今日も町内会の秋祭りをやっているので子三橋を子供神輿に参加させることにした
祭り半纏に白半股引を着せ、ねじり鉢巻きを額にまいてやると興奮してのぼせた顔で
「お、俺にーさんありが とっ うぉー」
なんて言いながらバタバタと体を動かす
「いいか、途中で水をぶっかけられるがあれは力水っつってお清めと熱さ対策だから
ビビんなよ」
「うんっ オレだいじょーぶ」
「ホントかよ 泣き虫三橋のくせに」
「ち ちがーうビビんない っ」
「よし半纏の背中に1番って書いてやろう」
「ウヒ〜〜〜」
窓の外から祭り囃子が聞こえる土曜の午後であった