何故かシンヤを呼び出す鰓。
「ドラマー同士気があうんじゃねえの?」
キュウを巡って若いもん同士ぶつけ合えばいいかなとか思ってすまんカオス。
>>57 萌え過ぎて寝れなくなった。明日5時起きで仕事なのに
そんなキュウに「あぁはい、そうですよね。大丈夫です」と曖昧に笑って返すも既にテンパりちらかしているナカヤマは
「ところでご趣味は?」とかまるでお見合いのような意味の分からない質問をウエノにしてキュウに爆笑されるがいい。
で、ウエノはウエノで笑顔で「キュウで遊ぶことかな」とかサラリと答えればいい
>>58 まさにカオスw
ナカヤマも真也も初対面同士じゃないかww
なぬ?真也キュウとな?
しかも酒乱じゃまいかシンヤ。自分で書き込んで気が付いた使えねえ\(^0^)/
シンキュってカオスすれじゃないと投下駄目かな?
真也キュウは鬼畜と倒錯の匂いがしてもゆる
>>63 過去には鰓キュウにアベキュウにチバキュウにハルキュウまで投下されたここもカオスレです。
シンキュウもカマーン。
キュウ菓子ならなんでも恋
んじゃ、壊れたPCから発掘してくるww何日かかるやらwwworz
>>63 そのシンというのはシンペイなのかシンヤなのかどっち?
シンヤだよ。シンペイとの絡みはまだ想像してもなかったお。
ピロウズのシンイチロウだったりして。
キュウの周りってドラマーのシンちゃん多いな。
うわ、スマソ。
シンヤキュウ待ってるよ。
シンキュウ二人とも鰓本命イメージなんだけど
鰓好きのままでシンキュウと思ったら倒錯で萌えたお
すると結局キュウが本命なのはナカヤマだけかorz
σ[・ε・=*]
個人的にはチバの本命がキュウであればもっといい
>>77 そんなのを好きになっちゃったかわいいキュウが好きだ
最初で最後の神様、続きが読みたいです・・・
|||Δ`||<キュ、…キュウさんは俺が幸せにします!
>>73 それに加えて鰓の本気混じりのセフレがアベ(チバが本命)だと尚絡まってていい。
カオス万歳ーーーーー!!ちょっとのた打ち回ってる
発掘してみたら筋書きだけだったので、取り合えずここまで書いたスマソ
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
深夜の馬鹿騒ぎは嫌いじゃない。
日常の延長とは程遠いそれは、まやかしではないかと思うほど、一瞬が長い。
都内のライブハウスでやるから、とだけ記されたメールを受け取ったのは日付が変わる前だった。
バンドでもプライベートでも比較的一緒に行動をする事の多い仲間とまったり呑んでいた。
震える携帯の液晶を確認し、仲間にわびながら慌ててメールボックスを開く。
久々にメールをくれた相手の用件のみのメッセージに苦笑し、そういえばこんな誘いも久々かもしれないと携帯を閉じる。
「どうしたの?キュウちゃん」
笑うと目じりに薄く皺のよる竹安の顔は酒が随分と進んだせいかほんのりと薄赤い。
キュウは携帯を指差しながら、「ごめん、何か呼ばれちゃった。先に抜けるね」と詫びる。
なんだよ!コレかあ!?と小指をこれ見よがしに掲げる夜もサングラスを手放さないキーボード担当の茶色い頭をはたき、キュウは大体の勘定分の札を数枚竹安に渡し何度か頭を下げ店を出た。
皮膚に突き刺さるような冷え込む外気に首を竦め、一度家に帰るつもりでタクシーを拾う為に大通りへと向かう。時刻はまだ大丈夫、明日にはなっていない。
薄暗い照明の中、シルエットだけでは他人を認識するのが難しい、そんな事がままある。
それでも滅多な事では接触を避けるようにしているのが現状で、面倒や揉め事を被らないよう身に付いた自己防衛だと思いこういった場所を訪れる。
怖いとか冷たいとか厳しいとか。そんな評価を気にしてはいない。
前を見据えたまま、出来るだけDJブースだけを見つめる。
一瞬が長い。酩酊に近い浮遊感と、音の振動が懐かしかった。
「こんばんわ」
一日で摂取したアルコールが何杯目かは忘れた頃に、後ろから声をかけられキュウは振り向いた。
「シンヤくん」
「ども」
ああ、そうかウエノがDJをするイベントならシンヤが来ない方が珍しいんだと、キュウは思い当たり、これで退屈せずにすむと息を吐いた。
思ったより、今のこの状況が苦痛だったらしい。
「えらい驚いた顔してますやん」
黒ずくめの格好をしたシンヤが長い髪の隙間、細めた目をして人懐こい笑みを浮かべ、キュウの肩越しにブースを見やる。
「あ〜あ、ウエノさん仕事しとらんやん、まーた女はべらせてからに」
え、と振り返ると確かに馴染みのDJとブースを分け、ふざけあいながら片手間で女性とじゃれ合いにやけたウエノがキュウにも確認出来た。
「病気だね、あれは」
呆れてため息をつき、キュウは苦笑してシンヤを振り返る。
「前々からでしょ、ウエノさんのあの病気、何とかならへんのかなあ」
同じドラムとは思えないほど細い腕を組み、シンヤはキュウを伺う。
「俺、関係ないからねー、俺に言われても」
もう関係の無い事だから。
バンドをやっていた頃は、何かと醜聞が多くて関わりたくなくとも巻き込まれる事態に陥った。
今はこうして呼び出されてたまに呑んだり遊んだりするだけ。それだけ。
「よう呑んではるんですか?ウエノさんと」
「うん?コウジくんと?あー、連絡もまめに取ってるね」
「コウジくんは肝臓大丈夫なんやろか」
水分を吸いふやけて柔らかくなった紙コップの中に残る炭酸の抜けたビールは、冷たさが物足りない。
DJイベントの最中、渦のように箱中を音が巡り、キュウはアルコールだけに酔ったわけじゃなさそうだと汗がにじむ額を手の甲で擦る。
ブースから離れた壁際で、いつの間にかキュウの隣へ添い、ウエノを呼び捨てにしたシンヤに追い詰められた気がした。
中途半端スマソ
倒錯キタコレ!!!
倒錯か?倒錯なのか?
これが二人とも鰓本命だったりしたらツボすぎる…(*´Д`)
ここは素敵なカオスですね。。。
シンヤは意外と鬼畜攻めでつよ
>>88 そうなの?なんか意外w
左見てたらとてもじゃないが…って感じだからw
ニートビーツにいた頃は暴れ者俺様キャラやったもんな
>>89 あれは相手が相手だからじゃない?
鰓は各お菓子で神テクがデフォだしwww
エラ様に惚れちゃって俺様どころかヘタレキャラになったのか。ワロス
(*´・ω・)<コウジ君すごいなあ
(*´・ω・)[・ε・=*]
>>90 なるほど
じゃあ鰓以外相手だったら俺様発揮するのかなw
期待してます
ミチロウキュウって有り?
カオスなところ豚霧で申し訳ないが竹安キュウの続きを待ちわびている俺ガイル…
まさかのミチロウキュウ
正座してまってます
竹安キュウにもミチロウキュウにもシンヤキュウにも
∧_∧ +
(0゜・∀・) ワクワクテカテカ
(0゜∪ ∪ +
と__)__) +
ミチロウキュウって変態っぽいことしそう…
と言って見るテスト
ミチロウのキャラがわからん。どんな人?
スターリン時代は豚の内臓を客席に投げたりしてたらしいよ
日記を顔文字使って書いてる今のミチロウさんしか知らないから信じられないw
>>102 HP見に行ったら日記TOPにキュウの顔文字があってバロスwww
いや、ミチロウさんは(´・ω・`)がキュウだとは知らないだろうけどw
しかしキュウの周りには可愛いおっさんばっかり集まってくるなー
ホテルでキュウの部屋から
ううんだとかああんって女声がするんだってね
なにやってんだキュウ
(*´・ω・)φ
キュウ、ホテルの部屋で有料チャンネルでも見てるの?
凄く覗き見したいんですけど。
キュウタムのウォナニーハアハアアッー!
(*´・ω・)
(====)
______( ⌒) )
/\  ̄`J ̄ ̄ ̄\
 ̄ ̄ ̄ ̄| | ̄ ̄ ̄ ̄
| |
/ \
いたいでしょ
(*`・ω・) このくらいキュウちゃんは平気モキュ
(====)
______( ⌒) )
/\  ̄`J ̄ ̄ ̄\
 ̄ ̄ ̄ ̄| | ̄ ̄ ̄ ̄
| |
/ \
・・・[=.・з・]y-~~
仕込んだのはおまいか
[=.・з・]<バイク乗りたいって云うからさあ、
取り合えずそこらにあった三角木馬をバイクに見立てて乗ってごらんつっただけ
ちょwwwwwwwwwなんでそこらに三角木馬があるんだよwwwwwwwおまいらwwwwwwwwww
ウエノの家はいろんないアイテムが揃ってるのか
木馬とかスケベイスとか婦人科の診察台とか檻とか
ラジオとか音人のレポ読んでキュウと教授は仲良いなと思った。
アハハ…川´_J`川σ)・ω・`*)ウフフ…
でも腐った妄想は無理だった…強敵だ教授。
川´_J`川=防腐剤
誰がうまいこと云えry
竹安キュウやシンヤキュウ職人様はもういらっしゃらまいのか・・・
続きを待ちわびている漏れなんだが
2ちゃんねるが無くなったらどこで最初で最後を待ったらいいんだよ
ぴんく板は別だから大丈夫って話もあるけど実際どうなのか分からん
大体2ちゃん終了もネタなのかまったく分からん
キュウかっこいいよキュウ
そう云えばキュウ、モヒ散髪してたね
こんなレポですまそ
))))
(*´・ω・)<すっきりしたよ!
)
(*´・ω・)<すっきりしたよ!
ちょwww波平さんwwwww
すっきりしすぎだってwwwwwwww
∬´ー`∬<あーあキュウさんたら…大事にした方がいいのに…
(´・ω・)<モヒも長髪もできるヤツとモヒしかできないヤツ…
(・ω・`)´ー`∬<どっちだって構わないですよ。どんな髪型のキュウさんも好きだし。
このオッサン転がしがーwww(*´Д`)ハァハァ
オッサン転がしバロスwwwww
カエラタソ以上にオッサン殺しのハルキ…w
∬*´ー`∬<こんにちは ロック界のなるみです
ミ;`_ゝ´彡<キ、キュウ大変だ!北見市でガス漏れ事故で避難勧告出てるってー!
))))
(;´・ω・)ドキドキ
金光ブログ見れ
キュウがボーカルだった頃の写真載るってよ
エラキュウ相変わらず仲いいんだな
歴史に名を残そううぃあらっきふれん♪
なぜここより真ん中で心配されているんだろうwwww
(*´・ω・)つ[]<コウジ君からメールきたよ!すぐ返事したよ!
>>136 真ん中をメインにしてる住人は母性が強いから
沢山心配してくれるんだお
>>138 スゲー納得させられた。
確かにその通りだwwww
>>137いいこだねキュウちゃんちょっと脱いでみてよ
))))
(*`・ω・)<やだよ!
仏ズだっけ?
カバナイのキュウの女子高生姿見たかったよ
膝触りたいよ
>>137 ウエノだからすぐ返信したのか?
エラのアホ
(*´・ω・)つ[]<コウジ君のメールちゃんと保護しといたよ!
(*´・ω・)つ[]<PCに転送してプリントアウトしとこうかな…
そこまで…
>>136>>138 あのスレ住人の身内さえ無事なら他は被害被ってもいい、みたいなノリが激しくきもい
ゆうちゃーんおねいさんはねーとやってる奴等と同じ気持ち悪さを感じる
そんなこと書ける人間が一緒になってここ見てる事実の方がよっぽど気持ち悪い件
>>148 気持ちはわかるがこういうのはスルーしようぜ…
取り合えず、生身が無事ならいいよ。
キュウが無事ならあとは被害が広がらずにみんなが安心して暮らせて世界中が平和なだけでいいや
>>147 こぬこスレの嵐さんイラッシャーイ(・∀・)
(´・ω・`)<世界平和
ギャオでハルキが言ってたんだが、キュウからツアー前とかにメールが来るらしい。
(´・ω・)<東北は寒いからあったかいもの持っていきなさいよ。
キュウ優しいねキュウ
アベお菓子好きさん、右でアベが待ってます
マターリに書くはずが誤爆しましたosz
とりあえず誤爆したのがここでヨカタねw
>>154 どんだけ可愛がられてんだハルキめ…(*´Д`)
キュウなんて優しいんだー。
オッサンたちに可愛いがられまくるハルキが裏山wwwww
ここでもヨダレ扱いか真也w
実際真也ってキュウのことどう思ってんだろ。
バンド離れても仲の良い鰓キュウ見て心中複雑だったら萌えるなあ。
>>161 キュウは己に厳しい人で、ドラマーとしても人間としても尊敬してると言ってたよ。
(´・ω・)<コウジ君の扱い方についてレクチャーするよ
お人好し!
キュウとヨダレじゃ鰓の対応がまるで違うから参考にならないとオモ
(*´・ω・)"\[・ε・=]ナデナデ
やっとGyao見たよ
キュウの弾ける笑顔最高だよ
キュウが一番だよ
超いまさらですが竹安×キュウの続きいっていいですか?
待ってましたー!!!
遅くなってすいません冬眠してました。ドゾ(´・ω・)つ
------------------------------
帰れるわけがない。
そんなことを言われたら、そんな顔をされたら。
「そうだよ、俺は優しくなんかない」
「竹安くん…?」
俺は、優しくなんかない。
君の話を聞く振りをしながら
君と彼の話を聞く振りをしながら
君たちを心配する振りをしながら
君の友人の振りをしながら
その実、君のことしか考えていなかった
君の事だけを、考えていた
君の事だけしか、考えていなかった
君たちがどうなろうと、俺には関係なかった。
俺には、君だけしかいなかった。
だけど、それは絶対に態度で表してはいけないことだと思っていた。ましてや、その想いを口にするなんて。
これは俺だけの秘密。俺だけの密やかな想い。
絶対に悟られてはいけないと、細心の注意をはらって今日まで来た。
それなのに
君は、俺の気持ちをいとも簡単に。
たったひとことで、こんなにも簡単に。
「余裕?そんなのあるわけないじゃない」
こんなにも君が好きなのに。
毎日毎日、君のことしか考えていないのに。
向かいに座っている彼の腕を取り、ぐいと引き寄せる。
俺たちの間にあった酒瓶が倒れると同時に、俺の中の何かも零れ落ちてしまった。
水のような色をした透明な液体は、アルコールの匂いを撒き散らしながら絨毯へと染み込む。
――――もう、止められない
気がついたら、腕の中にいた。
馴染のない腕の中。
どくどくと脈打つ鼓動がやけに耳に障る。
それが、どちらのものなのかは俺にはわからなかった。
「好きだ」
囁かれ、次の瞬間には口付けされていた。
「好きだ」
もう一度、今度はしっかりと俺の顔を見据えて告げる。普段は、長い前髪と眼鏡に隠されている瞳の奥の真実。
ああ、こんな顔もするんだ
いつも冷静でそれでいて笑顔を絶やさない、そんなひとだと思っていた。
はじめて見たその表情。
息つく暇もなく、再び唇を重ねられる。
先程よりも少し乱暴に、ある種の欲望と熱の入り混じったキス。
背中に回された腕に力がこもる。
「好きだよ」
キスの合間に囁かれる声はいつもよりも低い。
こんな声、はじめてきいた
背中に回された腕がゆるりと動く。そっと、慈しむように背骨に添って上下する。
ぞわり、と背中が粟立つ。その感触に息を呑む。
いつもとちがう声、いつもと違う手順、いつもと違う手の感触。
いつもと違う、目の前のひと。
「ごめん…」
背中を上下していた手が止まり、そっと背中に回されていた腕が解かれる。
思わず顔を上げて竹安くんを見つめる。
「帰るわ」
ちゃんと寝るんだよ、と俺の肩をぽん、と叩く。何事もなかったかのように、いつもと同じような態度。
それでも、その目の端の後悔やその指先の震え、声の低さや笑顔のない顔。
―――帰らないで
そう思った。
背中に回された腕を失った瞬間、大きな支えを失ってしまったような、取り返しのつかないことをしてしまったような、いいようのない喪失感が俺を襲った。
その手に、その腕に、その力強さに。
竹安くんを構成するすべての要素が、俺に必要だと思った。
俺には、このひとが必要だと思った。
「やだ、帰らないで」
気が付くと、口に出していた。失ってしまった大切なものを取り戻そうと、竹安くんの腕を掴む。
もう、失うのは嫌だ。
いつもは冷静沈着で、めったなことでは驚かないはずの竹安くんが驚いた顔で俺を見る。
「帰らないで。ひとりじゃ寝れない」
俺を、救って。
寂しさにつけこんでしまった。
俺の腕を掴み、肩を振るわせ俯く彼の姿を見て後悔のような罪悪感のような、言葉にできない気持ちが沸き起こる。
今、手を差し伸べたら彼はその手に縋るしかない。
わかっていたのに。
わかっていたからこそ、手は差し伸べない、彼に安易な逃げ道は作らないと心に決めていたはずなのに。
手を差し伸べたらその手に縋るしかない。
差し伸べた手に縋っても、後悔しか残らない。
結局、彼に余計な荷物を背負わせるだけ。
そう、わかっていたはずなのに。
彼の腕を掴み、再び抱き寄せる。ふわり、と香水の香りが鼻腔をくすぐる。
いつも以上に濃厚なその香りに、いつも以上に近くにあるその体温に、
「ごめん、」
もう、引き返すことはできないんだ
「ごめん、」
耳元で囁かれ、そのまま唇が首筋に下がる。
その言葉の真意を正せないまま、唇は首筋を這い鎖骨にまで到達していた。
ざらりとした舌の感覚に、ゆっくりと背中に回される手の動きに、早くも息が上がる。
竹安くんの体にもたれ掛るようにして何とか意識と自律を保とうとするが、最早それもままならない。
「ごめんね」
そう囁いた唇がふたたび俺の唇を塞ぐと同時に俺は床に崩れ落ちた。
ベッドに移動する時間すらもどかしい。
「‥っ、竹安くん…も、いい‥から」
ここでして。
自分でもそれとわかる、熱のこもった目で見上げる。
竹安くんの眼鏡の奥の瞳はいつも誠実で、静かで、優しい。こんなときでさえ、尚。
「‥うん、」
俺の言外の意図を汲んだ竹安くんが短くこたえ、俺の体をそっと床に押し倒す。
絨毯に染み込んだアルコールの香り。酔っているのは、アルコールなんかじゃない。
その手に、その目に、
その、優しさに
「竹安くん」
「もっと、呼んで」
「竹安くん、竹安くん…っん、」
俺を、まるで壊れ物のように扱う優しい指先
俺の体のひとつひとつを指先で、唇で、体全部で確かめるように、慈しむように、ひとつひとつの箇所を丁寧になぞっていく。
その指先の優しさに、その唇の優しさに、その声の優しさに、自然と涙が零れ落ちる。
空調の利きすぎたホテルの一室。行為が進むにつれ、互いの体から汗が滴り落ちる。
汗かきの俺と違って、ライブ中でも涼しい顔をしている竹安くんのそんな姿を見るのは初めてだった。
彼は、俺の知らない顔をたくさん持っている。
汗で張り付いた長い前髪を鬱陶しそうに払いのける。
その仕草、けっこう好きだよ。
もっとよく顔を見せて。
ねえ、今、竹安くんはどんな目で俺を見てる?
ねえ、今、俺はどんな目で竹安くんを見てる?
無意識に比べてしまう「誰か」のことなんて忘れてしまいたいのに。
それでも
いつもと違う腕
いつもと違う声
いつもと違う指先
いつもと違う行為の手順
いつもと違う長くて真っ黒な髪
いつもと違うひと
「…っ、うぅ‥竹安くん」
ごめん、ごめんね。涙が止まらない。
「…好きだよ」
俺には、好きだなんて言ってもらう資格ないよ。
竹安くんの腕の中で別の「誰か」を思い出すなんて。
自分から竹安くんが必要だ、なんて言っておきながら、あのひとのことを思い出して。
「好きだよ」
「…んな、資格…ないっ」
「いいんだよ、俺が好きだから」
「いいんだよ、俺が好きだから」
俺が、君のことを好きなんだから。
君はそんな資格がないと言うけど俺だって同じ、いやそれ以上に。
君に好きだなんて言う資格はない。
本当は、わかっていたんだ。知っていたんだ。
サイドボードに置かれた携帯電話。着信の表示に気付いたのは俺だけだった。
「もっと、呼んで」
そう囁いて、気付かれないように。
気付くな、気付くな。そう思って体の動きを強めた。
卑怯なのは俺の方。
こんな時間の着信。相手なんて、着信表示を見るまでもなく。
今、彼が思い出している人物以外には考えられない。
今、彼が思い出して涙している人物。
彼の、いちばん大切なひと。
彼を思い出して泣いているのはわかっていた。
それでも、行為をやめなかったのは俺のエゴ。今だけでいい、俺の腕の中にいてほしかった。俺が、君を、手放したくなかったから。
着信に気づいた彼がどんな反応をするのか、わからなかったわけじゃない。
彼はきっと自分を責める。わかっていた。
それでも、離したくなかった。
渡したく、なかった。
たかが携帯電話の向こうの相手に、彼の心を奪われたくなかった。
最低なことをしているのはわかっていた。
それでも。
君に「好きだ」なんて、言う資格はない
君を愛する資格なんて、俺にはない
だからせめて、今この瞬間だけでいい。
俺のことだけを考えて。俺だけを見て。
「キュウちゃん、好きだよ」
「竹安くん‥っあ…!」
今は何時だろう?
目が覚めて、いちばんに思ったことはそれだった。
カーテンの隙間から見える空は鉛色で、部屋は乾燥しまくっていて、昨夜零したままの酒の匂いがきつくて、最低な目覚めだった。それでも、不思議と体の痛みはほとんどなかった。それだけ、大切に扱われたのだと実感する。
いつの間にかベッドに横たわっていることが、体の後処理がされていることが、そもそも、コンドームをしていたのに俺の中で達しなかったことが、どれだけ俺を大切に扱ってくれたかを示している。
体はまったく痛まない。だけど、ひどく心が痛む。
こんなにも俺を大切にしてくれるのに。
チチチ、と窓の外で鳥の鳴き声がする。その鳴き声に促されるように腕を伸ばしてサイドボードに置きっぱなしにしてあった携帯電話を手に取る。
時間を見ようとして『着信あり』の表示にどくんと胸が鳴る。
震える指先でボタンを操り、着信時間と相手を確認する。
「…タイミング、最悪」
この部屋に戻ってくるまで、肌身離さず持っていた。着信があればすぐに気付いたはずだ。
つまり、この着信があったのは、この部屋に戻ってから。いや、もっと正確に言うなら、竹安くんに抱かれているとき。時刻もそれを示している。
携帯電話を閉じようとした俺の目にふたたび表示が目に入る。
『留守番電話あり』
留守番電話なんてめったに入れないくせに。こんなときに限って。
携帯電話を耳に押し当てて、久方ぶりの声を聞く。
『メリークリスマス。明日、俺、休み。一日家にいるから。じゃあ』
ざらざらとしたノイズに混じった懐かしい声。短いメッセージ。
じゃあ、じゃないんだよ。タイミングの悪い男。さんざん人のこと放っておいて。
女子供じゃあるましし、クリスマスにこんなことされたって。
アンタがどこでこのメッセージを入れたのかはわからないけど、そのころ俺は…
隣で寝息を立てているのは黒い髪の男。
俺に優しくしてくれるひと。
俺に好きだと言ってくれたひと。
俺は、このひとに何を求めていた?
俺は、このひとの瞳に何を見ていた?
俺は、このひとが起きたとき、うまく笑えるだろうか。
そして、東京に戻ったら
コウジくんの前で、うまく笑えるだろうか
------------------------------
おわり
長いだけでまとまりなくて申し訳ない。
一目瞭然だがエロスが苦手なんです…orz
視点の移動が激しくて読み辛いことこの上ないと投下してから気づく俺を誰か殴ってくだs
>>183 なんてことしてくれたんだ
キュウが可愛すぎるだろ切なすぎるだろ
竹安ずるくていい奴すぎるだろ
悲しい竹安>寂しい思いさせるエラ
GJ
(#`・ω・)<よーし目つぶって歯ぁ食いしばれ
チュッ
(*´・ω(>_<)
>>184
GJすぎるよ神様
読み切ったけど途中切なすぎて読むのが辛かったよ
竹キュの神様キテターーーーーー
今後が鬼気になる展開じゃないですか・・・!!!
189 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/24(水) 23:57:59 0
(;´Д`)ハァハァ (*´Д`)/lァ/lァ (*` Д´)//ア//ア!!
竹安君のことよく知らないけど彼のルックスと展開だけでショウテン・・・
(*´・ω・)
あ〜〜〜〜
切ねえ〜〜〜〜!!!
>>184 最初の出だしで毎回ちゃんと誰視点か分かったから
気にするな! 反省は明日の糧だ! GJGJ!!
そして二人で一緒にヨコロコリハに遅刻してようこさんに
「お前ら二人そろって何遅刻しとんねん!なんや一緒に寝てたんか!?」と
冗談半分で言われびっくりどっきりの竹キュ。
194 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/26(金) 03:31:18 0
切なくなりてえ時読むなコレ
195 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/26(金) 04:33:52 0
kskしてみようかな
kskってなに?
初心者スレへどうぞ。
ごめん。意味がわからないんじゃなくてなぜここで?とオモタw
他スレを見ていなかった。すまんかった。
おお、それは失礼したwwwww
げっ 引越?に乗り遅れたじぇ〜
引っ越し…?
数日真ん中いけなかったせいで迷子になってしまいますた
みんなどこー(´;ω;`)
誰も引っ越してないおwww(;^ω^)
みんなどこにも行ってないよ。
今は様子見だよ。
>>203 菓子住人なら現行分だけでも
菓子関連スレに目を通してみるくらいしないと!
>>203は釣りか?
もしほんとに住人なら真ん中の過去スレ読んでこい。
この数日分を、必ず読んでこい。
週明けにもまた動きだすお
つかぬことをお伺いするが
2が繋がらないけどまさか例のアレ執行されちゃったの?
音楽板は繋がるから鯖落ちか規制じゃない?
211 :
203:2007/01/28(日) 23:35:36 0
212 :
209:2007/01/28(日) 23:45:41 O
∬´ー`∬人ミ*`_ゝ´彡<キ、キュウ〜、腹減った〜。ご、ごはん食わせて。
(`・ω・)<暇だからって連れだって来るな!
σ(*`皿´)<俺も腹減った。なんか食わせて♪
デザートはプリンな♪
[=.・з・]y―~~~<カオスがdat落ちしたから新しいの立てたぞ。
[=.・з・]y―~~~<キュウに迷惑かけんなよ。おめーら。
うるせー鰓は釣り針にでもかかってろ
立ててくれた鰓さんになんて暴言…ヒドス
(´・ω・`)
(´・ω・`) みんな仲良くしようよ…ね?
(*´・ω・)
_│ ⊃/(__
/ └─(___/
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
⌒/ヽー、__
/ _/____/
大変だキュウが寝込んだ!
ウーン ウーン
⌒/ヽ-、___
/Ξ_/____/
ダ…メだよぅ…そんなトコ舐めたら……
⌒/ヽ-、___
/Ξ_/____/
ぁあ〜!!そんなにしたらボク…
⌒/ヽ-、___
/Ξ_/____/
なんだ夢か…
)))
(´・ω)
_|⊃/(___
/ └-(____/
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
)))
(´・ω・)Σ
_|⊃/(___
/ └-(____/
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
)))
(´. .)<………
_|⊃/(___
/ └-(____/
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
)))
(*´TωT)
_|⊃/(___
/ └-(____/
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
フラカンとヨコロコとキャロが対バンするんだね。
竹キュ読んだ後なんでwktk
でも遠くて行けないよ…
3ヶ月くらいキュウコラム読んでないなー
キュウコラムに「竹安君と飲んだ」とか書いてるとムラムラするわたしが通りますよ
1000 名前:おさかなくわえた名無しさん[sage] 投稿日:2007/02/02(金) 01:10:22 ID:4Wpu0VvJ
*'``・* 。
| `*。
,。∩ * もうどうにでもな〜れ
+ (´・ω・`) *。+゚
`*。 ヽ、 つ *゚*
`・+。*・' ゚⊃ +゚
☆ ∪~ 。*゚
`・+。*・ ゚
キュウちゃんヤケおこさないで!w
ちょ、キュウ何があったんだwww
ウエノが学生時代のキュウの写真雑誌に載せるって電話したからじゃないかな。
「もっとすごいのかと思ってた」とか言ってたけど、どんな写真があるのか
ウエノコレクション見たいww
ハメ撮りを期待している俺ガイル<ウエノコレクション
)))
(*うω;`)
兄スレなくなっちゃった…
ヽ┃*━┏┃ノ<俺んたは皆の心の中にいるんだわ
キュウぅぅぅ
キュウ、ここはとても静かだね。
キュウ、エヌエイチ毛公開収録かっこ良かったよキュウ。
灰色つなぎで汗だくになりながら叩いてたキュウは素敵だったよ。
ミチロウさんと山本さんもエムシ多くでホノボノしてたね。演奏中は圧倒的だけど、緩急あっていいバンドだねキュウ。
キュウ大好きだよキュウ
キュウどんどん格好良くなっていくね
ここにも神様きておくれ
こんなのでよろしければ…
ホッシュ代わりにエラキュウ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「今から行っていい?」
朝の早くから電話してくるってことはそっちは休みらしい。
俺が休みで家に一人だってことも電話の中でそれとなく探られた。
一応聞いてはみるけどわかってんだよね、俺が断らないってこと。
「行っていい?」なんてしおらしく尋ねてるけど本音は「今から行ってやるよ。」
意味合いとしてはこんなとこでしょう。
だから俺もそれをわかった上で切り返す。
「来たいんなら来ればあ?」
声が裏返ったけど気にしない。
インターホンも鳴らさずにそのままドアを開ける。
鍵なんてかけてないの知ってるから。
ドアを開けつつ右手を上げて「よっ!」と入ってくるのもいつも同じだ。
俺が玄関で待ち構えてるの知ってるから。
勝手知ったる我が家って感じで入ってくるその態度が気に食わない。
待ってて当たり前って思ってるその態度が癪に障る。
片手にぶら下げたビニール袋の中身がいつもと同じ酒とツマミだってのも芸がない。
玄関に座り込んで靴を脱ぐ姿を見下ろしながらしばし考える。
つまりはさ。
全てがいつもと同じで余裕シャクシャクな態度が気に食わないらしいのよ、俺。
だからさ。
いつもと違うことやったらちょっとは動揺する?
いきなり抱きついてやった。
こういうことしたらちょっとはびっくりする?
「モヒの横かなり伸びてんじゃね?バリカンで剃ってやろっか。」
そう言って胸の辺りの俺の頭をガシガシ撫でる。
これでも床屋通ってんだよ、とさらにきつく抱きついたら柔らかく抱き返された。
長い腕が俺の背中で重なって、スッポリ腕の中に入ってしまう。
改めて体格差を感じると同時に慣れてんなーと思った。
俺に抱きつかれるのは初めてでも、他の人から抱きつかれるのは慣れてますってとこかな。
参ったな。
抱きついたのはいいけど今度は離すタイミングが見つからない。
相手は動じる様子もなく、俺の髪の毛をいじって遊んでる。
結局、こんなことぐらいじゃこの人の余裕シャクシャクな態度は崩せないってことね。
悔しいな。
でもやっぱりこの人の側が一番落ち着く。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
終わりです。
音人のブログで相変わらず仲良しなリズム隊に和みました。
和みをありがとう(*´∀`)
和みっつーか
エラに嫉妬した
キュウの可愛さに取り乱せよバカエラめ
キュウかわいいよキュウ
最初で最後をいまだ正座で待っている
うわあああこういうのすきだああああ(*´∀`)
このキュウがすさまじくかわいいわけだがエラこのやろう
やっぱり鰓キュはしっくりくる
キュウがいればそれだけでいい
ちょっと脱いでくれればもっといい
ちょっとでいいの?(・∀・)ニヤニヤ
チラリズムがいいんじゃないか。
シャツの裾をちょっとだけ捲れてるキュウを想像してみろ。少しだけ覗く白い肌が眩しい!!
白いワイシャツ着たキュウの頭からローションぶちまけたらぬるぬるだしシャツ透けちゃってるし
とか妄想したら休日つぶれる
何そのマニアぶり。その妄想をもっとよく聞かせてごらん・・・
ぬるぬるのワイシャツから小さな乳首が透けてるの
そっと触れてあげるとその小さな粒は健気にツンとstand up
キュウはぴくりと震えて悲しげに眉を寄せr
キュウの乳毛って6センチくらいあるよな
ひっぱりてえ
>>258 Stand upに吹いてタバコ飛ばしたMidnight
キュウキュウかわいそうに…
肌に触れてもそれだけなんて惨い
どMのキュウはそれでもいいのか
見てるこっちが辛すぎる
ドMだからいいんじゃないのかな。
欲しかったら云うでしょ
「もっと触ってよ」ってモルスァ
オーイェーヘギョミツ!
[=.・з・]<キュウの言うこと何でもきくよ?どこ触って欲しいの?
ほら、ちゃんと言ってみて
キュウが言うまで一切触れてやらない鰓
見られたくない恥かしい、でももっと触って欲しい・・・相反する己の心に戸惑いつつも、キュウはウエノに見つめられ震えを止めることが出来なかった。
すまんかったちょっと遊びたかった
続きカマン!
あ。適当に打っただけです本当にすみません
引き続き放置されるキュウを愛でましょう
Σ(;´・ω・`)放置!?
(´;ω;`)ブワッ
ごめんねごめんねキュウ
どうしてもドMを見ると、ちょっとちょっかい出した後観察しちゃう癖があるんだ
オヒにツアー写真上がってたね
キュウのコーラス時の首筋は大好物なのでウママーでした
(´ぅω・`)ネムー
(´-ω-`)ノシ おやすみコウジくん…
ウニバオフィにあるキュウ兄のコメントにワロタw
実弟をモヒカン扱いですかお兄様。
「そうそうヒライ君。今度実家特製のイクラ送るからね。」
どこまでオッサン転がしなんだハルキ…
「俺がなってやるよ」
そう言って、アベくんが俺の頭をべちべちと叩く。
さっきまでずっと打ち上げで飲んでて、べろべろに酔っ払ったアベくんは何故か俺に引っ付いたまま離れようとしなくて、
『お前んち行く!!今日はお前んちに泊まる!!』って、それの一点張り。
はいはい分かったからちょっと離れてねー、って引き剥がそうとしたら、
『なにすんだよ!!』と怒られたあげくに手を思いっきり噛まれた。
俺は悪くない。俺は悪くないのになしてこんな仕打ちを受けなきゃなんねーんだ?
と憤りながら、結局アベくんを自宅に連れて行く事にした。
だってさ、剥がれてくれないんだもん。しょうがないっしょ。
「俺がお前の猫になってやるって!!」
帰宅途中の道端で、可愛らしい顔つきの野良犬に遭遇。
余りに可愛らしいので飼いたくなった。
それをぽつりと声に出したら、隣を歩いてたアベくんがするっと俺の前に回り、
俺のほっぺをむにっと両手で挟み、楽しそうに叫び出した。
「俺がなってやるよ。俺がお前の猫になってやる!!」
いやいや、気持ちは嬉しいけどこんなでかいペット要らないわ。
つーか、俺は犬が欲しいって言ったはずですが。
「だって俺犬苦手だし」
ああ、そうでした。
で、何でそんな事言い出すんでしょうかねこの人は。
「今はそういう気分なの!!」
…そうですか。
------------------------------
飲み物を補充しようとコンビニに立ち寄って、ビールを数本カゴに放り込む。
次は水を、と思って、酒の棚から離れようとしたら、後ろから手が伸びて来た。
「飼い主、これも買って」
赤ワインの瓶がカゴの中に追加された。
「…飼い主?」
「うん。だろ?」
「いや…俺そんな名前じゃないし」
「俺の事飼うって言ったじゃん」
「言ってねーよ」
「いいじゃん、飼い主ー」
これ以上何を言っても無駄なようだし、恥ずかしいので、さっさと買い物を済ませて家路を急ぐ事にした。
レジで会計を終えて、出口へと向かって歩き出す。
そしたら、アベくんが後ろから買い物袋を奪い取って中を覗き込んだ。
「飼い主、飲みもんこれで足りるの?」
店員が、「ありがとうございましたー」も忘れて吹き出している気配を背中に感じつつ、隣のアベくんに軽く蹴りを入れる。
「いてーよ」
「アベくんうるさい!!」
「えー、俺そんなにうるさい?」
「『飼い主』言うな!!」
「何でよ。怒んなよー飼い主ー」
…ダメだこりゃ。
------------------------------
家に着いて、居間のテーブルに買い物袋を置く。
アベくんはその前に座って、すぐに袋の中を探ってワインを取り出した。
「グラスちょうだい」
「アベくんさ、今日はもう止めた方がいいんじゃない?」
「大丈夫だって。ほら、グラス持って来てよ飼い主」
「…はいはい。」
逆らっても無駄、嗜めても無駄。
だったらもういいや。無駄な労力は使わないのが賢明。
騒いで近所迷惑になったり、物壊したりしなければそれでいいよもう。
「はいどうぞ」
グラスを渡して、自分も向かい側に座り、袋からビールを取り出す。
「こっち飲めよ」
「要らない。」
「…あそう」
がっかりしたような表情をして、アベくんが黙り込む。
ちょっと言い方きつかったべか、と反省をして、謝ってみる。
「ごめん。ちょっと言い方悪かった」
「…ん?」
「ん?」
「え、何?どうかした?」
「…いや、酌を断られて怒ったのかと…」
「そんな事で怒んねーよ。俺は寛大な男よ?」
そういえば、アベくんは元々あんま喋らない人なんだった。
さっきの表情だって、よく考えたら普段通りのもんだった。
俺が気を使いすぎてただけだった。なんだよもう。
「それよりさあ、」
アベくんが急に立ち上がって、俺の方に歩いて来る。
「ん?」
「なんか、気持ちよくなってきたんだけど」
隣に座り直したアベくんが、俺の肩を抱き寄せて微笑む。
「あ、じゃあもう寝る?布団用意して来るわ」
「ここでいい」
そう言うなり、アベくんは俺の耳の穴に向かって息を吹きかけた。
「うおっ!!」
床から浮いたんじゃないかってくらいに体が跳ねた。
その様を見て、アベくんがくくくっと笑い出す。
「面白いな」
「何してん…ちょ!!」
今度は首筋にアベくんの舌先が滑って、全身に思いっきり鳥肌が立った。
「くすぐったい、から!!やめれって!!」
「遊んでよ飼い主」
アベくんの、空いてる方の手が俺のシャツの襟に伸びて来る。
そこに人差し指を引っかけて、ぐいーっと引っ張って、鎖骨の形を舌でなぞって行く。
「やめ…っ、服!!服伸びる!!」
「いいじゃん別に」
「よくない!!これ気に入ってんだから!!」
肩に回された腕をはねのけて、襟に引っかかってる指を外して、両手でアベくんの体をぐいーっと押しのける。
「…何これ」
俺の手を見下ろして、アベくんが怪訝そうな顔をする。
「何この歯形。誰の?」
「自分でやったんだべや!!」
「え、俺?」
「そうだよ!!さっき店で思いっきり噛み付い、んっ!?」
アベくんの手が俺の口を塞いで、言葉を遮られる。
それからもう一方の手の人差し指を自分の口に宛てて、しー、と小さく言う。
「そんな大声出したら近所迷惑。」
…誰のせいだと思ってんだよ。誰の。
「…そっか、俺か。ごめん。大丈夫?」
「あ、いや、うん、大丈夫だけど………ちょっと、アベくん?」
口が解放されたかと思ったら、今度は手を掴まれた。
で、歯形の所を舐められた。それこそほんとに猫みたいにぺろぺろと。
「アベくんアベくん、大丈夫だから!!そんな事しなくていいから!!」
と言ってもやめなくて、やめるどころかどんどん関係ない所まで舐めて行く。
指先とか、指の股とか。
「ちょ…何してんのアベくん」
アベくんの行動をただ呆然と見てたら、いつの間にか床に倒れてた。
つーか、押し倒されてた。
「…アベくん、」
俺の両足の上に座り込んで、アベくんはまだ手を舐め続ける。
もう一方の腕で肩を押さえつけられてしまって、起き上がる事が出来ない。
「アベくん、どけてよ。アベくんって。」
そう言ったら、ようやく手が解放された。
けど、アベくんはどける様子もなく、余計に覆い被さって来た。
鼻先が触れ合いそうなくらいに顔を近づけて来たアベくんの、口角がにやりと持ち上がる。
「遊んでよ、飼い主。」
「や、…っ」
吐き出そうとした拒絶の言葉は、アベくんの唇で押し戻されてしまった。
------------------------------
続
なんか新しいのキタ!
ぬぁんじゃこりゃ禿萌え―――!
お約束の生殺しktkr!!
続きを是非ともおながいしもす神よ!!!1
わっ!わわわ!
萌えます
これ萌えます
ワッフルワッフル!
アベが相手だとキュウがまごまごしてかわいい
続きほしいねこれ
もえちんだ
>>280 ------------------------------
するっと入り込んで来た舌は口の中を散々這い回って、最後に俺の舌に絡みついた。
ねちゃ、と、何とも卑猥な音が頭に響く。
「…っふ」
アベくんの、頬に掠って揺れる髪がくすぐったい。
体を柔らかく撫で滑る手が気持ちいい。
「…ん」
シャツの裾を捲り上げられて、アベくんの手が脇腹に触れる。
そこで一旦止まったと思ったら、次の瞬間には胸の方へと上って来た。
「んっ」
指先で乳首を押し潰されて、その小さな刺激で遅まきながら我に返った。
相手はアベくんだ。アベくんなんだよ。
気持ちいいとか言って絆されてる場合じゃねえ。
何やってんだ俺。
「んんん!!」
やめれ、どけれ、とアベくんの肩を叩きまくったら、乳首をつねられた。
その痛みで、思わず背中が反り返る。
「ここがいいの?」
離れた互いの唇の間にだらしなく垂れ下がる唾液の線を、舌で絡め取りながらアベくんが聞いて来る。
「なあ、ここが気持ちいいの?」
「ちが、………痛えんだって!!」
「ああそっか。じゃあこれは?」
先端を薄く擦ったり、丸く撫でたり。
そんな事されたら、その気がなくても反応すんだろが。
「どう?」
「どうもこうもないからやめれって!!」
「…飼い主に喜んでもらおうと思ったのに」
「………だったら、」
「うん、何?」
「喜んで欲しいっつーんだったら、その手をどけ…ちょっと、重い!!」
人が話してるっつーのに聞きもしないで、アベくんが倒れ込んで来る。
「アベく…苦し…っ」
「いい匂い」
胸に置かれた手はそのままにして、俺の首筋に鼻を擦りつけながら、この香水何て名前だっけ、とか呟いてる。
「重、い、ってば!」
床を叩いて、ギブアップの合図を出す。
けど、プロレスなんぞに一切興味のないアベくんは分かっちゃくれない。
ああ、これがコウジくんだったら…いや、あの人も結構強引だからなあ…
「これさあ、ねえ、ウエノもこういう事すんの?」
「は!?」
突然その名前を出されて驚いて、少し横に顔を向けたらアベくんと目が合った。
俺、今声に出さなかったよね?ね?
「ウエノ。あいつともこういう事してんの?」
「………え、や、何で?してないよ?」
ぷ、と吹き出したアベくんの息が首に触れて、全身が熱くなる。
この熱は、アベくんの息のせいなのか、酒のせいなのか、焦りのせいなのか。
「ほんとだって!!してないよ!!」
「ふーん?」
こうやって声を荒げてムキになって、墓穴掘りまくってんのは分かってる。
けどこれくらいしか思いつかなかった。
上手く立ち回れない自分がもどかしくて堪らない。
「…まあいいわ。」
関係ないしな。
そう言って、アベくんがまた唇を重ねて来る。
さっきとは違って、触れるだけの、啄むような軽いキス。
それを数回繰り返して、アベくんの唇が移動する。
頬、首筋、鎖骨、それから、シャツをぐいぐいと首のとこまで押し上げて、胸にも。
「…飼い主、」
俺はと言えば、『なんでコウジくんの名前が出てくるのか』、それで頭が一杯で、
アベくんの行為を拒む事すら忘れてひたすら悩んで視線を彷徨わせていた。
「飼い主。キュウって」
「…え、何?」
「何、じゃねえだろ。何考えてんの?」
「いや…」
「そんなにウエノがいいの?」
「いや、そうじゃなくて…」
「今はウエノの事忘れろ。」
「ああ、うん、ごめ…」
…違うな。何か応対を間違った気がする。
これじゃあまるで、アベくんのやってる事肯定して受け入れてるみたいじゃねえ?
「…じゃないわ。アベく、…っあ!!」
ジーンズの上から股間を握られた。
「ちょ、やめ!!そこだめ!!」
「どこならいいんだよ」
「どこもだめ!!だ…っ」
アベくんの手が、股間の上でゆっくりと円を描くように動く。
その微かな刺激で、俺のモノは勝手に膨らんで行く。
「アベく、やめ…っ」
アベくんの両肩を押し上げて、何とか体を離れさせようとはするものの、
思うように体に力が入らなくてどうにも上手く行かない。
「興奮してんじゃん、飼い主。」
アベくんが俺の股間に視線を落として、それから俺の顔を見上げてにやーっと笑う。
「ち、がう!!」
「違わねえだろ?」
再び下に視線を向けたアベくんは、俺の胸や腹を啄みながら体をずり下げて行く。
「ちょ、アベくん!!」
ベルトも、ジーンズのボタンとファスナーも、止める間もなく素早く外されて、
生地を掴んだアベくんの手にぐっと力が込められる。
これはまずい。これ以上はほんとにまずい。
そう思って上半身を起こそうとしたら、
「動くな。」
鋭く睨み上げるアベくんの目に制止されて、動けなくなってしまった。
「腰上げて」
「………やだ。」
「飼い主、いいからほら」
「やだっつってんべや」
「…あそう。」
アベくんは意外な程あっさりと諦めた。
俺の上から降りてテーブルに手を伸ばすと、ワインボトルを掴み取ってラッパ飲みし始める。
その姿を軽く睨みつけながら俺も体を起こして、アベくんに背を向ける。
胸の辺りでくしゃくしゃに丸まっていたシャツを直してたら、頭のてっぺんに何か冷たいものが落ちて来た。
「…うわ!!ちょ、何!!」
首やら服やら、恐らく顔も、赤く染まって一気に酒臭くなった。
「あー、シャツ汚れちゃったね。お気に入りなのにねえ」
「アベくん!!」
振り返れば、ワインボトルを俺の頭の上で逆さに持ち上げて、アベくんが笑ってる。
「ごめんね飼い主。早く脱いで洗った方がいいよ」
「………っとに何してんだよ全く…」
ぶつぶつと文句を垂れながらシャツを脱いで、洗濯機へ向かおうとした。
けど、立ち上がろうとして腰を浮かせた瞬間、後ろから思いっきり突き飛ばされた。
「うわっ!!」
慌てて床に両手をついて体を支える。
意図せずに四つん這いになってしまった俺の上に、すかさずアベくんがのしかかってくる。
「さ、続きしよっか、飼い主?」
………俺はどこまでバカなんだ?
------------------------------
続
すいません、全然進みません…
GJ!!
キュウかわええ(;´Д`)ハァハァハァハァ
ハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァ飼い主ぃ!!
アベいい仕事するなぁ〜
ネ申GJ
297 :
名無しさん@ピンキー:2007/02/20(火) 16:48:07 0
セックルキテタ===========!!
))))
(*´・ω・)
GJ!!GJ!!
…エロス(*´Д`)ハアハアハア
会話のやり取りがとてもリアル!
うまい!
続き楽しみです、ネ申さま!
MJQ今夜だっけ?
23時からだよ。
>>294 ------------------------------
「ちょっと!!ちょっと待って!!」
「なーに?」
「ちょっと、さ、ね?アベくんちょっと落ち着こうよ」
「俺は至って冷静よ?」
「だ…っ!!」
冷静だ、落ち着いてると言いながら、アベくんの右手が閉め損なっていたジーンズのウエストの中に滑り込んで来る。
両足はアベくんの両足できっちり挟まれて、背中にはアベくんの全体重が乗っかってる。
両手だけは自由になってるものの、この状態では床から離すのは厳しい。
でも、片手だけなら何とか…とにかくアベくんを止めないと。
「だ、から!!ちょっと待てっての!!」
下着の上に伸びたアベくんの手を何とか掴んで、引っ張り出そうとした。
けどさすがに、二人分の重さを左手一本で支えるのは無理だった。
「邪魔すんなって」
くすくす笑いながら、アベくんが更に体重を乗せて来る。
「やめ…!!」
上からぐっと押された勢いで肘がかくんと曲がって、俺の上半身はべちゃっと床に崩れ落ちた。
おまけに、アベくんの手元を気にして俯いてたせいでおでこも思いっきり床に打ちつけた。
「……………ってえ…」
「何やってんだよ」
何やってるっつーか、誰のせいだと思ってんだ。
「すげー音したけど、大丈夫?」
大丈夫じゃない。すげー痛い。涙出て来た。
「さすってやろっか?」
「…そこ違…っ」
この状況で「さする」つったら普通はおでこだろ。
何で股間さすってんだよこのエロオヤジ!!!!!
「痛くないようにしてやるから大丈夫だって」
「や、め…っ」
「大丈夫大丈夫。大人しくしてなって、飼い主。」
大丈夫じゃねえ!!痛くなくして欲しいのはおでこ!!
とにかくその手をどけろ!!
「…っ!!離せって!!」
「えー?」
「もうやめろって言ってんの!!」
アベくんの右手をべしべし叩いてみたけど、効果なし。
「やめていいの?この状態で」
「んあっ!!」
下着の上から、モノの先を爪でかりかりと引っ掻かれた。
「…う、」
「なあ、これどうすんの?」
「く…」
「このまんまでいいの?どうすんの?なあ」
「………っふ、あ、」
「飼い主、ちゃんと答えてくんないと俺わかんねーんだけど。」
…頭痛い。つーか頭ん中ぼーっとして来た。
流されまくりじゃねえか俺。何やってんだだらしねえ。
「なんかぬるぬるして来たけど?」
「…い、」
「ん?」
「い、うな、っつーの…」
そういう事言うなこの変態!!
「…分かったよ。」
「うあ!!」
下着ごとモノを強く握られて、先端を親指の腹でぐいっと押し潰された。
目眩がして、視界が霞む。
「もう言わない。その代わり、お前の言う事も聞こえないけど、いいんだよな?」
「…あ、…っん、」
「黙ってやりゃあいいんでしょ?」
「ち、…」
訳分かんねえ。
自分が喋らないから俺の話も聞こえない、って、何でそういう理屈になんだよ。
「ん…っ、や、あ、」
湿った生地とモノを一緒に扱かれて、にちゃにちゃと気持ちの悪い音がする。
それと、自分の情けなく弱々しい声。
静かな部屋の中でその二つが必要以上に響いて、死にたくなるくらい恥ずかしい。
「ん、っふ、う、」
もう嫌だ。もう、何でもいいから早く終わらせて欲しい。
その一心で自ら腰を動かした。
「お。その動きやらしいな、飼い主」
思いつく限りの単語を頭の中に並べてアベくんを罵りながら、とにかく早く終わらせようとした。
俺がイってしまえばとりあえずは解放されるはず、アベくんが上からどけた隙に逃げればいい、と考えて。
「ん、ん、あ…っ!!」
下着の中に精液が溢れ出して、アベくんの手が止まる。
「イった?」
声を出す余裕はないので、首だけで返事をする。
アベくんの左手が伸びて来て、後頭部を撫でられる。
「飼い主、可愛かったなあ」
うるせえバカ。
「じゃあ次俺の番な。」
「…ちょ、…休ませ…」
「だめ。」
前にあったアベくんの手が後ろに移る。
ジーンズと下着のウエストと掴むと、それを勢いよく引き下ろした。
「待っ、」
「休むふりして逃げようなんて甘いんだよ」
先走り汁と精液で濡れたアベくんの指を一気に穴の奥まで突き入れられて、頭の先まで痛みが走った。
------------------------------
続
キュウ!キュウ!キュウ!ハァハァ
ぎゃ―――凄いよ飼い主―――!!!
(/ω\*)なまらはずかしいべさ
恥ずかしがりながら感じちゃうんだね
素敵だね
アベになりTEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE
ワインまみれになったキュウ
ぬこアベに舐め回されてしまえ
(;`・ω・)べ、べつに続きをwktkで待ってなんかいないからね!
ハァハァしながら待ってます
┃ω・)<つづきマダー?
ちょww
キュウ、一日の間にどんな変化がwww
我慢できなくなったんだねハァハァ
>>307 ------------------------------
不本意ながらも散々喘がされ続けて、口の中はもう唾も出ないくらいに乾き切ってる。
けどアベくんが全く離れてくれないから、飲みもん取りに行く事も出来ない。
喉乾いた、喉乾いた、って自分ばっかりワインだビールだって飲んで。それ酷くねえか?
もういいだろ。もういいだろ。抜かずに2発もやったらもう十分だべ?
早くどけれって。俺だって喉乾いてんだっつーの。
「…ん?どした?」
どうした、じゃねえ。いい加減離れてくれ。
喉痛いし、体痺れて辛いし、中から溢れた精液が足にべったりついてて気持ち悪いからもう風呂入りたいし。
「そんなに動いたらまた気持ちよくなっちゃうじゃん」
違う!!どけれっつってんの!!喜んでんじゃねえ!!
「足りないの?しょうがねえなあ」
だから違、
「んっ」
「淫乱だねえ、飼い主」
違う!!もう頼むからやめてくれって!!
「…っは、あ…!!」
早く何とかしないと、『後で様子見に行く』って言っt
「ただい、………ま。」
アベくんの動きが止まる。
声のする方へ目をやると、ドアの隙間から体を半分覗かせてコウジくんが立っていた。
…ああもう最悪………
「…何でウエノが来んの?つーかお前どうやって入って来たの?」
「合鍵あるから。」
「ふーん…合鍵ねえ…」
「やっぱキュウ一人にアベくん任すんじゃなかったなあ…」
髪をがしがしと掻きながら、コウジくんが近寄って来て横にしゃがみ込む。
「うわ、すっげー酒臭え!!どしたのこれ。お前自分で気持ち悪くなんない?」
なるよ。なってるよ。すっげー気持ち悪いよ。
「早く風呂入ったほうがいいよ」
そうしたいのは山々なんだけどねえ…
「おい、邪魔すんなよ」
「しないよ。」
…え、しないの?
「しないけど、これはあんまりでしょ。」
俺の腕に絡みついてた、まだらに赤く染まったシャツを解くとコウジくんはまたすぐに立ち上がって、
「これもう落ちないんじゃねえか?」と呟きつつ洗濯機のある浴室の方へ歩いて行った。
自由になったってのに、俺の両腕はじわじわと痺れていて思うように動かせない。
「………まあいっか。」
「っあ!!…やめ…」
コウジくんの姿が浴室に消えた途端、止まってたアベくんの腰がまた動き出した。
「…あ、あ、」
洗濯機と浴槽に水を入れる音が小さく聞こえて来る。そしたら喉の乾きが増々酷くなった。
もう限界。何でもいいから水分くれ。水分。
「は、あ…んう、」
「飼い主、ちゃんと鳴かないとウエノに聞こえないよ?」
んなもん、聞かせるつもりなんかないし聞かれたくもない!!
「ほら、もっと。」
「っは…」
「…アベくん、」
コウジくんが浴室からひょこっと顔を覗かせて、俺に視線を向けたままアベくんに声をかける。
「アベくん、早く終わらしてね。」
「…っせえな、邪魔すんなって」
「キュウもうだいぶ疲れてるみたいだから、早くしてよ?」
「うるさいっつーんだよ!!お前は!!」
「っ!!」
コウジくんに急かされて苛立った様に、アベくんは乱暴に腰を振り、俺のモノを扱いた。
その強すぎる刺激と、自分が今置かれてる状況に頭が混乱してもう何が何やらさっぱり分からない。
俺何してんだべ。
「…キュウ、大丈夫?」
コウジくんが目の前に座る。アベくんはまた動きを緩めた。
大丈夫かと聞かれても、ちっとも大丈夫じゃないので俺は首を左右に振って答えた。
「終わったらすぐ風呂入れてやるから」
俺の片手と頭に、コウジくんの手が乗る。
水に触れて冷たくなったその手は、俺の体の熱を吸い取って徐々に温かくなって行った。
「喉痛そうだな」
体を屈めて俺の顔を覗き込み、ぜいぜいと鳴る呼吸に耳を澄ませてコウジくんが呟く。
「水持って来るわ。」
そう言って立ち上がろうとしたコウジくんの腕を、俺は咄嗟に掴んで引き止めた。
「ん?どした?」
水は欲しいけど、コウジくんがここを離れるのは嫌だ。
何でだか分からないけど、何故かそう思った。
「…しょうがねえなあ」
そう言って小さく笑うと、コウジくんは俺の両脇に腕を入れて体を持ち上げた。
「じゃあこれで我慢してね」
唇が重なって、コウジくんの舌が差し入れられる。
からからになっていた口の中が、コウジくんの唾液で少しずつ潤って行く。
「………ん、」
もっと、もっと、とせがむようにして、コウジくんの首に両腕を回してしがみつく。
それに応えるように、コウジくんの腕が俺の背中を柔らかく擦った。
「…飼い主…」
囁くように呼ぶ声が背後からして、腰をぐっと引き寄せられた。
「もうイく…」
「…ん、っふ、…!!」
アベくんの手と腰の速度が早くなる。
俺はコウジくんと唇を重ねたまま、アベくんと同時に果てた。
------------------------------
俺の呼吸が整った頃を見計らって、コウジくんは俺を抱きかかえて浴室へと向かった。
「俺も一緒に入る」と言うアベくんの主張は一蹴され、その代わりに、
俺の精液やワインで汚れた床を「綺麗に片付けておくように」との命令が下された。
「………コウジくん、」
「ん?」
「あのさ、…何とも思わなかったの?」
「何が?」
体の隅々まで丁寧に洗われた後、浴槽でのんびりと手足を伸ばしてたらコウジくんも後を追って入って来た。
そんなに大きくもない浴槽の中、コウジくんの体が後ろからぴったりと密着する。
「いや、さっきの…」
「何とも思わない訳ねえじゃん。」
低いトーンでそう言うと、コウジくんは俺を抱きしめた。
「俺も混ぜてもらおうかと思ったけど、」
首筋に、唇が押し宛てられる。
「キュウが嫌がると思ったからやめた。」
「…そうですか…」
「いやー、我慢すんの大変だったわー」
ふふ、と笑って、コウジくんが一層強く抱きついて来る。
…我慢するとかじゃなくて、まずアベくんを止めて欲しかったんだけど。
そんな事を心の中で呟きつつゆっくりと目を閉じたら、意識が遠のいて行った。
「キュウ?」
コウジくんの体温と、微かに触れる心臓の音の心地よさに揺られながら、俺はゆっくりと夢の中へ引き込まれて行った。
それからどのくらい時間が経ったのか、気がついたらそこはベッドの上だった。
覚め切らない意識の中、何となく息苦しさを感じて自分の周りを見遣ったら、
コウジくんとアベくんに両側から挟み潰されていた。
俺のベッドはシングルなんだよ。どう考えたって三人で寝るのは無理だべや。
「ちょ、何してんの!!」
起きろと声をかけながら、二人をぐーっと押し遣る。
ぼんやりと目を開けたコウジくんは、小さく笑って俺の頬にキスをした。
「…おはよ。」
「おはよう、飼い主。」
続けて目を覚ましたアベくんが、俺の頭を撫でながら体を起こした。
「そうだ。気になってたんだけど、『飼い主』って何?」
「飼い主。猫。」
俺と自分を交互に指さして、アベくんが説明を始める。
「俺、キュウに飼われる事になったから。な、飼い主?」
「飼うなんて言ってねえ!!」
「え、何?話がよく分かんねえんだけど」
「ペット欲しいんだってさ。」
「ふーん…それで、猫?」
「うん」
「まあ、確かにアベくん猫っぽいけど…」
「ん?」
「でも、どう見ても『飼われてる』って態度じゃないよね、アベくん。」
ベッドを下りたコウジくんが、タバコに火を点けながら苦笑いを浮かべた。
------------------------------
終
遅くなった上にgdgdですいません。
ネ申様GJGJGJGJGJ!!
キュウかわいいよキュウ(*´Д`)ハァハァ
広島組、キャパでけぇぇぇぇぇぇぇ!!!!
キュウ…あなた素晴らしいよ…
この先、[=.・з・]と(*`皿´)を相手に頑張る生活が始まるわけですね(*・∀・)
┃ゝ´彡oO(裏山…)
と)
┃
ウエノが「ただいま」と言いながら帰ってきてる件
何てことだエラめええええええええええええええ
334 :
名無しさん@ピンキー:2007/02/28(水) 18:38:24 0
(*゚∀゚)=3ハァハァ(;´Д`)l \ァ l \ァ
))))
(*´・ω・)
キュウ受けってこんなに萌えだったのか・・!
キュウ受けの歴史は長いからねww
ネ申さま・・・すっごい萌えたよ
ありがとう
本当にありがとう
また何か書いてください、ネ申さま
待っています!
本物のキュウを直視できないああああああ
キュウ受け最高(;´Д`)
朝からハァハァしたお
極Sのアベ(?)に菓子られて嫌がりながらも体が反応するキュウのSSあったよね?
泣きながら「コウジ君コウジ君」ていってるSS。
みつからないってことはおいらの脳内妄想かなWWWWWW
あったあった
342 :
340:2007/03/01(木) 20:26:27 O
>>340 鰓のTシャツ握り締めてイカされるやつならログ持ってる
落とせるが?
それもほしい(;@Д@)ハァハァ
姉さんどこかのロダに上げてくれませぬか?
>>344 後ろ手に縛り上げていたタイをほどくと、キュウの身体が床に崩れ落ちた。
一人だけ無理矢理2回イカされて、立ち上がれない様子を見下ろしながら、
アベが淡々と自分も服を脱ぐと、キュウを膝立ちにさせて上半身をベッドの裾に
うつぶせにして押さえ付けた。
「もう・・・もういいでしょ」
まだ上手く力の入らない腕で抵抗しようとする上半身を、背中ごとベッドへ
押し込むように押さえ付けると、キュウが呻くように懇願する。
「一人だけ2回もイッといて、なにが『もういいでしょ』だよ」
キュウの乱れた金髪ごと、アベが頭を掴んで顔を引き上げ、わざと耳に向かって
一語一語区切るようにして喋る。
「今度は、俺が処理させてもらう番だよ、悪いけど」
「や、やだ」
腰を引き寄せられて、事態を悟ったキュウが、力の入らない身体で何とか逃れようともがく。
アベが部屋に戻ったら、まだ店をハシゴして飲み歩いているチバは帰っていなかった。
それで、隣の部屋のドアを躊躇なく開けたアベは、キュウが一人なのを見て「貸してよ」と
身体を床に押し倒したのだ。突然の出来事に抵抗する間もなく後ろ手に縛り上げられ、
腰が立たなくなるまで2回もイカされた挙げ句の事態に、訳も分からないままキュウが懇願する。
「俺、こんなの、やったことないんだって」
「へえ、そうなの?」
世間話をするような口調でアベが答える。自分の後ろの穴に潤滑剤らしいものを
長い指で塗り込められていく感覚にキュウの顔が歪む。
「アベくん」
「ん?」
「やめてよ。ほんとにやだよ」
「お前、そそらせる台詞、上手いな」
笑って言いながら、アベが長い指を一本、穴の中に押し込んでくる。
キュウが反射的にベッドカバーを握りしめて小さく悲鳴を上げた。
「マジで初めて?」
尋ねながらも、アベが淡々と二本目の指をねじこんでくる。
「うっ」
今まで体験したことのない感覚に、目を閉じて呻きながら、キュウが何度も何度も頷いた。
やめてくれと懇願するように。それを無視してアベが他人事のように言う。
「最初は誰でも痛いけどな」
二本の指で内壁を擦られて、頭の中は本能的な怯えで冴えわたっているのに、
身体が勝手に反応してキュウの股間がまたしても堅くなっていく。
片方の手を、キュウの腰の前へ回して事務的に探ったアベが、嘲り半分の笑いを滲ませた声で、
「また反応してんじゃん」
と、キュウの耳に話しかけた。その声から顔を背けて、歪んだ顔を上げた視線の先に、
ベッドの上に無造作に放り投げられたウエノのスーツケースがあった。
「うぅっ」
内壁をあちらこちら擦られ、指の腹で押されるように刺激されて呻きながら、
キュウが、食い入るように開いたままで置いてあるスーツケースを見つめた。
見上げる真正面に枕。脇にスーツケース。
開いている中から買い置きらしい煙草のカートンがのぞいている。
(コウジくんの煙草)
無理矢理に反応させられる身体から、分離してしまったような感覚がする頭の中で、
キュウがその一言を繰り返す。いつも自分の隣のベッドで、足を無造作に伸ばして枕のあたりに座り、
他愛もないバカ話に笑いながら煙草をふかす、
長身のウエノの姿が不意に目に浮かんできて、キュウの顔が一瞬泣き出しそうに歪む。
後ろにいるアベにその顔が見えるはずもない。長い指で散々に穴の中を掻き回すと、
これで慣らしは済んだと言わんばかりに指を引き抜かれ、白い腰をぐいっと引き寄せられる。
349 :
名無しさん@ピンキー:2007/03/01(木) 21:21:58 0
「やだ」
キュウが身をよじって声を上げた。
「往生際、悪すぎ」
「やだってば」
もがく身体を押さえ込まれて、先端を少し押し込まれ、キュウの右手が空をつかむ。
喉の奥から言葉にならない呻き声が漏れる。
指とは圧迫感も物理的な大きさも比べモノにならない。そんなモノが入ってくる異物感と、
訳も分からないままに身体を犯される苦痛で、キュウの目に薄く涙が滲んだ。
苦痛と怯えの中、無意識のうちに、呻き声が名を呼んでいた。
「・・・コウジくん」
浅く腰を動かして馴らしていたアベが、小さく呻いたその声に気付いて、
脇からキュウの顔を覗き込み、笑いながら言い放つ。
「一緒にキャバ行っとけば良かったんだよ」
その声が聞こえていないかのように、キュウのかすかに震える右腕が、
這うようにベッドカバーの上を伸びていく。
震える指が伸びていく先に、スーツケースから着替えのために引き出され、
そのままベッドの上に放っておかれたらしいTシャツがあった。
キュウが見慣れたウエノのTシャツが。
指が求めているものに気付いたアベが、ぐいっとキュウの身体をベッドに押しつけながら
腕を伸ばし、ぽんとTシャツを掴んでキュウの手元へ落とす。
「コウジくん」
ぎゅっとTシャツを握りしめて呻くキュウの、金髪を掴んでアベが言う。
「ヤッてたんじゃないの、おまえら?」
「してない」
呟くキュウの耳元に舌を這わせて、アベが囁いた。
「コウジくん、か」
キュウがぎゅっと眉をしかめて目を閉じる。顔を背けて舌から逃れようとする。
なんとか逃れようとする金髪を、アベが掴んで許さない。
「どうせ明け方まで戻って来やしねえよ」
「ぐ・・うあっ」
言い放ちざま、ぐいっと根元までモノを押し込まれて、キュウがこらえきれずに悲鳴を上げた。
数回、ゆっくりと。それから徐々に速度を上げて突かれていくキュウの喉から、
ぎりぎりと歯を噛みしめても噛みしめてもこらえきれずに呻き声が漏れる。
(助けて)
押し込まれて小さく傷がついたに違いない穴の粘膜から、全身に伝わる苦痛に呻きながら、
キュウは頭の中で名前を呼んだ。
(コウジくん 痛い)
片手で握りしめるTシャツが、よじれてただの布きれのように見える。
痛い。押し込まれるまでの本能的な怯えは薄れたものの、無理矢理に挿れられた苦痛と、
それなのに張り詰めるだけ張り詰めて、すでに2回も精を放ったにも関わらず、
また陰茎の先端から透明な液体を垂れ落ちさせている快感と、2つの感覚に翻弄されて、
キュウは、喉の奥から、言葉にならない呻き声を漏らし続けた。
「さすが締まるな」
気の済むまで腰を遣うと、そう呟き、アベが片手をキュウの腰の前に伸ばしてきた。
不意に陰茎を長い指と手の平で掴んでしごかれ、
「あ」
キュウが反射的に嬌声のような声を上げて背中をしならせる。
先端から垂れ落ちてくる体液をまぶして、アベの手が機械的に陰茎をしごく。
「ん、んっ」
相変わらず出し入れが続いている後ろの穴からの痛みと、しごかれる陰茎から急速に湧く
腰を痺れさせるように満ちてくる快感に、キュウの身体が強張る。
「先にイケ」
キュウの意思とは無関係に、ひくつきながら動く腰の動きを読みとってアベが言う。
「あ・・あ、うっ」
いやいやをするようにかぶりをふるキュウだったが、加えられる刺激に耐えきれず、
意識の方がどんどん薄れ始める。ぎゅっと眉を寄せて、キュウが目を閉じた。
額をベッドに押しつける。腰が動く。ひくっ、ひくっと痙攣するように動く。
身体が淡々と加えられる刺激に反応するのは意思とは関係なかった。
足先が、瞬間ぴんと反り返ったかと思うと、次に足ごと痙攣した。同時に、
「あ、あ、あぁっ!」
喉をのけぞらせて声をあげ、薄い体液がキュウの陰茎からしたたるように吐き出された。
瞬間ひくついて震え、それからがっくりとベッドに沈み込む上半身を確認して、
アベが陰茎から手を離し、腰を引き寄せて掴むと、最後に思うさま腰を遣った。
そしてキュウの中へと精を放った。どく、どくと注ぎ込み、最後を吐くまで腰を押しつけて
離そうとはしなかった。自分の中へ吐き出される体液を感じながら、キュウはベッドに
顔をおしつけて動かなかった。
数分後、一人だけさっさと服を着たアベが、ベッドからずるずると滑り落ちて
床に横たわって喘いでいるキュウの、柔らかい金色の髪を指で引っ張って声をかけていた。
「戻るわ」
かすかにキュウが頷くのを見届けて、アベがきびすを返して部屋から出て行く。
普段通りの足音が遠のき、ドアがバタンと閉じる音を聞いて、やっとキュウが絨毯に
指を食い込ませるようにして腕に力を込め、ゆっくりと起きあがる。
そしてふらつく足取りで、脱がされ、放り投げられた衣服を一つ一つ拾い集めて
自分のスーツケースへ突っ込むとバスルームへと消えた。
普段の倍以上の時間が経ってから出てくると、性交の後の独特の匂いがこもった部屋の
空気を追い払おうと、薄く窓を開けた。そのまま無表情で自分のベッドへと
潜り込んで目を閉じる。数秒のうちに、泥のような眠りに引き込まれていった。
「うわ、なんだこれ」
数時間後の明け方、隣のベッドから聞こえる声に目を開くと、飲みから戻ってきたウエノが、
ぐしゃぐしゃに皺になったTシャツをつまみあげて声を上げていた。
「見て、キュウ」
笑いながらウエノが手に持って見せているTシャツは、数時間前、キュウが苦痛のさなかに、
その手に握りしめていたあのTシャツだった。
「俺、たたまないで入れたっけ」
キュウが小さく無言のまま笑ってみせると、ウエノが別のTシャツをスーツケースから
引きずり出し、振り向いてキュウの柔らかい金髪をくしゃっと撫でながら
枕元へしゃがみこんだ。
「シャワー浴びてくるわ」
「うん」
頷くキュウの顔を覗き込むと、ウエノが少し首をかしげるようにして言う。
「どした。具合悪い?」
「・・ん?」
思わず歪みそうになる表情を、変えないようにするのが精一杯で返事が出来ないキュウに、
ウエノがあごをしゃくって窓の方を指す。
「窓も開けっ放しだったよ、おまえ」
「・・なんか、なんか、眠くて。」
やっとの思いで呟くキュウの髪をもう一度撫でてウエノが立ち上がった。
「疲れ溜まってんじゃないの? 昼まで寝ろよ。起きてから何か美味いもん食いに行こうぜ」
キュウが頷いて見せると、ウエノが鼻歌交じりにバスルームへ向かいドアを閉めた。
キュウは不意にシーツを頭の上まで引き上げると中に潜り込み、中で丸くなってこらえた。
泣き出しそうになるのをこらえて、じっと丸くなって動かずにいた。
これで終わり>ログ
懐かしい。キュウの可哀想萌えが復活しそうだ。
懐かしいー!
かわいそうなのに(;´Д`)ハァハァしてごめんね
キュウかわいいよキュウ…
音人のハタチ写真てキュウにメールで掲載許可とってあんのねw
カネミツさんの大分前のブログの記事で知ったからガイシュツだったかな?
「もっと凄い写真かと思った…」と即レスOKて、
どんな写真を想像したんだ、キュウw
うわw懐かしいww
昔は兄さん方がいたせいか生々しいの多かったよねw
達也にボコられてアベが仕返しに行く話とか、鰓のパンツで抜くキュウとか
かわいそうなキュウが沢山投下されてたとき
一度だけ、最初で最後でいいからウエノに優しく抱かれてるキュウを読みたいとレスした俺が通るよキュウ
ずっとキュウが大好きだよ
キュウ…切ない
再貼りはどうかと。。
でも初めて読めたので感謝
>>359 最初で最後の神へキラーパスした人キタコレ!!!!!!
あの神はもう卒業されたんだろうな(´・ω・`)ショボン
懐かしいな…あの頃は完全ロムの人だったけど
最近はバスデやらなんやら妄想材料過多でSS書きそうな勢いだよキュウ
年々色気が増すキュウにやられっぱなしだよ
364 :
340:2007/03/02(金) 19:06:12 O
>>355 姉さんありがdd
かわいそうなのにハァハァがとまらないお(;´Д`)
結局ログみつからなかった…。
┃ω・;)兄弟スレにスレタイ聞きにいくのは危険?
顔文字多用きんもー
それがノブオ板クオリティ
板じゃなくてスレな
CCレモン吹いたwwそして何だか和んだw
(*´・ω・)
もしかして週末エラと会うのかキュウ
それを盗み観してくる私が通りますよ
)))
(*´・ω・`)
コウジ君と逢うよ
時間開けといてって言われてるんだエヘヘ
かわいいよキュウ・・・ハァハァしちゃうじゃないか・・・エラめ!!
[*=.・з・]y-~~<373落ち着けよ
)))
(*´・ω・`)
あっ コウジ君いらっしゃい
お腹空いてない?おにぎりでも作ろうか?
[*=.・з・]y-~~
その前に俺のを握ってよ
)))
(*´>ω<`*)恥ずかしいからやだよ
エラwwwwエロオヤジギャグwwwww
照れるキュウにハァハァ
┃ー`*∬
来たなオッサン転がしw
)))
(*うω-`)・゚ネムイ
ハルキいらっしゃい
なにか用?
じゃ、おやすみなさい>∬*´ー`∬ ⊂(>ω<`*;⊂~⌒⊃ グッタリ
二時間強もwwwwww
やるね若造
)))
(*うω;`)エグエグ
コウジ君ごめんねごめんね
俺やだって言ったんだよ
キュウ昨日からどうしたんだよ?ハァハァ
受け受けしくてなんだか禿萌えだよハァハァハァハァ
>>384 アッ、アッ、ャ、ァ、ァンッ
ていうのはヤダって言ったうちに入らないよ
[=.・з・]y-~~~<へー。キュウそんなこと言ってたんだ?
∬*´ー`∬鳴きまくりでした
[#.・з・]y-~~~
)))
(*´;ω;`)<みんな酷いよ。。
⊂しーJ⊃
(*`皿´)<おっ!いいねぇ開脚
アベくん、ちょっと向こうで話そうか[=.・з・]y-~~~
(;`皿´)<いやだ キュウと遊びたい
ごめんなキュウ、またな[=.・з・]つ<;`皿´)ノシ
(;ω;`*)<コウジ君…
(;ω;`*) ミ`<_´*彡
逃げてキュウ
超逃げてーー!!
何?(*´・ω・)`<_´*彡キュウ〜♪
アッ(((>ω<`;*)`<_´*;彡))キュウハァハァハァハァ
ただでさえキュウは忙しくて大変なんだから
俺だけでも負担かけねーようにしないとな・・・)Oo[・ε・=]つ<;`皿´)
ヒドスwww
キュウの心ウエノ知らず
引っ張られてるアベワロス
400!
[=.・з・]´・ω・)`_ゝ´彡`皿´)
┃_J`*川 ミ;*`_ゝ(;*´>ω<)
今頃キュウがエラと会ってるかもとか一緒に飯食ってるかもとかかわいい笑顔見せてるかもとか考えるとじっとしてられねぇぇぇぇぇぇ
(´□_□) キュウちゃん…
┃,,●)・・・ ┃_J`*川 ハァハァミ;*`_ゝ(;*´>ω<)アッー!!
たけやすうううううううううwwwお前今夜キュウと逢うだろww
のーやんその素敵な絵面のDVD、販売してください
))))
(´;ω;`)どうしよう。体に沢山痕ついちゃった。コウジくん・・・
(;ω;`)ー`*∬<俺は気にしませんよ?
(;ω;`)ー´*∬<…それにその方が燃えるんですよね。
(((
だ、だめ>(>ω<`*)ー´*∬)))<虐めたくなるっていうか
モヒずれてたw
あの写真は
[*=.・з・](・ω・´#)<邪魔すんな!
ってことかチクショー
【キャロビオグ鑑賞中】
こりゃ今夜は…>ミ`_ゝ´彡∬´ー`∬<一晩中ですね
つ[]⊂
でも脱がしたら…>ミ`_ゝ´彡∬´ー`∬<俺らの痕だらけ
つ[]⊂
2回>ミ`_ゝ´彡∬´ー`∬<ちなみにチバさん何回やりました?
つ[]⊂
ミ`_ゝ´彡∬´ー`∬<俺、4回。
つ[]⊂
ミ#`_ゝ´彡∬`ー´∬
つ[]⊂
zzz(*´-ω-[=.・з・]y-~~<回数より中身だよw
帰りたくないな…>(*´・ω・)[ーεー=]zz
…なーんてね エヘヘ>(*づω;)[ーεー=]zz
>>412 バロスwwwwwwww
悪代官と越後屋かwwwwwwwwwww
>413
なにその余裕は
(´・ω・)コウジくんは痕見ても何も言わなかった。
(´・ω・)コウジくんは全然痕残さなかった。
(´・ω・)〜з はぁ…
┃皿´*) ムラムラ
ムラムラするのも無理ないな
エイッ プニプニ
(.*`皿´) .(っ)TωT`)<やめてよー
/ ヽ ヽ /⊂ )
(⌒`────/⌒──ノ \\人 V | | |
) ─(⌒──- /_____人 ̄ ̄⊃ . __(_)
し´ ) ノ──-ノ  ̄ ̄
し
何故か和むなぁw
/つ /つ
/ /(((/ /
(´・ω・`) <コウジくんこういうの好きかな?
⊂ _<∞>⊃
○( \ノ)
(__ノ(__)
≒≒≒≒≒≒
全 人 類 が好きです
スケールのでかい愛だなww
キュウかわいいよキュウ
本当にキュウって汚したくなるよな
(*`・ω・)=3 プンスカ
アベ君みたいなこと言わないでよ!
あの男キュウにそんなこと言ってるのか
なんてうらやm・・・酷い奴だハァハァ
ウレシイクセニ ムニムニ
(.*`皿´) .(っ)TωT`)<だからやーめーてーよー
/ ヽ ヽ /⊂ )
(⌒`────/⌒──ノ \\人 V | | |
) ─(⌒──- /_____人 ̄ ̄⊃ . __(_)
し´ ) ノ──-ノ  ̄ ̄
し
八頭身アベキモスwwwwwwwww
(#`皿´)<お前もキュウみたいにヤるぞ?
(((
(;`@ω@)ハァハァ
こここコウジくん!てらかっこよす!
(*`皿´)結構かっこいいなマジで
左┃ヾ(`皿´*)ノ゙≡≡
(´;ω;`)
キュウちゃん泣かないで!!
(うω;)ありがとう
(`皿´)いやもっと啼いてみて
働けよこの無色が
キュウをいじめないなら鳴かしてもいいよ
犬の遠吠えは十感覚で鼓膜を刺激する。
目の前のソファには、だらしなくシャツを着崩した男が一人座ってアルコールの僅かな臭をまとっている。考え事をしているのかそれともただぼんやりとしているのか酩酊しているだけなのかは解らない。
アイシンメトリーの味気ない室内に二人きりで、TVさえついてはいない。放って置かれる事に慣れてしまった。
そんな身勝手で自堕落な男に呼び出され、少し無理をして時間を割いたのに。
でもそれは不快ではないからとても心地がいい沈黙もあるといつの間にか知ったせいで、そうでなければ付き合いはこうも長く続かなかったろう。
意外と思考の読めない相手に探りを入れようにも、答えとして帰ってくる彼の言葉は想像し、理解する範囲でしか知りえない。
「酔った」
「そうでしょうよ」
「お前あんま酔ってなねえなあ?」
それは、携帯が震えた時間にベッドに潜り込んでいたから。寝ぼけたまま有無を言わせない呼び出しに逆らう理由を見つけることは出来ず苦笑して着替え家を出た。外が明るくなる季節は少し遠い、暗さが深い割りに時計の針は朝に近かい。
指先や耳朶の露出した部分がきりきりと冷えるのを知らないふりして指定された店に向かい、合流して呑んではみたものの閉店だと告げられ大した酔いを迎えることなくぶちぶちと文句を言って店を出たのは、電話に出て数時間も経過していなかった。
先ほどの姿勢のまま、彼の顔だけが同じように向かい合って並べられたソファに座るこちらを見る。
「結構お前も呑んでたと思ったのに」
「そんなにペース上げれるほど若くないですからアタシ」
残念なことに朝まで開いている飲み屋を探し回るほどの気力は残されておらず、呑み足りないと喚く男を宥める為、パフォーマンスだけでコンビニのビールコーナーとアルコールの棚を攫い信じられない重さのビニール袋を持たせ黙らせた。
はずだったのに、どこで呑めばいいだの年齢を忘れたように公園で呑もうだの寒いだの、思う存分文句を垂れ流す友人甲斐のない男に押し切られ数度利用した事のあるビジネスホテルに入る羽目になってしまい、少しばかり携帯を無視して寝入ればよかったと軽く頭を振る。
エレベーターを誰が見ても酔った人間特有の挙動不信な動きと言動で軽く揉めつつ乗り込みホテルのドアを開け、懐かしがりながら互いに室内を物色し腰を落ち着けたのは数十分前。
「呑まないの?」
カーテンを引いたままの室内は、電灯の明るさだけが白々しく時間の感覚を鈍らせる作りになっていると初めてツアーに出かけたあの頃。
遅刻をしたんじゃないかと慌てふためき変な時間におきて、同室だったメンバーに嫌な顔をされ気が付いた。体内時計にずいぶんと自信が有る分、混乱が大きかった。規則正しい生活が身に付いた環境に身を置いていた時期がメンバーの誰よりも長かったからかもしれない。
習慣というものは中々抜けなかった。
「呑むよ」
そう云いつつも男は微動だにしない。
仕方なしに、此方も勝手にしようとコップ酒の入っているビニールを覗き漁る。
最近のコンビニは凄いもんだね、品揃えが結構酒呑みにはうれしいじゃないの、そう思わない?
まあ、あんたはコンビニよりかは呑みに出るのが多そうだよね、え?そうか家でも呑む方だったったけね、相変わらずでしょ、醜聞は狭いからどこまでも聞こえますよ?
は?アタシはあんたやあの人等と違いますから〜、あ?うっさい太ったとか云うな、体力が必要じゃない季節は、自然の摂理なの、しょうがないの、動物だからね
「キュウ」
時計の針が朝の時間を差すのに、一体ここで何をしているんだろう。
「何だよ」
ワンカップの蓋を勢いに任せ引いて呷る。冷たい液体は喉を焼いて底へと落ちていく。
「キュウ」
「んだよ、お前が呑みに誘ったんじゃん、呑めよ」
目の前に座った男の沈黙を、思考を、想像することを理解できる範囲でしか知りえない。
アルコールの匂いを纏わり付かせたのに、男のその眼差しが多弁だった。
「キュウ」
―――――――――――――――――――――――
続きます・・・
445 :
名無しさん@ピンキー:2007/03/17(土) 16:14:38 0
期待モキュ…!
もうちょい細かく改行してくれたら尚良し
ageすみませんorz
ハァハァ改行どうでもいいじゃんハァハァハァハァ
キュウハァハァ
これからなにが〜これからなにが〜ハァハァハァハァ
楽屋のソファに座って、ぼんやりと天井を眺める。
古いハコのそこは、ヤニで黄ばんでたり何かのシミがついてたりで汚いったらありゃしない。
でも、俺らにはこういう所が似合ってんだよなー、なんて考えながら欠伸を一つ。
背後の窓から丁度いい温度で日差しが入って来てて、暖められた体は睡眠を欲し始める。
どうせ暇だし、このまま寝ちゃってもいいかなあ。
そう思って、天井を仰いだまま瞼を閉じる。
ゆっくりと暗闇に沈んでく意識。
部屋の隅のラジカセから流れる、大好きな音も次第に遠ざかって行く。
夢の世界まであと少し。ああ何て心地良い…
「キュウ」
…ああ、あと少しだったのに。
…ああ、あと少しだったのに。
「んー?」
「タバコちょうだい。俺の切らしちゃった」
顔を左に傾けて瞼を上げる。
そこにあったのは、笑顔で俺を見下ろすアベくんの姿。
「あー、はいはい。」
ジーンズのポケットを弄って、タバコとライターをアベくんに差し出す。
受け取ったアベくんは、ありがと、と小さく言ってタバコを一本取り出した。
細くて長い指にタバコを挟む。
それを、薄い唇に運ぶ。
少し目を細めながら火を点けて、吸い込んだ煙をゆっくりと空に吐き出す。
まだ少し眠ったままの脳で、その一連の動作を「かっこいいなー」なんて考えながらアベくんをずっと見てた。
俺と目が合ったアベくんは、二口目を吸い込みながらにこりと笑った。
「なーに見てんだよ」
「や、…かっこいいなーと思って」
アベくんの唇から、ふふ、と息が漏れる。
「別にいつも通りだろ」
「そうだけどさ」
「変な奴。」
そう言って、アベくんが一歩近づいて来る。
「でもまあ、ありがとう。」
タバコを指に挟んで、俺の顔の両側に両手をつく。
上半身を傾けて来たアベくんの、薄い唇が自分のそれと重なる。
ふわり、と、慣れたタバコの匂いが鼻先をくすぐって行く。
「嬉しいよ、褒められんの。」
「…だからってさ、キスするこたねーじゃん。」
「いいじゃん、減るもんじゃないんだし。」
「減らないけどさあ、だけど…」
「気にすんなって」
いつもの事だろ?
言いながら、アベくんは俺の横に腰を下ろす。
肩に回された腕で体をくっと引き寄せられて、もう一度キスをされる。
「邪魔して悪かったな。はい、寝ていいよ」
「………うん」
アベくんの肩に頭を乗せて、瞼を閉じる。
アベくんの体温に触れながら、ゆっくりと暗闇に意識を沈めて行く。
「おやすみ」
アベくんの囁きと、おでこに触れた唇で柔らかく送り出される。
夢の世界まであと少し。
ああ、何て心地良いんでしょ。
------------------------------
終
(*´Д`)ありがとう!
待ってたよこんなアベキュー!!!!
キュウヲタきんもー★
(*´・ω・)`皿´*)y-~~
(*´‐ω‐)`皿´*)y-~~
いつになく鬼優しいじゃないかww
畜生、きゅうテラカワヨス!
神GJ!
まさに鬼なアベとカワイソス(しかし萌え)なキュウが近頃話題でしたが、久々にほっこりしました(*´ω`*)
ああああああああああああああああモエス喪エス
>>444から
―――――――――――――――――――――――
お前のドラム、いい音させてんね
いつの季節だったとか、寒かったとか、シャツの裾を揺らす風が心地よかったかなんて記憶のどこにも引っかかっていないのに、どうしてかその声のリズムの持つ穏やかさだけを強く憶えている。
俺とさ、バンドやんねえ?
少し、生まれ故郷の柔らかな訛りが抜けない声の主は、うん、と俺が答えると本当に嬉しそうに笑ってくれた。
これ以上ないくらいに。
そして俺も。
彼に求められて凄く嬉しかったんだ。
好きだけで、何かをがむしゃらに掴む様に吐き出す様に叩くだけの素であるだけのそれを。彼は、全部肯定してくれたと思ったんだ。
「キュウ」
一瞬だけ時が止まったのかと思うほどの空白に、白々しい照明を反射する壁と分厚い遮光カーテンと乾いた空調に、今、自分が何処に居たのかをはっきりと思い出し温い息を吐いた。
「悪い、ぼーっとしてた」
ゆっくりとコップをローテールに置き、左の手で被ったままだった帽子を剥ぎ取り放り出す。崩れた髪形を笑ったのか、それとも急に黙り込んだ自分を笑ったのか男は左口端を歪め、笑う。
「バンド、やんねえか」
聞こえないフリが出来るほど、俺は器用なんかじゃないし、チバは適当なことを言うほど、不器用な間をもたせる奴でもない。
「お前、誰待ってんの」
空調の音、犬が十感覚で咆える声、体内を巡る潮の音。さっき呑んだ酒の幻聴だったならばいいのに。
「冗談やめろよ、チバ」
僅かな声の振るえに気づかれただろうか。
大丈夫、きっと、大丈夫。
「キュウ、望みなんか捨てちまえ」
犬の遠吠えは十感覚で鼓膜を刺激する。
弱い犬ほどよく咆えるでねえ、とあの人は言っていた。
遠吠えに感傷を抱くのは人間だけだと、そこに何かを重ねているのは人間と名の付く動物だけらしい。そうかもしれない。
夜道に出会う犬はあまりにも本能に晒されて、叫ぶ姿が痛々しくそして気高い。昼下がり、ベランダから覗く外に、塵置き場の残飯をあさる為、頭と尻尾を下げ振り人間の足に絡みつく狂態はまだ救いがあった。
夜の世界は視覚よりも聴覚が過敏になり、僅かな物音ひとつ脳の中で肥大して夢に巣食う。
部屋に一人で居ると、右隅の空虚、左側の薄ら寒さに耐え切れなくなる。背後にも温もりなんて無くなってずいぶんと時間は気ままに過ぎていった。
それもで、犬のように咆え立てたい。もっとうたいたい。這い蹲った犬でいい、一度離して、それでもまた咥えた骨は、もう離したくない。
「チバ」
知ってんだよ、キュウ、お前の期待とか望みってやつを。
目の前で、懐かしくて、それでも今こうしてずっとあの頃を通り過ぎて、一緒に居るお前が。
「チ・・」
ずっとずっと。お前が誰かを待って、それだけを守って、倒れそうな時も包んだ手を庇いながら踏ん張ってるの知ってんだよ。でも、見てみろよ。
「俺に、お前が必要なんだよ、俺のやりてぇ音に」
あの人はもう、
「お前、何・・いって・・・今更・・・」
チバの、誘いにただ。間の抜けた急いで用意するにはあまりにも間の抜けた台詞を垂れ流す。
欲しかった言葉だ、どれだけ望んだか。どれだけ欲しかったか。どれだけ・・・あの人から貰いたかったか。
「俺のもんになれよ」
―――――――――――――――――――――――
続きます・・・drdrすみません
なんか泣けた。・゚・(ノД`)・゚・。
続き楽しみにしてまつ!!!!!!
(*´・ω・)続き待ってるね
(⊃旦と)
と_)_)
"'"'"'"'"'"'"'"'"'"'"'"'"
)))
(*´-ω-)) ウトウト
( ∪ ∪
と__)__)旦~
"'"'"'"'"'"'"'"'"'"'"'
(*`皿´)っ――[] ポコッ
[ お ] (*´>ω<)
[ 茶 ] ( ∪ ∪
[ ] と__)__)旦~
"'"'"'"'"'"'"'"'"'"'"'"'"'"'"'"'"'"
きゃわいい
キュウコラム、ハルキのジーパンもギュッと持ち上げたりしてるんだろうかww
想像してモエスwww
>>466 きっとギュッとしてるに違いないw
で、ハルキが何すんっすか∬`ー´∬ ってなればいいよ
でも最初のバイクのとことか読んでハラハラした…(´;ω;`)
キュウ気おつけてねキュウ
>>459 この時点で泣きそうなんだが…
あの人っていうのはやっぱり…(ノД`)
文体がすごく綺麗。そして泣ける…
続き待ってます神様!
誰視点なんだろう…チバで桶なのかな?
昔のこと思ったりして鰓を待ってるけど、鰓は違うバンドやりはじめて
スットコにバスデに誘われるキュウ視点だと思ってたけど違うの?
チバ視点とキュウ視点行ったり来たりかなとおもた
マターリ前スレ 895続き
逃げるように自販機コーナーから飛び出した。
廊下に響く荒い足音に気付いて、ふと歩みを止める。
そのまま、両膝に手をついて一回息をつき、そしてのろのろと上半身を起こす。
後ろを振り向いた。煌々と照る蛍光灯の明かりが漏れる小部屋から、アベくんは出てこない。
一度、外の空気を吸ってから部屋に戻りたい気分だった。
でもそのためには自販機コーナーのすぐ横にあるエレベーターホールを使わなければならない。
俺はしばらく立ち止まっていたけれど、結局行かないことにして自分の部屋へと歩いた。
ドアを開けて中に入る。
ベッドサイドの明かりだけを点けた薄暗い部屋。
ぐっすり寝入っているキュウの目を醒まさないように、静かに冷蔵庫を開けて、
なるべく音がしないように蓋を開けたつもりだったけれど、
ペットボトルの蓋が軋んだ音を立てるとキュウがもぞもぞと身動きをした。
「……コウジ、くん?」
眠そうなくぐもった声が俺を呼ぶ。
「…どしたの?」
「喉渇いて」
手に持ったお茶のペットボトルを掲げて見せる。ついでにごくごく飲む。
キュウが俺を見て微かに笑った。口元をほんの少しほころばせて。
少し残ったペットボトルの蓋を閉めて、もう一度冷蔵庫に入れると、
俺はキュウのベッドに近付いて毛布を持ち上げた。
「一緒に寝ていい?」
返事が聞こえる前に、もうベッドに滑り込む。俺とキュウの間ではよくあることだった。
ぬいぐるみを抱くみたいに、小さな体を後ろから抱き締めると、くすぐったそうにキュウが笑う。
ほんの少しの沈黙の後、俺はなるべく柔らかな口調で思い切って尋ねてみた。
「なあ、キュウ」
「んー?」
「アベくん、最近どうしたの?」
腕の中で、キュウの体が少し強張った。答えはない。
「もしかして、俺がなんか関係ある?」
キュウが体を硬くした。やっぱり答えない。
「キュウが言えないなら、俺が代わりにアベくんに言うよ?」
そう問い掛けると、小さく首を振った。そしてシーツに顔を埋めて目を閉じる。
ぎゅっと閉じられた目が可哀相で、俺は自分の時と場合を考えていない質問を恥じた。
…答えなんて、見当はついているのに。
俺は少し体を起こして手を伸ばし、ベッドサイドの明かりを消した。
そっと手で柔らかな金髪を撫でた。そして、
「ごめん」
低く囁くと、キュウが掠れた声を押し出すようにしてぽつりと喋った。
「…知ってんの」
「え?」
「アベくん…俺が、ほんとは…」
「……」
「ほんとは、コウジくんとしたいって、知ってんの」
どこか軋んだ響きのする掠れた声で、キュウが言う。
返事が返せない俺に頓着する様子もなく、ぽつぽつと。
「だからするんだ。コウジくんに…言われたくないだろ、って。」
す…っと、強張っていたキュウの体から力が抜けていく。
それは緊張を解くというよりも、死んだように力が抜けたという方が近かった。
ぐったりと腕の中に落ちてくる体を、少し力を込めて抱くと、
掠れた声が独り言のように呟き続けた。
「でも…もう、いい」
「……」
「コウジくんには…ごめんって思うけど…」
「……」
「もう、限界」
「……」
「あちこち…痛い」
「……」
「もうやだ」
キュウがぎゅっと目を閉じたまま体を丸くした。
まるで泣くのを我慢するように。
「もう、やだ…」
ウエノがきゅ…っと体を抱き寄せて、肩に顔を伏せた。
「コウジくん」
微かに震える声が許しを請う。
「ごめん」
「いいよ」
「俺…こんなんで、ごめん」
「いいよ」
腕の中で、キュウが自分の重ねた腕の中に顔を埋めるようにして体を丸めた。
「向こうで寝ていいよ」
「やだよ」
「無理、しないでいいよ」
「してねえって」
「嘘でしょ」
堪え切れずに、明らかに分かるほどにキュウの声が震えた。
「嘘だよ」
「キュウ」
体を離したウエノが、キュウの体を無理に反転させて自分の方へ向かせる。
見上げる顔は、ぱさぱさに乾き切った表情をしていた。
涙すら出てこないほどの白っぽく乾いた顔。
「無理なんかしねえよ、俺」
ウエノの手が、キュウの金髪を柔らかく梳くようにして撫でる。
親指が頬をなぞった。
「キュウならいいよ」
「嘘」
「嘘言うかよ。こんなことで」
いつもの笑いを帯びた表情でそう言い返すと、キュウの顔が歪んだ。
そして次の瞬間、白い腕をウエノの首に絡ませてキュウが抱きついてきた。
なにかに流されそうになった人間が、必死でしがみつくような勢いで。
「コウジくん」
首元に顔を埋めて、くぐもった声が名を呼んだ。
「コウジ、くん」
白い小さな柔らかい体を抱き締めて、ウエノの手が背中を撫でた。
何度も何度も。
(これでいいんだ)
ウエノはキュウの背中を撫でながら、頭の中で呟いていた。
(これがいいんだ…誰にとっても)
キュウを好きなのだって、本当のことだし。
そう考える頭の中で、抱き締める腕で、ほんの少し前に引きずり込むように抱き締めた、
華奢で細い、骨張った体の相手のことを懸命に押し流そうとしていた。
出来ない。
アベくんの気持ちに、俺は応えるわけにいかない。
そんなことをしたらチバはきっと気が狂う。
だからってこのまま何も知らないふりも、もう出来ない。
キュウがこれ以上傷つけられるのを、もう見過ごせない。
でもそうしようと思えば、キュウの気持ちに気付くことになる。
それを拒否したら、今度はキュウの頭がおかしくなるだろう。
俺はキュウが好きだ。
それは本当に、好きだ。
俺がキュウを受け入れれば、きっとアベくんも冷める。
それが一番いいんだ。
それが、きっと、一番いいんだ。
そうすれば俺達4人ともうまくいく。
また今まで通りに。
キュウを本当に好きなのは事実だった。
だが、さっき、瞬間我を忘れるほどの勢いで、求めているのはアベだった。
(要するに二股じゃん)
苦い思いでウエノは自嘲していた。そして思っていた。
俺が、こんなだから。
キュウを本気にさせて、
そしてアベくんにも、もしかしたらと思わせるような隙を作って。
結果としてどちらにもひどい思いをさせてる。
態度を決めないといけない。
もう、いい加減に。
首元に顔を埋めて、掠れた声で繰り返して名を呼ぶキュウの体を抱き締めて、
ウエノは耳元に囁いた。
「好きだよ」
キュウの腕が更にきつく首に絡みついた。
「ごめん」
低く甘い声が、キュウの耳元に囁いていた。
「気付かないふりして、ごめん」
「コウジくん」
キュウが掠れた声で名を呼んだ。
「ん?」
「して」
あやすように背を撫でるウエノに、キュウが繰り返してせがんだ。
「してよ」
「さっき、しすぎたろ?」
小さく笑いを帯びた声でそう言うウエノに、キュウが続けた。
「関係ない。 …もっとされることだって、あったもん」
ウエノがふっと声を出さずに笑い、そしてキュウの首筋に顔を埋めて口づけた。
「コウジくん」
自分の名を喘ぐように呼ぶ声に、ウエノが体を離した。
暗闇の中でも、うっすらと見える顔。表情。
額にかかる金髪を撫でて目を覗き込むと、キュウが首に絡めた腕を離さずに顔を見上げる。
「昼過ぎまで起きれなくても知らねえよ?」
「いいから」
見上げる顔が、それ以上ウエノに向かって言葉を話せない。
言葉が詰まって出てこない様子の顔を、ゆっくりとウエノの手が撫でた。
そのままゆっくりと屈み込むと、キュウが目を閉じた。
すぐに唇が重なる。最初はゆっくり、繰り返して。
そして不意に深く口づけると、キュウが舌を絡ませて応え、喉の奥で小さく呻く。
壁を挟んですぐ隣のベッドで、アベはまだ眠ってはいなかった。
<3回目終(´・ω・)モキュ>
GJ!
うわああああんん
キュウ可愛すぎるよキュウ(;´Д`)
胸が熱くなったよ…もう駄目かもわからん
エララ、おまえというやつわ・・・
そういう痛い優しさではだれも救えないんだよー。・゚・(ノ皿`)・゚・
朝から801神ktkr!!!!!
鰓さん答えそこにもっていったらアベが狂うよ…
。・゚(ノД`)゚・。アベーーー!!!
はたしてキュウが救われたことになるのかこれ、エラよ・・・・
キュウは聡いよ〜ナメてたら一層キュウを傷つけることになるよ〜(´;ω;`)ウッ…
>>480続き
コウジくんが、アベくんを好きなことなんて知ってる。
アベくんは最初に出会ったときから格好良かった。
背が高くて、度肝を抜くようなギターを弾いて、コウジくんとは生まれ故郷も同じで。
言葉のふとした時のイントネーションが似ている二人は、
一緒にいると何だかいつもの二人と違って空気が柔らかい。
でも、ただそれだけだった。ずっと。
おかしくなったのは3枚目のアルバムを出したあたりからだったと思う。
プロモーションビデオでも、揃いのスーツに身を固め始めた頃から。
1秒も無いような瞬間の積み重ねなんだ。
アベくんが、コウジくんが、ふとした瞬間にお互いを目で追う。
相手の存在を確認すると、1秒も経たない内に目を逸らす。
俺は気付いた。たぶん俺だけが気付いた。最初はコウジくんの目に。そしてアベくんの目に。
アベくんにはチバがいた。出会った一番最初の頃からチバがいた。
コウジくんには誰もいない。隣にいつも俺はいた。でも双子の兄弟みたいなモンだった。
コウジくんは、俺のことを好きだ。
自惚れてるわけじゃない。コウジくんはホントに俺のことが好きだ。
大学時代、構内を歩くだけでも何だか居心地が悪いほど人見知りをしていた俺に、
最初に親しく声をかけてくれたのがコウジくんだった。
サークル勧誘の時期なのに、1人で当てもなく構内をうろつき回っても
まともなサークルはどこも俺には話しかけてもこない。
俺ってそんなに暗いのかな、気持ち悪い奴かなと自己嫌悪になりながら歩いていて、
小さな体育館みたいなところに辿り着いた。
中を覗いてみたら誰もいない。体育館というより少し広い部室みたいな場所だった。
雑然と積み重ねられた楽器や機材。その中にドラムセットが1つ。
俺は吸い寄せられるように中に入って行った。人は誰もいない。
久しぶりのドラムセットの前に座った。当たりを見回してスティックを拾い上げた。
1回、2回、音を鳴らしてみる。自分の顔がほころぶのが分かった。
そうだ。やっと好きなだけドラムが叩けるんだ、俺。
その思いに一人でくっくっと笑い出しそうな気分でいたところに、
「あれ。新入り?」
そう言いながら入ってきたのがコウジくんだった。
長身に少し低いけれど明るい声。人なつっこい笑顔。
見ず知らずの相手に身を硬くしている俺の様子にも頓着することなく、
ずかずかと入ってきて近くの機材入れらしいボックスの上にどさっと座ると、声をかけてくれた。
「俺、ウエノコウジっていうの。よろしくー」
「あ、えーと、お、俺、クハラ、カズユキっていいます」
人見知り野郎全開な俺の態度に、コウジくんは声を上げて笑った。
「そんな緊張しなくたって! 俺先生じゃねーよ」
「すんません」
そう言いながらやっと笑った俺を嬉しそうに眺めて、コウジくんは話を続けた。
「何年生まれ?」
「69年」
「じゃあ年は俺と変わんないじゃん? 俺、68年。広島生まれ広島育ち。」
「俺は、北海道」
「へえー! いいなあ、北海道かあ」
ボックスの上に行儀悪く片脚組んで、その片脚に両手を引っ掛けてうーんと伸びをする。
そんな仕草も、長身で細いコウジくんがすると格好良かった。
「うちさあ、セミ研つって、要するに普通のバンドばっかやってんだけど(笑)
ドラム探してんだ。なっかなかいいのが来なくてさあ。良かったら入ってよ」
「うん」
即座に頷いてから、ふと不安になって俺は言い足した。
「…音、聞かなくていいの?」
「ん? いいよ。上手そうだもん、ドラム。」
その場の軽いノリで言ってるような気軽な口調だったけれど、目は素早く俺を観察していた。
ドラムセットに座ってる感じとか、スティックを手で弄ぶ様子とか。
「心配ならちょっと叩いてよ」
そう言うコウジくんの前で、俺はやや緊張しながらスティックを握りなおして、
軽く1フレーズ、ドラムを叩いてみせた。
「よっしゃあっ」
コウジくんがバンと膝を打って立ち上がって俺の手からスティックを取り上げた。
「ねえ、なんて呼ぶの? 名前。アダ名とかあるだろ?」
「え? あ、キュウって呼ばれてた」
「キュウ?」
「苗字、久しいって字、書くから。それで、キュウ」
あはははとコウジくんは声を出して笑った。
コウジくんは笑うのに慣れている人の笑い声をしてた。俺と違って。
「じゃあキュウ、飲み行こうぜ、飲み。もう夕方だもん」
「え?」
「今年入学なら、1年くらい浪人してたんでしょ?」
「う、うん」
「浪人生活脱出の祝いと、セミ研加入祝いと、俺がやっとドラム見つけた祝い!」
「え、ドラム? 俺?」
「嫌?」
俺の腕を取って椅子から立ち上がらせながら、コウジくんが顔を覗き込んだ。
「一緒にやろうよ、バンド。」
「…うん。」
俺がこっくりと頷くと、またコウジくんが笑った。
「いいとこ知ってんだ。安いし! 取り合えず飯、食おう」
「うん」
コウジくんと連れ立って構内を門に向かって歩き出すと、
あっちこっちからコウジくん目がけて声がかかった。男子も、女子も。
話しかけられるたんびに、コウジくんは俺の肩をぐいっと引き寄せて、
「こいつ? キュウっていうの。俺のドラム。覚えろよ?」
と、冗談めかして紹介をしてくれた。
今から飲むの?一緒にいい?という相手には、今夜はパス、また電話してとあっさり返した。
皆、屈託の無い言い方にあっさりと笑って、じゃあまた電話するわと去って行く。
一見してすぐ分かる、人見知りの俺に気を遣ってくれていた。
まだ会ってから何分も経っていないのに。
そんな風に性格を見抜かれても、なぜだかコウジくんが相手だと嫌な気がしなかった。
むしろ嬉しかった。人付き合いが苦手な俺には、嬉しかった。
きっと、アベくんもそうだったように。
その日から、ずっと俺はコウジくんと一緒だった。
コウジくんは俺をまるで双子の弟みたいに可愛がって、毎日毎日俺達は一緒にいた。
一緒にいて飽きることがなかった。遊びに行くのも一緒。バンドをするのも一緒。
バイトをするのも一緒。終わったら一緒に飲みに行って、その後よく一緒の部屋で爆睡して。
そして一緒にミッシェルをやり始めた。
最初に出会った時から、コウジくんのことが俺は好きだった。大好きだった。
何もかも俺とは違う。背が高くてスタイルが良くて、女子にやたらとモテた。
人見知りしない性格で、明るくて顔が広い。融通のきかない俺とは違って要領が良くて。
試験の時に、何度も俺はコウジくんに裏技を教えてもらったりしたっけ。
ミッシェルを一緒にやり始めてからは、よく喧嘩する俺とチバの仲裁役をいつもしてくれた。
あの頃から、ずっとずっと積み重なってきたもんが俺のコウジくんへの思いだった。
だからと言って、どうするつもりもなかった。
チバがアベくんに全身でぶつかっていったようにするには、俺とコウジくんは既に近すぎた。
それでも正面から言おうと思えば言う機会なんて数え切れないほどあった。
俺には言えなかった。チバなら、アベくんに俺を見てくれと言えただろうけど、
俺はコウジくんに同じ台詞を言うことは出来なかった。俺は、そこまで自分に自信が無かった。
このままで充分だと思っていた。一番近くにいられるだけで。特別扱いしてもらえるだけで。
俺の思いは勝手に募ったけれど、だからと言ってどうすることも考えていなかった。
たまに堪え切れなくなると、自分で自分を慰めた。それで何とかやっていけていた。
あの日、アベくんがいきなり部屋に入ってきて、俺を見て立ち止まるまでは。
アルバムも既に4枚目を出して、ツアーに明け暮れていたあの頃。
アベくんは、俺が何をしているかを悟ると、俺が全く予想しなかった態度に出た。
いきなり俺を組み伏せて、そして罵った。色んな言葉で罵った。あの無口なアベくんが。
ほとんど狂気を帯びてぎらぎらと光るアベくんの目を見て、俺はそれまでの疑念を確信したんだ。
アベくんは、コウジくんが好きなんだと。
あれは嫉妬だった。そうしようと思えば、コウジくんと俺が、
いつでもチバとアベくんのような関係になれる。そう瞬時に悟ったアベくんの嫉妬だった。
蹴り倒そうと思えば簡単だった。ドラマーで元ラグビー部の俺の方が、体力なら何倍もあった。
あんな細い体を、ベッドから蹴り落とすことなんてすぐに出来たんだ。
俺にそうさせなかったのは、恐怖だった。
ここでアベくんを蹴り落とすのは簡単だ。
だけどそうしたら、きっとこの人は、真っ直ぐにコウジくんに向かって足を踏み出すだろう。
そしたら俺に勝ち目はなかった。
俺は、コウジくんが俺を好きなことを知っていた。
そして、アベくんも好きなことを。
コウジくんのアベくんへの思いは、俺へのものとは違う。
コウジくんは、アベくんが欲しいんだ。今すぐにでも、抱き締めたいぐらいに欲しいんだ。
それをしないのはチバがいるからだ。アベくんに出会った時から首ったけのチバがいるから。
自分が我慢すれば丸く収まると思って、コウジくんは自分の思いを黙殺しようとしていた。
なのに、そこへアベくんが踏み出したら。
きっといくらコウジくんでも抑えがきかなくなってしまう。
そんなことをさせるくらいなら、自分がアベくんにヤラレる方がマシだった。
そうすることで、アベくんもコウジくんに対して身動きが取れなくなる。そう思ったから。
そして俺のその予想は的中した。
アベくんは、いったんそうしてしまった以上、コウジくんに何も言えなくなった。
最初の1回で、コウジくんは俺とアベくんの間に何があったかを知ってしまった。
アベくんがいい加減に服を着て出て行こうとしていた時、コウジくんが部屋に戻って来たから。
ベッドの上でやっと下着を着ただけの俺を見、適当に服を着ただけのアベくんを見たコウジくんは、
愕然としてアベくんの顔を眺めていた。アベくんは目を逸らした。何も言わなかった。
無言のまま、コウジくんを押しのけるようにして部屋から出て行った。
「…風呂、先、入るね」
のろのろとベッドから降りて歩きながら、そう声をかけると、
上の空な声音で、立ち尽くしたままのコウジくんが、ああとか、うんとか返事をした。
痛む体を引きずって風呂場に入り、バスタブに湯を落として座り込む。
これで良かったんだ。そう思っていた。あの頃は、まだ。
<4回目終(´・ω・)モキュ>
解散した今も鰓キュウ一筋の自分には辛すぎるil||li _| ̄|○ il||li
キュウは僕が大事に幸せにします
出会った頃からアベに首ったけというチバがやたら可愛く思えてきた
みんながみんな悲し過ぎる件
軽く欝だorz
それにしても801神上手いなあ
キュウって浪人してたの?
>>492続き
熱い湯をバスタブぎりぎり一杯に張って、その中に身を浸してぼんやりと考えていた。
コウジくんは知らない。
ついさっきまで、四つん這いにさせられてアベくんのを突っ込まれながら、
俺がコウジくんのことを考えていたなんて知らない。
アベくんは手馴れていた。
乱暴にまさぐる手指は、確実に俺の体から快感を引きずり出していく。
体のあちこちに痛みが走った。生まれて初めての行為への違和感。
そんな中、俺は考えていた。もし、コウジくんがアベくんとするなら、どっちだろうって。
たぶんアベくんが俺と同じ立場のような、そんな気がした。
アベくんは、コウジくんにだけは甘える素振りをよく見せたから。
そしてコウジくんは、そんなアベくんが可愛くてたまらないのを、
実に注意深く隠し続けていたから。
でも二人きりで笑ったり喋ったりしている時の、ふと交し合う目を、俺は見過ごしたりしなかった。
見過ごすことなんて出来なかった。
コウジくんがしても、やっぱり指はこんな感じかな。
体の中に突っ込まれると、驚くほど長い指の感触に息を詰まらせながら、俺は考えていた。
もしコウジくんだったらどんな風にするだろう。
もっと優しいかな。それとも…、それとも。
無理矢理に四つん這いにさせられて、体の中にアベくんのを突っ込まれて、
痛さに悲鳴を上げながら、俺は頭の中でコウジくんだと思い込もうと必死になっていた。
数cmしか違わない痩せた長身の体は、思い込もうと思えば出来る範囲内だった。
俺の背中に覆いかぶさるこの体がコウジくんだったら。
俺の中をえぐるコレが、コウジくんのだったら。
欲しがられたい。
求められたい。
コウジくんになら、こんな風に。
もっとひどくても。
倒錯した思考で溢れかえる頭ん中と、初めての行為に悲鳴を上げる体と、
そういうのが全部一緒になって、いつしか俺の脳味噌が勘違いをし始めていた。
「コウジくん」
気付いたら、悲鳴を上げ続けて掠れた声で、俺は名前を呼んでいた。
「何がコウジくんだよ」
髪を乱暴に掴まれる。顔を枕に押し付けられる。
俺は首を振って手を振り払おうとした。
コウジくん。コウジくん。
堰を切ったように名前が頭の中に渦巻き出したその時、体の反応までもが変わった。
自分でも、穴の入り口がひくひくと蠢いてアベくんのものに絡みついたのが分かった。
アベくんが笑った。俺のことを嘲笑った。
長い指が俺のものに絡みつく。さっきまで、いくら刺激を加えられても萎えていたそこは、
少しずつ勃ち上がり始めていた。
アベくんが俺の背中に覆いかぶさって首筋に噛み付いた。
長い指が、俺のものを最初はゆっくり、そしてだんだん速度を上げてしごいた。
俺は喘いだ。咳き込みながら喘いだ。そしてコウジくんの名をまた呼んだ。
アベくんが俺のものから手を離し、長い指を口の中へと突っ込んだ。
激しくむせて涙がこぼれる。口から引き抜かれた指は、俺の硬く立ち上がりきっていた乳首を
乱暴に摘み上げて、俺はどう聞いても嬌声にしか聞こえない声を上げていた。
アベくんが腰を遣う。奥をえぐる。腺を擦り上げる。
俺は、勃ち上がりきったもんを放置されたまま刺激され続けて、自分から腰を振った。
枕に突っ伏した。すぐまた背中を反らせて喘いだ。
自分でなんとかしようと下ろしかけた腕は、アベくんに払われ、頭の上に持って行かされた。
別に縛られたわけでもないのに、俺は両手で枕を掴んで喘ぎ続けた。
「ウエノだと思って感じてんのか」
アベくんが俺の耳元で毒づいた。
「ウエノだと思って、穴ん中、こんなにひくつかせてんのか」
「あ、あ…っ」
腰を思い切り引き寄せて奥を突かれ、俺が甲高い悲鳴を上げる。
「変態野郎」
耳元で一語一語わざとはっきりと区切るようにアベくんが言葉を鼓膜へ流し込む。
言いながらその長い指の中に握りこまれた俺のもんは、
自分でも分かるほどにどくっと波打ち、先端から液を滴り落とした。
「おまえみたいな変態が、ウエノに、相手にされるわけねえだろう」
「うるさい」
枕を握り締めて喘ぎながら、気付いたら俺は言い返していた。
「同じじゃん」
「なにが」
「そんな俺相手に、んなことして、」
俺の言葉は最後まで続かなかった。
「うぁっ」
乳首を思い切り捻り上げられて、俺は叫んだ。
電流のように体を快感が走り抜ける。摘み上げられた瞬間、俺は全身をひくつかせて喘いだ。
「早く、してよ」
アベくんは答えない。代わりに腰がまた動き始めた。
「あ、あ、」
すっかり俺の弱点を覚え込んだアベくんの腰が、穴の中を責め立てる。
俺の体から快感を無理矢理に引きずり出していく。
「イケよ、ほら」
長い指が俺のものを手加減無しで擦り上げてきて、俺は言葉にならない声を上げて、
枕を掴んで呻いた。喉を反らしては喘いだ。
「さっさとイケ」
「あ…もっ、と、もっと」
何も考えられなかった。耳元でまだアベくんの声がした。でも聞こえなかった。
なに言われたってかまわなかった。相手がアベくんでも、もうかまわなかった。
目を閉じて、快感で真っ白になった頭ん中では、コウジくんだとしか思えなかった。
どうされてもかまわなかった。どんなに乱暴に扱われてもかまわなかった。
コウジくんなら。
ずっとずっと大好きなたった一人の相手。
コウジくんならいい。
コウジくんのためなら、いい。
コウジくんのためだったら、どんな風にされたって、俺はいい。
ほら。もっとしろよ。もっとやってよ。もっと。もっと。俺がバカになっちまうまで。
体を震わせて喘ぎ、息をついて、俺が精を吐き出すと、
ほとんど同時にアベくんも俺の中に精を吐いた。
頭がおかしい者同士の交わりには、終わった後の余韻なんて無かった。
俺達は馬鹿だった。そして哀れだった。
お互いに、本当は一番求めている人間を互いの背後に見て、
なんとかして快感を求めようとして、結局それを磨り減らす。
体は達して疲れ切っているのに、心の中はぽっかりと虚しすぎて吐きそうだった。
本当に胃液が喉元へせり上がってくるような感覚に、俺はむせて咳き込んだ。
終わってしまえば用無しと言わんばかりに、無言でベッドから離れてアベくんが服を着ける。
どうせ自分の部屋でシャワーを浴びる気なんだろう。取り合えず身にまとう風の着方だった。
いつもきちんと服を着ているアベくんにはありえないような、そんな着方。
珍しいアベくんの身なりを横目で見ながら、俺も取り合えず下着をつけた。
そしてベッドの上に散らばったTシャツを取ろうとしていったん腰を下ろした。
その時、ドアが開く音がした。
俺も、アベくんも、瞬時にドアの方を振り返った。
目を見開いたコウジくんが、俺達二人を凝視していた。
立ちすくむコウジくんの後ろで、ドアがゆっくりと軋み、
そしてバタンと音を立ててひとりでに閉じた。
「なに、してんの」
軋んだ声音でそう問い掛けるコウジくんに、俺もアベくんも返事をしなかった。
「なに……してたの」
コウジくんの見開かれた目が、下着姿の俺を見た。
それからアベくんを見た。…適当に羽織って、ボタンを2つ位とめただけの黒シャツ姿を。
きっとコウジくんには、見えていたはずだ。
すぐ近くに立っていたアベくんの、はだけた黒シャツの襟元から覗く鎖骨に、
ついさっき俺が歯を立てて喰らいついた痕が薄く残っているのが見えていたはずだ。
一瞬、喉元あたりを凝視したコウジくんの目が、そのまま上がってアベくんの顔を眺めた。
いつも笑って動じない、そんな表情しか見せないコウジくんが、
愕然とした顔で、見開いた目で、アベくんを凝視していた。
こっち、見て。
コウジくん、こっち、向いて。
俺もいるのに。
生まれて初めて、体ん中に男のもん突っ込まれて、
吐きそうなくらい気分悪いの、俺なのに。
コウジくん。
こっち、
見て。
すがるような顔をしているのが自分でわかった。
必死の思いで見つめる俺の方を、コウジくんは最初に見たっきり、見ようともしなかった。
人間の目は正直だという文句をぼんやりと俺は思い出していた。
アベくんとのことより、今の状態の方に、俺は致命傷を加えられた思いで、
苦痛に呼吸が浅く早くなっていくのが分かった。
シーツを握り締める手の関節が白い。
でも、そんな頭の隅で俺は思っていた。
ざまみろ、アベくん。
俺に仕返しするつもりで、俺をいじめてやったつもりで。
結局、コウジくんにあんな目で眺められるのはあんたなんだ。
自分のやったことを、思い知ればいいんだ。
弁解しろよ。コウジくんに向かって、言い訳出来るもんなら、してみろよ。
無言で立っていたアベくんは、不意に目の前にいたコウジくんを荒々しく押しのけた。
されるがままにコウジくんが後ろへよろめいて、道を開けた。
アベくんが出て行く。無言で、振り向きもしないで。
そのアベくんの後姿を、コウジくんがただ呆然と見つめていた。
ドアが閉まってもなお、そこに背中があるように空を見つめて立ち尽くしていた。
俺はうつむいた。
喉に空気が詰まって、今にも泣き出しそうだった。
なのに涙なんて出てこない。目は逆に乾ききってしまっていた。
ざまみろなどと思った自分を、俺は恥じた。
隣の部屋で、ドアが閉まる音がする。
チバは取材があって、まだ能やんと一緒に出かけたきり帰ってきてない。
壁の向こうで一人きりのアベくんに、俺は心の中で謝った。
こうなることを予期して、わざと抵抗しなかったことを、今頃になって謝った。
どうして、こんなことになっちゃったんだ。
俺達…4人でバンド初めて、そんで楽しくやってただけのはずだったのに、
どこでこんな風に道を間違えちゃったんだ。
誰も悪くない。みんな、なんとかしようと必死で……ただそれだけなのに。
何とかして、思う相手に迷惑かけたくなくて、ただそれだけなのに。
そのために我慢して、我慢しすぎて、そして堰が切れてしまうんだ。
こんな風に。今の俺達みたいに。
俺はのろのろと立ち上がった。
痛む体を引きずって、のろのろ歩きながら、立ち尽くしているコウジくんに声をかける。
「…風呂、先、入るね」
上の空のコウジくんが、なんか返事をしていた。
そのまま風呂場に入る。バスタブにお湯を張って身を浸す。
それから……それから。
ふと気付くと、だらだらバスタブから溢れ出したお湯が、
間断なく床の排水溝に流れ込んでいるのに気が付いた。
手を伸ばして栓をひねり、湯を止める。
いつもだったら、こういう音にすぐ気付いて飛んでくるコウジくんが、
一度も風呂場を覗きに来なかったことに気付いた。
それに気付いた時、初めて俺は泣き出した。
バスタブ一杯に溜まった湯を栓をひねって落とし、
熱いシャワーを全開にして、2つの音をうるさく立てて声を殺しながら泣き続けた。
ごめんね。
ごめんねコウジくん。
俺の我侭で、こんな思いさせて、ごめん。
…でも。
それでも、嫌なんだよ。
どこにも行かないで。
誰のもんにもならないで。
隣にいさせて。
そんだけでいいんだ。
ずっと……俺だけ、隣に、いさせて。
身勝手なことを願って泣き続ける俺の体に、シャワーが間断なく湯をうちつけては音を立てる。
俺とアベくんの、一種の腐れ縁のような関係は、この日から始まった。
<5回目終>
(´・ω・).。oO(キュウの初体験まで辿り着かない…今日はここで終わるモキュ)
>>499 そそ一浪。
浪人の一年間は友人関係も全部断ち切って
勉強に専念してたそう。
。・。∧_∧。・。
。゚ ( ゚´Д`) ゚。 キュウー!!!!
o( U U
'ー'ー'
。・゚。・゚・(ノДΤ)・゚・。゚・。ワーーーン
全部続けて今読んでしまった
そして泣いた orz
これはきつい _| ̄|○
509 お湯が溢れる音にも気づかない鰓を想像して抜いたじゃない泣いた
801神、文章うますぎ。
拝啓、クハラカズユキ様
。・川ノ△`゚川・。<俺が必ず幸せにします!!!
>>516 文章より構成が神かも…偉そうにスマソ
大学時代のエピが今のキュウの可哀相さを浮き彫りにするね orz
ちょwwwww
みんな凹み杉
>517
誰だおまいは
過去エピで絆の深さが感じられる分辛いよ悲しいよ。・゜・(ノД`)・゜・。
801神スゴス…
>>517 ナカヤマ…ww
キュウの悲しみ癒し立候補
ハルキ、竹安、ナカヤマww
本命馬→ハルキ
対抗馬→シンペー
大穴→ミチロウさん
竹安は癒やすどころか優しさ故自分自身も泣きを見そう…
>>523 中村たっつぁんを加えてあげて
毒をもって毒を制すw
アベとエラに苦渋を舐めさせられた二人がバスデをやってて
エラとアベは別れ別れ
でもエラはアベにそっくりのドラマー入れて活動
今の状況に置き換えて読むと萌える
今後チバの心情も書いてくれるんだろうか?
気になって仕方ない
この文章力でチバボロボロ場面を書かれたら、
アベに初体験をスルーされて発狂したチバSSより辛いかもしれない(´;ω;)
>アベに初体験をスルーされて発狂したチバSS
そんなのいつあった?
>>529 かなり前。ロデタン幕張後の設定でぷ厨が書いた。
(*´;ω;`)コウジくん…ヒックヒック
>>526 むしろ、チバはどういうシチュで愕然とするのかwktkな悲惨チバ萌えでスマソw
>>533 自分、ログ保存してるけどスレ保存してない、、、誰か覚えてる姉さんいませんかorz
エラ→キュウ、アベ→チバは”情”だね
エラ⇔アベは”恋”だね
情は恋には勝てないよ・・・
>>526 鰓の心情も読みたい
いつからアベに心が傾いたか気になってしょうがない
>>536 大きい2人はちっちゃい2人が可愛くて仕方ないんだとオモ
でもそれって相手を欲しがるとかそういうのとちょっと違う
でもちっちゃい2人は大きい2人に恋焦がれてるわけでorz
>>498 (;`・ω・)こ、この場合コウジくんじゃないでしょ
。゚・(゚´Д`゚)・゚。
>>499 あー…
もうバイブル本は手に入らないのか…
でもデータベースは読めるよね?
いちいち萌えるから全部目を通すといいよ
>>503のキュウを変態とののしるアベを読んで泣きそうになった・・・
自分のことを言ってるみたいでつらいよアベ
>>499 チバ鰓キュウは皆1浪して大学入ってたような。
>>519 いやーうまいよ
ストレートに生々しく伝わるもん
華美なところがなくてそれが内容にガッチリ合ってる
>>543 ハゲド。リアルなエロ描写がないのにアベキュウ場面の生々しいエロさは異常。
>>541 あれ自分に言ってるよね
嫉妬と罪悪感と自己否定と抑えがたい想い
隣からキュウの喘ぎ聞こえたらアベしぬんじゃね?wwwww
orz
またチバを代用すればいいよ
>>546 自販機部屋であんなことがあった後の喘ぎ声は死ねるだろ…常識的に考えて…
>>543 時代考証と過去エピに事実との相違が無い点を評価したい
これが違うと本気で萎えるんだ…キャラ設定も乖離が無いし。
アベとウエノがお互いをなんとも思ってなければ全部丸くおさまったのに
>>552 それはナマssにおいて大前提だからな〜
当然それを踏まえた上で、状況も心情もヒリヒリするくらい伝わってきて
うまいなと思うよ801神
最初に鰓が部屋に帰って鉢合わせした時は本当に偶然で、
次からはアベがわざと残ってたんだろうね…鰓の愕然とした顔見てアベは何か確認しちゃったんだと思う
>>553 [;=.・з・](;`皿´)<<どうにもなりませんでした
>>555 後エピが追加されるにしたがって読み返すと色んな意味が見えてくるよ(ガクガクブルブル
>>525 で、アベとエラは打上げに参加せず2人っきりで会っていると。
801神、この文章力…おぬしもしやぷc
つД`)・゚・。・゚゚・*:.。..。.:*・゚ 皆悲しい運命なのか?
>>559 この構成力文章力どう考えてもpです本当に(ry
名無しに戻ったんだろ察してやれ…
隣で喘ぎ声聞かされたアベのその後が気になって眠れないorz
断定すな
>>507 こっち見てだけで終わらないブラックキュウが凄いw
萌えるよ(;´Д`)ハァハァ
風呂場で泣きじゃくっても
きっとウエノは来なかったんだよね…セツナス
>>564 現場を見る勇気があるアベならキュウヤる前にウエノを襲えそう
まさかの3P…
駄目だ、もっと泥沼になってしまう
亀な上にスレ違いだけど
>>533 スレタイは「すっとこのエロいスレ」
新着レス読むだけで30分かかったorz
45分 _| ̄|○
忍耐力がなくて連ドラも連載もリアルタイムで見られなくて、完結してから一気に見る質なのに
辛抱たまらず読んじゃって悶絶してます
帰宅して一揆読みしたけど同じく悶絶したw
一気読みです
一揆てなんだ orz
>>576 悲惨なウエキュにはまって10年目なので
ツボどんぴしゃなSSに我を忘れました、スマソw
マジ泣きした自分orz
しゃっくり止まんないお…
>>574 完結してないからどうしたって一気に読めなくて
続きが気になって悶絶なんですorz
アベの精神的脂肪フラグにも倒れた
すべてを見透かしてしまってるキュウは全然幸せになれそうにないし。゚・(゚´Д`゚)・゚。
チバはどうなんだろう
やっぱり完結してから読み始めればよかったー…悶々として仕方ない
全菓子スレにそれぞれのハッピーエンドが落ちてきたら皆が幸せなんじゃないだろうか
と801神に対して乱暴なことを思った
でもどんな結果でも続きを待ってます
どんな結果があろうともすべてを801神に任せます。
文章上手過ぎ
なにこの破壊力
マジで泣いた
キュウ… _| ̄|○
真ん中とここはともかく、右も左もハッピーエンドとはエロイ終わり方ですねw
これ、どう頑張ってもハッピーエンドは無理だろ、常識的に考えて…
>>584 利己的ハッピーエンドならできんことはないけど大団円には程遠いな
だがアベとウエノが実際にお互い好き合ってたら
たぶんこういう地獄絵図だったよな
スットコ→アベ⇔鰓←キュウ
誰か大団円ハッピーエンドを考えてくれ
自分には_ orz
ハッピーエンドであろうかバッドエンドだろうが、
神にお任せするしかあるまい(´ω`)
>>586 2塔なら誰にもバレずに結構うまくやれると思う
>>586 アベとエラが実際にって…
地獄絵図はチバ→アベ、キュウ→エラとか、全員漏れなく男、しかもメンバーに走ると仮定したうえでだから、
仮に広島が好き合ってても地獄絵図の可能性は低いんじゃないか
591 :
590:2007/03/23(金) 02:50:32 O
興ざめレスしてスマソ
自分も萌えてるけどアベチバ/エラキュウが実際にデフォみたいになってると怖いなと思ってしまった
現実と混乱してちょっとおかしくなった知人が居たから「実際に」に変に過敏に反応してすみません
>>591 そこらへん分かってるからw
過敏になってんなーとオモって自分はヌルーしてましたよ
まあねw気持ちはわかるおwww
でもみんな現実はちゃんと分かってるから大丈夫だおwww
むしろ現実認識できてない人は来てほしくないわけで…
キュウとアベが幸せならいい
んだけど。゚・(゚´Д`゚)・゚。無理ー
キュウは二塔の気持もわかっちゃってるんだね…セツナス…
次は801神が何処スレに投下されるか賭けようぜ
負けたらなんかうpな
俺ココに一票
ナカヤマ乙
大穴で左に一票
ノブオスレ伸びてると思ったら・・・
泣いたよ。まじに。切な杉。設定がしっかりしてるから余計に泣けた。
ネ申様ありがとう。続き待ってます。
>598
賭けで小遣い稼ぎたいアb(ryでは?
>>599 大穴あるかもね
ここがそうだったし
希望を込めて真ん中に1票
_,,_
(*・ω・)
なんかすげえなこの反応ぶりは
次が投下されるのいつかわからないし
そろそろ通常営業に…
>>604 今日全部読んだけど出来がいいからしょうがないかも
ただ他の職人が落としづらいんじゃ(;^^)
全く空気読まずに誰でも投下すればいいと思うお^^
このスレはそもそも投下じたいがあんまりないけどorz
鰓アベヲタがキュウを使ってキモイ文章書いてんじゃねーぞ
男女で分けるな
>609
元々はここ”女は来るな”だったんですよ?
女は来るな のスレは別にあったよ
でも落ちたから身を寄せたんだよ
キュウスレだし平和にやろうよ
続きがきになってしょうがないお
何で幸せなキュウ受けはないんだよ
俺キュウ好きだからなんか切ないよ
幸せにエロいキュウは世間じゃ許されないことなのか?
ネ申を待つ間にどさくさまぎれに投下
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
ハロー、ハロー。こちら2007年、春の手前。ハロー、元気かい?
こちら仙台は雪模様。相変わらず俺は寒くなると鼻が赤くなります。それをコウジくんに笑われるのも恒例行事の一つです。
初めてそれをからかわれたのは、大学生になって初めての冬。おまえ北海道育ちなんじゃねーのかよ、と毎年うるさい男は今もそのまま、毎年同じ時期に同じ言葉を俺に投げつけてきます。
あと、新しい仲間もたくさんできました。キミは信じないかもしれないけど、ずっと憧れていたひととも一緒に音を出しています。
あの、毎日のようにキミが聴いていた音楽を、この俺が、演奏しています。勿論、相変わらずタイコを叩くしか能のない俺です。それでも、少しは成長しています。心配は無用です。
ハロー、ハロー。こちらミライ。2007年冬は暖冬のはずですが、ここ仙台は雪が降っています。
吹雪の中を車で移動中。サービスエリアでは相変わらずチキン狩りです。車の中はにぎやかです。
二日酔いで死体のようになっている俺たちを乗せたワゴン車は、吹雪の中を東京に向かっています。
ハロー、ハロー。こちらミライ。
キミが思い描く未来とこちらのミライは少し違っているけれど、それでも俺は幸せです。
ハロー、ハロー・・・
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
「…い、おい、キュウ。早く起きろって。バイト遅れるぞ」
「・・・ハロー・・あれ?え?」
え、バイト?あれ?ここ、どこ?コウジくん家?あれ?仙台じゃないの?今の、夢?それにしてもやけにリアルな夢だったな。何だったんだろう、あれは。
「何寝ぼけてんだよ。俺遅刻したら今回こそヤバいんだよ」
ああ、バイトね、うん、そうだ。そういえばコウジくんは遅刻常習犯で今度遅刻したらクビだとおかみさんから宣告をうけていた。
料理屋のバイトも大変だな、なんて他人事みたいに思ってたけど、俺の今のバイト先も遅刻にはけっこう厳しい。
急いで準備するとコウジくんと連れ立って部屋を出る。1987年の冬は寒いです。
「キュウ鼻真っ赤。おまえ北海道育ちなんじゃねーのかよ」
コウジくんに笑われる。ああ、これ、この先2007年まで言われ続けるんだっけ。面倒くさいなあ。もう。
2007年か。まだまだ先の話だ。未来のことなんて想像できねーな。
「コウジくん。1999年に地球は滅亡するって本当かね?」
ノストラダムスっておっさんがそう言ってるらしいけど、あのおっさんには未来が見えたんだろうか?俺が想像することすらできない未来なんてもんが。
「さあ?どうだろーなあ」
コウジくんにだってわからない未来。
1987年の今、20年も先の2007年なんて、18歳大学生の自分が38歳(春の手前だから37歳か?)の自分(しかもまだバンドを続けているらしい)なんて、どう考えても想像つかない。
あれは、夢だったのか、本当に未来の自分からのメッセージだったのか。
「俺、滅亡しないと思う。…少なくとも、2007年までは」
「2007年?やけに中途半端な。2007年だったら21世紀かー。想像つかねーよなー」
「21世紀だったらドラえもんできてんだっけ?」
「あれは22世紀」
「そうなの?詳しいね」
ハロー、ハロー。こちら1987年、初冬。ハロー、元気ですか?
そちらでは、ドラえもんは最終回を迎えていますか?
ハロー、ハロー。こちら1987年。こちらも幸せです、どうぞ。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
終わりです。お目汚し失礼しました。
SF(少し不思議@フジコ先生)意識したら変な話になった…スマソ orz
キュウ18歳=浪人中
うわああああああああ・・・すいませんすいませんすいません×100000
首吊って出直してきますorz
なんか和んだよ(*´∀`)ちょっとずれてても、たまにはキュウが幸せなのもいいじゃないですか^^
キュウは「ドラえもん」否定派なんだよねw
なまけた少年を便利道具で助ける設定が腹立たしくて満足に読んだことないらしいww
自分にも他人にも厳しいキュウらしくていいねキュウ
私も和んだ。さり気にちょっぴり切なくもあり。
GJでした!!キュウが幸せならおいらも幸せだ。
こういう話すごく好きだ…
ほのぼのしてて暖かくて幸せな感じが(・∀・)イイ!!
普段ノブオ住人じゃない自分だけど禿萌えました。
神GJ!!
>>619 揚げ足取りでスマソだが
18=高校三年
19=浪人
20=大学一年
私もこうゆう話凄く好き。
暖かくてなごみました・
GJです!
,===,====、
_.||___|_____||_
.. / /||___|^ l
.. (・ω・`)//|| |口| |ω・` ) 楽しく使ってね
. ./(^(^ .//||...|| |口| |c )
... / // ||...|| |口| ||し 仲良く使ってね
....... (・ω・`) //.... ||...|| |口| ||
/(^(^ // .... .||...|| |口| ||
"" :::'' |/ |/ '' " ::: ⌒ :: ⌒⌒⌒ :: "" `
:: ,, ::::: ,, ; ̄ ̄ ̄ "、 :::: " ,, , ::: " :: " ::::
そこのキュウ一匹もらっていいですか?
[=.・з・]<…だめです。
キュウライブかっこよかったよキュウ
でももうじき鰓さんのバスデが終わっちゃうよ?orz
(*´・ω・`)ハァ…
過去ログSS読んできたけどカワイソス萌え通りこして泣けた。最初で最後はあれで終わり?
キュウ明日は誕生日だねキュウ
ライブ見に行くからね(*´Д`)
ミ*`_ゝ´彡<き、きゅう誕生日おめでと
∬*´ー`∬<キュウさんおめでとうございます
(*`皿´)<キュウ遊ぼ♪
[=.・з・] 年の数だけイカせてやろっか?キュウ。
川´_J`川<キュウちゃんはぴばすでー!!!!!!
川*`∀´)<やろま〜い
川△川キュウさんおめでとうございます!!
(´□_□)キュウちゃん、おめでとう!
(● ,,●)<おめ!
じゃあね〜>┃*━┏┃人(*´・ω・)人(・Α・*∬<また遊んだるわ〜
誕生日イベントにはウエノとアベ来てたの?
来てなかったと思うよ。
(´・ω・)うん…コウジくん来てくれなかったの…
(´・ω・)ハァ…
(´;ω;)グスン
(´□_□)<キュウちゃん
(´;ω;)<竹安くん・・・
(´□_□)<飲みに行く?
(うω・`)<・・うん・・・・・
…アリガト>(*´・ω・)⊃⊂(´□_□)<行こ
竹安……
誕生日にキュウを独り占めするつもりだったんだろ
いいじゃんかいいじゃんか
竹安はキュウ以上に傷つきながらも、キュウの幸せを願ってる(筈)だから
独り占め(したくても出来なさそうな性格&天然の何も出来ない
(例1:一人で起きれない 例2:ヨコ/ロコメンバーで雑魚寝中しかキュウの布団に侵入できないんだから←実話)ちょっとアホのこ)
なんだから独り占め気分だけでも味合わせてやってよ
↑恐ろしく読みにくいね、ごめんorz
うんそうだよたまには独り占め(気分を味わっても)いいじゃないか!
でも、竹安のことだからキュウが寂しがってるの見て飲みに行った先にみんな(ヨコメンバーとか)呼んでそう…
と思う自分は竹安に対していいヤシイメージ持ちすぎだろうか?
うん
こ
↑暇なアベ乙
↑無色のアベ乙
((((
どこまでがオデコ?>(*`皿´)σ゙(・ω・`;)<やめてよう
二人でなに風呂に入ってんだオラ
[#.・з・] | | ガッ
と ) | |
Y /ノ 人
/ ) < >__Λ∩
_/し' //. V*`皿´)/
(_フ彡 / ←<a href="../test/read.cgi/pinknanmin/1167279569/655" target="_blank">
>>655</a>
ズレタ&失敗・・・orz
ちょwwwwwwwDVエラwwwwwwwww
∫ ∬ ∫ ∬ ∫
あんまり触んないでよう…
(([*=.・з・](ノω\*)(`皿´*)))
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ずいぶん広い浴槽だなwww
ちょ、それどこの温泉行ったら見れますか?<3P
(;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;( )
|:::::| ̄ ̄8 ̄ ̄8 ̄ ̄|:::::|
|:::::| / /゙ |:::::| コウジくんから電話こない・・・
|:::::| ∧_∧ ./゙ |:::::|
|:::::| ,.(・ω・` ) |:::::| キーコ
|:::::○ ○ノ |:::::| キーコ
_|:_/_<_<__/)_ |:::::|
(;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;( ))) .|:::::|
 ̄|:::::| ̄ ̄ ̄ ̄ .|:::::|
.....,,,.,. |:::::|,,,.,.,.....,,,.,.,.....,,,.,.,...,.,|;;;::|,,,.,.,.....,,,.,.,...
メールは来てんだろどーせ
キュウちゃんコラムのあの人って誰?
故人ぽいね
うん、故人だろうね。
リボルバジャンキーの人じゃないか?
武蔵野の人かと思った
リボルバもそうなの?
]<保守
エラ乙
頭隠してエラ隠さずw
;]
(・ω・`*)
(・ω・`*) <コウジくん?コウジくん来てくれた??
このスレももう終わり
きもい腐女子は氏ねばいい
[=.・з・]y-~~
コラム更新保守!
[=.・з・]<ほっしゅ
(つω;`*)コウジくん…
泣くなよ〜どした?キュウ>[=.・з・]y-~~
(;´Д`)コウジクソ…
コウジくんが来てくれたのが嬉しくって…(つω・`*)
ん〜?大げさだなあキュウは。な、呑み行こーぜ?>[=.・з・]σ(・ω・`)
686 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/23(水) 01:33:14 O
(*´・ω・`)
687 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/23(水) 10:06:28 0
(`・ω・)
キュウをジョーバに長時間乗せてビデオ撮影し続けたい
コラム更新!!!
リーバイスの葉書(4人が寝てるの)のキュウって
犯された後の顔してるよね
↑にある壮絶四角関係って
関連他スレとかで完結してますか?
どこでも完結してないはず…
パンを焼きながら続きを待ち焦がれています
>>694 レスありがとうございます
忘れたふりして待ちたいと思います
壮絶四角関係ってどれのことだ
壮絶四角関係の神様どこ行ったんだろうな
ちょっと悲しい
未だに進級の続きを待ってる俺ガイル
700ならキュウの毛根復活
どうしようキュウが2323になってしまう
萌え死んでしまう
)))))))
(*´・ω・)
ああ、そんな毛だらけのキュウだなんていやらしい。
椅子にしばりつけたまま生卵かけてあげたいよ…!
卵がもったいないってぷりぷり怒りだして欲しい。
しかも怒るポイントそこじゃねえだろwww
キュウの夢の中にまで出てくるハルキw(コラム参照)
本当にオッサン転がしだな…
∬´ー`∬<俺、キュウさんの夢に出てきたのかあ。 エヘヘ…
ハルキ、キュウに夜這いかけチャイナ
夜這い…)Oo∬´ー`∬
キュウさん、ライブ終わったら部屋行っていいですか?>∬´ー`∬ (・ω・`)<フロント二人も来るって言ってたけど、いい?
ちっ)Oo∬´ー`∬<はい (・ω・`)<困ったおじさんたちだねえ
ミ*`_ゝ´彡よよよよよ4P…
∬´ー`∬oO(フロント二人早く寝かせて…何ならその横で…
さすがだハルキ。
フロント2人は氏ぬほど酒飲ませればつぶれるしなwwwww
ミ`_ゝ´彡oO(寝たフリして、前戯が済んだあたりでハルキに交代してもらおう…)
∬´ー`∬oO(そんなこともあろうかとチバさんの酒には睡眠薬混入済みです
川´_J`川oO(そんなハルキの烏龍茶にも睡眠薬盛り盛りです)
イマイさんは変態ギターににもほどがあるから睡眠薬をry)Oo(・ω・`)
キュウの部屋来てキュウ除いて爆睡かよ
この流れに爆笑w
そしてポツンと残されるキュウか…
ハァハァ
そこになぜかエララ参上
3人が死んだように眠っている中キュウを美味しくいただきます
(*´・ω・)あっや…んっコウジクン、やだ!
(*`皿´)<撮影まかせろ
(つ[◎]O
いつの間にかオールスターwwwwww
川 △ 川<アベさん!その写真下さい!
シンペェwwww
(*`皿´)v<好きなだけ持ってけ
(*`皿´)<DVDも要る?
のーやんがいないお!
川 △ 川<!!
川っ△⊂川<DVDまで…!!
川 △ 川⊃[10000]
川 △ 川⊃[10000] □⊂(`皿´*)<金はいいよ
川 △ 川 (`皿´*)<仕事…
(つ□と)
(´・ω・`)流出モノ・・・
そのDVDの中に、平均台を歩きながら強制オナニーをさせられてるキュウが映ってたらいい
想像しただけで…たまんないよキュウ
わけわかめ
ウルトラマックススーパーマニアキテタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!
(;ω;´*) <そっそんなことしないモキュ!
えーだってアベ変態じゃん
キュウ…色々仕込まれたんだろハァハァ
"<(*`皿´)ノシ<いやーそんなに色々試してないよ?
(*`;ω;)<うそつきぃ
(*`皿´)<キュウはアイスクリームプレイがすきなんだぜ
(*`;ω;)<…ち、ちがうもん!
仕事しろよ無職
随分仲良いねぇ>[=.・з・]y-~~
時間だけはたっぷりあるアベだから・・・
(`皿´)<キュウは気持ちいいと「やだ」っていうよ
(/ω\*)<いわないもん!
アベ君…>(*´・ω・)(`皿´*)<いぢめて悪かったなキュウ 仲良くしようぜ
やだ!…あっ>(>ω<`*(`皿´*)))))<オラオラ
[=.・з・]y-~~<いつまでヤッてんの
∬´ー`∬<誕生日なのでキュウさんをください。
Σ(・ω・`*)<お、大人をからかわないの
からかってません>∬´ー`∬ (・ω・`*)`皿´*)<3人で・・・
ミチロウさんが爆-竹フェスに参加するそうだがキュウが後ろでドラム叩いてくれる事に期待。
>>748 ミチロウさんってかM.J.Qで参加だからドラムはキュウだろう。
フェスHPにも写真載ってたし。
ラリーも出るみたいなのでウエキュウの絡みがないかなーと期待してる。
すごいよライジングで4ステージだよ!!
行ける人裏山orz
行ってきますw
大丈夫かねえ。バックステージ楽しむ暇もないんじゃ?
>>751 > 大丈夫かねえ。バックステージで楽しむ暇もないんじゃ?
に見えて
(*`・ω・)<仕事先でやらしいことはしません!
って書こうとした
))))
(´・ω・`)
キューちゃん9月に本出版おめ!
))))
(´・ω・`)
キュウかわいいよキュウ
ミ*`_ゝ´彡<誕生日プレゼントにキュウ食いたかったのに〜
アセアセ
(;´ ・ω・)<落ちないけど保守
/ つ つ
o≠/ l=ヾo
ヾミO三O彡'
キュウかわいいよキュウ
「去年ルノアールで」
7月15日(日)26:30〜テレビ東京・全12回+α
ルノアールオールスターズ:クハラカズユキ
(`・ω・´)<もうすぐ始まるよ。見てね
キュウ、その時間帯はウチの地方じゃTV自体が放送してないよ…orz
(´;ω;`)そう…残念だね
キュウ、テレビ見そこねたよ
キュウごめんね、キュウ
キュウ出て無かったよ
(´;ω;`)
(´;ω;) □⊂∬´ー`∬<キュウさん泣かないで
川 △ 川ノシ<キュウさ〜ん
(*´・ω・)
∬´ー`∬oO(キュウさんかわいいなあ格好良いなあ)
(つ□と)
↑新譜ジャケ
(´□_□)キュウちゃん…
川`∀´)保守だぎゃ〜
今さらながら。6月のうつみようこ軍団来襲のDJで、
キュウちゃんがオフコースのYES・NOをかけていたら、
2番の終りに竹安が現れて、キュウちゃんそばのマイクで
(´□∀□)<「ああ時は音をたてずにふたりをつつんで流れていく」
と機嫌よさそうに歌った件。そん時、ビール吹いたわww
キュウちゃん今一番好きなのはフラカンてほんとw?
青森までフラカンと一緒に車で移動したそうな。
ちなみに奥野さんとようこさんは別移動。
キュウはどんだけフラカン好きなんだよwwwww
>ちなみに奥野さんとようこさんは別移動。
ようこさんを同乗させるとおしゃべり地獄(by圭介w)になるから、
安全策(?)としてキュウちゃんを乗せたという説もw
竹キュを書いていた某ネ申サイトさんの復活を待ち望んでいる漏れが通りますよ
↑そんな神サイトあったの!?
>>778 >>30からの流れのことじゃない?>神サイト
あれこれ展開を妄想してワクテカしている俺がいます。
神、お待ちしておりますw
780 :
←:2007/08/24(金) 21:34:11 O
;
781 :
名無しさん@ピンキー:2007/08/25(土) 12:01:28 O
保守
(´;ω;`)だれか遊んで
(`皿´)<俺といろんなことして遊ぼうか
とりあえず二人とも脱げ
784 :
sage:2007/08/25(土) 17:18:51 O
(´;ω;`)脱ぐなんてヤダ
コウジ君ドコ?
後でウエノも交ぜてやるから>( `皿´)つ<;´>ω<)ノシ
(*`;ω;)<いやだ!アベ君の嘘つき!!!
(`皿´)<じゃあ遊んでやってる間、目ぇ瞑ってウエノのことでも考えてろよ。
ちょっっwww
リアルにフトシに言われてみたいwww
無職でもいい
o(・ω・`)o<ごめんね腐女子で
これつけて>(*´・ω・)つ-[=*.・з・]
(`皿´ )<つけたか? (・ω・`*;)?
‖-[=.・з・] ∬-[=.・з・] ミ-[=.・з・]
ウエノに見られてると興奮するだろ?>( `皿´)つ<*`;ω;)ノシ
[-[=.・з・] ‖-[=.・з・] ∬-[=.・з・] ミ-[=.・з・]
( `皿(*`>ω<)アッー!!
>>792 お面つける必要ないのが紛れてるwwwww
私のきゅうたんに何するのー
ハアハア
795 :
名無しさん@ピンキー:2007/08/26(日) 20:51:23 O
____
/⌒ ⌒ \
き |◎ ◎ |
ゅ ≠ ▼ = |
う \ VV |
∫ / \
 ̄│ | ̄
\ /
//\\
 ̄  ̄
ああ、例えキュウが二足歩行しようが好きだよキュウ
))))
(´・ω・`)<普段から二足歩行してるつもりなのに…
[=.・з・]y-~~四つん這いにしてバックでヤるといい声で啼くよね。
(`皿´)<うん
なんだよお前らやるならこのスレでやれよ
802 :
名無しさん@ピンキー:2007/08/27(月) 03:20:38 O
ルノアール…(´・ω・)
キュウ録画失敗したよキュウ
東京なのに録画圏外ってどういうことだよ
ワンセグのバカア
・゜・(ノД`)・゜・。
804 :
名無しさん@ピンキー:2007/08/27(月) 10:53:54 O
キュウはただ貧乏揺すりをして、出演時間約5秒。でも見れただけで幸せでした
観忘れた…orz
r'⌒ヽ
ノ o ○、
(,,,O,,,,)
(´・ω・`)<僕の演技
ノ つつ どうだった?
⊂、 ノ アラエッサッサ
し'
演技どころかキュウの存在がいやらしかったよキュウ
■■■■■■■■
//★//////グス…
////////ω; ≡)皆エッチ…
///★///( ≡)。
/////// ̄ ̄ ̄ ̄
ミキ≡/○×堤防
■■■■■■■■
809 :
ほしゅ:2007/09/04(火) 19:02:08 O
(`・ω・´)<モロキュウ買ってね
サインもするよ
(:。)ミ タコチューもするよ
ε≡(´・ω・`>⊂川*`∀´)<キュウちゃんちはここか〜
達キュウwktk
(コウジくんどうして助けてくれないの…)Oo ( ´;ω;>⊂川*`∀´)
まぜて>(*`皿´) (`∀´*川つ<;*´・ω・)!
こういう感じで
○
<| ○|\
_ト○| ̄ヒ|_
さらにこういう感じで
. ○○
. /∨|\
_ト○| ̄ヒ|_
ボロボロにされたキュウの最初で最後の続きを未だに待ってます…
801神の泥沼ssの続きを待ってます
いつまでたっても
待ちぼうけ
爆竹フェス参加中の友人からメールが来たんだが、ミチロウさんはやはりMJQで参加したらしくキュウがDrだたそうな。
キュウは基本マゾだから(笑)
ってチバが雑誌で言ってましたよ!
それ本人も公言してるから
川*`∀´)*`皿´)*=.・з・]そして俺たちも知ってるから
λ,,,,λ
ミメ`Д´彡-y-~~<タシヤおめーもMだろw
ゆうちゃんどうしたのその口調…
フォトDVDどこかで見たことある風景だな〜と思ってたら松山だた
))))
(#`・ω・´)ゆうちゃんはおうちに帰るモキュ
キュウちゃん、もろきゅう買ったよ
キュウがモロだったよハァハァ
キュウが昔出たトーク番組でゲイ発言しててワロタw
モヒカンも好きだけど髪ふさふさの頃が一番かわいい
830 :
名無しさん@ピンキー:2007/09/15(土) 23:11:56 O
モロキュイベントどうだった?
(´;ω;`)レポよろ
>>830 音人の金ミツさんが司会で登場
二人とも緊張のあまり日本酒を飲んでるとのことw
「今日は先生と呼んであげてください」と言われつつ呼び込まれ登場
第一声が「ヒッヒッヒッヒッ…」という笑い声w
終始落ち着かず左手が頬っぺたにw
そしてお茶を飲みまくるキュウw
本の内容やら客からの質問やらありつつ。
チバは本が発売になること自体知らなかったらしいw
他はそれなりな反応とのこと
サイン会をやるにあたって前日のリハにて
イマイ氏に「いきたいなぁ!!!」とニヤニヤ冷やかされた
「来るって言われても入れさせない」
「今日は関係者立ち入り禁止にしてます!」
しかし最後にサイン会で
こっそり客に紛れて増子さんが並んでるw
まったく気付かないキュウ
いよいよという時にようやく気がついて椅子から転げ落ちるキュウwww
本を渡すアシスタントがいつのまにかようこさんになってたりw
ざっとだけどこんな感じで良い?
832 :
831:2007/09/18(火) 10:05:02 O
なんか「w」多くてウザイな。ごめん。
酔って帰ってきて書き込んだからだ。
二日酔いで仕事行ってきます。
レポ本当にありがとう!
キュウ愛されてるねキュウ
レポありがとう!楽しかったみたいでいいなぁ〜。
椅子から転げ落ちるキュウ、見たかった…w
ようこちゃんまで来てたのかw
]<保
(^ω^)
>>836 ショボーン(´・ω・`)<たもつ君って誰…?
ちょwキュウw
]<守
ショボーン(´・ω・`)<まもる君って、誰・・・?
あほくさ
>>777が言ってたのとは違うかもだけど竹キュサイトハケーン!!
でも20歳未満お断りだた19の俺は負け組…
キュウ中心とか神すぐるサイトだったのにorz
843 :
sage:2007/10/01(月) 17:46:07 0
( ´・ω・)
//\ ̄ ̄旦\
// ※\___\ <ブウッ! ブッブッブッブボン!
\\ ※ ※ ※ ヽ
(´・ω・`) 実が出た
//\ ̄ ̄旦\
// ※\___\
\\ ※ ※ ※ ヽ
( ´・ω・) とりあえず最後まで出すか……
//\ ̄ ̄旦\
// ※\___\ <ブリュリュリュリュッ ブニュッニュニュッ
\\ ※ ※ ※ ヽ ジョロロロロロ・・・・・・
∬;・A・)不潔すぎるぅーーー!!
[=.゜з゜]
))))
( ´・ω・)
//\ ̄ ̄旦\
// ※\___\
\\ ※ /*`皿´)"<…
キュウの〇んこ食べたいお(;´Д`)ハァハァ
>>848 847ではないが即保存した
ありがとう
(´;ω;`)おかず…
(人・∀・)ゴチ
誰もアベがコタツに潜りこんでいた理由に不思議を抱かない
それがノブオスレクオリティ
アベの目的は
>>847で説明が済んだ形になってるからな
アベの長身が炬燵に収まっているミラクルにも注目したい。
そうか。キュウは己の排泄物をアベに食される行為によって得られる激しい羞恥心をドMの精神構造であますとこなく感じている訳だな。
848百万回抜いた
>>848 該当のページは存在しません。
orz
落とした人おかず具合はどの程度でしたか?
(*´Д`)。oO(寝姿…)
再うpおながいしまふ
>>848 ふさキュウ見れなかったお(;´Д`)ハァァ.....
ふさふさで眉を整えたキュウだったから
金髪前後の画像なのかな
おいしくいただきました(;´Д`)
キュウがいっぱい(*´Д`*)
トッキーかわいいよトッキー
>>862 もちつけwww
860は出し殻のキュウだ
ちなみにのーやんは(●,,●)v
トッキーってRIZEの頃のが老けてたよね
>>864 のーやん会いたいお(;´Д`)ハァハァ
>>869 カウンターにもたれて肘ついて煙草吸ってる画像だた
腰がくいっと…
あれ腰クイなのかw
ブラウスの余りぐあいかと思ってた
シャツのたわみと見るには
かたまりがデカいから腰かなやっぱり
また見れなかった_| ̄|○
キュウ右の職人がエラキュ書いてくれるかもしれないよ
よかったねえ
(´・ω・`)コウジくんに逢いたい…
[=.・э・]どうしたの、キュウ
志村ー!唇!唇!
右から来ました、あっちでリクエストいただいたものです
アベキュウ?エラキュウ?
その日のアベくんは、すこぶる機嫌が悪かった。
うちのバンドが出演したイベントの打ち上げ。無関係の彼を強引に誘い出したのは
俺だったんだけど、だって、このひとたまに生存確認してやらないと、部屋でミイラに
なってそうなんだもの。基本付き合いの悪いアベくんも酒の席に限っては結構顔を出してくれたり
するから、バンドが解散してからも俺は、打ち上げだ飲み会だと口実をつけてはちょくちょく彼を
呼び出していた。冗談みたいだけど、誰かが気にかけてやってないと、このひと、リアルに孤独死
しちゃいそうじゃん? 電話越しに声を聴くだけでも安心する、あー、よかった生きてたって。
まあ、こういう場所で人脈をつくって、今現在バンド活動をすっかり休止してるアベくんが
うごきだすきっかけになれば、っていう気持ちも少なからずあったけど。余計なお世話かな。
でも俺は、アベくんのギターが好きだから。一緒のバンドじゃなくたって、それは変わらない。
単純に、バンド関係の若い奴とか、アベくんが来ると喜ぶしね。音楽雑誌の紙面で、
鬼、と称されたそのプレイを信奉してる奴は未だに多い。気持ちはわかるよ、
空気を切り裂く峻烈な音や、脳味噌にこびりつく印象的なリフは、アベくんにしか出せないものだ。
ハルキが帰ってしまったことがちょっと悔やまれる。パートは違えどお互い、いい刺激になったろうに。
かつて同じステージに立っていたことを、心底誇りに思えるギタリスト。
新しく、バンド、組めばいいのに、って思う、勿体無い。その一方で、俺たちのバンドが解散してから
活動が長続きしない彼の様子を見ていると、そういや昔ずっとチバの横でギター弾いてたいとか
インタヴューで云ってたな、なんて懐かしいことを思い出して、ひどく胸が苦しくなる。
その日はチバが次の日地方のDJイベントに出るとかで珍しく打ち上げを欠席し、酒が飲めない
ハルキは乾杯だけしてさっさと帰ってしまった。正直、俺も帰りたいなぁって思ってた。対バンの面子は
馴染みがうすく、気安く話しかけるのは難しい。酒、飲めるのは嬉しんだけどね。
だけど俺まで帰ってしまったら、ちょっと変わったギタリストをひとり残してくことになって、それもなんだか
躊躇われたから、結局、俺は居酒屋の隅っこ、なるべく目立たないようにうすいビールを啜る羽目になった。
俺よりひとまわりも若いくせに自分のペースを崩さないベーシストがすこし羨ましい。いや、若いからできるのか。
中途半端に社会を知ってる俺みたいな年寄りは、どうしても、感情より体面だとか義理だとか、
古臭いものを優先してしまう。
まあそういう、ちょっとばかり人見知りな俺にはつらい席で、手持ち無沙汰に携帯をもてあそんでたら、
ああ最近アベくんに会ってないなって気が付いた。そういえば、このバンドの打ち上げに彼を
呼んだことはなかった。いつもぐだぐだに酔っ払うチバの世話で手一杯にで、アベくんを
呼び出す余裕がないのだ。思い立ったが吉日、携帯のメモリから馴染み深い番号を探し出し、
コールボタンを押した。普段から電話に出てくれる確率は半々。時間も時間だし、無理かなぁとも
思ったんだけど、予想外なことに3コールもしないうちに回線は繋がった。
「ひさしぶり、元気?」
「あ、あぁ」
「今さ、イベントの打ち上げしてんだけど、来ない? タダ酒飲めるよ」
「イベント?」
「出るって前に電話で云ったべや、忘れてた?」
受話器から聴こえるアベくんの声はなんかちょっと戸惑ってるみたいだった。
「アベくんも来てくれたらよかったのにー、いいイベントだったよ」
「……悪い」
「悪いと思うなら打ち上げ付き合え」
渋りに渋るアベくんを電話越し宥めたりすかしたりして、なんとか部屋から引っ張り出す。
扱いが難い頑固な男だけど、俺だってダテにリーダーやってたわけじゃない。
手綱を放した途端好き勝手暴れまわるメンバをコントロールするのは馴れたもの。
まあ若い頃は一緒になって暴走しちゃったりもしたんだけどねぇ、さすがに俺ももういい歳だし。
チバなんかはそんな俺を見てオカンかよって笑うんだけど、そりゃあ長年、でっかいこども3人抱えてりゃね、
オカン気質も身につくってもんよ。プライベートだけじゃないぜ、ライブ中だって、そうだ。
それぞれにパワフルな音を放つ3人の背中を任せられるのは俺くらいのもの、それくらいの自負はある。
バンドを纏めてた、って云うとなんか偉そうで嫌なんだけど、ドラマー兼リーダーの俺にとっては
メンバの世話もある意味プレイの一環だったんだと思う。
居酒屋の一室に現れたアベくんは相変わらずの黒尽くめ。こけた頬は血の気がうすく、またちょっと
痩せたんじゃないかと思った。
「……よう」
「久しぶり!」
彼が姿を見せた途端、店の中がざわっとして、ちょっと嬉しくなる。や、なんか手前味噌でなんですけど、
身内、が褒められるとさ、やっぱり嬉しいもんじゃない? ざわつきを気にする様子もなく、誰よりも高いところ
から店内をぐるり見渡した真っ黒な目。その目が、誰を探してるのかは、なんとなくわかった。
「チバ、明日仕事でさ、来れなかったの」
「、へぇ」
長い脚を窮屈に折りたたんで俺の隣に腰を下ろした彼は、俺のことばに興味なさ気に目を細める。
フラットな口調からかすかな動揺を読み取れたのは、多分俺だけ。それがチバと顔を合わさないで
済んだことに対する安堵なのか失望なのか、そこまでは流石にわからなかったけど。
ほとんど動かない表情から感情を察するのは至難の業だ。
「何飲む?」
「ビール」
座るなり煙草を咥えて火をつける気だるげな仕草に、彼を呼び出したことをちょっと後悔する。
あー、やばい、相当機嫌悪いわ、このひと。しかも機嫌悪いの隠すつもりゼロ。アベくんに離しかけようと
近づいてきてたひとの波がすーっとひいてくのがわかった。バンドが解散してから、このひとは前よりいっそう
表情が乏しくなり口数も減った。酒を飲んでも昔みたく陽気にはしゃぐことはない。
ものを壊したり飲み物をぶちまけたり周囲に迷惑をかけないって点では喜ばしいことなんだけど、
酔ったときくらいもうちょっと楽しそうにしたら、とも思う。てゆーかただでさえ見た目がおっかないんだから
すこしは愛想よくしなさいよ。
俺の心情を知ってか知らずか、アベくんはジョッキに注がれたビールをひといきに飲み干した。
のけぞった細い首、ごりごりと上下する喉仏。ああ、やっぱりまた痩せたな、アルコール、
摂取させたらやばいんじゃないの。自分で呼び出しといてなんだけど、健康な痩せ方じゃないし。
「……アベくん、ちょっとピッチ早いんじゃない?」
後悔したときにはもう遅くて、結局、俺は酔いつぶれたアベくんを自分の部屋に連れて帰ることに
なってしまった。
「アベくん、ほら、水飲んで」
「ん」
ソファの上膝を抱えて今にも眠り込みそうなアベくんに、ミネラルウォーターのボトルを握らせてると、
ちょっとだけ、昔に戻った気持ちになる。ほらほら、ちょっとでもアルコール中和しとかないと
明日の朝辛いでしょ、アベくんまた痩せたよね、酒ばっか飲んでたらいい加減身体壊しちゃうよ。
ぺらぺらと喋りながらあの頃と同じ真っ直ぐできれいな髪をくしゃくしゃにかきまぜてみたら、
煩そうに首を逸らされた。はずみで、黒いシャツの襟元、肉のうすい胸元が晒される。
今日も真っ赤になってるんじゃないか、って思ったんだけど、違った。肋骨のういたそこはぞっとするほど白くて、
不吉な予感が胸を掠める。
「ねえ、身体、ほんとに大丈夫?」
今日だって、周囲が眉を顰めるくらい自暴自棄な飲み方をしていた。息をつく間もなくアルコールを
摂取して、もしかすると店に来る前から酔ってたのかもしれない。幸い他の面子に悪い絡み方を
することはなかったんだけど、ほとんど口も利かず刺々しい雰囲気を纏ったまま、アベくんは
ただ浴びるように酒を飲んだ。明日なんて俺には関係ないんだよって云うみたく。
これはもう立派なアル中だ。打ち上げに誘ったことを改めて後悔しながら、いちど、病院に連れて行った
方がいいなぁって思う。チバといい、このひとといい、どうして俺の周りには生存能力の欠けた
奴ばっかり集まってくるのか。
ボトルのキャップを捻って水を飲むアベくんの仕草はひどく緩慢で、危なっかしい手つきでテーブルの上に
口が開いたままのボトルを置こうとするもんだから、慌てて散らばったレコードなんかを避難させた。
「ちょっと、こぼさないでよ!?」
「大丈夫だよ」
不安定に高い声はアルコールにやかれてしわがれている。テーブルの端っこにレコードを
積み上げる俺の手元を覗き込んで、あれお前そんなの聴くの、ってちょっとだけ平静を
取り戻した声。ああ、音楽、に関してだけは、まだ素面でいられるのね、このひとは。
「借り物だから持ってっちゃダメよ、明日返すんだから」
「誰の?」
「え? ……コウジくん、だけど」
突然の問いに、一瞬喉を詰まらせて、俄かに生まれた不自然な沈黙に慌ててアベくんの顔を窺った。
黒尽くめの男は、俺の様子に気付いているのかいないのか、レコードのいちまいを片手に
きれいな仕草で煙草に火をつけている。癖の強いマルボロの匂い。あの頃は毎日、この匂いを
嗅いでいた。いっそ、自分の煙草の匂いよりも、馴染みがふかいくらい。
「なに、お前ら結構会ってんの?」
「いや、そうでもないよ、月イチとか」
ふうん、気のない返事を口にして、アベくんはしげしげとレコードのジャケットを眺めてる。
そうしてるとほんと、あの頃と全然変わらない。音楽が好きで好きでたまらない男の顔。
違うのは、こけた頬の肉がいっそううすくなったことと伸びた前髪がかたちのいい額の真ん中で
分けられてることくらいだ。自分用に淹れてきた温かいお茶を啜りながら、さっきの動揺を
気付かれなかったらしいことに安堵して、俺はそっと息を吐く。
「あ、俺、ちょっとシャワー浴びてくるわ」
「ん」
「眠かったら寝てていいから」
自分のことでちょっと手一杯になってた俺は、そのとき、硬い石みたいな彼の目がすっかり
表情をなくしてることに、気付かなかった。
さっぱりした身体にTシャツとスウェットを纏いバスルームを出ると、音量を絞ったメロディが聴こえた。
「あれ、起きてんの?」
出る頃にはつぶれて寝てるもんだと思ってた俺は驚いてリビングのドアを開ける。
レコードプレーヤの前に立つひょろり細長いシルエット。返事はない。コウジくんが貸してくれた
外国のレコードは夜明けの空気によく似合っている。濡れた頭をタオルでかきまわしながら、
テーブルの上すっかり温くなったお茶をひといきにあおり、かわいた喉を潤した。
早く寝た方がいいよ、俺ももう眠いし。独りごとのように喋りながら顔を上げると、
いつの間にか振り返っていたアベくんと目が合う。やけに、危なっかしい目付き、だった。
ひととして必要な感情を、ごっそり棄ててしまったみたいな、目。ああやだな、まだ酔ってるよ
このひと。呑気に、俺は思った。俺を見詰めるふたつの目が、ほとんど狂人、って云ってもいい
色をしてるのを、認めたくなかったのかも、しれない。
「アベくん、なんかほんと顔色、悪いよ? 明日病院行こうか、俺オフだし」
「……ウエノと、会うんだろ」
「コウジくん一緒でもいいしさ」
ソファに座りながら、煙草に火をつける。テーブルの上の灰皿にはマルボロの吸殻が数本。
嫌な感じの沈黙が降りた。バンドをやってた頃には経験したことのなかった、空気。
なんか、居心地が悪い。
「アベくんさ、」
きれいなメロディがやけに息苦しくて、逃げるように口を開いた。
「チバとなんかあった?」
云ってから、あ、失敗した、って思った。表情をなくした細い目が、すう、と静かに、眇められる。
「なんか、って?」
問い返す声が、低い。喋るときもあまり動きのない端正な顔を見上げながら、
額に滲む嫌な汗を感じる。何、俺ビビッてんだ? 落ち着きを取り戻そうと、ふかく息を吸った。
相手は十年以上も連れ添った、家族みたいなバンドのメンバじゃねぇか。
「や、何もないならいいよ」
活動中だったら、メンバ間の確執は無理にでも訊き出して解消しなきゃいけないところだ。
だけど、俺たちはとうの昔に、歩む道を違えている。チバとアベくんの間に何かあったとしても、
強引に喋らせる権利は、今はもう、ない。解散の前にも、同じようなことがあった。チバとアベくん
だけじゃない、あのときは、メンバの誰もがぎくしゃくしてた。解散しよう、ってチバが云ったとき、
俺は正直ちょっとだけ安心した。俺たちは多分みんな、長く一緒にいすぎたんだと思う。
解散は避けられなくて他のメンバの状況とか関係とか考えてる余裕は誰にもなくて、でも、
あのとき俺が何か行動を起こしてたら、アベくんは今もうすこしマシな顔をしてられたんだろうか?
「……どうしてなんだろうな」
染み付いたオカン気質に流されてぼーっとしかけてた俺は、低く落とされた呟きで我に返った。
オカン気質のリーダー、って自認してる癖に、実際、俺がメンバについて何も理解できてなかったことに
気付くのは、もっと先のことだったけど。
「……え?」
「どうして、お前なんだろうな」
何を云っているんだろうこのひとは、って、思った。それから、レコードプレーヤの前を離れ、
ゆっくり俺に近づいてくるアベくんが、なんかすごくこわくなって、立ち上がろうとした。
「あ、れ?」
膝が、崩れる。押し殺された声で、アベくんが笑うのが聴こえた。
唇の両端をつりあげて、ちっとも楽しくなさそうな笑顔、をつくってるだろうってのは、見なくてもわかった。
「どうして、俺じゃなくて、お前なんだよ」
いつのまにか手の届く距離に近づいてた彼の気配に、顔を上げることはできなかった。
全身からちからが抜ける。なんだ、これ。混乱のさなか、ぐるりと視界が回転して、
背中に感じた床の硬い感触。
「あ、アベくん!?」
ようやく見上げた真っ黒い目は、空気を凍らせる絶対零度の冷たさで静かに
俺を見下ろしていた。
なあ、あの頃もうすこし俺がしっかりしていたら、
俺たちはみんなしあわせになれたのかな?
\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\
続きます
右155さん、こんな感じで平気すか?
まさかの設定ktkr!!
ああぁドキドキが止まらない(;´Д`)ハァ
mg966氏GJです
続き正座して待ってます
右から来ました!
リクした方とは違うけど、待ってました神!
やっべぇぇぇえ萌え転げた!!(;´Д`)
文章が綺麗で素敵すぎる。続きwktkしながら待ってます!
でも身体に無理しないようにしてくださいね。
(((
m9(^Д^)
不穏なアベとオカンでキュートなキュウハァハァ
キュウのカワイソス萌えに期待ハァハァ
)))
(´;ω;`)コウジくんコウジくん
(*`皿´)y-~~<おっそそるねえ泣き顔
真ん中┃ゝ´*彡。oO(鬼畜アベ君wktk)
アベの病み方が悲し過ぎて泣けた
(*`・ω・)ごちゃごちゃうるさいよ
898 :
名無しさん@ピンキー:2007/10/07(日) 23:06:05 0
┃´;ω;) ビクビク
>>896 それぞれの意見があって当然
マンセーばかりじゃ職人も育たない
キュウキュウもう怒ったりしないから
こっち着て服脱いで
>>896 それぞれの意見があって当然
マンセーばかりじゃ職人も育たない
二重スマソ
(´・ω・`)<俺が気持ちよければ何でもいいよ
>>899 病みアベ描写がすごいってだけで批判意見ではないけどね
>>896はこれから酷くて悦いことが待ってるから待ちきれないんだろw
(´;ω;`) <ageてごめんモキュ
>>903 おまいキュウのお面をかぶったアベだろ?www
真ん中でイチャこいてる二人連れてきて〜
>>907 ┃´;ω;))))<コウジ君に怒られるからダメ
>>909 なんだお前は余計煽られるんだよそういうの
>>909 [=.・з・]y-~~~
キュウ脱いでやれよ
キュウのオナヌーが見たい
┃`皿´)
┃【◎】O
┃ ノ
┃_)
(;´>ω<)やだ!ぜったいやだ!
[=.・з・]-y-~~~<キュウ、脱いだらオナニーして
さすがエラだなあ
もっとやれ
出たなおっさん転がしwww
久しぶりにハルキュウ読みたい
若手に転がされまくるキュウハァハァ
(*´・ω・)人(゚ ё ゚*)
ハルキュウってこんなのかと…
〔゚ ё ゚〕うふふ
┃
┃ω・`)朝の投下まだ?
┃⊂)
┃∪
┃з・]…
⊂二)
┃ノ
┃_)
┃
┃
┃
┃⌒⊃´皿`)⊃zzz...
神光臨・・・!
続き楽しみにしてます。無理はしないでね!
┃
┃
┃(´-ω-`))
┃(ヽ∩∩)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
┃
┃ ウ〜ン
┃(うω-`)。゚<寝ちゃった。コウジくんどこ?
┃( ∩∩)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(-[=.・з・]<ここだよ〜
(;´・ω・)アベくん…
ミ-(`皿´)<お、俺ならここにいるよ
仮面舞踏会かwww
(*´・ω・)みんな何してるモキュ?
続き投下
前回が5鬱だとしたら10鬱くらいの痛さ
可哀想萌え属性に自信のない場合はあぼーん推奨
「ちょ、痛いって、アベくん!」
語尾が、みっともなく裏返る。仰向けに転がった俺の膝の上、跨る身体は気持ち悪いくらい軽い。
耳のないような顔で、アベくんが俺のTシャツに手をかけた。
「おい、ふざけんなって!」
湯上りの火照った肌が外気に触れて、ぞわり背中を這い上がる悪寒。身体が、うごかない。
ぼんやり頭にうかんだのは、さっき飲み干した温い茶の味。まさか、
「無理すんなよ」
ちから入んねぇだろ、低めた喉声で囁くアベくんの顔は、食事を前に喉を鳴らす猫のそれによく似てる。
視界の隅、長い指が床に落ちた俺の煙草を拾い上げ、灰皿で揉み消すのが見えた。
普段なら、容易くあしらえる相手だ。身長は20センチ以上も違うけど、体重は俺の方が重いし、
元ラグビー部のドラマーからすれば、栄養失調寸前のギタリストのちからなど取るに足りない。
実際、悪い酔い方をして迷惑なスキンシップをはかるアベくんをちからづくで宥めたことは、
今までになんかいもある。それなのに俺は今、圧し掛かってくる細い身体を押し退けることが
できないでいた。シャツをたくし上げられ剥き出しになった胸に、さらり柔らかな髪の毛が触れる。
くすぐったさに身を捩れば、肌を撫でる吐息混じりの笑い声。ぞくり、生温い感覚が背骨の内側を
駆け上がった。
「アベくん、ちょッ、やめろ!」
胸の真ん中に触れた冷たいぬめりが、体温の低い彼の舌だって気付くのに、すこし時間がかかった。
身体が、熱い。重い腕を持ち上げて、腹の上、蹲るアベくんの骨張った肩を両手で必死に突っぱねる。
冗談じゃねぇ。額に滲んだ汗が体温奪って冷えていく。それなのに、ひやっこい舌がぞろり皮膚の上を
滑るたび、新しい熱が生まれて腰の奥に溜まっていく。冗談じゃねえよ。にぶくなった頭で繰り返した。
アベくんが何をしようとしてるのか、馬鹿な俺にももうわかってた。尖った舌先で、刺激に勃ち上がりかけた
乳首を突っつかれ、全身の表皮がびっしりと鳥肌をたてる。
「へえ、もしかして、初めて?」
うすくてたいらな、アベくんの、声。
「な、何、」
「とっくに、ウエノがやってるもんだと思ってた」
たいせつにされてるね、お前。
一瞬頭が真っ白になって、それから、沸騰しそうに熱い血液が脳味噌のなかでどくどくと脈打った。
なんでそこにコウジくんの名前が出てくるのか、だいたい、男同士でやるとかやらねぇとかなんだよ。
絡み合ってもつれた思考。アベくんが、ちいさな音を立てて俺の乳首を吸い上げた。ひくり腰が跳ねて、
だけど、俺の意識はそこにない。からかいの色もなく吐き出されたアベくんのことばが、頭の中で
ぐるぐると回る。俺が、コウジくんに、たいせつにされてる? ふざけんなよ、俺がどういう気持ちで
コウジくんと会ってるか知らない癖に。月にいちど惰性的に待ち合わせ他愛もない会話をかわすたび、
胸の奥でにぶく軋む痛みを知らない癖に。辛くなるってわかってても、別れるときにはなぜか、次に会う約束を
口にしてしまう。そんな、滑稽な苦しさを、知らない癖に。
そうだよ、たいせつにされてるよ、辛いくらいにな。
血液とともに体内を駆け巡る毒薬みたいな熱は、恐怖でも混乱でもなく、純粋な怒りだった。
俺を辱めながらその名前を口にしたアベくんに対する、怒りだった。
「お、俺は!」
気が付けば、無意識探り当てたことばを、吐き出していた。
「俺は、チバじゃねえよ!」
俺のことばに、猫のような仕草で俺の胸を舐めていたアベくんが、ぴたり、うごきを止める。
静寂を埋める静かなメロディ、と、呼吸の音、ふたつ。何云ってんだ俺は。一瞬にして、背中と頭が冷たくなる。
わかってた。何をされても、これだけは云っちゃいけなかった。今現在チバの横で太鼓叩いてる俺が、
口にしていいことばじゃなかった。ゆっくり、アベくんが顔を上げる。ひびわれた硝子みたいな目。
なんでそんな顔すんだよ。俺の顔を見詰める黒色からはあらゆる熱が抜け落ちていて、泣きそうになる。
胸を満たす真っ黒い自己嫌悪。現在進行形でひどいことされてんのは俺なのに。
「……わかってるさ」
押し殺された声とともに、ぎくしゃくと三日月のかたちに歪められた唇。どうしてそんな、何もかも
諦めたような顔、するんだよ。あんたにはまだ、ギター掻き鳴らす指が残ってるじゃんか。
「あ、アベくん……」
息苦しさに追い詰められてかわいた声で名前を呼べば、表情隠すタイミングで、アベくんは俺の胸に
顔を伏せた。瞬間、するどい痛みが背骨をつらぬく。斟酌なく噛み付かれた柔らかい皮膚が、尖った犬歯に
引き裂かれる感覚。
「う、ぁッ、痛、アベくん、痛い!」
たまらず悲鳴を上げた俺を嘲笑うように、傷口を抉じ開けるみたく冷えた舌先が乳首の上でぞろり蠢く。
床に沈み込みそうなくらい重い身体が意思とは無関係に跳ね上がり、早まる呼吸で熱くなった喉が
びりびりと痛んだ。背骨の下あたり、交互に湧き上がる悪寒と快感。体温が、上がる。
性質の悪い酒で酔っ払ったときみたく。死にそうに、気持ち悪い。
それなのに、俺の身体は呼び起こされた欲望にたしかな反応を示してる。吐きそうだった。せりあがる横隔膜
収縮する食道。不規則な痙攣を追いかけて、アベくんの鼻先が首筋を掠める。内臓が、痛い。
空嘔吐を繰り返す苦痛に、じわり視界がぼやけて揺れた。
「お前、ウエノが好きなんだろ?」
囁いたアベくんの口調が皮肉めいて俺を嬲るものだったら良かったのに、と思う。そうだったら、怒りに任せて
否定することができたから。そんな、明日の天気の話でもするような声で、云うな。寒気がする。
まるで心臓を凍ったナイフで刺されたみたく。喉から顎まで機械的な無感情さで舐め上げて、
アベくんが顔を上げる。好きなんだろ、無神経に繰り返されたことば。ぼやけた視界に映る不自然に歪んだ頬、
攣れた唇。違う、って云うには、静かすぎる目をしてた。疑問のかたちをとっていても、中身は断定。
いつから、ばれてたんだろう。他人に無関心な顔をして意外と敏い男だから、もしかすると、ずっと前から
うすうす勘付かれてたのかもしれない。バンドが解散する前から。
胸から腹へ、這い降りたおおきな手が、スウェット越し俺の性器を握り締める。
「、やめろ」
「ウエノに抱かれてるって思えばいい」
相手が誰だって、やることは、変わんねぇ。冷えた声は、まるで自分に云い聞かせてるみたいだった。
反射的に握った拳を振るっていた。がつ、と鈍い音がして、ほんのわずか、アベくんが顔を逸らす。
萎えた身体に平素のちからはこもらなくて、のろい腕を避けることは容易かったはずなのに。
音もなく、アベくんが嗤う。細い肩がちいさく揺れる。
「……抱かれたいんだろ」
「黙れっ!」
「抱いて、ってお願いしたら、きっとあいつ、やってくれるぜ」
「てめぇ、……!」
喉に痞えた感情は、怒りじゃなくて、泣きたいくらいの情けなさだった。アベくんのことばは、正しかったから。
コウジくんは途方もなく俺にやさしい、大学の頃からずっと。新曲のリズムをうまく掴めずひとり
部室に残ってドラムを叩いてたときとか、どうしてわかるんだろう、何も云ってないのに現れて、
泣きそうになってる俺の隣で辛抱強くおなじフレーズを繰り返してくれた。失敗しても、嫌な顔ひとつしないで、
俺たち同じリズム隊じゃん、って云って笑う。俺が間違ってもキュウがリズム支えてくれるって信じてるから、
みんな安心して弾けるんだよ、ほら俺っていい加減だから信用ないんだよね。軽薄を装った彼のことばの
裏側には、いつも、穏やかな気遣いがあった。デビューしてからも、そうだ。めまぐるしく変わってく日常に、
ふと置き去りにされてる気持ちになって立ち尽くしたとき、手を差し伸べてくれたのはいつもコウジくんだった。
もうダメだやめよう抜けよう、思い悩んで行き詰って、でもそういうときインタフォンが鳴ってドアを開ければ、
ビールでいっぱいになったコンビニ袋を片手にコウジくんが立っている。キュウは真面目だからなぁ、
って茶色がかった目を細め、アルコールと柔らかな空気で、プレッシャーに押し潰されそうになるよわい
俺を救ってくれる。無理すんなって何のために4人でやってると思ってるの。冗談云うみたく笑いながら、
ちょっと捻くれたリズムで俺を甘やかす、コウジくんの声。
ふたり揃ってべろべろに酔っ払って馬鹿みたくはしゃいで、それだけで、よかった。
コウジくんへの気持ちが男女間のそれに近いって気が付いたとき、俺はこの想いを胸にしまったまま
墓場まで持っていこうと決意した。
抱いて欲しい。俺が請えば、コウジくんは拒まないだろう。
叶えられる望みだから、口にしちゃいけないんだ。
アベくんの手がゆっくり焦らすように性器のかたちを指先で辿る。残酷に平坦な声が云う。
「『コウジくん』って呼んでいいぜ」
もう、やめてくれ。
苦痛じゃない涙が零れそうになって両腕で顔を覆った瞬間、無造作な手つきで身体をひっくり返された。
がつん、肩がテーブルに当たって、ばさばさと降り注ぐ、コウジくんのレコード。
咄嗟、受け止めようと腕を伸ばした。明日、コウジくんに返さないといけないんだから。これすげえいいぜ、
って嬉しそうに笑いながらレコードの入った紙袋を差し出したコウジくんの顔を思い出す。
やっと、明日、会えるんだから。
テーブルから雪崩落ちたレコードは俺を嘲笑うかのように腕の上ではずみ、ばらばら床に散らばった。
「薬のせいにしちまえよ」
みっともなく這い逃げようとした俺の腰を掴んで、アベくんが嗤う。ぐしゃり、肘の下で歪むレコードの感触。
スウェットを膝まで引き下ろされて、細い指が窄まった部分に触れるのがわかった。
コウジくんの指と、おんなじくらいの太さ。思った瞬間、こらえきれなくなった涙が頬を伝った。
一瞬でもそんなことを考えてしまった自分が気持ち悪くて、直腸にもぐりこんできた質量も、
もうどうでもいいと思った。長い指が、強引な仕草で内臓をまさぐる。攣れた皮膚が裂けたのか、
生温いものが股間を伝って腿に垂れた。容積を広げるためだけにうごめく指は苦痛しかもたらさないってのに、
勃起した性器は痛いくらい張り詰めていて、薬のせいだ、アベくんのことばに縋るみたく、自分に云い聞かせる。
黒い服に染み付いた煙草の匂いとか、直に陰茎を握り締めた指の太さとか、そんなものは関係ない。
アベくんの指がうごくたび身体の内側で暴れまわる熱を押さえつけながら、早く終わればいい、
とそれだけを思った。俺の内側をさんざんに掻きまわすアベくんの指。その細さをもうにどと、
他の誰かと重ねてしまわないように。
「セックスってなんだと思う」
石ころみたく転がった俺は、アベくんの問いかけに返すことばを持たなかった。
「こんなとこに突っ込んで身体繋げてさ、」
剥き出しの背中に柔らかな髪の毛が触れて、真っ直ぐなその感触が気持ち悪くて涙が出る。
嗚咽が漏れそうになって、慌てて自分の指を噛んだ。
「そんなもんで、何がわかるってんだろうな」
ずるり指が引き抜かれて安心する間もなく、傷ついた肛門に熱いものがあてがわれる。
「うぁ、あ、あぁああっ!」
身体の中に侵入してくる質量は完全に容積を無視していて、脳味噌を火掻き棒で掻き回されるみたいな
痛みに、かわいた喉から絶叫が押し出された。喘ぎすぎて皮のういた唇がぴり、と裂ける。
一瞬気を失ってたのかもしれない。気が付けば俺はアベくんの性器を根元まで咥え込んで蹲っていた。
かちん。背後で響いた金属音、続けてふわり漂ったマルボロの匂い。いがらっぽいうすむらさきの煙は、
どうしようもなくアベくんとは違うひとを思い起こさせる。粘膜を馴らすみたく緩く腰を遣われて、喉の奥喘ぎ声が
ひしゃげて潰れた。理性と感情を裏切って熱くなる身体。それが薬のせいなのか、それとも頼りなく漂う
煙草の匂いのせいなのか、俺にはもう、わからない。じわじわうごきが激しくなって、裂けた皮膚の痛みすら
いい感じの快感に変換され始めて、みっともない声が止まらなくなる。抽迭に合わせて前を擦られ、
眩暈のような感覚に必死で床に爪を立てた。
「、ぁ、っあぁあ、ふ、ああッ……」
床に頬をすり付けおおきく喘げば、背中にかかる重みがぐっと増す。
視界の隅、レコードを下敷きにしたアベくんの華奢な手。マルボロを挟んだ長い指には網目状に血が
こびりついていて、レコードに触らないで欲しい、快感と苦痛にぼやけた頭で、思った。
口から出るのは、不満のことばではなく、格好悪い嬌声ばっかりだったんだけど。
ああそうだ、この薬、誰に貰ったと思う。うすっぺらな声で、アベくんが云う。腰のうごきは止めないまま、
直腸を犯す器官は硬く張り詰めて内壁を苛んでるのに、このひとはどうしてこんな冷えた声が
出せるんだろう。温い空気がゆらり揺らぎ、アベくんが俺の背中に屈みこむ気配がした。耳元、
吹きかけられた煙草の匂い。
「……『コウジくん』だよ」
身体の下でくしゃくしゃになったレコード。つよく扱き上げられるまま、俺は精を放った。ぼたぼた、
粘り気のある体液が滴る音。瞬間、身体の内側に吐き出されてだらしない呻き声が漏れる。
搾り出すようにふかく内壁をすり上げてから、アベくんが俺の中から出て行くのがわかった。
もう用は済んだと云わんばかりに、素っ気無く離れていく体温。支えを失った腰が崩れ、
床の上に転がった俺を、アベくんのうす笑いが犯す。ウエノはね、変態だよ、こういう薬使って
あんあん泣き喚く俺を犯すのが好きなんだ。
ぼんやりとした頭で、玄関のドアが開いて閉じる音を聴いた。
静けさを取り戻した部屋に、腥い精液と煙草の匂いだけが残ってる。
のろのろと身を起こした。身体の下、体液にまみれたレコードのジャケット。アベくんは、
レコードをたいせつにする奴なのに。血と精液で汚れ、くしゃくしゃになったレコードが、まるで、
音楽を、棄てる、って自暴自棄な宣言のようで、息が苦しくなった。カクテルライトの下、
真っ直ぐ立った3人の後ろ、いちばん居心地の良かったあの場所。くだらないことで笑いあって、
つまらないことで喧嘩して、辛いことも多かったけど、いつだってステージのうえではひとつになれた。
何があっても続いてくもんだって思ってた。たとえバンドが解散しても、家族、のように。
俺たちはどこで、間違えてしまったんだろう。染み付いた汚れはもうどうにもならないのに、
俺の手は無意識にジャケットの皺を伸ばしていた。座り込んだ脚の間を、アベくんの吐き出したものが
ぞろり温く垂れ落ちる。憎しみはなかった。ただ身体の内側が寒くて、うまく息ができなくなる。
カーテン越し射しこむ朝のひかり。
夜明けに似合うメロディは、もう随分前に止まっている。
テーブルの上、放置された携帯電話が、静寂を破って着信を告げた。
液晶画面が通知する名前は、なんだかとても、遠かった。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−
暗くてごめん
鬱らせるつもりはあんましないんですがー……
もうやめとく?
つ、続けてくだちい(*´Д`)
神よ…あまりにセツナス。・゚・(ノД`)・゚・。
でも続けてくれ!
キュウかわいそうにキュウ
でも体は正直なんだねキュウ(*´Д`)ハァハァ
やめないで神!
鬱より切なさが勝った…
泣いたお(´;ω;`)
鰓さん鰓さん早くキュウを優しく慰めてやってくれ…
玄関のカギ開いたままだよねー
すでに[=*.・з・]入ってきてない?
惨状見て出てったとかさー
┃*━┏┃-y-~~<まだまだ悲惨萌えには程遠いんだぎゃ
キュウの中の、自分と似た膿んだ傷口をグチャグチャにしていったのかな病みアベは。
キュウがかわいそうなのにアベも気の毒だなこれ。
チバに必要とされてウエノに大切にされてるキュウと、誰にもそうされてないアベ
アベキュウはどーんと鬱るの多いよね
でもかなりの名作ハァハァ作が誕生するんだよなあ
可哀相だし切ないのに萌えて困る(*;Д;)ハァハァ
キュウを大事にするあまりアベを処理班にしてるのか、エラは?
うんと優しくキュウを抱いてあげてー
カワユス!!!
こんなにかわいいキュウをお菓すなんてアベは鬼だな
>>956 落ち着く所か逆効果ですよ
責任取ってください
ドロッドロだ!
キュウの思いの切なさが・゚・(つД`)・゚・
>>956 かわいいいい
961 :
958:2007/10/09(火) 02:00:50 O
キュウに喧嘩売られ(ry
可愛可愛かわいいぃぃいぃーーー
⊂⌒~⊃。Д。)⊃
キュウかわいいよキュウハァハァ
誘ってるとしか思えんな。
キュウ鰓なんかやめて俺んとこ来いよ。
いやいや俺のとこだろ
いやいやキュウはうちにおいで
キュウは今うちのベッドで寝てるよ
誰でもいい、キュウを幸せにしてやってくれ
そして可愛く淫らに鳴かせてやってくれ
恥ずかしそうに幸せそうに鳴くトロトロのキュウが
誰かー
キュウを幸せにしてあげてー
だから俺の横で寝てるってば
(´□_□)
ktkrwww
頭一つ違う身長差のバックってタチの人大変そう
頭みっつ
>>970 ∬・A・)ノシ
┃━┏┃ノシ
川`∀´)ノシ
川 △ 川ノシ
確かにアベが悲惨なだけで
キュウの可哀相萌えではないね
うpなんだった?
主さん消すの早いよ…orz
きっとまだカワイソス萌えのプロローグなんだお
うpは見れなかったお
⊂ニニ( ^ω^)ニつ
>>977 (´・ω・`)←これそっくりのふさふさキュートなキュウだったよ
消すの早くて逃すこと多いよねw
?(*´・ω・`) (`∀´*川<キュウちゃーん♪
(ドラムスティック!!)Oo。Σ(;´@ω@`) サッ‖⊂(`∀´*川
(コウジ君助けてー)Oo。ヽ(TωT`;)⊂(`∀´*川<あーそーぼ♪
川*`∀´)セッションしよまい
(*´・ω・`)変な事しないモキュ?
過去ログ読めないから、投下次スレにコピペしていい?
コピペだめ
各自保存でしょ常考
>>981 達也さすが
たしかその後アベにフルボッコにされるんだよね?
(*`皿´)<次スレの季節でつね
スレ立ててあるから
┃ノシ
>>986 そんなのあったような
いつ頃のだかおぼえてる人いない?
)))
(´・ω・`)<みんな移動するよ〜
ヽミ`_ゝ´彡ノ<は〜い
(`皿´)ノシ<はーい
[=.・з・]y-~~<うぃーす
川´_J`川<はいはい
∬´ー`∬<は〜い♪
∬・A・)<わかった
┃━┏┃y-~~<…
川`∀´)ヒャハッ
(´□_□)<待ってー
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