田中『ちょっとまって!それって夏がテーマの市のコンクールだよね?その人達の中に多分私も入ってるよ。
友達と水着は尻が良いか胸が良いかで喧嘩してて、突然コンクール応募して決着ってのが思い浮かんで…』
鬼子『そう、人の想いにも干渉出来る力、運命すら左右できる力は危険すぎるから、小日本を封印する事も考えないとならない
って言われて、若般さんと大喧嘩しちゃったのよ。それから二人で飛び出して、空き家を見つけてそこに住んで…』
話している所に、また小日本が飛び込んできた。その手には絵本が握られている。
小日本『やっぱりネネさまに読んで欲しい…駄目?ネネさまも遊んだりしたいのよね?邪魔だったらごめんね…』
見つめる二人の目は、いつも以上に優しくなっている。ふと、田中さんが何かを思い出して鞄を漁る。
田中『そうだった、小日本ちゃんにプレゼントがあるんだ〜。ちょっと付けてもらって良いかな?』
そう言うと三つのリボンを取り出す田中さん。それを小日本の頭頂部の髪に一つ付けて『P子』と言ってみたり、
側面の二つ髪に付けて『U子』と言ってみたりする。『私で遊ばないで〜』と恥ずかしそうだが、プレゼント自体は嬉しそうだ。
田中『もし気に入ったなら、鬼子さんに付けて貰いなよ。今度遊びに行く時は小日本ちゃんも呼ぶからさ』
小日本『絶対だよ〜。ネネさま…また私を置いて行ってしまったら嫌だよ〜』
三人は約束をして、そのあと変態がコソコソ覗こうとする湯船に三人で入って温まっていった。
…以上です。『御結』という刀の銘の案を読んだ時に、どうやればストーリー付けられるか考えて、
結局『御』を『緒』に変えて、前に本スレへ書いた水子の本当は産まれたかったというのに無理やりくっつけました。
次に書くのはいつか解りませんが、モモサワガエルを登場させる予定です。
ところで…コミケってどんな雰囲気なんですかね?まぁ結局は想像を頼りに書いてしまいますが…。