このスレ内で語られる内容は完全なフィクションです。
実在の個人及び団体とは一切関係ありません。
【過去ログが読めない人へのヒント】
にくちゃんねる
ttp://makimo.to/2ch/index.html 友介犯し隊 (実質part1)
すっとこのエロいスレ (実質part2)
お菓子ど真ん中 part3 (実質part3)
お菓子ど真ん中 part4 (実質part4)
お菓子ど真ん中 part5 (実質part5)
ありがとう乙ですー神々をお待ちしています!
>>1 乙です。早速で申し訳ないですが、保守がてら前スレ968の続きを。
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「ちょ、…ちょっと待って」
台所へ駆け込んだチバは、冷蔵庫からビール缶を取り出し、それを一気に飲み干した。
ぷは、と息を吐いて口元を拭い、空になった缶を床に投げ捨てて、リビングへ戻ってウエノの傍に腰を下ろす。
「…やる。やるよ。うん。」
まるで自分に言い聞かせるように呟いて、そろそろとウエノのジーンズに手を伸ばした。
けど、あともう少しという所まで届いたその手は、ぴたっと止まって引き返してしまう。
「…何してんだよ。早くしろって」
「う、うるせーな。ちょっと待てっつーんだよ」
ちょっと待てと言ってからもう数分が経ってた。
チバはずっと視線を彷徨わせて、時々苛ついたように足を揺すっている。
何度も急き立てるウエノに何度も『分かってる!!』と怒鳴りながら、未だ行動に移せないでいた。
そんなに嫌だったら、出来ないんだったら、俺がやるとか言わなきゃいいのに。
「やんないの?」
声をかけると、チバは困ったような表情を浮かべてこっちを見上げた。
「………やるよ」
「じゃあ早く。お前がやらないんだったら俺がやるよ?」
「や、やるっつってんだろ!!」
ぷい、と顔を戻してウエノを見据えたチバは、今度は拳で自分の腿を叩き始めた。
ウエノが舌打ちをする。
「…アベくん、チバと代わってよ」
「だ、ダメだっつーんだよ!!」
「だってお前いつまで経っても始めねーじゃねーかよ!!」
「今!!今やろうと思ってたんだよ!!」
チバがウエノの下腹に手を宛てる。
けどまたそこで動きが止まる。
「早くしてくれっつーんだよ!!痛えんだよ!!」
ウエノが場所を示すように腰を一度突き上げると、チバはまた手を退けた。
ああ、こりゃ無理だな。
「手伝おっか?」
チバの横にしゃがみ込んで手を掴み、それをウエノのジーンズの中に誘導する。
「俺は直接触ってないから、問題ないよな?」
「ア、アベくん、」
チバの手を包み込んで、ウエノのモノを握らせる。
酷い事してんなあとは思うけど、こうでもしなきゃいつまで経っても終わりそうにないし。
「ちょ…っと、待って、」
「待たない。」
「ベルト、ベルト外そうよ。ね、」
「一回終わったらね」
チバの手を動かそうとしたけど、物凄い力で反発された。
「…お前さ、自分でやるっつったよね?」
「言、ったけど、あ、」
嗜めるように首筋を軽く噛むと、チバの指先がぴくっと跳ねて力が抜けた。
その一瞬の隙を突いて、手を動かしてやる。
「は、離せ、」
ウエノのそこから滲む液が、チバの指の間から俺の手の平に伝って来る。
淫猥な水音とウエノの甘い吐息が部屋に響いて、チバの顔がどんどん赤くなってく。
「ア、…アベくん、離して…」
チバは身を捩りながら腰を引いて、どうにかしてウエノから離れようとする。
その身体を、真後ろから両脚で挟むようにして座り、片手で胸元を抱き込む。
指先に、忙しく打ち鳴るチバの心音が響いた。
「………アベくん、」
胸元に回した手を、チバが強く握り締める。
密着した身体から、荒い息遣いと体温が伝わって来る。
「…アベくん、」
首をくっと反らして、肩に頭を乗せて来る。
チバはきつく目を閉じて、握り締めた俺の手を自分のシャツの中へと運んだ。
「あ、…んっ」
ウエノの嬌声に反応して、チバが息を詰める。
ジーンズの中で重なる俺とチバの手が、ウエノの吐き出した熱いもので塗れて行く。
チバの背中が小さく震えた。
くたりと力の抜けたウエノの身体から離れたチバの手は、俺の後頭部へ伸びて髪を掴んだ。
ぐい、と顔を引き寄せられて、虚ろに開いたチバの目と視線が合う。
「アベくん、…俺、も、」
頭から離れたチバの手が、未だジーンズの中にあった俺の手を掴み上げ、ウエノの精液に塗れたその指先に舌を絡ませた。
「チバ?お前何して、」
言い終わらないうちに、チバのタバコとビールの匂い、それと、微かなウエノの味が口に押し込まれた。
「……………して」
ぼんやりと薄く開いたチバの唇が、微かに囁いた。
------------------------------
続く。
すいません。こんなに長くなる筈ではなかったんですけども…
>>1 おつです
>>7 うわ(*´д`)ありがとうございます
ウエノの味を…二人が…
乱れてるなぁww
チバは淫微な状況に酔ったのでしょうか
ウエノどうなるの!w見学?ww
>>1さん乙華麗です
>>7さま、続き気になります…(*´Д`)ハァハァ
人いねーーーー
週末だからね〜
にしても早起きだねー
>>7続き。
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「アベくん、ね、」
「チバ…?」
「おねがい…」
何だこれ。一体どうしたっつーんだ?
チバの方から誘ってくるなんて滅多に、…つーか初めてか?
ああそうだ、初めてだ。
こういうの苦手な奴だから、絶対自分からなんてあり得ないと思っ…
「…ウエノ、お前チバに変なもん飲ませたりとかした?」
「何よそれ。しねーよ」
「ほんとにしてない?」
「してないっつーの」
じゃあ、これはどういう事だ。
「…アベくん」
酒が回っておかしくなった、っつってもビール1本で訳分からなくなる程酔うって事はあり得ねえよな。下戸じゃあるまいし。
もしかして、こういう状況に追い込まれた事に対してキレて自棄になってるだけなのか。
いや、キレてもこういう行動には出ないよなチバは。
「…アベくん、おねがい」
じゃあ、…まさか、とは思うけど、
「ウエノ見てて興奮した?」
問いかけてみたら、チバの頭が縦に1回、躊躇いがちに小さく揺れた。
「我慢出来なくなった?」
チバの頭がまた縦に揺れる。
「まじで?」
どうしよう、すげー嬉しい。
「アベくん、その前にこっち何とかしてよ。終わったら解いてくれるっつったじゃん」
「うるせーよ。今それどころじゃ、」
チバの身体がふらふらと前に傾いて、ウエノの腕を掴む。
それを自分の方に引き寄せて、うつ伏せになるように促した。
「ご、ごめんね、コウジくん」
自分が悪い訳でもないのに謝って、チバはウエノの両手首からベルトを外した。
拘束を解かれたそこは擦れて赤くなり、所々に血が薄く滲んでいた。
「ああもう、血ぃ出ちゃったじゃん。どうすんだよこれ」
「…ごめ…」
起き上がったウエノは、足首のベルトを外しながら、俺じゃなくチバに文句を言う。
「チバは何もしてねえだろ」
「そうだっけ?」
そう言いながらこっちを向いて、ウエノが企み顔で笑う。
「…お前、」
「チバ、手当てしてよ」
ウエノが、チバの唇に手首を押し宛てた。
「ウエノ、」
「舐めて消毒して。」
「ウエノ!!」
------------------------------
続く。
今すぐ続けてぇえええ───!!
鰓さん懲りてません全然懲りてません
鬼の前でいい度胸です。今度は何されても知りませんよ!
朝から神イター(゚∀゚)ー!!
初めて欲情しちゃったチバ(;´Д`)ハァハァ
新スレになってアベ視点になったんですね〜
ウエノの懲りなさに萌え
まさか…さ、ささささささ、3Pですか…?(;´Д`)ハァハァ
なんて乱れたバンドなんだ(*´Д`*)ハァハァハァハァ…
゚・*:.。. (´・ω・).。.:*・゜←真ん中と左では汚れを知らない存在かも
>>15続き。鰓さん大暴走中。
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「俺に構ってる暇ないでしょ、アベくん。ほら」
言われるまま手首に舌を這わすチバの髪を撫でながら、ウエノは顎の先でチバの、もどかし気に動く腰を指し示した。
「呼んでるよ?」
ウエノの指が、チバの髪から項、背筋へとゆっくり滑り降りる。
ん、と小さな声を漏らして、チバが背中を反らせた。
「止めろ」
ウエノの指先に反応するチバを目の当たりにして、電話口から流れて来たあの声が脳裏に蘇って身体がカッと熱くなる。
俺は力任せにチバの身体を引き戻して、背後からがっちりと抱き込んだ。
「もっかい縛られてえのか?」
「出来んの?やってみる?」
はい、と両腕を差し出して、ウエノが薄く笑う。
さっきみたいに寝てる時ならともかく、今の状態でウエノに力で勝てる訳がない。
分かってるけど、何もしないよりはましだと思って俺はウエノの両手に掴み掛かった。
精一杯の力を込めて、ウエノの腕を押し返す。それをウエノは膝立ちになってあっさりと押し戻す。
「ああほら、チバが待ち切れないってさ」
ウエノの言葉と同時に、チバの頭が肩に乗る。
視線を下ろすと、チバが自分のジーンズの中に手を差し入れてるのが見えた。
「ちょ、何してんだよ」
「…だ、だって…っ、」
「アベくん、油断しちゃダメじゃん」
チバに意識を傾けて力の弛んだ俺の手をウエノは片手で素早く纏め、空いた片手で足元のベルトを手繰り寄せた。
抵抗してもびくとも動かない両手に、ぐるぐるとベルトが巻かれて行く。
「おい、」
「アベくんもっと腕力つけないと。…はい、完成。」
「外せ!」
「嫌だよ。なあ?」
チバの頬を一撫でして、ウエノが輪になった腕の中に身体を捩じ込んで来た。
肘から先がウエノの身幅の分だけ無理に広げられて、手首にベルトが食い込む。
「…っ」
「窮屈だけど我慢してね」
ウエノは、僅かに膝が浮いていたチバの脚をくっと床に押し遣ってその上に座り、俺とチバの腕を押さえた。
------------------------------
続く。
エ〜〜ラ〜〜 !!!!
お前という奴は…
イイシゴトスルジャナイカ(*´Д`)ハァハァ
アベピーンチ!!!!
堅物チバがインラン子猫に
職人さんこれが初投稿?
萌え死にそうです(;´Д`)ハァハァ
アベ…
ウエノより腕力ないってツラスww
すっとこの様子がいつもと違うだけでこんなにピンチになるとは
アベの襲われ攻っぷりハァハァ
チバ乱れちゃってハァハァ
形勢逆転ってやつですね
鰓さんってばすごいよ!ただもんじゃないよ!
できてる二人を相手に優位に立つんだもん
それにしても
>>24さんすごいです
毎回毎回「ここで切るかあーっ!」って思うものハァハァ
>>29 さらっと できてる二人 って書きましたね(*´Д`)ハァハァ
>>26 いいえ。今数えてみたらこれで21本目くらいでしたwwwww
あれ人いないのかな?
います。
絶好調に待ってます
しょっちゅう覗いてはいるんですが、人イナスなので
チバはあの髪アベに見せたかなーそして似合うじゃんとか言われてはにかんだりしたかなー
と、そんなことばっかり考えている始末です
>>24続き。
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「…あ、や、」
「してやるから、手ぇ退けて」
ジーンズの中から、チバの手が引き抜かれる。
「ウエノ止めろ」
「ちょっと腰上げてみ?」
「ん…っ」
チバは身体の後ろに両手を着き、ウエノの言うなりに腰を浮かせる。
俺の腕を押さえ込んでた手が離れたかと思うと、ウエノはチバのジーンズのウエストを下着ごと掴んで、腿の辺りまで下ろす。
ウエノは、未だ浮いたままのチバの腰を抱き寄せ、自分の身体に密着させた。
「っあ…!!」
チバの腕が、がくがくと震え出す。
「止めろっつってんだろ聞こえねえのか!!」
手首は未だ拘束されながらも、多少の自由は利くようになった。
俺は腕を上げ、ウエノの背中に思いきり振り下ろした。
どん、と鈍い音がしてウエノの身体が僅かに沈み、その下でチバが小さく呻く。
「…ってーな。何すんだよ」
「それはこっちのセリフ、…っ」
すっと伸びたウエノの手が、俺の股間を強く押して来る。
「…やめ…離せ…」
ウエノの手を退けさせようと腕を引き戻す。
空かさずウエノはチバの背中を押し付けて来る。
チバの身体に妨げられて、俺は抵抗の術を奪われた。
「すっげー硬くなってるよ?」
ウエノはそこを柔らかくなぞりながら、もう一方の手でチバの後ろを弄り、唇で肩や胸を撫で回した。
「あ…っ、ん、」
「…ウエ、てめ…」
チバの指先が、俺の腕に爪を立てる。
「ア、アベく…」
チバが腰を擦り付けて来て、俺の腕を押し下げる。
指先にチバの硬く起ち上がったモノが触れて、チバから滲み出た液が皮膚に伝う。
その瞬間、脳がどくんと強く脈打ち、抑えていた欲望は堰を切ったように一気に溢れだした。
「…ウエノ、手ぇ解いて…」
「ん?ああ、はいはい」
にやりと笑って、ウエノはあっさりと拘束を解いた。
------------------------------
続く。
…私ばっかり投下してていいのかどうか。暫く控えた方がいいですか?
┃ω;`)
アベ君が手を縛られている事以外三人がどうゆう体勢なのかわからない・・・
みんなわかってるの?
正直私もわかってないよキュウちゃん
一緒にもっかい読み直そう
でもアズフィーリングでもっそい興奮してます
続きが楽しみです!
投稿したいが最後まで書ききれてない…
>>38 アベくんの手首をベルトで縛って出来た腕の輪の中に、
チバとウエノがぎゅうぎゅうに詰まっている気がするのですが違うのかな…
とにかく3人が団子になってるのは確かw
ウエノって色んなプレイ仕掛けてくるね〜
43 :
42:2006/04/12(水) 09:02:48 0
やっぱりわからない…orz
>>40 ありがとう!!ありがとう!!
キュウ萌エス…チバの眉毛無ス…
ギ、ギターのソロが消された曲って何なんだろう…
アベ君のギター至上主義ぽかったチバが…
ミ`_ゝ´彡アベくん、ソロんとこ消さなきゃなんないっつーか…、
(`皿´)あーいいよいいよ。無しで。
>>37さん
萌エス!(;´Д`)ハァハァ
続きオナガイシマス。ガシガシ投下してください
>>38-39 申し訳ありません。
>>42が正解なんですが、それをより具体的に説明するにはどうしたらいいかと考えたら、
どう頑張ってもアベ=ダッコちゃん人形としか思い浮かびませんでした。
余計分からないですよねすいませんorz
>>40うあー見れませんでしたなんだったのか激しく気になる…!!
>>41鼻息荒くお待ちしております〜
「髪切ったね。」
でかい手が、俺の頭をくしゃりと撫でた。
「……切った。」
かなりばっさりやったので、色々周りから云われまくってんだけど。
アベくんは何度も髪を撫で回す。
「……一応セットしてんだけど、」
わざとやってんのか?立たせてたのが、アベくんに触りまくられて、落ちてくる。
「似合うじゃん。」
屈託のない顔で笑って、云われた。嘘がないのは、嬉しい。アベくんは嘘をつかない。
―――似合うっつってくれた。
嬉しくって、にやにやしてしまう。
いつの間にか傍で俺のセットを崩しまくっているアベくんが、俺の髪の匂いを嗅いだ。犬
みたいに。
「長いのもいいけど、短いのも可愛いよ。」
云われて、俺は奇妙な気分になる。今年で38になるってのに、アベくんに可愛いって云
われ続けてるよな、俺。
そんな事を考えてるうちに、セットを完全に崩されてしまった。
「……アベくん、」
咎める視線を投げると、反省の色もなく、ごめん、とか云う。
「もっぺんセットし直しゃいいじゃん。シャワー浴びてさ。」
「うん…………え?」
シャワー?
逸らしかけた視線を元に戻した瞬間に、アベくんが俺の腰の右から下がってるウォレット
チェーンを引っ張った。
「うあっ、」
よろけた所を、腕の中に引っ張り込まれて、二人して床に倒れる。アベくんは笑ってた。
「もうちょい触らして。」
------------------------------------
突然失礼しました 何のオチもございません
散髪したチバさんむっちゃかわいいですね 妄想掻き立てられまくりました
>>37さんも
>>41さんも お待ちしております〜!
かわゆす(;´Д`)
残業続きの毎日で、今日もいま仕事がおわりました。
疲れ果ててるけど、22さんのアベチバに心底癒されました。
ありがとう!!!(*´∀`)
車のバッテリーが上がってJAF待ち中。・゚・(ノд`)・゚・。
でもめっさ癒されたよ22さん。
すっとこカワユス〜!
「これお前の?」
シャワーを浴びて出てきたアベくんの手には部屋の片隅にあったポラロイドカメラ。
そんなん買った覚えはねぇ。
それよりも、体中がじわじわとまだ余韻に犯されてて、俺は返事する余裕なんてないの。
全部がゆるんでる気がする。
眠っちまいそうだ。
シーツの冷たいんだかあったかいんだか分からない絹肌をぼんやりと眺めてると、目の端に一瞬光が射した。
「チバ、こっちむいて」
「…」
なに男の裸なんて撮ってんだよ。
文句を言いたかったけど睨むだけにして、無視する。
枕をたぐり寄せてほっぺをうめると余計に眠気が襲ってきた。
ああ、もうダメだ。
「チバ、チバ、おい」
…うっるせぇな……なんだよ…
「見てみろよ」
僅かにベッドが軋んで隣が沈んで俺の上にアベくんの影が落ちて。
うっすらと目を開けた先には四角い枠の中に俺がいた。
「お前、キレイ」
なに言ってんのなに言ってんのなに言ってんの。この男。
びっくりした。
キレイなんて何。
頭おかしくなってんじゃねぇか。
俺だぜ。
男の俺をつかまえてなんでそんな事言えんの。
アベくんは子供みたく屈託のない笑顔を浮かべて、また、キレイ、つった。
「泣き虫」
言われて涙が出てるって気づいて、優しく言われてまた目頭が熱くなる。
「そんなにうれしかった?」
ちげぇよそんなんじゃない。
そんなんじゃないのに。
アベくんがいい子いい子って頭をなでるから、余計にどうしようもなくて、止まらなくて。
「…チバ」
俺の心を簡単に揺さぶるアベくんをズルいと思いながら、
先なんて分からないっていつも言ってた俺なのに、はじめて心底から願った。
その手が、声が、アベくんの全部、
俺から離れていくことがありませんように、って。
あまーい!んだけど 。゜(゚´Д`゚)゜。
あの…なんか泣いた。
短いのにエロくて甘くて染み渡る…
いいもの見せていただきました。あまりにもGJ
もうほとんど散って緑の葉がのぞき始めていたのに、
そこの桜だけはまだ満開だった。
少し足をのばして行った事の無いレコード屋で、久しぶりに欲しい物みっけて手にいれて、
ほくほく顔で駅まで行こうかタクシー拾おうか悩みながら歩いてて、
知らない公園の中を通る。
少し曇った空の下、白く浮き上がった桜。
夜になればまだ風が冷たい4月中旬。
吹き抜けるそれにあおられてバラバラと落ちてくる花びら。
すげぇ、吹雪みたいだ。
あんまり桜がどうのこう思った事はねえけど、たまにはこんな景色も悪くない。
「チバ」
周りには誰もいなかったのに、突然聞こえた耳になじんだ声。
「アベくん」
「お前こんなとこで何してんの」
声につられる様に振り返った先には、この間久しぶりにあったアベくんがいた。
この前会ったのに、たった一回だけじゃまだ久しぶりな感覚が抜け切れてなくて、
ちょっとどう対応していいか迷ってしまう。
「あー…ちょっと…これ」
「この辺レコード屋なんてあったっけ」
レコードの入った袋を軽くかかげれば、長い足は大した歩数もなく俺の傍までその身を持ってきて、
そんな感覚さえ新鮮だ。
相変わらず全身真っ黒で、相変わらずひょろ長い。
髪は少しのびたような、僅かに前髪が真ん中で分けられてる。
少し無精髭もあって、それも又かっこいい。
この間は酔っぱらってて気付かなかった。
「向こうにあった。アベくんはなんでこんなとこいんの?」
「ああ、ちょっとな。最近引っ越したから」
「へぇ」
知らなかった。
当たり前か、そんな話をする程、俺達は会ったりもしないし、連絡をとる事もしてない。
一緒にいた頃とは違う。
それでも何でか、たまにこうして逢うと、何となくあの頃の空気が俺の周りにつきまとう。
でも、あの頃とは違う戸惑いも覚える。
相反した感覚が一緒になって巡ってくるから、何とも居心地が悪い気がした。
「…それ何?」
「ん?カメラ。親バカだなぁって思うけどね、我が子の成長とっておきたいからさ」
すげえ今更だけど、って笑う顔。
「ほんとだよなぁ、アルバムとか作っちゃったりすんの」
「それもいいかもしんねぇな」
「ははっ、アベくんいいパパじゃん」
猫みたいな目が細められて、唇の端っこが上がった笑顔。
手にぶらさげられてる似合わねえ大手電気屋メーカーの紙袋、だっせぇの。
カメラ、買ったんだって。
嬉しそうに笑ってら。
俺もアベくんも結婚してるけど、俺には子供がいない。
目の前の人は、今きっと、子供の事を思い出してそんな笑顔を浮かべてるんだろう。
幸せなんだな、いい事じゃねえか。
俺もきっと今、………幸せ…なんだろう。
好きな奴と結婚して、
大好きな音楽を続けていて、
こうしてレコードも買いに行って、
飲みに行ったり、
ライブやったり。
「………チバ、…きれい」
「え?」
「桜。」
「……あぁ、うん」
息が詰まるかと思った。
一瞬にして甦った記憶は、すっかり忘れていたのか思い出さない様にしていたのか。
一度だけ、アベくんが俺に言った言葉。
『キレイ』
好きでセックスもして俺の隣でギターをかき鳴らす姿がメチャクチャかっこ良かったアベくん。
突き破る様な音が体に絡んで、キリキリと声を鳴らすのが心地よくて、
ライブの時はイきそうな瞬間が何度もあって、思わず笑うしかなかった。
たまんなかった。
離したくないと思ってたのに、ずっとアベくんの全てを俺の物にしていたいと思ってたのに。
俺は自分から離れたんだ。
自分から手放したんだ。
吹きすさぶ風に際限なく散って行く桜の花を見つめるアベくんの横顔を見上げると、
急激に込み上げる気持ちが俺の喉から出てきそうで、
吐き気にも似たそれは抑えようとすればする程、マジに吐いちまうんじゃないかってぐらい増長する。
必死で我慢すると、次は涙が出そうになった。
あん時は、俺が泣いたら「泣き虫」つって俺の頭を優しく撫でてくれたっけ。
ああ、なに考えてんだろ。
俺はアベくんを見ていられなくて自分の足下に視線を落とした。
靴の上にも落ちた花びら、その一枚をずっと見つめて何とか気持ちを反らそうとする。
視界の隅にはアベくんの靴も映って、意識の外から排除したいのに、
微かに動いた黒い靴を、俺の目は見逃してはくれない。
「俺帰るけど、チバこっから帰れる?」
「ばっ…か、ガキじゃねぇんだから」
「だよな。迷子になんなよ」
もう頭を撫でてはくれない。
視界から消えていく足。
顔を上げればその背中は遠ざかっていて、花びらなんて小さいのに、
それが余計にアベくんを見えない様にしていくみたいで、
さっきまで悪くないと思ってた景色が一辺して不快感ばかりを生み出す。
もう黒しか見えない。
闇しか見えない。
あの時感じえなかった喪失感が今更湧きあがった。
「アベくん!!」
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あの後、アベくんを呼び止めた後、
どうやって家まで来たのかあまり覚えていない。
でも、強く掴んだ手首の細さは掌にしっかりと感触を残している。
それと、言ってしまった言葉。
一瞬、カミさんが出掛けてて良かったと思ってしまった自分が気持ち悪かった。
「…チバ、さっきの本気なの」
「……」
「セックスしよう、って言ったの」
本気じゃなかったら言わねぇだろ。
欲しいと思ったんだよ、アンタが。
子供とカミさん大事にしてるだろうアベくんの事が欲しいと思っちまったんだよ。
俺の前から去っていくのを見てたら、結局吐いちまった。
たった一言、でもそれが今の俺の全部。
埋めて埋めて二度と出てこない様にしてた気持ちが尻尾を出したら、引っ込めらんなかった。
「…本気だよ。しよう、アベくん」
「……俺達、もうそんな仲じゃねぇだろ」
刺さる。
「分かってんよ。分かってて言ってんだ」
アベくんは俺の事が分からないって言いた気に眉を顰めた。
それでも俺は構わなかった。俺の手を振り払わないでくれただけで良かった。
自分から誘うなんて、俺じゃないみたいな俺の事を許容してここまでついて来てくれたんだ。
それが俺の都合のいい考えだって構わねえんだよ。
今だけでいい。
「しようよ、アベくん」
「……」
「なぁ…」
縋る様に出てしまった声がすげぇ情けない。
「……その気にさせてみろよ」
言葉よりも、噛みついてくる様な眼差しに心臓を打ち抜かれた。
以前とは逆で、俺がアベくんをベッドに押し倒す。
ああ、くそっ、上着脱がせとくんだった。
やるには邪魔過ぎるレザージャケットを肩から下に引っ張って、なかなか腕から外れなくていらついてんのに、
全く俺の動きを手伝ってくれないアベくん。
いいんだ、それで。俺が好き勝手にやってんだから。
時間がかかってやっと脱がし終えたのを乱暴に放って、俺はアベくんの上に馬乗りになる。
大好きな目とひたりと視線が合う。
吸い込まれる様に唇をあわせると伝わってきた温もりがずくりと心臓を鷲掴みにする。
ゆっくりと唇の間をなぞった舌が我ながらあまりにぎこちなくて、アベくんの口元が緩んだのが分かった。
目を瞑ってしまったから、感覚でしか気づけない。
夢中になって唇の間にねじ込んで、マルボロの味を舌先に感じて脳味噌の奥が痺れた。
たまんねえ味。キスだけでおかしくなりそうなんて、訳わかんねえ。
「…ん、っ……」
無理矢理に舌を絡めた筈なのに、俺の意志とは別の何かが働いて柔らかく甘く絡んで、
ずりいよ、まさか、もうその気になったんじゃねえんだろ?
ニット帽を被ったままの頭に大きな手がまさぐる様に動いて、剥ぎ取ったのは自分のくせに、
口ん中で蠢いてた動きが一瞬止まる。
「っ…チバ…、…」
みなまで言わなくても、かなり短くなった俺の髪に驚いてるんだろう。
頭皮をくすぐる指が、感触を辿るように動いて、こめかみ辺りから指が這い上がり、
そのままうなじへと滑り落ちた。
掌全体でゆるく揉まれると何だか力が抜けていく。
「は…っ」
気付けば、アベくんの手が俺のシャツの合わせ目に辿られていて、隙間から入り込んだ指が胸元をかすめる。
片手で器用に一個、また一個ってボタンが外されて行くのを見下ろすと、体の奥に微かに熱が灯った。
脱がされてるってだけで、俺の体が反応してんだ。
「チバ」
最後の三個。
引きちぎられる音。
はじけたボタンの行く末を見る前に、ベッドに押しつけられる。
アベくんの肩越しに見えるのは見慣れた俺の部屋の天井なのに、いつもと違う物に感じられた。
「…チバ」
「うぁ、アベく…」
喉仏、薄い皮膚、首の筋、鎖骨の窪みから骨の線まで、
アベくんの熱い舌や唇、歯が勝手に俺を浸食して行く。
急な刺激に待ってくれと言いそうになったけど、
こんな、もうくたびれた体に触れてくれるアベくんが嬉しい。
嬉しいから、奥歯で噛み殺して、されるがままに俺は身を震わせた。
「アベくん…は、ぁ…」
「チバ…」
男二人、ベッドの上でもつれあって、甘い味なんてしない肌を、
優しくじゃなくて貪るように、噛みついてくるアベくんが愛しい。
きつく吸われて痕が出来るのも構わない。
胸元に下りてきた頭を抱きしめて、尖った鼻があたる仕草は多分、匂いを嗅いでるんだろう。
指先に絡む綺麗な黒髪は、相変わらずの質感で。
探る様じゃなくて、くっついてるだけで興奮して、もう尖ってた乳首をいやらしくねぶられる。
ゆるく歯で挟んだり、舌を押しつけて強く舐めあげたり、最後には優しく口に含まれて吸われて、
何度背中が仰け反って、息が詰まっただろう。
「っ…っん、ゃ…」
「…チバ」
「アベくんっ…アベく…」
下も触って。
言葉に出さないそれを分かってくれたアベくんは、俺の胸から顔を離す事無く攻め立てたまま、
乱暴にベルトを外して引っこ抜く。
早く触ってくれよ。
もうきっと勃ってるそこを腰を浮かして押しつければ、下着ごと全部剥かれた。
抱いていた頭が下ってく。
恥ずかしいとか、そんな事考える間もなくねっとりとした熱いもんに包まれて、
見なくてもしゃぶられてんだって事が分かる。
まだ半勃ちだった俺のソレは、アベくんの口ん中で、形を変えて嫌になるぐらい張りつめて、
気持ちよくて気持ちよくてたまんないのは、只たんに口でされてるからじゃない。
アベくんにされてるから、すぐにイきそうになった。
「…ぁ…ゃ、だ…アベ……く」
「待って…」
だらだらと汁が垂れてんのに出させてくんないまま、アベくんは顔を上げた。
辛いから、やっぱり俺は縋って、でも、アベくんの声が酷く掠れて余裕の無い声だったから、
俺は体ん中で暴れる熱を必死に耐える。
今度は後ろを舐められた。
んなのされた事ねぇのに。
何で今するんだよ。
丁寧に丁寧に何度もそこを往復する舌が、脳味噌まで掻きまわしてくる。
ビリビリと背を這う震えは中心に堪りきらないぐらいの熱を伴って、
頑張って耐えていた筈が、大好きなあの綺麗な指が侵入してきただけで駄目になる。
「あっ…っぁあ…」
「……待てって言ったのに」
そんな優しく怒んな。
腹の上に飛び散った物を舐めながら、潜っていく指はゆっくりと内側を探って、
抜けていく時に密やかなもどかしさを余韻として残してく、
何度も何度も行き来して、内臓を引っ張り出される様な気持ち悪さから、
もっと欲しくなる快感に変わるまでそう時間はかからなかった。
入ってくる質量が変わった事から、指が増えたんだと気付いて、
早く欲しいのに。まだ指はひたすらナカばっかで、
「うぅ…」
更に圧迫感が増したのは、中指と人差し指に薬指までつけ加えられて入り口をこじ開けられたからだ。
その瞬間はいてぇけど、我慢した。
俺が久しぶりなのを知ってて、もっとでかいのが入ってくんのが分かってるから、
出来るだけ痛くない様にしてくれてるんだろう。
俺から誘った、行きずりのセックスなのに、気持ちのこもった行為みたいで予想外だった。
アベくんは只俺に付き合ってくれてるだけだと思ってたから。
「…チバ」
どうしてもすぼまろうとしてしまう内側の動きに逆らって入ってくる指は、
怖いぐらいに奥まで突いてきて、もう入らねえってぐらい根本までナカに潜ってくるから、
堅くて冷たいのがあたる。
それが、アベくんの薬指に填められてる指輪だって分かって、
そんな大切なもん汚しちまってんのに、罪悪感が湧いてきたのは、それより後だった。
だいぶ痛みの無くなったそこから指が抜かれたと思ったら、アベくんは俺の左手
をとって、薬指の一部になっていた指輪を抜いた。
そのまま、アベくん自身の左手薬指の指輪まで外して、俺の見えない頭の上の方
に置いた。
跡がついたままの、自分のじゃないみたいな左手。
なんでアベくんがそうしたのか分からない。
ようやくそこで服を脱ぐアベくんの姿が、ストロボで区切られたみたいに瞬間瞬間がコマ送りで見えた。
濡れたままの綺麗な左手は、俺の太股を下から押し上げて、腹が圧迫されて苦しい。
これから衝撃が来るであろう体勢に持ってかれる。
俺の左手は、重くて、シーツの上からピクリとも動いてくれねえ。
なぁアベくん。
なんで?
聞いたら答えてくれたのか。
戦慄くしかない唇はもちろん、声はまともなもんが出ちゃくれなくて、
下から押し入ってくるアベくんの堅さや熱さや、
震える息の間に何度もチバ、チバ、って呼んでくれる切羽詰まった声に、涙がみっともない程に垂れ流しで、
まるで「好きだ」「好きだ」って言われてるみたいな感じがした。
今だけだと、もうこれきりなんだって、そう自分に言い聞かせようとしていたのに、
やめてくれ、勘違いしそうになる。俺の心臓を持っていかないで。
快感なんだか込み上げてくる悲しさなんだか分からないものに胸を押しつぶされながら、
強く抱きしめてくるアベくんを感じて、
耳たぶに甘く噛みつかれ、こめかみに涙が滴り落ちる。
その時、アベくんが酷い事を俺に言った。
内側に熱く叩きつけられる。
死んでしまえ。って言われた方がマシだったよ。
キタ―――――わよ、奥さんっ
--------------------------------
意識が保てなくなって、暗くなった目の奥で、脳味噌にこびりついた言葉は、
俺が目を覚ました時にいなかったアベくんと、無くなっていた指輪に気付く前に、
まるで二日酔いみたいに頭をガンガンと痛ませた。
『愛してる』
なんて酷ぇこと言うの。
俺が悪いの?
あんたを欲しがった俺が。
もう無かった事にして逃げられない。隠すこともできない。
俺だけだと思ってたのに。
アベくんから叩きつけられたモノに、為す術なく、
先を見失った俺はもう…………
------------------
終わりです。
ギャフン
乙!乙!
ネ申 降 臨 !ありがとうございます!
でもチバカワイソス…
スゴス
この切なさテラスゴス
あの秀逸な短篇は前フリだったのか!という嬉しい驚き
ありがとうございました
ふたりの指輪を外して置いておくアベにかなり興奮してしまいました
前スレでバカなぐらい甘いの書いたので、
今回は少し暗めになってしまいました。
読んでくれた方、ありがとうございました。
両想いで、しかも普通言われたらすごく嬉しい言葉を貰ったというのに
こんなに可哀想と思うのはスットコさんだからでしょうか…
この二人の続きが読みたい…!!
>>77 まさに今の時期の話だから
この話の続きがあるとしたら
どう展開するのかは今後の現実での二人次第なのかな…(´Д⊂
アベを好きでどうにもならないチバが本当大好きだ
チバの可哀相さに胸が掻きむしられる
なんだか…非常にりあるな感じの重さがヨカッタ
つД`)・゚・。・。 サイコーっす! ネ申!!
切ないです…GJ!
泣いても泣いても足りないくらいセツナス 。・゚・(ノд`)・゚・。
すごいです、このお話。リアルはがたまんない………チバ〜…
甘々だった前フリとの対比がスゴス!!!!!あまりに切なすぎる…
髪が伸びてるアベ、髪を切ったばかりのチバ…
最近の2人を書いてるから、リアル感がすごいっす。
神様、GJ杉です。・゚・(ノд`)・゚・。
切羽つまった感じのエロシーンも素晴らしい!!!!!
ああ…(*´Д`)ハァハァ
リアルチバに意識が飛んでしまう。
何故手放したのかなとそればっかり(;∀;)
85 :
55:2006/04/16(日) 03:18:19 O
最後に一言二言。
奥さんや指輪を引き合いに出すのはヒかれるかなと思いつつも書いてしまいました。
>>55は前フリではなくあれはあれで完結だったのですが、
あれをここに載せてから何となくまた思いついたので書いてみました。
俺のチバはまだー?(`皿´)v-~~~
88 :
340:2006/04/16(日) 23:43:56 0
(`皿´)のチバじゃなくてごめんなさい
------------------------------------------------
■二十日目■
最近のチバの愛読書は料理の本だ。
『今日の晩御飯』と題されるようなカラー写真付きのレシピ本や雑誌を、暇があれば捲っている。
勿論ウエノがチバの時間つぶし用に買ってきたものだった。
特に『ビストロスマップ』がお気に入りらしく、裸の足をブラブラさせながら、
ベッドの上で鼻歌を歌いつつ読んでいる姿をよく目にする。
そして気に入った料理があると、これが食いたい、とウエノにリクエストする。
それが最近の二人の食生活だった。
風邪がピークを迎えた翌日などはさすがに粥くらいしか胃が受け付けなかったが、
若いからか回復は早く、その翌日になればチバはすっかり完調に戻っていた。
元気になれば、食べ物が美味しく感じることや歩き回れることの嬉しさを
常日頃より数倍増しで感じるからか、食欲を満たしたくてたまらなくなってきたらしい。
できることなら、健康になった喜びは外を走り回ることで実感したいものだが、
それを望んでも空しいだけだと悟ったので、味覚の楽しみで手を打ったようだ。
どちらかといえば食が細いチバにとっては珍しいことであるが
それくらいしか楽しみがないのだから仕方ない。
音楽を聴きたいという欲もあるが、チバの場合それを求め出すとキリがないのだ。
本人もそれを自覚しているため、敢えて中途半端に求めない事にしている。
故に専らウエノが自宅から移してきたCDを何度もリピートするだけだったが、
かなりの確率でそれはチバの好みにヒットしていたため、とりあえずは事足りるようだ。
キタ!
90 :
340:2006/04/16(日) 23:48:24 0
「…あぁ、これ美味そう。食ってみてえ」
「はいはい」
本を眺め始めてから、本日十何度目の台詞だろう。
一緒に暮らし始めたからわかったことだが、チバはあまり好き嫌いがない。
ウエノが何を作っても「美味い」と言うのだ。おかげで逆に、ホントかよ、と思う。
実際美味いと感じているのだが、飽きやすいのか食が細いのか、半分くらいで箸を置いてしまう。
胃が小さくなっている事は確かだが、飽きやすいのも確かだろう。
早い話が、酒がメインで食い物がサブなのだ。その気持ちはウエノもわからないではないが。
いくら気合を入れて手の込んだ料理を作っても、必ず平らげてもらえる訳ではないのだ。
ましてや、チバのお気に入りの本に載っているのはやたら手が込んでいる上に
材料がそこらへんで売っているものではない類の料理の特集本のため、ひとつ返事で頷けない。
だったら栄養価が高くて簡単でかつ美味いものをウエノ自身が考えて作った方が得策である。
そう考えたウエノは、チバの「これ作って」を頭半分に聞く事にしていた。
(どうせ五分後には忘れてるに決まってるし)
もちろん、チバに何かをねだられるのはとんでもなく嬉しかったのだが。
91 :
340:2006/04/16(日) 23:52:12 0
意識を半分飛ばしながら高熱と闘った夜を堺に、チバの中では何かが吹っ切れたらしい。
手首の皮膚を食い千切った時、ウエノの血と一緒に
チバの胸の奥に溜まった膿までも外に捨ててしまったようだ。
部屋の中で佇む姿は今までになく穏やかで、凛としていた。
窓などひとつもない部屋なのに、まるで遠い空を眺めているようにどこかを見てる。
チバが冷静さを取り戻したのはウエノにとって安堵でもあり、不安でもあった。
彼は決して頭の悪い人間ではないという事に、ウエノは気づいていたからだ。
■二十一日目■
19時半。
帰宅して夕飯を作りチバに差し出したのと同時に、「すげぇ匂い」といわれた。
ロールキャベツのにおい?トマトかパプリカの香りが強すぎただろうか。
「フィリピンのねーちゃんとかとすれ違う時こんな匂いするよな」
「あ、俺?………………あ」
プワゾンという名前までは知らなかったが、チバも嗅いだ事があるくらいに名高い香水の匂い。
言われたウエノは袖に鼻を近づけてみたが、自分ではよく解らない。
でも自分も確かに、この香りの元である女性に会った時
「うっわ香水キッツイなあ」と思った記憶があるので、
移り香だけでもとんでもないことになってるんだろう。
92 :
340:2006/04/16(日) 23:54:42 0
正直、バツが悪い。
今まで口にしてきた台詞がすべて薄っぺらくなってしまうような気がした。
「…言っとくけどやってないかんね」
「は?聞いてねぇよ」
「やってないて。こーんな時間にいくらなんでも」
「訊いてねぇって。つうか別に好きなだけやってこいよ。そんで俺を早く、よ、うずみにしてくれ」
「…気にしてよ」
「そう言われてもさ。…ああ、上手くいかねぇなあ」
トレイに手錠がぶつからないように悪戦苦闘しているチバを見ながら、
ウエノは苦虫を噛み潰したような顔を隠せなかった。
93 :
340:2006/04/16(日) 23:57:06 0
真剣に、しまった、と思った。
チバは疑ってる様子も、ましてや気にしている様子もないが、
アプローチがものすごかったあの女性を憎憎しく思い出さずにはいられない。
なんてことしてくれたんだ。まあ普段が普段だから自業自得と言えねえこともないけどさぁ。
実際、チバを攫ってきてからは一度たりともウエノは女性と(勿論男性とも)
性交を持ったことはない。誘われる事は数あれど。
それどころか、チバのためにわざと部屋を空けたことを除いて、
どんな用事や仕事も終えればすぐ様この地下室に戻ってきていた。
今までつきあった彼女に浮気を疑われた時は、
まず間違いなく後ろめたいことがあったのだが、今は違う。
だけど、本当に潔白だった時の言い訳の仕方に長けてない。
しかも相手が「どっちでもいい」と言うのなら尚更だ。
こんな時どうすればいいんだ。
どうしたらいい。玩具や暇つぶしのゲームをしてる訳じゃないと、どうしたら信じてもらえる?
とりあえず、コレを洗い流そう。
タオルを掴んでシャワールームに駆け込んでいくウエノを、チバは不思議そうな目で見送った。
卯の花のサラダを口に運びながら、あいつそれなりにモテんのかなあ、と首をかしげる。
確かにスタイルはいいけど、ヘンタイじゃんか。騙されてるよ。
男かっさらってきて監禁してるなんて知ったら、そのオンナ腰抜かすんじゃねーの?
ここは地下だが入り口付近は電波が入るらしく、たまにウエノの携帯が鳴っている。
一日に少なくとも五回は音を立てることを考えても、友達が多いようだ。
…世の中わかんねぇよなあ、とチバは空を仰いだ。
94 :
340:2006/04/17(月) 00:00:29 0
■二十二日目■
もうひとつの仕事が休みのため、見回りの時間までの暇があるから、
オセロでもしようか、と言ったらチバが乗ってきた。
彼は常に暇である。暇が苦痛ではないのが便利なところだが。
三時間近く特に会話をすることもなしに白と黒を裏返し続けるのを没頭し、現在ウエノの五勝三敗。
「なあ、警備の仕事って楽しい?」
「警備っつってもだーれもいないビルの深夜巡回だけだからねえ。面白くはないよ」
「電気通ってないなら真っ暗なんじゃねえの?き、気味悪くねえ?」
「悪いよぉ。怖がりの人はまず無理かもしんない」
「ふーん。面白そうだなあと思って」
「あ、暗いの平気?でも電気通ってなくて困るのはね、暗いとかより、歩いて六階七階まで
登んなきゃいけないことよ。オッサンの身にはつらいんよねぇ」
「あ、んた、年いくつ?」
「チバちゃんのちょ──うど一回り上。干支が一緒だったわ」
「…げ」
95 :
340:2006/04/17(月) 00:02:12 0
いい年したオトナが何やってんだよ、と言おうとして、
自分も多分マトモな大人にはならないだろうという確信のあったチバは、すぐに口をつぐんだ。
それにしても、そんなに年上とは思わなかった。
顔の肌が自分などよりずっと滑らかなせいか、
茶色くフワフワした髪のせいか、普段くたびれた背広姿をしていないせいか、
完璧とも言えるプロポーションのせいか、もっとずっと若いと思っていた。
黒を基調としたコーディネートも、よりスタイルのよさを際立たせている。
口元の髭は色気こそあれど、加齢を匂わせるものではなかった。
女に不自由してる様子もないのに、なんだって俺なんかに構うんだろう。
単純に、チバにとってそれが疑問なのだ。
…と、ぼんやりしている間に、ウエノの白が三つ目の角を取った。
「おー、白い白い白いー」
「…つまんね。やめた、もう」
「それはそうとさ、チバ」
「何」
「明日ここ見回る時、ついてくる?」
96 :
340:2006/04/17(月) 00:03:54 0
そそくさと駒を片付けようとしていたチバの手が止まった。
「………………外に、だ、出してくれんの!?」
思わず振り回した腕が、テーブルの上の駒を撒き散らした。
チバの勢いにウエノは一瞬驚いたが、少しバツが悪そうに
「まあ、逃げないようにはさせてもらうけど」と付け加えた。
「いいよ、んなこと!うっわヤベぇ嬉しい。ああ、サンキュな!」
いてもたってもいられないのか、チバは椅子から立ち上がって座ってを何度も繰り返しながら
シャツの胸元をギュッと握り締めた。たまに口元をしこたま拭いながら。
喜びの矛先をどこにやったらいいのかわからないのだろう。
チバがウエノの目を見ながら、ありがとうと笑ったのは初めてだった。
もっと早くからそうしてやりたかったとは思っていた。
熱で苦しんでいるのを見ていた時、何度も病院に連れて行こう、
外の空気を吸わせてやろう、と腰を上げかけたのだ。
今だって、部分的に外の世界に触れさせてしまったら、落ち着いてきた「帰りたい欲」に
火をつけてしまうかもしれないということは十分危惧していた。
それでも、チバの本気の笑顔が見たかったのだ。
皮肉なことだとわかっているけど、矛盾しているとわかっているけれど、見たかったのだ。
97 :
340:2006/04/17(月) 00:06:29 0
あまりに何にも起きてなさ具合に落ち込んで投下できずにいました。
すみません…orz
>>59さんとか本当に神です。泣きました…!!
アベさんの「キレイ」が聴きたくてたまりません
いやはや、進展急がなくても充分に楽しめてますので、
またの投下をお待ちしております。
(`皿´*)
99 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/17(月) 00:11:51 O
氏ね
おおお...待ちに待った340さんの続きが...!
103 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/17(月) 02:17:19 O
オレが飼ってる黒猫は、凄い淋しがり屋で極度の甘えん坊で、オレがギターや映画なんかに一人没頭していると、にゃあにゃあ喚き散らし、ふて腐れる。
ごめんごめん。とオレが謝っても、黒猫はぷいっと脊を向けたままで、なかなか機嫌を直してくれない。
…オレに構ってもらえなかったから、拗ねている黒猫。
ヤキモチを妬かれた時と同じ優越感と嬉しさが心に広がってきて、思わずニヤけてしまったオレに、「…バカにしてんの?」とでも言いたげに、黒猫が睨んでいる。
104 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/17(月) 02:19:02 O
オレは優しい口調で、黒猫の名前を呼びながら抱き寄せ、自分の膝の上に乗せた。
「離せ、離せ!」と、オレの腕から逃げようとジタバタ暴れる黒猫を、そうはいくかと強く抱きしめ、オレは額にキスをする。
黒猫は一瞬固まった後、一気にふにゃあ…と大人しくなり、いじらし気にオレの胸に頭をすり寄せてきた。
よしよし、とオレは頭を撫で、至る所にキスをかます。すると黒猫は、先程とは打って変わって、嬉しそ〜うに、にゃごにゃごと甘え出す…。
これがいつものパターンだ。
105 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/17(月) 02:20:11 O
黒猫はどんなにフキゲンでも、オレがこうやって可愛がればすぐゴキゲンになる。
オレの一挙一動に、一喜一憂する黒猫。スゲェ単純なヤツ。でも、そこが愛らしくて可愛らしくてたまらない。オレは今この黒猫に、心の底からハマっている。
そのまま暫く膝の上で、イチャついていたら、何か思い出した様に、「あ、」と黒猫が顔を上げた。
106 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/17(月) 02:21:48 O
「そ、そういやコウジ君から聞いたんだけど…、アベ君、黒い猫飼ってるってホント?ね、ねぇ、その猫は今ドコにいんの?」
「…オレの膝の上。」
「…??。………!!!」
「黒猫」の意味が分かったチバは、またも「にゃあにゃあ」と不平を喚き出した。
そういえば、こないだとウエノと呑んだ時、そんな話したんだっけ。オレとしては遠回しのノロケだったんだが。
107 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/17(月) 02:25:45 O
オ、オレ人間だよ!?だなんて、マヌケな反論するなよ、チバ。
仕方ねーだろ、だってチバって猫っぽいからさ。
普段はツンとしてて、プライド高くて、気が向いた時しか甘えてこない所とか。オレがいないと生きていけないって所が、「恋人」っていうより、「ペット」て感じがするんだよな。
「猫」と言われて、又もフキゲンになったチバに、「許して。」と、キスをする。
頭に、額に、瞼、鼻先、そして唇に。軽く、強く、優しく。
その内、オレを許してくれたのか、チバがオレの舌に応え出した。
108 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/17(月) 02:27:25 O
ああ、チバが本物の猫だったら良かったのにな。そしたらチバを室内に閉じ込めて、独りじめ出来るのに。
…なんて事を考えてると、オレの長く、しつこいキスのせいで、吐息が荒く顔中まっ赤になったチバが、ある方向をチラチラ見出した。その視線の先は…ベッド。
前言撤回。本物の猫とは、セックス出来ねぇもんな。チバが人間で良かった。
109 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/17(月) 02:30:47 O
もしオマエが遠くに行って道に迷ってしまったら、オレはオマエの名を大声で呼びながら、捜し出してやるから。何処までも迎えに行ってやるから。
だから他のヤツのくれる、美味しい餌や玩具に目をくれないでくれ。
必ずオレの隣に帰ってきてくれ。
オレもオマエと一緒、2人じゃないと生きていけないんだ。
「オレのミルク飲みたい?黒猫ちゃん。」
…思わず口走ってしまった最低なオヤジギャグに、顔を真っ赤にした黒猫にオレは引っ掻かれてしまった…。
し、終了です…。エロ無いし…文章下手だし…すみませんorz
ここ21歳未満立ち入り禁止板だって知ってる?
とりあえ携帯厨はsageを覚えてね
sage入れれば上がりはしないだけで、どんどん下がってくれるわけじゃないって知ってる?
下げたかったら、このスレより下にある他スレが、ここより上がってくれるしかないんだが…(ノ∀`)
sageても携帯から私の携帯からは見えなくなってる。
103-109を投了した者です。
sageるのを完璧に忘れておりました。その上、この板にふさわしくない内容で、皆様にご迷惑おかけした事、心よりお詫び申し上げます。
110さん、ご指摘ありがとうございました。
もう現れませんので、お許し下さい。本当にすみませんでした。
↑すみません。焦って急いで書きこんだので、またしてもおかしな事をしてしまいました。本当にすみません…
話の内容よかった!私は好みです(*´Д`)
自分にとってチバお菓子を投下してくださる方は全てネ申(*´∀`)
ぬこチバ話大好きですよ!
擁護してるヤシも携帯ばかりの件について
誰しもうっかりする事くらいあるさ。
103さん次回はsageつつまた投下して下さいー。
340さんの話好きだー。絵描きたくなるw
>>112 多分SSレスを少しでも流そうとしてるんだと思われ
猫話可愛かったです。
また投下して下さい
猫チバかわいかったです。突然しゃべり出したときはびっくりしたけどw
また投下待ってますね。
∧ ∧
(`皿´)
124 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/18(火) 09:20:33 0
125 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/18(火) 14:51:00 0
花見で桜を見飽きたアナタにはコレ↓
あんちやふーで新しい刺激を探そう!
www.unti-yahoo.com/
神を待ちつつsageとくわ
同じく待機
……くさい。
何だ?何のにおいだ?朝から焦げた様な生臭い匂いがする。
手を伸ばせば居るべきものがそこにいない。
隣のシーツが冷たい。
何も言わずに帰るのは珍しいな、
とか思ってる間も匂いはどんどんきつくなった。
「何やってんの」
「…あ?…秋刀魚、焼いてんの」
寝てられなくて耐えられずに匂いの発生源なるキッチンへ向かえば、
見慣れた後ろ姿があった。
いや、あんま見慣れないか、
チバがそこに立つ姿は。
それにしても何で秋刀魚なんか焼いてんの。
「換気扇つけてんのソレ」
「うん」
「強になってないだろ」
「…うん?」
必死すぎて微妙に上の空みたいね。
あーあ、チバの手元からもうもうと煙が出てんだけど。
もう何処から口を出していいやら分かんねえな。
何でわざわざ焼き網で焼いてんの。
うちそんなの無かったはずなんだけど。
換気扇の回りを強くするスイッチを押せば魚臭い煙は瞬く間に吸い込まれて行く。
首を掻き掻きチバの後ろから秋刀魚を見下ろした。
「皮、ベロベロだな」
「っ!ひっくり返したらこうなったんだよ!」
「何で秋刀魚?」
「あー、のね。買い物行ったらさぁ、売ってたんだよ」
振り返った顔がなかなかに嬉しそうだけどだから何で秋刀魚なのかあんまり理由になってないって。
「魚屋の親父がね、すげぇ美味いって。これでビール飲んだらたまんねえって。んで内蔵も取ってくれるって、網もいいのがあるからって薦めてくれてさ」
「ふうん」
チバの事だから売り文句に相当盛り上がっちゃったんだろ。
そんな単純なとこも可愛いんだけどね。
「アベくんに食べさせたくて」
「そう」
「…」
「……」
「食いたくない?」
「いや」
「…」
可愛いねぇ。俺の為なんだ。
それを言われると許そうかなって気になる俺も大概……あれだな。
「カボスかレモンはあるの?」
「ない」
「大根は」
「…買ってない」
「……」
「醤油はある!」
そんな勝ちほこった顔されても。
「…ビール昨日空にしたんじゃなかったっけ?」
「さっき買って来た!」
またも意気揚々と言ってのけるチバは犬。
尻尾をぶんぶんと振ってる犬。
いい事をしたら目一杯誉めてやるのが躾というものか。
この煙と部屋に広がった臭いはかなりいただけないが。
目元までかかる髪をクシャクシャと撫で回すと無邪気な笑い声が聞こえた。
昼間から二人して秋刀魚を摘みに飲むのも悪くないなと思い直す。
「あ、焦げた」
でも飼い主としては躾をきちんとね。
この部屋の中に充満した魚臭さをどう拭うかと模索しつつ、後ろから前髪を掻きあげて唇をくっつけた。
「チバ、次魚焼く時は網はやめてね」
秋刀魚焼くチバ萌
133 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/19(水) 11:30:43 O
124 ウザイ
漏れにも秋刀魚焼いてくれチバたん。
135 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/19(水) 21:08:21 O
もうやめたら?
(`皿´)
[=.・з・]
(´・ω・`)
139 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/20(木) 14:37:28 0
140 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/20(木) 14:38:22 0
すっとこさん、ARABAKI出ないのかあ…
残念…
142 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/20(木) 21:59:10 O
age
hage
________
|オ、オヤスミ執事|
 ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄
ミ`_ゝ´彡
/ _⊃⌒⌒ヽ
( ̄).人 //⌒ ノヽ)
⊂ニニニニニニニニニニニニ⊃
┃#━┏┃y-~~ 誰かハゲと言った気がする…
146 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/20(木) 23:54:21 0
(`皿´) ハ ゲ
┃*━┏┃y-~~<アベ君なら許す(はぁと)
[*.・з・]y-~~<ハゲ
┃*━┏┃人(`皿´*)
[=.・з・]y-~~<シカトかよ
(´;ω;`) コウジ君、ハゲって言った?
ミ`_ゝ´彡<………
[;.・з・]ノシ<ちが、キュウのことじゃなくて誰もM字だなんて言ってない
(*`皿´)v-~~~ ニヤニヤ
。。
。 。 +
゜ 。・ 。 +゜ 。・゚ ミ;゚`Дフ。ウワァァァン
ノ( /
/ >
ぐい(`皿´)つ<`_ゝ´。彡
……>ミ。`_ゝ´彡 (`皿´;)<……
あぁなんでこうなるんだよ。
アベくんとコウジくんが、・・・フツウに遊びに来ただけだった、
が、今ベッドの上で俺を前後から挟んでいる。俺は上半身はなんも着てない。
・・・ひざ立ちになっていて、背面にいるアベくんがおれの胴体に
腕を回してきたところだ。
このでっかい二人は、言葉を交わさずともお互いのしようとしてる事を
理解するらしい。そして俺の言葉はむだだった。
やだ、とかやめろよ、とは言ったものの、俺の言葉は半分以上ただの音として
真昼の部屋に響いて、消えた。・・・わかってたけど。
そして俺は、アベくんの眼に逆らえない。
冷たい!と思ったらアベくんの指が胸元に触れていた。
「・・ぁ ちょ、うあ・・・」
アベくんの指が突起にひっかかった。おもわず振り払おうとすると、
コウジくんに阻止されてしまった。
「やめ、離せって!」
しっかり捕まれた腕がびくともしない。まずい、と思った瞬間両方の乳首をつままれる。
全身が震える様を、やや上から見下ろされる。恥ずかしくて泣きそうだった。
耳元で、密着してきたアベくんが息で笑う声がする。
「かわいい・・・たまんねーよ」
「ね」
「ね」じゃねーよ!!
もうヤダ、なんでこんな恥ずかしい思いしてるんだよ俺は。
空気になりたい・・・そんでここからすり抜けて、
あのつけっぱなしの換気扇から出て行きたい。
そんな事を考えてる間に、アベくんが俺のジーンズに手をかける。
両手首はコウジくんに捕まえられているから、俺はアベくんの手指に
されるがままになる。
そのでかい手は、わざとゆっくりベルトを解き、ボタンを外し、
ジッパーを下ろし、の作業をした。
(どうせヤるなら、さっさと終わらせてくれよ・・・!!)
俺は恥ずかしさに俯いていたせいで、その、
綺麗な長い指の動く様を見届けてしまった。
とたんに、自分でも嫌になるほどの欲情がこみ上げて来る。
------------
二塔に挟まれるチバさんに萌えたんで・・
な、なんかベタですね
162 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/23(日) 00:32:59 O
…
>>160 ありがとう
…今はそれしか言えずすみません
同じく…
アベ氏待ちで起きててよかったー
続きが読みたい
同意
170 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/23(日) 07:50:40 O
市ね
職人タソGJ(*´д`)
gj!
ピンクもあっちみたいな行間スペースにしてほしいなあ…
「さっ、寒いだけだから。」
例の巻き舌で篭るような声で、チバが胸元で云った。
俯きがちにもぞもぞと布団の中で動くのが、くすぐったくて気持ちいい。
「はいはい。解ってるよ。」
知らない振りで肩を抱くと、僅かに身を軋ませた。
それにしても、さっきから何胸の前で手を揉んでんだ?
「チバ、バンザイしてみ。」
「えッ……、や、やだ。」
やっぱ何か隠してんな。
「あ、アベくんもう寝なよ。」
「ああ、そのうちね。」
暫く、沈黙する。俺は三回呼吸してから、大きく息を吸い込んだ。
「わっ。」
でかい声にびっくりして、チバが無防備に顔を上げる。その隙に、チバの手首を掴んだ。
「あっ、な、何すんだよ!」
身体を捻って逃げようとするチバの手を見ると、左薬指に、俺が少し前に『誓う』為に
やったリングが光っている。
―――ああ、それでごそごそしてた訳か。
チバは俺の手から腕を奪い返し、枕と掛け布団を手繰り寄せて背を向けた。
つくづく可愛い奴だな。
「チバ。何してんの。」
「……もう俺寝たから。」
俺はけらけらと咽喉を鳴らして笑った。
---------------------------------------------
前スレの話の続きと云うか……突然失礼しました
長目の話も書いているので、また宜しければ投下させてください
>>159さん 二塔サンドイッチ!!
屈辱的な目に合わされまくるチバさんが見たいです……ハァハァ
>>22の人さん!!!
こっそりwktkしております(*´д`*)ハァハァ
ネ申 降 臨 お待ちしております!(・∀・)ノ
177 :
余録:2006/04/23(日) 16:13:02 0
過労で少し入院してました…ご無沙汰です。
>>22さん、相変わらず可愛い話素敵です。
私も首を長くして待ってます!
>>177 リーダー!!!
お久しぶりです。凄く待ちわびてました。
お体大事にしてください!!!
∬・A・)
そろそろ限界でつ
>>159さん、連作みたいにして続きを少しだけ落としてもおkですか?
全部は無理だけど少しなら書ける、、、つかハァハァが止まらないおww
ニ塔マンセー( ^ω^)
>>181 プギャちゃんキタ――――――(゚∀゚)――――――!!!
wktk
>>181 ぷ厨ちゃん、心底アベとウエノが好きなんだねww
連作読んでみたいけど、
>>159さんが続きを書いてるかもよ。
お返事を待ってみてください。
そのサンドイッチ、どこに行けば買えますか…?ハァハァ
なんなら御両者とも落としてくれても全然かまわない
>>159 >このでっかい二人は、言葉を交わさずともお互いのしようとしてる事を
>理解するらしい。
モエス
プギャ厨の二塔ハァハァタノシス
・
>>159さんバージョン
・プ厨バージョン
共存させればみんな幸せで(・∀・)イイ!と思うんだが
どうだろうか。
プギャ厨も途中までと言ってるし、後が続けばいいけど、
途中まででも読みたいなw
>>159さん待ちということで。
もう豪華すぎ
えーと、こんなに褒めてもらえるなんて
思っていなかったので、かなり光栄でつ・・・!
続きはチョットづつ書いてみてますけども、
プ厨さんがわたしの文から続けて下さるというのが
すごい、嬉しいです!
楽しそうだなーと^^
>>190 159さんが出だしの連作+159さんオリジナル続編
2本立てOKでしょうか? 嬉しすぎです(*´Д`)ハァハァ
本番シーンがあんまり
自信無いのですけど・・・
お言葉に甘えさせていただきますっ。
プ厨さんのお話がとても楽しみです!
よろしくお願いします。
嬉しいです!
では皆様お休みなさいませ。。
だがそこがいい
初々しくても21以上なのねんww
ベタベタ(*`皿´)つミ`_ゝ´;彡
神々待ち(´ω`)
199 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/25(火) 18:02:39 O
あげちゃるけん
どっちにしろ神待ち(*´∀`*)
wktk
202 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/26(水) 18:57:39 0
ミ*`_ゝ´彡
( ∪∪
と_)_)
どっちにしろ神待ち
私が先で良いんでしょうか・・
まだ書ききれてないのですが。
アベチバ寄りです
-----------------
(ここまで発情する訳を、本当は自分で知ってたけど、知らないことにした。)
こんな、男の手に触られて何喜んでんだよ。二人はともかく・・・
俺も充分ヘンタイってことじゃねーか!
やっぱり腕を振り切って逃げようとしたが、コウジくんは馬鹿力だった。
ふざけんなよ・・・!そうだ、だいたい・・悪ふざけが過ぎるんだよこいつら!!!いつも!!!
ムカつく。いや悔しい。
こんな思いを知ってか知らずか、アベくんの手は無遠慮にジーンズをずり下ろし、
俺の腿をはだかにしていた。俺は(懲りて)窓のほうへ目をやっていたが、
素肌に、ついさっきとは異なった温度が触れている。ズボン脱がされた。そのことを意識した。
つまり今、ほぼパンツ一丁ってなわけか・・・あああ。たぶん今顔赤い。
「わっ」
コウジくんが急に腕を引っ張ったのでびっくりした。
バランスを崩した俺は、胸の中に飛び込む事になる。
一瞬の衝撃の後、温かくて男のにおいがした。この親しみのある筈の
においで、さらに不安になるのは初めてだった。
「チバぁ」
声と一緒に振動が伝わる。
「チバ、なめて。」
コウジくんは言うと、俺の腕は放してくれないまま、ひざ立ちだったのを座り直し
長い足を伸ばして広げる格好になった。
俺は更に倒れこむ。
「手ぇ離すとお前逃げるわけでしょ。だから頑張って口で脱がしてくんねぇかなぁ。
俺のこと。」
ニヤニヤ笑って、うざいほどやらしい言い方をする。
絶対やだ!!
「ふざけんじゃ、ね・・あっ」
覆いかぶさってきたアベくんに、ふいうちを食らう。
すかさず身を捩って逃れようとしたが、叶うはずがなく、熱い息と長い舌に
首筋を攻められる。
(舌までなげぇのかよ)
やがて耳元にその熱いのが這ってくると、アベくんの息遣いを
肌で、温度で、音で、まともに感じた。アベくんのシャツ越しだけど密着しているから、
わずかな心音も感じた。
・・・考えないように必死だったのに。
だめだよ。
俺アベくんが好きなのに。
一度思い出したら止まらなかった。
今までずっと、自分に嘘が吐けたことはなかった。
(*´∀`)
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!
ktkr
キタワァ*:.。..。.:*・゚(n‘∀‘)η゚・*:.。..。.:*
続きが凄く気になる…
wktk!!
そう、ずっと好きだった。会ったその日から好きだった。
でも言えるわけが無い。伝えたくてしょうがないのに。
俺はアベくんのこと愛してるんだって。
アベくんのすべてが好きなんだ。
世界の中のどんな事より。
返す言葉。声。まなざし。アベくんの家のにおい。綺麗な髪。笑った顔。怒った顔。
たまに見る寝顔。そしてもちろん、アベくんをそのまま映したみたいな音楽も。
日毎に好きになって、今じゃもうとりかえしがつかない。
恋と呼ぶには、重すぎる。
潰れそうだ。この気持ちと記憶だけ抜き去ることが出来たら・・・
無かった事に出来たら。
きっと俺は幸せになれるだろう。
なのに。
今、アベくんの喉の中を通ってくる空気に、舌に、直に触れている。
「ぅ・・・はぁ、んあ、アベくっ・・!」
下唇を噛み締めた。ちぎれるんじゃないかってぐらい深く。
そうしないとアタマおかしくなりそうだった。
「ね、そんな噛んだら血がでるよ」
これ噛めば、タオル。お前のだけど。
上から降る声に、
コウジくんの存在を忘れかけるほど限界だったことに、気づいた。
そして両腕は開放されていたことにも。
(いつの間にかコウジくんの着ていた薄手のセーターをつかんでいた。
でももう逃げる力なんて出なかった。)
彼はその辺にあったフェイスタオルを掴むと、
ねじって二つに折り、無理やりこじあけた俺の口に突っ込んだ。
「ン・・」
やばかった。痛みに意識を集中させてないと・・・
そうしないとアタマおかしくなるんだよ!!
当然二人はそんなこと判らない。
俺がものすごくよがってるように見えるんだろう。
(実際感じてるけど・・・。抑えているのは嬌声じゃない。
もっと、こころの奥底にある、おそろしい感情だった)
頭の隅で嘆いていると、後ろからも声がする。
「バッカそんなんしたら声出さねえだろ」
同時に下着が下ろされる。いちばん敏感なそこに、
最初よりは冷たくない指がからみついた。
俺は目の前の腹に顔を押し付けて、ただ暗闇だけを見た。
チバも159タンも初々しい
初々しいさんの続きはまだかなー(・∀・)?
プギャちゃんと
>>159さん以外の方の投下もお待ちしています。
続き読みたいのいっぱいあるよー
読みたいのが多すぎて落ち着かないw
22の人さんのも楽しみでタマラナス
>>224 楽しみだなんて云って戴けて、むっちゃ幸せです ありがとうございます
>>174で云っていた、長目の話、書けたは書けたんですが、
もういっつも同じような内容で……
それで宜しければ、今から投下させて戴いてもいいですか。
159さんやプギャ厨さんや、色んな神様を待つ間のおやつにでも
正座して待ってます(涙
22様キタワァ.*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!!
-----------------------------------------
急に土砂降りの雨になって、町は静寂に包まれた。窓や地面を叩くその音に、俺は逆に不
安を掻き立てられる。
闇は深くて、もう辺りは寝静まる頃だ。俺も寝酒でもひっかけて、うとうとしようかなん
て想ってた。それは不意に鳴った電話のベルで、消えてしまう。
『会いたい。』
受話器を上げざまに、名乗りもせずそう云われて、俺は奥歯が引き攣るような感覚に襲わ
れた。心地よい痛みと云うやつだ。また、アベくんが俺を縛りにきた。
「……何処にいんの。迎えに行くから、」
『お前ん家の近くの、青いシーソーのある公園。』
「わ、解った。」
こう云う時俺は、すぐ近くなんだからアベくんが来なよ、とか、もっと前に電話くれたら
いいじゃん、とか、そんな事は絶対に云わない。こう云う時のアベくんには、全く効果の
ない言葉だからだ。
俺は短く切れた電話を離れて、ジャケットを上から一枚羽織ってから、すぐ部屋を飛び出
した。傘は、要らない。
その公園は大体家から5・6分の距離にある。俺が濡れ鼠になるのに、十分な道程だ。靴
が靴でなくなるくらい、雨の飛沫を上げて走る。アベくんを迎えに行かなきゃ。
その公園の、まるで役に立たない程暗い街灯の下で、アベくんは黒くて長い身体を雨に浸
して、ぼんやりと立っていた。
息を切らして駆け寄ると、言葉もなく掻き抱かれる。
俺は辛うじて息をしながら、きたよ、とだけ、アベくんの胸に囁いた。
たまにあるんだ、こう云う事が。アベくんの病気みたいなもんで、発作みたいに、3ヶ月
に一度くらい、俺をむやみに呼び付ける。
アベくんは、全身を雨に浸していて、俺の僅かに渇いた胸の奥に迄、その水滴を感染させ
た。
まだ春先と云い難いような寒さで、二人で暫く震える。アベくんは俺の濡れてぐしゃぐ
しゃになった髪を引っ掻いて、その水滴の匂いを嗅いだ。
「風邪、引くから、俺ん家、きなよ。」
そう云うと、俺の腰と頭にあった手をゆっくり、首元に持ってくる。でかい手で、俺のそ
れを絞めるような仕種をした。
「セックス、さしてくれる、」
そう、アベくんの発作は性欲に直結していて、俺が傍に行く度、息が止まる迄抱かれる。
でも俺は、そんで良かった。
「……いいよ。アベくんの好きなだけ、しなよ。」
そう答えると、置いた手はそのままに、首筋に口を持っていって、軽く歯が立てられた。
俺が来た5分の道を、二人で欲望を引きずって歩く。それは酷く重苦しくて、特別に甘い
事だった。
-----------------------------
部屋に帰ると、いかに自分がずぶ濡れか、よく解った。玄関が水浸しになって、靴を脱い
で上がった床に、道が出来る。アベくんが後ろから、どうしようもなくでっかい子供みた
いに、抱き着いて来る。
「チバ、チバ、」
それしか云わない。うなじの匂いを嗅ぐような気配があった。
「風呂、入ろう。」
「ん、」
半ば引きずるように、濡れた身体で浴室迄行って、シャワーを最大に拈った。浴槽の栓も
して、湯を張る為の蛇口も回す。
アベくんはその間にとっとと服を脱いで、脱衣所に戻った俺の衣服を剥がしにかかった。
「……ま、待ってってば……、自分で脱ぐって、」
そう云う間に、ジャケットとシャツを剥がして、ベルトの金具を外される。
身体の芯は温いのに、指先が凍ったように冷たい。それに震えている間に、ジーンズを下
着ごと下げられていた。俺はのろのろと靴下と一緒に、それを足から抜く。それを洗濯機
に放り込む暇もなく、アベくんが腰に回した手で、浴室に引きずり込んだ。
湯気で曇る視界の中で、上から噛み付くように口付けられる。
「んっ……、く、」
湯が肩から滑って、冷えた身体を外から蕩かした。アベくんの舌が、内側から俺の感覚を
呼び起こす。
ざあざあ云う音の隙間に、浴室のドアが締められて、鍵を掛けられた音がした。
内側から閉める鍵だけど、ああこれは暫くこっから出して貰えないなあ、と頭の隅で想
う。
アベくんは長い長いキスの間に、俺の身体を、触れるとこだけ触りまくった。撫でるよう
に、引っ掻くように。
口を離すと、息を漸く取る俺に、あさましくて低い、淫靡な声で懇願する。
「いっぺん……挿れさせて、」
「……え、」
アベくんの股間が、ぐッと下腹に押し当てられて、堅さと熱さを教えられた。
「我慢できない。」
そんな事云われたら、俺は逆らえないんだけど、慣らされてもきついのに、入るのかな。
でも俺は、アベくんの云う事を聞きたくて、いいよ、と短く答えた。初めから、そのつも
りで迎えに行ったんだ。
俺は鈍い動作で後ろを向いて、壁に手を付いた。
「……ん。」
抵抗しないよ、と云う意思表示をすると、アベくんが腰を、潰れるくらいの強さで抱く。
「好きだ。」
ほんとは痛くないようにしてやりたい。先ずお前が気持ち良くなるようにしてやりたい。
でもたまに我慢が利かなくなる俺を許してくれ。背中で、言葉にならないそんな感情が流
れてきて、それだけで俺は満たされた。
「……いッ……、」
後ろに、きつく締まったままの場所を、圧し広げる痛みが走る。
「……ごめん、」
「ああッ、う、」
慣らされないで入れられた事は、一度もなかった。引き攣る痛みに、漏れた絶叫が浴室に
跳ねる。
「あッ、いた、ッ、んんっ、」
タイルの壁に顔を押し付けた俺を、後ろから肩口に噛み付くように抑え込んだ。
「ああッ、あッ、うああ、」
無理にアベくんが身体を付けて、何度も、ごめん、ごめん、を繰り返す。
「はッ、……う、」
アベくんの腹がぴったりと付いて、侵入が治まった。それで全部入ったのが、漸く解る。
「い……たい、っ、」
声が上擦って、急激に入り込まれた感覚に足が立たなくなってしまった。がくがくと太腿
を震わせる俺の腰をしっかりと掴んで、立たせる。俯いた視界の端に、僅かに溶けて流れ
る、血の跡が見えた。
「ひッ……、」
腰を突き入れられて、咽喉が悲鳴を上げる。アベくんはまた、ごめん、と一言呟いて、想
うまま腰を遣った。入口が擦れて、また痛みが過ぎる。
「あ……あッ、いたッ……や、」
同じような言葉を、喘ぎに溶かして繰り返す俺を抱き込んで、アベくんはあさましく腰を
動かした。
「中でイかして。お願い。」
いつもよりずっと直接的で、余裕のない口調。俺は無理にでもアベくんがイイように、腰
を合わせる。
「いッ……、」
いいよ。その一言すら声にならずに、俺は大きく何度か頷いてから、痛みに耐える為に、
タイルの壁に頭を押し付けた。
中で、俺の前立腺に当たって、不意に痛みの間に快楽が走る。
「あッ……、あ、」
アベくんはそこを突くでもなく、俺の狭い方を広げた。
「くッ……、」
アベくんが、短く呻く。中で大きく脈打って、精を放った。
「んッ……あ、」
特別奥の方に、それがたたき付けられて、俺はイけないまま脱力してしまう。アベくんが
それを支えるでもなく、一緒に浴室の床にへたり込んだ。
「……ごめん、……ここ、切れちまったな。」
繋がったままの、圧し広げられた入口を、すっと撫でられる。びくりと肩を震わせると、
また腰ごと抱かれた。
気にしないでいいから。冷たい熱の所為で、まるで呂律が回らずに、云えない。
頭をぐったりと背後のアベくんに預けると、こめかみの辺りにキスが落とされた。そこだ
け、温くなる。
「チバ、」
意味のない、それでいて一番深い呼び掛けで、俺の眼の焦点が、漸く合った。
アベくんは自身を抜こうとしない。そのまま俺の胸に指先を這わせて、湯を塗り付けるよ
うに胸の突起を弄った。
「……っ、」
順番がめちゃくちゃだ。それでも俺の濡れた中心が再び、行き場をなくした熱を訴え始め
る。
「後ろだけじゃ、イけねえか。」
「む……り、だって、ば、ッ、……あっ、」
嬌声が浴室に満ちた。
「んっ……、」
口を閉ざすと、鼻から抜ける声が、内側から耳を犯す。
「声出すの、厭か、」
「……は、ずかし……から、」
そう答えて身をよじると、アベくんが、俺の頭を追うように、耳元に口を寄せた。
「……んあ、」
耳たぶを噛んで、軟骨を舌で辿り、耳穴に舌を差し込む。腰が揺れて、入ったままのアベ
くんのそれを締め付けた。
「……うう、ッ、」
痛みと劣情の中間を歩くような感覚が、そのまま大きくなる。舌を抜いたアベくんが、低
い音で、耳元で囁いた。
「やらしい声聞かせろよ。」
「……んッ、く、」
声と連動させるように、手が胸を這う。
「もっと出るだろ。」
人差し指で、乳首を引っ掻かれた。
「……ああッ、」
「なあ、中、ひくひくしてるの、解る、」
指が、突起を潰すように押し付けられる。
「わ……か、る。」
「なんで?」
アベくんは多分、俺を虐めたくてたまらないんだ。でも、俺はまともにそれに付き合える
程の優しさもないし、恥ずかしさが捨てられる訳でもなかった。
「わ……かんねえ、ッ、」
まともに、拒絶する返事を返すと、胸を這っていた指が腹へ下る。
「解んねえって事は、ねえだろ。」
繁みの辺りで指が留まって、生え際を掻き回すように、指が動いた。
「ひっ……、あッ、」
俺の陰茎の先端から、誘われるように、先走りが流れ始める。
「お前が、淫乱だからだよ。」
アベくんの指が想うまま、まともに俺は反応してしまった。
シャワーの湯とはまるで違う、生温い液を垂らす俺のそれを、アベくんは見逃さない。
「触って欲しい?これ。」
不意に先端を、ぱちんと弾かれた。
「あッ、」
反応する掠れた声に、アベくんが鼻先で笑みを漏らす。
「『さわってあべくん』って、云える?」
何気ない言葉も、全てアベくんの口を通った途端に、俺の劣情と羞恥を掻き立てるものに
なる。
云えない。云える訳ない。
首を振ると、アベくんは俺の腰を抱き込んで、浅く、ぐいッと奥を挿した。
「んんッ、」
「我慢利かねえだろ、腰動いてるぜ。」
云われて初めて、気付く。
アベくんの云う通りだ。俺はやらしくて、アベくんにどうにかして欲しくてたまらない、
馬鹿で淫乱なんだ。
「ほら、云ったらいかしてやるよ。」
「はっ……、あ……、」
太腿の内側に指を這わせ、閉じかけた足を開かせながら、中心を触るでもなく、やわやわ
と俺を追い詰める。
「あッ……、あ、」
「イイ顔すんね、お前。」
もう一度耳にキスを落とされて、俺は観念した。
「……って……、」
「え?」
意地悪そうに、それでも余裕のない口調で、アベくんは聞き返す。
「あべ……く、さっ……、」
「聞こえない。」
不意に顎に手が触れた。
「……あべ……くん、」
その手が、リンパ腺を軽く撫でる。
「……さ……わって、」
口にすると尚更、顔を伏せたくなるくらい恥ずかしかった。
アベくんは、よくできました、と云って、顔を逸らす俺の瞼にキスをする。
「触って、弄って、イかせて欲しいんだな。」
大きな手が、すっぽりと俺のそれを包み込んだ。根元から先端へ、ゆっくりと何かを搾る
ように、扱き上げる。
「ひッ……、んっ……、ああ、」
腰と、声とが、アベくんの手に連動して、揺れた。もっと刺激が欲しくて、声と腰が先走
る。それでもアベくんの手のリズムは一定で、むちゃくちゃもどかしい。それに気付いて
か、手の動きを少し鈍らせた。
「んんっ……んう、」
半ば死んだようになっていた自分の手を、アベくんの手に沿えて、動きを促す。
「もっと?」
「もっ……とぉ、」
何て情けなくて、媚びるような声なんだろ。それでもアベくんは、俺の気も知らないよう
な様子で笑った。
「可愛いな。喰っちまいてえ。」
もう何回も喰ってる癖に。俺はそれが嬉しくて、しがみ付いてしまうのも知ってる癖に。
アベくんは、俺の首の根元辺りに口を寄せて、歯を立てて噛み付いた。
「……あッ、」
痛みに呻くと、労るように舌で軽く舐める。
震えて添えた手を離してしまったが、アベくんはぎゅっと強く先端を締め付けた。
「んッ、……う、」
汚れるから、手ぇ離して。そう云う事も出来なかった。絶頂に達した俺は、アベくんの掌
に、白濁の液を吐く。
「はっ……はッ……、」
湯で逆上せたとも、淫猥な熱の所為とも云える火照りで、頭がくらくらした。アベくんは
俺が、流して、と云うのも聞かずに、指先迄に絡まった俺の精液を、綺麗に舐めた。
「いつものより、少し濃いな。」
「しッ……しらな……、」
手で顔を覆う。何云ってんだよ……。
「後ろ、抜くぞ。」
「んッ……、」
四つん這いにされ、アベくんに腰を掴まれて、固定された。アベくんはゆっくりと身体を
離す。
「ひ……あッ、」
切れた入口の痛みと、暫くあった異物感が急になくなる感じ。それから僅かに、さっき中
で吐かれたアベくんの精液が、穴からずるりと落ちる。
―――頭おかしくなったらどうしよう、
正気じゃなくなるような気がして、俺は四つん這いの両腕を崩して床に伏せ、ひそかに指
を噛んだ。
「どうした、」
うずくまるような俺の背を、優しく撫でる。俺が首を振ると、アベくんが耳元に口を落と
して、云った。
「足りないんだろ。」
俺は指を噛んだまま、どうしようもない声で鳴く。
「後ろ、ずっと突っ込まれてたから、無いと寂しいんだろ。」
そうなのかな……?
「……わ……かんな、」
「教えてやるから、安心しな。だからそんな泣きそうな声すんなよ。」
背をさすっていた手が、腰へ下りてくる。
「あ……べ、く、」
僅かに顔を上げると、優しい顔をしたアベくんが、口元の手をどけて、キスをしてくれ
た。
「可愛いよ、お前は。」
濡れたアベくんの髪が、耳に心地いい。ふわりと、驚く程軽く、すべらかな動作で引き寄
せられた。
「だから、もっと抱かして。」
--------------------------------
茹で上がったらどうしよう。
とっくに身体は芯から熱いのに、アベくんが湯舟の中に俺を誘い込んだ。
「せまい。」
当たり前だ。でもそう云いながら笑ってるとこを見ると、例の病気は少し納まったのかも
知れない。
「もっとこっち。」
背中を湯舟に預けて、俺を手招く。
俺が云われるまま近寄ると、腰を掴んで、湯の中で膝立ちにさせられた。
「足、もっと開いて。」
「な……なに、」
王様みたいに座るアベくんを見て、戸惑う。
濡れた髪を僅かに額に張り付かせて、不適に笑う様がどんなに俺の中の物を掻き立てるの
か、解ってやってんのかな。
―――ああ、厭だな。めちゃくちゃにされたい。
アベくんの腰の両脇辺りに膝をついて、全身を晒す。
「これ……やだ、」
「何が。」
「はずかしい……、」
浴槽の脇についた腕に顔を伏せた。
「俺は凄いいいよ。」
アベくんの長い手が腰に絡んで、水面をたっぷりと揺らす。
「何かおまえを手に入れたきぶん。」
俺の背骨に指を立てて、すっと腰へ下らせた。
「すぐどうでもよくなるよ。」
そのまま指は、後ろへ下りていく。
「……や、やだ……、」
うなだれて眼を閉じ、感触をやり過ごす俺の額に、アベくんが軽く口を触れさせた。
「お前のこの辺、真っ直ぐだな。」
背中から尻の辺りの事なのか、アベくんは焦らすように、穴の傍と、背筋で指を行ったり
来たりさせる。
「骨が綺麗に通ってる感じする。」
「ッ……、」
俺はそれどころじゃなくて、寧ろその骨を抜かれそうな想いがした。
漸く、腰から下の、湯に浸かっている当たりへ、指が降りていく。
「は、……っ、」
穴に指を宛がうと、そこでまた手を止めた。もどかしい。
「疼いてんな。」
知らない。知らない。俺は首を振って、がくがくと小刻みに揺れる腕で、必死に身体を支
える。アベくんは、易々とその穴に指を入れた。
「んッ……、」
さっきの所為で、解れていたそこは、容易に奥迄侵入を許す。と云うより、抜かれてから
残ったままだった余韻を、埋めていった。
アベくんがその指を、ゆっくり出したり、入れたりする。水中でくぐもった音がして、指
が入り口近く迄抜かれる度、中に湯が入ってきた。
「っ……あ、……あんま、ぬ、……かな……、ッ、で、」
中で、湯と残った精液が掻き混ざる。腕で自分を支えてられない。
「手、こっち。」
アベくんが、微笑みながら云った。俺が促されるまま、アベくんの肩に手を置こうとする
と、そのまま胸に倚りかかって崩れてしまう。
「あ……、」
ばしゃりと水面が波立った。
アベくんはそれを受け止めて、空いた手で俺の猫背を撫でる。
「あ……つい、」
心臓が小動物みたいな打ち方をしていた。
しがみつく俺の胸に唇を当てながら、言葉をかけて、中を掻き回す。
「気持ちよくない?」
宛われた指が、二本に増えた。
「お、かし、く、なりそ……、」
二本の指が、入口の辺りを解す。
「それが気持ちいいって事だよ。」
中も外も、すげえ熱い。解ってる、そんなの。
「……ッああ、」
アベくんの肩に絡めた腕を、強く締めてしまう。それでもアベくんはびくともしないで、
俺の奥のイイ所を探った。
「んッ、んう、」
鼻に抜ける声が、浴室に響く。
「ここ。」
確認するように、どっしり座っているアベくんが、俺を見上げた。上気して、潤んだ眼。
お前の好きなとこ、知ってるよ、俺は。そんな顔をして、軽く眉を動かして、舌なめずり
をする。
「気持ちいい、って、云える?」
擦るように、押すように、そこを突かれた。露骨に前が反応して、腰をびくびく震わせな
がら、俺は首を振る。
「やだ……ッ、あ、」
アベくんはくすりと笑った。
「云ってごらん。」
子供に教え諭すような言葉。いかがわしい事をする時に、アベくんは度々そう云う言葉を
使って、俺を陥れる。
「あ……やだ、ああ、」
そこばっか、触んないでよ。
「云ってみな。もっとよくなるから。」
「んんっ、」
俺は少し上半身を引いて、大きく一度、首を振った。
「聞かねえ奴。」
不意に、二本とも指を抜かれる。腰から下は湯に浸かりっぱなしだったから、中にずッと、
湯が流れ込んだ。
「ああ……あ、」
さっきよりもっと強い、異物感の余韻。
「だ……だめだってば……、」
「欲しい?」
観念したつもりで、がくがくと頷く。
「ちゃんとお前の声で聞きたい。」
アベくんの濡れた手が、少し上から見下ろす位置にある俺の顔を捕らえた。しっかりと眼
を合わせてくる。
「泣くな。」
やさしい。
衝動を、全部嘘もなくぶつけてくるアベくんが好きだ。
「……ほしい。あべくんの……、」
求められて応えるなんて、そんな退屈な感情はもうない。欲しい。欲しい。欲しいから、
くれよ。
「いい子だなやっぱり、お前は。可愛いよ。」
長い間ついていて赤くなった膝を、アベくんは水中で崩させて、自分の腿に座らせた。
「自分で入れてみ。」
アベくんが俺の腰を少し浮かせる。
「ん……、」
浴槽の脇に手をついて、身体を支えた。震える片手でアベくんの勃ち上がったそこに手を
添える。穴に宛うと、それだけで自分の中が疼くのが解った。
また奥歯が引き攣るみたいに、頭の底に想いが過ぎる。
「……っ……う、」
徐々に体重を落としながら、この奥歯の引き攣りは、結局アベくんと同じ病気なんだと
想った。
「んっ……っあ、」
だんだん満たされていく感覚の中で、アベくんが俺の耳に囁く。
「むちゃくちゃ気持ちいいわ……。腰外れそう。」
「あ……んま、……しゃべ……ないで、」
云う文句が他になくて、また途方もなく意味のない事を口にする。
「……なんで、」
アベくんが腰を引き付けた。
「っあ……、あ、」
全てを中に収めてしまって、アベくんの上に座る形になる。
「あ……べく、が、……しゃべ……ったら、……へんになる……じゃんかぁ、」
呻くように、叫ぶように放ったその言葉が、また浴室に響いて、アベくんの耳に届いてし
まった。
「……俺の声、すき?」
腰を揺すられて、肩を跳ね上がらせる。
「……すき……ッ、」
本当に好きだ。
「こうしてんのは……、」
「……すき、」
好きだよ。アベくんは全部好きだ。
アベくんに揺すられて、かたかたと震える俺の右の瞼を、アベくんが舐めた。
「眼ぇ、開けて。」
そこから蕩けるような感覚を覚えながら、重い瞼を押し上げる。
「……、」
瞼を開けて見たアベくんの顔は、熱で綺麗に上気して、薄く口の端を上げて笑っていた。
アベくんは凄くかっこよくて、酷く俺の胸を刺すのには余りある。
……アベくんがいるのは、いけない事かも知れない。
「俺のチバ。」
そんな事を云いながら、頬を捕らえて鼻先にキスをする。
「跡付けて。」
アベくんが自分の、白い首元を、指で示した。
俺は上体を傾けて、アベくんの示した場所に口を付ける。きつく吸うと、アベくんが腰を
遣った。
「ふッ……ん、」
想わずそこに歯を立ててしまって、口を離そうとしても、上手くいかない。
「っ……ん、」
アベくんが動きを止めた。
口を離すと、そこは軽く歯形がついている。
「……あ、」
不意に俺がその跡を舐めると、アベくんが、猫、と耳元で云った。
「もっかい、中で出していい、」
俺は、聞かなくていい、とか、通じたか解んないけど、頷いて、答える。
アベくんが、俺のモノを握り込んで、二、三回扱いた。
「あ……、くッ、」
「すぐイきそう?」
俺はがくがくと頷いて、もう一度歯の跡を舐める。
「じゃあ、ちょっと我慢してな。」
アベくんが強く腰を揺すった。それに合わせて、水面が揺れて、声が漏れる。
「ああッ、あ、ああ、」
アベくんは耳元で、ほら云えるだろ、と囁いた。
「……な、気持ちいいだろ。」
「あ……あッ、……き、もち……い、」
情けない。こんな声しか出ない。
でもアベくんは、水でしとどに濡れた髪を、優しく撫でた。
「いい子だな、お前は。可愛くてたまんねえわ……。」
アベくんがまた、俺のモノを強く握る。
「ああ、ッ、う、」
「出そう?」
んな事聞かないでってば……。
「あ、……うあ、」
アベくんが腰を強く打って、それで俺は精を吐く。
「チバ、……っ、」
アベくんは短く俺の名前を呼んで、空いた左腕で俺を掻き抱き、中に吐き出した。
-------------------------------------------
完全に熱にあてられた俺を抱えて、アベくんはベッド迄移動した。
熱さと快感の余韻で朦朧とする意識の端で、アベくんが隣に寝転がるのを見る。
俺のほてった頬や、濡れた髪を撫でながら、何か囁いていた。
何喋ってんの、アベくん。聞こえない。
手を伸ばして、肘をついて俺を見ているアベくんの首に、腕を絡めた。
すると、穏やかだったアベくんの顔が、少し寂しそうに歪む。
「ど……したの、」
空を掻く声で問い掛けると、馬鹿みたいに強い力で、腕の中に引っ張り込まれた。
「酷い抱き方して、ごめん。俺の事嫌いにならないでくれ。好きで好きで、可愛くてたま
んないんだよ、お前が。」
そんな事を、繰り返し繰り返し云う。
そう云えば、病気の後、アベくんはよくこんな事を云った。不安がるアベくんが愛しいな
んて、俺もどうにかしてると想う。
「お前は、俺のだからな。」
今更何云ってんだろ。そんな事は解ってんだけど、そう云いたくなる気持ちは俺にも解
るって、云ってもいいのかな。自惚れてんじゃないし、出来れば自惚れてたい。
不安で不安で仕方ない。こう云う方法でしか、こう云う方法ですら、伝わらない事があっ
た。
俺とアベくんは、だいぶ不器用にできている。
何て云えば解るんだろう。それすら解んないんだよ。
俺は頷く代わりに、鈍い手でアベくんの首を引っ掻くように抱き寄せる。
俺はアベくんに縛られたい。他には何も出来ないくらいにされたい。寧ろそれくらいが調
度いいんだ。
黙って抱かれて、耳を澄ますと、まだ強い雨音が微かに聞こえた。
止まなくても、俺は構わない。
以上です すいません 何か毎度毎度……
以前、ちょいSっぽいアベがよいと云って下さった方がいらっしゃったので
(半分以上趣味なんですけど)Sに特化しようと思ったのですが、
やっぱり甘くなってしまいます
そろそろ何か趣向を変えてウエチバなぞ書いてみたいなあと思ったりしています
失礼しました。
(*´Д`)アベさんのエロさが最高です(ハァハァ
Sでエロくて甘い22さんのアベさんが大好きですハァハァ
ぎゃー!キテたー!
今から遡りまする。
22の人さんのアベ、ホント最高(*´Д`)ハァハァ
最高すぎて「アベくんがいるのはいけないことかもしれない」チバの気持ち解るよ(*´Д`)ハァハァ
22の人さんハアハア。も、もう素敵すぎる...たまらん
ウエチバも激しく期待です!!
>>161続き ⊂二二二( ^ω^)二⊃ ブ--ン
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
チバが慌てて顔を上げ、アベが屈み込んできている肩の反対側に首をそらして目を閉じる。
自分がされていることを見まいとするのが明らかなその様子に、ウエノが小さく笑った。
「アベくん」
「なに」
「チバ、すごい勢いで嫌がってんだけど」
微かな笑いを帯びた声でウエノがそう言うと、ジーンズの前をはだけさせた後、
また腹へと手を這い上らせて、ひくつくみぞおちのあたりを愛撫していたアベがチバの首筋に顔を伏せた。
「あ」
小さく歯を立てるようにして首筋を不意に甘噛みされたチバが震える。
「嫌がってねえよ。な?」
「な…」
甘噛みした場所にそっと口づけながらアベが囁くと、チバが抗弁しようとするかのように口を開く。
けれども、その声がまだ言葉にならない内にアベの手が下着の上に滑り、
チバがびくっと体をひくつかせて呻いた。
「いつもこうだもん」
「そうなの?」
「気持ち良くなって頭ん中飛ぶまで、いっつも『嫌だ嫌だ』つってる」
「なにそれ」
ウエノが笑った。
「アベくん、サドだねえ」
下着の上から陰茎をゆっくり揉み込まれて、声を出すまいと必死で唇を噛んでこらえるチバには、
楽屋で雑談でもしているかのような二人の口調が信じられない。
なに考えてんだよ。人をおもちゃにしやがって。
会話に割って入って、そう言ってやりたくてたまらない。けれど言えない。
迂闊に口を開いたら喘ぎ声になりはしないかと恐れた。
掴まれた腕を、抱え込まれた腰を、何度も捻っては逃れようとするのに、
二人の細い腕はチバの抵抗を難なく封じ込めてそれを許さない。
「チバ」
笑いながら話すウエノの言葉を聞いて、声を出さずに笑ったアベが、チバの耳元に口づけて囁いた。
「こういうの嫌か?」
「いや…に、決まって…」
「ちゃんと喋れよ」
アベの言葉に、チバが悔しげに唇をまた噛みしめる。
「あんま、いじめんなよお」
普段と同じに、さらりと軽い口調でチバを庇うウエノの言葉に、アベがつと目を上げた。
目が合ったウエノに、ニッと笑いかけると、手がすっと離れ、そしてぐいっと下着を引き下げた。
「や…っ!」
思わず腰を力まかせに捻って逃れようとしたチバは、すかさず陰茎を直接握り込まれて、
身を固くして喘いだ。小さく声を上げて喘いだ。
普段はまず聞くことのない、上ずって快感を隠さない小さな喘ぎを聞いて、
「可愛い声、出すねえ」
そう言ってウエノが笑った。欲情を帯び始めた微かに酷薄な声で。
声音の変化に気付いたアベが、薄く笑いを浮かべたままの唇を、またチバの耳に這わせながら囁く。
「もっと聞かせてやれば?」
「やだ」
耳を這う唇から逃れようとするかのように、目を閉じた顔をそらせながらチバが抗弁する。
「感じてんだろ。我慢してもいいことねえぞ」
アベの言葉にチバが黙ったまま首を振る。
「感じてんじゃん」
「して、ない」
「感じてるだろ?」
それまで、やんわりと握り込んでいただけのアベの手が、ゆっくりと一度陰茎を扱き上げる。
「あっ」
思わず声を上げて身を固くしたチバの耳元で、アベの囁きは容赦がなかった。
「ここ、こんなにしといて、何言ってんの」
「う……あ…」
ぎゅっと目を閉じたまま、なおも反対側に首をそらせて逃れようとするチバの顔に血の色が上る。
そらせた首筋にも。唇を這わされる耳元にも。
「アベくん、鬼だね」
容赦のない言葉に、笑いながらウエノがそう突っ込むと、チバの耳に唇を這わせたまま、
ちらりと目線をウエノに流して、アベが目元だけで笑う。
「言われると、感じるんだもんな? チバ。」
「く…っ」
もう体を捻ろうとしなくなったチバが言葉を悔しげに詰まらせる。
身を固くして、込み上げてくる快感を表に出すまいと、必死にこらえている様子が手に取るように分かる。
ゆっくりと陰茎を扱き上げながら、アベがわざと低く落とした声で耳元に言葉を落とし込む。
「すっかり固くなってんな、ここ」
チバがまた唇を噛み締める。
「見られてっぞ。"コウジくん"に」
「う…」
「こ〜うすっと、ほら」
「やめて…って…!」
「ひくついてんじゃん」
「や…っ」
「全部見せてやれば?」
手の中で脈を打つ陰茎を、わざと僅かに持ち上げるようにしながらアベが言葉を止めない。
「俺、感じてますって言えよ」
「やだって」
「感じちゃってますって言えよ」
「や…」
長い指先で陰茎の先端をぐるりと撫で回され、チバの言葉が詰まる。
喘ぐ姿を見せられて、アベと同じように、目に欲情の色をくっきりと浮かべたウエノが、
チバの細い腕を掴んだまま上体をわずかにかがめると、アベの声が飛んだ。
「キス禁止」
「はあ?」
屈み込みかけたウエノが吹き出した。
「おまえはダメ」
「違うよ、それしようとしてたんじゃないって」
ウエノが笑いながら顔を上げる。
「なに、その態度の変わりようは」
「ダメなもんはダメだっつってんの」
「だーからしないってば」
おかしくてたまらないという顔で笑いながらウエノが言葉を継ぐ。
「アベくん、ほんとチバが可愛いんだねえ」
「うるせえな」
返事をしながらアベも笑い出す。ふっと隙を見せかけた空気に、もう一度体を捻って逃れようとしたチバは、
屈み込んだウエノに、不意に片方の乳首を吸い上げられて声を上げて喘いだ。
「あっ」
アベの長い指の中で、陰茎がどくっと脈を打つ。
ざらついた舌が乳首の上を這い、それから尖って先端をつつかれる感触にチバが身悶えた。
「ふっ……う、あ」
チバの上体が、ぐらりとアベにもたれかかってきた。
陰茎を握り込み直して、徐々に扱く速度を上げながら、アベが首筋に舌を這わせて名を呼んだ。
「チバ」
呼ぶ声に返事は無い。喘ぐ呼吸の音だけが、形良いチバの唇から吐き出される。
「なにも取って食おうとしてるわけじゃねえんだからさ」
首筋に唇を這わせながら、アベが言葉を囁き続けた。
「ウエノと二人で、気持ち良くしてやるから」
チバが言葉にならない声を上げて、喉の奥で呻いた。
まだかすかに首を振ろうとする様子を見ても、アベには気に懸ける様子などない。
「目ぇ閉じて感じてろよ」
同時に、わざと音を立てて乳首をしゃぶられ、ひっ…とチバが息を詰まらせた。
胴体を抱え込んでいた腕を離したアベが、指先をチバの唇に這わせる。
条件反射のように、ふっと開いた唇の中に、アベが長い指を2本押し込むと、
小さく呻きながらもチバが舌を這わせた。存分に唾液が絡むと引き抜かれる。
そして、空いていた片方の乳首に唾液でねとついたアベの指が這った。
「あぁ…っ」
首筋と片方の乳首、両方にざらついた舌が這う。
もう片方の乳首にもねとついた固い指先が這い、更に陰茎を一緒に扱かれて、
アベの上体にもたれかかってかろうじて膝立ちしていたチバの足が一瞬震えた。
自分がなにをされているのか、だんだんと分からなくなってくる。
二人だけでヤるセックスの時ならばありえない形で体に加えられる刺激に反応し続けて、
頭の中が白く飛び始める。強制的に正気を失わされようとしていく感覚。
そして、その感覚に伴って倒錯した快感が全身に噴き上がってきて、意識をなぎ倒す。
そらされ続けていたチバの頭が、アベの肩にことりと落ちた。
滲み出た汗に、わずかに湿り気を帯びた黒髪が、アベの首筋に触れる。
目を閉じたまま仰向き気味に首をそらせて喘ぐ様子を見て、アベの手の動きが早まった。
「あ……あ…っ」
押さえ付けられたままで行き場の無いチバの指先が、空を掴もうとして虚しくもがく。
何一つ言葉を交わさないのに、気配で察したのか、ウエノが不意に唇を少し大きく開き、
固く立ち上がりきっていた乳首を不意に強目に吸い上げながら小さく歯を立てた。
「う、あぁ…っ!」
声を上げて全身を一瞬震わせたチバだったが、それでもイカない。
初めての行為にまだ微かに怯えていてイキきれないことを悟ったウエノが、
ふっと唇を離して身を起こすと、アベも首筋から顔を上げた。
「ウエノ」
「ん?」
「場所変わって」
「ああ、いいけど」
ウエノが自分の手へと目を落とす。
「手、離したら暴れねえ?」
「大丈夫」
アベの言葉を聞いたウエノが手を離すと、チバの腕はだらりと垂れ下がった。
陰茎をまだゆっくりと扱かれながら、アベにもたれて小さく喘ぐチバは動かない。
「後ろもやんないとイケねえんだわ、たぶん」
「そりゃ、ねえ」
アベに代わって、膝立ちのチバを、同じように膝立ちのまま抱え込みながらウエノが笑った。
「いきなり3人じゃ、チバは特にねえ」
「あ、一回座らせて」
チバを抱え上げたウエノに、つられて笑いを帯びた声でアベが言う。
「ん?」
「下、脱がせるから」
「はいはい」
腕の力をゆるめて、チバをベッドの上に座らせながら、
一緒に腰を下ろしたウエノが、チバの顔を覗き込んだ。
「チーバ。チバ。」
ぐったりと自分に体と頭をもたせかけ、目を閉じて動かないチバの名をウエノが呼ぶ。
「大丈夫?」
チバの足をぐいっと伸ばさせ、下着ごとジーンズを引き抜きながらアベが笑った。
「気持ち良くなると、わけわかんなくなるだけだよ。な? チバ」
「ん…」
収まらない荒い呼吸の下からチバが僅かに声を押し出すと、
脱がせた服をベッドの下に投げたアベが、チバの頬に片手を這わせた。
アベの手の感触に、うっすらと目を開けたチバの体を、
ウエノがぐいっと抱え上げてまた膝立ちにさせようとする。
「う…」
また目を閉じてチバが小さく呻いた。足に力が入らない。
「ほら、ちゃんと立てよ」
アベの言葉に、チバがふらふらと腕を伸ばして、自分の正面にいるアベの肩を掴んだ。
背中にウエノの体の感触がある。Tシャツもジーンズも、まだ着たままの体の感触。
アベの細い肩を掴んで、なんとか膝立ちになりながら、もう一度目を開ける。
ふらつく視界の中にアベがいた。Tシャツもジーンズも、まだ着たままの姿で。
二人に挟まれて、自分だけ服を全て脱がされている。
それに気付いても、ただ気付いただけで頭がなにも反応しない。反応する力を既に失っていた。
自分の肩を必死に掴んで、ぼんやりとした目で見上げてくるチバの顔に、またアベが手を這わせた。
長い指先が、頬を愛撫してゆく感触にチバが目を閉じると、アベの唇が重なった。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
バイトだ 時間切れ ⊂二二二( ;ω;)二⊃ ブ--ン
(`皿´*)はぁはぁはぁはぁ
キタワァ.*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!!
ふおおおおおおおおおお!!
キス禁止なアベに萌え
プ厨バイトがんがれ〜続きも待ってるよん
泣くなっ、プ!
・・・ずっと待ってるぅううううう
スットコさん、代わってください
ウラヤマシス
歴7年目のアベチバ萌えなのに、なぜかスットコさんが羨ましい orz
babanbabanbanban
( ^∀^)
>22の人の 「跡付けて。」
腰ぬけるほど萌えました。
ベッドに移ったこの後の延長線がキになってしょうがない。
窓の外の雨音をBGMに今回の22の人の話を読んでたら
無性にアベサイドを書きたくなってしまった…
まぁ 技量がないので無理そうだが。
279 :
278:2006/05/01(月) 01:48:28 O
あ、さげ忘れたかも…orz
携帯からだと確認できないんだが
あげてしまってたら ごめんなさい (>_<)
大丈夫。下がってるyo!
281 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/01(月) 13:20:01 0
( ^∀^)
22さんのお話のアベサイド、自分も読みたい!
>>278さんが書きたくなったのも読みたいけど
22の人さんがアベサイド書いてくれるとかなり幸せ
私も22さんのアベサイドみたいです!!
了解しました、
アベサイド+
>>276さんが気になると云って下さった延長戦でやってみます。
>>278さん、もしそれ書いてくださるなら、私も個人的にごっつい嬉しいんですが……
ヤタ−
待ってます(*・∀・)
キタ━━━━━━(*´∀`*)━━━━━━!!!!!!
数日ぶりに訪れたら凄い事に!
サディスティックで、チバを愛している
アベさんが最高にかっこいいです・・萌え
アワワ、プギャ様!
降臨されてましたか!!
ちば可愛過ぎですvvvv
神様方凄すぎて
なんだかしばらく書けなさそう
です・・・!
290 :
278:2006/05/01(月) 23:18:49 0
>>284さん、
>>285さん
私も激しく同意です!
22さんご本人にアベサイド書いていただけるなら ステキスギ(*・∀・)
>>286=22さん
あわわわw
いや、ご本人様に続き+アベサイド書いていただけるなら
それだけで十分過ぎですから!
楽しみに待ってま〜す(*´Д`)
>>289 159様の続きも待ってますw
ぷ厨が書くと誰でも可愛くなるのはなぜ。そこが好きだけどもw
292 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/02(火) 12:35:45 0
( ^∀^)
294 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/03(水) 01:02:52 O
(*^_^*)
( ^_^)
(_)
どんどん小さくなるww
みんな連休で遊びに行っちゃったのかなー。
私はARABAKIで連休(お疲れ休み1日含む)を取っちまったから
残りの黄金週間はずっと仕事だ(ノ∀`)
暇な神様がいたら、落としてくださーい。
前スレの
>>201さんのお話を今読み返してるんだけど
全貌が読みたくてたまらないよー
あの鰓さんが優しくてツボすぎる
自分はROSSOでーぶいでーを見直してました。
機嫌のいい猫みたいなスットコさん、全編可愛さ大爆発。
ロン毛で、そしてよく笑うスットコさんを見てたら
昨年のルードイベでの、アヘチバ復活の夜を思い出してしまった…
301 :
300:2006/05/04(木) 00:00:02 O
あらやだ、アヘチバになってる…アヘって…w
アへ顔のチバってことでww
すっごい間抜けな顔を想像しましたよスットコさん
鬼さんを形成するのには濁点はかかせないのですね
(`皿´) ブドジ
うわあああ
( ` 皿 ´ )
こんな感じですか
( ` )皿( ´ ) コウダ
現実のアベフトシさんはなんて格好いいのでしょう
奇跡的なかっこよさだとさえ思いました
ね、スットコさん
(((ミ`<_´。彡)))ガクガクブルブル
オドカシテ ゴメンネ (*`皿´)ノ゛<_´゚彡゜。・゚・
ミ*`_ゝ´彡 。0(髭もかっこいいなあ
>>307 この前塔インストアの時近くで見て、ほんとそう思いました
あそこまで完璧に格好いい人はそういませんね。
12年前に出会えてほんと良かったね、チバ。
ミ`_ゝ´彡アベくんに会いたいなぁ
ユー会いにいっちゃいなよ
ミ;`_ゝ´彡<で、でもー……
アベの好きなもんでも買って行きなよ。
会いたいくせにいらん事考えてうじうじしてるスットコを
「馬鹿だなあ」って頭ポムポムしてやってよフトツ
バカダネ オマエハ… (*`皿´)ノ゛<_´゚彡゜。・゚・ グスグス
自分単純だとは思うが…モエス
ルル聴きながらアベチバのこと考えてたら泣きそうになった。
>>320見て、さらに泣きそうになった…。・゚・(ノд`)・゚・。
(`皿´)…チバはさぁ、どこに行っても俺のもんだと思わない?
(`皿´。)
よく言ったフトツ!!!!!(・∀・)
そ、それをぜひスットコに言ってやって…
>>324 そんなあなたのために『バニラ』って曲があるのよ、ふとつ。
(`皿´)<俺の95%はむなしさで出来てるんだって。
あ〜…w
半角カタカナでやるとねw
むなしさ95%、愛という憎悪4%、ギャラクシーデイズ1%なのよねw
(`皿´)<そろそろチバを食べたい時間。
ミ*`_ゝ´*彡<た、たべていいよ
GWだからねえ…神様たちも、どこかにお出かけなんでは…(ノ∀`)
スットコさんが積極的になってるのに残念だね、フトツw
いいよ勝手にヤルもん (`皿´*)人ミ`<_´;彡≡=
レスのほとんどが携帯からってところを見ると
みんなGWを満喫してるのかな
>>336 (*`皿´)<言葉に出来ないから、音にしていい?
大歓迎だよフトツ
音、と言われてものっそい変なこと想像しちゃった
ごめんねフトツ
早く実況してよフトツ〜(*゚∀゚)=3
チバの喘ぎ声垂れ流しとか
┃_ゝ´*彡<ひ、久しぶりなんだから邪魔しないでよ ポ…
ヤル気満々だね、スットコさんwwwww
┃彡ノシ<そ、そゆことなんで… じゃあね。
┃)))) <いいから来いって
┃<………。
>>345 そろそろ起きましたか?お二人さん…
起きたら昨晩の詳細を教えなさい 教えるのです
(0`皿´)<2回ヤった
本スレのアベ2度目事件を知ってとても衝撃を受けました
チバは、きっとアベにめちゃくちゃ振り回されていただろうなと
初めて納得出来たアベチバ歴8年目の春 orz
あの人間離れしたフラットな性格にはそりゃチバも… _| ̄|○
ここでだけは忘れよーぜー。
ミ`_ゝ´彡
リアルと妄想ネタは元々ぴっちりと切り離していたから
それは別に問題ないんだけど
アベヲタ(しかし真ん中住人)としては衝撃だった
しかしフラットな人ですね
こんなノリでまたバンドすればいいのにな
てか、チバ何持ってんの?
…?
まさかシャツではあるまい
お星様トートバッグだと思われます
いつだか良く持ってたね。
ああ、もんぺとか言われてたやつ?
今猛烈にウエチバが読みたいです…
でも、不安定でちょっと荒れ気味のアベに遊ばれちゃうスットコとか
良いかもなんて思いませんか皆さん
>>360さんのおっしゃる通りだと思います。
お茶にしましょうか。
つ/__ o、 |、
ミ*`_ゝ´彡ノ .ii | ・ \ノ
/ つ □| ・ |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
旦~旦~旦~旦~旦~旦~旦~旦~旦~旦~旦~旦~
お、お茶いれたよ。
ありがとねスットコさん。
あんた今日はいろんなとこでお茶いれたりスープ作ったり…w
ついでにロールケーキもおねがいしますよ、スットコさん。
ミ`_ゝ´彡つ@@@@@@@@@
スットコさんの無言の優しさが身に染みるよ…
しまった
チバ(AAだけど)に包容力を感じてしまった
ミ`_ゝ´彡 アベ君はアベ君だもん
ミ`_ゝ´彡 俺は 俺だし
(`皿´。)……チバ…
ミ`_ゝ´彡 結局他人だし
(`皿´;)……チバ…
すっとこwwww
チバさんはそういう他人事には興味なさそうですねチバさん
ミ`_ゝ´彡うん。
┃ミ`_ゝ´彡つ(`皿´)
┃ミ (`皿´)
┃ (`皿´;)
┃ (´皿`。)
┃ (。´皿`)
┃彡 (。´皿`)
┃ミ`_ゝ´彡つ (´皿`;)
┃´彡つ<´皿`)
┃皿^) ミ
アベコノヤロウwwwww
スットコをください。
バカダネアベクン… ミ`_ゝ´彡ノ゛ (´皿`。)゜。・゚・ グスグス
もう泣きやみな ミ`_ゝ*(´皿`。
真ん中なのに何、チバのその包容力
ときめくよ
スットコな人だけど、なんだかんだ言って優しいからねw
ミ`_ゝ´彡ノ(`皿´。)モウ、ダイジョウブ…
ミ`_ゝ´彡 (´皿`。) オレノコトケイベツスル?
(´皿`。)。o0(ビミョウ…)
アベががむしゃらにチバを抱くSS希望
それはあれですか、無我夢中ってやつですか。
スットコの優しさに涙が出そうだよ
>>388さん
自分もこのヘコみを何とかしようと書きかけたけど、
どうしてもテンションが上がらない…
あくまで攻めのアベを、虐めてやりたいのに…
自分もどーしても書けない…
ああ早く鬼萌えが戻ってこないかな
エラさんとスットコさんのほのぼの妄想を繰り広げてます
やさしいアベさんが悪者にならざるを得ない
事情があったのかしら
なんて考えたらちょっと萌え・・・たんですが
すいません、スレちがいでしょうか
チバの前で自嘲するアベを想像したら割と萌えました
アベの前で自慰するチバを想像したら割と萌えました
そりゃあ萌えるw
(`皿´)<チバ、足開いて。
お茶やロールケーキを用意してくれたり、アベをなだめてくれたり…
なんか…ありがとうスットコさん。
>>396 イエモソのGirlieが頭から離れなくなったwww
>>397 スットコさんの優しさがしみたGW後半でしたね。
さあ明日から平常通り、頑張りましょうか…。・゚・(ノ∀`)・゚・。
去年の黄金週間は、ARABAKIでついにアベチバ対バン!(・∀・)
…とか言って浮かれてたんだよなー。
今回のことは左右真ん中ともに、結構な衝撃を受けたね。
改めてアベって計り知れない威力を持った男だと痛感したわ…(*´Д`)
神様も住人も、1日も早く鬼萌えできる日が来ますように……
何しでかすか分からない男、アベ。
常に想定外だし妄想の遥か上をいく男、アベ。
チバも大変だなー(;´∀`)
今のこのふいんきの中で、エロなしの暗めなやつ落とすのは間違ってますか?
いやー…自分はちよっとキツイかな…あは…あはは…(ノ∀`)
でも皆さんがおkならカモンです。
>>402 カモンです!
こうなったらもっと打たれたいw
思いきり沈めたら浮上する速度も上がる!
そうだね、ショック療法という手もある!
か、家紋!
とりあえずアベを困らせてやりたい一心で書き出しましたが、
最後はひっくり返される予感が濃厚…。
全然さわりですが、落とさせてもらいます。
>>402さん
是非読みたいです!落として下さい!
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「これはどういうことか、説明してくれんだろうな、チバ」
ソファの上で後ろ手に腕を折り畳まれたまま、アベくんが不穏な声を漏らした。
上等な筆で刷いたように綺麗な眦が、恐い光を灯して俺のするさまを追っている。
俺はアベくんの両の親指を纏めて縛った細い紐の先を
ソファの肘掛けにくくりつけて更にアベくんの自由を奪った。
これでアベくんはソファから立ち上がることは出来ない。
「オマエ一体何がしたいの」
二人で気分良く酒を飲んでいた俺の部屋で、手品習ったから手え貸してみと持ちかけた俺に、
アベくんは何の疑問も抱かずに笑いながら両手を差し出した。
後ろ手に回して、親指揃えて、と、俺のいいなりに手を預けていたアベくんは、
自分が身動き出来なくなった段になってようやくその不自然さに気付いたようだ。
とりあえず解け、と凄まれたけどここまできてもう後へは引けない。
だってさ、だってアベくんがいけないんだよ。俺は怒ってるんだからな。
407 :
406:2006/05/09(火) 16:41:43 0
「ち、ちょっと黙っててよ」
追いかけてくる強い視線から眼を逸らしながら、ソファから少し離れた場所に立った。
足は自由にしてあるから、あの無駄に長い足でけっ飛ばされたらたまんねえもんな。
アベくんは不機嫌そうな顔を崩さないまま、そんでもちょっと諦めたように
そのまま身体をソファに投げ出した。
「で。俺はなんでソファに縛り付けられたわけ」
ちくしょう。何でそんなに余裕なんだ。あんなことしたくせに。
408 :
406:2006/05/09(火) 16:52:15 0
一昨日の事だった。
アベくんは出先のホテルに女を連れ込みやがったんだ。
よりによって俺と同室だったにも関わらず、だ。
雑誌の取材で、俺がホテルに戻ったのにはアベくんと2時間ほどのタイムラグがあった。
同室だということはあらかじめ聞いていたから、
自販機で二人分のビールを買って鼻歌交じりに廊下を歩く。
お決まりのようにホテルの中をちょっと迷いはしたけど、
無事フロントで受け取った部屋の鍵番号を見付ける事が出来た。
明日は東京に戻るだけだから、ビールでも飲みながらアベくんとゆっくりしよう。
アベくんはきっといつもみたいに、とっくにベットに転がって寛いでんだろう。
そんな事を考えながら揚々とドアを開けた途端、甘ったるい香水の匂いが鼻を擽った。
なんだこの匂い。アベくんのじゃねえ。
やな予感にキリキリ痛む胸んとこを押さえて怖々部屋を覗き込んだら、
髪の長い女がベットに一人で腰掛けていた。
ヤバい、よく分かんないけど何だか吐きそうだ。
固まっている俺をちらと見たその女は、ちょっと俯き加減のまま蚊の鳴くような声で云った。
「あ、スミマセン、お邪魔してます…」
香水の匂いで頭がぐるぐるする。
アベくんは、アベくんはどこ行ったんだよ。
「あ、あ、アベくんは…」
女は顔を上げて、ちょっと頬なんか染めてそんで、アベさんは、なんて柔らかい声を出した。
気持ち悪い。そんな声でアベくんを呼ぶな。
「電話をしてくる、ってちょっと出て行かれました。でもすぐ戻るからって」
「…あ、あ、そう、そ、そんならいい…」
酷え。なんだこれ。
なんかキタ―――(゚∀゚)―――!!!!!
410 :
406:2006/05/09(火) 16:54:30 0
アベくんはすごくモテる。
どこに行っても大抵たくさんの女どもがアベくんの周りに群がって、
大きく開いた胸を見せつけながら気を引こうと必死だ。
そんでもアベくんは涼しい顔でその女どもの海を掻き分けて、
チバ飲み行こうぜ、って最後にはいつも俺の腕を取った。
上手いこと女どものアピールから逃れられない不器用な俺の傍に立って、
はいはい触んなーい、って化粧臭い手を追い払ってくれるのが泣きたいほど嬉しかった。
アベくんはいつだってそうやって、俺と二人の空気を護ってくれた。
俺はアベくんしか見てなかったし、アベくんだってそうだと思ってたのに。
なのになんだ。なんでここに女なんか呼んでんだよ。
そんでなんで俺のベットに腰なんて掛けさせてんだよ。
ふざけんな、こんなのさいていだ。
411 :
406:2006/05/09(火) 16:58:49 0
定まらない視線の端で女が不思議そうに俺を見ていて、
その平和な薄笑いのせいで、ぐちゃぐちゃになった俺の感情が
色んな所から溢れだしてしまいそうになる。
ダメだ、とりあえず吐く。
さっき飲んだビールが喉んとこまで迫り上がってきてて、
俺は縺れる足を引きずりながらなんとかその場から逃げ出した。
そんで、スタッフと同室だったキュウんとこに転がり込んでスタッフを追い出し、
その部屋のトイレでゲーゲー吐いた。胃液が出尽くしてもまだ止まんなかった。
苦しくて泣いてんだか悔しくて泣いてんだか途中からもう訳が分かんなくなった。
バスルームから出てこない俺をキュウが迎えに来て、
その惨状に、あららー大将ダイジョブですかー、なんて柔らかい声を上げる。
涙とか鼻水とか涎とかでぐちゃぐちゃになった俺の顔をキュウは少し笑って、
それから黙ってぽんぽんと背中を叩き続けてくれたから、
俺はキュウの掌の優しさに甘えてそのままその部屋で死んだように眠った。
二日酔いで、と嘘を付いてそのまま午後までその部屋を出なかったから、
先に東京に引き上げたアベくん達とは結局会わずじまいだった。
今日スタジオで顔を合わせたアベくんは、
二日酔い大丈夫だったか?なんて呑気な声を出して、ますます俺を怒らせた。
見てろ、絶対仕返ししてやる。許すもんかよ。
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ホントにさわりですみません。
続きますね。
412 :
402:2006/05/09(火) 19:01:26 0
少しは明るめに修正したつもりなんですが…
------------------------------
「飛べたら気持ちいいだろうな」
両腕を水平に広げて、アベくんが崖の先端近くに立つ。
逆光の中に浮かび上がるその後ろ姿は、まるで十字架のようだった。
悠々と空を飛び回るカモメを目で追い、次に足下の海を見遣って、ちょっと怖いな、と、笑いを帯びた声でアベくんが呟く。
危ないよと声をかけながら、照りつける太陽の眩しさに目を細めると、アベくんの輪郭は陽射しに滲んで溶け出した。
背筋が冷えた。
このまま本当に溶けて消えるんじゃないかと、
あのカモメのように遠くへ羽ばたいて行ってしまうんじゃないかと、
そんな事を考えて、身体が震えた。
慌てて走り寄って、アベくんの背中を掴む。
振り返ったアベくんの髪が、海から吹いて来る風にさらさらと揺れた。
「どうした?」
アベくんの指が目尻に触れる。
知らないうちに流れてた俺の涙を指先で拭って、何泣いてんだよ、と笑う。
見上げたアベくんの顔は、さっき感じたのと同じように、陽射しに溶けて消えてしまいそうで、また涙が溢れた。
嫌だ。行かないで。
小さく震える指で服地にしがみついて、縋るようにアベくんの目を覗き込む。
アベくんは、俺の手を掬い取って、その細くて長い指を絡めて来た。
アベくんがいなくならないように、離れて行かないように、アベくんの手を強く握り返して胸元に顔を埋める。
413 :
402:2006/05/09(火) 19:03:41 0
消えるんじゃないかって、アベくんがどっか行っちまうんじゃないかって、そんな気がして怖いんだ。
アベくんは、小さくそう呟いた俺の背中を柔らかく抱いて、掬い取った指先にキスをした。
「バカだねえ」
そんな訳ないじゃん、と笑って、アベくんが俺の背中を擦る。
「どこにも行かないよ。ずっとチバの傍にいるよ。」
そう言って、アベくんは俺の髪にもキスをした。
「俺、チバの事好きだもん。例えお前が嫌だっつっても離れねえよ」
その言葉に顔を上げると、優しく微笑むアベくんの顔はしっかりとした輪郭を描いていて、消える気配なんてもう微塵もなかった。
我ながら単純だとは思うけど、離れないと断言してくれたアベくんの言葉はすごく強く胸に響いて、すごく安心出来たんだ。
「だから、もう泣かない。な?」
今度は嬉しくて零れた涙を、またアベくんが拭った。
泣き虫、と、からかうように笑いながら。
------------------------------
>>396を書こうとしてたのに、何故かこうなってしまいました。ごめんなさい。
神様2人ともGJです〜!!(*´Д`)
このスレでだけは
>>412-413みたいな2人だって思いたいよね、やっぱり(*´∀`)
>>406さん、続き楽しみにしてます(*´Д`)ハァハァ…
>>411 つ、続き読みたい〜!!
はいはい触んなーいに萌えた…
こんなアベだったらどんなに…いや…あは…あはは…(ノ∀`)
418 :
406:2006/05/10(水) 11:47:46 0
>>417さん
そうですよね、こんなアベだったらどんなに…
な、泣かないでー!!
というわけで
>>411続きです
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「あ、アベくんはさ、こういうことされる心当たりって、無いわけ」
問い詰める俺をソファの上からじっと見上げて、アベくんはふう、と息を吐いた。
「…全然」
怒ってるというよりは呆れたように、アベくんが云う。
「オマエ、何か怒ってるんなら、ちゃんと云えって」
更に手の自由が利かないから、右足を軽く振り回すようにして
睨むようにアベくんを眺めている俺の言葉を促した。
途端に、カツン、と軽い音が響いて、振り回した足に引っ掛かった飲みかけのビールの缶が倒れた。
半分以上残っていたそれは、ムクムクと白い泡を撒き散らしながら足元のラグを汚す。
蹴倒したアベくんのジーパンも膝の辺りからビールを被って、色が変わってしまっていた。
「ありゃー…濡れちゃったね」
アベくんが転がったビールの缶を爪先で突つき回しながら、更に足を振り回してみせる。
あったまくんな、今はそれどこじゃねえだろ。
アベくんて、なんでいつもこうなんだよ。
常に冷静って云えば聞こえはいいけど、俺がどんなに慌ててたってドライに構えて揺るがない。
例えば今だって、身動き取れなくて焦るのはアベくんのはずなのに
当の本人はまるでそんな素振りもなくて、むしろ俺の方が高揚した感情を持て余して混乱している。
アベくんの、そういう落ち着いたところがいつもは好きだなと思うけど、
今はその余裕な態度に訳もなくイライラばかりが募った。
419 :
406:2006/05/10(水) 11:51:14 0
「…分かった。アベくんがそうなら、自分で確かめっから、いい」
言い捨てて、アベくんに詰め寄った。
女と寝たなら、キスマークの一つも残ってるかもしんねえ。
そんなもんがあったら、俺はアベくんのことをぶん殴って、
そんでその後に致死量まで酒を飲んで死んでやる(致死量ってもんがあればの話だけど)。
突然のことにぼんやりと俺を見ていたアベくんが、
いきなりシャツのボタンを乱暴に外していく俺の指先を見て流石に慌てた声を上げた。
「チ、チバ?何すんの」
「うっせえ」
もうなんも聞いてやんねえからな、アベくんの言い訳なんて。
縺れる指でようやくボタンを外し終わって、呆然と俺を見上げるアベくんのシャツを一気に肌蹴た。
黒のシャツの下から、少し温度の低い青白い肌が現れる。
ウエストのことろから裾も引き抜いて、邪魔な布地を袖の方に押しやった。
首筋から見慣れた鎖骨の形を辿って鳩尾へ、ホクロの一つも見逃さないように視線を滑らせる。
悪い視力ののせいか、気付いたらアベくんの匂いが鼻を掠めるほど、
俺は間近い距離でアベくんの肌を凝視していた。
不意にアベくんの喉がごくりと鳴る。
「なんかちょっと恥ずかしいんだけど…」
云われてふと気付く。そうだ、大体いつもは真逆の状態だ。
アベくんに深いキスをされて、耳なんかを甘噛みされるといつも訳分かんなくなるから、
一瞬正気に戻ったときにはすでに俺だけ裸にされてたりすることも少なくない。
アレって、我に返るとホントに恥ずかしいんだ、アベくんにもようやく分かったかよ。
脇腹とか二の腕の裏とかまでくまなく探したが、どうやら見えるところにキスマークは無い。
見えづらい耳の後ろの髪を掻き上げて顔を近づけたら、アベくんがひくりと震えた。
「…そこ、くすぐったいって」
抗議の声を無視して、肩越しに背中を覗き込む。
アベくんの両手は拘束したままだからシャツの袖は抜けないけど、
とりあえず背中にもうなじにもそれらしい痕は無かった。
420 :
406:2006/05/10(水) 11:53:18 0
ようやく少し安心して、そこで初めて自分がアベくんを上から抱き込むような形で居ることに気が付く。
意識してしまえば、数日ぶりに嗅ぐアベくんの匂いに心臓がドキドキする。
そのまま首筋にちゅ、と口付ければ、アベくんは掠れた溜息を吐いた。
「…これ解いてよ、チバ」
「やだ」
アベくんの声が少し上擦ってる。たぶん興奮してんだ。
どうしよう。そんな声聞いたら、キス、したくなる。
や、だめだよな、だって俺いま、すげえ怒ってんだから。
首筋に乗せた唇を肌の上で滑らすようにしながら、ゆっくりと身体を離した。
見下ろしたアベくんの目にはあからさまに欲情の色が滲み始めて
熱を孕んだ黒目が俺を見上げている。
「だからオマエ、何にそんな怒ってんだって…云えよ」
身体の両脇にあるアベくんの膝は、ぴたりと太腿んところに押し付けられて俺を緩く拘束していた。
「…アベくんこそ、さ、さっさと謝っちまえよ」
「何を謝んのか、そこが分からねえって云ってるだろうが…」
まだそんなこと云うか、アベくんは。ちきしょう。こうなったら意地でも謝らせてやる。
溜息混じりに俯いたアベくんの顎を掬い上げて、薄い唇にそのまま噛み付いた。
待ちきれないように差し出されたアベくんの舌が、強引に口の中に入り込んでくる。
いつもより性急なアベくんの舌先がいきなり奥まで侵入してきて舌の根に絡む。
余裕無く下唇を吸い上げられ、歯列を舌の先で辿られて、下腹が熱くなった。
ぬるく濡れた舌がお互いの咥内を犯し合って、混ざった唾液がアベくんの頬を伝う。
いつも俺がされるようにアベくんの耳の所に指を差し込んで、
アベくんの上顎の深いところを舌先で探れば、重なった唇がひくひくと震えて鼻から甘い息が漏れた。
421 :
406:2006/05/10(水) 11:59:14 0
ソファに身体を預けたままアベくんの自由が利かないのをいいことに、
俺は唇を外してアベくんの首に腕を回し、太腿の間に膝立ちになる。
ごくり、と目の前で息を飲み込んだ喉仏にやわく歯を立ててから鎖骨に向かって舐め降ろせば、
浅く吐く息に合わせて上下している胸の上に硬く乳首が立ち上がっていた。
俺はアベくんにそこをよく舐められる。
そんでそれがどうしようもなく気持ちいいつうのが、死にたいほど恥ずかしいんだ。
アベくんもそこ、感じるんだろうか。逡巡はいっときで、俺は覚悟を決めた。
今までそんなことしたこと無いから、自分がされたのを思い出しながら舌を差し出す。
舌の先がそこに触れると、アベくんの身体がびくりと跳ねた。
やっぱりアベくんも気持ちいいんだ。それから次はアベくん、どうしたっけか。
立ち上がった乳首の周りを尖らせた舌でぐるりとなぞって、柔らかく舌の平で押し潰す。
下から掬うように舐め上げてから軽く歯を立てれば、頭上から切ない息が降る。
「…っ、は…」
ちゅ、と啄むように吸い上げてから、反対の乳首にも同じように舌を使った。
「チ、…チバ、いいから、コレ外せ」
上がり始めた息の間から、アベくんが呻くように凄むけど、ダメだ、まだこんなんじゃ足んねえ。
答えず、そのまま尖った前歯を強めに立てて、そのつど微かに震える腹筋の動きを楽しんだ。
次第にアベくんの太腿が、焦れたように俺を強く挟み込んでくる。
「…ジーパンがきつい」
そんな甘い声出さなくたって分かってんよ。
さっきからジーパンの前が窮屈そうな形になっちまってるのが嫌でも目に入る。
そういう俺も、そんなアベくんを見てるだけでかなりヤバいことになってるけど。
422 :
406:2006/05/10(水) 12:01:59 0
赤く濡れた乳首から唇を離し、今度は鳩尾から臍へ降りる。
アベくんはだらりと身体を弛緩させてソファに体重を預けたまま、俺の舌の動きを目で追ってくる。
肉の殆ど付いてない臍の脇を軽く噛んで、ジーパンのボタンに手を掛けた。
ふ、とアベくんが息を呑む。
下から押し上げる容量に邪魔されながらも、ボタンを外してファスナーを降ろす。
くつろげたジーパンの下で、ボクサーパンツがすっかり濡れて下の形を浮かび上がらせていた。
迷わずパンツごとジーパンを引き下ろして、そのまま足も引き抜いた。
「お、おい、チバ、」
「さっきさあ、ビール零して濡れたじゃんか。脱いだ方がいいよ」
適当なことを云って、ジーパンを放り投げ、アベくんの足の間に座り直す。
こんな風に自分からやんのも初めてかも知れない。
たいがいいつも、ぐちゃぐちゃに気持ち良くされてアベくんの声しか聞こえなくなった頃に、
舐めて、って耳ん中に掠れた声をねじ込まれるから。
濃いめの下生えの中に反り返った竿を、緩く握り込んで先端を軽く啄む。
括れの所までを軽く銜えて、先端を舌でぐるりと舐め上げれば手の中でアベくんの脈が踊った。
差し入れた小穴から滲む苦みが、舌先でそこを突つくほどに濃さを増していく。
浅く銜えて上下に揺さぶると、唾液と先走りがぐちゅ、と卑猥な音を立てた。
舌の平を強く押し付けて深く喉奥まで飲み込むと、もどかしげにアベくんの腰が浮き上がる。
「…ふ…っ、…ぁ、……すげえ、イイ」
浅い呼吸の中に、ほんの微かに喘ぎ声が混じっている。
アベくんて、こんな声も出すんだな。なんかすげえゾクゾクする。
423 :
406:2006/05/10(水) 12:02:34 0
括れをきつめに吸い上げて、びく、とまた大きさが増したところで唇を離した。
べたべたになった口をシャツの袖で拭って、起きあがる。
「…こんでおしまい」
ぼんやりと快楽に意識を泳がせていたアベくんが、俺のその言葉にいきなり覚醒した。
後ろ手の拘束を忘れたまま立ち上がろうとして、ソファの肘掛けに勢いよく引き戻される。
「うそだろ!…ふざけんな、オマエ、」
「うそじゃねえ。ここまでしかやんねえ」
「…ありえねえ……どうすんだよ、これ…」
身動きがとれないままアベくんはちらりと股間を見遣って、それから苦い貌で天を仰いだ。
------------------------------------------------------------------------------------------
まだ続きます、長くてスミマセン…。
はわわわ〜(*´Д`)
がんばれスットコ!
すごい、スットコさん勝ってる!勝ってるよ!
ざま見ろアベ!www
愛という憎悪!
あのアベを生殺しとは、やるじゃんスットコ!
頑張れー!!!!!(*゚∀゚)=3
アベを喘がせてるスットコさん(*´Д`)ハァハァ…
たとえ最後はスットコさんが死ぬほど鳴かされるとしても、かなり萌える展開だ〜!
続き楽しみっす!!!!!
浮気してないならアベはすっごいかっこいい(あれ…?涙で前が…)
はずなのに、何故だかスットコさんを応援してしまう。
本気出せばこんなもんなんですね!いけいけスットコ!!
λ,,,,λ
ミ*`_ゝ´彡<俺だって男だし
ミθ`_ゝ´彡<だ、だから続き、キャ、キャモーン…
>>430 ハゲドゥ! 神様待ってます〜(*´Д`)
いつもと違うシチュ、スットコのたどたどしい愛撫。
そりゃハァハァしますよねアベさん!
そんなアベの拘束が解かれた後がまた楽しみ…(*´Д`)ハァハァ
ミ*`_ゝ´彡<♪ウラギリノハテ〜ニ モエアガル アイノカタチハ ドンナンダロ〜♪
…た、楽しいな、アベくんいじめんのも エヘヘ…
わ、私にはこのスットコが結構なテクニシャンに思えるのだが
これもフトシショックの余韻ですか?
あああ続きが読みたい。もっといじめたってスットコさん!!
スットコさんもワクテカで続き待ってるんだねw
))))
(´・ω・`) ∫
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/_旦
\/ /
チェックするスレあって大変だねキュウちゃん
沢山あって、って書こうとしたのに…orz
眠気に勝てない…
>>406さんを待ちきれず今夜は離脱します…。
((((
ツヅキタノシミダネー [*=.・з・] (・ω・`*)ネー
ω;)ヅラガズレタヨ…
>>434 そのテクもアベ仕込みかと思うと更に萌えます
いきなりこんな誘い受けに変貌されたらアベもたまらんでしょうね…
、
(*`皿´Π゙ ツヅキ タノシミ…
_(__つ /⊂)_
 ̄
お仕置きくらってるのにアベwwww
仕返しできるといいねw
住人のみならず、メンバー4人とも楽しみにしてんのねwwww
みんなで正座して続きを待とうw
口調と思考がすごくチバっぽくて(・∀・)イイ!!
続き早く読みたい〜。
アベへのお仕置きには色 々 な 人 の
愛という憎悪が篭ってるのかもしれないwww
447 :
406:2006/05/11(木) 14:38:16 0
みんなの、アベへの愛と憎悪が心強い(ノД`)
このアベ虐めで、少しでも溜飲を下げて頂ければ!
と云いつつ、アベの反撃開始ですが…
>>423続きです
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「…俺、何かしたかなあ…」
眉根を寄せたまま、アベくんが、はあ、と長い溜息をつく。
したなんてもんじゃねえだろうが、アベくんのばかやろう。
俺は少し離れたところに立って、いよいよアベくんがすまなかったと項垂れて白旗を揚げるのを待った。
アベくんは考え込むように目を瞑って、身体の力を抜いている。ときどき深呼吸なんてしながら。
「い、云っとくけどね、そのままおさまんの待とうったってダメだかんな」
「あ、バレた?」
悪びれずにそう返すアベくんの陰茎の勃ち上がりは、先ほどより僅かながら甘い。
そうはいくか、そんな簡単に楽になんてしてやんねえ。
俺はもう一度アベくんの膝の間に屈みこむと、今度はゆったりと開かれた内腿に唇を押し付けた。
核心には触れないまま、付け根の際どい部分や、ときおり双玉を掠めるように舌を這わす。
「…っあ…チ、チバ、それは、ナシ…」
もどかしい刺激に、目の前で陰茎がひくひくと震える。
角度を取り戻した先端がとろりと臍の中に零した涎を、ちゅ、と吸い上げたら
途端に目の前の小穴から新しい涎が溢れた。
「…っ、マジでキツい…」
白い喉を反らせて、アベくんが呻く。
何か捜すように揺らめく腰が偶然に俺の唇を見付ければ、触れたその先端がますます濡れた。
根元の、垂れ落ち続ける雫に濡れそぼった下生えを舌でざらりと舐め取ると、
アベくんは更に苦しそうに眉を顰めて、くう、と唇を噛んだ。
「…は…っ、もうカンベン……いい加減、頼むよ…な?」
ちくしょう、つい一昨日散々使ったくせに随分元気じゃねえか、この節操ナシ。
目の前でしっかり硬くなってるコイツも、あっけらかんとそれをおっ勃ててるアベくんも憎たらしい。
448 :
406:2006/05/11(木) 14:40:21 0
「こっ、こないだ嫌ってほど出したんだろっ…ど、どうせロクに出ねえんじゃねえのかよっ」
「は?」
堪えきれずに漏らしてしまった俺の一言に、アベくんの動きが止まる。
下唇を噛んでいた口許はぽかんと開かれて、欲に揺れていた黒目に一瞬正気が戻った。
「お、一昨日、お、女とヤってたんだろっ」
「おんなあ?」
後に引けず結局そう問い詰めれば、アベくんは間抜けな声を上げた。
「一昨日?どこで?誰がよ?」
「あ、アベくんがじゃんかよ!ほ、ホテルで…っ!」
「シてねえよ?」
思い出したくも無い事を必死でそう告げれば、アベくんは間髪入れずそれを否定した。
なんだって?あんだけ状況揃ってて、まだシてねえとか云うのかよ。
「お、女いたじゃんか!部屋に!」
「…女?…ああ!あれね!」
あれね、じゃねえよ。俺がどんなにバカだって、あれが女だったつうことぐらい分かんだろうよ。
アベくんは突然ぷ、と吹き出して、それから急に嬉しそうにケタケタと笑った。
「なに、オマエあれ俺が連れ込んだとか思ったわけ?」
「…そ、そうじゃねえのかよ!」
普通思うだろ。つうか、それ以外に何があんだよ。
「チバ、あの女の顔よく見た?」
さっきまでの切羽詰った顔なんてどこかに行っちまって、アベくんは笑みを含んだ口調で問う。
「…見た…けど、」
よく、じゃないけど見た。見覚えないけど綺麗な女だった。
「あれさあ、ウエノの新しい女でしょうが。オマエも紹介されて挨拶してたじゃん、ほら大阪んとき」
知らねえよ!コウジくんの彼女なんて、しょっちゅう変わりすぎて顔なんて覚えらんねえ。
「…う、嘘だ」
「嘘じゃねえって。あん時はウエノが部屋でスタッフと打合せあるからって、
終わるまでの間こっちの部屋に居させてやってって頼まれただけだよ」
アベくんのくすくす笑いは止まらない。
449 :
406:2006/05/11(木) 14:43:02 0
「たかだか30分くらいだったんだけどタイミングが良かったっていうか悪かったっていうか。
オマエの帰りが遅いから、どんな様子か聞こうと思ってハコに電話しに行ってる間に
オマエが部屋に帰ってきたみたいでさ。
俺が部屋に戻った時にあの子がオマエに会ったって云ってたんだけど、
ウエノの彼女って分かってたと思ってたから、なんも思わなかったしな」
ち、ちょっと待ってくれ、何かよく分かんないけど、全部勘違いだつうのか。
「あの子がウエノの部屋に戻ってすぐにこっちにスタッフ転がり込んできてさ、
オマエがめちゃくちゃ酔っ払っててキュウの部屋で寝るみたいだつうから、
そうかなんてスタッフをこっちに寝かせてやったんだけども、」
アベくんが、ふつり、と声を切る。
剥き出しの長い足がゆったりと動いて、呆然としたままの俺の背中を足だけで引き寄せた。
「…なに、オマエ、俺が浮気したと思ったの?」
アベくんの声音が変わった。
「そんで、こんなことしちゃうくらい、…嫉妬しちゃったんだ?」
少し顰めた、低い声が耳に流れ込む。
ダメだ、こうなったらもう俺は蛇に睨まれた蛙だ。例えを口にすんのも嫌だけど。
「…う…あ、アベく…ごめ…」
あっという間にカラカラに乾いた喉からようやく搾り出す声も、
にっこりと笑顔を浮かべるアベくんに、あっさり遮られる。
「ダメ、許さない」
どうしよう、どうしたら許してくれんだ。
450 :
406:2006/05/11(木) 14:47:49 0
紛らわしいことをしたのはアベくんじゃねえかとか、何の説明も無かったじゃねえかとか、
冷静になれば思い浮かぶことは全て吹っ飛んで、怖いくらいに笑顔のアベくんから目が離せない。
とりあえず、アベくんの腕、解こう。そうしよう。
混乱したままふらふらと立ち上がって、肘掛の紐に手をかけようとしたら
アベくんは身体を捩じってそれを拒否した。
「まだ解かなくていいよ」
「な、なんで…」
怒ってんだろ?こんな風に腕縛って好き勝手やったこと。
「チバがそこまで嫉妬してくれたのが嬉しいからさ、これはまだもうちょっとこのままでいいよ。でもさ、」
ヤバい。アベくんの声がこんな時は、だいたいロクなこと考えてない。
「俺一人でこんな気持ちよくなってんのは嫌だから、オマエにも気持ちよくなってもらわないと」
ほらもう勃ってんだろ、と器用に膝頭で股間を押されて、燻っていた疼きが蘇ってくる。
あっという間にジーパンの中で育ったソコが、アベくんの膝を押し返した。
「…っ…あ、」
ここにきて初めて与えられた刺激に思わず声が漏れる。
アベくんは満足そうにニヤリと笑って膝を引いた。
「一人で気持ちよくなってごらん?」
「…や…」
「だって俺は手がこんなだから手伝ってやれねえもん」
まさか、ここで自分でシてみろっていうのか。無理だ、そんなの恥かしくて死んじまう。
「で、出来ねえよ…そんなん…」
「シろ」
有無を云わさないその声に、身体が竦んで動けない。
「ここ座って、下だけ脱いでみな」
結局俺は、アベくんには絶対逆らえないんだ。
あの、射抜くような眼で見られると俺の脆弱な意思なんてどっかに行っちまう。
アベくんが俺に向けるその、怖いほどの激情が俺の理性をぶっ壊しちまう。
----------------------------------------------------------------------------------------------
中途半端に続きます、スミマセン。あと少しですので…
反撃キタ──────!!!!
ヽ(*`皿´)ノウエーハハハハハハハハハ
キタワ*・゚゚・*:.。..。.:*・゚(n`∀`)η゚・*:.。. .。.:*・゚゚・*!!!!!☆
o(`皿´)y-~/\つ゛
しへ___∠/\_つ
こっからが俺の腕の見せどころよ ニヤニヤ…
>>455 コノヤロウめ…悔しいが楽しみだ(*´Д`)
wkwktktk
ついに形勢逆転の様相を呈してきたけど、
アベをいじめるスットコさんに禿萌えた…
しかもけっこうなテクで……(*´Д`)ハァハァ
ッ…ツヅキヲ…(((○| ̄|_)))ゼイゼイ
す……寸止め……!!ハァハァ
水を得た魚のようなアベが意地悪なくせにたまんないです……
スットコさんはもっと苛められればいいと想ってしまう
つ……続き……!!
悶絶しながら待ってます
461 :
余録:2006/05/11(木) 22:24:39 0
続きが楽しみでしょうがありません
スットコさんがかっこいいー
おー!神々までwktkですぜ!
□
// \
|~| ̄|
2リットル→ |_|_|
| | |
(つ| |
/|_|_|
_∩ / /  ̄ ̄
皿´)/ / <はいお茶。
/
|
|
ЦЦ.∩_∩ Ц ハイ オチャ!
-=ЦЦЦ(`皿´)∩ハイ オチャ!
-=≡ ⊂二 ⊂彡
-=≡ ( _⌒)/‖ シュッ
-=≡(/し′ Ц
ミ;`_ゝ´彡<あ、あべくん… お茶はノンビリ飲もうよ…
つ旦O
ミ`_ゝ´彡 (`皿´*)<お前がそう言うなら
(つ旦O O旦⊂)
と_)_) (_(_⊃
なにこの熟年夫婦w
つか、もーダメ!
待ちきれん
ミ`_ゝ´彡<書き手を焦らせるべからず。
472 :
406:2006/05/12(金) 17:10:57 0
アベ、お茶ありがとう!!お陰で頑張れた!!wwww
というわけで
>>450続きです。
-----------------------------------------------------------------------------------------
俺は云われるままにジーパンごと下着を脱ぎ取って、
アベくんの膝の間に両膝を外に折ってぺたりと座り込んだ。
下肢を隠している長めのシャツを押し上げるように、既にソコは硬く勃ち上がっている。
「俺の見ながら、シて」
目の高さに身体を起こしたアベくんの股間があって、
俺はそれから目を逸らせないままゆっくりと自分の陰茎に手を伸ばした。
やわく握りこむと、待ちかねたようにびくりと震えて硬さを増す。
「…は、…っ」
だいたい、アベくんと付き合うようになってから殆ど自分でなんてしなくなった。
俺の欲求よりアベくんから求められるものの方が上回っていて、必要無くなってたから。
久しぶりに快楽を引き出そうとする自分の手は、むしろアベくんよりもぎこちなくてもどかしい。
だって自分よりアベくんの方がよっぽど、俺のイイところをたくさん知ってるんだ。
473 :
406:2006/05/12(金) 17:14:01 0
「どうした?ちゃんと触んないと、気持ちよくなれないだろ?」
優しい、優しいアベくんの声が降る。
「…わ…分かんねえ…」
泣きたい気持ちで縋るようにそう云えば、アベくんは、じゃあ手伝ってやるよ、とふわりと笑った。
「云ったとおりにしてごらん」
屈んで、俺の耳元に顔を寄せたアベくんの言葉が、呪文みたいに俺に流れ込んでくる。
右手はね、小指から順にゆっくり握る力を移しながら擦り上げて、
左手は先っぽを揉み込むように包みながら親指で括れのところをなぞるんだ。
そんで時々、穴んところに爪を立ててやるのが、オマエは好きなんだよ。
耳の奥が痺れたみたいになって、アベくんの云いなりに夢中で手を動かした。
「あっ、ああ…や…っ」
そこに触れてるのは確かに自分の手なのに、
まるでアベくんにされてるみたいに気持ちよくて、零れだす声が止められない。
アベくんは屈んだまま俺をじっと見下ろして、時々俺の耳を甘く噛んだ。
「気持ちいいんだ、チバ、」
「…知ら…ね……っ…あ…ん…」
ギリギリんとこで意地を張ってみても、卑猥な水音は高くなるばかりだ。
自分の身体を支えていられなくて、アベくんの太腿に頭を預ければ、
頬から伝わるアベくんの体温がますます俺を煽った。
熱くなった息は忙しなく吐き出されて、アベくんの勃ち上がったままのソコにかかる。
アベくんもときおり腰を震わせて、堪え切れないように細い溜息を静かに吐いた。
474 :
406:2006/05/12(金) 17:15:08 0
「どうした?ちゃんと触んないと、気持ちよくなれないだろ?」
優しい、優しいアベくんの声が降る。
「…わ…分かんねえ…」
泣きたい気持ちで縋るようにそう云えば、アベくんは、じゃあ手伝ってやるよ、とふわりと笑った。
「云ったとおりにしてごらん」
屈んで、俺の耳元に顔を寄せたアベくんの言葉が、呪文みたいに俺に流れ込んでくる。
右手はね、小指から順にゆっくり握る力を移しながら擦り上げて、
左手は先っぽを揉み込むように包みながら親指で括れのところをなぞるんだ。
そんで時々、穴んところに爪を立ててやるのが、オマエは好きなんだよ。
耳の奥が痺れたみたいになって、アベくんの云いなりに夢中で手を動かした。
「あっ、ああ…や…っ」
そこに触れてるのは確かに自分の手なのに、
まるでアベくんにされてるみたいに気持ちよくて、零れだす声が止められない。
アベくんは屈んだまま俺をじっと見下ろして、時々俺の耳を甘く噛んだ。
「気持ちいいんだ、チバ、」
「…知ら…ね……っ…あ…ん…」
ギリギリんとこで意地を張ってみても、卑猥な水音は高くなるばかりだ。
自分の身体を支えていられなくて、アベくんの太腿に頭を預ければ、
頬から伝わるアベくんの体温がますます俺を煽った。
熱くなった息は忙しなく吐き出されて、アベくんの勃ち上がったままのソコにかかる。
アベくんもときおり腰を震わせて、堪え切れないように細い溜息を静かに吐いた。
475 :
406:2006/05/12(金) 17:16:33 0
スイマセン、同じの2回落としちゃった…
----------------------------------------------------------------------------------------------
「あ、あ、…はぁっ…」
こめかみがじりじりと熱い。
ぐちゃぐちゃと煩い手の中はもっと熱くて、限界が近かった。
「イきそう?」
アベくんの声が耳元を滑る。
「…イ…きそう…」
熱に浮かされるように素直に答えれば、アベくんはあっさりと云い放った。
「まだダメ」
もう無理だ、これ以上もたねえ。だいだいアベくんがこんなにさせたんじゃねえか。
絶望的な気分で見上げると、アベくんはちゅ、と触れるだけのキスをした。
「後ろもちゃんと触んないと」
嘘だろ、そんなの絶対出来ねえ。
言葉を失ってただ左右に首を振るばかりの俺に、アベくんは、手えだして、と呑気な声を出す。
云われるままに右手を差し出すと、中指をいきなり口に含まれた。
熱い咥内で、なめらかに濡れた舌に爪の先からねっとりと舐られて、思わず息を呑む。
こんなとこまで感じるなんて、俺はやっぱりおかしくなっちまったんだろう。
「……っあ…出来な…」
どうしようもなく甘ったるい声しか、もう出ない。
たっぷりとアベくんの唾液で濡れた中指を、吐き出し際に軽く吸い上げてアベくんは云った。
「出来るよ。俺がいつも弄ってあげてるの、ちゃんと思い出せば」
逸らされない視線はとても柔らかくて、それでいてとても強い。
「裾、まくって口に銜えて。ちゃんと俺に見せて」
ダメだ、逆らえない。アベくんの、その目も声も、見えない何かで俺を縛り付けて云いなりにしちまう。
辛うじて手元を隠していた裾を、俺はまくって口に銜えた。
蛍光灯の下で、硬く勃ち上がった自分の陰茎がいやらしく濡れているのが眼に入った。
アベくんの目に淫蕩な色が揺れて、その喉がごくりと鳴る。
アベくんが俺で興奮してんだ。そう思っただけで、手の中でどく、と脈が騒いだ。
ああもう、なんも考えられねえ。目の前のアベくんだけが、いまのぜんぶだ。
476 :
406:2006/05/12(金) 17:20:38 0
片方の膝を立てて、俺はゆっくりと後ろに指を滑らせた。
指に塗りつけられたアベくんの唾液と垂れ落ちた自分の先走りで、侵入は思ったより容易い。
違和感があったのは第一関節までで、その後はむしろ誘い込まれるように後口が指を飲み込んだ。
熱い粘膜が形を確かめるようにざわざわと動いて指を締め付ける。
「……っ…ん…ぅ…」
自分で感じるその動きがどうしようもなく恥かしいのに、昂りを擦り上げる左手は止まらない。
アベくんにそんな自分の姿を見られていると思っただけで
握りこんだ陰茎はなおも大きさを増して、立てた片膝ががくがくと震えた。
銜えたシャツが、滲み続ける唾液で色を変えてるのが分かる。
「分かる?オマエの中、いつもそんな風にぎゅうぎゅう締め付けて、俺を気持ちよくしてくれてんだよ」
恥かしい言葉にさえ煽られて、粘膜がざわりと蠢いた。
寄せられたアベくんの口から、耳の中に舌と一緒に低い声が捻じ込まれる。
「…中の気持ちいいところ、自分で探してごらん」
掠れるアベくんの声に誘われるように、俺は中で指を動かした。
指の腹を粘膜に擦り付けるように、アベくんの動きをなぞってソコを探す。
「…っ……」
眼をかたく瞑ったまま暫く指を動かしていて、俺は絶望的なことに気が付いた。
どうしよう、どうしよう。
眼を開いて、アベくんを見上げる。
アベくん、アベくん。
「…どうした?」
アベくんは柔らかく俺を見て、それから口を使って俺が銜えていたシャツを取り去った。
「なに?チバ」
優しいアベくんの声音に、俺の眼からは涙が溢れ出した。
「…あ、アベくん……と、とどか、ねえ……指……」
アベくんの長い指じゃなきゃ、ソコには届かねえんだよ。
だから、だからアベくん。
それ以上は言葉にならなくて、ぼろぼろと涙だけが零れる。
477 :
406:2006/05/12(金) 17:22:34 0
アベくんはそんな俺に眼を細めて、それからうっとりと笑った。
「いいコだね、チバは。…おいで」
頬に零れた涙をアベくんに舐め取られて、ひどく安心する。
やっぱりアベくんは優しい。全部云わなくても、俺の言葉をちゃんと分かっててくれる。
のろのろと立ち上がった俺を、アベくんは目線だけで呼びつける。
ここにおいで、と示された先はアベくんの腰の上だった。
向かい合わせに腰を跨いで、ようやく同じ高さになったアベくんの顔に口付ける。
ああ、甘い、アベくんの味だ。
薄い唇を食んで舌を絡めれば、焦れたままの腰がそれだけでイっちまいそうだ。
「気持ちよくしてあげんの、指じゃなくてもいい?」
ねろ、と瞼を舐められて、俺はもうただ頷く事しか出来ない。
指じゃなくてもいい、アベくんのもんだったら俺はなんだっていいんだ。
アベくんは少し腰をずらして、勃ち上がったソコを俺に押し付けた。
「コレあげるから、自分で入れて」
殆ど慣らしてないけど、そんなのどうだっていい。アベくんが欲しい。
内腿に触れているそれを右手に握ると、は、と微かにアベくんが声を漏らす。
そのまま腰を浮かせて、ぬるついた先端を後口に宛がった。
「痛いかもしんねえな、ごめんね、チバ」
なおも優しい言葉を紡ぐその口を唇で塞いで、俺はゆっくりと腰を落とした。
ぴりぴりとした痺れから始まって、次第に皮膚を裂かれる重い痛みが腰にひびく。
「…っ、……ってえ」
額に汗が噴出すのが自分でも分かった。
「…う…ぁ…っ」
あと少し、先が入ってしまえばきっと少し楽になる。
「…は…っ…チバ…」
入り口の強すぎる締め付けに、アベくんの顔も苦痛で歪んでいた。
しがみついた左腕にアベくんの尖った犬歯が突き立てられて、
その痛みに下肢の痛みが僅かに散った気がする。
二つの痛みを感じながら少しづつ腰を落として、ようやく先端を飲み込んだ。
478 :
406:2006/05/12(金) 17:26:30 0
「…あ、アベく…」
忘れていた呼吸を取り戻してアベくんを見る。
アベくんは自分の付けた歯型を長い舌で舐め上げながら、ん、と笑った。
「…チバ、」
呼ばれて、そちらに意識を遣った途端、そのままがつん、と突き上げられる。
「っあ!…あ、あ、…っ」
いきなり押し込まれた衝撃で、思わずデカい声が出た。
「や…く、くるし…」
身体ん中があっという間にアベくんでいっぱいになった感じだ。
「…ごめん、我慢の限界だった」
シレっと云いのけるアベくんの、押し込まれたソレが俺の中でびくびくと脈を打った。
内壁が、覚えのあるアベくんの形を確かめるようにざわりと蠢く。
「…はー…オマエん中気持ちいい…」
挿れたままアベくんは動かない。そうだ、自分で探せって云われたんだ、さっき。
自由になった右腕もアベくんの首に回して、俺は腰を動かした。
「…んっ…あ…あ、」
アベくんのソレが中を擦り上げるだけで、むず痒いような感覚が這い上がってきてたまらない。
首に回していた腕をアベくんの背中に下ろして、
その肩に身体を預けていないと崩れ落ちてしまいそうだ。
腰を回して、中で何度もアベくんの角度を変えながら先端がソコに触るのを待つ。
「…く、…オマエ、やらしすぎだつうの…」
俺のするままに任せていたアベくんが、突然上ずった声が漏らした。
俺の動きに合わせて、堪りかねたように下から腰を使われて揺さぶられ始める。
アベくんはちゃんと俺のイイところを知っているから、あっという間にソコを見つけられて突き上げられた。
「あっ!ああっ…や…やだ…ぁ…っ…」
気持ちよすぎて、怖い。頭の回線が焼き切れそうだ。
「チバ、手、解け」
荒げた息の中から、アベくんが呻くように云う。
向かい合ったアベくんの胸に抱きつくようにその背中の先に手を伸ばして、
俺は力の入らない手で紐を解いた。
479 :
406:2006/05/12(金) 17:28:35 0
アベくんは固まっていた肩を、少し痛そうに回してから腕を伸ばす。
そうしてそのまま、自由になった腕を俺の背中に回して強く抱き寄せた。
汗で濡れた胸が隙間無くひたりと合わさったのが、なんだかひどく幸せで胸が痛くなる。
アベくんは俺の首筋に、尖った鼻を埋めてすん、と匂いを嗅いだ。
「俺はオマエにだったら何されても構わねえけどさ、
腕縛られたらオマエのことこうして抱き締めらんねえだろ、」
項に、ちゅ、とキスが降って、それから目の前に戻ってきたアベくんの顔が、ふ、と笑う。
「それだけは嫌だから、やっぱりもう縛んのはナシな」
どうしよう、また泣きそうだ。今度は嬉しくて、そんできっと止まりそうもねえ。
だから早く、泣き出しちまう前に、早く、アベくん。
言葉なんて出て来ないから、笑った形のままのアベくんの唇に深いキスをする。
舌を絡めながら、アベくんはソファに俺をそっと横たえた。
俺の中にはアベくんが収まったままで、背中に廻っていた右腕が俺の片足を抱え上げる。
「ちゃんと二人で気持ちよくなろうな」
アベくんはそう云って俺の額にキスを落としてから腰を使い始めた。
「…んっ…ああっ……あ、アベくん…っ…」
なんだろう、さっきと違って、胸のずっと奥の方まで気持ちよくて、どうにかなっちまいそうだ。
声なんて全然抑えられないくらい、言葉なんてアベくんの名前だけ知ってりゃいいやって思うくらい。
「……もっと、呼べ」
アベくんの声が下肢に響く。
ずっと焦らされていたソレはとっくにギリギリで、そんな刺激でもびくびくと反応してしまう。
俺の中を掻き回すアベくんの先端が、何度も何度も激しくソコを突き上げて気が狂いそうになる。
480 :
406:2006/05/12(金) 17:30:40 0
「…っ…や……あ、アベ、くんっ、アベくんっ…」
汗にまみれたアベくんの頭を、夢中でかき抱いた。
「あ、…っ…ああ…っ…」
気持ちいい。ずっと、ずっと繋がってたい。
ねえ、俺、アベくんがすきだ、すきなんだよ。
揺さぶられながらアベくんを見上げる。
アベくんも、汗で束になってしまった前髪の間から、濡れたような黒い瞳で俺をじっと見ていた。
ああ、だいじょうぶなんだ、アベくんはやっぱりちゃんと分かってくれてんだね。
「…っ…チバ…っ」
呼ばれながら勃ち上がりを握りこまれる。
突き上げられながら強めに擦り上げられれば、限界はあっという間に訪れた。
「あっ!…アベく…や…っ…あっ…あああっ!」
生温い白濁が、胸ん所まで飛び散ってアベくんの肌まで汚した。
突き落とされるような感覚に眩暈さえする。
飲み込んだアベくんを喰い締めるように中が動くのが自分でも分かって、
その瞬間アベくんが俺の肩に歯を立てた。
「…くっ!…チバっ…!」
腹の奥に感じるその熱い迸りが嬉しくて、俺の目からはとうとう涙が溢れ出して、
そんでやっぱりなかなか止まんなかった。
481 :
406:2006/05/12(金) 17:35:55 0
それから、狭苦しいソファに素っ裸のまま寝転がって、俺たちは温くなってしまったビールを飲んだ。
「手、痛かった?」
縛っていた親指を撫でながら、アベくんに聞く。
「痛くは無かったよ、全然。オマエ、手首だと痕になるからわざと指にしたんだろ?」
ああ、結局アベくんは全部お見通しだ。
親指だったら、そんなにきつく縛らなくても拘束する効果は高い。
…ってコウジくんが云ってた。
「あ、アベくん、…ごめんね」
そう云ってアベくんの顎んとこに鼻面を擦り付けたら、
アベくんは嬉しそうに俺にほっぺたを擦り付け返して、怒ってねえよ、って笑った。
優しいアベくんが嬉しくて、腹ん中がほかほかする。すげえいい気持ち。
ぺたりとひっついてうとうとしだした俺をアベくんは長い腕で抱き寄せながら、
突然、そうだ、と声を上げた。
ん?と見上げれば、アベくんはにこやかに目を細めて、楽しそうに俺の髪を掻き回した。
「せっかくだから今度はオマエを縛ろうか、それも楽しそうだな、よし、そうしよう」
嘘だろ!アベくん、そうでなくてもヘンタイなのに、
そんなことしたら何されっか分かったもんじゃねえ!ぜってえ嫌だ!
突然、藻掻いて暴れだした俺を、アベくんは長い手足で絡め取って逃がしてくれない。
ソファに置きっぱなしだった紐を、投げてあったジャケットのポケットに笑顔でしまったアベくんが怖い。
…俺の前途は、激しく多難だ。
------------------------------------------------------------------------------------------------
おしまいです。みなさん長々とお付き合い有難うございました〜!
22の人さん、余禄さん、いつも素敵なお話有難うございます!
投下、楽しみに待ってます!
ぐぐぐぐGJ杉です!!!!!
なんか…なんか読んでて泣いてしまった…。・゚・(ノд`)・゚・。
自分もなんか泣けた…シヤワセすぎて。
>>406さんありがとう!!!!!本当に感謝してるよー(*´∀`)
お互いに溺愛のアベチバ…
やっぱいいわー(*´Д`)ハァハァ…
かっ、下半身脱いで、乙女座りで自慰するスットコにハゲモエス(*´Д`)
ヤニとタールで妙に湿り気を持った煙が口内を通り、喉の粘膜を焼いてじりじりと肺に染み渡り流れ運ばれる。
指先と髪の毛にこびり付いた匂いはちょっとやそっとじゃ落ちない。
彼女はキスするときに嫌がった。
大抵こちらから慰めるために、五月蝿い口を塞ぐために酒に溺れて甘えるキスを彼女は心底憎んでいた。
煙草のにおいがきついと。
あんたはあたしを殺したいんでしょうとも云った。
指に絡めた髪を忌々しげに解く彼女の口元が歪むと激しい欲望に支配される。
毒になる物質は、ほんの僅かしか摂取できない。都合のいい嗜好は人間が生み出した最大の中毒物。
それは少しばかり彼に似ている。
彼女を殺したい訳がない。
どうせなら殺されたいし、殺したかった。
水曜日の午後にかける音楽は、気に入った時々のそれ。
当然のように隣に腰をすえている男に腹立たしさが募るが、それでも彼のにおいをかぐと条件反射のように躯が高ぶるのが悔しい。
アルコールの入ったグラスを床に置くのが性交の始まる合図。酷く滑稽な図に違いない。
「アベくん」
硬く薄い躯が影になり、圧し掛かって視界を塞ぐ。かさついた唇が肌を這うたびいつまでたっても癒えない何かがうずく。
彼との行為を正当化する理由もそれに見合う感情を自分の中から手探りするにも遠の昔に飽きらめていたし、ただアルコールと支配しきれない欲に呑まれた日のマスターベーションに毛の生えた程度でしかないと思うしかなかった。
必死にしがみ付き、枯れた声を上げ、強い力に揺さぶられて噛み締めた奥歯が軋んだ。
声出せよ、我慢するなよ、耳に打ち込まれる彼の快楽に強く霞んだ囁きは、理由の解らない怒りを連れ酷い焦燥感を伴う。
どうしてこんな行為をしなければならないのだろう。いつからこうなってしまったのか解らない。何がそこにそれほどの執着を示すのだろう。
あの椅子に座って打ち上げるやつみたいに、意識と躯は浮遊する。墜落までの一瞬の為だけにお互い狂ったように腰を振る。
歌ってるときの酸素不足の脳の浮遊感に似たそれを味わうのはほど近い。もう直ぐだ。
ああ、きもちいい
どうやって呼吸してるのかもわからないほうほうのていで汗と体液で湿り冷たくなったシーツに身体を横たえると、きまって酷く後悔する。
また、くたばり損なってしまった。
そんな時意識を飛ばし、思い描くのは彼女の歪んだ口元の皺。
随分と距離が開いてしまった。気の抜けて、間抜けな味になったビールをあおる。
声だけなんだろう。きっと。男と自分を繋ぐのは。
ヤニとアルコールで望んで枯らしたそれは痛みの伴う幸福に違いない。
そう思うことで日々を何とか過ごして生きる。
なあ、屠殺される家畜と飼い殺しされる家畜に僅かでも差はあるのだろうか。
キャッシュ消えてました・・・お久しぶりですorz
アベチバ飼い殺しのつもりでした。
久々のSSに書き方が恐ろしく退化してしまってすみませんでした。
また流れぶったぎってごめんなさいorz
前々スレ527さんって、『はくはくの魚』の職人さんだよね?
あのお話大好きでした!!!そして今回もGJです〜!(*゚∀゚)=3
⊂⌒~⊃*。Д。)⊃
>>406様〜!最高っす!!!!!言うことナシっす!!!!!
492 :
余録:2006/05/12(金) 22:17:01 0
>>406さん
素敵でした〜!!
是非是非スットコさんが縛られるバージョンのお話も読みたいのですが!
それにしてもチバさんの心理描写が上手くて感動です。
以前の私の話は書く事は書いたのですが、昔過ぎて記憶の彼方だと思うので
また新しい話が出来ました時にひっそりと投下しに来てもいいでしょうか…
よ、余録様〜!過去だなんて!
がっつり途中保存フォルダに入れてあるんですよ〜?。・゚・(ノд`)・゚・。
もし書いていただいたのならぜひに…もちろん新作もワクテカ待ちしてます〜。
同意。余録様ー!ぜ、是非続きを...!!
>>492 ちょwwwあなたを心待ちにしていた私は一体wwwwww
>>406 チバじゃ届かないところにアベなら届くってとこ最高です…ハァハァ
余禄さま〜、弐連チャソでこの週末に水をぉおおおお
>>498 何度見ても萌える画像だよね。
この身長差、アベの肩へ頭を預けるチバの頭の角度…ああ萌ゆる(*´Д`)ハァハァ
アベのチバ側への頭の傾け方もね(*´∀`)
それにしてもアベの足の細さは・・・
>>490さん
そうです「はくはく魚」書いたものです。
覚えて下さっていて、ありがとうございます。
前スレでリクを頂いて書かせてもらったんですが、数ヶ月間があいてしまいましたorz
スレ消費失礼しました。
527さんの文章美しいです・・・
先ほどスコットランドを
スットコランドと読んでしまったwww
病気www
ヽミ`_ゝ´彡人ミ`_ゝ´彡人ミ`_ゝ´彡ノ<スットコランドへようこそ。
505 :
406:2006/05/14(日) 13:23:01 0
嬉しい感想たくさん有難うございました!!(ノд`)
余禄さん、
褒めて頂いて嬉しいやら恐縮するやら…
途中で止まっているお話、ずっとずっと心待ちしてるので、
ぜひ投下して下さい!新作もドキドキしながら待ってます!!
527さん、
「はくはく魚」大好きでした!!
久しぶりに527さんのお話が読めて嬉しい…
>>498さん、
その画像!たまんないっスよね!!!!
それと、ギアの頃のお揃いチックな髪型の二人にも妄想止まりません…
ミ`_ゝ´彡アベくん何してんかなぁ
今日は福岡でコウジくんと対バンですよスットコさん
股間突付きあうくらいなら音楽的なことでも何か一緒にやってよスットコさんwww
ミ;`_ゝ´彡<で、電話しよっかなあ…
電話しなよ。ライブ終わった頃にさ。
そんで「早く帰ってきてよ」って言いなさい。
東京戻ってきたら会いに行っちゃいなよ
ヽミ;`_ゝ´彡ノ …お、おかえりアベくん…!!
ミ;`_ゝ´彡<や、やっぱ恥ずかしいな…
会いたいね会っちゃいな
ヤりたいねヤッちゃいな
スットコさん、ちゃんとアベに電話したの?
ミ;`_ゝ´彡<ウウン… シテナイ…
+ 。. +。 * 。゜。゜.,* ,+ 。゜゜ + 。. +。 * 。゜。゜.,* ,+ 。.
'´~, .゜。 + ☆。,゜. o。 。+ 。゜., . ヽ゜ , 。 。 . .
゜ 。゜ + 。. +。 * 。゜。゜.,* ,+ 。゜. 。 . . , , .
゜。゜+゜`, o。。.゜*。゜ 。.゜ 。 ☆+。。゜.。。.゜*。゜ 。.゜ 。 ☆
+。 * 。゜。゜.,* ,+ 。゜. 。 . o。。.゜*。゜ 。.゜ 。.
。。.゜*。゜ 。.゜ 。 +。 * 。
+ 。. +。 λ,,,,λ …
ミ`<_´*彡 アベクン モウカエッテキタカナ…
ニ二∪∪ニニ
||-||-||-||-||-
| ̄ ̄ ̄ ̄
1000のタンバリンを見上げてる暇あったら電話せんか!
[*=.・з・]ノ(*`皿´) ノ <ただいまーチバ
ミ`_ゝ´彡<……。…おかえり。
二の足踏んでるとロクな目に遭いませんよスットコさん…
?>(*`皿´) ミ。`_ゝ´彡<……
何をためらってんのアンタは!wwww
まどろっこしいなーwww
つい最近このスレでものすごい淫乱誘い受けっぷりを発揮してたくせに
何を恥じらってるんだスットコ!
ミ;`_ゝ´彡<あ、アベ君、今夜一緒に飲みに…今夜一緒に飲みに… ←(練習中)
((((((( `皿´)<チバー、なにしてんの?
ほらほらせっかくアベから来てくれてんだから、
しっかりしてちょうだいよスットコさん。
アベ、福岡で元気ナスだったんだよ?
この前みたいな包容力を発揮しなよーヽ(`Д´)ノ
゚。ミ;`_ゝ´彡ノシ<あ、アベくん、あの、あの…
オドオド ちゅ… ミ;`3`皿´;)<…?
なんつーぎこちなさ…
>>380-381のスットコは、フトツショックに陥った住人が見た幻覚だったのか?w
スットコよ。神々のネタを読み返してきなさい。
、
(*`皿´Π゙ ポチポチ
_(__つ /⊂)_
 ̄
へ〜え。すげーヤラシイんだな、お前…
あんたが読み返してどーする!wwww
┃_ゝ´;彡<ハ、ハズカシイヨ ハズカシイヨー…
? ? さっきのチュウはなんだったんだ?>(*`皿´)
>>536 ミ;`_ゝ´彡<ゲ、ゲンキダシナヨ アベクン
…とか、そういう意味だったんジャマイカ?
慰めてくれたの?>(*`皿´) ミ`<_´;彡<え、えと、あ、あの…
あ、あのね…あ、あ、会いたかったから…>ミ*`_ゝ(`皿´*)<………ポ
チューから4時間かかって、やっとそこまで言えたのかスットコ…(ノ∀`)
恋心発覚から初エッチまで何年の月日を要したんでしょうね
フトツ見てきたよ。
スットコさん。
いつもあんなやらしい腰の動きにやられてんですか?
>>542 kwsk
鬼氏は少し元気になってましたか?
ギター弾きながら腰をゆ〜らゆ〜らゆっくり円を描くような動きといいましょうか。
後半は時折弾きながやニヤッとしてました。
545 :
余録:2006/05/18(木) 01:42:50 0
寝静まった頃にこっそりと…。相変わらず何も致してない上に
以前の話が前過ぎて何が何だかわかんないだろうと思います…。
スレ汚し本当にすみません。
------------------------------------------
駐車場での一件の後、チバはスタジオに来なかった。
能やんが家に電話をかけても出なかった。
チバの気まぐれは珍しいことじゃなかったから、いつものことだと思うスタッフも多かったけど、
妙な手紙が届いた直後だったからのーやんは必要以上に心配して、
何度も俺に、大丈夫なのか何かあったのかと探りを入れてきた。
まあ、「何か」あったよ、一応。
だけどそれがよりにもよってメンバー同士のこととはのーやんも想像してないだろうな。
キュウとウエノがすることもないから帰るか飲みに行くかって相談をダラダラとしている横で
俺は相変わらずぼんやりとしていた。
手持ち無沙汰になれば、自然とチバのことを考えてしまう。
さすがにきっぱりさっぱりと忘却の果てに追いやれるほど、俺もドライじゃねえから。
未練というより、疑問だった。
なんで俺はあんなことをしたんだ。
それに「ごめん」と言われて驚いた自分がいたことが不思議だった。
どうしてチバが俺に惚れてるなんて思い込んでいたんだろう。
性的にも身体的にも乱暴をされたことのあるだろうあいつが、男を受け入れるはずなんてなかったのにな。
実際アイツは何度も、待ってくれ、嫌だと繰り返していた。
チリチリと胸が痛む。ひでぇことしたな、俺も。
二年も前とはいえ、俺のものになれだなんて突拍子もないことを言った奴を警戒したっておかしくないし、
性懲りもなく強引にキスしてきた男を拒絶するのは当然なのに、
どうして俺は、チバに好かれてるんじゃないか、なんて根拠のない自信を持ってたんだろう。
546 :
余録:2006/05/18(木) 01:49:27 0
「…ちょっと恨むからな、お前ら」
「はあ?」
結局そのまま居酒屋に雪崩れ込んで、ベースとドラムの上半身が裸になり始めた頃合に俺はそう愚痴った。
二人は何のことかわからないっつう顔を見合わせた後、
今日は顔を出していないボーカルのことだと思い当たったらしい。
こいつらがしつこいくらい「チバはアベ君に惚れてる。間違いない」とか何とか言って唆すから、
心のどっかで自惚れていた可能性は否定できない。そんなのに乗せられる俺も俺だけど。
畜生、この俺が他人に焚きつけられるなんて…一生の不覚だ。
珍しく好奇心を掻き立てられたウエノが、何何何何?と裸の体を擦り寄せてきた。
素っ裸で寄ってくんな。
「えー何よ何よ何よ、何かあったの、何があったのよ。やっちゃったの?」
「相変わらず一足飛びねぇ、この男は」
犬も食えねえって顔しながらも、完璧に面白がってる顔つきでキュウも笑う。
しかし俺のニコリともしない顔を見て、展開が予想と違っていたことを察したらしい。
「あれぇ?」
「本当に?嘘でしょ?大将の、あのアベ君大好きオーラは何だったの?」
「だーから、んなもん始めっからなかったんだよ」
「や、俺もそうかと。よかったぁ、100万くらいなら賭けるぜって言おうとしてたわぁ」
「コウジ君とさ、バンドのコンセプトこれで行こうって言ってたのにねぇ」
「うん。ホラ、よく取材で訊かれて面倒くせえじゃん?これからは"業界初のカミングアウトバンド!"って謳い文句でいこうって。
そうしたらあんまり突っ込んで訊けないじゃない」
「むしろ取材自体がこなくなったりしてね」
「…言ってろよ」
DVチバ!(;´Д`)
待ってましたよ〜
548 :
余録:2006/05/18(木) 01:53:36 0
じろっと睨みながら呆れ顔でそう言っても、二人にとって男同士の恋話なんかどうでもいいのか、
昨日行った店の女がどうとかという話に戻っていった。
女と違って中途半端に好奇心で突っ込んでこないのはありがたいといえばありがたいが。
ただウエノもキュウも、チバが俺に応えなかったことは本気で驚きだったらしい。
何を確証としてそう思うんだかなあ。
例えアイツが俺に好意を持っていたとしたって、キュウやウエノにレンアイソーダンなんかするとは思えない。
なのに俺なんかよりずっとチバとの付き合いが長い二人が確信するほど、チバの態度はあからさまだった言う。
だけど、俺はそんなはずは無いって思っていた。勢いでキスなんかしておいて矛盾してるが…
チバの俺に対する態度は、どう見たって怯えと警戒だ。好かれてるとは思えなかった。
本当にそう思ってたんだけど。
…何故なのか、少しは好かれてるんじゃないかって思いこんでた自分が笑えて仕方ない。
ごめんと言われた事は、残念だけど、さほどショックでもなかった。
まあ、自分の気持ちに気づいたのがついさっきってこともあるが、元から割り切れる性格だしな。
男同士だしね。そう簡単にハイ両思いでしたって展開の方が珍しいに決まってる。
ただ、一人相撲を取ってたことが少し恥ずかしく…少し情なく、少し不甲斐なかっただけだ。
俺が甲斐性なんて言葉を言うのも不釣合いだが。
そんなことを考えながら目を瞑っていると、後ろから長い腕が巻きついてきた。
ウエノはすっかりできあがってしまっている。
「元気だしぃって。慰めちゃろーか」
「あっそう、じゃ世話になるわ。終わったら九時に道玄坂のホテルね」
「…キュウ、どうしよぉ。断られなかったぁ」
ウエノはゲラゲラと笑いながら、またキュウとの話に戻っていった。
俺も一応飲んでいるのだが、何故だか酔えない。
あのチバをこの手で追い詰めたんじゃないかと思うと、いくら煽っても頭のどこかが醒めたままになった。
やっぱりアレだな、考えナシに動くのはもうよそう。
549 :
余録:2006/05/18(木) 01:57:39 0
---------------------------------------------------
その後、面倒くさいことは特に大きくは起きなかったけど、小さなところで起きていた。
それまでもチバはかなり俺を警戒してたけど、より一層距離を置くようになった。
仕方のないことだと思うし予想もしてたけど、スタッフにわかっちまうくらいあからさまだと、
事あるごとに仲が悪いのかとかケンカしてるのかとか訊かれて面倒くさい。
チバもさぁ、少しはフツーにしててくれよなあ。
あいつにンな注文すんのは無理な話かもしれないけど。
あと、ホテルの部屋が相部屋の時、どうにかして俺と組まないようにあくせくしてるチバを見かけると、
ウエノやキュウに迷惑や心配をかけてるなあと実感する。
もちろん俺の目の前でそんなことを話してるわけじゃねえが、
事務所で俺がソファに寝そべっているのに気づかず、チバがのーやんに部屋割りのことを頼んでるのを
聞いちまったことがあるので知っている。
じゃあ誰だったらいいんだ、と困ったように訊いたマネージャーに、アベ君以外だったら誰でもいい、
と消え入りそうな声で返していたのを聞いたら、さすがにちょっと傷ついた。
でもそれ以上にチバを傷つけてしまったのかと思うと、自業自得だと考え直した。
その直後にソファからはみ出た俺の足をチバが見つけた時も、俺は寝たフリを決め込んだ。
多分俺はそんなに嫌われちゃいない。
罪悪感で避けられているのだとわかるだけに、タチが悪い。
あいつは基本的に身内に冷たくする事を気に病むんだ。
熱烈なファンに「うぜえんだよ」って言うみたいにしてくれりゃ、少しは気も楽なのにな。
好きになった事は後悔しちゃいないが、好きだと言った事は、少し、少しだけ、やめときゃよかったかなと思った。
550 :
余録:2006/05/18(木) 02:00:56 0
ステージでがなってるところを見ると、掛け値なしにカッコいいと思う。
飲み屋でベロベロになってるところを見ると、しょうがないヤツだなと思う。
(他人のことは言えないが)
夢中になってレコードの話をして笑っているところを見ると、やっぱり愛しいなと思う。
思うもんはしょうがないよな。
誰かに惚れてそれが上手くいかなくても、俺は別にどうしようとも思わない。自然に淘汰されるのを待つ。
実際俺とチバが多少ギクシャクしているのを差し引いても、バンドの状態はとてもよかった。
アンプが音を立てさえすれば、俺もチバも耳と頭がそこだけに向かうから。
あれよあれよとデビューして半年近く過ぎようとしている。気がつけばまた夏だ。
初めてチバを見かけたのは梅雨の頃で、それからあっという間に同じステージに乗っちまった。懐かしいな。
このバンドに入って、ギターを鳴らすことがより一層好きになった。
それはやはり、チバのおかげでありウエノのおかげでありキュウのおかげなんだ。
照れくさいから個人的には言わねえが、バンド自体に対する愛着はインタビューなどでもちょくちょく口にした。
こうやってステージの左端で轟音を響かせていられるなら、他の事は諦められると思うくらいだ。
551 :
余録:2006/05/18(木) 02:08:28 0
だんだんとチバの警戒心も治まって来て、いつしかホテルの相部屋も平気になっていった。
それでも俺といる時は緊張するのか、寝坊で有名なくせに必ず俺より先に起きている。
心休まる時がないってのは、なんつーか、なんだかすげぇカワイソウだ。
インタビューで「何がそんなにつらいのか」と訊かれて「意識」と答えていたアイツは、
確かに実際起こっているトラブルより、自意識と闘うことでいつもムズカシイ顔をしている。
そういう慢性的な悩みは別にしても、やっと何もなかったかのように笑うようになった。
だけど、ちょうど1stツアーが終わって全国のイベントに出尽くして、やっと自宅に落ち着けるようになった頃。
…またチバの元気がなくなってきた。
不機嫌なのはよく見かけるが、それとはちょっと違っている。
イライラしてる時は割と目が落ち着いていて、ガンたれながらも神経を尖らせている。
沈んでいる時は視線が定まらない。挙動不審な上、何も耳に入れなくなるんだ。
また何かあったんだろうか。あったんだろーな。
当然、見えるところに怪我を負っていたりしない。
だけどチバの最近の顔は、煙草の自販機のそばで初めて言葉を交わした時のそれによく似ている。
何やってんだよ…。
せめてのーやんとかに相談してくれればいい。ウエノやキュウにならぶっちゃけられるだろう。
皮肉にも、デビューしたことでチバにとって大事なものが昔より増えてしまったかもしれない。
弱点をひけらかして生きているあいつは見てるだけで痛々しい時がある。
それを盾に取られてまた傷が増えたら、と思うとやってられねえ。
俺は必要以上にお前に近づくわけにはいかないんだ。
そばで火の粉を振り払うことはできねえんだよ。(ガラじゃねえし…)
だから、何でもいいから、少し自分を大事にする努力をしてくれ。
ライブや撮影で衣装に着替える際、絶対に上半身を裸にしないのに気がついた時、心底そう思った。
俺は昔チバに何があったのかを、詳しくじゃないけど知っている。
そしてチバ自身の知らないところでチバが嫌がらせを受けたことを、知っている。
解決する力も権利もないくせに、ただ知っている、ってのはどうしようもねえな。
552 :
余録:2006/05/18(木) 02:11:07 0
---------------------------------------------------
今の俺の家とチバの家は、近所と言うわけではないが、最寄り駅が同じなくらいには近い。
三枚目のアルバムのレコーディングが完パケして、打ち上げでしこたま飲んだ帰り道に、
何の因果かチバと肩を並べて帰る事になった。
途中までは同じく近くに住んでるスタッフも一緒だったが、ついそこで別れて今はチバと二人だ。
酒が入った上にマスタリングが思うようにいったせいか、やつは上機嫌だ。
いつもの警戒心が薄れ、珍しく事あるごとに俺の肩や背中をドカスカ叩いてくる。
いてぇんだよ…。
俺も酔ってるんだけど、もう十月だっつうのに薄着で来ちまったために冷気で酔いもさめちまった。
チバは店にいる間も歩いてる時もはじけてて、ポストや電信柱に話しかけたり、バスの時刻表に抱きついたりしている。
自分も酔ってる時はこんな感じなのかと思うと、頭が痛くなってくるな…。
「アベくーん、寒いの?」
両腕を抱きしめるようなカッコでいる俺に、チバが笑いながら訊いてくる。
「寒がりなんだよ、俺は」
「あっはは、脂肪が少なそうだもんねーアベくんはぁ。細っせぇよなぁ。暗えからさっき電柱をよぉ、あんたと間違ったもん」
「…そうかよ」
「手ぇつなごっかあー」
そう言ってチバが手をパーにして伸ばしてきた。…何言ってんだ、こいつは。
「俺あったかいよー?」
「はいはい」
無邪気ってのはオソロシイ。
俺がバリバリ据え膳食うタイプだったことをわかって言ってんだろうか。…わかってるわけねぇか。
誘い文句を差し引いてもサムいぞお前。
無視してそのままチバの一歩先を歩き続けてると、後ろから引っ張られた。
手首を掴まれて、ブンブンと大きく前後に振られる。小学生かよ…
この光景は傍から見たらものすげぇ異常なんじゃないか?
夜更けと夜明けの間くらいの時間だからか、住宅地だからか、幸いあたりに人影はなかったが。
553 :
余録:2006/05/18(木) 02:15:37 0
腕を外そうと、チバの手首を掴んだ時、ふと裾から赤い色が見えた。
いつもだったら腕時計に隠れて見えない場所だ。
少し強く引っ張ってみると、街灯に照らされて腕の一部が内出血しているのがわかる。
昔の痕ならもっとドス黒くなってるはずだ。
「お前…」
チバは俺の行動に?を顔に浮かべて眺めている。
酒のせいで頭が回らないからか、まったく無防備にしている。
また気分が悪くなってきた。せっかくの心地いい高揚と浮遊感が一気に抜けていく。
もう忘れかけていたのに、何ヶ月か前に事務所宛に、いや、あれは俺宛だった、写真のことを思い出した。
今もまだチバを縛っているヤツがいるってことに、吐き気と怒りが湧いてくる。
ムカつく。なんだかもう、チバにムカツく。なんでなんだよ。
乱暴な事はしたくねぇのに、横っ面を叩いて解らせたかった。
どっかに監禁して、二度と馬鹿な真似ができないように、されないようにしたい。
そうでもしないとこいつは苦痛を何とも思わなくなっちまう気がする。それが怖かった。
一度坊主まで短くしたが今はもう伸びて耳を隠している髪を揺らして、チバが首をかしげる。
普段だったらすぐに振り払われるだろう手首をもう一度握り締めて、俺はそこに唇を寄せた。
俺自身を落ち着かせるために。
チバがはっと顔を目を見開いて、指をこわばらせた。
赤黒く広がる痕跡にゆっくり口付けて、唇で撫ぜる。
ライブ中に吼えるくらいしか役に立たない俺の口じゃあ、余計気持ち悪がらせるだけかな。
「あ、アベ君…」
チバはやっと自分の傷に俺が気がついたのを悟ったらしく、眉をひそめた。
だが俺の予想に反してされるがままになっている。酔っ払っているからかもしれない。それでもいい。
水音をさせて吸い上げると、手の中の指が跳ねた。
それを合図にスルスルとチバの指が逃げていく。
俺はそれを追いかけるように体をチバの方に向けて、片手で肩を掴んだ。
554 :
余録:2006/05/18(木) 02:22:49 0
「チバ。いい加減にしろ」
「な、なにがだよ」
「今更誤魔化すんじゃねえよ。お前が誰と寝ようが知らねえけどな、こういうのはよせ」
「……あ…あんたには、…………関係ないじゃんか」
「何言ってんだよ。あるだろ」
出会った頃ならいざ知らず、今はバンドのメンバーと言う薄っぺらで頑固な肩書きがある。
ボーカルの心配して何が悪い。惚れた男の心配して何が悪い。
チバは居心地の悪さと後ろめたさを目一杯瞳に浮かべて、目を逸らし続ける。
「歌えてんだから、…い、んだよ。無視したら、歌えもしなくなるかも、…しんない、からさ…」
「よくねぇだろ、そんなの、どっちも」
「いいんだって」
「わかんねえ奴だな、俺がよくねぇんだよ!」
「…んでだよ!」
「なんでって、お前…」
間髪入れないチバの台詞に、一瞬俺は言葉を失った。
売り言葉に買い言葉でそう言ったかもしれないし、本当にわかってないのかもしれない。
改めて俺から言葉を引きずり出したいという顔にはどうしても見えなかったから。
伝わってないんだ。俺の気持ちなんか、何一つ───
俺はチバの肩から手を放した。チバは、え、という顔をしたけど、心配するなと笑いかける余裕はなかった。
まあ…仕方ないのかもしれない。確かに俺はずっと感情が先走ったような行動ばっか取ってきたからな。
仕方ないのかもしれない。抱きてえって思ってんのも本当だから。
住宅街のど真ん中で野郎二人で対峙して、なんて間抜けな光景だ。
その中でも、キスまでしておきながら、あんたには関係ないとバッサリやられてる俺は最大級で間抜けだ。
短い上に浅い付き合いだったが、俺はちゃんとチバが好きだったんだけどな…
俺は溜息に近い息をゆっくり吐きながら、チバから一歩後ずさった。
555 :
余録:2006/05/18(木) 02:29:10 0
酔いもどこかに吹っ飛んだのか、チバは戸惑いを隠さない目をして俺を見上げている。
いつもにも増して隙だらけだ。これじゃあの男じゃなくても腕力さえあればどうこうするのは容易いだろう。
さっき手を繋ごうと言われた時、抱きしめてしまえばよかった。
口付けた時、もっと先までやっちまえばよかった。
俺のものになれと言った日、いいよと答えたその時に抱いちまえばよかった。
そうしたら、少なくとももっと堂々と「自分を傷つけるな」と言えたかもしれねえのに。
どうして相手がチバだと、二の足を踏んじまうんだろう。ロマンチックなことなんか何も求めてねえのに。
手を伸ばして、チバの顎を軽く掴んで持ち上げる。
他意はなく、目と耳と頭を俺に集中させるために。
辺りは静かで、遠くで始発電車が通り過ぎる音だけが聴こえた。まだ鴉も鳴いていない。
「お前に惚れてるからだよ」
俺が必要以上に誰かと関わりたがるなんて、それ以外にねえよ。
チバは瞬きもしないで、まるで泣き出す一歩手前みたいにを歪めたけど、またすぐにムスッと口元をひん曲げた。
前にも言ったからか驚きはしなかったみたいだけど、あ、とか、う、とか口篭り、やがて俯いてしまった。
俺のために困ってるかと思うと、可愛らしく思えてしょうがない。病気だな…もう。
「俺、は、」
「え?」
雑巾を捻るようにして搾り出したみたいな声で、チバが何か言ってる。
ボーカルの癖に聞き取りにくい。チバの声は他人に届けるために発せられてる訳じゃないらしい。
「き、きれいじゃないし、」
「は?」
今、キレイとか言ったか?チバの口から出てくるとぶっ飛ぶなあ。
つうか、何言い出すんだこいつ。男相手に綺麗も不細工もねえだろ。
556 :
余録:2006/05/18(木) 02:37:54 0
「自分でもわかってっけど、ロクデナシ、じゃんか。音楽やってなかったら絶対…」
「そういう"もしも"の話って、俺、頭悪いからよくわかんねえ」
「アベ君、いつもそれで逃げんのな」
「うっせえよ」
「でもさ、アベ君は、俺に、…あの、その、な、何があったのかとか、誰がとか、
訳とか、全然訊かねえのに、…も、もう行くな、ってのは言ってくれるじゃんか、」
息を何度も継ぎながら、多分言いづらいだろうことを、顔を白黒させながら賢明に綴るチバ。
俺はその拙い独白に体中の神経を向けた。
「どうして俺なんかがイイのか、全然わかんねえけど」
「その、なんかっつうのやめろ」
「………」
「けど、なんだよ」
「や、その………だから、…嬉しかっ、た」
「そう?嬉しいとか言われても微妙だけどね」
「あ、あのさ、あのさ、俺はさ、アベ君、ほ、本当はさ、」
「ん?」
「俺は、ずっと、」
「何よ」
「ほん…………とは」
557 :
余録:2006/05/18(木) 02:41:10 0
チバは餌付くように何度も喉まで言葉を登らせては、その度に飲み込む仕草を繰り返した。
何が言いたいんだよ。すげえもどかしい。
ウエノみたいにもっと勘がよければよかった。
せっかくチバが俺のために言葉をひねり出してくれようとしてんのに。
散々の逡巡の末に出た言葉が「何でもねえ」だった時、あぁ勿体ねえって思った。
自分の馬鹿な脳味噌を悔いた。
テストの点が悪くても問題ねえけど、チバをどうにもしてやれないのは大問題だ。
"何でもない"ことが、ひどく申し訳なさそうなチバがカワイソウで、俺はその頭を軽く撫でた。
チバは「子ども扱いすんな」って意味で、その手を振り払った。
チバの「本当は」をいつか教えて貰える日が来るんだろうか。
「おやすみ」と言って別れた時には、既に全然オヤスミな時間じゃない空になっていた。
-------------------------------------------
次くらいはどうにかなってると思われます…
長いなんてもんじゃなくて本当すみません。
アベさん元気になったんだといいなあ
余録さまー!
お待ちしておりました!!wktk
起きててよかったー!!余禄さま、有難うございます有難うございます
ずっと続き待ってたんです……!
長くて全然構わないです。
チバの不器用っぷりがほんとに可愛らしい……!
お前に惚れてるからだよ、って云うアベの台詞にむっちゃときめきました……
続きも楽しみにしてます
な、なんだか泣けてきたよう…アベが男前だよう…
余録リーダーありがとう!どうにかなっちゃう2人を楽しみにしてます(*´∀`)
561 :
406:2006/05/18(木) 13:00:14 0
余禄さん!!!…お待ちしてました、ホントに…(ノ∀`)
アベがどうしようもなく素敵すぎて倒れそうです…
結局最後は「何でもねえ」で逃げちゃうチバが可愛くてたまらない…
つ、続きを是非!!
…縛られバージョンのチバも、時間が出来たらちょっと頑張ってみます(*´∀`)
余録リーダーキテタ―――(゚∀゚)―――!!!!!
もどかしさがなんとも言えずにトキメキます〜(*´∀`)
続き楽しみにしてますが、お仕事忙しいと思うのでマターリお待ちしてます。
完結までに何ヵ月…いやたとえ1年かかろうともかまわないっす(*゚∀゚)=3
スットコの「俺はきれいじゃない」が切ない…
チバってそういうの気にしそう
アベはまったく気にし無さそうなのにww
+ 。. +。 * 。゜。゜.,* ,+ 。゜゜ + 。. +。 * 。゜。゜.,* ,+ 。.
'´~, .゜。 + ☆。,゜. o。 。+ 。゜., . ヽ゜ , 。 。 . .
゜ 。゜ + 。. +。 * 。゜。゜.,* ,+ 。゜. 。 . . , , .
゜。゜+゜`, o。。.゜*。゜ 。.゜ 。 ☆+。。゜.。。.゜*。゜ 。.゜ 。 ☆
+。 * 。゜。゜.,* ,+ 。゜. 。 . o。。.゜*。゜ 。.゜ 。.
。。.゜*。゜ 。.゜ 。 +。 * 。
+ 。. +。 λ,,,,λ …
ミ`<_´*彡 アベクン…
ニ二∪∪ニニ
||-||-||-||-||-
| ̄ ̄ ̄ ̄
(`皿´)<…なぁに?
ほら!アベ来てくれたじゃん、何か言いなよスットコさん!
好き〜とか会いたい〜とか抱いて〜とかさぁ。
ミ;`_ゝ´彡<あ、アベくん、…アベくん、えと、げ、元気?
(`皿´)<…あんまり…
ミ;`_ゝ´彡<え、えと…じゃあ、
…チュウ ミノ`3(`皿´;) ……
…ほんとに芸がない人だ、スットコは…
押し倒すくらいしなさい!ヽ(`Д´)ノ
ミ`_ゝ´彡<じゃ、じゃあさ、なんでも、なんでも言うこときくよ
(`皿´)<…………なんでも?
いきなりドデカく出たな
自分からは何も出来ないけど命令されるならできるってやつか
(*`皿´)<“真昼の盗賊”ってユニットを…
ミ;`_ゝ´彡<真昼の泥棒?
(´・ω・`)<空き巣?
[=.・з・]<江波の車上荒らし?
(皿´# )<もういい。
週末人イナス
(`皿´)<チバ待ち
うっわー。すげえなこりゃ。
すげえじゃなくて酷えか。こりゃやる気なくすわ。
お前噂スレから来ただろうwww
おやおやwww
、
はうあ!皆様こんなとこにいらっしゃったのね・・・
誘導マジ感謝するわ
いや、違います
ただの迷子w
とりあえず来月の音人買うよチバ。
短髪なんだよねチバ
買わなくていいよ
つーか死ね
なぜかお客さんがスットコスレに集中している件
>>586 うん。自分もそれが不思議w (ノ∀`)
こういうことが8月あたりにまたあるだろうな
589 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/23(火) 03:04:52 O
アベチバ
チバユウスケ
アベフトシ
ウエノコウジ
クハラカズユキ
590 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/23(火) 03:05:38 O
アベチバ
チバユウスケ
アベフトシ
ウエノコウジ
クハラカズユキ
そろそろ引っ越しの時期かな
どっちにしろ回線増強で、しばらく鯖落ちはまぬがれないみたいよ?>ぴんく
前の時みたいに作業済んでも全板(スレか?)が移転できないみたいだし、
…さてどうするべさ?
したらば?
したらばすげー錆びれてるからいいかも。
>>594 臨時避難にはいいだろうね。
ただSSは無理ぽ
597 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/23(火) 14:47:52 O
ずうずうしい
598 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/23(火) 14:51:50 0
595>
相変わらずの詐欺サイト。すみませんと思うなら、二度と来ないでね^^
クリック厳禁!完全放置!!
599 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/23(火) 17:22:21 O
ウザス
そこまでして続けるほどのスレでもないよ
潮時じゃない?もう充分楽しんだでしょ
>>601 だったらキミはここでサヨナラだね(*´∀`)
603 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/23(火) 18:27:10 0
お話中すいません。600は腐れ詐欺サイトですのでクリック厳禁!!
んじゃしばらく雑談でもしましょうか?
(・∀・)っ旦~
>>604 そーだねえ…
チバスレに書けないような、スットコ単体萌えでも話す?
スットコさんは顔はもちろんですがあの性格がたまらなく萌。女王様萌。
(*`皿´)<チバっちハァハァでつ!!
>>607 はいはい。嫌スレから出張乙ね、アベさんw
いつもはルールにうるさいくせに、801女がこんなとこで何やってんの?
>>609 いや、どちらかというと801姐さんとは別の人種の方達が集まったスレ
確かにw
ルールに厳しい数字姐さんたちは、こことは共存してませんな。
あいかわらず真ん中だけ来客が多いwwww
801界wではデビューしていない職人の腕の良さ
皮肉なものだね
ほんとはさー、今月のろきのんいんたぶー読んでさ、
いろいろいろいろ思うとこありだったからさ、
ここで姉さんたちと語りたいんだけどさー…。・゚・(ノ∀`)・゚・。
>>614 同じく。たぶん同じあたりかと思われw
その部分に該当するであろう、22さんのネタ読んで癒されましょうか(*´∀`)
本スレのハガキぐしゃぐしゃにして消えてくださいに激萌えました(*´∀`)
617 :
406:2006/05/25(木) 09:54:27 0
>>616さん
私もです。一瞬、世界がバラ色に見えました・゚・(ノ∀`)・゚・
…名前のとこ消し忘れました…
微妙な時だっていうのにスミマセン…
なめらかな話を続けておくれ
例えば草原の羊の昼寝
Please go home
FeeI MUSIC
620 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/26(金) 10:37:03 0
会いたいと思ったその直後に会えるサイトが一番。
それには小1時間程度で充分です。
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>>616 すいません。今本スレというとどこのことでしょうか・・・
差し障りのない程度でいいので教えてプリーズ
あっわかった!わかりましたすいません!
今読んできて私も激萌えましたw
いやだからチバは
「お前ら」に全力で消えろって
バカは勝手だがそれくらい解ってやれよ
あんなに本気で音楽やってた
チバがあまりにも可哀相だ
こんなに真剣に怒ってるのに逆に解釈されたら相当なストレスだぞ
お前ら人としておかしいよ
あらまたお客さんがw
お客さんもこことは違う意味でスットコラブなのかwww
「チバさん愛してます!」って言ったら「俺も」とか「ありがとう」とか返す人が
「アベ嫁になりたい」への「消えて下さい」と言うのは凄い返しだと思うな
おまんこなめて死んでろ!
って意味だろうな
純粋にロックしたかったんだろ
またお客さん?
ぴんくに熱血レス書かれてると、すごい違和感でワロスw
どれを指しておまんこなめて死んでろって意味だろうなと言ってるのか分からないけど
アベの嫁さん希望の奴にそう言っちゃうチバに萌えるw
ストーカーの発想そのものだな
今北産業
何かあったの?
>>636 噂前スレかな?でピンク板スレが晒された。
スットコに会いたいなあ…
もう髪伸びちゃったかなー…
640 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/01(木) 23:30:38 0
⊂(゚Д゚⊂⌒`つ≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡
(`皿´)
(ヽ´皿`)腹減った
ミ;`_ゝ´彡つd□~<きゃ、キャンベルスープ飲む…?
~□bヽ(`皿´*)<ありがとうチバ
スットコさん箱のPV見たよ
めちゃくちゃスタイルいいなあ
手足長いねえ
フラフラしてるから抱きとめてあげたくなっちゃったよ
ツルハシ滑るチバさんモエス
チバっち。
あんたのアベさん見に行ってきたよ。
ミ*`_ゝ´彡<ミニイケテ イイナー…
>>649 アンタ、もしかしてまた 逢いたいけどモジモジ症状 か?w
+ 。. +。 * 。゜。゜.,* ,+ 。゜゜ + 。. +。 * 。゜。゜.,* ,+ 。.
'´~, .゜。 + ☆。,゜. o。 。+ 。゜., . ヽ゜ , 。 。 . .
゜ 。゜ + 。. +。 * 。゜。゜.,* ,+ 。゜. 。 . . , , .
゜。゜+゜`, o。。.゜*。゜ 。.゜ 。 ☆+。。゜.。。.゜*。゜ 。.゜ 。 ☆
+。 * 。゜。゜.,* ,+ 。゜. 。 . o。。.゜*。゜ 。.゜ 。.
。。.゜*。゜ 。.゜ 。 +。 * 。
+ 。. +。 λ,,,,λ …
ミ`<_´*彡 <…………
ニ二∪∪ニニ
||-||-||-||-||-
| ̄ ̄ ̄ ̄
15日に鬼さん見に行くよ
うらやましいかスットコ
でもキュウちゃんと一緒にやれてる貴方も羨ましい…
同じく15日行くよ。
スットコさんにかっこよかったと報告出きればいいな。
私も15日行きますよ。
すっとこさんもおいでよー。
ミ*`_ゝ´彡<ミンナミニイケテ イイナ…
(`皿´)<来いよ
Σミ*`_ゝ´彡 ドキッ☆
[・ε・=]<……
すっとこさんもライブやるんだね。
ひとこと「来てね」って言えば、きっと来てくれるよ。
ミ*`_ゝ´彡 アア、アベくん…き…来、キ…
+ 。. +。 * 。゜。゜.,* ,+ 。゜゜ + 。. +。 * 。゜。゜.,* ,+ 。.
'´~, .゜。 + ☆。,゜. o。 。+ 。゜., . ヽ゜ , 。 。 . .
゜ 。゜ + 。. +。 * 。゜。゜.,* ,+ 。゜. 。 . . , , .
゜。゜+゜`, o。。.゜*。゜ 。.゜ 。 ☆+。。゜.。。.゜*。゜ 。.゜ 。 ☆
+。 * 。゜。゜.,* ,+ 。゜. 。 . o。。.゜*。゜ 。.゜ 。.
。。.゜*。゜ 。.゜ 。 +。 * 。
+ 。. +。 λ,,,,λ
ミ`<_´*彡 ウマク イエナカッタナ…
ニ二∪∪ニニ
||-||-||-||-||-
| ̄ ̄ ̄ ̄
ジル聴いて歌詞萌えしますた。
・眠らない
・くだらない駄洒落
・細い足首
・とんがったロックを聞かせて
すっとこさん、ジルって誰のことなの?(*´Д`)
同じく萌えました。
早くとんがったロック聴かせてやんなよフトツ。
グラマーでスレンダーで
強くて賢くてファニーな
たまに眠れない可愛い理想の女の子
>>664 何故かセーラームーンコスのフトツAAが頭に浮かびました
>>662 あの人が頭に浮かんでどうしようもないですね
はちきれんばかりの美乳の
あの娘の歌ですよ
>>662 ジルは昨年12月に作ったって言ってたよね。
ルードイベで再会して、一気に盛り上がった気持ちのまま書いたと妄想している。
だって最初から最後まで、彼しか連想できませんよスットコさん…(*´Д`)
『ビヨークはビョーキ』
アベがリアルで言うレベルの寒い駄洒落だもんねw
お前らは本気で
巨乳で野宮真貴の格好の
おしゃれと料理が大好きな
ハイヒールを履きこなす
OLIVE少女のアベを望んでいるのか
アベ汁
とりあえずスレや板を問わずアベが人気なことはわかった
まだお客さんいるんだねww
スットコさん広島でもライブするんだね
帰省ついでに遊びにきてもらっちゃいなよ
?
お客様じゃないよぅ
不適切だったかな…すみません
だよね。
熱心にこのスレをチェックしてんだねぇ、お客さんは。
つーかなんで野宮真貴?ピチカートってピチカートファイブのことだと思ってんのかな?
スットコさん
やっぱあんたアベの隣でタンバリンたたきながら歌って踊りなよ
今日ライブ行って思った事
スットコさん、納豆の日に何おねだりするか決めた?
680 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/16(金) 14:29:07 0
あげ
そらー口に出来ないようなことだよねスットコさん
実際、こういう児童ポルノに出演させる親って金が全てなんだろうね。
一番下のチア姿で、オヤジのティンポをフェラしてる子なんて、まだ小学生じゃね?
この子が高校生くらいになって、自分のセックス動画が全国に出回ってるって気が付いたら
どう思うんだろ?
顔もマンコもはっきり鮮明に写っちゃってるし。。
ttp://idolgazoo.blog67.fc2.com/
683 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/16(金) 18:24:18 0
>>682 すごいな、こりゃ。
小学生がいかされてる(演技?)のは初めて見た。
>>682 丸見え多数確認すますた
むくむくっと勃っちゃうよう(;´Д`)ハァハァ
>>682 アナルセックスさせられてる動画に出てる、一番幼い子は孤児だと思うよ。
脚のつけ根に注射針の痕みたいのあるじゃん。
そーいやバリ島地震の時、親を亡くした孤児が大量に誘拐されたらしいね。
688 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/18(日) 11:22:58 O
ミ`_ゝ´彡
|皿´*)
|ε・=]
|ω・*)
693 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/20(火) 13:25:29 0
あげ
c⌒っ*`_ゝ´彡φ ゛
スットコさん、何書いてるの?
c⌒っ*`_ゝ´彡φ て手紙…
c⌒っ*`_ゝ´彡φ た、七夕の手紙…
[=.・з・]oO(短冊か)
チバにVIBE ONしたい
チバ語を理解してくれる人はありがたいですねチバさん。
スットコさん、七夕の手紙なんて書いたの?
腐界な腐女子が消えますよーに
ミ*`_ゝ´彡<せ、世界平和
705 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/23(金) 15:14:02 O
チバなら宇宙平和だろ
706 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/23(金) 16:13:50 0
ミ*`_ゝ´彡<船になりたい
|皿´*)
ミ`_ゝ´彡<アベくんどうしたの?
(*`皿´)ノシ よう
(;`皿´)ノ ・・・無視?
放置プレイ
|_ゝ´彡ジー… (`皿´;)Ξ(;`皿´)チ、チバ?
(;`皿´) …イナイ…の?
│_ゝ´*彡クスクス (;´皿`) チバ〜
ぷ厨やリーダー元気かなぁ。。
元気にロムっています!
|ω・)
(;`皿´) ・・・
ミ`<_´彡<アベくん意地悪してごめんね。
職人さん達元気かな...
お詫びは体でしろ (*`皿´) ミ`<_´;彡 ・・・
[・ε・=]<何その三流ドラマみたいなセリフ
(;`皿´) うるせー邪魔すんな
あ… (;`皿´)ノ [・ε・=]<_´彡 ジー
スットコさんがモジモジしている間にアベをみてきたよ
あの格好良さと色気はマジでやばいです
誰かにとられる前に早く納豆の日の約束を取り付けたほうがいいと思いますよ
てゆうか、今のアベとチバの2ショットが激しく見たいんですが…orz
うん、みたいね
でも万が一ここ本人が読んだら避けるだろうな
あるのは知ってた
でもここまでやってる事最近知ってかなりショック
本人達は知らないといいね
( ´_ゝ`)フーン
(+_+)
こういうことになるから数字板の人は隠れてるのか…
もうチバはだいぶ髪伸びてるんだろうね。
あの驚異的な早さ羨ましいw
|┃≡
|┃≡
ガラッ|┃λ,,,,λ
____|┃`_ゝ´彡
| と l)
_____|┃ノーJ_
あ、おかえりスットコさん。
ミ*`_ゝ´彡 ご、ごはん
3時間放置w
誰かスットコさんにご飯を!!!!!!
[;=.・з・] 作ってあったんだけど食べ盛りが…
(*´・ω・)=з ゲプ
ミ#`_ゝ´彡 ノブオ…
(*`皿´)つ▲<チバの為ににぎってみた
ミ*`_ゝ´彡ノ<アベくんのオニギリ!!
(*´・ω・)=з ゲプ
[=.・з・]<ごめんもう食っちゃった
ミ#`_ゝ´彡<ノブオ…ホトケーズ…
(´皿`)
しゃぶしゃぶは萌える
おしゃぶりは萌える
に見えた
>>744-755 どちらも萌えます
しゃぶしゃぶのモーテルの部屋から2人で出てくるシーンはいつ見ても最強です
あれはいい。想像が広がるよね(*´∀`)
「寝てるときもこんな顔だもん」
って、どんな顔すか、アベさん。
千葉の寝顔を独り占めしてるのが嫌でも伝わってくる発言だね
過去系なのは、例えば何のせいかね
3年経ってもこれじゃ
復活のハードルは高すぎるな
する必要もないけど
時間が経てば経つほどハードルが高くなってる気がするw
時間が経っても経っても燃えハードルは高いままだがね
ミ`_ゝ´彡つ◇<座布団…
萌えハードルは低いよ
易々と萌えられるよ息をするように萌えるよwww
>>754 低いよね、気付けば萌えてるよねw
もう早々とスットコ誕生日の妄想とか繰り広げられてます脳内で。
妄想してみた。
(´皿`*) ほ〜らチバっち、誕生日プレゼントでつよ!
ミ;`_ゝ´彡 ら、らめえぇぇっ…!アベ君のこくまろみるくでお腹くるしくなっちゃうよおぉぉ!
うん。すまない。
758 :
755:2006/07/09(日) 00:46:22 0
>>756 文章化する程のものでもありませんが、例えば…
お誕生日イブあたりから2人で仕事ほっぽり出して温泉旅館へプチ駆け落ち→
連絡取れず事務所大迷惑→一方おかまいなしで浴衣でまったりいちゃつく2人→
満たされて帰ってきたらキュウの説教炸裂
とかだったら、いいなと・・・
すっとこさんは今日は教授の誕生日をお祝いするんでしょうか
キャッキャとはしゃぎながら
夜が明けてからは自分の誕生日をお祝いしてもらうんでしょうか
教授の誕生日を口実に飲みまくって
アベとの初ライブの日だったのを思い出すチバ。
宴席から離れてなんとなく電話してみたら「ちょうど今掛けるとこだった」とアベ。
「今日誕生日だろ?」そう言われて日付けが変わってたのに気付くチバ。
はいはい少女マンガ妄想。キモスキモス
キュウ「電話ぐらい出れやバカ!」
すっとこ「だ、だってアベ君が…ゴニョゴニョ」
みたいな感じ?
顔を会わせるや否や、早速キュウの小言を食らうチバ。
自分が悪い事をしたのは自覚してるので素直に謝るものの、キュウの説教は止まらず。
余りにしつこいキュウについキレて怒鳴るチバ。
チバの逆ギレに更に怒りを露にしたキュウ、傍にあった雑誌を丸めてチバの頭をスパンと叩く。
お返しとばかりにキュウの脚にへなちょこな蹴りを入れるチバ。
また叩き返すキュウ、更に蹴るチバ。
そんなちっさい二人の間に仲裁に入るウエノ。
三人の様子を我関せずで遠くから微笑まし気に眺めるアベ(自分も悪い、とは余り思ってない)。
…とか妄想してみましたが、面白くないな。
小さいの二人がポコスカやってんのは可愛いじゃないかw
さあ萌えてまいりました
本物は、可愛いあの娘と夢の中だろね誕生日は
最近のチバの蜜月ソングはそういう事前提で
偽物チバの妄想どうぞ
さあ燃えてまいりました
ミ`_ゝ´彡<まーまーまーまー
ミ*`Д´彡 いえでしてきたのー…
もうおうちにはもどりたくないのー…
ぴんくいろのおかしがたくさんあるってきいてきたのー…
つ[カプリコ]
これあげるからおウチにお帰り幼児
ミ*`Д´彡 あさおきたらおうちなかったのー…
もういらないのー… ここにすむのー…
ここは21禁だよ
三歳児はおうち帰りなさい
ミ*`Д´彡 だいたいゆうちゃんはいまさんさいなんだけど
にさいのときにはもうわかてたのー…
迷子になった覚えはないとか言いたいの?
ゆらゆらゆうちゃんが考え中
ミ*`ρ´彡おむかえ…きっときてくれるのー…zzz…
コッソリ
壁|┏┃<ゆうちゃんかえろまい
>>777 さあゆうちゃん帰りましょう人ミ*`Д´彡ノ
あそこは隔離スレですよ。
この子を外へ出さないでください。
せっかく1年に1日しかない日なので書いときます…
おめでとうスットコさん 幸せな誕生日だといいね
スットコさん38歳おめでとう。
38でもかっこいい貴方はすげぇや。
スットコさんハピバスデー!
これからもスットコで可愛いあなたでいてね。
(*´・ω・)おめ
お〜!キュウたん、日付変わる直前のオメ!w
(;´・ω・)ギリギリで「おめ」しか書けなかった
[=.・з・]y-~~<そこのおっさん
昔、テレビカメラに向かって
(`皿´)<お●●こ!
って言ってたおっさんだから
ミ`_ゝ´彡oO(おめ●だのお●●こだの…おめでとうは言ってくれないのかアベくん…
(;`皿´)<誕生日おめでとうございました
遅いしwww
>>791 キュウとアベはおめでとうって言っただけマシですよ。問題は…
[=.・з・] 俺ちゃんと昨日の内に言ったよ。特製ケーキで。
[;=.・з・]y-~~ 別の場所でだけど…
シンヤがありゆることに出遅れるトコねww
[=.・з・]<おめでとー
やっぱりアベが一番駄目な気ガスwww
(;`皿´)
それがまたよろしいわ
ミ;`_ゝ´彡 ア、アベくんはさ・・・
(`皿´)……なによ…
(;`皿´) え、なに?なに?
ミ;`_ゝ´彡ア、アベ君は俺の誕生日よりま●このほうが大事なんだろ・・・
(;´・ω・)誕生日と部分を比較するの?
(*`皿´)<チバのほうが大事に決まってんだろ
[*=.・з・*]<そう直球で答えられるとさ〜
(*´・ω・*)<こっちが照れちゃうべさ
(*`皿´)<とくにち●ことか大事だ
[;=.・з・]
(;´・ω・)
ミ#`_ゝ´彡
ただの変態さんに聞こえるよ…
ミ#`_ゝ´彡<ア、アベくん、嫌い。
(((*`皿´)))ゾクゾク
ミ;`_ゝ´彡<…ア、アベくんなんかおま●こ舐めて氏んでろバカ!!
おまんこなめて死んでろは
マジで消えて欲しい時しかチバは言わない
アベの事もギタリストとして愛してるからそれはない
舐めてくる>ヽ(`皿´*>⊂ミ`<_´;彡
69は
男と女、1対1でしかできないロックだからな
アベRockin'
あべとの69は身長差がある
あるっていっても15センチくらいでしょ、チバさん相手なら
自分との話だろ
ちなみに男同士だと
99で苦々801です
69はできません
暑いせいか
また変なのがきてる('A`)
99はアリ
うしろから抱っこされながら就寝
ミ*`_ゝ´彡
(*`皿´)
「・・あの、チバさん、」
「あ゛?」
・・え、なに!?なになに、めちゃ不機嫌やん、あんた・・
「えと、あの・・重いんです、はい。」
さっきから、あんたの背中がびったりとアタシの背中に張付いて。
しかも、このジメったいお天気と空調不備なこの部屋で、
不快指数は上昇しっぱなし。
「・・ふーん。」
「え、えぇ〜」
ぶっきら棒に応えたアンタは更にぐいぐいと骨ばった背中を押し付けて。
なんかもーいてぇよ〜。重ぇよー熱ぃーよー。
「お、怒ってるの?」
「別に。」
速攻かよ〜。何に怒ってんだよ〜わかんねーよ。
チバが背中越しに煙草に火を付ける。
アバラが大きく動いて、ゆっくりと呼吸をする。
アンタが今どんな顔して、何考えてんのかはさっぱりだけど、
今アンタが此処に生きている、アンタの「生」をまじまじと実感する。
自然と笑みが漏れる。
「だって暇じゃん。」
・・・えぇ〜。
-----------------------------
エラチ。腐クオリテーで申し訳なす。
うおおおおなんかキタワァ*:.。..。.:*・゚(n‘∀‘)η゚・*:.。..。.:* ミ ☆
あわれだだな
いつか後悔するぞ
それで本当にいいんだな
せいぜい今だけ楽しめよw
いいんじゃないの
そうだだな
常に見張ってるんだね
好きなんだね
実は荒らしの振りした801板の姐さんだったりしてw
801板のヒントくれ
ダダさんここが好きなんだね。
(>_<)
みんなミ`_ゝ´彡人(´・ω・)仲良く
>>832 いいよな〜お前ら実際仲良くて
[=.・з・]y-~~(`皿´)y-~~
ミ`_ゝ´彡そ、そっちこそ仲いいくせに
(`皿´)なぁに、妬いてんの?
ミ;*`_ゝ´彡 そ、そんなんじゃねえよ・・・
すっとこーLOVEい
ミ*`_ゝ´彡 ら、らぶくねぇよ・・・
(*`皿´)今度P一緒だよな。
(*´・ω・)<3人でP!
(`皿´)3人?………あぁ。
[=.・з・]<え、なにお前ら3Pすんの?
…(´・ω・)…(`皿´)…ミ`_ゝ´彡…。
ちょwww鰓さんwwwwwwwwww
(*`皿´)ノシ
ちょwフトツこんなとこでなにやってんのさwww
いろんなトコで噂んなってるのにww
フトツ早く連絡取れるように汁www
(*`皿´)フトツスーサイド
ミ#`_ゝ´彡
⊂彡☆))皿´)
スットコさん 愛の鞭ですね
ミ*`_ゝ´彡むしゃくしゃしてたら丁度アベ君がいたので
[=.・з・]y-~~ まぁ、その気持ちはわからんでもない
鞭ばっかりではアベが拗ねてどっかいっちゃうよ
アメも与えてくださいアメも
あ、飴。>ミ*`_ゝ´彡つ○
ミ`_ゝ´彡
⊂彡シュッ ≡≡≡≡○))皿´)ノ
(`Н´*)
キャ、キャッチしよったァ〜!
(*`皿´)だってフトツだもん♪
○ ≡○ ○ ○
○ ○ ≡○ ○ ○ ○
ヽ ) ノ ≡○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
○⌒ミ`_ゝ´彡ノ○ ≡○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
/. ( ヽ ○ ≡○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
○ ○ ≡○ ○ ○ ○ ○ ○
○ ≡○ ○ ○ ○ ○ ○
○ヽ(`Н´∩○`Н´)∩パク
パク(`Н´)ノ∩(`Н´) Н´)ノ○
○⊂二、ミヽ(`Н´)`皿´)⊃○パシッ
/ (⌒) ノ彡 ミ
(_)し' ⌒つ`Н´)つ○
アホや!アホがおるでオカン!
(;`皿´)もっとお願いしますコーチ!
それなんて鮎原こずえ?
[.・ε・=] 生きてるならいいよね
_| ̄|ミ;`_ゝ´彡ハァハァ モゴモゴ(`)w(´*)<もうおわり?
ミ;`_ゝ´彡 アベ君の顔が怖い
(`皿´)<俺は無実
ミ `_ゝ´彡うん、ア、アベくんは悪くないよ
(`皿´)チバ、愛をくれ
ちばーっ!
アベを含めて好きだーっ
>>870 ミ;`_ゝ´彡<ア、アベくん含めるんだ…?
(`皿´)<4人で1セットにしてくれ
ミ`_ゝ´彡ミ`_ゝ´彡(*`皿´*)ミ`<_´彡
まぁこれはこれで…ウホホ
-----------V-----------
ミ`_ゝ´彡ミ`_ゝ´彡(*`皿´*)ミ`<_´彡
ずれたw
(´・ω・)(´・ω・)(´・ω・)(`皿´;)(・ω・`)
決して嫌じゃありません
\─────∨─────/
(´・ω・)(´・ω・)(´・ω・)(`皿´;)(・ω・`)
ミ#`_ゝ´彡
[*=.・з・]人ミ*`_ゝ´彡人(`皿´*)人(・ω・`*)<うぃーあーみっしぇるがんえれふぁんと
。・゚・(ノд`)・゚・。
(`皿[=.・зミ`_ゝ(´・ω・)ノレッツゴ!
壁|ノ<;`皿´)<え、ちょ…; ヽ[=.・зミ`_ゝ(´・ω・)ノ
壁|ノ
↑誰だ!w
壁|ノ<;=.・з・]<え?あれ? ヽミ`_ゝ(´・ω・)ノ
壁|ノ<;`_ゝ´彡<ちょ、キュウ! (´・ω・)ノ
壁|ノ<´・ω・)<?
壁|
壁コワスwww
壁|(゜ё゜三°ё゜)
人イナスwwww
まさか壁に…
誕生日ワンマンもうすぐだねスットコさん。
広島は何か予定あるのかな。
今日のバスデーライブ行く方おられましたら、
お菓子目線のレポよろしくおねがいします…
(`皿´*)<チバ、かっこ良かったぜ。
白いタンクトップが眩しいな。
蜂蜜の日とか言ってたのはお前か?キュウか?
(`皿´。)<あとは俺が隣に居たら……
久々に最初からグラサンなしで登場
短髪にラインストーンのついた黒シャツ+白インナー
スリムのブラックジーンズに無地のスウェードブーツ?
メダイは短めのチェーンに換えてた
アゴヒゲがんばって伸ばしてたw
間違って歌詞を二番から歌いだして自分で苦笑したり
演奏中笑いあったりして可愛かった
>894
蜂蜜の日を言ってたのはモキュ
アー写やPVは見ていたものの、髪の短さに改めてビクーリした。
あれもうミセルデビユー当時くらいの長さだよね?
チバは首が細いから、髪短いとやけにかわいく見えるw
あの髪を見てたら、愛のボート漕ぎ@ハイドパークを思いだしてしまった…
>>893 おめでとう!
アッー!な数字でつね!
お菓子目線って甘々な事?
甘めの、女の子に語りかけるような歌詞が結構あったよ。ビックリした。
女の子向けのソフトはソフト、男の子向けのハードはハードって感じで楽しいよ
うん…
ヽミ`_ゝ´彡ノ゛
ヾ(`皿´)ノ゛
ヾ(*´・ω・)ノ゙
ヾ[;.・з・]ノ゙ oO(なんだろう)
ウエノが大便してくれたようでワロタ
ぎゃー違う!書き込み中止が間に合わなかったorz
正しくは→代弁
ミ;`_ゝ´彡<こ、コウジくんはウンコの出がいいからさ…
LIQUIDに続き本日のZeppも見てきましたが…
髭が認識できないくらい後ろで見てると
初々しい頃のスットコさんに見えて、禿萌えて仕方ありません。
次回、9日のEARTHDOMで押し倒してしまうかも知れません…(*´Д`)
908は(`皿´)
キキが阻止するからダメ
と言いたいとこだけど
909を無視すれば普通の感想なので、その調子で
リキッドも今日のゼップも見に行ったんだけどよぉ…髭見えないぐらい遠かったから昔のチバに見えてすっげぇかわいかってさぁ
9日犯しに行くからヨロシクな
by(`皿´)
今のチバは
ガンガンに
女の子を犯してるので無理
ネタスレですから
ハッチのスットコさん見てきました。
変な名前のハコで悪かったねw
後ろ髪が多少ハネてる所があるのが可愛かった。
演奏の合間に笑顔見せるのがもう…タマラン。
楽しそうだなあ良かったなあと(*´∀`)
(`皿´)<…そうだね。楽しそうでよかったよね。
>>916 知ってる知ってるw
おもろすぎて2時間やり続けたよw
しかし出てくるスットコさんの画像がモエス(*´∀`)
こないだのライブでヒライに萌えた。
ヒライ×スットコもいいな…
腐は豆腐の角に頭ぶつけて死ね
このスレみてからライブにいる腐女子軍団が本気でムカつく
前は中身はマシなんだろうと思えてたのに
こんな最低の悩内レイプするために
場の空気腐らせてたのかよ
最終勧告だからな。消えろ
腐は2次元にかえれ
最終……ワロスワロスwwwww
笑ってろ。 マジだから。
チバも本気を侮るなよ。
チバ「の」じゃなくてチバ「も」?
?
926 :
名無しさん@ピンキー:2006/08/11(金) 08:22:35 O
二次元なら可ってのがわからん
>>922 そんなこと思いながらライブ見てんだ?
集中力ないんだねぇ。お気の毒にw
日本語も変だし、真面目に夏休みの宿題でもやってた方がいいですよ。
>>924 あつくるしーw
あんた噂スレのサブリナの天国さんかい?
こういう人たまに来るよね。
とても放送できないような妄想を抱きながら
女性アイドルのコンサートに行く人間も大勢いるだろうにね。
そういう人たちにも腹立つんかなあ。
夏だ。
932 :
名無しさん@ピンキー:2006/08/12(土) 21:13:46 0
新規入会の60ポイントでメルトモできた。
簡単に携帯のアドレスも交換。
今までやってきた出会い系の中では一番のお勧め。
サクラ、なにそれ?こんなセリフが出てきます。
サクラに会うほうがレア。
ここ使い始めたらほかが馬鹿らしく感じるよ。
http://550909.com/?f7648653
スットコさんと会話はできるのに、
かんじんの画像が見れません(つД`)
何で?
なんでだろ。可哀想に。
IEとかセキュリティソフトの設定かな。
携帯でやってみるとよろし。
電車の中でニヤニヤしながら暇つぶしできるお^^
>>937 携帯でもできるとは知りませんでしたthx!
ミ;`_ゝ´彡 だ、誰もいないね…
(*`皿´)ノ
ミ;`_ゝ´彡 さ、さみしいな…
スットコさん
とりあえず本業頑張っとけノシ
ミつ_ゝ´゚彡゜。<さ、寂しいもん…
σ(`皿´)
ミ;`_ゝ´彡 σ(`皿´*)
ミつ_ゝ´゚彡゜。 σ(`皿´;)
σ(・ω・`)
アベは、クラブイベント中に泥酔し、テレビの前で「I LOVE BOYS! I LOVE チバ!」と叫んだ上で、チバにディープキスをしたことがある。
誰かこれkwsk
>>947 「I LOVE BOYS!〜」は米ツアー中の発言だったような…。
クラブイベントでチバにキスしたのとは別件で
混ぜ合わされて広まってるようです。
それがディープキスだったかどうかも不明。
余談だけど、酔って暴れて騒いでたチバにアベがディープキスして
大人しくさせたという話もあります。
今更だけどすごいねアベw
あと、カウンターで飲んでたチバとアベ。
酔ったアベがチバの手に笑いながらつまようじ刺してきた、って
心温まるエピソードもあるw
チ「いたたたた。痛いよアベくん」
ア「ヒヒヒヒヒ」
(実話)
(*`皿´)フヒヒヒ、すいません
つまようじで遊んでたらチバの手から血が出てきたんで
あわててアベが舐めたってのはマジ話なんだろか。
h.fc2.com
塀塀塀にバードメンで出たときの
アベとチバのべたべたっぷりがすごいなぁと思う。
松本にヨーシヨシヨシってやられたチバが後ずさって、
思いっきりアベにくっついちゃってるのに萌え。
あと、歌ってる最中チバが暴れすぎてアベにぶつかっちゃって、
「あ、ゴメン」とか言ってるのもカワユス。
例のクラブイベントはいつ頃の話なんだろう。
1999〜2001年のクラブイベントに行けば
アベとチバの只ならない仲良しっぷりが見られるのはデフォだったと記憶…
特にナゴヤはひどかったwらしい
フロアで、ブース内で、店の外で
解散後にはまった自分にはどれもこれも夢のような話だorz
ずっと前のラジオでの話だけど
当時、バレンタインデー間近だってことを知ってか知らずか
話の流れでチバが「俺が(チョコ)買ってあげる」とアベに言ってた。
そしたらアベに「俺のこと好きなの?(笑)」とか聞かれて上手く返事できないチバに
「好きって言えよ(笑)」と普通に言うアベw
この人達って…
禿萌
>>957 その話初めて知りました…モエス(´∀`)
俺の事好きなの?って聞かれたとこで、乗っかって冗談まじりに
「好きだよぉー」とか返せばいいものを…
そこでモゴモゴされると逆に怪しんじゃうよww
ミ*`_ゝ´彡 ニコニコ…
ツンデレとはまた違うんだよね
スットコなんだよね(*´∀`)テラモエス
アベチバってマジでそんな怪しかったの?
そういう腐女子も嫌で、チバはギター変えたかったって噂とどっちが本当?
>>955 いいなぁ(´Д`;)当時から好きだったけど、
クラブイベントに行くほど熱を上げてなかったからなぁ。
>特にナゴヤはひどかったwらしい
>フロアで、ブース内で、店の外で
キス事件意外にもなんかあったんですか?
今年の5月頃の、アベの膝にスットコさんが座ってたって話…
チラリと避難所のアベスレに書かれてたきり、
他では聞かなかったんだが、誰かご存じないですかー?
最近の話なだけに気になるよねえ…
5月!?
あの前髪長い感じのフトツの上に
短髪スットコがONですか。
アベがチバDJ中に何故か一緒にブース内にいて、腰に手回してニヤニヤしてて
それ見た客が男女問わず微妙な顔してたって話もあったね。
腐女子が居合わせてたら喜んでいただろうにw
>>966 あったね
でも昔も膝に座って飲んだりしてたみたいだから普通なのかも
…それもすごいけど
普通に嘘だろ
1で100萌えるのが腐女子道だけど
0すら1と思うのはいくない
ごめんね。見たことある。
そのせいで腐ることになった。
5月の話が嘘だろって事
あんま腐ってると
これからのセッションの可能性ゼロだぞ
男は新鮮なものが好きだから
>>972 毎回頑張ってますけど、いまいちアナタの言ってること意味不明w
アナタが忌み嫌っている腐女子の姐さんたちは
ボキャブラリー豊富で口が達者なので、
そんなんじゃ相手にもされまへんがな…
5月じゃなくて去年の12月のじゃない?
銀行強盗を皿さんが見にきてて、スットコさんが超はしゃいでたって
あの日のことじゃなく?
>>976 5月下旬に避難所に書かれてたのは、12月のルードイベとは別の話だと思うよ。