1 :
ユノ:
テイノレズシリーズで男キャラの女体化に'`ァ,、ァ(*´Д`*)'`ァ,、ァしちゃう人
人同士で色々語るために立ち上げました。
女である事を隠して旅をしていた設定でも、
変なクスリやらで女になったなど、何でも可能な方向で。
765の看板ゲームテイノレズシリーズ(P〜)の男キャラなら何でも可。
男×女 や 女×女(レヅ)など。
SSを投稿して下さる職人さん、降臨して下さ(ry)
SSを投下して下さる方は名前の欄に、カップリング明記をして下さると助かります。
2 :
http://love3.2ch.net/test/read.cgi/gaysaloon/1141089429/1:2006/03/11(土) 14:31:35 0
ぁあ…ウンチ出るっ、ウンチ出ますうっ!!
ビッ、ブリュッ、ブリュブリュブリュゥゥゥーーーーーッッッ!!! いやああああっっっ!!見ないで、お願いぃぃぃっっっ!!!
ブジュッ!ジャアアアアーーーーーーッッッ…ブシャッ! ブババババババアアアアアアッッッッ!!!!
んはああーーーーっっっ!!!ウッ、ウンッ、ウンコォォォッッ!!! ムリムリイッッ!!ブチュブチュッッ、ミチミチミチィィッッ!!!
おおっ!ウンコッ!!ウッ、ウンッ、ウンコッッ!!!ウンコ見てぇっ ああっ、もうダメッ!!はうあああーーーーっっっ!!!
ブリイッ!ブボッ!ブリブリブリィィィィッッッッ!!!! いやぁぁっ!あたし、こんなにいっぱいウンチ出してるゥゥッ!
ぶびびびびびびびぃぃぃぃぃぃぃっっっっ!!!!ボトボトボトォォッッ!!!
ぁあ…ウンチ出るっ、ウンチ出ますうっ!! ビッ、ブリュッ、ブリュブリュブリュゥゥゥーーーーーッッッ!!!
いやああああっっっ!!見ないで、お願いぃぃぃっっっ!!!
ブジュッ!ジャアアアアーーーーーーッッッ…ブシャッ! ブババババババアアアアアアッッッッ!!!!
んはああーーーーっっっ!!!ウッ、ウンッ、ウンコォォォッッ!!! ムリムリイッッ!!ブチュブチュッッ、ミチミチミチィィッッ!!!
おおっ!ウンコッ!!ウッ、ウンッ、ウンコッッ!!!ウンコ見てぇっ ああっ、もうダメッ!!はうあああーーーーっっっ!!!
ブリイッ!ブボッ!ブリブリブリィィィィッッッッ!!!! いやぁぁっ!あたし、こんなにいっぱいウンチ出してるゥゥッ!
ぶびびびびびびびぃぃぃぃぃぃぃっっっっ!!!!ボトボトボトォォッッ!!!
ぁあ…ウンチ出るっ、ウンチ出ますうっ!!
>>1 乙です。
職人さんが来てくれる良スレになるといいね。
エロパロ板の本スレにスレ立て案内は出した?
じゃないと職人さんこっちに来てくれないかも。
4 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/15(水) 19:18:11 0
5 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/16(木) 10:59:44 0
ゼロ子 と サレ子 キボン
6 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/25(土) 22:28:09 0
投下マダー
7 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/26(日) 03:17:55 0
こっちの板にだれもいヌェー。
誰かどっかで宣伝して来(ry)
8 :
エロ無し:2006/03/26(日) 22:44:56 0
ベルケンド研究所の一室。
偶然その場に居合わせたアッシュと共に、成分不明の薬品を吸い込んでしまうルーク達。
あわてている内にも徐々に体が不調になっていく。
運の悪い事にシュウ医師はおらず、唯一医学知識のあるジェイドが解毒薬を作る事になったのだが。
「ではルーク、この薬を飲んで見てください」
とジェイド。
「……(っつってもジェイドの薬だしなぁ。)……」
ルークは疑いの視線で薬のビンを眺める。
「はいはい、実験台になると志願したんですから、思い切って飲んでくださいね、ルーク」
ぐいっと薬のビンをルークの口に突っ込み無理矢理飲ませる鬼畜死霊術士。
ルーク死b(ry
「――くはっ!?」
たっぷり数秒のロード時間の後、ルークは覚醒と同時に飛び起きた。
「ジェイドッ! 何なんだよこの薬!!」
そう口にした声が、普段より妙に、高い。
仲間たちは揃ってルークの事を驚いたように見る。
「あ、……え?」
(何が起こったんだ? というか、胸に何か違和感がある。これって……)
「嘘でしょ? ルークが女の子になっちゃった……!」
アニスのその言葉を聞いた瞬間、頭をガツンと叩かれたかのような衝撃を覚え、ルークはまた意識を失いそうだった。
9 :
エロ無し:2006/03/26(日) 22:45:55 0
「ふむ……まさかこんな副作用があるとは……ルークがレプリカだからでしょうか?」
「し、知るかよ! ってかどうすんだこれ!」
ルークは自分の胸元を指して言った。
「いいじゃありませんか。毒は消えているようですし。」
「じょ、冗談じゃねぇよ! 第一お前も飲むんじゃないのか!?」
「私は別に構いませんが」
くらっとめまいを覚え、挫折しそうになるルーク。
(レプリカなだけじゃなく、男ですらなくなっちまうなんて……。)
「ちょ、ちょっと待てジェイド! まさか俺達もその薬をそのまま飲むのか!?」
「な! ふざけるなよ眼鏡ッ!!」
思わぬところからルークに助け船が出る、が。
「おや。男の体を選んでここで死にますか。それは残念ですねぇ」
結局この鬼畜眼鏡にかなう奴など居るはずもなかった。
「俺が女…俺が女…俺が……」
ぶつぶつとうわ言のように呟きながら肩を震わせ恐怖心と格闘中のガイ。
「くそっ! こっちを見んじゃねー! 屑がッ!!」
怒りと羞恥で顔を真っ赤にしているアッシュ。
「ふむ。なかなか興味深いですねぇ」
そんな二人を観察している、なぜか男の姿のままのジェイド。
「って何でジェイドだけ女になってないんだ!!」
「ガイとアッシュのおかげで副作用の原因が掴めましたから。改良してみたんです」
というか全員女になってしまったら攻め役がいないでしょう?、と笑うジェイド。
「殺す……!」
「わー!待てアッシュ! こいつを殺すと元に戻る解毒剤が!!」
解毒剤を手に入れる為。3人の受難は始まったばかりだった……。
……ギャグでスマソ。
GJ!
11 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/32(土) 04:13:24 0
敵×ゼロス・・・とか投下しちゃって良いんでしょうかねコレ。
12 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/32(土) 13:22:45 0
13 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/10(月) 01:53:44 0
過疎
敵×ゼロ子禿萌(*´∀`)
本気で投下キボンw
ほしゅあげ
16 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/13(木) 17:01:28 0
たわしほしゅほしゅ〜☆
18 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/14(金) 15:46:08 0
20 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/02(火) 16:12:33 O
人いるのかな…点呼age ノシ
自分は女体化させるならガイだな
点呼受けつつsage
ゼロスがいい
11です。女体化ガイも良いけど、やっぱりゼロスが・・・
激駄文ですが、投下します。
(S最近やってないんでうろ覚えで・・・; スマソ)
自分が旅をするなんて思っていなかった。
第一、自分は神子だし、・・・・女だし。
物心ついた頃から、いや、つく前から「男」として育てられた。
「男」の神子はテセアラを衰退させないらしい。
「女」の神子は何度も、世界を衰退へと導かせた、と記されている。
自分が女である事をばれないように、一人称は「俺」で通しているし、
胸にはサラシを巻いている。
男として育てられてきたせいか、残念ながら胸は全然育たなかったし、
声は高くない。
その事実を知っているのは、セバスやセレス、
トクナガや国王、ヒルダ・・・あとは教皇くらいだろう。
セレスに、自分の事を「兄」として見るように言っているが、
本当は姉として妹をみてやりたい。
最初から女として生きたかった。たまに女言葉が出そうになったりする。
旅で皆と行動を共にして、結構時が過ぎて行った。
気が付くと、幼い頃に会った事のあるリーガルが仲間になってるし、
いろいろな精霊とも契約した。そして、仲間を裏切ったりした。
まぁ・・・敵を欺くにはまず見方からと言うだろうし、ロイドも許してくれた。
「ヒルダ姫が攫われた」 多分、教皇派の奴らの仕業だろう。
自分に、グランテセアラブリッジに来るようにとの事だ。
全くふざけた奴らだ。
そして、現在に至る。
一人で、向こうにいる囚われの身のヒルダ、そして教皇騎士団の所へと足を運ぶ。
一歩一歩、ゆっくりと足を進めた。
「待てっ!其処で止まれ」
「なんだよ、つれねぇなぁ」
「腰につけてる刀を捨てて丸腰で来い。姫を解放してほしいのだろう?」
用心深い奴らだ。へいへい、と刀を後ろに向かって投げると、橋の上にガシャンという鈍い音がした。
音がした直後に、「よいしょ」という声が聞こえた。多分ジーニアスが拾い上げたのだろう。
「これで良いだろ?」
「良かろう。早く此方へ来い」
数十歩足を進めて、囚われてるヒルダの近くまで行く。
ヒルダは衰弱しているようで、騎士団の一人に支えられながら立っていた。
何時もより顔が青白く、身体はガクガクと震えていた。
直ぐ様走ってヒルダの元へ駆け寄る。
「・・・・ッ・・・・み・・・・・・こ・・・・」
「ヒルダ・・・・!・・・・じゃない・・・別人だろ。本物のヒルダはどうしたっ!?」
「・・逃・・・げて・・・罠・・・・」
どうやら薬を盛られたらしく、喋る事が出来ないようだった。
何度も喋って真実を伝えようと口を動かすが声が出ず、その度に「ヒューヒュー」と音がした。
「・・ケイトか・・・・?」
こくん、と頷いた。
「くそっ 何もかもが台無しだ! この劣悪種がぁっ!!」
ケイトの後ろから騎士団の一人の手が伸びて、ケイトの首を絞める。
「・・・・ッ・・・・・・・ァ・・・ッ!!」
「やめろっっ」
か弱い首を絞めているその手をどけようとしたその時、頭に強い衝撃を受けた。
しまった! と思ったが、遅かった。気が遠のいていく。
「ゼロス!」と仲間があたしを呼ぶ声が聞こえた気がしたが、もう何も聞こえない。
「痛たたた・・・」
気が付くと、手を後ろで縛られ、更に械をつけられた状態で横に寝かされてた。
どうやら、絶対に自分を逃がしたくないのだろう。
頭がズキズキと痛む。
「気が付いたか?」
その声にハッとし、上を向くと教皇騎士団の連中が数人、自分を取り囲むように立っていた。
「・・・ケイトは・・・?」
「あの女はお前の仲間が助けただろうさ。神子の気を失わせた後、
あの女にお前の仲間が駆け寄ってきたよ。」
「良かった・・・。」
「自分の心配はしなくて良いのか?『ゼロス様』は」
「何だよ・・・・」
「今、此処が何処だか分かるか?」
辺りは気味の悪く、じめじめとした雰囲気。何度か見た道。此処は・・・・
「ガオラキアの・・・森・・・。」
「ああ。その通りだ。お前の仲間はお前を助ける為にフラノールへ行っているよ。」
「なっ・・・!」
「『神子を助けたければ、200万用意してフラノールへ来い』そう言ったのさ。」
「気を失ったお前の首に刃を立ててたら一歩も近づいてこなかったよ。優しいお仲間だな」
「誰もいないのになぁ! ハッハッハッハァッ!!」
口々に喋る。恐怖が音を立てずに襲って来た。
「あ・・・・俺を如何するつもりだ?」
キッっと睨む。うっかり「あたし」と言いそうになってしまった。
「『あたし』って言って良いんだぜ? ゼロス様よぉ」
「なんでその事をっ!?」
「教皇様に教えてもらったんだよ。俺らの部隊だけな。」
「『神子ゼロスを犯して良い』だとよ。有りがたいな」
「い・・・いや・・・っ」
「大人しくしな? 可愛がってやるからよ」
頭を地面に押し付けられて、数人に身体を押さえつけられた。蹴る事も魔法を唱える事も出来ない。
「なっ・・・何をっ!?」
「イイコトに決まってるだろ?」
「い・・・嫌ぁぁぁぁぁ!!」
『恐怖』が確実に刃を自分に突きつけてきた。
GJ。続き求む
女の子ゼロスいいですね!
31 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/20(土) 10:22:08 0
投下マダー?
bcdf
33 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/01(木) 12:36:42 O
34 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/01(木) 22:18:18 0
35 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/12(月) 14:30:47 0
誰もいないのか・・・? (つД`)
>>35 久しく来たら過疎ってるな…
女体化スレってどこもこんなん?
>>WJみたいに週刊とかなら結構良いのだが、椅子スレとか。
テイノレズでニョタはマイナーのようだ・・・。零巣ニョタや焔ニョタのア/ン/ソロ
あるらしいのにな・・。
39 :
37:2006/06/18(日) 00:18:05 0
>>実は漏れも持ってる。
40 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/18(日) 11:05:43 0
age
スマソ…零州って何?
多分ゼロス
>>43 なるほど。ありがとう。
やっぱりニョタ本はイベントや通販でしか手に入らないよな?
零酢の話が出てるのでちょこっと投下させていただきたいな〜…とか思ったり。字数制限があったりで細かくなっても平気ですか?
49 :
37:2006/06/22(木) 09:19:24 0
>>41 遅くなってすみませ・・・;;
ニョタ本は王国のアヌソロリンク集から行けるとオモ。
それか、サーチ使ってみるとか。
>>47 マジで投下お願いします。
47です。それではお言葉に甘えさせていただきます。ロイド×♀ゼロスです
「言い出したのはお前なんだからちゃんと責任持てよ、ほら」
「〜…っ」
今思えば、そこで変な意地を張ってしまったのが悪かった。
その日珍しく日の沈む前に宿のある街までたどり着くことが出来たパーティーの面々は、買い出しに出たり休憩をしたりと各々思い思いの時間を過ごしていた。
「さあ、今のうちに道具を整理してしまいましょう」
半時程前にそう意気込んでいたリフィルの周りには、いくつかのボトルが転がっている。
「先生、これなんだ?」
「ああ…それは「おっ、ルーンボトルじゃねーの!」
階段を下りて来たロイドの質問に答えようとしたリフィルの声に、ナンパから戻って来たゼロスの声が重なった。リフィルは溜息をついてゼロスを見る。
「旅の途中で手に入ったのだけれど使い所が難しくて…貴方が貰って来た物もあるのだから、処分を手伝ってちょうだい」
「ええっ!?俺さまが?」
押し付けられた腕一杯に抱えるルーンボトルを眺めながら、ゼロスがふと『これって人間に使ったらどーなるんだろーなー…』と呟いたのはそれからすぐのことで。
――そして話は冒頭に戻る。
宿の男部屋――ジーニアスは馬鹿らしいと出て行ってしまい、リーガルは何処かへ出かけている――で試してみることにしたゼロスとロイドだったが、どちらが飲むのかで散々揉めた後あっさりとじゃんけんでかたがついた。
それでも渋るゼロスに『ジーニアスが先生と様子を見に来るかも知れない』だの『言い出しっぺが〜』だのと言いくるめたロイドである。
「うえっ!まじー…」
「で、何か変わった感じはするか?」
「分かんねー」
連続でお邪魔するのもなので、残りはまた後日投下させていただきます
47でした。
どきどきしながら後日をまつです
56 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/23(金) 19:12:50 O
後日はいつですか?
57 :
47:2006/06/23(金) 23:42:58 O
47です。土曜辺りにまたお邪魔しようと思っていたのですが怪しくなってきたので…変な切り方ですが続きを置いて行きます
ボトルの中身を飲み干したゼロスは眉を顰めて咳込んでいたが、ロイドから見ても変化は見当たらないように思える。
「そんじゃこれは人間には効かないっつーことでOK?はいご苦労様〜っ……ん?」
しかし、軽い調子で切り上げてソファーから下りたゼロスに違和感が襲う。恐る恐る自分の胸に手をあてたゼロスは固まり、次いで股に触れてみて顔色は青ざめた。
58 :
47:2006/06/23(金) 23:45:00 O
「ん?どうしたんだよ?」
「…ど、どーしたもこーしたも、俺さまの…胸!」
どうして見た時に気付かないと睨みつけるが、そう言われても尚分からないといった調子のロイドにゼロスは大股で近付いて行きその手を掴むと乱暴に自分の胸に触れさせた。
殆ど普段と変わらないように思えたが、本当にささやかに…柔らかい膨らみの感触がそこにはあった。
それが何であるかを理解するが早いかロイドは顔を真っ赤にして手を離させようと身をよじるが、ゼロスはその反応を面白く思ったのか益々強く引き寄せる。
59 :
47:2006/06/23(金) 23:47:32 O
僅かだが今の状況を楽しめる程度には余裕が出来たらしい。
「…っ!ゼロス!」
「どーやら俺さま女になっちゃったみた〜い。…しかし予定ならもっとボインボインにだな…ってどうしたよロイド君黙っちゃって。俺さまのミリキにメロメロか〜?」
でひゃひゃ〜と笑い声を上げ顔を覗き込んだゼロスが次の瞬間に見たのは天井だった。一瞬全く何が起こったか認識出来なかったが、首筋の辺りにある鳶色の髪にロイドに押し倒されたのだと思い当たる。
「やばっ、ロイド君怒っ「…っごめん、ゼロス!俺…きっと何か変だ!」
「…はあ?」
ロイドが盛った!
61 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/25(日) 19:47:38 O
続きwktkあげ
62 :
47:2006/06/25(日) 23:31:47 O
「ゼロスだって分かってるのに…柔らかくて、ドキドキする…その、あの、さ」
もっと、触りたい…かも
首筋にかかる熱の篭った吐息にゼロスは身を震わせた。それが快楽からくるものなのか嫌悪感からくるものなのかは、分からなかったけれど。
「ちょっ…マジかよロイド君!?」
胸に置かれた手が明らかな意思を持って動き始め、主導権を奪われたゼロスはようやく焦り始めた。
ロイドの気持ちは同じ男として痛いほど良く分かる。目の前に無防備な美女がいたらそりゃなー…分かる、分かるのだがそれとこれとは話が別だ。
63 :
47:2006/06/25(日) 23:33:14 O
言ったように今でこそ女の体だがゼロスは男なわけであって。
男に抱かれるなんてプライドが許さない。
「ふっ…くぅ…」
そんな事を考えている内にロイドの手はタンクトップの中まで侵入し、直に肌をまさぐる手が突起に触れゼロスは小さく声を漏らした。嫌だと思っているのに声が出てしまうこの体が憎いと思いながら下唇を噛む。
おそらく、というか絶対にこういうことは初めてであろうロイドの手つきは場数を践んでいるゼロスに言わせれば拙い事この上ないのだが。技術のかけらもないのだが。
64 :
47:2006/06/25(日) 23:35:10 O
……優しく触れてくる手に勝手に声が出てしまう。
「切れるだろ…噛むなよ」
首筋に埋めていた顔を上げ、眉を顰めたロイドは窘める様に掠れた声で告げる。ゼロスが気付いた時には顔が非常に近い所にあって。
「ちょっ!ロイド君それはマジ勘弁だっつーの!」
キスなんかされて堪るものかと起き上がろうとするも押さえ付けられているため適わず、動く両足で思い切りロイドの腹を蹴り飛ばした……つもりだったのだが、ロイドはびくともしない。
強くなったな……なんて言うのは自分ではなくあのおっさん天使の言うべき台詞だ、多分。
65 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/25(日) 23:37:58 O
>63>技術のカケラもないのだが
ワロスwww
66 :
ooi:2006/06/26(月) 21:18:55 0
欠片…哀愁漂うw
器用なのとは違うのかやっぱり
68 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/27(火) 01:36:04 O
アレのテクはイマイチだがアレを作るテクは世界再生の国宝物に値します。
69 :
47:2006/06/28(水) 18:45:23 O
間が空いた上またちょいだしで申し訳ないです;
「お、わっ!」
キスは免れたものの持ち上げた足までロイドに掴まれてしまいゼロスは慌ててソファーの革を掴み転がり落ちることを防ぎ、次いで股間に触れる感触に反射的に体を跳ねさせた。
「ゼロス、なんかここ湿っ「わーー!わーー!!」
「うっさいなー、なんだよ?気持ち悪くないのか?」
脱いだ方が良いだろうとズボンを引っ張り出すロイドにゼロスはギャアギャアと騒ぎながら自由になった両手で必死にズボンを引き上げるが、
70 :
47:2006/06/28(水) 18:47:22 O
女になってしまった上にろくに力の入らない体では効果が期待出来る程の抵抗は出来ず、結局スポーンと小気味よい効果音がつきそうなくらい勢い良く下着ごとズボンを脱がされ放り投げられてしまった。
「う、わ…」
曝された下半身にロイドは思わず息を飲む。
きつく目をつむって注がれる視線に耐えるゼロスは、視界が閉ざされた分自分の秘部がひくりと収縮するのを余計に感じてしまい再び強く唇を噛んだ。
えろいど
72 :
47:2006/07/03(月) 17:28:01 O
「すご…びしょびしょ…」
「やっ、触ん…な」
「なぁ、気持ち良いのか…?」
恐る恐る秘部に指を触れさせたロイドはただただ新しい発見に感心するような声を漏らしながらそこをなぞり、ゼロスはその手から逃れようともがく。しかし、その抵抗が更に悪い結果を招いてしまった。
「っ!――…あぁっ!」
自由にならない足をばたつかせた瞬間にロイドの指がつぷ、と音を立てて中へと潜り込み、予想外の刺激にゼロスは目を見開き背を反らして達してしまった。視界に入るぴんと突っ張った爪先と、
73 :
47:2006/07/03(月) 17:30:46 O
圧迫される指の感覚にロイドも眉を寄せる。
「ゼロス…」
くったりと力の抜けた体をソファーに沈ませて荒い呼吸を繰り返すゼロスは、余韻でひくつく秘部に熱い物が押し当てられ確認をするように名を呼ばれるととうとう抵抗を諦めた。
さよなら世界のハニー達……俺さまもうなんか女になっちゃうみたいです…。
そんな馬鹿なことを考えながら段々と薄れていく意識の中、ゼロスは扉の開けられる音と雷の様な音を聞いた気がした。
「まったく、騒がしいと思ったらあなたたちは何をしてるの!」
「「…すみませんでした」」
74 :
47:2006/07/03(月) 17:32:44 O
腕組みをし仁王立ちしたリフィルの前に縮こまる様に正座している二人はなんとも情けない声を揃えて謝罪した。
あの時ゼロスが聞いたのはジーニアスとリフィルが扉を開けた音で、どうやら状況を把握してしまったジーニアスの叫び声を掻き消すようにしてフォトンが放たれたらしい。
ルーンボトルをもう一本空けて無事男に戻ったゼロスは、複雑な気持ちを抱えた儘心底反省している様子のロイドを横目で見た。
言い出したのは自分だが、どちらかといえば被害者に近いにもかかわらず怒られているのは少し理不尽だ。
「ゼロス、聞いているの!?」
75 :
47:2006/07/03(月) 17:34:30 O
「はっ、はいはい!俺さまものすんごく反省してますってリフィルさま〜…」
「とにかく、もう馬鹿なことは考えないこと。肝に銘じておきなさい」
「「…はい」」
その後すっかり懲りたと思われたロイドがルーンボトルを真剣な様子で眺めている姿が度々目撃され、しばらくの間ゼロスは怯えながらの旅を続けることになったとか。
これで終わりです。ぶつ切りの投下ですみませんでした、ここまでお付き合いいただいてありがとうございました。
それでは、お邪魔しました〜
76 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/08(土) 02:14:50 O
過疎??
過疎ってんねー…
まぁ他にもニョタの板出来ても大抵過疎ってる…寂しス(´;ω;`)
TOS、OVA化だしまた盛り上がらんかな。
78 :
名無しさん@ピンキー:2006/08/04(金) 19:10:32 0
だれもageねぇの?
ここの住人って女と男どっちが多いんだろう。。。
女体化ってボミョウだからなぁ。。。
79 :
名無しさん@ピンキー:2006/08/15(火) 08:21:01 O
age
80 :
名無しさん@ピンキー:2006/08/18(金) 14:58:59 0
保守
ゼロスはもう
ユグドラシルかなんかの
子供でも産めばいい
82 :
名無しさん@ピンキー:2006/08/25(金) 04:35:59 O
>>78 スレタイからして女の方が多いと思う。
もいっこの女体化スレは男女どっちもって感じだけど。
11です。お久しぶりです。
現在続きを書いているのですが、神子様が凄いかわいそうな事になってしまい・・・(´Д⊂
お決まりのエロ展開で・・・。それでも宜しければ、近々UPしようと思います。
今書いているSS(もどき)を終わらせたら、リフィゼロ前提のリガゼロとかロイゼロとか
書いてみたいな・・と思っております。;;
>>47 GJでしたっ!!
>>81 同意。それ書きたい。
わー…!11さんの続き…!
とても期待していいですか
85 :
名無しさん@ピンキー:2006/08/25(金) 19:40:42 O
私も期待して待ってますvv
個人的にすごい続き期待してました!!
11さん、楽しみに待っております!!
!!11さんの続き…!ずっとROMでしたがつい書き込み。
すごく楽しみにしてますv
パラレルなら思いつくんですけど…
クルシス組頭ユグ×ユグに初めて与えられたお道具ゼロ とか
ちょwwww何でこんなに人少ないの?wwwwwwww
A.待ち疲れ
>>43のゼロスが最後までやられなかったことに悶々としてはや2ヶ月
すごい 過疎
10月に入って一週間。
未だレス無し…か。
あまりの過疎っぷりに流れを無視して
ツンデレ親善大使嬢萌の俺が通りますよ、と。
「お姉様・・・」
「セレス、俺の事は『お兄様』って言えって言ったろ?」
「はい・・・お・・・お兄様・・・。」
「よしっ!それで良い。」
そう言って、お兄様は頭を撫でて下さった。
「ねぇ・・・お兄様・・・」
「どうした? セレス・・」
「私、『お兄様』ではしっくりきませんわ・・・」
「そう言われてもなぁ・・・」
「『お兄様』と『お姉様』の間をとって、『おぬう様』と呼んでも良いですか?」
「えっ・・・・・?」
「・・・・・・冗談です。」
・・・・すまんかった
>>96 ゼロ子とセレスの百合もアリかも…とか思うようになったではないか。
いや、個人的には百合ならリフィしいが好きなんだが。
面白いくらい過疎ってるなあ…。
誰かが投下すれば少しは人も増えるだろうか。
この際勇気をもって投下してみるべきか…?
>>100 しかし自分も文才無いからな…。
まぁ、期待はしないでくれ。
今書いてるのが書きあがったら投下してみたりするから。
99が投下したら誰か倉庫と絵版でも置いてくれないかなぁ・・・。
3ケタ逝った事だし。 漏れ作りたいけどムリポorz
絵版は絵描きさん身バレ覚悟で投下w漏れも汁
103 :
名無しさん@ピンキー:2006/10/27(金) 21:08:11 O
ここで浮上
性懲りもなく舞い戻って来てしまいました、47とか申します。
前回の反省を踏まえて今度こそ最後まで…の決意を持ってやってきたのですが、またお邪魔してもよろしいでしょうか…?
105 :
名無しさん@ピンキー:2006/10/28(土) 00:51:53 0
大歓迎ですvv
106 :
47:2006/10/30(月) 07:57:05 O
ありがとうございます、それでは亀足ながらお邪魔します!
前回からの続きになります。
あの時―――あの時からロイド君が俺さまを避けている。
でも考えてみればそれも当然のことかとも思ってゼロスはため息を吐いた。
だって仮にもきっかけこそ俺さまだとはいえ大変なことになってる時に手出したりなんだりしちゃって、もし俺さまがロイド君の立場だったら気まずくて仕方ないと思うし?
そんなことを考えながら窓の外を眺めていると、真っ赤な服が視界の端を通り過ぎて行った。
またあんなに大事そうに紙袋抱えちゃって、どうせお菓子か何かだろうとゼロスはもう一度ため息を吐いたのだった。
コン、コン。
「?」
物音に眠りを妨げられたゼロスは、頭まで引き上げたシーツの中からもぞりと顔を出してサイドボードの上の時計をわし掴んだ。
108 :
99:2006/10/30(月) 21:57:35 0
>>102 少し作りたいと思ったが、自分のサイトだけでいっぱいいっぱいだorz
因みに予告しておくと、投下するのはリーガル×ゼロ子になりそうです。
109 :
名無しさん@ピンキー:2006/10/30(月) 23:05:38 0
リーガル×ゼロ子ですか!!?ぜひ投下してください
テイルズオブTS板では書けない女ガイを書いてみようと思うのだが。
ルークと純愛か、ジェイドでお医者さんごっこか、アッシュの横恋慕→リョジョークか、
いっそピオニーとブウサギプレイか決められないので、
↓が指定したカプでいってみる。
じゃ、ジェイドとお医者さんごっこで。
大佐とお医者さんゴッコで!ハァハァ
113 :
名無しさん@ピンキー:2006/11/02(木) 11:06:54 0
ブウサギプレイが、ブウサギとプレイに見えた。どんだけ変態なんだ自分。
sage忘れスマン…orz
115 :
名無しさん@ピンキー:2006/11/02(木) 17:07:44 0
…ツンデレ親善大使嬢をオンナノコにした場合、一人称はどうする?
本編通り「オレ」か? それとも「私」か?
また過疎ってる?
目も当てられない位過疎ってるな…。
>>110に期待
女体化の洟垂れってアリですか?
過疎ってる時にスマソ。
アリアリ。ちょういい
ウホッいい過疎
すっかり書き込む人間がいなくなってしまった…
サミシス
124 :
110:2006/11/29(水) 02:40:03 0
>>111 おk
どうせならパーティ全員性転換しようかと思った。となるとジェイドもメスに。
百合に走るか、ジェイドは男のままか、どっちも萌えシチュで選べないので、
↓に決めていただく
ちょ…w
111自分だったんだが、これはもう運命と言うしかw
自分がリクしてもいいのだろうか?
ジェイドは男のままが好みだ。
>>110さん、wktkしながら待ってる
神の降臨を待ちつつ保守
何方か保管庫作ったら私と一緒に保管庫管理して下さる方いらっしゃいませんか??
(CGIは出来ませんが、HTMLならなんとか出来るんで)
それで絵茶とかオエビとか置きたいと思ってるんですけど。。。
そして、作るとしたら何処いいでしょうか・・・・?教えて下さい;;
やふーかインフォシークか2ステかFC2か・・・・。。。
どこらへんいいでしょうか??宜しければ意見下さい;;
リオン女体でヒューゴ×リオンとか有りか?
書いてくれるならなんでもいいさ。
>>129 ありありv
スタリオの方が好きだが、ヒュゴリオもイイ!
スタリオだと純愛でかわいらしいカプになるけど
ヒュゴリオだと近親相姦な上に泥沼の凌辱物語しか思いつかないや
女体リオン貧乳だと更に萌え
スレチかもしれないがルーティもおっぱい大きく見えないし貧乳姉妹萌える
あれ、今外でガルドが落ちr
いっそリアラ×バルバドス子とか
>>133 そんなばかなw
激しく見てえぇええぇ!!!
【バルバトス(♀)アッー!の由来】
英雄を殺戮しまくるバルバトスがリアラに猛アタック
↓
リ「四つん這いになりなさい」
バ「ぶるあぁ」
などの会話を経て全裸に
↓
杖でヴァギナをほじくられ
「汚いマ○コね」などと罵られる
↓
リアラの杖がバルバトスの中で晶術を放たれ「ぶるぁ ぶるぁ!」と悶える
↓
リアラに局部を見せながらカイルとスタンに尻の穴を見せる。
「ぶるぁぁ!」と悶えながら股間の女のソーディアンを勃起させる。
このあとリアラが杖に晶術を込めバルバドスの背後から挿入、発射
「ぶるアッ、ぶるアッ、ぶるアッ、ぶるアッ!」
とバルバトスは潮を噴きながら声をあげる。
↓
カイルとスタンも加わり4Pが始まる。ヤラれるばかりだったバルバトスが一転、攻勢に出て、カイルを下にして犯し始める。
小刻みに腰を振りながら「ぶるアッー!、ぶるアッー、ぶるああぁぁぁぁぁぁぁッ!」
と叫んでカイルがバルバトスの中で勢い良く射精。
あとスタンがケツにディムロスを差し込んで3回まわって
「イヤッホゥイイイイイイイッ!」と吠えたらしい。
などの会話を…
経て…
会話か…そうか…
このスレはリアラがステッキでテイルズキャラを調教するスレになりました
イオン女体化激しく希望なのだが・・・
やっぱりイオンはそのままショタの方がみんないいのかなぁ・・・
最初は素でうほっ!かわいい女の子!とか思ってたのだが。
>>139 ナカーマ (゚∀゚)人(゚∀゚)
最初見た時アニスに続いて幼女キター(AA略)だったのに
男と気付いた時の衝撃は orz
女体化でも設定が色々あるよな
・ある日突然女の子になっちゃった編
・女だけど女である事を隠して男として生きている編
・普通に女として生活してます編
ちなみに自分は突然変異編が好きだ
>>141 キャラにもよるが、どれが好きかと聞かれれば女だけど女である事を隠して男として生きている編 だな。
突然女の子…かな。
普通に女の子も捨てがたいけど
突然女の子…が好きだ
145 :
ギルモン:2006/12/26(火) 22:24:06 0
私はクラミトやるかな・・・
↑ごめんなさい
フフフ夜が楽しみになるぞ・・・
クラトスはミトスのコップに薬を入れて部屋へ戻っていった
ミトスさま食事の時間ですので食堂へ・・・
ん・・・わかった
ではいただこうか・・・
モグモグ・・・・
ごちそうさま(一同)
そろそろ薬が効いてるころか・・・
う・・・な・・んだ?体が・・・し・・び・・れる・・・
ん・・うーん・・・はっ!!!!
いったい!?
・・・?何か妙に声が高い気が・・・
胸を触ると・・・
へ・・・ええええええええええええええええええええええ
女になっている〜〜!?
今頃きずいたか??ククク
ク・・・クラトス!!!
夜を楽しもうではないか!!!
ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア
で・・・・・一日開放されずにやられつづけたのはいいが・・・
これはどうやってもど・・・
戻らん
これは私が夜を楽しもうと作った薬だからな調合メモも焼いた
これからも夜は一日は開放されんぞ・・・
ジーニアスのところに行こうかな・・・
そうしたら一ヶ月だ不老不死なのだから大丈夫だろう
この鬼畜馬鹿〜〜〜〜〜!!!!!
END
イミフ
日本語でおk
151 :
名無しさん@ピンキー:2006/12/30(土) 22:07:21 0
とりあえず、新規登録でもらえる60ポイント内で、メル友は2人できた。
携帯のアド普通に交換できたし、今のところ業者やサクラはいないかな…
残りの40ポイントと定期的にもらえる20ポイントでやっていくつもりです。
今までやった出会い系では一番オススメ♪
これまでやってきたのが最悪だったのかもしれないけどね
http://550909.com/?f7648653
しらんがな(´・ω・`)
新年あけましておめでとうおまいら
作品投下全然ないからネタでやってみた
コングマン(♀)→フィリア(♂)→スタン(♀)
俺様はコングウーマン!
世界一の筋肉を持つ最強のチャンピオンだ!
そんな俺様最近運命の恋しちゃった☆
相手は遠くストレライズ神殿からやってきた眼鏡の似合うフィリオさん!
外見通りのひかえめで清楚な美青年☆
俺様よりも細くて小さいんだぜ!
俺様の母性本能を刺激するその奥ゆかしい姿を見ると
俺様自慢の筋肉で包み込みたくなる美しさだぜ!
でも、そんな俺様の恋路を邪魔する憎いあいつ、
そう、スタ子!
俺様よりちびの癖して美しいフィリオさんに近づくなんてなんてアマだ!
貴様のような筋肉にフィリオさんを渡すわけにはいかん!
チャンピオンの名に賭けて決闘だぁ!
続かない
コングマンに萌える日が来るとは
ファンタジアネタないなぁ・・・
ファンタジアならクラースが一番セクスィになると思うんだが。
刺青エロくね?
ファンタジアキャラはにょた萌えしないなあ…
顔の作りがシンプルだからだろうか
だが、刺青と聞いて不覚にも萌えた
158 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/06(土) 23:01:11 0
過去モーリア坑道でマクスウェルとの契約の時
契約するなら美人なお姉さんとがイイとか言ってクラースをにょたに・・・
原子(?)の精霊のマクスウェルならできそうじゃね?
キョヌーかヒンヌーかは個人の趣味だが
キョヌーなら胸の谷間と横チチが見えてハァハァってならないか?
無理か、すまんorz
もう一度すまんorz
上げてしまった・・・
坊ちゃんはヒンヌーだと思う
同意。素単はきょぬーでもいいが
>>161 スタンがきょぬなら遺伝的にカイルもきょぬでおk?
その辺は母親の遺伝子でひんぬーで
ん?玄関に誰かが
164 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/18(木) 01:59:26 0
「僕はお前のように図々しくて能天気で馴れ馴れしいヤツが大嫌いだ」
そう言い放ち、リオンは甲板を去り、船内に入っていった。
「あ、リオン。待てよ」
「ほっときなさいよ、スタン!人が心配してやってるってのにあの態度!
なんてヤツなのかしら」
「でもなぁ……」
今はグレバムから神の眼を取り戻すため現在は船で移動中である。そして船に乗って
すぐにスタン達にはリオンの様子がおかしく感じたので声をかけてみたのだが、
さきほどのように取り付く島も無い。
「でもやっぱり心配だよ。俺もっかい見てくる」
人が良いスタンはあれほど手酷くあしらわれたのに未だに
リオンのことが心配なようで、すぐにリオンを追って船内に消えていった。
そして後を追うスタンの後姿を見ながらルーティが呟く。
「全く、スタンもなんであんなヤツを気にかけるのか……」
165 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/18(木) 02:00:51 0
「リオン。入るぞ」
控えめにノックをしてから部屋のドアを開ける。
どうやらベッドで横になっているらしく布団が盛り上がっていた。スタンは近づき顔を
近づき顔を覗き込んでみる。リオンは何かに耐えるように眼を閉じているだけだ。
「リオンどうしたんだ?気分が悪いのか?」
声を掛けるとリオンはゆっくりと身を起こし、スタンを睨みつけた。
「うるさいな。僕はお前に僕の世話をするように頼んだ覚えは無い!分かったら
さっさと部屋を出て行け」
今にも噛みつかんばかりの勢いで一気にまくし立てる。しかしスタンはそんな
リオンの態度など気にしていないようだ。
「確かに世話をしてくれなんて頼まれた覚えはないけど、リオンの様子が変だから
気分が悪いのかと思ってさ。もしそうだとしたら放っておけないだろ?仲間なんだから」
そして近くの机の上の水差しからコップに水を注ぐ。
「これ飲んで落ち着いてくれよ。ただの水だけどさ。リオンがこれ飲んだらもう行くよ。
な、それならいいだろ?」
そう言ってリオンの目の前にコップを差し出す。
「……」
差し出されたコップを無言で見つめるリオン。スタンをちらりと見ると心配そうな表情
で自分の顔を見ている。
「……分かった。飲んでやるからもう僕に構うな」
手を伸ばしコップを取ろうとした瞬間……。
「わ、わ、わ」
「……!」
船が大きく揺れて水をこぼしてしまった。こぼれた水はリオンの胸元を盛大に濡らして
いる。
「お前は、僕を、怒らせに来たのかっ!」
怒りに震える声で小さく呟く。
「ご、ごめんリオン。わざとじゃないんだ。ってそうじゃなくて早く服を乾かそう。さぁ
脱いでくれ」
スタンは濡れた服を乾かすために、服を脱がそうと手を伸ばす。
「や、やめろ。触るな!」
何故か急に顔を紅く染め必死に抵抗するリオン。
「なんだよ。早く乾かした方がいいだろ?」
なおもスタンは服を脱がそうとする。しかしリオンも脱がされまいと必死にスタンの手
を払いのけ抵抗する。
「……もしかして恥ずかしがってるのか?なんだよー男同士なんだから気にするなよー」
そう言ってさらに手を伸ばす。
「か、勘違いするな!僕がいつ男だと言った!」
伸びてくる手を押さえ込み大きな声で叫んだ。
「僕は女だ!」
俺に文才が無いので続かない
ゴメンしかもあげちまった
169 :
110:2007/01/20(土) 05:34:38 0
ジェイド×女ガイ。とりあえず前半です。
・ルーク、ガイは女。ガイは男性恐怖症。
・ジェイドはそのまま。
・ティアは男。出てこないけどアニスとナタリアも男。
「おやおやおや」
ここはシェリダン。集会場の隅で震えているガイを見つけたジェイドは、
すかさずからかいの言葉をかけた。挨拶代わりに。
庇うように立っていた赤毛が口を尖らせる。
「ジェイド、笑うな。ガイはむさいのに追い回されて大変だったんだから」
「い……いいから、ルーク。旦那に余計な事言わないで……」
何か深刻そうだ。ジェイドは少し興味をそそられた。
もっともこの鬼畜眼鏡にしてみれば、退屈しのぎのおもちゃができた程度の認識なのだが。
男性恐怖症のガイがもっとも恐れている場所は、
ケテルブルクのような観光地と、女っ気のない、男の飢えた地域である。
なにしろ若い女は一人でいるだけでナンパされる。ついでに近づかれる。おまけに触られる!
宿かどこかで大人しくしていればいいものを、音機関狂いのガイは誘惑に負けて
フラフラ外に出て行ってしまった。それがそもそもの間違いだった。
案の定暇を持て余した男たちに目を付けられて、ナンパを掻い潜って逃げてきたのだ。
170 :
110:2007/01/20(土) 05:36:10 0
「だってガイってば、音機関の前ではぁ〜ん(はぁと)とか言ってんだもん。くねくねしちゃって」
「わ、私、くねくねなんてしてた?」
「んー。なんかやらしかった」
「はははは。くねくねですか。いや、はっはっは。……それはもう、犯してくださいと言わんばかりですね」
「うわ。ジェイドひどいな……」
「あぁぁ……」
ルークは元々やんごとなき姫君なので、声をかけてくる男の下心など見抜るはずもない。
あまりにも露骨な誘いには憤慨して背を向ける。
そこであまりにしつこいようなら実力行使もやむを得ない。さっきもそんな風にしてガイを救出した。
蝶よ花よの貴族令嬢ルークだが、どうにも品格や艶に欠けていることは否めない。
そんなお子様ルークは美少年ティアに初恋の真っ最中。叱られながらも
雛鳥のように後を付いて回る姿は、やはりまだ子供だ。
それくらいでいい。ガイはそう思う。
私のルークは性になんか目覚めなくていい……。
なまじ色気が出たら、変なおじさん(たぶん)にいやらしい目的で誘拐されてしまうじゃないか。
「それにしてもあいつらしつこかった。なんか眼が血走ってるっつーの」
「うう……なんで……なんでこの町の男性はあんなに馴れ馴れしいんだ……。
なんでこんなに必死なんだ……」
「音機関に興味がある女性は、まあ珍しいですし。近頃ではシェリダンは女性の減少が深刻でして、
コウノトリが来なくて大変だそうですよ」
「コウノトリって?」
お嬢様は疎い。ジェイドにツッこまれる前にガイが鋭く囁く。
「お嫁さんが来なくて、子供が生まれないってこと」
171 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/20(土) 05:37:14 0
「? そういうものかな。音機関ってそんなに女受けしないのかな」
ジェイドが微妙な顔をした。
「……ディスト(偏執狂)が結婚して自分の子供を抱いているところを想像できますか?」
「あは! 想像できねーーーーー!!」
「ふふ……そうですよねえ」
あーそうか! ルークが何やら一人で納得している。
「だからあいつらガイのお尻を見てたんだ。安産型だって言って」
「ふーむ、確かに」
言いながらジェイドが眼鏡の奥の双眸を細めた。引き締まったガイの臀部をまじまじと眺めながら。
「ひぃっ!」
視姦に耐えかねてガイはまたのたうち始めた。
172 :
110:2007/01/20(土) 05:38:50 0
そもそもガイの音機関に対する態度は少し異常かもしれない。
そうルークは思うのだが、口に出すのも気まずいというのが本音だ。
音機関の前に立つ。舐め回す様に上、下と眺め、熱っぽいため息。おまけにくねくねと身悶えたり。
正直に言うと、なんだか卑猥なのだ。
「ガイって普段はおしとやかなんだけど」
「音機関を前にすれば痴女なんですね」
余計なことを眼鏡が言う。
「言うなーーーー!」
ついにガイは切れた。
まごつくルークの手を引いて集会所から出て行こうとした彼女の足を、ジェイドの一言が止める。
「……ですが、貞操が危ういというのはよくありませんねえ」
じろっと睨まれても、眼鏡の微笑は揺らがない。
「……あなたが言うの?」
「まあまあガイ。ジェイドもたまには優しいし……」
下手なフォローは誰の胸にも届かない。
「そうですね、方法はないわけではありませんが……。ガイが嫌でなければね」
「…………」
正直嫌ではある。ガイの心中は複雑だった。
男は怖いが嫌いではないし、むしろ結婚願望は人並み以上にある。伯爵家の生き残りとして子供も欲しい。
「…………。聞く、だけなら」
いつかは死ぬ命だ。魂を悪魔に売るくらい何でもない。
途中あげてしまった……orz
次は本番
173 :
111:2007/01/20(土) 09:18:11 0
GJ!!!!
ずっと正座して待ってました!
ジェイドの鬼畜っぷりに期待。
本番wktk
さて、引き続き正座して待ってるか・・・。
洟垂れニョタアンソロ出るらしいな。すっげー楽しみ。
177 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/31(水) 17:42:09 O
洟垂れがにょたったらヒスデレっぽい
178 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/31(水) 17:50:19 0
過疎ってるなあ…
空気を読まずに発言
ゼロスはきょぬーでもいい。
181 :
名無しさん@ピンキー:2007/02/06(火) 00:10:44 O
自分もコングみたいなマッチョを抜いた一番のキョヌー考えたらゼロスになった
そして一番の尻軽
尻軽は確実。
アホ神子は10代前半で脱処女してそう。
逆に身持ちが一番堅いのはヴェイグっぽい。
184 :
164:2007/02/07(水) 14:29:17 0
リオンの服に伸ばした手を押さえつけられたまま固まるスタン。
そして一瞬の沈黙。
言葉の意味を理解したスタンがポツリと呟く。
「……え?リオンって女……だったの?」
つい先ほどまで男だと思っていたスタンは思わずリオンの顔を見つめてしまう。
よくよく見れば男にしては線が細く見える。
肌の色も透き通るような白で、ほんのりと朱に染まった頬や薄く柔らかそうな唇
が女らしさと成長途中の少女の清純な色気を放っていた。
しかし視線を下にずらすとリオンの年齢では多少なりともあるであろう膨らみが
全く見受けられず、スタンは思わず問い返してしまう。
「……女?」
185 :
164:2007/02/07(水) 14:31:41 0
視線の移動とその後の質問の意味からスタンが何を言いたいかを理解し、顔を真っ赤に染める。
「うるさい!!やっぱりお前達男の言うことはいつも同じだ!!」
そう言うと手近にあった枕や水差し、さらにはシャルティエまでもを手に取り、次々とスタンに投げつける。
「出て行け!!もう二度と来るな!!」
いくら男のような格好や喋り方をしていても年頃の少女が一番気にしているであろう体のことを
指摘するのは、やはり龍の逆鱗に触れるような行為だったようだ。
「わ、リオン。ゴメン!全然そんなつもりじゃ……」
次々飛んでくる物をかわしながらなんとか謝罪しようとするスタンに向けて一喝した。
「うるさい!!うるさい!!もうお前の顔なんか見たくない!!早く出て行け!!」
186 :
164:2007/02/07(水) 14:32:20 0
スタンを追い出した後のリオンの船室は酷い有様だった。
スタンの言動で怒り心頭に達したリオンが投げつけた物で盛大に散らかっていた。
なかには花瓶や水差しなどもあり、それが壊れた破片や中に注がれていた水で床が水浸しであった。
(あいつだけはあんなことを言うタイプじゃないと思ってたのに!)
普段は客員剣士という仕事上の立場から女だとなめられると思い男のような振る舞いをしていた。
それでも自分は女であると思っているし、女としてのプライドがある。
それゆえに世間の多くの男達が女を胸だけで見ることが許せなかった。
ましてや普段自分の見ている中で絶対そんなことを言わないと思っていたスタンに言われたことが
とてつもない怒りとショックを生んだ。
(クソッ!あいつめ。許さない。絶対に僕が女だって思い知らせてやる!)
そして気持ちを落ち着けるため深呼吸をした。
187 :
164:2007/02/07(水) 14:34:43 0
(落ち着きましたか?お嬢様?)
リオンが落ち着きを取り戻したのを見て、シャルティエが声をかける。
(普段ならあのようなことを言う手合いは何も言わずにボロボロにしていたのに、今日は珍しい
反応ですね。なんだかお嬢様の意外な一面を見てしまいましたよ)
からかうようなシャルティエの言葉に先ほどの自分の行動が蘇り、とんでもない取り乱しよう
に恥ずかしくなってしまう。
「……シャル」
(はい、お嬢様。何でしょうか?)
「さっきのことは忘れろ。いいな」
いつもの口調ではあるが刺々しさは数倍で、殺気までも感じとれるその言葉に
シャルティエはただ「はい」と答えるしかなかった。
そして船酔いもあまりの怒りのためか治まっていた。
188 :
164:2007/02/07(水) 14:38:47 0
リオン可愛すぎだハアハア
「ずっと…お前とは、一緒に生きていくんだと思ってたのに」
「言葉にしなくたって、伝わってると思ってたのに」
お前がいなくなるなんて、考えもしなかった。
そこにいるのが当然だとばかり思ってた。
身を切るような、寒さは、きっとお前を失ったせい。
恐ろしい程の喪失感。
お前がいなきゃ、生きる気すらしない。
「なあ…せめてこれだけは、教えてくれないか」
「俺さまの何が、悪かった…?」
俺さまが長い間お世話になった、
そしてこれからも末永くお付き合いする予定だったはずの、
股間の息子が消えました。
「ゼロス…えと、だいじょぶ!すっごく可愛いよ!」
「うん…ありがとね、コレットちゃん…」
代わりに現れた、鏡越しの赤髪の美女は、俺さまを煽るように湿った息を吐いた。
信じがたいことだが、それは俺さまが受け入れがたい現実を脳内から叩き出そうとして
溜息をついたのと全く同じタイミングで行われた。
(あなたは運命を信じますか?俺さまはこの出会いこそがそれだと確信しています)
こちらに熱っぽい視線を送る彼女は、俺さまと良く似た顔をしていた。
なぜだろう。いますぐ死にたい。
192 :
191:2007/02/08(木) 22:04:08 0
余りにも過疎なんで便乗してみた。
続かない。
193 :
名無しさん@ピンキー:2007/02/08(木) 22:48:27 O
>191
最初のシリアスにイイヨイイヨ―!って思ってたらおまっwwwwwwww
なんとなくこれからG行為しちゃいそうだ
194 :
191:2007/02/10(土) 20:29:34 0
Gしませんが・・・というかものそい健全ですが
ちまちま投下します
195 :
191:2007/02/10(土) 20:32:42 0
ことの始まり、そんなものは知らない。
いつものように宿を抜け出し、青い髪の天使さまやらディザイアンの女幹部さまやらと
機械越しにお話をして、いつものように偽装工作兼自分へのご褒美にと酒場でご機嫌なひとときを過ごし、
そしていつものように玄関で仁王立ちしたリフィルさまに説教を喰らいお子様たちの冷ややかな視線を受けて
いつものように安いベッドでぐっすり寝た。
あまりにいつものことだから、本当にそれが昨日のことだったか曖昧なほどだ。
けれど記憶は正しいと思う、戦闘で痣になった二の腕を見ながら舌打ちをしたのは昨日の夜だ。
今だって同じ痣があるのだからそれはやっぱりどう考えても昨日の夜だ。
痣は同じなのに、二の腕が違うッつーのはどういうことだ。
俺さまのたくましい腕はどこへいった。
「本当に、何か変わったことはしていないのね?」
「…俺さまの記憶が正しければ。まったくもって普段ど〜りに生活してました」
リフィルさまの術でも治せない体の異常・・・俺さまが女の子になってしまった、という事実は、
当然のことながらパーティの行く末にも影響が大きいようだった。
考えたくはないが、もしこのまましばらく治らないのだとしたら。
エクスフィアが付いたままだとはいえ、この力のない女の体では剣を振り回して戦うのは困難だ。
俺さまの屋敷に助力を頼むのも、『ゼロス・ワイルダー』として認識されない今の体では難しい。
実戦的なことを考慮しないにしても、だ。
現在、意識が男で体が女である俺さまは、今日はどこに泊まればいいのかすらもわからないのだ。
女性陣と同室なのは流石に嫌がられるだろうけれども、かといって男性陣と同室でいいのかといえば。
それは少し 刺激が強すぎるのではないかと思う。なにせ今の俺さまは目測Dカップだ。
「…困ったものね」
「…ごめんなさい…てか俺さま多分悪くないよな…」
悩んだリフィルさまも美し〜、とか言うのもなにか違う気がして、俺さまはただ項垂れる。
視界に入った胸部のふくらみが存在を主張していた……誰だVカット着たのは。俺だ。
196 :
名無しさん@ピンキー:2007/02/10(土) 22:54:04 O
>>195 テラ萌ゆすwww
塚、テンポの良い流れがイイ!
すげぇ好きな文体だww
>>195 ゼロス女体化キターーーー!!
女体ゼロスは貧乳派だが↑の話を読んでいたらDカップなゼロスもイイww
かなり萌えた・・・!!!
199 :
191:2007/02/12(月) 20:47:29 0
あれえええ
えろがないのに意外とほめられたー…
ありがたいだす…
調子に乗って続きは明日
200 :
191:2007/02/12(月) 21:10:24 0
「あの」
数日前の侵入時に見かけた大きなスクリーンには、きっと困り果てた顔をした傾国の美女が大映しになっていることだろう。
「…ああ、神子か」
一瞬の間の後に見せる平然とした態度。
冷静な判断力と何者にも左右されない強い意志は流石、というべきものなのだろうか。
感心するのは筋違いであった、と知るのはその数秒後だった。
四大天使の一人であり、レネゲードの頭首を務める青い髪の天使は、表情を変えぬまま続けた。
「代役、とはお前のことだったのだな」
まあ考えてみれば当然のことかもしれぬが、そういうことか。
俺さまには到底理解できない(したくないがゆえに!)考察を続けるユアンの、言葉の端々から。
自分の身におきたことは、どうやらクルシス絡みらしい、ということだけはなんとか読み取れた。
「これってどうにかなんねーの?」
「ユグドラシルを説得するのが可能性として提示できるのならば、どうにかなる」
一人になりたい。
そう告げて部屋にこもった俺さまを心配するような、ロイドの声が遠い。
…はにー、俺さまが攫われても怒ってくれますか。
久々に来てみたら神作が!
何だかひらがなの「はにー」に萌えたのは俺だけですか
203 :
191:2007/02/14(水) 22:20:08 0
俺さまの性別がかわったその夜、パーティは一先ず街に留まることになった。
懸念していた部屋割りについては、俺さまには優雅なシングルが与えられた。
俺さまのハニーたちがもたらした財政的余裕の賜物である。
ありがとうトリート、ミラクルグミ。
「下着のつけ方はわかったかな?」
「はーいせんせい、わかりました〜」
ちょっと胸をはって、俺さまに女性としての心得を説明してくれたコレットは、
よろしい、と自分の先生の真似をして講義を締めくくった。
「でも突然元に戻ったら俺さま只の変態だね」
「ふふ、そうかも」
俺さまの部屋には二人の他は誰もいない。
リフィルさまには解剖されそうだからやだ、しいなは暴力ふるうからやだ、なんて。
女性というものがこうも我侭を通しやすいものだとは思わず、少し拍子抜けしたくらいだ。
…何かしようと思ってもできないからだろうけどね。二の腕細いしね。畜生。
コレットたちの買ってきた下着…女性がつけるためのそれらには、いまやときめきもロマンも感じられない。
好みが変わったとか女になりつつあるとかではなく、未知なるものへの恐怖。それに近い。
明日の朝には自分がこれを身に着けるのかと思うと、軽く血の気が引いた。
「ちゃんと明日は着てこなきゃだめだよ?」
じゃないと上からみえちゃうんだから!
恐ろしいことを口にするコレット。女の子ってそういうこと普通にいうもんなのか。
千人切りの赤い神子と呼ばれた俺さまにとってさえ、女というものは奥が深い。
そういえば男性陣より女性陣の方が現実に馴染むのが早かったような。
そうか女がたくましいってそういうことか。
俺さまなんて未だに馴染んでねえよ。
204 :
191:2007/02/14(水) 22:21:37 0
「それじゃわたし、部屋に戻るね」
コレットが立ち上がる。
そう、たくましいというのはきっと彼女のような人のことをいうのだ。
俺さまは彼女と違うから、抗って見せるけれど。
「ねえコレットちゃん」
「肩、どうしたの?」
「…なんのことかな、ゼロス」
205 :
191:2007/02/14(水) 22:23:00 0
からくりは簡単なことだった。
コレットは器にはなれない。病気をもった今のままでは。
なんたら結晶症、覚えきれないほどの長い名前の病気をユアンは淀みなく口にした。
今のままでは器としては使えない。放っておくと死んでしまうような重い病気だから。
『使えない』
飛竜の巣で聞いたハーフエルフの男の言葉は、どうやらそういう意味らしい。
俺さまはだから、コレットちゃんの代理というわけだ。
器にするためではない。
テセアラで一番とはいっても、俺さまはコレットちゃんほど女神との適合率は高くない。
206 :
191:2007/02/14(水) 22:24:44 0
要は、他の勢力に対する目くらまし。
コレットの病気を治すまで、ロディルのように神子を攫うものや、レネゲードのように殺すものが出ては厄介だ。かといってコレットを保護する手間は省きたい、どうせなら他の治療薬と共に塔へ向かわせた方が万全である―――
その間『器の神子』になるのが俺さま。
クルシスはコレットに見切りをつけた、という表明になるのである。
意図が読まれれば無意味な上に、レネゲードの頭首は身内なのだから有効とはいえない策だ。
運よく引っかかればいいかなーくらいの罠扱いで性別を変えられた身としてはたまったものではない。
言われて気づいてみれば胸元の赤い石はエクスフィアでなくて輝石らしい、し。囮だからそりゃそうだ。
女ってだけでなくて天使になりかけ。なにこの二重苦。
今回で成功させる自信のあるユグドラシルにとって(なにせクラトスを使う本気の入れようだ)
他の神子はもう意味のないものだからこその、策なのだろう。
ざ・捨て駒!
だからごめんね、コレットちゃん。
俺さまのために病気を治して、マーテルさまになってください。
207 :
191:2007/02/14(水) 22:26:26 0
『うまく立ち回ってコレットの病気治さないと大変なことになるぞえ☆』
要約するとクルシスからの命令はそんなかんじだった。
ちなみにユアンからは、
『引き続き内部調査。うまくやれば戻してやらんでもない』
双方、枕営業については許可された。求めてねえそんな許可。
一番殺意を覚えたのは、最近やたら暗躍しているクラトスからの一言だった。
『息子にはあまり影響を与えないで欲しい』
ユグドラシルにバラすぞこんちくしょう。
そういうわけで。男のシンボルとプライドのために。
「…なんのことかな、ゼロス」
「さっきコレットちゃんが屈んだとき、ちらっと」
ないしょにしておいたほうがいいことかな?
出来るだけ、逆らえないような艶然とした微笑みで、問う。
彼女が免疫を持たないような、ネオン街の女の笑みで。
コレットは僅かに息を呑んだのち、たどたどしいながらも、小さく言った。
「…内緒にしてくれる?」
「もちろん。…女の約束、な」
せめて女性としての初めての色仕掛けは、女の子相手にしました。
208 :
191:2007/02/14(水) 22:29:10 0
と、とりあえずひと段落…
明日とか言って全然明日じゃないのはオリジンのせいです時空が
ごめんなさい。
あと感想本当にありがとうございます。なんとか恩返しをしたいです。
他作品とか…はい無理!知らない!
ごめんなさい。
>>208 GJです!いつもながら続きを楽しみにしております
それにしても人が少ない気が…
>>208 GJ!
いや、見てはいるんだが、作品が投下されている時はあんまり口を挿むと
見ている人が見辛いかなと思って、レス控えてた
正座しながら待っている
212 :
191:2007/02/23(金) 11:55:26 0
もちろんお前で一度試してからだっていいんだからね分かるよね僕が言っている意味そうだ
よ、お前がきちんと働けばすむことなんだよ例えばあの神子が死んで失敗してごらん、
千年王国は作られず、神子の螺旋が増えるだけ。
塔の内で眠る螺旋がまた伸びる。
ねえそんなの嫌でしょう、もしかしたらお前もそこに入るかもしれないねテセアラは今度衰
退世界となるのだから在り得ないことじゃないのはわかってるよねなんとか言ってごらん
ああ
いいことを考えたよ、ゼロス。
僕の可愛い神子。
「今、姉さまとマナが似ている女ってあまりいないんだよね」
ねえゼロス知ってる?
血がつながっているとマナは似るんだ。
知ってるよね、お前は神子なのだから。
「もちろんセレスには手を出さない。そういう約束だものね」
つまりね、ゼロス。
僕がミトスであり、
そして私がユグドラシルであることをよく考えておくれ。
どうして、感情のない天使を統べる私は私でなくてはいけないのか。
子供であることを気にするものなんて、いないのにねえ。
213 :
191:2007/02/23(金) 11:58:02 0
「ゼロス、コレットの病を治し、私に献上しなければ」
お前は私の子を産むのだよ。
214 :
191:2007/02/23(金) 11:58:32 0
例えば自分の望まぬ子を孕まされて。
それは自分の子だと認識できるものなのだろうか。
自分の内で確実に育つその生き物を、人間だと認識できるものなのだろうか。
寄生虫。
自分の母親は、そう思っていたのかもしれない。
クルシスが生みつけた子供に食い破られて、白い世界に散った彼女、
俺さまを憎まないわけがないのだ。
「わかっていた、つもり、だったんだけどなぁ」
メルトキオから遠く、フラノールの白い朝。向かうは、氷の神殿。
俺さまなんで間者とかやってるんだろう。楽するためじゃなかったっけ。
「何がだよゼロス。今日、なんか元気ないな」
「…雪ってのは雰囲気付けるためのものじゃないんだなー…って」
俺さまが女になってから妙に過保護気味のロイドが、案の定不調を見抜いて眉を寄せる。
てか、俺さまはいいからコレットちゃんの不調に気づけよ。
カミングアウトをいつにしようかって結構悩んでんのよ、俺さま。
「…そっか。辛かったら、ちゃんと言うんだぞ。引き返すから」
だから何で無駄に男前。
215 :
191:2007/02/23(金) 12:02:10 0
あんまり進んでなくてごめんなさい
うごー…ごっつい難産。ネタがネタだけに…というか
エロを如何にかして入れようと頑張りすぎてるからか
カプ希望ございましたらできるだけ要素いれてきます。
ユグゼロキター!!!
GJ!!ありがとう!
ちゃんとバックグラウンドも考えられててハアハア
いやもうこのままロイゼロだったりユグゼロだったりで満足!
ゆっくりでいいんで頑張ってください!
217 :
名無しさん@ピンキー:2007/02/23(金) 17:22:46 O
GJ!!
思いもよらない展開に鼻血がでそうです…!
218 :
名無しさん@ピンキー:2007/02/23(金) 22:31:54 0
過疎ってるなあ
220 :
名無しさん@ピンキー:2007/03/03(土) 22:24:01 0
220getでage
221 :
名無しさん@ピンキー:2007/03/04(日) 13:24:47 0
_,,,,,,,,,,,_
/彡ノ´`ヽミ`
.|_ノ∋::::∈:::::|
| -・-:...-・-::::|
| ..::∪ ::::::::|
| ..::-==-::::::::|
ヽ ...:::::::::::::::::::
`''ー―''´
過疎ってんじゃーねーぞ
久しぶりに来たんだけど上のユグゼロの人、書き方上手いなぁ…
「ゼロス、コレットの病を治し、私に献上しなければ」
お前は私の子を産むのだよ。
すっげー鬼畜WWW
もっとウハウハな展開になるんかなとWktkしてる(*´д`)ハァハァ
このスレ素晴らしいね。ゼロ様(*^Д^*)ハアハア
ヴェイグ子を頑張って見たけど、上手くできんかったよ…。
エロすらいけない…orz
他の神を待つ。
愛があればいいと思うんだぜ?
自分も読み専だからエロ書けヌェー
前のロイドとゼロスの人はもういないのかな?
続き読みたい
過疎りすぎて笑えない
227 :
191:2007/03/18(日) 23:57:38 0
フラノールといえば、豪雪地帯。
けれど想像していたよりは堪えなかった。
無論、雪と赤い斑点が気にならなかったかと言えば嘘になる。
しかし、武器が長剣から短剣に代わり、前線から退いているため、赤は遠い。
胸元のエクスフィアが輝石に摩り替わっているせいだとは、あまり思いたくなかった。
「ゼロス、あんた体力配分とか考えておきなよ」
「わーかってるって。…ガキに心配されるほどか弱くねーっての」
「だからその過信がダメなんじゃない!」
「はいはいはいはい」
残念ながら、体力不足は感じなかった。
女性というハンディキャップが、あるはずなのに。
「あーあ、雪山といえばかわいこちゃんと二人きりの遭難って相場は決まってるのに」
「なんだよそれ?」
「そんでこう…素肌で暖めあおうみたいな…」
「今のゼロスが言うって凄い違和感だぞ」
「百合展開も悪くは…そうかロイドお前百合もわかんねえのか…」
不安で泣きそうなのに涙も出ない。
俺さまの中に俺さまが見当たらない。
…雪山に戻りたい、そう考える時が来るなんて。
その時は予想もつかなかった。
228 :
191:2007/03/18(日) 23:58:50 0
はやく、はやくこの雪山から逃げ出したい
こんなタイミングで女性化なんて、馬鹿げてる
そう思った自分をいっそ犯してやろうかと思った
そんな感情に一番ふさわしい名前がある。
いますぐ死にたい。
229 :
191:2007/03/18(日) 23:59:54 0
うん、まあね、あの、うん、若干意識的に考えないようにしていたというかですね
別に離反とかそんなんじゃなくてタイミングですか、そういうものがあるんですよ
しかもほら、俺さまってば雪とかちょう苦手なんで精神的にきつかったっていうか
我らが主、ユグドラシル。
彼が少年の姿で雷と共に光臨なさったときの俺さまは、
「今にも倒れそうな儚げな女性のように見えたよ」
「そうおっしゃるのなら待遇考えてくださいませんか」
「いやだね」
天使の心を揺らがせるには足りない『儚さ』だったらしい。
俺さまと同室になることを自らロイド達に申し出たあたり、むしろちょっと間違っ
た方向に揺らいでしまっている気がする。Sの方向に。大人数の部屋に気後れするよ
うな繊細さがあるならば、是非とも俺さまの顔色の悪さに気がついて欲しいところだ。
うんまあ確信犯に何言っても無駄だろうけれども!
沈黙がもたらす空気の重さは、玉座の前のそれと変わりない。空気の冷たさは天使
の都特有の、物理的な寒さではなく、クルシスの頂点に立つ天使達の王のもつものだ
ということを知った。
沈黙を破る権利は、俺には与えられていない。
彼が再び口を開くまで、出来ることなどはないのだ。
そう、できることなど。
せいぜいが、この小さな二つの寝台が一人ずつに与えられることを祈ることくらいだ。
230 :
191:2007/03/19(月) 00:00:12 0
きし、と少年が腰掛ける寝台が音を立てた。情事のそれを思い出すのは意識のし過ぎというものか。
びくつく俺さまの様子を見て取ってか、少年は優しげな外見にそぐわない、嘲る様な笑みを浮かべた。
「僕が怖い?」
怖いと言わずしてなんと言おう。問題は俺さまの心情そのものではなく、どう答えるのが正しいか。
俺が素直に答えることを望んでいるのか、笑って見せることを期待しているのか、少年の様子からは読み取れない。
読み間違えれば死ぬ。
それも物理的ではなく精神的に。
ああ、怖いといわずしてこれをなんと言おう。
「怖い、です」
良くも悪くも俺は神子だった。神子以外の生き方などは知らない。神子以外のものになりたいとも思わない。神子で無い自分など、仮定するだけ無意味だった。
神子でなければ生まれてさえこなかった。
神子以外のものになれるというのなら、それは死体でしかありえない。
彼、に。
神子である自分を形作った、神子の根拠そのものである彼に、否定されたのなら。
それはゼロス・ワイルダーの死に他ならない。
231 :
191:2007/03/19(月) 00:01:51 0
ero製作中ですがいつまでたっても…できあがりませ…ん…
心底申し訳ないです
とりあえずero前まで。
次回eroがいつのまにか無かったことになってたらごめんなさい
232 :
名無しさん@ピンキー:2007/03/19(月) 00:51:45 O
ちょwww良いところでww
続きはぁはぁしながら正座して待ってる!!
233 :
191:2007/03/19(月) 09:33:47 0
あ…最後揃えてヌェー…読みにくい!もうしわけない!
正座すると足痺れるのでどうぞ楽になさってください
お疲れ様です!!
久しぶりにきたら投下してたなんて!!
くそう、これからは毎日覗くぞ。
ほす
生殺しイクナイ
過疎だな
過疎
見ない内にたくましく育った息子に欲情しちゃう
イケナイと思いつつも身体は正直
近親相姦あおかんギシギシアンアン
そんなクラトスお母さんはどこですか
ものすごい過疎
過疎
↓ネタくれよ
243 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/14(月) 15:42:13 0
実際女の子として生まれ育ったら
みんな性格(少なくとも表面上は)百八十度近く変わると思う
侮られるためにおっとり系ゼロスとか
泣いてないもん!とか言っちゃう妹系リオンとか
巨乳が男子諸君の目を奪うお姉系バルバトスとか
正直ごめん
乳が生えただけで、他が元と全然変わってないバルバトス想像してフイタ
245 :
243:2007/05/17(木) 10:00:24 0
ていうかあげてごめん
女体化の醍醐味は
「このキャラがにょただったら男性に受けたんじゃ?」
と勝手に想像して萌えることだと思っている。
247 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/31(木) 19:48:44 O
保守ついでに
アビスのシンイオとかって需要あり?
なんかふっとネタが
ありあり
この過疎な地に潤いを
ありあり
みどりっこ大好き
>>248-249 dクス、じゃあとりあえずネタだけ投下してみるよ。
パターンは色々なので興味ないやつはスルーでよろしく。
個人的趣味でイオンたんはプチメロン(Cカップくらい)設定かつ時間軸がめちゃくちゃだが何、気にすることはない。
>パターン1:スタンダードにシンクはそのままでイオンだけにょた
シンク「ねぇイオン、なんで元が一緒なのにお前だけ女なわけ?」
イオン「さあ…? 何ででしょう。僕にも判りません」
シンク「っていうかさぁ…その胸も実は詰め物なんじゃないの?その歳でプチメロンとかさぁ」
イオン「ぷ、プチメロ…っ!? コレは本物ですよっ!馬鹿なこと言わないで下さいっ…」
シンク「ふーん、じゃあ確かめさせてもらおうか。元は一緒、 同 一 人 物 な ん だ し 恥 ず か し く な い よ ね ?(ニヤリ)」
イオン「え、あ、ちょ…! シンク、やめっ…!!ひゃぁあっ!?」
…そのあとイオンたんはシンクに美味しく頂かれました。
>パターン2:変わり種でイオンはそのままでシンクだけにょた
イオン「シンクは凄いですね、女性でしかも武器も無く拳で戦えるなんて。憧れます」
シンク「はぁ? 女に生まれちゃったから出来損ない扱いされて棄てられたのに?しかも腕力も低いから打撃も決定打にはならないし…」
イオン「でも、その分を譜術で補えるじゃないですか。充分凄いですよ…折角可愛らしいんですから顔も出されたらいいと思うのに」
シンク「な、馬鹿言わないでくれる!? 第一胸もこんなんだったら女としてなんか見られないだろ。困らないしそれでいい」
イオン「……シンクは、もう少し胸が欲しいのですか?」
シンク「…う………そりゃ無いよりはあったほうがいいとは思うけど、戦闘には邪魔になるだろ…?」
イオン「シンクは身軽ですから大丈夫ですよ、それに譜術もあるじゃないですか。…あ、そうだ!僕がお手伝いしますよ、胸大きくするの!」
シンク「………は?」
イオン「大丈夫です、男性が揉めば大きくなると書物で読みました。優しくしますから安心して任せてください」
シンク「ば、馬鹿言うな、って言ってる傍からどこ触っ(ry」
…散々揉んだけど天然ゆえ他意がなかったので、じれったくなりキレたシンクたんがイオンを襲って食べちゃいました。
ネタならどっちがにょたでも出てくるが、エロSSになるとイオンたん受けしか思いつきませんorz
もし書けたら投下するかも。
さ、散々揉んだけどって…!
なんだかそのフレーズに物凄く萌えた
スレ住人の皆様、始めまして。
とりあえず、現時点で暖めているネタは
「ガイの女性恐怖症を治す為に一肌以上脱ぐヒーロー達」
です。
スタンやリッドはリリスとファラのお下がりを着せて、ルークはドレス
・・・クレスはちょいと捻って、あの格好(但し普段と大差無し)をさせる予定です。
>>250 >散々揉んだけど他意がなかったので
烈風「やぁ……っ、イオン、もう無理…っ!」
導師「無理、ですか?でもまだ全然大きくなってませんよ?」
烈風「…もう胸はいいから、下…ッ…」
導師「下? 下が何か……?」
(……………ぷちッ)
ドサッ!!
導師「え? え、シンク?あの…なんで僕が押し倒されてるんですk」
烈風「ボクの身体たきつけた責任、ちゃんと取って(ry」
こうですか?わかりません!><
>>250のSS投下をwktkしながら正座してるよノシ
wktkwktk
「ロイド、なんだかんだ言っても250突破したじゃねーか!」
「ああ、そうだな!これからも皆で仲良くしていこーぜ!」
「…ていうかなんで二人ともそんなテンション高いのさ」
「…高くないとやってらんねーだろ」
「…がきんちょはまだ二次性徴来てない貧乳だから違和感もねぇだろうが、
俺さまたちはこうでもしなきゃ忘れらんねえの!現実を!」
「ひ、ひんにゅうとか言わないでよねさいってい!」
「ああもう二人とも落ち着けよ、な?巨乳とか貧乳とかどうでもいいだろ?」
「いくない!つうか何でロイドが俺さまよりおっきいの!俺さま納得いかねー!」
「…胸筋鍛えてたから…かな…?」
「………ああ、そう、かもな…」
「…リーガル布団からでてこないもんね…」
wktkついでにほしゅ。クラトス入んなかった。
>>255 ありがとう。シンフォニア投下されるのずっと待ってた
胸がロイドよりゼロスの方が小さいのに萌えた
257 :
250:2007/06/15(金) 00:41:54 0
>>250ですノシ
ちょっとさわりの部分だけ出来たので投下しに来ました。なので本番部分未だ無い…orz
イオンたん受けにしようと思ったのだが、あまりに腹黒になりすぎたので被験者様で勘弁してください。
被験者×シンクの被験者様襲い受けです。苦手な人はスルーよろ。
ちなみに、先天的にょたなのでそこんとこもヨロシク。
258 :
250:2007/06/15(金) 00:44:11 0
じゃり、と鎖が鳴る音が響いた。
射抜かんばかりに睨めあげるのは、自分と同じ緑の瞳。憎悪と屈辱でぎらぎらと燃えるそれに、イオンはにぃっと唇を吊り上げる。
「ねぇ、どう?そろそろ限界なんじゃない?」
「さっさと消えろ…ッ!」
覆いかぶさるようにして囁けば、殺気だった声が返ってくる。ああ怖いコワイ、そうおどけて身体をどけた。
寝台の上に拘束されているのは、彼女と全く同じ容姿を持つ少年だった。深い緑の髪と瞳を共有し、その外見さえ共有する二人。
ただ違うとすれば、ほんの少しだけ―――『彼』が生まれてから経過した時間の分だけ、少年の方が鋭い面立ちをしていることと、髪を針のように逆立てていることくらいか。
「本当に…媚薬飲ませたって言うのに我慢強いね、シンク。まあ、強情な方が僕も愉しめるからいいんだけど」
くすくすと笑うイオンの顔には、まだあどけなささえ残る造作とは結びつかないほど残虐な笑みが張り付いている。幼さゆえの残酷か、それとも聖職者の証である法衣を纏ったままだからそう見えるのか、そこまでは定かではない。
まるで獲物をいたぶり殺すのを楽しむ子猫の貌だ。
上半身を裸に剥かれ両手両足を拘束され、大の字にベッドへ縫い付けられた己のレプリカを前に、少女は舌なめずりせんばかりに蟲惑的な表情を作った。
「ふふ。でも抵抗もここまでだよ……さっさと堕ちてよね、シンク」
イオンはそう告げてちろりと赤い舌で己の指を舐め、今度は完全にベッドへ上がりこみ少年へ馬乗りになる。何をされるかを悟ったシンクが暴れようと全身を捻り、室内に耳障りな金属の触れ合う音ががしゃがしゃと鳴り響いた。
259 :
250:2007/06/15(金) 00:44:55 0
よせ、嫌だ!…そんなシンクの叫びを完全に無視し、イオンは薄笑いを浮かべたまま晒された少年の胸板に触れる。そのままツゥッと動かせば、僅かに指先に絡み付いていた唾液が薄っすらとしなやかな肢体に跡を残した。
否、真実それは指が辿った軌跡を明確に彼の肌へと刻んでいく。否応無く刻みこまれようとしているのは、呪いの譜陣―――『カースロット』。
「いや……だ…っ!」
彼が最後の抵抗の声を上げるのと、イオンが何事かを呟いたのは同時だった。
びくっと一瞬身体を強張らせたシンクの瞳から、先ほどまでの殺気や怯えのようなものは嘘のように退いて行った。代わりに顕在化しだしたのは、彼女が望むとおりの欲望の焔。
完全に堕ちたシンクの瞳を覗き込み、イオンは楽しげに囁きかける。
「さあ……シンク、正直にいってご覧。―――ねぇ、『どうしたい』?」
そして少女は、返された答えに満足げに笑った。
己の翠玉の中にも、情欲の焔をたぎらせて。
260 :
250:2007/06/15(金) 00:46:57 0
取り敢えずはここまで。こんなノリで良ければ続けるつもり。
被験者様の口調が微妙にエセなのは見逃してくださ…orz
ではお粗末さまです。
ネ申キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!
わ、わっふるわっふる!!!1!1!!
なぁ、拙作だけどファンタジアのTSSあげても良いかな?
チェス♀×クレスなんだけど…。
わっふるわっふる…っっ!!
>262
いいと思うよっていうかもうアゲロヨ!待ってるよいつまでも!
264 :
262:2007/06/20(水) 23:10:47 0
お言葉に甘えてageさせてもらうよ。
さて、注意事項だ。
うちのチェス子さんは生まれながらの女の子だからかなーり、イメージと違うかもしれない。
さらに、今回はまだエロがないorz
もしそれでもよかったら、この拙作を良作が生まれるまでのつなぎにでもしてくれたら幸いだ。
じゃノシ
※※※
「おーい、クレスー!」
暖かな日差しの降りるトーティスの村に、明るいソプラノが響く。
声の主は、由緒正しい「アルベイン流剣術」の道場に向かって声を張り上げている。
「クレスってばー!」
しかし、待ち人は中々出てこないようで、次第に声にいらつきが混じる。
「ったく…早くでてこーいっ!!」
…ガチャ
「…んー、何だよチェスター。」
265 :
262:2007/06/20(水) 23:13:24 0
「今日は、昼から狩りの約束してたでしょう!」
チェスターと呼ばれた少女はその言葉に柳眉を逆立てる。
「え…?あ、ご、ごめんチェスター!」
「森で待っていても来ないし、村の入り口でしばらく待っても駄目、家まで来たのに約束すら忘れられてたのね…クレスにとって私との約束が価値そんなものだったなんて…。」
そういうと、少女−チェスターは両手で顔を覆った。
「チェスター、ホントにごめん!!」
「いいのよいいのよ、どうせクレスは私のことなんてどうでもいいんだから…。」
「そんなことないって!許してくれ、チェスター。僕が悪かった。」
大声で話していたこともあり、周りでは村人たちが好奇の目で二人を見ていた。
266 :
262:2007/06/20(水) 23:14:15 0
「本当にそう思ってる…?」
「もちろん。絶対に埋め合わせはするから。」
「絶対?」
「約束する。」
クレスのその発言に、我が意を得たりとばかりに口元を歪めると、チェスターは顔を覆っていた両手をはずした。
「約束、したからね。クレスっ!」
「あ…チェスター、お前泣いてなんかいないじゃないかー!」
「誰も泣いたなんて言ってないもの。クレスがだまされただけでしょ!」
「うー、約束忘れてた手前、何もいえないじゃないか…。」
もう、二人のこんなやり取りは日常になってしまったようで、村人たちも遠巻きに見守っている。
「じゃ、さっさと準備してきなさい!五分だけ待ってあげるから。」
「はいはい…言っとくけど、あんまり高いものは駄目だからな。」
「大丈夫よ。ちゃんと考えてるから。」
そう言って、チェスターの口の端が笑みの形に吊りあがった時点で、クレスの運命はもう決まっていたのかもしれない。
267 :
250:2007/06/22(金) 13:44:23 0
投下終了報告がないけど、終わったと見ていいのかな…?
流れを豚斬って申し訳ないが、一応出来たところまで投下します。
………すまない、本番はまだなんだorz 次回は必ず…!!
さて、注意書きを。
カプはTOA・にょた被験者イオンとシンク。
>>258-259の続き。
被験者様のカースロット使用襲い受け…というかどう見ても被験者攻めです本当に(ry
カースロットかかってるのであまりシンクはしゃべりません。
タイツじゃなくてニーソ、プチメロン設定は自分の趣味なので何、気にすることはない。
ではドゾー
床にかつんと軽い音を立てて、髪飾りが落ちる。
そしてそれを追いかけるように、ばさりと法衣が脱ぎ落とされた。薄暗い部屋に浮かび上がる隠されていた少女の身体は細く、まだまだ成熟した女としての魅力は備わっては居ない。
だが、年齢から考えてみれば充分、女としての―――というより、少女としての魅力は備えた身体。
厚手の法衣を着たままでは判らなかったが、下着と腿まで覆うニーソックス、そしてガーターベルトだけの姿であれば、柔らかく盛り上がった双丘が同年代のそれより豊かな事がよく判る。
「イオ…ン…、早く……」
イオンは、急かすように呼ばれた自分の名に苦笑する。これではどちらが女だかわからない、と思案しかけて、思いなおす。
今のシンクは、自分が掘り起こした記憶の中に溺れているのだ。彼自身も覚えていない、まだ殆ど自我もなかった頃の記憶に。
「せっかちだね、もうちょっと待って」
赤子を宥めすかすように声をかけて、少女は手にした鍵を拘束具に差し込む。かちりと小さな音を立ててシンクの左足を戒めていた枷が外された。
同じ要領で右足も解放してやり、ようやくベッドに体重を掛ける。欲望に素直になった彼の身体は熱く、触れた箇所からその熱が伝播する。灼けついてしまいそうな錯覚を覚えるほどに。
シンクはもどかしそうに両手を縛る鎖を鳴らすが、イオンはそれを意に介さず枕元の小瓶へ手を伸ばした。
中にはほんの少しだけ残されたどろりとした薄紅の液体…彼に飲ませたのと同じ媚薬だ。
いくら望んだところで、慣れない行為では快楽を得ることは出来ない。ましてやシンクは生まれて一年も経たぬ赤子同然であり、彼女の身体を充分満足させる技術など持ち合わせていない。
そしてイオンとて年端も行かぬ少女であり、実質まだ男を知るには早い年齢だ。未熟な身体と技術での行為は痛みしかもたらさない。
―――その痛みを快楽へ摩り替えるには、どうしても必要なものなのだ。
「ふふ、待たせたね? じゃあ楽しもうか」
イオンは甘く濡れた声でシンクの耳元をくすぐりながら、彼の手を縛る鎖を解きにかかる。
がしゃんと重い音を立てて鎖が放り出されるのと、半身を起こした少年がイオンを引き寄せたのはほぼ同時だった。
「んんっ!? …ふ、ぁ……ん…っ!」
噛み付くような口付けから、強引に唇を割って差し込まれた舌が咥内を蹂躙する。こちらのことなどお構い無しの、まさに獣のようなそれに酸素を奪われ、一気に意識が薄れかける。
息苦しさにイオンが肩を押して唇を引き剥がせば、飲み込みきれなかった銀糸が唇の端から伝い落ちる。
不満そうに自身を見やるレプリカに、彼女ははぁ、と大きく息をついて―――彼の1.5倍は不機嫌そうに表情を歪めて言い放った。
「…このへたくそ。キスはこうするんだよ」
手の甲で銀糸を拭い取り、ニヤリと笑んだイオンはシンクの頬を両手で固定し、唇を合わせた。
恐ろしく自然に舌が滑り込み、丁寧に歯列をなぞられシンクはくぐもった声を漏らす。己のそれとは全く違う、明らかに桁違いの技術。
時に舌を絡まされ、甘噛みされ、ぞくりとした快楽に似たものが背筋を這い上がる感覚。ぼんやりと霞む思考の中で、必死にそれを真似てみれば少女は目元を細めて笑い、さらに強く舌を絡ませる。
時々息継ぎのために唇を離しながらも、ひとしきり行為を重ねて満足し、イオンはようやく彼を解放した。
正確には満足したというよりも、媚薬の効果に浸された身体がその先を求めて我慢できなくなった、と言うほうが正しいが。
「もういいでしょ? …ま、そっちも限界みたいだけどね」
くす、と揶揄するように告げれば、内腿に当たるシンクの熱の中心が僅かに硬度を増した。窮屈そうにズボンに押し込められたそれは、解放を求めて唸っているようにも思える。
彼女がどうなの、と問う意を込めてシンクを見やれば、苦しげに表情を歪めて頷いた。
柔らかな少女の肢体に圧し掛かられ、挙句服越しとはいえしっとりと濡れた場所を熱に押し当てられていれば、いかな理性も切れるだろう。
「もう…入れたい」
シンクのかすれた声音に、イオンは艶めいた微笑みと共にキスを落とし、囁いた。
「いいよ。させてあげる」
271 :
250:2007/06/22(金) 13:49:09 0
今回投下分は以上で。
では他の職人さん降臨をwktkしながら正座待ち組に戻るとするよノシ
>>271 GJGJ!!!!
シンクが可愛いよ!被験者イオン様腹黒いよ素敵だよ
続きを正座して待ってます!
273 :
262:2007/06/22(金) 21:51:15 0
>>271 GJ!!
>>終了報告
スマソ。書き込んだつもりだったんだがかけてなかったorz
貧弱回線ごめんm(__)m
被験者イオンたん(*´Д`;)ハァハァ
漏れも攻められて逆レイプされてぇえええええ
ハァハァハァハァハァ
…ウッッ!!!
神が二人も降臨なさっとる…
GJ!
スレ住人の皆様、今晩わ。
予告していたネタが完成しましたので、早速投下致します。
「ガイ様、過激に変身?」
(・・・ここは?)
ガイ・ペールは気付くと、寝台に取り付けられたベルトで拘束されていた。
どうやら、気を失ってからここに運び込まれたらしい。
(俺、一体何かやったか?)
珍しく、ルークを初めとしたリーダー連中に誘われ、大いに飲んだのだが、
飲み比べ対決の後・・・それからの記憶が無い。
不可解な状況に不安になりつつも、ガイは大声を上げた。
「おーい、誰かぁ!?」
暫くしてから、誰かがドアを開けて部屋に入ってきた。
その人影は、茶色の僧服を身に纏っている事が見て取れた。
「ティア、か・・・?」
未だに、見知らぬ女性が近付いただけでも鳥肌が立つのだが、慣れた相手か変事ならば
それも無い。
しかし、顔を上げたガイは鳥肌どころか、そのままの姿勢で凍りついた。
・・・教団の服の上には、毛並みの良い緋色の長髪に翡翠色の瞳が輝いていた。
「どう? 似合ってるでしょ」
「ルークっ! お前、何つー格好してるんだ!」
「ティアに借りたんだけど・・・それでも胸がきついかな」
ルークはそう言うと、本来あるはずの無い大きな膨らみを両手で持ち上げていた。
そう言えば、ルークは妙に柔和な色気を放っており、声も甲高かった。
「まさか・・・、お前、女になったのか!?」
「ハロルドに頼んで、ちょっとね」
(ティアよりも女っぽいし、胸もでかい・・・って、うげぇぇぇ!!)
気付くと同時に、例の症状がガイの全身を駆け巡ってきた。
まるで電気ショックを受けている様な、強烈な痙攣だ。
「おや、ようやくお目覚めかな」
「お・・・おおおおおっ!?」
救いを求めようとしたガイは、入ってきたクレス達の姿を見て苦悶の呻き声を上げた。
入ってきた者は皆、女物の服を纏っていたのだ。
スタンはリリスのエプロン服(ご丁寧にリボンまで結っていた)、リッドはファラの
ラシュアン染めの服を着ており、快活な田舎娘といった趣だ。
最も、借り物が全て似合っていたかというと否で、ロイドの黒タイツに真っ白な巫女服
(勿論、コレットからの借り物)やカイルの桃色の薄いワンピースはまだしも、セネル
の花飾り満載のドレス、カイウスの飾り付きの白い僧服姿は見るからに痛々しかった。
意外に似合っていたのがヴェイグで、クレアの紫色の服とリボンを身に付けていたが、
白肌と青い髪に似合い、当のヴェイグも気に入った風だった。
只一人、クレスだけが側線入りの黒タイツにマンテル、シャコー帽といった姿だった。
「クレス、お前の格好って・・・クロエの?」
「うん、僕の服と似てるから交換したんだ」
「という事は、クロエがクレスの服を着て歩き回ってるのか・・・違和感無いな」
「あれ?、ミントさんに服借りなかったの?」
リアラの髪飾りをぶらぶらと揺らしながら、カイルがクレスの顔を覗き込んだ。
「いや、流石にミントの服を着るのは、ちょっと・・・」
クレスは顔を赤らめると、身体をもじもじとくねらせた。
流石は、真面目朴念仁で通っているクレスらしい。
「ピッタリピチピチ全身黒タイツの方が凄いと思うけど」
「身体の線がばっちり出てるもんな」
そう言いながら、リッドはクレスの丸く整った臀部をつるりと撫でた。
「あ!、僕のお尻撫でないでよぉ」
(悪夢だ・・・)
ガイは、この現実離れした光景を、既に麻痺しかけた感覚で眺めていた。
その頃・・・
「良くお似合いですよ」
「ってゆーか、もろ黒髪の女クレスって感じじゃん」
クレスの服を着たクロエを前に、ミントとアーチェが見たままの感想を述べていた。
「ワタシとおそろいだね!」
言葉の通り、コレットはロイドの赤い服に、ご丁寧にも2振りの木刀を差していた。
「こりゃあ動き易いわ、イケルイケル!」
リッドの服を着てレグルス流の型を決めているのは、勿論ファラである。
「ファラ似合ってるな! ワタシもキールと服交換するね」
「想像しただけでも凄そう・・・」
はしゃぐメルディを横目に、カイルのヘソ出し服を着たリアラが噴き出しかけていた。
その横では、ジーニアスがなけなしの勇気を振り絞り、プレセアに話しかけていた。
「プレセア、あ・・・あのっ・・・、良かったらボクのと交換して・・・」
「いいですよ」
「やった・・・うぎゅっ!!」
ジーニアスが顔をほころばせた瞬間、彼は巨大な斧に押し潰された。
「・・・違いました?」
プレセアは、ジーニアスのけん玉を握ったまま、頭を傾げていた。
「見て、俺の身体・・・綺麗でしょ」
ルークはティアの僧服をするりと脱ぐと、豊かな双丘の谷間にガイの顔を押し付けた。
つなぎの肌着に包まれたルークの双丘は柔軟に形を変えて、ガイを包み込んだ。
「んんん・・・!」
ガイは全身を捩じらせ苦悶したが、全身を拘束されているので逃げるに逃げられない。
「そんなに嫌・・・?」
「・・・潤んだ目で俺を見るなぁぁ!」
やっとの思いで顔を出したガイが、搾り出すような声で叫んだ。
「苦しいのは最初だけ。慣れれば大丈夫だよ」
ルークは、更に双丘をガイの顔に押し付けた。
「ん〜!!」
ルークがガイを愛撫していた頃、他の“美女”達は手持ち無沙汰だった。
「ルークの奴、結構真に迫ってるな」
「どうせだから、俺達もやってみようかな」
きらりと瞳を輝かせた連中が、次々とガイの傍に寄ってきた。
「んんー!!」
ルークの双丘に圧迫されたままのガイは、声にならない悲鳴をあげた。
「ルーク程では無いが、俺のも結構あるぞ」
あの口調もそのままに、ヴェイグはガイの右手を掴むと胸の膨らみに押し当てた。
「お兄ちゃ〜ん!」
「兄や〜!」
「にーにー!」
「兄貴ぃ〜!」
ガイの胸にすがり付いて、メロンならぬスライスレモンの双丘を押し付けたのは、
カイル・セネル・カイウス・ロイドの幼女軍団だ。
「この鍛えられた足・・・いいなぁ!」
「すべすべ〜!」
両足にすがり付き、又がって愛撫しているのはスタンとリッドだ。
「一番大事な所が残っちゃった・・・」
止めに、クレスがガイの臀部に跨り、秘所を剛直に擦り合わせた。
「うわー、大胆!」
「クレスちゃんも中々やるなぁ〜」
「だって、これしか・・・あ、濡れてきちゃった」
クレスの黒タイツから突き出た双丘の頂はツンと立ち、秘所も湿ってきていた。
「みんな、楽しくやってるぅ〜」
妙に陽気な声で入ってきたのはハロルドとジェイドだ。
「やっぱり駄目みたい」
ルークの言う通り、ガイは白目を剥いて泡を吹いていた。
「まぁ、そんな事だろうと思いましてね」
ジェイドは、注射器の針をガイの首筋にぷすりと刺し、ぐっとピストンを押した。
「何打ったんだ?」
「マルクト軍が試作した興奮剤に、ハロルド特製の強精薬の混合なんですけどね」
「うわぁ・・・」
そう言うなり、2人はそそくさと部屋の片隅に移動した。
「おい、ガイの様子がおかしくないか?」
「薬が効いてきたのかな」
薬を打たれたガイの身体は、ピクピクと痙攣していたかと思いきや、いきなり跳ね起きた。
「ゴルァァァァァ――――――!!」
「うわぁ!?」
全身の筋肉が膨れ上がり、衣服が千切れ飛んで丸裸となったガイは野太い声で吼えた。
そして、拘束具を引き千切るなり、群がっていたルーク達を吹き飛ばした。
「ガイ・・・?」
「いいい一丁本気を見せますかぁぅぉぅぁぅ!!」
野獣と化したガイは、周りに居たクレス達を寝台から叩き落した。
そして、ルークの腕を掴むと寝台に放り込み、ティアの肌着を引き裂いた。
ティアよりも大きな双丘が剥きだしになり、見るからに重そうなそれがぷるんと揺れた。
ガイは鼻息も荒く、舌なめずりするなりルークの剥き出しの双丘にむしゃぶりついた。
「そんな・・・あ・・・」
「むふ〜!、うめぇ〜!」
そして、ルークの手首を掴んで抑えると、倍近くにいきり立った剛直を秘所に突き立てた。
「そんな・・・いきなり・・・い、痛い!!」
「ルーク、これでお前は俺の女じゃ〜!!」
ガイは強引に腰を沈めると、ルークの中を蹂躙した。
「俺様の子種をたっぷりと注ぎ込んでやるぜぇ〜」
「ガイ、らめぇ・・・あ・・・ぁ」
白濁液を体内に大量に注ぎ込まれ、ルークは痙攣しながら横たわっていた。
「ぐひひひひ・・・種付け完了だぜぇ」
絶倫超人と化したガイは、フンガーフンガーと鼻息を立てていた。
嵐のようなガイの行為に、呆気に取られていたクレス達は漸く事の次第に気付いた。
「どうすんだよ、あの筋肉馬鹿」
「あのまま野放しにしたら、手当たり次第に女の人を襲うかもしれないぞ」
「僕達の身体で沈めるしかないか」
「という訳で・・・まずは妻帯者の上に、アレの経験豊富なスタンから」
「何だよそれ」
という訳で、まずはスタンが野獣と化したガイの前に立ち塞がった。
ガイはエプロンドレスを半脱がしにすると、豊満な双丘がぷるんと飛び出た。
そして、スカートをまくってショーツを下ろすと、スタンの身体に圧し掛かった。
・・・一同の予想を裏切り、“英雄”スタンは呆れる程弱かった。
「ひゃぁぁぁ、ひゃぁん・・・」
スタンは散々鳴かされた挙句に、顔と長い金髪に白濁液をぶっ掛けられた。
「スタン弱っ!」
「いつも、母さんの方が責めだもんな」
「スタンが受けかよ・・・そりゃ駄目だ」
「で、次は誰なんだよ?」
「・・・俺が行く」
自ら服を脱ぎ、敢然と勝負を挑んだのはヴェイグである。
「・・・っ、くぅ・・・ん・・・」
ヴェイグは殆ど声を上げずに耐えたが、結局はガイの極太剛直の前に果て、慎ましい茂み
に覆われた秘所と白く端整な顔立ちを生臭い液体で汚された。
次いで、幼女軍団も奮戦したが、各個撃破された。
セネルとロイドはほぼ着たきりの姿だったが、カイルは薄いワンピースと同色の
ショーツを半脱がしにされ、リアラのものによく似たスライスレモンの双丘を唾液塗れに
された上に、全身汁塗れにされる無残な姿でスタンの横に転がっていた。
カイウスは全裸で横たわっていたが、彼女(?)は獣化してガイに挑んだのだった。
強靭なレイモーンの体力でガイを攻め立てたが、形勢逆転したガイに後背位で攻められ、
きゃうんきゃうんと可愛い声で鳴かされて敗北したのだった。
「結局、最後まで割を食うのも僕の役目か・・・」
クレスは自嘲しながらも、勇敢にもガイに飛び掛った。
「ピチピチタイツの女もええのぉ!」
ガイはクレスの身体を抱き抱えると、端整に整った臀部を撫で回した。
「うわぁ・・・地獄絵図」
「私達は部屋に入らなくて正解でしたわね」
部屋の反対側にあるマジックミラーから、アニスとナタリアが唖然とした表情で
眺めていた。
「極度の女性恐怖症も、裏返せば恐るべきスケベ大魔王に・・・興味深いわね」
ハロルドとジェイドも何時の間に避難したのか、脇でデータを記録していた。
「でも、一体どうするのです?」
「このままじゃ、私達もガイに襲われるのも時間の問題ね」
「アタシ、犯られて出来ちゃったらガイの家からたんまりと養育費をふんだくってやる!」
「それ以前に、アニスを相手にしますかねぇ」
「ご心配無く。マジでヤバい時はこの自爆スイッチを・・・」
「・・・冗談でも、言って良い事と悪い事がありますよ」
ティアが恐ろしい形相でハロルドを睨みつけた。
「ふははははは! ハーレムじゃ!」
今や、恐怖の絶倫大魔王と化したガイは勝利の雄たけびを上げていた。
脇に、黒いタイツを破かれて剥き出しになった秘所を白濁液で塗らしたクレスが
虚ろな表情で横たわっていた。
顔はおろか、茶色かかった金髪と赤いバンダナまで白く汚されている無残な姿だ。
「まずはお前達を我が妻にし、孕ませて強い子孫を作るのだ。
そして、我がガイラルディアの血筋で全王家、全世界を支配するのだ!」
一敗汁に塗れた英雄達は、今や貞操の危機に曝されていた。
「俺達、こんなのにやられちまうのかよ」
「みっともない」
「俺、一番先に孕まされちゃうかも。多産の家系なんだ」
そう言って、顔を蒼ざめたのはスタンだ。
「ガイの子供だったら産んでいいかなぁ・・・」
ルークは早くも服従して、ガイの妻になる様子だ。
「待って!」
突然、部屋に飛び込んできたのはティアだった。
見た所、何も武器は帯びていない風だった。
「私に勝ったら、好きに抱いていいわよ」
「飛んで火に入る何とかとはこの事だな。行くぞ!」
ガイはフンと鼻息を吹くと、猛然と丸腰のティアに掴みかかった。
しかし、ティアは鮮やかな動作でガイの腕を掴むと、するりと投げ飛ばした。
士官候補生時代にリグレットから教わった護身術の一つ、一本背負いである。
そして、倒れこんだガイの身体に乗りかかると、首筋に注射器の針をぶっ刺した。
「ぐ・・・ぐわぁぁぁぁ〜!!」
悲鳴と共に、筋骨粒々だったガイの身体が瞬く間に収縮していった。
そして、後にはすっかり痩せ細ったガイが横たわっていた。
「お・・・俺は一体・・・?」
「薬の副作用で・・・えぇっ!?」
「ガイ!」
気付くと、ルークがガイの身体を抱きしめていた。
“3ヶ月後”
「ガイ!」
少しやつれ気味のガイの背中に、妙に艶やかな肌をしたルークが抱きついてきた。
ルークは元の白い吊るし服姿だったが、一抱えもある胸の膨らみがガイの背中に当たった。
・・・あの騒ぎ以来、女性の快感の虜になったルークは事あるごとにガイと交わり、今や
公然の関係となっていたのだった。
「ガイ、気持ちいい事しよ」
ルークはガイと唇を重ね合わせながら、ねだる様に懇願する。
「まだ、駄目だ」
「そんなぁ」
「お腹の中の子に何かあったら大変だろ」
「そっか、俺達の子供に何かあったら大変だもんね」
ルークは顔を赤らめながら、掌で収まりきれない程の双丘を両手で絞った。
たちまち、突き出た頂の部分が半透明に滲んだ。
「あはは、おっぱいもこんなに張っちゃった」
「そんなだったら苦しいだろ。俺がちょっと吸ってやるよ」
ガイは大胆にも、ルークの胸元を開けると、零れ落ちた膨らみに吸い付いた。
「ちょっと、人が居るよぉ・・・あ」
こくりこくりと、ガイがルークの母乳を嚥下する音が微かに響いた。
カフェの軒先では、クレス達がいちゃついているルークとガイを生暖かい目で眺めていた。
流石に、彼等は元の姿に戻っているが、クレスのタイツだけはクロエのままだった。
どうやらお互いの服が気に入ったので、記念に一式交換で贈ったらしい。
「完全に、2人の世界に入ってやがる・・・」
メロン味のアイスパフェをつつきながら、ロイドが呆れた表情で言った。
「よくも、人前であんな破廉恥な行為を・・・信じられない」
クレスが眉を顰めつつ、コーヒーを啜った。
「ルークの奴、ガイの子を産む気なのかな」
「“俺達の大切な子”だからって、何があっても産む気らしい」
「2人共、相思相愛なのが救いだけどね」
カイル・セネル・カイウスの3人はお子様ランチを頼み、チキンライスに立てられた
キムラスカ王家の旗を落とさない様に、スプーンで慎重に山を崩しては口にしている。
旗を崩した者が3人分の勘定を払うというゲームらしい。
「ルークの実家とキムラスカ王家じゃ、正式に婚儀を行うなんて話も出てるんだと」
「つまり、事後承諾か。ガイもマルクトの名門貴族だし、外交にもプラスだな」
そう言うと、リッドはチョコレートケーキを一口で頬張った。
「マルクトと言えば、ジェイドは?」
「怒り狂ったティアとナタリアの襲撃を避ける為に、地方に隠遁したと聞いた」
ヴェイグがミルクシェークのかき混ぜ棒をつつきながら言った。
「自業自得だな・・・あ?」
バニラアイスを掬って口に入れようとしたスタンが硬直し、スプーンからアイスを
ぽたりと落とした。
「父さん、どうしたの?」
カイルが、心配そうに父の顔を覗き込んだ。
「あれ見ろ、あれ・・・」
スタンが指差した方を見て、一同は凍りついた。
「何てこった・・・」
ルークとガイの前に、ティアとナタリアが立ち塞がっていた。
白装束をまとい、白鉢巻きを巻いたその姿は只ならぬ殺気を帯びていた。
この異様な雰囲気に、通行人はおろか生き物は瞬時に逃げ去り、人っ子一人居ない。
結果的に、逃げるに逃げられないクレス達だけが固唾を呑んで見守っていた。
「ルーク、今ならまだ間に合うわよ」
「ガイ、ルークをお渡しなさい。さもないと・・・」
ティアは杖を握り締め、ナタリアは矢を弓につがえながらにじり寄った。
「お前等には指一本触れさせないぞ。ルークは俺の愛する妻だ」
ガイは、ルークの身体を庇う様に抱きしめた。
「ルーク・・・嘘だと言って」
そう言って迫るティアの瞳は瞳孔が極度に収縮し、おまけに血走っていた。
どう見ても、正気ではない。
しかし、ルークはルークで勇敢過ぎたのが仇となった。
「俺はガイの奥さんだ。正式に結婚して、子供を一杯産むんだ!」
ルークも、向き出しの双丘もそのままにこう言い放った。
ぶちっ
「 コ ロ シ テ ア ゲ ル 」
ルークの一言で、完全に正気を失ったティアの口から、この呪いの言葉と
共に、微かに禁呪らしき詠唱の文句が漏れてきた。
ナタリアも、凄まじい悪鬼の形相で2人を貫けとばかりに弓を引き絞った。
「殺されてたまるか!」
ルークとガイは、よりによってクレス達の座っていたテーブルに駆け寄った。
「うわぁぁぁ!!」
「こ、こっちに来るなぁ!!」
バチカルの中心街に、凄まじい轟音と共に巨大なキノコ雲が上がった。
*
この惨劇は、『バチカルの焔事件』として、カレギア王国首都バルカを襲った
『ラドラスの落日』や、王都ジャンナの『王都炎上事件』に次ぐ大事故として、
永く人々の記憶に留まった。
『バチカル大爆発事件』は、政府の調査委員会により、地下の廃工場に溜った
廃油から発生したガスの引火事故と公表された。
もっとも、事件直前の証言からこれを情報操作だと否定する向きもあったが、
調査報告を含めて国家の最高機密として封印された為、事件の真相は未だに
不明である。
…………………orz
ホシュ
294 :
250:2007/06/29(金) 02:55:33 0
どうも少し振りです、キリよいとこまで続きが出来ましたので投下しに来ましたノシ
今回は本番…というか本番のところしかないです。
さてそれじゃあ注意書きを。
TOAの被験者イオン×シンク。被験者先天的にょた、シンクはそのまま。
>>258-259、
>>268-270の続きになります。
ではドゾー
すでに下着としての用を成さなくなったそれを無造作に脱ぎ捨てて、イオンは再びシンクの上に圧し掛かった。
同じように一糸纏わぬ姿にされた彼の熱は既に充分すぎるほどに昂ぶり、滲む先走りがその切っ先を濡らしている。
はやく、とうわ言のように急かすレプリカの欲望に手を添えるも、彼女はわざと焦らすように入り口に宛がったまま腰を落とすのを止めた。
既に彼と何度か肌を重ねたイオンのこと、痛みへの怖れや要領がわからないのではない。
シンクに、あくまでも自分が優位だと改めて示すためだ。
「それじゃ、頂きます」
まるで女王のような傲慢な笑みで宣言し、ずっ、と腰を落とす。
濡れそぼる場所にゆっくりと熱の先端が入り込む感覚に、シンクが耐え切れぬように彼女の細い腰を掴んだ。
「はぁ、ん…っ……、―――んぁあっ!?」
「あ、く……っ!」
ズンッと突如自分を襲った激しい突き上げと快楽に、イオンの口から甘い嬌声が吐き出される。
ゆるゆると落としていたはずの下肢は完全に密着し、奥深くまでくわえ込まされた熱に彼女は忌々しげな目で少年を睨んだ。
「レプリカの分際で、誰が勝手に動いていいって…っ、言ったのさ…!」
イオンの爪が仕置きとばかりにガリッ、とシンクの胸を引っかく。よほど不機嫌になったのか剣呑な光の宿る彼女の瞳に、シンクは成す術もなく気圧されおとなしくなった。
それを確認し、彼女はニィッと唇を吊り上げて両手を彼の胸についてゆっくりと腰を動かし始める。
「うっ、…く」
「気持ちイイんでしょ?いい加減素直になりなよ」
押し殺したような呻きを零す少年の耳元で囁き、イオンは短く何事かを呟いた。
その瞬間に彼の胸の譜陣は幻のように消えうせ、白い肌に血の滲む引っかき傷だけが残される。彼女が傷へツゥッと舌を這わせ見やると、痛みと屈辱と快楽に歪む同じ顔が視界に映った。
「動くなら、…さっさと動いてよ。キツイ、から」
イオンはシンクの口から吐き出された小生意気な文句に満足げに笑み、再び律動を再開させた。
浅く深く腰が沈むたびにくちゅ、ぐちゅ…と淫靡な音が接合部から零れ二人の聴覚を犯す。それが一層快感を高め、シンクの昂ぶりを、彼女の締め付けをより激しくさせていく。
「んっ、…は、あ……あ、あぁっ」
「く、ぅ……はあ…ッ」
いつしか攻め立てるイオンの口からは甘い嬌声が途切れることなく紡がれ始め、ようやく許しを得たシンクも下から少女の身体を突き上げる。
被験者とレプリカと言う関係からか、お互いが自分の悦いところを求めて動くたびにそれは一致し、痺れるような快楽が電流のように駆け巡っていく。
「あぁんっ!あ、んっ…く、あ、あぁあッ!!」
深緑の髪を振り乱し快楽を貪るイオンの中は、シンクの精を搾ろうとでもするかのように彼に絡みつき攻め立てる。
その熱く蕩ける、けれども激しすぎる刺激に彼は耐え切れず、喘ぐように声を漏らす。
「イオ…ン、ボク、……も…、限界…っ!」
「ふぁっ…ん、イくならイきなよ…っ、僕も…もうっ……ぁ、あぁ!んぁああっ…!!」
一層甘く高い声と共にぎゅっと締め上げられ、シンクが呻き声と共に彼女の中に大量の白濁を吐き出す。
どくっ、と己の中に流し込まれる熱い奔流にふるりと小さく震え、イオンは荒く乱れた息の中で小さく、妖艶に―――快楽の残滓に酔う女の顔で笑った。
298 :
250:2007/06/29(金) 03:06:10 0
一応コレで完結です…が、この後シンクが逆襲するネタもあったりなかったりします。
気が向いたら投下するかも。ともかく読破トンクス!
>>273 あ、自分も時々そうなったりするしな…スマソ、そして気にするな。口うるさいみたいでこっちこそゴメン。
SS続きwktk正座してるよノシ
んでは神下ろしも成功したところで正座しに戻ります。
299 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 12:02:07 O
>>298 問おう。あなたが私のネ申k(ry
GJGJ!!シンクの逆襲楽しみにしてるよ!
そして他社版権ネタスマン
すまないageてしまった…orz
301 :
262:2007/07/07(土) 02:47:53 0
>>298 GJ!!
ついアビス買っちまったよ⊃д`
貴方は何も悪くない!
むしろ、ありがとう、と言わせてほしい。
そして、こんなネ申と同時期投稿してしまう俺を許してほしい。
前回のチェス♀×クレスの続編ですが、よろしければ次のネ申降臨までのお茶菓子にでもしてください(´・ω・)⊃旦
前振り長い上に、チェスなんて複雑な子をいじってるので、かなりオリ気味なので注意お願いします。
では、次からどうぞ、です。
302 :
262:2007/07/07(土) 02:49:21 0
TOP:チェスター♀×クレス
オリ気味な部分ありで注意してください。
親友であり幼馴染であるクレスは彼女達のことを誰よりも心配した。
最初は、食料を持って行ったりしたのだが、それは彼女の気にいたく触る行為であったらしく突っ返されてしまった。
彼の両親もまた、彼女達に自分の家に来ないかと誘ったが、チェスターは断固として断った。
頑固といえばそれまでかもしれない。
しかし、彼女は逝ってしまった両親に代わり、妹のアミィを立派に育てたかったのだ。
バークライトの名を捨てたくなかったのだ。
どうしようもないときは頼ったりしたが、できる限り、自分達で生きていこうと、チェスター姉妹は決めていた。
だが、酒場の薄給などでは成長期になった二人は食べていくことなどできない。
本当ならば、狩りに出て少しでも多くの収入を望みたい。
しかし、彼女達は幼すぎる。
そこで、チェスターはクレスの父に頼み込み、女の腕でも扱える弓を習った。
講習料も出世払いという形になってしまい、迷惑をかけて申し訳ない、情けないと彼女は思ったが、妹の為にもすがりつくしかなかったのだ。
303 :
262:2007/07/07(土) 02:50:29 0
コピペミスったorz
これ読んでから上読んでくださいm(__)m
突然ではあるが、チェスター・バークライト(♀)は純潔である。
彼女は幼くして両親をなくし、妹のアミィとたった二人で生活しなくてはならなかった。
もちろん、幼かった二人が生きていくことは並大抵のことではなかった。
ましてや、共に女である。男に混じって働くことなどできなかった。
酒場で給仕の真似事をし、そこで得たわずかな給料で食べるしかなかったのだ。
304 :
262:2007/07/07(土) 02:51:07 0
そうして月日は流れ、チェスターも女として成長してきた。
酒場のマスターから“そういう”仕事を進められ、そうすれば待遇はよくなるといわれた。
“己のすべて”を捨てる代わりに。
もう一度言おう。チェスター・バークライト(♀)は純潔である。
彼女自身も考えたことがないわけではなかった。
しかし、もし自分が体を売れば、生活が楽になる代わりに、アミィは「淫売の妹」になってしまう。
盗みに手を染めそうになったときも、同じ事を考えて耐えた。
妹が、大切なアミィがいたから、チェスターは道を違えることなく今まで生きてこれたのだ。
そんな彼女の誇りを踏みにじる発言に怒った彼女は、その場でマスターをはっ倒して店をやめてしまった。
その足で彼女はアルベイン流道場に乗り込み、次の狩りから自分も参加することを認めさせてしまった。
天賦の才、いや、人賦の才といったほうが正しいだろう。
その弛まぬ努力で手に入れた弓の腕は、村一の弓引きも適わぬほどに精密であった。
そして、また時は少し動く。
305 :
262:2007/07/07(土) 02:53:04 0
終了報告
スマソorz
303→302→304の順で読んでほしいです。
今回も前振りだけで申し訳ナス(汗
次こそはペロシーンを入れます。
では。
リオンは貧乳でも巨乳でもいける俺が保守
ガイはひんぬーでもきょぬーでもいける俺も保守
309 :
255:2007/08/22(水) 09:44:13 0
「ロイドくんロイドくん俺さまをお嫁さんにしてください!」
「俺も女だけどなゼロス!」
「ろ、ロイド、そんなふしだらな女、父さんは認めんぞっ」
「今は母さんだけどなクラトス!」
クラトス続きで保守ー
携帯から失礼。長文スマソ
オリ「何でシンクだけ女なんだ?」
シン「そんなもの答える義務はなry」
イオ「確か性別設定のあたりのレプリカ情報を人為的に書き換えたんですよ。性別を変えることが可能なのかという実験だったようですね」
フロ「…?よく分かんない…」
オリ「へー、なるほどねえ」
シン「何でアンタが知ってるんだ!?」
イオ「ディストが寝言で言っていたのを聞いてしまったのです」
オリ「…盗み聞き?」
イオ「いえ、盗み聞きというわけでは…あ、副作用のようなもので生殖機能に異常を来したらしく、絶対に妊娠はしないようですよ」
オリ「すごいな。中出しし放題じゃないか」
シン「なかだっ…!?」
フロ「中出しってなに?良いこと?」
オリ「とーっても気持ちの良いことだよ。だからフローリアン、シンクを後ろから羽交い締めにするんだ」
イオ・シン「!?」
フロ「うん、分かった!」
シン「わっ、ちょっと…!」
オリ「ぼさっとしてないでお前も足を押さえろ」
イオ「僕もですか!?」
オリ「さあシンク…お楽しみを始めるよ」
シン「な…何を…あっちょっと待て僕は認めなry」
思いついたからやった。反省はしていない。
シンク萌えるなあ
その一言が嬉しくて続きを書きたくなってきました。
か、書き上がったら投下してみても良いですか…!日が経ってるけどスレも進んでないし…
最近は以前にもまして過疎ってるからなあ
でも見に来ている人は居るから、投下は大歓迎だよ!
314 :
sage:2007/09/03(月) 01:41:57 0
>>310の勝手に逆バージョン
オリ「…お前だけ劣化したの?」
シン「劣化言うな!」
イオ「違いますよ。かくかくしかじかという訳で男性に生まれているらしいです」
フロ「じゃあシンクは つ い て る の?」
シン「つ、ついて…ッ!!?」
オリ「あはは、気になるなら皆で確かめようか。ねぇ?」
イオ「え、僕もですか!?」
シン「ちょ、待て僕は許可なんてしてな(ry」
フロ「見たい!シンク見せて!!」
シン「こらお前ら何勝手にズボンに手をかけ…、ぎゃーーーーっ!!?」
オリ「……ご馳走様でした」
イオ「その、すごく…気持ちよかったです」
フロ「またしよーね!」
シン「うぅう……もう婿にいけない…」
…勢いでやった。今は反省して(ry
そして名前欄とメール欄を寝ぼけていたのか思い切り間違えた。
本気で反省しているorz
かわいそすぎてうけた
どっちにしろ攻められるのかシンクw
>>310 >>250 >>253 を見たらシンクも攻めれるとわかるぞ
でも自分の脳内ヒエラルキーでは
オリジナル>>>>>(越えられない壁)>>フローリアン>>イオン>>>>>(越えられない壁)>>シンク
だなww
…ん?誰か来たみたいだちょっと行ってくる
行くな死ぬぞ!
いやある意味で幸せかな いってらっしゃい…
ここって絵の投下もおk?
クラトス母さんの下着の色で悩む…セクシーな暗い色もいいけど
可愛いピンク系も意外でいいかな(;´Д`)?
にょたゼロス…
クラトス母さんもにょたゼロスも
下着は可愛い色のが好みです
324 :
名無しさん@ピンキー:2007/09/13(木) 18:46:02 O
保守あげ
このスレは後天性女体化は禁止ですか?
おお?むしろ自分は後天性の方が好きだよ
327 :
191:2007/09/15(土) 21:44:20 0
びっくりするほどお久しぶりです。
エロに悩んでいるうちに訳がわからなくなりました。
現時点で最低人間確定ではありますが、
このまま自然消滅も最低極まりないと思うので、
せめて生存報告かねてちょっとしたつづきをば。
230の続きです
328 :
191:2007/09/15(土) 21:46:17 0
怖いものが無い人は、いい。
怖いものがない、から。
この人は、なんだってできる。
俺はそうはなれない。
嫌われるのが怖い。
疎まれるのが怖い。
憎まれるのが怖い。
だから、頑張った。認められるために、望まれる自分になった。
だから、背を向けた。嫌われても仕方の無い人間になった。
だけど。
だけど、そうして築きあげたものすべて、今はどこかに、
ああ。
329 :
191:2007/09/15(土) 21:46:50 0
ああ、どうか、どうか、だれも気がつかないで。
どうか、このあさましいわたしに気がつかないで。
わたしは怖い。
わたしである価値を失うのを恐れるわたし。
わたしにしがみついて、死を選ぶことさえできないわたし。
そんな恐怖をいいわけにして、
快楽に、おぼれる、わたし
そして、ああ、なによりも。
330 :
191:2007/09/15(土) 21:47:44 0
なによりもわたしはおそれている。
そんな、あさましいわたしに気がつかれて、見捨てられることを。
「何をいまさら、怖がっているの」
「お前はもう、天使になるというのに」
ああ、本当に、その通りだ。
捨てられるも何も。
初めから俺は彼らの身内ではなかった。
俺の生きる場所は。
(ああ、明日の夕飯の当番は、誰だっけ)
(メロンが出るといいなあ、頼んでおこうかな)
331 :
191:2007/09/15(土) 21:48:39 0
男と女、どちらの立場でいれば性交時の感覚が云々、といった酒場の下らない話題を思い出した。
簡単に言おう。
重要なのは性別ではない。相手との嗜好の一致だ。
以前からサドだろうな、と思っていた相手は、まあ想像通り、サディストだった。
恐ろしいことに自分は処女(!)だったので、
『はじめてだからやさしくしてね』
という立場ではあったのだが、そんなものは全く考慮されずに一晩が過ぎ去った。
どんなものだったかは、
なんと言うか、コメントを控えさせていただきたい。
今度教会で懺悔とか聞く機会があったら、女性の性的問題については少し真面目に取り組もうと思った。
「じゃあ僕は顔を洗ってくるから」
ええ、どうぞいってらっしゃい。
声も出ない俺さまはベッドに伏したまま視線で見送った。
無論、かの自己中神は振り返ることなどなかったけれど。
そのまま惚けていると、水場のある階下から、子供同士の笑いあう微笑ましげな声が聞こえてきた。
俺さまもそろそろ行かないと、誰かが呼びにくる…かな。
レモングミを失くした言い訳を、考えておかなくちゃいけない。
332 :
191:2007/09/16(日) 00:28:40 0
ここでいったん本編区切り。
次から補完の短編をいくつか投下していきたいと思います。
328から330までに「ああ」がやたら多いのは、
エロ含められなかったからせめて喘ぎ声をイメージできないかな…
と思った悪あがきだったりします。
読みにくくて申し訳ない。色々申し訳ない。
>>332 うおおおおお!ミト(ユグ)ゼロの続きキター!!!
乙です!続きもじっくり待ってます!!!!!
335 :
191:2007/09/19(水) 22:15:31 0
>>333 どもですー なんかあの…叩いていいですよホントマジで…
全力でお待たせしました…
>>334 えええええ ひょっとしてまとめて下さったんでしょうか…!?
わーありがとうございます すげえ
336 :
191:2007/09/19(水) 22:17:14 0
というわけで短編まいりまーす
オチがありませーん とても薄味でーす
さてさて。
世界で最もいい男が失われた日から数えて、三日目の夜のこと。
ロイド・アーヴィング率いる一行に訪れた、意外な被害とは?
「グミとか資金が足りなくなってきたわね」
まあ、うさぎさん二つ持ってナンパは基本だよな。
「サポートが弱体化すると結構戦闘辛いよねえ」
後衛補佐いないと回復間に合わなかったりするしな。
「宿屋で勉強するの、進まないよね」
リフィル先生にしても俺さまにしても、男部屋に教えにいくわけにいかないし。
「ていうかさ」
「なんだよ」
「お前と行動してると、視線が気になるんだよ、どうにかなんねえかな」
「元からじゃん?俺さま男でも女でもうつくし〜し」
にっこり笑ってやると、ロイドくんは目に見えてうろたえた。
まだまだ甘いね、ハニー。お前の言いたいことはわかってる。
「ロイドくんはミニスカートに興味津々?」
「め、めくるな馬鹿!いい!見せなくていいから!」
「ちょ、ちょっとアホ神子なに考えてんのさ!」
「ロイド、ゼロス、そこに座りなさい」
「俺まで!?先生俺悪いのかよ!?」
一行に訪れた、それはそれは甚大な被害。
ロイド・アーヴィング、ゼロス・ワイルダーに興味津々。
ロイド・アーヴィングが仲間の一人に興味津々であることが何故一行にとっての被害であるのか、
それは彼らの持つ感情の向きによって単純に説明される。
全員ロイドにめろめろ(男女共に!)
もちろん、それに間者である俺さまは含まれていない。
現在ちょっとした事情でそれが日常ではなくなったといえ、
かつては美女から引く手数多の極上ナンパ師であった俺さまである。
田舎者で必要以上に粘着質、暑っ苦しくおまけにバカ、それら全てを兼ね備えた、男、に。
絆される理由など無い。
ないったらない。
例えちょっと余計なとこで鋭かったり、だいぶ余計なとこで優しかったりしても、だ。
ロイド・アーヴィングは俺さまが今現在欺いている張本人、いわば作戦実行の鍵。
絆されてどうする。
あのおっそろしい雇い主に殺されるなんて、まっぴら。
だから俺さまはロイドにどんな感情も抱いてないったらないのだ。
…と、いくら主張したところで、恋する乙女の耳には入らない、コレ世界の常識。
しかも事情を話せないだけに、説得力半減。こりゃ参ったねどうしよう。
よーするに俺さま嫉妬されてるわけです。
ていうか興味津々が嬉しいのか、おっさん(彼は倫理的見解からいい顔しないってだけだろうけれど)
ギスギス、とまではいかないけれど、微妙な食い違いが気になる今日この頃。
歯車の食い違いに罪悪感を感じるのを自覚する、俺さまが一番、被害甚大。
くそ、神子なんて因果なしょーばい、とっととやめてやるからな、マジで!
>>338 うを、まさかこんなに早く続きが来るとは
GJ!お疲れさまです!!
あなたの文体好きだー
340 :
名無しさん@ピンキー:2007/09/25(火) 22:37:09 O
ほしゅあげ
保守
レジェンディアはないか…保守
緑っこはみんな貧乳だと思う保守
ほしゅ
345 :
名無しさん@ピンキー:2007/10/26(金) 19:48:45 0
リオンxにょたスタンはないのか・・・保守
346 :
名無しさん@ピンキー:2007/10/26(金) 22:44:46 O
ほす
もう、これで、わらわなくていいのなら、でももうすこし、一緒に、
ごめん、泣かないで、ごめんな、
、 、 、 死にたく、なんか、
「ゼロス様、そろそろお時間です」
「…え、」
見下ろした胸元には赤いエクスフィア
「…え?ええっと?」
双剣が貫いたはずの体は傷一つ無く、どこか柔らかで
「……………は…」
先ほどからどうも違和感のある、この、胸部の微妙な膨らみは何だ。
「…………………………は、い……?」
---------------------------------------------クラトスルート→女体化2周目
女体ゼロの投下が心底嬉しい。職人さん降臨有難う。
続きを正座して待ってる。ノシ
携帯からスマソ
しいゼロ投下してもいいだろうか…
「ねえコレットちゃん、あたしってそんなにミリキがないのかなぁ…」
「ゼロスはとっても魅力的だよ〜」
がっくりと肩を落とすゼロスににこにこと笑みを絶やさず答えてくれるコレットは正に彼女にとっての天使だった。
「コレットちゃん愛してる〜!」
その二人から遠く離れた場所に寛ぐパーティー達の面々で、一人浮かない顔を浮かべているしいなが重い溜め息を落とす。
「どうしたんだ、しいな」
「いや…何でもないようで何でもあるんだが、その」
「はっきりしろよ〜」
「うぅ…」
「神子のことか」
ぎくり。
鋭いリーガルの一言にしいなの背中からそんな擬音が聞こえた気がした。
「いい加減付き合っちゃえば〜?っいて!姉さぁん」
茶化すようなジーニアスの科白に、リフィルがいつもの鉄拳でもって彼の頭を強打する。
「あなたの言える義理ではなくてよジーニアス」
痛いところをつかれちらりとプレセアを見て口ごもる。しかし互いに思い合ってるならなぜそうしないのかと口出ししたくなる気持ちも、分からなくはないのだ。
「ねえ、しいな。ゼロスは多少軽薄な部分もあるけれど、あなたに対しては真剣だと思ってる。少なくとも、私たちには、そう見えるわ」
「時として、相手と向かい合うことは大事なことだ」
奥手で純情過ぎるほど純情なしいなと押せ押せなゼロスでは恋愛引力の矢印が同じ方向を向いているため、どこまでも一直線に平行を保ちかねない。
せめて彼がもう少し一歩を踏み出せば何かが変わるかもしれないとの期待を込めて、二人はこの純情青年の肩を押す。
しいなとてただ恥ずかしいだけでロイドほど鈍いわけでも気付いていないわけでもないのだ。
「二人の言うことはよくわかってる…つもりだ。でも俺はあいつの」
「ロイドくぅーん!喋ってたら喉乾いちゃった。まだ飲み物ある?」
「なんだ、もう内緒話は終わったのか」
「ん〜いちおうは。ね!コレットちゃん」
「うん。ロイド、私にも何か貰えるかな」
「ほらよ」
「ありがと!ロイドくん愛してる〜」
「わっやめろゼロス!」
ゼロスの過剰なスキンシップにもれなくついてくる豊満なバディはロイドの頬を染めさせるのに十分過ぎるほど十分だった。
しいなの周囲が一瞬にして凍りつく。
ああ、アホ神子…。それはこの場にいるロイドを除いたパーティーの呟き。
「俺はっあいつのああいうところが許せないんだ…っ!!」
図らずも墓穴を掘っていることに気付かないことが彼女にとって幸いなのか、不幸なのか。恐らくは、後者。
そうして今日も一行の旅は続く
354 :
名無しさん@ピンキー:2007/11/29(木) 16:46:23 O
結局ギャグオチてしまった…スマヌ
取り敢えず次の伏線だと思っておいてくれ
モンスターが地に伏し、パーティーの緊張も漸く解れる。
「おっレアペリット」
「こっちはりんごだよ〜」
戦利品を確認したり料理に勤しむリフィルを止めようとしたり、
戦闘後でも賑やかなパーティーのこの雰囲気は実に愛すべきものだ。
しかしその中に、一番のムードメーカーの姿が見えない。
僅かな不安がしいなの胸に湧きおこる。
「ゼロス?」
未だモンスターの屍骸も残る戦闘跡地に、彼女はいた。
その呼びかけにパーティー全員が血の付いた短剣も拭わず
呆然と空を見上げ立ち尽くすゼロスに目を向けた。
「なん、で」
微かに口の中で呟いたゼロスの言葉はコレットの耳にしか聞こえなかったが、
たとい聞こえていたとしてもコレットのように首を傾げるしかなかっただろう。
訝しむしいなが、ふと空中のそれに気がついた。
「雪か」
この暖かい気候にあるアルタミラにおいて、実に珍しい天からの贈り物。
つまりは、彼からの、
「わあ!すげーすげー!!ここでも雪が降るんだな」
「異常気象かしら?極めて興味深い…」
「でも、なんか、ちょっと水っぽいみたい。もう溶けちゃった」
「ほんとだ。これじゃあ積らないね」
すっかり雪に気を取られているパーティーを後にして、しいなは歩幅を広め
ゼロスに近付いた。
「おい、ゼロス?」
背後からではその表情を窺いしれない。ぐっとその細い肩をつかむと、
驚くほどの振動がしいなに伝わった。
「し、しいな?」
「おまえ…顔色が悪いな。もしかしてまだあの時のことを」
「なっなあに言ってんの〜あたしってば超元気!この玉のようなお肌も
すっべすべのつやつやよ?なんなら触って確かめてみる~?」
「ばっ…馬鹿!せっかく心配してやってんのにふざけるやつがあるか!」
「え〜ゼロスちゃんはいつでも本気ですけど〜?」
「勝手にしろ!ったく」
肩をいからせて去っていくしいなの背中を見つめながら、ゼロスがまた、
口の中で呟いた。
「…ごめん、ね。ありがと…」
それは彼の耳には届かなかったし、コレットの耳には聞こえていた。
「…ゼロス」
コレットの心配そうな呟きは、ゼロスの耳にも聞こえてくる。
しぃー、と口元に指を当てて苦笑するゼロスは、いつになく儚げだった。
これを罰と言わずに何と言うのだろうか。
仕返し?意地悪?悪戯?
そのどれとも違う。
罰なのだ。自分が裏切った、裏切り返したことへの。
あなたはわたしが憎いでしょうね、あなたはわたしを殺したいでしょう。
わたしはあなたが恐ろしい。
いま、ここに、あなたがいなくとも。
まるでどこかでわたしを見張っているように、あなたの気配を感じるの。
これで満足?ぶるぶると、醜く体を震わせて、
小さく縮こまっていることしかできないわたしを、笑っているのでしょう。
コンコン、と木製特有の軽い音が響いた。
「はい、開いてるよ」
扉の外で感じる気配はそのままに、一向にそこは開かない。
手入れをしていたクナイを置き、しいなはそろそろと立ち上がった。
誰だい、とは言わない。半ばこの来訪を予感していたのかもしれない。
脳裏に浮かぶのは、あの時の、顔。
やれやれと思う反面、頼ってきてくれたのが俺でよかったとも安堵する。
醜い嫉妬は、妬きたくないものだ。
案の定、彼女は憂鬱そうな面持ちで扉の前に立っていた。
「少し、いちゃだめ?」
「いいよ」
いちゃだめ、と聞くのは彼女らしからぬ、妙な言い回しだと思った。
彼女の常套句は、いていいでしょう、と端からこちらの選択権はないに等しい。
心底、弱っているのだとわかった。
なんか一回上げてしまったorzスマソ
いまさらだが設定を
ゼロスルートで救いの塔終了後。ゼロスがにょた、しいながなんたい
ロイ←ゼロ→←しい風味
今後はもう少し書き溜めてから投下するノシ
ほしゅ