1 :
名無しさん@ピンキー:
[=*.・з・]/つ ←(おみ足)
(つ //
お菓子丘され隊じゃなかったの?
スレ立てすら上手く出来ないのかボケ。
3 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/18(火) 02:09:36 0
文句言わずにサクサク書き込め腐れまんこ
各所で総攻め様と化してるのが許せないから
このスレはありがたい。
鰓なんか滅茶苦茶にして泣かせてやる。
5 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/18(火) 02:11:48 0
ついに全部揃ったな。
次はベンジーとマーシーだ!
>>4 泣いてるのが似合わない上に可愛くねーんだよ
丘されたいやつはどこ行けばいいんだよ
>>1は市ねや
うるせーボケ俺が犯すぞ!!
>>4 エラに受けは似合わないと思う。直球ですまない。
λ,,,,,,λ
ミ;`_ゝ´彡
( ∪ ∪
と__)__)
>>6 .。oO(そういうやつを可愛くさせるのが楽しいのにわかってないな)
>>9 セックスど下手の癖に生意気なアバタづらの人は帰って下さい
12 :
1:2005/10/18(火) 02:19:53 0
別に犯されりゃ良いじゃん好きに。
エロけりゃ何でもいいだろよーもー!
細かい事は気にせず生きろ。
エラでよりによってお菓子隊なんてありえないと思ってたが
想像してみたらちょっとよかった、ちょっとだけ
電波まじうざい 死んで
λ,,,,,,λ
ミ#`_ゝ´彡 それが人に物を頼む態度か!身体に教えてやるぞ!
( ∪ ∪
と__)__)
16 :
1:2005/10/18(火) 02:30:10 0
頑張れよ。
私が書き込むと伸びない法則なのでこれにてさようなら
>>15 教えて。二度と馬鹿なことしなくてすむように刻みこんで。
わたし何だってするから。
お菓子丘され隊じゃないのか…
責めることによってドンドン大きくなるエラが可愛い
フトシに手を押さえ付けられてイカされるエラのSS持ってる
でもウpできない 作者がバレるから orz
エラが受けねー・・・
( ´,_ゝ`)
攻めとか受けとかSEXとかもうどうでもいいからあのおみ脚をゆっくりじっくり摩りたい
出来ることなら無言のままで
エラを舐めさせて欲しい
エラのを舐める でもいいけど
[=*.・з・]y~~
エロいのまだぁ?
>>22 男だと足に無駄に毛があるからなあ・・・
あ。抜けばいいのかwwwww
エロい人降臨してくれるかなあ。ワクワクテカテカ
なーんか過疎スレになりそうな悪寒
あのおみ足に踏まれたいハァハァ age
最初に通知が届いた時は、喜びはあまりなく、
ただ漠然と将来が決まってしまったというそれだけの薄い気持ちで。
…だからか、一番に連絡しなければならないと思ったのは親ではなく
親友のキュウにでもなく、チバにだった。
バンドに対してそれくらいの真剣さはあったし、ウエノ自身未練も感じていたからだろう。
それでも多分このままミッシェルを抜け、サラリーマンになり、
適当な職場か合コンで知り合った女の子と結婚して普通の人生を歩むのだと、
冷めた目で先を見ている自分がいる。
僅かな戸惑いを振り払うようにチバに電話を入れると、
チバはすぐにいつもの場所に来いとだけ言ってすぐに切った。
就職試験を受けたことも話してあるから、多分察しているはずだ。
シラフでは居づらいと思うチバの気持ちも良くわかったので、
黙って支度を済ませ、いつも打ち上げに使っている居酒屋へと急いだ。
「就職内定もらった。…んでさ」
やはり自分からは言い難い。
それでお互い先延ばしにしている間に時間は流れ、
ウエノが用件を切り出したのはようやっと、酒盛りも終盤になった頃だった。
つまみを箸で弄くり回しながら語尾を逃がせば、
チバはちらりと横目でこっちを見やり「やめるのか」と口の中だけで言う。
本当に渋々と。そんな気持ちが滲み出ていた。
ウエノが黙って頷くと、チバはコップに半分ほど残っていた酒を一気に煽り飲んだ。
酒に潤んだ目の中で炎が踊っている。
(あぁ、チバのやつ、相当キてる)
こういう時、ウエノはチバのことが怖い、と思う。
酒に飲まれて暴れる程度は(慣れない連中は怖がるが)
対象が自分に向かって来ない限り何てことないのだ。
それよりも本来のチバは大変我慢強く、
その我慢強さ故に限界を超えた時、その感情の爆発のほうが怖い。
けれど今のところチバはまだ我慢を、続けていた。
「馬鹿じゃねぇの?今ヤメてどうすんだよ。せっかく…形になってきてんのに」
「だって…サラリーマンなっても続けりゃいいじゃん」
「いや、まぁ自由は利かないだろうけど…でもやめるよりか、いいよ」
チバの言いたいことは一貫している。
『やめるな』だけだ。
これはウエノには少し意外だった。
去って行くものに対してチバは案外ドライだ。
チバが主に拘るのは才能や情熱で、人間自体にはそれほど固執はしない。
昔のドラムをやめさせてキュウを新しいドラマーに据えた時もそうだった。
だから、自分がやめると言ってもあっさりと承諾されて、
新しいベースを探すのではないかと思ったのだが、どうやら今は事情が違うらしい。
「いやでも俺、サラリーマンになったら多分…こんな真剣にバンド、出来ない…から」
多分、バンドが上手くいっている状態ならばこうはならなかっただろう。
そう思ったら、ギタリストが決まらない(しかもチバが弾くのと歌うのを同時に出来ない)
だとかキュウが遠距離の通いだとかなんだか全ての(本当ならば、悪い)要因が
自分を引き止めているように思えてきて、ウエノはまた決心がぐらついた。
密かに心揺れるウエノをさらに説得しようとしたチバが言葉を紡ぎかけ、やめる。
やおら立ち上がったチバに、ウエノは少し遅れて店じまいの時間だと気がついた。
閉店を告げるに告げられないでいたらしいほっとした顔のウエイターに見送られ、
二人は店を後にした。
とりあえず店を出たものの、結論の出ていない二人はどちらとはなく、
一人暮らしのウエノのアパートへ足を向ける。
この時、黙りこくっていた暗い表情のチバが静かに限界を超えていたことに、
ウエノはまるで気付けなかった。
「…やっぱダメだ、許さねぇ」
部屋に入ってすぐ、チバが口を開くと同時に、ウエノはいきなり顎先を殴られて脳がブれた。
完全に不意打ちで反応出来ないでいるウエノをチバはベッドに突き飛ばし、
その上に乗り上げるとウエノの着ているTシャツを引っ張り上げて、
それで両腕を固く拘束する。
「いっ…てぇな、…この…うぐっ」
遅まきながら罵ってやろうと口を開いた途端、猛烈な吐き気に襲われて慌てて口を閉ざす。
深酒の上に軽い脳震盪を起こしたためだ。
両腕は頭の上でTシャツだったものに縛られて使えない。
歯を食いしばって痛みと吐き気をやり過ごそうとするウエノの頭を
チバの手が乱暴に無理矢理横向きに倒し、やはり乱暴な口調で言った。
「吐いちまえ。少しは楽になる」
誰のせいだ。マジ、ふざけんな。
心の中でだけ叫んだウエノは絶対にチバの言う通りになどしたくなかったが
意地を張ろうにももう、喉元まで込み上げてきていて不快感は絶頂に達している。
ベッドと床が反吐に塗れる図が脳裏に浮かんで、本当にもう勘弁してくれ、
などと思いながら大部分は酒と、後は僅かな酸っぱい胃液と内容物を吐き散らす。
無理な体勢での息苦しさと胃のムカつきに生理的な涙が生まれ、粒になって流れる。
一度堰を切ったそれは不本意ながら、なかなか止まらない。
ゼイゼイと喉を鳴らすウエノを今、見下ろしているはずのチバの表情は涙で見えなかった。
「やめさせらんねぇよ。…どんなことしてでも、引き止める」
ぞっとするような冷たい言葉にようやく危機感を募らせたウエノが暴れるが、
両腕を縛られ腹の上に乗られている状態では上半身をくねらせることくらいしか出来ない。
しばらく無様なウエノを見下ろしていたチバはやがて落ちていたタオルで
ウエノの視界まで奪った。
「な!?チバ…これ外せよっ!」
見えない、手で探ることも出来ない恐怖がジワジワと侵食してくる。
脅えたウエノは震える声を上げるが、返事は返って来ない。
何をされるのか思いつかないままに、抵抗を忘れ馬鹿の一つ覚えのように
自分の運命を握るチバの名を呼んでいると、少しだけ嘲笑った、気配がした。
「これから何をするかわかるか?わかんねぇかな?」
「は…?」
「犯す。お前を俺のものにする」
「ちょっ…じょ、冗談…あっ!」
首筋から鎖骨を舌でなぞられて、前触れのない唐突な接触にウエノはビクリと身体を突っ張らせた。
ただそれだけのことが今は酷く強い刺激へ変換される。恐怖と視界が不自由なせいだ。
その敏感な反応に煽られて、チバはさらに鎖骨から乳首へと舐める箇所を移した。
胸の突起を何度も舐められ、反対も指で攻め立てられて、ウエノは呻き声を洩らした。
あまりされたことがないそこへの愛撫に、弱弱しく揺れる頭が困惑を訴える。
くすぐったそうにしていたのが次第に違う様子に変わって、
やがてビクビクと腰が震えると、チバはいよいよウエノのズボンを下着ごと長い足から抜き取った。
そこまでされてようやくチバが本気であることを悟ったウエノが喚く。
「…うっ、待って…わかった…っ!もぅ、就職取り消すから、やめてくれって…っ」
「もう遅い。俺から離れらんねぇように、身体に教え込んでやるよ」
「…っ」
恐怖に縮こまる片足を手で持ち上げられて、
そのすべらかな甲から順々に上へ上へとキスを落とされる。
太腿の内側、柔らかく敏感な部分に次々と赤い蕾が咲き乱れる頃には、
ウエノはもう弛緩して思うように力の入らない身体を投げ出し、
荒い呼吸と啜り泣きを繰り返していた。
懇願も、最早制止するのではなく、
下半身を中心に駆け巡る痛むず痒い快楽を何とかしてくれと強請るものへと変わっている。
戯れにふくらはぎを舐め上げられるのだけで、ウエノは堪らず上体を仰け反らせた。
「ウエノ、すげぇエロい顔してる。足だけでそんな感じんの?」
「はっ…あぁっ…は…、はぁあ…」
体温が際限なく上がっていくような気がする。
声すら吐息にしかならないウエノを嘲笑い、チバはその片足を抱えたまま、
中心で熱を持ち自身の分泌物で濡れているウエノの先端を指先で弾いた。
「あぅッ!」
突然の、待ち望んだ直接的な接触に、大きくウエノの身体が跳ねる。
チバがおもしろがって触れるたび、ウエノはイキのいい魚のように激しく、
為すがままに踊り狂った。
今日はここまで。
λ,,,,,,λ
ミ*`_ゝ´彡
( ∪ ∪
と__)__)
んふ・・・
チバ最後までもつんか
λ,,,,,,λ
ミ*`_ゝ´彡
( ∪ ∪
と__)__)
カワハギ殺しのユウスケとは私の事ですよ?
エロいひとキターーーーーーーーーーーーーーー!!!!
エラの足…ハアハア……
47 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/19(水) 10:44:58 0
+ +
∧_∧ +
(0゚・ω・) ドキドキ テカテカ ワクワク
(0゚∪ ∪ +
と__)__) +
これ豚の頃のゆうちゃん?
ロキノンインタで「(チバと)出会った頃にはもう痩せてたしね」ってウエノ発言なかったっけ?
豚に貪られるブサイク期待してたのに。
つ…続きはまだかのぅ(*´Д`)
豚チバのめり込んだチンポに処女奪われる鰓が見たかったのに
>>40 の続きから。
弄ばれ続けてそろそろ限界が近付いたウエノが身体を突っ張らせると
チバは意地悪く悪戯を止め、また足への愛撫を始める。
すっかり花咲き乱れた内股の付け根部分を再度、指で強くなぞられる頃には
ウエノは焦れて焦れてもう堪らなくなっていた。
「あっそうだ、ちょっと大人しく待ってろ」
それなのに、そう言い捨てたチバの体重と温度が唐突に離れていってしまう。
部屋の中を漁っているらしい気配に、ウエノは精一杯神経を尖らせた。
それ用のローションやコンドームならベッドから手の届く棚にちゃんと置いてある。
男ならわかりそうなものだが、どうやらチバの探し物はそれらではないようだ。
「持ってンじゃねーかなと思ってたけど、やっぱあった」
嬉々として戻ってきたチバが愉快そうなのが逆に恐ろしい。
と、やはり先ほどのように片足だけを高く持ち上げられて、
「ひゃっ…!なんだよコレ…ッ!?」
何か冷たい液状のものが、そのつま先からゆっくりと足を伝って流れていく。
その感覚がチバに舐められている時のようにリアルで、ゾクっと甘い痺れが来た。
水ではない。とろっとしてローションのようではあったが、それでもない。
じゃあこの液体は一体なんなのか…
ウエノの疑問を他所に、それはさらに量を増してウエノの足を犯していく。
とうとう足の付け根に辿り着いたそれはシーツにも染み込み、尻の下に冷たさが広がる。
チバの指がその液体を掬い取り、胸にも擦り付けてきた。
「『ヴァージン・オイル』だってさ。今のお前にぴったりじゃん」
くくっと愉快そうに笑うチバの声が遠い。
我慢すればしただけ瞼の裏で白い光が弾けて、頭痛が強くなる。
脂の塊がフライパンの上で溶けながらゆっくりと崩れていくイメージが頭を過ぎった。
「っ…!!」
呆けていたウエノは、肛門に指先を押し付けられる感覚で我に返る。
オイルが良い潤滑剤なのだろう、ちょっとずつ液体を増やしてはまた押し込み、
という慣らしを繰り返し、多少の痛みはあったもののウエノのそれは裂けることなく
ゆっくりと、着実にチバの指を根元まで飲み込んでいった。
痛みと異物感。それでも萎えない自分に顔を顰めるウエノを宥めるように、
すっかり性感帯となっているオイルに塗れた太腿を甘噛みされる。
「…ウエノって身体はどこもかしこも綺麗だよな。ちょっと意外」
ふいにチバが言った内容が何を指しているのか、何を見て言っているのか、
熱に浮かされた頭では少しの間、わからなかった。
そしてそれに気付いた時、全身がかっと火照り、あまりの羞恥に脳が焼けて真っ白になる。
片足を持ち上げられたまま、オイル塗れの自分はどんな姿をチバに晒しているのか…
「っ…お前のが信じらんねぇよ、いい歳してガキみたくピンクい…っ!」
咄嗟に言い返した自分の言葉に、しまったと後悔する間もない。
カチンとキたらしいチバが、全て言い切る前にいきなり指を引き抜いて
まだ完全に慣らされていないソコへ無理矢理に自身を捻じ込んだ。
「うぁああああぁ…っ!!」
堪らず身を捩じらせながら、痛みと恐怖に突き動かされるウエノは暴れた。
暴れれば暴れるだけ余計に苦しいとわかっていたが、無駄な抵抗をせずにはいられない。
暴れるウエノに手を焼いたチバは、ウエノ自身を握り込んだ。
制止する間もなく擦り上げられ、痛みから一転、身体中が快楽に支配される。
無理矢理広げられたそこは未だチリチリと僅かな痛みを感じていたが、
男のツボを心得た射精を促す動きに、ウエノは呆気なく果て、そのまま脱力した。
女の股だろうと切れ目を入れたこんにゃくだろうと男の手だろうと
お構いなしの男の性というヤツが、この時ほど憎らしく思えたことはない。
「ウエノ?おーい、大丈夫か」
さすがにぐったりしてしまったウエノが心配になったか、
チバがペチペチと頬を叩いてくる。
ウエノは掠れた意識の中で、もうどうにでもなれ、と呟いた。
一度イってしまったせいなのか、完全に投げやりになっていた。
後もう少しで終わるんだけど、書ききれなかった…
でも大体エロい部分はこれで終わり。一応〆は、また明日。
き、きたぁ…
内定話を知っているのにメンバー同士の呼称は知らないのか?
エラー
「マグロかよ…まぁいいや。動くぞ」
しばらくウエノの様子を窺っていたチバだったが、
やがて大丈夫そうだと判断したらしく、
今度はウエノの両足を抱えてゆっくり腰を使い始めた。
鈍い痛みも慣れてくると身体の奥で弾けるのが不快感だけではなくなっている。
それでも快楽にはまだ程遠かったが、チバの手がウエノ自身にかかった時、
「あっ…もぅ…勘弁してくれ…っ」
思わず悲痛な声が零れる。
ウエノの精神も肉体も、すでに限界に達していた。
「どうせなら楽しめよ」
「あ…ぁ…っ」
そんなことはお構いなしに、自分勝手に陵辱を続けるチバ。
扱き上げられれば否応なしに身体は反応して熱を帯びた。
闇の中、世界がグルグルと回っている気がする。
ヤバい。何がヤバいのかわからないけど、ヤバい。
けれど抗う術はなく、チバが身体の奥で弾けたと同時に
ウエノもチバの手の中でビクビクと痙攣しながら昇りつめ、
とうとう精魂尽き果てて意識を手離した。
「…黙って俺について来い。絶対後悔させねぇから」
チバが最後に呟いた言葉だけが、脳裏に強く焼きついた。
数日後。ウエノは就職を蹴って、ミッシェルに残っていた。
「…でさ、コウジくんは…」
「あれ?チバってコウジくんのこといつから名前で呼ぶようになった?」
チバがウエノに呼びかけるのを聞いたキュウが、
ふと気付いて不思議そうな顔をした。
キュウの記憶では、確かチバは「ウエノ」と呼び捨てにしていたはずだ。
すると、チバはニヤリと邪悪な笑みを浮かべ、
自分より大柄なウエノをこれ見よがしに抱き寄せる。
「お前がいない間に親睦を深めたんだよ。なーコウジくん?」
チバの手はウエノの内股を、キュウからはそうとわからないように撫でた。
そこにはまだ消えない陵辱の痕が生々しく残っている。
ウエノも笑ってみせたが、その笑顔はどこか脅えた、力のないものだった。
「就職を蹴らせた」チバマジックの真相と、
「最初から呼び捨てだった」らしいチバが
ウエノを「コウジくん」と呼び始めたのはいつか、
ついでにウエノが長い間チバを恐れていた理由を
自分なりに変換・解釈してみたらこうなった。
これで終わり。
途中、エロい気分が持続しなくて正直辛かった。
小説を甘く見ていた…orz 神はやっぱスゲーと再認識。
では逝ってくる。
姐さん朝から降臨ですか(*´Д`)
お疲れさまでした。萌えですー
ファンならではのテクニック 乙。
文章はそれほどエロくない感じだけども、
両腕を縛られて目隠しされてるエラが
ベッドの上に転がされて片足を持ち上げられてるって…
しかもおみ足から下半身オイル塗れって…
一読した後、目を閉じて
チバ視点で想像してみたらかなりのエロス
70 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/20(木) 23:51:01 O
71 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/21(金) 00:23:30 O
ヽ(#`皿´)ノ
俺じゃなくてヒサシとやるなんて!
犯してやる今夜!
そういうことか。
なるほど納得。
エラエロいよエラ。
>>72 ヒサシは微妙にフトシ系の顔の人だもんね。
フトシは捨てられたんだよ。あきらめな。
(;`皿´)
うわー…クール
「ねえアレ、コウジ君の部屋じゃない?」
エレベータを降りて、チバが指差した先は確かにウエノの部屋だった。
ウエノは打ち上げの途中、眠いと言って珍しく先に帰っていった。
よく見ると、ドアが薄く開いているように見える。本当に少しだけ。
チバはウエノの部屋の前で立ち止まる。
静かに引くとドアは簡単に開いた。
「鍵開いてるw」
チバがアベの方を振り向いて声をひそめて笑う。
「つか掛けたつもりなんじゃね?」
古いホテルのドアはオートロックという親切な代物ではなく、
レバーを半回転させて鍵をかける旧式のものだった。
そのレバーはしっかり回っているのだが、
ウエノはドアを完全に締める前に鍵を回したのか、
鍵はドアを薄く開く以外に何の役目もなしていなかった。
「割と酔ってたんだなw」
チバはニヤニヤと笑っている。何かを企んでいる表情。
「あいつもう寝てんだろ?閉めといてやる?っても、外からじゃ無理か」
「アベ君、親切だなあ」
チバはまだニヤニヤ笑っている。
アベの肩を掴んで屈ませるとチバが耳元で言った。
「ねえ、コウジ君に、悪戯しよう」
「?」
アベはチバの意図がよくわからなかったが
チバに導かれるままに、ウエノの部屋に入り、
今度はちゃんとドアと鍵を閉めた。
アベはチバの言葉を頭で反芻する。
悪戯…?ウエノに?
ウエノの部屋の中は自分の部屋と変わらない。
簡単な設備とあとはベッドがあるだけの部屋。
ウエノは寝息をたてている。毛布をかぶってはいるが、多分、服は着ていない。
酔うと脱ぐ癖があるのはメンバーその他、みんなが知っている。
シャワーの前あたりに脱ぎ捨てた洋服が散乱しているところを見ると、
とりあえずシャワーを浴びて、そのまま寝たというところだろう。
チバはウエノの寝ているベッドの横に跪く。
一度アベを振り返り、ニヤリと笑うと、ウエノの耳元で思い切り叫んだ。
「コウジ君!!!」
「!!!!!!!」
ウエノが跳ね起きた。ほとんど、『飛び上がった』に近い。
「……………な、なん…!!!!」
目を見開いて驚きが言葉にならないウエノ。
チバは床に転げてゲラゲラ笑っている。
こんなに動揺するウエノもなかなか見れないなと思い
アベもつられて笑う。
「なんだよ!ったく!!」
ようやく状況が飲み込めたウエノは、
笑う二人を怒鳴りつけ、ああびっくりしたと言ってため息をついた。
「…心臓すげーバクバクいってるよチクショー…」
「すっげー驚いてやんのw」
「驚くだろ!」
「飛んだぜ?w」
「うるせえな…なんだよどうやって入ってきたの?」
照れ隠しみたいにウエノが言う。チバはまだゲラゲラ笑っているのでアベが答える。
「鍵、ちゃんと閉まってなかったから」
「え、マジで?」
チバはベッドに上り、半身起き上がったウエノに向かい合うように座る。
「そうだよ。だからコウジ君に悪戯しに来たんだ」
「あんた達ねえ…」
ウエノは心底呆れたと言わんばかりにため息をついて、チバとアベを交互に見る。
「まったくもう…」
大声で脅かされたのが、チバの言う『悪戯』だとばかり思っていた。
チバが毛布の中に手を入れるまでは。
「アベ君、ちゃんと押さえててね」
チバの声に促されてアベは初めてチバの意図を理解した。
ウエノを後ろから、腕ごと抱くようにして押さえる。
チバがシーツの中でウエノのモノを掴む。
「ちょ…な…!チバ!!」
ウエノは驚いて逃げようとするが、アベに押さえられている上に、
チバはウエノを握った手を離さない。
チバはまだ起きていないウエノのソレを両手で撫で回しながら、
ウエノの方を見上げていやらしく微笑んだ。
「だから、コウジ君に悪戯しに来たんだってば」
驚愕するウエノの視線が、欲情したチバの視線と交差して
ウエノは「悪戯」の意味をようやく理解した。
以下明日。
キタ‥‥
二人がかりでメチャクチャにされたらとても可愛いと思うよ(ハァハァ>エラ
自分以外にもエラお菓子隊がいて嬉しい。
またキタ!キタキタ!
>>85 に同意!
>>86 にも同意!
同士人数少ないほうが、いざ集まった時は濃度濃く
楽しめるのかも知れないと悟った
ここ数日のエラ・フィーバー…ハァハァ
やっぱりエラはこうじゃないといかんね
ここ、ひっそりしてて(・∀・)イイ!
居心地サイコー!
時々アー写がものすごくあどけない可愛い顔で写っているエラさんのお菓子スレはここですか?
とてもいじめてあげたくなります。肌が敏感そうなので可愛くなりそうでハァハァ
266 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。
アベの物を頬張るウエノをバックからキュウが突く
チバはウエノをフェラ
「ウエノ、噛むなよ。もっと舌使え」
口とアナルにピストンされて、イキかけるウエノ
「コウジくん、自分で腰振ってみせてよ」
アナルに入れたまま動きを止めてるキュウ
ねじ込むようにウエノの物で口を犯されて、むせて涙をにじませるチバ
涎を垂らして喉の奥まで受け入れながら、完全に勃起
283 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。
>>266 ウエノ大変だな…
284 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。
スキモノだから、嬉しいんじゃないの?
ここでやる以上生暖かく見守る
頑張ってくれコアファンの皆さん
自分のレスがコピペされてて驚いた
>>91の283のエラオタです。
どこのスレ?
小説の続きマダー
「ウエノ・・・・」
アベはウエノを後ろから抱きしめたまま耳元で呼びかけた。
ウエノはアベの両腕に掴まるようにして荒い息をしている。
「や・・アベ君・・・あ・・離して・・・」
チバがウエノのモノを遊ぶみたいに舐めまわしている。
チバの拙い愛撫は予測がつかない分、かえってウエノを翻弄した。
「はっ・・ああ・・・チバ・・・やめろってば・・・」
荒い息の中で切れ切れにウエノが抵抗を呟く。
「どうして?気持ちよくない?」
チバが裏筋に舌を這わせ、チバの唾液とウエノの先走りとで
べたべたになった手でウエノの内腿を撫でる。
ウエノがたまらず仰け反ると、アベに唇をふさがれた。
「んん・・・」
アベは抱いていた腕を解いたかと思うと、
ベッドにウエノを押さえつけ、存分に口内を貪った。
チバの刺激でウエノが反応するのを舌で感じる。
こんなに余裕のないウエノを見るのは初めてだ。
「すげえやらしい眺め」
口づけながら、チバがウエノのモノを咥えているのが見える。
アベの腕の下で自由のきかないウエノは、快感と屈辱で目が潤んでいる。
「お前のこんな姿、見れると思わなかったな」
アベがウエノの聞こえるほうの耳元で囁くと、
わずかにかかる息にさえもウエノが反応するのがわかる。
「すげえいいかも・・・」
アベは自分でも興奮を自覚した。
チバの攻めにあわせるようにして、アベはウエノの胸の突起に舌を絡めた。
「あっ!ああっ!!」
ウエノがたまらず声を上げる。
チバとアベがそれぞれにウエノの敏感な箇所に愛撫を加えてゆく。
体感したことのない過剰な刺激に、ウエノは言葉を発することはおろか、
まともな思考さえもままならない。
チバの刺激をやり過ごしてもアベが別の快感を与える。
アベの快感を増幅させるようにチバが愛撫する。
ウエノは自分の体のどこに、誰が、何をしているのかわからなくなって
ただ次々と襲いかかってくる快感の波にただ翻弄される。
「あっつ・・・は・・・」
二人分の愛撫を受け止めるウエノはもう息を継ぐのに精一杯だった。
チバが不意に顔をあげ、喘ぐウエノを見つめる。
下肢は、チバの唾液とウエノ自身の先走りで濡れ、
首筋や腕、それから胸に、アベのつけた跡が赤く残っている。
白い肌は上気してピンク色に染まり、
汗ばんだ頬に柔らかい茶色の髪の毛がはりついている。
それを、チバに見せるみたいにアベが長い指でかきあげ、耳元に噛み付いた。
ウエノがのどを反らせて喘ぐ。
眺めていたチバは思わず恍惚の表情をうかべた。
「ねえ、コウジ君、すげえエロい」
快感に我を忘れかけていたウエノが不意に正気を取り戻した動きでチバを蹴飛ばした。
「痛ってえw」
与えられ続けた快感のせいで、力の入らないウエノの足を、チバは軽く受け止めた。
「今度はコウジ君舐めて」
「・・・え」
チバはウエノの髪を掴んで強引に引き寄せる。
「痛っつ!」
チバのモノを目の前に突きつけられ、ウエノが顔をそらす。
「っあ・・!」
不意に、下肢に冷たいものがかけられた。
ウエノが驚いて振り返るとアベがどこから取り出したのか
ローションのようなものをウエノの後ろへ垂らしていた。
ウエノの視線に気がつくと、アベはいやらしい笑みを寄越した。
チバはウエノの注意が逸れた瞬間を逃さず、
もう一度髪を掴んで引き寄せると、無理やりウエノの口へ自身を突っ込んだ。
「噛まないでね」
チバが言うのとほぼ同時にアベがウエノの後ろへ指を差し入れた。
思わず腰を引いたウエノはチバのモノを深くくわえ込んでしまう。
「っあ・・スゲ・・」
滑らかな舌の感触にチバが深く息を吐く。
腰を捕まえたアベが、指を抜き差しするたびに、
ウエノが苦しげにチバのモノを吐き出そうとするのだが
チバはウエノの頭を抑えてそれを許さない。
「アベ君、なにそれ…」
「そこにあったよ?こいつのだろ」
アベはわざと音を立てて指を抜き差しする。
その動きにウエノの舌が反応する。。
「ああ・・コウジ君・・・すげえ気持ちいい・・」
チバが腰を使い、ウエノの口の中を容赦なく犯してゆく。
明日でおわります。
103 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/22(土) 01:46:08 0
やーいやーい
ばーかばーか
おばさんむきになってんのー
104 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/22(土) 01:57:57 0
吐きそう
105 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/22(土) 02:06:30 0
なにこれ。マジで吐くぞ。
じゃあそれを飲む
107 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/22(土) 02:18:22 0
年末にお台場に行くとこんな小説がいっぱい書いてある本を売ってる
暇な人は行ってみればいいよ
チバがまわされたりウエノが犯されたりしてるからw
108 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/22(土) 02:19:06 0
住人かぶりまくりなんだね。
すいません。誤爆。
ヽ(#`皿´)ノ
討中 メェル:sage 投稿日:2005/10/21(金) 18:57:35
λ,,,,,,λ
ミ*`_ゝ´彡
(つ∩つ目 サッ
と__)__)
λ,,,,,,λ
ミ*`_ゝ´彡
(つ∩つ目 サッ
と__)__)
λ,,,,,,λ
ミ*`_ゝ´彡
(つ目と
と__)__) 目目目目目目目
┃_ゝ´彡<もう誰もいないのかな…
┃_ゝ´彡<…
見てるよ。
見てるからな。
┃彡サッ
λ,,,,,,λ
ミ*`_ゝ´彡
(つ∩つ目 サッ
と__)__)
┃_ゝ´彡<…
ぴんく難民まで落ち延びたのでもうほっといてください・・・・・・・
他で暴れたりしないよう気をつけますから・・・・・・・・・orz
┃_ゝ´彡 <またひとりか…
┃_ゝ´彡 <人がいた!
┃_ゝ´彡<…
┃_ゝ´彡<…
┃_ゝ´彡<…
[=*.・з・]/つ ←(おみ足)
(つ //
┃_ゝ´彡 <またひとりか…
┃_ゝ´彡 <誰かいますか?
やっぱりネットじゃ無理な世界なんだな
┃_ゝ´彡 <人がいた!
┃_ゝ´彡<…
┃_ゝ´彡 <見守るって言ったのに
┃_ゝ´彡<…
┃_ゝ´彡 <またひとりか…
137 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/22(土) 03:28:15 0
あんたdスレ潰した人でしょ?
┃_ゝ´彡 <dスレってなんだろう…
┃_ゝ´彡<…
┃_ゝ´彡<…
┃_ゝ´彡<…
┃_ゝ´彡<…
┃_ゝ´彡<…
┃_ゝ´彡<…
λ,,,,,,λ
ミ*`_ゝ´彡
(つ目と
と__)__)
λ,,,,,,λ
ミ*`_ゝ´彡
(つ目と
と__)__)
λ,,,,,,λ
ミ*`_ゝ´彡
(つ目と
と__)__)
λ,,,,,,λ
ミ*`_ゝ´彡
(つ目と
と__)__)
λ,,,,,,λ
ミ*`_ゝ´彡
(つ目と
と__)__)
┃_ゝ´彡<やっぱりもう誰もいないのかな…
┃_ゝ´彡<…
┃_ゝ´彡<どこに行けば人がいますか?
┃_ゝ´彡<…
┃_ゝ´彡<…
┃_ゝ´彡<…
姐さん、続き乙。
楽しみにしております。
出来れば最後まで落としていってください。
出来れば、でいいですホントに...orz
友介は自分の巣から出てくるな
158 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/22(土) 13:33:42 0
同人誌でやってろよこういうの
キュウが見ちゃったらどうすんだよ
┃_ゝ´彡<…
キュウは出てないから関係ない
キュウスレはないの?
チバスレだけない
噂スレにあるじゃん
難民のチバスレ、放置プレイ?
難民板にキュウスレないぞ!
ヒント:検索ワード
キュウかわいいよキュウ
ホモになんかなるなよ
qq
今晩はいらっしゃらないのかお姉さま
気長に待つ
エラに色気を感じるようになったのはほんの最近。
昔からスタイルはいいけど、特に色っぽいとは思わなかった。
なのにこの前ライブ見た時凄い色気を感じてしまった。
少数派のお菓子隊だけど、みんなきっかけとかある?
[=.・з・]y-~~ <どうよ
ベースに躰を持ってかれるような弾き方してない?そこがいいんだ。
きっかけは、初めて本人を生で見た時。
写真じゃ全然伝わらないんだと思った。
(/皿\*)
184 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/23(日) 16:06:38 0
今の主流ってウエアベなの?ウエチバなの?
アベチバって滅んだのか
あるなら読ませろ
友介スレで召還すりゃいいじゃん。
友介スレ立てようか?
もう立ってる。過疎ってる。
>186
dが嫌だから書き込みたくない
立て直してくれたら考えても良い
それはそれで怒られそうか。
えっと、立て直そうか?
関連スレ増やし杉w
dスルーして使った方がいいと思うよ?
ってここで話し合うのもどうかと思うけどw
スゲーな
普段sageろだの1000まで使い切れだのウルセーこと言っといて
自分らの都合で愚にもつかない新スレ立てんのか
なんなんですか?
dに文句言えよ
鰓に関係ないならよそでやってほしいんですけど…
どうしても友介スレには行かないんだな?w
むしろあのスレをdから救ってやった方がいいんじゃないのか?
ひとつ提案、電波=チバだと思え!
中部地方の住人なら苗字で解りますが。
今更何ですか?
>>200 思えない事も無いよとキュウヲタおじちゃんが
無責任な発言をしてみるテスト
λ,,,,,,λ
ミ `_ゝ´彡
(つ目と
と__)__)
俺のお家がなくなったので、
ここでお世話になります。
λ,,,,,,λ ∧_∧
…> ミ*`_ゝ´彡 [.・ε・=;] <…
(つ目と う目⊂)
と__)__) (__(__う
λ,,,,,,λ ∧_∧
…> ミ*`_ゝ´彡 [.・ε・=;] <…
(つ∧つ目サ! う目⊂)
と__)__) (__(__う
λ,,,,,,λ ∧_∧
煤@ミ*T_ゝT彡 [.・ε・=;] <お前、相変わらずガキみたいなピンク色だな…
(つ つ ゝ う目⊂)
と__)__) 目 (__(__う
チバが可哀想だから怖いけど書き込んでみる
こわかったよ
>>207 ∧_∧ l|| ズーン
ゴメンな、つい…> [=;.・з・] λ,,,,,,λ
/ ⌒つ゛ミ l||彡 <…そのピンク色のにヤられて泣かされて
/三 就職蹴った話し書かれたクセに…ッ
ああゆう部落民がいるから部落差別がなくならないんだよ。
眼鏡やめてコンタクトにする
髪型おしゃれにする
化粧で化ける
で見れる顔になるかも
アキバのメイドカフェにいそう
[=.・з・]y-~~ <チバもそろそろ帰ってね。
λ,,,,,,λ
煤@ミ*T_ゝT彡
(つ つ ゝ
と__)__) 目
この身体に何してくれても良いから置いてください!
>>213 土台は悪くない。
ヘアメイクで別人になれるタイプだな。
まあ本人の努力次第だがな。
[=.・з・]y-~~ < ここは俺が犯されるスレなんだよ。
気が向いたら出張してやる
ミ*`_ゝ[=;.・з・]
ぴと
スリスリスリスリ…ミ*`_ゝ[=;.・з・] <あっ…ちょっと…
┃ω・`;)
┃⊂ )
スリスリスリ…ミ*`_ゝ[=;.・з・]ω・`*)゛ スリスリスリ…
こっこれは、モテモテ…なのか?
>>220 では遠慮なく頂きます。>ミ*`_ゝ[=;.・з・]ω・`*)<ボクは前を頂くモキュ。
(#`皿´)ノプンプン<俺の分残しとけよチビども!!
[*=.・з・] 口が空いてるよ
お前のようなブサイクにはバックに二本咥えてもらう。
(´・ω・)( `皿´)
コウジくんウエノはブサイクじではありません
>>225 [*=.・з・] <じゃあ口がダメならアベくんは、足コキで。
積極的だな
>>229 アッ
λ,,,,,,λ∧_∧ アッ
゛ミ*`_ゝ[;=.・з・]/つ(((
ギシギシ ゛/ う(つ //ω・`*)゛ ペロペロ
でもこの状態で足コキは難しいかも…
(;`皿´) …ちっちゃいAAだと構図が複雑だナー
「はっノあっノコウジ君もっとノ」
チバが動くたびにウエノが苦しげに眉をひそめる。
ぐちゅぐちゅと音を立ててくわえさせられたチバのモノが出入りする。
その間からウエノが必死で息を継ぐ。
タイミングを見計らうようにアベが後ろを刺激する。
「んっ…ん…」
アベはチバとウエノの姿態を前に、
自分のモノがすっかり立ち上がっているのを感じる。
チバとウエノ、どちらとの行為も初めてなわけではない。
だが2人同時にはさすがに初めてだし
特にウエノの場合、やる側に回ったことは一度もなかった。
その姿だけでも、興奮を抑えきれない程だというのに
欲情を隠そうともしないチバの姿がアベをさらに煽る。
チバが切なげな声を漏らす。
「ああっコウジ君…イっ…きそ…」
ウエノは頼むから抜いてくれと言わんばかりに
頭を抑えるチバの手をどけようともがく。
しかし力を緩めないチバは、
恍惚の表情でウエノの口内へ容赦なく自身を放った。
チバは満足したのかようやく押さえつけていた手を離す。
しかし、すでに喉に入り込んだチバの白濁した液で
ウエノは激しく咳き込んだ。
飲み込めるはずもない液がウエノの口元から溢れ、
あごから喉を伝う。
「…っにす…んだこの…や…ああっ!!」
ウエノがやっとの思いで抗議の声をあげたとき、
アベが、後ろから一気に自身を挿入した。
チバに口を犯されている間中、
ずっと指で慣らされていたとはいえ、
指とは質量が圧倒的に違う。
比較にならない圧迫感にウエノがたまらず声をあげる。
「うあっ!あっ…!あノアベく…」
今まで愛撫する側に徹していたアベが
自身の欲望をぶつけに動く。
「我慢できねえし…」
後ろから激しく突き動かされ、
起き上がりかけたウエノはまたベッドに両手を付いた。
それでも体を支えられなくて、
ほとんど上半身を伏せるみたいにベッドに押し付けられる。
腰だけを高々とあげさせられ、アベを受け止める。
「あ…ア…ベく…っや…やめ…」
ウエノの前に座り込んでいたチバがウエノの顔を覗き込む。
手を伸ばし、口元を伝うものを指で拭った。
「止めれないって。コウジ君、すっげえやらしいんだもん…」
ウエノはチバを睨みつけたいと思うが、
アベに激しく突き上げられそれさえ叶わない。
「っく…う……あっ…あ…っ」
チバは、アベに犯されるウエノをじっと見つめている。
アベとウエノは並べると様になるとチバは思う。
なんとも言えない、危なげな印象がいい。
ましてや今は…
チバが目を細める。目の前にはアベとウエノの狂態。
「ねえ、アベ君の、いい…?」
チバが愛しげにウエノの頬を撫でる。
「うっ…あ…はっ…や…あ」
ウエノはアベにされるがままに声を上げる。
見ているだけでは飽き足らなくなったチバは
横からウエノのモノに手を伸ばした。
「ああっ!」
気づいたアベが一瞬、動きを止め、チバを見る。
チバがアベを見上げると、何かを了解したのか、
アベは二の腕あたりを掴み、ウエノの上半身を引き起こした。
「っ!!」
アベのモノがさらに奥深く入り込む感覚に
ウエノがびくりと反応する。
アベが引き上げたスペースに入り込み、
チバはウエノのモノを口に含んだ。
「やあっ…!!」
再びアベがゆっくりと腰を動かし始める。
「うあ…そん…なっ…あっ…」
前後からの強烈な刺激でウエノは意識が飛びそうになる。
嫌でも二人に同時に犯されていることを自覚させられる。
それに対する羞恥と、認めたくはないが興奮と快感。
すべてが過剰でどうすることもできない。
濡れた卑猥な音がするが、
もうどちらの立てる音なのかもわからない。
「…あっ…も……」
体験したことのないの快感に翻弄されるままに
ウエノはチバの口の中で絶頂に達した。
「…っ!!!」
チバがウエノから離れると同時にウエノが前へ倒れ込む。
それでもアベが腰を抱えたまま、激しくウエノを揺さぶった。
「ひっ…あ…」
「あ…ウエノっ…!」
ほどなくアベがウエノの中に全てを放ち、
今度こそウエノはガックリとベッドに崩れ落ちた。
「ねえ…ヤバいって…、す、すげえよかったんだけど俺…」
チバは興奮気味にアベに伝えている。
達したばかりのアベは、呼吸を整えながらニヤリと笑い返す。
「俺も」
ウエノはぐったりと横になったまま動かない。
体が重い。動きたくない。
「大丈夫か?」
アベの声がする。
それから、頬のあたりをなでられる感触。
ウエノは自分達でやっておいて何を今更と言い返したいのだが
今は声を発するのさえ億劫だった。
疲れた。眠い。ひどく眠い。
ウエノは、眠りに落ちる寸前に、信じられない声を聞いた。
「コウジ君、またしようね…」
次に目が覚めたとき、
忘れずに「冗談じゃねえ」と言い返さなければいけない。
それだけじゃない。言ってやらなきゃならないことが山ほどある。
『覚えてろよ…』
チバとアベ、それから自分に心の中で言い聞かせて、
ウエノは意識を手放した。
| _ゝ´彡 < おわり。
| 彡 サッ
ありがとさまです。
…リアルタイムで見れたっす。
ネ申キター*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!!
ハアハアしました。ありがとう
やっと続きキター!
姐さん乙です。ホントありがとう!
一生懸命流れをエロへ修正した甲斐があったってもんだ…
>>233「チバとウエノ、どちらとの行為も初めてなわけではない。」
こらフトシ!
キュウとはどうなんだろう
キュウは天使だから愛でるにとどまる
チバスレニ神来たヨカン
わざわざこっちに書かなくていいよそんな事
ここにも来たじゃん
キュウ?!
キュウとウエラでできるかな?
>>251 キュウが「コウジ君、抱かせて。今日だけ、今だけ俺の言うこときいて。」
と泣き落としか?
うん。それもいい(*´Д`)ハァハァ
((((
( ´・ω・) コウジくん・・・
c(,_U_U
>>256 フ菓子スレに職人がうようよいるが依頼でもする?
麩歌詞スレ、アベとウエノを逆にして保存して、
ウエノの足にローション塗る妄想でハァハァしてるのは私ですよ('A`)
>>261 同意。
おみ足にローション塗ってさしあげたい…ハァハァ
あ、別にヴァージン・オイルでもw(略
やっぱりカワハギ人間なのかな?
フトシが薄暗い路地を通ると水槽が・・・
その中に一匹のカワハギ
「名前はコウジです 拾ってください。」
>>263 フトシ、割烹料理屋に持ち込み刺身にしてもらう。
おいしかった。
〜終〜
喰う、の
意味が違う!ヽ(`Д´)ノ
コウジは一週間で肺呼吸を覚えた…
>>267 俺の麩菓子スレでの涙が飛び散った件wwww
>>267 口をぱくぱくさせるのも違う意味になるコウジ・・・元が魚類だから・・・・
麩菓子スレ見て感動の涙を流し、
ここで爆笑のあまり涙を流した俺。
一日に二度も泣けるとは思ってもみんかった…
ありがとうみんな
これで休日出勤の辛い今日明日も乗り切れる。
人面魚コウジにマイク越しに話し掛けてエサをやって
教育のためにデコピンやコチョコチョをして
エンディングで海に帰っていくのか
>>275 そして海の魔女に声を売って完全な人間の体を手に入れて戻って来る訳ですよ
しかし当然アベは気付いてくれない
それでも健気に身の回りの世話をしたりしながら、段々と近付いて行く二人の距離
かわいそうな人魚鰓………・゜・(ノД`)・゜・
ついに人魚鰓まで発展したのかw
クオリティタカスwwwwwww
人魚鰓っておまえらwwwwwwww
>>267 ばかやろう 紅茶噴き出したぞマジでwwwwwwwwwwww
人魚鰓で真剣に純愛を書きたいがプのクオリティにはかなわないwww
>>267 ちょwwwwwおまwwwwwwwwwwww
>>282 逆発想。プが書けば(゚∀゚)イイ!ww
麩菓子が猫人間なら、こっちは魚人間(うおにんげん)で
半魚人
こんなにおちょくられるウエノが可愛くてたまらない俺は変態だよな
>>275-276 インスパイアされてみた。
アベは、不意に誰かに呼ばれたような気がして立ち止まった。
濁流の如く途切れない雑踏の中心、ただでさえ長身なアベを、いくらか迷惑そうな表情で他人が避けて行く。
人よりいくらか高い視点で周囲を見渡す。と、斜め後ろからこちらを見ている男がいた。見知らぬ男だ。
アベと目が合っても男は怯みもしない。…どころか、にっこりと微笑まれてしまった。
酷く、嬉しそうに。どこか哀しそうに。
…人違いだろうか……?
親しみの篭った笑顔に、必死で記憶の糸を手繰り寄せては見るものの全く思い当たらない。
人の流れからは頭一つ分突出している、多分アベと同じ程度には高い身長。
歳は同じくらいだろうか、少なくともアベより上と言う事は無さそうだ。
着衣の上からでもわかる恐ろしくバランスの取れたシルエットが派手に目を惹いた。
こんな相手、一度でも会えば忘れないだろう。矢張り人違いだ。
人違いだよ、そんな意思を込めて軽く目礼する。そして身を翻し立ち去った。
ハズなのだが。
そっと後ろを確認する。居る。…何故か男はアベの後ろを付いて来ていた。
別に隠れている訳でも無し、振り向けばニコニコと笑っているだけで、はじめは勘違いだと思ったが。
アベが足速になってもわざと遅く歩いてみても、一定の距離を保っている。
コレを後をつけていると言わずしてなんと言うのか。
今日ほど免許を持っていない事を後悔した日は無い。
アベは困り果てた。何しろアベのマンションはもうすぐそこなのだ。
苛々と髪を掻き毟る。意を決して向き直り、アベは大股で男に近付いていった。
男は少し驚いたようななぜか嬉しそうな表情でアベの事を見つめている。
「あの、ついて来ないでもらえますか」
開口一番、そう言った。
コレで勘違いだったら最高に恥ずかしいな、そう思った。が…
「・・・・・・」
男が口を開閉する。声は無い。…どうやらこの相手は声がでないようだ。
口を開いて、しかし何を言う事も出来ず困惑しきった表情でアベを見つめるが、…アベだって困っている。
「俺になんか用?」
訊いても、曖昧な表情で首を振る。
じゃあ何でついて来てんだよ、言いかけたが余りにも困り果てた表情をしているので、飲み込んだ。
「何でついて来たの?俺に用事があるんじゃなかったの?」
アベの服の端をゆるく掴んで、何かを訴えるような表情になる。が、わかるはずも無かった。
アベが大きく溜息を吐くと、男はその身を縮めるようにして俯いた。
…俺いじめてるみたいじゃね?ちょっと……
見る人が見たら誤解を生むかもしれない。沈黙が重い。
「あのね、」
アベの声に反応して顔を上げる。見つめる視線を感じながら、道の向こうを指し示してやる。
「あっちに真っ直ぐ行くと駅。二つ目の信号を左に曲がれば交番。こっちに来てもマンションと団地ばっかり。」
だから、と。
「俺に用事が無いんなら、…ついて来ないでね、俺もう家に帰るから」
噛んで含めるように言い聞かせた。面倒な事になるのはごめんだった。
所在無さ気に立ち尽くす男から逃げるようにして自宅へ戻った。
キタコレ
訳のわからない事態に見舞われていやに疲れていた。まだ午後に入ったばかりだというのに。
その上、帰宅した今も男の困った表情が脳内にちらついてどうしようもない。
「……面倒臭えよ」
振り払うように頭を振る。
「俺がいたって、どうにもしてやれないって…」
滅多にしない料理などして気を紛らわせる。こんな時に限ってかなりの上出来。集中が功を奏したのか。
ついでに部屋の掃除をして洗濯をしてCDからオリジナル編集でベストテープ作ったりなんかして。
そうこうする内に気付けばとっぷりと日が暮れていた。…充実した午後だった。多分。
晩飯食ってあとはもう風呂入って寝てしまえ、頭がそう命令している。のに。
何故か外にいる。
何故か男と別れた場所まで戻ってきている。
何故か。
何故か男はまだそこに居た。
「………何でいるんだよ…ッ」
アベが逃げ帰った時と、寸分違わぬ位置で立ち尽くしていた。
がっくりと項垂れるアベ。男が覗き込んで来る気配がする。
「あーーーー、の、さ」
アベを見つめる男に対し、実に歯切れ悪く言い出す。
「もうこんな時間だし。終電終ってるし。」
何を言い出しているのか。
自分でも信じられない気分で、自身の声を聞いていた。
「だからさ……ウチ来る?」
こんな身元も何もわからない相手を招くなんて正気の沙汰ではない。わかってはいたが、それでも。
街灯の下で立ち尽くしていた不安そうな表情が、アベを見つけて嬉しそうに笑った。
世界で一番幸せな表情です、と言われても納得できそうなほど、見ているアベが照れてしまうほど、嬉しそうに。
だから、まあ、いいか、…そう思った。
______
挫折した。今は反省している。
なんかキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!
>>291 ちょwwおまwwww挫折すんなwwwww
元がシーマンな訳だから知能は普通の人間レベルなのだろうか>半魚人
>>291 続き…続きは…ないのかっ!?
なんかこれだけでも儚げなエラが堪らん。
アベヲタも楽しいが、鰓ヲタはもっと好きw
スレの流れが面白過ぎよwwwww
ちょwwwwww上手いよ?キタコレ
フ菓子スレキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
人魚姫って最後はテラカナシスな終り方だったような。
人魚鰓は幸せになれるのかな。
王子(フトシ)にフラれて泡になって消えるエラ・・・(´・ω・)カワイソス
ウエノは易々と泡になるような奴ではない!
カワハギオープン2005見てにやけてたらなんかきてるし
[=.・з・]y~~<ソープ?悪くないね
アベによってソープに落とされるウエノ…
ハッピーエンドの方が良い?
難しい質問ですね
自宅に招く道すがらわかった事。
男は喋れないだけではなく、筆談から身振りや手振りと、一切の意思を伝える手段を持っていなかった。
精々首を傾げたり頷いたりする程度。それでどうやって今日まで生きてきたのか。
そう思ったがしかし、よくよく観察すればわかる。
時折口を開いては今にも喋りだしそうな表情をし、そして見逃しそうな一瞬のしかめっ面で口を閉ざす。
まるで、そう、声は出ないのだと口を開いてようやく思い出すような、そんな様子。
もしかすると声を失ったのはごく最近の事なのかもしれない。
それにしても、では何故それ以外の意思疎通手段を持たないのだろう?
アベの胡乱気な視線に晒されても男は上機嫌だ。
邪気の無い笑顔を返されて、かえってアベの方が居心地が悪くなる。
今日は本当に疲れた。一日で何日分もの疲労を稼いだかのような気分だ。
深々と溜息を吐けば心配そのものといった表情が覗き込んで来る。
誤魔化すように、部屋中引っ繰り返して探し当てた毛布を押し付けた。
「コレと、そこのソファ使って寝てくれ。」
アベとそう違わない長身では、多分はみ出てしまうかもしれないが仕方が無い。
まさか床で寝かせるわけにも行かない。仮にも客人を…コレは客人だろうか。果たして。
考え込む横顔がじりじりと熱い。男が見つめてきている。
「イイから。気にしなくても…」
最終的に招いたのはアベ自身だ。
と言うか。そもそも彼はアベに何も頼んでも居ないのだ。アベの家に来たいとも、なんとも。
…何故か後をつけてはいたが。
いずれにせよ、見るからに怪しかろうとも仮に今後面倒事に巻き込まれようとも。
それは勝手につれてきたアベの責任だろう。少なくとも目の前の男のせいには出来ない。
「…おやすみ。」
意識して笑顔を向ければ、幸せそうな笑顔が頷いた。
アベには、何がそんなに嬉しいんだかわかるはずも無かったが、まかり間違っても、
…こいつのせいには出来んわなぁ……
改めて思った。
翌朝、アベが起き出すより早くに男は既に目覚めていたらしい。
と言うのは、目覚めたアベが寝室の扉を開けるとすぐそこに立っていたからだ。
朝から心底ビビらされた事は末代までの秘密だ。
にもかかわらず居間に行って更に驚いた。朝食の準備がされていたのだ。
「え?何、作ってくれたの?」
こっくりと頷く。当たり前だ他に該当者など居ない。
アベでないならその彼以外誰が作ると言うのか。それでも確認せずにはいられなかった。
一人分のトーストにサラダにコーヒー。
ギターを弾くアベの家に包丁は置いていないのだが、それでも工夫して普段料理をしているアベだが
彼もその点は苦労したのではないだろうか。
「ありがとな…ってお前の分は?」
緩々と首を振る。先に食べたのだろうか。
特に気にしないで食べ終わったアベの食器を、手早く片付けにかかる。
「いやいいよ、洗い物くらい俺するよ。」
慌てて止めかけたが、頑として譲らない。
昨日出会ってから通して初めて、その意思らしい意思をはっきりと示された。
…どうしても洗いたい、らしい。
コレがいわゆる一宿一飯の礼と言う奴か…?
アベは半ば呆然としながら、朝の光に照らされて綺麗なシルエットを描く背中を見つめた。
料理だけではなかった。男は掃除も洗濯も一通りの家事を進んでやりたがった。
アベが前日、半日を費やして終らせてしまっていたので、実際には余りする事は無かったのだが。
それにしてもコレでは一泊分の礼と言うには釣りが来過ぎる。と、言うか。
ともかく落ち着かせて、まずはソファに向き合って座った。
じっと真正面から見つめて来る。
この短時間だが、なんとなく彼の言いたい事がアベには読み取れる気がしてきていた。
多分今は、何か他にする事が無いかとそう言いたいのだろう。
残念ながら男の一人暮らしでそうそう家事仕事があるはずも無く。
「あのさ、ちょっと変な事とかも言うかもしれんけど、もしムカついたらそう言ってくれ。」
不思議そうな表情が先を促す、ので続けた。
「まず、えーそうだな。どっから来たの?」
男はちょっと首を傾げてからちらりと窓の方へ顔を向けた。…方角だけ示されても。
この相手に無謀な質問だろうか…早くも諦念が浮かびつつある。
「家族は?心配してない?」
首を振る。この否定がかかるのは前半だろうか後半だろうか。
「声、出ないよな?いつ頃、なんで出なくなったか、とかわかる?病院とかは?」
微妙な表情が中途半端に首を捻っている。
矢張り答え難い事だっただろうか、しかし確認しておこうと思ったのだ。
つまり…
「俺はさ、別にいいんだけど、なんか別にそんな困ることもないし…」
アベが何を言い出そうとしているのか。
見極めようとしてか、いっそう熱意の篭った視線が突き刺さる。
一晩と半日。
本当に短い間だ。
しかも相手は何一つ喋ら(れ)ず、身元一つさえわからない。けれど。
一般常識はあるみたいだし。
悪意も持っていなさそうだし。
どうやらアベにとって危険は無さそうだし。
……飯うまかったし。困ってるみたいだし。
それに、何よりも。
アベが昨日、交番の位置を告げても行かなかった。きっと何か事情があるのだろう。
そこでどうしてアベを選んだのかはわからないが。
色々とまだ迷ってはいたが、誤魔化すように視線を巡らせながら、告げた。
「その、もし行くところ無いんだったらしばらくウチにいる?」
つまり、そうしてもいいかな、と。この本当に短い間に既にそう思ってしまっていた訳だ。
どうだろうか?そっと様子を窺ってみる。
果たして。彼は目を輝かせて何度も何度も頷いていた。
手を伸ばしてアベの肩や腕に触れ、何度も何度も。
「ウチだとソファで寝ることになるけど…」
余りの喜ばれようにアベはなんとなく罪悪感さえ覚えた。
裕福な訳ではない。決して居心地の良い宿を提供する事は出来ないだろうに。
しかし彼は気にする事も無いようで、無言ながらもその全身から嬉しいと言う感情が伝わって来た。
何よりも、アベの一挙手一投足にここまで喜んで反応する相手だ。
…それを邪険になど出来るわけも無かった。
アベが起きるよりも早くに起き出して、アベが寝付くのを待ってから眠る。
朝、昼、夜と、気付けばいつの間にか食事の用意がされている。
風呂に湯を張ろうとすればもう丁度張り終わっている。
掃除しようにもそもそも散らかす端から片付ける人間がいるのではまず散らからない。
男と過ごして一週間。
アベはその至れり尽くせりな待遇に参ってしまった。
悪い訳ではない。むしろ大変居心地が良い。
が、相変わらず寝床はソファ、精々雨風が凌げる程度の利点しかないだろうに何故そこまでしてくれるのか。
適度に止めようとしたが彼はその点に関してだけは頑なで、決して譲ろうとはしなかった。
正直言ってアベには、そうまでされる程の事をした覚えはないのだから、まったく良心が痛んで仕方が無い。
「じゃあ今日はちょっと遅くなると思うし。鍵かけて先寝てていいよ。マジで。」
バンドのミーティングに参加してバイトに行って…頭の中で予定を反復しながらブーツを履く。
ニコニコと微笑む男に見送られた。
が、内心、多分先に寝たりしねえだろうなあと思っていた。恐らく当たっている。自信が有った。
「なんでそうまでするのかねぇ…」
独り言ちる。
実は矢張りどこか出会っていたのだろうかと思った。
思い出せなかったので本人にも聞いてみた。しかし否定された。それではいよいよ心当たりも無く。
本格的に悩み始めたアベを見て、哀しそうな表情になった彼の事を思い出す。
出て行けとでも言われると思ったのだろう。勿論否定しておいた。
言葉無しでも意思の疎通は問題なく行なわれるようになった。
慣れもあるが、何より感情が素直に表に表れるのだ。時に見ているアベが照れてしまうくらい明け透けに。
それを信頼の現われと受け取ってみてもいい。
が、そうすると何故そうまでアベの事を信じられるのか、と、そこに戻って来てしまう。
決して居心地が悪いわけではないのだ。
むしろ、そう、人見知りが激しいと自覚のあるアベにとって驚くほどに、この一週間居心地がよかった。
上京して以来無縁だった、帰宅してそこに温かな人の気配があると言う事のありがたさを思い出した。
互いに無言で居ても気まずくない相手なんてそうそう得られるものではない。
それだけに彼が何故どうして、いつまでアベの世話をするのか、わからない事がもどかしかった。
…いつまで、居てくれるのか。…わからない事がもどかしかった。
長くかかると思っていたミーティングは短時間で終わった。
その後、バイトを半分惰性で片付けてもまだアベは呆然としていた。…解散を告げられたのだ。
バイト仲間を巻き込んで酒を飲んだ。
そう強い方でもないのに、いつまでも酔えないまま空のグラスの数だけが増え続ける。
順調だと思っていたのは自分だけだったのだろうか?余りにも突然だ。そう思った。
怒りは無い。悲しみも無い。ただただ途方に暮れていた。
うんざりしてしまうほどに見慣れたドアの前に立っている。
…実はどうやって帰って来たのか良く覚えていない。
多分歩いたのか、それとも誰かに送ってもらったのか、そもそも誰か居ただろうか?
普段の限界量をとっくに超えて、最後は一人で飲んでいたような気がする。
酔いは回っているはずだ。でないとおかしい。アレだけ飲んだのだから。
けれどいつものような心地良い感覚が全く無い。
ただ視界に写る風景だけが水中に沈んでいるかのように歪んでいる。頭は驚くほど冷静なままだった。
室内に入り、鍵をかけてチェーンを掛けた。背後で微かに床が鳴る。
振り向けば、この一週間ですっかり見慣れた顔。
「なんだよ…寝てていいって言ったじゃん……」
呟いた自分の声がぐわんと脳内に残響を落とした。
アベは俯いた。多分酷い顔をしている、酷く情けない顔を。
「さっさと寝ろよ……明日は朝起こさないでいいから。当分、…朝は遅くても……もう」
なるべく相手の表情を見ないようにして廊下ですれ違う。
さっさと寝室に引っ込もうと思ったのに肩を抱き止めるようにして阻まれた。心配そうなその視線。
苛々する。
うまく行かない事何もかも。
何もかも、どうして思い通りには行かない?
……苛々する。
アベの足元がふらついた。
酔いのせいだ。けれどそれだけじゃない。それは不安だ。
信じて歩いてきたその道が酷く脆いものだと言う事に、…気づいてない振りをしてきたのに。今日、それを。
目の前に突きつけられてしまった。もう認めざるを得ない。…嫌だと思った。
いっそう心配の色濃くなった表情が、俯きがちなアベを下から覗き込む。
顔を上げ、アベの頬に躊躇いがちに伸ばされていた腕を振り払った。
男が驚きに目を瞠ってアベを見返す。
コレでは八つ当たりだ……冷静な頭が警告を発する。
これ以上醜態を晒す前にと、一刻も早くその場から逃れようとしたが、再度止められた。
しっかりと肩を掴んで放さないその手。
何があったのか、…大丈夫か。そう表情が告げている。
「別に、何にもねーよ。大した事無いし、大体お前には関係無いし。」
酷い言葉を選んでいると自覚が有った。
…言ってしまったものはもう取り返しがつかない。
悲しそうに男の眉根が寄せられた。
傷付けてしまった?…それがどうした。
そうだ、関係無い。何があったって、俺がどうしたって、関係無い。
どうせお前だって、出て行くんだろう、いつかは?
感情的な内心がそこまで差し掛かって、途端に頭に血が上った。
「出てけよ。」
酷い、言葉を。
泣きそうに歪んだ表情が見えた。アベの肩を掴んでいた手が、力を失い落ちて行く。
下に落ちきる前に辛うじてアベの服の裾に引っ掛かって、そこを柔らかに握り締めた。
そのまま緩々と首を振る。
男が俯いたので、アベより僅かに位置の低い表情は見えなくなった。
「何、嫌とか言う権利あると思ってんの?ここ俺んちなんだけど?」
八つ当たりだ。完全に。
わかっているのに、ヤメロと頭の中では叫んでいるのに。
言葉も行動も、一切思考には従わなかった。
「出ていかないんなら……慰めろよ」
裾を掴むその腕を取った。暖かかった。
「お前の思った通り、俺今日凹んでんだよ。…バンド、解散するんだって。」
自ら口に出したせいで、それを事実として実感してしまい、どうしようもないほど感情が混乱した。
クッ…と乾いた喉の奥でわざとらしく笑って見せる。
男が息を飲んだのがわかった。
…この一週間、何度と無く、ギターを聞かせる機会は有った。バンドについても話していた。
アベがどれだけそれを大切に思っているのかと言う事も。
「出て行くの嫌なら、慰めろ……慰めて、くれよ。」
それは懇願。
他人には死んでも見せるはずの無い弱い自分を、この正体不明の男になら見せても許される気がした。
何故そんな風に思ってしまったのか。
一週間、この男に甘やかされ過ぎたのだろうか?
アルコールと感情に澱んだ目が見つめる先で、男の目が静かに、凪いだ水面よりも静かに伏せられた。
…許される、気がした。
肩を掴んで唇を重ねる。
手を、男のシャツの裾へと滑らせてそこから捲り上げる。滑らかな皮膚がさらさらと掌に気持ち良かった。
臆したように引っ込んでいる舌を絡めあわせ、強引に引き込む。
乳首を爪で引っ掻くように刺激すると全身、舌までその度にビクついた。
片手で壁に肩を押し付けると、もう片手ではシャツの裾を捲り上げたまま胸元へ顔を埋めた。
今度は舌で弄くってやる。
は、は、と熱を逃すように大きく喘ぐその呼吸音だけが廊下に響き渡る。
立ち上がった乳首を口に含みつつ歯で甘く噛んでやると、一瞬押さえた身体が痙攣した。
力を失った腕が縋るようにアベの頭部にしがみついて来る。
その腕を捕らえて、身を離しシャツを脱がせる。指と指を絡めるとそのまま押し倒した。
背中が直に触れて冷たかったのか、身震いする。
不安定に揺れる瞳が見上げている。
裸の胸に身をすり合わせるとしなやかなその首筋に吸い付いた。
角度を変えて、噛んで、舐めて、散々に愛撫する。
そうしておきながら、絡めていた指を離して持ち上げると数度、唇をなぞった。
何、と言いた気な視線。宙を彷徨っていたそれが今は頸元のアベを見ようと必死になっている。
「口、開けて」
素直に反応して開いたそこに指をまとめて突っ込んでやる。
「舐めて」
短く言い放った。すぐにまた吸い付いた首筋から、ゆったりと上って耳の中へ舌を差し入れる。
アベの動きに逐一反応してはビクつく舌が、おずおずとアベの指に絡んで来た。
指を包むぬるい温度が、時折噎せ返っては指を押し戻そうとする。
それを許さずにまた強引に奥まで押し入れる。
もう片方の手も解いて、男の顔のすぐ傍について見下ろせば、苦しそうに眉根を寄せた表情。
キツク閉じられた目蓋からは涙が滲んでいる。指を引き抜いた。
ようやく開放された口から、ひゅぅひゅぅと忙しない呼吸が聞こえている。
あわせて上下する薄い腹をそうっと撫でると掌の下で皮膚が粟立った。
更に手を下げてスラックスに手をかけると半ばまでずり下ろす。
緩やかに立ち上がりかけているそこには触れもしないで、唾液でべとべとに濡れた指を後ろにあてがう。
呼吸が一瞬詰まって、恐怖に固まる表情が見えた。
構わずに無理矢理、指を潜り込ませる。
碌な抵抗も見せなかった身体が、初めて大きく跳ねて震えて、暴れた。
相当に痛みを感じているのだろう。ぼろぼろと両目から涙が溢れ出す。嫌々と首を振る。
微かな罪悪感がアベの内心をしくりと刺した。敢えて無視して、指を増やした。
二本の指で内部をかき回す。
押し倒されて絡み合って解かれて、以来投げ出されていた男の両腕が、震えながらアベの肩に縋り付いた。
それでも、その腕は。
それでも、押し退ける事はしない。
気付いた事実に混乱していよいよ訳がわからなくなった。
まだほぐれてはいないそこから指を抜く。
息を鋭く吸い込んだ相手の、膝に引っ掛かっていたスラックスをけり落として脱がせる。
肌寒さにか身震いしながらアベを見つめている。
その視線が見つめる先で、膝立ちになってベルトを外して下着ごとずらして、アベのものを取り出す。
立ち上がってはいないそれをぞんざいに2、3回扱いてから、上体を屈めて目の前の腰に手を回した。
アベの腕が促すと、大人しく腰を浮かせる。
この先訪れる痛みと恐怖に、凍り付いた表情の癖に?
アベは自分が逆上している事に気付いていた。
…が、もう、それを止めようと言う気も失せていた。
強引に貫いた。
息を飲んで、身体は固まる。
「…くっ」
喰い千切られそうかと思うほどに締め付けられて、アベが声を漏らした。動く事もままならない。
無理矢理抱き込んで数度揺さぶれば、がちがちに強張った身体に冷や汗が浮かんだ。
声の出ないその喉は呼吸さえ忘れてただ戦慄いている。
「ち…から、抜けってぇ……」
アベの言葉も届かないのか、限界まで見開いた目の焦点は失われている。涙さえ枯れて。
爪先まで張り詰めて伸び、おこりのようにびく、びく、と跳ねる全身。
「……クソッ」
悪態を吐き捨ててから相手のものに手を添えて撫で擦る。
柔らかく触れ続けていると、は、とようやく息を吐き出したのがわかった。
数回、小さく噎せてから細くゆっくりと息を吐いて吸って、どうにか力を抜こうとしている。
アベが抱え込んだ身体は弛緩して行き、内部の締め付ける力も緩んだ。
と、同時に。
その腕が、アベの背中をそっと撫でる。
腰から肩まで、優しいリズムで何度も往復する。
完全に虚を衝かれてアベの動きが止まった。
呆然とその顔を見遣れば、血の気が失せた青を通り越していっそ紙のように白い表情が、辛うじて微笑む。
くっきりと涙の痕が残るその笑顔の、真意が見えない。
この一週間ですっかり理解できたと思っていた。のに。
片手は背中を撫で続け、もう片手は今はアベの髪をさらさらと梳いている。
柔らかく緩やかに触れる優しい手。
アベはつい先ほどの事を思い出す。
……慰めてくれと言った。
…苦しかったのだ。解散を告げられて頷いて見せても、バイト先でそれをネタにして笑ってみても。
襲い来る不安に怯えていたのだ、本当は。
確かに当たり前に手の中に有ったと思っていたそれは、実は自分のものでも何でも無かった。
た易く、取り上げられてしまった。
それは解散を告げたリーダーのせいか或いは不調に悩んでいたメンバーか、それとも互いの音楽性の違い
などと言う曖昧なもののせいだろうか。
…違う。そんなものどれも誰も悪くは無かった。
ただ、自分のものでは無かったと言う事に気付いていなかったと言う、それだけ。
不安定な道を選んでいる自覚は有った。
けれどこうもた易く取り上げられてしまうなんて事、知らなかった。
知った途端に恐ろしくてどうしようもなかった。
だって、では自分の手の中には何が残っている?
今持っている、掴んでいると信じているものが、今後取り上げられないと誰が保障してくれる?
恐ろしくてどうしようもなかった。
気付いたのだろう、アベの中を吹き荒れる、脅迫性を孕んだどうしようもないその不安に。
それが抵抗を見せない優しい手の理由だ。きっと。
撫でる腕に身を任せながらもう一度相手の顔を見つめる。先程よりは余裕を取り戻した笑顔。
大丈夫、そう言われたと思った。聞こえるはずの無い声が聞こえた。確かに。
抱かれている。
抱いているのはアベの方なのに、抱きしめられていた。
どうしようもなく弱い自分を。荒れ狂う不安を。自覚した孤独を。
全てを。
抱きしめられていた。
ぽつりと、雫が落ちる。
ぽつ、ぽつ、ぽつ、と間隔が狭まり、スコールのようにぼたぼたと水滴が落ちて行く。
しゃくりあげて目元を擦るアベの手の、上から優しい手が涙を拭って行く。
鼻の奥がつんと痛んだ。
子供の頃のように泣いた。
堪えても堪えても漏れてしまう泣き声まで、受け止めて優しく唇が重なった。
心に直接口付けるようなそれに、アベは、……最早涙を止める事は諦めた。
「……色々、ごめん。」
咳き込んで、ようやく止まった涙に腫れぼったい目を瞬いてからアベが呟く。
複雑な感情が篭ったそれに、静かに目を伏せた微笑がゆるりと首を振った。
許されている、……コレは気のせいではないだろう。
愛しかった。
すっかり涙の方は落ち着いた。で、あと落ち着かないのは……
「もう一つ、謝りたいんだけど…」
なに、と視線だけで問われた。…非常に申し訳ないなと思いつつも。
「……悪いんだけど、動いても、…イイ?」
至近距離で相手がふふっと吹き出した。声はなかったが。
申し訳ないとは思っている。
が、実際のところちょっとばかり退っ引きならない状態でもあるのだった。
刺激はしばらく途切れていたが、力の抜けた身体の中は柔らかくアベを包んだままでいるので。
駄目なら一応自分でどうにかする気ではいるけど…思うアベの唇に、もう一度重なる体温。
そのまま舌が差し込まれてきた。
絡み合う舌に、熱が点って行く。
アベは先ほどから触れ続けている内部が、ひくりと蠢いたのを、感じた。
唇を重ねたまま、これ以上無いくらい深く密着したまま。
アベは相手のものを擦りながら、腰の角度を変えては善いトコロを探った。
浅いところを突いたらはっきりと身体が跳ねた。
紅潮した頬、眉間に皺を寄せた表情は、決して痛みだけのものではない。
その証拠にアベの手が先程から触れているそれは、そそり立って萎える気配もない。
反応に嬉しくなって、そこを何度も攻め立てた。
内側は次第に蕩けてはアベの熱と混じり合う。
アベは快感に意識を持っていかれそうになるのを堪えた。乱暴にはしたくない、もう…
唇を滑らせて鎖骨から胸元へ。
乳首を唇で挟み込み舌で舐りながら善いトコロを激しく突き上げた。
がくがくと震える腕が、初めてアベを抑えようと言う意思でもって動く。けれど。
「別にコレ、嫌じゃない…だろ?」
囁けば図星ですとその目が告げた。
震える身体、やがて呼吸の間隔が短くなり、背中は反り返って。大きく喘いで、声も無いのに。
…アベの名を、呼んだ、気がした。体温が高騰する。
抱えた張り詰めた身体が崩れるように、高く昇り詰めて果てた。
引き込まれるように締め付けられて、アベもほとんど同時に最奥へ、欲を吐き出した。
ずるりと引き抜いて、着衣の乱れを整える。
二人分の荒い呼吸が廊下に響く。
剥ぎ取ってしまった相手の衣服を掻き集めた。着せてやらなければ、と。
そう思ったのに心地良い疲労に意識を持っていかれて、覆い被さるように倒れこんでしまう。
目蓋が重くなる。
また、優しい手に撫でられているのを感じた。
夢を見た。
抱きしめた身体が、泡になって飽和して、消えて行く夢。
…哀しくてどうしようもない。
夢の中でも泣いた。嫌だと泣いた。泣いてばかりだ。でも、だって。
だって甘えても許してくれた。だから。でも。
ああ、でももう泣けない、居なくなってしまう…
…哀しい夢を。
跳ね起きた。
居間の方から明け方の白々しい光が差し込んでいた。
アベの近くに、眠りに落ちる前には確かに触れていたはずの、その身体が見当たらない。
ぞっとした。体温も、血の気も。一息に下がっていった。
どこに居るのかと、叫ぼうとして…
そう言えば名前も知らない事を思い出した。
だって当たり前にそこに居たから。呼ぶよりも早く傍に居たから。
「・・・・・・・!!」
焦る。声も無いまま家中を探した。居ない。どこにも。…居ない。
外に出かけたのだろうか、僅かな期待に縋りながら玄関の扉を見遣って、気付く。
施錠され、チェーンまでしっかりかかっている。アベが帰宅した時そのままに。
…外に出ている訳が無かった。
では、どこへ?焦る思考で、夢の事を思い出した。哀しい夢。頭を強く振る。
そんなはずが無い。人間が、泡になるなんて、そんなはずは…
けれど本当は知っていた。それが現実に有った事を。
眠る前には乾いていたはずの頬は今もまだ湿っている。
「は、は………」
アベは笑った。笑って、笑いながら泣いた。
なにが大丈夫なものか、アベの事を癒して救ってその手でまた突き落とすなんて?
体中の水分が全て蒸発してしまうのではないかと思うほどに、泣いた。
これでもう、泣くのは最後だろう。
だってもう、これ以上哀しい事なんて無い。屹度無い。
これ以上哀しい事も、愛しい事も。
名前も知らない男の事を想いながら、他に心を揺らめかせる事も無く。
孤独に生きて行くのだろう。この先ずっと。
それは、或いは、……とても幸せな事のかもしれなかった。
………名前を、呼ばれた気がした。
以上。どうもお粗末さまでした。ごめん。
saiko-!!!!!
仮設定の上妄想とは難易度が高すぎます(><)
短時間でよくここまで…すごいよ
>>309 >・ストロベリージーンとか、その辺の頃を想定。
一瞬ベアボーンズ後藤氏が頭に浮かんだw
2日連続で泣いてしまった・゚・(´Д⊂ヽ・゚・
消えたウエノよりアベ君が気の毒になったよ
…つかこれ導入部だよね
新しいバンドでウエノに出会うんだよね
ちょ、、なにこれ切なっ……感動、泣ける!!
.。::+。゜:゜゜。・::。. .。::・。゜:゜゜。*::。.
.。:*:゜:。:+゜*:゜。:+。・::。゜+:。 。:*゜。::・。*:。゜:+゜*:。:゜:+:。.
ウワ━.:・゜:。:*゜:+゜・。*:゜━━━━゜(ノД`)゜━━━━゜:*。・゜+:゜*:。:゜・:.━ン!!
。+゜:*゜:・゜。:+゜ ゜+:。゜・:゜+:゜*。
.:*::+。゜・:+::* *::+:・゜。+::*:.
ホント短時間だよね?お前sugeeeeよ!も1回読み直すよ
ちょうど読んでた時キャロのワルツ聴きながらだったんですけど
この止まらない涙はどうしたらよいですか?
>>335 ウエノに優しく拭ってもらいなさい
その後泡になって消えるけどウエノ。
337 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/30(日) 07:19:17 0
なんであれだけ笑えた「ウエノカワハギ」から
ここまで来てしまうのか…
凄すぎる…
広島レベル高杉
解散云々のアベ心情描写が
ひ ど く 生 々 し い の だ が
人魚鰓、(・∀・)イイヨイイヨー感動した!
フトシ 。・゜・(つД`)・゜・。 ウェェン
広島職人の皆様レベル高っ 感動しますた
排水口とかもフトシは探したのか…泡って…ウエノぉつД`)
排水口ってww
排水口にひっかかったカワハギが必死で呼んでたら
さすがにアベも名前を呼ばれた気がするよな
読んだ後、アベカワイソスで唸ってたけど
>>342のレスでちょっと楽になったw
ワロスwwwwwwwwwでもそれならウエノカワイソスじゃねーか
テラセツナス(ノД`)
不覚にも人魚鰓を幸せにしてあげたいので、勝手に人魚鰓ウエノサイド投下。
────────────
息が、
息ができない。
肺に引きつるような激痛を感じ、重いまぶたを開くと、視界一面暗い砂浜がどこまでも続いていた。
一体ここは何処なのだろう…
酸素の回らない頭の中で考えるが、生存本能が必死にアバラを開いて酸素を取り込もうと命令するばかり。
だがそれは一向に動こうとする気配を見せず、呼気を取り込むのを邪魔しているのは、身体全体が厚い膜ようなものに覆われているからだと悟った。
潮風に晒される表皮が乾いている。
あぁ、俺このまま死ぬのかな…
そう、思った。
──────────
とりあえずここまで。
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
と思ったらここまでかよ!
348 :
263:2005/10/30(日) 14:36:40 0
私の安易な発言がこんな事態になろうとは・・・
350 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/30(日) 15:28:50 0
人魚鰓って書いてあるじゃん
人魚なんだよ鰓のはった人魚
FAって…
ここの住人面白過ぎ!
>>332 ソレダ(・∀・) !
アベカワイソステラセツナスと思っていたが、その展開ならまだ救われる…
今読んだ…レベル高杉。
>>346 人魚鰓幸せにしてあげてください。
お願いです…(ノД`)
なんか最近の職人は益益すごいよな。
電波はそんなに悪い人ではないから、
友介のスレにも・・・その・・・お願いします職人!!
切ない…!!!
優しい鰓の人を幸せにしてあげてください
。・゚・(ノД`)・゚・。ウエエェェン
>>356 フ菓子スレのプギャ厨がチバ鰓フトシの3Pネタ持ってるよ。
投下待ち中…
>>356 >>359 スレ違いです。
むしろそんな話しは友介スレでやったほうが
職人も投下しやすいんじゃないか?
361 :
346:2005/10/30(日) 20:42:33 O
安心汁。ちゃんと続きも書いてエラは幸せにしちゃる。
今日から残業だから投下遅いけど待ってろおまいら
やた───
何時までも起きて待ってます
まってる!まってるよ!
お仕事がんがってください。
ハァハァ。
.。::+。゜:゜゜。・::。. .。::・。゜:゜゜。*::。.
.。:*:゜:。:+゜*:゜。:+。・::。゜+:。 。:*゜。::・。*:。゜:+゜*:。:゜:+:。.
ヤタ━.:・゜:。:*゜:+゜・。*:゜━━━━゜(ノД`)゜━━━━゜:*。・゜+:゜*:。:゜・:.━!!
。+゜:*゜:・゜。:+゜ ゜+:。゜・:゜+:゜*。
.:*::+。゜・:+::* *::+:・゜。+::*:.
鰓 しあわせになるうー?(ノД`)いつまでも待ってます!
わくわく。 ハァハァ。どきどき。
読み返しながら待ってる。
真っ裸で夜中の砂浜に打ち上げられてるエラ…
ちょっと探してくる!
待て!凍えるぞ
つ コート
もしかして
>>307って人魚鰓書いた人?
ハッピーエンドの方が良いと答えてたら
また違う結末になったんだろうか…
374 :
346:2005/10/31(月) 01:10:14 0
待たせた。残業終わったんで、続き。
-------------------------------------
そもそもの始まりは、夏も暮れの心地良い風の吹く夜だった。
俺は冴々と輪郭を際立たせた月の光に照らされながら、頭の後ろに腕を組み、素肌に触れる夜風を愉しんでいた。
「きもちーーーい」
雌人魚たちと遊ぶのも楽しいけれど、潮の流れに任せながら、ぶらりとひとり月光浴。
俺の密かな楽しみのひとつだった。
その晩もそうして月の光と戯れていたが、じっとりと肌を舐め上げるような湿気が幾分と涼しくなったのを肌で感じた。
それはそう遠くない秋の到来を告げている。
この海が凍えてしまうその前――すなわち数ヶ月には俺たち人魚は暖かい南半球の海への大移動を控えていた。
「この海ともしばらくおさらばか…」
またこの海へと戻って来るのは半年後…こんな夜は少し遠出してみるのもいい。
普段は滅多に近づかない浜近くの沖まで泳いでみる事にした。
375 :
346:2005/10/31(月) 01:11:04 0
浜に近づき少しだけ頭を出すと、波打ち際で数人の人間が騒いでいるのが見える。
まぁさすがに近づくのを禁じられている海域だけあって、人間が居る事はなんら不思議はないのだが。
「…ッるっせーな、クソ」
どうやら酒を飲んでいるらしく、こちら側の沖に向かってロケット花火を打ち上げたり、大声でわけのわからない言葉を絶叫している。ああいう奴らが海を汚して、どんどん俺たちの棲める海を減らしているのだ。
久しぶりに波打ち際に寝そべって砂の感触を楽しみたかったのに、あてが外れた。
「しょうがねえな・・・」
仕方なく泳いできた方向へ戻ろうと向きを変えたその瞬間、何かが俺の肘あたりを触れた。
「?」
俺は反射的に左肘の辺りに目を落とした。
触れてすぐに離れたそれは広がったクラゲにも見えたが、色が違う。
黒い。
月の光を反射して、艶やかな光沢を放っている。
人間。
人間の髪だ。
「っ…!」
本能的に危険を察して身を引いたが、どうも様子がおかしい。
黒髪はユラユラと波間を漂い、やがて波に押し上げられるようにして青白い肌が浮かび上がった。
人間の、男だった。
伏せられた瞳、力なく開いた口の端は海水が入りこむのを易々と許している。
溺れているのだ。
376 :
346:2005/10/31(月) 01:11:44 0
「ちょ、冗談じゃねえぞ、おい…」
こんなところで土佐ェ門かよ…
ざっと見た背格好からして、先ほど見えた人間達の仲間であることは察した。
慌てて浜の方を見遣るが、こちらにはまったく気付かず奇声を発して騒いだままだ。
「おまえ忘れられてんのかよ、憐れだなあ」
鼻で笑って男を見下す。既に男に意識はなく、このまま放って置けば溺れ死ぬのも時間の問題だろう。
実に喜ばしい事だ、海を汚す人間が一人でも減るのだから。
暖かい南の海へと旅立つ土産に、この間抜けな男の顔を焼きつけておいてやろう。
そう笑って、波の揺れと共に上下する男の顔をまじまじと覗きこんだ。
よくよく見れば、綺麗な顔をしている。
歳は俺と同じ位か、それより少し上に見えた。
既に血の気を失って青白い顔をしているが、それが今夜の月の光によく似合っていた。
恐らく、もとから色は白い方なのだろう。
伏せられた長いまつげはしっとりと濡れて、切れ長の瞳を縁取っている。
そこからスッと伸びた鼻筋、こけた頬、だらしなく弛緩してはいるが、形のいい唇。
「………今回だけ、だかんな」
377 :
346:2005/10/31(月) 01:12:18 0
お気に入りの海で死なれたら後味が悪い。
そう自分に理由を付けた。
俺は男を脇に抱えて泳ぐと、人間の集団より少し離れた砂浜に男を打ち上げた。
そのうちの一人が派手な水音に気付き、こちらを見る。
やべ、見つかる。
俺は慌てて水に潜り、来た沖の方へと海中を進んだ。
騒いでいた集団が一斉に打ち上げられた土佐ェ門に掛けより、慌てて水を吐かせている。
「アベくん大丈夫?! てゆーか何時の間に溺れたんだ?アベくん…」
アベくんと呼ばれた男は激しく咳き込みながら、わかんねぇと力なくヘラヘラと笑っていた。
呑気なこった、と俺は悪態を吐きながらも、何故か”アベくん”の事を忘れられずにいた…
-------------------------------
378 :
346:2005/10/31(月) 01:13:11 0
とりあえず今日はここまで。
.∧_∧
(0。゜∀゜)ワクワクテカテカ
(.∪ ∪
と_)_)
えーーーーーーっ!!!
ここでお預けですか???
あ、ここまでですか
.∧_∧
(;∀;)ワクテカ空振り
おっ…乙です!!
しかし生殺し度タカス
384 :
346:2005/10/31(月) 01:36:53 0
oioi、1発目は休憩中に書いて投下、残業終わってメシも食わずに2時間PC向かったっつの、疲れたよwwww今日はもう寝る。
あ、ちなみに俺は
>>307じゃないよ、ぶっちゃけると
>>282。
んじゃ(・∀・)ノシ
どきどき…
またお待ちしてます…
おやすみなさい。
乙です!
鰓さんが幸せになれるのを
楽しみに待ってます!
お、溺れて気を失ったフトシにハァハァする私がいることを許してください…!!
人魚鰓、肌美しそう…。
それにしても広島班の連鎖というか連携がすごすぎる
まさかあのAAがこんなことに…
同一人物なの?
それならそれでクオリティ高で全くオケーだが。
楽しみだ…
2000年頃書いたヤツだが
↓ ↓ ↓
「アベく〜ん、飲もうよ〜ぉ。」
夜中に既にかなり出来上がっているコウジが酒を持ってやって来た。
「いいけど、どうしたの?」
「いや〜、なんか酔っぱらいたい気分なんだよね〜。」
機嫌は良いけど何だかあんまりいい酒じゃないみたいだ。
暫く他愛もない話をしながら飲んでいると、
「何?」
聞かれてぼんやりしていた事に気がつく。
「ん?」
「何か付いてる?さっきから俺の口見てるけど。」
ああ、酒に濡れてて卑猥だなと思いながら見てたんだ。
でも、そうは言えない。
「別に。」
「変なの。」
そう言いながらコウジは笑っている。少し寂しそうに見えた。
そうか、俺はようやくコウジが酔っぱらっている理由が分かった。
「…今日って、チバの嫁さんの誕生日だろ。」
少しの沈黙の後、
「知ってるよ。」
やっぱり。
「チバに構って貰えなくて寂しいから飲んだくれてんのかよ。」
「うるさいなあ、もう。」
少し怒ったのかコウジは俺に近寄ってきて、
「おい、なに…」
酔っぱらいは自分が何してんのか分かってんのか俺の口を塞いだ。
「いつもこうやってチバとキスすんのか。」
「…そうだよ。でも、あいつ二人の時は結構強引でさ…あいつの方からこう……」
コウジはうっすらと口元に笑みを張り付けて俺の身体を抱き締めた。
「お前は、俺がチバに惚れてるって知っててそう言う事すんのか。」
「…そうかもしれない。」
小さな声でコウジが答えた。泣いているのかもしれない。
「お前は、俺をチバの変わりにしようとしてここに来たのか。」
「…そうかもしれない。」
軽い目眩がするようだった。でも、
「俺も、お前をチバの変わりにするぞ?」
そう言えば躊躇するかと思ったが、沈黙の後コウジは
「…うん。」
切なくなる様な声で頷いた。
最中コウジは「チバ…」ってうわ言みたいに何回か言っていた。
俺は、そんなコウジにチバを重ねる事はなくコウジを見ていた。
こんな風にチバに抱かれてるのかなって。
終わるとコウジはそのまま寝てしまった。無防備な寝顔。
嫉妬して、寂しくなってここに来て、チバの事好きなのに気持ち持て余して俺と…。
女みてぇだな。
でも、何かそんなコウジはかわいいな。
不意に幽かな音が脱ぎ散らかしたコウジの上着から聞こえる。
ケ−タイの音。
悪いと思ったが見てみると、チバからだった。
そのままにしておくと、暫くして又。
三度目にはメッセージを入れたらしい。
どうせ明日もスタジオで会うのに。
「愛されてんじゃん…。」
俺はコウジの髪をそっと撫で、布団を直してやった。
そしてベットではなくソファーで寝た。
目が覚めた時すでにコウジの姿はなかった。
帰ったのか、さすがに素面で顔を会わせるのはキツイか。
っても数時間後には顔会わせるんだけど。
大丈夫かな、コウジ。
俺の心配を他所にコウジは何事も無かった様に普段通りだった。
どちらかと言えば俺の方がぎこちない位だった。
本当に何も無かったみたいに日々が過ぎていった。
俺はあの日からコウジばっかり観ているような気がする。
それが何故なのか、判らなかったけど。
多分心配なんだと思う。
今日コウジと一緒に雑誌の取材だった。
取材が終わると二人っきりになってしまった。
あの日から二人きりになる事はなかったのにな…。
なんか、ある種の予感がする…。
「アベ君これからどうすんの?」
「ウチに帰るけど。特に用も無いし。」
「ふ〜ん。…行っていい?」
「え?」
「それとも俺んち来る?」
「……。」
どういうつもりで言っているのか、俺はコウジの意図を読みかねた。
苦手だな、こういうのは。
「チバは?」
問いが直接過ぎたせいかコウジは苦笑いした。
「そういう事訊くかね。」
「…悪かったな。」
「アベ君らしいけどねぇ。」
少し笑ってコウジは、「で、いい?」って話を戻した。
俺は断る理由も無かったので「いいよ。」って答えた。
きっと一人で居たくなかったんだろう。
俺もコウジに寄り掛かられるのは嫌じゃないし、またそうなっても別に構わないと思った。
「どうぞ。」
「おじゃまします。」
コウジを先に上がらせて俺はブーツの紐を解いた。
「冷蔵庫にビール有るから。」
「うぃ〜す。」
部屋に入ると冷蔵庫を覗いていたコウジが
「相変わらず酒とつまみしか入って無いねぇ〜。」
って、笑いながら言った。
「うるせえ。急に来て文句言うんじゃねえ。」
「別に文句言ってる訳じゃないんだけどねぇ。」
笑いながら軽口を言い合うのは好きだ。
こういう他愛のない会話とも呼べない様な会話を出来る相手って実は限られているように思えるから。
俺達は他人が聴いたら下らねえって言いそうな話をしながら暫く飲んでいた。
だけどそこに以前と違う緊張感が在るのは確かだ。
いつ、またそうなるか。お互いに計り合ってるような気配が在る。
「アベ君、何考えてるの?」
意識が会話から逸れた事に気付いたのかコウジが訊いてくる。
考えていた事は言えるはずもなく、俺は選んでコウジの嬉びそうな事を言ってみる。
「ツナギ、チバとお揃いじゃん?」
「ん?これ?」
「そうそれ。」
と、コウジはニィ〜ッと笑って、「脱がしたくなった?」って、訊いてきた。
墓穴、掘ったかな俺…。
答えに詰った俺の態度を是ととったのかコウジはゆっくりと唇を重ねて来た。
記憶と寸分も違わぬ柔らかい感触、舌の甘さに身体が熱くなってゆくのを感じた。
「……ここですんの?」
「じゃあ、ベッドで。」
ベッドへ移動する僅かの間にコウジは服を脱ぎ始めていた。
俺はあとに従うようにそこへ向かった。
さっさと服を脱ぎ終えるコウジ、相変わらず脱ぎっぷりのいい奴だ。
感心しているとコウジの手が伸びて来て俺のシャツのボタンを外しにかかる。
「アベ君も…」
俺はコウジの頬を両手で包むようにして上向かせ唇を重ねた。
舌で唇を割り歯列をなぞる、口蓋をなぞり上げ舌を絡めてさっきより深い口付けを交わす。
「…んぅ…ん……」
シャツを脱がせにかかっていたコウジの手が止まり、切な気に腰を押し付けてくる。
なおも求めてくるコウジを引き離しその顔を見ると濡れた眸で見つめ返された。
早く、と急かされているようでたまらなくなり押し倒し鎖骨から耳裏にかけて嘗め上げるように愛撫する。
既に半勃ちになっているコウジのそれを緩く扱いてやりながら乳首を舌先で転がし軽く歯を立てると甘い喘ぎ声が聞こえてきた。
空いている方の掌で脇腹をなぞり、内腿を撫で上げる。
そして脚を左右に大きく開かせコウジの昂りを口に含み舌先で先端を割るように愛撫する。
「あっ…あぁ…」
睾丸を揉み鈴口を何度も嘗め上げ、指先で会陰をなぞり肛門にそっと指を埋める。
前を唇と舌で攻められ、後ろを指で掻き回されてコウジは細い腰を震わせた。
「あぁっ…それ、やめっ…んっ……」
「我慢出来ない?」
コウジは頭を縦に振り、涙の滲んだ眸で訴えた。
俺は革パンと下着を脱ぎ、コウジの口元に欲望を押し付けた。
コウジは躊躇いも無く根元まで銜え、噎せ返りそうになりながら愛撫をくり返した。
その濡れた睫を伏せて銜える表情がなんとも可愛らしく、今さら乍らチバの事が羨ましくなった。
「もういいよ。」
「ん…」
チュパ、と音をさせてコウジの口が離れる。
再びコウジを組み敷いて唇を重ねる。深く口付けながら膝裏に手を掛け腰が浮く程度に持ち上げる。
先端を押し当てるとコウジは僅かに身構えた。
「いい?」
「うん。」
コウジが息を吐くのを見計らってゆくっりと押し入った。
「…あっ、ん…んっ…」
濡れた甘い声が耳を掠める。
中を掻き回すようにゆっくりと腰をグラインドさせ、徐々に腰を使ってゆく。
「い…そこっ…」
「いや?」
「……いい、もっと」
感じる所に当たるのかコウジはしがみついてくる手に力を込めた。
尚も激しく抽送をくり返すと、コウジは自らの股間に手を延ばした。
それを制して俺の手でコウジの股間を扱き上げる。
「ああ…は、んぅ……ん…」
コウジは赤ん坊が嫌々をするように顔を左右に振った。
その様子に更に激しく腰を打ち付ける。
「…アベ君、も……イきた、い…」
「…コウジ…。」
俺は絶頂を迎えるべくコウジを追い上げた。
「あ…アベ君、いっ…あぁっ、アベ君…!」
俺達はほぼ同時に果てた。
コウジ、名前呼ぶなんて、チバの代わりじゃなかったのかよ……。
何かキテル━━━(゚∀゚)━━━!!!
あの娘描くのは 底に住む魚
タツノオトシゴ アザラシの悲鳴
○
○ __
/ | ヽ
__( ( (
___ / | ) ) )
O / | ヽ ) )( ( (
) ) ) __.( ( () ) )
( ( ( ../ | ヽ ) ( ( ( ___
. o ) ) ) .) ) )( () ) ) / | ヽ
. .( ( ( ( ( ( ) ( ( ( ( ( (
) ),-,-,-,-,) ) )( () ) ) ) ) )
o (_//////, , ( ( ( ) ( ( ( ( ( (
/⌒)/メメメメメメメメメ) ) )( () ) ) ) ) )
。 .σ / メメメメメメメメメメ( ( (/=( ( ( ( ( (
/ メメメメメメメメ) ) )彡=.) ) ) ) ) )
コレガホントノ [・ε・=] ミヽ\メ( ( ( ミ.ノ ノ ノ ( ( (
エラ呼吸 丶,,,,,,,....,,,,ヾ:ミ):::) ) )/ /./( ) ) )
;;;;;:::,, ;;::ナンチテ ;;;;;;:::::::;;; :::;;;:::::;;..( ( (ノ ノ ノ;;;;::: ;( ( (
なんだかなぁ
2000年…その頃はまだミセルヲタじゃなかったなあ(遠い目)
変態スレの歴史を感じたづら
自分373なんだけど、ごめんなんか誤解を生んだみたいで…
>>373は、
「
>>307で聞いてたのは
>>288からの一連の話を書いた人なのかな?と思った」
って事を言いたかった
読み返してたらそう思ったんだけど、本当に紛らわしい書きかたしてゴメンヨ(´д`;)
>>410 大丈夫 わかるよー
同じく
>>307=
>>288だと思ってたんで
ハッピーエンド希望と書いてたらどうだったんだろうって
ちょっと気になったよ(´Д⊂
>>322な展開に希望を託して妄想してるw
頭の中でサカナが盛り上がりっぱなしだよ、
>>346マダー?
アベはコウジて呼ばないし
酔うとこうちゃんふとっちゃんとふにゃふにゃし出すらしいが
友介スレを救ってやって欲しい。
連中ついに宇宙と交信をはじめた。
全部ウシヤマの連投・自演なのに救ってやるもなんも…
チバスレの話は向こうでやってください。
人魚待ちです。
.∧_∧
(0。゜∀゜)ワクワクテカテカ
(.∪ ∪
と_)_)
∧_∧
[0。=・з・] ワクワクテカテカ
.(∈ ∋
Σ___)
人魚だしwwww
あーしまった
ワクワクピチピチにかえるつもりだったのに
テラクヤシス
コラッ!wwwwwwww
>>420 おまえはー!w
フ菓子スレでビール吹いてきたばっかなのに
ここ来てまた吹いたじゃないか!!
人魚幸せになりたいんだなwwwwwwww
>>416 どうしてチバでスケベが嫌なのか言ってみろ
>>427 ここで聞いても仕方ないだろーが。
したらばの姐さんに聞いてきたら?
いちいち出てくんじゃねーよ。
人魚と一緒に人魚待ってますw
~∧_∧ 。
[=.・з・]。o゚ マターリマターリ
〃∈.☆☆.∋ヾ
~(〜〜(
ξ \. )
ξ WW ξ
明日面接行きたくねえよ鰓ちゃ〜ん
人魚泳いだ━━━(゚∀゚)━━━!!! wwwww
これが人間になると美しいおみ足になるわけだ
∧_∧∧_∧
[・ε・;≡.・з・] 陸地は息苦しいです
((∈∈∋゛∋))
ビチビチ )〜〜〜( ビチビチ
ノ メ \
((Σ_/≡~\_≦))
うわぁwwww
ちょwwwww
ハライタイってば!wwww
職人さん早く人間にしてあげてw
おまえら面白杉ですw
>>413 >>酔うとこうちゃんふとっちゃんとふにゃふにゃし出すらしいが
工エエェェ(´д`)ェェエエ工
/ ̄ ̄ ̄∫⌒\_ ニンギョマダー…?
[ ;]∋∫___≦
.∨ ̄∨
ガックリ
大丈夫か鰓!!!www
禿げワロスw
エラは海に入って待っとけ!
シーン…
/ ̄ ̄ ̄∫⌒\_
[ ]∋∫___≦
.∨ ̄∨
ヽ(;`皿´)ノ !!!
だ、誰か早く水をかけてあげて!
おい!www
フー…一服
∧_∧ ̄ ̄∫⌒\_
~~-∈[・ε・=]∋∫___≦
待ちくたびれただけかよ!
お前wwwwww
ヽ(#`皿´)ノ
452 :
346:2005/11/01(火) 01:19:46 0
飲みに行ってたw正直すまんかったwwww
----------------------------------------
その夜からだ。
俺は正体不明の動悸と不眠に悩まされるようになった。
美人の人魚が多い南の海へと想いを馳せている時も、しばしの別れを惜しむ雌人魚と遊んでいる時も、あの夜助けた男の顔が常に頭の片隅にちらついて離れない。
なにをやっても上の空で…
そこだけ丸く切り取られたように、ぽっかりと空に浮かんだ月を見て、泣きそうになった。
チクチクと心臓が痛むのも、心の波に押しつぶされて眠れないのも、決まってあの男を思い出す時だった。
「アベくん…」
無意識に口の端から零れたあの名前に、ハッと我に返る。
いつの間にか片手いっぱいに摘んでいた、干からびて茶色い海草を慌てて波打ち際に流した。
「はぁ…」
なにやってんのよ、俺。
気づけば夜毎この浜辺で、まるまると肥えてゆく月を見上げては溜め息をつく自分がいる。
南の海へ旅立つ日が近づくにつれ、じりじりと真綿で首を絞められるような言いようの無い不安と焦燥が心の裏側をかき毟った。
この気持ちに何と名付けたらいいのか、嫌というほど解っているのに。
「こんなの効くわけねえっつの」
なあ?
誰に向かうでもなく吐き捨てるように自嘲して、手にした小さな瓶を見遣った。
453 :
346:2005/11/01(火) 01:20:27 0
──人間になれる薬…
俺達よりずっとずっと深い底に棲む魔女に、1度だけ、半ば冗談でこの気持ちを打ち明けた時に貰ったものだ。それだけでも笑いの種になるには十分なのに、それを女々しく手のひらで持て余している自分もまた、重症だった。
それでも…
もし叶うのならば、あの時伏せられていた目の色を確かめたい。
艶やかな黒髪を梳いてみたい。
あのくちびるに…触れてみたい。
『お前がもし、本当にその人間を愛しているなら、この薬を飲むがいい。
お前の大切なものを貰う代わりに、人間にしてやろう』
しゃがれた声で低く笑った魔女の言葉が、薄れていく意識の中でこだました。
(──結局、効かなかったじゃねえか)
人間に、ましてや同じ雄なんかに恋をしてしまった結果が、これだ。
冷たい潮風に晒され乾いていく皮膚、節々から悲鳴を上げる身体、
霞み始めた視界に浮かび上がるのは、雌の人魚たちでも、懐かしい海でも、なかった。
最期に男が見せた、あの、笑顔。
(ちくしょう)
ざり、と砂を掴む手に力を込める。
その瞬間、感じた違和感。
俺はきつく閉じていた目を見開いた。
454 :
346:2005/11/01(火) 01:21:35 0
「ッ…!?」
驚いた反動で開いた口から大量に酸素が流れ込み、慣れない感覚に激しく咳き込んだ。
背中を丸め、震える身体を幾分か落ち着かせる。ひゅう…と、口からゆっくりと酸素が肺を満たして行くのを感じた。
息が、出来る。
(まさか、)
握りしめた手の隙間から、乾いた砂が溢れだしていた。
指と指の間を張っていた水を掻くための膜は消え失せ、代わりに骨ばった白い指が5本ばかり生えている。
手を着いたままよろよろと上体を起こし、投げ出したままの尾ひれを振りかえると、それは2本の足に変わっていた。
寸分違わぬ、紛れも無い人間の身体だ!
おぼつかない足を引きずるようにして立ち上がる。
異常なまでの喉の乾き、鉛を詰められたように重い身体の間接という間接が軋んで悲鳴を上げたが、構わなかった。
星も見えない夜の端の、遠くからでも煌々と光を放つ群れの景色に向かい、引き寄せられるようにして俺はただひたすらに歩き続けた。
-------------------------------------------
455 :
346:2005/11/01(火) 01:26:56 0
今日はここまで。
なんか同一人物だのなんだの交錯してるみたいだけど、俺はプ厨のssにマジ泣きし、
>>288にトドメを刺され、あわや勝手に続きを書き始めた、ただの通りすがりの人間です。乙。
乙!!ありがとう!!
ありがとう 乙です
危うく生臭くなるとこでした
⊂.
~ ∧_∧ ̄ ̄∫⌒\_ .⊃
~~-∈[・ε・=;]∋∫___≦
乙です!
一目惚れ人魚萌え…
またワクワクピチピチしながら待ってます。
待ってる間の流れがお菓子杉ですよお前らw
キター!!
ちょwww遅いよお前wwwwwwwwww
そこはもう「キテター!!」じゃね?wwwwwwwww
凄い職人揃いだな、ここ。
凄いって言うのが面白いって意味なところがやばいけど。
このssはもしかして切ない系?
朝からヨンダー!
>>346d!この先も楽しみだおヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノ
このスレではもうワクテカじゃなく、ワクピチって言うべきだなーw
ssはマジで読み入ってしまう真剣さなのにおまえらときたらーwww
このスレ色んな意味でクオリティタカスww
もう鰓の顔をまっすぐ見られなくなりました。
明日札幌でトークショー&サイン会なのにどうしてくれるんですかワクピチ
>>467 札幌に来るのをピチピチしながら待ってました!
とでもお伝えください
ここに来るのが楽しみになってしまったらおしまいですか ?
>俺は冴々と輪郭を際立たせた月の光に照らされながら、頭の後ろに腕を組み、素肌に触れる夜風を愉しんでいた。
~∧_∧ 。
[=.・з・]。o゚ きもちーい
〃∈.☆☆.∋ヾ
~(〜〜(
ξ \. )
ξ WW ξ
471 :
346:2005/11/01(火) 21:45:38 0
>>454から、続き。
--------------------------------
陸に上がってまず気付いたのは、人間は洋服ってのを着なきゃいけないと言うこと。
暗い夜道でたまたますれ違った女が、素っ裸の俺を見て「変態!!!!!!」と悲鳴を上げて逃げていった。
俺たち人魚からしてみれば何ともまぁ面倒くさい生態。
けど、アベくんにまで変態扱いされちゃ人間になった意味ねーよな…
近くの民家の軒先に干されていた洗濯物から拝借した服を身につけ、ここへたどり着いた時にはすっかり太陽は真上に昇っていた。
しっかしまぁ。
人間ってのはこんなぎゅうぎゅうに歩いて、よく窒素しないもんだ。
よくからかって遊んでいた鰯の群れを思い出したが、それとはまた訳が違う。
辛うじて周りの人間より頭1つ分抜きでた身長になれたことに感謝しながら、俺はキョロキョロとアベくんの姿を探した。
無表情で俺を通り過ぎてゆく人、人、人の波。
余りにもめまぐるしい速さで押し寄せるそれに酔いそうになるが、こんなところで弱音を吐いている時間はない。
薬の効き目は1週間。
イコール、俺が人間でいられる時間…
『愛してる』
その一言をアベくんの口から聞けなければ、俺は消えてなくなる運命らしい。
――上等だ。
その条件を出された時には息まいてそう思ったが、いざ人間の濁流に押し流されそうになりながら俺は不安になり始めていた。
472 :
346:2005/11/01(火) 21:46:27 0
そもそも、何百人というこの群れの中にアベくんが居る保証なんて、1つもない。
それでも俺は限られた時間の中でアベくんを見つけ出し、どうにかこの気持ちにケリを付けたかった。
その時だ。
俺の少し斜め前。
自分と同じく、頭1つ分飛び出た頭が目にとまった。
真っ直ぐで光の輪をたたえた黒髪、こちら側に微かに覗く横顔、忘れる筈もない。
アベくん!
気付けば大声でその名を呼んでいた…
筈、だったのに。
(――え?)
一瞬時が止まったような錯覚に陥ったが、人の波は変わらず流れてゆく。
俺は喉元に手をやり、嫌な予感を振り切るようにもう1度、アベくん!と叫んだ。
…つもりだった。
声が、出ない。
腹の底から振り絞った名前は喉の奥を僅かに押し上げられるだけで、それは空気を震わすことなく雑踏に融けた。
――お前の大切なものを貰う代わりに、人間にしてやろう。
(大切なものって、声…)
なんてことだ!これじゃあアベくんに想いを告げることはおろか、コンタクトを図ることすら出来ない。
一瞬にして絶望の淵に立たされた気分。
ただ立ち尽くす俺に構わずに、後ろ姿が遠ざかって行く…
嫌だ、待ってくれ、アベくん、アベくん…!!
473 :
346:2005/11/01(火) 21:47:07 0
――…不意にアベくんが立ち止まり、周囲を見渡した。
(…あ!)
微かな望みを抱いて爪先立ちで身を乗り出すと、弾かれたようにアベくんの目だけがこちらを見た。
緊張の糸が切れ、途端に頬の筋肉が緩む…
と同時に、こうしてアベくんを見つけたところで一体どうしていいのか…解らなくなってしまった。
『はじめまして。綺麗な月の夜、溺れたあんたに一目惚れした人魚です。』とでも言えばいいのか。
いや喋れねーけど。
嬉しさと戸惑いが入り混じった曖昧な表情でアベくんを見つめて居たが、当の本人は軽くこちらに目礼をしただけで、その長身を再び雑踏の波に融けこませる。
おい、ちょっと待て、命の恩人だぞ俺は!!!
掻き分けるようにして人混みを進むがなかなか前に進めない。
そうしてもみくちゃにされながらアベくんの後を追った。
474 :
346:2005/11/01(火) 21:48:14 0
しばらく進むと人もまばらになった道に出る。ようやくその後ろ姿ぜんぶを捉えることができた。
すらりと伸びた長い手足、ちゃんと食ってるのか心配になるくらい痩せた身体、どうやら身長は俺と同じか、少し高い。早く、真っ正面から顔を見たい。
だがしかし、どうやってきっかけを作っていいものやら…
脅す?
犯す?
いやそれはヒくだろ…あれだ、後ろから目を覆って「だ〜れだ?」が妥当か???
ぐるぐると考えあぐねながら、アベくんと適当な距離を保ちながらその背中についていく。
いずれにせよあの整った顔がびっくりするのを想像してニヤニヤしていると、突如としてアベくんが頭を抱えて頭を掻き毟った。
なんだ?なんかの発作か?
突然のことに戸惑っていると、長い足をツカツカとスライドさせてアベくんが近づいてきた。
やった!接触成功!!そう密やかに頬を綻ばせると、
「あの、ついて来ないでもらえますか」
アベくんは開口一番、そう言った。
475 :
346:2005/11/01(火) 21:48:54 0
あー…そりゃそうだわな…
見るからに敵意を剥き出しにした鋭い視線が突き刺さる。いいねぇ、いい男じゃんかっこいいじゃん。
って、今はそれどころじゃない。なんとか場を取り繕おうと口を開くが、忘れてた。声が出せない。
「俺になんか用?」
あんたのハートをさらいに来ました。
違う!違うって!!
アベくんに会えた感激のあまりテンパる頭を軽く振ると、アベくんが何か言いかけて、止めた。
…思わず固唾を飲んだ。
「何でついて来たの?俺に用事があるんじゃなかったの?」
間近で響く忌々しげな声。初めてまじまじと見つめた黒い瞳が「迷惑だ」と言葉より饒舌に語っている。
こんな険しい目を見る為に人間になったんじゃ…なかった、のに。
反射的に、彼の黒いシャツの裾を握り締めていた。
アベくんの大きなため息が聞こえる。俺はその視線から逃げるようにして俯いた。
アベくんの黒い革靴のつま先と、ボロボロに擦り切れ、赤いものすら滲ませた、俺の、素足。
急に悲しい気持ちが津波のように押し寄せ、それ以上なにも考えることができなくなってしまった…
しばしの、沈黙。
「あのね、」と気まずい空気を破ったアベくんの声にゆるゆる顔を上げたが、その口から紡がれる言葉はまったく頭に入って来なかった。
視界だけがいやにぼやけて、アベくんの表情すらまともに見えない。
こんな、こんな筈じゃ、なかったのに…
「ついて来ないでね」
その一言だけが、深く、深く、心臓に突き刺さった。
-----------------------------------------------
とりあえず、乙。
キテタ!!
乙です!
既にちょっと胸が苦しいですよ
キタワァ〜
切ないよ〜!すでに切ないってばよ…
今日はここまで?乙カレー!
乙!
あと1日でもあれば…エラは泡にならずに済んだのかもなぁ…
またしても泣きそうな悪寒…
*****ネ申 降臨*****
(゚∀゚)346タソの続き〜ドキドキワクワク〜♪
プ厨かよ!www
おまえなんでここに!!wwwww
ぷちゅー来てるw
ぷちゅーはアベヲタ?それともエラヲタ?
キテタ!!!
プキャ厨もキテタキテタ!!!
ここといいフ菓子といい、仕事帰りの電車の中での楽しみが増えたよw
SSはもちろんだが、待機中のおまえら面白杉wwwww
>とりあえず、乙。
とりあえずってことは…
もう少し投下クル━━━(゚∀゚)━━━ ?
ワクピチ
>>478 いや待て。これはハッピーエンドver.なんでわ?
そうそう、幸せにしてあげるのではないかと…。
そうだよ幸せにしてあげてください…おねがいです…
職人さん、鰓をおいしく料理してあげてください
ヽ(*`皿´)ノ <いただきます!
まだですよフトシ。
乙です!乙です!
> こんな、こんな筈じゃ、なかったのに…
。・゚・(ノД`*) 切なエラ萌え…
478じゃないですが、
ハッピーエンドverでも泣きそうな悪寒。
服着てても変態扱い。
着る前だよー
496 :
346:2005/11/02(水) 01:12:26 0
ちょwwプ厨様ご来店してるしwwwwつーかおまいら全体的にワロスwww
記念に今夜はもういっちょ。
-----------------------------
我が物顔で居座っていた太陽は、とうにその形を潜めて居た。
見上げた空はまるで、悲しみにくるまれた俺の心を映すようにして黒い帳に覆い尽くされている。
地面からそこに向かって高く伸びた街頭が、
『これが哀れで情けない、かわいそうな人魚の一生でした。おしまい、おしまい。』
とでも嘲笑うかのように俺を照らし出した。
(なんてザマだよ…はは…)
乾いた笑いが白い蒸気となって目の前を踊っている。寒い。
染みるようなその冷たさに、南の海へと旅立つ日を想った。
仲間たちはもう移動を始めただろう…後戻りはもうできない。
帰る場所など、もう、ない。
『ついて来ないでね』
だからと言って、行く場所だってないのだ。
第一歩ける気力ももう、なかった。
赤い肉を覗かせて疼く足の傷より、何より、去り際のアベくんの言葉が、痛かった。
497 :
346:2005/11/02(水) 01:13:40 0
(なんてザマだよ…)
はは…と乾いた笑いが、白い蒸気となって目の前を踊った。寒い。
左胸に深く刺さった氷の刃。
流れ出す血が透明な雫になって、頬を伝ってはいくつもいくつもアスファルトに黒い染みを残した。
身体中の水分を使い果たした気分。そのまま干からびて消えてしまいたかった。
(このまま消えるだけなら、せめて、)
手をすり合わせて見上げた星も見えない暗い夜空は、元来た海の方角すら示してくれない。
帰りたかった。
生まれた海に…帰りたかった。
「………何でいるんだよ…ッ」
……耳を、疑った。
498 :
346:2005/11/02(水) 01:15:15 0
弾かれたように顔を上げると、闇の中でぼんやりと見てとれる白い肌がゆらめいた。
数時間前、最後に見た険しい表情を今はくしゃくしゃにして…アベくんが。
アベくんが、立っていた。
薄い肩をゼイゼイと震わせ、目を細めて俺を見ている。
あまりに真摯なその、目。射殺されるかと思うほどの。
思わずその場に固まってしまった俺を確認すると、がっくりとアベくんは頭を垂れた。
(走って来たのか?)
ここまで?
俺のところまで?
半ば夢でも見ているような気持ちで屈み込み、乱暴に息を弾ませるアベくんを見上げた。
僅かに揺れた黒目が俺を捕らえる。
上気した肌が放つ確かな体温、夢じゃない。
寒さではない震えが、俺を襲った。
499 :
346:2005/11/02(水) 01:15:56 0
「あーーーー、の、さ」
乱れた呼吸を整えるようにして、途切れ途切れにアベくんが言葉を繋いだ。
「もうこんな時間だし。終電終ってるし。」
触れる程に近いアベくんの声が耳を撫でるのがくすぐったくて、思わず笑ってしまう。
俺の視線に気付いたのか、慌てて目を逸らしたアベくんを可愛いとさえ思ってしまった。
「だからさ……ウチ来る?」
照れを低く隠した声に、俺は大きく頷いた。
たぶん、自分が今まで生きて来た中で、最高の笑顔をしている。そう思う。
胸の奥深くに刺さっていた刃が、優しくほどけるようにして融けて行くのを感じた。
代わりにこの胸をいっぱいに満たした感情…それは春にしか見れない海の風景。
柔らかに陽を照らす水面に、吸い込まれては消えて行く…儚い、水泡のようだった…――
------------------------------
今日はここまで。乙!!
人魚キタ━━━━(゜∀゜)━━━━!!
乙です。ありがとう!!
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
| キタ━━━━━━!!! |
|_________|
. ∧∧ ||
(゚∀゚) ||
/ づΦ
キタ キタ キタ━━━(゚∀゚)━━━ !!!!!
やべードキドキする!!!!
乙です!!
キタ━━(゚∀゚)━━( ゚∀)━━( ゚)━━( )━━( )━━(゚ )━━(∀゚ )━━(゚∀゚)━━━ !!!!
キタ━━━━(゜∀゜)━━━━ !!!!!
職人、職人、次回ででいきなり苺人解散する日まで話しすっ飛ばすのはナシですよ?(*´д`*)
↑までの束の間の幸せな日々もよろしくハァハァ…
人魚の恋心がアベに伝わってないかんじとか
アベ視点の方と平行して読むと禿げ萌えですよお前ら。
346がキタ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!
広島テラ萌エスwwwww
三四郎様が キテタ━━━━(゜∀゜)━━━━ !!!!!
コ、コテは三四郎でどうですか、職人…ガクブル
514 :
512:2005/11/02(水) 01:56:57 O
三四郎様
明日も待ってます!
ワクワクピチピチ
昼休みにご飯食べながらこことフ菓子スレ読むのが習慣になっちまった…
今日も爆撃に備えて心の準備はバッチリだよハァハァ…
三四郎様マダー?
三四郎サマ す て き
519 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/02(水) 19:01:48 O
イイジャマイカ。
三四郎様をワクピチ待ち中
ワクワクピチピチ まな板の上の鯉
522 :
346:2005/11/02(水) 22:13:04 0
>>499の続き。
-------------------------
その後アベくんの住む部屋まで連れてきてはもらったが…細かい所までは正直覚えていない。
なにしろ慣れない二足歩行で半日以上で歩き続けた上に、寒空の下で何時間も放置プレイを食らわされたのだ。
疲労と睡魔が限界まで来ていた。
その夜は…死んだように眠り、喉の乾きを覚えて目が醒めた。
(夢じゃ…ねぇよな)
ベッドからはみ出た2本の足を確認して、胸を撫で下ろす。
とりあえず乾いた喉を潤そう…
アベくんが昨夜、食べ物や飲み物を冷やしておく箱から水を注いで飲んでいたのを思い出し、昨日よりいくらかスムーズな歩き方で台所へ向かった。
しゃがみ込んで箱の扉を開き、簡素に仕切られた棚に立てられた容器から喉を潤す。
箱本体の方に目をやると、小さな空間があまりよろしくない品揃えが俺を向かえた。
その中に居座るようにして、皿に盛られた麺の山。
確かこれは…パスタというやつだ。
アベくんパスタ好きなのかな?と皿の中を覗き込む…
麺の中に、ぶつ切りにされた海の仲間たちが放り込まれていた。
盛大に水を吹いてしまった。
い、いわゆるシーフードパスタってやつですか……
静かに俺は扉を閉め、パスタに散らされたエビや貝を悼んで合掌をした。
523 :
346:2005/11/02(水) 22:13:44 0
それはさておき、俺はアベくんの朝飯を作る事にした。
先ほどのパスタもチラリと考えてたが、目の前で仲間たちが貪られて行くのには耐えられそうにない。
…別メニューにしよ。
適当に食材を物色し、どの食材をどのように調理していいのかは解らなかったが、そこは持ち前の要領の良さの出番だろう。
なんとなく、これはこうして食べれば美味いかな…というやり方で調理を進める。よし、できた。
そろそろアベくんを起こしに行こうと寝室のドアの前に立った。
新婚さんみたいじゃね?なんか…
ニヤニヤとドアノブに手を掛けようとすると、タイミングよく開かれたドアに驚いた。
これ、声出てたら絶対叫んでた…ドアの向こうから姿を見せたアベくんもまた、俺を見るなりビクッと肩を震わせた。
おはよう、アベくん。
挨拶代わりにに微笑むと、アベくんはバツが悪そうに咳払いをした。
「え?何、作ってくれたの?」
行き当たりばったりで作った料理を目の前にして、アベくんは寝癖だらけの頭をポリポリと掻きながら心底驚いたようだった。目で座るよう促す。
「ありがとな……ってお前の分は?」
俺は力なく笑いながら、ふるふると首を振った。
一晩眠ってある程度の疲れは回復していたものの、シーフードパスタの一件で食欲だけが減退していた。
共食いなんてシャレになんねーもんな…黙々と食を進めるアベくんをボンヤリ眺めていると、ふと視線がかち合った。途端に頬が火を吹いた。
キタ━━━━(゚(゚∀(゚∀゚(☆∀☆)゚∀゚)∀゚)゚)━━━━!!!!!
525 :
346:2005/11/02(水) 22:19:21 0
わー…なんか、照れるって…
不思議そうな顔をしたアベくんに悟られぬよう、食器を奪うようにして立ちあがる。
「いやいいよ、洗い物くらい俺するよ。」
立ちあがりかけたアベくんを制して、俺はさっさと台所へと向かった。
まともにアベくんの顔を見ることが出来ない…
誤魔化すように次々と仕事をせがんだが、
「いいよもう仕事ないし…それより、さ」
含みを持った言葉で、座らされてまった。
「あのさ、ちょっと変な事とかも言うかもしれんけど、もしムカついたらそう言ってくれ。」
急に真剣な面持ちになったアベくんに、思わず俺も座る姿勢を正した。
心臓がバクバク言ってる…顔が、熱い。そわそわと座りの悪い尻をなだめるようにして、アベくんの言葉を待つ。
「まず、えーそうだな。どっから来たの?」
ガクリ。
そうだよな…まあ聞きたい事は山ほどあるだろ。
なんたって、アベくんからしてみれば初対面なんだし。
つーか、どっからって…海?
来た方角もイマイチ解らなかったので、とりあえず窓の向こうを指してみる。
「家族は?心配してない?」
なんつーか、あんたのお陰で飛び出して来たっつーか…
…既にこの問答は不毛な気もする。
「声、出ないよな?いつ頃、なんで出なくなったか、とかわかる?病院とかは?」
だから、元を正せばあんたのせいで声出なくなったんだって…
526 :
346:2005/11/02(水) 22:20:01 0
「俺はさ、別にいいんだけど、なんか別にそんな困ることもないし…」
ああもう!!煮え切らねーな。
結局何が言いたいんだ、焦れったい…ここでロマンチックに「愛してる」とでも言ってくれりゃ、全てが巧く行くんだよ。
…僅かな期待を寄せてアベくんを見つめた。
「その、もし行くところ無いんだったらしばらくウチにいる?」
…マジっすか!?
怪訝そうに覗きこむアベくんに、首がもげるんじゃないかって程うなずいた。
ここぞとばかりにアベくんの肩や腕に盛大に触れ、声にならない声で叫ぶ。
「ウチだとソファで寝ることになるけど…」
いや、いい、全然いいし!
なんだかなぁ…とでも言いたげなその細い身体を、折れる位に抱きしめたい衝動に駆られていた。
アベくんと出会って、1日半。出来すぎてるくらいに順風は満帆だ。
あとは俺のアピール次第か…上等だ。
1度は投げかけた諦念を燃料に俺のハートは更に加速していった。
限られた時間との戦いのスタートラインに立った…そんな気分だった。
527 :
346:2005/11/02(水) 22:20:58 0
とりあえずここまで乙乙。またあとでね(・∀・)ノシ
キタキタキタキタ━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)キトッター━━━━!!!!!!!!!!
.∧_∧
[=.・з・]<俺の要領の良さときたらタモリもびっくりなわけよ
シーフードパスタ 禿ワロタ! ノシ
人魚の主食は魚介類だと思ってた
勉強不足だった
346がキタ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!
共食いワロスwww
ワクピチ
ぷちゅう、風呂あがったんだな?
ちゃんとベビーローショーン塗ったか?
m9(0。^Д^)ヾ[・ε・=]凸
ウエノwwwwww
わかめとか
草食なんだな。
三四郎様が麩菓子スレにいらしていた。
ワクピチで待ってるよ!
おまえら三四郎様来るからってはしゃぎ杉wwwww
下半身が魚ってことは、
セクースしないってことだよね?
卵で生まれるんだよね?
アベが初めての人なんだよね?
ワクピチ
>>547 数年振りにコーラ飲みたくなった
三四郎さん待ちに買ってこよ
550 :
346:2005/11/03(木) 01:30:07 0
フ菓子スレ投下に気を取られてる今のうち。コソーリコソーリ(・∀・)
>>526から。
----------------------------------
掃除、洗濯、食事、入浴…俺は順調なペースで人間の習慣を覚えて行った。
その中でも俺の一等のお気に入りは、アベくんが入り終わった後のぬるいバスタブに冷水を足し、その中に浸かってのんびりとくつろぐ時間。
満足に足を伸ばせる程のスペースはなかったが、冷たい水に浸かると、身体中の細胞が息を吹き返して行くのを感じた。
それは海に居た頃の、夜風に吹かれながらの月光浴によく似ている。
気付けば平気で1時間近く入っているから「風呂、好きなの?」とアベくんに笑われたが、まったく悪い気はしなかった。
どうやらこうして人間になっても、人魚だった頃の生態は抜けないらしい。
海に未練がないと言えば嘘になる…それでも。
アベくんと過ごす時間が何より大切だったし、このたった何日かでここまで人間の生活に融け込めるとは、俺自身思ってもみなかった事でもあった。
あの日以来余計な詮索もせずに、こうして素性の知れない俺を置いてくれるアベくんに、心から感謝している。
だから昼から夜遅くまで家をアベくんが空ける間、俺は洗濯機を回したり、掃除機を掛けたりと、かいがいしく働いた。
まぁ、ちょーっとサボって昼間っから水風呂に入ったり、アベくんの匂いのするベッドに寝転んで昼寝していたのは秘密だけどな。
「ただいま」
おかえり。
そうして最高の笑みと晩御飯で向かえてやるのだ。
アベくんの匂いが染み付いた部屋で、こうして帰りを待っているだけで幸せだった。
551 :
346:2005/11/03(木) 01:31:14 0
風呂から上がって床に就くまでの間、アベくんは毎晩ギターを弾いた。
軽く爪弾く程度の日もあれば、俺の存在を忘れたように、ただ歯を食いしばって一心不乱に弦を掻き毟るような日もある。
その日は軽快なリズムを鳴らしながら、「バンドやってんだ、俺」とぽつりと漏らした。
バンド…?
慣れない響きに首を傾げて見つめると、アベくんは嬉しそうにギターをかざした。
「ロックだよ。ロックンロール。おまえ聴いたことないの」
ふるふると首を横に振ると、「そっか、」と小さく言って、ギターを支える足を組み直す。
バンドというものは良く解らなかったが、アベくんが6本の弦に向かう時の真剣な眼差し、バンドの仲間たちのことを話している時のアベくんが1番幸せそうだった。
それにしてもまぁ、アベくんの弦を刻む手の人間離れした速度にどんだけ度肝を抜かされた事か。
叩き伏せるようにして嵐のようなフレーズを鳴らしたかと思えば、次の瞬間には胸が締め付けられるように切ない音色を奏でていく。
アベくんの骨張った指から紡ぎ出される音は、アベくんの心模様そのものだった。
ソファーに沈んだアベくんの足元でその旋律に聞き入っていると、唐突に顔を付けてきたアベくんに
「弾いてみる?」とギターを渡される。
アベくんが命より大事にしているもの…
押し頂いたギターを眺めながら、俺は柄にもなく緊張した。
552 :
346:2005/11/03(木) 01:31:55 0
それに触れさせて貰う事が一体どういう事なのか…それに気付いて、アベくんを再度見上げる。
その顔は、静かな海の水面のように穏やかで…
心を、許してくれたような気がしていた。
静かな波が押し寄せ始めた俺の心の海、それを見透かされないように、弦に手をかけた。
――みよう見まねで適当な音を出すくらいしか出来なかったが、
「おまえ素質あるよ、何か楽器やりゃいいのに」
とアベくんは驚いたように笑って、父親が息子を誉めるように俺の頭をぐしゃぐしゃと撫でた。
何だか照れくさくなって、笑いながらアベくんの手を払いのける。
いいよ、俺は…声は出さずにそう笑う。
「なに?コノヤロー」
と、意地の悪い笑みを浮かべたアベくんが、ソファーから滑り落ちるように降りて来て俺を床にのし伏せた。
細っこい身体にのし掛かられても、正直痛くも痒くもなかったが、ギブ、ギブ!と床を手のひら叩きながら2人で笑い転げていた。
幸せだった。
ぬるま湯のような幸せに浸かり過ぎて……定められた時間など、嘘のように思っていた…
---------------------------------------------
553 :
346:2005/11/03(木) 01:32:51 0
今日はここまで。乙。
さて、フ菓子スレ行ってくるハァハァ…(*´д`*)ノシ
キタ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!!
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
キタキタキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
フ菓子スレの変態具合とこのスレのセツナスヤルセナスの落差と来たら!
キタ――♪ o(゚∀゚o) (o゚∀゚o) (o゚∀゚)o キタ――♪
フ菓子が見つけられない…
誰かヒント下さいまし
この切なスな描写が溜まらない!!!!
ギター弾かせるアベ… (*´Д`)
三四郎様キタ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!!
プ厨wwwww
>2人で笑い転げていた〜
この辺りからパソの画面がセピアがかって来て見えるのは俺だけか?
あれ、2人は幸せな筈なのに目から海水が・・・
数分前ワロスwwwww
アベギターを聞いているエラの図を想像するだけで萌える。
まったくワクピチだな。ハァハァ
_,..-――-:..、 ⌒⌒
/.:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::.\ ^^
/ .::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::..ヽ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
:::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::
:::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::::
:::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::::::: ∧_∧
:::::::::::::::::::::::::::: ( ::;;;;;;;;:) なぁオマイラ、あの夕日の向こうに
:::::::::::: /⌒`'''''''''''^ヽ 仲睦まじく手をつなぐ二人が見えるような気がしないか…
/⌒ヾ/ / .,;;;;;;:/.:;|
-―'――ー'''‐'ー'''―‐'―''''\,./ / .::;;;;;;:/‐'| :;|'''ー'-''――'`'
,, '''' `、 `´'、、, '''_ソ / `:;;::::ノ,,, | :;| ''' 、、,
,,, '' ,, ''''' ξ_ノ丶ー'ー< ,ゝ__> ''''' ,,,,
,, ,,,, ''' , ::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::::::: ,,
,,,,,,, :::::::::::::::::;;;;;;;;;;;;::::::::: ''
,, ''''''' ,,,, ,, :::::::::::::;;;;;;;;::::::
571 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/03(木) 10:50:45 0
>仲睦まじく手をつなぐ二人が見えるような気がしないか
が「なまぐさく」に見えたのは私だけか。
こっちのエラは癒し系だな…
フ歌詞で輪姦されたアベのアナルのようにささくれ立った俺のハートに沁みるぜ。
~ ∬
ΜМ
| |
| |
/ |
~ / 、|
( |
/~~~~| 深ク潜ッテテモイイ?
゚。∧_∧ 深ク潜ッタママデイイ?
゜o。[・ε・=]
~ ∪ ∪
アベ君泣いてないかなぁ…
` ∧_∧
[;=.・з・] 時々顔ノゾカセテ
` /⌒、 `\ 君ガ息ヲシテルカヲ
/ \\/\\ 確カメニ行クカラ
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
自分も人魚エラを読んだ時、深く潜れが頭に浮かんだよ。
ちょい前のドラマだけど「神様、もうすこしだけ」のI FOR YOUが浮かんだ俺は負け組。
ルナシーかよ自分…orz
かなり前じゃないかwwwwwwwwwwww?
癒し系のエラも好きだよ。
癒されたい…
明日から仕事変わって夕〜深夜になるから、昼間にしか投下できなくなる…orz
だから今日、仕事終ったらラストまで書き上げて全部落とすな。
俺も時間との戦いorz
三四郎様か?
昼間に投下でも何も問題ないと思!!!!
ワクピチ
580 :
346:2005/11/03(木) 17:22:23 O
>>578は今ケータイだからコテ付け忘れたwww
346こと三四郎です。ごめん魚面。
ぎょめんワロス
魚が豊富なスレです。
[=.・з・]<ぎょめんねアベくんピチピチ
ぎょめんは貴方です。
[=.・з・]<…
[=.・з・]<こーこーろーからぁ〜君にー伝ーえたいぃ〜♪
魚面 キタコレ!
三四郎に何もしてやれない自分が歯がゆい
三四郎様…忙しいんだな。
投下の時間なんて気にすんな。
朝だろーが昼だろーがバッチコイ!
今夜書き上げようとするその心意気に乾杯
三四郎様、有難や有難や
いつのまにか三四郎が様付けでデフォな件wwwww
>>586 三四郎様には今後も投下時間など気にせず投下してくれと伝えたい。
体に無理なことだけはしないでくれよ三四郎様。
それにしてもワクワクピチピチ
∧_∧
[0。=・з・] ワクワクピチピチ
.(∈ ∋
Σ___)
三四郎サマ 降臨するんだ(・∀・∀・)ヌッヘッホー 待ってるよ!!!
wakuwaku eraera pichipichi…
踏むなよ…
[;=.・з・]<早く言ってよ!
レス内容見れば、ひと目でマルチだってわかるじゃんよ…
ネタにマジレス禁止。
踏んだ・・・
けどフツーのスレだった
そういえばここがぴんくだということを思い出したよ。
すっかり忘れてたw
本当に見れたけど、デブだったんだけどー!
確かに全裸で湯船に浸かってた・・・
>>599 ワロタ
あれは女・・・?・・・肉?周りの男 (;´Д`)キモー
何で崇拝してんだよー
・・・釣られたがおもろかった・・・・・・_| ̄|○・・・はうぅ・・・
三四郎様ワクピチワクピチ
フ菓子スレにあった
これが好きだった。
お前らの仕業ですねw
∧_∧
`[=*.・з・]oO(ソレダー!!)
./σ ヽσ
(し′/し′
.\\\
。\\\
+///+ ←新品の足
゚///+゚。
(_)_)゚
610 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/03(木) 23:53:19 0
[=.・з・]<三四郎様、俺幸せになれるの?
ワクピチワクピチ
思いを遂げて、泡となって消えるのは幸せなの?
ウヌの書きたいように書くのが一番よ>三四郎
周囲に惑わされるでないぞ
心の赴くままに筆を進めよ
今ここ見てないんじゃないかな三四郎様。
ワクピチワクピチ
>>616 えっマジで!?
行儀良くしないとワクピチ
思えば最初の人魚話書いた職人もテラスゴス。
いつでもお待ちしてます。>人魚職人
最初の人魚話は今読み返しても切なくてたまらん
620 :
346:2005/11/04(金) 00:28:36 0
待たせた。
>>552から。
---------------------------------------------
「じゃあ今日はちょっと遅くなると思うし。鍵かけて先寝てていいよ。マジで。」
いってらっしゃい。
その日も完璧な笑顔で、俺はアベくんを送り出した。
閉まった玄関のドアを施錠して廊下へ戻り……俺は、そのまま床に吸い寄せられるようにして、崩れ落ちた。
は…と、堪えていた息を小さく吐き出すと、その瞬間から堰を切ったような激しい咳き込みが俺を襲った。
肺の裏側から直に灼かれるような熱と、喉の奥から込み上げる激しい乾き。
不規則にひきつる胸を掻き毟るようにして押さえ込む。
すっかり慣れきっていた肺呼吸も、今は何の役にも立たなかった…
ガリ、と震える指先で床の木目を引っ掻く。
そのまま這うようにして浴室へ向かった。シャワーの栓を全開にひねると、服も脱がずにバスタブの中へ滑り落ちていた。
降り注いだ飛沫を浴びた瞬間、身体が思い出したように酸素を吸い込んだ。
その感覚にまた噎せ込んで、うずくまるようにしてただただ水に打たれ続ける。
621 :
346:2005/11/04(金) 00:29:16 0
ここへ来て何日経った…?
途切れそうな意識を必死で繋ぎ止めながら考える。
思い返せば、水に浸かる時間が日を追うごとに多くなっていた…その事実が、最期の時への静かなカウントダウンだったのかもしれない。
タイムリミットはもうすぐそこだ…本能で、感じた。
あと何日、いや、あと何時間?
迫り来る消滅に怯えながら…1分でも、1秒でもいい。早くアベくんが帰って来るのを願った。
キュ…とシャワーの栓を止める。
幾分か落ち着きを取り戻し、俺はぐったりとバスタブの縁に腕を投げ出した。
表面張力を越えた水が溢れ出すバスタブの中、俺は意識を手放した…
622 :
346:2005/11/04(金) 00:30:12 0
…1日の大半を浴室の中で過ごした気がする。
リビングの端にぽつんと置かれた小さな時計は、とうに日付が変わっていたのを教えてくれた。
灼き尽くされるような乾きはどうにか鎮まったものの、冷水に長時間浸かり過ぎたせいで頭の中はひどく胡乱だった。
水の中に居る時のように視界が微かに揺れている。
くぐもった聴覚が、カン、カン・カン…と鉄製の階段を鳴らす不規則な靴音を拾った。
やべ、アベくんの飯…作ってねぇや…
取り憑かれたようにふらふらと廊下へ向かい、今日だけは勘弁してもらう気持ちで玄関に立つ。
開いたドアの隙間から、アベくんが縺れた足を挟み込むようにして入って来た。
…おかえり、アベくん。
キシ、と床を鳴らして近づくと、酒と煙草の煙が混じった独特の匂いが鼻をついた。
ユラリと振り向いたアベくんのどろんと濁った視線が俺を舐め上げ、
「なんだよ…寝てていいって言ったじゃん……」
俺の顔を見るなり、心底うざったそうにアベくんが俯いた。
623 :
346:2005/11/04(金) 00:31:07 0
「さっさと寝ろよ……明日は朝起こさないでいいから。当分、…朝は遅くても……もう」
そのままおぼつかない足でもそもそと靴を脱ぎ捨て、呂律の回りきらない言葉をぶつくさ垂れ流しながら俺を素通りする。
酔っ払っているにしても様子がおかしいのは明らかだ。
頭蓋を揺らす感覚に顔をしかめながらアベくんの後を追い、薄っぺらいその肩を、やっとの想いで掴んだ。
…何があったの。
真正面からその顔を見ようと伺うが、垂れた前髪に遮られてその表情を伺い知る事はできない。
黒髪が微かに揺らいで廊下の明かりを反射している。
伺うように下から覗き込むと、痩せた頬に伸ばしかけていた俺の手が、明らかな拒絶の意志を持って振り払われる…逃げるようにして向けられた背。
それに俺もまたムキになって、先程より強い力でもう1度、その肩を引き寄せた。
「別に、何にもねーよ。大した事無いし、大体お前には関係無いし。」
…関係、ない?
今更、そんな言葉。
思わず笑い出しそうになるより先に、アベくんが唸るようにして吐き捨てた。
「出てけよ。」
感情の篭らない、そのたった一言で。
624 :
346:2005/11/04(金) 00:32:07 0
アベくんと過ごした日々が…永遠に続くように思えた幸せが、いま音を立ててプツリと切れた。
笑い出したくなるくらい、余りにもあっけなく。
薄い肩を掴んでいた手がゆっくりと力を失い、頭の中が真っ白に凪いだ気がした。
何も考えられなかった…何も。
「何、嫌とか言う権利あると思ってんの?ここ俺んちなんだけど?」
それでも、僅かな願いのようなものが縋るようにして黒いシャツの端を握っていた。
ふるふると首を振る…
「出ていかないんなら……慰めろよ」
握った指を不意に掠め取られた。
まとまらない思考に追い討ちを掛けるようにして、アベくんが言葉を繋ぐ。
「お前の思った通り、俺今日凹んでんだよ。…バンド、解散するんだって。」
今、なんて…
喉の奥で低く笑う声の冷たさに息を飲んだ。
急速に再成されていく思考がその意味を噛み砕き、殴られたような衝動に襲われ面食らう……
だって、俺は知っていた。
アベくんのギターを聴いていれば、言葉なんかで語るよりも誠実に伝わった。
アベくんがどれだけそれを大切に思っているかと言う事も。
「出て行くの嫌なら、慰めろ……慰めて、くれよ。」
625 :
346:2005/11/04(金) 00:32:47 0
命より大事なもの。
それを根こそぎ奪われたこの男に、行く先なんてあるだろうか…
その縋るような悲しい目、俺の腕を掴んだまま震える手…ゆっくりと顔を上げたアベくんの顔が、捨て猫のように見つめていた。
行き場なんてないのだ。もう、どこにも。
震える黒い瞳のその奥の奥。アベくんの心がそう懇願していた。
嵐のように渦を巻いていた激情が、ゆっくりと凪いで行くのを感じた…俺は静かに目を伏せた。
残された時間も、再び頭をもたげ始めた乾きももう、関係なかった。
…罵られても、殴られてもいい。
笑ってくれなくても、いい。
喜びも悲しみも、あんたの全てを受け入れる事が…俺の幸せだから。
-----------------------------------------
626 :
346:2005/11/04(金) 00:35:34 0
わーーーーやっぱ今日で終わらせるのムリだったぽwwww魚面wwwww
・・・・・・・orz
三四郎サマキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
キノ(-_-)キ(_- )キ!(- )キッ!( )キタ(. ゚)キタ!( ゚∀)キタ!!( ゚∀゚ )キタ━━━!!!!
さ、三四郎殿、確か貴方様は人魚鰓を幸せにしたいとおっしゃってましたよね?
ね?
ねねねねね?
エラー
しっかりーー
ブクブクブク…
あれ、何の音だろう?
何か聞こえるよ…幻聴かな?
大丈夫!ここから!ここからですよお前ら!
と思う。
自分の体いっぱいいっぱいなのに
エラモエス…
エラ…。・゚・(ノД`)・゚・。
三四郎サマ乙!!
無理せず投下できる時間帯でおながいします!
身を削って投下を続ける三四郎に告ぐ。
ネ 申 !
うわーすでに悲しいぉ 。・゜・(つД`)・゜・。
幸せになってくれ・・・・・・
三四郎様のおかげで
縋る・凪ぐ等の漢字が読めるようになりました
三四郎様そしてBIGLOBE辞書検索ありがとう
テラセツナス!…鰓よ幸せになってくれ〜。゚・(ノД`)・゚・。
ワクピチ
胸がキュンキュン言うんですが?
人魚鰓にすっかり魅了された…
昼喜び組もいるので三四郎様引き続きヨロしく
ここの住人、全員フ菓子スレに出張中だなw
ただいまw
俺も ただいま〜 わくぴちw
出張というか住人総被りというかw
ま、あれだ 俺らはイワシの群みたいなもんだ
どっちのスレも、投下待ちしてる時でも楽しいしw
養殖の魚だな
餌を与えられれば群がるという感じ
わくぴちだの魚面だの養殖の魚だの
魚の呪縛から逃れられないスレだな
アベオタだったけど数々の職人によってウエノに目覚めた。
アベオタだったけど数々の職人によってウエノに目覚めた。
魚偏に思うと書いて鰓か、と最近は妙に納得している。
654 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/04(金) 23:24:10 0
魚思
なるほど…ウエノっぽい。
ワクピチ
ワクワクピチピチ
今夜は三四郎様いらっしゃるかしら
oO(飲み過ぎ)
∧_∧゜ ∩_∩_ ?
`[щ・з・]y-~~ (`皿´*)\
`(//_^i^_`//目 (〇目 目〇ゝ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
か、かわいい・・・
やばいって…ハアハア
モエス…
(`皿´)
<⌒/ヽ-、__ノヽノ |
/<_/____/ < <
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(`皿´ )
<⌒ヽ_ /ヽ-、__ノヽノ |
/<___ノ/____/ < <
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
Σ(`皿´ )
<⌒ヽ /ヽ-、__ノヽノ |
/<___ノ ̄ ̄/____/ < <
(`皿´; )
<⌒ヽ_ /ヽ-、__ノヽノ |
/<___ノ/____/ < <
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(`皿´; )
<⌒/ヽ-、__ノヽノ |
/<_/____/ < <
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧∧
[=.・з・] Σ(`皿´ )
_| ⊃/(___ノヽノ |
/ └-(____/ < <
∧∧
[=.・з・] (`皿´; ) <そろそろ足できたかと思って…
_| ⊃/(___ノヽノ |
/ └-(____/ < <
エラマジック。
もう少し待ちなさいフトシ。
足どころじゃなかったw
そっと戻すフトシw
今夜は三四郎様来てくれるかなぁ
∩_∩
~ ∧_∧ ̄ ̄∫⌒\__ (皿´; )y-~~
∈[‐ε‐=*]∋∫___≦ /(へ へ
もっとシャキッとして待っていなさい、あんたたちw
三四郎様は今日も仕事なのかなぁ…
いつか来てくれるさ。ワクピチ。
672 :
346:2005/11/05(土) 23:45:54 0
>>625から。
-----------------------------------------
無機質な指が身体を滑るたび、気が狂いそうになる…
乱暴に絡め取られた舌をようやく離され、壁へと身体を押し付けられた。
冷えた廊下の空気に、やたらと朱く染まった吐息が溶ける。
濡れた舌が胸を這い回り、何回か舌で刺激されてから甘噛みされると、背筋に電流を流されたように身体がビクついた。
やり場のない感情をむき出しにしてぶつけるような、けして愛撫とは呼べない、愛撫。
アベくんの後ろ髪を抱き込もうとして伸ばした腕を取られ、そのまま引き倒された。
絡まる指の隙間の感触、肌を舐め上げるようなアベくんの眼差し…
身体の内側まで透かしてしまうようなそれに晒されて、痛烈に、抱かれている事を実感した。
そう思うだけで、もう、限界だった。
カタカタと冷たい床に面した背骨が震える。
仰け反る首筋に落とされる薄い口唇、触れた部分の下の血管から沸き上がる血が逆流して、身体の隅々に火を点けて回った。
熱い、熱い、身体が。
指が解かれ、骨張った長い指が口唇を掠めた。
「口開けて」
ぼんやりと胡乱な意識でその意味を理解する前に、口唇を撫でていた指が強引にねじ込まれる。
673 :
346:2005/11/05(土) 23:46:34 0
「舐めて」
そう言い放ち、首筋に埋めた顔と舌が、ゆっくりと筋を辿った。
耳の中を出入りするざらざらとした感触に飛びそうになる意識を必死に繋ぎ、アベくんの指に舌を絡ませる。
喉の奥まで突っ込まれて噎せそうになるが、構わずにアベくんが指を進めた。
酸素の足りない頭が滲んで、視界がとろけて端の方から滲んで融け出した。
指を引き抜かれ、上下する荒い胸をいなすように撫で下ろされる。
自分の欲望を満たすだけの行為なら、立ち直れなくなるくらい粉々に叩き伏せて欲しかったのに…
それなら、こんな優しさの欠片なんて見せないで欲しかった。
それにまた泣きそうになって、きつく目を閉じて涙腺を抑え込む。
ボトムを膝まで落とされ、ひたりと後ろに指があてがわれた…
その指の冷たさに思わず息を詰め、割り入ってくる言いようのない痛み。
堪えていた筈の涙が次々と零れ落ち、身体中が拒否反応を起こす。
更に増やされた指が中で蠢く度に、呼吸を忘れていく。
惑う指がアベくんの肩に辿りつき、内壁を引っ掻くようにして引き抜いた指にまた息を尖らせた。
アベくんがまだ満足に勃ち上がってはいない己を奮い立たせるようにしごく…黙って、腰を浮かせる。
次の瞬間、脳天まで一直線に突き抜けた激痛に…完全に呼吸の仕方を、忘れた。
674 :
346:2005/11/05(土) 23:48:10 0
繋がった部分から、どうしようもないほどのアベくんの悲しみが叩き付けるようにして流れ込む。
「…くっ」
悲しみ、痛み、怒り、絶望…
アベくんの心を渦を巻いて逆巻くそれらが牙を剥くようにして、俺に襲いかかった。
零さず全て受け止めようと、低く呻いたアベくんの形がぴったりと解るほどに締め付けていた。
振り払うように強引に揺さぶられる度、早鐘を打つ心臓の音だけが頭の中を反響する。
「ち…から、抜けってぇ……」
受け止め切れずに流れ出すそれが、嫌な汗となって吹き出ては玉を結んだ。
目を見開いている筈なのにアベくんが滲んで見えない。
「……クソッ」
あまりの痛みに萎縮しているそれに長い指が絡み付く。
羽毛を撫でるようにして柔らかく擦られる感覚に、再び火が点いた身体がゆっくりと呼吸を思い出し始め…肺をくすぐるような痛みに数回噎せた。
それでも強張った筋肉がゆるやかに弛緩して行き、アベくんの猛る怒張を柔らかく包み込んだ。
675 :
346:2005/11/05(土) 23:51:08 0
大丈夫、
大丈夫だから…
ゆっくりと、尖った背骨の窪み1つ1つを確かめるように撫でて行った。
傷を舐め合っている自覚はあった。
例えそれが不毛なことであろうと、放っておけなかった、俺には。
一縷の光も射さない暗闇から救ってくれたのがアベくんだった。
束の間でも、夢を見せてくれた。
今度は俺がそれに応える番だ…たとえ、この身が朽ち果てても。
そう気づけば微笑んでいた。
愛しかった。
ただひたすらに愛しかった、
どうしようもない程に。
-----------------------------------
小出しで魚面。カラオケで野猿のFish Fight歌ってきたwwwwwwもうだめだ、エラの呪縛から逃れられないwwwww
三四郎様乙!
毎回キュンキュンするぜ!
つーかエラの呪縛スゴスwwww
三四郎ネ申乙
続きをワクピチで待ってます
キタコレ!
フ菓子スレの職人さんと投下時間が被ってますよ
神様の活動時間なんですね。ゴッド広島タイムなんですね。
キタ---------------------------------!!!!
SSのテラセツナスなクオリティに反したお茶目な三四郎様タンテラモエス(*´д`)>野猿
本当にキュンキュンするよ…(*´Д`)
キタワァ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。..。.:*・゜゚・* !!!!!
三四郎様乙です!
続きもワクピチです!
ごめんね(;`皿´)人[・ε・=*]o(平気…)
(ずっと一緒にいたいなぁ)o(*`皿´)人[;ε;=*]o(いつまでアベ君といられるのかなぁ)
アンカー間違えた
(この腕の感触どっかで覚えがあるなあ)0o。(*`皿´)
(前にも助けられた気がするなあ)0o。(*`皿´)
[;ε ;*] 。o0(いつだって助けに行くからそばにいさせてよ…)
三四郎様のレスを読んで野猿のCDを引っ張り出そうとしている私がいるw
人魚鰓の仲間はやはり髪と引き換えにナイフを貰ってくるのだろうか…
>>691で思い出した
それで相手を殺さないと自分が泡になっちゃうんだ…
・゚・(つД`)・゚・ウァァァン
やっぱり三四郎様は凄いなぁ *´Д`!
俺 人魚鰓も童話認定されてもいいと思うよ。18禁で
最初の人魚職人もスゴス!
いやー三四郎様すごいけど、最初の人魚話あればこそだよ。
あの切なさすごいよ。
早く新しいバンドで再会しないかなぁ。
(その際、鰓のアベに関する記憶はなくなってるというありがち厨設定も萌える)
アベは覚えてるのか!
やべえ、テラモエス…
初代職人も三四郎様も俺にとっては ネ申。
素晴らしい連携プレイだと思っている。
>>696 再会した瞬間、思わず抱きしめたりしてな
エラは「えw何この人wwどうしたの?w」って反応で
確かにエラなのに…とアベショック
しかしエラはアベにまた一目惚れしたりww
ごめんベタな妄想して
大丈夫だよエラは何度でもフトシを好きになるよ。モエス。
>>699 抱きつかれたウエノはよくわからないのに
つい抱き返してしまって、そんな自分に動揺してほしい。
ところで人魚鰓の肌はぬるぬるしそうなくらいつるつるかな。
職人いなくても話が進んでるしw
お前ら面白いよ。お前らw
ワクピチ
今日は三四郎様はいらっしゃらないのか。
ワクピチワクピチ
今夜はシャキッと待とうか
 ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
`∩_∩ .∧_∧
(*`皿´)[=.・з・] oO(うん)
(∪ ∪ ∈ ∋-~~
と_)_)、Σ___)
`∩_∩ ∧_∧
(#`皿´)[・ε・=;]
(∪~-⊂彡∈ ∈ )
と_)_) (___≦
鰓人魚にはタバコは吸わせないんだねフトシ。
`∩_∩
(*`皿´)y-~~<いい卵が産めるように… ↑没収したタバコ
`∧_∧
[;=.・з・]oO(アホだこの人 その上キモい)
やじるしが…
再開=白楽のスタジオだろ?
チバと当時のサポートドラムは目の前で繰り広げられる再会劇にドギマギするのかwww
チバ「コウジ君、この人知ってたんだ?」
ウエノ「知らない知らない。初対面初対面。」(抱擁し返しながら)
www
テラモエス
…三四郎さんは
昼組になったんじゃなかったか?
 ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
`∩_∩ ∧_∧
(;`皿´) [・ε・=;]oO(あ!)
(∪、 ∪、 ∈ ∋
と_)_) (___≦
ズレるのイクナイよねー
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄
∩_∩ .∧_∧
(*`皿´) [=.・з・]
(∪ ∪ ∈ ∋-~~
と_)_)、Σ__)
んな事より魚が吸うなよ
 ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∩_∩ ∧_∧
(#`皿´) [・ε・=;] <あっ
(∪~-⊂彡∈ ∈)
と_)_) (___≦
煙草ないと死んじゃうよ…
 ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧_∧ ̄ ̄∫⌒\__ ξ
∈[×ε×;=]∋____≦ ピチピチξ
エラエラモエス(;*´Д`*)
ズレはどうにもならないスマソ
人魚鰓にしゃべらせないのが僕のポリシーw
三四郎サマは忙しい方のようだから
ゆっくり待とう。
ワクピチ
>>710 そのころはサポートじゃなく、キュウが週1で北海道から来てたんじゃなかったか?
二週間にいっぺんだった気がする
三四郎は生活サイクルが変わって疲れてるのかなー。
待ちくたびれた人魚鰓が干からびそうだなw
干物鰓ハァハァ
干物でさえハァハァの対象なのかw
そういえばどっかの神社に人魚のミイラが奉られてるよね
猿と魚くっつけたヤツ
干物のかほりにハァハァとか言ったら どん引きされるかな
…うん
しばらく水につけてたら戻る?
>>721 うわありがとう
書き込む前にズレチェックできるのかなコレ
三四郎サマ…
ワクピチ
初代人魚職人さんはもういないのだろうか。
鰓かわいいよ鰓ハァハァ
リキッドに行く予定なんですが、
鰓さんを正視できる自信がありません。
レディキャロのオフィシャルに行くたび
鰓のおみ足でハァハァする。
735 :
346:2005/11/08(火) 14:48:19 0
ひさしぶり(・∀・)ノシ
やっとこ最後まで書き終わったから、仕事終わってからちょっと手直しして投下するよ。
投下かなり夜中になるけど、よろしくな。
三四郎サマ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
いつまでもまってるよ
ワクピチ━━━━━━(´∀`)━━━━━━!!!!!!
三四郎様、楽しみに待ってます。
お仕事ガンガッテ下さいね。
三四郎タン━━━━━━ハァ('A`)ハァ━━━━━━!!!!!!
白ご飯とハシ用意して いい子して待ってマス
意味もなくレディキャロのオフィシャルに行く機会がふえまった。
鰓!!鰓!!!鰓!!!!
三四郎サマキテタ!
ワクワクピチピチ
僕は人魚鰓のシリーズがいちばん好き
三四郎様待ってるよ待ってるよー!
あ〜いして〜る〜あ〜いして〜る〜い〜つまで〜も〜きみのこと〜を〜
ほら鰓、出てこいよ。
干からびないように、シャワー浴びておきなさい。
三四郎様が投下するまでに、
前回までをまとめ読みしとこう。あ〜ワクピチが止まらない〜。
>>745 ┏━━━━━┓
┃。::.::.゜┃
┃.::::::::.┃<共立美容外科〜♪
┃・::::::::・┃ 共立美容外科〜♪
┃゜.::::.。┃
┃。::::::。┃
┃。::::::゜┃
┃゜::::::。┃
┗━━━━━┛
。。゚WW。゜。
ネタもズレも破滅的なので吐きたくなりました
ずれてないよ?
[;.=・з・]。o(
>>747の意味がさっぱりわからないってことは秘密だ……)
747はCMネタだが関東ローカルなのでは?
ワクピチ。
じゃ
>>750が知らないだけか。エラだしな。
ワクピチ。
眠い…PC放棄して携帯握りしめてベッドの中です。
三四郎様まだかな…
三四郎様はきっともっと眠いよ…
お仕事に続いてSS乙です
初代人魚から読み返しながら待ってます。
ワクワクピチピチ
757 :
346:2005/11/09(水) 01:46:54 0
待たせた。
>>675から。
---------------------------------
不意に、下から突き上げていたアベくんの動きが止まった。
信じられない、と言った表情でこちらを見下ろしたまま…そのまま、ネジの切れた人形のようにゆっくりと一切の動きを止める。
張りつめた糸が切れる寸前の、そんな表情。
僅かに開いた口唇が微かに戦慄いている。
震える身体を諌めるように、冷たい身体に温もりを分け合うように。
抱き寄せた。
心の底からとめどなく沸き上がる感情は、理性のフィルターに邪魔されてしまう言葉よりも何より正直だった。
丸い月に導かれ、満ち満ちる海のように…アベくんへの想いが募ってゆく。
こんなにもアベくんのことが好きだ、と…
伝えたくて、痩せた身体をぴったりと密着させた。
2人を隔てる肌でさえ邪魔だった。
このまま溶けて混じり合って1つになって、いつまでもアベくんと居られたらどんなに幸せだろう…
俺に残された時間はあとどの位?
ねぇ、俺の心臓の音、伝わってる…?
半ば不安を拭うようにして撫で続けると、不意にポツリと生暖かいものが触れた。
その感触に顔を上げると、アベくんが目を見開いたまま…泣いていた。
静かに泣いていた。
泣き方が解らないのか、次々に零れ落ちるそれを不思議そうな顔をして拭っている。
小さく嗚咽を漏らしながらまぶたを擦る指に、そっと手を重ねた。
いいんだよ、泣いても…
アベくんの心の海に潜って、そこに渦巻く痛みも何もかも、全て飲み込むつもりでそっと口吻ける。
みるみるうちにその表情が歪み…そのまま堰を切ったように、アベくんは、声を上げて、泣いた。
758 :
346:2005/11/09(水) 01:47:34 0
「……色々、ごめん。」
咳き込んで、スンと鼻を鳴らしたアベくんが掠れた声で呟いた。
ゆっくりと俺の胸に埋めていた顔を起こす。泣き腫らした目を何度かしばたき、ようやく真っ直ぐに俺の目を見つめた。その目に宿っていた険しさはすっかりその形を潜め、今は嵐の去った海のようにすっかりと凪いでいる。
「もう一つ、謝りたいんだけど…」なにを?視線でそう問うと、さも居心地悪そうにアベくんはチラと繋がった部分を見遣り、
「……悪いんだけど、動いても、…イイ?」
心底申し訳なさそうに笑った。
確かに。そう言われて初めて下腹を意識する。
俺の中で熱のやり場に困って、未だ脈々とその存在を誇示しているモノ…が。
アベくんと繋がっているという事実を改めて自覚して、恥ずかしいやら、嬉しいやら…俺まで恥ずかしくなって来てしまった。
それでも、今日初めて見る笑みが何年も見なかったもののように思えて、俺もつられて笑ってしまう。
やっぱりアベくんには笑顔が一番よく似合う。
惚れた弱み、ってヤツかも知れないけど…いたずらが見つかってしまった子供みたいにあまりに可愛く笑うもんだから。
応える代わりに軽く口吻けて…そのまま舌を差し込んだ。
759 :
346:2005/11/09(水) 01:48:21 0
それからは…それからは、もう。
叩き伏せるようにして呼吸を奪う愛撫に、飛ばされまいとしがみつくのに精一杯だった。
器用に腰の角度を変えてははっきりと感じる場所を突いてくる。それに加えて、先走った液体でぬめる指が強弱を付けて上下に攻めたてるものだから、正直、限界だった。
擦られる内側がトロけていく感触に意識が飛びそうになる。
「別にコレ、嫌じゃない…だろ?」
意地の悪い囁きが耳元を掠め、快感のツボを執拗に攻めたてられる…無意識に抗う腕を、意図もたやすくのされてしまう。
アベくんの吐息、アベくんの体温、アベくんの目…アベくんの全てが、優しい凶器。
酸素のまわらない頭の中で、まるでそれしか言葉を知らないかのように、バカみたいにアベくんの名前を呼んで…果てた。
少し遅れて最奥に放たれるアベくんの熱。
細胞の1つ1つがゆっくりと融けて交じりあう感覚…
引き抜かれたそこが少し寂しそうにヒクついたが、倒れ込んでくるアベくんの身体をしっかりと抱き止め、その温もりを身体に刻み付ける。
アベくんがゆっくりと微笑んで、目を閉じた。
暖かく、穏やかな波間を漂っている気分。
幸せの絶頂に抱かれながら…爪先から融け出して行く優しい感覚に身を委ねて、俺もまた目蓋を落としかけ…
目を、見開いた。
アベくんを包み込む、腕が、肩が、指先が…熱の冷めやらない空気に水泡となっては昇華して行く。
音もなく融け出す部分がとめどなく透明な液体となっては床を濡らし、次第に身体の感覚がなくなって行く…
全てを失ったアベくんを、また独りにしろって?
冗談じゃない…!!
俺は必死に腕を伸ばす。
最期に見たのは、幸せそうな笑みを浮かべて目を閉じたアベくんの顔だった…――
760 :
346:2005/11/09(水) 01:49:01 0
…あたたかくも冷たくもない、暗い波間を漂っていた。
見渡す限り一面、一縷の光も許さない塗りつぶされた闇、闇、闇…
右も左も、上も下も解らない。
途方もなく広いのに、息が詰まりそうなほど狭い空間。
ゆらゆらと浮遊しているのに、途方も無い重力にただただ打ちのめされるばかりだった。
あぁ、俺、死んだんだっけ…
どうやら身体は無くなっても意識だけは残るらしい。
あれからどの位の時間が経ったのだろう…
肉体を持たずに漂う意識の海の中で、アベくんの事をただひたすらに考えていた。
アベくんちゃんと食ってるのかな、
ギター弾いてるかな。
もしかしてオンナとか出来たのかな?
泣いたり…してねぇかな…
最後に見たアベくんの笑顔がフラッシュバックする。
死んでまでこんな辛い思いをするくらいなら、いっそ意識もろとも消えてなくなった方がまだマシだった。
身体はないのに、何故か泣きそうになる…その瞬間。
不意に暖かさを感じ、遥か遠くの方で僅かな光が差し込むのが見えた。
母親の羊水の中にいるような懐かしさ、暖かさ…
吸い寄せられるようにして、俺はその方向に意識を集中させる…
腕を、伸ばした。
761 :
346:2005/11/09(水) 01:49:40 0
「──……ッは!!」
急にクリアになった意識と、視界。
殴られたような衝撃に目を見開けば、あの時と同じ…見知らぬ雑踏の中に居た。
無表情で俺を通り過ぎてゆく人、人、人の波。
その濁流の真ん中で、立ち尽くしていた。
不思議と違和感はない。そこにある景色を、当たり前の日常として見ている自分が居た。
俺の骨張った手のひらがある。
靴を履いた足がある。
息を、している。
まさか、と思い、あの頭1つ飛び出た影を探した。
「アベくん、アベくん…!!!!」
迷惑そうに振り返る人の群をかき分けながら、あの背中を…探した。
どこまで行ってもアベくんの姿は見つからなかったが…悲しみはなかった。
「は…ははは……」
行き先なんてない。
居場所なんてない。
代わりにこの胸の中を渦巻いているのは、どうしようもない高揚感。
今なら、何でもやれる気がした…
気付けば、歩き出していた。
762 :
346:2005/11/09(水) 01:50:51 0
……それから数年が経った。
俺は持ち前の容量の良さですっかり人間の生活に溶けこみ、激しい乾きに襲われることもなく、海を恋しく思う事もなく、日々を過ごしていた。
『何か楽器やりゃいいのに』
その一言を何となく思い出して、日々の片手間にベースを弾いた。
ロックさえ続けていればアベくんに会える気がする…
それは本当に漠然と、自信のない根拠ではあったけれど。
数々の音楽に出会い、ロックンロールに出会い…
そしてチバとキュウと言う面白い人間に出会い、一緒にバンドを組んだ。
ボーカルのチバは…一言で表すなら傍若無人。
けれど人一倍デリケートで誰よりもロマンチスト、そんな危うさが醸し出すカリスマ性は誰にも真似出来ないものを持っている。
ドラムのキュウは、愛らしい見かけに反してチバと俺の世話焼き女房。
特にコイツは、アベくんとはまた違った感情で繋がっている気がする。
気の合う仲間とのバンドは楽しかったが、お世辞にもうまく行っている状況とは言えなかった…
なかなかいいギターに恵まれず、おまけにキュウは地元とコッチをハシゴする日々。
チバはチバで、歌いながらギターが弾けない。
前途多難なこのバンドに、
「ギターさえいいのがいりゃぜったい上手く行くから」
それが口癖になっていたチバが、ある日ギターを見つけて来たと言う。
「どんな人なんだろうねぇ、ギターの人」
「どーするよ、とんでもねぇブッサイクとかだったら」
普段通りスタジオに入っていた俺とキュウは、今日チバが連れて来るというギターの男を想像してはゲラゲラと笑っていた。
アンプにもたれかかりながらタバコをくゆらしていると、おもむろにスタジオの扉が開く。
「うぃーす」と、めずらしく気持ち悪いほどの笑顔を浮かべたチバが入ってきた。
どうやら例のギターを連れて来たらしい。
こっち、と招くチバの後ろを、興味本位で覗き込むように背を伸ばす…
763 :
346:2005/11/09(水) 01:52:54 0
(――…え?)
心臓が、派手に跳ねたのが解った…久しく湧き上がる感情に、動揺した。
まさか…いや、でも…
その時の俺といったら、端から見ればたいそう挙動不審だっただろう。
それでも、この感情が向く先は…1人しか、いない。
相手も俺に気付いたのか、入れば?と促すチバを無視して、俺を食い入るようにして見つめている。
しばらくスタジオに無言の時間が流れた…
キュウが思わず背筋を伸ばして座り直し、絡み合う視線の真ん中で居心地が悪そうなチバが
「と、とりあえず音出す前に、メンバーの紹介だけしとくから」
と咳払いをした。
「こ、このちっちぇーのがドラムのノブオ……じゃなくてキュウ。で…」
モゴモゴとどもるチバの言葉など、まったく耳に入って来なかった。
吸い寄せられるようにツカツカとその男の前に歩み寄り、立ち塞がる。
「ちょ…コウジくん、何…」
ツンと鼻の奥が痛む。熱くなる目頭を抑えるようにして右手を差し出した。
「ウエノコウジです。よろしく」
俺より少し高い背。
天使の輪を冠した、艶やかな黒い髪。
変わらない、マルボロの匂い。
切れ長の…瞳。
764 :
346:2005/11/09(水) 01:53:34 0
男は相変わらず戸惑った顔をしていたが、満面の笑みの俺を見て…あの笑顔で、笑った。
「アベ…アベフトシ、です。」
アベくんは小さく呟くと、差し出した右手を無視して、くしゃくしゃにその顔を崩した。
そしてギターを担いだまま、窒息しそうな程に抱きしめられる。
「おまえ…ふざけんなよっ…!! 俺が、俺が…どれだけ…ッ」
ぎゅう、と抱きしめる腕に力がこもる。
「…ごめん」
俺も負けじと抱き返した。その細い背中が折れてしまうんじゃないかって程。
もう離れたくない…離さないから。
予想外の展開に呆気に取られているチバとキュウをよそに、俺たちは長い空白を埋めるようにして抱き合った。やっと、スタート地点に立った気がしていた…
「こ、コウジ君、何、この人知ってたんだ?????」
「知らない。初対面。」
そう…俺たちの物語は今こうして、やっと始まったばかりなのだから。
焦りまくるチバとキュウにそう返して、アベくんの匂いにくるまれていた。
-終-
765 :
346:2005/11/09(水) 01:53:58 0
以上、お粗末さまでした。
>346
超乙。感動した。
さんしろぉ〜!乙!
一気に泣いたよ、鰓が消えちゃうとこで…
うはwwww三四郎さんww。・゚・(ノ∀`)・゚・。
他愛無いレスを拾って溶け込ませてくれてる。・゚・(ノ∀`)・゚・。
ありがとうございます(;∀;)
布団の中で携帯握りしめてた甲斐があった。
感動したよ三四郎様。
人魚鰓をしあわせにしてくれてありがとう。乙〜!
>>346 乙!乙でした!!
また泣かされちゃったよ。・゚・(ノД`)・゚・。
鰓の気持ちが切な杉…
三四郎様ありがとう!
ありがとう!ありがとう!!ありがとう!!!!それしかいえん。
乙!超乙!ありがとう!そういえば最初に投下された話では、
アベは、もうこれ以上に悲しいことなんかない…みたいなこと言ってたんだよね。
人魚鰓だけじゃなく、アベも幸せにしてくれたんだな三四郎…ありがとう。
泣けた…。マジで。
ありがとうさんしろう…
感動した。
>>773 そして鰓住人も幸せな気持ちになったんだよね
やっぱり深く潜れのイメージだなぁ。
>>760のあたりとかね。
伏線の作り方がうますぎる…何気ない生活の中でアベギター弾かせてもらった時のあの一言で、だろ?
おぬし、何者じゃ!!!!ウワァアン!!!
色んなエピソード盛り込んでるね。
ノブオとか。上手いよ!お疲れ様!!
.。::+。゚:゜゚。・::。. .。::・。゚:゜゚。*::。.
.。:*:゚:。:+゚*:゚。:+。・::。゚+:。 。:*゚。::・。*:。゚:+゚*:。:゚:+:。.
ウワ━.:・゚:。:*゚:+゚・。*:゚━━━━゚(ノД`)゚━━━━゚:*。・゚+:゚*:。:゚・:.━ン!!
。+゜:*゜:・゜。:+゜ ゜+:。゜・:゜+:゜*。
.:*::+。゜・:+::* *::+:・゜。+::*:.
>>778 そんなこと言ったら
好きで水に浸かってた=実はそれがタイムリミットだった
計 算 づ く だ っ た の か orz
再会できてよかったよおおおおおお。・゚・(つД`)・゚・。
すごいよ三四郎様。本当に乙!!
こんどは人魚鰓さんも声が出るから
いっぱい話ができるんだね。。・゚・(ノД`)・゚・。
>>760から後は最初の人魚の話しの続きとしても成り立つ…
泡にならない方向に話を持っていって
別のエンディングになるのだとばかり思っていた。
初代人魚職人&三四郎様の連繋プレイスゴス。
>>777 深く潜れが萌える曲になってしまいました。
すごいよ 今起きていきなり感動したよ!
言葉のひとつひとつが凄い綺麗でやっぱ三四郎様は神だよ
子供が生まれたら読んでやるから!!
み、みんなが幸せになってよかった。・゚・(ノД`)・゚・。
三四郎様超乙!!!!最初から保存します。
(T-T)人(T-T)
嬉しいじゃねえかゴルア!
ってフトシにメチャメチャにされればいいと思うよ。
ハァハァ…
初代人魚職人の2倍近い文章量だよね?これ…
三四郎様!まだイケるならスイートな再会の夜編もうわぁ何をするんだやめ(ry
昼ごはん食べながら半ベソかいて読んだよ。
伏線の張り方もうまいし、ここの住人の会話や昔話から小ネタが拾われてて、すげー楽しめた。
次回作もワクピチで待ってるよ三四郎様!ほんと乙でした!
仕事しながらこんなの書けるなんて才能だお
尊敬するお
ボクなんて一日中ボケーっとしてるのに
してるのに…('∀`)
チバ変態スレ空き家を貰いました
電波はひたすらスルーすれば良し
>>795 チバ変スレ見つけられない。
ヒントキボンヌ
>>796 >>795が言ってる空き家ってのは、
次に埋めにかかってる電波の自スレのことだと早く気づけよ…
ごめん・・・電波が埋め立ててる所そうなのかな?
有効に使って頂けるなら大変有難いです。
電波の本名で検索してヒットするスレがそうです。
有効?どこのチバヲタ姉さんがdんぱスレなんか使うの?
つかチバヲタじゃなくたって、スレごとスルーだよw
ハァハァもっと虐めてくれ!!
って続きは電波スレでやりませんか?
どうせ使ってくれないなら・・・
801 :
796:2005/11/09(水) 20:25:09 0
>>797-798 ありがとう。探せました。
寒くて頭フリーズしてたからdんぱちゃんの存在自体忘れてたw
お忘れなさい。電波なんて怖い夢ですよ。
↑ブラクラですよ
再会後のあれこれを考えて
ハァハァしてるところなので
邪魔しないでください。
新しいネ申を待つのと、人魚鰓の続きを妄想するのが日課。
同じくノシ
読み返してしまった。
何度でも萌える…ハァハァ
うちの会社に田臥に似てる男の子がいるんだけど、
田臥を通り越して鰓に見えてしまいハァハァ…
エラはないんだけどね、その子。
もう幻覚で、あるはずのないエラが見えてしまってる…w
三四郎様マダー?ワクピチ
三四郎様は昨夜、感動の完結編を投下してくれたではないか!
休ませてあげようよw
お前らまで休まなくてもいいんだよ?
連日連夜ハァハァとワクピチやって
疲れてるんだよw
みんな再会の続きはどんな妄想してるの?ハァハァ
再会→飲み会→合体会
こんな感じ
再会→アソコも再会
おまえら・・・・
合体会w
いやでもそれしかないだろー。
数年ぶりだからさぞ激しかろう…ハァハァ
んでしあわせレベル最高ゆえに、かなりバカップルな会話とかでw
鰓は声が出るようになったんだから盛大にハアハア言ってほしい(*´д`)
「もっと声出せよ。もっと聞かせろ、お前の声。」
やばいそれまじやばい
嗚呼、住人達にも正体不明の激しい乾きが…
おまいら急いで水に浸かれ!
激しい続編カモーン!!
そんなこと言われて
めちゃくちゃ恥ずかしがったりとかしてホスイ…
鰓さんハァハァ
>>812の気持ちもよくわかるんだけどさ…
三四郎サマ待ってるよフォ-----ヽ(*`皿´)ノ-----------!!
初代人魚の神、
その前に降臨した神々、
これからくる新しい神々、
お待ちしています。ワクピチ。
あんだけやってもらってまだ書かせるつもりか!!
オマエモナー
すぐなんて無理は言わないよ。いつでもいいよ。
鰓が思い切り鳴いてるの、読みたいよ。
数年ぶりの劇的な再会だもんな。
鳴きまくって乱れまくってほしい。
アベも気が変になりそうなくらい興奮するんだろうな…。
ダメだ。想像しただけで右手が股間を刺激してしまう……
神様いっぱいいるからきっとそのうち…
ワクピチv
激しく求め合うバカップル!カモーン
妄想を文章にするのって難しいな
肝心のエロが描写できん
やっと足ツボの番組見れたんだが
ハァハァしすぎて疲れた。
なにあのエロ番組。
人稲杉wどーしたおまいら?
いるよ。
スピーカー蹴散らして、スピーカー抱き締めてました。
静かだね・・・
サーカス色のにじんだ壁に見とれていました
みんな連日のハァハァでカラダがいっぱいいっぱいだったんだね
正直寝不足。
取り戻すよw
キャロDVDが発売になれば、ここも賑やかになるんだろうな。
(;´Д`)鰓ハァハァって。
ネ申がやがて来る時を待ち焦がれている。
>>841 あ、間違った。
「やがて」じゃなくて、「やって」来る時を、だ。(ノ∀`)アチャー
連投スマソ。
そこでVIDEOCarolineですよ
こっちも2000円じゃなかったっけ?
>>843 昔メールで頼んだのに未だ来ない
問い合わせても返事が来ない。どうすればいいかな
ウエノ社長にDVD出してくれとコールしてみようかな覚えてたら
>>846 そこは知ってたけど買い方がさっぱり…
メールで申し込むのかな
ビデオキャロラインの頃もいいけど
最近のほうがもっと色気があるので
ぜひともDVDを出してホスイよ鰓社長ハァハァ…
鰓のあの美肌は長年のサウナ通いの賜物かな…
今夜もひとけがないな?
フトシDVD鑑賞か。
いや、鑑賞会は人少なかったよ○| ̄|_
みんな意外とまともな社会生活をいとなんでいるんだな。
俺と違って…(ノ∀`)
>>852 残業の果てに帰れなくなり、会社近くのビジネスホテルに
女ひとりで泊まった自分は相当虚しいぞw
実況参加したかったなー…。
854 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/13(日) 14:25:47 0
ネ申降臨しないかな…ワクピチ
>>850 や、ミセル関連は今どこもあんまり人いないよ。
狂ったように伸びてんのは噂のアベスレだけ。
箸にも棒にも引っ掛からないようなツマラン連投で伸びてるだけだけどw
ごめん
>>856 あんたが連投にヒス起こしてんのはもう充分わかったから
他のスレにそれを撒き散らすのはやめてくれないかな
前の流れで久しぶりにビデオキャロラインを見た。
鰓は確実に色気が増していると思った。
キャロライブ中、人魚鰓を思い浮かべながら観ました。
ウエノが腰を振る度に、ベースを舐める度に
違う意味でもハァハァできたのは職人タン達のおかげです。
鰓社長の秘書はフトシだな…
鰓社長がフィーリングで解読してくれる
あと10日でKOOLOGIのライブ。その2日後にキャロのライブ…
立て続けに広島見たら、妄想で正気が保てなくなりそうな悪寒。
きっと貴方は めくるめく快感の世界へと逝けますよ
867 :
865:2005/11/14(月) 18:55:59 O
むしろ裏山…ハァハァ…
ハァハァなレポなんかも待ってます。
ワクピチ。
お互いのライブに顔出したりしないかな…
どんな顔してステージ見てんのか、それを観察したいw
>>870 アベが無職の時はキャロライブ行ってたよね。
衝撃的な出来事だ。
Queでシナロケが対バンだった時?
あ、そうか。そうだった。
じゃあキャロ見たのはついでかな……
ついでだろうけど、
それまで端っこで座ってたりバックステージにいたりしたのに
レディキャロの時はちゃんと客席に出て来て一番後ろの真ん中で見てたらしいよ。
見ようという意思はあった模様。
いや、もんのすごい目立つ場所(やや後ろのド真ん中)で見てたよ。
逆にシナロケ見る時は壁ぎわに移動してたw
解散後、初めてアベがライブハウスに現われたもんだから、
みんななりふり構わず舞い上がって、サインと握手で長蛇の列ができてた…w
>>874-875 間違いなくウエノはアベを意識してただろうな・・・
ライブ中のウエノをフロアで見ることなんて
今まで無かったことだから物珍しいのもあったかもしれない。
でもこれからはどっちかがフロアにいるのが普通になる二人の胸中は…
なんて考えたらなんだか酔いが醒めてしまった。
>>876 いやわからないよ。
チバとキュウみたいに、突然遊びで一緒にやるかも知れないじゃない。
…まぁあの2人、新たに一緒に組むって噂がまことしやかに出てるけどさw
ウエノとアベだって、なんかやってくれるかも知れない…と信じたい…orz
その後、二人で楽しげに話しながら歩く姿を目撃されてるから
それはそれでハァハァできます。
信じたいね
あのギターとベースすごく合ってたからね
呼吸も音もピッタリでかっこよかったな
身長もぴったりだったしな
合体するために生まれてきたんだよ
それ考えただけでハァハァできるね
出身地もぴったり同じだったしねw
…あーまた二人の音が合わさったのを聴きたいな
クワッカーでも聴くか…
また一緒になんかしてくれたら最高だね。
レディキャロ聞いてると
これがアベギターだったら…とか
考えてしまうことがあるよ。
アベああいうの好きそうだと思うんだがな…。
>>884 たぶんがっちり好きだと思う
でも自分が弾きたいとかは考えてよね、アベのことだから
実際にやるかどうかは別にして
アベとやりたいとウエノがちょっとでも思ってくれてたらいいなあ
合体会!合体会!
>>885 >でも自分が弾きたいとかは考えてないよね
>>887 おまっ!!wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
>>887 そのやりたいじゃねえよw
そっちでもいいけど…ハァハァ…
いろんな意味で、合体を望んでるよ。
チバとキュウは相変わらず幼なじみ的な仲の良さがあって、
それはそれで好きだったりするんだけど(萌えとはかけ離れた意味でねw)
広島はなんつーか、それとは違う一蓮托生ムードがあるよね…だから合体して欲しい。
天井が低めなライブハウスで広島が顔見合わせて
「これじゃージャンプできねーなw」って言ってたね。
なんかタイミングを合わせようとはしてないのに
合ってしまう広島跳躍を思い出した。
>天井が低めなライブハウスで広島が顔見合わせて
>「これじゃージャンプできねーなw」って言ってたね。
長身二人に禿萌
ここもまもなく900越えかぁ。
フ菓子の新スレに『右塔』って付いてるけど、
こっちの次スレには『左塔』って入れたほうがいいのかな?
さとう菓子スレか…
何のスレかわからなくなるねw
砂糖菓子イイ!
麩菓子って名前がなんか好きだったんだけど
鰓だと「エ菓子」で意味が無いなって思ってたよー
エ菓子…ら
フ菓子も十分なんだかわからないよw
砂糖菓子いいなあ…
甘そうな鰓…モエス (*´Д`)
でっかいチーム対ちっちゃいチームだな
byチバ
規制食らってたら話題が遅かったorz
>898
ワロスwwww
もうそれでいいよw
本当にそれでいいのか!
ちょ……w
エガシラってwww
砂糖菓子の方ががイイ!
左塔菓子の方がいいんでは?
他から見たらますます意味わからない方がいいよ。
左塔菓子がいい
私も左塔菓子に一票。
だってツインタワーだしね…
既出のだとぴかぴかおみ足のAA好きだったけどw
AAいる?
ピチピチしてる大きめAAキボン
ピチピチでら可愛かったよね
いろんなピチピチ見たい
∧_∧
`[=*.・з・]oO(これでいかかでしょう?)
./σ ヽσ
(し′/し′
.\\\
。\\\
+///+ ←新品の足
゚///+゚。
(_)_)゚
ピチピチ鰓人魚でお願いします
あれは人魚話限定の特別仕様じゃなかったのかww
かわいかったけど。
新品じゃなくて、別の美脚コメントにすれば
こっちの方がいいと思うけどなぁw
>>915のAAでいいと思う
ピチピチだと人面魚限定っぽいし
長いおみ足をアピールさせとけ
>>915 ←の横を
「長くてエロ美しいおみ足」
とかでいかがでしょうか?
いんでない?
こんなでしょうか。
∧_∧
`[=*.・з・] <左塔です
./σ ヽσ
(し′/し′
.\\\
。\\\
+///+ ←長くてエロ美しいおみ足
゚///+゚。
(_)_)゚
yes!yes!yes!!!!!
後はフ菓子と同じくこれ入れとけば
>このスレ内で語られる内容は完全なフィクションです。
>実在の個人及び団体とは一切関係ありません。
フ菓子スレのレディキャロレポでウエノのエロさにハァハァしました。
地元ライブが楽しみで仕方ない。
最近の数々のSSを読ませて頂き緊急にキャロチケとって行ってみましたが
世の中にあんなにエロいベーシストがいるとは思ってもいませんでした('A`)ノ
ちなみに僕は男です。
お前らライブでこんなんなってんだろ!
+ +
∧_∧ +
(0゚・ω・) ドキドキ テカテカ ワクワク
(0゚∪ ∪ +
と__)__) +
ワクピチにするの忘れた・・・・・・・・・・OTZ
男も女もライブ行ってウエノのおエロ気にやられればいいと思うよ。
登場したウエノのベース調整する後ろ姿見て
「エローい!」って大きい声あげてた2人組が…
心での中で叫ぼうぜ!と思ったw
>>929 > 登場したウエノのベース調整する後ろ姿見て
それだけでエロいのかw
確かにウエノの立ち姿は腰の感じが独特でエロい。
クイッとしてるね。クイッと。
お尻もキュッとしてるよね。
30代後半には見えない。
今日は貴方、どんなエロいPLAYしてるのよ!
あのエロい腰掴んでハァハァ言わせたい…ハァハァ
.∧_∧
[;=.・з・]
/ ⌒\\
| \ \\
| |\\\
| /~ ∪┬)
| / イ |│
| /| |│
\_/( | ||
≡◎─ヽJ┴◎
キコキコ〜
ハーレー?w
足あまりまくりwww
ハーレー ワロタwwwwww
ツアーも残りわずかだね。
自分はあとLIQUIDしか行かないけど、
最高にエロ仕様の鰓でありますように…ハァハァ
リキッドのチケット買った。
楽しみでならない。ハァハァ。
職人サン達のおかけでチケも売れていますww
大阪も東京もまだチケ余ってるんだね…
ハコが大きいとは言え、微妙に切ない…ような気がする。
松山なんかダブダブですから・・・
休みがあればなー
ミセル時代に2人しか客がいなかったのって松山じゃなかった?
松山何人くらいだったんだろう
東京、ハコでかいとはいえ
寂しいことにならないように祈ってる…
間違えてレディキャロスレにきたかと思いましたよお前ら。
次スレは950過ぎくらいで立てる?
もうちょい遅くてもいいんじゃない?
進行速度がだいぶ弱まってるし。
確かに。
もともと他にくらべたら少数派だからなw
(ノ∀`)アチャー
でもウエノが身長164cmとかじゃなくて良かったよね
[;=.・з・]<ナイスつっこみ
体力も寝不足も回復した。
週末の職人待ちでワクピチしてる…
三四郎は元気だろうか?
また来てくれー
ウエノ痩せてない?
前からあんなんだっけ・・・折れそうに細っ
今のアベとどっちが細いかな
前から細い。でもバランスが最高。
アベのがでかい上に細かったから
バラバラに見る今の方が細い印象なのかも。
前にどこかのスレでミッシェルの面々の身長体重の数値を
見かけたけど実は4人とも痩せすぎの部類なんだよな…
最も長身かつ最も低体重(うろ覚えだが)と言う、著しく突き抜けてるのが
約1名居たからそれがすっかり目くらましになってる気がするw
それにしたっていつ見てもウエノのシルエットはネ申。
あのバランスは最高だよね。
しかも肌がすごくきれい。
何が目的なんだウエノ。
ハァハァ…
961 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/19(土) 14:06:56 O
婦女子と腐女子を釣るためだろ
昨日もエロいプレイだったのかな
ウエノがライブでエロくない時があるだろうか?いや、ない!
なんてったってハブの粉でエキサイトしてる彼ですからw
暇だし、次スレのスレタイ確定でもしとく?
・さとう菓子
・砂糖菓子
・左塔菓子
・左塔鰓菓子
あと候補あったっけ?
左塔菓子にイピョーウ。 ノシ
自分も左塔菓子に一票。
…候補にすら入ってないが、エ菓子らはネタとしては面白いけど
SS読みつつあの黒タイツ履いた鰓を想像してしまいそうだから駄目だw
確かにエ菓子ラは笑ったw
スレタイは左塔菓子に一票。
∩.∧_∧ ∩
| |[.・ε・*=]| |
ヽ ノ ミ
\ | ミ
ヽ__|
ヽ \ ミ
\ \\
\_\_ヽ
し'し'
_______________
(((( ワー ∩_∩ λ,, ,,λ
;´・ω) (皿´; )ギャー ミ<_´; 彡
>>969 ちょwwwwwww
面白杉wwwwwww
…左塔菓子に一票で。
980あたりで次スレ立てようか?
スレタイは、左塔菓子で決まり?
そうだね左塔菓子に決めてもいいよね
職人タン達は元気かな〜
反対意見、今のところないからいいんでない?左塔菓子で。
「鰓」って単語も使いたいとこではあるけど…どうなんだろ?
「鰓」はテンプレにいれればいいんじゃない?
左塔菓子はよけいなもの入らない方が語呂いいし。
フ菓子スレに二塔の2ショットがいろいろうぷされていて
ハァハァしてしまいました…。
プチうp祭りだったみたいねw
二塔が並んでる姿はやっぱ最強だよね…
もうあの見た目だけで、誰もかなわないって感じ。
スレタイは左塔菓子、
テンプレはこれでよろしいでしょうか。
∧_∧
`[=*.・з・] <鰓とか左塔とか呼ばれてます。
./σ ヽσ
(し′/し′
.\\\
。\\\
+///+ ←長くてエロ美しいおみ足
゚///+゚。
(_)_)゚
このスレ内で語られる内容は完全なフィクションです。
実在の個人及び団体とは一切関係ありません。
980ですが、
立てれませんでしたすみません。orz
どなたかよろしくおねがいします…
983 :
982:2005/11/21(月) 21:21:32 0
勢いよく行ったけど立てれませんでしたすみません。orz
どなたか…
挑戦してきます!
985 :
984:2005/11/21(月) 21:33:56 0
…すみませんでした。orz
どなたかおねがいします…
987 :
982:2005/11/21(月) 21:40:04 0
ありがとう!
乙カレー!GJ!
乙です!
スレタイだけで
あまーい雰囲気を連想して萌えます。
さぁ。きれいに埋めましょう。
あしたもすてきな鰓でありますように
>>994 いいよねーヨダレ出るよねー。
実は携帯の待ち受けローテーションの中の1枚だったりするw
あまり人には見せられないけどw
あー!危険画像がww
乳首を見せたがる人とそうでない人w
ウエノのウエストハァハァ絶品のヘソハァハァ肌すべすべハァハァ
アベのチラヘソハァハァ骨の浮いた胸ハァハァ
2塔って本当にエロいですね
それにしてもアベ顔黒いよハァハァ死体みたいだよハァハァ
>>994 これいつも思うんだけど、カメラマンはどうやって4人に指示したんだろう・・・
「ちょっとシャツ出して前開けてみようか」とか
「ちょっと脱いでみようか」とか?
想像できない
「じゃあちょっと乳首見せてみようか〜いいね〜きれいだね〜ウエノ君」
想像できない
想像・・・・(*´д`*)
想像ではなく妄想では?w
まだ若い頃だからさ、ちびっこチームはなんか可愛くてさ。
その横に場違いなくらいエロい2人がドーン!みたいなw
二塔バンザーイ!!!
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。