鳴「どうだった?」
日「目が血走ってた。というか鼻血吹いてた。あれは狩人の目だよ。怖いよ!」
ヒ「そんな訳ないだろ。怒った鬼子のほうが怖いに決まってる」
鳴「まぁ……入ろう」
ガチャ
鳴「えぇと……そのですね」
ヒ「おぉ、小日本」
小「やほ、ヒワイドリ」
ヤ「ありゃー鬼子ちっちゃくなっちゃった」
鳴「Hey,You!どういう事か説明を」
小「カクカクシカジカ」
日「そんな事が……ていうか乳すげー!お姉さんと乳についてアンドロメダまで語り会おうぜ!」
鳴「ちょっと黙ってな日輪!カクカクシカジカってなんだよ」
小「漫画等でよくある説明です」
鳴「俺には伝わりませんでした」
小「分かりました。では説明を始めます。なんかー鯖みたいなのがー」
鳴「普通にしてくれ」
小「なんだか、鯖みたいな変な鬼が事務所内に変な術をかけていたらしく、ネネさまと私が
入った瞬間にこう……ネネさまと私の時間が逆になったみたいで」
鳴「……時間系の鬼か。鯖って言うんだったら、逆時鬼でほぼ間違いないな。で、本体は?」
小「知らないよ?」
鳴「えー。元に戻れないじゃん」
小「知りませんよ。というか戻らなくていいじゃないですか。ネネさまがこんなに愛くるしい……ブハッ」
鳴「鼻血出てるぞ小日本」
小「すいません。ネネさま―。今日はお蕎麦ですって!」
鬼「なにっ!?本当か!?」
鳴「おい、今日は飯はな――」
小「本当です!」
鬼「やったー。お蕎麦!お蕎麦!わんこ!お蕎麦!」
小「空気読んで下さい鳴木さん」
鳴「えぇー。だってお金がないからさ」
小「お金とかいう問題じゃないんです!ネネさまだけを幸せにできるかどうかなんです!」
鳴「分かった。蕎麦だな?言ったぞ?ネネさまだけを幸せにって言ったよな?」
小「え?まぁ、言いましたけど」
鳴「出前を取る……あ、すいません。蕎麦の出前、大盛り一人前」
一同「えっ?一人前!?」
鳴「お金がないものでな」
小「それじゃあ私たちは?」
鳴「飯抜きです。ついでに鬼子だけの蕎麦ですので」