小「そんなぁ〜」
馬鹿なやりとりをしていると鬼子(小)が袖を引っ張ってきた。
鬼「お前、イイヤツだな!名前はなんていうの?」
鳴「えっ?俺?」
鬼「うん!」
鳴「鳴木だ。ナルキ」
鬼「ナイキだな!ナイキはいい人!」
鳴「ナルキ……というかそのスポーツ用品みたいな名前はやめて」
鬼「ナイキはいい人ー!」
鳴「……もういいよナイキで」
日「がんばれNIKE」
夜「頑張るっスよNIKE」
ヒ「がんばれよNIKE」
ヤ「きっといいことあるってNIKE」
鳴「ちくしょう……バカにしやがって」
バイクの音が近づいてきた。どうやら蕎麦が届いたようだ。
財布から1600円取り出し、受け取りに行く。
出前「しゃーすっ!1580円になりまぇあああす!」
鳴「じゃあ、1600円から」
出前「しゃーすっ!20円のおつりです!ありやしたー」
大盛りと言ったが相当多いな。
鬼子(小)一人で食べきれるかな?
鬼「お蕎麦きたの?」
鳴「はい、お蕎麦」
鬼「やたー。ありがとうナイキ!一口あげる!」
鳴「おぉ、それは嬉しい」
小「断れ」
鳴「えっ!?」
小「断るんだNIKE。じゃないと運命の赤い糸が未来永劫消えることになるぞ」
鳴「それは困る!……あー、鬼子?」
鬼「なにっ?そんなに食べたいのか?食いしん坊だなナイキは」
鳴「そうじゃない!お兄さんあんまりお腹減ってないから一人で食べな」
鬼「本当にいいの?」
鳴「いいぜ☆」
鬼「ありがとうナイキ!」
鳴「……泣けてくるな」
ヒ「あ、俺腹減ってきた。鬼子ちょっとくれ」
鬼「やらないよ!」
ヒ「ケチ」
鬼「ベーっだ」
小「可愛すぎ!ブハッ!」
日「あ、倒れた。この内に胸のサイズを……」
夜・ヤ「では私どもはパンツの柄と採取を……」
鳴「やめないか」
あっるぇー?小日本ってこんなキャラだったっけ?
どうやら、鬼子と小日本の歳が入れ替わったようです。ではでは。