このスレ内で語られる内容は完全なフィクションです。
実在の個人及び団体とは一切関係ありません。
2 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/14(土) 20:10:59 0
2げっと!
プリン、プッチンしといた(*`皿´*)っ_д_
>>1さん乙です。
プリンやらゲームやら、引っ越し祝いをありがとうアベくんww
…………>[;=.・з・]人(*`皿´)ノ<ハヤクハヤクー
欲しがり屋さんめwwww
続きがしたいらしい。ワロスw
(´・ω・)<……
?(・ω・`≡´・ω・)?
キュウwwww
追っ掛けてきたのか、前スレからwwwwwww
1さん乙華麗!
なぜ右にキュウがいるんだ…?続きしに来たの?
今職人さんいないし、するなら鰓の後だよwww
ミ`<_´;≡;`_ゝ´彡
>>13 キュウは鰓を、スットコはアベを追いかけてきたと思われるww
2人とも自分ちでおとなしく待ってなさい。特にスットコw
17 :
15:2006/01/14(土) 21:24:17 O
あ、違うね。
キュウは小悪魔フトツを追いかけてきたのかww
全スレまんべんなくモテモテのふとしw
>>1 乙カレー
>>19 なんつーエロい首筋なんだフトシ…
この美白フトシは何度見ても萌えるわな(*´Д`)
前スレのプ厨ネタ読んでたら、集中しすぎて電車乗り過ごした…orz
ぬこ(※本物)とヌクヌクしながら投下待ち〜(*´∀`)
ぬこ話や人形鰓やら読んでたら 本物のぬことかペットが飼いたくなってきた… 一人暮しサミシス
26 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/15(日) 00:54:34 0
プ厨今夜は投下なしかな?
ワクテカ…(*´Д`)
上げてしまいました申し訳ありませんorz
(`皿´)y-~~
無言で怒っているのかフトシwww
いや、ヤリ終わったあとの一服かもwww
>>28 ほら、プリンでも食べとけww(*´∀`)っ_д_
ヽ(*`皿´)ノ<ヤター プリン!
>>30 (*`皿´)σ それだ。
(*´皿`)_Д_ 運動の後のプリンは格別…。
>>31
.∩∩
(0゚`皿´) ……
(0゚∪∪ ∫
と_)_) 旦
ちょwww待ってるwww待ってるよwwwww
⊂⌒~⊃。皿。)⊃ タリー
(__()、;.o:。ガシャッ
30分も待ってられないのかwwwww
o(`皿´)y-~/\つ゛
しへ___∠/\_つ
ダレ杉wwwww
wwwそれがフトシクオリティwwwwwwwwwww
プ厨〜!フトシがwww
ミ*`_ゝ´彡 や、やらせてくれ
あなたは真ん中スレでやられるのを待ってなさい。
ミ*`_ゝ´彡つ_Д_ <プリンあげるよ?
(*`皿´)プリンか…
[=.・з・]つ_Д_ _Д_ _Д_ ヽ(`皿´*)ノ〜 Σミ`<_´;彡_Д_
_Д_ _Д_ _Д_ _Д_ _Д_
┃ω・*)oO(コウジくんのプリン…
鰓レベルの神テクがないと、フトシを満足させられないよ?
そのへんどうなのさ?スットコさん?www
キュウカワユスw
プリンに釣られてるフトシの方がカワイスwww
キュウはさぁ、油圧神の鰓さんにヤラれたいの?
それとも小悪魔ふとしと続きがしたいの?
(*´・ω・)…両方…
>>52 贅沢言っちゃダメだよキュウたん。
鰓もフトツもモテモテの引っ張りだこなんだから〜。
今日はプ厨来てくれるかな…(*´∀`)
>>55 あんなイイとこで切れてるもんだから、
もはや自分の脳内では2人が大変なことになっているw
この妄想に歯止めをかけてくれ、プ厨よ…(*´Д`)
プ厨のも342さんのも、えらくいいとこで切れてるからねー。
ここ数日、脳内で二塔が大暴走してるよw
ぷ厨は大学生活が忙しそうな予感
うちの妹も走り回ってるw
エロすぎるとこで終わってんだもんよ、プ厨も小悪魔フトツも…
ピュー=≡[;=.・з・]人(*`皿´)ノ
イクイクと口走るフトツを想像するだけで何度でもメシが食えます
>>61 禿同。あそこの下りを何回読み返したことか…(*´Д`)ハァハァ…
うわごとのように
イク、イクと
かすれた声で
もうダメぽ⊂⌒~⊃*。Д。)⊃
レス読んでるだけで(*´Д`)ハァハァ…
プ厨まだかな…ワクワクテカテカ
むしろフトツより先に、住人たちがイッてしまいそうな勢いw
ヽ(*`皿´*)ノ イク時は一緒よ
そんなこと言ってたなそういえばwww
>>67 ホントだな!?ホントだな!?フトシ!(*´Д`)ハァハァ…
[.=・з・]y-~~<うん、まあ俺がイカせるわけなんだけどね。
>>67 アベは素面でこういう中高生みたいなこと言うのでたまらないw
酔っ払ったアベは更にしょうもないこと言ってただろうなと思うと
マジでコウちゃんになりたいです
先にイクのは嫌なんだよね(*´Д`)
でも今にもイッちゃいそうなリアルアベ…(*´Д`)ハァハァ…
>>73 ウエノが先にいかそうとしてるのを堪えられる訳がn
>>73 いや、すでにイカされてるしw
あと何回、鰓さんにイカされんのかなー(*´∀`)
リアルアベとも風呂場セクースしてくんないかな……
ウエノなら玄関から風呂場まで一通りやりそう…(*´Д`)
ぬこの風呂場セクースを読んだ日の夜、
人に言えないような夢を見ました…orz
夢でアベに入れたよ
テラウラヤマシス(´・ω・`)
キュウ!?ww
>>61 「びん立ちじゃん」などと耳に囁く鰓の声を想像したら鳥肌立ったww
>>82 びん立ち以外も…鰓の一言一言がヤバス…(*´Д`)ハァハァ
鰓は「〜してあげる」が基本装備なんだよね…エロス
>>84 そういえばそうだねー。
触ってあげる
舐めてあげる
脱がせてあげる
うひ〜…⊂⌒~⊃*。Д。)⊃
じゃ、じゃあ次は、
くわえてあげるね
挿れてあげるね
とかか!?(*´Д`)ハァハァ…
可虐的な笑みを浮かべた鰓が、
イッてしまったアベに向かって何を言うかが楽しみ…
>>84 一見優しげだけど有無を言わせないのがエロい
舐めてあげようか?じゃないんだよね
さすがはゴッドウエノ。たまらん…
フ菓子ログざっと読み返してみたら
「〜あげる」装備してるウエノ他にもいた(*´Д`)ハァハァ
やはり標準装備…
>>88 鰓が何かを言った時は、すでに相手は返事もできないくらいの有様になってるしねw
プ厨が書く鰓は特に神がかっててスゴス。
読んでるこっちがヤラれてる気分になる…(*´Д`)
恐らく鰓さんは、キスだけで相手をイカせるテクを持ってると思われる。
テラオソロシス…(*´Д`)ハァハァ…
リアルアベはウエノに「好き」って言ってくれるかな…言って欲しいな…
ぬこは声が出なかった分、全身で「好き」って言ってくれてたけど、
リアルアベには声に出して言って欲しいな…
>>93 鰓さんが一番そう思ってるんジャマイカ?
ウエノがしぼり出すように「好きだよ」って言った時、
ぬこがポロッと涙を流したシーンが今だに忘れられない…。・゚・(ノд`)・゚・。
あれは泣いたなあ〜・・・
ぬこが恋しくなってきた…
ちょっと読んでくる…
ぷ厨が鬼畜系セクース書いたらすごそうだな
アベが浮気して折檻とか
その気の無いアベを強姦とか
>>95 リアルアベは、それを覚えているだろーか?
覚えていてくれ、頼む…。・゚・(ノд`)・゚・。
>>99 攻めて攻めて攻めまくるだろうね。
言葉と身体で…(*´Д`)ハァハァ
ぬこはウエノが大好きだったからね…
頼む…覚えててくれアベ(ノД`)
感動話とエロトークが交錯してるなw
>>99 悲惨すぎて萌えるどころかマジで引きそうだ orz
>>104 プ厨は強姦同然の3Pネタを
ハピエンドに納めてしまう神職人だよ?
今、鰓の家にいるアベはむだ毛もあることだしベビーローションはいらないんだろうなw
>>106 でも以前のクセで、アベくんにローションを塗りたくるウエノww
セクースしたことによって記憶と実感が伴ってしまい、
されるがままにローションを塗られるリアルアベw
>>99 鰓が鬼畜になったら、変な道具とか使って変なプレイしそうでテラオソロシスww
アベくんはほっとくと育毛剤を顔に塗っちゃうからw
ちゃんとベビーローション塗ってあげなきゃ、鰓さん!w
剃毛プレイとか想像してしまいましたが何かw
リアルトツ、すでに手で1回イカされたけど
鰓にとったら手でイカせるなんて序の口だよね。
次は口でイカされて、その次は挿れられてイカされるのかな…(*´Д`)ハァハァ…
>>112 フトツは初めての体感ですでに腰抜けてるけどな
初めての相手がゴッド鰓では、もうほかのやつと寝られなくなるに1万フトツ
>>110 (;`皿´) …ヘアトニックだもん
[=.・з・]y-~~ 大丈夫青くない青くない
(´・ω・`) 青いっしょ
>>116 あ〜そうだったね、ごめんねアベくんw
でもどっちにしろ毛根が丈夫になっちゃうからね、気をつけようねw
>>114 手コキだけであの有様だからねー。
もうこのあとどうなることかと…。
アベの乱れっぷりが楽しみすぎる…(*´Д`)ハァハァ
酔って乱れただけでも「こうちゃん」と口走るアベだからなーw
どこまで壊れるか楽しみすぎる(wktk
声に出して『好き』って言って欲しいのはもちろんだが、
ぜひとも声に出して『もっと』と言ってほしい…⊂⌒~⊃*。Д。)⊃
>>120 (*´д`)ハァハァ
リアルアベは手話覚えてるのかな
手話つかってリアルアベに「もっと」って言われるのもこれまた(*´д`)ハァハァ
アベの乱れぶりも楽しみだけど、
自分の気持ちを無理矢理押し込めてる鰓が、
いつ結界を破るのかも楽しみだ〜(*´Д`)
>>122 ハゲドゥ〜
だってリアルアベ鰓ハァハァになるはずなんだもんね
その瞬間はいつなのか…あ〜ワクテカすぎる
>>122 そうなんだよまだ感情を抑えてる鰓が
ぬこの時みたいに我を忘れたりするのだろうかと思うと
萌えて萌えて仕方ない…(*´Д`)
プギャ厨さんの投下時期が読めないのが楽しみな分ツラス(;´Д`)
ぷ厨はいつも突然来て突然去るからなw
>>122 今回は結界破れない気がするんだよなー
アベも慣れた2回目以降になりそうw
また翌朝から2戦目コースだったりしてねw
>>127 > アベも慣れた2回目以降になりそうw
慣れるの早!!w
ぬこの体もリアルアベの体もウエノに抱かれる用にできてるかのようですw
体の相性良すぎるよ(*´Д`)
リアルアベが「好き」を表現した瞬間に
鰓の結界破れる稀ガス
好きじゃなければ、いくら野宿場所に困ったからって、
わざわざ会いになんて行くもんか・・・
_、_
( ,_ノ` )y━・~~~ わかってんだろ?鰓さんよ・・・
最近レディキャロばかり聴いてたのを反省して
久しぶりにミシェル(ろでたん)聴いたら
ギターとベースの息の合い具合に改めて感動してしまった
なんだこれは…間奏とかやばい
ウエノの律動にアベが嬌声を上げているかのよう
そのアベの刻む音にちばが (;´Д`)ハァハァと歌って
そのくんずほぐれつの3人に乗っかられたQが力強くアレして…
こんなにやらしいバンドだったのか
ひそかに子悪魔フトツの続きも期待(*´Д`)
ジッポをかちゃかちゃ鳴らしたり撫で回す人を見たら
アベの帰りを待つウエノを思い出すよ〜
⊂二二二( ^ω^)二⊃ ブ--ン
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
前スレ
>>963つづき
アベは、ウエノが屈みこむ気配をうっすらと察してはいたが、
イカされた直後のせいで、荒い息をついてぐったりと横たわったままでいた。
だが細い足を割られ、ウエノの指先が後ろの穴に、
つい今しがた自分が放った体液をなすりつけてきた感覚に小さく呻いて薄く目を開いた。
「もうちょい・・・待って」
「待たないよ」
荒い息の下からやっとのことで押し出した言葉に、ウエノが笑いながら答える。
肘をついて起こそうとした肩は、ウエノの空いていた方の手で簡単にまたベッドへと押し戻された。
「なんのために先にイカせたと思ってんの、アベくん」
押し戻した肩の後ろに腕を滑らせ、アベの上体を抱き寄せながらウエノが囁く。
「ここをね」
「う・・っ」
指の腹でさすられるように、穴の入り口を上から刺激されてアベが思わず呻いた。
「いじる時に、余計な力が入ると痛いから。今なら力入れたくても入れらんないでしょ」
確かに、ウエノの肩を掴んで押しのけようとしている両手は、弱々しくしがみつく程度でしかない。
腰をよじって指から逃れようとしている体も、緩慢に身をくねらせているようにしか動けない。
弱々しいアベの動きになど、初めから頓着せずに、ウエノが穴へと体液を塗りつける。
それから中指だけを穴の上にあてがい、液を絡ませるようにゆっくりと上下させ始めた。
時々、少し左右にひねるようにして液を指に絡ませながら動かされると、
息を喘がせながらウエノの背中に腕を回していたアベの体が固くなる。
強張った肩や背中を、抱き寄せた腕と手でゆっくりと撫でながらウエノが囁く。
「力抜いて」
アベが目を閉じたまま息をつく。少し深く呼吸をして緊張をゆるめようとしている。
「大丈夫」
かすかにうなずいたアベの、背中に回した腕に少し力がこもる。
掴まえていてくれという無言の訴えを察したウエノが、細い体を引き寄せた。
すぐさま、アベの細い腕が近づいた背中にまた絡みつく。
アベは気付いていなかった。
一番最初に押し倒された時から、ウエノがわざとアベの上にずっとかがみこむ体勢を取り、
細い腕が自分の体に一番絡みつきやすいようにしていることに。
ウエノは覚えていたのだ。数ヶ月前、同じこの部屋にいた"アベくん"が、
性行為の時に、すぐにしがみつき、腕を絡ませてくる癖があったことを忘れていなかった。
アベも同じだった。細い腕を絡ませてしがみつき、呼びさまされる快感に喘いだ。
初めての行為にどうしてもわずかに感じてしまう不安感をこらえた。
そんなアベの状態をよく理解していたウエノは、好きなだけしがみつかせておいて、
腕が求めれば、何度でも素直に応じて細い体を抱き寄せた。
今もまたそうしているように。そして耳元で囁き続けた。
「すぐ気持ちよくしてあげるから」
しなやかな中指が、アベの穴の上をゆっくりと這い回っていく。
指が這い回される感覚を覚え込ませて馴らしてゆく。
「俺、全部覚えてんだよ。どこをどうすれば、アベくんが気持ちよがるか」
淡々と卑猥な言葉を耳に注ぎ込む唇から、アベが顔をそらせて逃げようとする。
「なんで逃げるの」
くっきりと血の色が紅く差した耳朶に、ウエノが小さく歯を立てて甘噛みしながら囁いた。
「記憶はあるんでしょ?」
「同じこのベッドの上で、中を俺に指でいじられて、何回もよがりまくってたじゃん」
やめてくれと言わんばかりの表情で、ぎゅっと目を閉じ、なおも顔をそらせようとするアベに
ウエノは穴の入り口を指先でゆっくりと馴らしながら言葉を止めない。
「今、思い出してるんじゃないの」
アベの顔に、首筋に、羞恥に駆られて血の色が這い上がる。
弱々しく首を振る耳元に、なおも言葉が注ぎ込まれる。
「穴の中、あそこも良かった、あそこも、って思い出してるだろ」
「して・・・ない」
「嘘つけよ」
途切れ途切れの抗弁をウエノが笑いながら封じた。
「ひくついてるよ、アベくん」
ほんの少し前まで、指を当てられただけでこわばり、ぎゅっと固くつぼんでいた入り口が、
体液をなすりつけられてねとつき、耳に囁かれる卑猥な言葉に感覚を呼び起こされてひくついていた。
低い声音で「ひくついてるよ」と囁かれた瞬間、アベが一瞬息を詰まらせる。
明らかに感じて身を強張らせたその一瞬をウエノの指が見逃さなかった。
ぐっと中指をまず第一関節まで押し込まれ、アベが小さく声を上げて喘いだ。
「まずここ」
まるで患者を診察する医者のような冷静さを帯びた声で、ウエノが囁いていた。
押し込まれた中指が、第一関節だけ、くっと小さく曲げられる。
「こうされるといいでしょ」
そのまま、穴の入り口のすぐ裏側の粘膜をひっかくように、右に、左に指が動かされ、
アベがウエノの背中にしがみついて喘ぐ。入り口部分を充分に馴らすと、
「それからここ」
今度は第二関節まで指が押し込まれてくる。少し深い場所にある部分を、
中指の腹で押し込まれるように刺激され、アベの声が少しずつ上ずり始めた。
さっきと同じだった。明らかに嬌声の響きを帯びた声音に変わり始める。
ウエノは、わずかに甘く上ずる声を耳元で聴かされ続けても態度に全く乱れが見られなかった。
「もう少し奥にもあるよね」
子供をあやしながら診察している医者のような口調でウエノが淡々と囁き続ける。
「こうやって」
「こすりながら奥に行って・・・ここ」
長い中指を根元まで押し込まれて、穴の奥を弄り回され、
アベの細い首筋に、黒髪がまとわりつくこめかみに、思いがけない熱さを伴って汗が滲み始める。
頭の芯が痺れたようになっている。なにも考えられなかった。
腰骨の奥にある粘膜から一つ一つ呼び起こされる快感以外、ほかに何も分からなかった。
そんなアベの穴に指の付け根を押しつけるようにして、しばらく中を探っていたウエノが、
「でも一番いいのは」
そう囁きながら押し込んでいた中指を反転させる。
「ここだよね」
「うあ・・っ」
反転した指で、不意に腺をなぞられてアベの体が跳ねた。
あ、あ、とかすれた声で、指が動かされる度にアベが鳴いた。
細い腰が震え、組み伏せられた足が不規則にひくついて痙攣する。
首を振り、黒髪を乱して身をよじらせ、細い腕が必死の力でウエノの背中にしがみついた。
舌先で、首筋の薄い皮膚に滲む汗を舐め取りながら、ウエノがふっと声を出さずに笑った。
そして不意に指先に力をいれて腺をこするようにして撫で上げる。
抱きしめた腕の中で、細い体が波打って跳ね、耳元で上ずった声が喘いだ。
「もう1本入れてあげるよ」
今度は薬指を揃えて差し込まれ、2本の指でばらばらに刺激されてアベが鳴いた。
普段の姿からは想像も出来なかった甘くかすれた声が、もっと、もっととウエノにせがみ、
細い腰が揺れ、痩せた足が絡みついて震える。喘ぎ続ける喉が無防備にウエノの眼前に晒されていた。
腺を2本の指で責め立てながら、抱き寄せた手で背中を撫で上げると、
それにすら感じてまたアベの呼吸が乱れる。
完全に我を忘れる状態にまで全身を責め抜いてからウエノが耳に囁く。
「あと1つ、好きなことあったよね。覚えてる?」
アベが目を閉じたまま小さく首を振った。
薄い唇から、かすかに音を立てるほど荒くなった呼吸の音が漏れる。
ウエノが体を抱き寄せていた腕を引き抜き、
目の上にまとわりついていた黒髪を優しい仕草で払いのけてやりながら言う。
「腕、ほどいてごらん」
言われるがままにアベが腕を背中からずるずると落とし、顔の横あたりに投げ出すと、
まだ穴の中に指2本を突っ込んだままのウエノが、身を起こし、体を下に引きながらかがみこんだ。
何をするつもりなのかと、うっすらと目を開きながら頭をわずかに起こしたアベが、
陰茎に指を絡められ、思わず息を荒げて目を見開いた。
「ちょっ・・・」
ちょっと待てと言おうとするアベを、笑いながらちらりと上目遣いで眺めたかと思うと、
最後まで言わせずにウエノが陰茎にわざと音を立ててむしゃぶりついた。
アベの声は、半分悲鳴に近かった。
2本の指に腺をこすり上げられ、同時に陰茎にしゃぶりつかれて、
アベが片手でベッドの端を握りしめ、もう片方の手でウエノの頭を掴むようにして震えた。
ウエノの口の中で陰茎が見る間に立ち上がっていく。
そのままイカせるのは簡単なことだったのに、わざとウエノは適当にしかしゃぶりつかない。
腺をこすり上げ、次に押しつけながら指を這い下ろし、陰茎を口に含んではいるものの、
気が向くままにしか舌を這わせず、吸い上げもしない。
生殺しの刺激だけを延々と与えられて、
遂に半分泣くような呻き声がアベの口から漏れ始めたのを機に、
ウエノが陰茎から唇を離すと、また上の方へと体を屈み込ませた。
「入れて」
屈み込む背中に腕を回してしがみつきながら、
アベがうっすらと目を開き、かすれた声で懇願した。
「ここに?」
「ああ・・っ」
突っ込まれた指でまた腺を刺激され、アベが一瞬目を閉じて喘ぐ。
「そろそろしてあげようか」
ひとごとのように呟きながら、ウエノが指を引き抜いた。
穴に陰茎をあてがうと、細い腕が残っている力を掻き集めてしがみつき、引き寄せようと絡む。
体を寄せると肩に顔を押し当ててアベが喘いだ。体温そのままのような熱を持った吐息が当たる。
「入れるね」
一言、耳の中に囁くと、ウエノが腰を遣った。
先端をぐっと押し入れると、抱き寄せていた腕の中で細い首が反り返って短く声を上げる。
そのまま腰をわずかにひねって馴らす。そしてまた少し押し込む。また馴らす。また押し込む。
それを繰り返して根元まで押し込み終わると、ウエノがアベの首筋で小さく息をついた。
荒い呼吸を繰り返す細い体を、抱き寄せた手がゆっくりと愛撫するように撫でた。
落ち着かせようとするかのように。腰がじりじりと小刻みに動く。時折角度を変えてねじられる。
差し入れられたものが、指2本とは圧迫感も大きさもまるで違う。
馴らすためには当たり前の作業だったが、アベは何度か小さく首を振った。
焦れたような空気を漂わせて眉が寄せられ、ぎゅっと目を閉じたまま呼吸が喘ぐ。
そして、喘ぎ続けていたせいでかすれてしまった声が、ウエノの耳へとせがんだ。
「動いて」
「あとちょっと待ってよ」
この期に及んでも、まだウエノの口調には乱れた気配などかけらもなかった。
笑いを帯びたからかうような口調が、アベの首筋で普通に返事をする。
「いいから」
「ダメだって」
「早く」
「待ちなよ」
子供をなだめるような口調で返事をするウエノは、アベの懇願にちっとも本気で相手をしようとしない。
焦れたアベの指先が、ウエノの背中に食い込んだ。それでもウエノは動じない。
しなやかな動きで小さく動かされる腰は、馴らしのペースを少しも乱さない。
「イキたいんだって」
「わかってるよ」
「イキたいんだよ」
「わかってるから」
「ウエノ」
背中に食い込んでいたはずの片方の手が、苛立たしげに首筋に屈み込む茶髪をぐいっと引っ張った。
イテ、と小さく声を上げて、しょうがないなと言わんばかりの表情で身を起こしたウエノの顔が、
自分を見上げるアベの表情を見下ろした途端、ふっと表情を切り替えた。
あの時と同じ顔だ。
ウエノが頭の中で呟いた。
数ヶ月前、同じこの部屋、このベッドの上で、"アベくん"を初めて抱いたあの夜。
言葉が話せない"アベくん"が、生まれて初めて体の中にウエノのものを入れられた直後に、
同じ顔をしてウエノを見上げていた。なんとか言葉を押し出そうとするかのように唇を震わせて。
初めての感覚に翻弄されて潤んだ瞳が、薄く開いた唇が、
なにかをウエノに伝えようとする無防備な表情を伴って晒されていた。
すっと本気の宿った表情で、ウエノがアベを見下ろした。
無言のままで言葉を待っていた。
そんなウエノに、アベが、かすれた声を振り絞るようにして囁いた。
「今度は、一緒に・・・・」
『今度は 一緒に イキたいんだよ』
かすれて途切れた言葉の続きをすぐに理解したウエノが、
一瞬なにかをこらえようとするかのように唇を小さく噛みしめた。
次の瞬間、その夜初めて自制を失ったウエノの腕に、渾身の力で抱きすくめられたアベが喘いだ。
息が詰まるほどの力で細い体を抱きすくめられ、
小さくもがいて逃れようとするアベをウエノの腕が許さない。
そして細い首筋に押しつけられたウエノの唇が囁いた。
「探した」
初めて乱れた声音で囁く言葉に、アベが小さく呻いた。
細い腕が震えながら背中に絡みつく。
腕と一緒に、ウエノの肩に、首に、アベが顔をこすりつけるようにしながらしがみつく。
中に入り込もうとでもするかのように。
「好きだ」
かすかに震えた低い声が、自分の耳に短く囁いた一言を聞いて、
ぎゅっと閉じられたままのアベの目に涙が滲み、目尻から一筋落ちていった。
「俺も」と囁くかすれた声を耳元で聞かされて、こらえられずにウエノがアベの肩に顔を埋める。
「ウエノ」
細い腕が、下からウエノの広い肩を抱きしめる。
そして喘ぎ続けてかすれた声が、ウエノの耳元で囁いた。
「会いたかった」
その瞬間に、くらいつくように首筋に歯を立てて噛みつかれ、アベの口から小さく悲鳴が上がった。
一度ぎりぎりまで抜かれた腰が、角度を定めてまた突き入れられる。
最初はゆっくり、そのまますぐに速度を早めて奥を突かれる感覚に、
アベが、かすれ声を滲ませた呼吸で喘ぎ続けた。
このまま。このまま。
朦朧とし始めた頭の中で、うわごとのようにアベはそう呟いていた。
このままイケる、このままイキたい。そう願う思いが頭の中で子供のように単語を呟かせる。
けれども、実際にはこのままでは無理なことをアベが悟るのには、少しの時間がかかった。
穴の中に、指2本とは比較にならない圧迫感をともなって挿れられたウエノのものは、
動かす度にアベの腺をいやでも刺激し、なぞり、こすりあげていく。
けれども、まだ今夜が初めてであったアベは、
いくら後ろだけを刺激されても射精して達することが出来なかった。
ウエノが動けば動くだけ、腺が刺激をされ続け、
アベの体に、何度も何度も繰り返して小さな絶頂が襲いかかる。
その度に身を震わせて喘ぐアベは、しかし、本当の意味で最後までイクことは出来ないままで、
生殺し状態に置かれているのと同じことだった。
下腹部で限界まで張り詰め、幹がべとべとになるまで先走りを滲ませ続けているアベの陰茎に、
ウエノは指一本触れようとはしなかった。恐らくわざと。
それに気付いたアベは、穴の中を突き上げられながら、
理性を完全に失って壊れた声音で、ウエノにしがみつきながら哀願した。
「イカせて ウエノ」
「まだダメ」
「いじって」
「まだダメ」
にべもない返答に、アベが首を振って喘いだ。
また腰が腺をこすりあげるようにして陰茎を突き入れてくる。
言葉を上手く話すことすら、すでに出来ない。
「一緒にイキたいって言ったの誰だよ」
「無理」
「我慢しろよ」
そう言いながらも、ウエノが立ち上がりきったアベの陰茎を、片手で指を絡めて握った。
「あうっ」
背中を波打たせてアベが悲鳴を上げた。すぐさまパッと手が離される。
たまらずにすりよせようとした腰は、押さえ付けられ、また陰茎を突っ込まれてびくびくと震えた。
見下ろすウエノの下で、アベが目を閉じたまま、弱々しく首を振った。何度も。
「もう・・・・もう・・」
哀願するかすれた声に耳を貸そうともせず、ウエノが一度腰の動きを止め、
わざとゆっくりかがみこみ、アベの耳元へと囁いた。
「狂えよ」
残酷な響きで、短く囁かれた一言に、アベが絶望の表情でがっくりと頭をのけぞらせて喘ぐ。
ぎゅっと閉じられたままの目から、また涙が滑り落ちていく。
「狂っちまえよ」
薄く開いて喘ぐ唇に、ウエノが覆い被さるようにして口づけた。
細い舌が震えながら絡む。背中に指が食い込む。ひとしきり乱暴に深いキスを味わうと、
ウエノが、小刻みに震える細い体を抱え直して思い切り腰を打ち付けてきた。
アベが声を上げた。かすれた声で何度も何度も。
さっきまでは、アベが感じるところを狙って動いていたウエノの腰は、
もうアベの事情を考えようとはしなかった。
好き放題に突きまくられる細い体が、腕の中でがくがくと揺れる。
小さな絶頂を感じる度に不規則にひくついていた体は、
しまいには絶え間なく感じさせられ続けたせいで、小刻みな震えが止まらなくなっていた。
それからしばらく。ウエノが気が済むまでその腰で責め抜いたアベの喉からは、
もはや声が出なくなっていた。途切れながら喘ぐ呼吸に、もう声が混ざらない。
ひく、ひくと震える体を抱き寄せて、目を閉じたまま喘ぎ続ける顔の頬に、目尻に、
軽く唇を押し当てると、ウエノの手がやっとアベの陰茎に絡んだ。
瞬時に、アベの体が痙攣するように反応して薄い唇が喘ぐ。
ウエノは腰の速度を少し落として、垂れ落ちる液体でべとべとになっていた陰茎を扱きはじめた。
耐えて耐え続けさせられたアベが達するのはあっと言う間の早さだった。
まだ数回しか扱き上げないうちに、震える腕が残っていた力を振り絞って抱き付いてきた。
ウエノ、ウエノとかすれた呼吸音のようになってしまった声が名を呼ぶ。
その声に応えて体を引き寄せ、扱いていた手に力を込めた途端、アベが身を震わせて射精した。
背中から腕も滑り落ち、ベッドへとそのまま沈み込もうとする細い体を抱え直して、
ウエノも最後の勢いで腰を遣った。意識が薄らぎかけていくアベの耳元に、少しの後、
短く呻く低い声が聞こえた。そしてウエノもアベの中へと射精した。
アベの体の中から陰茎を引き抜くと、ウエノがアベの横へと倒れ込んだ。
アベはがっくりと目を閉じて横たわったまま動かない。気を失ってしまっていた。
荒い呼吸を落ち着かせ、しばらく自分もぐったり横たわっていたウエノが、
数分後に肘をついて上体を起こし、頬を軽く叩くと、焦点の定まらない目がうっすらと開いた。
「大丈夫?」
ウエノが訊ねると、揺らめいていた目がぼんやりと焦点を合わせ、そして小さく唇が笑う。
「きついだろうけどさ、準備してあげるから、体流してきなよ」
そう声をかけると頷いた。
ウエノは下着だけを履くと、ベッドから起き上がり、いったん寝室を出る。
そしてタオル一枚とミネラルウォーターのペットボトルを持って戻ってきた。
ぼんやりと目を閉じたまま横たわっているアベの腰に、ウエノがタオルを巻き付けてやる。
それから片手でひょいと上体を抱き起こすと、栓を開けたペットボトルをアベの手に握らせようとした。
アベがゆるゆると目を開け、握らされようとしているペットボトルを見、
それからウエノを見上げて首を振った。
「喉が嗄れちゃってるだろ? 飲んどけって」
するとかすかに悪戯っぽい笑いを口元に浮かべて、アベが小さく首を振った。
かすれた声が囁く。
「飲まして」
しょうがねえと言わんばかりの顔でウエノが笑う。
そしてペットボトルを薄い唇に近づけようとすると、またアベが首を振った。
顔を見やるウエノのうなじに、アベの細い手が伸びて絡み、引き寄せようとする。
意図を察して、横を向いてペットボトルの水を煽り、そのまま顔を傾けると、
目を閉じたアベが薄く唇を開いたままくちづけを受けた。
唇の中に少しずつ水を流し込むと、こくり、こくりと喉が鳴ってアベが水を飲み込む。
全部を飲み終わって、ウエノが顔を離すと、アベが息をつき、それからけだるげにベッドから足を下ろす。
ウエノが一足先に身軽にベッドから滑り降りると、棚をあさり、アベに着替えを差し出した。
「タオルは、風呂場の入り口のとこに積んであるから」
「知ってる」
ウエノの答えに、アベが小さく笑いながら答える。
「あ、そっか」
思わず自分も釣られて笑いながら答えるウエノに片手で掴まりながら、
アベがふらふらとベッドから立ち上がった。
「気分悪くなったりしたら呼べよ?」
「うん」
「声でなかったら、モノぶつけて音出せよ」
「うん」
そのままふらふらと部屋からアベが出て行く。しばらく耳をすませていて、
浴室のドアをバタンと閉じる音が聞こえると、ウエノは寝室の窓を全開にして開け放った。
ついでに暖房をいったん切る。たちまち吹き込む12月の風に「さみっ」と言いながらも、
しばらくそのままにして空気を入れ換えた。それからまた窓を閉めて暖房を入れる。
床やベッドの端に脱ぎ捨てられたままの服を拾い集め、
ついでにシーツも枕カバーも剥がして新しいのに取り替えておく。
剥がしたシーツや拾った服を抱えて、洗面所の横にある洗濯機へ放り込む。
寝室へいったん戻り、ベッドサイドの明かりだけ灯してすぐ眠れるように準備し、
自分の着替えを取り出して居間へと行くと、早風呂のアベが髪を拭きながら出てきたところだった。
「なんか好きなの飲んでていいから」
台所をアゴで指してそう言うと、アベが頷く。
「飲み終わったら、先に寝てていいよ」
「ありがと」
少しだけ笑ってアベが言葉少なに答えた。
そんなアベに自分も笑ってみせて、ウエノが浴室へ消えた。
さっさと風呂を浴びて出てくると、ウエノは冷蔵庫を開けて水を飲んだ。
それから部屋の電気を消してまわり、最後に寝室に入ってドアを閉める。
柔らかなベッドサイドの小さな灯りの中で、アベが毛布にくるまって目を閉じているのが見えた。
もう寝ているかもしれない。
そう気遣って、そっとベッドに近寄ると、気配を感じたのか、アベが目を開いた。
ウエノを見てかすかに微笑う。ウエノが黒髪を撫で、隣にもぐり込むと、
アベが細い腕を伸ばしてウエノの体へ絡ませ、そのまま肩のあたりへと顔を埋めてきた。
「なんかさあ・・・ごめん」
ウエノが少し決まり悪げな声でそう呟くと、アベが顔を上げた。
「会っていきなり、抱いたりしてごめん」
ウエノの言葉を聞いて、アベがまた小さく笑う。
「いいよ。宿代。」
こともなげに呟いたアベの言葉を聞いて、えっ?と目を見開くウエノに、
アベがくすっと笑って目を閉じながら囁いた。
「冗談だよ」
囁きながら、また細い腕がしがみつき直し、
小さな頭がウエノの胸元へともぐり込むように押しつけられてきた。
ウエノはぼんやりと、居酒屋から一緒に帰る時、
地下鉄のホームで横目で眺めたアベの立ち姿を思い出していた。
ボストンバッグとギターケース1個。
それだけの荷物を持って、黒ずくめの服装で佇んでいたアベが、
こうやって子供が甘えるようにしがみついてくる細い体の男と同じだとは到底思えない。
目を閉じた顔を見下ろしてみたが、眠ろうとする顔のそれではなかった。
わずかに眉を寄せた目がきゅっと閉じられ、弾き結ばれた唇をかすかに噛みしめて、
アベはウエノの胸元に無言でじっと頭をもたせかけていた。
「どうしたの?」
そう細い背中を撫でながらそう訊ねると、
「なんでもない」
薄い唇がそう呟いてまた閉じられる。
なんでもないわけないだろ?
そう言いかけたウエノは、ふと、今しがたアベの呟いた「宿代」という言葉を思い出した。
小さく笑った顔に浮かんだ、わずかに自嘲的な表情も。
そして思った。普通は土壇場まで追い詰められれば、
一晩や二晩、なんとか転がり込める知り合いくらい、誰でも一人や二人はいるものだ。
わざわざ、実在するかどうかもわからない、
夢の中の相手に電話をかけて連絡を取ろうとする方がどうかしている。
実際のアベに会えて、すっかり普段の判断力をなくして舞い上がっていたウエノは、
この時になって初めて、アベの妙に人を寄せ付けない空気に思い当たった。
人づきあい、ずいぶん苦手だろうな。
するすると指を滑る黒髪を撫でながら、ウエノは目を閉じた顔を見下ろして頭の中で呟いた。
見かけだけでも、とっつきやすいとはとても言えない風貌の上に、
普段はあまり自分から話さない無口な方だと、居酒屋でアベは言っていた。
おまけに今だって、自分しかいない二人きりのベッドの中で、
腕を絡ませて、頭を胸元にもたせかけるまでしていながら、
それでも言いたいことすら言えずに黙ったままでいる。
好きで一人でいるからと言って、背中合わせの孤独まで帳消しになるわけじゃない。
小さく自嘲的な笑みを浮かべて「宿代」などと言う人間が一番欲しいものはなんだろう。
そこまで考えると、ウエノはゆっくりと背中を撫でながら口を開いた。
「アベくん。しばらくはうちにいてよ」
アベが閉じていた目を開ける。ふっと顔を見上げた表情が、
あまりにも無防備でウエノは一瞬胸をつかれた。
「いなくなった時、すげー探したもん、俺。またすぐ消えられても嫌だからさあ」
普段と変わらない口調でそういうウエノを見上げたまま、アベが呟いた。
「居つくかもしんないよ」
「いいよ」
ウエノがまだ少し湿り気の残る黒髪を梳きながら笑った。
「気が済むまでいなよ」
その言葉を聞いて、やっとアベが笑った。
ふっと顔をほころばせて。
数ヶ月前に見慣れていた幸せそうな笑顔を見て、
不意に愛しさの衝動に駆られたウエノが、ぐいっとアベを腕の中に引き寄せて抱きしめた。
「俺、料理できないよ」
「そうなの?」
抱きしめられた腕の中で、少しくぐもった声でアベが呟く声に、
ウエノが笑いながら答える。
「掃除とかもめんどくさいし」
「マジかよ」
「でも綺麗な家じゃないと嫌だし」
「わがままな人だねえ」
笑いながら身を離して、ウエノがアベの顔を眺める。
「まあ、いいよ」
本当なのかと言わんばかりの表情で自分を見上げるアベに、
ウエノがさらりと言葉を繋いだ。
「その代わり、今度はいきなりいなくなるなよ?」
一瞬、アベの顔が泣き笑いのような表情を浮かべて歪んだかと思うと、
細い腕が絡みつき、ウエノの体へとしがみついてきた。
気が済むまでそうさせておいて、徐々に力がゆるんでくると、
ウエノが細い背中や、うなじや黒髪をゆっくり撫でながら、眠りなよ、と囁いた。
素直に頷いてことりと頭をもたせかけ、アベが目を閉じる。
腕を胸の前で子供のように折り畳んで抱かれたまま、
数分もしないうちに、緊張の糸が切れたかのようにすやすやと眠り始めた。
その寝顔をしばらく眺めてから、ウエノもまた目を閉じる。
しばらくぶりの甘い幸せな眠りに、二人して引き込まれていった。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(;^ω^) どこで切ればいいかわからなくて一気にのせちゃったぉ・・・
これで一応終わりだぉ ⊂二二二( ^ω^)二⊃ ブ--ン
プギャネ申キタ━━━━━━\(T▽T)/━━━━━━ !!!!!
保存…保存……アワワ ヽ(´Д`;≡;´Д`)丿 アワワ
>>99 (;^ω^) 鰓がフトシをホテルの部屋中髪を掴んで引きずり回し、
バスタブに突き落とし、窓辺で無理矢理カーテン開けたまま
犯してしまいには気絶させるようなSS書いてリクした友人に
あげたら鬱らせたなんて言えないおいら・・・
ログは反省して捨てた。こんなログ持ってたら(゚∀。)氏ねネー!とオモテww
夜眠れずにいたらリアル投下に立ち会った私こそが勝ち組
あと50回くらい読み返そう…(*;Д;)ハァハァ
>>プギャ厨というかネ申!
本当にスゴス…
アベがセクースの最中に口走る単語がたまりませんな(涎
>159
プ厨先生、凄くそれが読みたいです…!
うあヲタで良かったと心底思った。
神過ぎるプ厨にプリンあげます(*TДT)っ_д_
>「狂えよ」
鰓さん… ⊂⌒~⊃。Д。)⊃
ぬこネタは電車の中で読んだらいけない
わかっていたのに読んでしまった orz
萌えすぎて大変ぽ ・゚・(ノд`)・゚・。
プ厨ありがとうありがとうありがとう!!!!!
なんかもう、萌えとか越えて感動した…。・゚・(ノд`)・゚・。
神は神でもプ厨は最高神だ。レベル高すぎる…
このウエノがすげー好き。
このアベもすげー好き。
んでもってプ厨が大好きだ。
ありがとうプ厨。
プギャ厨=ネ申 ⊂⌒~⊃。Д。)⊃
しょっぱなでここまでされては可愛いフトツが性奴隷になりかねな(ry
すでになっていそ(ry
アベにかすれ声で「いじって」などと哀願されても
イッてしまわない鰓さんの腰は油圧ボンベ式ですね
なにか特別な栓がついているんでしょうね
プ厨ありがとう!!
エロと純愛の神だよ、あんたは。・゚・(ノд`)・゚・。
今まだ出勤途中なのに、早く家に帰ってPCで読みたくてたまらん(*´Д`)ハァハァ…
鰓さんの「探した」で涙腺が決壊、「狂えよ」で脳が決壊…(*´Д`)
どうしよう。この鰓さんに抱かれたくてしょうがない(;´Д`)ハァハァ
うちにいればとか、うちにいなよじゃなくて、
うちにいてよと自分が頼む形で声をかける鰓がうまい…
こう言われればアベもYESと言いやすい
悪態フトツでも、やっぱり中身はぬこの時とおんなじなんだね。
甘ったれのフトツ…カワユス(*´Д`)
死ぬほどエロくて死ぬほど優しい鰓も大好きだー!!⊂⌒~⊃*。Д。)⊃
飲まして ⊂⌒~⊃。Д。*)⊃フトツ…フトツ…
コーロギDVDで座り込むフトツをプ厨ネタ読んだあとに見たら鼻血が
全編なにもかもヤバス(*´Д`)ハァハァ…
プ厨の頭ん中はいったいどうなってるんだ…神にもほどがある〜!!
プ厨のぬこネタはどれもこれも え ろ す ぎ
「会いたかった」
アベくん…。・゚・(ノд`)・゚・。
宿代なんて言うアベは、きっと「また一緒に暮らしたい」の一言が言えなかったんだね
>>144からラストまで、まさに神職人の仕事っぷり。プ厨スゴス!!!!!
気持ちと身体がこんなに溶けてる話を他に読んだことがない。・゚・(ノд`)・゚・。
>>183 自分もフトシの「会いたかった」で目から塩水が…
部屋の空気を入れ替えて、シーツや枕カバーも取り替える…
セクースだけじゃなく、アベくんが気持ち良く感じることに関して異様にマメなウエノ。
正直一緒に暮らしたい(*´Д`)
>>183 出張に向かう新幹線の中、「会いたかった」で号泣。・゚・(ノд`)・゚・。
まわりの席のオッサン達がグースカ寝てて助かった…
ちなみに出張先は、なんの縁なのか広島…とても仕事できる精神状態ではないw
プ厨愛してる!!!!!
二塔と同じくらい愛してるー!!!!!
>>187 アベはシャワー浴びてあとは綺麗なシーツと
ふかふか毛布にくるまって寝るだけ 天国だ(*´Д`)
『もっと』どころか、あられもない台詞をガンガン口走るアベ。
もうメシが何杯食えるかわからんほどエロい(*´Д`)ハァハァ
フトツ名言集
「入れて」
「ああっ」
「動いて」
「早く」
「イキたいんだよ」
「今度は、一緒に・・・・」
「会いたかった」
「イカせて ウエノ」
「いじって」
「無理」
「もう・・・・もう・・」
>>192 鼻血出ました
どなたかティッシュ下さい
>>192 抜き出されてもワケワカメw
「いじって」が一番の破壊力だった。
鰓はよく耐えた。感動した!
「入れて」とか「早く」とかはよくある台詞だけど、
「いじって」ってのはちょっとスゴイよね(*´Д`)
名言集、かすれた声でもっと、もっと ってのも追加してください〜。
あと、呼吸音のようにウエノ、ウエノ、と呼ぶ声ってのも!
今読み終わった。情景を映像で想像するといてもたってもいられない。どうすればww
>>195 最後の最後にイク時に自分の名前を呼ばれながらイカれては
自分がウエノだったらたまらんな(;´Д`)ハァハァハァハァハァハァ
プ厨テラスゴス…(*´Д`)
まさに職人だよプギャ厨 ありがとう。ありがとう。
「会いたかった」で涙目になった。家に帰ってぬこ篇から全部繋げようと思う(;;
身も蓋も無い訴えだよねw>いじって
鰓さんに好きって言われて涙を流すなんて、
ぬこの記憶がそのまま残ってたんだね。
しかもそのまま、涙流したまま、「会いたかった」………ぬこ〜。・゚・(ノд`)・゚・。
鰓はすごいな…よく耐えられるなー。
自分だったら、かすれた声でイクイクを聞いた時点で
あっさり理性がブッ飛ぶよ…
プ厨様、GJですGJすぎです。
こんなすごいの読んでしまうと筆を折りたくなります。・゚・(ノ∀`)・゚・。
早くウチに帰りたいー!
早くアベのイキ顔写真みながら読みたい(*´Д`)ハァハァ…
>>206 わかるww
携帯に、椅子のげぞりイキ顔アベの画像を保存してたから、
それ見たりして読んだんだけど
早く家に帰ってイキ顔ズラッと並べながら読みたいよw
今回のは、朝の電車の中で読んじまった住人多そうだよねw
電車の中で読むには殺傷能力あり杉だよなあコレ(*´Д`)
>>208 や、読むには読んだんだが…
あまりにハァハァしすぎてレスすらできなかった(ノ∀`)
午後になってようやくレスしたよw
>>208 ええ、まさしく。
そして今また、帰宅途中の電車の中で読んでしまったわけですよ…orz
もうどうすりゃいいのやら…(*´Д`)
ちょ、どうしよう…。今読んだわけだが、純愛すぎてエロすぎて
おかしくなりそうだよプ厨!w本当に素晴らしかっただ…。
この鰓とフトツツボすぎ。ていうかもう鰓とか言えないよ
ごめんウエノ。あんたこそ神鰓。
プ厨へ
次回作も期待して待ってますのでヨロシコねん(・∀・)ワクワク
>>211 ぅお、鰓とか言わないって言ってるのに神鰓って自分orz
駄目だ、まともに頭が回らん…
ウエノがものすごくエロいんだけど
ものすごく優しいんだよね。
テラモエス…
眠る前のアベは、まるきりぬこふとだよね。
安心しきって甘えてて…
。・゚・(ノ∀`)・゚・。
脳細胞のどこががヤラれてしまったんじゃないかってくらい衝撃だったよ。
プ厨、ほんとうにありがとう!!!!!
これのアベ視点が読みたすぎて鰓呼吸してしまいそうだw>プギャ厨
>腕を胸の前で子供のように折り畳んで抱かれたままで
眠るフトシ(29才)を想像したら萌えすぎで鼻水出たよ 。・゚・(ノ∀`*)・゚・。
>>218 ア ベ 視 点 !
電車の中でエラ呼吸できそうになりました…ハァハァハァハァ
>>218 ア ベ 視 点 !
電車の中でエラ呼吸できそうになりました…ハァハァハァハァ
アベ視点キボンの声、前スレでも上がってたよね。
サイドストーリー的な短篇でいいから読みたいね(*´∀`)
プ厨、暇な時間と気力がある時にぜひひとつ……
呼吸困難で二重カキコですよ…
スマソ…
鰓に「狂えよ」と言われ、
文字通り狂いました⊂⌒~⊃*。Д。)⊃
今夜寝る寸前まで繰り返し読んだら、
すんげぇイイ夢見られるかも…(*´Д`)
で、でも鰓にヤラれる自分ってパターンの夢になりそな悪寒w
この鰓さんにやられたいのでオケーです…
挿し絵(つか画像)付きで製本したくなってきた…
> 好きで一人でいるからと言って〜
この一文がすごい好きだ。
ウエノに会うまでのアベの気持ちを考えると本当にもう…
プ厨ありがとう!
そこでアベ視点ですよ!
プ厨は大学で何を専攻してんだろ。
こんな話書きながらバリバリの理系だったりしたら禿萌えだ(*´Д`)
次にキャロのライブへ行ったらきっと「狂えよ」を思い出し
鰓さんを見て挙動が怪しくなりそうな自分 _| ̄|○
>>228 レス番ふとし様だ!!!!!久しぶりー!
>>228 レス番フトシ様キタ━━━━(´∀`)━━━━!!!!!!
>なんとか転がり込める知り合いくらい、誰でも一人や二人はいるものだ
2万字でも友達いないと言ってたよねフトツ。
どんな気持ちでウエノのことを思い出してたんだろう
会いたかっただろうな
実際に会えた時どんなに嬉しかっただろう
>>231 ライブの時のエラさんはまさにそんなエロモードだからね…
正視できるだろうか…ハァハァ
すごい。今、読み終わったけれどプギャ厨すごい。
セクースいたした後の描写まで神!!
>>234 アベはあんなナリして結構感じやすいのでウエノが受け入れてくれるかどうか
不安でたまらなかったんじゃないだろうか。だから腕絡めても何も言えない。
>アベはあんなナリして結構感じやすい
エロいことだけ想像して(;´Д`)ハァハァしてしまった orz
何の損得感情もなしで、無条件に自分を包んでくれるってことを
記憶じゃなく実感としてわかったんだろうな、アベは…
あ〜萌ゆる…(*´Д`)
ほっとしただろうなー、鰓のところに落ち着くこと出来て。
余談だがフトシが手を回しやすいようにずっとかがんでいた鰓さんに萌えた
背中とかきついだろうに…愛だw
昨夜、リアル投下に遭遇できてたんだけど
いつめみたいに、キタ―――(゚∀゚)―――!!!!! とか書けなかった。
息が詰まりそうな気持ちで読んだよ…
こんな至れり尽くせりの鰓に溺愛されたら、
そりゃ忘れられませんよ……アベ裏山。
>>241 キタ━━━━━━\(T▽T)/━━━━━━ !!!!!
と先にレスつけてから読んで倒れてたw
>>203 ハゲドゥ 自分がなにするかわからないww
>>240 プ厨はそういう描写がほんとに上手いよね。
いろんな布石があって、その全てに理由があって
それが全部ラストに繋がってく感じが本当に上手い!
フトシ生殺し祭りの部分を読んで悶えまくった
プ厨スゴス 「もう・・・・もう・・」だけでご飯45杯食える
プ厨の神ネタが拝めるか否かは、
プ厨のお友達リクエストにかかっているのかも知れない…
頼む!!!!!プ厨の友よ!アベ視点リクしてくれ〜!!!!!
こんな可愛くてかっこいい不器用なアベくんに尽し上げて愛したい
イカせてとかいじってとか言われたい
リアル話だと自分が作ってあげたケーキを食べるアベくんを眺めてにこにこしたい
えら…いいな…
>>248 「いじって」の破壊力ありすぎ
かすれ声でせがむアベくんを想像して倒れましたがなにかww
「〜してあげるよ」と「狂えよ」の落差がハゲ萌えなゴッド鰓様
飴とムチの使い分けクオリティ高杉(*´Д`)
プ厨〜
この2人の翌朝からが読みたいよ〜
鰓の作ったご飯を食べるフトシとか〜
鰓が掃除した綺麗な部屋でごろごろ幸せそうなフトシとか〜
鰓に手作りケーキ作ってもらうアベとか…甘やかされ放題ww
それは居つくwww
今、読みに行きます
>アベ視点
>翌朝からのしやわせな二人
プ厨の書くセクースのエロさと優しさと柔らかさに。・゚・(ノД`*)・゚・。
だから余計に
>>159が気になるwww
プ厨が書くと容赦無さそうだから鬱必至だろうなぁ
それにしてもログ破棄は惜しいw
[.=・з・]つ_д_<アベくん、今日はプリン作ったよ。好きでしょ?
ヽ(*`皿´)ノ<ヤター スキスキー
鰓ならアベ好みのプリン作るのなんて朝飯前だね(´∀`*)
プリン、ケーキ、パスタ、和食、アベは毎日手料理で極楽だね…w
>>260 そして綺麗な部屋に清潔なシーツ…
またそれを嬉々としてやる鰓さんw
アベくんごめん…
1週間、いや、3日間でいいから鰓を私にレンタルして…
>>258 こんなアベくんもウエノ以外の人前では
(`皿´) ……
カッコイイノニネ( * ´д)ヒソ(*´д`*)ヒソ(д` *)ナンカコワイネ
アベくん、待った?>[=.・з・]ノ (`皿´ )<…別に
マタナガホソイノガキタワ( * ´д)ヒソ(*´д`*)ヒソ(д` *)ナンカエロイネ
行こ>ヽ[・ε・=](`皿´*) エヘ
>>262 アベが暗い部屋の玄関でうずくまって
鰓の帰りを待つことになってもいいのか!w
266 :
262:2006/01/18(水) 21:59:41 O
>>264 ソウダッタ…
だめだ、アベくんに淋しい思いはさせられん…
水を飲ませて欲しがるフトツに激萌え(;´Д`)ハァハァ
>>268 ヤル前は悪態フトツだったくせに、
抱かれたあとは、途端に甘えんぼフトツ(*´Д`)ハァハァ…
>>230 左でプ厨から「実験合宿」という言葉が出てたから
バリバリ理系の可能性大では… (;´Д`)ハァハァ
プ厨房にまで萌えてしまうww
>>268 >>269 ぷ神を鬼神社したくなる程禿同。
ぷ神のフトツは何でこんなにかわゆいのだろう。
癒される・・・(*´∀`*)
>>251 それ言うならフトシのツンデレぶりもかなりのものかとw
フトツはセクースで気持ち良くなると可愛くなります
そうでない時はツンツンしてます
>>273 ハァハァハァハァ(*´Д`)ハァハァハァハァ
>>269 これからは、鰓に抱っこされてないと眠れないんじゃ?って勢いだもんね(*´∀`)
ダメだ…脳内でエロシーンが自動再生されて
おまけに実写化しようとしてしまって、全然眠れねー…(*´Д`)
リアルアベはぬこフトシと違ってバイトとかもするわけよね?
それぞれバンドの件も気になるし…。
あー翌朝からの生活が読みたいっっ!!
>>277 ぬこを養ってた鰓なら、フトシ一人ぐらい余裕で養いそうな気もする…
>>277 翌朝の描写とその後の描写はは年末に投下されたやつにちょっとあったじゃまいか
レコードを嬉しそうに見てるアベくんとか
元からの知人としてチバに紹介してバンド→ミシェルデビュー とか
それでも同居してるウエノとアベくんとか
一緒に買い物くところのふたり(*´д`)ハァハァ幸せ…
家事や料理がめんどいという理由でアベが同居がいいと言い張ったんだよな(*´д`)
素直に一緒にいたいからと言えばいいのに。そんなアベが可愛いよw
>>280 > 素直に一緒にいたいからと言えばいいのに。
というのを鰓さんも百も承知で、言えないアベくんを
>そんなアベが可愛いよw
と
>>280みたいに愛しく思ってるんだろうね(´∀`*)
アベを一度でいいから気の済むまで甘やかしてみたい
なぜか甘やかしたくなる男
(;`皿´)<誰にも甘えません
ヽ(*`皿´)ノ _Д_⊂[・ε・=]<できたよ〜
(*`皿´)ゞ _Д_[・ε・*=]<え?しょうがねえな〜
アーン(*`Д´),♂⊂[・ε・*=]<ハイ、あーん
(*`皿´)゛ [・ε・*=]<おいしいって?俺が作ったんだから当たり前だよ
(#`皿´)y-~~<甘えてねえって!
だって天然ヒモ体質ですものw
ある意味才能だよなぁ
「友達んとこ転がり込めばいいや」
って身ひとつで上京できるアベは
無自覚に天賦のヒモ才能を活かしてるねw
(*´∀`) AA厨はそろそろ空気嫁☆
うまいタイミングで入って来る分には面白いから好きだけどなAA。
似てるしwww
AA割と好きなので楽しんでたよ(;・∀・)
嫌スレ化は嫌だけどw
291 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/19(木) 13:58:17 O
>>291 PCから見えません。あとsageてねw
>>291 トリミングしちゃいかんw
洗面台まで写ってないと!w
>>291 エロ細腰が写ってない。けど(*´Д`)ハァハァ
296 :
291:2006/01/19(木) 16:51:57 O
すいません!初心者で…!
トリミングされたやつを拾ってきたのです…腰写ってんのあるんですか!?
あの細い腰がまたたまらないんだよ…(*´д`*)
ちょっと待っててw
またあがってる…
>>291=296
sageてね
メール欄に半角でsageって入れて頼む
299 :
291:2006/01/19(木) 17:53:29 O
>>298 初心者練習&質問スレ行って練習してきました!ご指導有難うございました…!!m(‐‐;)m
301 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/19(木) 18:41:48 O
(;´┌`)
>>300 こんなのに甘えられる鰓がウラヤマシス orz
>>300 削除済みで、見れなかった…。・゚・(ノд`)・゚・。
>>307 いや、PC不可じやなく、もう削除されてんじゃ?
「あ、アベ君!どこ行くの?」
「おぢさんちに行くんだ〜ウエノも一緒に行かない?」
「え〜…」
「はいはいこんにちは。来週も寒波はやって来るのかい?おぉおぉ寒いこと」
「わっ!?びっくりしたぁっ!!」
「ちゃんと毎晩おぢさんが編んでくれたオヒンホサックして寝てるよ、おぢさん」
「ぬっふっふ。フトシ君はよゐこだね。オヒンホを冷やしたらだめだからね。」
「あんまりぎゅぅってしないでおぢさん、苦しいよ」
「じゃあ、オレこれで…」
「ウエノも一緒におぢさんちに行こうよ」
「いいよおまじいいよおおいでよおびっくりさせてごめんよお」
「おぢさん活字にしたら読みにくいよ。今さらだし」
「…おぢさんちに行って何すんの?」
「『おとなのかいだんのぼるきみはまだしんでれら』をやるよ。くっくっくっ、なげーや、くっくっく」
「アベ君、悪いけどオレ帰るよ…じゃあね」
「とても残念だよ、ウエノ君。えいちつうおうが冷たいから気をつけておかえり」
「ウエノ、また明日な!」
「うっくっくっく…空気が読めないきみたちは可愛い盛りだね。ますます目が離せんよ、ぬっふっふ」
ワケワカメなおぢさんキター!!!!
いつも突然来るよねww
オヒンホサックて何さ?
おぢさんキタ―――(゚∀゚)―――!!!!!
ウエノはいつまでも警戒心を解かないねwwww
ウエノは頭イイんだなwww
_、_
( ,_ノ` )y━・~~~ ぬっふっふ
おぢさん久し振り━━━(´∀`)━━━!!!!!!
おぢさん!ww 相変わらず意味不明でオモシロスww
>>269 ふたりきりになると、あまえんぼなんです
そんなフトシが可愛いよ
オヒンホサックってピリ辛ソースバンドの第三の靴下みたいなものなのか?
水ひとつ自分で飲もうとせず、口移しをせがむフトシ…
鰓がベッドに滑り込んだ途端に抱きついてくるフトシ…
甘えんぼなのは勿論のこと、もはや鰓にメロメロなフトシ…(*´Д`)ハァハァ
言わないけど、ぬこの時のことを完全に記憶してしるとしか思えない…ハァハァ…
プ厨、おながい。せめて鰓に実際に会いに行くまでのアベ視点を orz
もうどの場面でもいいからとにかくアベ視点が欲しいw
やっと自分の居場所を見つけた!みたいなかんじだよね。
前に捨て猫みたいて言ってる人居たけど本当にそんなかんじ。
この洗面台前に転がる生物に甘えられたい(;´Д`)ハァハァ
何度見ても…(*´Д`)ハァハァ
二の腕を掴んで仰向けに転がして
ちょっと笑って“なに?”と見上げてくるアベくんに
屈んでキスをする鰓の幻影を見た
>>330 一番右がぬこフトと鰓みたいで萌え(;´Д`)
>>330 痩せた肩に後ろから触れる長くて綺麗な指をした手と
触られて振り返り、手の主を見上げてにこっと笑うアベの幻影を見た
しゃがんでるだけで襲いたくなるな、アベって
>>330 遅かった…(´・ω・`)ガッカリ
もう一度うpお願い出来ませんか?
335 :
330:2006/01/20(金) 17:10:03 O
336 :
334:2006/01/20(金) 17:21:55 0
>>335 うわ有難え!!
ありがとうございます! (*´Д`)ハァハァ
>>337 初めて見たかも、このフトツ。
まだ若い頃のだよね?カワユス。
睫毛が長いっつーか密集しつんだよね(*´∀`)
今夜から東京でも雪が降るみたいね。
ふとしは鰓に抱っこされて、ヌクヌクと眠って欲しい…
さりげなく小悪魔フトシ待ち〜(*´∀`)
>>337 俯いてると途端に可愛らしくなるなーふとし。
若い頃は特に…(*´Д`)
今は俯くとエロくてかないませんフトシ
のげぞっても俯いてもエロいよフトシ…(*´Д`)ハァハァ
人イナス・・・(・ω・`≡´・ω・)
いるよノシ
東京も雪だけど元ぬこアベはぬくぬくしてるかな…(´Д`*)
ぬこふとでもリアルふとしでも小悪魔ふとしでも、
もう何でもいいから抱っこしてヌクヌクしたい!!!!!寒い!!!!!wwww
>>348 ふとしは骨張ってて抱き心地悪そう
そんで抱いてたつもりがいつの間にか逆に抱かれてそうな予感
それはそれでまたモエス(*´д`*)
プ厨のアベ初体験SSを読みまくっていたらやっとゆうべエロイ夢が見れた
ありがとうプ厨w
>>147は何度読んでも⊂⌒~⊃。Д。)⊃
>>350 マキシマムを観る度に、長椅子に寝ているのを足下からナメられる様に撮られて、
最後に上目遣いでビデオカメラにじゃれつくふとしを撮ってるのは鰓さんなんだと妄想してる。
リアルぬこふとカワイス(*´Д`)
>>353 あのカメラワークGJ杉
写真が趣味なんですがグラビア真っ青のアベのヌード撮リタスw
>>352 ぬこネタのアベ視点をパンを焼きながら待っていたらパンが黒焦げになりそうです(> <)
ぬこのアベ視点欲しいナァ…短編でいいから orz
プ厨は実験合宿で多忙だ。
しかも合宿後は左に真×鰓を投下の予定…
右の方は、しばらくイイ子にしてマターリ待ちましょう。
えーと…。待てるよね?アベくんもwwwwwwww
漏れがプギャの友人だったら絶対アベ視点をねだると思う。
だからログがあるんじゃないかと思う。
ログ貼ってくれプギャ厨wwwwwwww
(*`皿´)゛
>>358 プ厨はログ無い時は無いと言うもんな
ありそうな気ガス>アベ視点
ヾ(*`皿´)ノ
過去ログあるんだったら嬉しすぎる…(*ノ∀`)
どうなんだろう…
ボタンが全て外された黒シャツから覗く白い肌。細い首筋。
おいしそー(・∀・)
子悪魔アベくんまだぁ?[*.=・з・]
人稲杉……
ヽ(`Д´)ノウワァァン
ぬこを読み返して寒さをしのいでいます…
過疎っとる。・゚・(ノд`)・゚・。
342様、今こそ小悪魔ふとしの続きを――――――!!!!!
342サマ、お名前の刺身を献上するんで続きを…。
(・ω・)ノ□□□□←お刺身
アベと同じく冬眠体質なスレに…
ネタがカブっ……
orz
まあいいか…(´∀`;)
もしかして左のてれほんセクースと被ったのか?w
342様――――――!!!!!
小悪魔フトシを――――――!!!!!!!!!!
>>375 しつこい。大きいプリンあげるから、ちょっとモチツケ
(*´∀`)っ_/~\_
377 :
375:2006/01/25(水) 19:58:46 O
>>376 うう…ありがとう、ゴメンナサイ orz
特大ぷりんいただきまつ…
左と被る分には個人的には気にならない。
逆バージョンだとまた違うしwww
ネタ被っても全然オッケーィ
逆バージョンがあると更に萌えるかもw
>>371 テレホンセクースと?
まるきり同じってことは絶対にないので気にせずどうか投下してください。
言葉攻めガンガンかしら?
wktk!
ぬこと人魚だってそうだしwww
鰓さんの言葉責めなんて…最高です(*´∀`)
383 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/26(木) 10:23:21 O
あぶね
┃ω・`)sageておくね
2万字とか読み返しててふと思ったんだけど、アベの高校時代って
どんなだったんだろうか…私立の男子校で髪立ててたらしいフトシ(16、7歳)
が無駄にトンがって制服着崩してる姿を想像…
とんがらずに素で過ごしてた気がする
安全ピンいっぱいつけてそうw
>>385 無駄にファッキューとか言ってみて一人ご満悦なパンク少年だったと想像。
アベ+若さ+着崩し制服+髪立て+工業高校+広島弁(*´д`)ハァハァ
今の色気と違う魅力が(*´д`)ハァハァ
2こ下にウエノ(*´д`)ハァハァ
街で会っても目を合わせないようにするようなw高校の制服着た高3のアベに
何故か目を奪われる高1のウエノ…を妄想(*´д`)ハァハァ
イイ!(*´д`)
3月生まれの鰓さんは一個下ではないですかね
ウエノはアベの学校名聞いてビビりまくってたんだっけ
>>389 そんなこと言う悪い子は怖い先輩にヤラれちゃえばいいと思うよ
>>392 1こ下だったね
ごめんなさい(´;ω;`)
週末だから投下あるかな?
アベの部屋に行った俺は、いつもの様にアベに脱がされていく。
キスしながら一枚づつ脱がされていく。
いつのまにか俺だけ裸にされてる。いつもの事。
軽く押さえつけられ、首を噛まれる。
薄明かりの中見回す部屋の中。いつもと同じ?
アベの手が唇が俺の体の上を這い回る。
それに合わせて俺の体が蠢く。
でも…、何か変。何かが違う…。
『ガタッ』
俺はビクっとして音のした方に顔を向ける。
そこにはクローゼットがある。
クローゼットが完全に閉まってないのに気付く。
いつもきっちり閉まってるのに…。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
こんな感じのアベキュウですが 続けてもいいですか?
残念ながらアベキュウだとスレ違いです。
>>396 読みたいけどスレ違っちゃうのか…(´Α`)
残念だけどそこらへんだけはちゃんとしないと
収集つかなくなるからね…
続き読みたい
Qアベなら良かったんだけどねぇ…
Qスレに落としてあげて下さい
Qスレではダメと言われました
フトツので使ってないスレあったよね?
あそこはどう?
404 :
401:2006/01/28(土) 01:26:47 O
あれま…Qスレはお菓子系ダメなのか?
それはスマン
けどココもスレ違いだしなぁ 残念ながら
ヒント:フ菓子スレ=フトツお菓子スレ=フトツ受スレ
ダメって言ってる人もしかして1人?
いや自分以外にも携帯使いが数人いると思われ
>>407 何人かいる模様。
自分もスレ違いはダメだと思うよ…
412 :
396:2006/01/28(土) 01:55:01 0
では そうさせていただきます
413 :
396:2006/01/28(土) 02:03:23 0
あちらに投下いたしました
久々にキュウスレ行ってみたが、もはやよくわからんwwww
もうこっちの各お菓子スレとは別ものと考えた方がいいんだね。
キュウスレだけ見つけられないでいる漏れがきますたよ。
あんまりにも見つけれないから無いもんだと思ってた…。
今のQスレは旧変態スレみたいなもんでしょ
あれはあれで楽しい
色んな髪の投下まで、暇つぶしにどうぞ
************************
ヒマだからウエノの家に遊びに来た。
「アベくんが自分からうちに来るなんてめずらしいねえ」
「ヒマじゃったけん(笑)
「へえ!」
俺たちはたわいない会話をしたり、二人でDVDを見たり、レコードを聴いたりしていた。
「明日俺DJするんだけど来る?」
「・・・・」
「アベくん?」
「行かん」
どうしたんだろう。
いつもなら「行く」って言うのに。
なんか変だ。
言い方も何となく、むくれてる・・・・・?
ウエノのDJか。
行きたい。
でも最近、ウエノが居るところには大抵あいつが居る。
それにあいつの方がトータルで会う時間は俺より長い。
負けている気がする。
そういう問題ではないことはわかっている。
行きたいけれど、行きたくない。
418 :
417:2006/01/28(土) 16:00:01 0
「アベくん」
「なに」
「どうかしたの?」
「別にどうもせん」
「でもなんか・・・怒ってない?」
「怒っとらん」
「・・・」
絶対変だ。
そりゃあアベくんは他の人に比べれば口数は少ない方だけど、今日は(というか、さっきから)酷い。
ほとんど単語だけのようなもんだ。
しかも全部広島弁だし。
なんなんだ。
キタワ*・゚゚・*:.。..。.:*・゚(n`∀`)η゚・*:.。. .。.:*・゚゚・*!!!!!☆
キタ―――(゚∀゚)―――!!!!!
…と思ったら、止まった…??
フトツは真也のことを気にしてるのかw
ヤキモチ焼きの可愛いヤツめ〜(*´∀`)
422 :
417:2006/01/28(土) 16:35:58 0
当然、行った方がいい。というか行きたい。
俺がそばに居れば、他のヤツがこいつにちょっかい出すことも無い。
でも、あいつがこいつに親しげに話しかけたり、こいつがあいつを可愛がるのを見るのは絶対に嫌だ。
そもそもあいつの笑顔がムカつく。
「今は俺のほうが長く一緒に居るんですから」と言わんばかりだ。
余裕なんか見せやがって。
いや、あいつはきっとそんなふうにはこれっぽっちも思ってないだろう。
俺が勝手に嫉妬してるだけだ。
でもな、見たくないんだよ。
アベは、なんだか情けなくなったのと不安になったのとで、ウエノの首に腕を回して抱きついた。
「アベくん、やっぱ変だよ」
「変じゃない」
顔を上げると、ウエノがほんの少し、どうしたらいいかわからないような、困ったような顔をしていた。
423 :
417:2006/01/28(土) 16:42:16 0
いつもは余裕綽々な顔してるくせに。
俺以外にそんな顔見せるなよ?
「ウエノ」
「なに?」
「・・・・・して」
「え?」
「今、お前としたい」
「アベくん・・・」
「して。」
もう何がなんだかわかってない困った顔のウエノに構わず、アベはアベの唇でウエノの唇をふさぐ。
最初から舌を入れて、ウエノを誘う。
歯列をなぞり上顎をなめると、やっとウエノが応える。
キター!?
また止まった??
425 :
417:2006/01/28(土) 17:17:37 0
すみません
コピペしようとしたら突然メモ帳の反応が劇的に遅くなってしまいました。
ゆっくりしか投下できません。よろしいでしょうか・・・
426 :
417:2006/01/28(土) 17:24:03 0
ウエノのキスは優しい。優しいけれど、獰猛だ。
ライオンがガゼルを食い尽くすようなキス。
アベの舌も、口の粘膜も唾液も、意識も全て奪い去るようなキスだ。
だんだんアベの思考回路があやしくなってきた。
ウエノの舌の感触があまりにも甘く、激しいものだから。
酸素も足りない。
「んん・・・」
自分から仕掛けたくせに、アベは声と、腕の抵抗を止めることができない。
唇が開放される気配はまだない。
俺の口の中をウエノの舌がゆっくりと、力強く這い回る。
舐められていないところは無いくらいに、片っ端から舐めまわす。
だんだん舌がしびれて力が入らなくなって、ウエノに応えられなくなったところでようやく唇を離された。
427 :
417:2006/01/28(土) 17:50:23 0
意識が朦朧としたまま見上げるとウエノが相変わらず少し困ったような、でも、それでいて火がついた目でアベを見る。
「アベくん」
「なに」
「ほんと、わけわかんねえよ」
そう言ったと思ったら抱え込むようにアベは押し倒され、また貪るようなキスをしながらシャツやらズボンやらがどんどん脱がされる。
ウエノの手が頬から顎、首筋、そして胸元へするりと下ろされる。
その感触から逃れようと無意識に肩をよじるアベに構わず指が突起をとらえる。
「んぅ・・・」
キスをしたままくぐもった声をアベがあげる。
右手の人差し指と中指で挟んでで突起を刺激しながら唇を離し、ウエノはアベの耳を舐めあげ、甘噛みする。
「アベくん、今日はどうしちゃったの」
「別に」と答えようと口を開くが、突起を優しく摘まれて、甘ったるい吐息混じりの喘ぎ声しか出せない。
いつの間にか唇を首筋に這わされ、舐められ、歯を立てられ、吸い付かれる。
もう片方の突起にも手が伸びる。擦り、押しつぶし、摘む。
舌の感触に息を呑みそうになるが、胸の刺激が強すぎてアベは喘ぐばかりだ。
キタコレ!
やきもちなのかフトツ…カワユス(*´Д`)
429 :
417:2006/01/28(土) 18:05:47 0
ふと刺激を与えるのをやめ、ウエノがアベを見下ろす。
「何でイベント来ないの?用事でもあんの?」
荒い息を押し殺せないままアベが答える。
「別に…用事なんか無い」
「じゃあ何で?」
「・・・」
アベは口をつぐんでしまった。
やきもちです、なんて格好悪いこと、恥ずかしくて言えない。
ウエノはアベが答えるまで待ってやろうとじっと優しく見下ろしていたが、いつまで経っても答えないアベが、とうとう目を伏せて横を向いてしまったので、気を遣っている自分がなんだか馬鹿らしくなってきた。
430 :
417:2006/01/28(土) 18:19:02 0
アベの呼吸が落着きを取り戻した頃、ウエノは不意にアベの陰茎に手をかける。
え、という顔をしてアベが上を向く。
すぐさま裏筋を手のひらや指を使って上下に刺激する。
ねとつく先走りを陰茎に擦り付けるようにすると、ウエノの手の中でアベのそれはみるみるうちに大きさと硬さを増していく。
手のひらにほんの少し力を込めて刺激を強めると、ぎゅっと目を閉じアベが甘く、悲鳴に似た嬌声をあげた。
「ああ!あ、あ、んっ・・・ウエ・・・ノぉ」
抗うようにウエノの腕に手をかけるも、力が入らず、手を添えるだけの格好になってしまう。
刺激から逃れようと身をよじっても、細い腰が小さくうねるだけ。
陰茎への刺激をとめないままウエノは左手でとめどなく滴る雫をすくっては指に馴染ませはじめる。
前への刺激を少し緩めてゆるゆると穴の周囲を指で撫で回すように刺激すると、アベがもどかしげに細腰を揺らす。
泣きそうな、懇願するような目つきでウエノを見上げる。
口元だけで笑うウエノは、少しずつ指を入れながらまた口付ける。
ハァハァハァハァ(*´Д`*)
淡々としてるのにハァハァしてしまうwww
433 :
417:2006/01/28(土) 19:04:52 0
舌と舌を絡ませながらゆっくりと指を入れ、慣れた手つきでアベの中の「そこ」を刺激すると、アベの体が跳ね、同時に嬌声も発せられるがウエノの唇に飲み込まれてしまう。
穴をほぐしながら、気まぐれにではあるが「そこ」への刺激を続けるとついアベが喘ぐ苦しさから唇を離してしまった。
それを見計らったかのようにそこへ執拗に刺激を繰り返す。前への刺激はもう無い。
「あ、あっ、あっ」
嬌声をこらえられないアベが、大きく腰をくねらせる。
前は一層熱を帯び、快感による雫が次々とあふれては垂れ落ちる。
「やぁ…ウエノっ、も、もう・・・・」
「もう、何?」
意地悪い微笑を浮かべてウエノがアベを覗き込む。
「も、イきそっ・・・やめっ、あ、あっ」
「へえ・・・」
そ、それから?それから〜!?(*´Д`)ハァハァ
435 :
417:2006/01/28(土) 19:48:41 0
メモ帳がおかしいので一旦電源切ります。
続きは夕飯の後くらいに投下させてください。
夕飯はさんでエロ投下とはやるな
ごはんごゆっくり〜。
マターリ待ってます(*´∀`)ノ
すごいところで夕食www
待ってる!(*´Д`)ハァハァ
ヤキモチ焼いた時のアベの行動って、どうしてこう可愛いのか (*´Д`)ハァハァ
特にシンヤに対してだと…wwww
鰓はほとんどの場合、相手の気持ちを読めてしまうタイプなのに
なぜふとしが真也に抱いてる嫉妬心にはいつも気付かないのかw
…まぁ、だからふとしのヤキモチが可愛く見えるんだが(*´∀`)
>>439 アベの中では
「今現在ウエノとバンドを組んでいる」ってことが大きい気がする。
アベカワユス…
>>441 同じバンド……
もしかして、アベの嫉妬の対象は真也じゃなくパッチかもー!?wwww
(*゚ ё ゚)ポ<リーダーのことは尊敬してるだけっす アベさん怖いから嫌っす
ヾ(;`皿´)ノ゛<いいい今から下北行く!!!!!
ぜってー行く!!!!!
シンヤの
・ウエノとバンドを組んでいる
・ウエノに懐いている
・ウエノ好みの外見
というところが問題ww
ぱっちがウエノに懐いてウエノも可愛がり返してたら
嫉妬の対象になるかもしれないw
(;`皿´)<………下北…行く…
>>444 「しっとりしに来てください」と言ってるんだよ。
しっぽりでもぐっしょりでもないよ。気を付けてね。
(;`皿´)<……行くんだもん
フトツがチバ化しているwwww
真也も下北行ってるのかな〜?
なんて、火に油を注ぐことを言ってみるwwww
うはw拗ねたwww
>>445 真也はアベよりはるかに若いも追加でw
お肌も色白すべすべだしなw
今夜アベが下北にいたらどうしよう…
しっとりしに行けないけどw
ふとしかわいいよふとし
(皿´ )<…拗ねてねーもん。
寒いから行かないんだもん。
素直になればいいのに(´・ω・)
>>417たんは夕飯の後にお風呂へ突入か?w
続き楽しみに待ってますよ〜
(0。`皿´)
>>459 君可愛いから、身体が汗でしっとりしてくるまで
鰓に色んな事されればいいと思うよ。
464 :
417:2006/01/28(土) 22:49:12 0
すみません、ご飯どころかちゃっかりお風呂まで入ってしまいました。
メモ帳の調子は万全ですので時間がかかる時は連投規制だと思ってフォーローのほどよろしくお願いします。
お待たせしました。
>>433続きです
―――――――――――――――――――――――――――
ウエノは笑みを浮かべたまま刺激を緩めようとはしない。
そのまま胸の粒を、舌先でつつく。
「あっ、ウエノっ!?ダメ・・・んんっ・・・」
「イけよ」
わざと胸にあつい息がかかるようにウエノがささやく。
小さく粒に噛み付きながら穴のそこを擦るように刺激すると
「んっ、あ、あ―――」
と、上ずった声で甘く鳴いてアベは達した。
キタ━━━━(Д゚(○=(゚∀゚)=○)Д゚)━━━━━!!!
466 :
417:2006/01/28(土) 22:51:03 0
だらりと全身から力が抜け、アベはぐったりと横たわる。
指を引き抜き、すぐさまウエノが覆いかぶさる。
横腹や臍の辺りを撫で回す。
「もうちょっと待って」
「ダメ」
深呼吸をしてアベが荒い息を落ち着かせようとするが、ウエノはそれを無視して再び胸の突起に手をかける。
輪郭を確かめるように触る。
「あっ、待てって!ん、あ」
構わず更に陰茎に舌を這わせる。
「ああっ、はっ、あ・・・」
イった直後で身体に快感の感触が残っているのか、ほどなくしてアベの陰茎は再び形を成していく。
先端の雫を舐め取り、裏筋を舌でなぞりあげる。
キタ―――(゚∀゚)―――!!!!!キタ―――(゚∀゚)―――!!!!!
キタ―――(*`皿´)―――!!!!!
引っ掛かったらふぉーろーするぜw
470 :
417:2006/01/28(土) 22:52:49 0
「ん、ふっ、待っ・・・ああっ」
アベがいやいやをしながら腰を悶えさせる。
カーペットの上でよりどころを求めて腕を彷徨わせながら、あふれてくる嬌声を抑える術を知らない。
「ウエノ、も、きて・・・俺・・・」
「ん。」
ウエノはアベのおねだりを聞き入れ、穴に熱をもった自身をあてがう。
キスをしてアベをリラックスさせながら、慣らすようにゆっくりと入れる。
全て入るとウエノはきつくアベを抱きしめた。
はじめから舌を入れてキスをする。
舌と舌を絡ませ、互いをやわらかく挑発する。
溶けるような感触だ。
アベはそれだけで腰を悶えさせながら、くぐもった喘ぎ声を出す。
当然口への刺激だけでは物足りないアベが痺れを切らして自ら腰をつかおうとしたその時。
472 :
417:2006/01/28(土) 22:54:16 0
「だめ」
ウエノがアベの腰を両手で支えこんだ。
「なんで・・・」
潤んだ瞳でアベが驚いて見返す。
「なんでイベント来ないの」
「別にっ、別にどうだっていいじゃねえか、それくらいっ」
そういって無理矢理腰を動かそうとするアベを軽々とウエノが押さえつける。
「ウエノっ、頼むからぁ・・・」
アベはもう、さっきまでの刺激と自分の中のウエノの感触に耐え切れず、目に涙を溜めて懇願する。
「アベくん」
ウエノがアベの顎を引き寄せ、深く口付けてアベを追い込む。
舌も脳も、全てが溶けて混ざりそうなキスだった。
唇を離してもなお、ウエノはアベが動くのを許さない。
473 :
417:2006/01/28(土) 22:55:43 0
「ウエノ、お願い」
「アベくんが正直に言えば、許してあげる」
自らの陰茎に手を伸ばそうとしたが、ウエノの手がそれを阻む。
腰を動かそうとしても力でウエノににかなわないのはもうわかりきったこと。
言うしかないのか、あんな恥ずかしいことを。
ただの嫉妬だと?
そんなことを言ったら、どんな顔をされるか。
そう思いながらそっとウエノの顔を覗きこむ。
アベは息を呑んだ。
ウエノが余りにも穏やかで優しく、まるで自分を包み込むような眼差しでこちらを見ていたから。
てっきり、いつまでたっても正直に言わないアベに腹を立てているのかと思っていた。
それなのに・・・
アベはだんだん自分が情けなくなってきた。
いつもウエノはアベがわがままを言ったり、酔ってちょっと困った行動をとってもこうやって見守ってくれる。
今だってそうだ。
それなのに・・・
言わなきゃ、正直に。
474 :
417:2006/01/28(土) 22:56:44 0
「ウエノ」
「なに?」
「馬鹿に・・・」
「え?」
「ちゃんと言うから、馬鹿にしないで」
「馬鹿にしないよ」
「・・・やきもち・・・・・だから」
「・・・?」
「嫉妬してた。ていうか今も嫉妬してる。
お前があいつに優しくするのも、あいつがお前と楽しそうに喋ってるのも見たくねえし」
「あいつって?」
「・・・」
「あいつじゃわかんないよ、アベくん」
「・・・」
悔しい。こんな時にあいつの名前なんか言いたくない。
でも・・・ダメだ、ちゃんと言わなきゃ。正直に言うって決めたんだから。
475 :
417:2006/01/28(土) 22:57:37 0
「アベくん?」
「・・・慎也くん。」
「・・・へ?」
寝耳に水とはこのことだ。
ウエノはアベが何を言っているのかよくわからなかった。
やきもち?慎也と俺?なになに、ちょっと待って。
そりゃあ慎也は同じバンドやってるし年下だし可愛いけどアベくんとは違うよ?
こんなことするのもアベくんとじゃなきゃ・・・ああ、これを言えばいいんだな。
476 :
417:2006/01/28(土) 22:59:23 0
ウエノは、目を伏せてしまったアベに声をかける。
「あのね、慎也は同じバンドだしそれなりに可愛いよ、年下だもん。そりゃあ好きは好きだけど。
でもね、それだけだから。
キスしたいとか、今みたいにセックスしたいとか、そういう『好き』はアベくんにしか思わないから。」
「イベントで、あいつと一緒にいたくない」
「アベくん」
「おれは怖い!いつかおまえが取られるんじゃないかって」
「アベくん」
「おれは、あいつと一緒にいるのは嫌だ」
ここまで言うつもりじゃなかったのに・・・
アベは自分の余りの情けなさに涙が出てきた。
「アベくん、泣かないでよ」
「・・・うるせえ!おまえにはわかんねえよ・・・」
ウエノが、優しくアベを抱き寄せる。
「ねえアベくん、きいて。
確かにアベくんが来れば慎也とアベくんと俺は一緒にいることになる。
でもね、俺からすると、慎也とは一緒にいて、アベくんとは一緒に過ごすことになの。
一緒に『いる』のと『過ごす』のは違うの。わかる?」
477 :
417:2006/01/28(土) 23:00:26 0
アベは、ウエノの言っている事が難しすぎてよくわからなかった。
ただ、とにかくウエノが「アベと慎也は自分にとって存在意義が違う」と
伝えようとしているのはなんとなくわかった。
「ウエノ、俺のこと好き?」
「好きだよ」
「慎也君とは違う種類の『好き』?」
「うん。んー、好きって言うか、もう愛だね」
ウエノがおどけて言ったので、アベは思わずふきだしてしまった。
「やーっと笑ったな!」
ウエノがアベの髪を優しく梳く。
「なんだよ、やめろよ」
ウエノの優しさがすこしくすぐったくて、アベは笑う。
「アベくん」
「ん?」
「明日、おれDJやるんだけど見に来ない?」
「・・・行く。連れてって」
「わかった」
なんだか二人ともおかしくなってしまって、クスクスと笑がこみ上げてくる。
478 :
417:2006/01/28(土) 23:02:46 0
「ねえアベくん」
「なに」
アベか上を向くと突然、ウエノがアベの唇に噛み付いた。
「んぅっ・・・」
さっきと変わらない濃さのキス。
歯列をなぞり、舌を絡め、上顎を舐める。
口内をそこら中なめ回してアベをとことん味わう。
唾液はどっちのものかもうわからないくらいに混ざって、アベはそれを嚥下する。
「は・・・」
開放された唇から漏れるのは切羽詰った喘ぎ声だけ。
「ちゃんと素直に言えたから」
呼吸を整える間を与えることなくウエノがゆるゆると腰をつかいはじめる。
知り尽くしたウエノは、アベの感じるところを的確に突いてくる。
「んっ、ウエノ、あ、あっ」
アベは待ち望んだ感覚に頭がくらくらし始める。
ウエノの背中に腕を回して必死でしがみつく。
するとウエノがアベを抱き込む。
繋がりがより深くなり、アベは大きく嬌声を上げて仰け反る。
露わになった喉元にウエノが喰らい付き、腰を早める。
479 :
417:2006/01/28(土) 23:03:57 0
「あ、あ、あ、もっ、はぁっ」
「アベくん」
アベが敏感に反応することを知っていてウエノは耳元で甘く、低くささやく
「アベくん、すげえいい。」
「アベくん」
耳元を犯されている気分にすら、アベは快楽を覚える。
「あ、ウエノっ、ウエノぉ」
「アベくん、イって」
「イって」
大きくウエノが突いた時。
「んっ、ウエノっ、あっ―――」
ひときわ甘く鳴いてアベは達した。
同時に、ウエノもアベの中に誘い込まれるようにして。
480 :
417:2006/01/28(土) 23:05:51 0
「アベくん」
「んー?」
「明日さ、もう帰らずに夕方このままうちから出かけようよ」
「うん」
ウエノがアベを優しく引き寄せ、アベはことりと身を任せる。
二人はそのまま眠りに落ちた。
次の日、某ハコでDJウエノと、ウエノに楽しそうにじゃれるアベの姿が目撃されたのは言うまでも無い。
―――――――――――――――――
終了です。
ちょwww
>>464は
×フォーロー
○フォロー
長々とお付き合いいただいた割にはこんなもんで申し訳ない。
かわいい
でらかわいいあべ
キタ――――――(゚∀゚)――――――!!!
>アベは、ウエノの言っている事が難しすぎてよくわからなかった
アベwww
ウエノのこういう甘やかし方がエロい…
すみません
このバカップルがじゃれてるとこ、どこに行けば拝見できますか
すみません、右塔お菓子隊派だったのに左塔置かされたい派に転身してしまいそうです
やきもちアベカワユス (*´Д`)
リアルでも、鰓さんの出るイベント類に出没してくれないかな〜フトツ
デレフトツ状態で鰓にゴロニャンしてるのが観てみたい。
「こうちゃん」「ふとっちゃん」を生で見れたらしんでもいいww
この『某ハコ』のイベントが、
今夜の下北だったりして…wwww
鰓の、
「ねえアベくん」
って呼び掛けに、ものすごく萌える自分ガイル (*´Д`)
「ちゃんと素直に言えたから」
鰓に言われたい・・・そしてヤられたい。
ゴッド鰓 テクや言葉責めはもちろんだけど
その余裕っぷりからくる優しさみたいなんが堪らん(*´Д`)ハァハァ
そりゃ皆わらわらと寄って来て甘えたになるわな
↑シンヤタソでつか?
はぁ…。
∩_∩
`( `皿´)
`/⌒\/⌒ヽ⌒
|\ \| | |
|/\ \_|_ミ)
| `\____)
.\_ノ(__)__)
別にウエノ遅いなぁとか思ってねーよ
∩_∩
`(`皿´)彡
`/⌒\/⌒ヽ⌒
|\ \| | |
|/\ \_|_ミ)
| `\____)
.\_ノ(__)__)
ツンデレフトシ萌え(*´Д`)
>>218 確かあるぉ 家帰ったらログ落とすぉ( ^ω^)
>>498 キタ――――――(゚∀゚)――――――!!!
プギャ厨、待ってるおwktkハァハァ
プ厨!!!!!久しぶりー!
電気ビリビリしてるか〜!?
つーかやっぱアベサイドあるんだね!!!!!
待ってる―――(゚∀゚)―――!!!!!
ママンと夕ご飯の買い物に行く前に最初だけ落として去るぉ
⊂二二二( ^ω^)二⊃ ブ--ン
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
ウエノがホットカーペットを買ってきた。
昼メシを食べて後片づけが済むと、ウエノが「ちょっと買い物」と言って出て行った。
そして、年末商戦で店が混んでてさ!とか言いながら2時間くらいで帰って来た。
やけに長いモノを抱えてるなと思ったらホットカーペットだった。
−−−−−
事の起こりは昨日の午後だった。
暖かい陽射しが差し込む居間で、俺はソファの下、ラグの上に寝そべってごろごろしていた。
外は寒いけれど、家の中でお日様に当たっているのは気持ちがいい。
ふと肘をついて身を起こし、ラグを指で撫でてみたら、
隣に仰向けになって文庫本を読んでいたウエノがこちらを向いた。
「どうしたの?」
それで俺は話した。ここに来る前に一緒に住んでいた友達の家では、
暖房がわりに部屋にホットカーペットを敷いていた。
寒がりだった俺は、よくその上に寝転がって身体を暖めていた。
「ホットカーペットだけ? 寒かっただろ?」
そうウエノが言うから、そんなことなかったよ、と俺は言った。
夜は毛布にくるまって寝転がればぬくぬくして眠れたし、
昼間はコタツより楽にごろごろ出来て暖かくて好きだったよ。
コタツだと、足とかすぐはみ出るし。無理に曲げてると痛いし。
すると、また仰向けの頭の上に文庫本を持ち上げて読み始めながら、
ウエノが笑って言った。
「猫みたいな人だねぇ」
俺は聞こえないふりをして、またラグの日だまりの中でごろんと身を丸めて目を閉じた。
ウエノと一緒に暮らし始めて6日目。俺は、今まで不眠気味だったのが嘘のように、
暇さえあれば、ぬくぬくと心地良い部屋で甘い眠りを貪っていた。
隣で、文庫本を置く気配。そしてウエノが身を起こす気配。
ソファの端にいつも置いてある薄手の毛布が、身体にふわりとかけられる感覚。
しなやかで長い指が髪をすっと一度撫でてゆく感触。
俺はいつも目を開けない。されるがままに身を任せているのが好きだから。
目を閉じていても、身動きする気配や、また紙がぱらりとめくられるかすかな音で、
ウエノが、隣で気持ちよさそうに仰向けに寝そべって本を読んでいる様子は手に取るように分かる。
ほかに別になにもいらない。横でなにも考えずに眠っていたい。ずっとこのまま。
そんな子供のようなことを漠然と思いながら、日だまりの中で眠るのは幸せだ。
確かに、俺は猫みたいな奴かもしれない。
−−−−−
そんなことがあった翌日にあたる今日。
昼メシを食べ終わって、やけにいそいそと買い物に出て行ったウエノが、
ホットカーペットを抱えて帰ってきた。なんでそんなもん…と絶句した俺に、
「昨日、欲しがってたじゃん」
そうあっさりとウエノが言う。
それにそんなに高くもなかったよ。歳末大売り出しってやつですよ。
そんなことを言いながら、呆気に取られている俺には全く期待していない様子で、
居間のソファをずらし、あっという間に床にカーペットを敷いてしまった。
上にラグをかけてソファや小さいテーブルを戻しスイッチを入れている。
その頃になって、ぽかんと成り行きを眺めていた俺はやっと我に返り、
カーペットの上に座り込んでいるウエノの横に歩いていく。隣に座ってみる。
手をぺたりとカーペットに押しつけてみたら暖かい。
思わず顔が嬉しそうに笑った俺を見て、ウエノが一緒に笑う。
「あったかいっしょ。眠っていいよ」
「なんか俺、寝てばっかりじゃねぇ?」
そう言うと、ウエノが煙草をくわえたまま、また笑う。
「寝たい時は、寝りゃあいいんだよ」
「食って寝る以外なんにもしてない気がする」
「いいじゃん。世間はもうすぐ正月ですよ。寝正月でいいじゃん」
−−−−−
もう数日で正月だった。
俺もウエノも、帰省する予定はなかった。実家に電話くらいはするだろうけど。
ここに来た翌朝、好きなレコードの話で盛り上がり、ウエノがバンド仲間のチバという男に、
やけに興奮して電話をかけていた。けれど、向こうは年末ぎりぎまでバイトがあり、
練習スタジオは予約で満杯、正月明けすぐしか予定がつかないという。
せめて顔合わせに来いと言うと、正月は実家に帰省すると言う。
「あいつさぁ、今までダメな奴ばっかりだったから鬱ってるんだよ」
とにかく正月明けに顔合わせという予定だけは取り付けたウエノが、電話を切って愚痴った。
それから俺の方を振り向くと笑った。
「まあ2週間ぐらいあるから、二人でごろごろしますか」
どうせすることも特に無い。イベントなどの予定も、ウエノは今年は入れていなかった。
そういう気分じゃなかったんだよなぁ、と言っていた。
アベくんはいなくなるし、前のギターはいなくなるし、チバは鬱るし、キュウはいないし。
年末も正月もどうでも良くてさ。少しは金も貯めてたし、バイトも入れてなかったんだ。
逆にもうけもんだったなぁ。そんな事を言いながらソファの上でウエノが伸びをする。
ふーんと話を聞いていた俺を、後ろから腕を回して抱き寄せながらウエノが言う。
「どうせ人混みに出かけるの好きじゃないでしょ?」
よくわかるな、と言うと、顔を見れば分かると言ってまた笑っていた。
俺はウエノといて、普通はよくやるように、自分の無口を説明したりすることも、
無愛想に見えるらしい態度を弁明することも全くしなくていい。
全部先回りして、ウエノが俺の考えていることを察して読んでしまうから。
普通だったらむかつくだけなのだが、ウエノ相手だとなぜか何とも思わない。
当然だとすら思ってしまう。ごく自然に俺を扱ってくれるから、俺も普通でいられる。
自分が普通でいられる相手というのが、俺は本当にいなかったから、
そのことだけでも単純に嬉しかった。一緒にいて心地良かった。
−−−−−
「今夜なに食べたい?」
ここに来たばかりの頃を思い出して、少しの間ぼんやりと物思いにふけっていた俺は、
ウエノのその言葉で目を上げた。
「・・・なんだろ」
「ダメだよねぇ、食べたいもんぐらいパッと思い付いてよ」
「なんか美味しいもん」
「美味しいもんはね、世の中にたくさんあんだよ、アベくん。どれがいいの?」
笑いながらそう言うウエノ相手に、俺は思わず真面目に宙を見つめて考え込んだ。
料理屋でバイトしていてノンプロだと自慢するだけあって、ウエノはとにかく料理が上手い。
料理が上手い奴はたいていそうだけれど、食べること対して積極的だ。
美味しいもんなら、たいていは出されれば食べるという受け身な俺とは、そもそもの態度が違う。
「なんかさ」
「うん」
「ここ来て、寝て食ってごろごろしてばっかりでさ」
「うん」
「俺、太りそうなんだけど」
そんなことを呟く俺の言葉を聞いて、ウエノが飲んでいたコーヒーにむせながら吹き出した。
「女みたいなこと言うねぇ」
笑いながらカップをテーブルに置き、ウエノが俺の方に向き直った。
「ちょっとは太れば? 痩せすぎじゃん。一応フトシくんなんじゃないの?」
「うるせぇなぁ」
おどけた口調に釣られて笑い出すと、ウエノがつっと顎に指をかけて俺の顔を上げさせた。
「ここに来た日とか、すごい顔してたよ。やつれちゃってさぁ。
目の下、クマで黒ずんじゃってさ。顔色もすげー悪かったし」
「そう?」
「うん。ごろごろしてなよ。今は全然いいけどね。顔色もいいし。クマも消えたし」
ウエノが顎から手を離すと、俺はなんとなく自分の顔を手で撫でてみる。
そんなにひどい顔をしてたんだろうか。自分じゃあまりわからない。
しげしげと顔を眺めることなんてあんまり無いからな。
隣で、ウエノがごろんと寝そべると、また本を読み始める。
「本好きだね」
「うん、好きよ。」
そう言いながらウエノが俺を見上げる。
「アベくんは読まなさそうだねぇ」
「俺、字を読むの嫌いだもん」
俺の返事を聞いたウエノが、また楽しそうに笑い出す。
「アベくんらしいや」
そんなウエノの横に、また身体を伸ばして目を閉じる。
昨日と同じだ。身体の上に毛布がふわりとかけられる感触。
髪を、頬を、ゆっくり撫でるしなやかな指の感触。
すーっと眠りに引き込まれながら、俺はほんの数日前、
初めてウエノに会った日のことを思い出していた。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
⊂二二二( ^ω^)二⊃ ブ--ン
キタコレ!!!!!!!!
なにこの幸せバカップル(*´Д`)
こんな時間に来てみれば、プ厨だわー!
ママンとおつかい気を付けて。
いい子で待ってるノシ
鰓に甘やかされ放題のアベが羨ましすぎる
バカップル万歳(*´∀`)
理系で電気ビリビリで、ママンと夕飯のお買い物…
やばいくらいプ厨萌え(*´Д`)
うぎゃ――――――!!
プ厨キテタ――――――!!!!!
⊂⌒~⊃*。Д。)⊃
お昼寝フトシ(;´Д`)ハァハァ
ヌクヌクしてるふとしを想像するだけで、寒さが吹き飛ぶよー。
ありがとうプ厨!続き楽しみにしてる(*´∀`)
読んでるだけで自分まで眠くなってきた orz
鰓 甘やかしすぎだよ鰓www
>ここに来た日とか、すごい顔してたよ。やつれちゃってさぁ。
>目の下、クマで黒ずんじゃってさ。顔色もすげー悪かったし
そんなフトツを気絶するまで体でいじめていたのは誰ですか鰓さん
>>517 ぬこふと同様に甘やかしてるよね〜。
ヒモ体質のアベは、甘やかされるのが似合うわぁ(*´∀`)
>>517 アベくんが自分のそばでヌクヌクごろごろしててくれるだけで、
鰓さんは死ぬほどシヤワセなんだよw
ホットカーペットじゃなくて暖炉とかねだられていたらどうする気だったのかウエノww
>>521 用意するでしょ、鰓は。
♪なんでもお前の意のままに〜♪wwww
(*`皿´)v
>>521 ホームセンターに行ったウエノが
煉瓦とセメントを持って帰ってき(ry
>>524 マンション管理人に追い出されるからww
>>510 レス番214様!?
今度はぜひ右にも落としてくらさい(*´∀`)
仕事で疲れている時に甘やかされ放題のフトシを読むと
真剣に交代してみたいと思ってしまふ
>>524 「アベくんちょっと待ってて、すぐ暖炉作るからね」
と暖炉を作りだすエラを妄想したら笑い死にそうなんですが。
>>529 たぶん鰓のことだから、
暖炉でさえも手際良く器用に造ると思うw
いや待て…。
もしかして職人のパパンを持つフトシの方が上手いかもよ?wwww
>>521 厳密に言えばフトシはホットカーペットでごろごろするのが好きだったと
言っているだけで「欲しい」とか「買ってくれ」とは言ってないわけだがw
ぬこはつくづく拾われたのが鰓でラッキーだった
これがチバだったら _| ̄|○
>>532 んじゃ、『暖炉の前でごろごろすんのが好きだった』
とか言ったら……w
>>532 最初に出逢った宿無しフトシがひどい状態だったらしいから甘やかしてやりたいんジャマイカ?
目の下が隈で真っ黒の人間寝かすためならホットカーペットくらい安いもんだ……
だって鰓さん、アベくんを甘やかすのが生き甲斐だから…(*´∀`)
>ごろごろしてなよ。今は全然いいけどね。顔色もいいし。クマも消えたし
鰓さんの手作り料理食い放題
昼間はホットカーペットで寝放題
そりゃ顔色も良くなる罠ww
今はまだ二人の世界だからいいけど、これからチバに会ったら
チバはきっとアベくん大好きになるだろうし、キュウが戻ってきたら
大好きなコウジくんが黒くてデカイ男と同居しているのを見て良い顔はすまい
どうなるんだ(;´Д`)
キュウはあれだけ大学時代からコウジくんラブだったのに同居までしたことないからね
>>538 可哀相だが、ちっちゃい組にはあきらめてもらおうw
>>532 明けても暮れてもキャンベルスープと塩らーめんでは
ぬこが居つかなかったと予想www
…今、ふと思った。
これって年末の話だよね?
2人が再会したのは、ふとしの誕生日より後かな…?
正月あたりらしいから誕生日より後だと思う・・・たぶん
>>543 うん。前のを読む限り、クリスマス後っぽいからね。
>>544 いや微妙な線じゃね? ちょうど誕生日頃に再会というのもあり得る
正月入れてぶらぶら期間が2週間だとしたら誕生日よりは後だとオモ
>>518 しかしそういう状態のフトツを丘すのを想像したらハゲ萌えたのも確かだ
チバに会う約束は正月明け、それまでに2週間。
アベが鰓んちで暮らして7日目、歳末大売出しでホットカーペット購入。
『正月明け』っていつ頃なのか?ってのにもよるけど、
けっこう微妙なセンだと思う>フトバ
2週間"ぐらい"だもんね
ちょうどフトバの頃かも。
>>549 そーだね…。まぁ誕生日が過ぎてしまってたとしても…
「えっ?アベくん16日が誕生日だったの!?早く言いなよ!」
「や…別に…」
「アベくん、ケーキ好きだもんね。今日焼いてあげるよ。赤ワインも買ってきてあげる」
…みたいな(*´∀`)
真剣に鰓に飼われたい私はどうしたらいいんだろう
ダメだ
鰓が優しくすればするほど嫉妬で豹変!というシリーズが読みたくなる
漏れはもうだめぽ orz
>>551 誕生日とかクリスマスとか、バカップルにはイベントが良く似合うwwww
>>538 フトツは鰓が初体験かもしれないけど、鰓は明らかにフトツが初めてじゃないよね?
キュウがもし鰓に食われていたとしたら結構地獄絵図になりそうなんだが(;´Д`)
今はカラダの関係なくても空気で気付くだろうし>鰓とフトツの関係
そこで二股ですよ
>>555 まあ…あくまでも、ぬこ…もとい、ふとしと鰓の物語だからこそ楽しめるわけだし、
チバキュウのことは、この際置いとけばいいんでは?
おまいらもちつけ(;´Д`)ハァハァ
>>557 そう考えると年末年始設定はうまいなw
誰はばかることなく二人きりでラブラブが可能
この話に他メンバが絡んで、ドロドロ展開になるのは…… orz
うむ。二人の世界だから萌え。
鰓さん鰓さんバイト疲れで死にそうなんです
私も鰓さんの横でホットカーペットの上で眠りたいんです
毛布かけて髪撫でて下さい
>>548 おまいは俺か (;´Д`)ハァハァ/lァ/lァ/ヽァ/ヽァ
>>562 (*`皿´)b<…ダメ。貸してあげない。
>>563 いいよね……やつれたフトツ激萌エス(*´Д`)
フトツが鰓に会いに行った日のことに遡るんだよね>プ厨の続き
あ〜…その時、何を思ってたんだろフトツは…気になる(*´Д`)
さまよいフトシ萌え
新着レスが56て…プ厨テラスゴス
>>529 私も電車の中で同じこと想像して腹痛くなったよwww
カシミアの毛布をねだるんだアベ!w
プ厨はもう電気ビリビリ合宿終わったのかなあ?
>>570 初めてフトツを抱いたあとに、部屋の空気入れ替えて、
シーツも枕カバーもサラサラの洗い立てに取り替える男だぞ?
フトツが心地良くなるためならカシミアの毛布の1枚や2枚、
その日のうちに買ってくるだろうwwww
鰓が骨抜きになっとるwwwwwwww
毛布をかけられ、髪を撫でられても目をあけてありがとうなんて言わないフトシは
天然の可愛がられ体質
>>575 猫は喉をごろごろ鳴らしてされるがままがデフォ
お昼寝フトシの黒髪を撫でてみたいもんだ
今夜プ厨の再降臨はあるのかしら…(*´Д`)
>>578 ハゲドゥ。サラサラの髪を触り、細くてエロい身体に抱きつきたい。
っていうか丘したい(ノ∀`*)
>>580 [.=・з・]y-~~<…ダメ。貸してあげない。
あんたたち…なんなの2人して、その独占欲は!w
ラブラブ生活でのエロ場面があるのか無いのか気になって眠れません(><)
フトツは毎日食って寝てるだけとか言ってるけど、
正しくは、毎日食って寝てセクースしてるだけ…だと思うw
食住の心配もなけりゃ運動不足の心配も無いな
最高の生活じゃないか!
>>584 お肌の色ツヤがいいのはセクースしまくりんぐだからだろフトツ
…と、そこを読んだ時に思ってしまったよ。仲間がいたw
居酒屋で顔を合わせた時のフトスの心情が今明らかに…
それだけで大興奮(*;∀;)
>>585 そうそう。
だから太る心配なんてしなくていいんだよ、ふとしw
>>584 昼間に眠くなりすぎなのは夜頑張りすぎだからと
思ってしまった私も仲間に入れてください
「いじって」とまで言うフトツに、そこまで言わせる鰓。
そんな2人が毎日ヤッていないわけがない (*´Д`)ハァハァ…
>>586 そう考えると、フトツのアゴに手をかけてお肌を褒める鰓はマジエロだなw
鰓宅で暮らし初めて1週間でしょ?
もう絶対に風呂場セクースも済ませてるだろうな…(*´Д`)
風呂場どころか玄関も台所も居間もどこでもやってそうでオソロシス
>>590 思い出してしまったジャマイカ、あのネ申エロシーンを!(*´Д`)
ちょっと読み返してくる……
ひ〜…朝覗いてから今までスレ見てなかったら凄いことに…
プ厨待ちタイム=住人大妄想タイムだなw
>>593 いやいや、それでこそ二塔ってもんです!!!!!
いかん…ぬくぬくフトツを想像しすぎて眠くなってきた……
みんな、力尽きたのか?wwww
風呂に入ってベビーローション塗って待ち構えてるwwww
ベッドの中でヌクヌク待機中(*´∀`)
プ厨は投下時間が読めないなwww
明け方投下とかもあったしねw
フトツは今頃ぬくぬく毛布と鰓の腕にくるまれて、
ごろにゃ〜んと眠ってるんだろーな…
>>604 今、ぬくぬくと眠っていられるなら昼間眠らない筈だww
>>605 あ。そうか…w
じゃあ今ごろ、イクイク言いまくってる頃か…(*´Д`)ハァハァ…
「もう寝かせて」
「まだダメ」
とかやってるんだろうか(;´Д`)ハァハァ
⊂⌒~⊃*。Д。)⊃
>>607 昼はなにも言わなくても毛布をかけてくれていた鰓さんが
夜はフトツがいくら取ろうとしても毛布を剥ぎ取るわけですね
>>607 「まだダメ」はフトツのセリフだと思った自分…orz
フトツは昼寝ばっかりしてるけど
鰓さんは家事やって買い物行って読書して…
眠いのは鰓さんの方なのではwww
オッキさせるためにお口奉仕しまくったりしてないだろうなフトツww
>>615 そういや鰓はぬこふとに、しゃぶってもらったりしたのかしらん…
お話の中では出てこなかったけど…
自分はやってたけどなー。フトツもぬこもやってなかったね
ぬこにオナヌー教えちゃうくらいの男だからなあ、鰓は。
あれから後日のセクースの時、「ほらアベくん、やってごらん?」
とか言いながらサクッと調教していそう。
⊂二二二( ^ω^)二⊃ ブ--ン
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
>>507つづき
都内のある駅の中にある駅ビル。雑踏の中、ベンチに俺は腰掛けていた。
荷物はギターケース1個とボストンバッグ1個。
手にホットの缶コーヒーが1個。途方にくれてぼんやりしているだけなのに、
黒ずくめの服装がいけないのか、いつものように俺の周りにはなぜか人が寄りつかない。
たくさんの人間が目の前を行き交う。
色んな顔をして、色んな格好をして。
みんなどこへ行くんだろう。
そしてどこへ帰るんだろう。
俺には、帰る場所が無い。
手の中の缶コーヒーを、カツリと体の横に置く。
そしてブラックデニムのポケットから財布を引っぱり出した。
中身なんてほとんど無い財布。目当ては金じゃない。
くしゃくしゃになった1枚のメモ用紙だった。
自分のきったねぇ字が書いた、スタジオ名と電話番号。
俺はその紙片に目を落として長いこと見つめていた。
−−−−−
もう梅雨に入ったというあの日。
俺は、バイト帰りに知り合いと飲みまくり、友人と共同で住んでいた安アパートに戻る途中、
足元がふらついていて定まらないほど酔っていた。
そして歩道のつもりで車道によろけて出て行った。
深夜の住宅街を徐行気味に運転していた車にぶつかりふっ飛ばされた。
たいした外傷もなかったというのに、俺はそれからこんこんと眠り続けた。
都合3週間もの間。3週間後、ふと目を覚ましたら病院のベッドの上だった。
状況が把握出来ずにぼんやりしていた俺に、地元から付き添いに来ていたおふくろは少しだけ泣き、
おやじは黒ずくめの服装をいい加減やめろと言った。そして3人で笑った。
それから1週間検査したが、結局おかしいところは全く見つからずピンピンして退院。
両親は地元に帰り、俺は友達の安アパートに帰った。
真っ先に俺が足を運んだのは図書館だった。23区内の電話帳が全部閲覧出来る場所。
−−−−−
学校を卒業してから初めて来るんじゃないだろうか。
そんなことを思いながら、静かでだだっ広くて本だらけの空間を歩いていた。
あちらこちらで、人が、本を棚から抜き出しては、持ってどこかに歩いて行ったり、
その場でページを繰って読み始めたりしている。
本を立ち読みしている姿は、俺に、本好きな一人の男のことを思い起こさせた。
「これが俺の名前。ウエノコウジって読むの。」
耳の中に低めだけれど優しい響きの声が蘇る。
目の前にノートが浮かんだ。小学校で使うような大きいマス目のノート。
ヘタクソなカタカナが6文字。それを指差している長い指先が、俺に名前を教えようとしている。
目当ての駅が掲載範囲に入っている電話帳を数冊抜き出し、
なるべく人のいない閲覧席の、それも端っこに陣取る。
そして腰を据えてページをめくり始めた。ある練習スタジオの名前を探して。
−−−−−
車にふっ飛ばされて病院で寝ていた3週間。
俺はずっと、異常なまでにリアルな夢を延々と見続けていた。
全部はとてもじゃないけど覚えていない。
けれど、夢の舞台となったマンションの一室、そして俺と一緒にいた男のことは、
こうして退院して図書館の片隅に座っている今も、はっきりと脳裏に焼き付いていた。
ライブハウスや音楽関係業種の事務所も多い都内の某区。
そこにほど近い駅。歩いてだいたい15分かそこらの場所にあるマンション。7階の角部屋。
けれど、俺にはマンションの外観や、外の景色の記憶は無い。
最初から最後まで、部屋の中の記憶ばかりだ。
玄関があって、左手に洗面所。その奥にトイレ。風呂場。
真っ直ぐ進むと居間。続きになっている台所。
その奥に2部屋。大きい方の部屋は寝室。洋服なんかもここにある。
小さい方は物置部屋。楽器やレコードや本、映画のビデオなんかも積んである。
家賃がそんなに高くない割に広い部屋だった。
そんな部屋を要領よく見つけて借りて住んでいた男の名前がウエノコウジ。
柔らかい茶髪。俺と同じくらいの長身。細い体には綺麗に筋肉がついていて、
同じような体型なのに俺より腕力があった。肩が広くて綺麗に張っている。
一見、とっつきにくそうな雰囲気なのだが、俺と違って人なつっこそうな顔をする。
そしてよく笑う。よく話す。頭が良さそうだった。でも字は汚かった。
料理が上手で、そして俺を甘やかすのが上手かった。
その男と一緒に住んでいる夢を見ている間、ずっと、俺は子供程度の頭でモノを考えていた。
ごくたまに、子供の頃の自分の夢を見る。あんな感じで。
ウエノという男に頼り切って、ほかに行き場所も無く、部屋の外の世界など考えず、
ひたすら毎日、俺はウエノを待っていた。
朝になるとウエノが起きるのを待った。
ウエノが朝食を済ませて出て行くと帰るのを待った。
帰ってきたら夕食を待った。風呂が終わるのを待った。
勉強していたノートを見てもらうのを待った。
最後に寝室へ眠りに行くのを一緒にごろごろしながら待った。
そんな俺をウエノは異常なほど溺愛した。夢の中で。
そうやって一緒に毎日を過ごしていた、ウエノという男の住んでいる場所は分からない。
住所や電話番号というものを、全く部屋の外に出なかった俺は覚える必要がなかったから。
ただ、ウエノがよく口にしていたせいで、住んでいる場所の最寄り駅と、
いつもベースを抱えて足を運んでいた練習スタジオの名前だけは、
目が醒めてからもハッキリと俺は覚えていた。
退院して真っ先に、それを調べに図書館へやってきたのだ。
どうして探そうという気を起こしたのか、自分でもわからない。
ただ、見続けていた夢は、あまりにもリアルだった。
リアルだという言葉では足りない。まるで寝ている間だけ、別の生活をしていたような、
それほどの現実感を伴っていた。もしかして本当にあるんじゃないか?
それを確認したくて、辛抱強くページを繰っていた俺は、遂にある場所で手を止めた。
間違いない。いつもウエノが言っていたスタジオの名前だ。
場所も一致する。この住所なら使っていたであろう駅も一致する。
しばらくじっと文字を見つめていた俺は、メモするものを何も持ってきていなかった事に気付き、
受付でペンと紙を借りた。そしてメモ用紙にスタジオ名と電話番号を書き付けた。
−−−−−
空調の効いた図書館から一歩外に出ると、もう真夏の太陽と気温がむっと体を包む。
俺はアパートに戻るために歩きながら、財布の中に押し込んだ紙片と、
それにメモしたスタジオ名と電話番号のことをずっと考えていた。
いったい、どういうことだろう。
本当に実在するんだろうか。
電話をかけてみたら、ウエノコウジという男が練習によく来るよと言われるんだろうか。
でも実際に来ていたとして、俺はいったいどうしたいんだろうか。
そもそも相手は俺のことを覚えているんだろうか。
まるで、自分が短期間、ウエノという男と生活を共にしていて当たり前のように考えている。
けれどそれにも理由があった。俺に言葉を勉強させようとして、そして自分も見るためだろう。
ウエノはよく、テレビのニュース番組や天気予報をつけていた。
それを一緒に見ていたせいで、夢の中で見た記憶として断片的に覚えていたニュースは、
俺が眠っていた間に世の中で起きていた事ばかりだったからだ。
本当なら知っているはずがない。よくわからないが、たぶん一緒にいたんだろう。
そう考えるしかなかった。それがどういうことなのか、いくら考えても分からなかった。
超常現象とか、そういう類のことだろうか。
そうだとして、相手も俺と同じ体験をしているんだろうか。
していたとしても、今になって、お互いにこんな形で顔を合わせて、
いったいどうしたらいいんだろう。俺は結局どうしたいんだろう。
人と話すのが上手いウエノが俺の立場だったら、また事態は違ったかもしれない。
けれど、ただでさえ喋るのが苦手な俺には、いざウエノの実物に会ったとして、
自分でもよくわからないこの感情や行動を、上手く納得させられるように話す自信など全くなかった。
だから結局、なにもしなかった。
12月になって、不穏な空気だったバンドが結局解散し、
ずっと一緒に暮らしていた友達が地元に帰るためにアパートを引き払うまで。
−−−−−
最後まで心配していた友人には、大丈夫だと言って笑ってみせ、
嘘八百を並べ立てていたが、実際には行く当てもないというのが本当のところだった。
まず金が無かった。どこかにボロ部屋でも借りて転がり込むにしても、
最初に払えと言われるであろう敷金礼金なんて払うどころではなかった。
財布の中には、紙幣が2〜3枚と小銭。それが全財産だった。
そして友人もいなかった。
昔からそうだ。こんなナリをしていると、なかなか人は気安く近寄ってはこないし、
近寄ってきたとしても、俺はたやすく人に心を開けない。ついでに口も開けない。
知り合いや顔見知りはそれなりにいる。
けれども、こういう時に無条件に「ごめんごめん」と転がり込めるほどの仲ではなかった。
相手はどう思っているか知らない。
ひょっこり家に行って頼んだら、1週間くらい平気で居候させてくれたかもしれなかった。
ただ、俺の中では、そんなことを頼んでも良しとするほどの仲ではなかった。
事情を話して頼みたくなかったという方が当たっている。
なるべく自分の内部を他人に見せたくない。普段から。
ましてやこんな切羽詰まった事情を打ち明けて居候を頼むなんてごめんだった。
それぐらいなら野宿した方がまだマシだった。
そうは言っても時期が悪すぎた。
真夏だったら話は違っただろうが、ただでさえ寒がりの俺に、
12月の野宿は到底無理なことが最初の1晩でわかった。
アパートから出て行って1日目は、知り合いのライブを見に行った。
そのまま打ち上げに誘われて楽屋で飲みまくり、他の奴等と一緒に酔いつぶれて寝た。
2日目は、24時間営業のスーパーにもぐり込み、隅の喫茶コーナーのようなところで
眠っていた男を見て、真似して一緒に寝た。
そして3日目の午後。途方に暮れて駅ビルのベンチに座り込んでいた。
−−−−−
いつまでも浮浪者の真似ごとをしているわけにもいかない。
けれど行き場所も思い付かない。
知り合いや顔見知りに助けを求めるのも気が進まない。
いや、それは正しくない。
俺が連絡を取りたい相手は、たった一人しかいなかった。
「アベくん」「アベくん」と俺を優しい声音で呼んでいたウエノコウジしか。
病院で夢を見続けていた間、ずっと俺が感じていた感覚があった。
強い記憶となって体に根を下ろしている感覚。「あったかい」という感覚。
ウエノと一緒に過ごしていた部屋は、いつも俺にぬくぬくと暖かかった。
夏が過ぎ、秋になっても、綺麗に片付けられて陽光の差し込む部屋は暖かかった。
ウエノもいつだって俺に暖かかった。よく笑いかけてくれていた。
喋ることが出来ないでいた俺を気にもせず、よく話しかけては笑っていた。
一緒にいると、俺はつられてよく笑い、そして寒がりのはずなのに、
いつも「あったかい」という感覚だけが鮮明にあった。
戸外ではないのに、足の爪先から這い上がってくる寒さに耐えながら、
駅ビルの雑踏の中でぽつんと一人座っていた俺にとって、逆に一番辛い記憶でもあった。
あの暖かい部屋に行けたならどんなに良いだろう。
あったかいな。そう思いながら、ただぐっすりと眠りたい。
面倒なことをしばらく忘れて、安心しきって眠りたい。
ほかに欲しいものは何もなかった。
普段から眠りの浅い俺は、バンドがおかしくなり始めた秋頃から、
ひどい不眠になってしまい、毎晩数時間しか眠れない日々が続いていた。
ましてやこの2日は、ほとんど眠っていないと言っても良かった。
ロクに食べてもいないから、空腹もひどい筈なのだが、
限度を通り越してしまったのか、もうあんまり感じない。
ただ、頭も体もふらついていた。
睡眠も食事も充分になく、寒い場所で2日間耐え続けてふらついていた。
そして体のあちらこちらがぎしぎしと軋むように痛んだ。
連絡を取ってみよう。
だんだんと陽が翳り始めた駅ビルで、不意に俺は決心した。
相手がいなかったらいなかったで、またその時に考えればいい。
なぜか、絶対にいる気がしてならないけれど。
そしてウエノが覚えていてもいなくてもかまわない。
知り合いや顔見知りに頭を下げるより、夢の中でしか知らないウエノに
一晩泊めてくれと頼む方が、俺にとってずっと気が楽だった。どうしてかわからないが。
そこまで考えをすすめると、ぬるくなっていたコーヒーを飲み干して、
俺は荷物を取り上げ、駅を出てすぐの繁華街にまず入って行った。
雑居ビルの中のサウナバスで、2日間放っておいた自分の体を洗いたかったから。
それから駅に戻って電車に乗った。目的地の駅に到着すると、スタジオに名前を言わずに
1度目の電話をかけた。駅からの場所を教えてくれと言って、教えてもらうとすぐ切った。
それからしばらく歩いてスタジオの前にたどりつくと、
俺は少しの間、スタジオ名を書いた看板をじっと眺めていた。
そして周囲を見渡した。信号を1つ2つ過ぎたあたりに、飲食店が建ち並ぶ一角が見える。
俺は最初に目に付いた居酒屋に入り、運良くあった個室風の仕切りに案内してもらった。
最初の一杯を飲むと、店内の公衆電話からもう一度電話をかけた。
よく考えたら、今日ウエノが練習しに来ている保証はどこにも無い。
ただ、まずは実在するかどうかを確かめたかった。
そしてもし実在するなら、連絡先までは、相手が知っているなら聞き出すつもりだった。
名前を告げると、すぐに返事は戻ってきた。
ウエノコウジね。いつも来てるよ。今日もいますよ。
伝言あるなら伝えますよ?
地元が同じ広島だということを、夢の中のウエノの会話で覚えていた俺は、
適当に話を作って伝言を頼んだ。飲んでいる居酒屋の名前と連絡先を伝えて電話を切る。
それから店の人に、ウエノという男が来たら俺のところに案内してくれと頼む。
そしてまた個室の中に戻った。30分くらい一人で待っていた。
料理は頼まなかった。とても食う気が起きなかった。ひたすら酒を舐めていた。
味は全然わからなかった。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
おいら長すぎだぉ いったん切るぉ
⊂二二二(;^ω^)二⊃ ブ--ン
プ厨乙!
これでようやく眠れる…
(*´Д`)続き楽しみにしてるぅー!
キター!!…おやすみ⊂⌒~⊃*。Д。)⊃
インフルエンザで死んでたらキタ━━━━(*゜∀゜)━━━━!!
レポートで死んでたらプ厨キテタ!!
続き、良い子で待ってます(*´Д`)
そして、気付いてしまった。
鰓サイドとフトシサイドでは、語り口調さえも違うことに。
さすが神職人だ・・・・スゴス⊂⌒~⊃*。Д。)⊃
>頭が良さそうだった。でも字は汚かった。
テラワロスwwww
プ厨キテタ―――(゚∀゚)―――!!!!!
フトツは覚えてたんだね。
自分が鰓を頼って甘えて、いつも待ってたことも、
鰓がフトツを溺愛してたことも。
いつもあったかかったって感覚が残ってたなんて…フトツ 。・゚・(ノд`)・゚・。
むしろ問題はここから先だ
ここから先のアベ視点が欲しくて鰓呼吸しそうw
プ厨キテタ!(・∀・)
続きがたまらなく読みたいよ…!
行動起こす前にちゃんと身綺麗にしとくアベくん…禊ぎのようw(*´д`)ハァハァ
押し倒されたとき、
(*`皿´)oO(キレイにしといてヨカタ)
と、ちょっとでも思ったかな(*´∀`*)
師走にアベのような皮下脂肪のカケラもなさそうな人間が寒空の下
まともなところで寝ないでうろついてたわけか。そりゃ顔色もおかしくなる…
私がフトツの手足のムダ毛を一本一本毛抜きでひっこ抜いてやるから
このぬこシリーズ実写化出来ないかなぁ(-_-*)
鰓さんに会う前、ド緊張だったんだねフトシ。
あのフトシが食べ物も喉に通らないほど…(*´Д`)
('A`)アベ?ハァ?シラネ と言われる可能性もあったわけだし緊張する罠w
>>640 もしフトツが思ってなかったとしても、自分は禿しくそうオモタ。
あ〜サウナ行っといて良かったね〜フトツ!ってwwww
結構いろんなことを鮮明に覚えてたんだなアベ。
夢の中での自分の感情まで覚えてて…
…で、鰓とセクースしてたってことも覚えているのかい?アベ。
覚えてないわけないよなぁ……一番強烈な記憶だよきっとww
セクースの記憶ありつつド緊張で鰓を待つフトツ…(´Д`*)ハァハァ
夢で自分を溺愛してセクスしてた男が実在すると分かって
実際に会おうとする際の緊張感は想像を絶するw
多少のいたたまれなさも含まれるし…w
ドキドキしながら待ってるなんて、
健気でかわいすぎるよ、あべくん。
>>650 しかも相当激しいセクースだったわけでw
セクースの記憶はもちろんだけど、
夢の中での自分がウエノを大大大好きだったこと、
ふとしは覚えてんのかなあ…覚えててほしいなあ(*´∀`)
>あったかいな。そう思いながら、ただぐっすりと眠りたい。
ここんとこがすごく好きだ。・゚・(ノ∀`)・゚・。
今朝方の投下分を読む限り、どうやら浮浪者もどき真っ只中に
フトバを迎えた計算になるなwwww
>>655 だなw 宿無しで迎えたフトバ…さぞ寒かっただろうな〜
プ厨はまた明け方投下かなあ?
>>657 それはそれで、通勤時間の楽しみになる(*´∀`)
鰓のウチに来て以来、旨い手料理、ぬくぬくの部屋、
さらに鰓の神テクで、『あったかい』を堪能しまくりのフトツwwww
>>659 自分はアベ萌えのはずなのに、
鰓に甘やかされ放題のその生活が死ぬほど羨ましい (ノ∀`)
皆様はどの時期あたりの2人で脳内変換していますか?
ふとしは…やっぱミセル初期とかだよね?
フトツ=飴屋あたり
鰓さん=ロデタンあたり
かなあ…
>>661 フトツ=超初期(飴屋とかマシマロとか)
鰓=髪はロデタン ヒゲ無しになってるww
なんにせよ続きが楽しみ。待ってるよプ厨(*´∀`)
>>661 丸ごと
>>662さんと同じですwwww
なぜか昨夜から連投規制かかるぉ(;^ω^)
細切れ投下スマソです姉さんがた…
プ厨キタ―――(゚∀゚)―――!!!!!
⊂二二二( ^ω^)二⊃ ブ--ン
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
>>629つづき
そして不意に襖が開いた。店員が顔を出す。お連れ様がいらっしゃいました、と。
頷いてみせると、いったん襖が閉まった。外で靴を乱暴に脱ぎ捨てる気配。
それから一瞬、間があって、がらりと襖を開けて長身の男が入ってきた。
座敷の畳にあぐらをかいて座っていた俺は、顔を見上げた。
後ろ手で襖を閉めて、半ば呆然と俺を見ている男の顔は、まぎれもなく夢の中のあの男だった。
「ウエノコウジ?」
俺を見て突っ立ったまま、一言も喋らない相手に、念のために訊ねてみると、
「しゃ、喋った。」
ウエノが棒立ちのまま呟いた。俺は思わず苦笑した。
同時に少し安心した。「喋った」と言っているということは、俺と記憶がまず一つは一致する。
なによりもウエノの顔の表情が、明らかに俺を「知ってる」と語っている。
「座んなよ」
向かいの席を目顔で指してそう声をかけた。突っ立ったままじゃ話も出来ない。
なんだかぎくしゃくした動きでウエノが向かいの席にあぐらをかいて座り込む。
ちょうど店員がやってくる。二人で適当に料理を頼み、店員が引き下がる。
さて、というタイミングだったが、最初の一杯も飲んでいないウエノを気遣って、
俺は話を始めるのはいったんやめた。だからと言って世間話が出来るほど喋りが上手くもない。
手持ちぶさたを紛らわすために、無言のまま、俺は煙草を口にくわえて火を点ける。
「アベくん」
向かいの席から名を呼ばれ、俺はジッポをしまいながら、くわえ煙草のまま目を上げた。
俺の名前を知っている。やっぱり覚えているのか。
そう思いながらウエノの顔を見ると、返事をしない俺にもう一度訊ねてくる。
「アベくんだよね?」
そう、と返事をしようとした途端、襖が開いた。また二人とも押し黙る。
酒をもらって、取りあえず乾杯の仕草でグラスを合わせるが、お互いに何も話せない。
話すことが、まだ無い。
そのまま無言で酒を啜る。そうこうしているうちに料理が次々に届く。
相変わらず無言のまま、先に届いた料理をつつき、最後の一品が届いて、
店員が襖を閉め、一呼吸置いた時、またウエノの方から声をかけてきた。
「アベくんだよね?」
俺はまた少し笑った。まだ全然酔った自覚がなかった俺にしては、これは珍しい。
初対面でロクに言葉も交わしていないのに、自分が完璧に自然でいることに、
俺はこの時、気がついた。地元で数少ない気心の知れた友人と飲んでいる時のように、
なにもかまえず、ごく自然に俺は反応していた。するりと笑顔がこぼれるくらいに。
「アベだけど。アベフトシ。」
「フトシ?」
自己紹介すると、よくされる反応だ。
俺の痩せた体を眺めてウエノが怪訝な声で返事をする。
「オヤジがそうつけちゃったんだからしょうがねぇじゃん」
「アベくん、父親いるの?!」
一瞬、こいつはアホかと思った俺だったが、すぐに思い直した。
あの夢の中のことを現実に一緒に体験していたとしたら、俺がこうやって実在していること自体が、
ウエノにとっては超常現象そのものだろうと気付いたから。
それで、なおも問いかけるウエノの言葉をさえぎって、
俺は自分なりにこうやってここへ来るまでのことを話して聞かせた。
途中、何度か確認や補強のために質問を挟んだ以外は、ウエノは黙ってずっと話を聞いていた。
俺がなんとか苦労して話を終えると、
「わかった。話は分かったけどさ」
そう言って、自分を落ち着けようとするかのように酒を一口飲み、グラスを置き、
そしてウエノが顔を上げて俺を見た。
「どうして今頃になって、よりによって俺に連絡つけようと思ったわけ?」
当然の質問だった。なんで俺なんだと、普通は思うよな。
本当なら、ここできちんと礼を尽くして一夜の宿を頼むべき立場なのに、
気付いたら、普段ならあり得ないような軽い口調で、口が勝手に喋っていた。
「いきなり部屋に湧き出た人間を3ヶ月も養うような奴なら、
最低でも今夜一晩は泊めてくれるよなと思って」
呆気に取られるウエノの顔を平然と眺めていた俺だったが、
内心、俺の方がもっと自分に呆気に取られていた。
酔っていないつもりだったけれど、俺はたぶん酔ってる。
よく考えたら2日間、ロクに飲まず食わず眠らずで、緊張の極でウエノを待ち受け、
やっと会えた今、さっきからガンガン酒を飲んでいて、酔わないわけがない。
調子の良い妙に明るい口調でぺらぺらと勝手に口が喋るのは、
俺が酔っているなによりの証拠なのだが、一緒にいる時は喋れなかった俺しか知らないウエノが、
そんなことを知るはずもない。呆気に取られて言葉もないという様子のウエノに更に俺は喋ってる。
「今だって、俺の話、どう考えても超常現象とかさ、そういう世界の話なのに、
『話は分かった』とか言ってんだもん。一晩ぐらい泊めてくれるだろ?」
最初は呆気に取られてぽかんとしていたウエノの顔が微妙に動いた。
そして俺を見て、
「・・・可愛くねえーー!」
と、不意に同じ年齢の男らしい素の口調でぶーたれた。
「うるせえな、こっちが地だよ!」
間髪を入れずにつられて言い返すと、あ〜、とか言いながら、
片手に額を埋めて、ウエノが卓に肘を突いた。
そしてしばらくしてから顔を上げると言った。
ヾ(*`皿´)キタ―――(*`皿´)―――!!!!!(*`皿´)ノ゛
「・・・取りあえず、しばらく、うちに来なよ」
「いいの?」
「だってほっとけねーもん」
そう言って、あぐらをかいた両足に両手を引っかけるようにして、
小さく伸びをしながらウエノが言葉を続けた。
「それに、やっと会えたんだし」
言いながら俺の顔を見て、目が合うと、ウエノがにっと笑ってみせた。
俺もつられて口元に微笑が浮かぶのが自分でわかる。
「ありがと」
ウエノがぽつんとそう言った。
礼を言うのは俺の方じゃねぇの?
そう言おうと思って顔を上げると、半分照れたような、半分真面目なような、
真摯だけれど、色んな表情の入り交じった奇妙な顔でウエノが俺を見つめていた。
「俺のこと、思い出してくれて、連絡しようって思ってくれて、ありがと」
予想もしていなかった言葉に、驚いてウエノの顔を見つめ返すと、
一瞬、ふっと目を伏せたウエノが、またつっと目を上げて言葉を繋げた。
「会えて嬉しい」
正面から目を見たまま真っ直ぐに切り込まれて、俺は一瞬言葉を失った。
「・・・俺も」
なんとかぽつんとそう答えると、ウエノがふっと顔をほころばせて嬉しそうに笑った。
そして自分のグラスを取り上げると、まだほとんど減っていなかった料理の皿を指差した。
「取りあえず食おうよ。腹減ってるでしょ?」
「うん」
そう言われて卓の上の料理に改めて目を向けると、急に空腹が襲ってきて、
それから俺とウエノは、あれこれ話しながらガツガツと料理を食べ、酒を飲んだ。
食べ終わると、さっさと勘定を済ませて店を後にした。一刻も早く家に帰るために。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
⊂二二二( ^ω^)二⊃ ブ--ン
剛速球セリフの使いどころを心得ている鰓様デラ萌エス ⊂⌒~⊃。Д。)⊃
このまま座敷で丘せばい(ry
実は居酒屋で
>>574みたいなやり取りがあったのか… (*゚∀゚)=3
ああっ!油断してたらプ厨キテタ―――(゚∀゚)―――!!!!!
き、規制かかってんの?今日の分終わり…?
酔ってるという大義名分はありつつも素直なフトツ…(*´Д`)ハァハァ…
プ厨のウエノでますますウエノ萌えに拍車がかかる〜
続きが楽しみすぎる〜
>>672 ちょwwwwwwww
どさくさに紛れて何してんだ!wwww
プ厨キテタ!!!!!
鰓さん、居酒屋にいた時からすでに殺し文句を(*´Д`)
このあといよいよ鰓さんちで…。
>>680 あ、あれ?
今夜もまたさりげなくレス番214様がwwww
ウエノサイドの特には無かった
>>674の殺し文句!!!!!
鰓め……(*´Д`)ハァハァ
>>678 時間置くと大丈夫みたいだからもうちょいしてから
あと少し投下にくるぉ( ^ω^)
待ってるよー!!!!!
ヽ(*`皿´)ノ ヤター!!!!!
今のうちに風呂入ってベビーローションだ!!!!!
皆さん、今日が何の日か覚えてますか?
『世界の終わり』発売10周年、デビュー10周年記念日ですよ(*´∀`)
こんな日にプ厨ネタを楽しめるなんて、テラシヤワセス…。・゚・(ノ∀`)・゚・。
>>689 そっか、今日って2月1日か。
早いなあ…もう10年。自分もトシ取るわけだわ。
10年目も二塔萌えか…wwww
デビュー10周年か…。
そっかそっか。おめでとうミッシェル、おめでとうみんな!
いやーめでたいな、でもなんか泣きそうだ。切ないな。なんでかな。
デビュー10周年てことでイベントか何か催されたかもしれないね
続いてれば…
693 :
688:2006/02/01(水) 00:55:59 O
10周年…そんな日になった瞬間のレスが
>>688みたいなアホレスでごめんねフトツ orz
明日朝早いけどワクテカ過ぎて眠れない…
鰓の部屋に着いたら、さらにリアルに思い出すんだろーなー、ぬこ時代のことを。
プ厨…(*´Д`)ハァハァ
(*`皿´)ドチドチ…
〜(*`皿´)ノ┃ ギィィ〜
(*`皿´) ココデセクースシタ…
ギィ〜┃ヽ(`皿´*)〜
ウン…ココデモシタ (`皿´*)
リアルに思い出すフトシ
部屋に帰って見て回ったすべての場所を
「あったかい」と感じたんだろうなぁ
(*´Д`)
プ厨来ないね。規制解除されないのかな(ノд`)
プ厨キテタ!
規制解除になったかな〜続き待ってるよ〜!
(0。`皿´)
続きこなかった〜…
今日は大丈夫だといいな。
プ厨待ってるよ〜!
フトツもワクテカしてることだしwwww
プ厨、続き楽しみにしてるよ〜。
test
やたー 書けたよ書けたよママン( TωT)
kitakitakitakitakitaキタ――――――(゚∀゚)――――――!!!
禿しくキタ――――(゚∀゚)―――――!!!!!!!!!!
⊂二二二( ^ω^)二⊃ ブ--ン
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
>>674つづき
居酒屋で向かい合っていた時は、あれこれと夢の中の出来事について話していたのに、
いったん店の外に出ると、ふと俺とウエノの間に会話が途切れた。
ウエノの住んでいる駅はどうせ分かってる。黙って駅まで歩き、黙ってホームで列車を待つ。
俺は普段から喋る方じゃないから沈黙には慣れてる。
むしろ、普通に黙っていられるのは嬉しい。
けれどウエノにとってはどうだろう。こいつはそういう性格じゃないはずなんだが。
そう思いながら時々横にいるウエノをちらりと眺めてみたが、別に不機嫌そうでもなく、
いたって穏やかに動じない顔をして、ただ黙って立っていた。なぜか俺の方はあまり見ないで。
ウエノの住んでいるマンションに着いても、やっぱり俺には外観や周りの風景の記憶は無い。
エレベーターで7階に上がり、ウエノの後ろについて廊下を歩いていても同じで、
俺はなんだか落ち着かなかった。けれど、部屋について玄関をまたいで足を踏み入れ、
ウエノが明かりを点けると、ぱっと見慣れた風景が目に広がった。
プギャ厨キタ――――――(;∀;)――――――!!
「あー・・・覚えてる。覚えてるわ」
「うちん中は覚えてるんだ?」
「すっげ覚えてる。うわー!」
思わず子供じみた歓声を上げて靴を脱ぎ、家の中へと上がる俺を見て、
ウエノが無邪気な表情で嬉しそうに笑った。
あちこち見てきたら?と俺に声をかけて、先に荷物を持って奥の部屋へと歩いて行く。
家の中をくまなく見て回りながら、俺はなつかしさで一杯だった。
なにもかも、自分が記憶していたままだった。どこも変わっていない。
正確には、ウエノが変えていなかったのだということを後日聞かされた。
俺が、また降って湧いたように戻ってきた時に戸惑わないように。
最後に寝室に入って行くと、ちょうどウエノが俺のボストンバッグを置いているところだった。
「取りあえず、着替えだけはあるからさぁ」
「マジ?」
「うん」
クロゼットや引き出しを開けてみせるウエノの手元を後ろから覗き込む。
ここにいた頃、俺の衣服を入れていた同じ場所に、そっくりそのまま、
下着類から洋服類まで綺麗に入ったままになっていた。
「なんか捨てらんなくてさ、洋服とかそのまんま置いてたんだわ」
そう言いながらこっちを見て、ウエノが小さく笑ってみせる。
ありがとうと礼を言おうとした俺は、なぜかその笑顔を見て言葉に詰まった。
無言で笑い返すと、ウエノがクロゼットの扉を閉める。
俺は、見慣れた部屋の中を見回していた。
数ヶ月前まで、俺が毎晩すやすやと眠っていた、一番よく覚えている部屋を。
「そんなに覚えてる?」
「覚えてる。マジですっげ覚えてる」
問いかけにそう答えると、ウエノがふっと笑った。
そして一言、こう言った。
「おかえり」
予想もしていなかったセリフを聞かされて、俺は驚いて目の前のウエノを見た。
ウエノは笑っていた。なつかしそうな、愛しそうな、でもなんだかわずかに泣きそうな、
色んな表情が入り交じった奇妙な顔をまた見せながら、俺を見て笑っていた。
俺は、自分も、ふっと柔らかい表情で笑い返しているのを顔の動きで悟った。
無意識の表情だった。いつもは底にしまっている素の部分が、不意に浮かび上がってきて
顔の上で柔らかい笑みを作る。そんな感じの表情の動き。
そして気付いたら口が勝手に喋っていた。ウエノと同じように、たった一言。
「ただいま」
言い終わるか終わらないうちに、ウエノが俺の片腕を掴むなり体を引き寄せ、
両腕を背中に回して、いきなり俺の体を抱きしめてきた。
驚いて俺は一瞬固まった。同じくらいの背丈、同じくらいの細さの体つきだったのに、
体ごと抱きしめられると、ウエノは肩が広くて、細すぎとよく言われる俺の体は、
すっぽりと胸の中に入ってしまうような形になった。
最初は驚いていた俺だったが、抱きしめ合った時にだけ分かる、
服地を通してじわりとこちらに伝わってくるウエノの体温に、緊張の膜が溶けるのがわかった。
アベくん、アベくんと、俺の肩に顔を埋めたウエノが、かすれた声で繰り返して名を呼ぶ。
ほかに言葉を出せずにいる様子に、居酒屋で、ずいぶん俺を探していた、帰るのを待っていたと、
あっさりした口調でさらりと話していたウエノを思い出した。
そして、その同じ男が、淡々と変わらない態度を見せているからと言って、
中身まで淡々と冷たい男なんかじゃないということを知る。
ウエノはウエノで、俺とはまた違う意味で不器用な奴なのかもしれないと、ふと思った。
相手が俺でも居酒屋の店員でも、気さくな態度が変わらないような奴だけど、
その代わり、こんな風に抱きしめるというよりしがみついてきて、
かすれた声でただ繰り返して名前を呼ぶような姿は、
自分の家の、更に一番奥の部屋で、二人きりにならないと見せたりしない。
見せられないのかもしれないと、なんとなく思っていた。
俺の体にしがみついて動かないウエノの背中に、腕を絡ませて引き寄せた。
俺より少し広い背中を撫でてみた。ウエノは動かない。俺を抱きしめる腕の力が強くなる。
大丈夫だから。
そう言ってやりたかった。
取りあえず俺はこうやってここにいるんだし。こうやって会えたわけだから、
これから俺がどこに行こうが、いつだって連絡取れるじゃん。
そう言いたくて、無言のまま背中を撫でてやっていた俺は、ふと我に返った。
言えばいいんだよな。そうだよ。俺は普通に喋れるわけだから。
夢の中で見慣れた部屋にいて、あの頃の自分に逆戻りしたような錯覚に陥っていた俺は、
そんな自分がおかしかった。
「ウエノ」
そのまま、ウエノの耳に名前を囁いてみた。
ほらな。普通に喋れるじゃん。
その事がなぜかひどく嬉しくて、俺はそのまま耳の中に言葉を続けた。
「こうやって、お前に喋れるって、いいな」
言い終わった途端、ウエノに体をすくい取られた。
すぐ後ろにあったベッドに押し倒される。仰向けになってウエノを見上げた。
俺の肩の横あたりに両手をついて、ウエノが俺を見下ろしている。
片方の手が伸びてきて俺の髪を梳いた。そのままこめかみへ。頬へ。
長い指先が、かすかに震えていた。震えながら、確認するかのように、
愛しげに俺の顔の輪郭を撫でてゆく。俺を見下ろすウエノの表情には、
はっきりと欲情が見てとれた。自制がすでに効かなくなりかけている時の男の表情。
俺はやけに平らな気持ちでウエノをぼんやりと見上げていた。
ああ。やっぱりな。
頭の中にあった正直な気持ちはそんなところだった。
−−−−−
病院で寝ていた3週間の間、ずっと見続けていた変な夢。
断片的にしか覚えていない、いくつかの記憶の中でも、
取り分け強烈な記憶として残っていたのがウエノとの性愛だった。
具体的な場面や手順は、いくつかのカケラとしてしか記憶には無い。
徹底的に刻み込まれた快感だけが、目が醒めてからも俺の体にしっかりと根を下ろして残っていた。
具体的なことを覚えていないのは、夢の中で子供レベルの脳味噌しか持ち合わせていなかった俺が、
ウエノとの性愛を、欲情込みのセックスだと認識していなかったせいだと思う。
夢の中の俺にとって、ウエノとの性愛は、まず第一にウエノのしたがる事だった。
そしてそれが俺は嫌いじゃなかった。狂うほどに気持ちが良かったし、
もみくちゃにされて体ごと可愛がられる感覚は大好きだったから。
夢の中で、俺はずっと、漠然とした不安を抱えて過ごしていた。
いつまでもこうしてウエノと一緒には決していられないという恐れ。
ウエノとの性愛は、そういう不安を紛らわすために、一番手っ取り早くて効果的だった。
いくらしがみついても文句を言われず、向こうから痛いほどに抱きしめていてもらえる。
体の中にウエノのやつを突っ込まれても、夢の中の俺にとっては、
それが逆に、間違いなくウエノの腕の中に俺が「いる」という確認になった。
もっとつかまえていてくれと、口がきけなかった俺は、体であいつに言うしかなかった。
だから性愛の意味などわからないのに、何度も何度もせがんだのだ。
もっと俺のことを欲しがってくれ。つかまえていてくれ。まだ足りない。もっと、もっと。
けれど、今の俺は、ごく普通の男となんら変わるところはないから、
性愛は欲情込みのセックスだと当たり前に認識している。
だからウエノに会いに行く時に、この記憶が一番俺を困惑させた。
ウエノの中に、俺がいたという記憶があったとしたら、間違いなく性愛の記憶もあるだろう。
断片的な記憶の中でも相当なことをやっていた。どんな顔をしてりゃいいのか全然分からない。
だから居酒屋でもその話は敢えてしなかった。
ウエノも言ってこなかった。俺は内心、密かに安堵していた。
この話を振ってこられたらどうしようかと思って困惑していたから。
黙ったままの帰り道も、普段が無口な俺は何も考えずにその沈黙を受け取っていた。
けれど、やっと今になって、俺はウエノの沈黙の意味を理解した。
二人きりで自宅で過ごすことになる最初の夜。
たぶんウエノには明らかに欲望があったのだ。
だから押し黙ってしまったというのが正解だったんだろう。
ガラにも無い沈黙は、実際に目の前に俺がひょっこり出てきたことで、
ウエノの中に呼び起こされた欲情が持ってきたものに違いなかった。
それならしょうがない。
俺は頭の中でひとりごちていた。男とヤッたことなど、当たり前だが全く無かった俺は、
完全にウエノとの性愛というやつをナメてかかっていたからだ。
覚えている断片的な記憶をいくらかきあつめても、苦痛だったという記憶だけは無い。
圧倒的な快感に頭が白くなるような感覚はあっても。
それに、金すらほとんど無い立場で泊めてくれと言い出したのは俺だった。
ウエノがあっさり承諾したのには、こっちの理由もあるだろうと考えた。
俺が逆の立場だったら、やっぱり体をよこせと言うだろうなとも思っていた。
だから、ウエノが、
「抱いていい?」
と訊ねてきた時に、俺は簡単に「いいよ」と答えたのだ。
それならしょうがない。あまり苦痛だった記憶も無いし、こいつは下手ではなさそうだ。
やりたいならやればいいよ。ほかに俺は差し出せる物も金も無いしな。そう思っていた。
どこか上の空だった、俺のそんな頭の中を、なんとなく気付いていたとウエノは後になって言った。
そしてラッキーだと思ったそうだ。上の空でぼんやりしているような相手なら、
初めての感覚で徹底的にやっつけてしまえば、どうして俺のところにわざわざ来たのか、
絶対に本音が引き出せると思ったからね、と。
結局その通りに言わされてしまったのだから、俺はなにも言い返せずにいた。
−−−−−
最初にウエノが唇を合わせてきた時に、俺はすでに自分がナメてかかっていた事を悟らされていた。
ウエノはキスが上手かった。キスだけでなくセックスそのものが上手かった。
生まれて初めて同性とヤッているはずなのに、最初のキスから、ウエノは全くそんなことを
感じさせなかった。同じ男だけど、まあいいじゃん。そう言いたくなるほど上手かった。
舌の絡ませ方も、あしらい具合も、キスをしながら体に這わされ、引き寄せる手や腕も、
全部が流れるように繋がって、俺が思いもしないようなところからも快感を引き出して息を喘がせる。
そして、性愛の時特有のわずかに甘味を帯びた低い声が、耳の中に卑猥な言葉を囁き続ける。
囁かれる言葉に脳味噌が反応する度に、体の内側からも勝手に俺は発情させられていく。
先にウエノの手で自分だけ先にイカされた後は、しばらく体が言うことをきかないほどだった。
ナメてかかっていた相手に、先制攻撃で完全に叩きのめされてしまっていた俺は、
その時点で既にウエノのなすがままだった。
後半になると、記憶すらあまりない。
初めは「宿代」のつもりで、「やるならやればいい」程度にしか思っていなかった相手に、
徹底的に狂わされて、俺は喘ぎ続け、喉からかすれた声しか出ないほどになっていた。
何度も何度もせがんで、やっとウエノが中に入ってきても、丁寧な馴らしに感謝するどころか、
焦れていらつくほどに頭がおかしくなっていた。そして思っていた。
さっき手で俺だけを先にイカせたように、今度も俺だけまた先にイカせるつもりだろうかと。
それだけは耐えられなかった。
どうして夢の中でヤッていた時みたいに、ちゃんと俺を欲しがらないんだよ。
喉が嗄れてしまっていなければ、そうウエノを罵りたかった。
ウエノの思う壺だった。体を責め抜かれて、俺は、夢の中の時の自分の状態に、
知らず知らずのうちに後戻りさせられていた。
自分を抑えに抑えて、淡々としらみつぶしに俺の体をくまなく責め抜いたウエノの目的は、
まさしくそこにあった。余計なことなど、何も考えられない状態にまで俺を落としたかったのだ。
そして言わせようとした。なぜ俺のところに来たのかと。
覚えてたはずだろ。俺とここで住んでいた記憶があるなら、俺と何をしていたかも覚えてるはずだろ。
それなのに、どうしてここに来た。なんで俺のところに戻ってきた。
けれど、その質問を俺の耳に向かって言う前に、ウエノの我慢の方が先に壊れた。
さっきみたいに俺だけイカせるんじゃなくて、今度は一緒にイキたいと、
俺が喘ぎながら懇願してしまったせいだった。かすれた声でそれをせがんだ俺は、
次の瞬間に、その夜、初めて自制を失ったウエノの腕に渾身の力で抱きしめられて息が詰まった。
ほとんど本能的な反射で、逃れようともがく俺を、ウエノの腕が許さなかった。
首筋に荒々しく唇が押し当てられ、低い声が、ただ一言を俺に向かって囁いた。
「探した」
俺の口から、言葉にならない声が漏れた。
腕が勝手にウエノの背中にしがみつき、中に入り込もうとするかのように体をすり寄せていく。
俺も。俺もお前を探してたんだよ、ウエノ。
そう答えたくて、「俺も」と返した俺の言葉より、ウエノが続いて囁いた言葉の方が早かった。
「好きだ」
「俺も」
かすれた喉から声を押し出すのには、ほんのわずか時間がかかる。
その時間差で、俺の言った「俺も」という言葉は、ウエノの「好きだ」に「俺も」と
応えたような形になってしまった。
こみあげる感情に耐えかねたのだろう。ウエノが初めて息を喘がせて、
そして俺の肩に、首筋に、顔を埋めて、体をさらに抱きしめてきた。
違う。違う。
俺は、かすれてしまって上手く喋れない自分の喉へのもどかしさと、
喘ぎ続ける苦しさに、閉じた目から涙が1筋、滑り落ちていくのがわかった。
−−−−−
居酒屋で料理を食べながら、断片的な記憶のかけらの寄せ集めしか脳味噌に残っていない俺に、
ウエノが笑いながらこんなことを言っていた。
アベくんは寝てたわけだからねぇ。しょうがないか。
でも、俺はね、アベくん。
小学生の夏休み、1ヶ月半あるっしょ?
ガキの頃させられたじゃん。毎日書く夏休みの宿題の日記。
あれのね、アベくんのやつを書けって言われたら、
2倍の3ヶ月分でも楽勝で書けるよ。
全部覚えてるもん。一緒にいた時のことならね。
この部屋に、3ヶ月間寝起きして、ウエノと生活を共にしていたのは、間違いなく俺だった。
俺の一部というのが正しいにしても、どんな形であったとしても。
そんな相手と3ヶ月という時間を共にして、毎日を今すぐでも思い出せるというほどに
記憶して実感を伴っているウエノなら、俺に「好きだ」という一言を言える。
自制を失った腕で抱きしめ、乱れた声音で囁くほどの真実味を、
その一言にウエノなら込めることが出来るし、そこに嘘は無いだろう。
けれども俺は違った。
寝ていたのは3週間。しかも残っている記憶はリアルな夢を見た時と同じような、
断片的な記憶の寄せ集めでしかない。
実感を伴ってウエノに向かい合うのは、事実上、今日が初めてという状態なのだ。
もちろん俺はウエノが嫌いじゃない。
嫌いな相手に助けを求めはしないし、ましてやこうやって体など開かない。
だけど、ウエノがこらえきれずに口に出した「好きだ」という一言では、
同じだけの真実味を、俺はまだウエノに返すことは出来ない。
俺が同じだけの真実味を込めて、ウエノに言える言葉は一つしかなかった。
いや、それだけを言いたくて来たのだと言って良かった。
ずっとそれだけを思って、ウエノを探して、寒い中を2日間もふらついて、
ただ一言、伝えたかった言葉が俺にはあった。
言わないと。
今、ウエノに言わないと、きっと言う機会を永遠に逃してしまう。
きっと今でないと、ウエノと同じだけの、
声が乱れるほどの真実味を伴って俺の言葉は届いてくれない。
「ウエノ」
それに気付いて、俺は、首筋に顔を埋めて言葉が出せないままでいるウエノの広い肩に、
腕を回して引き寄せて名を呼んだ。そして耳に向かってかすれた声で、ただ一言を囁いた。
「会いたかった」と。
実在するかはわからない、覚えていてくれるかもわからない。
それでもかまわないほどに「会いたい」という思いだけが、
病院で目を覚ました時から、ずっと俺の中に消えずに残っていた。
どこにいるんだろう。
今、なにをしているんだろう。
俺を覚えているんだろうか。
会いたい。
会ってどうしたいのか、なにを言いたいのかもわからないけど、
俺は、ずっとお前に会いたかったよ。
ただそれだけの思いで、スタジオまで探しに行ったようなものだった。
今夜の宿より、なにより、おまえが「いる」かどうかを確かめたかった。
「会いたかった」と囁いた俺の一言を聞くなり、ウエノは俺の首筋に歯を立てて噛みついた。
動物みたいに。びっくりするほど痛かった。でもかまわなかった。
俺の真実味がちゃんと伝わったことだけは、
思わず口から悲鳴が漏れるほどの痛みで充分わかったから。
そこからあとは、本当になにも覚えていない。
自分がどう動いていたのか、ウエノがなにをしていたか、
俺が何を口走ったか、本当になにも覚えていない。
ただ、最後の最後、ウエノが達した時の低い呻くような声だけは、はっきりと覚えていた。
ああ、ウエノも終われたんだなと頭の中で思いながら、俺はその声を聞いていた。
そして意識を手放した。そのまましばらくの間、気を失ってしまっていた。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
⊂二二二( ^ω^)二⊃ ブ--ン
(;´Д`)ハァハァ
(;*`皿´)
ヤバス 涙腺が決壊した
は、初めてリアルタイムで投下に立ち会った
フトツ…!! 。・゜・(つД`)・゜・。
困った、ぬこシリーズを読めば読むほど
>>486さんと同志になっていく orz
鰓さんが居てくれて本当に良かったね、ふとし(つД;)
会社のPCから読むんじゃなかった
早く家でゆっくり読みたい
フトツ可愛いよフトツ
プ厨キテタ―――(゚∀゚)―――!!!!!
こ、これから残業なのに、いったいどうしたら… 。・゚・(ノд`)・゚・。
ふとつ――――――!!!!!
セツナス 。・゚・(ノд`)・゚・。
息をつめて読んでしまった…
プ厨スゴス 。・゚・(ノд`)・゚・。
うわあああん。・゚・(ノд`)・゚・。
ぬこ…というかふとつかわ切ねぇー…!
チバヲタだったのに二塔に萌えてシカタナス
鰓神祀りたい
最初から掛け値なしに、「俺も好きー!」っていうんじゃなくて、
ウエノと同じ想いの『好き』は、まだ言えないっていう微妙な感情が、むしろリアルだ…
すごいなプ厨は!!!!!
普通なら『好きだから会いたかった』って方に持っていってしまうもの (*´Д`)
泣いた…アベせつなす。・゚・(ノД`)・゚・。
鰓の行動もこんな意味があったのか
アベ視点によって、新たに明かされてく鰓の感情にモエス (*´Д`)ハァハァ…
このあとのフトツの気持ちはどうなのかな?
鰓さんと同じ想いで「好き」って思えてきたのかな…
続き楽しみだよプ厨!!(*´∀`)
今読んだー!!!!!
涙腺決壊…電車の中なのに… 。・゚・(ノд`)・゚・。
(*`皿´)v ヌクヌク
うんプ厨のは息つめて歯食いしばって読んでしまうよ。
プ厨テラスゴス…
今から夕ご飯食べないと行けないのに自室で泣きが入りそうです(><)
ふとしが流した涙も、単純な意味じゃなったんだなあ…
絶対ありきたりな流れにならないプ厨ネタに感服 (*´Д`)ハァハァ…
フトツ、フトツ鰓さんに会えて良かったねウワアアアン゜。(`Д´)。゜。゜゜
>大丈夫だから。
>そう言ってやりたかった。
いつも鰓に包まれてたフトシ(正確にはぬこふと)が、
逆に鰓を包み込んだかのような、この瞬間が泣けた…。・゚・(ノд`)・゚・。
>>742 こんだけ住人泣かせておいて
ヌクヌクでVサインか、フトツwwww
自分がエラヲタだからだろうけどフ菓子スレにもかかわらず、
プ厨の書くウエノがものすごく好きだ。
続きあるんだよね?
待ってます。
>>750 今夜もまたレス番214様が(*´∀`)
左で続きおねだりされてたよ〜?wwww
>ウエノはウエノで、俺とはまた違う意味で不器用な奴なのかもしれない
そ の と お り で す (エラヲタ歴8年の自分が断言)
>>752 誰にでも愛想が良くて気さくな兄ちゃんだけど、
本当の気持ちは滅多なことじゃ晒さないもんね、鰓さんは…
器用が昂じてある意味不器用…そんな印象がある。
プ厨は基本、アベ萌えなんだよね?
でも鰓を書かせてもチバを書かせても、メンタル描写が神レベル…マジでスゴス (*´Д`)
続編まで神な作品も珍しい
プギャ厨、ミスド10個おごってあげるよww
>>721 >そして言わせようとした。なぜ俺のところに来たのかと〜
ここから下3行の鰓独白部分を
読んでいたら萌えすぎて倒れそうな件 ⊂⌒~⊃。Д。)⊃
>>753 ハゲドゥ ウエノの、あの誰にでも変わらない態度は、
たぶんカムフラージュだと思うんだ。不器用の裏返しだと思う。
ふとつはセクースのこと、ちゃんと覚えてたんだね。しかもキョーレツに。
感情じゃなく、「快感」っていう感覚として… (*´Д`)ハァハァ…ハァハァ…
断片的な記憶の中でも相当なことをやっていた
超絶卒倒的に詳しく言えフトシwwwww
ぬこふとは、いつまででも鰓と一緒にいられないんじゃないかと不安だったのか。
あの『もっと』は不安だったから… ぬこ〜…。・゚・(ノд`)・゚・。
>>760 なんかそれを踏まえてお風呂場セクースを読んでたら、
鰓にしがみつくぬこが泣けてきた…
>>737 (・∀・)人(・∀・)
プギャ厨は心理描写がうまいな……筆折りたいよ(ノ∀`)ナハハハ
>>762 そんなこと言わないで〜!
投下お待ちしております(*´∀`)ノオイデマセ 右塔スレ!
デカイ地震があったね、関東地方。
しかしかなりデカかったことを知ったのは今で、
地震の瞬間はドトールでプ厨ネタ観賞真っ最中だった。
が、しかし、あまりにネタに集中し杉ていたため、
「あ?揺れてる?」としか思わず… orz
規制だと今夜はもうプ厨は投下できないのかな?
>>740 風呂上がりの鰓がベッドに入ったら、自分から腕を絡めて抱きつくくらいだもん。
きっとフトツにも鰓と同じ『好き』が芽生え始めたんだよ (*´∀`)
こんな鰓さんじゃ好きにもなるよ…(*´Д`)
ぶっちゃけ私が飼われたい _| ̄|○ 鰓サン…
>>766 あの眠る前のひとときのフトシは、もはやぬこ同然だったもんね。
>>768 ダイジョーブ(・∀・)
二塔萌えどころかスットコ萌えの自分でさえ、
この鰓に飼われたいと本気で思うさwwww
>>768 最初は黒猫を真面目に探していたのに
今では自分が真面目に黒猫になりたいフトツ萌えのはずの私もいますよw
>>769 微妙な感情や少しの打算をかかえて鰓に会いにきたけど、
あの眠るフトツの様子からして、
もうすっかり鰓にメロメロになったように見えたwwww
>>772 そこを確認するためにも続きが欲しいところ
>>770 たとえ誰に単体萌えしていようとも、根こそぎ虜にする鰓スゴス
そんな鰓を書くプ厨はテラスゴス… (*´Д`)
もう書けないww書けませんw
読んでるほうが断然満たされる…
幸せ。・゚・(ノ∀`)・゚・。
続きくれーー!!
出来れば翌日以降のエチ場面もく(ry
>>756 ナカーマ ノシ
鰓さんの優しさといじめモード、使い分けが萌える(*´-`)
同居がいいと言い張ったフトツは確実にメロメロだと思われる。
どのスレも人いないね(´・ω・`)ショボーン
一応平日の昼間だしw
と昼休みに書き込んでみるテスト
月末〜月初で残業続きだけど、
プ厨で癒されてるよ〜。
今日も続きくるかな?(*´∀`)
(0。`皿´) タノシミタノシミー
最近、新着レスに
⊂二二二( ^ω^)二⊃ ブ--ン
があると妙に嬉しいです
プギャ厨も大好きだけど、
職人様、みんなお待ちしてます(*´∀`)
>>779 ROMはしてるんだけどね
仕事で瀕死ですわ
ぬこのように鰓さんの隣でお昼寝したいよw
>>785 同じく激務→瀕死だよ(ノ∀`)
何も考えずぬくぬく眠りたいよね。
>>784 未完で止まってる名作がたくさんあるぉ
ずっと待ってるんだぉ 。・゜・(つД`)・゜・。
そう!未完の名作たくさんある〜!(/Д`)
小悪魔フトシの続きを今も待ってるんだけど…
ほかに、そんなにたくさん未完のものがあったっけ?アレ?
ゲームの人のとか…
(´・д・`)小悪魔フトツ待ちぼうけしてまつ…
皆さん、豆まきしましたか?本日wwww
>>792 毎年するけど、ただただ無言で豆をまいているwwww
(*`皿´)<追い出しちゃイヤン
>793
無言まきワロスwww
エロゲの人、実は自分も待ってる・・・
寒いよー。
黒くて細長いぬこを飼いたいよー。
地獄のような生理痛のため、
布団の中で携帯握り締めてプ厨待ち… orz
>799
乙女痛か…ガンガレ!
腹痛なら、お腹と腰(背中側)をホカイロとかで暖めると少しは楽になるよ。
頭痛ならたっぷり水分補給してね。
〃щ[・ε・щ=]<腰擦って揉んだろか
プ厨来るかな〜
>>800さん、
>>801さん、そ、そして鰓さんアリガトウ!!
お腹も腰も頭も全部痛いっす orz
特にお腹は、血と共に内臓出てきてるんじゃ?(((;゚Д゚)))ってくらい痛いっす…
今、足元用のミニサイズの電気敷き毛布をお腹と腰に巻いてあっためてまつ…
(*`皿´)ゞ<ウエノ〜 俺も腰イタイ。揉んで。
>>805 [=.・з・]<揉んであげるけど、途中で「やめて」って言うなよ。
ここ気持ち良い?>[[[=*.・з・](*`皿´)))<あ、あ、
というわけで週末ワクテカ
>>804 スレ違いだけど、地獄のような生理痛は立派な病気だよ(月経困難症ともいう)
お医者さんに行って薬もらうと楽に過ごせるようになるよ。お大事に。
今日はプ厨の続き来ないかな〜(*´Д`)
つか週末なのに人イナス…
居るけど何を書き込んでいいやら…
〃∩
⊂⌒.(0。`皿´)
`ヽ_っ⌒/⌒c
⌒⌒
フトツと同じくワクテカしながら過去ログ読んでるwww
…にしても誰もおらんw
たまに本当に誰もいない日があるよねwww
左や真ん中に投下があったから、余計に寂しいねw
明け方投下でもいいから、続き待ってるよプ厨(*´∀`)
映像類を見ていると、時々、フトツの細腰を掴んで押し倒して
お菓子たい衝動に駆られてしまふ
あの体がマジでたまらない
ヤッてくれと言ってるようにしか見えないよーーーーーーーー
>>818 今日ちょうど、inユーロ見てムラムラしてたとこです(*´Д`)
>>818 あの異常に細い体が押し倒し欲をそそるのかもねw
フ菓子初代スレから言ってますが…
あの体を抱きしめて「細ぇ」と呟けるなら30万円払う(;´Д`)ハァハァ
>>818 まさに「いやらしい身体」してるよね
色々激しい妄想をしてしまうエロい身体だよフトツ(*´Д`)
ゴッジャズのリタで揺れる細腰がマスト
アベは腰ゆらゆらさせすぎなんだよ
何アピールだよハァハァ
>>821 フトシを後ろから抱きしめて
そんな風なことを言っていたウエノテラウラヤマシス
<二二二二( ´Å`)二二二二>ヌーン
ちょっと通りますよ、プ厨じゃありませんよ、プ厨カモンヌ
週末はプ厨来なかったね…待ってるよ〜!
>>824 あれは細腰抱いて押し倒せというアピールではないのですか
>>829 それ見たウエノなり誰かなりが「はいはい」って具合に
ライブ後にアベの望みを叶えるんだね。
って毎回ゆらゆらしてたんですけど(*´д`)
>>829 細腰を細胞と呼んでしまい、アベはDNAレベルで
周りの人間を誘ってるんだと解釈してしまった
それも間違いではない気がするwww
>>832 同じく細胞と読みました。
しかしそう読んでも、何の疑問も浮かびませんでしたwwww
だ、ダレもいない…あは…あはは…(ノ∀`)
プ厨は電気ビリビリが忙しいのかな…
続き待ってるよぅ…(*´Д`)
>>835 いるけど話すネタがない(´A`)
寂しいので、ロン毛フトツ置いときます。
↓
州*`皿´*州
フトツロン毛にしても恐ろしく直毛なんだろうな…
びだるさすーんのCMとか出ちゃったりしt(ry
>>838 や、ヴィダルじゃなくてパンテーンだよきっとwwww
>>839 いや、お花が大好きなフトツには、ハーバルエッセンスのCMが似合うと思うよww
どのツラ下げてイエース!などと絶叫するというのだ…
いや あの健康的かつつややかな黒髪はアジエンスなんかよろしいんじゃないかとwww
てフトツ愛用のシャンプーてどごなんやろ?
>>841 イエ〜ス…イエ〜ス…イエ〜〜〜ス!!!!!
…で、横に寝てる鰓がびっくりして目を醒ますんだよwwww
(*`皿´)ゞ<世界が嫉妬する髪
┃_ゝ‖<負けへん… 負けへんもん…
シャキっと出てこいよw
>>842 アジアンビューティキタコレwww
フトツの使用シャンプー、噂ではヴィダルだって聞いたけど、本当かどうかは知らないw
>>844 ハゲワロスwwwwww
(*`皿´)<いんなびゅーりー(カタコト)
アベがカタコト(というより単語)でビールを注文するのに異常に萌えて
そこを巻き戻し繰り返し見てたらテープがガタガタになった苦い思い出が。
あえて絶叫する。
プ厨――――――!!!!!
アベサイドの続き、待ってるよ――――――!!!!!
エロ場面はあるんだろうか…wktk>アベサイド
プ厨も小悪魔フトツも その他未完作品の職人様も…
かなりワクテカで待ってます(・ω・)ノ
待ってます!(0。`皿´)
なんかここ数日静かだなあwwww
投下がなくても自給自足で盛り上がりたいが、
いかんせん人稲杉w
ネタがあれば書き込みたいんだけどw
フトツもコラムかビオグでもやってくれたらいいのに。
無理だろうけどwww
>>857 ほとんど単語で2、3行しか書かなそうw
あったら絶対読むけどなあ
更新されてないのはわかりつつも
毎日見に行ってしまうと思うw
2007.02.10
ピック買った
(画像なし)
2007.02.16
寒いな!
(画像なし)
2007.02.28
また来月
>>860 イイ!それでいいからやってくれフトツwww
キュウコラムのタイトルより短いよフトツwww
>>860 イイ!それでいいからやってくれフトツwww
キュウコラムのタイトルより短いよフトツwww
>>860 いいなそんなコラム(*´∀`)
…コラム?ww
>>860 たまに誰か乱入してくると楽しいな(´д`*)
2007.03.01
こんばんは。アベくんと飲んでます。
写真が全然ないので撮りました。
ワインのおかわりを頼んでいるアベくん。
ウエノコウジ
[画像]
モエス(*´Д`)
>>860 > 2007.02.10
> ピック買った
> (画像なし)
良かった…弾いてるんだ
と確認できていいコメントw
はやく動き見せてフトシorz
>>860 >2007.02.16
>寒いな!
>(画像なし)
上手いぞ!
を思い出したw
あの「うまいぞ!」はお菓子くれたファンへの往復ハガキでの返事だったんだっけ
羨ましいよ可愛いよアベ
>>871 >お菓子(て)くれたファン(と自負するウエノ)への(去り際に投げ捨ててった)往復ハガキでの返事
→「うまいぞ!」
…ごめんなさい
未来日記だねフトツ
鰓さんと飲んだ日もフトツの日記は
「ワイン飲んだ」
とかで終わってそうだな…www
>>875 >「ワイン飲んだ」
の「ワイン」さえ書かないかもしれないw
初めて画像を載せるときの日記
2007.03.03
フトミと雛人形
(画像あり)
または菓子スレ的には
2007.03.06
ウエノ
(画像あり)しかも鰓一人しか写ってないやつ
この時代、子供の画像はたとえ後ろ姿でも載せなさそう…
>2007.03.06
>ウエノ
>(画像あり)しかも鰓一人しか写ってないやつ
↑これ(・∀・)イイ!激しくイイ!
本文が「ウエノ」だけwwww
ウエノ画像がピンボケでもすごく格好良く写ってても萌え倒す
だからウエノが何なんだよ!www
と2chで祭りになる
882 :
877:2006/02/10(金) 23:03:05 0
>>878 ごめん、そうだね。
このご時世に子供の顔は晒せないね
>>881 うわーww祭りてえ〜〜〜〜wwwwww
2007.03.06
ウエノ
(画像あり)鰓一人
2007.03.10
ウエノが
(画像なし)
2007.03.14
ウエノ
(画像あり)鰓一人。なぜか半裸
>>884 だからウエノなのは見りゃわかるんだよ!www
と2chで(ry
> 2007.03.10
> ウエノが
ウエノがどうしたんだ!!!!と2chで(ry
祭りの最中に『ウエノしか友達いねーのかよ!』とか
普通を装ってレスするのに疲れそうだなww
たまに
2007.06.05
のーやんとガイチ
とか
萌えレスはここですればいいしwww
鰓とフトシの親指交換日記やってほしいなァ
日記全部来年なんだねwワロスwww
>>890 2007.05.14
ウエノと
(画像あり)ついにツーショットキタ――――――(゚∀゚)――――――!!!
>>891 本当にあったら、萌え過ぎて頭がおかしくなりそうな悪寒www
>>893 右と左が何スレ消費するかわかったもんじゃ(ry
>>891 1日目でフトシが「会って話したほうが早くて楽」と
企画忘れてやめてしまいそうww
>>896 企画意図をまったく理解してないフトツ萌え
>>884 鰓が四日置きにフトツを丘してるって事だよね、コレ
欲しがりフトツ萌え(*´Д`)
>>898 おか…お菓子店のか…そうだったのか
アベが欲しがってるのかウエノがしたがってるのか?
多分両方だろうね(´∀`*)
(*´Д`) うは…
アベが実際にどういうメールのやり取りしてんのか、気になって眠れないwww
>>896 たしかにw
鰓はちゃんとメールするのに返信はいつも電話…みたいな。
だけど鰓の誕生日だけは、意気揚々と書いてほしいかも
「おめでと」の四文字だけでもいいから。
>>901 イメージ通り単語だとなんとなく嬉しいw
絵文字顔文字多用はしなさそうだけど
娘とメールするようになったとしたら多用するかな…(´∀`;*)
ちぐはぐな絵文字つかってたらワロス
題名だけで足りそう
アベって携帯持ってたっけか?
紅布のライブの時、携帯を手にしてる姿見かけますた。
あんなスゴイ鬼カッティングするのに、
メール打つのすんげー遅そうだなフトツ…(*´∀`)
単語だけとかワンセンテンスのみばっかで
いざ2行以上の文章打とうとオモテも
『、』とか『。』とか一切なさそうだな。
かといってスペースの入れ方もわからなそうwwww
>>908 長い指でチマチマとメール打ってて、
たまにキー押し間違えて「あっ」とか言うフトツを妄想してみたらデラモエス(´∀`*)
(;`皿´)つ日<お前よくこんな小っさいとこ狙い通りに押せるなぁ…
[=.・з・]y-~~<慣れだよ、慣れ。
♪〜[=.・з・]づ日 (`皿´*)ジーッ
テキパキカチカチ
ポッ(*`皿´*)細かい指遣いに照れたりして
Σ(`皿´)つ日))<おっ?
ブルブル
『From:ウエノコウジ 件名:アベくん 本文:いますぐやらせて』
[=.・з・]y-~~ (`皿´;)つ日<……今?
以前の遭遇談にも「携帯でお話中のアベ」てのがあったね。
フトツ、意外と通話してんのねw
フトシーーーーーーどこにいるのーーーーーーーーーーーーー
その細エロい体みてよだれ垂らしたいのよーーーーーーーー
細エロいって、正にその通り…(*´∀`*)
合宿→サークル→合宿→サークルで暇が無い( TωT)
遠征先からプギャだよう フトシ萌えしたいよう
アクセスログ消さないと orz
プギャ厨キターーー!!
お疲れ様です!
プ厨だ〜!!!!!
忙しそうだねえ…頑張れ(*´∀`)
左では真也が相当ワクピチでプ厨を待ってるみたいよ?ww
投下誰も(。A。)コネー!!
プ厨乙カレ〜!
自分は今日、仕事終わらず終電乗れずで、
ひとり淋しくビジネスホテル泊まりさ…
ひたすらフトツ萌えして乗り切ろう (*´Д`)
>>921 ホテルの部屋の扉を半開きにしておけば、寝静まったころに
酔っ払ったフトシ(とすっとこ)が遊びに来てくれるよ
_ゝ´*彡人(*`皿´)ノシ<遊びにきましたよ〜
>>921
924 :
921:2006/02/12(日) 11:15:09 O
うひー!!フトシとスットコが!!⊂⌒~⊃*。Д。)⊃>>922-
>>923 ありがとう2人ともwwww
これから会社に戻ってまた仕事してくるよ。
[=.・з・]y-~~~夜間襲撃懐かしいな。
>>924お仕事がんがって。
その夜間襲撃のことが書いてる記事での、
「でもさ、(チバとアベが自分の部屋で)まだ○○○とかしてなくてよかったよ」
っていうウエノの発言の、○○○がスゲー気になる…
>>926 それはウエノ自身が、襲撃された時に〇〇〇してる所じゃなくて良かった
という意味じゃないの?
どっちにしても〇〇〇気になるけどwww
どうみてもセクロスです。ありがとうございました。
929 :
926:2006/02/12(日) 14:04:49 0
>>927 あ、そういう意味かな?なんかその後にキュウが
「○○○した後、そのままの体勢で寝ちゃってたりとかな」
とか言ってるので、てっきりアベとチバがかと思ってたよー
自分の解釈で勝手に脚色しちゃってスイマセン…
プ厨の3Pネタを昼から読んじゃった(-_-*)
>>926 それ読んだ時は
>>927さんと同じ解釈してた。
チバ&アベがウエノ部屋を襲撃してきた時に、
ウエノがまだオナニしてなくて良かった、ていう感じの…。
確認のためにまた読んでみようw
>>930 おかげでまた読みたくなった(*´д`)
読もう…
キュウの発言込みで
>>927じゃね?
でもどうせなは〇〇〇してる所を襲撃されれば良かったのにと思うwww
(*`皿´)oO(ひとりで○○○するな 俺としろ)
935 :
926:2006/02/12(日) 16:33:20 0
>>931 そういうことか!納得です
あー自分の読解力の無さを露呈してしまった…ハズカシス
>>934 ヤバい、このフトツめちゃくちゃにお菓子隊ww
5ヶ所
>>930 深夜にぬこ初体験を読み返してしまった。
手で「もっと」とせがむぬこをお菓子たくてたまらない orz
ウエノと部屋で機嫌良く飲んでた。
女の話になって、「最近全然やってないからたまってんだよね。」って話した。
そしたらウエノが「あ、そーなんだぁ」とか「大変だねえ」とか言って、
そのままの口調で「じゃあ俺が抜いてあげるよ、アベくん」て言った。
酒入ってたし冗談だと思った。
「何だよ、やらしてくれんの?」
俺は笑って言った。
「んーん。抜いてあげるんだって。」
残ってたビールを飲み干して、ウエノがベッドの上で壁にもたれて座っていた俺に
にじりよってきた。あれ?と思った。
「何だよ、どうすんの?」
俺が笑いながらウエノを見ると、ウエノは俺のジーンズの前を寛げはじめた。
あれ?あれ?って思ったけど、その場の空気は普段のまま。
飲んでてくだらないこと話してる、そんな空気。
「んー、どうしようかな。しゃぶろうか?手がいい?」
俺はウエノの柔らかそうな唇と、綺麗な指を見て、考え込んだ。
どっちも捨て難くて。で、答えた。
「どっちでもいいよ。」
するとウエノはフッと笑って下着の中に手を突っ込みながら言った。
「じゃ、両方ね。」
ウエノは凄まじく上手かった。
あの綺麗な指が俺のに絡んだかと思うと、追うように柔らかい唇が触れてきて
濡れて温かい口内に吸い込まれた。
竿をくわえられ、袋を巧みに揉まれながら、ああ、ウエノがあの指で…って思うと、
悪いなぁって気持ちと、多分、優越感みたいな気持ち、それと掛け値無しの快感で
頭の中がぐちゃぐちゃになった。
「アベくんて、そんな声出るんだ。」
ウエノが口を少し離してそう呟かなかったら、自分が声を漏らしてたのに気付かなかった。
ホント頭ぐちゃぐちゃで。
俺はただ気持ち良くてイきたくて、ウエノの髪を掴んで引き寄せながら、自分の腰を浮かせた。
続きが欲しかったから。もっときつい快感が欲しかったから。
そしたら少し笑ったらしいウエノの息が竿に触れたすぐ後に、また口内に含まれた。
舌が絡んだと思ったら、すぐに強烈な快楽が襲ってきた。
マジで信じられないくらい後から後から。
本当に頭が真っ白になって、訳がわからなくなって、俺は泣きながら達した。
気持ちよくて気が狂いそうで、勝手に涙がボロボロ出てた。
生まれて初めてマスかいて射精したときも死ぬかと思うくらいやばかったけど、泣いたりしなかったのに。
イッた後でも余韻が凄くて、なかなか呼吸が落ち着かなかった。
壁にもたれたまま体勢は崩れて、ベッドに横になってはぁはぁと息を継いでいたら、
竿から袋、その下、もっと下の奥の方へと滑っていくウエノの指の感触がした。
その時初めて、俺は下だけ裸にされてるのに気付いた。
ウエノの指の行方より、いつ下を全部脱いだのかわからないのが気になって
そればかり考えてた。
本当にわからないうちに、シャツ一枚になっていた。
何故自然に、最初からその指の感触を受け入れてたのか今でもわからない。
ケツの穴にウエノの指先をがあたった時、あ、ウエノの指が、綺麗な指が、
ってまた思って、背筋がゾクゾクした。
多分、ちょっと頭飛んでた。だからウエノが
「アベくんのここ、ひくひくしてる。」
と笑いながらからかってくる言葉に、頷くことしか出来なかったんだと思う。
頷いた俺を見たウエノが、笑顔を消した気がした。
「入れてほしそうに、ひくひくしてるね。」
さっきと違って低く囁くウエノの言葉に、俺はまた頷いた。
涙目の視界で、普段見たこともないような悪い笑みを浮かべたウエノの顔を見た。
そこから先は、全然覚えてない。
\________ ______________/
∨
(*`皿´)
…っていう夢を見たのかフトツ!?wwww
今夜その続きも見なさい!!!!!
朝からフトツの告白キタコレ!昼休みに読んじゃったじゃないか…ハァハァ
凄まじく上手いウエノ…(*´Д`)
>>941 覚えてろよ!ww
そんな記憶力の悪いアベくんにはお仕置きだな
>>945 お仕置きしてほしくて忘れたフリしてるのかもよ…??(*´Д`)
頬を赤らめている辺りからしておかしい。さては覚えて(ry
絶対覚えているに決まっている…!ハァハァ…
(*`皿´) 全然覚えてないから初めからもう一度…
>>945 フトツにはひどいお仕置きをおながいします鰓さん
やめて やめてウエノ
ごめんなさい ごめんなさい
もうゆるして いかせて
はやく はやく
フトシよつんばいで咽び泣きのイメージ
今日は2/14 フトシの日。
フトシの日にフトシ食いたい
友人に「あなたはウエアベウエアベチバアベのキュウハァハァだね」と呪文のようなこといわれた
960 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/14(火) 17:04:07 0
>>959 ┃
┃
┃
[=.・з・]つ│
ありがとう
あなたはポッキーじゃなくてアベ食って下さい
>>962 *~皿)[=.・з・]y-~~
アベくん?アベくんなら、昨日チョコと一緒に食べたし。甘かったよ。
鰓め……(*´Д`)ハァハァ
プ厨はまだ忙しいのかなあ…
リアルぬこふとの続き、早くヨミタス(*´∀`)
きっと濃厚なんだおハァハァ
プ厨の続きはもちろんのこと…
342様!!!!!私は忘れてませんよ、小悪魔フトツを――――――!!!!!
エロ寸前で止まってんですよ?
絶対に続き落として〜(*´Д`)
969 :
刺身:2006/02/16(木) 21:05:52 0
>>968 すみません。勿体無いほどありがたいです。
実はあれからエロを経て、
どうやってキュウアベに持っていこうかどん詰まり状態です。まっしろです。
ウエノを絡めたのが敗因orz
どうにか纏めて落としたいです。通勤時間中だけじゃ自分には時間がタリナス
>>969 342様〜!!今夜も酔ってますか?wwww
ガンガッテ下さい、楽しみにしてます(*´∀`)
>>969=342様
小悪魔フトツ、楽しみにお待ちしております〜
ところでお名前が刺身になって………( ゚ Д゚)?
342さんだから刺身さんなのではw
レス番だと新スレとかで分からなくなるから
長編の職人さんはこういうコテ付けてもらえると助かる。
342様に、お刺身を差し入れした住人がいなかったっけ?
あれ?違う職人さんだっけ?
dやっと意味がわかった。ごめんね。
小悪魔刺身さまと記憶することにしました。
>刺身さま
いっそそのまま二塔オチでも全然構わないです
二塔萌えですみませんorz
>>974 それ、私です(・ω・)ノ
でもまさか小悪魔職人さんが自ら刺身になっちゃうとは…w
刺身さま、どんな続きでも良いです。楽しみにしてまっす!
あのフトツなら翻弄されてもいいって思う、読む度に。
そーか…刺身様はもともとキュウアベ目的に書き始めたんだったね。
事務所での二塔のやりとり(ジッポ貸し借り)にあまりに萌えて、
それをすっかり忘れとったわ(ノ∀`)
刺身さまの二塔はあまりにもセツナスな雰囲気だったので、
幸せになって欲しいと祈らずにいられません。
>>981 乙で〜す。
最近フトツが左にばかり出張してるから、
埋まるのはマターリかもねww
∩_∩ 俺は〜ただお前と〜やりたいだけ〜♪
( `皿´)__ __
`ノ/ ¶/\_\ |[|O|
`ノ ̄ゝ\/__/ |┌┐|
| ̄ ̄ ̄| _‖_ |└┘|
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
ちょwwwwフトツwwww
か、カラオケかよ!wwww
ヨーデル風味の歌声で、その歌うたうのかフトシwwww
関係ないが、携帯のクラシック(てすとめぬーの方)の鯖が停止…
落ちたんじゃなくて停止 orz
讃岐、しばらく使ってなかったから微妙に使いにくい…(ノд`)
>>981 o(`皿´)y-~/\つ゛ オツカレ〜
しへ___∠/\_つ
>>987 フトツ萌えなのに、何故か殴りたい衝動に駆られたよフトツ
>>987 ちゃんとお礼を言いなさいフトシ!!
…左のみならず、こっちでも態度悪くなったか?w
>>986 うん、落ちたんじゃなくて
故意に停止してるみたいね〜。
クラシックテストメニューは讃岐とはまた違う便利さがあったからなあ…
讃岐って便利だけど、けっこう重くない?
クラシックの方がサクサクとスレ見れて、通勤途中には重宝してたんだが… orz
(`皿´≡`皿´)
(`皿´)<…
Σ(`皿´) \[・ε・=]
(`皿´*)彡 [・ε・=]))
(`皿´*)ε・*=]
(`皿´*)ε・=]
(*`皿´)[・ε・=]
( *`皿)[・ε・*=]
( *´)`*=]
┐(´・ω・`)┌
オチにワロタ
ワロスwwwww