設定の続き〜作中内での心の鬼関連の設定。
・心の鬼・
強い感情が固定化・他人格と化して人から飛び出したもの。それ固有においても意識を持つ。
その捕らわれた感情・欲望等に合わせた身体や能力を持ち、霊力を持つ人へは直接接触も出来る。
本体が寝ていたり、他の感情が弱まっている時や、誕生してすぐには操られてしまうことも。
・骸付き(作中登場未定)・
心の鬼を抱えたまま亡くなり、人としての意識は消え完全に鬼と化した状態。
本体の腐敗まで動き回るが、その修復や土に帰った後も怨霊として残る者もいる。
肉体を支配しているので本体があり、一般人に直接危害を加えてくる事も多い。
・悪鬼と鬼成・
宿主が鬼の存在を理解し心の鬼へ肉体を貸したり、宿主が霊力持ちだと一般人にも直接危害を加える悪鬼へ。
鬼の存在を知る能力者が儀式によって心の鬼を取り込み、鬼へ堕ちるのが鬼成である。
・神成・
骸付きや怨霊のうち、その行動動機・感情が人々の助けとなるものを神聖な器へ移して祀ること。
これにより器ごと破壊されなければ消えない強力な存在となり、信仰を受けて人々を守る力を持つ。
基本器を離れても動き回れるが、小日本の様にそれを持ち歩く者もいる。触れる者も多い。
強力な怨霊の怒りを静めて、神成の儀式を行う場合も多々ある。畏怖もある種の信仰であるからだ。
ただし、わざと怒りを残し矛先を変える事で呪詛に使われる可能性に注意が必要である。
・手招鬼、道引鬼、囁鬼・
鬼子を主の下へと誘おうとする悪鬼(鬼成?)の三人衆。手招鬼は鬼子の興味を引いて呼ぼうとし、
道引鬼は無理やり鬼子へ取り憑き、強引に鬼界へ連れ込もうとする。囁鬼は人に憑き気配を消し、
鬼子を詐欺師の如く騙して、一緒に鬼界へ連れ込もうとする。今までで一番危険だったのは、
囁鬼が憑いた男と先々代が夫婦となろうとし、日本家へ共に反抗しだした時(その後当代鬼子は入水)。
以降日本家ではますます『鬼子』への風当たり・監禁を強くし、方針の違いで分家を出すまでに至る。
・手招鬼達の親玉(ラスト以外出すか未定)・
一応蟲武者達の組織でイメージ。自分達を襲った鬼の軍勢と戦うために、
津軽十腰のうち鬼を祓う力を持つ『鬼斬』、それを扱える鬼子を欲している。
十腰の内残り九腰は、黒砂刀を蟲武者が持っているが他は未だ判明していない。