鳴「争うなよ。そんなに初体験が欲しければ、皆でお内裏様になればいいじゃないのか?」
ヒ「なっ!」
日「それは……」
夜「なんということを……」
子「やはり斬るしか……」
鳴「なんでさ!一度に写真が撮れて十分いい案だと」
子「浮気じゃないですか。お雛様が、数多くのお内裏様とならんでたら」
鳴「あ、そういえばそうだな」
子「やはり邪魔者を排除してから」チャキ...
鳴「待て待て待て!話せば分かる子だっただろ!」
子「それは十年前の話です」
鬼「ダメっ!」
子「ネネさま!どうして!?」
鬼「皆で仲良く!」
子「くっ……ネネさまにそう言われては引くしか……」
鳴「助かったぁ。ありがとな鬼子」
鬼「ご飯くれるいい人だからな」
鳴「あれ?俺ってその程度?」
――20分後
鳴「ひな壇、設置完了でございます」
鬼「おぉー」
日「これはいいひな壇」
鳴「はい、鬼子はここに座ってな」
鬼「よいしょ……コレ終わったらあられ食べていいのか?」
鳴「終わったら皆で食べようなー」
鬼「うん!」