デスノートのニアが女の子だと思い込み続けるスレ9

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1ほのぼのえっちさん
■スレの趣旨
*注意! SS投下ありのスレでしたが現在 雑談のみ となっております
SS投下は下記スレへとお願いします(*廃スレ活用)

  この板の6割はニートです
 http://babiru.bbspink.com/test/read.cgi/erochara/1211591022/

・SS投下告知は当スレへ、投下感想等は下記スレへ ※投下告知にレスは厳禁です
 雑談から派生したSSSに関しては許容の範囲内です ※きちんと形にした場合は上記へ
 なお、次スレ(10)が立つ前に統合するかどうか、住民同士話し合いで決めます

・sage推奨、age厳禁、ほのぼのマターリで
・微エロ、多エロ、精神的エロ、肉体的エロ、パラレルエロ…"ニアのみ女の子"なら
 なんでもOK ですが、板の性質上、なるべくエロ中心でお願いします
2ほのぼのえっちさん:2008/08/02(土) 22:42:24 ID:7VOgi1V70
■スレの注意
・ここは18禁の隔離板です、スレの話題はこのスレ内に留めること(他スレ厳禁)
・萌えスタイルは人それぞれ、スレの趣旨&空気から外れない限りは口出ししないこと
・萌え作品投下時はカプ名や内容を書いて、住民の好みでスルーできるように配慮
・ここへ間違ってSS投下した人には上記スレへ誘導すること
・空気嫁スキルの無いカキコや自演やアラシは徹底スルー、ニアリストらしく冷静に対処
・次スレは>>980を踏んだ人が立てること

スレ名は「デスノートのニアが女の子だと思い込み続けるスレ」+スレ数
(前スレ) デスノートのニアが女の子だと思い込み続けるスレ8
http://babiru.bbspink.com/test/read.cgi/erochara/1208864102/

■関連スレ・サイト
・ニアってもしかして女だったんじゃない? ※全年齢板ですのでエロ発言は控えてください
 http://changi.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1210752677/
・【小悪魔?】デスノのニアタン萌えスレ6【美青年?】 ※男性ニア専用スレです
 http://babiru.bbspink.com/test/read.cgi/erochara/1208413559/
・YB倉庫(女の子ニアSS保管庫) ※過去ログや関連リンクもここですべて確認可能
 http://neargirl.blog76.fc2.com/
・デスノートのニアが女の子だと思い込むスレ専用絵板 ※18禁、絵師の作品投下はこちらで
 http://www13.oekakibbs.com/bbs/neargirl/oekakibbs.cgi

   . -ヘヘ、
  <〃 wノゞ
  'w´゚ -゚)  <ふーん 見たんだ
   /´、Y ノ
  と⌒)(,,つ
3ほのぼのえっちさん:2008/08/02(土) 22:45:34 ID:7VOgi1V70
オレ乙
前途多難な出航ですが、…がんばりりましょう
4ほのぼのえっちさん:2008/08/02(土) 22:47:18 ID:YTn4dqegP
1乙
がんばりましょう
5ほのぼのえっちさん:2008/08/02(土) 22:54:15 ID:HYXacjst0
1乙
初めてのスレ形態ですが、頑張りましょう
6ほのぼのえっちさん:2008/08/02(土) 23:02:42 ID:k/fVwxYZ0
乙です!女ニア萌え発言、頭悪そう?な発言でも
本能のままに萌えていいよね?今度こそ。

中田氏されたニアがみたいです、すいません。
7ほのぼのえっちさん:2008/08/02(土) 23:07:43 ID:YTn4dqegP
いちおつ!
早めの復活イイ!

中出しされたニアみてーよオイ
8ほのぼのえっちさん:2008/08/02(土) 23:08:27 ID:YTn4dqegP
あれ?失敗してたのに
9ほのぼのえっちさん:2008/08/02(土) 23:10:34 ID:f1C/+oWc0
1おつ。
みんなもちつけw

中だしされたがるニアが見たい。
中だし嫌がるニアも見たい。
10ほのぼのえっちさん:2008/08/02(土) 23:30:56 ID:1RKRtViV0
1オツ!!頑張りましょう

と言うかとんでもない事に気づいてしまった…
ほのぼのHさんなのか?激しいHさんは駄目なのかッww
11ほのぼのえっちさん:2008/08/03(日) 01:21:55 ID:2p+9FFZs0
激しくもほのぼのという事だろう。
和姦も大変良いものだ。
12ほのぼのえっちさん:2008/08/03(日) 08:43:01 ID:wcfX+Gse0
1日たったらスレが立っていた…急転直下杉だろ…orz
まあでも嬉しい。>>1乙みんな乙。

所で和姦はいい…しかし嫌々姦もよいぞ。
どこかに軟禁されて、数人にセックル漬けにされるニアもなかなかハァハァ
ごめん鬼畜で。
13ほのぼのえっちさん:2008/08/03(日) 15:04:41 ID:zW79unlz0
どこか犯罪組織や政府機関に軟禁されて性的に調教されるニアたん…(;´Д`)
ニアを愛しているのにこういうキーワードに反応してしまうのは何故だ
14ほのぼのえっちさん:2008/08/03(日) 19:05:11 ID:TZSLKjYQ0
夏休み入ったから町で学生達を見る機会が多くなってきた
ああ………ニアタンもあんな年なんだ!と思うとドキドキする………
ロリコンじゃないやい
15ほのぼのえっちさん:2008/08/03(日) 20:24:11 ID:cIWohofS0
※このレス危険ですスルー推奨※
 
 
 
 
 
>>12,13
某スレ某ネタの影響で、危険人物としてアメリカに拘束されて散々アレでアレな事になったあげく、
子供を産まされるべく選ばれた優秀な男とセックルさせられるニアを妄想した。
つーか人工授精すればいいんだけどな…そこはエロネタらしく。
孕ませ(;´Д`)ハァハァ
鬼畜でごまんね!!
16ほのぼのえっちさん:2008/08/03(日) 20:34:33 ID:cIWohofS0
あ、1乙!!
暫くこれなかったらえらい事になっていた…。
そう言う人多いんじゃないかな。みんなたどり着けるだろうか。

2ch DAT落ちスレ ミラー変換機 ttp://www.geocities.jp/mirrorhenkan/
これにURL追加の"その6"で993まで読めまスタ。
17ほのぼのえっちさん:2008/08/03(日) 20:41:38 ID:TZSLKjYQ0
? その6は倉庫にあるはずだけど………?
その8と間違えてるのかな
18ほのぼのえっちさん:2008/08/03(日) 21:01:25 ID:ZIsfN0FaP
2chミラー変換は見れそうなキャッシュ全てを表示してくれて、
♀ニアスレ8を見るには、その中で1〜5はキャッシュ未保管
その6のキャッシュがようやく見れたという事では
やってみれば判る
確かに久々に来たら板変わってるし何がおきたのか事の顛末が気になるだろうな
19ほのぼのえっちさん:2008/08/04(月) 00:02:25 ID:cIWohofS0
そう。落ちる少し前に見てたんだけど、何か白熱していたから見守っていた。
気付いたら落ちていた。
見てない人居るかなと思って貼ったんだけど…。
20ほのぼのえっちさん:2008/08/04(月) 01:07:46 ID:/ZvG8qXW0
>>16これ知らなかった 面白いな
21ほのぼのえっちさん:2008/08/04(月) 21:35:41 ID:WPZlY3ZL0
白濁ニアたんが見たいハァハァ(;´Д`)

こういうカキコもここならオケー?
22ほのぼのえっちさん:2008/08/04(月) 21:57:43 ID:zPP0lyo40
>>21
もちろんオケーだぜ兄弟!

パジャマ姿でずぶぬれになってしまったニアタンが見たいです
胸の形がくっきり透けちゃうんだぜハァハァ
23ほのぼのえっちさん:2008/08/05(火) 09:35:47 ID:aq3Kn3Ig0
白濁にも色々あるだろう
くあしく!
24ほのぼのえっちさん:2008/08/06(水) 20:29:22 ID:Pvao1raJ0
こんな暑い日は、チューペットを食べるニアをそうぞうしてみる………
「あっこぼれちゃう………(ぺろ)甘くて………おいしいです………
(かぷっ。ちゅーちゅー)んっ、下まで食べたいです………(ちゅー)」
こんな感じで!
25ほのぼのえっちさん:2008/08/08(金) 13:41:20 ID:6L/BVUKu0
むしろニアたんを冷やして食いたいハァハァ(;´Д`)
26ほのぼのえっちさん:2008/08/08(金) 15:33:15 ID:kKmyUBeS0
>>15はらませエロいな
27ほのぼのえっちさん:2008/08/09(土) 10:33:18 ID:zkMvkou70
>>25
冷えたニアタンを温めてとろかしてしまうんですね分かります
28ほのぼのえっちさん:2008/08/10(日) 19:04:24 ID:tep1bT5e0
巧みな舌づかいにとろかされるニアたんハァハァ(;´Д`)

「なめらかで、ひんやりして、まっ白で…こんな極上のアイスクリームは初めてです。
そして、てっぺんにのっかった赤いさくらんぼも…」
「ああん!…あ…っ…。あ……もう……やめて下さい…L」
「嫌です。やめられません」
「は、あん…っ!く、うっ……。ん…んっ…。…え…?L!!そこは…!」
「どうかしましたか?ニア」
「そこは……汚いです……」
「いいえ、とても綺麗ですよ?ニアの『ここ』は」
「……あっ…あ!は、ああっ…え、L、えるぅ!(涙目)」
「さて、次はニアの番ですね。アイスキャンデーをあげます。極太ですが」
29ほのぼのえっちさん:2008/08/10(日) 19:32:54 ID:pV8G5hh30
ガクガクブルブル>極太
30ほのぼのえっちさん:2008/08/13(水) 07:28:09 ID:Rv2kLRkDO
ニアのおっぱい柔らかい
31ほのぼのえっちさん:2008/08/13(水) 18:14:16 ID:oywqa5hL0
誕生日はそれぞれどんな風に祝って上げるつもりなのかなー

エロエロで。
32ほのぼのえっちさん:2008/08/13(水) 20:15:33 ID:MABQeFIu0
とりあえず一晩中はデフォだな。
33ほのぼのえっちさん:2008/08/13(水) 23:40:46 ID:hhI1CgXq0
17歳の頃だと…
メロはもう出奔してるから、突然尋ねてきたりするのか。自分の中だとプラトニックだからスゲーポエムな事になりそうだ。
電話でもいいな。呼び出されて出ても無言。無言。無言。切られたあとにメロかなとか思ったり。話してもいいけど。
メロは案外記念日とか大事にしてくれそうダ。
Lは生きている前提(デスノート事件も起こってない)なら、ニューヨークに呼んでくれたり…。
ステフは丁度出会った頃か。誕生日はおろか性別も年齢も知らない時期だな(my世界)
月は、L設定継承でLに呼ばれてnyに来たニアと初顔合わせ。で、惚れたり。
レスターは普通に祝ってくれそうだ。

エロな事にならない!!!これじゃあっちのスレで十分だな…_| ̄|○
34ほのぼのえっちさん:2008/08/14(木) 00:35:42 ID:77oFB0cy0
逆に誕生日くらいはゆっくり話でもしようかってなってる男連中と、
誕生日くらいは死ぬほど疲れてみたいですってなってるニアもいいな

騎乗位も座位もウマーです
かすかにあるようなないようなおっぱいが、ふるふる揺れてるのもウマーです
35ほのぼのえっちさん:2008/08/14(木) 07:39:05 ID:8imRMcqL0
ふるふるイイ!
誕生日だからお前の好きな物やるよとか言って押し倒すのもイイ
前戯にたっぷり時間をかけるのが誕生日プレゼントなのか、
何度も精を出すのが誕生日プレゼントなのか………
いや別に大人の玩具でも良いけど
36ほのぼのえっちさん:2008/08/14(木) 07:53:09 ID:ewK7+FgtP
色々なカプの人がいると思うから
そう言う主旨なら主要四人は避けてやったらいいんじゃないか
37ほのぼのえっちさん:2008/08/14(木) 07:54:10 ID:ewK7+FgtP
まちがえたぜ。
あっちにレスしよーとした。
38ほのぼのえっちさん:2008/08/14(木) 16:27:35 ID:fxsTsk5RO
じゃあプルンプルン派で
39ほのぼのえっちさん:2008/08/14(木) 18:37:08 ID:8imRMcqL0
話は変わるがクリトリスは人によって大小まちまちらしい
ニアのは小さい気がする
40ほのぼのえっちさん:2008/08/14(木) 21:12:57 ID:iWW2McVd0
>>39
小さいけど敏感なんですねわかります
41ほのぼのえっちさん:2008/08/16(土) 21:06:50 ID:d3tpt3US0
ニアタンの尻はどうなっているんだろう
やっぱぷりぷりなのだろうか
小さくきゅっと引き締まった尻よりも、多少ぷりっとした尻の方が萌える
42ほのぼのえっちさん:2008/08/17(日) 21:20:25 ID:WlF47kOe0
キラが大人しくなってスレが正常に戻りますように祈願。
43ほのぼのえっちさん:2008/08/18(月) 01:04:10 ID:u7U+93LL0
平山あや
44ほのぼのえっちさん:2008/08/18(月) 03:46:17 ID:u7U+93LL0
がニアだと思い込みツずけるんだ.
45ほのぼのえっちさん:2008/08/18(月) 06:36:42 ID:XBJL6IGu0
難解だな
46ほのぼのえっちさん:2008/08/18(月) 09:27:17 ID:r4d+0QFM0
どんなつなぎ方だw
誕生日は淫乱ニアの妄想爆弾するか
47ほのぼのえっちさん:2008/08/18(月) 09:35:03 ID:/J5NKc2xP
期待していーんすかねーさん
公安が駆けつけるぐらいの爆弾求む
48ほのぼのえっちさん:2008/08/18(月) 19:30:34 ID:+YcTF+Nk0
爆弾が落ちるのを楽しみに待っています
49ほのぼのえっちさん:2008/08/18(月) 19:32:45 ID:sqPFNrKJ0
機動隊配備して待ってます。
50ほのぼのえっちさん:2008/08/18(月) 19:59:43 ID:OMlvDwoN0
ニアばくだん

と書くとなんか可愛い
51ほのぼのえっちさん:2008/08/18(月) 21:32:49 ID:gr/QokIrO
きっと爆弾に顔が書いてあるに違いない
52ほのぼのえっちさん:2008/08/19(火) 16:18:56 ID:x866bOaI0
ニアタンの爆弾おっぱい………ハァハァ
53ほのぼのえっちさん:2008/08/20(水) 00:00:25 ID:9634teBe0
汚い話が嫌いな方はIDでNGしてください
ニアファンを汚すキラが誰なのか明らかになった経緯

始まり
http://pc11.2ch.net/test/read.cgi/net/1216437327/499

予感
http://pc11.2ch.net/test/read.cgi/net/1216437327/508
http://pc11.2ch.net/test/read.cgi/net/1216437327/513

過去
http://pc11.2ch.net/test/read.cgi/net/1216437327/523-524
54ほのぼのえっちさん:2008/08/20(水) 00:01:04 ID:9634teBe0
55ほのぼのえっちさん:2008/08/20(水) 00:02:09 ID:9634teBe0
現在
http://pc11.2ch.net/test/read.cgi/net/1216437327/654

被害者
http://pc11.2ch.net/test/read.cgi/net/1216437327/493
http://pc11.2ch.net/test/read.cgi/net/1216437327/681

終演
http://pc11.2ch.net/test/read.cgi/net/1216437327/677

本人降臨してヒートアップ
ニアスレやデスノスレで噛みついている人に口調が似てる
56ほのぼのえっちさん:2008/08/20(水) 10:36:16 ID:/CNjzQP1O
>>52
食らうかよ
揉み返して見せます
57ほのぼのえっちさん:2008/08/20(水) 18:55:11 ID:4n+R37+r0
鳥って鳥/の/巣の人か
…今までの自治と被るところがあったけど
納得したわ


これも貼っとけ

鳥の悪行
http://pc11.2ch.net/test/read.cgi/net/1216437327/845
58ほのぼのえっちさん:2008/08/20(水) 22:33:25 ID:RIPzTucP0
去年の三月初めてにょスレが荒らされたとき、
嵐が「自分のSSはYB倉庫に保管されてるよw」てなこと男スレに書いてた
そのときは『ウソつけ!!!!』と思ったけど……

………ま、まさか………?
59ほのぼのえっちさん:2008/08/20(水) 22:42:31 ID:mTce/6uo0
何故嵐がそんなことを言う…
ますますキラめいてきたなw
60ほのぼのえっちさん:2008/08/21(木) 11:06:48 ID:1dhjYz3r0
明日アニスペだね〜
新カットはどのシーンだろ?
自分的には倉庫の演説を足して欲しい
61ほのぼのえっちさん:2008/08/21(木) 11:18:14 ID:fwqu53Jg0
最期にちらっとで良いからすばらしい作画クオリティであの大人ニアがみたい。
へんにたくましくしないでね!> 悪家
62ほのぼのえっちさん:2008/08/21(木) 11:22:57 ID:cK2AEUvyO
大人ニアは小畑絵だけで充分です
63ほのぼのえっちさん:2008/08/21(木) 11:26:10 ID:Bmqp2iBbP
アニメ絵嫌い?
結構がんばってくれていたし許容の範囲だなー
原作コマより可愛らしいときもあったしw
64ほのぼのえっちさん:2008/08/21(木) 11:49:02 ID:Tpsd0OKp0
鏡餅の場面はしばらくデスクトップにしてたw
65ほのぼのえっちさん:2008/08/21(木) 12:11:32 ID:9DcBtgxWO
顔アップはマジ美少女だった
しかも声が日高

エロいことしたい
66ほのぼのえっちさん:2008/08/21(木) 12:17:43 ID:APQ2r1110
あのレベルで大人ニアがみれて喋ってくれたらもう思い残すことはない
67ほのぼのえっちさん:2008/08/21(木) 13:11:53 ID:q46NZGjwO
>>65
> しかも声が日高

そこだああああああああああああry
クオリティがどうか分からないけど、声付きで動き話す大人ニアを見たい欲はあるなぁw
68ほのぼのえっちさん:2008/08/21(木) 17:49:38 ID:VqXkQ1bI0
日高さん!大人ニアなら吐息混じりで喋ってくださあーい!
69ほのぼのえっちさん:2008/08/22(金) 12:09:58 ID:jTwE+RC30
'w´゚ -゚) <レッちゃん!ニアを日本に連れてって!!


え?違う?
70れくた:2008/08/22(金) 18:44:58 ID:ki96+vKBO
おk!!
71ほのぼのえっちさん:2008/08/22(金) 21:29:12 ID:uuDaYQ220
実況に女スレがあったから寄生してみた
72ほのぼのえっちさん:2008/08/22(金) 22:43:15 ID:EtyvMXFsO
今アニメの総集編見てる。
しかし、声のお陰でニアが完全にクールな美少女だなww
本放送の時よりも、喋りが落ち着いていていい感じになってるしなw
73ほのぼのえっちさん:2008/08/23(土) 21:56:03 ID:Y/Y5f2pNP
オムニバスデスノートなんて見てみたい
今までのキャラがタマーに出てくる程度の…
賛否両論あるだろうけどそれら合わせて一冊にして欲しいなぁ>4年後
74ほのぼのえっちさん:2008/08/23(土) 21:57:36 ID:Y/Y5f2pNP
_| ̄|○誤爆です…
75ほのぼのえっちさん:2008/08/24(日) 19:19:22 ID:hr0r44YV0
ニアたん、誕生日おめでとう!
76ほのぼのえっちさん:2008/08/24(日) 20:10:26 ID:mTTohmps0
ニア、誕生日おめでとう!
爆弾の人はまだ来ないのかなドキドキ
77ほのぼのえっちさん:2008/08/24(日) 21:35:20 ID:hr0r44YV0
「ニア。今日はあなたの誕生日ですね。これは私からプレゼントです。
かき氷、線香花火、朝顔の種、そして蝉の抜け殻です。夏にふさわしいものを選びました」
「ありがたいのですが、ここで何らかのアクションを起こすのはマズイです。このスレでSSは禁止ですから」
「大丈夫。私はニアと雑談をしているだけです」
「そういう意味ではなくですね」
「ああうっかりしてました。そうですよね。ここはぴんく板ですよね」
ぐい
「え、L!何を……!」
「もちろんエロです」
「そんな無茶な展開がありますか…っ!……んっ……んん…。…L…」

「…あ……?L…くすぐったいです。何ですかそれは………?」
「ホイップクリームです。今日のバースデイケーキはニアということで」
「食べるのはLだけじゃないですか!…っ、あ……あん」
「…いいですね。こんな素敵なケーキは見たことがない。さっそく味見を」
「あ、ぁん…え、るぅ…!」
78ほのぼのえっちさん:2008/08/24(日) 22:11:36 ID:hr0r44YV0
「あん……はぁ…はぁ…あ、あん!」
「大丈夫ですか?ニア」
「まったく、ちっとも、大丈夫なんかじゃ、ありません!」
「なんだかご機嫌ななめですね、ニア」
「誰のせいだと思ってるんですか!あっ、あっ、あ!」
「もしかして、痛みますか?」
「痛いです!かなり、凄まじく、とっても、非常に」
「それは悪いことをしました」
「…絶対、悪いとは思ってませんよね」
「バレてましたか………」
「はっ、んっ、あ……える…L…!」
「ニア…そんなに抱きつかれると…」
「L…!L…!!」
「ニア。私はここにいますよ」

「大丈夫ですか?」
「……………」
「ご機嫌斜めですね」
「……………」
「すみませんニア。初めてのあなたにはもう少し優しくするべきでした」
「………謝らないで下さい。L」
「やっとしゃべってくれましたね。…おや?もう十時ですか。じきに今日も終わりますね」
「………………L。」
「はい?」
「………………」
「どうしました?ニア」
「………この話、夢オチにはしないで下さい」
79ほのぼのえっちさん:2008/08/24(日) 23:03:35 ID:hr0r44YV0
「何のことでしょう?」
「ふざけないで下さいL」
「私は真面目です。私たちがしているのは雑談です。
スレが沈めば消えてしまうし、YB倉庫にも保管されない。
花火、溶けてしまうかき氷だとか、地上で鳴くセミだとか。朝顔とか。そんなふうな夏の風物詩、
いずれは消えてなくなるものです」
「だからこのスレを選んだんですか?
朝には消えて、居なくなってしまう、オバケだから?」
「…『リライト2』観ましたね、ニア。でもあれはそんな意味ではないと思いますが」
「L。そもそもさっきのような振る舞いを、あなたがしないことを私は知っています。
作者いわく、Lは友だちのいない嘘つきなんですから」
「…………13巻もしっかり読んでるんですね、ニア」
「それでもいいんです。嘘でもいい。いずれこの雑談が忘れられてもいい。オバケでも構いません。
今日だけは、私の前から消えないで下さい」
「……あなたのその態度も『ニアらしくない』とクレームきますよ」
「そんなの気にしません。
願い事を聞いてくれてもいいはずです。L。
今日は、私の誕生日を祝うためにあらわれてくれたはずですから」

「…わかりました。では雑談はここで終わりましょう。
ハッピーエンドということで、抱きしめてもいいですか?ニア」
「はい」

ぎゅう。

「ニア」
「はい」
「今日だけですよ。世界一の探偵が女の子に負けるのは」
「いいえ、L。そうとは限りません。
今は私がLなんですから」
80ほのぼのえっちさん:2008/08/24(日) 23:06:35 ID:hr0r44YV0
「そうそう、大事なことを忘れてました、ニア」
「?なんでしょうかL」

「誕生日おめでとう」
81ほのぼのえっちさん:2008/08/25(月) 03:23:53 ID:lf2WVxUgO
L乙
誕生日なのにいただかれてしまうのはお約束か
いやL自身がプレゼントか
82ほのぼのえっちさん:2008/08/25(月) 09:23:33 ID:k6dq7i6cP
おお、来ていたのか神!GJ!
83ほのぼのえっちさん:2008/08/25(月) 10:17:20 ID:uwvJSg/w0
L、ニアタンの誕生日なのにおまいが頂いてどうするんだw
しっとりニアタンカワイス
84ほのぼのえっちさん:2008/08/25(月) 13:47:35 ID:aHHyJAg/O
自分にとってやっぱりステニアは真山とリカの関係なイメージがあるな
幸せにしてやってくれ
85ほのぼのえっちさん:2008/08/25(月) 19:39:01 ID:ia5meRTS0
ニアニアニアーーーーーー!!!
大好きおんなのこニアたん
86ほのぼのえっちさん:2008/08/26(火) 18:19:05 ID:JPEdoJ0uO
エロくしてやってくれ
87ほのぼのえっちさん:2008/08/29(金) 16:27:22 ID:SCKSZ1tJ0
どんなエロニアなのか具体的にくやしく
88ほのぼのえっちさん:2008/08/31(日) 16:07:27 ID:iY/BVFLoP
懐本スレで青年誌でどーのと言われていたけど
毎回エロエロシーンがあるデスノがあったら
ニアはどんな立ち位置なんだらう。
ジェバやリドがエロ捜査は当たり前だけどニアも…(;´Д`)ハァハァ
89ほのぼのえっちさん:2008/08/31(日) 20:23:01 ID:qAOmkjtM0
とりあえずシャワーシーンは無いと!
あとお着替えシーンだな
シャツの合間から胸元が覗くのも良いな
夜間に疼いて自分を慰めても良い………!ハァハァ
90ほのぼのえっちさん:2008/08/31(日) 22:41:17 ID:jnpkr6dM0
回想シーン>>>>Lと初えっち
SPK本部にメロ登場>>>メロとえっち
明日はYB倉庫へ>>>ジェバンニとえっち
キラと対面>>>月にレイプされかけると思いきやニアから攻める

読みきり>>>>レスターとリドナーが何故かニアの寝室に訪問する所から始まる
寝乱れた姿で話を聞くニア(;´Д`)ハァハァ
91ほのぼのえっちさん:2008/08/31(日) 22:57:27 ID:iY/BVFLoP
>>90
お前天才じゃね?
92ほのぼのえっちさん:2008/08/31(日) 23:01:38 ID:KtEwN9UD0
模木にエロ拷問が抜けてる!

ロリが縦すじも露わに迫るのに指一本触れられない…
(;´Д`)いっそ殺してくれ!
93ほのぼのえっちさん:2008/09/01(月) 01:49:04 ID:xHMOcyxxO
キラ事件解決後の少女から大人になる三年はジェバが味わい尽くしたんだろうと予想
94ほのぼのえっちさん:2008/09/01(月) 10:58:23 ID:nx53dSmL0
>>93
なんだと!羨ましい奴め………!
95ほのぼのえっちさん:2008/09/03(水) 08:49:03 ID:gqx4FXxJ0
ジェバンニが一晩でヤってくれました
96ほのぼのえっちさん:2008/09/04(木) 10:16:06 ID:ewBPZ3mZO
ジャパンニ「小娘が偉そうに僕をこきつかうので今度は僕の性奴隷にしてやるさ」

れくた「は…鼻血が…」
97ほのぼのえっちさん:2008/09/04(木) 11:54:15 ID:sb3Qqbh00
ニア「返り討ちにしてみせます」
98ほのぼのえっちさん:2008/09/04(木) 13:40:01 ID:vXVGVUNaP
ニア様の性奴隷
(;´Д`)ハアハア
99ほのぼのえっちさん:2008/09/04(木) 17:34:01 ID:Mp+MnJCP0
ふうむ、あれは男っぽく見えるのか〜
やっぱり自分の目は腐っているのかもしれないw
しかしニアうつくしいよニア
100ほのぼのえっちさん:2008/09/07(日) 11:49:05 ID:m0fyopB70
ニア可愛いよニア
101ほのぼのえっちさん:2008/09/08(月) 00:19:18 ID:0KK0arWZP
人が…いねえ…


ニアたんゲット(;´Д`)ハァハァ
102れくた:2008/09/08(月) 02:12:57 ID:uwR233IeO
ニアは私の可愛いダッチワイフ


にする予定
103ほのぼのえっちさん:2008/09/08(月) 16:02:01 ID:NAk32EO+0
'w´゚ -゚)<何か言いましたかレスター指揮官
104レスター指揮官:2008/09/08(月) 22:21:54 ID:htzK7x/AO
おにゃのこニアたんみてちんちんおっき
鼻血 ぶーぶー ちんこ びんびん
レスター もう がまんできない
レスター にあ たべる
ジェバンニ うんこ たべる
リドナー めろ たべる
みんなで たべる たのしく たべる
105ほのぼのえっちさん:2008/09/08(月) 23:17:28 ID:NAk32EO+0
'w´゚ -゚)<大丈夫ですかレスター指揮官………
SPKやめて、田舎に帰っても良いんですよ?
106ほのぼのえっちさん:2008/09/09(火) 08:35:24 ID:ywpcXgNr0
毎晩してるのに最初のうちは新妻のように恥ずかしがって、
そのくせすぐこーふんしちゃって体の方はぐっちょんびちょんで、
焦らしてあげたら小さい声でお願いするニアたん

で、ご飯三杯ほど食べて来ます。おはようございます。
107ほのぼのえっちさん:2008/09/09(火) 20:25:52 ID:Djgrt0jB0
いっそ初めてで頬を朱に染めながら「………よろしくお願いします」とか
言ってぎこちなく布団に入るニアたん

で、夕ご飯を食べてきます。こんばんわ。
108ほのぼのえっちさん:2008/09/10(水) 21:57:14 ID:0YXMx0TvP
他組み合わせもやりまくりだが最近メロに感情移入しすぎてニアに中出し絶対させたくねー
ニアに生挿入できるのは俺だけ!あ、いや、メロだけ!
109れくた:2008/09/11(木) 10:19:09 ID:j2DolEPvO
ニアが好きなのは(私の)巨根なんだぞ
110ほのぼのえっちさん:2008/09/11(木) 19:07:31 ID:fuH16x2d0
れくた、ハウス!
111ほのぼのえっちさん:2008/09/14(日) 00:52:01 ID:5l4PsSKi0
ロボット一杯のニアハウスにメロをお迎えした(どっちもDVDのおまけ)
なんだろうこの場違い感………
112ほのぼのえっちさん:2008/09/14(日) 19:20:15 ID:0ftdIDXt0
やはりニアたんほどの可愛い女の子はいないと思うんだ
と基本に戻ってみる
113ほのぼのえっちさん:2008/09/15(月) 16:20:10 ID:qnbMILLGP
可愛いし美しいしマジ夢中です。
色んなエロい事してやりたいっす。
いま生活に疲れているんで余裕ができたらあらゆるプレーで泣かせてやります。

子ニアにもなんかしたいす。
114ほのぼのえっちさん:2008/09/16(火) 21:54:22 ID:3CYqwBps0
>>113
ぜひそのプレーを見せてくれ
いや見せて下さい
115ほのぼのえっちさん:2008/09/20(土) 01:27:45 ID:YNL1ITQkO
もう落ち着いたし投下はこのスレでいいと思うんだけど、どう思う?
116ほのぼのえっちさん:2008/09/20(土) 01:41:50 ID:CNZjfkFfP
どうなんだろう、落ち着いたかどうかは判らないけれど。
でも投下伺いがあったあれは、こっちに落ちるんじゃないかな。
実は正座して待ってるんだが…
117ほのぼのえっちさん:2008/09/20(土) 14:27:32 ID:atW3rFEa0
http://jp.youtube.com/watch?v=oF1DvJTRIz8&feature=related
これ、どこのシーンかわかります?
118れくた:2008/09/22(月) 07:13:28 ID:5D/pTOvKO
ニアは巨根が大好きな淫乱女だから!
119ほのぼのえっちさん:2008/09/22(月) 12:35:56 ID:UwEM0hE8P
淫乱なニアくやしく
120ほのぼのえっちさん:2008/09/23(火) 10:53:10 ID:u6qfX9rM0
7巻読み直して突然思ったんだけど
月と初めて話ししたときに長官のケータイになにか付けてから話ししてるよね
あれは回線切り直してないから居場所をたどられないようにするものではなくて
ただの変声器?
アヌメでは日高さんそのままだったけど
本当は子供と思われない、もしくは女だとバレないように声変えてたのかな
121ほのぼのえっちさん:2008/09/23(火) 11:34:23 ID:VXnp7LhD0
>> アヌメでは日高さんそのままだったけど
月側に聞こえる声には変声器かかってたから変声器だとオモ


ところで日高さんの「高」の字が、リライト2から「」の字になってたな
122ほのぼのえっちさん:2008/09/24(水) 19:02:12 ID:y5O7FzVo0
ニアをあんあん言わせたいお
123ほのぼのえっちさん:2008/09/26(金) 15:05:58 ID:78vk9ClTO
>>119
ニアはよく私の股間をズボンの上から
うっとりしながらさするんだ。
124ほのぼのえっちさん:2008/09/28(日) 22:24:09 ID:ssYjLIaXP
人がいねえ。サビシス。
ニアでも虐めて啼かすか…(´・ω・`)
125れくた:2008/09/28(日) 23:18:56 ID:1NcGi2aXO
ニアは私の上で泣いてるよ!
126ほのぼのえっちさん:2008/09/29(月) 00:03:01 ID:YvvVf0DsP
れくたと俺しかいねえ!w
127ほのぼのえっちさん:2008/09/29(月) 22:51:39 ID:DhwtE6LWO
>>126
いや、いるぞw
128れくた:2008/09/30(火) 09:38:27 ID:YgUgRQePO
私とニアだけで充分だ
129ほのぼのえっちさん:2008/10/01(水) 01:20:16 ID:hA5aB1Lb0
自分もいるノシ
これでれくた含めニアを女神と崇めるのは4人…?
130ほのぼのえっちさん:2008/10/01(水) 07:27:55 ID:lIGOkVtz0
いやいや5人
131ほのぼのえっちさん:2008/10/01(水) 20:17:07 ID:7zd3IUoT0
まてまて6人
132ほのぼのえっちさん:2008/10/02(木) 11:00:53 ID:z8qQ5p7dO
ニアが女神とか、ねーよwキモい。







俺専属の淫乱娼婦ですよ
ニア美しいよニアハァハァ…ウッ!
133ほのぼのえっちさん:2008/10/02(木) 11:44:52 ID:wV9D6Kli0
ニアタン独占禁止法
134ほのぼのえっちさん:2008/10/02(木) 21:50:44 ID:bmOqvuPL0
定期的に出るNE!>淫乱ニア
そろそろ本格的に淫乱ニアたんが見たくなってきましたと言うか見てえ
135ほのぼのえっちさん:2008/10/03(金) 10:42:47 ID:BtE+Sd580
淫乱ニアタン……
「今夜はどうしてもしたいんです」と乱れたパジャマ姿ですり寄ってくるとか
136ほのぼのえっちさん:2008/10/03(金) 11:48:21 ID:g6WUypnE0
いいな、それw
137ほのぼのえっちさん:2008/10/03(金) 11:58:16 ID:BtE+Sd580
ニア「触って…もっと強く…」
メロ「淫乱だなお前」
ニア「あっ、あっ、止めちゃ嫌です……っ」
メロ「こんなに濡らして…何か欲しいだろ?言ってみろよ」
ニア「んっ…ここにメロのお…おちん○んが欲しい…っ」

とか
138れくた:2008/10/03(金) 16:12:55 ID:VJTdJQqNO
ニア「触って下さいっ…もっと強く…」
レスター「淫乱だなニアは」
ニア「あっ、あっ、止めちゃ嫌です……っ」
レスター「こんなに濡らして…何か欲しいのか言ってみなさい」
ニア「んっ…ここにアンソニーのおっきいお…おちん○んが欲しい…です」

だよね
139ほのぼのえっちさん:2008/10/03(金) 18:31:48 ID:BL0BP3sw0
れくたうぜえ
140ほのぼのえっちさん:2008/10/04(土) 08:10:40 ID:KnnX+xjZ0
遅レスだが

>>125のれくたは、>>126をニアと勘違いしていたのだろうかと激しく気になる
141二代目YB倉庫番:2008/10/05(日) 13:56:21 ID:UZMHQ+cs0
お久しぶりです。二代目YB倉庫番です。
実はパソコンが壊れまして、中に入っていた未更新の「スレ8」のデータが
吹っ飛びました。
もしデータを持っておられる方がいらしたら下さいm(__)m
ちなみに、スレ内のSSは(作者様辞退の作品を除いて)すべてアップ済みです。
142ほのぼのえっちさん:2008/10/06(月) 02:23:55 ID:Ta24MMWz0
>>141
乙です!
お元気そうで何より
143れくた:2008/10/07(火) 22:57:42 ID:vjZ4lQrnO
確か8スレ目はレスニアSS満載だったな
144ほのぼのえっちさん:2008/10/08(水) 18:08:38 ID:iW2nKS4L0
メロニア、ステニア、アイバーニアはあったがレスニアあったっけ?
145ほのぼのえっちさん:2008/10/09(木) 23:26:16 ID:IiErEne10
ニアたんのぱじゃまのズボンを
ひっぱって脱がしたい

靴下はそのままで
146ほのぼのえっちさん:2008/10/11(土) 21:18:34 ID:ZN3S7nkbP
何故こんなに過疎ってしまったのか…(´・ω・`)
147ほのぼのえっちさん:2008/10/11(土) 22:07:31 ID:FWUKcLea0
過疎ってるとな?




チャンス!!
今のうちにおにゃのこニアたん独り占めーーーーー!!

優しくするよ
こっちにおいでニアたん(;´Д`)ハァハァ
148ほのぼのえっちさん:2008/10/11(土) 22:32:08 ID:syVYmaUw0
前向きな奴めwww
149ほのぼのえっちさん:2008/10/11(土) 23:09:34 ID:FWUKcLea0
>>148
ちょ、おま、過疎ってるとか言われたばかりで
なぜ30分もしないうちに出てくるwww

おかげでニアたんのパジャマのボタン二つしか外せなかったぜちくしょう・・・・・
150ほのぼのえっちさん:2008/10/11(土) 23:12:13 ID:ZN3S7nkbP
人が居たので戻ってきました(;´Д`)ハァハァ
ニアのパジャマのボタンを外して何をする気だったのかkwsk
151ほのぼのえっちさん:2008/10/12(日) 00:01:35 ID:dc1PUs+k0
>>150
ニアたんのカラダを隅から隅まで徹底的に洩れなくくまなくねっとりじっくり調査したのち
ブルマーやらメイド服やら振り袖、浴衣、ナース服、男物のシャツ一枚、
ゴスロリ服、スク水、雨がっぱ、ランドセル、セーラー服、ブレザー、
メガネ、バニーさん、はだかエプロン、はだか網タイツ、はだかゴーグルなどの
お着替えを楽しんだのちおいしくいただくに決まってるじゃないか!!!
152ほのぼのえっちさん:2008/10/12(日) 00:40:29 ID:pdAkMxo40
最近ワンピに出てきたマーガレットっておにゃのこが
ニアに見えてしょうがない(外見だけ)
ちょっと前に出てたシンドリーちゃんはメロくりそつだったし
ワンピ作者がメロニア意識してのキャラデザなのか気になるわ・・
153ほのぼのえっちさん:2008/10/12(日) 01:28:06 ID:dc1PUs+k0
自分の場合は
連載終わったけど「僕の私の勇者学」の包帯ぐるぐる巻きの女の子がメロに、
亀を持ってひとコマだけ登場した女の子がニアに見えたw
154ほのぼのえっちさん:2008/10/12(日) 01:37:50 ID:PMEBExKy0
しかし本物ニアたんにかなうものなし!
ニア子友達欲しいお…
毎日ニアの話したい
155ほのぼのえっちさん:2008/10/12(日) 02:03:17 ID:dc1PUs+k0
>しかし本物ニアたんにかなうものなし!

154が真理を言った!!
156ほのぼのえっちさん:2008/10/12(日) 02:12:31 ID:zAYymtzqP
珍しくにぎわっているッ
ニアの話ししようしよう
…ああッ思い浮かばない!
とりあえずメロでエロエロしたいんだけどなかなかそう言う雰囲気にならない…
いつの間にかメロが自分の中でストイックな男になってしまっているのが敗因…
157ほのぼのえっちさん:2008/10/12(日) 02:46:09 ID:dc1PUs+k0
エロいくせしてどうしても触れられないでいて、余計に妄想を掻き立てられる存在

それが女の子ニアというもの
158ほのぼのえっちさん:2008/10/12(日) 03:04:48 ID:dc1PUs+k0
>>156
まず二人の出会いから想像してみたらどうかな?
そこから少しづつ距離が近くなる妄想を繰り広げていくとか……

応援してるぞガンガレ
159ほのぼのえっちさん:2008/10/12(日) 08:38:16 ID:DAJzPZM20
>>158
> 少しづつ距離が近くなる……
そしてあと少しで触れられる位置に来たとき、メロが死ぬわけだな…


プラトニックっつーか、ストイックっつーか
体的なものもさることながら、メロニアはそーゆー精神的なエロさがたまんねぇぇぇ
160ほのぼのえっちさん:2008/10/12(日) 09:37:33 ID:DPUYHhEW0
わああぁぁぁん、そうだよそうなんだよ…
悲しくて切ないけどたまんねーよな…

少年ニアだと違う解釈にもとれるが少女ニアだとメロはやっぱりニアを守るために命を落とした説にしたくなる
161ほのぼのえっちさん:2008/10/13(月) 01:42:56 ID:5PqgUcE7P
…! !! …! ;: (i|!゜Д゚;) ; !!……! !! 女の子絵板消えとる
162ほのぼのえっちさん:2008/10/13(月) 10:56:38 ID:+n78oq0h0
うそ………!!




ほんとだった………orz………
163二代目YB倉庫番:2008/10/13(月) 11:14:22 ID:mHew/Fdx0
絵板管理人様、長い間お疲れ様でした。
164ほのぼのえっちさん:2008/10/13(月) 11:28:43 ID:mHew/Fdx0
よく見たら人工知能も消えてるや
時間が経ったんだねぇ……
165ほのぼのえっちさん:2008/10/13(月) 16:33:21 ID:+n78oq0h0
言い忘れ

絵板管理人様 絵師様 楽しませてもらいました
ありがとう

女の子ニア一生愛す
166ほのぼのえっちさん:2008/10/13(月) 17:29:47 ID:bE8NjN+e0
人工知能は1年以上前から消えてますた…
自分が存在知ったときにはすでに使えなくて orz したんでよくおぼえてます


同じく
絵板管理人さま 絵師さまがた
お疲れ様&多謝です

女の子ニアは永久に不滅です
167ほのぼのえっちさん:2008/10/13(月) 19:33:17 ID:UCdRjE9oO
れくたニア萌え
168ほのぼのえっちさん:2008/10/14(火) 01:24:01 ID:j09FvILL0
便乗して

月ニア萌え
169ほのぼのえっちさん:2008/10/14(火) 14:31:23 ID:uVwhiNO00
さらに便乗して

模木ニア萌え
170ほのぼのえっちさん:2008/10/14(火) 14:37:43 ID:5dMsLIsx0
模擬っすか!
いっそ知らないオサーンにエロエロ調教されるニアたん(大人)が、のどから身が出るほどみたい。
171ほのぼのえっちさん:2008/10/14(火) 17:10:28 ID:av0SMm3fO
>>167はれくたじゃないのかw
172ほのぼのえっちさん:2008/10/15(水) 03:53:11 ID:jCY9LWbJ0
れくた自演かよ!

いや間違っていたらすまんが
オレ×ニア妄想も無理はない……

なんと言っても相手はおにゃの子ニアたんだからな
173ほのぼのえっちさん:2008/10/15(水) 18:16:05 ID:EgJjKn3F0
ニア×照なんかも見てみたい
月が死んでしまったので、代わりに照をエロ拷問するニアタン……
10日後発狂して死亡するとは、どんな激しいプレイを……ハァハァ
174ほのぼのえっちさん:2008/10/15(水) 19:10:31 ID:jCY9LWbJ0
>>173
魅上照>>92のエロ拷問で発狂ですねわかります
175ほのぼのえっちさん:2008/10/16(木) 10:27:04 ID:cRgWx2WL0
魅上照 

ロリロリ美少女に迫られるも、縦筋に触れられず発狂、自殺
176ほのぼのえっちさん:2008/10/17(金) 00:31:50 ID:+To0LTIJ0
「って書いたに決まってますよ!絶対」

「……それはお前の願望なんだよ」
177ほのぼのえっちさん:2008/10/17(金) 06:36:57 ID:atd38hWk0
松田wwwww
178ほのぼのえっちさん:2008/10/17(金) 12:07:35 ID:fEZM3DVJ0
松田自重wwwww
179ほのぼのえっちさん:2008/10/19(日) 00:59:55 ID:EisJrO4EO
しかし住人は自重するな
180ほのぼのえっちさん:2008/10/19(日) 01:43:44 ID:WI8chMSi0
では遠慮なく

おんなのこニアたん(;´Д`)ハァハァ
おズボンの裾から手を入れて脚をなでなでしまくりたい(;´д`)ハァハァ
怒ったニアたんに冷たくなじられたい(;´д`)ハァハァ(※´Д`)/\ァ/\ア

181ほのぼのえっちさん:2008/10/19(日) 19:22:54 ID:moRRrN790
相手や仕方についてはいろいろレスあるのに、場所に関してはあまりない気が

自分は、SPK本部とか、読み切りで大人ニアがいたとこみたいに
モニターいっぱいあるとこでのエチが見たい
全モニターに世界各地のニュース画像流しながらだと
衆人環視の中でしてるみたいで(;´д`)ハァハァ
182れくた:2008/10/22(水) 14:04:00 ID:/nVAtInPO
ニアは私の肉奴隷
183ほのぼのえっちさん:2008/10/24(金) 15:55:45 ID:uWMaZZux0
'w´゚ -゚)<レスター指揮官、何か言いましたか?
184ほのぼのえっちさん:2008/10/25(土) 13:36:44 ID:Y3pOlA/e0
れくた、男ニアにも女ニアにも登場することを考えるとニアがどっちでもOKなんだなw
自分もどっちでもOKだがw
185ほのぼのえっちさん:2008/10/25(土) 14:18:51 ID:WYrl8sKEP
もれもれも。
あ〜女の子ニアたんが不足だよ…だれかなんとかしる…
本スレで出ていた衛星ネイトの話面白かったな。
今でもジェバンニはジョバンニの書き間違いだと思っている
だってジェバンニって名前ヤツしかヒットしねえw
186ほのぼのえっちさん:2008/10/25(土) 20:29:54 ID:EB7hh61W0
>>185
> 今でもジェバンニはジョバンニの書き間違いだと思っている
書き間違いっつーか、実際にある名前とは綴りとか読み方とか
わざと変えてるんじゃなかったっけ?(人死にの多い話だから)

名前というなら、自分はジェバンニよりメロが気になる
ニアに関しては本名はつぐみが解説してくれたし、
その流れでやっぱり「Near」も「Lに近い者」とかそういう意味なのかなとも思うが
「メロ(Mello)」っていったいどこから持ってきたんだろ
187れくた:2008/10/25(土) 20:32:34 ID:XpxXZRFhO
>>183
すまない…最低な発言をしてまった。
ニアは私のれっきとした恋人だ!

しかし読み切りではすっかり美しく大きくなって…
色んなところも大きくなって…

ゲヘへ
188ほのぼのえっちさん:2008/10/26(日) 00:34:06 ID:SFggrBjc0
>>184、185、れくた
自分の場合はどっちでもOKというより
すでにニアを女の子としか見ていない

ニアスレでもサイトでも
AAや少年として描かれているニアを女の子フィルターで見る自分に気づいて
もう戻れないと思う今日この頃
189ほのぼのえっちさん:2008/10/26(日) 06:57:36 ID:pyZMeMXl0
>>188
あれ、いつ書き込んだっけ自分…
190ほのぼのえっちさん:2008/10/27(月) 09:58:39 ID:9P9jS2P/0
'w´゚ -゚)<メロリンQでしょう
191れくた:2008/10/29(水) 20:42:37 ID:htHvg3h8O
ニアの中熱い…
192ほのぼのえっちさん:2008/11/03(月) 08:31:58 ID:Bq61sgxzO
オッパイオッパイ
193ほのぼのえっちさん:2008/11/04(火) 01:35:43 ID:Qxr7Bn7f0
ニアたんの脚が好き
パジャマに隠れている白いあんよを愛でたい
194ほのぼのえっちさん:2008/11/05(水) 22:14:03 ID:zriHzGod0
Lの命日ですね

喪服ニアも色っぽそうだ
195ほのぼのえっちさん:2008/11/05(水) 23:54:39 ID:4YYlBYG90
突然ですが「死神の殺し方 8日目」投下します。

待っていてくださった方がおりましたら、すみませんでした。

今日は途中までの投下になります。ご容赦を。

※  ※  ※  ※  ※  ※  ※

カラダだけの(?)月×ニア 苦手な方はスルー
微エロ・ifの世界 
(YB倉庫で月がニア以外を葬り去った世界です。
今回は原作に沿った死にネタを扱っています。ご注意を)
196死神の殺し方  8日目:2008/11/05(水) 23:57:02 ID:4YYlBYG90
「Lが死んだ」
ただひと文字の真っ白なパズル。それを組み立てるニアの手が止まった。
涙は零れなかった。
『死んだ!?な、なんで』
ロジャーに詰め寄るメロの声が響く中、ニアは手に残ったピースをはめこんだ。
「L」の文字が浮かび上がる。
『キラを死刑台に送るって言っておいて、殺されたって…そう言うのか!?』
それ以上聞きたくない。ニアは両手でパズルを掴むと逆さにした。
『ゲームは勝たなければ、パズルは解かなければ、ただの敗者』
ばらばらと零れ落ちるピースを前に、ニアは感じたことを口にした。
Lというパズルは解けないまま終わったのだ。
パチ。
だというのに。
パチ、パチ。パチパチパチパチパチ。
ニアの手は、再びパズルを組み始めていた。

2004年12月5日。ニアは13歳だった。
197死神の殺し方  8日目:2008/11/06(木) 00:01:51 ID:Q/jUmzZx0
※       ※      ※      ※      ※      ※  

キラが、キラ信者を裁いたと、午後のニュースは伝えた。
『隠れL派』と呼ばれる者を探し出したキラ崇拝者たちが、
魔女狩りさながらに多くの人間を死傷させた事件を受けての裁きだった。
『キラは、例えそれがキラに反対する側の者であったとしても、一方的な殺戮を行うことを許しません』
新たな代弁者はそう結んだ。
「……仕組んだのはあなたですね」
ニアのまなざしが月を射抜いた。
2010年2月4日。帝東ホテルDXスイート。
ニア監禁から8日目。
寝室はほの暗い光に満ち、モニターからはキラの公平さを讃えるコメンテイター達の声が響いていた。
そんなテレビには目もくれず、月はニアを見下ろしていた。
「ノートに何て書いたんですか?反キラ派の人間が、キラ信者に気づかれるように、どんなことを?」
ニアもまた月から目を離さなかった。
「今の世界で、キラに逆らうものがどういう目にあうかは、わかりきっているんですから」
高田清美襲撃の後、ニアが裏で入手した現場写真。弾の痕は少なく見積もっても12発。
襲撃犯・マットは蜂の巣となっていた。
「今の世界で『L』を支援する資産家の多くは、キラに殺されることを恐れる闇の組織。
数多の犯罪に関わる彼らは、もちろん身分も身元も隠しています。が。」
両手をベッドに縛り付けられているにも関わらず、いつもと同じ揺るぎない声だった。
「連絡を受けるLならば彼らの素性を知る手段はいくらでもある。そうでしょう?
……『二代目L』」
「ニアからそう呼ばれるのは久しぶりだな」
ネクタイをほどきながら月は言った。
198死神の殺し方  8日目:2008/11/06(木) 00:07:42 ID:Q/jUmzZx0
「いい考えだと思わないか?反キラ派と共に、キラの思想と逆のことをする人間を一掃し、
さらには世間に対してキラの思想をより一層明確に伝えられる」
「少なくとも私に伝わってくるのは、犯罪者もキラ崇拝者も、
あなたにとっては同じものだという、それだけです」
「………」
一瞬黙したのち、月は続けた。
「まったくお前にはがっかりだよ。張り合いがなさ過ぎる」
ニアを見下ろしながら、月は薄く笑いを浮かべる。
「いいことを教えてあげるよ。明日、政府機関による重要会議が開かれる。
その会議には、警視庁長官と、そして大臣も出席する」
キラに敗れた今、どうなるかはもうわかりきっている。それでも月の言葉はニアの顔を歪ませた。
「そう、日本もいよいよ公にキラを認める国家に生まれ変わるんだ。
会議の後、キラは日本警察と共に、犯罪に立ち向かっていく立場となる」
月はニアの枕元に手をつく。スプリングが小さく沈む。
「会議は3日間だ。法案を具体的にどうするか、キラとの連絡はどうつけるのか、
決定するまで忙しくなる。睡眠さえ、取るのがやっとという日もあるかもしれない。だから……」
「…離れなさい、夜神月」
耳元に口を寄せられ、嫌悪とくすぐったさにニアは顔をしかめる。
「……今日は、たっぷり時間をかけて、罪人に罰を与えるとするよ……」
「離れなさいと言ったのが、聞こえないんですか」
ニアの言葉は無視し、パジャマのボタンを三つばかり外した月は
えり合わせをそっと開いた。
「まだ触ってもないのに、もう勃ってるんだ…」
「…く、っ」
ニアは手首を縛るソフトロープを握りしめた。
白い肌はじっとりと汗ばみ、なだらかな双丘のてっぺんには
二つの色よい突起が、上下する胸の動きに合わせて弾んでいる。
「…ふ…こんな感じやすい身体をしていちゃ、罰にはならないな…。
当てて見せようか。……もう、濡れてるんだろう…?」
ニアは月から顔を背けた。
と、その顎をいきなりつかみ、月はニアの顔を自分に向かせた。
「すでに裁きは下ったんだ。いいかげん認めたらどうだ?キラは正義であり、
新世界の神だということを」
「夜神月」
ニアは言った。
「あなたは決して神ではないし、自分を神だと言って片っ端から人を殺すことは、
私の中では絶対に悪です」
ベッドの上でキラに組み敷かれたた今も、ニアはキラと戦っていた。
わかりきったことだ。月はゆっくりと口を開く。
相手にしているのはニアなのだから。
「……可哀想なLの後継者に、せめて快楽をあげるよ……」
「…っ…!」
ニアは嫌悪がすぐに悦楽に変わることを知っている。
頬を押さえられて逃れることもできず微かに震えるニアに、
月が唇を重ねようとしたそのとき。
ノックの音がした。
199死神の殺し方  8日目:2008/11/06(木) 00:26:33 ID:Q/jUmzZx0
「来ちゃった」
ドアの前に立っていたのは弥海砂だった。
戸惑う月に、海砂は袋からポテトチップを取り出した。
「はい!差し入れ。ライトの大好きなコンソメ味」
月は額を押さえた。なんだが頭が痛くなってきた。
「それから着替えと……じゃーん!ミサの携帯。寂しくなったら電話して。
それから…」
「ミサ、僕は遊んでいるわけじゃない」
「でもライト、もう何日も帰ってないから心配になって…」
言葉をさえぎられたミサは、ややうつむいた。
「……急にどうしたんだ?高田アナのことだって、なにも連絡を入れなくても
わかってくれたじゃないか」
「清美のことは言われなくてもわかるよ、捜査のために利用していただけだって。
ユリやマユのときも、そう。……ライトのことは一番わかってるの」
海砂は続ける。
「ライトはどの女の子にも優しいけど、誰にも本気にはなれない。
それはわかってる」
「………………」
「だって、ライトが愛してるのはミサだけだもん!」
小さく月はため息をついた。
「ミサ。そう思うなら帰るんだ」
「嫌。ライトと一緒に居たいの」
月は海砂の肩を持つと、身体を屈めて───キスをした。
「………………ライト」
顔を離しすと月は、うっとりと見つめる海砂の肩に手を置く。
「ミサだけじゃない。僕だってこのままでいるのは辛い。だが、もう少しの辛抱だ。
約束したはずだ、僕の誕生日には籍を入れるって。そうだろう?」
「うん」
「それまで我慢できるね?」
「うん。……ねえ、ライト。もうすぐミサ、
ライトの可愛いお嫁さんになれるんだよね……?」
「ああ。愛してるよミサ」
何度重ねたかわからない嘘を繰り返し、月の心は冷めていく。
「あとで連絡する。今日は帰るんだ。いいね」
海砂が帰るのを確認すると、月はバスルームに直行し勢いよく蛇口をひねった。
……ミサのやつ余計なことを……。なんて面倒な…。
冷たい水でバシャバシャと顔を洗いながら月は考える。
Lが死んでから4年間、ミサが自分から勝手な行動を起こすことはなかった。
だというのにどうして急に……。
バスルームを出た月は都内の一流ホテルの宿泊状況を調べた。
こんなことがあっては帝東ホテルは使えない。
ミサにこの部屋を知られている以上、また同じことが起こらないとも限らない。
しかし都内及びその近郊の一流ホテルは予約でいっぱいだった。
明日の会議が関係しているのかもしれない……。
「………」
しばらくして月は時計を見た。午後6時前。新幹線なら今日中には向こうに着く。
だが問題はニアだ。おとなしく移動に従わうとも思えない。
さて、どうするか……。
やがて月は一計を案じて立ち上がった。
200死神の殺し方  8日目:2008/11/06(木) 01:01:39 ID:Q/jUmzZx0
「ニア。今からホテルを出る」
アヒルやらロボットやら、ニアのおもちゃをバッグに詰め込む月を、
ベッドから怪訝な顔で見るとニアは言った。
「京都へ向かうと、いうわけですか?」
「ああ。正解だ」
ニアの読みは的確だった。
一流ホテルが使えないからと、二・三流のホテルに長時間、Lの後継者を
一人にしておくのは監視態勢の点から好ましくない。
しかし、首都圏外では往復に時間がかかる。天候の変化や事故のトラブルで、
その日のうちに戻れなくなる可能性もある。
かと言って、食物も与えずにニアを厳重に拘束して何日も放って、結果、
医者を呼ぶような事態になるのはまずい。
外部の人間にニアのことを知られるのは避けたい。
だが、キラ側の人間で月の指示に忠実な人間が一人いる。
ニアは、彼の几帳面な性格もちゃんと考慮している。今日は木曜日。
すなわち彼、魅上がトレーニングジムに通う日。
病的なほど習慣にこだわる人間には、むやみにそれを変えさせないほうが
事はスムーズに運ぶ、ゆえにこちらから京都へ向かう。
ニアは月の考えを読んでいた。
「ただ、問題はお前だ」
一通りのおもちゃをバッグに詰めると、月は立ち上がる。
「道中、何らかの騒ぎを起こす可能性もゼロではない。
縛ったままで、連れて行くわけにいかないからな」
「では、さっさとこのロープを解いてください」
「もちろん、解くとも。だがその前に、これを使わせてもらう」
あるモノを手につかつかとベッドに近づくと、月はぐいとニアの膝を開いた。
「!」
201死神の殺し方  8日目:2008/11/06(木) 02:55:22 ID:Q/jUmzZx0
「……いつまで、このままにしておくつもりですか」
ニアの抗議を受けて月は腕時計を見る。
「あと30分で京都に着く」
「質問の意味が違います。私が聞いているのは…」
「同じだよ。向こうに着いたら取り出すと、そういうことだ」
ニアは再び暗い窓を見る。時速300キロ。
グリーン車の車内はゆったりとしていた。
月は手すりに片肘をついて、隣に座るニアをしげしげと見る。
「それ、なかなか似合ってるよ」
ニアが着ている黒のジャケットは月の愛用しているものだ。
急な移動で、適した衣類は用意できなかったが、
ジャケットはどうにかパジャマをうまく隠していた。
「ああ、左様ですか」
そっけなく返答するニアに月はキャンディを差し出す。
「いりません」
「耳が塞がっているんじゃないのか?」
新幹線の車内は密閉されてはいるが、トンネルの中はやはり
気圧の差を少なからず感じる。
「私に構わないで」
ニアがそっぽを向くと、月はさりげなく胸ポケットに指を伸ばした。
「!!」
ジャケットの肩口がかすかに震えだす。
「この…」
ニアは手すりをぎゅっと握りしめ、月を睨みつけた。
「無理はしないほうがいい」
月は、一向に構わずニアの手の上に、自分の手を置いた。
その手をニアは払いのけた。
「…必要ないと、言っています」
首すじに汗が流れていた。
「どうやら、暖房が効きすぎているみたいだね」
「…かも、しれませんね…」
低い声でニアは返答する。
なかなか強情だ。月は再び胸ポケットに手を入れるとスイッチを切り替えた。
202死神の殺し方  8日目:2008/11/06(木) 03:35:20 ID:Q/jUmzZx0
「…ぁ、っ…!」
ニアの身体がぴくんとはねる。
今与えているのはまだまだ弱い刺激だが、それでもニアには十分。
「は。…あ…!ん…」
トンネル内は新幹線の走行音が反響しており、甘い呻きは隣の月にしか聞こえない。
「う…」
身体の奥をぷるぷるとかき回され、時折とろんとした目つきをさまよわせながら
それでもニアは手すりに爪を立てて耐えていた。
「強情だな」
月は再びニアの手の上に自分の手を重ね、今度は指を絡めた。
ニアは払いのけなかった。どうやら観念したらしい。
「つっ…!」
月の指に、ニアの親指の爪が食い込んでいた。強い力で。
しかし、月は手を払いのけることはしなかった。
身体の奥に入れられたワイヤレスの玩具の振動に翻弄され、ニアは月の指に爪を立てる。
ぎりぎりと立てる爪に、月の指から血が滲み出す。
「は、あ…っ!」
前の乗客がちらっとこちらを見た。ニアの膝はかくかく震えていた。
「もうすぐトンネルを抜ける頃だ。どうする?ニア」
ニアは小さくうなづいた。
か細い声に月はスイッチをオフにする。同時にニアの身体が座席に沈んだ。
「どうぞ、ニア」
ニアは受け取ったキャンディを無造作に口に入れると、
不機嫌にガリ、ガリガリと音を立てて噛んだ。
車内アナウンスが流れ、じきに京都へ着くことを告げた。
「実際に、京都まで移動するとは……」
ハンカチを取り出す月にニアが言った。
「あなたのやり方なら、ノートで犯罪者を操って私を監視させる方が、在り得ると考えてました」
「お前が、ノートに操られた人間から食事を受け取るとは思えないからな」
ケッ。ニアは口を尖らせ窓の方を向いた。指の血を拭う月が映っていた。
ニアはキャンディを飲みこむと、ぽつりと口を開いた。
「ええ。そのとおりです]
聞こえるか聞こえないか、声がしたのはトンネルを抜ける直前だった。
203死神の殺し方  8日目:2008/11/06(木) 05:20:59 ID:Q/jUmzZx0
「あとは任せたぞ、魅上」
月の言葉に魅上は厳粛にうなづく。
「食が細いのが難点だが、幼稚園児が好むものをと考えればいい。
ある程度は食べるだろう。チキンライスに旗を立てるのも手だ」
「はい」
「くれぐれも油断はするな。相手はLの後継者だ」
「神の仰せのとおりに」
大京都ホテルは魅上が通うスポーツジムを擁していた。
今日の魅上のトレーニングの間、同じこのホテルの一室に
ニアをおくことにしたのだ。
考えてみれば、と月は思う。
五年間毎週木・日と欠かさず、魅上がホテルのジムに通う習慣から
ニアはノートのすり替えを思いついたのだ。
それが、月の策にはまっていることだと気づかずに……。
「魅上。ほんとうにおまえを選んでよかった」
「もったいないお言葉です」
寝室に向かおうとする月に、魅上は感謝の言葉を述べた。
「神。あの罪人をどうするおつもりですか?」
魅上の問いに月は振り返った。言外に何ごとかの含みがあった。
「お前は理解しているものだと思っていたが、
しかるべき罰を与えているところだ。異議があるのか?」
さらに深く頭を垂れて魅上は言った。
「いえ。単に確認したまでのこと。失礼しました、神」
204死神の殺し方  8日目:2008/11/06(木) 05:25:47 ID:Q/jUmzZx0
『キラ様万歳!』『キラ様こそ新たな神!!』『皆で称えようキラ様を!』
『キラ様!』『キラさまー!』

月はテレビのリモコンを取ると、「新・キラ王国」をオフにした。
「こんな番組でもないよりはマシかと思ったんだが、
ニアにはやっぱり退屈かな」
寝室のベッドの上には、ニアが後ろ手に縛られて寝っ転がされていた。
「その格好のままで申し訳ないが、僕は帰ることにするよ。
新幹線の時間があるからね」
ニアが恨めしげに月を睨む。
「…ローターを、このままにしていくつもりですか?」
「それもトレーニングが終わってから取り出すよう、魅上に指示は出してある」
キッと自分を睨むニアの、銀の巻き毛を月は撫でる。
「YB倉庫で宣言したとおり、キラの世界をお前に見せつけてやるよ。
待っておいで。その後で、存分に可愛がってあげる」
月はいつもの言葉を繰り返す。
「いいかニア。お前が今目にしているのは、新世界の神だ」
「いいえあなたは───人殺しです」
きっぱりとニアは否定する。
「そして、あのノートは史上最悪の殺人兵器です」
「お前が兵器と決め付けたところで、結局は持つもの次第、使い方次第だと、
当たり前の人間なら言うだろうな」
すでにニアの言葉も、脅威ではなくなりつつあった。
「あのノートは死神にとっては、
自分の寿命を増やすための大切な道具に過ぎない。だが…」
月の手がニアの頬に触れる。ぴくん、とニアの身体が震える。
「…僕が使えば弱者を守るための翼となり…
新世界の神に逆らうものに罰を与える、大いなる法となる」
憎々しげに自分を臨むニアの表情に満足し、月は身体を起こした。
「ニア。次に会うときは名実共に、僕は新世界の神だ」
「クククッ……なあ、ライト」
リュークが声をかけたのは、月が寝室を出てからだった。
「俺はまた『可愛がる』とか言うから、てっきり
あいつに情が移ったのかと思ったぜ」
「情?むりやり身体を繋げているだけだ」
月は冷たく返す。ニアを抱くのはそれがニアにとって最大の屈辱であり、
ゆえに最適な罰であるからに過ぎない。
「ニアはLの後継者。すなわちキラの敵だよ」
そうだ。ニアは敵。何より15日後に死ぬことに変わりはない。
月はホテルを後にし、京都駅に向かった。
205ほのぼのえっちさん:2008/11/06(木) 05:27:51 ID:Q/jUmzZx0
「死神の殺し方  8日目」
まだ続きますが今日はここまでです。

読んでくださった方、ありがとうございました。
206ほのぼのえっちさん:2008/11/06(木) 10:19:15 ID:Vo1M2+0h0
. -ヘヘ、
<〃 wノゞ
'w´゚ -゚)  <死神さん乙です。ありがとうございます!
 (っ( ・l>
 |ミ_ノ
 し´し'     
207ほのぼのえっちさん:2008/11/06(木) 14:37:46 ID:VbDlcN59O
死神神乙です!ニアタンと魅上のこれからにドキドキしますハアハア
208ほのぼのえっちさん:2008/11/07(金) 01:26:21 ID:JQcKAvxFO
死神神乙です
まさかミカミンと!
楽しみです
209ほのぼのえっちさん:2008/11/07(金) 08:08:05 ID:hQ3MA+fpP
久々キター!
まだ日数たくさん残ってるけど最後まで楽しみにしてます。
210ほのぼのえっちさん:2008/11/08(土) 18:57:48 ID:AmA8IBMB0
話書くの上手!文筆家と思うほど
211ほのぼのえっちさん:2008/11/10(月) 08:02:45 ID:ipLhqE+xO
ニアタンの白くてすべすべの肌を撫でさすりたい
212ほのぼのえっちさん:2008/11/11(火) 12:15:17 ID:kRUk8qvbO
ニアタンを宝石に例えると真珠かな?
213ほのぼのえっちさん:2008/11/11(火) 19:53:38 ID:9xTCrufV0
マザーオブパールも捨てがたい
214ほのぼのえっちさん:2008/11/11(火) 20:12:36 ID:1hnTlFfKP
なにそれ?
215ほのぼのえっちさん:2008/11/11(火) 23:57:50 ID:Bj9qXRXp0
暖かい南洋の海で採れる白蝶貝の貝殻を加工したものだって
グ/ー/グ/ル先生が言ってた

マザー・オブ・パール(母貝)。
216ほのぼのえっちさん:2008/11/11(火) 23:59:56 ID:Bj9qXRXp0
:ほのぼのえっちさん:2008/11/05(水) 23:54:39 ID:4YYlBYG90
突然ですが「死神の殺し方 8日目」続きを投下します。

※  ※  ※  ※  ※  ※  ※

カラダだけの(?)月×ニア 苦手な方はスルー
微エロ・ifの世界 
テレフォンセックス+ローター責め
(YB倉庫で月がニア以外を葬り去った世界です。
原作に沿った死にネタを扱っています。ご注意を)
217ほのぼのえっちさん:2008/11/12(水) 00:02:25 ID:Bj9qXRXp0
いきなりすみません
>>216一行目は失敗です…orz
218死神の殺し方  8日目:2008/11/12(水) 00:10:14 ID:wCZnzv9f0
『キラ信者による暴動、沈静化』
東京に向かう新幹線の中、電光掲示板のニュースに月は母と妹を思う。
暴徒と化したキラ信者を裁いたことで、あの二人が少しでもキラに理解を寄せてくれるといいが……。
犯罪者への裁きを繰り返すだけでは母と妹の心は動かないと、月は読んでいた。
二人にとってキラは、父・夜神総一郎の仇なのだから。
『父さん!父さん!死ぬなバカヤローッ』
月の脳裏に総一郎の最期が甦る。
あの時松田に押さえられながら、月の目に映ったのは、銃弾で蜂の巣となり
手の先まで包帯を巻いた総一郎と、傍らのデスノートだった。
ペンなど持てるはずもない父親に、無理やり書かせようとしたのだ。
『弱者の味方、キラ様!』『我らが神、キラ様!!』『キラ様!』
突然、熱狂する信者の声が耳に入ってきた。
隣の乗客がノートパソコンを開いていた。映っているのは「新・キラ帝国」。
腕時計に目をやると10時半を回っていた。
魅上のトレーニングはもう終わった時間だ。月は席を立っていた。
そして信者の声から遠ざかるようにデッキに向かった。

「魅上、ニアはまだ拘束したままか?」
魅上はちょうど部屋に戻ってきたところだった。
『はい。ジムに向かう前にアイマスクで視界を遮り、念のため両足も縛らせてもらいました。
神の指示があれば、すぐにでも解きますが』
「いや、ちょっと待ってくれ」
通路には誰もいなかった。いたとしても、月の声は聞こえにくい状況だった。
「魅上、その部屋を出る前にお前に渡した通信機を、ニアに取り付けて欲しい。できるか?」
それはヘッドフォン型の通信機だった。月の携帯と会話も可能にしてあるものだった。
「魅上。すまないがしばらく席を外してくれ。ああ、その前に」
そして月は腕時計を見た。
「時間を正確に合わせておきたいんだが」
                 
                 ※
219死神の殺し方  8日目:2008/11/12(水) 00:17:41 ID:wCZnzv9f0
『ニア。聞こえるか?』
両耳に取り付けられたヘッドフォンから聞こえる月の声に、ニアは頭を振る。
『残念だが、頭を振り払ったくらいじゃ落ちないよ』
通信機から忌々しい笑い声が聞こえた。
「そのようですね。残念です」
『それからもうひとつ。そのヘッドフォンは、通信以外の周囲の雑音が入らないよう、作ってある』
チッ、と聞こえるようにニアは舌打ちした。
「返す返すも残念です。雑音しか聞けないとは」       

                 ※
「僕のほうこそ今日は残念だよ。Lの後継者が宿敵・キラに抱かれてよがる様を見られなくて」
『そうですか。それを聞いて清々しました』
「つれないな。途中でおあずけを食らわせたことは謝るよ」
『あれ?私と犬と勘違いしているような口振りですね』
「まさか。犬は利口な動物だよ。神に逆らう愚かな誰かさんとは大違いだ」
『そうですね、失言でした。確かに自称・新世界の神といえども、
犬をノートで脅迫するのは無理でしょうから』
「…ふ。犬のほうがまだ、おまえよりは可愛げがあるだろうよ」
今、新幹線のデッキを通るものはなく、月は平然と話を続ける。
「もっとも、そんなニアもベッドの上ではケダモノになる……。
ニアは自分のことをもっとよく知ったほうがいいな」
『あなたこそ、女に対する台詞がいちいち寒いことを知ったほうがいいんじゃないでしょうか』
「わかってないな。自分だけは他の女と違うと思っているからこそ、
そういう台詞に引っかかるんだよ。女は馬鹿ばっかりだからな」
月は小さく笑った。
「せっかくだから、今日はニアがベッドの上でどんなに情熱的になるか聞かせてあげるよ」
『……』
少ししてニアガ言う。
『……今からテレフォンセックスを始める、と?』
「…まあそういうことになるかな。よく知ってたね、そんな言葉」
『自称・新世界の神とかほざく割に、キラというのも案外と俗物ですね』
「こっちも、Lの後継者こそ幼く見えて意外に耳年増だと
感心しているところだよ」
『ではそんな俗物にならって、私からメッセージがあります』
「なんだい?」
『このエロジジイ』
「………。……ニア」
ややあって月は言う。
「ジジイとかババアとか、女の子が口にするものじゃない。とんだイメージダウンだ。
それに、ニアと僕とでは四つしか変わらないのにジジイはおかしい。
違うか?」
『そう言われれば確かにそうですね。失礼しました、言い直します。
このエロオヤジ。これでいいですか?』
「……」
一呼吸置いて、月は続けた。
「世の中には罵倒されることで興奮する輩もいるらしいから、
ニアは案外、そういう変態にモテるタイプなんじゃないか?」
そう言いながら月は一旦携帯を切ると、別の番号にかけた。
「魅上。今すぐニアの口をテープで塞いでくれ」
220死神の殺し方  8日目:2008/11/12(水) 03:51:52 ID:wCZnzv9f0
「ニア。女の子が品のない言葉を使うのは感心しないな。僕は変態じゃないし、
そもそも、そういう言葉を使う娘は好みじゃないんだ」
再びニアに通じると、月は腕時計を見た。
「テレフォンセックスにしても、ノートに23日間陵辱と書いたからに過ぎない。
じゃあ始めようか…ニアがどんな風になるかを教えてあげる」
魅上とは時間の打ち合わせもしてある。
「最初は、髪だ。ニアの、絹よりも細い銀色の巻き毛をそうっと撫でてやると、
ゆっくりと身体の力がほどけてくる」
ふー、ふー、と電話の向こうでかすかなニアの息が聞こえる。
通信機はマイクがニアの口元に来るようにしており、小さな息遣いも逃さない。
興奮は、欲情ではなく怒りによるものだと理解したうえで、わざと続ける。
「もしかして、髪をいじる癖は、欲求不満の表れかな?」
『…!』
月は腕時計を見る。
「そこで耳元に息を吹きかけてやると、ニアは震えるんだ。こんなふうに…」
ふう…っと、月は息を吐く。同時に。
『んんーっ!!』
ニアのくぐもった悲鳴が聞こえた。
「おや?もう、興奮してるのかな?」
『…っ』
殺意すら感じるニアの気に、月は笑った。

             ※

神に指示された時間だ。
魅上は時計に合わせて、月から渡されたスイッチを切り替えた。
               
              ※

『乳首をついばんで、舌で転がすようにゆっくりねぶってやると、
押しのけようとしていた腕に力が入らなくなってくる。…当てて見せようか。
今、ニアの乳首は勃ってる。正解だろう?』
「…っ、んんん…!」
乳首は勃っていた。だがそこは触れられもせず、言葉だけ与えられて、
ニアの脚はもどかしさにシーツを蹴っていた。
『あまり外に出ることがないんだろうな。
真っ白な肌は陶器のようになめらかで、うっ血の痕がよく、似合う。
足あとを残すように、しるしを付けていくのも楽しみの一つだ』
胎内をやんわりとかき回され、引き抜くことも、自ら手をやることもできず、
ニアは震え、悶え、息を切らして呻いていた。
『すべすべしたお尻に、一本ずつ指を這わせながら割って入ると、
ニアはいつも一瞬だけ、身体が硬くなる』
月の声が、息遣いが、ニアの鼓膜を震えさせ、そのたびニアは身を捩じらせていた。
『あれほど触られるのを嫌がっていたニアの身体はそのときにはもう、
期待を抑えられずに、じんじんと、濡れてるんだ……』
どちらかと言えばローターの振動よりも、月の声のほうが悪い。
くすぐるような、転がすような、だが決して無視できない、ニアをいらいらさせる声が、
意味を持ってダイレクトに届いてくる。
『僕の指は、ぬるぬるした熱い肉に吸い込まれるみたいに入っていく。
銜えてくるのは、いつもニアの方からなんだ…』
ローターの振動が強まり、ニアの胎内を一層かき回す。
「んんーんっ!」
ほっそりとした太ももにも汗が伝わっていた。
『うん…見なくてもわかるよ。いい反応だ』
こいつ…!ニアは臍を噛んだ。
口さえ自由ならさんざん言い負かしてやれるものを…。
221死神の殺し方  8日目:2008/11/12(水) 03:57:46 ID:wCZnzv9f0
  ※

すでに東京は近かった。
ベッドの上でのた打ち回っているであろうニアを思い、
月はいよいよヒートアップする。
「それからニアの脚を開く。南国の果物のような匂いが強くなって、
そこに僕は膝立ちで、硬くなったペニスを挿入する」
『ん…っ』
ゆっくり、肉の襞をゆっくりと突き進んでいくと、
最初はぎちぎちでキツイくらいなんだけど、ニアの愛液がいい具合に潤滑油になって、
すぐに僕に吸い付くように、フィットしてくる」
『ん、っ…、ぅん…っ』
繰り返されるごとにニアの声の調子は切なくなる。
『くっ、ぅうん…』
泣くのを我慢するような甘い呻きに、月は後悔していた。
やはり電話では、声だけでは、足らない。
ニアの熱く火照る肌は、ニアの快楽に歪む表情は、
ニアのなめらかでしっとりとした蜜壺は、
実際に感じ、見て、味わうのがなによりも正しい。
…だが、今はせめて…。
月はニアの声を聞き漏らさないよう、携帯の受信音量を最大にした。
「ニア。お前は……可愛いよ」
『んーーっ!!』
それはニアがイクときの声だった。
身体がしなやかに反り返り、達したと同時に涙が零れ、
そして、ふ…っと全身の力が抜けてベッドに沈むニア。
月は電話口に口を寄せキスをしようとした。
ニアの、流れる涙をキスでぬぐういつもの儀式の代わりに……。
そのときだった。
『キラ様ばんざい!!』
耳元で響く信者の声に、月は携帯を落とした。

ベッドを這い、床を這い、縛られた後ろ手でリモコンを探り、
声と一緒に電源をオンにしすぐにミュート、そのままボリュームを最大にして
ミュート解除するニアが、容易に想像できた。
ニアの耳はヘッドフォンで守られている。
今頃は、魅上が隣の部屋から飛んできているだろう。
痛む頭を押さえ、月はこれで何度目になるかわからない後悔をした。
やはり23日後と言わず、あのときすぐに殺しておくべきだった…。
222死神の殺し方  8日目:2008/11/12(水) 04:18:02 ID:wCZnzv9f0
座席に戻った月は窓の外に顔を向ける。
今日は父のことで少し気弱になった。
下手を打てば家族を殺すことになるのは、四年前からわかっていたはずだ。
そして父は死んだ。
思えば、死神の取引を申し出たのは、息子の真偽を確かめたい故だったのかもしれない。
『ライト…お前はキラじゃない。本当に良かった……』
トンネルを走る新幹線の暗闇に、自分の顔が映っていた。
KIRA(キラ)というのはKiller(殺し屋)からつけられたらしい。
だがもう戻れないし、戻るつもりもない。
もう、すぐに僕は新世界の神だ。
警察庁も警視庁も検察庁もじきに意のままになる。CIAやFBIもそうだ.
そして月はふとFBI捜査官とのやりとりを思い出す。
『逆らったらあなたの大切な人を殺します』『ま、まさか彼女を……?』
訓練も受けているはずのFBI捜査官が、愚かなことを口走った理由。
ノートに名前を書かれた時点で、あの男は記載された死に方にもっとも適した行動を
無意識に選んでいたのではないか。
死を邪魔するすべての要素がペンバーの思考から排除され、
ゆえに、レイ=ペンバーは月の声を思い出すことなく死んでいった。
何故なら、デスノートは絶対なのだから。

そんなことを考えているうちにアナウンスは東京駅が近いことを告げた。
切符を出そうとして月は、親指の傷跡がじんじんと熱いのに気づいた。ニアの爪の痕だった。
まったく、あいつはどこまで……。
忌々しい想いで月は、ニアの付けた傷をそっと口元に持っていった。

            ※
223死神の殺し方  8日目:2008/11/12(水) 04:36:52 ID:wCZnzv9f0
大京都ホテルの一室でニアは息をついた。どうやら借りは返せたようだ。
と、ふわっと抱き上げられる感覚がした。それからベッドに下ろされて。
「…!」
いきなり身体からローターが抜かれニアはくぐもった悲鳴をあげた。次いでヒヤリとした感触。
ニアの身体の汗を冷たいタオルがていねいに拭っているらしかった。
「…綺麗な脚だ」
声が聞こえて通信機が外されたのがわかった。次にはアイマスクが外された。
部屋のテレビはすでに消されていた。
自由になったニアの視界に、ゴミ箱が映った。
そこにはローターとアイマスク、そして使い捨ての手袋が捨てられていた。
ニアは顔を上げた。魅上が立っていた。
その表情からは、何を考えているのかは読み取れなかった。
後ろ手に縛られ、口にテープを貼られて
ベッドに転がるニアの腋に、じっとりと汗が滲んでいた。
端正な顔立ちの眼鏡の奥で、死神の目が静かにニアを見下ろしていた。

                          8日目     終わり
224ほのぼのえっちさん:2008/11/12(水) 04:39:14 ID:wCZnzv9f0
読んでくださった方、レス下さった方、ありがとうございました

続きはまたいつか
225ほのぼのえっちさん:2008/11/12(水) 18:40:01 ID:PzDK89aSO
死神神の書くお話、大好きです。続き楽しみにしています。
226ほのぼのえっちさん:2008/11/12(水) 19:27:31 ID:L2F1FRSSO
みかみんにナニされるんだろうとワクワクしてます
227ほのぼのえっちさん:2008/11/15(土) 19:02:00 ID:+wsusEt2O
デスノのロールプレイングゲームが欲しい。
おにゃのこニアタンは魔女役かな?
「なんで私がこんなことを」とか言いながら瓶で怪しい薬を作るのさ
228れくた:2008/11/16(日) 02:31:48 ID:oPF3sOZKO
ぶっちゃけこんなにつくしてんのに
なつかないニアがムカつくんだけど、
レイープしてもかまわんか?
229ほのぼのえっちさん:2008/11/16(日) 12:41:36 ID:8wKwQpHAO
れくた、そういうことは雑談で言わずにssにするんだ
230ほのぼのえっちさん:2008/11/16(日) 15:43:44 ID:pVw3OAyd0
そうだれくた!
いくんだ!
231ほのぼのえっちさん:2008/11/16(日) 20:43:40 ID:kI7GEGwAP
女の子ニア不足な感じです…GO!れくた!!
232ほのぼのえっちさん:2008/11/17(月) 01:07:50 ID:t4Ktm1Z50
久々に来たら死神様来てた
やっほい!
233ほのぼのえっちさん:2008/11/20(木) 17:19:58 ID:OcpyV36wO
ニアタンかわいいよニアタン
234ほのぼのえっちさん:2008/11/20(木) 22:47:57 ID:gHGQbQwxP
さむいからニアをだっこして…と思ったがニアは体温ひくそうだ
こっちの熱がニアに奪われて終わり
しかも熱いとか文句言われそう
235ほのぼのえっちさん:2008/11/20(木) 23:12:44 ID:GyzQmWLVO
あんな雪のような肌なのに温いニアのもち肌
雪見だいふく
236ほのぼのえっちさん:2008/11/21(金) 19:12:22 ID:uDWjFNwXO
おっぱい
237ほのぼのえっちさん:2008/11/22(土) 03:16:36 ID:fMlzgn390
ニアたんのねんどろ欲しいRAH欲しい
ニアたんの胸にかすかなふくらみがあって先っぽが淡いピンク色なら
軽く氏ねる・・・・・
238ほのぼのえっちさん:2008/11/22(土) 09:56:26 ID:sPuhgi0j0
おっぱいプリンというものがあってだな……

(類似品も出てるが、Y製菓を推奨)
239ほのぼのえっちさん:2008/11/22(土) 10:35:26 ID:VRSE8aMnO
そういやニアタンのRAH出なかったから、ニアタンの性別確認が全く出来なくなったんだっけ。
自分は少年のボディでも少女のボディに変えるつもりだったけど…
せめてねんどろ出ないかな。出ないか。
240ほのぼのえっちさん:2008/11/23(日) 23:38:27 ID:nBgCjQqz0
アヌメDVD初回限定版フィギュアのニアはすごーく可愛い

みごとにぺったんこだけど…orz…
241ほのぼのえっちさん:2008/11/25(火) 02:01:40 ID:dhw5qbVX0
ニアだったらガチャガチャとかもホスィ…と、今週の「SKET DANCE」見てオモタ

「これが悪の組織・キラサイドの幹部、魅上照と高田清美だ」
「カッケーッ!なんやねんコイツらごっつカッコイイやん!これ悪者なん?」
『敵側の幹部はなぜかみんな美形なのが特徴だ』
「アタシこんなんやんの初めてや。ここ回すんか?」
ガチャガチャ パカ「お、これは何や?」
「コレは…アンソニーだ」「アンソニー!?」
『アンソニーは、SPKリーダー・ニアを日本に迎えるため
飛行機の搭乗手続きをする役割の指揮官だ』
「SPKの指揮官そんな役割なん!?」
「イヤやこんなん!アタシキラサイドのカッコイイのんとかワイミーズのカワイイのんがええわー」

ガチャガチャ パカ「ボッスン何出たん?」
「相沢だ」「ダサッ!お前もアフロのオッサンやないか!」
「うるせーな!相沢はキラ捜査本部の一員で、毎日家から捜査本部に通ってるほどの重要人物だぞ」
「普通のオッサンやないか!」

ガチャガチャ パカ「スイッチは何や?」
「ステファン=ジェバンニだ」「何やカッコイイなお前の!!!」
『ジェバンニはSPKがピンチのときに働きを見せる元FBIだ。
その力は一晩でデスノートを丸写しし、キラサイドを殲滅できる程だ』
「ならSPKいらんやんか!」
「ちっ、アタシこんなん別に興味ないのに…ええのん出えへんのは悔しいな
もっかいやんで」
ガチャガチャ パカ「またアンソニーや」

「いらんねんアンソニー!!だいたい何で外人やねんコイツ腹立つわ!!」

ガチャガチャ パカ「ん?これは何だ?」『これはハシャイダー松田だ』
「ハシャイダー!?」『ハシャイダーはストーリーと共に変化していくキャラで
フィギュアも5体シリーズで作られている。オレも2体ほど持っているぞ』
『2番目はヘコンダー松田になる』「アラ!?」「何か落ちこんどる!!」
「コイツ怒られたんや!はしゃぎ過ぎて怒られたんやろ!!」「何やってんだコイツ本当にヒーローか!?」
『このあとの3番めと4番めは持っていないのでわからないが───』

『最期はモウダメダー松田になる』「何があったんや!!」
「えらい事になっとるやんハシャイダー!3番めと4番めコイツ何したんや!」
「うわーそのフィギュアめちゃめちゃ欲しいな」
「よしゃっ、ほんならこの勝利の女神がごっつレアなん出したんで」
ガチャガチャ パカ

『アンソニーだ』「もういらん!!!」
242ほのぼのえっちさん:2008/11/25(火) 22:45:46 ID:IS2QiTyb0
ちょっとまてwwwwwwwwwwwwww
243ほのぼのえっちさん:2008/12/01(月) 15:03:25 ID:wBATeiRtO
白い肌をつねる
244ほのぼのえっちさん:2008/12/01(月) 17:41:50 ID:fifsC0Nc0
白い肌をなめる
245ほのぼのえっちさん:2008/12/02(火) 02:36:47 ID:MXIbL16W0
ぴんくの唇を味わう
246ほのぼのえっちさん:2008/12/03(水) 15:10:05 ID:54xtE4hRO
小さなお口の中に舌をさしこんで
247ほのぼのえっちさん:2008/12/03(水) 16:34:29 ID:18MnlsO1O
ふんわりなプラチナブロンドをかき抱く
248ほのぼのえっちさん:2008/12/05(金) 04:03:51 ID:R+mlyqdB0
ぱじゃまのボタンを外しながら耳たぶをあまく噛む
249れくた:2008/12/05(金) 13:58:20 ID:GxcWKHXYO
フンッ!フンッ!
腰は大丈夫!
250ほのぼのえっちさん:2008/12/06(土) 08:03:03 ID:phzIFyQNO
れくた、ハウス!
251ほのぼのえっちさん:2008/12/07(日) 00:46:02 ID:MbmqYlqi0
口笛を吹くとニアのパジャマを脱がせるれくた
そんな訓練がしたい
252ほのぼのえっちさん:2008/12/08(月) 13:42:35 ID:lvPdmSJN0
口笛を吹くと、いつでもどんなときでもパジャマを脱ぎ出すニアたん
「駄目ぇ……こんなところで……」
そんな訓練がしたい
253ほのぼのえっちさん:2008/12/08(月) 15:48:47 ID:ZUg5KQ3gP
なんだそれ
良すぎるもっとやれ
254ほのぼのえっちさん:2008/12/08(月) 23:01:23 ID:i+QnnSk/0
ドライブ中、ニアタンはいつもの辛辣な言葉を吐くんだ
それで口笛とか吹いちゃうと良い
脱ぐ手が止まらないから外から見えないようにシートに体をうずめ
「この……変態……ッ!」とかののしると良いと思う
255ほのぼのえっちさん:2008/12/10(水) 16:16:57 ID:Y9xAcEDa0
運転中だと、いちばん肝心の脱ぎ脱ぎニアたんが拝めないじゃないかーーー!

256ほのぼのえっちさん:2008/12/14(日) 16:25:38 ID:Azvb/5iG0
メロ誕にも何もなかったなぁ
257ほのぼのえっちさん:2008/12/14(日) 16:57:01 ID:UmsSgRunP
各サイトでは色々あったじゃないか〜
258ほのぼのえっちさん:2008/12/14(日) 17:09:13 ID:Azvb/5iG0
そうだけど……このスレの廃れ具合はいったい……
259ほのぼのえっちさん:2008/12/14(日) 17:31:43 ID:rKveJq72O
いや他キャラ誕生日関係づけられても
260ほのぼのえっちさん:2008/12/14(日) 17:58:36 ID:UmsSgRunP
ニアと言えばメロじゃないですか!
261ほのぼのえっちさん:2008/12/14(日) 19:42:49 ID:06H8rxo50
>>260
その萌えたぎる想いを、なぜ昨日書かなかったw
262ほのぼのえっちさん:2008/12/14(日) 21:44:08 ID:Oc4V0kTZ0
んだんだ
263ほのぼのえっちさん:2008/12/14(日) 21:56:08 ID:rKveJq72O
ニアと言えばメロじゃない!とかカプ限定されても困るが
萌えがあるなら語ればいいじゃない
264れくた:2008/12/15(月) 00:35:05 ID:OD/MgSDQO
ニアは俺のうえで腰振ってるよ
265ほのぼのえっちさん:2008/12/15(月) 16:01:46 ID:7vizT4RU0
俺?
266ほのぼのえっちさん:2008/12/16(火) 10:53:21 ID:Zpm8CaVi0
264はニセれくたかwww
267ほのぼのえっちさん:2008/12/16(火) 15:31:20 ID:jhV+NbLU0
れくたって沢山いるんじゃないのか
268ほのぼのえっちさん:2008/12/17(水) 03:36:31 ID:yqXmb0sI0
本編のれくたはもしかして
パジャマにナイトキャップをかぶったニアを見たことあるんだろうか
269ほのぼのえっちさん:2008/12/20(土) 20:38:04 ID:kXKwB9rgO
ニアに種付け
270ほのぼのえっちさん:2008/12/21(日) 05:23:06 ID:xRQkdgL80
女の子ニアたんの良いところはやはり
おっぱいだと思う自分は微乳派
271ほのぼのえっちさん:2008/12/21(日) 10:20:59 ID:/2MbCTRz0
自分も微乳派
でもニアタンは気にしていると良いと思う
小振りだなって褒めてるつもりなのに睨み付けてくるとかすごく良い
272ほのぼのえっちさん:2008/12/21(日) 23:40:13 ID:i7gLvxkqO
無いのを気にしてる萌えつまんね
273ほのぼのえっちさん:2008/12/21(日) 23:43:23 ID:/2MbCTRz0
>>272
じゃあもっと違う萌を投下するんだ
274ほのぼのえっちさん:2008/12/22(月) 12:11:54 ID:hDVNdVjFO
本編はA、読み切りはD
275ほのぼのえっちさん:2008/12/22(月) 22:08:04 ID:WHp09UEl0
チョコ食べた分の栄養がすべて胸に……?
276れくた:2008/12/23(火) 09:48:49 ID:SLCtwvokO
私が揉みすぎかもしれん
277ほのぼのえっちさん:2008/12/24(水) 15:16:30 ID:HiYZr9LU0
イブだというのにここにはれくたしかいないのか……ハァ……
278ほのぼのえっちさん:2008/12/24(水) 17:20:59 ID:Tl5DH7ID0
サイトが更新してくれるさ!
279ほのぼのえっちさん:2008/12/25(木) 00:15:03 ID:Rz8/V9Dh0
ニアたんメリークリスマス!&愛してる
280ほのぼのえっちさん:2008/12/30(火) 11:18:48 ID:OaRFkwHCO
へしゅ
281ほのぼのえっちさん:2008/12/31(水) 11:10:15 ID:wsPWHLb80
みんな忙しくて書き込みできないんだね




この隙におにゃのこニアたんひとりじめ!!
282ほのぼのえっちさん:2008/12/31(水) 15:53:39 ID:X8lQifto0
だが阻止
283ほのぼのえっちさん:2009/01/01(木) 00:02:30 ID:X8lQifto0
あけおめ!
女の子ニアタン一生愛す
284ほのぼのえっちさん:2009/01/01(木) 21:43:05 ID:riBQwZQ50
ニアが女の子なら、初潮がきたのはきっとキラ事件解決後でしょう。
ワイミーズハウス時代は感情には現れずとも、又、無意識に封じ込
めていたのか、Lを継ぐという重圧は2次成長をも止めてしまうほど
だった。遅発月経であったがニアに封じ込められていた美しい女性
の時間が動き出した。いや爆発させたといっても良い。
もともと幼児のように無垢で白い肌はそのままに艶かしいほど潤い
周りの者の目を奪う。初々しいフェロモンから立つ香りは、特に
若い男を混乱させた。
285ほのぼのえっちさん:2009/01/01(木) 23:09:47 ID:vC7oTkYsP
続きplz
もっともっと!!
286ほのぼのえっちさん:2009/01/02(金) 16:50:22 ID:QJ647n/H0
体が成熟していない分痛みもひどかった。それでも3日目には捜査に戻り
辛さは一切周りに見せない様にしていた。
そんな様子がジェバンニには一層意地らしく、いとおしく感じられた。
 ニアはデスクでサイコロのダイスを積み重ねながら複数のモニターを
見ていた。「ジェバンニ、レスターの携帯に繋いで下さい。」「はい。」
彼は、携帯を耳にあてれば、あのフワフワした髪に触れられるかも、
いそいそと立ち上がってしまった。しかし、その期待に反してニアは左手
を自分に伸ばした。その手があまりに魅力的で手渡した受話器のまま
ぎゅっと握りしめてしまった。ニアが驚いてジェバンニを振り返った。
その表情が嫌悪感に変わったように見えて「……申し訳ありません!」と
慌てて二歩さがった。ニアに嫌われたくなかった。
 もうずっと、そんな自分を心配そうに見ているリドナーに彼は気がついて
なかった。
 「…はい、YB倉庫に踏み込む際の手はずは、全てお任せするとMr相沢
に伝えて下さい。」ニアは携帯を返そうと、上体を回した。その時、貧血
気味の体が眩暈を起こした。「ニア!」危うく椅子から転倒しそうになった
その体をリドナーより早くジェバンニが抱きとめた。
(大丈夫でしたか?)そう言おうとして、はっとした。可愛いニアが腕の
中にいる。離したくない。「ニア、僕につかまって。」そっと肩と腰に
手を回しただけだった、なのに、「嫌です、離して下さい!」今まで
捜査仲間に感情的になることなどなかったニアが悲鳴の様な声で拒絶した。
「ジェバンニ!仮眠室へはわたしが、あなたはここでレスター指揮官からの
連絡をまっていて。」ジェバンニは呆然と立ち尽くしていた。
287ほのぼのえっちさん:2009/01/02(金) 17:00:50 ID:w5Yndbvt0
ニアたんあけおめ!今年も愛してる!!

>>286
続きキタ─────!Wktk
288ほのぼのえっちさん:2009/01/03(土) 12:46:23 ID:mBB6/m6x0
289ほのぼのえっちさん:2009/01/04(日) 03:05:51 ID:FC4veYvw0
どうしようもない女の子というフレーズに禿げ萌え
290ほのぼのえっちさん:2009/01/04(日) 09:24:38 ID:iP//d6hB0
「女の子ニア」を「おにゃのこニア」とか「女の子ニアたん」に変更して
いろいろ見てたらこんなのがww

「女ニアスレ住人と女の子ニアたんのコンビ名」
ttp://usokomaker.com/combi/r/%BD%F7%A5%CB%A5%A2%A5%B9%A5%EC%BD%BB%BF%CD/%BD%F7%A4%CE%BB%D2%A5%CB%A5%A2%A4%BF%A4%F3
291ほのぼのえっちさん:2009/01/04(日) 16:32:09 ID:Jgsq+EzM0
 ニアを仮眠室に休ませてリドナーが戻ってきた。時間は8時を回っていた。
「ニアは眠ったわ。今日はこのまま休ませた方がいいでしょう。ワタリには
私から連絡しておく。」「そう…よろしく。」
 少し沈黙があってリドナーは話し始めた。
「ねぇ、ジェバンニ、ニアは本当に大人びて綺麗になったわね…。」
「そうだね…本当に。」
「急激な体の変化にも耐えて、受け継いだばかりのLの全ての責任を完璧に
こなしているわ。」「彼女にしか出来ないことだからね…。」
「彼女は体が小さい分その負担も大きい。だから私達3人蔭ながらサポート
しようとはなしあつたのよ。」「そうだけど…どうしたの急に。」
リドナーは大切な同僚を傷つけたくなかった、しかし言った。
「私は最近のあなたの行動がニアを動揺させているとおもうの。」
ジェバンニは目を見開いた。「僕がニアを動揺させてる!?」
「ジェバンニ、あなた休憩時間にニアに不必要に話掛けてる。あなた、
あんなに玩具に興味があった?本当はニアに近ずきたいんでしょう。」
「………。」
「ニアは完成されている様に見えるけど、自分自身のことは、多分本人の
体すら18年間女であることを忘れていたのよ。今のニアは3歳の子供が
自分の性別を認識したのと同じ状態だわ。」
リドナーは思っていた。ニアにってレスター指揮官は父の様な存在だ。
しかし、恋愛感情などは知らないが、ジェバンニが初めて男性を意識させる
存在にあるのかも。だから怯えたのかもと。
しかしそれを口走れば逆に彼をけし掛ける恐れがあるため言えなかった。
「僕は3歳の子供にアプローチしていた様なものなのか……。恥ずかしいよ
言われるまで気が付かないなんて。君にも迷惑をかけた。」
「あなたは信頼できる仲間だもの。仕事上のミスは何一つなかったわよ。」

ジェバンニは、一人ぼっちで立ったままデスクに手を付いてうなだれていた。
女性関係でこんなに惨めな気持ちになるのははじめてだった。
理不尽な上司で、世界の切り札の彼女。好きになるなんて思ってなかった。
でもやはり、以前の様に命がけで任務を遂行することで彼女を守れるのなら
 その時、背後から声がした。「ジェバンニ…、一人ですか。」

292ほのぼのえっちさん:2009/01/04(日) 19:44:00 ID:Jgsq+EzM0
声の主は、ニアだった。何より今一番会話しずらい彼女。
「ニア、体はもう大丈夫ですか?」「はい。……先程は、あなたに大声を
出したりしてごめんなさい…。」
しおらしいニアに胸が熱くなってきた。(くそっ、なんで今になって二人きり
なんだよ。)スクールチャイルドの感じと全く変わったパジャマ姿に目がいく。
寝室に誘うつもりもないならパジャマ姿でいるのなんてやめてくれよ。
どんな服を創造するより、ニアはその姿がそそる。じっと興奮を抑える彼に
ニアが言った。「ジェバンニ、突然で申し訳ありませんが、明日から今回の
捜査が終わるまで暫く休暇をとってもらえませんか?」
一気に興奮が冷めた。「え!どうしてですか!?今は日本の捜査が大詰めで。」
「その大切な時だからです。この頃のあなたは少し変です。あなたのポジション
はワタリでカバー出来る部分もありますし…。二人には何か理由を考えて…。」
ジェバンニは絶望的になった。僕が側にいるのはそんなに嫌か?体から血が
引いていく。
ニアには彼が必要だった。だから休息をとって元の彼に戻って欲しいだけだっ
た。自分の心の変化には気が付かずに。願った。体面を守ろうと二人きりを
えらんだのだ。
「私はもういらないんですか……?」声が震えた。
「はい。」その返事にジェバンニの中で何かが壊れた。青ざめていた体が
急激に沸騰する。
(今は…。)そう続けようとしたニアは仰向けに押し倒された。
「痛っ!…ジェバンニ?!」
「仕事に私情を挟んでるのはあなたでしょう!人の気持ちも……!」言い掛け
て両手がニアの胸を鷲掴んでいるのにきずいた。悪魔のように柔らかい感触に
理性が…とんだ。「あんたなんて子供じゃないか!こんな所に一生とじこもっ
て、男も知らない……!」パジャマの胸元を左右に引き裂いた。
「いっ!」叫ぼうとした口を乱暴な口付けで塞いでやった。「んー!んー!」
リドナーもどうせ玄関あたりで聞こえないだろう。叫べなくなるまで、ニアの
呼吸が乱れるまで続けてやる!自分の肩や背中を叩きまくって停止を求める
両手を無視し、顎間接を両手で強く固定して強制的なディープキスをした。
「ん…あ…うぇ。」じゅる…、ニアの清らかな唾液。少女が肩を大きく揺らし
て、酸素を欲しがっているのが分かった。もう、いいだろう。唇を離す。
「ハーハー」ニアは涙目だ。一瞬恐ろしくったが、止まれなかった。
上体を起こして、パジャマとスポーツブラを剥ぎ取った。
透き通って無垢な白い肌。くすみ一つないピンクの乳首。その乳首を両指に
挟んで小さな胸を激しく揉みしだいた。
「ハーハーハー、いっ!」発達途中の胸に痛みが走る。じゅる…。首筋を耳
まで舐めあげる。ぞくっとした悪寒が背筋に流れた。
か弱い力でジェバンニの顔を遠ざけようとする腕を荒々しく引きおろす。
ニアの背中に右腕を回して胸を突き出させ交互に舐め回した。
(僕だけが…僕だけが使い捨てにされてたまるか!)組み敷いた少女を犯し
尽くすまで爆発したニアへの感情は収まらない。


293ほのぼのえっちさん:2009/01/04(日) 21:05:59 ID:jREPxrSk0
どきどきどき……
294ほのぼのえっちさん:2009/01/05(月) 21:22:31 ID:PemFl70O0
あれ?ドキドキしながら待ってたけど続きはないのか……
切れたジェバンニがいやらしくて良かったです
295ほのぼのえっちさん:2009/01/06(火) 01:10:54 ID:SNW42P040
ネ申だ!
やっとネ申と・・・!!

ジェバ応援してるぞーーー!
296ほのぼのえっちさん:2009/01/07(水) 13:40:43 ID:Sw/27fux0
GO!ジェバンニ!
297ほのぼのえっちさん:2009/01/08(木) 22:26:31 ID:FdkqSrl70
「うぅ…。や…め…ジェバ…」ニアは息も絶え絶えに停止を訴えようとする。
乳首を嬲っていた唇で、今度は形よく、ふっくらした耳朶を噛む。
その耳元で意地悪く囁いた。「どうしたの、ニア?死ぬのも怖くなかった人が
セックス位で声も出ないの?」
声は出せなかった。今のニアは女性として目覚めたばかりの小さな少女だった
から。体と共に心も変化していった。何故、優しく微笑みかける彼の笑顔を
真っ直ぐにみれなくなっていたのか。
(ジェバンニにとって私の変化はそんなに忌々しいものでしたか?)
(メンバーから外された怒りをこんな風にぶつけるほど、私はあなたにとって
価値のない存在でしたか?)
臀部を激しく揉まれて体が揺れる。ニアは思考を止めようとした。
「もう、濡れたかな?」ジェバンニの焦ったような声。
濡れる…?下着が膝まで一気に下ろされる。
「?!」
「ニア、セックスを教えてあげるよ。」
無垢で愛らしい蕾、ニアに戸惑いを与えたそこに荒々しくジェバンニの指が
突き入れられた。「!!…いっ…あっ!」腰が大きく跳ねる。
クリトリスも親指で捕らえられ同時にこね回される。
グリュ、ギチ…ギチ。濡れてもいない、男根を受け入れたこともない内腔が
軋んだ音をたてる。内臓を素手でこね回される様なおぞましさ。
「ひっあっ!」そこは嫌だ!片手でやすやす上体は押さえつけられる。
振り払おうとする細い両腕は無力だ。「ニア、離さない!」
(ニア!ここに入れてしまえば僕の物だろう!)ベルトをかき鳴らして性急に
ファスナーを下ろす。ニアの中に指を第2関節まで乱暴に突き進めた。
その激痛にニアは息を吹き返したように叫んだ。
「いやあああー!痛いよジェバンニー!」「!!」
余りに悲痛な叫びに、彼は無我夢中の状態から引き戻された。膝を突いてニア
から体を離す。目に映るのは、顔面蒼白で横たわる裸の少女。
(僕は…僕は…)
カッカッカッカッ その時、廊下を全速力で走ってくる音が聞こえた。
バンッ!ドアが荒々しく開けられた。リドナーだった。
「ジェバンニ、今の声は?!ニア!!」ニアを容態を心配して戻ってきた
リドナーの目にその光景が映った。全裸で倒れているニア、一瞬で状況を把握
した。「どきなさい!」駆け寄って、なにか言おうとする彼を突き飛ばす。
ニアに自分のトレンチコートを掛けでだきおこした。
「ジェバンニ…どうしてこんな事を。…帰って自宅で処分を待つことね。」
フラフラと部屋から出て行こうとする彼に、嗚咽混じりの声でニアが言った。
「…ジェバンニ、そのままもう戻らないで…。」
298ほのぼのえっちさん:2009/01/09(金) 10:44:29 ID:dyVFXE1d0
可哀想なニアタン萌え
299ほのぼのえっちさん:2009/01/12(月) 15:58:28 ID:DiQywhhu0
それから3週間が過ぎた。ジェバンニは、マンションの部屋の壁にもたれて
ボーっと窓の外を眺めていた。捜査室を去った後、口座には、本当の退職
理由とは不釣合いなほどの多額の退職金が振り込まれていた。
それなのに、あれから頭も体も空っぽで次に行動する気力は起きてこなか
った。
TVに映像が流れている。『日本では、大規模な麻薬犯罪組織が摘発されー』
ニアは流石だあんな酷い出来事の後に見事に大仕事をこなしている。
それだけ彼女が能力的にも精神的にも僕より優れているということだ。
(信頼していたのに…!)あの時のニアの嗚咽まじりの声が繰り返し
頭の中に響く。大切に思っていたのに、どうしてあんな事が出来たのだろう。
ジェバンニは、両手で顔を覆って項垂れた。と、そのとき
ピンホーン。ベルが鳴った。
セールスマンか?重い足取りでインターフォンのカメラを覗き、彼は目を
疑った。…ニア!
震える手で玄関を開けた。幻覚ではなくやはりニアがいる。
「…ニア…」「ジェバンニ、お邪魔しますよ。」次を言う前にニアは彼の脇を
すり抜けて、つかつか上がりこんでしまった。
玄関先で硬直していたジェバンニは、ようやくニアを追いかけ、リビィング
で止まった。
「ニア…どうしてここに…。」ようやく彼は質問できた。
ニアは、背を向けたまま話し始めた。「ジェバンニ、あなたに確認したい事
があってきました。」「確…認」
「はい、今回の事件が片付いた後、リドナーが私にある事を教えてくれました。
その内容が本当かどうか、直接あなたの口から聞きたくてきたのです。」
ジェバンニは、はっとした。仕事上の情報でリドナーだけにしか話さなかった事
なんて何もない。だとしたら…。急に体が冷えていくのを感じた。
「リドナーが…何を?」
「ジェバンニ…3週間前の出来事は、わたしがあなたを事件のメンバーから
外した事に逆上されて起こったのだと思いました。しかし、リドナーは、
あなたが…あなたが私に恋愛感情を抱いていたと話ました。それは本当ですか?」
ジェバンニの予想が当たった。リドナーはどうしていまさらそんな事をニアに
おしえたのか?恐らく自分は思いが届かないから無体をした男と更に愛しい
女性に蔑まれる事になる。……しかし、ニアがその事で自分を罵倒でも何でも
する事で、気持ちがスッキリするのならそれでもいいと思った。
それに、自分でも呆れ果てるが、又一目でも彼女に会えたのが奇跡の様に
思えていた。ジェバンニは覚悟をきめた。


300ほのぼのえっちさん:2009/01/12(月) 16:31:23 ID:IqzvNUU9O
続きキタコレ(゚∀゚)

ジェバンニがんばれ!!
301ほのぼのえっちさん:2009/01/12(月) 18:06:48 ID:DiQywhhu0
ジェバンニは誠意を込めて膝を突く姿勢になった。
「…リドナーの言う通りです。私はあなたに…恋愛感情を抱いていました。」
ぴくっと、ニアの肩が反応した。少し顔をこちらに傾ける。小さな耳がちらりと
見えた。
「体の変調をきたして、捜査を滞らせぎみな私にうんざりしていた訳ではない
のですか?」ジェバンニは駆け寄ってニアの肩をつかみたい気持ちになった。
「そんな事はありません!それどころかあの世界的な事件の解決後、日々美しく
なっていくあなたが眩しくて仕方がなかった。リドナーには自分の行動があな
たを動揺させていると、注意されたんです。なのに、あの日あなたに完全に
拒否されたと思って衝動的にあんな行動をとってしまった。」
ニアがジェバンニに振り向いた。辛辣な言葉を覚悟し膝に力を入れて俯いた。
しかし、ニアの言葉はそれとは全く逆の内容だった。
「だとしたら、今回の事は、私のせいでもありますね。」「…え?」
ニアは戸惑った様に続ける。
「私はこの数ヶ月間体より、むしろ心が不安定でした。まさか、この私が
情緒不安定になるなんて思ってもいなかった。あなたと…あなたといる時は
特に平常心ではいられなかった。」
ニアの喉元が微かに動いた。ジェバンニを真っ直ぐに見た。何かを確信した
かの様な眼差し。
「自分が異性を意識し始めたという感情も認められず、その対象であるあなた
を不当に追い出そうとした。それがあなたをあんな行動に追い立てた。
ボスとして私の不徳の致すところでした。」
ジェバンニは、余りに予想外な展開に、呆然として状況を把握できないでいた。
ニアは僕を攻めていない。逆に自分の非を認めるような発言をしている。
そして、自分を異性と意識していると…。そこではっとした。
彼はべたべたと床を這うようにしてニアとの距離を縮めた。
「待って、待って下さい!ニア!確かに不当な所はありました。しかし、
あなたの理不尽は今に始まった事じゃない。悪いのはあんな事をした私です!」
ジェバンニはすがる様に訴えた。
「はい、そうですね。いくら寛容に考えても、やっぱり95%あなたが悪いです。」
しれっとした顔で言い放った。ジェバンニは鳩が豆鉄砲を喰らった様な顔に
なった。
「私があの時完全に首だといいましたか?」膝を突いた彼とほぼ同じ高さの
目線になり、口調も表情もいつもの冷淡なものだ。
「あぁ…はぁ…いいえ。」声がもう言葉にならない。
「自分の恋愛感情が踏みにじられたからといって、思い道りに行かない相手を
力でものにしようとするなんて、女性にとってウジ虫以下です。」
いったん上げた彼の顔がまた下を向き、今度はひれ伏すような体勢になった。
「あなたに命を掛けて任務を遂行してくれた、実績がなかったらただでは
すみませんでしたよ。」
深く頭を垂れる。やっぱりニアはニアだ…。
「返す言葉もありません…。」全てニアの気の済む様に…。
少しの沈黙があった。「二度としないと誓ってくれますか・」
「はい…。もう2度と。」「では、来週からまた職務に戻っていいですよ。」
!!俯いた顔を勢いよく上げた。その顔にバッチィィィィン!ニアの平手打ち
がとんだ。またジェバンニの体勢が崩れた。
「これで許してあげましょう。一回は一回ですから。」「全く人を殴ったの
なんか初めてです。打つほうも痛いのですね……。」ぶつぶつ背を向けて一人
ごとの様に言っている。しかし、ジェバンニはニアの辛辣な物言いが今は
ものすごく心地よかった。やはりこの人は、僕なんかよりずっと強い…。
その彼にニアが言った。
「では、次の課題ですね。」
「はい?」
「ジェバンニ…この間の続きをしませんか?」
302ほのぼのえっちさん:2009/01/12(月) 20:16:53 ID:DiQywhhu0
マンションのデジタル時計は2時を回っていた。リビングには優しい西日が
差し込んでいる。
「続き…とは、ニア?」その質問に今度はニアの言葉がたどたどしくなった。
「…ジェバンニはいいましたね。捜査室にいるだけでは男性もしらないまま
だと…。自分が…教えると。」「!!!」ジェバンニは今更ながらニアの言葉
に度肝をぬかれた。「待ってください、あの時の私は知っての通り正気ではなか
った。あんな事をした私を…。」ジェバンニはそこで言葉を詰まらせた。
彼を見るニアの眼差しが目をそらす事の出来ないほど真剣で、射すくめられて
しまったから。「こんな言い方では伝わりませんよね。…ジェバンニ、私は
あなたが好きです。もし、初めてそうなるならあなたがいい。」
ニアはジェバンニに近ずき、ぎこちないキスをした。彼は胸から何かが込み上げ
ニアに打たれた右ほほを一筋涙がつたった。
「あなたがことわりもなくしたキスはこうでしたか?」その頬を舌でなぞる。
「こうだよ、ニア。」ジェバンニは彼女のプラチナブロンドを掻き抱き深く
口付けた。「んん…ふ。」
「あっ…あっあっ…ん」寝室で一糸まとをぬ姿になりニアはジェバンニの愛撫
を受け入れている。ジェバンニの両指が彼女の乳首をコリコリと時には優しく
つまみ刺激する。「はっ!…あっ。」声が大きくなりそうで、手の甲を唇にあてる。
その姿がいじらしく、可愛い。受け入れようと思えば彼の手はこんなにも優しい。
乳首からの初めての性的快感が背中にも放散される。「ん…ん…。」
その刺激が戸惑っていたそこに下りていき。むずがゆいもどかしさに膝をすり
合わせた。「ニア…これは愛撫だよ。」ジェバンニは、ニアが感じているのが
分かった。乳首の小さな愛撫から大きく胸を揉みしだく動きに変えた。
「あぁ…は、ジェバンニ。」ニアの香りが流れ出す首筋に舌をはわせる。
そこから舌は揉みしだかれる乳房の間を通り、臍の上を通り、下へ向かう。
体をうねる舌と胸の刺激に、ニアは左手を口に当て、右手でシーツを握り、
「んっんっ」と必死で耐えている。
しかし、ジェバンニの舌がそこにたどり着いたとたん、ニアは弾かれた様に
上体を起こした。「ジェバンニ!そこはこの間すごく痛くて…。」
あの時の様に泣きそうな顔でそういった。
「ニア、二度とあんな乱暴にしませんから…。」そうだ、あの時とは違う、
自分は望んでここに来た。ニアは頷いた。
ジェバンニは両親指でニアの陰唇をそっと開いた。ピンク色の粘膜がもう微かに
脈打っている。今度こそ優しく…。ジェバンニは舌を挿しいれた。
「あああ…ジェバンニ!」ニアはジェバンニの黒い髪を掴み強すぎる性的刺激に
耐えた。舌が上下に時に激しく動く。自分のそこが経血ではない何かに初めて
濡れているのを感じた。じゅるっと、それをジェバンニの舌にからめとられた。
「ニア、これは愛液だよ。ニアが気持ちよく感じてるって事…。」
自分がはしたない、恥ずかしい。でも、それは本当。「愛液…。」
「そうです、セックスの準備が出来たって事です。」ジェバンニのペニスは
お腹にあたるほど起立し、赤黒くなっている。これからの事はだいたいわかっ
ている。その為にも今日ここに来たから。そして、それを理解した彼ももう
止める気はない。「ニア…、大切にしますから。」そっとベットにニアを横た
えた。ニアの膝を開きその間にのりいれる。振るえるニアに初めてのペニスを
挿入した。「あっ!はっ!ジェバンニ。」狭いそこに無理やり入り込まれる
痛みに、ニアはジェバンニの首にしがみつく。
「くっ、ニア痛いのは今だけです。」逃がさないように膝に腕を回し、ニアの
中へ腰を進めた。ニアの小さな体は骨盤が剥がされるような痛みに歯を噛みし
めて耐えた。ニアの流す涙をジェバンニは舌で拭った。
そして、ニアの感じたズンッとした感覚と共に、ジェバンニのペニスが最奥ま
でたっした。
303ほのぼのえっちさん:2009/01/12(月) 21:07:12 ID:DiQywhhu0
シャァァァァー。シャワーの蒸気で浴室の視界がかすむ。
「んっ…」ニアはバスタブに腰掛けて、浴槽に足を浸していた。
ジェバンニは彼の付けた彼女の初めての傷を詫びるように人指し指で
そっと洗う。
「…痛みますよね?…」
「少し、まだ中に入っている様な。でも、大丈夫ですよ。」
ジェバンニは彼女の臍の下に優しく口付ける。
僕はリドナーにどんな顔をしてあったらいいんだろう?ニアへの暴行
を止めてもらい。こんな幸せを授かるきっかけまでくれて。
黙り込んだジェバンニの心を見透かしたかの様に、ニアが声を掛けた。
「リドナーの事は心配することありませんよ。私を気遣って、今日
ここに送ってくれたのは彼女ですから。」
ジェバンニはひっくり返りそうになった。
「リドナーは私達のすれ違いを見抜いていたのですね。でも、主観を
挟まずお互いに気持ちを確かめるよう動いてくれた。女性の先輩として
頭が上がりません。」恥じているような、でもぎこちない笑顔を彼に
向けた。ジェバンニは真っ直ぐにニアを見つめた。
「僕たちこれからうまくやっていけるかな?」
「まぁ〜、次は少しはましに出来ると思います。しかし、その時は
体力的に一日一回にとどめて…」
「あっ、いや、そっちではなくて…」「えっ!」ぼっと、ニアの顔が
赤くなる。
「ばっ、馬鹿男!来週から玩具はレスターの代わりにあなたに買いに
行かせますよ!」パシパシ、ジェバンニの肩を叩いた。
「あっははっ、君の為なら前の夜からおもちゃ屋に並ぶよ。」
ジェバンニはニアを抱き寄せて優しくキスをした。

マンションから1キロ程離れた喫茶店でリドナーはコーヒーを飲んで
いた。
(ホント、じれったかったあの二人。まぁ、ニアが2時間も戻って
こないって事は、うまくいってるんでしょ。
これでようやく明日から仕事に集中出来るってものだわ。)

304ほのぼのえっちさん:2009/01/12(月) 22:19:27 ID:bvAkWMe90
いいなあハル様……じゃなくて
乙でした!ニアタン幸せそうで良かったです
305ほのぼのえっちさん:2009/01/14(水) 11:37:39 ID:30NYBObK0
投下します
「メロ×ニアで痴漢体験記」のLニアバージョンです
L×ニア
306L×ニアで職権乱用記 1日目:2009/01/14(水) 11:39:19 ID:30NYBObK0
だるまストーブ。カーテンの隙間から差し込む明かり。立ちこめる油絵の具の
匂い。そして------絵筆を持つ先生の真剣なまなざし。
今思えば、私は飲み込まれてしまったのだ、異世界に。
あの日常から切り離された空間で。

「ニア、それは教壇に置いておいてください」
L先生は絵筆を握ったまま言う。キャンバスを前に随分前から固まって
いた。集中できないのか、それとも閃きが起こらないのか、ぐちゃぐちゃに
かき混ぜられたパレットの上の色が凄いことになっている。
私は呆れ気味にそれを指摘した。
「L先生、パレットが」
「え? ……ああっ!」
今気づいたらしくパレットを両手でつまみ上げ、あたふたと水場へ向かう。
まったく、先生はドジですね。横目で見ながら息を吐くと、A4キャンバスを
教室の壁に順番通り並べていく。昔懐かしいだるまストーブに近づけないよう
細心の注意を払って。
L先生は美術の教師であり美術部の顧問でもある。反面私は、ワイミーズ学園の
生徒であり工作部の部員だ。それが何故美術部の部室にいるかというと、
教室に残っていたら片づけを頼まれたのだ。全く教師という奴は、
タダだと思って生徒を使い走りさせるのは上手なんだ。だいたい私は
片づけがL先生に負けず劣らず苦手なのに。リンダとかメロとか、もっと適任は
いるはずだが、目の前にいない者に言っても仕方がない。
「ニアが来てくれて助かります。ああ、それは大事な物なので
落とさないでくださいね?」
高そうな箱に入った物体を持ち上げる。あまりに重くて、バランスを崩した。
「わっ」
「ああっ!」
がしゃーん! 盛大な音を立てて、中身の「何か」が割れた。
血の気が引いた瞬間だった。
307L×ニアで職権乱用記 1日目:2009/01/14(水) 11:40:20 ID:30NYBObK0
「あああ……」
L先生は箱を開ける。陶器の欠片をつまんで口をぱくぱくさせた。
私はただ縮こまるしか無かった。
「あの……ごめんなさい」
「いえ、悪気がないのは分かってます。事故です。でも……ああ、ワタリ氏か
預かった大事な大事な茶壺が」
「なぜそんなものが部室に?」
「珍しい形状の茶壺で、描かせてもらおうと思って無理を言って借りたんです
ああ……なんて言って返したら良いでしょう……」
がっくりと広い肩を落とす。さすがに申し訳なさでいっぱいになった。
「あの……これを聞くのはなんですが、弁償します……いくらですか?」
「相場は100万くらいでしょうか」
「そんなに!」
たかが茶壺のくせに! とニアは思った。だが言えなかった。
はああ〜っとため息をつき、L先生はひざをかかえたが、ふと思い直した
ように立ち上がった。
「あの、100万円なら私の定期を崩せばなんとか」
「いえ。良い案があります」
L先生はニアの肩をがっと掴んだ。真顔で
「脱いでそこに横になってください!」
バチン!
「……っつ〜〜〜〜〜痛いですニア」
「いきなり何を言い出すんですかっ」
乙女の危機に炸裂したパンチはL先生の頬に炸裂した。
「この変態教師!」
「待ってください、違うんです」
L先生は慌てた様子で手をぶんぶんと目の前で振った。
「この茶壺を貸してくれたワタリ氏は、美少女・美女の裸婦画を
コレクションしているんです」
「……?」
「それはもう古今東西あらゆる土地から裸婦画を収集し、広い家は
裸婦画でいっぱいという元気なおじいちゃんなんです。独身で
子供もいないため、まるで娘のように絵をかわいがっていると言う、
まあちょっとアレな人です」
「それで、私に脱げと?」
L先生はがっとニアの手を握った。ニアの体がびくっと震える。
「さすがはニア、飲み込みが早いです。良いですか? 彼にとっては
100万なぞ大した金額ではないのです。100万払うのと
私があなたの裸婦画を描いて渡すのと、どっちがいいですか?」
ニアは髪をくるくると巻き、考え込んだ。いやらしいオヤジに渡る
のではなく、そういう趣向なら……悪くはないかも知れない。
「分かりました」
「良いんですね? やりました」
「は?」
「いえ何でもないです。毛布を敷きますので、そこで脱いでください」
白い毛布を渡された。毛布はL先生の私物らしく、油絵の具の匂いがした。
308L×ニアで職権乱用記 1日目:2009/01/14(水) 11:41:59 ID:30NYBObK0
靴を脱ぐ。毛布の上にぺたんと座ると、ニアは指をリボンにかけた。
しゅるりとセーラー服のリボンが外れ毛布に落ちる。カーテンを
締め切った美術室内で、L先生はスケッチブックを広げて椅子に腰掛けていた。
「まずデッサンを取ります。今日はだいたいのイメージが沸くまで
やりましょう」
「一回で、すまないんですか?」
「相手は世界中の裸婦画を集めている強敵です。立ちんぼ姿の裸婦画なぞ
求めているわけもありません。女子学生の、初々しくもいやらしい裸婦画。
これをコンセプトにしましょう」
「私にセクシーさを求められても困るのですが」
「大丈夫。あなたは十分セクシーですよ」
おきまりの台詞に肩をすくめる。人前、それも男性の前で脱ぐという
行為は恥ずかしかったが仕方がない。さっさとすませよう。思い切って
セーラーを脱ぎ捨てる。スカートのホックに手をかけ、一気に引き下ろした。
純白のブラとショーツだけの姿になったとき、L先生はストップをかけた。
「まずはリラックス。その格好でやってみましょう。もちろん明日は
全身脱いでもらいます」
「はあ」
ほっとして言う。この姿でも十分に恥ずかしかったので渡りに船であった。
下着姿のニアの肌を、だるまストーブの熱がちりちりと炙っていく。
L先生はスケッチブック片手に次々と指示を出していく。
「膝で立ってこちらを見てください」
「後ろを向いてください。あ、膝で立ったままで。少し振り返って……
そうそう。上手ですよ」
「床に寝てください。右膝を立てて、少し胸を反らし気味で。
うーん。左膝の方が良いですかねぇ」
次々とデッサンが出来ていく。さすが美術教師。初めてモデルになったニアにも
分かるほど手際がよい。
うーん。2Bの鉛筆を口にやりがじがじと噛む。
「ニア。少しパンツを引き上げてください」
「え?」
引き上げる? L先生は立ち上がると、下着姿で寝ころんでいるニアの
股間に手を伸ばした。驚いて逃げようとするニアの腰を手で押さえる。
「逃げないでください。ここをこうやって」
太ももから指を入れ、ニアの白いショーツを引っ張り、上に上げる。
かすかに銀色の茂みが覗く。恥じらいのあるかすかな陰毛だった。
「ここに指を入れて」
「あっ……は、はい」
L先生の指が引き抜かれる。と、同時にニアの指がショーツの下部分に
入る。初めて男の人にこんなところを触られてしまった…。軽いパニック状態で
ニアは自分がどんなに扇情的な格好をしているか気づいていなかった。
床に寝ころび、ショーツを太ももから引っ張り上げ、頬を染める少女。
L先生はにんまりと笑い
「良いですよ、ニア。創作意欲がわいてきました……」

帰りは頭がぼんやりとしていて、L先生の言葉もろくに聞いてはいなかった。
ただ、明日は本格的に裸でスケッチを取ると言うことと、数日は
かかるだろうという目論見だけであった。
309ほのぼのえっちさん:2009/01/14(水) 11:42:55 ID:30NYBObK0
以上です
続きはまた今度
310ほのぼのえっちさん:2009/01/14(水) 20:53:50 ID:Z/7wvr9bO
神キタ!!!!!

メロニアの方も倉庫で読ませていただきました
(まとめ管理人さんありがとうございます)

続き楽しみにしてます
311ほのぼのえっちさん:2009/01/14(水) 22:05:26 ID:xDG3fG1g0
L先生GJ!
セーラーニアたんなら上はそのまま下(スカート)だけ脱がして白い靴下履いたまま!!
のシチュもお願いします!これこのとおり!!
312ほのぼのえっちさん:2009/01/14(水) 22:44:34 ID:Xbm4GPC30
イイヨイイヨーw
313ほのぼのえっちさん:2009/01/15(木) 13:13:47 ID:LOTZsNNv0
投下します
>>311さんのリクエストにお応えして上だけセーラーニアです
書き忘れてましたがパラレル注意
L×ニア
314L×ニアで職権乱用記 2日目:2009/01/15(木) 13:14:47 ID:LOTZsNNv0
「あっれー? ニア、どうしたのー?」
翌日の放課後。美術部の扉を開けてニアは愕然とした。生徒たちが
集まって静物画を描写している。どう見ても美術部の活動中だ。
美術部で、同じクラスのリンダが首をかしげる。ツインテールが揺れた。
「L先生に用事? アトリエにいるよ。近々「スイート100選展」の
大会があるとかで忙しいみたい」
ありがとうございます。言ってニアはその場を立ち去る。どうやら
昨日、ぼうっとして聞き漏らしたらしい。確かにここでは裸婦画のデッサンは
出来そうもない。
私立ワイミーズ学園は、創設者キルシュ・ワイミーの豊富な資産によって
作られた学園で、幼稚部から大学部までのエスカレータ方式となっている。
私立の割には公立の倍程度しか金はかからないが、優秀な子供しか入れない
方針で、大学の研究の成果も世間に幅広く知られている。
生徒の教育に力を入れる一方で、優秀な教師にも支援を惜しまず、
教師の一部は広大な学園内に書斎やアトリエを用意されていた。
日展・スイート食べ過ぎ展・ドーナツ大食い展・はんぺん挫折展などで
画家として優秀な成績を納めたL先生も例外ではない。美術部はA棟
一階だがアトリエはB棟二階にある。ニアはアトリエに向かった。

L先生のアトリエは美術部のそれとよく似ていた。周囲はキャンバスだらけ、
油絵の匂い、ほこりをきらきらさせる窓からの日差し、だるまストーブも
ちりちりと燃えている。芸術家のこだわりという奴だろうか。
少し違うのは、ニアがポーズを取るための毛布が敷かれていることくらいか。
「良く来ましたね」
「はい。早く済ませてしまいましょう」
リボンに指をかけたニアを制止する。
「今日は上は着ておいてください。脱ぐのはスカートだけです」
「は? 変態ですか?」
「どうしてあなたはそう人を変態にしたがるんですか。ゆうべワタリ氏と
連絡が取れました。茶壺の件は、やはり裸婦画で帳消しにしてくださるそうです。
やりましたね。ただし、条件があります。大量のスケッチを用意して、
どれを裸婦画にするのか決めさせること。ゆえにバリエーションを
考えねばなりません」
315L×ニアで職権乱用記 2日目:2009/01/15(木) 13:15:17 ID:LOTZsNNv0
「それで、セーラー服上だけ下は履いていない……」
「+白靴下ありです。分かってもらえましたか? じゃあスカートと
靴を脱いでください」
そう言われては仕方がない。ニアは毛布の上でスカートを脱ぎハンガーに
かけると、L先生を見た。
「どういうポーズが良いですか?」
「まずは後ろを向いてください。正座をして、足を右側によせて
お尻をこちら側に突き出してください。
顔はこっち、そう、なかなか良いですよ」
白いショーツに包まれたぷっくりとしたお尻を突き出す。少し恥ずかしかったが
そうも言っていられない。
うーん、とL先生はスケッチブックを片手にうなる。
「白靴下をもう少し、こう、見せ付けるような感じで」
白靴下をみせつける??? 芸術家の脳内はさっぱり分からないとニアは思った。
L先生はニアに近づくと、「ちょっと失礼」とむき出しの太ももに手を当てる。
ゆっくり優しく広げさせると、ショーツの上を掴む。きゅっと上に引っ張った。
「……っ……あ」
恥ずかしさとショーツに隠れた部分への刺激に声を上げた。
「ショーツの皺が気になりますねぇ。サイズ、もう一回り下のを
履いた方が良いんじゃないでしょうか」
暢気に言いながら、花びらをさするように上に引っ張り上げる。ぽってりした
少し子供っぽい尻のラインがショーツの下から覗いた。
「あ、んっ……や、やめてください。伸びます」
「このくらいにしておきましょうか。」
思わず腰を上げそうになったニアの様子を察してか、L先生は
ニアから離れ、またスケッチブックを手にする。
「少し表情が良くなりましたね」
当たり前である。恥ずかしいのだ。ニアは屈辱に耐え頬を赤らめていた。
「そ……そうですか」
L先生は手早くスケッチすると、ページをめくる。
「次は仰向けに寝転がってください。股を開いて」
「ひ、開くんですか???」
「いろんなポーズを描けと言われているので」
ニアは上がセーラー服、下はショーツと白靴下の格好のままで
寝ころんで股を開く。L先生はすでに椅子に座っていない。うろうろと
角度を変えながら、いやらしいポーズを取るニアを熟視している。。
ニアの股の後ろ、お尻側に来たときL先生は手を伸ばして、足をぐいと
開かせた。
「あっ……やぁ」
「恥ずかしがらなくても良いんですよ」
そうはいっても、年頃の少女だ。デッサン目的とはいえ男の目の前で
ショーツ一枚で股を開くのは恥ずかしかった。すぐに閉じてしまう股を
無理矢理開かせ、L先生はショーツに顔を近づける。
「な、何ですか?」
「あまり動くとここの皺が変わってしまうんですよ。少しでいいので、ようく
観察しても良いですか? 記憶に焼き付けるので」
316L×ニアで職権乱用記 2日目:2009/01/15(木) 13:15:51 ID:LOTZsNNv0
「……構いません……」
L先生の顔がショーツに近づいてくるのがはっきりと分かった。鼻息が
花びらを一枚隔てた布の上でする。じっとりじっくりと粘っこい
視線がニアの股間を不躾に行き来する。スケッチだというのに、
どうしてこんなに不快感を感じるのだろう? 
「L先生、息をかけるのはやめてください……っ」
「すみません。もう少しで終わりますから」
生暖かい息が股にかかると、何ともいえない妙な心地になっていくのが
分かった。血流が股間に集まっていく。L先生は広げた太ももを撫でた。
どこかいやらしい手つきにニアはびくんと身を動かす。
「少し広げやすくしましょうか」
「は?」
「ここですよ」
ぐいっと指で太ももの付け根を押す。急な刺激に、ニアは「あっ」と声を
上げた。ぐいぐいと男の指がニアのいやらしい部分のすぐ近くを押していく。
「あっ、あの、そこはやめてください……っ。あっ」
ショーツの中に侵入されたかのような屈辱と羞恥心と……そして、
考えたくはないが快感がニアの体を襲った。
「あっ、んっ、や、やだぁ」
思わず声を上げる。甘い声がさらに屈辱感を煽る。
「このくらいで良いですかね」
L先生はじっとりと、ニアの快感と羞恥心に歪んだ表情を見て言う。
指を離すと、ニアは足を広げたままややぐったりとした。片手を
セーラー服の上に置いて、まるで乱暴された後のようであった。
異性に蹂躙されて真っ赤に頬を染める姿がセーラー服と相まって
初々しく、可愛らしい。
L先生はスケッチブックを片手に喜々としている。
「良いですよ、その表情」
「L先生……」
ほう、っと息を吐く。
「これはいつまで続くんですか」
できればもう勘弁して欲しい。思ったが、L先生の答えは無情であった。
「何を言っているんですか。まだ始まったばかりですよ?」
「……」
「まだ全部脱いでもいません。焦らないことです」
317L×ニアで職権乱用記 2日目:2009/01/15(木) 13:16:49 ID:LOTZsNNv0
その後もさんざん「寝ころんだまま自転車をこぐように足を
あげてください。顔はこちらで。楽しそうに」だの「こちらを向いて座り、
足を組んだまま左右に広げてください。ちょっと泣きそうな顔で」だの
「ショーツを少しずり下げてこちらに向けてください。もっと色っぽく」
だのと指示を出され、順調にデッサンはたまっていった。
「表情が固いですねぇ」
「……元々あまり、表情豊かな方ではありませんから」
猫があくびをするかのように、顔は床近く、お尻を上げているニアの
後ろで呟く。セーラーからはブラが覗く姿勢になっている。苦しい
体勢だった。
「若い内に表情豊かになっておかないと、年取ってからでは豊かには
なりませんよ?」
「そ……それより早くデッサンしてください。もうもちません……!」
ぺたんとお尻を下げる。「あーあ」とL先生はぼやいた。
「体、意外と固いですね。もう一回マッサージしますか?」
「それは結構です……あ、んっ! 結構ですったら……!」
後ろから指二本でぐりぐりと太ももの付け根を弄ばれ、ニアは思わず
腰を上げる。バックで男性器を受け入れるような、花びらを見せ付けるような
(ショーツは付けているが)格好になってしまい、ニアは頬を真っ赤に染めた。
白い太ももにこすられた赤い跡が出来て、少女の尻を余計にいやらしく魅せる。
「んっ……くう、っ……」
声をこらえる。快感のさざ波がニアの体を翻弄しようとしていた。
ショーツに隠れた花びらがぴくぴくとうごめく。L先生に見られて
いると思うと、嫌悪感と同時にさらに高揚していく自身を感じていた。
「良いですね、その顔。淫靡です」
L先生は喜々として、ニアの太ももを弄んだ指を唇に当てた。
「わざとやってませんか……?」
「何をです?」
「くっ」
乙女の恥じらいから、まさかわざといやらしいことをしているだろう、
などとは言えなかった。
……自分が感じていることがばれてしまいそうで。
L先生は気にした様子もなく、デッサンしたニアの絵の太ももに、
赤い印をつけた。
ちょうど自分が付けた指の跡であった。

学校を出る前に女子トイレに入りショーツを下ろす。粘液が糸を引いて
ニアはため息をついた。
「デッサン、いつ終わるんでしょう……」
自分が変わっていってしまいそうで、それが今のニアには怖かった。
318ほのぼのえっちさん:2009/01/15(木) 13:18:08 ID:LOTZsNNv0
以上です
読んでくださった方、コメントくださった方ありがとうございました
続きはまた今度
319ほのぼのえっちさん:2009/01/15(木) 23:02:37 ID:6Ibb0YDeO
ステニアLニア連続投下キターw
320ほのぼのえっちさん:2009/01/16(金) 09:30:42 ID:XC8xv7fA0
投下します
パラレルL×ニア
321L×ニアで職権乱用記 3日目:2009/01/16(金) 09:31:35 ID:XC8xv7fA0
「ニアちゃーん♪ 聞いたよ、ジェバンニ先生が「ボトルシップ選手権」に
出場するんだって?」
HRが終わり1−Aを出たニアの元にマットがすり寄ってきた。2学年上の、
なぜかいつもゴーグルを付けている変わった男だ。
学園一の女好きで、彼のお眼鏡にかなった「かわいいおにゃのこ」は
つけ回されることになっている……らしい。
「はい。来月ですが」
学生鞄に付いたボトルシップ風マスコットが揺れる。ニアの所属する
工作部の顧問、ジェバンニ先生が部員全員にプレゼントした物で、中には
既製品かと思うほど見事な帆船が入っていた。
「ニアちゃんも見に行くの? と、ゆーかオレと一緒にいかない?」
「お断りします」
「えーなんでー」
「あなたと友達ではないからです」
「うっ……だからデートのお誘いしてんの!」
「なおさらお断りします」
もうっニアちゃんったら冷たいな〜などと言いながらばしばし肩を叩いてくる。
ニアは目をすがめて彼を見た。その時すれ違った少年二人が声をかけてきた。
「おいマット、早く行こうぜ」
「また遅れる気かよ! 部長かんかんだぜ」
「あー悪い悪い。それじゃニアちゃん、アデュー!」
彼らと肩を組んで、がやがやと楽しそうに去っていく。
まったく、脳天気なのだから。
ボトルシップを指で撫でる。ジェバンニ先生の人の良さそうな笑顔が
浮かんだ。茶壺の件、彼ならもう少し穏便な方法を考えついたかも
知れない……。
ニアはこれから起こることを考えると気が重かった。
L先生に触られて、恥じらいもなく甘い声を出してしまったこととか、
腰を上げて変な体勢を取ってしまったこととか、(L先生にはばれて
いないだろうけれど)ショーツを愛液で濡らしてしまったこととかが
一晩中頭の中をぐるぐるしていておかげで寝不足だった。
ただのスケッチだというのに、なんていやらしいんだろう、私……。
そんな風に考え始めると、アトリエへ向かう足が自然と重くなるのだった。

「今日は遅かったですね」
L先生はアトリエで紅茶を飲んでいた。待っていてくれたらしい。
「……HRが長引いたんです」
「飲みますか? 良い茶葉が手に入ったんですよ」
陰った日差しがカーテンの隙間から漏れている。グラウンドからは
野球部とテニス部の張りのある声が遠く聞こえてくる。ニアが頷くと、
L先生は嬉しそうにカップを出してきた。椅子を座ったまま片手で
引き寄せ、手で座るよう合図する。
「……おいしい」
すっとして飲み心地の良いダージリンだった。
「ワタリのプレゼントです」
ぶっ。ニアは思わず吹き出した。L先生は無言で自分の顔を撫でる。
「どうしましたか?」
「い、いえ、何でもないです」
思わず落ち着きそうになったときに不意打ちであった。
322L×ニアで職権乱用記 3日目:2009/01/16(金) 09:32:27 ID:XC8xv7fA0
「今日はブラを外してもらいます。ショーツと白靴下のみでお願いします」
毛布の上に上がり、言われるままにブラを外す。未熟なふくらみが露わになる。
透き通った肌はまるで赤ん坊のようで、ぷっくりした乳首は吸い付きたくなるような
可愛らしい飾りだった。
「え、L先生。出来ました。早く描いてくださいね」
「恥ずかしいですか?」
「…………はい」
胸を思わず隠した。L先生は腕をつかんで引き離す。蛍光灯に照らされた
胸にニアは顔を逸らす。こんなのは検診と一緒だ。胸を見られるくらい
どうってことはないとニアは思いこもうとした。未熟な体が恥じらいに
震える。
「少し……残念です」
「へ? ……あ、そうですねサイズが……」
「いえそんなことは服の上からでも分かります。私が言いたいのは、ニアは
まだ陥没乳頭だと言うことです」
「え? そうですか?」
陥没乳頭は未成年の女性に多い。平常時に乳首が出ていない状態のことを指すが、
ニアの桃色のそれは十分顔を覗かせているように見えた。
「私が言うんだから間違いありません。これは陥没乳頭です」
なぜか意地になっているように聞こえる。ニアは「はあ」と息を漏らす。
L先生は手をのばすと、ニアの乳首を指でつまんだ。「きゃっ」と声を上げる
ニアには構わず、指の腹でぐりぐりとこする。息があがってきた。
乳首が別物のようにしびれてくる。それと同時にお腹の奥が
きゅうっと切なくなるのを感じた。
ニアはなんとかしてL先生を押しのけようと手を伸ばす。
「や、あ……L先生、やめ------っ」
「ほら。少し変わったでしょう?」
「へ?」
平然としたL先生の台詞に自分の胸を見下ろす。確かに、揉まれた方の
乳首は少し大きくなり、ぴんと反り返っていた。
「こ、これが通常の状態なんですか?」
「そうです」
L先生は乳首を揉んだ指を唇に近づけて言った。
323L×ニアで職権乱用記 3日目:2009/01/16(金) 09:33:04 ID:XC8xv7fA0
「そうなんですか……」
しみじみと胸を見下ろした。そうだったのか……。今の今まで
勘違いをしていた。気恥ずかしさに肩を落とす。ショーツがかすかに
湿っているのが分かった。気のせいか、刺激に張った乳首がなぜかいやらしく、
なめまかしく見える。
「でも、触るのはやめてください。あくまでこれはヌードモデルなんですから」
「すみません」
あまり反省しているようには見えない。L先生はニアから離れると
筆入れを物色し始めた。太めの筆を取り出して水でじゃばじゃば洗う。
「では、これにしましょう」
「……はい?」
「陥没乳頭は刺激を与えて飛び出しても、時間が経つと元に戻ってしまいます。
陥没乳頭の裸婦画なんてありません。方法はただひとつ、デッサン中にも
刺激を与え続けること。これに尽きます」
「……はあ?」
頭が混乱した。それはつまり……さっきのようなことを何回も繰り返し
やるということか? ニアは思わず言った。
「やめてください」
「100万円」
「うっ……」
「忘れたわけではありませんよね?」
にんまりと笑う。こいつ、絶対おもしろがっている……ニアはそう感じた。
L先生は筆をニアの乳首に当てる。冷たさにぴくんと身を震わせた。
ゆっくりと筆先でなぞる。くすぐったさに身をよじらせ、思わず笑いながら
手で筆を掴み、押し戻した。
「くすぐったいです」
「……仕方がありません。ではローションを」
「ローション?」
「潤滑油ですよ。たとえ体内に入っても無害です」
再びローションでためす。ぬるぬるとした筆の感触がニアの乳首を、
胸全体を襲う。真面目な顔のL先生の前で、自分の表情が歪むのが分かった。
まるで舌でなめられているような感触に、L先生の付ける緩急に、
息が上がっていくのが分かる。いつの間にかニアは甘い声で鳴いていた。
「はぁ。ああ、はぁっ、あんっ」
上体をそらす。さして大きいとも言えない胸に、乳首がぴんと立っていた。
ローションをしとどに垂らしている姿は香るようにいやらしい。
「いいですね。その顔のままで」
L先生はデッサンに戻る。

「足を組んでください」
「胸を手でよせて。乳首は見えるように」
「横を向いてください。ショーツの上からお尻を撫でるように。そう」
乳首がじんじんする……。ニアは体の異変が気になって集中できなかった。
L先生は構わずポーズを取らせ続ける。少しましになったかなと思うと
ローションをたっぷりと塗った筆を近づけて来た。
324L×ニアで職権乱用記 3日目:2009/01/16(金) 09:33:41 ID:XC8xv7fA0
「あっ」
刺激にニアは声をあげる。ニアの肩を無理矢理押さえつけ、胸を回すように
、乳首をなめるようにいやらしく筆で撫で回しながら、
「ダメですよニア。乳首を立たせないと」
「ああんっ、もう、やめてぇっ」
「そんなにくすぐったいですか? 我慢してください」
違う。くすぐったいんじゃない。感じているんだ------ニアの蜜はショーツに
したたり落ち、すでに下まで染みているんじゃないかとひやひやした。
いけないと思いつつも、声は自然に上がってしまう。
「やんっ、はぁんっ、あっ、もう、いい加減にしてくださいっ……」
「乳首、ちゃんと立ちましたね。可愛いですよ」
何を考えたか、ちゅっと乳首にキスをする。びくん。急な、生暖かい刺激に
ニアの体はしなった。
「ああんっ、ああっ------」
ぴくんぴくん。喘ぎながら顔を上に逸らした。腰を上げる。
軽くけいれんしながらその場に崩れ落ちた。
「ニ、ニア。大丈夫ですか?」
「…………」
「すみません。あんまり可愛かったもので、つい。もうしませんから」
慌てたような、困惑した声。ニアは顔を上げられなかった。
イッてしまった。性知識の少ないニアにもそれは本能で分かった。人前で、
しかもこんなことでイクなんて……恥ずかしくて顔を上げられない。ぴくぴくと
ニアの花びらは脈打ち、膣は何かを求めてうねっていた。太ももに触れる
ショーツは明らかに表面まで濡れている。
快感でしなったときのL先生の顔が、はっきりと頭に浮かぶ。
もう消え入ってしまいたい。
しかしどうやってこの局面を切り抜けるか、快感に亡羊となった
ニアには分からなかった。
「どうしたんですか。そんなにくすぐったかったですか?」
------ばれて、ない? L先生の態度にはいやらしいところが全くなかった。
「……はい……」
少しなげやりに答える。膣の奥がまだ何かを求めてうごめいていた。
「では起きられますね? ……ずいぶん顔が赤いですね。休憩しますか?」
「はい」
ニアはごそごそと毛布を掴むと、自分の下半身を隠した。濡れたショーツに
だけは気づかれてはならないと必死だった。
「びっくりしました。くすぐったいの苦手なんですね」
L先生の暢気な言い方に、肩の力が抜けた。くすりと笑う。
「はい」
「乳首も立ってますね。良かったです」
ニアは急に恥ずかしくなって胸元を隠す。その表情、とL先生は
ひらめいたように言った。
「とても良いです。デッサンしますので動かないでください!」
「はい……」
少し呆れて、ニアはL先生を見た。

体調が悪いということにして、ニアは早々にアトリエを立ち去った。
女子トイレに入って鍵をかける。表からショーツをなぞると、
あきらかに湿っていた。ショーツを下ろす。恥ずかしい水たまりを
見下ろしてニアはため息をついた。
「明日からどうしましょうか……」
まだL先生の前でショーツも下ろしていないのに、これからどうなるんんだろう?
不安と羞恥と、今日芽生えた------本人も未だ気づいていない、認めたがらない
であろう気持ちに、ニアの小さな胸はいっぱいになっていた。
325ほのぼのえっちさん:2009/01/16(金) 09:34:27 ID:XC8xv7fA0
今日は以上です
続きはまた今度
326ほのぼのえっちさん:2009/01/16(金) 18:13:20 ID:Gbqod1KeO
乙です(´∀`)

続き楽しみにしてますね
327ほのぼのえっちさん:2009/01/17(土) 12:54:51 ID:cNfBZUOg0
投下します
パラレル注意&Lニア
ラブオチではありませんので注意
328L×ニアで職権乱用記 4日目:2009/01/17(土) 12:55:59 ID:cNfBZUOg0
「ワタリ。今回のスイーツ100選展の題材が決まった」
「それはようございました」
受話器の向こうから懐かしい声がする。ワタリ……というのは
仮の名で、本名はキルシュ・ワイミー。学園長だ。常に穏やかにほほえむ彼は
画家としてのLの育ての親でもある。
「この間の茶壺の件、すまないな」
「お気になさらず。私の古い知人の残した物でして。壺もご主人の
所へ逝けて喜んでいますよ」
「そう言ってくれて何よりだ。ところで、「SALA」だが、
エチオピアの寺院に所蔵されているのが見つかったそうだ」
「! さようでございますか」
ワタリの声が変わる。無理もない。SALAもワタリが支援して
いた新鋭の画家で、世界を旅して絵を描いていたが、インドの貧村で
消息を絶っている。彼女の残した絵を辿っていけば、
何かヒントがつかめるのではないかと、無尽蔵に見える彼の
資産を使い探している途中なのだ。
「彼女は本当に世界中のあちこちを旅していたんだな……」
「羨ましいですか」
Lはにんまりと笑う。
「まさか。私は満足しているよ。可愛い生徒達に囲まれて……ね」
329L×ニアで職権乱用記 4日目:2009/01/17(土) 12:56:40 ID:cNfBZUOg0
「今日はこれを着てもらいます。下着は白靴下のみで」
そう言ってL先生が差し出したのは、真っ白でフリルの付いたエプロンだった。
ニアは手近なスケッチブックでバシバシとL先生を叩いた。
「この……変態!」
「いたたた痛いです痛いですニア落ち着いてくださいこれには深いわけが」
「何ですか。この世で言い残したことがあるんなら聞きますよ」
「殺すつもりでしたか……いいですか。ワタリは若い頃に奥さんを
亡くしているのです。その後彼は亡くした奥さんのことが忘れられず、老齢に
さしかかった今もなお独身を貫いています。こういった白いエプロンをつけた
写真が……あ、もちろん服は着ていますが……玄関と台所に飾られているのです」
「そうですか。で?」
言いながらスケッチブックの角を向ける。
「亡くした奥さんへの情をかき立てるアイテム。喜びますよ。あ、あと
このバナナクッションを持ってください」
言って30cmほどの可愛らしいバナナクッションを渡す。
「奥さんはぬいぐるみや人形と、果物ではバナナが好きだったんです。両者を
両立させてみました」
「はあ」
そうとしか言いようがない。
「では、脱いでください。くれぐれも白靴下は脱がないように」

ブラのホックを外した。すとんと落ちる白いブラを見つめ、エプロンを
身につける。思い切ってショーツを脱いだ。かすかな抵抗として、
お尻がL先生に見えない角度で。下半身がすーすーする。
エプロンは前が見えないので意外と悪くないなと思った。
「それでは、見返り美人のポーズを取ってください」
「はい……」
おずおずと後ろを向く。白くまろいお尻にきゅっと力を入れた。
他人にお尻を見られるのなんて、おそらく幼児の頃以来だ。恥じらいも
くそもないあの頃とは違い、ニアの頬は桃色に上気している。
L先生はスケッチブックに丁寧に2Bの鉛筆を走らせていく。
視線がお尻に集中している気がして、頬がさらに熱くなった。
「良いですよその表情。初々しくて。新妻という感じです」
「はあ……」
「次はひもを片方だけ外してください。乳首が見えるように」
言ってL先生は筆を手にした。片方の胸だけ露出したニアの
乳首を撫でていく。みるまに立ち上がった乳首を目に、
L先生は満足げに頷く。
「体を抱いてください」
「……はい……」
330L×ニアで職権乱用記 4日目:2009/01/17(土) 12:57:28 ID:cNfBZUOg0
「はい出来ました。次はうつぶせに寝てください。クッションを持って」
言われたとおりにする。
「手を顔に近づけて、伏し目がちに。あ、クッションは股に挟んでください」
「はあ!?」
「はあ、じゃありません」
言って近づく。寝ているニアの股にぐいぐいとクッションをねじ込む。
堅めのクッションを力強く押しつけられて、恥骨の辺りを刺激した。思わず
息を吐く。
「ちょっとお尻の広げ方が足りませんね」
言って太ももを後ろから掴んで広げた。さらにぐいっとクッションを足下から
ひっぱる。エプロンの前部分越しに、女性器全体が擦れてニアは腰を上げる。
「はぁん……っ」
「くすぐったいですか? 我慢してください」
「は、はい」
「ではこの体勢で」
裸エプロンを着て、クッションを股に挟み、まるで自慰行為をしている
かのような格好でデッサンを受ける。真剣なL先生の瞳が、なぜか
もどかしかった。
「あ、そうだ。このクッション、マッサージ機能もあるんです。楽しんで
みてください」
「はい?」
言ったとたん、股に挟んだクッションがブルブルと震えた。固い
クッションの震えが、うつぶせになったニアの股間に振動を
与えていく。
「ひゃん! あっ、やぁっ、だめぇ」
「! 良いですね、そうやって体を反らしててください」
「ひぃ、ふぁん、もうっ、ああん、あっ」
「お尻をもう少し下げてくださいニア。……って聞いています?」
「ふぅっ、あんっ、聞いて、ますっ……でもっ……」
下げられない。下げたらダイレクトに振動が伝わって、イッてしまうのは
確実であった。L先生はニアのぷにっとした尻を押さえる。そのまま
下に押さえつけた。手のひらのぬくもりと、花びら全体への
刺激にニアは逃げられなかった。
「あんっ、あああ、ああああ------っ」
びくっびくんと振動し、上体と足が反り返る。ぐったりとしたニアの
股間から、L先生はクッションを取り除いた。
またイッてしまった。
もう、L先生の顔が見られない。
乙女心に深い傷を受けたニアに、L先生はさらに追い打ちをかける。
「? クッションが濡れていますね……」
「!!」
「おやこんなところも」
白いふとももを伝う愛液を、L先生は指ですくいあげる。
「ちょっと仰向けになってください」
嫌だったがぐったりして体が言うことをきかない。快感が体の
中心に明かりを灯していた。L先生は毛布の上のニアを
ごろんと仰向けにさせ、エプロンの、ニアの股間を覆って
いる部分に顔を近づける。ニアはもうたまらなくなって顔を
両手で覆った。
331L×ニアで職権乱用記 4日目:2009/01/17(土) 12:58:11 ID:cNfBZUOg0
「ほらこの部分。びちゃびちゃで、陰毛が透けていますよ……」
「いやぁ……っ」
恥ずかしい。もう絵なんて描かなくても良い。100万円払っても
いいからこの場から逃げ出したかった。
「……もしかして感じちゃいましたか?」
「ほ、放っておいてください」
そう言うのが精一杯だった。
「さっきのは少しこすりつけオナニーっぽかったですからね。
それにしても、ニアは随分といやらしい子なんですね。ヌードモデルで、
しかも教師である私の前でイッてしまうなんて」
L先生の言葉がちくちくとニアを責め立てる。すべて事実であった。
恥ずかしい……。もう生きていられない。
「まあ、イッてしまったものは仕方がありません。とりあえずこの染みは
デッサンしても良いものですかね……」
「や、やめてくださいっ」
「ふむ、そうですか。では立ち上がって」
恥ずかしさのあまり目の前が潤んできた。目をこすりながら立ち上がる。
L先生は少女を壁に押しつけた。カーテンがニアの背後で揺れる。冷気が
窓枠から伝わり、裸の背中と尻を冷たくなぞる。
「このエプロン、一枚しか無いんです。染みは拭きますね」
言いながら布巾を持ってくる。愛液の染みを丁寧に拭った。必然的に
ニアの花びらをも擦ることになる。まるで花びらの形に添うように
優しく丹念に拭く指の感触に、ニアの呼吸は再び上がってきた。
L先生の頭を掴む。
「ああん、あぁ、いやぁ……もう止めて……おかしいんです……」
「中々取れませんね。動かないでください」
「あんっ!」
クリトリスをこりこりと擦り、やがて奥の部分まで到達する。
「おかしいですね。さらに濡れてきた。もしかして感じていますか?」
「はぁっ、いや、違いますっ……あんっ、ああんっ」
初めて男にいじられて、身も世もなくニアはよがった。自分の体が、
いや心も自分でないような、不思議な感覚だった。嫌なのに、
心のどこかがさらなる高まりを望んでいた。
332L×ニアで職権乱用記 4日目:2009/01/17(土) 12:58:47 ID:cNfBZUOg0
「やぁん、あっ、ああっ、お願いです、もうっ……」
「ダメです。まだ染みが拭けていません」
言いながら指を開いて花心と蜜壺の入り口をくりくりと刺激する。
「あんっ……もうダメ……!」
「そんなに激しく動かないでください。うまく拭けません。こんなことで
感じちゃダメですよ」
ぬぽっと指を蜜壺の入り口に押し当てた。ニアの体が跳ねる。
「ああっ、ああん、あああああっ!」
思わず股に手をやる。ニアは崩れ落ちた。ぽたぽたと、涙が
頬を伝う。L先生はじっとりとそんな少女を見つめた。
「ニアってすごくいやらしい子だったんですね。知りませんでした」
「違……私、こんなことするのは初めてです……でも、体が言うことを
きかなくて……」
涙を拭いながら言う。L先生は冷ややかに
「いやらしい子ですが、あなたの表情は悪くありません。デッサンを続けます」
立ち上がり、スケッチブックを手に取る。ニアは首を横に振った。
「もう無理です。勘弁してください。お金は払いますから……」
「決まったことです。今更言ってもしかたがありません」
「そんな」
「明日は全裸でやってもらいます」
L先生は言った。断定的な、強い口調で。

女子トイレの中でニアは泣いた。
2回もイッてしまった。しかも一回はL先生に(間接的ではあるが)
いやらしいところを触られて。
明日は全裸でデッサンを受けなければならない。
それが嫌で泣けてくるのに、体の芯は、明日を待ち望むかのように疼いていた。
333ほのぼのえっちさん:2009/01/17(土) 13:00:44 ID:cNfBZUOg0
以上です
読んでくださった方、レスくださった方、ありがとうございます
日参している気がしますが、続きはまた今度
334ほのぼのえっちさん:2009/01/17(土) 13:24:42 ID:zvwu/YlY0
ニアエロイよニア
おにゃのこニアは心と身体の整合性がとれていないのがよい
335ほのぼのえっちさん:2009/01/17(土) 14:44:26 ID:AKCzE340O
先生と生徒ってのもツボだなぁ
初々しいニアたん萌w


それにしても人少ないね
336ほのぼのえっちさん:2009/01/18(日) 09:25:55 ID:c5nxEYNN0
たまたま自分がまわってるとこだけなのかも知れないが
他作品のスレでもこんなもんだったよ
まあ、マターリいきましょう
337ほのぼのえっちさん:2009/01/18(日) 09:41:40 ID:HfuWvgbC0
投下します
パラレルL×ニア調教物ラブオチ無しレイプあり注意


338L×ニアで職権乱用記 5日目:2009/01/18(日) 09:42:26 ID:HfuWvgbC0
「ほらメロ、言えって。いいから」
「うるせぇ」
校庭の裏庭。花壇にはやや季節はずれの葉ボタンがしんみりと咲いている。
春になったら園芸部が使う予定の花壇は、今は寂れ放題であった。
マットの呼び出しに来たニアだが、もう一人男子がいたことに気づいて
驚いていた。メロと呼ばれた少年は、金色のさらさらした髪をした、
格好の良い男の子だった。マットと仲が良いらしく、たまにつるんでいるのを
見かける。
話が進まないので、ニアから切り出した。
「それで、あなたも私に告白するつもりですか」
「はあ?」
メロとマットは動きを止めた。
可愛い容姿を持つニアは、告白に慣れていた。
「申し訳ないのですが、学生の本分は勉強だと私は思っています。男女交際を
楽しみたい女性徒なら他にたくさんいます。そちらを当たってください」
「なっ……可愛くねぇ!」
「分かってます」
聞き慣れた言葉なのになぜかむっとした。
「可愛くないことが分かって良かったですね。第一、女性を外見で判断する
ものじゃありませんよ」
「ちょ、ニアちゃん言い過ぎ」
「うるせぇ。誰がお前なんか……! マット、帰るぞ!」
言いながら足早に去っていく。マットは友人の背中とニアを交互に見た。
「ニアちゃん」
「何ですか」
「今のはちょっと酷いよ。きっと傷ついたよ。あいつ、口は悪いけどああ見えて
純粋な奴なんだ。いい奴だよ」
「そうですか」
まだ何か言いたげにしていたが、ニアがとりつく島もないのを悟ると、
消えた友人の背中を追って行った。
あとにはニアひとりだけが残された。

「今日は全裸になってもらいます」
2BのえんぴつをかじかじかじりながらL先生は言った。椅子の隣の
キャンバスにはまだ何も描き込まれていない。ニアの肢体をデッサンした
スケッチブックが、L先生の散らかった机に3冊積まれていた。
ニアはこくんと頷くと、L先生の見守る中ブラを外しショーツを脱いだ。
恥ずかしくてどうしても俯き加減になるニアの肩をがっと掴む。
339L×ニアで職権乱用記 5日目:2009/01/18(日) 09:42:57 ID:HfuWvgbC0
「何ですか」
「少しお○○こを見せてください。デッサンに必要なんです」
「い、嫌です」
「頼んでいるわけではありません。ニア。決定事項です」
恥ずかしさのあまり顔を覆う。L先生は気にせずにニアを押し倒した。
毛布の上で太ももを無理矢理開くと、銀色の茂みに唇が付きそうなほどに覗き込む。
男に初めて性器を見られて、それも明かりは煌々と付いていて、ニアは
パニックを起こしそうだった。
「お願いっ……せめて、電気を……」
「暗くしたら見えません。男性もですが、女性のここも人によって違うんですよ」
言いながら指をのばす。
「触りますね。よく見えるように」
「やぁ……っ」
ニアの言い分を聞かずに、L先生は指でつまんで花びらを押し広げた。
下腹がきゅうっと切なくなる。
「可愛らしいピンク色ですね。男性経験はまだですか」
「はい……あの、先生、息が」
生暖かい息が花びら全体にかかる。じゅっと濡れてくるのが分かった。
「ああ」と言いながらふぅーっとL先生は花心に息をふきかけた。
「!!」
「花びらがぴくぴくしていますよ。感じているんですね」
「いや、いやです、やめてください」
ぎゅっと足を閉じようとするが、L先生の腕がそれを許さない。
面白がるように息を2、3度吹き付ける。そのたびに体の芯が
熱を持つのが分かった。いやいやと顔を横に振るがL先生からは
見えない。じっとりとした視線が、ニアの花びらを撫で回す。
「ほぅら。蜜が溢れてきた。本当にいやらしい子ですね……処女とは思えない」
嬉しそうに言う。いたたまれない心地でニアは涙を浮かべた。
「もうやめてください。許して……っ」
このまま消え入りたかった。ニアは自分の体が憎かった。さっきの告白の時のように
いつも冷静な自分でありたかったのに。この体は火照ってニアの心をかき乱す。
L先生は指でつーっと太ももを撫でる。滑らかな皮膚に蜜が伝う。白い太ももに
透明の筋が3本並んでいた。
「濡れ過ぎですよ、このくらいで」
「も、もう良いじゃないですか。デッサンに戻りましょう」
「そうですね」
あっさりと手を離して立ち上がったのでニアは拍子抜けした。体の芯が疼いて
まだ何かを求めていた。L先生は筆を手に取る。ぴくりとニアの肩が震えた。
ローションの瓶を取って、からからと振る。
「ああ、ローションが切れてますね」
「そ、そうですか」
ほっとした。けれどL先生は近づいてくる。何?
「ここにローションがありますね」
「あっ」
L先生はニアの足を開くと、太い筆で花びらを撫でた。なんともいえない
感触に、ニアは身をよじらせる。
340L×ニアで職権乱用記 5日目:2009/01/18(日) 09:43:30 ID:HfuWvgbC0
「いや、ああんっ、あんっ」
「もう少し取りますね。我慢ですよ」
「はぅっ、ふぅっ、もう……ああん! あんっ!」
手で股を押さえようとするが、L先生は片手でどける。なぜかニアの
花びらに顔を寄せた。蜜壺から取ればいいのに、花びら全体に
触れてニアの性感を高めていく。筆先で、特に花心を丹念になぞった。
「良いローションが取れそうですよ……」
「あ! ああああんっ!! あんっ! いやああんっ!!」
びくんびくん。跳ねた調子に花びらがL先生の鼻を埋めさせる。こほ、と
L先生が咳払いをすると
「見ましたよ。ばっちりと。ニアはあんな風にイクんですね」
愛液に濡れた鼻先を指で拭き取る。
「いやぁ……」
L先生の辱めに、ニアは息を枯らしながらもつぶやく。股を閉じようとしたが
L先生の腕が許してくれない。
「何が嫌なんですか。ほら、ここなんてまだぴくぴく動いて」
「お願いです……許してください……」
「許せませんねぇ」
「え?」
「ニア、あなたが悪いんですよ」
言ってL先生はニアを乱暴に押し倒した。急な態度の変化にニアは
驚いて固まる。男の指がニアの乳房をつかみ、縦横無尽に舌が這っていく。
乳首を吸われ、秘所を指でいじられ、ニアの体は再び律動を始めた。
「や、やぁぁっ、L先生、やめ……っ」
「ここは入りそうですかね」
ぬぽっと指を蜜壺に入れる。ニアのそれは伸びが良く、するりと2本入った。
「さすがはニア。受け入れが上手そうですね」
L先生はせわしなくズボンを下ろすと、ニアの花びらに男自身を
あてがう。何をしようとしているか察したニアは体をよじって
逃げようとする。
「あなたが悪いんですよ。そうやって男を誘うから」
「や、いやです、いやですっ!」
本気であらがうニアだったが、男の力には敵わない。ぐい。蜜壺の
入り口に熱いものを押し当てられて血の気が引いた。
「いたっ! 痛い、痛いっ」
「これだけ気持ちよくなったんだから我慢しなさい」
「いや、先生やめて。いやあああっ……!」
L先生は構わず腰を進める。半分くらい入ったところで観念したのか
ニアは抵抗をやめた。
------涙が頬を伝う。
「こんなの、酷い、です」
ぐぐっと奥まで入る。こんなの酷い。レイプだ。
そう思うと何も感じなかった。痛みがあまりないのが幸い、というくらいであった。
絶望感に浸りながら、ニアは無表情になる。まだ指しか入ったことのない場所に
男が侵入してくるのが分かる。
L先生はにやりと笑った。
341L×ニアで職権乱用記 5日目:2009/01/18(日) 09:43:54 ID:HfuWvgbC0
「動きますよ?」
注送を開始する。膣の中をぬるぬると伝う男自身に、やはり何も感じない……。
「……あ」
ぴくん。ニアの腰が動いた。
「あ……ああん。そんなぁ……」
ニアは体をよじらせる。L先生は嬉しそうに腰を動かし、ニアの花びらを
愛撫するようにする。ニアはたまらなくなって叫んだ。
「だめ、いや、そこはダメですぅ……っ!」
「レイプされて感じるなんて、やっぱり淫乱ですね、ニアは」
「ふぁっ、ふぅん、言わないでぇ……いやぁ」
「いやがっていませんよ。こんなに濡れて、感じてるじゃありませんか」
「違います。違うんです……」
「素直じゃない子はおしおきですよ」
「! あんっ、ああんっ、ダメっ」
L先生の愛刀はニアの蜜壺の中のあらゆる場所を探った。そのたびにニアは
たまらない心地になり悲鳴をあげる。甘い声がアトリエ内に響き渡った。
性的な何かがすべて、室内に充満しているかのようであった。
腰を振りながら、ニアは今まで感じたことのない快感が押し寄せて来るのを
予感していた。L先生も息を吐きながら無我夢中だ。
「ニア、きつい……です。たまりません」
「はぁん、はあっ、ああんっ、せんせぃっ」
L先生がニアの唇を吸おうとする。ニアはいやいやとしてそれを退けた。
代わりに首筋を吸われて、さらに声が高くなる。
「あんっ、あはあ、あんっ……!」
膣内に熱いたぎりがぶちまけられる。ニアは体を反らした。
「あああっ! あん、ああああああんっ------」
本当の絶頂を迎えて、ニアはぐったりと身を横たえた。
「今日はデッサンになりませんでしたね。明日も来て下さい。日曜ですが
アトリエは開けておきます」
そう言っただけで、L先生は押し黙るニアを気にもせず、キャンバスに
向かっていた。
女子トイレに入る。ショーツを下ろすと赤い色がかすかについていた。
そういえばひりひりする。思ってニアは顔を覆った。
性欲に負けてしまった。よがって喘いで男を欲しがって。これでは
レイプされたなんて言えない。
------初めては、大切にしようと思ってたんですけどね……。
心の中でつぶやきながら、ニアは処女の自分に別れを告げた。
342ほのぼのえっちさん:2009/01/18(日) 09:44:45 ID:HfuWvgbC0
今日は以上です
読んで下さった方、レスくださった方、ありがとうございます
続きはまた今度
343ほのぼのえっちさん:2009/01/18(日) 23:14:44 ID:ZmRHwH32O
>>336
そかそか
まぁ人の波があるのは当たり前だもんね

そして神GJ!!!
344ほのぼのえっちさん:2009/01/19(月) 00:59:59 ID:QUksICSKO
ずっとROMでしたが楽しく読ませて貰ってます
続き期待してます!
345ほのぼのえっちさん:2009/01/19(月) 09:44:35 ID:SUeE9TUB0
投下します
パラレルL×ニア ラブオチ無し
ニアやられっぱなし注意

346L×ニアで職権乱用記 6日目:2009/01/19(月) 09:45:31 ID:SUeE9TUB0
「あれ? 今日も登校してるんだ」
アトリエに向かう途中ジェバンニ先生と出会った。毒のないさわやかな笑みが
黒い感情うずまくニアには眩しい。
ジェバンニは優しくてハンサムなので女性徒に人気があった。工作部の部員も
大半は彼目当ての女性徒で占められているほどだ。だが本人は鈍く
毎日ボトルシップにご執心のようすである。
「聞いたよ。L先生の「スイート100選展」のモデルに選ばれたんだって?」
「はい」
さすがに毎日女性徒がアトリエに入り浸るのはまずいので、表向きの理由は
そういうことになっていた。もっとも、L先生は着衣姿のニアのデッサンも
取っていて、そこから使う気ではあるらしいのだが。
「頑張ってね。工作部のことは気にしなくていいから」
「はい。あの……ジェバンニ先生」
「うん?」
優しい表情。ニアはぶんんぶんと首を横に振った。
「何でもない、です……」
さすがに、L先生にレイプされたとは言えなかった。
「? 悩みがあったらいつでも言って良いよ」
「はい」
言いながらも、ニアは孤独に沈んでいた。
だが、その無表情から苦痛を読み取ってくれる者は、誰もいなかった。

「今日も全裸になってもらいます」
スケッチブックを手にL先生は告げた。日曜の学校は静かだった。生徒の声が
しない学校には違和感がある。人気がないとはいえ、カーテンはしっかり閉じられていた。
無理もない。これから起こることは、隠す必要があることなのだ。
「あの……先生」
「何ですか?」
L先生は昨日とどこも変わらない、平然としたようすで言った。
「もうそろそろ、デッサンを終わっても良いんじゃないでしょうか。その、
もう4冊目ですし」
347L×ニアで職権乱用記 6日目:2009/01/19(月) 09:46:26 ID:SUeE9TUB0
「そうですね……」
L先生はかじかじと2Bのえんぴつをかじった。
「分かりました。スケッチは今日で終わりにして、ワタリ氏に送ります。スイーツ
100選展の方は着衣のままモデルをしてもらいますので。大変ですが
頑張ってくださいね」
ほっとする。これ以上L先生にいやらしいことをされずに済むのだ……
そう思うと嬉しかった。
ニアはL先生の前で脱ぐと、毛布の上に座り込む。真っ白な、赤ん坊のような
素肌が光に反射されて輝いていた。じっとりとしたL先生の視線に
ニアは体の芯が熱くなっていくのを感じた。
L先生は筆を持つ。
「さあ、胸を出して」
「はい……」
言われるままに胸を差し出す。太い筆でローションを塗られ、ニアの
乳首が立ち上がる。しつこいほど丁寧な塗り方に、ニアの息があがっていく。
「はぁ、あ……んっ」
「また感じているんですか?」
「……違います……っ」
首を振る。頬が上気していくのが分かる。
「では四つんばいになって、こちらに顔を向けて下さい。雌犬のポーズですよ」
「……はい……」
ニアは言われるままにL先生にお尻を向けた。L先生は滑らかな尻に
手をすべらせる。
「ゃ、だぁ……っ。触らないで、せんせぃ……」
「少し触られたくらいでそんなにお尻をくねらせて、ニアは本当に淫乱な子ですね」
大きな、骨張った手でニアの美尻を撫で回す。
「違っ……」
「違いません」
顔がかあっと赤くなる。どうしよう。私、本当に淫乱なんだ。体の奥が
疼いて疼いてどうしようもない。蜜が溢れてくるのが分かった。L先生からは
丸わかりだと思うと、さらに頬が紅潮していく。
「そう。こうやって尻を突き出しておいてください」
ぱちんと軽く叩くと、冷静な声で言う。ニアは急に現実に引き戻された
気がした。
「その感じている顔、とても良いですよ。魅力的です」
スケッチブックを手に取る。さらさらと鉛筆を滑らせた。真っ赤になった
頬を見られるのが恥ずかしく、L先生の言う「感じている顔」をしているのが
恥ずかしく……馬鹿な。さらにじわっと愛液がしみ出すのが分かった。
「濡れてますか?」
「……いいえ」
「怪しいですね」
「そんなことよりスケッチに集中して下さい」
「……」
L先生は手を止めた。何かまずいことを言っただろうか。びくついて
しまう自分に嫌悪感を覚える。
「ニアは生意気な子ですね」
「え?」
「そんな子にはお仕置きです」
言ってスケッチブックを置き、両手でニアの尻を掴む。逃げようとしたが無駄だった。
くちゅり、と指を花びらに埋める。急な刺激にニアは声を上げる。
「ああっ!」
348L×ニアで職権乱用記 6日目:2009/01/19(月) 09:47:49 ID:SUeE9TUB0
「ほら、濡れてるじゃありませんか」
「やぁ、やめてくださいっ」
ずぶずぶと指を2本、蜜壺に沈める。昨日処女を失ったそこはまだだいぶ狭かった。
にちゃにちゃとL先生は指を動かす。ニアは四つんばいになったまま腰を
動かす。
「あんっ!やぁ、ああんっ」
「お仕置きはこっちじゃないです」
「え?」
ぱちん! ニアの尻が何かに叩かれた。驚いて振り返ると、定規を持った
L先生がいた。
「あん、あああんっ……やぁ、痛い……っ」
ぱちん! ぱちん! 何度も叩かれながら、俯き、ニアは屈辱に耐えていた。
白いお尻に赤い跡がいくつもついていく。
「快感と不快刺激を同時に与えると、不快刺激→快感、と連想して
しまうようになるんです。ほら、もう濡れてきている」
透明な液体がニアの太ももを伝う。ニアは許せなかった。男を欲しがり
L先生の指をぎゅうぎゅう締め付ける自分の蜜壺が。
「ああん、ダメ、あはぁんっ」
「許して欲しかったら言うんですよ。「生意気言ってごめんなさい」って」
「な、生意気言って……」
ニアはぎゅっと目をつむる。
「ごめんなさい……」
理由は分からずとも、もう終わらせて欲しかった。
一旦火のついた体の熱を「終わらせる」にはどうすればいいのか、ニアは
身を持って知っていたけれど。
「良いでしょう。素直なのは喜ばしいことです」
定規を置く。L先生はぬちゃりと指を引き抜いた。一本一本、
手に付いた愛液をなめとる。
「汚いです、そんなの……」
「汚くはないですよ。ニアのここはきれいですし」
言って花びらにキスをする。生暖かな感触にニアは声を上げた。
「あっ、あ、やぁっ、なめないで……!」
「美味しいですよ」
ぺちゃぺちゃといやらしい音がする。
「なめとってもきりがありませんね。どんどん出てくる」
「やぁ、いやあっ、あんっ……ああああん!」
ニアはぐったりとその場に崩れ落ちる。
349L×ニアで職権乱用記 6日目:2009/01/19(月) 09:49:08 ID:SUeE9TUB0
「その体勢良いですね。スケッチしましょう」
もうどうでも良かった。デッサンを取るL先生は平然としているように
見えた。書き終わったら、再びニアに近づいてくる。唇を奪おうとした。
「いや……!」
ファーストキスまで奪われるのはさすがに嫌だった。ニアは激しく拒絶する。
L先生はかちゃかちゃとベルトを外すと、男性自身を取り出した。
「二択です」
「はい?」
「キスをさせるか、なめるか、どちらかです」
「!」

初めて近くで見る男性器に、ニアはごくりと息を呑んだ。
「ファーストキスもまだだというのに、男性をくわえ込むなんて
淫乱そのものですよ」
「いやです……言わないでください」
涙をのんでL自身を口でくわえた。言われるままに舌を駆使し、手で
擦り上げ、どうか早く終わってくれますようにと祈った。Lのそれが
硬度を増し、太くなってくる。息が荒くなるのが分かった。先生に
やり返せているようでそれが少し嬉しい。
「くっ……出ますよ……っ」
口の中に放出された。苦い、と思いつつニアは飲み込む。良い子ですねと
L先生は頭を撫でた。
「次はニアの中にたっぷり出してあげますね。さ、お尻をこっちに向けなさい」
「L先生、スケッチは……」
「野暮なことは言わないでください」
「はあ」
野暮だろうか……? ニアは疑問に思った。そのために自分はここにいるのでは
無いだろうか? 疑問はL先生の指にさえぎられた。よつんばいになったニアの
花びらをこねくり回しながら、L先生が言う。
「ニア。入れて欲しいときはちゃんと「L先生のお○ち○んが欲しい」と
口に出して言うんですよ?」
「何ですかそれ……っ。はぁ、ああん」
「もうそろそろこれが欲しいでしょう?」
ニアは首を横に振った。さすがに認められないことだったが、そう思う時点で
認めてしまっている。L先生はわざとらしく
「おや? 欲しくないんですか?」
「いりません……デッサンをしてっ……くださ、ああんっ」
ぬちょぬちょと手でこねくり回されながら、ニアの体の奥は疼き、
男性自身を欲しがっていた。
「本当ですか?」
「あはぁん、やぁん、ほんと……っ、です」
「説得力のかけらもないですが、まあいいでしょう」
言って四つんばいのニアを背後から抱き上げると、蜜壺に男自身を突き刺した。
「ああっ! んーっ、あふぁあん」
「動いて欲しいでしょう……?」
背後のぬくもりとずぶずぶ刺さっていく男性器に、ニアは喘ぎながらよがる。
快感で頭が真っ白になった。
「やっ! あんっ、ああんっ」
ぴくんぴくんと身をそらす。背後からニアの胸を掴む。首筋にキスをした。
「ほら、言いなさい。動いて欲しいって」
350L×ニアで職権乱用記 6日目:2009/01/19(月) 09:49:42 ID:SUeE9TUB0
「やぁ……ああんっ、お願いっ、嫌ぁ……っ」
「言わないとこのままですよ。あなたも私もイケません」
「いやです……っ」
「全く、強情な子ですね。じゃああなたから動くんですよ」
言って腰を持った。一旦抜くと、体勢を変える。毛布の上に座るL先生と
向き合う形になった。きっと勃ち上がった男性器を、ニアはとろんとした目で眺める。
「ほら、入れて下さい。あなたの欲しい物ですよ」
「あ……」
ニアはそれをつかむと、迷うような目をしたが、ゆっくりと腰を動かした。
ずぶり。自分の蜜壺にL自身を挿入していく。ずぶずぶくちゃくちゃと
淫靡な音がした。
「やぁ……入ってく……」
「良い子です。ご褒美ですよ」
言ってニアの顎をつかむと唇を奪った。ニアは驚いた顔をしたが、
次いでショックで泣き出す。L先生は気にせず腰を抱き、激しく動かす。
「ひっく……あああんっ、あふぅ、やだぁ……もう、やだぁ……」
腰を振りながら泣いている。
「あなたの初めては、まだもう一つ残っています。それもいただきますよ」
「あんっ、あはぁんっ、あんっ……ひっく」
「仕方のない子ですね」
抱きしめる。ニアは身をよじって逃げようとしたが、手に力を入れられては
どうしようもない。ぬくもりに全身が、肌自体が性感帯になったかのような感覚だった。
「ああ、あんっ、あああん!」
「くっ……」
ニアの体の奥に白濁液が発射された。ニアはくったりと身をL先生に任せたが、
止まらない涙が頬を伝っていた。

「では送っておきます。明日から1週間は着衣のままモデルをお願いします」
L先生は別れ際にそう言った。結局、デッサンは見ないままだった。
見返したら恥ずかしくて死にそうになるのが分かっていたからだ。
「これで、終わり、ですかね……?」
たぶん違うだろう。そんな予感がした。
その予感に、ニアの体はまた熱が灯っていた。
351ほのぼのえっちさん:2009/01/19(月) 09:50:51 ID:SUeE9TUB0
今日は以上です
読んで下さった方、レスくださった方、ありがとうございました
続きはまた今度
352ほのぼのえっちさん:2009/01/19(月) 23:51:05 ID:9R0YHtPs0
ハァハァたまらんニアたんハァハァ
353ほのぼのえっちさん:2009/01/20(火) 13:16:11 ID:shX+WSVE0
投下します
パラレルL×ニア前提のメロ×ニア注意
354L×ニアで職権乱用記 7日目:2009/01/20(火) 13:18:30 ID:shX+WSVE0
甘く見ていたのだと思う。状況を。

「スイート100選」のモデルが着衣のままとはいえ、終わった後には
性交渉を要求されることには違いなく、私は100万円で身を売った
ような生活に、嫌なことに、慣れつつあった。
L先生は避妊は一切せず、どこから持ってきたのか低容量ピルを飲まされる
ことになった。今まで健康そのものだったので、始めは薬を飲むことにも
抵抗があったが、慣れてしまうとどうってことのないことだった。
ワタリの選んだ絵は意外なことにセーラー服上だけショーツ着用のもので
それなら脱ぐ必要無かったんじゃと思うけれど、今更言っても詮無いことである。
言葉責めも、定規で叩かれることにも慣れてきた頃、その事件は起きた。


「どういうことですか、これは」
「簡単です。見つかってしまったのですよ」
全然動じていない様子でL先生は言った。アトリエに常時敷かれた毛布の上に、
見慣れた男子生徒が縛られ転がされていた。鋭い緑の瞳にかかるように
猿ぐつわを噛まされている。1週間ほど前に私に告白(?)しようとした
男の子だった。
名前は確か、メロといったか。
「見つかってしまったって……」
不安に身を震わせる。こんなことが世間にばれてしまったら。親、クラスメイト
……もう生きてはいけない。
「この男子生徒、メロというんですが、あなたのことが好きなんですよ。
ナイト気取りで私に食ってかかりました。ので縛ってあります」
355L×ニアで職権乱用記 7日目:2009/01/20(火) 13:19:01 ID:shX+WSVE0
「んーっ! んんーっ!」
何か言いたげにしている。だが分からない。
「……」
ニアはマットの言葉を思い出していた。「あいつ、いい奴だよ」------
「やらせてあげてはいかがですか」
「は?」
L先生の意外なことばに、思わず聞き返す。
彼は男子生徒を指さした。
「やらせてあげてください。あなたのことが好きなんですよ」
「それは……共犯にする、ということですか」
「まあ、平たく言えばそうです」
否定はしなかった。メロは必死で動いて縄を解こうとするが、うまくいかない
ようだった。
私を助けようとしてくれたんだ。あんな生意気な口をきいた私を。
そう思うと、共犯になど出来そうにない。
「お断りします」
「そうですか」
なら無理矢理にでも、と言うかと思ったが、意外とあっさり諦めた。暢気に
机の上のクッキーをかじる。
「ではメロに見てもらいましょう。私たちが楽しんでしているところを。
そうすれば「誤解」も解けるでしょう」


L先生に言われるままに、スカートをすとんと脱ぐ。ピンク色のショーツが
現れた。いつものことだったが、今日はギャラリーがいる。L先生は
慣れてきたが、会ったばかりの男子生徒に見られるのは恥ずかしくてたまらなかった。
メロはまだ何か呻いていた。地上に上げられた魚のようにロープで縛られた体を
動かす。手首は擦れて赤い痕が付いている。
L先生は手つきだけは優しく、ニアを背後から抱きしめた。肩を押して
その場に座らせる。一緒に座り、L先生の膝にお尻を載せる形になった。
「さあ、見せてあげなさい。あなたのエッチなところを」
「えっ……」
「分かりませんか? ショーツを脱いでお○○こを見せておあげなさい。
男の子の夢ですよ」
「……嫌です」
「ニアは仕方のない子ですね」
言いながらショーツに手を入れた。暴れるががっしりと背中から
抱きしめられて動けない。くちゅくちゅと、すぐに淫靡な音が
し始めた。
「……っ、ぁ……」
メロの目線は釘付けになっている。辛そうな目に、ニアは声を懸命に堪えた。
「声を殺すなんて、あなたらしくもない。いつもあんなに鳴いているのに」
言いながらL先生の指はニアの大事な場所をかき回していく。性感帯が
どこにあるかを周知している愛撫は、見られているという興奮も相まって
ニアの性感を徐々に高めていく。
「……っつ、あふぅ……やぁっ……」
「ほら、見てください。メロの股間を」
356L×ニアで職権乱用記 7日目:2009/01/20(火) 13:19:31 ID:shX+WSVE0
「……っ!」
メロの股間はズボン越しにはっきりと大きくなっていた。ニアは初めて
男性という性に嫌悪を覚える。助けに来てくれたと思った自分が馬鹿だった。
この少年も所詮、いやらしいオスには違いないのだ……!
「メロ」
L先生はあくまで優しく語りかける。
「見たいですよね? ニアのお○○こ。あなたニアのことが好きなんでしょう?」
「んーっ、んんん! んーっ!」
「何言ってるのか分かりませんね。良いでしょう、ここは防音ですし……
ニア、メロの猿ぐつわを取ってあげてください」
ニアは言われたとおり猿ぐつわを取る。少年は激しく咳き込んで、
キッとニアをにらみ据えた。
「本当に同意の上なんだな?」
ニアはどきりとした。「え?」
「俺にはどうもそうは見えない。見ちまったんだよ。泣きながらあいつと
やってるとこ」
「それは……」
「同意の上ですよ、メロ。……さあ、こっちに来なさいニア。
気持ちよくしてあげましょう」
ニアはメロから目が離せないまま、こくんと頷く。
「はい……」
ニアはこの少年に気づかれたことが怖かった。鋭い眼光も。いけないと
思いつつ、L先生に逃げた。
これは同意の上なんだ。我慢するしか無いんだ……
「良い子ですね」
「お、お願いします……」
愛撫を求めるときはそう言えと常日頃言われていた。ニアには屈辱的だったが、
今は効果的にメロを遠ざける魔法の言葉に聞こえる。
「ちゃんとショーツを脱いで」
「はい」
「座って股を広げなさい。メロにようく見えるようにですよ」
「……はい……」
ニアは言われたとおりにすると、指で花びらを開き見せ付けるようにした。
十分濡れているそこが、同意の証のように思えたからだ。だがメロは
顔を逸らした。
「くだらない」
つばを吐きそうな勢いでメロは言った。
「……え?」
「バカップルの羞恥プレイに付き合ってなんかいらんねぇよ。これ外せ」
357L×ニアで職権乱用記 7日目:2009/01/20(火) 13:20:14 ID:shX+WSVE0
「……」
ニアの心はずきりと痛んだ。メロに同意の上だと納得してもらう。作戦には
成功したのに、何だか腑に落ちなかった。
「外しても構いませんよ。その代わり、メロにも気持ちよくなってもらいます」
「はぁ? イカレてんのかよお前。この淫行教師が!」
「ニア」
「はい」
「メロのお○ん○んを入れてください。そうしたら、この生意気な
口も収まるでしょう」
「ちょっ……」
「言っておきますが、これが世間にばれたらあなたもただでは済みませんからね。
誰があなたを守ると思います? 学校で教師と淫行していたあなたを。
今のままでいれば、あなたは普通に学校を卒業して、変な噂にもまとわり
つかれずに良い大学に行けるんですよ?」
ニアは少し考えた。レイプの被害者が泣き寝入りすることが多い理由が、
ニアの頭の中でぐらぐらと揺れていた。
そして結論は出た。
ごくりと唾を飲み込むと
「分かりました……」
「って、おい! ニアっ」
「ごめんなさい、メロ……」
言ってズボンのファスナーを下ろす。ブリーフの中の男性器は半分以上勃っていた。
ニアはメロのものを取り出すと口に含む。若い男根はすぐに凛と勃ち上がった。
股を開き、のしかかるようにして、ニアは女性器にメロの男根を埋めていく。
ニア主導になるが、幸いなことにL先生で慣れていた。
体は正直で、メロ自身も腰を動かし始めた。丁寧なL先生とは違う、
乱暴だが激しい突きにニアはとろんとなる。
「はぁっ、あんっ、あはんっ」
「くっ……ううっ、はあっ」
「どうですかメロ。好きな女の子にレイプされる気分は」
L先生は悠々と紅茶を淹れて休憩していた。
「くっ……くそったれ!」
叫ぶ。だがニアが上で喘いでいては、あまり説得力がなかった。
「ニア。口をふさいであげなさい」
ニアはふっくらとした唇を、メロの唇にあてがった。メロの頬が
かっと赤くなる。
「お前なんかにされたくねぇよ!」
上身を起こそうとするが、縄でうまくいかない。
「ごめんなさい」
うるんだ目に、メロはチッと舌打ちをする。
「ああん、あんっ、あはぁんっ」
「ニアも楽しんでいるようですね。メロのものが気に入ったみたいです。
若いって素晴らしいですね」
「……はぁ、はぁ……ッ!」
メロの熱いたぎりがニアの膣内で踊る。二人は同時に達して、床にもつれ込んだ。
358L×ニアで職権乱用記 7日目:2009/01/20(火) 13:32:57 ID:shX+WSVE0
「分かってますね。あなたもやったのだから同罪ですよ」
縄をほどいてもメロは何もしなかった。ニアをちらりと見ただけで。
ニアは少年の視線にびくっとなり、すぐに顔を逸らした。
「レイプでやったって言えんのかよ」
「日本では女性がレイプされた時の法律はありますが、男性にはありませんよ。
ニアがあなたにやられたと言えば、あなたがニアを強姦したことになります」
「チッ。腐ってやがる」
「なんとでも。ニア、お礼を言いなさい」
「……ごめんなさい」
「お礼ですよ」
「ごめんなさい……」
せっかく助けようとしてくれたのに。ニアは胸の奥がきゅうっと
切なくなるのを感じていた。メロは鼻を鳴らすと、アトリエから
騒々しく出て行った。

メロに男子トイレに連れ込まれたのは、アトリエを出た直後のことだった。
359ほのぼのえっちさん:2009/01/20(火) 13:34:03 ID:shX+WSVE0
今日は以上です。いきなりカップリング変えてすみません。
読んでくださった方、レスくださった方、ありがとうございました。
続きはまた今度
360ほのぼのえっちさん:2009/01/20(火) 21:54:05 ID:ql+LQB600
gj!なんかよいw
ニアぁぁぁあ!!
361ほのぼのえっちさん:2009/01/20(火) 22:42:32 ID:W/6TQEDU0
311です
遅くなりましたが神
セーラーニアたんありがとうございましたーーーー!!ハァハァ白いくつしたハァハァ

そしてメロ可愛いよ…!!
362ほのぼのえっちさん:2009/01/21(水) 11:53:57 ID:QVGHud4X0
投下します
パラレルL×ニア前提のメロ×ニア
今回性行為無し
363L×ニアで職権乱用記 8日目:2009/01/21(水) 11:54:41 ID:QVGHud4X0
「メ……」
口を塞がれ男子トイレの個室に連れ込まれる。ニアは恐怖心から
抵抗も出来ず固まっていた。
「騒がないと約束するなら手は離す」
こくこくと頷くと、メロは約束通り手を離した。だが体を壁に
押しつける体勢は変わらない。さっき自分がしたことが脳裏に
浮かんで離れなかった。レイプされるならいい。もうどうでもいい。
だが殴られたりすることには慣れていない。
ニアの不安をいっぱいに浮かべたまなざしに、メロは舌を打つ。
「俺は……聞きたいことがあるだけだ」
「L先生と私のことですか?」
本当に同意の上なのか、という疑問だ。
「そうだ」
「……同意の上ですよ。これでいいでしょう。帰してください」
ニアは目を逸らした。まっすぐな少年の目が胸に痛い。
「そうは見えない。だったら、なんで俺を縛る必要がある? 俺を……
その、あんなことをする必要があるんだ」
口ごもる。さっき抱き合っていた彼とは違う印象を受けた。
ニアは男性を「こんなもの」と思った自分を恥じた。自分とて、
L先生の行為に嫌々ながらも感じていたのだ。
私たちは------性欲によっても縛られている。
「さっきのことは謝ります。けれど、これ以上私たちのことに
口出しはしないでください」
「できるか! あんなエロ教師に、その……とにかく、ちょっと来い!」
「どこへ行くんですか」
「ここで話してたら誰か来るかも知れないだろ? マットの家。あいつ、
一人暮らしだからさ。俺んち親いるし」
「3Pですか」
「馬鹿野郎っ。あんな奴と一緒にすんな!」
「……ごめんなさい……」
手を引っ張られて、ニア達は男子トイレを出た。
364L×ニアで職権乱用記 8日目:2009/01/21(水) 11:56:35 ID:QVGHud4X0
マットの家。1DKの和室にちゃぶ台の上にはオレンジジュースが載っている。
メロのおおまかな説明に、「やや、おふたりさんうまくいったの?」などと
ふざけていたマットも真顔になった。ストローをすすっているニアを
気遣うようすで見つめる。
「ニアちゃん。答えたくなかったら、答えなくても良いんだけど。……その、
メロの言っていることは本当なの?」
マットとメロの視線が集まる。
「……」
こくんと頷く。さすがにここまで来て、隠し通すことも出来なかった。
ニアは震える声で、手短にこれまでの経緯を話す。男の子を前にして
性的なことを話すのには抵抗があったがやむを得ない。
「でも、私が悪いんです。ちゃんと拒絶してればこんなことには……」
「そんなの15の女の子には酷だよ。L先生が卑怯だよ。怖かったんだろう?」
「……はい」
俯くと涙が一筋こぼれ落ちた。マットは腫れ物を触るかのように
「とにかく。オレたちが知った以上、こんなことを続けさせるわけにはいかない。
メロ、放課後交代でもいいから一緒に登下校できるな? オレも部活しばらく休むから」
「俺がついてる」
「OK」
ぐっと親指を立てる。
ひょっとして助かるんだろうか……? ニアは二人を交互に見つめて思った。
マットはニアに向き直って真顔で言った。
「ニアちゃん。L先生を訴えるかい? 確実に勝てるよ。けれど、ニアちゃんを
心ない噂で苦しめる人も出てくるかも知れない。裁判で嫌な思いをするかも
知れない……それでもいいなら、協力する。もちろん、登下校はどっちにしても
やらせてもらう」
しばらく悩んで、ニアは俯いて言った。
「……私は。L先生がどこか遠くに行ってくれたら、それだけで」
ぎゅっと拳を握りしめる。
「こんなこと、親にもクラスメイトにもばれたくなんか無いです……」
「俺はそれじゃ納得できない」
「メロ」
二人は顔を上げた。メロは歯をくいしばっていた。握った拳が震えている。
「あいつのやったことは最低だ。罰が下らないと納得できない」
「メロ。ニアが良いって言ってるんだから」
「だからって!」
「落ち着けよ。一番傷ついてるのはニアちゃんだぜ?」
「くっ」
「ごめんなさい……」
「……っだからなんでお前が謝るんだよ!」
「あーもう待てって。誰もLに仕返ししないなんて言ってないだろう?」
ふたりは顔を見合わせた。
365L×ニアで職権乱用記 8日目:2009/01/21(水) 11:57:47 ID:QVGHud4X0
「ニアちゃんが言ってた「ワタリ」で、ひっかかることがあるんだよね」
ノートパソコンをちゃぶ台の上に置き、マットは凄い勢いでワイミーズ学園の
データをハッキングしていく。ニアとメロはマットの左右から画面を
覗き込んでいる。
「結論から言うと、「ワタリ」は「キルシュ・ワイミー」のニックネームなんだよ。
親しい間柄のみのね」
えっ、とニアは声を上げた。
「じゃあ、裸婦画を集めてるのは学園長……!?」
「いや、ワイミー氏の収集している絵画が裸婦画のみだなんて情報はどこの
ネットワークにもない。闇ルートにもね。ついでに言うとこの人は
一度も結婚していない。100万円がはした金というのは本当。
おまけに、誰に聞いても良い噂しか出てこない不思議な人だよ。
------こういうのは何だけど、騙されたね」
「……」
ニアの顔から血の気が引いていった。じゃあ自分は今まで……辛かった
ただれた日々のことが脳裏によみがえる。メロが心配そうにニアを
覗き込んだ。
「おい、大丈夫か」
「……」
「だけど良い情報もある。ワイミー氏はL先生の画家としての後押しを
している存在だ。今回の件がワイミー氏に伝われば、L先生は援護を受けられなく
なるかも知れない。
これは新人画家にとって大きな痛手だよ。
けれど、オレたちはまだ子供だ。下手に動かず教師に間に入ってもらったほうがいい」
ニアは鞄についた小さなボトルシップマスコットを見つめた。
悩み事があったら相談に乗ると言った、優しい笑顔を思い出す。
「ジェバンニ先生……」
「うん、彼は適任だと思うよ? 明日相談してみようか」
「はい」
ニアはほほえんで頷いた。やっと明かりが見えてきた気がした。

366L×ニアで職権乱用記 8日目:2009/01/21(水) 11:58:14 ID:QVGHud4X0

それからの展開は早かった。ジェバンニ先生から学園長に話が伝わり、
L先生の解雇(表向き自主退職)が決まった。事情を知らない多くの生徒が惜しんだが
L先生自身はあまり気にしていない様子だった。マットが調べたデータによると
ワイミー氏からの援護も打ち切られたようだ。
「プレゼントです」
最後の日、L先生はニアとメロを呼び出してスケッチブックを差し出した。
「捨てるなり燃やすなり好きにしてください。誓ってこれで全部です」
メロの背後に隠れたニアに微笑みかけ、メロに紙袋を渡す。
メロはまっすぐな目でL先生を見据える。
「俺はな、お前を殴ってやりたい」
「でしょうね」
「けれど殴るつもりはない」
「おおごとになりますからね。そういう冷静さは大事ですよ。……ニア」
「はい」
「あなたは引っぱたいて良いですよ。女の子にふられたと周囲には言います」
バチン!!
ニアは無言でL先生の頬を張った。いてて、と頬を撫でると、
やはり平然として言った。
「それでは、ふたりともお元気で」
最後までふてぶてしい奴だったと、その後メロは言った。

「やっぱり殴っておくんだった……!」
一緒に下校しながらメロは言う。駅近くまで続くワイミーズ学園の
長い塀。この中で理不尽なことが行われたとは、ニア達以外誰も知らない。
ニアは目をすがめると
「今更言っても手遅れですよ。チャンスの神様に後ろ髪は無いんです」
「くっ」
「私は手が痛いです……」
「んだよ。見せろ」
ぐいと手をつかむ。ニアはびくっとなった。メロはそのようすに
「悪い」と言って手を離す。
メロとマットにより男性に対する恐怖心はだいぶ薄らいでいたが、
やはりまだ、突然の接触には慣れなかった。
思い沈黙がふたりを支配する。ぴんと張った空気を破ったのはニアだった。
「メロ」
「何だ」
ニアは学ランの裾をぴっと引っ張る。
「こうしてたら痛くないです……」
「……」
「本当です」
真っ赤になって俯く。脈拍が跳ね上がった。メロは不機嫌そうに
そっぽを向くが、振り払おうとはしない。心なしか頬が赤かった。
「そうかよ。じゃあ掴んどけ」
「はい!」
にっこりと笑う。ニアが久々に浮かべた、満面の笑みだった。


「何かご不満なことがあったのですか」
Lの部屋で、ワイミー氏はそう尋ねた。
「別に」
「あなたが意味もなく女性徒に手を出すとは思えません」
油絵の具の匂いが充満する部屋で、Lはキャンバスに触れた。描きかけの
キャンバスの中で、ニアが硬い表情をしている。
「ただ……退屈だったんだ」
低い声でつぶやくと、カッターを振り下ろし、絵画の中の少女を切り裂いた。
367ほのぼのえっちさん:2009/01/21(水) 12:00:41 ID:QVGHud4X0
「L×ニアで職権乱用記」おしまいです
読んでくださった方、レスくださった方、ありがとうございました。
368れくた:2009/01/21(水) 18:23:33 ID:FqEZmjkOO
私もニアに騎乗位で犯されたい
369ほのぼのえっちさん:2009/01/22(木) 01:42:45 ID:cJScANCP0
鬼畜なのか嘘つきなのか……
L先生が切なかったです

ありがとうネ申!
370ほのぼのえっちさん:2009/01/26(月) 19:00:36 ID:LwuW7fKS0
ニアがどんな状況でも助けてくれるメロとマット。
やはり、一枚上手だったL。
素敵なラストだったなぁ。ひょっとして、プロですか…?
371ほのぼのえっちさん:2009/01/26(月) 21:15:32 ID:28HXBX2/0
自分が携帯小説ぐらいしか読んだこと無いです宣言か…
ばかか?
372ほのぼのえっちさん:2009/01/26(月) 21:23:29 ID:qAkeC5Uc0
唐突ですが「死神の殺し方 9日目」を投下します。
前回読んでくださった方、レス下さった方、ありがとうございました。

YB倉庫で月が勝利したifの世界。21禁
カップリングは魅上×ニア 服を着たまま 
※注意!!
・原作に沿った死にネタあり
・ニア輪姦表現あり

苦手な方はスルーお願いします
373死神の殺し方  9日目:2009/01/26(月) 21:38:48 ID:qAkeC5Uc0
SPK本部でニアはモニターに映る現場写真を見つめていた。
マスコミの機密情報に侵入して手に入れたものだ。
タバコの灰は、長いまま残っていた。
2010年 1月26日。高田誘拐の襲撃犯は何発も銃で撃たれていた。
しかしその反動の大きさにもかかわらず、タバコを口から離していなかった。蜂の巣となり、もんどりうって倒れたに違いないのに。
つまりは銃撃を受けている最中、意識して口元を噛みしめていたことになる。
今の世界でキラに逆らうものがどうなるか誰だってわかる。
ましてワイミーズハウスのbRなら。
地面に仰向けに倒れ、そして彼は──
──マットは──割れたゴーグルから空を見て、最後に大きく息をした。
落ちないで残っている長い灰が、マットの覚悟を証明していた。

※             ※            ※

「運動をしたわけでもないのに汗びっしょりだ」
魅上はそう言うと、眼鏡を外してサイドテーブルに置いた。
口をテープで塞がれたまま、ニアはそのレンズを凝視する。
「度は入っていない。死神の目は、普通の生活では見えすぎるのでね」
説明するような口ぶりで魅上は背広を脱ぐと、ベッドにいるニアを見下ろした。
「私を尾行する者の名もすぐに知れた。たった一人で尾行していたことを考えると、
ステファン=ラウドはよほど優秀な部下だったと見える。ミス・リバー」
ニアは露骨にいやな顔をする。
「呼び方が気に入らないのか」
魅上はネクタイを解くと、引き出しから新たな使い捨ての手袋を取り出した。
「神はお前をニアと呼んでいるようだが、私もそれに倣おう」
手袋をして近づく魅上にニアは身体を硬くする。
魅上はベッドの四隅からシーツを剥ぐと、四方から包むようにニアをくるみ、
軽々と抱きかかえた。身体をこわばらせるニアに魅上が言う。
「汗を流したほうがいい」

自分の服が濡れるのも構わず、魅上はバスタブでニアの身体を洗っていた。
魅上の力は強かった。タオルで擦られてニアの白い肌は紅く染まる。
パジャマを脱がせニアを裸にしたときも、魅上の表情に好色的なところはなかった。
今も同じだった。機械的とも言える動作で、ただ淡々と洗い、シャワーをかけるだけ。
と。
ニアの背を擦る手が止まった。
手袋のままで魅上の指がニアのうなじにそっと触れた。そして、離れた。
それは神聖な儀式を思わせた。
「……?」
「終わりだ」
思わず振り向こうとしたニアを抱き上げ、魅上はバスタブを出る。
タオルで身体を拭かれながら、ニアは洗面所の鏡で自分のうなじを見た。
魅上が触れたところには、うっすらとうっ血の跡が残っていた。
月の唇がつけたものだった。
374死神の殺し方  9日目:2009/01/26(月) 22:29:43 ID:qAkeC5Uc0
「…はい。一人だけ名前が判明しており、その者を操る手筈となっています。
…もちろん女も用意します」
魅上は携帯で話していた。裁きの相談、相手は月だ。
「……しかし神。女と言っても、悪質な犯罪者に変わりはありません。……
いえ。そういうつもりでは……申し訳ありません。……はい。了承しました。
ノートに名前を書く際、ことが始まる前には気を失うよう、書いておきます」
それが終わると、魅上は黒いノートとペンを取り出した。そして傍らに偽のノートを置く。
「削除。削除。削除。」
やがて魅上はノートを閉じた。
キッチンに向かった魅上は椅子に拘束したニアの枷を外し、
テーブルにさまざまな栄養補助剤とミネラルウォーターを置く。
それからニアの口のテープを剥がした。
「遅くなってしまったが、物を食べないと聞いたのでこれを用意した」
すべて未開封だった。ニアはいくつかの錠剤とカプセルを口に入れ、
水と一緒にのんだ。お子様ランチよりは、こちらのほうがよほど受け入れやすい。
魅上が真っ白いシーツを、先ほどのベッドに掛けようとしていた。
「食事を終えたら、朝まで拘束させてもらう」
「『高田清美。焼身自殺。自分の身辺の燃やせるもの全てを燃やし、1月26日
午後2時33分自殺』
ニアの言葉に魅上は動きを止めた。
「ノートに書いてあったことです。
夜神月は、何かあったときは尾行者を気にする素振りを見せて銀行に入るよう
あなたに指示していたと、そう言いましたね」
ニアは近づいてくる魅上を見上げた。
「しかし、例えそういう手筈になっていたとしても、高田清美を介していた以上、
彼女を亡き者にすることは話すはずがなかった。と、すれば…」
魅上の目を捉えたままニアはゆっくりと続ける。
「高田が焼身自殺するように書いたのは、あなたの独断ということになります」
そしてニアは少しだけ顔を伏せた。前髪が目にかかりニアの表情が分からなくなる。
「高田がメロにさらわれた時点で、あなたと夜神月は連絡が取れなくなった。
それでもあなたは…キラのために…完璧に…キラの代役をこなすことを考え…動いた…」
なにか思うところがあるのか、ニアには珍しい間の多い喋り方だった。
「しかし夜神月の策では、魅上照」
ニアは再び顔を上げ、魅上を睨んだ。
「あなたは2月28日まで決してノートを出してはいけなかった」
魅上の顔がかすかに青ざめる。
「ノートをよく見ると、ページを切り取った痕跡がありました。
完璧を常とするあなたなら、偽のノートにも同じ細工をしたはずです」
魅上の表情は変わらないが、動揺を抑えようとしているのが見て取れた。
「死神に確認しない限り仮設ですが、切り離したノートで殺せるなら、
それを夜神月が持っていないはずがない」
高田を殺したのがどちらか。ニアを捕らえた今、それは些細なことに過ぎない。
普通のものならそう考えるだろう。
だが魅上は違う。
過度の崇拝心、使命感、自己における完璧を求める気持ちが、キラに背いたこと、よりにもよってそれを
敵に指摘されたことに耐えられない。
「…神は…どういうつもりでお前を傍に置く…?」
独り言のような魅上の問いかけに、ニアは律儀に答える。
「現在この世界で私と対等にやり合える者は、夜神月のほかにはありえないからです」
375ほのぼのえっちさん:2009/01/26(月) 22:57:01 ID:WTbDVTg20
死神様キタワァ
376死神の殺し方  9日目:2009/01/26(月) 23:00:27 ID:qAkeC5Uc0
魅上は苦しげに訴える。
「私が理不尽に思っているのは、あのとき、YB倉庫で死ぬはずだったお前に、
23日もの猶予を与えたことだ」
「それはわかりきっていることじゃないですか。
夜神月は、敵である私に屈辱を味あわせ、怖気を震わせ、嫌悪感を抱かせたいがために、
夜ごと日ごと好きでもない陵辱を繰り返しているに過ぎ…」
「私は神からお前の監視を仰せつかっている。
しょせん囚われの身でしかないお前が、何をしようと咎めるつもりはない」
ニアの言葉を強い言い方でさえぎって、魅上はニアを睨みつける。
「だが、神を侮辱する発言は許さない」
「陵辱という言葉がお気に召さないようですね。では言い換えましょう。
夜神月は毎日毎晩、私を縛り付けて無理やり犯し続け…」
魅上はニアのパジャマの襟首を掴んでいた。
「神への侮辱は許さないと言ったはずだ!」
「真実です」
殺気すら感じる魅上の視線を受け止め、ニアは平然と答える。
「教えてあげてもいいですよ?あのキラがどんな風にして私を…」
そこまでだった。激昂した魅上はニアの両腕をつかみ、ベッドに押さえつけた。
「本当は知りたくて仕方がないくせに…」
「黙れと言っている!!」
魅上は手でニアの口を塞いだ。
強い力から逃れようとニアは身をよじった。
魅上から顔を背けた拍子に、白いうなじがあらわになった。ニアを押し付けたままの魅上の目に、赤い刻印が留まった。
魅上の呼吸が早くなる。
「は…ぁ…」
魅上の目はただ一点に注がれていた。
月の唇がつけた赤いしるしに。
「………!!」
唐突にニアの視界が白くなった。
魅上はシーツをニアの上からかぶせていた。そして全身をおおってしまうと、
覆いかぶさるように抱きすくめた。

大きな手が、シーツの上からニアを撫でていた。
ニアは逃れようとしたが、魅上の力には叶わなかった。
シャツもズボンも脱がず、靴下さえ履いたまま、魅上はシーツ越しにニアに腕をまわし、
身体を押し付けて、忙しなく手を動かして、あるいは頬ずりしていた。
黒い髪がシーツに絡みつく。
魅上は、月の触れたであろう形を清潔な木綿のシーツ越しに確かめるよう、夢中でなぞっていた。
シーツを引っ張り、浮き上がる顔や、肩、腕、背中、白い人型のあちこちに、魅上は接吻する。
やがて、腰をぐっと押さえつけると、身体を揺らし始めた。
魅上の熱い息がシーツの上からニアにも聞こえた。動きが活発になる。
そして、魅上はシーツの上からニアのうなじにある、月の口付けの跡に、正確に接吻した。
「……神……!」
魅上は、後ろに大きく背を反らした。
「…あ、あ…っ…!」
力がぐたっと抜け、同時にニアは強い腕の力から解放された。
「………」
やがて魅上はベッドから下りた。
そしてニアを拘束するとシャワー室に向かった。ニアとは目を合わさず、言葉も発しなかった。
シャワーを浴びソファに横になって魅上は、薄明かりの中で天井を見ていた。
377死神の殺し方  9日目:2009/01/26(月) 23:16:07 ID:qAkeC5Uc0
暗闇の中でニアの声がした。
「高田清美とあなたは、親しい間柄にあるものと思っていましたが、
しかしあなたは高田の死因を焼身自殺と書いた。
……あなたはもしかして、女が嫌いなんですか?」
声に侮蔑の響きはなく、それに安心したのか魅上は口を開く。
「高田は気の毒だったが、誘拐されたことは彼女の落ち度でもある。
ハル=ブルークが敵であることは最初からわかっていたことだ」
どうやら魅上は、高田誘拐をニアの指示だと思っているようだった。
「女性が嫌いというわけではない。ただ…」
魅紙はバツが悪そうだった。
こうして答えるのも、ニアへの行為の後ろめたさによるものか。 
「私は小さいころから、世の中に正義と悪が存在することに気がついていた。
悪に立ち向かい、正義を通そうとすれば、逆らうものも出てくる。
回数などわからぬほど殴られ、時には木に吊るされ、時には裸にされ、
みなの嘲笑の的とされた」
なるほどとニアは思う。
ジムで身体を鍛えるのも、
コンプレックスを克服しようとする行為の一旦であったのか。
さきほど魅上は、最後まで服を脱がなかった。
思春期に人前で裸にされ、笑いものにされたことは、魅上の心の大きな傷になっている。
「そんな中で、唯一私の味方だと信じるものがいた」
過去形で魅上は話す。
「しかし、…彼女は、私のやってきたことを、すべて否定した。
だがそれは間違っている。私もまた彼女を否定した。そして…
それからすぐに、彼女の削除が起きた」
魅上は大きく息を吐いた。
「つまり、性別は関係ない。確かなのは、悪いことをすれば報いがあると、そういうことだ」
具体的に何が起きたのかではなく、抽象的に話すのは、
それが、魅上にとって、触れたくない出来事だからだろう。
ニアはソファに横になる魅上を見つめた。まっすぐに。
「魅上照。子供のころ、あなたが行ってきた行いに、敬意を表します」
「…?」
魅上は不思議な表情で、ニアを見た。それはニアに、魅上の少年のころを想像させた。
そんな魅上を見ながら、しかしニアは続ける。
「ですが、あなたの母親が亡くなったのは、あなたが否定したからではなく、
偶然の一致に過ぎません」
うす明かりの中、愕然とする表情に、ニアは読みが正しいことを知った。
母子家庭で育った魅上が、中学のとき母親を事故で亡くしたのは調査済みだ。
中学の魅上が味方だと信じ、彼の前から消えた女性といえば母親の可能性が高い。
普段ならそれくらい気づくだろうに、ニアと接して魅上は冷静さを失っていた。
慎重にならなければ。
ニアはゆっくりと口を開く。口元に笑みを歪ませて。
「それにしても、私を使っての自慰行為とはいただけませんね。
あなたのやり方は普通とはかけ離れていて、気持ち良くはなかったです」
「………」
魅上は黙っていた。そして起き上がった。
「神に逆らう犯罪者」
凍るような冷たい声だった。
「お前は神の寵愛を受ける立場にない。お前にふさわしい相手は、お前と同じ
下衆な犯罪者だ」
寵愛とはおかしなことを言う。秘かにそう思いながらニアは、
魅上の侮蔑の視線を受け止めていた。
378死神の殺し方  9日目:2009/01/26(月) 23:25:11 ID:qAkeC5Uc0
2010年2月6日。朝。
月は会場に向かうべく、シャワーを浴びていた。
今日の会議でいよいよキラは正式に、法となる。反対意見が出ることは考えられない。
身体を拭きながら月は、身体のあちこちに、ニアのつけたキズがうっすらと残っているのを見て苦笑する。
今のニアにはもうこんなことしか出来ない。そう思えば、あの小憎らしい面も可愛く思えるというものだ。
早ければ、月曜日の夜には迎えに行けるだろう。そう考えて月は頭を振る。
どうかしてる。迎えに行くなんておかしな言い方だ。親しい間柄でもあるまいに。
月はクローゼットから背広を出し、ネクタイを締める。
結局ニアはLの器じゃなかった。
しょせんは女だ。知恵も力も行動力もLには到底、及ばない。
机の上から時計を取ると、腕にはめた。
大学にはいるときに父から贈られたその時計は、今では父の形見となった。
警察の仕事には命の危険が伴う。
幼いころから父を見て育った月はそのことをよく知っていた。
中学で二年連続してテニスのチャンピオンになったとき、月は気づいた。
健全なスポーツの試合では、命を、死を、かけるほどの危険はない。
『遊びは中学まで』そう宣言し、以降は警察官僚を目標にしてきた。
父のような警察官になりたかった。
だが今日から僕は、父親以上の存在になろうとしている
新世界の神に。
そのとき、月の携帯メールの着信音が響いた。魅上からだった。
『昨日、相談した件を実行する用意が整いました。ついては場所が圏外となり、
今夜まで連絡が取れないことを、お伝えします』

その男たちはみな、顔を隠していた。
頭からすっぽりと被る防寒帽、ホラー映画の主役を模したかぶりもの、
ヘルメット、衿を伸ばして頭まで被るタイプのとっくりセーターの者もいた。
メット以外はみな、目のところに穴が開いていた。
彼らが近づいてくると、ニアの身体をつめたい汗が流れた。
そこは倉庫だった。
ヒュー、と口笛が鳴る。
「ガイジンさんか」
男はニアの手足を縛るロープを解き、そして口元から猿轡を取り去った。
もちろん親切心からではない。
悲鳴を録り、激しく抵抗する姿を撮るためだ。
『被害者が泣き叫んだり暴れたりするほど、好評だそうだ』
魅上はニアを縛るときそう言ったから、間違いないだろう。
『そういう、下衆な者どもを削除するのが罪だというなら、耐えて見せろ』
「ニホンゴ、ワカリマスカー?」
いわゆる、外国人の使うカタコトの日本語で
防寒帽の男は品定めをするように、ニアの顔を上げた。
「顔を近づけないで下さい。タバコ臭いです」
明瞭な日本語に男たちは一瞬動きを止め、それからどっと笑い出した。
「もしかして日本語が理解できないんですか?あなた方は」
「おい、誰かタバコ持ってるか?」
男の一人がジャンバーのポケットからタバコとライターを取り出し、
火をつけて、吸い込んだ。
そして、しゃがみこむとニアの顔にふうっと煙を吹き掛けた。
けほけほと咳き込みながらニアは顔を背ける。
そんなニアのパジャマに男たちは手を伸ばした。
379ほのぼのえっちさん:2009/01/26(月) 23:34:17 ID:O3N5yYSnO
わわわ〜!
続き待ってました

まだまだ先は長いけど・・・・
どうなってしまうんだっ!
380死神の殺し方  9日目:2009/01/26(月) 23:42:18 ID:qAkeC5Uc0
「やっぱり白いな外人は」
「足もなげえ。カメラよく撮っとけ」
「もうちょっといい反応してよ〜」
「…………」
「それじゃあマグロだよ〜、英語ならシーチキン?」
再び男はニアの顔に煙を吹き掛ける。
しかしニアは咳き込むことも出来なかった。前髪を掴まれ、口に肉棒が突っ込まれているせいで。
四つんばいのニアの後ろからも同様に、肉棒がニアの中を擦っていた。
ぱんぱんと肌のぶつかり合う音が倉庫に響いていた。
男がニアの口から陰茎を抜いた。口が自由になると、ニアは下を向いて吐いた。
べしゃべしゃと地面に吐瀉物が落ちた。
ニアの太ももには白い液体が垂れ、白い肌は泥にまみれていた。
嵐が去るのを待つように、ニアはただ、されるがままになっていた。
「ほら、いいだろ?ほら」
そういいながら後ろの男はなおもニアを突いてくる。
「なあ、どう?感じる?」
「…………くそ…」
ニアの小さな声に、男はピストン運動を止める。
「なんだって?もっぺんいって?」
「………この、へたくそ………」
男は動くのを止め、陰茎を抜いた。
「おい。ライター貸せ」
リーダー格の男の言葉に、男がタバコとライターを渡す。
が、男はライターに火をともすとニアの眼前に突き出した。
かすかにニアの身体が震えだした。
「いや……」
さっきまでと違う様子を見せるニアに、男はライターの火をニアに近づけた。
ニアは取り乱し始めた。男たちはニアの腕を押さえつける。
「ちょ、顔はマズイよ?」
「髪をちょこっと焦がすだけだって」
炎が近づき、ばたばたとニアは顔を激しく振って暴れた。
ニアの目の前で、炎が大きく揺れる。
「や……火、……火はいやっ…!」
381死神の殺し方  9日目:2009/01/26(月) 23:50:11 ID:qAkeC5Uc0
倉庫の外では、死神の目を持つ男がその瞬間を待っていた。
もう少ししたら、名前を書いて操った男が隙を見て、
周囲のものたちの顔を隠す面を剥ぎにかかる。全員の面を剥いで3秒後に死亡。
魅上は腕時計を確認し、その時間を待っていた。
と、少し離れたところにタクシーが止まった。
タクシーはすぐに走り去ったが、中から出てきた男がこちらに向かって駆けてきた。
男を削除するべきか迷ったのは一瞬で、すぐに魅上は驚きに口を開いた。
魅上には目もくれず、男は走ってくると倉庫の戸に手をかけた。

「う、…ひっく、…うぅ、くぅっ…」
戸を開けると髪の毛の焦げる臭いがした。同時に痛々しい声が聞こえた。
四人の男は一斉に戸を振り向いた。みな一様に顔を隠していた。
一人はハンディカメラを手に、男たちが群がる何かを撮影していた。
ズボンを膝まで下げ、下半身をむき出しにする男たちの下に白い肌が見えた。
大きな男たちの中、まるで子供に見えた。
少女の身体は白濁職の液体と泥にまみれていた。
ある男は顔にまたがり、その口にペニスを突っ込んでいた。
別の男は、横から覆いかぶさり、小さな乳房を弄び、もう片方の乳房を嘗めていた。
そしていま一人の男は、ニアの膝を大きく開いて、その股間にペニスを埋め込んでいた。
銀色の巻き毛の一部がちりぢりに焦げていた。すぐそばにライターが転がっていた。
首筋に。肩に。二の腕に。肋骨に。太ももに。
白い身体に、いくつもの歯形が、そして、うっ血の跡が散っていた。
だが。
ニアの目は虚ろではなかった。
戸に顔を向けたニアは、そこに月を認めるとゆっくり口を開く。
「どうして…ここに…」

※             ※              ※

『レスター指揮官。リドナー。ジェバンニ。頑張りましょう』
ニアは指にLの指人形をはめて、Lなら言うだろう激励の言葉を口にした。
だがそのとき、ニアの心はそこにはなかった。
Lキラ、Xキラを殺してしまい、ノートを没収するというやり方は
絶対にやらないと、かつてニアは宣言した。
Lのやり方でなければ、Lが浮かばれない。Lが次のものに託した意味がない。
『キラならばどうするか』を第一に考えて、キラのために行動してきた魅上が、
結果として墓穴を掘ってしまったことを、ニアは受け止めていた。
メロのおかげだった。
かつてロジャーから二人でLを継ぐよう打診されたときのことを思い出す。
『Lを継ぐのはニアだ。ニアなら僕と違って、
冷静に無感情に、パズルを解くようにやってくれる』
Lの死を聞かされてなお、一心にパズルを組み立てるニアに腹が立ったのか。
あるいは。
『うん。そうだね』いつもと違うその口調に、
それが生返事でしかないことを読み取ったのか……。
ワイミーズハウスを出て行くメロが最後に言った言葉、あれはニアに向けられていた。
『Lならばどうするか』を第一に考えて生きてきたニアに。

『自分のやり方で生きていく』

                            9日目  終わり
382ほのぼのえっちさん:2009/01/26(月) 23:53:12 ID:qAkeC5Uc0
以上です。
読んでくださった方、レス下さった方、ありがとうございました。
続きはまたいつか。
383ほのぼのえっちさん:2009/01/27(火) 09:39:24 ID:jGh+zgrv0
ニアタン頭良いんだから無駄に怒らせちゃダメよw
可哀想なんだけどハァハァしてしまった……許せ
死神様続き楽しみにしています
384ほのぼのえっちさん:2009/01/28(水) 09:12:33 ID:R0RKwM3m0
死神神キテタ!
いつも描写が精緻で素敵です
続き楽しみにしています
385ほのぼのえっちさん:2009/01/28(水) 21:06:40 ID:mueIJlvaO
ニア「わたしふわ子〜髪の毛ふわふわいけないこ〜〜」
386ほのぼのえっちさん:2009/01/31(土) 10:11:59 ID:BACy6rYe0
ニアはふわふわと倉庫のストレートとどっちが好き?
私はふわふわ派
387ほのぼのえっちさん:2009/01/31(土) 16:49:54 ID:vSR3XTpj0
しばらくご無沙汰だったけど
死神様が来てるような気がしたので来ました

相変わらず容赦ない…(いい意味で!)
388エロなハル:2009/01/31(土) 21:27:25 ID:WUzTsq/x0
ニアちゃん、モリナガのエンジェルちゃん。椅子に座って髪の毛クリンクリンって、
内股で。ホントは、女の子ちゃんだったのね?かわいいオッパイとオシリだった。。
「ふーん、見たんだ」


389ほのぼのえっちさん:2009/02/03(火) 17:30:03 ID:LbNZ5pY70
ニアは可愛らしい女の子だったのに
読み切りであんな美女になって出てくるのは反則
390ほのぼのえっちさん:2009/02/03(火) 20:33:28 ID:+QAGJC0q0
ニアたんは
凛々しい美女(ミサイル騒動)
可愛い女の子(キラ対決)
しっとりした色気あふれる絶世の美人(読みきり)

という返還をたどっているような気がする
391れくた:2009/02/06(金) 21:08:03 ID:ctYQCoTIO
亀甲縛りがいいな
392ほのぼのえっちさん:2009/02/06(金) 21:14:40 ID:4gW9tSSS0
れくた、しかしこうも思うんだ
精神的な縛りで動けないニア(メロを人質に取られたとかで)
涙をこらえながらおっさんに奉仕するニア……
良いと思わないか?
393ほのぼのえっちさん:2009/02/06(金) 21:20:02 ID:8GFAIh3N0
たまりません…
394ほのぼのえっちさん:2009/02/07(土) 21:54:17 ID:h5CsVQxs0
唐突ですが「死神の殺し方 10日目」を投下します。
前回読んでくださった方、レス下さった方、ありがとうございました。


カラダだけの(?)月×ニア 21禁
※YB倉庫で月が勝利したifの世界 
死にネタあり
苦手な方はスルーお願いします
395死神の殺し方  10日目:2009/02/07(土) 22:04:33 ID:h5CsVQxs0
【Lの正体を推理するスレ47】

121:○○○○:2010/02/07/
   L脂肪説はもういいよ

122:○○○○:2010/02/07/
   じゃあL砂糖説

123:○○○○:2010/02/07/
   なにこの流れ 

124:○○○○:2010/02/07/
   Lは日本警察にいるよ。イニシャルもL

125:○○○○:2010/02/07/
   イニシャルLってw

126:○○○○:2010/02/07/
   Lって何だよRだろ

127:○○○○:2010/02/07/
   >>125携帯であちこち貼ってんじゃねえええ

           ※
倉庫の中に入った月は早足でニアのもとに行き、群がる男たちを突き飛ばした。
「な、なんだおまえ…!」
男たちには答えず、月は屈んで地面に投げ捨てられたパジャマをニアに掛ける。
「大丈夫か」
パジャマはところどころ破けていた。ニアは身を起こし、
男たちの一人が着ていたジャンパーを引き寄せ、身を隠した。
「助けに来て欲しいと頼んだ覚えはありません」
銀色の髪の巻き毛の一部が焦げていた。月は顔を背けて、唇を噛んだ。
男たちが動くより先に、月は銃を取り出した。
「動くな」
場の空気が一変した。
「け、警察か!?」
そのとき、男たちの一人がふらふらと仲間に近づいて面を剥ぎ取った。
「な、何すんだおまえ!」
面を取られた男は力づくで奪い返し、すぐにかぶりなおす。しかし。
「グ、ゥッ…!」
男は胸を押さえて倒れた。他の二人が驚いてそちらを見る。
その隙に男は再びふらふらした足取りで別の男の面を剥ぎ取った。
まるで何ものかに操られているように。
「ひいっっ!」
逃げだそうとした男もまた、月に銃を向けられ動けず面を取られた。
全員の顔を晒すと男は倒れた。同時にもう一人も。
「あ、うああああっ」
最後に残った男は逃げ出そうと走り出したが、戸に手をかけたところで、
胸を押さえ倒れた。倉庫に四つの死体が転がっていた。
ふう、月はため息をつく。
彼らに隙が出来たとき、名前を記した男が彼らの面を剥ぐと聞いていた。
だから月は躊躇せず入ってきた。隙を作ってやるために。
「どうしてここに…」
再びニアが聞いた。
396死神の殺し方  10日目:2009/02/07(土) 22:20:33 ID:h5CsVQxs0
「場所は聞いていた。しばらく連絡が取れないというからおかしいと思って来てみれば案の定だ」
月はニアを見下ろした。
「僕は魅上ほどには、Lの後継者を甘くは見てない」
改めて月は思う。ノートは絶対だ。
23日後に死ぬと書かれた以上、寿命が書いた日時よりも短い場合及び、
それが不可能でない限り、ノートの日時が最優先される。
2月20日にNate=Riverが死亡すると書いた以上、
寿命がその記述よりも短くない限り、そして死に方が不可能でない限りは、
ノートの死を最優先させる力が働く。南空ナオミがそうだった。
彼女はノートの力により、およそ彼女らしくない『自殺』という死に方をした。
いや、死に方だけじゃない。
『キラだから』月がそう名乗ったのは実験でもあった。
彼女の返事は『えっ。どういうこと…』
キラだと告白しているにもかかわらず、彼女は言葉の意味を理解できなかった。
つまりは。
名を書いた時点で、死を邪魔する考え方の要素は一切、排除される。
そう考えれば愚かしい行動の全ては納得がいくものとなる。
なぜレイ=ペンバーは月の声を思い出せなかったのかも
なぜ南空ナオミは目の前の相手がキラだと理解できなかったのかも。
すなわち、残り13日、なんとしてもニアを死なせない力が
僕に、キラ会議を置いて真っ先にここにやって来させた。
そう考えれば、愚かしく思える行為に納得がいく。
「魅上、入ってきていい」
月は外に向かって声をかけた。男が入ってきた。
「…?」
魅上じゃなかった。男は手に何かを持っていて、月が銃を手にするより早く月の首に押し付けた。
「!」
スタンガンだった。
397死神の殺し方  10日目:2009/02/07(土) 22:24:29 ID:h5CsVQxs0
後ろ手に縛られた月は、男が床にガソリンを撒くのを見ていた。
魅上は両手両足を縛られ、地面に転がされていた。近くに彼のカバンがあった。
どうやら月たちは男たちの死体と一緒に火をつけて始末されるらしい。
くそっ!!月は臍を噛んでいた。見張りが外にいたとは。
こんな馬鹿な終わりがあってたまるか。
「…ここで終わるのもいいかもしれませんね」
背中で声がした。ニアだった。
ニアもまた、月と背中合わせに後ろ手に縛られていた。
「そういえば今日は10日目ですね。
少年マンガでいえば、10週打ち切りというところでしょうか?」
「僕たちの戦いはまだ10日目だ。縁起でもないことを言うな」
笑っているのだろうか、ニアは小さく息を吐く。
「死神やノートの力に負け、神になろうなどと勘違いをしているクレイジーな大量殺人犯が、
たった一人の犯罪者の手によりあっけなく最期を迎える。
不様で、かつ皮肉の効いた結末だとは思いませんか?」
「…このままだとお前も死ぬことになるんだぞ」
「私は最初からキラを捕らえられればいいんです」
「……らしくないな。犯罪者を目の前にして、お前が気弱でいるなんて」
「キラとなら私は戦いますが、この犯罪者には興味が持てません」
背中越しに、静かなニアの声が響いた。
「私の相手は、最初からあなただけです。キラ、夜神月」
「…………。」
倉庫は寒かったが、背中だけはニアの熱のぬくもりを感じていた。
月は口を開く。
「……せっかくだが、僕はおまえと心中なんてまっぴらごめんだ」
ニアはムッとする。
「…おかしな言い方はやめて下さい。こちらから願い下げです」
そういうとニアは縛られた手を器用に動かし始めた。
「…?」
少しして月の手は楽になった。
「ニア。今はもう僕が正義なんだ」
「………そうかもしれませんね」
ニアの声はいつになく素直だった。
月は、地面に転がる死体を見た。
「お前もわかっているはずだ。奴らは腐っている」
「何が正しいか正しくないか、何が正義か悪かなんて誰にもわかりません」
魅上を見てニアは、顔を上げる。
「もし神がいて、神の教示があったとしても、私は一考し、
それが正しいか正しくないかは、自分で決めます」
それはニアの決心のように聞こえた。
「私もあなたと同じです。自分が正しいと思うことを正義とする」
398死神の殺し方  10日目:2009/02/07(土) 22:31:04 ID:h5CsVQxs0
「さっきから何しゃべってんだ」
男が二人を見下ろしていた。ニアは口を開く。
「縛るなら、十分きつく縛るべきだと思います」
するりとニアの縄が抜けた。同時に月もまた縄から自由になっていた。
縄抜けはワイミーズハウスで習得する。素人の縛りなら抜けるのはたやすい。
痩せたのも幸いした。ニアは細くなった手首をさすった。
「魅上、奴の名は?」
一方月は時計のつまみを四回引いていた。
男を倒してカバンを開けるよりずっと早い。
呻きながら魅上は顔を上げて、男の名を口にする。
月はその名をノートの切れ端に書き込んだ。
男が月に飛びかかってきたときにはすでに名は書き終えていた。
「か、神あれを!」
魅上が悲鳴を上げた。顔を上げた月が見たのは、
ジェラスの黒いノートをライターの火にかざしていたニアだった。魅上のカバンが開いていた。
ノートからぽたぽたと液体が垂れていて、撒かれたガソリンを浸したのだとわかった。
「や、やめろ!!」
慌てて駆け出そうとする月に、男は足を出した。どて。音を立てて月は転んだ。
そこへ男は体重をかけてのしかかる。時計に仕込んだノートの切れ端が、はらはらと空を舞った。
ぱしっ。ニアは上手に切れ端をキャッチした。
「離せ、ちくしょう!」
ゴオオオッ着火と同時にノートは勢い良く燃え上がった。切れ端も同じ。
駆け寄れたとしても間に合わなかったのは明白だった。
音を上げ、燃え盛る炎を魅上は口を開けて見ていた。
いくら身をよじっても縛られた身体は動けない。
「か、かみ…」
ニアは燃えゆくノートをじっと見つめていた。
倉庫の一角が赤々と照らされていて、それは美しい光景だった。
真っ赤な炎が、黒い表紙を、白いページを翻弄し侵食し壊していく。
赤や青、緑や黄色、さまざまな色を上げながらノートはくるくると丸まり、
あっという間に形を失っていった。
月の上にのしかかる男の身体の力が抜け、一気に重くなった。40秒経った。
月が男から這い出て駆け寄ったと同時に、しゃがんでいたニアの姿勢が崩れた。
「ニア…!」
ニアは気を失っていた。ニアの足元には灰だけが残っていた。

多くの人間の名を記したそのノートは
まるで最初からそうなることが決まっていたかのように
ニアの手で燃やされて、この世から消えてなくなった。
399死神の殺し方  10日目:2009/02/07(土) 23:07:32 ID:h5CsVQxs0
外は強い風が吹いていた。
「これから…どうすれば」
魅上はうろたえていた。
「ノートがない以上、裁きは出来ない…神…私は」
「魅上。言っておいたはずだ。余計な真似はするな、と」
月の言葉は冷たかった。
「わ、私は神のためを思って……」
「その結果がこれか」
月は横抱きにしたニアを見ていた。
その表情に、魅上の顔が徐々に歪んでいく。
「…元はといえば、その女を傍に置いたあんたの失策じゃないか」
「…貴様…!」
魅上の顔は歪んでいた。それは強い嫉妬にも見えた。
「あんたなんか───じゃない……!」
強い風に魅上の言葉は書き消された。
魅上を振り返らずに月は歩き、タクシーを拾って近場のホテルに向かった。

部屋に入るとニアが目を覚ました。
「シャワーを浴びてくるといい」
ノートを失ったというのに月の表情には余裕があった。
ニアはおとなしくバスルームに消えて行った。
月はテレビをつけ、部屋に備え付けられたパソコンを立ち上げる。
大丈夫。ノートはもう一冊ある。再びニアを監禁し、
隠してある場所にノートを取りに行けばいいだけの話だ。
モニター画面がインターネットに繋がった。
「!!」

バン!
バスルームのドアが開き、ニアは振り向いた。
「以前申し上げたはずですが。のぞいたら承知しないと」
「ニア」
月が近づく。
「……ここまでは、お前の思い通りか?」
「あの場に、あなたが来るとまでは思いませんでしたが」
シャワーの音が響いていた。
「魅上がいろいろやってくれたおかげで、ノートが燃やせました」
月はニアの手を掴むと、壁に押さえつけた。
「口ひとつで魅上を思い通りに操作したということか。大した舌だな」
「いいえ。魅上はキラを恋い慕い崇拝していた。いわば、ノートを燃やせたのは」
両の口角がつりあがる。
ニアは笑っていた。
「他ならぬキラ、あなたのおかげです」
月が腹を立てることを承知の上で、ニアは答えた。
400死神の殺し方  10日目:2009/02/07(土) 23:27:05 ID:h5CsVQxs0
「それから、ここが日本という国で助かりました。今や携帯を持たないほうが珍しいなんて」
月は男のジャンパーを引き寄せていたニアを思い出す。
ポケットから携帯電話を取り出しジャンパーで隠して、ネットに情報を流す。
インターネットに広がる噂は大した情報ではないが、
全てを繋ぎ合わせるとL=月だと指していた。
普通なら、誰も気に留めない。
だがキラの教示が最優先される今の世界では違う。
キラに歯向かう者として多くの人間がLを探している、キラの世界では。
「おまえを舐めていた。まさか、あんな目に合うことを自分から計算してやるとまでは思ってなかったよ」
月の知らないことだが、ニアはかつてSPKのメンバーに宣言した。
『そういう組織があって、そういう場所に入り、
顔も声もわからぬそこのボスに従うという、それだけの人間でいいんです。
これからはそういう戦いになっていきます』
ただの駒で構わない。キラを捕らえるためならば。
その覚悟がニアにはあった。
「さぞかし、奴らはその毒舌に逆上しただろうな。そして、お前が暴れる様子に興奮した」
「ええ。ライターを取り出したものの、最後にはその存在を忘れてしまうほどには」
ニアは月から顔を背けた。白い肌のあちこちに、赤い痕跡が生々しく残っていた。
「離してくれませんか?シャワーの途中なので」
「せっかくだ。聞きたいな。どうだった?薄汚い男たちに輪姦された感想は」
ニアはぴくりと動いた。月の表情はひどくイライラしていた。
「…あなたよりは、ずっとマシでした」
憎まれ口を叩くニアの身体は小さく震えていた。
月はニアの唇を塞いだ。噛み付くように。
「んー!」
飲み込まれてしまいそうな、深い口づけ。逃れようとニアは身をよじる。
「ん、ん…っ!」
ガリッ
「!」
月は顔を離した。ニアは憎憎しげに月を睨みつけていた。
「レイプ魔。女たらし。勘違いした大量殺人犯…」
月はニアの顎を掴むと、再び唇を塞ぐ。血が二人の唇を赤く染めた。
「んーんっ!……ん、んっ!」
ニアは自由になった手で拳をつくり、ぽかぽかと月を叩いた。
「ん……っ」
やがて二人の息が上がり、月を打つ力は弱くなっていった。
401死神の殺し方  10日目:2009/02/07(土) 23:56:40 ID:h5CsVQxs0
立ったまま、月はニアの太ももを持ち上げ、挿入した。
「は、あっ!」
ニアが声をあげる。
「いた、い…離れて…」
「嫌だ」
ニアに付けられた赤い痕を消すように、月はキスを繰り返し
その上から、より強い紅を散らしていった。
「あっ、あ、あ…」
「ニア…」
ニアの耳元に月はささやく。
「お前の相手は、僕だけなんだろう?」
「…!」
ニアの頬が赤く染まった。月はさきほどの言葉を覚えていた。
「い、意味が違…」
ニアを怒らせたことに満足し、月はとくべつ敏感なところにキスをする。
「んっ、んっんっ、あっ、ああ…!」
突かれ、翻弄され、ニアは息を継ぎながら月の肩に頭を乗せる。
ダテに女たらしはやってない。こんなときでもニアの思考だけは冷静だった。
さきほども望まぬ行為だった。だというのに、まったく違う。
月は確実にニアの身体を把握し、そして絶頂に導く方法を知っていた。
「ん…あ、ああっ」
抗いたくとも、強く甘い快楽はニアの身体の自由を奪ってままならなかった。
壁に押し付けられたまま、ニアの両足は月の身体をぎゅっと引き寄せた。
「つっ…!」
月は顔をしかめた。ニアの足の爪が月の肌に喰い込んでいた。
「キラ……や、がみ…ライト」
ニアが月の名を呼んだ。
「大…きらい…!」
瞳から涙が零れた。そしてニアは再び気を失っていた。

『クククッ。どうするんだ、ライト。あいつを監禁してノートを取りに行くのか』
「うるさいぞ。黙ってろ死神」
リュークの声にイライラと月は思索を巡らせる。
思ったより、魅上は脆かった。だがまだ魅上は使える。なにより死神の目は必要だ。
魅上の携帯に連絡を入れるが、魅上は出ないままだった。
おかしい…。
不穏に思う月に、テレビから流れる京都府内のニュースが聞こえてきた。
『本日17時30分、左京区の交差点に男が飛び出し大型乗用車に撥ねられて…』

                  ※
ニアは身を起こした。ガウンを着せられていた。
ベッドの端に月が腰掛けていた。
デジタル時計の表示は2010年2月7日20時。さっきから時間はさほど経っていない。
「目撃者の話によると、狂ったように叫びながら、道路に飛び出してきたそうだ。
どうやら、突風にあおられたらしい」
「?」
突然の話に、ニアは訝しげに月を見た。
月はニアの表情をじっと見ていた。何かを考えるように。
「魅上が…」
月はゆっくり口を開く。
「…死んだ」

                              10日目 終わり
402ほのぼのえっちさん:2009/02/08(日) 00:05:37 ID:CBbnq37F0
「死神の殺し方  10日目」
ごめんなさい、>>395

>>125



>>124

の間違いです。訂正してお詫びします。すみません

読んでくださった方、ありがとうございました。
続きはまたいつか
403ほのぼのえっちさん:2009/02/08(日) 16:00:37 ID:Rw9njT5S0
ニアが賢くて強い……!
死神神の月ニア、いつも楽しみにしています
404ほのぼのえっちさん:2009/02/08(日) 16:06:51 ID:4dz4NucP0
にあのはんげきがはじまった
405ほのぼのえっちさん:2009/02/09(月) 22:09:48 ID:OKBRybcF0
コラボマンガの
あのチョコはもちろん、
ニアたんが送ったんだよねーそうに決まってるよねー




と思ったのは私だけか・・・・
406ほのぼのえっちさん:2009/02/10(火) 19:10:47 ID:Csh7dLBU0
魅上、結局原作と同じ日に死亡した。死神さま、すごい。
SPKも少しは浮かばれるってもんだ。
407ほのぼのえっちさん:2009/02/11(水) 09:06:18 ID:uA+MaHQF0
ほんとだ、言われて気づいた。
この状態で魅上死亡10日後ってことはニアノート使って無い説になるんだね
408ほのぼのえっちさん:2009/02/11(水) 13:36:20 ID:8N2dhD1c0
そもそもこの作品ではニアがゲットしたノートは偽物だったしね
409ほのぼのえっちさん:2009/02/15(日) 18:22:32 ID:W1B28QfsO
裸で亀甲縛りのニアを騎乗位する保守
410ほのぼのえっちさん:2009/02/17(火) 19:13:12 ID:ao4/tPdd0
最後のデスノートってリュークの?
これだけ、行動すればニアなら2回
も気を失うわ。
411ほのぼのえっちさん:2009/02/19(木) 22:10:05 ID:5XWCvgKg0
ニアあああああああああん
412ほのぼのえっちさん:2009/02/21(土) 23:21:53 ID:nNHg9PS/0
死神さま、次からはは半分、原作の続き書くようなものだ。
413ほのぼのえっちさん:2009/02/22(日) 09:42:55 ID:PZLyWdYx0
いやそれは違うと思うw
414れくた:2009/02/24(火) 15:56:30 ID:6vY285TLO
ニアに逆レイプされたい
415ほのぼのえっちさん:2009/02/24(火) 16:49:35 ID:D9oACbLe0
されたくてされるのはレイプではないのでは
416ほのぼのえっちさん:2009/02/24(火) 17:16:02 ID:wmDKRLqE0
豚に真珠
れくたに正論
417ほのぼのえっちさん:2009/02/25(水) 13:35:15 ID:aNi5PTf90
>>413
違った?最後のノートの在り処がこれから書かれる
あたりが…。…やっぱ別だね。
418れくた:2009/02/27(金) 22:10:35 ID:40NjV36gO
>>415
じゃあ和姦か
419ほのぼのえっちさん:2009/03/02(月) 16:36:44 ID:REysPoiGO
れくたのおちんちん大好きっ!おっきいもん!


うんキャラ崩壊。
420ほのぼのえっちさん:2009/03/03(火) 03:21:54 ID:a6HbEDaY0
れくたのペニスは最高です。大きくて

手足を付ければそのままロボットに
指を入れてお辞儀をさせれば指人形に

またダーツの的としても最適です。




これなら和姦&ニアっぽい…か?
421ほのぼのえっちさん:2009/03/05(木) 00:01:22 ID:TzYKCZkaO
小林明子の恋に落ちてがニア→Lに聞こえてしょうがない
Lctwの小説のニアはああいう心境だったんじゃないか、と妄想
422ほのぼのえっちさん:2009/03/05(木) 22:54:08 ID:Mmv+OYTR0
せっかくの今日という日
大統領×おにゃのこニアとか妄想しながら眠りにつこう
423ほのぼのえっちさん:2009/03/07(土) 01:33:16 ID:D4Mrj4xd0
おにゃのこニアたんは
無自覚にフェロモンを振りまく小悪魔のイメージ
だけど、絶対に誰も手を出せない天使のイメージ

女の子ニアたん大好きーーー
424ほのぼのえっちさん:2009/03/09(月) 08:52:21 ID:U86zVeYLO
妊娠したニア
425ほのぼのえっちさん:2009/03/09(月) 12:09:08 ID:e9y01yc80
ニアの子供というのも見てみたい
男女双子とか良い
426れくた:2009/03/09(月) 15:44:14 ID:U86zVeYLO
父親は私。
意義は認める。
427ほのぼのえっちさん:2009/03/09(月) 20:09:29 ID:bSd7Nvei0
意義ありー!

双子なら一人は天才、メロの様な危険な男。
Lの能力は十分に有りながら、母親への屈折した激しい愛情
ゆえ、素直にその座に就くこと拒み、時に操作の
妨害をする。
女の子は、天使、ニア譲りのふわくるヘアー。
しかし、悲しいかな、知的障害をあわせもって生まれてしまう。
ところが、ニアが3年前デスノートを使用した影響がその子に
現れる。死神の姿がみえるのだ。…妄想。
428ほのぼのえっちさん:2009/03/09(月) 20:30:46 ID:e9y01yc80
これを忘れてるぞ!
つ【妹の涙には敵わない】
429ほのぼのえっちさん:2009/03/10(火) 01:26:38 ID:d6lr1t2jO
ま、ニアは誰にもやらんけどな
430ほのぼのえっちさん:2009/03/11(水) 20:11:10 ID:lpy0wmTuO
メロニア投下してもよか?
431ほのぼのえっちさん:2009/03/11(水) 20:38:54 ID:izQi/oSs0
ぜひぜひぜひ!!!
432ほのぼのえっちさん:2009/03/11(水) 20:58:10 ID:tUsxEocQ0
待ってました!
433ほのぼのえっちさん:2009/03/12(木) 19:42:03 ID:TtciL6QF0
メロニアプリーズ!
434ほのぼのえっちさん:2009/03/13(金) 13:19:09 ID:cQdh4TrMO
430です。
今メロニア書いてるトコで、土日には投下できると思う。
需要があってよかったぜ。
つー訳であと少し待っててくれ。
435ほのぼのえっちさん:2009/03/13(金) 14:57:11 ID:DJTRDCKT0
待ってます!!
436ほのぼのえっちさん:2009/03/15(日) 18:18:47 ID:dMIaivba0
まってました!!
437ほのぼのえっちさん:2009/03/15(日) 23:16:54 ID:SAR4UOO40
まだかなまだかな
438ほのぼのえっちさん:2009/03/19(木) 12:02:16 ID:dYSaiinb0
このスレはいつでもあなたを待っています
439ほのぼのえっちさん:2009/03/19(木) 12:29:57 ID:crxR56pT0
24時間無休で
440ほのぼのえっちさん:2009/03/21(土) 13:12:09 ID:Jyo+fjTF0
434
応援しているぞw
頑張って
441ほのぼのえっちさん:2009/03/22(日) 14:13:41 ID:HupN2N070
>>423
無自覚にフェロモンを振りまく子悪魔なイメージ
しかし誰にも手を出せない天使なイメージ

手を出せる人間はいます。天から頂点に立つ能力を授かって
来た3人。L 月 メロ 彼らだけが彼女に触れることができ
又、ニアも彼らを愛していました。
しかし、自らが神になり、誤った理想の世界を創ろうとした罰で
死んだ者、それを阻止しようとした者もそれぞれ命を落としました。
悲しんだニアは、一人の平民を見つけました。
大それた理想を持たず、勤勉で、優しく、自分の頼みに何故かNO
と言わないジェバンニ青年でした。
442ほのぼのえっちさん:2009/03/22(日) 15:04:47 ID:HupN2N070
ジェバンニ青年は、大分天使なイメージとは違うなと思った。
宗教画の慈愛に満ちた天使とは違う。目はぎょろりとして、
まるで、天使と悪魔が一時の間違いでできちゃったような。
容姿は14・5歳くらい。いや…見方によってもっと幼い。
深夜0時。ニアはジェバンニの寝室に現れた。
「ニア、もう遅いし…休んだ方がいいんじゃないかな?ははっ…」
「ジェバンニ、私はもう19歳ですから、十分大人です。
自分の意思できました。安心していいんですよ。」
「いや、そうではなく…」制止する前に、上着しか身に着けて
こなかったパジャマをはらりと脱ぎ捨てた。
その下には一糸もまとわず、ニアがすべてを自分に委ねる
覚悟できたことを知り。とうとうこんな子供を抱くのかと
いう崖っぷちに立たされた。
443ほのぼのえっちさん:2009/03/22(日) 16:52:38 ID:HupN2N070
罪悪感で自分の体はしっかり反応するだろうか?
「ニア、怖かったらすぐに中止しますからね。」
「大丈夫です。いつかは通る道です…。…というか、
みくびらないで下さい。」
ジェバンニは、ニアに口付けた。多分ニアの初めての…。
さくらんぼの様な弾力のある可愛らしい唇。舌を挿しいれる。
「ん…はっ…うん。」なんだ、普段生意気なくせにかわいい声
出すじゃないか…。首を後ろに引こうとするニアの後頭部を
無意識に逃がさないようにしていた。唇を離すと、ニアは酸欠で
喘いでいた。半ば強制してしまったディープキスで飲み込めなか
った唾液がしたたっている。幼いながら欲情的な姿にジェバンニ
は、音を立てず唾液をのみこんだ。
くせのある、柔らかなプラチナブロンドの生える首筋の香りに
たまらず、首筋から、未発達な乳房に吸い付いた。
幼さが残りまだかたい乳房への愛撫に痛みを感じたのか、ニアは
うぅ…っと。呻いた。これが痛いのならこれからが本番なのに。
男根は痛いほど張り詰めていた。もっと、ニアの切ない泣く様な
喘ぎ声がききたい。ジェバンニはニアの両膝を広げ秘部に指を
差し入れた。未発達な体の為か、強がっていてもやはり不安なのか
十分に濡れていない。「ここが準備出来ていないと、挿入の時より
痛みますからね…」ニアは頷いて、ジェバンニの首に腕を回す。
ぐちゅっぐちゅっ初めての場所に侵入される感覚にジェバンニの
耳元でニアが呻く。自分を信じてくれるニアに次第に愛しさが
こみ上げていった。
「ニア…痛いのは今日だけですからね。」
ニアの秘部に自身をあてがいゆっくり体重をかけていった。
444ほのぼのえっちさん:2009/03/22(日) 18:16:12 ID:HupN2N070
(江戸時代だかの人がHする際の女性の膣にたしか1位〜10位
まで名称を付けてランク分けしたそうです。1位は膣内に小さな
隆起があり最高の名器だそうです。ニアはそれだと思う。)

ジェバンニは挿入を繰り返しながら、余りの快楽に頭が真っ白に
なった。彼女の体は媚薬というより麻薬だ。
下卑た考えだが、ニアがもし自分の体を商品としたら、一財産
のこせるだろう。どれだけの男がこの体にむらがるか…。
次期大統領候補に近ずけば、ファーストレディーも夢じゃないな
そこまで頭に浮かんで、余りの快感にトリップ状態かと首を振った。
ニアはやはり悪魔なのかも…。
「ニア…痛かったでしょう?」背中をに腕を回し、気落ちしている
のか、喪失感を感じているのか、どう感じているのか表情の読めない
ニアに心配で問うた。
痛いでもない、痛くないでもないニアはようやく口を開いた。
「痛みなんてなんともありません…。生きてればこそです。」
そうですか…とも言いにくい答えに、ジェバンニが困ってしまうと
「死なないで下さいね。」ニアが言った。「…えっ。」
「あなたを束縛する気はありません。人を、特に人の心を自分の
元に留める事などできないことです。生きていてくれればいい。」
行為後の甘いピロートークでもないこのせりふ。普通なら相手は
冷めてしまうか、重く感じてしまうだろう。しかし、ジェバンニは
気付いた彼らの事なのだと。
「ニア…聞いて下さい。今晩をとうして思ったんだけど。
僕はずっと君の側にいれると思う。いろんな意味で。
…きっ君の者で。」「…いろんな意味でですか?」
分かってないのだな。本当に天使なのか悪魔なのか…。
「死なないよ…君がいるんだから。」
その瞬間やはりニアは天使でもあると思った。
「ありがとう、ジェバンニ。」
そう言って、ジェバンニの瞳に映ったニアの顔は
まだあどけない天使の微笑みだった。
445ほのぼのえっちさん:2009/03/23(月) 16:27:08 ID:MCkBnSDK0
ステニア来てたんだ
ニアタンはやっぱり天使だね
446ほのぼのえっちさん:2009/03/28(土) 14:57:56 ID:z0O1aXyt0
それにしてもメロニア投下遅いな
なにはともあれステニア乙!
447ほのぼのえっちさん:2009/04/01(水) 13:43:16 ID:qTm1qAauO
ニアたんと結婚することになりました
式は6月に挙げる予定です
ニアは永遠に俺だけのもの!!














とか言ってみてー
448ほのぼのえっちさん:2009/04/01(水) 18:57:32 ID:S1MeeCSV0
最後の一行いらん
今日くらいどんと池!




というわけで女の子ニアたん永久独占権確保!!
449ほのぼのえっちさん:2009/04/01(水) 19:48:42 ID:Hsyw0THC0
ちょっと待て絵ええええええ!!女の子ニアたんは渡さん!!!

さて、ニアたんと羽ムーンに行ってくるぜ
450ほのぼのえっちさん:2009/04/01(水) 21:55:52 ID:vZGnG/eg0
女の子ニアタンなら今うちのお風呂に入ってるよ
入ってこいってうるさいんだ
451ほのぼのえっちさん:2009/04/05(日) 14:58:03 ID:GKZBqW4m0
規制解除キターーーー!!!
ニアたんニアたんに亜たんニアたんニアたあああああああああん
愛してるよ愛してるニアニアに亜ニアにあに亜ニアたん
DIE好きだあああああああああニアにあに亜ニアにあ尼亜ニアにあにああああああああん
452ほのぼのえっちさん:2009/04/05(日) 15:23:21 ID:39832OQ40
落ち着け!w
453ほのぼのえっちさん:2009/04/05(日) 17:09:36 ID:on+L8V+m0
「あっ、あっ、あっ」
メロが律動を刻むたびに、ニアは甲高い喘ぎ声をあげる。
そのなまめかしい声に煽られさらに腰を力強く打ちつけると、ニアのナカはきゅうっとメロ自身に絡みついてくる。
(はっ、ヤバい!)
表しようのない快感がメロの身体中を駆け巡り、なけなしの理性が吹っ飛びそうになる。
それでもなんとか理性を保とうと腰の動きを緩めれば、ニアは荒い息を吐きながら「あっ…」と、物足りなそうな声を漏らした。
それをメロは見逃さなかった。
「これじゃ物足りないのか?」
揶揄を含めそう問えば、ニアは上気した顔で素直にこくりと頷いた。
そしてメロの頬をそっと両手で包み、キスをした。
ニアからの思ってもみない行動は、メロの虚を突き瞠目させるには充分だった。
そんなメロには構わず、ニアはもう一度軽く触れるキスをして、ささやいた。
「メロ。…もっと、欲しいです……」
(くそっ…!)
今度こそ、理性が完璧にぶっ飛んだのがわかった。



(……最悪だ)
なんて胸くそ悪い夢を見てしまったのか。
ベッドの中でメロは毒づいた。
あんな夢を見たせいで、さわやかな朝の目覚めがだいなしになってしまった。
そんな最悪な気分とは正反対に、身体のほうは夢の余韻を色濃く引きずっていた。
忌ま忌ましく大きな舌打ちをして、メロはティッシュボックスへと手を伸ばす。
(ニアをヤってる夢を見るなんて、どうかしてる……)



メロニア夢オチw
454ほのぼのえっちさん:2009/04/07(火) 16:48:29 ID:gp2NgO8g0
出来れば前後もお願いしまつ
455ほのぼのえっちさん:2009/04/10(金) 19:48:56 ID:48fFZTFz0
規制解除なってた…やっと書き込める
ステニア
メロニア
GJ!
あああ女の子ニアたん最高です
456ほのぼのえっちさん:2009/04/11(土) 22:05:40 ID:lxPp8Qbo0
>>453
本当の願望が夢の中に出てくるってね。
も〜メロ君たら。
これで、同時刻にジェバンニと月も
同じ夢で飛び起きてたらいいな。
丑三つ時のニューヨークの空の下で。
457ほのぼのえっちさん:2009/04/11(土) 23:33:52 ID:BcEIDwSy0
個人的にモテモテの女の子ニアたんを見るのが大好きで
だからこのスレももちろん大好きだ
ニアたん可愛いよニアたん
458ほのぼのえっちさん:2009/04/12(日) 12:40:28 ID:sFVUHi3n0
分かるよ。分かるよ。
ニアたんが、縛り付けられて酷い
処女喪失させられても、相手が
ニアを愛しすぎてるが故なら
ハアハアみたいな。
459ほのぼのえっちさん:2009/04/13(月) 23:37:49 ID:5bw4wJEo0
大切にしたいけど汚したい(性的な意味で
どっちも正直な気持ちだよニアたん
でもどれだけ酷いことをされてもニアたんは穢れないイメージがあるんだ
ニアたん大好き性的な意味も含めて
460ほのぼのえっちさん:2009/04/14(火) 12:18:04 ID:qnM8mzulO
個人的には愛されモテモテガールより嫌われ美少女のニアが自分のイメージ
自分からみて大切にしたいけどめちゃくちゃ(性的に意味で)にしたい。
461ほのぼのえっちさん:2009/04/14(火) 19:29:30 ID:JSxykrf90
監禁・陵辱をして許せるのはメロか月(死神様の影響)
パジャマのボタンを荒々しく引きちぎって欲しい。
純潔の象徴の清潔な白いパジャマ。
愛撫されたことのない未発達な乳房は痛むのだろうな。
ニアは体が華奢なせいで、処女膜掻破される時は
馬に四肢を引きちぎられる処刑なみに苦しむと思う。
「や…やめ…て、ひっ、いやあああ〜!」ってね。
月もメロも一度始めた事を途中にする男じゃないから。
その代わり、彼女のお初をもらうのには責任がある。
その苦痛を思い出せなくなる程の快楽を味あわせて
あげる事。
ニアには脳みそがとろける様な極上の挿入をして差し
上げる事。愛液が止まらない様な。
後、ジェバンニもぎりぎり良い。能力では並べ
ない代わりに、月を愛したミサの様に、命掛けで
側にいそうだから。
462ほのぼのえっちさん:2009/04/14(火) 20:49:01 ID:NOlyQHtH0
おまいら楽しそうにニアたんの話しやがって・・・・
おいらも混ぜてくれ!!

ニアたんて宝石のようにストイックな感じがするから余計
エロ妄想をかきたてられる。あの白いパジャマの中に
誰も知らない柔肌が隠されていると思うと(;´Д`)ハァハァ
463ほのぼのえっちさん:2009/04/15(水) 17:13:30 ID:SK90hShY0
自分はレイプより性的いたずらだな
性的なことがらに関して興味のないニアに実践で色々教えちゃうメロ
メロなら「まあいっか」だろうけど月だと嫌悪感が先に立つ
先に立つんだけど、体が疼いて抵抗できないんだ
嫌悪する気持ちと相反する、快楽を求める体……
あと、ステとかレスタだとそもそも性的いたずらしそうにないw
ステとか間違ってお尻触っちゃったら「すみませんすみません」って必死で謝りそうだし
何が言いたいかというとニアエロイよニア
464ほのぼのえっちさん:2009/04/16(木) 00:26:12 ID:2FjaaZ6R0
お尻のワレメをちらりと見してくれたニアたん最高
465ほのぼのえっちさん:2009/04/16(木) 05:20:09 ID:xNfhsjkL0
もしかして絵板消えた?
466ほのぼのえっちさん:2009/04/16(木) 11:32:51 ID:2Mf9e8CRP
もうずいぶん前に消えたぞw
しかし突然少しだけ生き返ったな>女子ニア界隈
467ほのぼのえっちさん:2009/04/16(木) 18:12:35 ID:xNfhsjkL0
マジかorz
麗しきおにゃのこニアの絵も全部消えちゃった?
もったいない・・・
468ほのぼのえっちさん:2009/04/16(木) 20:43:50 ID:ShiZLXSL0
>>460
私的に、ニアたんって、美少女なイメージ
でなくていいな。
どちらかというと内面で月やメロを虜に
してほしい。
昔歴史の先生が世界3大美女のクレオパトラ
は話術のチャーミングさや賢さで権力者たちを
虜にしたらしく、けして美人じゃなかった
と言ってたんですよ。
ニアも型にはまった美しさよりその方がいい
なと…。
469ほのぼのえっちさん:2009/04/17(金) 00:12:19 ID:gAxNDs900
>>466
春休みの規制がなんか異様に永かったから
書き込み出来ないヤツも結構いるんじゃないか?

便乗してニアたんの内面話
ニアたんて、見る目のないヤツは「あいつなんてほっとけよ」と言われたりするが
出来るヤツは絶対に無視できない存在として描かれてると思うよ
470ほのぼのえっちさん:2009/04/17(金) 00:28:34 ID:Aa9XfHv2O
>>469
松田には永遠にニアたんの魅力はわかるまいW

ニアたんのエロイ妄想が頭から離れなくてやべー
これを文章や絵で表現できない自分が悔しい……
471ほのぼのえっちさん:2009/04/17(金) 16:26:08 ID:iuiflh+B0
>>470
妄想くれたらなんか書くよ?
Lメロマットジェバいけるけど
472ほのぼのえっちさん:2009/04/17(金) 22:34:36 ID:Jk94bP02O
>>468
なるほど…自分とまったく逆なイメージだな
自分の中のニアはガラス細工系の美少女なんだけど
他人愛されることは無い少女だな
狡猾で孤独でメロ辺りにちょっとヤンデレだ
ジェバンニ辺りに愛憎とか向けられてるといい

いろんな萌えがあっていいよな
473ほのぼのえっちさん:2009/04/17(金) 23:43:32 ID:B3FylUdC0
>>470-471
470の妄想が月レスター相沢ハルリンダの場合は
自分が引き受けてみる
474ほのぼのえっちさん:2009/04/19(日) 00:04:26 ID:6kmRFvKR0
似ている子が出てくるマンガの話題で
なぜ自分がニアたん好きになったのかわかった。

「DEATE NOTE」という作品に出てくる
ニアという女の子だったから。
これに尽きる(あくまで自分の場合
475ほのぼのえっちさん:2009/04/23(木) 08:34:09 ID:XniNL7QS0
470さんまだかな……
見てないのだろうか、それともキャラ絡みじゃ嫌なのだろうか?
476ほのぼのえっちさん:2009/04/23(木) 19:43:28 ID:ioIFuIUx0
プロバイダ規制で書き込めないんじゃないか?自分はそうだ
多分職人さんの中にも居ると思う・・・・・・
今回、代行レスお願いしたけどなんか永久規制らしい
でもニアたん愛してる
477ほのぼのえっちさん:2009/04/23(木) 19:58:42 ID:4T+OM5KO0
>>476
そうか……それには気づかなかった
誰か妄想くれないか?
エロ書きたいんだがどーもネタがないOTL
少しでも需要のありそうな女ニア夢小説(キャラ名「俺」)でも書こうかな……
478ほのぼのえっちさん:2009/04/23(木) 22:30:15 ID:UWCbTt36O
夢はどうだろうな…
479ほのぼのえっちさん:2009/04/30(木) 18:09:29 ID:ek6QrbgzO
ニア美しいよニア
480ほのぼのえっちさん:2009/05/02(土) 17:47:10 ID:2vjCWeRi0
あ〜、死神様。連休中に12日目上げて
くれないかな。
「魅上が…死んだ。」の続きは?
どーなったー。
ところで、10日目の初めにマットが
脈絡なく登場するシーンがあるのだけど、
パラレルだし彼が生きてる可能性あるんじゃ
ないかと思った。どうでしょう?
481ほのぼのえっちさん:2009/05/02(土) 21:52:57 ID:N9kbvlkp0
こんばんは
突然ですが「死神の殺し方  11日目」を投下します
前回読んで下さった方、レス下さった方、ありがとうございました。
>>480
ごめんなさい、
マットは、撃たれてます。
まぎらわしい書き方をしてすみません。
※   ※  ※  ※  ※

カラダだけの(?)月ニア  21禁 緊縛と蝋燭攻め
苦手な方はスルーで

ifの世界
※YB倉庫で月が勝利し、その10日後、
ニアがデスノートの一冊を燃やしてしまった世界です。
482死神の殺し方  11日目:2009/05/02(土) 21:54:20 ID:N9kbvlkp0
「こんな屈辱は生まれて二度目だよ。ニア」
薄灯りの中、月はベッドのニアを見下ろした。
「一度目は東大の入学式。…あのLが、僕の前に自ら名乗り出て来たときだ。だが……」
ニアは裸のまま両膝をつき、お尻をかかとに乗せた、三角錐のような格好で坐らせられていた。
「屈辱感は。あのときの二倍以上だ」
手を後ろに組まされ、ももを大きく開かされ、口には縄を噛まされて。
身体中を食い込む麻縄が、ニアから自由を奪っていた。
「ニア。おまえはデスノートを燃やした。新世界の神の、大切な手段を焼却したんだ」
そして月はサイドテーブルから何かを取り出した。
ライターと一本の紅い蝋燭(ろうそく)。無意識にニアは背を後ろに反らした。きしっ。
首に巻かれた縄が擦れ、ニアは顔をしかめる。
「動かないほうがいい。もがけばもがくほど、痛みは強くなる」
クククッと笑い声がした。
『ノートを焼かれた腹いせに、こいつを痛めつけるつもりか?
おまえらしくないな、ライト』
「こういうやり方がリュークの気に召さないのなら、テレビでも見ていればいい」
あいよ、リュークは壁をするりと抜けて隣の部屋に消えた。
カチッ。蝋燭に火が灯された。
オレンジ色の炎に照らされて、壁に月の影が大きく浮かび上がる。
ニアの首筋を一筋の汗が伝わった。

すっ。月は蝋燭の火を掲げた。
びくっ。ニアは無意識に、開いた両ももを閉じようとした。だが
ももとすねを括る縄は、後ろ手を縛る縄に短くつながれてびくともしない。
いまニアの体幹には、麻縄が張り巡らされていた。
『菱縄縛り』というもので、首から下ろされた縄は、
上下左右の四箇所を引っ掛けあい、菱形となってニアの柔肌に食い込んでいる。
「おまえを、たかが女だと舐めてかかっていた」
蝋燭を手元にし、月は、少し傾けてゆっくり円を描くよう回し始めた。
揺れる炎がニアを照らし出す。
腹部の縄はおへそを飾る斜方形の額縁となり、
小ぶりの乳房に食い込む縄は膨らみをより強調し、
二つの胸のピンク色の突起は、花のつぼみの様に勃ちあがっていた。
「まさかおまえが、女であることを利用するとは思わなかった。何より、
自分から犯罪者の餌食になるとは想像もしていなかった。……油断したよ」
そうやって魅上をも油断させ、一瞬の隙も見逃さず、チャンスが訪れるとすぐに
ノートを燃してしまったニアの、白い肌のあちこちに、その代償のしるしが生々しく残っていた。
すでに、紅い蝋は炎の熱に溶かされて溢れんばかりになっていた。
「これからは女として扱わない」
ゆらり、と炎が揺れ、宣言する月の影もまた揺れた。
「キラの、唯一の敵として、それにふさわしい扱い方をする」
483死神の殺し方  11日目:2009/05/02(土) 21:56:23 ID:N9kbvlkp0
つ、と月は痣の上に蝋燭を横に傾けた。
ぼたっ。
「ああぁああっ!!」
縄から悲鳴が上がる。のけぞるニアに、きちきちに結ばれた麻縄が噛み付いた。
「熱い?」
ぼたたっ。
「くううっ、う、う…」
「だろうね。低温で融けるとは言え60度。普通の蝋燭の80度ほどではないにせよ、
熱いのに変わりはない」
月は、肩につけられている歯形に蝋を垂らす。
ぽたたっ。
「…つう…っ」
無意識にニアはベッドに足の指を突っ張り、後ろに倒れまいと身体を支えていた。
後ろに倒れれば、開いた腿を月に晒すことになる。
そうやって縄を食いしばるニアの、今度は胸の上に、月は蝋を傾けた。
「はああああっ!!」
男たちに吸い付かれ、噛まれ、指でくにゅくにゅと潰され、さんざん嬲られ弄ばれた敏感な突起は
熱い蝋に反応した。すぐに、もう片方も。
ぽたっ。
「ああうっ!!く、ううぅっ」
みしみしっ。跳ね上がるニアの肌を縄は容赦なく蹂躙した。
「痛い?」
その声は静かだった。
ぼたっ、ぼたたっ。
「つっ!…んんっ!う…っ」
びく、びくっと震えるたび、固く結ばれた縄はきしきしとニアを攻め立て
ニアの身体からは、玉のような汗が噴き出していた。
「う…、…ふっ、ふぅ…くっ!うっ、っ」
鎖骨、肋骨、お腹、太もも、膝、腕、月の垂らす蝋が、ニアを紅に染めていく。
血飛沫のように。
ぽたっ。
蝋を落とす月の瞳に、いつもの嘲笑の色はなかった。
ただひどく静かだった。月は怒っていた。

「うう…っ」
ぽたたっ。
男たちの陵辱の痕を、紅い蝋で月は埋めていく。
蒼い痣。赤い擦り傷、そして歯形。
それらは月の脳裏に一昨日のニアの姿をくっきりと甦らせていた。
身体中を噛み付かれて吸い付かれて、
肉棒を咥えさせられ精液を飲まされて、
男どもに跨られ代わる代わる犯されていたニア。
こいつは──ニアは──あんな下衆どもが、指1本たりと触れていいような存在じゃない。
麻縄に縛られた白い肌に、紅い花びらが舞い、散っていった。
484死神の殺し方  11日目:2009/05/02(土) 21:56:56 ID:N9kbvlkp0
ぽたっ。
「う…」
いつしかニアの声から悲痛な響きが消えていた。
肌はすでに蝋の感覚を予測できるようになっていた。
だが、それでも。
ぽた。
「…ん」
蝋が肌に落ちてくるたび、ニアの身体はびくんと跳ねていた。
もどかしく、どこか腹立たしい感覚が沸き起こり、股間を縦に通る二本の縄を濡らしていた。
と、突然ぐいっと縄を引っ張られた。ニアは前向きにつんのめる。
その拍子に股をくぐる縄が擦れた。
「ん…」
そしてニアは、自分の格好に気づく。
お尻を高く突き出して、ニアは突っ伏していた。両膝と頭で身体を支える格好で、
お尻のくぼみも熱く濡れた陰部も、月にすべてを晒して。
「…っ!」
急いで横に倒れようとしたニアの、肩甲骨の少し下に月は蝋を垂らした。
「あ゛うっ!」
「粘膜にまでかけるつもりはないよ。もっとも……」
ぽたた。
「ニアが動いたら手元が狂うかもしれない」
「く、ううぅ」
ニアは縄を噛み、沸き起こる呻きを懸命に押さえようとした。
ぽた。
「ふ…」
顎をシーツに押し付けて、足の指をきゅっと内に折り曲げて。
ぽたたっ。
「ん、…ふぅ…」
せめて足の自由が利けば、大腿を動かして身体のもどかしさを処理できるものを
縄はそれすら奪っている。
テトラポッドのような体勢で、いつしかニアは知らず知らずのうちに
お尻を前後に動かしていた。
きしきしと食い込む縄の痛みより、身体の奥から沸き起こる疼きのほうが、
より深刻にニアを苦しめていた。
ぽた、たっ。
「んっ…ふ、ぅん……っ」
足の裏にまで蝋を垂らされ、くすぐったさにニアは身をよじる。
ぽた、ぽたた、たっ。
「んんーっ!んっ…んっ」
肉の花びらは、はち切れんばかりに膨らみ、そこから溢れる蜜はとろりと太ももに伝わっていた。
熱い蝋が落ちてくるたび、どうしようもない渇きはいよいよ増し、
シーツに顔を押し付けたままニアは、いやいやをする。
口から縄を伝わってシーツに溜まるよだれがつくる、小さな水たまりに、
ニアの顔も、銀色の巻き毛も、べたべたになっていた。
「んー、んん…」
ニアの肩は大きく上下していた。呼吸が苦しい。
コトリ、と蝋燭立てを置く音がした。
後ろに回った月が、ニアの口の縄をほどいた。息が楽になり、ニアはほっとため息をついた。
と、月はニアの腰の縄を緩め、股間に食い込み濡れきった二本の縄を両側に開いた。
何をされるか理解すると同時に、ニアの身体は悦びに震えていた。
485死神の殺し方  11日目:2009/05/02(土) 22:43:00 ID:N9kbvlkp0
膝立ちになった月は、よく熟れてぱっくり割れたあけびのようなそれに、
かちかちになった自分の先端をあてがった。
「…あん…」
だが、挿入はしなかった。
月はそのまま筋に沿って、行きつ戻りつしてニアの花びらをなぞっていた。
ゆっくり、ていねいに。
「…う、う…」
つ、つーとペニスでの愛撫が繰り返される。
まるで、そこを綺麗に拭きあげようとするかのように。
「…あ、あん…」
ニアは声を漏らした。焦れる思いが体を支配する。
と思うと鼻先が入ってきた。が、それは一瞬のことで、すぐにぬるんと外れ、
再び、押し付けて、なぞるだけの愛撫が繰り返された。
「いや…」
焦らされて、生殺し。縛られて動けないニアは、すでにいっぱいいっぱいだった。
「や…こんなの…い、やぁ…」」
ニアの訴えに、月は先端をぐっと押し付けた。
ず、ぷ。亀頭が潜りこむ。
「っ!」
ずぶ、ずぶずぶ。
「あ、あああっ」
疼いて堪らない所に、熱い肉の棒が擦れて入ってくる。
ぞくぞくとニアの背に甘い痺れが走った。
「うっ、あっ、くぅ…!」
ぐちょぐちょに濡れ、ぱんぱんに膨れている海綿体をみちみちと押しやりながら
月はニアの腰の縄をぐっと掴むと、ゆっくり腰を動かした。
「やっ、ああ、あっ、あぁあ!」
蝋燭の明かりのともる部屋に、ずぶっ、ぐちゅ、という卑猥な水音、
みしい、きしっと縄の擦れる音、
そしてニアの狂おしい鳴き声が響いていた。
「ああんっ!は、ああっ」
快楽が全身を駆け巡っているのに、縛られた身体は動けない。
ニアはシーツに頭を擦り付けて、わずかに自由のきく足の指をぎゅっと握りしめ、
頸と肩をシーツに押し付ける。
「…くっ…」
きゅうきゅうと締め付ける力がいつもよりきつい。快楽に顔をゆがめながら月は
膣全部に当たるように、角度を変えながらそろそろと律動を繰り返す。
膣のすべてに、ペニスが届くように。角度を変えながら。
月の動きに合わせ、ニアもまた腰を振っていた。縄が食い込むにもかかわらず。
「は、あぅっ!うっ……ああっ…も、と…もっと!」
ニアが叫んだ。
月は根元までぐっと打ち付けた。
「ひいっ!そ…っ!」
律動が早くなり、三角錐の頂点、丸いお尻が大きく揺れる。
不自由な体勢で縄に締め付けられながらニアは、後ろに括られた手のひらに爪を立て、
存分に喘いでいた。
「あ、ああっ!ぃ、いい、…いいっ!」
身体に紅い蝋を散らせたニアの、結合部からはとろとろと熱い愛液が流れ、
シーツに顔をうずめるニアの顔と銀の巻き毛は汗とよだれでぐちょぐちょに
濡れていた。
「ああ…っ!も、もう…」
ニアの肉のひだが、うねうねと月の楔の痙攣を誘っていた。
「い、イク…、イってしま……ああああっ!!」
「…っ!」
びゅくびゅく放たれる月の精液がニアの中いっぱいを熱くしたのと
ニアの瞳から涙が零れたのはほぼ同時だった。
「あ……、あ、…はぁ…」
ニアの身体から力が抜け、月はようやく蜜壺からペニスを抜いた。
二人を結びつける粘っこい液が、たらりと糸を引いた。
486死神の殺し方  11日目:2009/05/02(土) 22:43:20 ID:N9kbvlkp0
ぼんやりしたままのニアに、月はシャワーを浴びせていた。
うつろな目。水に濡れる銀の髪。喋らないニアは人形のように美しい。
バスルームでは排水溝に詰まるため、蝋はすでにベッドで剥がしていた。
慎重に、丁寧に、ニアの肌を傷付けることのないように。
大量の汗がローションの役割をしたらしく、蝋は思ったより簡単に取れた。
いま、水を浴びる白い肌にはくっきり紅く、縄と蝋の痕が刻まれていた。
シャワーを終えると、月はニアをベッドに運び、放心したままのニアに軟膏を塗った。
月は冷蔵庫を開け、ビンを取り出すと、ぐいっとあおった。
そしてニアの顎を掴んで口を開けさせた。
「ぐっ!」
顔を上に向かされたニアの口に何かが注がれた。火を飲まされたのかと思った。
ウォッカだった。
「ぐ、ほっ!げほげほ!!」
月の唇が離れ、ニアは大きくむせこんだ。口の中と喉が焼けたようだった。
「げ、ほっ!えっ、ぐほっ!」
息をするたびに喉がひりつき、胃に灼熱感が起きる。
ウォッカのビンを冷蔵庫にしまうと、月はニアの前に立った。
「終わったよ。ニア」
ぱん!乾いた音が部屋に響いた。
「…」
ニアは月の頬を引っぱたいていた。
再び振り上げようとするニアの腕を、月は掴むと再び唇を重ねた。
「む、ぅん…!んんっ!」
暴れるニアをベッドに押し倒し、舌を挿しいれて、口中をまさぐった。
「んっんっ!!……ん!……ん、ん…っ……………ん。」
互いの唾液でアルコールが緩和され、絡まる舌の柔らかな感触がひりつく粘膜に
心地いい。
「もう酔ったのか?」
「!」
冷静な声だった。ベッドから下りた月は、ニアの足首に縄をかけ、
ベッドにくくりつけると、ふわりと毛布をかけた。
「着替えてくる」
月はバスルームに消えた。
「…く…っ…」
下衆どもに暴行されているときは、痛みと嫌悪感しかなかったのに…!
奴ら以上の、酷いことをされているというのに…!!
月のキス。月の愛撫。月の抱擁。月の囁き、視線、舌、唇。
いまや月のすべてがニアの身体を熱く火照らせ、蕩けさせる媚薬となっていた。
キラ・夜神月は、敏感なニアの身体に快楽の味を教え、手練手管を弄し
簡単に火のつく身体に仕込んでいた。
屈辱だった。
だが、それでも。ニアは自分自身をよく知っていた。
自分がしなければならないこと、なすべきことを。
まだ終わっていない。ノートはまだ、一冊ある。
キラ・夜神月と対等に戦えるのは、いまはすでに、私以外にはなく……。
ニアは腕を上げ、くっきり残る縄の痕と蝋の印を見た。
少し赤くはなっているが、関節にも肌にも、痛みはさほどない。
自由を奪うための縛り方であり、痛みを与えるための縛り方はしなかったということだ。
そして不思議と身体が軽い。
血や気の通り道にある「ツボ」に熱刺激を与え、気や血の流れをスムーズにする東洋医学。
つまり、とニアは考える。
月は文字通り、お灸を据えたわけだ。シャレのつもりか。
しかし、月が何のためにこんな事をしたのか謎だった。ノートを一冊失った今、優先順位は別のはずだ。
夜神月がどういうつもりでこんなことをしたのかはわからない、が。これだけは確かだった。
──私もまた、自分の正しいと信じることを、正義とする。──
ニアは、肌に絡まる紅い蔓ごと自分の身体をそっと抱いた。
487死神の殺し方  11日目:2009/05/02(土) 22:53:53 ID:N9kbvlkp0
バスルームで月はシャワーを浴びると冷たい水を飲んだ。少し頭がふらつく。
魅上が死に、ノートを一冊失った今、しなければならないことは山ほどあった。
何よりも、一刻も早くここを出て安全な場所に移動しなくては。
ニアの企てにより、LとはイニシャルLのものではないかという噂が
ネット上で面白おかしく話題に挙がっている。
月と書いてライトと読ませるのも珍しいが、Lightと振るのはさらに珍しい。
急を要するというのに、こんなことに時間を割いた自分を腹立たしく思いながら、
しかし、月は違和感を感じていた。
人一人を縛るというのは実は大変な作業だ。ましてや、拘束というより
見た目を重視するあんな縛り方では。
だが、ニアは思ったほど抵抗しなかった。
一昨日の暴行がよほど応えたのだろうか。
だが、あのニアなら、少なくともキラに弱みを見せる真似はしたくないはずだ。
余程のことがない限りは。
『夜神くん、抱いて』
月の脳裏に高田清美がよみがえる。あの夜、彼女は部屋に入るなり月に抱きついてきた。
盗聴器により、会話は全て相沢たち捜査本部のものに筒抜けであり
彼女もそれを知っていた。それでも。
『いいの……お願い』
せめてもの配慮としてかぶった毛布の中、普段人に弱みを見せない彼女が
月の腕にしがみついて震えていた。
高田清美が、月の指示に従って、初めてノートに犯罪者の名を記し、
犯罪者を葬った夜のことだった。
月もまたそうだった。最初の五日間はろくに食べられず、布団の中で震えていた。
どうやら先ほどのアルコールが効いてきたようだ。月は頭を振る。
こんなことを思い出すとはどうかしてる……。
月は再び考える。ニアがおとなしくなったのは……。
魅上の死を知ってから……………。
思索を巡らせながら、鏡に目をやった月はひとつの間違いに気づいた。
おとなしい?どこの誰が。
頬にはくっきりと、打たれたあとが残っていた。
……ニアのやつ、思い切り叩きやがって……。
うす紅いろの花のような手の痕に、月はそっと自分の手を重ねた。

                                 
11日目  終わり
488ほのぼのえっちさん:2009/05/02(土) 22:58:53 ID:N9kbvlkp0
「死神の殺し方  11日目」以上です。
読んで下さった方、レス下さった方ありがとうございました。

あと申し訳ないですが
1日目に訂正がありました。
ニアの台詞「この面は念のためです」は
正しくは
「いいでしょう。面を取ります」でした。
訂正してお詫びします。

続きはまたいつか
489ほのぼのえっちさん:2009/05/03(日) 17:54:53 ID:o0gHuAix0
わーい死神様だ!
相変わらずの文章のうまさと構成の妙にどきどきします
続き楽しみにしています
490ほのぼのえっちさん:2009/05/05(火) 13:39:11 ID:n/vNRXqC0
>>481
マット…マット死んでしまったのか。
誰でもいいからニアの見方になって
欲しかった。私は赤い林檎と青い薔薇シリーズ
が好きだったので、月とニアは相性抜群なのにと
もどかしい。
491ほのぼのえっちさん:2009/05/06(水) 04:34:43 ID:yriGgnDsO
死神様乙です!
492ほのぼのえっちさん:2009/05/06(水) 16:13:37 ID:yYWzxrJk0
これだけ毎日中出しされてたら、この年頃
ならかなりの確立で妊娠するよ。
妊婦ニアたん可愛すぎ。
お互い頭脳に比例して自分の恋愛感情
に鈍いのがいい!
493ほのぼのえっちさん:2009/05/08(金) 22:22:31 ID:tm6osaUaO
も、もしやニアたん妊娠してしまうのでは…?!
マタニティニアたんをおかずにごはん何杯でもいける!!
494ほのぼのえっちさん:2009/05/09(土) 18:20:15 ID:CYc4ubJo0
さすがに、23日では妊娠判定でないでしょう。
でも、月君は超動揺するだろね。
代わりにジェバンニパパで。

ニア妊娠3ヶ月
いつにも増して顔色が青っ白いニアたん
「うぅ…、ジェバンニ。あなた妻がつわりで
苦しんでいるのに。献立がかじきのソテーとはどういう
了見ですか。」
「えっ、昨日まで、僕の分まで取り返して
食べてたのに。」
「妊娠初期は食欲の増減が激しいんです。
カジキは食べれないんです!」
495ほのぼのえっちさん:2009/05/09(土) 18:26:28 ID:CYc4ubJo0
ジェバンニ
「ごめんごめん、じゃあ林檎をむこうね。」
「すりおろして下さい。」シャカシャカシャカシャカ
「…ニア、単にカジキが嫌いなんじゃないよね…。」じろっ
シャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカカ
496ほのぼのえっちさん:2009/05/09(土) 18:38:32 ID:CYc4ubJo0
ニア妊娠5ヶ月
「ジェバンニ、FBI長官に繋いで下さい。」
「了解したよ。ハニー。」「ジェバンニ!上司に向かって
ハニーなんてなめた口の利き方はなんですか!私生活と
職場の区別もつかないのですか。」
497ほのぼのえっちさん:2009/05/09(土) 18:49:38 ID:CYc4ubJo0
「はっ、す、すみませんL。ひ〜。」
レスター「今日のニアは何時に無くジェバンニに厳しいな。
妊娠中の情緒不安定というやつか…。」
リドナー「私には普段とあまり違って見えませんが。
案外ニアの場合彼に甘えたいのかもしれません。」
498ほのぼのえっちさん:2009/05/09(土) 18:55:38 ID:CYc4ubJo0
ニア妊娠7ヶ月
「ジェバンニ、かがみ込むとお腹が苦しくて、靴紐が
結びずらいです。」「ハニー、椅子を用意したよこれに
腰掛ければ…」「結んで下さい。」
「…はい。」
499ほのぼのえっちさん:2009/05/09(土) 19:09:41 ID:CYc4ubJo0
「ニア…愛してるよ。」寝室で脈絡なく熱い眼差しのジェバンニ。
「どうしたんですか?突然。」
「ニア、そのもう妊娠経過も順調だし。今日2人で妊婦検診
に行った後、主治医に…そのっあのっ…夫婦生活は問題ないか
聞いてみたんだ。そしたら激しくなければOKだって。」
500ほのぼのえっちさん:2009/05/09(土) 19:18:19 ID:CYc4ubJo0
「…激しい…」ぽやんとした表情からニアの顔がぼっと
赤くなる。そして両腕を持ち上げてポカポカジェバンニの
むねを叩いた。ジェバンニ手のひらをかざして降参降参。
「わっ私がお腹が張って痛かったりしているのに、あなたは
自分の欲求が満たされればそれでいいんですか。」
501ほのぼのえっちさん:2009/05/09(土) 19:31:26 ID:CYc4ubJo0
顔を真っ赤にしてポカポカ叩くニア。だてに夫婦はやっていない。
ニアは怒っているんじゃない照れているだけだ。あの日彼女を慰めるため
たった1度愛し合っただけで母親になることになった可愛いニア。
心は少女のまま。「ニアっニアっごめん。もうやめよう。
僕が悪かった。もう疲れるからやめよう。」
502ほのぼのえっちさん:2009/05/09(土) 19:47:02 ID:CYc4ubJo0
ニアと一つ屋根の下にいれることは嬉しいが。ベビーとニアを
幸せにできるだろうか?というか、僕が今パタニティーブルーに
なりそうだ。ダブルベットでニアと背中合わせ。ブルーになりか
けているジェバンニの背中でニアがもそもそ動き出した。
「…ニア、どうしたの?」もそもそ、二人向き合った。
「…ジェバンニ、あの…。私、母親というものを知りません。」
503ほのぼのえっちさん:2009/05/09(土) 19:58:51 ID:CYc4ubJo0
真剣でしかしどこか不安そうな顔。ジェバンニの手のひらがそっと
ニアの頬をなでる。「…ニア、僕がいるよ。それに子供に母親に
してもらえるんだって、たまごクラブで一緒に読んだろう。」
「ジェバンニ、それもそうなんですが。…その。」「…ん?」
「私たちが今仲良くしたら、お腹の子供も喜んでくれるでしょうか?」
504ほのぼのえっちさん:2009/05/09(土) 20:10:01 ID:CYc4ubJo0
「…えっ、それって。」…こくん。ニアの頬がまた少し赤くなった。
 ニアー!
その夜ジェバンニのパタニティーブルーの前触れはすっかり消し飛
んだ。「実は、ニアのマタニティー姿にものすごく興奮してたんだ!」
「…アホですか。」
505ほのぼのえっちさん:2009/05/09(土) 21:30:09 ID:mItlOxXM0
ハァハァ支援
506ほのぼのえっちさん:2009/05/12(火) 05:14:31 ID:sbF7GhMgO
妊娠したら胸ってでかくなるから、胸が小さいのを気にしてるニアたんが嬉しそうにしてる姿を想像して萌えた
ごちそうさまでした!
507れくた:2009/05/16(土) 14:51:00 ID:86IQ+uIrO
ニアは乳房以外に結構デカイぞ
私が揉んだからな。
508ほのぼのえっちさん:2009/05/17(日) 11:31:19 ID:maHehPCP0
smキターーーー!
死神様、ぜひ今度はアナルを!
509二代目YB倉庫番:2009/05/23(土) 21:49:35 ID:V4IWxLGx0
こんにちは、二代目YB倉庫番です
猛威を振るっているGENOウイルスですが、現在倉庫番のPCは感染しておりません
その状態でトップに未感染を告知させていただきました
ブログに感染するかどうかは知らないんですが、しばらく更新は見合わせます
(どのみち更新してなかったじゃねーかよと突っ込まれそうだ)
倉庫に収録されたSSが読みたい方は安心してご覧になってください
更新再開のさいにまた告知させて頂きます
510みら:2009/05/24(日) 01:00:07 ID:HGQ8rJnq0
二代目倉庫番様、乙です!
過去ログや作品読ませていただく際、とても助かってます

女の子ニアたんにウイルスの魔の手が伸びませんように…
511ほのぼのえっちさん:2009/05/25(月) 09:31:19 ID:Iw/uAQ5mO
乙です!
512ほのぼのえっちさん:2009/05/25(月) 17:10:48 ID:A9oZ2SAS0
糞スレ終了
513ほのぼのえっちさん:2009/06/03(水) 04:25:41 ID:Xs5cRhV8O
ほしゅ
514ほのぼのえっちさん:2009/06/03(水) 22:40:29 ID:RiNhoSpLO
まさに俺の為にあるスレだな

最近女妄想しすぎて実際男か女か瞬時にわからなくなってきた
515ほのぼのえっちさん:2009/06/04(木) 07:15:33 ID:TCcFGeOcO
>>514
女の子ニアたんが好きな男の人がいてうれしいな
デスノサークルで男性向けの女の子ニアたん描いてる人っている?
女の子ニアたんに飢えてしかたないんだわ…
516ほのぼのえっちさん:2009/06/04(木) 20:55:52 ID:epvwHc0LO
ニアが女の子ならどんな容姿になるんだろうか
俺は表情を少し柔らかくして 髪を肩近くまで伸ばしたカンジのを考えているのだが
胸はあのまま
517ほのぼのえっちさん:2009/06/07(日) 01:13:01 ID:rUyiaDDj0
外見も中身も変えたらニアじゃないと思う
518ほのぼのえっちさん:2009/06/07(日) 12:06:32 ID:PZ2pWL73O
それをいっちゃあ、このスレ自体が成り立たなくなるぞ
いいじゃまいか、いろんな女の子ニアがいても
それはそれで楽しいし萌えるwwwww

519ほのぼのえっちさん:2009/06/07(日) 13:11:31 ID:OWsaPU5k0
>>515
男性向けか分からないけど、私はよく
ニア×ジェバンニとニア×SPKでSS イラスト
見てるよ。文章上手い人、プロのイラストレーター
の人たくさんいてニア好きにはもってこいよ。
520ほのぼのえっちさん:2009/06/07(日) 13:22:57 ID:bQxQPQugO
>>518
その理論だと外見も中身もそのままで女の子なニアでも
スレは成り立つと思うわけだが

いろんなニアがいてハーレムでウハウハしたいのには同意
いろんなニアにいろんな格好させてエロいことしたい
521ほのぼのえっちさん:2009/06/07(日) 14:12:31 ID:3f2ipcK/P
>>519
2chでなければヒントを知りたい…………
結構存在するのか?!
522ほのぼのえっちさん:2009/06/07(日) 14:18:02 ID:OWsaPU5k0
いろんなニア達は、ちやほや接待なんか
してくれるわけないよー。
みんないっせいに玩具買って来い。
やれ捜査いってこい、レスター、ジェバンニ
ガリガリになっちゃうよ。
523ほのぼのえっちさん:2009/06/07(日) 21:28:10 ID:OWsaPU5k0
>>521
たーくさんいますよ。2chではないよ。
私は( ステニア drops )で検索してます。
そうすると>>519で書いたニア×ジェバンニや
ニア×ジェバンニがでできます。イラストは美大生
やアニメデスノに携わった方々までいるし、ssは
死神さまレベルの人たちまでいるよ。全部みるのに
一月位かかるよ。いろんなサイト深く追求してごらん。
524ほのぼのえっちさん:2009/06/07(日) 21:39:58 ID:kA8pOFfT0
>>523
そこを名指ししたい訳では無いんだろうが、2chで名前出すのはやめれ
ステニア ss とか ステニア イラスト とかで良いじゃないか
525ほのぼのえっちさん:2009/06/07(日) 21:51:05 ID:kA8pOFfT0
あとsageてくれ
526ほのぼのえっちさん:2009/06/07(日) 23:59:44 ID:PZ2pWL73O
>>523
すまん素朴な疑問なんだが、ステニアなのにニア×ジェバンニなのか?
ここは女の子ニアスレだからいいんだが、表記の違いでやおいだと受け攻めが逆転してえらいことにならないか?
527ほのぼのえっちさん:2009/06/08(月) 00:16:46 ID:99dIXAR10
と言うか、雫はホモだろ…しかも最近ますますヤバイぐらいショタ…
あらしか…?
528ほのぼのえっちさん:2009/06/08(月) 11:05:18 ID:bC4olHL3O
いくら過疎だからって2ちゃんで個人サイトの名前を出したりするもんじゃないよ。
晒し、嵐、オチ行為になるわけで
ましてや宣伝なんてまともな管理人はしない。サイトを聞く人もどうかしてるよ。
いままで何回もこういうことがあったんだからいい加減に学ぼうよ。
529ほのぼのえっちさん:2009/06/08(月) 18:33:25 ID:Nj8LzSK00
あそこはオチスレでも>>1嫁な粘着に好かれてたからなぁ……
とりあえず男ニアはスレ違い
だからといって女ニア扱ってるサイトの名前出すなよ
530ほのぼのえっちさん:2009/06/09(火) 17:04:00 ID:5zGjFVx1O
ニアの柔らかい髪に顔をうずめたい
すんげえいい匂いがしそうだ
んで、ぷにぷにした体をぎゅうって抱きしめたい
いろんな事したい
531ほのぼのえっちさん:2009/06/09(火) 17:59:23 ID:l5fFVDIX0
ニアのおっぱいプリン食べたい
532ほのぼのえっちさん:2009/06/10(水) 16:24:23 ID:nWwF6RLc0
523です。すみませんでした。
荒らしというつもりは全くありませんでした。
サイトの名前を出したのは、考えがたりません
でした。二度としません。
533ほのぼのえっちさん:2009/06/10(水) 21:02:52 ID:OBbVj7900
まあ、過ぎたことだし、まったり女ニアに萌えよう

最近青い果実10代ニア、食べ頃20代ニアよりも熟した30代ニアに
思いを馳せてしまう……
もうニアタンなら50代でもいいや。親と一緒の年代になるけどw
534ほのぼのえっちさん:2009/06/12(金) 10:51:41 ID:Q8L3dst5O
いきなりマニアックになったな
535ほのぼのえっちさん:2009/06/12(金) 14:55:46 ID:kMpyWnNPO
>>533
なれほど
あまり先の年代のニアを想像したことないから興味深いな

青い果実や食べごろとかの表現に萌えますた

ニアを食べたい
536ほのぼのえっちさん:2009/06/13(土) 18:46:05 ID:Q7LQOWUZ0
女性は30歳から下り坂になるけど、
ニアはそこから成熟した美しさとフェロモンが
でてきそう。そんで40歳になってやっとうっすら
口元にしわが出来るんだけど、それが
色っぽくてジェバを悩ませるんだ。20代30代の
部下のニアへの視線が気になって、毎日、捜査
よりこいつ等をなんとかしたくていっぱいなのだ。
537ほのぼのえっちさん:2009/06/13(土) 21:00:55 ID:H1ZFMb9j0
やはり50台ニア萌えに共感してくれる変人はいないか……


そうか……
老化は激しくても、内面や普段の行いの美しさが一番出てくる良い年代なんだけどな

L業を淡々とこなして50代にさしかかったニアはフェロモンと貫禄が凄そう
若い頃はミスや抜けたところもあっただろうけど、もう誰も彼女には敵わない
みんな、ニアは夫も恋人も無いけれどそれで満足してると思ってる
けれど彼女の中にあるのは幼い日のたった一度の恋なんだ
そういうニア
538ほのぼのえっちさん:2009/06/13(土) 23:15:24 ID:lH/8+82hO
>>537
たった一度の恋が気になるな
相手は誰なんだ?
539ほのぼのえっちさん:2009/06/14(日) 09:12:25 ID:jhptgoPn0
どのキャラでも良い

幼い頃憧れたLの仕事を継ぐことにより、未亡人のごとく仕事と
添い遂げたニア
幼い日反目し合った自分と正反対の少年、思えばあれが私の
最初で最後の恋でした、なニア
ジェバと「アタックの仕方が分からない」「僕なんて相手にしてくれるわけが」と
悶々としている内にジェバが上司の娘の策略にはまって出来ちゃった結婚。
職場でも会うし、長年経ってその苦しみがようやく無くなったニア
レスターとなら「年の差を気にして口に出来なかったが、今なら言える。
ニア、僕の介護をしてくれ!」「……いろいろ遅すぎます、レスター指揮官」
でもいいし
いっそノーマルなハルのことを心の奥底で思い続け、その人生を
見守ってきました、でも。
とにかく成熟して人生を振り返ったとき、きらめくような恋をしていた若い日。
けれど自分は仕事と添い遂げたような人生だった。
そういう深みのあるニアに萌える。
540ほのぼのえっちさん:2009/06/14(日) 16:21:11 ID:ary2cAZ80
ニアとレスター良いなあ。(ニアとレスターの物語)を
思い出す。
>>537 50歳にはもう他の人間じゃかなわない位
賢く強くなってるだろうね。
74歳レスター「ニア、わたりさんは遺言で今すぐにとは
いわないから、行く行くはLの後継者を選んで、これからの君の
肩の荷を少しでも軽くしていくことを考えてほしいと
言っていたよ。」
50歳ニア「わたり…ロジャーは最後の最後まで、子供扱い
の次は年寄り扱いですか?まったく誰が私の仕事を
引き継げるっていうんですかね。…まあ一生に一度位は
親代わりみたいなものですし、素直に従いますか…。」
59歳ジェバ「結局優しいんだもんなあ…可愛い(ぼそぼそ)」
61歳ハル(結局あなたも30年前からそのままね。)

いや〜50代もいいけど、70代の眼鏡ニアも萌えダネ。
541ほのぼのえっちさん:2009/06/15(月) 19:30:15 ID:zVBPeTJD0
ニアはおばあちゃんになったら、ものすごくきりっとしてるか
凄く穏和になってるか、どっちだろうな
後継者を孫みたいに思って可愛がってる(周囲からは厳しくしてる
ようにしか見えない)とかイイな

そこまで行くとエロと関係なくなるか
しかしネタがない
542ほのぼのえっちさん:2009/06/17(水) 02:42:04 ID:HeG43uIb0
おばあちゃんニア自分も考えたことある!
まさに言葉通りの安楽椅子探偵が浮かんだw長生きして欲しいよニア

他にも5歳くらいのニアとかー
第二次性徴期を迎えて身体のあちこちがふくらみはじめたことに戸惑い
無口になってしまうニアとかー
そんな妄想で一日が終わる
543ほのぼのえっちさん:2009/06/17(水) 17:02:46 ID:/2epR2dZO
第一次反抗期ニアとかいい
施設のママが手を貸そうとするのを、靴くらい自分で履ける!と言い張るちびニア
上手く履けてご満悦なニア
544ほのぼのえっちさん:2009/06/17(水) 19:28:57 ID:gX7KkHaeO
>>543
なんだソレ



萌えすぎる…

ぶかぶかのくつしたで頼む
545れくた:2009/06/20(土) 10:15:25 ID:+wmSHpQkO
ニアのおっぱーい!
タプンプルン…グヘヘヘヒャッハァー!!

はっ、私は何を…
546ほのぼのえっちさん:2009/06/21(日) 13:14:27 ID:gR327TEc0
>>543それでセリフが

かほごはやめてくだしゃい、はちゅいくとじりちゅの
しゃまたげになります。とかだったらキュン死にじゃ。
547ほのぼのえっちさん:2009/06/21(日) 19:58:53 ID:qloIv2QtO
メロに、おまえなまいきだぞ、まだオムツも取れてないくせにっ、といわれ、おねしょしたひとにいわれたくないでしゅ、めろもオムツしゅるでちゅ、と言い返すニア。
二歳対四歳の戦い
548ほのぼのえっちさん:2009/06/24(水) 13:40:07 ID:j7HdpgvaO
ニアの二の腕をぷにぷにしたい。
きっと弾けるような素肌なんだぜげへへ
549ほのぼのえっちさん:2009/06/26(金) 01:28:33 ID:dto0zt8Z0
ニアたんをクスリで眠らせたい
でもって眠ったニアを抱っこしてベッドに連れて行って
巻き毛にさわさわしたりほっぺをぷにぷに突っついてみたり
パジャマのボタンを一つ二つ外したりして
無防備なニアを一日眺めていたい
550ほのぼのえっちさん:2009/07/01(水) 19:55:37 ID:QYe+OMmu0
ニアのねんどろぷち来たね
このスレ的には頭と体すげ替える(スカートにする)ねんどろぷちは何にする?
551ほのぼのえっちさん:2009/07/01(水) 22:10:06 ID:TxREi2UZP
ど、どれ!見つけられない!!ヒントお願いだ
公式に無いよ〜
552ほのぼのえっちさん:2009/07/01(水) 22:19:41 ID:QYe+OMmu0
つtp://tokimekimall.jp/NASApp/prd_detail_info2/1/20090693568/
553ほのぼのえっちさん:2009/07/01(水) 22:28:13 ID:TxREi2UZP
それは公式にあるが…ニアは居ないじゃないか
まだ情報だけと言うことか…thx
554ほのぼのえっちさん:2009/07/01(水) 22:31:10 ID:QYe+OMmu0
>「Case File #01」と銘打った第1弾には、メインである夜神月、L、弥海砂を始め、
>死神のリュークとレム、さらにワタリまでもがラインナップ!
>各キャラクターには作中でおなじみの小物も付属し、作中の名シーンが再現可能!
>第2部の登場人物たちが揃う、「Case File #02」も鋭意製作中です!

ということは、ニアは必ずいる。いないとおかしい。
メロもいる。
555ほのぼのえっちさん:2009/07/01(水) 22:37:52 ID:TxREi2UZP
いや、だから、写真を見たかったんだ
造形師によって顔変わるし…
情報は読んだよ
556ほのぼのえっちさん:2009/07/01(水) 22:41:34 ID:QYe+OMmu0
そっか
期待させて悪かった

個人的には今のこの造形師さんでやってほしいな
きっとかわいいと思う
頭ぐらぐらマスコットのニアは酷かった・・・
557ほのぼのえっちさん:2009/07/02(木) 00:20:57 ID:jnUIIIVsP
イヤ、焦ってこちらもすみませんでした…
情報ありがとう!!!
ねんどろいどのL、月は可愛かったのだがミサは造形師が違って微妙だったんだ…
でもニアは貴重だからなんだって欲しい!
ううー、早く予約させてくれ!!
558ほのぼのえっちさん:2009/07/05(日) 03:37:41 ID:V8cWf5v80
DVD付属のニアって、胸がぺったんこにもかかわらず
やっぱり女の子にしか見えない・・・かわいくてかわいくて

SPKの三人がいると、さらに嬉しいんだけどな
559ほのぼのえっちさん:2009/07/05(日) 10:01:27 ID:hRRuuOo00
ニアがなかなか破瓜できなくて毎回困るSS書いて良い?
いや、ラストまで行かないといやかなと思って
560ほのぼのえっちさん:2009/07/06(月) 04:33:59 ID:JpBFZp6L0
ぜぜぜぜぜひっ!たのむ!!
ニアたんが困るという、それだけで萌える
561ほのぼのえっちさん:2009/07/06(月) 07:55:16 ID:DN5Wji7h0
ほんと?よかった
自分だけだったらどうしようかと・・・>破瓜でやたら困るニア萌え
数日かかるかもだけど待ってて
562ほのぼのえっちさん:2009/07/06(月) 09:03:23 ID:IZyKG4bEP
というか、自分も全然おk!!
すごい待ってる!
563ほのぼのえっちさん:2009/07/06(月) 16:55:13 ID:DN5Wji7h0
書けた書けた
今回エロ無し・ステニア
564ステ×ニアで脱処女奮闘記1:2009/07/06(月) 16:56:04 ID:DN5Wji7h0
ニアはその日、珍しく平和を憎んでいた。

FBIから要請された東エーカー通り魔殺人事件も新しい目撃者の発言で
あっさり犯人の目星がついたし、赤ん坊をソーダ水で溺死させるという
珍妙な事件は捕まえてみれば単なるドラッグ中毒患者の仕業だった。
水面下はどうかは知らないが、他にはLが出て行くようなめぼしい
事件はない。ニア・・・いや、三代目Lは台風の目の真ん中で取り残された
防波堤のような立場にあり、今現在、欲求不満で死にそうだった。
「だいたいメロが悪いんですよ」
ニアは積み木を自分の身長より高く積み上げながら言う。環境と赤ちゃんの
お肌に優しいらしい木の積み木は、モニターがずらりと並んだ部屋の中で異様な空気を
醸し出している。
ニアは桃色の唇を尖らせながら、喉を詰めた低い声を出す。芝居がかった調子で
「「僕は一番になる。それまでお前は僕のライバルだ」なんて、若くして
死ぬような人が言って良い台詞じゃないんですよ。馬鹿ですか」
「はあ」
ジェバンニはそう相づちを打つほか無かった。酷い言いぐさだが、
それだけメロの死を悼んでいるのだろうと思うと何も言えない。ハルを
人質にSPKに現れた、精悍な金髪の少年。若くしてマフィアのプレーンにまで
上り詰めた彼がどういうひととなりだったのか、個人的にすごく興味はあったし、
ニアがもっとうち解けた相手なら一杯呑んでいろいろ聞きたいところだったが、
今はそんなのんきなことを言っている場合ではなかった。
ジェバンニはごほん、と喉を鳴らした。
「それでですね。あの……そういうこととは、何の関係があるんです?」
意外と太い眉を上げる。ニアは小さな背中を向けたままだ。
「ですからメロがいけないんです」
「それもよく分かりませんが」
「言わせるつもりですか。メロが私の処女を奪ってくれなかったのが
いけないんです!」
ばっと振り返る。可愛い顔をかすかに赤く染めていた。恥ずかしいなら言わなきゃ
良いのに……そんなごく当たり前の感想を抱き、ジェバンニは自分の冷静さに
心の中で拍手を送った。
動じない自分偉い。
ニアは堰を切ったようにしゃべり始めた。
565ステ×ニアで脱処女奮闘記2:2009/07/06(月) 16:56:52 ID:DN5Wji7h0
「私だって人間です。毎日毎日モニタールームに詰めて、いえそれは良いんですが
やれ遊びまくったティーンが殺されただの仲の良いカップルが刃傷沙汰になっただの
低俗なんですよ!低俗すぎて吐きそうですしかし……私とメロは思い合っていても
触れることなく、彼は地面に還ってしまいました……と、いうことは、
私が将来セックスするのはメロ以外ということになりませんか? 
冗談じゃないんですよ。幼い頃からメロ一人と思い詰めていた人の純情を
なんだと思ってるんですか。かといって未亡人よろしく死んだ男に殉じるなんて
まっぴらごめんです。こちとら若いんですよ。欲求だってたまります。
若死にした男を想って一生エッチしないなんて馬鹿馬鹿しくて出来ません。
しかし相手がいない。Lと言うことで世間からはまるで危険物扱い。こんなことでは
私には一生エッチの相手が見つかりません」
息継ぎも少なく一気に言い切る。その姿は推理が冴えている時のニアそのもので、
この人キラ事件の捜査中、結構いらんこと考えてたのかなぁ……とジェバンニは
複雑な思いを抱いた。キラ事件終了後、SPKは解散し元メンバー達はL直属の
部下となったが、こんなニアの姿を見るのは初めてだ。
「と、いうことでまあ、仕方がなかったんです」
ニアはもごもごと口ごもる。ジェバンニは素直に頭を下げた。
「すみません。夕食にペペロンチーノなんか作った僕が間違っていました」
「なっ……ジェバンニ、私がガーリックで発情していると!?」
「違うんですか? だってさっき、その積み木で角おな」
「馬鹿低脳ウジ虫以下!」
わざと言ったのだが、ニアは真っ赤になった。意外と可愛い。
「それ以上言ったら殉職させますよ!?」
「怖いなぁ……」
苦笑する。あの毒舌のニアが、焦って罵る言葉を何も思いつかなかったに違いない。
そう思うと可愛らしく見えてくるから不思議なものだ。くすくす笑うジェバンニに、
ニアは憮然と頬をふくらませた。
「何ですか、人を馬鹿にして」
積み木を持って立ちつくす白パジャマ姿。中身は20歳の少女と言えど、
見た目は酷く幼い。子供といっても通用しそうだった。
「いえ……とにかく、欲求不満ならスポーツをするとか、違う形で昇華させると
良いですよ」
「何模範解答してるんですか。ジェバンニだってオナニーくらいしてるでしょうに」
「なっ」
今度はジェバンニが絶句する番だった。ニアはにやりと口角を上げる。
「知ってますよ。4年付き合った恋人と別れて以来、忙しさのあまり
彼女が長続きしない、あなたは風俗嫌いだそうだし、ここ3年はご無沙汰みたいですねぇ」
「今のはセクシャル・ハラスメントですよニア」
566ステ×ニアで脱処女奮闘記3:2009/07/06(月) 16:57:27 ID:DN5Wji7h0
なるべく怖い声音で言ってみたが、ニアはますます面白がって
「訴えますか? Lにセクハラされたと。あなたがLとコネクションを持ってると
世間にばれたら大変でしょうね。マフィア、FBI、CIAは言うに及ばず、あちこちから
監視と盗聴の日々よ、ウェルカム!」
ばっと手を広げる。ジェバンニは形の良い唇をかみしめた。
「……くっ」
「良いことを思いつきました」
くるくると銀の髪を、細く形の良い指に巻き付ける。
「生涯唯一の相手もいなくなったことですし、あなたで良いです」
「は?」
「は? じゃありません。優秀な私の部下、ステファン=ラウド」
積み木を手で勢いよく崩す。ばらばらと音を立てて床に落ちる積み木に、
ジェバンニは自分の姿を見た。ニアはにぃっと笑うと、椅子に腰掛け、
右足を上げた。黒目がちな目をあさっての方向に向けて、
いかにもけだるそうに
「任務を与えます。ジェバンニ。私の破瓜を手伝いなさい」
ジェバンニは立ちつくした。
処女捨てるのって……そういうもんだっけ? もてはするが真面目なジェバンニは
内心ドン引きながら、少女の次の指示を待った。
567ほのぼのえっちさん:2009/07/06(月) 16:58:22 ID:DN5Wji7h0
今日は以上です
568ほのぼのえっちさん:2009/07/07(火) 20:15:12 ID:07h1nQL70
面白いで〜す!悲しい様などろどろした様な
のもいいけど、相手は信頼あるジェバだし。
ニアたん幸せなら新感覚の処女喪失
って感じでグ〜。
569れくた:2009/07/08(水) 10:54:08 ID:T77dAPtoO
ニア、私がいるじゃまいか…
570ほのぼのえっちさん:2009/07/08(水) 17:57:51 ID:cxdDI/sh0
レスありがとうございます、投下します
すみません次回からエロ入ります
ステニア
571ステ×ニアで脱処女奮闘記4:2009/07/08(水) 17:58:47 ID:cxdDI/sh0
「あら。ジェバンニ、楽しいことでもあったの?」
同僚のハル・リドナーがセルフのコーヒーを手に言う。デスクが4つしか
無い割にはゆったりとしたオフィスは、大きなモニターがかかっている以外には
ふつうの会社のように見えるだろう。ジェバンニは口に当てていた手をはずすと
平常心、平常心と自分に言い聞かせた。
「いや。ニアでもストレスを感じるんだなと思って」
「何かあったの?」
ハルは眉をしかめる。
「生意気なことを言うと殉職させると言われたよ」
「よっぽど逆鱗に触れたんじゃない? あなた」
「そうかも」
「そうかもって……何言ったの」
ジェバンニは唇に指を当てた。
「秘密。とりあえずニアは寝かせてきたよ。明日になったら平常心に戻ってるだろう」
どうしても眠れないときのための睡眠薬をニアに飲ませ、眠りについた彼女を
ベッドに寝かせてきた。いつもらしくない態度は自慰行為を部下に見られた
せいもあるだろうが、積み重ねた疲れで神経が高ぶっている可能性もある。
ぐっすり休めば落ち着いて、自分の言ったことの意味に気づいて赤面するだろう。
しばらくはぎこちないだろうが、それはまあ、仕方がない。自分は9歳も年上
なのだから、ニアの未熟さも受けとめてやらないと。
ハルは息をついてコーヒーを口に含む。体を揺すりながら
「ねえジェバンニ。気になってることがあるの。……ニアのことなんだけど」
「どうかしたの」
「毎日毎日あんなモニタールームに詰めて、神経が参っちゃわないのかしら。
だってあの子、休暇もろくにとってないし、友達もいないようなのよ」
「仕方が無いじゃないか。ニアが前のハウスの子達とは連絡を取りたくないと
言ってるんだから。
かといって僕らが友達になるわけにもいかない。あくまで上司と部下だし、
ニアは「仲良しの元SPK」を望んでいない」
「意外と頭が固いのね。L業のために自分を殺すなんて、私、時折あの子が
不憫で仕方が無くなるのよ。年頃の女の子なんだから、彼氏の一人も作って
遊びたいでしょうに」
彼氏、の一言に、ジェバンニはむせた。
まさか、あれ誘ってた訳じゃないよな……。そういう意味じゃないよな?
ハルはジェバンニの態度を違う意味に取ったのか、ますます眉根を寄せて
「私、おかしいことを言ったかしら」
「いや。ちょっと驚いて。随分とニアに入れ込んでるんだね」
「もう3年も一緒にいるのよ。当然じゃない?」
「僕はそうは思わないな。いかにも放っておいて欲しそうだし、彼女は僕らとは違うから」
572ステ×ニアで脱処女奮闘記5:2009/07/08(水) 17:59:23 ID:cxdDI/sh0
「同じ人間よ」
「君は優しいね。それともメロのことが関係してる?」
カマをかけてみたら、ハルはデスクにまろいヒップを下ろし
「……なんだかんだ言って、仲良かったのよ、あの二人」
遠い目をして言う。
「好きの反対は無関心。だったらご執心の反対はなんて言うのかしら?」
「無関心だろうね。メロがニアを好きだったと?」
「ううん。好きとかじゃなくて……一生をかけてもいいくらい、大嫌いだったんだと
思うわ。たぶんニアも同じ。だから、ニアが公私を捨ててL業をやってる姿を見ると
辛くなるの。この人は仕事に何を見てるんだろうって」
知的なまなざしが僕を射る。見透かされているようで、居心地が悪かった。
僕はもしかして、傷ついている少女に対して、すごく安易な解決を図ったのだろうか?
抱くわけにはいかなかった。一晩だけの情を交わすには、ジェバンニにとって処女は
重すぎる。口では論破されて言いくるめられて終わりだろう。しかし、
優しく話を聞いてやるくらいは、しても良かったんじゃないか……?
いやになるくらいお人好しな部分がジェバンニの心に鎌首をもたげてくる。
「ニアはあなたに対しては割とフランクだから、良かったら話を聞いてあげて」
「フランク……?」
あの高圧的な態度が?
「気づいてなかったの? ニアはあなたによく甘えてるわよ。レスター指揮官が
たまに嫉妬してるわ。ニアはジェバンニがお気に入りみたいだって」
甘えてる? ニアが僕に? ジェバンニはかぶりを振る。
「お気に入りの意味が違うんじゃない?」
「使い勝手の良い部下だって、お気に入りには違いないじゃない?」
ジェバンニはちくちく痛む胸とハルの言葉に肩を落とす。
「……明日少し話をするよ」


「それで、用件は何ですか」
当たらないダーツを投げながらニアは言う。やはり暇そうだった。ジェバンニは
床に貯まったダーツを見ながら、推理と違って当たらないなぁと不遜なことを考えた。
「昨日はよくお休みになられましたか」
「ええ。誰かさんが私に一服持ったおかげで、嫁入り前だというのに、男の前で
無防備な姿をさらしてしまいました。屈辱です」
「人聞きの悪い言い方はやめてください!」
「冗談です。それにしてもジェバンニは、あんな薬を使って休むこともあるんですね」
「最近は使っていませんよ」
「私がこき使っているせいで疲れますね」
「僕が何かしましたか」
573ステ×ニアで脱処女奮闘記6:2009/07/08(水) 17:59:53 ID:cxdDI/sh0
「何故」
「いやに突っかかってくるな、と。気のせいなら良いんですが」
ニアは振り返る。丸っこい目がジェバンニの姿を捕らえた。白いぶかぶかの
シャツの下の優しいふくらみにどきりとする。いかんいかん。相手は
上司だ。昨日のことがあるから、妙に女として意識してしまう。玩具に
埋もれている姿はまるでちびっこなのに。僕はロリコンか!?
いやいや。相手は20歳。僕は29歳。どこもおかしくはないはずだ。
「言ったでしょう。女として絶望しているんです」
「絶望……」
「自分の人生はもう女として機能することが無いのかと思うと、私だって
絶望くらい感じますよ」
淡々と言う。メロのことを言っているのかと思うと、胸が痛んだ。ジェバンニは
出来うる限り優しく言う。
「あなたはまだ若い。これからいい男に巡り会えますよ」
「出会いがありません」
いや、それは、ねえ。
「モニタールームにこもってないで外に出ましょうよ」
「出会いがあっても、私は男に好かれる要素があまりありません」
「そんなに彼氏が欲しいんですか?」
ちょっと呆れて問うと、ニアはぷうと頬をふくらませた。
「昔の男を忘れるには新しい男を作れ、と聞きました」
なかなか建設的なことを言う。前向きじゃないか。メロを亡くしたことについて
泣かれたらどうしようと思っていたジェバンニは内心ほっとした。
「分かりました」
「分かってくれましたか。では早速シャワーを」
「違います!」
ニアはむくれた顔のまま下を向く。こうしたところは、まるで子供だ。
「分かったというのは、じゃあ、お付き合いのふりでもしましょうか、ということです」
「ふり……」
「レスター指揮官では年上過ぎるし、彼氏の真似事をするなら僕以外いないでしょう」
「素敵ですその暴論」
「やっぱやめとこう」
「冗談です。じゃあ、今日からステファンは私の恋人ですね」
嬉しそうににっこりと笑う。思わぬかわいさにどきりとした。いかんいかん、
上司の命令、上司の命令……。
「じゃあさっそくキスしてください」
「はいはい」
目を閉じて唇を突き出したニアの額に、ちゅっとキスを落とす。ニアは
不服そうに僕を睨む。
「キスは本当に好きな相手とするものですよ、ニア」
「じゃあ」
ニアは顔を輝かせた。ジェバンニは頷く。
「付き合っているのなら、構わないでしょう」
自己欺瞞だ。心の中で毒づいたが、後は野となれ山となれ。可愛い上司にここまで
誘われて断れるほど、僕はまだ人間が出来ていなかった。
574ほのぼのえっちさん:2009/07/08(水) 18:01:15 ID:cxdDI/sh0
今日は以上です
575ほのぼのえっちさん:2009/07/10(金) 18:48:42 ID:5VaIgK7y0
投下します
ステ×ニア20禁
576ステ×ニアで脱処女奮闘記7:2009/07/10(金) 18:49:29 ID:5VaIgK7y0
目の前のニアを抱き寄せる。石けんの良い匂いがした。ニアは肌がかぶれやすいとかで
ベビーソープを愛用しているのだとハルが言っていた。
「恋人同士は映画を見てレストランに行くのを3回繰り返し、ことに及ぶのだと
聞きました」
大きな目がジェバンニを覗き込む。僕は胸ポケットから携帯を取り出し適当な
レストランを予約しようとしたが、白い指がそれを制した。
「そんなまどろっこしいことは良いんです。ちゃっちゃと済ませてしまいましょう」
「君ね」
「私では不服ですか? ステファン」
首を傾げる。白いシャツから覗く素肌がまだ10代の白く透き通った色をしていて
僕はごくりと唾を飲み込んだ。ジェバンニは平常心を保とうとなるべく優しく微笑み
「そんなことはないですよ。あなたは魅力的だ」
「無茶苦茶にしてやりたいくらいですか」
ごほん、と喉を鳴らす。
「……もう少し上品な物言いを」
「下品な女では勃ちませんか」
「あなたは下品な女じゃない。……もしかして誘い方を知りませんか」
ふと思いついただけだが、ニアは図星だったのか口を閉ざした。くせのある銀の髪を
優しくなでつけ
「練習してください。僕を実験台にして」
言って頬にキスをする。何度か繰り返し、首筋にキスを落とした。舌で
なぞってやると、くすぐったいのか首を竦める。まだ緊張しているようだった。
無理もない、初めてなのだ。知らない人間に抱き上げられた子猫のような
戸惑い顔に笑ってやる。鎖骨を指でなぞり、すっと手を下ろす。服越しに
小さなふくらみに触れると、ニアは甘い声を上げた。
「あんっ、ダメ、そんなとこっ……」
「ニア。まだちょっと触れただけです。早いです」
注意すると、ニアはふてぶてしく舌打ちする。
「ちっ」
「……声をあげても周囲には漏れませんが、無理に上げる必要はありませんよ」
「無理にでも声を上げると、雰囲気と快感を高めるのだと聞きました」
「その実用書貸してください、焚書にしますから」
言いながら胸を揉みしだく。ジェバンニの大きな手には可愛すぎたが、
揉んで興奮するには十分なサイズだった。ニアは椅子に体を深く預けてされるが
ままになっている。困惑した表情が、可愛らしい顔に陰を落として妙に色っぽい。
「あんまり気持ちよくないです……というか、くすぐったいです」
「緊張してるからですよ」
自信は正直あった。モノのサイズは普通だが、ジェバンニの指先の器用さを舐めては
いけない。4年付き合って別れた彼女も処女だったし、取り扱いにも慣れている。
577ステ×ニアで脱処女奮闘記8:2009/07/10(金) 18:50:09 ID:5VaIgK7y0
ジェバンニはシャツのボタンを外していく。ニアはぎゅっと指を握り込んだ。
ジェバンニから顔を逸らす。白くまろい胸と、バラの夜露を落としたような
可憐な乳首が露わになった。触れると、びくっと体を縮ませる。すべすべして
さわり心地の良い胸だった。下からすくうようにして揉み、唾液で汚しながら
乳首をくりくりと指でこねまわす。ニアはピンクの唇をかみしめながら、
んっ、んっ、と声にならない声を上げている。顔を限度いっぱいにそらして。
「気持ちいいですか」
「……違っ……ふざけるな……」
やれやれ、可愛くないお嬢さんだ。ジェバンニはニアを抱き寄せると、乳首を
音を立てて吸った。なるべくいやらしく音を立ててやると、ニアは引き離そうと
してくる。構わず押さえつけると、ぎちりと椅子が鳴る。
「は! ……あぁあっ」
激しく息をつき、ニアは体を反らす。ジェバンニは快感でぼんやりするニアの
頬を軽く叩くと
「しっかりしてください。下はもっと気持ちいいらしいですよ。あなたが
触っていたように」
「もっと……」
ニアはもじもじと股を擦る。ジェバンニは人の悪い笑みを浮かべ
「でも、さすがにそこまでは指示がないと触れませんね」
「恋人同士じゃなかったんですか」
「真似事なんでね」
「分かりました。ジェバンニ……その……」
「はい」
ニアはぎゅっと目を閉じる。
「私の……その、股の……」
「股の?」
「付け根を」
「付け根ってどこですか?」
ジェバンニは指でニアの下腹の辺りを軽く撫でてやる。乳首をちゅくちゅくと吸う。
ニアの息が上がってくるのを感じた。頬を赤らめながら、
「あん……」
「早く言ってください」
「はい。その……私の股の付け根を」
「付け根は何という名称ですか?」
「お……おまんこを、私のおまんこを……触りなさい……」
ニアはよほど恥ずかしいのか、ぎゅっと目を閉じたままだ。ジェバンニは
「合格」とつぶやきズボンを下ろす。白いショーツが露わになった。ニアは
ほぼ反射的に手でショーツの前を隠した。
「あっ、やっぱりダメです、取り消します!」
「あれえ? 今、濡れてしみになってた気が……」
「ステファン・ラウド! それ以上言ったら怒りますよっ?」
「濡れてないんですよね? じゃあ見せられるはずだ」
578ステ×ニアで脱処女奮闘記9:2009/07/10(金) 18:50:44 ID:5VaIgK7y0
「うっ……」
「確認させていただきますよ」
ジェバンニは「紳士的に」と心に誓ったことを忘れ、ニアの手をどけた。
ショーツにはいやらしい染みがにじんでいた。ニアは顔を覆ってしまう。
「見ないでください」
「はっきり見えますよ。おっぱいを吸われて濡れちゃったんですね。きっと中は
ぐしょぐしょだ。触って欲しくて花びらがぴくぴく動いてるに違いない」
「いや、ステファンはどうしてそんな意地悪を言うんですか」
「意地悪ですか?」
ぐっと指をショーツに沈めた。クリトリスのあたりを撫でてやると、
ニアは「くうっ」とも「あくっ」ともつかない声を発した。蜜壺が
うごめいているのが分かる。湿った指で優しく花びらの形にそって撫でてやると
いやらしい雌の本性が、雄の指に食らいつこうとしてくる。ニアはそれが
恥ずかしくてたまらないらしい、顔を覆ったままだ。
「ほらどんどん濡れてきた。中が動いているの、自分でも分かるでしょう?」
ニアの耳たぶをそっとあまがみしてやる。「ペニスが欲しいって言ってるんだよ。
君の体が」
「そんなの……嘘ですっ……」
「口ほどにもないなぁ。あなたが言ったんじゃないですか? 僕に破瓜を手伝えと」
「そうですけど……こんなの、想定外です……」
「想定外でも何でも」
ショーツの中に指を入れる。一瞬乾いているのかと思ったが、指がぬぽりと
海の中に入った。ニアの体がびくんとはねる。
「ああっ! あんっ、やはぁ」
「ここが欲しいって言ってるよ」
人差し指を蜜壺にぐっと入れる。ニアは叫んだ。
「あんっ、嫌、避妊だけはしてぇっ」
「? これは指ですよ」
入り口がかすかに引っかかったが、指はぬぽぬぽと狭い膣の中を進んでいく。ニアは
僕を見下ろすと、少し青ざめた顔で言った。
「嘘」
「いえ……さすがに避妊はしますが」
「そうじゃなくって。これが指一本の痛さですか?」
真顔で問う。僕は興奮に水を差された気がして、少し憮然としながら
「そんなに痛いですか?」
指を二本に増やし、ゆっくりと突き進んでいく。ニアは首を振った。
「痛、痛いです、やめてくださいっ」
僕は指を抜き、涙目のニアを抱き上げると、床に下ろした。白く張りのある
足を持ち上げるとぐっと開く。銀の花に包まれた、初々しい桃色の花びらが
蜜を垂らしている。
「いや、ステファン、離してください、恥ずかしいですっ」
「ごめん、濡らし方が足りなかったみたいだね」
「えっ!? やは、あんっ、あああんっ」
口を開ける。じゅるじゅると音を立てて蜜を吸う。ニアは恥じらいはどこへやら、
身も世もなくよがった。舌の動きに合わせて叫び、泣き、足をばたつかせ、最後には
けいれんして動かなくなった。涙の跡が白い頬に張り付いている。かすれた声で
つぶやいた。
「こんなの……無理……」
ジェバンニは指をもう一度入れる。かなり狭い。一本目はにゅるりと入ったが、
二本目は途中でニアが目を開いた。
579ステ×ニアで脱処女奮闘記10:2009/07/10(金) 18:51:13 ID:5VaIgK7y0
「痛いです」
「我慢してください」
ぐっと進もうとする。ニアはふるふると震えていたが、ジェバンニを蹴った。
鍛えた体は虚を突かれて後ろにこける。
「ニア?」
「痛いです」
「優しくします。体の力を抜いて」
「抜きました。抜いたんです」
ニアは真っ青な顔をして言う。
「やっぱり私は、女として欠陥品なんです……」
「ニア。初めてで入らない人はいるんだ。欠陥品じゃないよ」
慰めたつもりだったが、ニアはあからさまに落胆した顔をしていた。僕は
興奮した自分自身を心の中でなだめながら
「また今度にしましょうか」
なんだかんだ言って、心の準備もまだなのかも知れない。自分も急ぎすぎたのかも。
ニアは体を起こすと、ジェバンニと向き合った。
「初めてです」
「それは知ってます」
「こんな屈辱は初めてです」
------は?
ニアはきっと顔を上げた。負けず嫌いなまなざしが僕を射抜く。
「やりましょう。必ず破瓜してみせます」
……はぁ。
気の強い彼女に感心しながら、でも痛いのには弱いんだな、と意地悪なことを思った。

580ほのぼのえっちさん:2009/07/10(金) 18:51:43 ID:5VaIgK7y0
今日は以上です
581ほのぼのえっちさん:2009/07/10(金) 22:46:31 ID:Yl3CTtpr0
グッジョブ
582ほのぼのえっちさん:2009/07/11(土) 13:54:38 ID:owf1eJ0J0
レスありがとうございます。投下します
ステニア20禁
583ステ×ニアで脱処女奮闘記11:2009/07/11(土) 13:56:40 ID:owf1eJ0J0
「あとはシャネルのH5番とトップコート------キラレンジャー戦隊セットと」
ジェバンニはメモを手に忙しくデパートの中を巡る。10分で回ってこいとの
仰せだ。ちくしょう、あの女(ニアのことだ)後で性的に苛めてやる。心の中で
うろんな誓いを立てながら、哀愁漂う黒スーツは慣れたデパートを的確に
歩き抜いた。目の端にちらりと映った広告に、ジェバンニは我が目を疑った。
(ボトルシップ展だと……!? なに、16日から!? み、見たい……
この帆船、アレクサンドリア号か。この曲線がすばらしいじゃないか……!)
ジェバンニは恍惚とした顔で店内に張られた広告に触れる。  
「ママー。あのお兄ちゃん何してるのー?」
「しっ、見ちゃいけません!」
近くで親子の声がしたが構っていられない。ジェバンニはうっとりとボトルシップの
写真に触れながら、さて休暇をどうするかと考えあぐねていた。


「デートに行かないかい」
モニタールームに寝ころんで遊ぶニアに、ジェバンニは猫なで声で言った。ニアは
新しい玩具をがんがんと床に叩きつけながら
「どういう了見ですか。この忙しいのに。セックスしたいというならば多少の
時間は空けますが、本当は私、恋人ごっこなどに興味はないんです」
確かに最初のBから急に忙しくなった。
が、セックスなら空けるのかよ。ジェバンニは目の前の理不尽な生き物に苦笑すると
「えーっと。Bデパートでボトルシップ展があるんです」
「分かりました。私の欲望を利用して自分の嗜好を満たすつもりですね。
この怠け者」
「誰が怠け者ですか! 違います、たまの休暇くらいもらったって良いじゃないですか」
ニアは半壊した玩具を労るように撫でると(今更!)、呆れたような顔で
「分かりました。ステファンとおでかけ出来るなんて楽しみです……」
とても楽しくなさそうだった。それでも良い。ボトルシップ展に出かけられるのなら!
ジェバンニはニアの手を握るとぶんぶんと振った。
「ありがとうニア、最高のデートにして見せるよ!」
ニアはますます渋い顔をして
「なんですかその中学生みたいな意気込み。もうすぐ三十路のくせに。
いい年した男が純情ぶってないで仕事してくださいよ」
584ステ×ニアで脱処女奮闘記12:2009/07/11(土) 13:57:22 ID:owf1eJ0J0
かっ……わいくねーーー!!
ジェバンニはずいとニアに迫った。「ちょっ……」と叫ぶニアに構わずそのまま
押し倒す。胸に触れた。優しく揉みしだき、乳首をつまむ。愛らしい小さな乳首が
ぴんと立ち上がった。心なしか少し大きくなった気もする。ニアはおとなしく
されるがままになっている。頬にうっすらと紅が差して、愛らしい少女を
色っぽく見せる。
「抵抗しないんですね。気持ちいいことされてるから?
使いっ走りをされた腹いせに苛めてやる。ニアはぼんやりとジェバンニの
目を見ると
「男の方が性欲が強いと聞きました……女の胸を触りたいのは男だと……」
「本当に焚書にしたい本だね。今持ってる?」
ニアはよろめく足で立ち上がると、本棚から一冊の本を持ってきた。「男と女の
性の辞典」とある。ジェバンニはそれを広げた。どうやら実用的な本ではなく
恋愛ボケした少女の体験談集のようなものらしい。明らかに妄想で書いたと
思われる、妙に楽しそうなレイプ話も載っていた。回されたとか、
痴漢されたとか……。
「こういう本を読んでオナニーしてたんですか」
ニアはこくりと頷く。真面目な顔だ。
「いざというときのため、感じられるように女性も努力すべきだと書いてありました」
か、可愛い。ジェバンニはぷっと吹き出した。ニアはむうっと頬をふくらませ
「何がおかしいんですか。知っての通り、私は本やネットでしか情報を得る術が
無いんです」
「今は僕がいるから良いじゃないですか」
言って自分を指さす。ニアは釈然としない顔でそれでも頷く。
「ところでこの本、どこまで読みました?」
「全部」
全部かよ。
「……三代目Lは意外と暇なんですね」
「まさか。昔から教科書は全暗記することにしてるんです」
「教科書……教科書ね……ふうん……」
「何か文句がありますか」
ジェバンニはハートマークの乱舞するページをニアの眼前に突き出すと
「『今日は彼氏と友達で三Pしちゃった☆てへ♪とっても気持ちよかったよぉ〜〜〜
v(^^)v』これのどこが教科書的な読み物ですか!」
「オナニーの教科書ですからフランクで良いんです!」
「ほう」
僕は一息ついた。「じゃあこれなんかはどうですか。A君に呼び出され、
彼はいきなり私の胸をつかむと押し倒し」
言いながらニアの胸に触れる。やや乱暴にこねまわす。
585ステ×ニアで脱処女奮闘記13:2009/07/11(土) 13:58:27 ID:owf1eJ0J0
「あっ、ジェバンニ、やぁ、そんなに乱暴にしたら、痛いですっ」
「嫌がって抵抗する私の服をはぎ取り」
本を脇に置いてシャツを脱がす。大丈夫、暗記は得意中の得意だ。乳房が
シャツの合間からまろび出た。ぴんと立った乳房に乱暴に吸い付く。
「あっ、嫌、怖い、怖いですジェバンニ……っ!」
ばたばたと足を動かす。ジェバンニは抵抗する小さな体を押さえつけ
「下も濡れてるんだろとA君は言った」
指をショーツの中に入れる。少しだけ湿ったそこは生暖かい。指で
ゆっくりと撫でてやると、ニアは小さく喘ぎ出す。
「私は気持ちよさに声を抑えきれなかった」
「あっ……あんっ、あふぅっ、嫌ぁ……」
「快感にどうにかなってしまいそうだった」
ぬぷぬぷと音を立て始める。クリトリスを濡れた指で執拗になぞってやると、
ニアは僕の頭を抱き寄せた。胸が間近でふるんと震える。
「A君は気持ちいいんだろと言った。こういうのを見てオナニーしてた訳だ。
ふうん」
そっけなく言ってやると、ニアは悔しさをにじませた声で
「いけませんか。私がメロを想ってオナニーしてて」
「なるほど。A君とメロを置き換えていたわけですね」
ぬぽぬぽと指を交錯させる。ちゅぱっと指を蜜壺に入れる。吸い付く動きに
興奮が高まる。まだすごく狭い。中をまさぐると、ニアは不快そうに
顔をしかめた。
「じんじんします」
「慣れるよ」
しばらく指を動かさずに、じっとニアを抱きしめてやる。
「暑いです恋人でもない男にくっつかれて喜ぶ趣味はないです」
「緊張を解いてるんですよ。セックスしても良いくらいには好きなんでしょう?
僕のことを」
確かに暑い。ニアはぷいとそっぽを向いた。興奮して頬が赤い。
「生理的嫌悪感はありません。優秀な部下ですし、能力は買っています」
「セックスしたら好きになるかもね」
「うぬぼれないでください。あなたはメロとは違う」
「はいはい」
「平気になってきました」
「じゃあ動かすよ」
まだ指一本なんだけどなぁ……道のりは長いな。思いながら指で中をまさぐって
やる。もぞもぞと体を動かすニアだったが、子宮の入り口辺りを指でなぞって
やると、びくんと体が跳ねた。
586ステ×ニアで脱処女奮闘記14:2009/07/11(土) 13:59:22 ID:owf1eJ0J0
「ここ、良い?」
「電流が走ったかと思いました。どこですか?」
探求心の方が勝ったらしい。ジェバンニは優しく触りながら
「子宮の入り口だよ」
「いや、怖いです、そんなところ触らないでください」
ニアは恐怖心も露わに言う。ジェバンニは頬にちゅっとキスを落とすと
「優しくするよ。君の体を傷つけたりしない。誓える」
真面目に言うと、ニアはやはりまだ怯えた顔でこくりと頷いた。他に
感じる場所は無いかな……指で中をまさぐると、一つの場所でニアは
嫌がるように身を引いた。僕はニアの体を押さえつけると指でぐりぐりと
そこを押した。
「あっ……ああぁあっ……」
足を動かす。冷たい床の上に広がったパジャマが端へと追いやられた。
いつの間にか潤みきった蜜壺に、僕は二本目の指を足すと、くちゅくちゅと
ペニスのように注そうした。
「ああっ、あんっ、いいっ、ジェバンニ……っ」
乱れるニアにごくりと唾を飲み込んだ。僕は乳房に唇を当てる。
ニアのクリトリスに手の甲を時々当てながら、人差し指と中指を注そうした。
「吸い付いてくるよ。ちょっと狭いけれど、美味しそうだね」
「ああっ、やぁっ、ジェバンニ……っ」
全身を赤く火照らせて叫ぶ。僕は指を抜く。にちゃっと糸を引いた。
「うわ。こんなに濡れてるよ。いやらしいおまんこだね。そんなにペニスが
欲しいんだ?」
ニアは信じられないと言いたげに僕と指を見た。
「ジェバンニはそんな意地悪じゃないと思ってたのに……」
ふん。人を仕事以外でこき使った罰だ。ジェバンニは指を「しょうがないな」と
さも言いたげにティッシュで拭くと、わざとらしくため息をついた。
「とれにくいなぁ。ニアの愛液は。まあ、こんなに量あるとね」
「そ……そんなことないです……」
「そんなことあるんだからしょうがないでしょう。まさかこんなに濡らして
おいて、自分が淫乱じゃないと?」
「私は淫乱じゃないです。ジェバンニ、失礼な口を何とかしなさい。でないと」
「でないと何?」
ジェバンニはニアのクリトリスを指でいじる。
「ああっ、はぁあん、はぁっ」
「あなたは性的欲求不満なんだ。それは淫乱な子だからですよ」
「違う」
「違わない。ほら、男が欲しいって言ってる」
ぬぽっと指を再度入れる。中で指を動かしてやると、「うっ」「くうっ」と
ニアは顔をしかめる。快感を我慢しているようだが、高まった性感は裸の
身では隠しようがない。
「ほら。あなたのおまんこが、ペニスが欲しいって言ってる」
「言ってませんっ」
「言ってるよ。ここに入れて、かき回して無茶苦茶にして欲しいって」
「やぁ……くっ、あっ、違い、ますっ」
「強情だなぁ」
「い、良いから早く、終わらせなさいっ」
「はいはい」
587ステ×ニアで脱処女奮闘記15:2009/07/11(土) 13:59:44 ID:owf1eJ0J0
「私はさっさと破瓜したいだけであって、そんなものが欲しいとか言ってませんっ
……ああっ」
指を抜く。惜しそうなまなざしにキスを落として、ジェバンニはズボンを
脱ぎ捨てた。パンツを下ろす。立ち上がった男性自身に、ニアは青ざめた。
「無理……」
「サイズは普通ですよ」
「ええっ!?」
スキンをはめて、ニアの蜜壺の入り口にペニスを当てる。ぐっと腰を進めたら、ぐっと
腰を引かれた。
「無理です。きつぎます」
「我慢してください」
足を上げさせる。これで良いんだろうかととまどう表情が愛らしくて、僕は
頬にキスを落とした。4年間付き合った彼女も、最初はそうだったなと
思い出す。入り口に軽い抵抗があるが、優しく入れれば傷つきはしないはずだ。
ジェバンニは怖がる少女に微笑みかけながら、ぐっと腰を進めようとした。
「嫌、痛い、痛いですっ」
「我慢してください、三代目L」
言われてはっとした顔のニアに、さらに腰を進める。入っていかない。
緊張しているのか、拒絶しているのか、腰が石のように堅かった。
入れるのに難儀していると、ニアがとうとう泣き出した。
「痛いです。こんなの、もう嫌」
「体の力を抜いて」
「抜いてるんです!男には分かりません!」
ヒスを起こす。しょうがないな、とジェバンニは残念無念で腰を引いた。ニアは
顔を擦る。ぽろぽろと涙をこぼした。
「やっぱり、欠陥品……」
「ニア。こうしましょう」
僕はニアの肩をつかんだ。
「毎日入れる指を1本ずつ増やしていくんです。指が5本も入ればペニスだって
入るはずです」
我ながら名案だと思った。ニアはすがるような目で僕を見つめる。抱きついてきた。
「ジェバンニ。破瓜にはあなたの手が必要です」
……冗談で言ってるのかなこの人。僕はニアの背中をさすってやると、
軽くため息をついた。
とりあえず、今日も雑誌で抜くか畜生。
588ほのぼのえっちさん:2009/07/11(土) 14:00:12 ID:owf1eJ0J0
今日は以上です
589ほのぼのえっちさん:2009/07/11(土) 18:13:03 ID:ZNGCISZJ0
おわ〜、きたきたー!
182cmのジェバが155cmのニアに
覆いかぶさってるのを想像した。
なまいきジェバンニめ。ギャグもセンス
あるなあ。
590ほのぼのえっちさん:2009/07/12(日) 18:49:29 ID:2f2JFthEO
乙。なぜか
雑誌で抜くか、畜生に激しく吹いた。
591ほのぼのえっちさん:2009/07/13(月) 18:50:38 ID:c7qNeb6L0
レスありがとうございます
すみません今回微エロです
ステニア
592ステ×ニアで脱処女奮闘記16:2009/07/13(月) 18:51:33 ID:c7qNeb6L0
デパートの祭事場の一角に、資料展示室とでも名付けたくなる雰囲気が流れている。
周囲のざわめきから切り離された、クラッシックの流れる一室で、ガラス越しに
他人の作ったボトルシップを眺めていると、日頃の疲れが抜けていくのが分かった。
僕はうっとりとため息をつくと、隣に立つニアを見た。ニアは白パジャマではなく
白いシャツにジーンズといった出で立ちだ。さすがにデパートにパジャマ姿はまずい、
と説得した僕にいやいやと言った風情で着替えてきた。3年のつきあいだが、
ニアが外出用の服を持っているだなんて初めて知った。
「楽しいかい?」
「何故」
「いや、僕ばかり楽しむのはどうかなと思って」
それに君は無表情で分かりづらいし。ニアはくるくると銀の髪を指で巻くと
「ステファンが楽しんでいるのなら、それで良いではありませんか」
「君にも楽しんで欲しいんだ」
「面倒くさい男ですね。そろそろ帰りますよ。忙しい中リドナー達に無理を言って
抜けてきたんです」
「うん」
ジェバンニは言ってそっとニアの手を握った。意外と体温が高いな。そう思った。
ニアは拒否することはせず、片方の手でやはりくるくると髪を巻いている。
手を握ったまま、二人でボトルシップ展を出た。
デパートの窓から差し込む、正午の日差しが眩しかった。


「ふう……」
男子トイレの鏡で髪と髭をチェックする。ワックスで直してはいるが、くせが多い髪は
風に遊びたがり重力には逆らいたがる。久々のデートだもんな。直していたが、
背後からの声にびくっとなった。
「確かにあなたは美形ですが、ナルシストとは意外でした」          
「ニア!」
入り口でがやがやと声がする。ジェバンニは個室にニアを連れ込んだ。ドアを
閉める。ニアはきょとんとした顔で僕を見上げている。
593ステ×ニアで脱処女奮闘記17:2009/07/13(月) 18:52:14 ID:c7qNeb6L0
トイレに入らず声が去っていく。僕ははーっと胸をなで下ろすと
「ニア。なぜ男子トイレに?」
「実は私男なんです。ネットに集う性的倒錯者どもに女ということにされて
しまったんです」
「またそんなおかしなことを言って……出ますよ。人目に付くとやっかいだ」
「排泄欲求があるんです」
「女子トイレへどうぞ」
「その穴じゃなくて真ん中の穴です。えい」
ニアはズボンの上から下半身に触れてきた。ジーザス、あなたが痴女か。
「柔らかいです」
こねまわしながらも不服そうである。不服がられても困るんだけど……。
「当たり前でしょう! もう、おかしなことやってないで出ますよっ」
もうやだこの理不尽な上司。泣きそうになりながら出ようとすると、人が
入ってきた。チューリップを使う音がして出て行く。僕たちはじっと
息を潜めた。平日の昼間、婦人服の催事場では男性トイレはがら空きだった。
「実は私、あなたの弱みを握っています」
ニアはにまあっと口端をつり上げた。こ、怖い。FBIでさまざまな訓練を
受けたが、この女は何考えてるか全然分からなくて正直怖い。
「5年前、あなたは4年間付き合った彼女に振られましたね?」
「……」
ずきりと胸が痛む。そう、振られたのだ。雪のふる日、ジェバンニは
ある作戦の前に彼女に会った。FBIが3年間追ってきた中国系マフィアの
麻薬ルートを一網打尽に出来る千載一遇のチャンスだった。一緒にいながら
上の空だった自分に、彼女は言った。
「私ね、結婚するなら貧しくても良い、ずっと無事で、一緒にいてくれる
人が良いの」
そのときようやく気づいたのだ。彼女の指に、見覚えのない金の指輪が輝いている
ことに------
「そのときにあなたは思いのたぎりをポエムにした」
「……そう。ポエムに……って、え?」
ニアはシャツの中から紙を取りだした。
「それがこのポエムです。『ああ愛しのロアーナ、君は今どこにいるんだい。
あの懐かしいカフェでカサブランカを口ずさんでいるのかい。あの赤いチークを
塗って。愛しのロアーナ、ロアーナ。君がいない日々がどんなものか、
君には分かるまい』」
朗読する。確かに僕の字によく似てはいるが……。
「え……書いてない、ですよ……?」
中途半端に伸ばされた手が紙に触れる。ニアは無表情で
「この紙が何よりの証拠です。ジェバンニ、私はあなたの私生活に
口を挟むつもりはありません。しかし私生活にあまりに支障があった場合、
ついつい弱みとして握りこのように突きつけます。Lですから」
最悪だろおい。
僕は額に汗をかきつつ
「言わせてもらいますが、このポエムは身に覚えがない。身に覚えがない物を
突きつけられても困ります」
「それにしてもあなたの字に良く似ていますねえ。若くして大抜擢された
若手のホープ、か……Lとして送ったら、このポエム何人の人が信じますかねぇ」
ひらひらとジェバンニの顔の前で紙を揺らす。くそっ、なんて女だ。
同僚達の笑い声が聞こえた気がして、僕は顔を振った。
594ステ×ニアで脱処女奮闘記18:2009/07/13(月) 18:52:48 ID:c7qNeb6L0
「ニア」
「なんですか」
「僕を貶めるのは構わない。だが、Lの名を貶めるようなことはしないでくれ。
その名は……SPKとしてキラ事件に立ち向かった、僕の誇りだ」
真顔で見据えた。ニアは大きな目を瞬かせる。しばらく考え込んでいたが、真面目な顔で
紙を破った。
「ごめんなさい」
ぽつりとつぶやく。僕は微笑むと
「いえ。……出ましょう、こんなところに長居は無用だ」
「全くです。しかし私の用事は済んでいません」
「はあ?」
「言ったでしょう。排泄欲求があると。性欲なんて排泄欲と一緒です」
言いながら下半身に手を伸ばそうとしてくる。ジェバンニはその手を
がっと掴むと
「……近くのホテルを予約します」
「そんな時間はありません。ちゃっちゃと済ませましょう」
言いながらニアはしゃがみこむ。ズボンの上からモノにキスをした。その仕草に
ずきんとイチモツが反応する。正直な自分自身を呪いながら、ジェバンニは
ニアの手を離した。あ、ちなみに、とニアは顔を上げた。
「これからくわえますが、さすがにファーストキスは済ませてますのでお気遣い無く」
「メロですか」
「ええ。無理矢理押し倒して奪いました。あの頃はメロも小さくて可愛かったのに、
どうしてぐれてしまったんでしょう……」
あんたのせいじゃないのか、とジェバンニは思ったが、怖いので黙っておいた。
というか、ファーストキスは押し倒し、初エッチも脅したとなれば、これは
……人としてどうなんだろうなぁ……。もしかしなくてもこの人、
他にも滅茶苦茶やってんじゃないだろうな。FBIの敵はもしかしてLなのかも
知れない……必要悪の範疇を越えている……。
「何を考えてるのかはだいたい分かりますが、ファーストキスを奪われたくらいで
マフィア入りする馬鹿はいません。あれはメロの作戦でした」
ニアはジェバンニのベルトを外してパンツを下ろし、まだ柔らかく力もない
ペニスに手を触れる。
「……好きだったんです」
伏せていて表情は分からない。ただ低い声に、どう答えて良いか分からず
「知ってます」
595ステ×ニアで脱処女奮闘記19:2009/07/13(月) 18:53:21 ID:c7qNeb6L0
ニアはかぶりを振った。いつもの冷徹な視線でジェバンニを見据える。
「指示してください。どうすれば気持ちが良いか」
「勃ちませんよこんなところで」
「やってみなければ分かりません」
「無理だってば」
「世界最高峰の能力を持ってすれば男のペニスくらい」
「うわ一気に萎えた。だからやめてくださいよL関係持ち出すの。うなされそうです」
「男はデリケートですね……」
「あなたの神経がバリケードなんです」
「言うに事欠いて無礼な」
ニアは不敵に笑い、ジェバンニのペニスを口に含んだ。粘膜の擦れあう
心地の良さを感じる。手でしごく手がお話にならないほど優しい。
「ニア、もう少し強く擦ってください」
ニアは大きな目で上目遣いに見上げる。か、可愛い。反則だ……。
ニアはこういった知識だけはあるのか、舌で舐めているのを見せつけるように
僕を見る。あの偉そうなニアが、自分のペニスを、その小さな口を
いっぱいいっぱいにしてしゃぶっているのを見ていると、まあ、なんだその。
「元気じゃないですか」
我慢汁でぬめってきたペニスをちゅぱちゅぱっとしゃぶる。
「意外と顎が疲れますね」
中程にまで勃ってきたペニスを手でしごく。一生懸命なまなざしに心が揺れた。
可愛い。(口さえ閉じていれば)案外行動は可愛い……。
「パパーうんこしてるー」
足音とともに5歳くらいの男の子の声がして、ジェバンニははっとなった。
ドアの前で気配がする。
「パパぁ、足が四本あるよぉ。何で?」
ドアの下から覗きやがったなこのくそガキ! 親は何してる!
「たっくんおいで。そんなとこ覗かないの」
「だって足が四本あるよぉ?」
父親らしき声が遠ざかっていく。ニアは口からペニスを外し立ち上がる(あああ)。
口を袖口で拭き取ると
「行きましょう。父親が不審がって、警備の者を呼ばれたらやっかいです」
「……分かりました」
僕は可愛そうな自分の息子を見下ろし、深いため息をついた。
596ステ×ニアで脱処女奮闘記20:2009/07/13(月) 18:53:52 ID:c7qNeb6L0


「おかえりなさい。遅かったのね」
ニアを送っていき、元SPKの支部に戻ると、ハルがPCから顔も上げずに言った。
自分の机に書類の山がうずたかく積まれている。げ。今夜は徹夜か?
ハルは髪を耳にかけた。頬にはうっすらと汗がにじんでいる。
「どうだった?」
「へ?」
「へ、じゃなくて、ニアとデートだったんでしょ?」
PCから目線を外さない。ジェバンニは手を擦ると
「うん、その……手を、つないだよ」
乾いた笑いを漏らす。ハルはぷっと吹き出すと
「手ぇ? 随分可愛らしいこと」
「はは……」
頭を掻く。ペニスが生殺しの目に遭いました、とはさすがに言えない。
僕は心の中でため息をつく。やっぱり可愛くないあの女。冷静になった
頭でそう思った。
597ほのぼのえっちさん:2009/07/13(月) 18:54:16 ID:c7qNeb6L0
今日は以上です
598ほのぼのえっちさん:2009/07/15(水) 20:08:05 ID:8ePEsHlH0
投下します
ステニア20禁
599ステ×ニアで脱処女奮闘記21:2009/07/15(水) 20:08:52 ID:8ePEsHlH0
「ニア。エドガーの自白がとれました。やはりミシシッピ州連続
婦女暴行事件の鍵はレイモンドが握っているようです」
モニター室。ジェバンニはマイクを外し床の白い少女に向かって言う。ニアは
ロボットを手にがちゃがちゃ言わせながら
「アナスタシアの証言はまだですか」
「監獄にいる夫の証言も入っていますし、時間の問題です」
「了解しました。今夜は他に何もなさそうですね」
ジェバンニは時計を見る。パソコンに常時表示されているが、それを見るのが
癖になっていた。就職したときに父親からもらった古き良きジラールペルゴ。
お守り代わりだ。
「ええ。そろそろグラタンを温めましょうか……ニア?」
ごとっという音がして見ると、白い姿が床に倒れ伏していた。慌てて抱き上げると
当の本人はすうすうと安らかな寝息を立てている。僕はほっと息をつくと
少女を抱き上げ寝室へと運んだ。
ベッドに下ろし布団をかけてやる。額をなで上げると、やや顔が青白い。疲れが
たまっているのだろう。仮眠は各自ローテーション制で取っていたが、ニアは
寝ていなかったのだろうか? なぜ……? 疑問符を頭に浮かべながら、
冷蔵庫にアイスティーがあったよな、と思い立ち上がる。スーツの端を
誰かがつかんだ。ニアだ。ニアは微笑んでいた。とても嬉しそうな顔で
「メロ。お帰りなさい……」
そう言って腰に抱きつく。僕は振り払うことも出来ずに固まっていた。
額をもう一度撫でてやる。今度は優しく。
寝ぼけている。あのニアが。
「ニア。起きているならアイスティーを飲みますか。それから少し眠りましょう。
あなたは休んだ方が良い」
600ステ×ニアで脱処女奮闘記22:2009/07/15(水) 20:09:34 ID:8ePEsHlH0
ニアはうっすらと目を開けた。
「メロと一緒……?」
「はい」
「うれしい……」
微笑む。大粒の涙が額を伝った。僕はそれをぬぐってやると、アイスティーを
持ってくる。起こして、口に含んでやる。信頼しきったように僕に身を
任せていたが、ぱちぱちとまばたきすると、信じられないと言ったまなざしで
こちらを見た。まるで僕が騙したとでも言うかのよう。
「なんであなたなんですか」
「……なんでと言われても」
ニアはふいと視線を逸らした。
「すみません。的はずれなことを言いました」
落ち着かないと言いたげに体を揺する。僕はニアの肩に腕を回すと、そのまま
押し倒した。ニアは軽く抵抗したが無視する。
こういう時の女の抵抗が本気で無いことを、僕は知っていた。

「あっ……ああんっ、はぁっ」
くちゅくちゅと音がする。花びらの中で指を押しつけるようにしてやるのが、
ニアの好みだとすでに気づいていた。じらすように撫でながら、時折押してやると
待ちかねたように鳴く。それがすごく可愛くて、つい何度もやってしまう。
「だいぶ声が出るようになってきましたね」
「ジェバンニ」
「メロを呼んでも良いですよ」
僕は言ってニアの顔を手で塞いだ。
「こうしていれば分からない。なんなら黙っていましょうか?」
「そういう後ろ向きな行為は好きじゃないんです。私の今の恋人は
ステファン、あなたです」
「光栄だな」
「あっ……う、あうん、やはぁ……」
ぬぽっと指を入れる。ゆっくり差し込んでやると、3本はなんとか入った。
寝ていたのが良かったらしい。となるとやはり緊張していたのか?
「あと少しでペニスが入りますよ」
ぬぽぬぽと注そうしてやると、ニアは少し怯えたようなまなざしで僕を見た。
601ステ×ニアで脱処女奮闘記23:2009/07/15(水) 20:10:19 ID:8ePEsHlH0
「怖いですか?」
「どうして己の体にそんなものが入るのを、世の女性達は受け入れて
いるんでしょうか……」
「そんなものって、あなたこの間自主的にしゃぶっていたでしょうが」
「口は物を入れる器官として生後すぐから活躍しますが、膣はそうじゃない」
そりゃ、その男が好きだからだろう。思ったが言わないでおく。さっきの
少女を見たら、それは残酷な物言いのように思えた。
この冷静さ。どうも感じていないらしい。僕は指を抜き取りズボンを脱ぎ捨てると、
スキンをはめた。ニアの足を持ち上げずに、そっと間に挟む。
「ステファン?」
「いつも奉仕しているんだ。今日はこちらも楽しませていただきますよ」
言ってニアに覆い被さる。ニアはどうして良いか分からないという感情と、
恐怖心から逃げるような仕草をしたが構わない。ずりゅ……ずりゅ……と
性器が擦れ合うと、ニアは甘い悲鳴を上げ始めた。
「んっ……あんっ、みゃ」
堅くなったペニスに柔らかく濡れた花びらが擦れて、挿入とはまた違う
快感がある。ニアの股は肉が薄く細かったが、それでももっちりとした
感触で、それもまた快感を煽った。
「くふぅ……うっ」
「あんっ……ジェバンニ、気持ちい……っ」
「僕もですよ、ニア……っ」
お互い夢中になって腰を擦れさせる。
「はぁっ……ジェバンニ、もうこれで……良い……」
「何言ってんですか、中はもっと気持ちいいですよ……」
「もっと……?」
ニアの目がきらりと光る。この淫乱め。
「はい……くうっ」
「じゃあ……破ってください、私の処女……」
ニアは言って僕の背中に手を回す。僕は屹立したペニスを抜くと、彼女の
白く透き通った体に精をぶちまけた。
「ああ……いや、汚いです……」
不快感を口にするニアの膣に指を入れてやる。
「ああっ!」
「ほら。こっちの方が気持ちいいでしょう?」
「いやっ、ジェバンニ、ダメっ、おかしくなっちゃう」
602ステ×ニアで脱処女奮闘記24:2009/07/15(水) 20:10:48 ID:8ePEsHlH0
「もうなってるよ」
「酷い……そんなこと言わないで……?」
「あなたは淫魔だ。セックスでおかしくなるタイプの女だ」
「いや……」
言いながらニアの膣は僕の指を強くしめつけていた。もう気づいていた。この女、
マゾっ気がある。
「欲しいんでしょう? 言わなきゃ分からないな」
「んっ……やぁ、そんなに擦らないでぇ……っ」
「ほら。言ってください、欲しいものがあるんでしょう?」
「はい……ぺ、ペニスが」
ニアは真っ赤な顔をして、ぎゅうっと目をつむった。
「欲しい」
「合格です」
ジェバンニはちゅっと頬にキスをすると、優しく指を注そうしてやった。
ニアはおそるおそるといった風に目を開ける。
「ペニス……は?」
「まだ痛いですよ。ゆっくりしましょう。指でもいけますよ」
「ありがとうございます……」
ほっとしたようすでジェバンニの頬にキスをする。僕はニアの首筋を舌で
なめる。ニアががむしゃらに背中にすがりつき、快楽の叫びを上げるまで、
ずっとそうしていた。


「良かったです」
シャワーを浴び、今度こそちゃんとベッドに入ったニアはぽつりと言った。
僕はニアの頭をいいこいいこしてやる。ニアは憮然と
「子供扱いはやめてください。あんなことやそんなことをしておいて」
「はは。まあそうですね」
言ってぽふぽふと柔らかい髪をはたく。
「きれいな髪ですね」
「……メロもそれだけは褒めてくれました。髪だけはきれいだって」
「照れ隠しですね。あなたはきれいだ」
「ジェバンニはもてそうですね。一度その心理術を会得してみたいものです」
ジェバンニは苦笑する。そういうつもりじゃ無かったんだけどな……。
思ったが言わないでおく。ニアはアイスティーをもう一口飲むと
「おやすみなさい」と布団をかぶった。僕は電気を消すとドアを閉めた。
「おやすみ、ニア」
603ほのぼのえっちさん:2009/07/15(水) 20:11:13 ID:8ePEsHlH0
今日は以上です
604ほのぼのえっちさん:2009/07/15(水) 23:33:56 ID:fCc/LXwUP
おっつおつです!楽しみにしている
二人のやりとりがなんかいいなw
605ほのぼのえっちさん:2009/07/16(木) 17:42:07 ID:wOqmdifw0
投下します
すみません今回エロ無し
ステニア
606ステ×ニアで脱処女奮闘記25:2009/07/16(木) 17:44:32 ID:wOqmdifw0
18才の天才資産家が、誰かの庇護がないと生きていけないということは
無いとは思う。が、SPK解散後、彼らの出した結論は「でも、何かした方が
良いんじゃ?」だった。
金にあかせてゴミだらけの部屋を転々とし、服は着ては洗濯せずに捨てる、
食事に至ってはレンジで温めるまずいフードを常食とするだろう。そんな
「とりあえず生きてますから大丈夫」な生活をさせるほど、ジェバンニ達は
ニアに対し事務的にはなれなかった。
その甘さは、ニアにとって好都合だっただろう。特にジェバンニはやれ玩具を買いに行け
食事を作れ仕事をしろと、すっかりニア専属の家政夫扱いである。
エリートだった、否、今もFBIの若手ホープであるジェバンニの使い走る
姿を見た者はいない。
大丈夫、生き別れた双子の兄弟についての説明は、実際にいたかのごとく頭の中に
入っている。……だから大丈夫。たぶん。


「何ですかそれは」
テープを貼っただけの簡易包装ばかりの中で、可愛らしい赤いリボンの
包みは目を引いた。僕はニアから頼まれた買い物をすべて床に下ろすと、
小さな包みを彼女の手のひらに置いた。
「開けてごらん」
ニアは警戒したようなまなざしで僕を見据えた。
「爆弾は入っていないよ」
「……ああ、もてる男がやるというあれですか。『何でもないときにプレゼント』」
ジェバンニは人差し指を立ててニアの目の前で振る。
「あなたは僕を誤解している」
「理解ではなく?」
部下いびりのスイッチが入ったらしい。僕はため息をつくと
「良いから開けてください」
ニアはリボンをしゅるしゅるとほどくと、包みを開けた。中からはアホロートル
(ウーパールーパー)のぬいぐるみが出てきた。黒い服を着て擬人化している。
ニアは「何でこれ?」という目線を投げつけてきた。
僕はぬいぐるみの頭を撫でると
「可愛いでしょう。少しは慰めになると思って」
ニアは皮肉に口角を上げる。
「まるで私が寂しい子供のような物言いですね」
「え? ああ、違いますよ」僕は笑う。「メロに似てるなと思って買ってきたんです」
ニアは顔をしかめて僕とぬいぐるみを交互に見ると、ぷっと吹き出した。
「メロが……アホロートルに似ていると? どういう美的センスですか
ジェバンニ!」
「え? 何かおかしいですか……?」
呆然とする僕がおかしくてたまらないようだ。ニアはくすくす笑うと、
ぬいぐるみを抱きしめた。
「ありがとうございます。嬉しいです」
なんだ。普通の女の子らしいところがあるじゃないか。僕は微笑むと
軽く頷いた。ニアは機嫌がよさそうに
「Lの個人情報がばれたかと思いました」
「え?」
少女はこともなげに言った。
「私、今日が誕生日なんです」
607ステ×ニアで脱処女奮闘記26:2009/07/16(木) 17:45:48 ID:wOqmdifw0


「……どうしてこんなことになるんでしょうか」
ニアはぬいぐるみを抱きしめたままうずくまっている。僕はうきうきと花束を
花瓶に挿すと、ホールケーキを取り出した。「ニア おたんじょうび おめでとう」
と書かれている。アヒルとウサギの砂糖菓子と、こんぺいとうが敷き詰められた
チョコレートケーキ。販売員は僕の幼い娘のものだと思っただろう。
ニアはこちらをちらりと見ると、ぷいとそっぽを向く。素直じゃないな。
こういうイベントが好きなくせに……。七夕もハロウィンもクリスマスの時も、
それどころじゃなかったのに玩具を飾って遊んでいたニアが、お誕生日という
イベントが嫌いなはずは無い気がした。
「ニア。見てください、アヒルですよ。可愛いですね」
「だから子供扱いはやめてください。もう21です」
言いながら這ってくる。21なら歩けよ。ニアはケーキを覗き込むと、
アヒルをつまんだ。僕はぱしっとその手を叩く。
「こら。ダメですよ、ろうそくを吹き消してからです」
「意外と行事にこだわるんですね」
「言ってくだされば良かったのに。即興でたいしたことは出来ませんが」
ニアは髪をくるくると巻く。
「十分たいしたことですよ。あの施設では子供の誕生会などありませんでしたし、
そもそも個人情報を出すことは禁止されていましたし……まあそれは言い訳で、
単純に面倒くさかっただけかも知れませんが」
「誕生会を開いてもらったことがないと?」
「ありません」
別に気にした風情もない。ぬいぐるみのエラをもてあそんでいる。
「メロとはお互いの誕生日も知りません。あそこはそういう施設でした」
「知りたいと思ったことは?」
「ありません。知って何になると言うのです? 私たちの出自が祝福された
ものではないことくらい分かるでしょうに。私は構いませんが、メロは」
えらをぴらぴらと振る。
「気にしていたみたいです」
すみません。言いかけてやめる。代わりに笑った。
「僕はニアが生まれてくれて嬉しいですよ。僕だけじゃなくてきっと大勢の人が。
あなたがいなければキラ事件は解決しなかった」
ニアはじっと僕を見た。不思議なものを見る目だった。
「私は自分のやるべき事をやったまでです。あなたはそうではなかったのですか。
リドナーやレスター指揮官と違い個人的事由が無いことは調査済みです。あなたは単に
出世のためと、己の信じる正義のために戦った。そこに誕生を祝うなどと言う
甘ったるい感情を差し挟む余地はないはずだ」
ジェバンニは息をつき言い捨てた。
「この頭でっかち」
「本音を言いましたね」
祝いたいから祝うんだよ、黙って素直に祝われろ! とも言えない。
「良いから素直に祝われてください、ほら、ちゃんとオムライスだって誕生日仕様に
したんですから!」
アメリカ合衆国の旗の立ったオムライスを見て、ニアはますます顔を曇らせた。
「これは新手の拷問か何かですか」
「誕生日が拷問? 面白い意見ですね。じゃあこれはどうかな?」
隠していたクラッカーを鳴らす。「A happy birthday Near!」
ニアは小さく丸まってしまった。おやおや。いけないと思いつつ、照れる様が
楽しくていじめてしまう。おそらく慣れない晴れの舞台に、身の置き所が
無いのだろう。僕はろうそくに火を付けてやると、電気を消した。モニターの
光に二人の姿が浮かび上がる。
ニアはろうそくを吹き消す。僕が手を叩くと、やはりつまらなさそうに
ぬいぐるみに目を戻した。
608ステ×ニアで脱処女奮闘記27:2009/07/16(木) 17:46:28 ID:wOqmdifw0
ともかくも、ぬいぐるみは気に入ってもらえたらしい。僕は可愛い嘘の恋人の
頬にキスを落とすと、背後からその背中を抱きしめた。欲望の対象と言うより、
庇護対象と言った方がしっくりくる。この小ささでは。口調はあんなに冷たいのに、
あったかい。何だか良い匂いもする。僕はぬくもりに顔を埋めながら
「君が生まれてきたことに感謝するよ」
「今まで何人その口で落としましたか」
「人聞きの悪いことを言わないでください。あ。それとも痛っ」
ニアはジェバンニの頬をつねった。
「つまらないことを言おうとしないでください。不愉快です」
「まだ何も言ってないじゃないですか」
不服をもらす僕に、ニアは無表情で
「心なら動いていません。私はメロ一筋です」
ジェバンニは鼻に銀髪のくすぐったさを感じながら、少女の首筋にキスをする。
「あ……」
素直に声を漏らすニアに、教育の成果はあったなと奇妙な確信を抱きながら、
ジェバンニはさらにキスを落とした。
「たまにはプレイを楽しみましょうか」
「え?」
「想像してください。僕は理不尽な上司に疲れ果て、あなたに薬を盛った。
何をされても動けなくなる薬です」
「ジェバンニ」
「幸いにして口は聞ける。けれどマイクは拾えない。助けを呼べない。
さあ、なんと言いますか?」
ニアの肩をつかんでゆさぶる。この誘いに乗ったのか、ぐったりと
身を預けてきた。
「ウジ虫以下です」
「それが自分をレイプしようとしている男に言う言葉かい、ニア。
逆効果ですよ」
「誕生日を祝っていたくせに」
「良いですよ。他には」
形の良い顎を撫でる。うっすらと目を開けて、陶然とした表情で体を
預けるニアは可愛かった。
「この……変態」
「可愛いことは言えないんですか、ニア?」
ピンク色の薄い唇は、思わずキスしたくなるほど愛らしいというのに。
ニアは憮然と体を起こした。あーあ。
「文句が多いです」
「そういうプレイなんですよ」
「ならばしたくありません」
ぷいとそっぽを向いて、膝から転がり落ちたぬいぐるみを拾う。胸に抱いて
ジェバンニから離れた。ケーキの前に座る。僕はケーキナイフで切り分けると
ニアのケーキにはアヒルとチョコプレートを乗せてやった。
「21歳のお誕生日おめでとう、ニア」
ニアはやはりくるくると髪を巻く。一瞬照れたように口元がほころんだのを、
僕は見逃さなかった。
609ほのぼのえっちさん:2009/07/16(木) 17:47:23 ID:wOqmdifw0
今日は以上です
610ほのぼのえっちさん:2009/07/18(土) 11:28:31 ID:FvljKjTd0
投下します
レスありがとうございました。言い忘れてました。
ステニア20禁
611ステ×ニアで脱処女奮闘記28:2009/07/18(土) 11:29:27 ID:FvljKjTd0
言っておくが自分はお人好しではない。返せない金は貸さないし、
新聞は家に帰る機会が少ないので契約はしない。仕事で困っている同僚に
貸しひとつで手伝ってやるのは慣れたものだ。ちなみに、貯まった貸しは必ず
回収した。
あいつはお人好しだ、はイコール出世しないと言うことであり、そんな仲間に
入れられるのはまっぴらごめんだというエリート意識も健在している。
「お人好しだと思いますけどね」
行為(といっても今日はやっと指4本)が終わった後、ニアはベッドの上で
ティッシュで折り紙をしている。薄い鶴をふうっと飛ばした。
「好きな女でもないのに、面倒をよくやるなと思います。それとも何か」
鶴は布団の上に落ちる。僕はそれをつまんで目の前に持ち上げた。挿れられ
ないことは分かっていたので、ズボンは身につけたまま、ベッドの端に
腰掛けている。
「別に目的でもあるんですか。収入なら妥当だと思いますが」
妥当どころか、FBIの給与上乗せ三倍だ。使う暇が全くないのが難儀だが。
「さあ。同情ですかね」
このプライドの高い女がどういう反応を示すか興味がわいたが、ニアはにやりと
口角を上げた。
「嘘つき」
「なぜ? 妥当な線ですよ」
「分かっているくせに」
僕は肩をすくめる。
「確かに。同情で抱かれるのはみじめですよね。僕ならごめんこうむる」
「あなたからそんな気配は全くしない」
「仕事なんでね。可愛い女性相手の優雅なお仕事なんて、仕事柄滅多にあるものでは
ないですよ」
育ちの良いジェバンニは、我ながら低俗な物言いだと苦笑する。ニアはそんな
男心には頓着しないらしい。あっさりと
「ホストにでもなれば良かったのに」
「酷い言いぐさだ」
「いくら理不尽でも、職務を全うする姿は好きですよ。好ましい」
言いながら骨張った手にキスをする。僕はお返しに優しく白い額を撫でた。柔らかな
銀色の髪を梳かすのが好きだった。
「そろそろ入りますかね」
「我慢すれば、おそらく」
鶴に指を伸ばすニアの手を取った。ぐしゃりとティッシュの鶴が潰れる。
短い非難の声に聞こえなかったふりをして、僕は彼女に覆い被さった。
612ステ×ニアで脱処女奮闘記29:2009/07/18(土) 11:30:07 ID:FvljKjTd0


愛撫の末すでに蜜は海を作っていた。限られた区画からあふれて川を作るから海。
昔の人は上手く言葉を作ったものだと感心する。
問題は挿入する側だ。
ニアのへたくそな愛撫では正直ぎんと勃つまではいかない。かといって再度
愛撫すると、ニアは不機嫌になった。入れるのが目的なのだから、十分に
濡れているのにこれ以上の愛撫は必要ないと言う。正論である。
「悶着していても仕方がありません」
ニアは薄い胸を寄せると、ペニスにくっつけた。文字通り、肌にくっついただけだった。「……パイズリは不可能のようですね。計算外です」
「……」
「今「そんなの見りゃ分かるだろ」と思いましたね?」
「いえ、全く! 残念でしたよね」
「そうです。残念です」
ぶつぶつ言っている。結構ダメだこの人……。僕は有無を言わせず彼女の
体を抱きしめる。胸にむしゃぶりつくと、はじけるような肌が心地良い。ニアは
頭から背中にかけて撫でながら声をあげた。お尻を掴み、ころんと寝かせた。
手で持ちぐっとペニスの先を膣の入り口に当てる。ずぶり。指でさんざ慣らした
おかげかたやすく入った。
狭い内部は急な侵入者に慌てたように、まるで追い出そうとするかのような
動きを見せる。
「入りましたよ、ニア」
「みたいですね……」
戸惑い顔に軽く笑ってやると、僕はニアの体に身を沈めた。本能がぬくもりの
奥へ進もうとする。きつい。ニアの中はきつく締め付け、時折ぐっぐっと吸い付いてくる。
それは魅力的な誘いだった。快楽への。
ニアは手で体を押し戻し始めた。
「痛いです……もうやめて……」
半泣きの声に我に返る。口調がどうしても荒くなった。
「ゆっくりしてますよ。まだ半分も入っていない」
「お願いです。やめてください」
僕は戸惑った。無理に入れてもニアは壊れやしないだろう。けれどこの気の強い女に
お願いまでされてしまっては、どうも。僕は緊張が解けないかと細身の体を
抱きしめた。温かい体に興奮は高まったが、ニアの体はこわばったままだった。
613ステ×ニアで脱処女奮闘記30:2009/07/18(土) 11:30:39 ID:FvljKjTd0
「怖いんですか」
「分かりません」
ジェバンニは息をついてゆっくりと身を引いた。スキンにうっすらと赤い色が
ついていた。無理にしたつもりはないが、処女膜の端が破れたのだろう。自分と
ニアでは体格がかなり違う。もしかして、ニアはあそこのサイズも小さいの
かも知れない。
「ごめんなさい」
「謝る必要は無いですよ。最初はこういうこともあります」
あからさまに落ち込んだ色を浮かべる彼女に笑ってやる。無理な笑顔になったのは
許して欲しい。僕だって我慢しているんだ、ニア。
「トイレに行ってきます」
「はあ」
ジェバンニは前屈みになったまま、パンツもはかずに部屋を出ようとする。
あ、そうだ、とドアの前で立ち止まった。人差し指を立てる。
「もう破瓜は済みましたから、処女ではないですよ」
「本当ですか!?」
ニアは立ち上がる。やった、とガッツポーズを取る。おいおい。苦笑する僕の
背中でくすくすと声がした。
「メロ、やりましたよ。これであなたは過去の男です」
ジェバンニは目眩を起こしそうになったが、ぐっとこらえて、ドアを閉めた。
614ほのぼのえっちさん:2009/07/18(土) 11:31:09 ID:FvljKjTd0
今日は以上です
615ほのぼのえっちさん:2009/07/18(土) 21:22:27 ID:/G33YeRQO
乙。
台詞に萌えてしかたない。
616ほのぼのえっちさん:2009/07/19(日) 08:54:27 ID:s8DIp8fQ0
メロにメロメロ
617ほのぼのえっちさん:2009/07/20(月) 03:00:44 ID:bHf/UY4z0
き・・・・・・規制解除キターーーーーーーーーー!!!!!
ニアたんニアたんニアたああああああん!!!!!!
好きだあああ愛してるうううう結婚してくれええええ
ニアたんハァハァ

>>614
GJ!いつも楽しみにしています!
ステニア二人のやり取りが可笑しいんだけど、どこか切なくて…
618ほのぼのえっちさん:2009/07/21(火) 20:31:38 ID:qWbgB9/y0
レスありがとうございます
投下します。ステニア20禁
619ステ×ニアで脱処女奮闘記31:2009/07/21(火) 20:32:27 ID:qWbgB9/y0
「OKニア、SMプレイをしよう。スパンキングだ。分かったら尻を出しなさい」
……自分がニアの部下でなかったら、そして本物の恋人であったなら
そう言っていたところだ。ジェバンニは甘ったるい匂いのするマイクや
器具を処理用の箱に入れながら思った。生活ゴミ以外はゴミ処理専門の
企業に流れていく。もし箱の中身をさらったら、生クリームでべとべとになった
マイクは初めて見たと笑うであろう。
「もうすぐ出来ます」
全身が生クリームだらけになっている可愛い偽の恋人は、台の上に
ケーキを乗せて生クリームと格闘していた。
モニター室の床は僕が軽く拭いた後なので、白く円が描かれ、ぬるぬるになっている。
「ニア」
「はい」
「お気持ちは嬉しいのですが、被害が大きすぎます」
ニアはふうっと息をつく。
「いえ。ステファンの誕生日を祝うのです。こんな被害ぐらい」
じゃあ片づけを僕にやらせるな! と思ったが、この上司にやらせたら
被害はさらに拡大することは目に見えていたので黙っておいた。
9月1日は僕の誕生日だ。ハルやレスターからも祝いの言葉をもらった。
職場仲間だし、それで良かったのだ。しかしニアは「恋人として、こういった行事は
かかせません」とケーキを作ると言い出した。
一見可愛い寝言だが、お前行事がやりたいだけちゃうんかと。
ニアはハルときゃっきゃ言いながらケーキの材料を揃え、ハルに小突かれた
ジェバンニは出来上がるまでモニタールームで掃除をすることになった。
ジェバンニの母親はお菓子作りの名人である。毎週日曜日にはザッハトルテや
アップルパイを焼いてくれた。その手伝いをしていたジェバンニはもちろん
ケーキを作れる訳だが……手を出すなと言われては何もしようがない。
どうりで生クリームの量が尋常ではないと思っていたのだ。まさかぶちまけるの
前提で購入していたとは。牛に謝れよ。
「あと、チキンを焼きますね。チキンとオーブンを買ってきてください」
鶏を買ってきて締めてください、と言われずに済んで、ジェバンニは心底
ほっとした。この少女なら言いかねない。
「いえ、オードブルは宅配を頼みましょう」
「そうですか?」
振り返ったニアのほっぺに生クリームがついている。ジェバンニはそれをぺろりと
舐め取る。唇の端についたクリームを指で舐めた。
620ステ×ニアで脱処女奮闘記32:2009/07/21(火) 20:34:12 ID:qWbgB9/y0
「うん、甘い」
ニアはかすかに笑った。
「こうしていると、昔を思い出します」
「メロとケーキを作った過去が?」
「あるわけ無いでしょう。月一回、給食にケーキが出たことを思い出したんです。
今思えばあれが誕生会のつもりだったんでしょうね」
がしゃがしゃと力強く生クリームを混ぜ始めた。あらら。
「一度キレたことがあるんですよ。照れ隠しにも程があると。私を好きなら
多少おかしくても身も心も受け入れて愛すべきではないかと」
……おかしいって自覚、あったんだ……。
「それでメロはどうしたんですか」
「『お前はその妄想癖なんとかしろ』と言い捨てられました。屈辱です。
そのくせ『僕は一番になる。それまでお前は僕のライバルだ』なんて
言い捨てて去っていくのですから訳が分かりません」
ふむ。
「メロはあなたを好き……だったんでしょうかね」
「さあ。今となっては、調べる術もありません」
ジェバンニはニアの背後から手を回すと、クリームを泡立てる手本を見せた。ニアは
物言いたげにジェバンニを見た。
「私は……こういうことをしたことがありません」
「誰だって初めはそうですよ。僕の母親はケーキ作りが好きだったものでね。
おかげで子供時代の僕なんてたいそうな肥満児だ。思春期に入ってから
痩せるのに苦労しました」
「母親」
ニアは想像も付かないと言いたげに首を傾げた。ジェバンニは初めてこの少女を
哀れに思った。子供の笑顔を楽しみにケーキを焼くエプロン姿、汗ばんだ額を
拭く優しい手のひら、自分を庇い激しい怒りを見せるその背中、そういったものに、
ニアは触れたことがない。
ジェバンニは首を横に振ってその思考を追い出した。
……つまらない感傷だ。誰もが平等なはずはない。豊かな家、教育熱心かつ
仲の良い両親。自分が恵まれた出自であることは自覚している。
ニアとて、孤児でありながら素晴らしい才能を見いだされ、若くしてLという
至高の地位につけたのだからかなり運は良いはずだ。
哀れみはこの少女には似合わない。
ジェバンニの逡巡に気づかないニアは生クリームをせっせとかき混ぜながら
「まずくても食べてくれますか」
「喜んで」
「ジェバンニは優しいですね。メロなら絶対」
首を傾げる。
「……もしかして、食べるでしょうか」
「食べますよ。きっと」
ニアは笑った。寂しげに。
「でももう、食べられないですからね」
「メロは僕らの仲間を殺した犯人ですよ、ニア」
思わず口をついて出た。ニアは手を止める。
「メイスン長官を始め、ノートの粛正で5人が死んだ。お忘れ無きよう」
信じられないというまなざしに、にっこりと笑う。
「……ジェバンニは本当に優しいですね」
「よく言われます」
うそぶく。ただの可愛い恋人ならこんなことは言わない。だが、ニアには
分かっていてもらわなければならない、元SPKのリーダーとして。
------あなたの部下は、メロを仇だと思っている。だからこれ以上、メロのことで
なれ合いはごめんだ。
ニアは無表情で口をつぐむ。静かになった室内に、生クリームを混ぜる
かしゃかしゃという音だけが響いた。
621ステ×ニアで脱処女奮闘記33:2009/07/21(火) 20:34:51 ID:qWbgB9/y0


「あんっ」
生クリームの甘い匂いに誘われて、僕はニアの胸をまさぐった。嬉しそうに
鳴くニアは手慣れたようすで白パジャマを脱ぐ。ちゅっと頬にキスをした。
随分凝った作り(どうでも良いが、ケーキの上にトランプタワーとはどういった
了見なのだろうか)のケーキを前にして、
「ニアの方がおいしそうだ」
「もう、ジェバンニ……」
恋人同士のように甘い言葉を交わしながら、じゃれあいながら床に倒れ込む。
肩胛骨をなぞり胸にむしゃぶりつく。白い胸に生クリームのデコレーションが
魅惑的だった。
「は! あっ……はん、やはぁんっ」
生クリームを指に絡めると、下のお口になすりつけてやる。パジャマを脱がせ、
花びらを舐める。甘いデコレーションからシロップがあふれ出て、夢中になって
吸った。ニアは足をばたつかせ
「あ、あんっ、ジェバンニ、ダメっ」
「何がダメなんですか。こんなにびしょびしょにして。いやらしい子だ」
「だ、だって、舐めるから」
「どこを? どこを僕の舌で舐められたら、こんなにいやらしい蜜をあふれさせたん
ですか?」
「意地悪っ」
「気持ちいいくせに。本当にあなたは淫乱だ」
ニアの腰を押さえつけ、じゅるじゅるといやらしい音を立てて吸う。ニアは
ジェバンニの頭を押さえる。
「いや、離れて、離して、ジェバン------」
腰が跳ねた。花弁がぷるりと震えて奥の赤い本性を見せつける。恥ずかしがるニアとは
反対に、男が欲しいとよだれを垂らしジェバンニを待ちかまえていた。
「いや、いやです……こんなの、いやぁ……」
ニアは可愛らしい顔をいやいやと振って恥じらう。
「メスの本性を見ましたよ」
ぐっと指で押し広げる。
「ここをこんなにして。その可愛らしいお顔は淫乱な本性を隠すための擬態ですか」
「違……もう、いや……」
「お望み通り。楽しませていただきますよ」
足を広げさせ、ペニスをニアの股間に埋める。
622ステ×ニアで脱処女奮闘記34:2009/07/21(火) 20:35:23 ID:qWbgB9/y0
「くうっ、はぁ、痛い……っ」
「我慢してください」
腰を進める。半分まで到達したとき、ぽかすかと胸を叩かれた。僕は息をつくと、
いきりたったモノの進行を止めた。
「まだ半分しか入っていない」
「もう無理です」
はあ? さすがに呆れて僕はニアを見た。
「あんなに慣らしたのに」
「それでも。痛いんです」
そう言われては、無理につっこむわけにもいかない。ジェバンニは自分の育ちの良さを
恨んだ。ゆっくりと引き抜く。ベッドから起きあがりシャツを羽織る。
「一度婦人科を受診した方が良いかもしれませんね」
ニアは傷ついた目をした。ジェバンニは慌てて
「もちろん僕も一緒にですよ。カップル間のセックスの悩みは良くあることです、ニア」
「……カップルですらないのに」
うっ。そういえば。
「今日は終わりにしましょう。ちょっとトイレに行ってきます」
ジェバンニはそそくさと外に出る。背後でちらりと、ニアがぬいぐるみを
抱きしめる姿が見えた。最近ニアはそれを片時も離そうとしない。
そんなにメロのことを悼んでいるのか。そう思った。
そのときは。
623ほのぼのえっちさん:2009/07/21(火) 20:35:51 ID:qWbgB9/y0
今日は以上です
624ほのぼのえっちさん:2009/07/22(水) 15:45:20 ID:N/z6Ic9S0
投下します
ステニア20禁、レイプ表現あり注意
625ステ×ニアで脱処女奮闘記35:2009/07/22(水) 15:46:07 ID:N/z6Ic9S0
「寂しい目ですね」
こらえきれない性的衝動を自己処理してからの、いわゆる賢者タイムは
ニアとのピロートークに当てられていた。ベッドに仮眠のため
横になったニアに添い寝してやる。
室内はいつも変わらない色だ。窓もないこの部屋にいて辛くはないのかと
聞いたことはあるが、ニアは無表情で首を横に振っただけだった。
ニアはジェバンニの顔を両手で挟む。こつんと額をくっつけた。
「あなたの考えを当ててみましょうか。今、随分と失礼なことを考えている」
「ニア」
何もかもを見透かす聡明なまなざしを向けられジェバンニは喘いだ。
「愛していると言ったら?」
ニアは唇の端をにっと上げた。
「馬鹿野郎」
「ですよね……」
ジェバンニはため息をつく。ニアの上から離れた。ニアはシーツで体を
隠すと、彼の裸の背に向かって
「そんなに寂しいんですか」
5年前、彼女と別れてからたまに起こる憔悴に、ジェバンニは頭を抱える。
起き抜けのベッドで苦しむことはあっても、ここ2年は、人前で起きることなど
無かったのに。
ジェバンニは素直に心情を吐露する。どのみち彼女相手に隠し事は通用しない。
「たまに、無性に。あなたをくどきたくなるくらいに」
失礼な物言いだが、ニアは動じた様子はない。
「重傷ですね……もう一度しますか。肌を重ねることは安心効果もあるようですが」
「僕は破瓜を手伝えと言われたまでです。そしてそれは済んだ。もうそろそろ
良いでしょう。
セックスフレンドになれとまでは言われた覚えはない」
頼む。もうやめてくれ。
優しい肌に、依存してしまいそうな自分が怖いんだ。
「仕方がありません」
ニアは携帯を取り出す。
「**ですか。はい、男をひとり派遣してください。欲求不満なんです。場所は------」
「ニア!」
思わぬ強い声が出た。目を丸くしたニアの手から携帯を奪い取る。切った。
「Lともあろう者が、男娼を買おうだなんて!」
怒鳴りつける。自分でも意外なことに、僕はLを神聖視していたらしい。
いやこの場合、聖女様か? 笑わせる。男娼を買おうとする聖女なんかいるものか!
626ステ×ニアで脱処女奮闘記36:2009/07/22(水) 15:46:53 ID:N/z6Ic9S0
「放っておいてください!」
「……ニア?」
久々に大声を出して息が上がったのか、はぁはぁと短い呼吸を繰り返す。
「放っておいてください……メロでも無いくせに……」
かすれた声。唇を噛みしめる。ああ、そうですかと僕はスーツを羽織った。
ズボンに足を通す。アイロンをぴっちりかけるのが癖だったが知るもんか。
皺の入ったズボンを履いたまま僕は出て行こうとしたが、小さく呼ぶ声に
立ち止まった。
ニアが肌も露わな姿でこちらを見ていた。
「美味しかったですか、ケーキ」
吐き気がした。なんて自己中な女だろう。自分の勝手しか見ていない!
「……あなたなんか嫌いだ」
ジェバンニはそうつぶやくと、ドアを閉めた。なぜか涙がこみあげて仕方がなかった。


酷い顔色で帰って来た僕に、ハルは開口一番こういった。
「けんかは感心しないわ、ジェバンニ。相手は上司よ」
「放っておいてくれ」
突き放すように言ってマイクを取る。貯まったファイルを処理しようとして
……手を、止める。
「今、なんて言った?」
するすると青ざめていくのが分かる。背中が凍り付くとは、そうこんな感じだったと
キラ事件以来再確認した。
「見ていたのか?」
まさか、ずっと。
「モニター室とベッドルームにカメラとマイクを?」
ハルは目をそらした。
「マイクだけね。付けろと言ったのはニアよ」
「どうして!」
デスクを拳で叩く。書類が宙に舞った。ハルは肩をすくめた。
「まさか一介の捜査員がLと肉体関係になって、警戒されないとでも思ったの?
私たちは確かにキラ事件を一緒に戦った同士だけれど、遊び仲間じゃないわ」
「じゃあ、今までの行為はぜんぶ」
「私が見張っていたわ。誓って私だけよ。さっきニアから『もう話しても良い』と
通達が来たから言うけれど……ジェバンニ?」
膝にがくがくと震えがきた。大丈夫、と手を貸そうとするハルの手を
払いのけ、ジェバンニは拳を握った。
「あの女」
「ジェバンニ、違うのよ。ニアはあなたのために」
「うるさい!!」
怒鳴りつける。ジェバンニは車のキーを持つと慌ただしく本部を出て行く。
後ろでハルが制止する声がしたが、彼は振り返らなかった。
627ステ×ニアで脱処女奮闘記37:2009/07/22(水) 15:47:35 ID:N/z6Ic9S0


ジェバンニはドアを開けるとほぼ同時に、床に座っていた白い少女を
押し倒した。手のひらで頭を保護し唇をむさぼる。生クリームの
甘い味が口いっぱいに広がった。ニアは怯えた表情で自分を見上げた。
おそらく随分と怖い表情をしているのだろう、自分は。
「嫌いなんじゃ無かったですか」
唾が糸を引く。僕はそれを拭った。
「ええ。大嫌いです」
「ではなぜキスを」
キスは好きな人とするものだ------まだニアとただの上司と部下だったころ、言った
台詞だ。押しつぶされ、息が苦しそうに喘ぐ。
「離してください。怖いんです」
はっと鼻で笑う。
「あなたのほうがよほど怖い」
「ジェバンニは優しい人」
「舐めるな!」
唾が飛ぶ。ニアは哀れむようなまなざしを向けると、瞳を閉じた。
「マイクはぬいぐるみに付いています」
僕は側に転がったぬいぐるみを調べる。擬人化のための服の中に高性能マイクが
隠されていた。取り外し、上履きで叩きつぶす。床の上に黒が散った。
ついでにぬいぐるみも床に叩きつける。
「ハルなら助けに来ません。殴るなり蹴るなり、お好きにどうぞ」
「……ニア」
僕はうめいた。「なぜ」
「分かりませんか? Lにはプライベートなんて無いんですよ」
自嘲の笑みを浮かべる。
「あなたのプライベートを許可無く他者に傍受させ、記録したことは謝ります。
あなたと私の無実……誤った関係に陥ったり、閨で情報をやりとりしていないことを
証明するために、マイクで記録し、ハルに監視させていました。
これは捜査員を信用させるため、そして身の潔白を証明するためにハウスで
教わったやり方です」
ああ
神様
「狂ってる」
「私が? それともハウスのやり方が?」
「両方だ畜生」
「ステファン」
「その名で呼ぶな」
ジェバンニは乱雑に愛撫をすると、下半身に指を入れた。一時間半前に
丹念に愛撫した内部はまだ潤んでいたが、挿入に耐えるほどではない。
628ステ×ニアで脱処女奮闘記38:2009/07/22(水) 15:48:10 ID:N/z6Ic9S0
だが委細構わず指で広げ、ぐっと挿れた。暴れる足が宙に浮く。
「痛い!」
「うるさい」
ニアはぐっと涙をこらえ、痛みに耐えるようすで口を引き結んでいる。
「……くっ……」
「気持ちいいですよ、ニア」
耳元でささやく。「どうですか。部下にレイプされる感覚は」
残酷なくらい体は正直だった。狭い蜜壺をぐぐっと進む、押し広げる感覚が
白い雪に足跡を付けるような占領感と、目眩がするほどの快感を連れてくる。
夢中になって腰を進める。暴れる手をうるさく思い床に押しつけた。
奥まで到達し、さて動こうとした時、ニアが声を押し殺して
泣いているのに気づいた。
「……そんなに痛いですか」
声をかける。ニアはこくこくと頷いた。僕はため息をつく。
「……向いて無いなぁ、レイプ犯」
「FBI捜査官が、うっく、向いていて、ひっく、どうすると」
肉体的に圧倒的不利に立たされているというのに、憎まれ口が減らない。
僕は笑う。ああ、そうだ。ニアとのこういう時間が、僕は好きだった。
「痛いだけですか?」
ニアは顔を押さえながら、こくこくと首を縦に振った。
「今日は我慢してもらいますよ。紳士になれない気分なのでね」
ニアは頷いた。僕は彼女の膣でオナニーするかのごとく、注そうを
開始した。いつも恥じらいながらも嬉しそうに動くそこは、真っ青な
顔の本人と連動したかのように固く動かなかった。


すべてが終わった後、ニアは僕がプレゼントしたぬいぐるみを抱きしめて
ぐずぐずと泣いていた。太ももを赤くきれいな血が流れている。破瓜の時は
たいして出なかったから、膣の内部を傷つけたのかも知れなかった。
僕は重い気分で泣き声を聞いていた。
「本当に『人体で性欲を処理する』というのは、こういうことですよ、ニア」
「……出て行って」
「ええ。法廷でお会いしましょう」
僕はふらつく足取りで立ち上がる。さようなら僕の人生。
ごめんなさいお父さんお母さん。育ててくれてありがとう。
僕はLをレイプしてしまいました。
いえ。
僕は、憎らしくも可愛らしい、この女性を------
「私はあなたを訴えません」
僕は足を止めた。
「なぜ」
「優秀な捜査員が欠けては困ります。今日のことは内密にお願いします」
「それじゃ僕の気が済まない」
「あなた本当は馬鹿でしょう。いいから戻ってください。これからも平常通りに
振る舞いましょう」
にらみ合う。ニアは嫌みったらしくため息をついた。
「優秀な頭脳を監獄で発酵チーズにさせたいだなんて、あなたマゾですか。
いいから戻ってください。ハルがあなたの机に書類で山を作っている頃合いです」
「ニア。僕は君をレイプしたんだ」
「罰して欲しいですか」
ニアは丸い目を僕に向けた。涙の跡がいくつもついていて、僕が泣かせたんだと
改めて胸が痛んだ。
ニアはこいこいと手で招くと、僕の頬をぺちりと叩いた。
「はい懲罰終わり。仕事に戻ってください」
629ステ×ニアで脱処女奮闘記39:2009/07/22(水) 15:48:39 ID:N/z6Ic9S0
「ニア!」
「これ以上うるさく言うと、ハッテン場への潜入捜査を命じますよ」
「……」
「出て行ってください。シャワーを浴びます」
ニアは立ち上がるとシャワールームへの扉を開ける。僕は肩を落とし
部屋の外へ出た。
ハルが心配そうに出迎えてくれた。なんでもないよ、頭を冷やしてきたと
僕は嘘を言った。ハルは信じていないようだったが、証拠は何もなかった。
ニアに優しくした記録はあっても------レイプした、その証拠に限って。
630ほのぼのえっちさん:2009/07/22(水) 15:49:03 ID:N/z6Ic9S0
今日は以上です
631ほのぼのえっちさん:2009/07/23(木) 18:01:17 ID:l4BCXs0t0
あっ、あんなにエロ面白かったのに。
ここにきてなんという展開でしょうか…。

死神さまの続きも気になるなぁ。
632ほのぼのえっちさん:2009/07/24(金) 08:26:00 ID:Z8zyCCkw0
夏の楽しみができた。ありがとう。
633ほのぼのえっちさん:2009/07/24(金) 09:53:43 ID:0GXXWLwF0
レスありがとうございます
投下します
ステニア20禁
634ステ×ニアで脱処女奮闘記40:2009/07/24(金) 09:54:31 ID:0GXXWLwF0
それから1週間は何事もなく過ぎた。

僕はいつもと変わりない日々を送っていた。書類を整理し、データを駆使して
通信を傍受した。ニアも傷が癒えるまで男娼を買う------本気かどうかは
知らないが------などといったことはしないだろうし、現にいつ連絡しても
(仮眠中以外は)通信に出た。特に怯えた様子も怒ることもなく、いつもどおり
淡々としているニアに、まるで今までのことが嘘だったかのような錯覚を抱きそうになる。
しかし明け方の夢に現れる優しい少女の肌が、ジェバンニを悩ませた。
しかしあんなことをしてしまって、合わせる顔が無いのも事実だ。日本でCキラ事件が
起きたときもレスター指揮官とリドナーのみがニアの住居に行った。
レスター指揮官は何も聞かされていないようだったが、ハルと自分の沈黙に
何かしら感じ取ったらしく、追求はしないでくれている。
Cキラ事件が短期間で収束し、ジェバンニはハルに押しつけられた包みを持って
ニアの住居を訪ねることになった。


住居に入ったとたん、ニアは背中を向けたまま言った。ぬいぐるみはまだ側に
転がっていた。
「セックス・フレンドにはなりたくないと言っていたはずですが」
「……お届け物です。ハルから」
ニアにアルミ製の袋を渡す。中からは冷えたカルーアミルクとコーヒークリーム、
二人分のグラスが出てきた。
メモには「お酒の力を借りなさい。身体の力も抜けるから」とある。
ニアはひらひらとメモを振る。
「マイクは用意させていませんが」
「必要ないよ」
ジェバンニは襟の下からマイクを見せた。外してぬいぐるみに装填する。ニアに
手渡した。ニアは戸惑うように
「ハルに指示を出していません」
「僕が頼んできた。録音もばっちりしてある」
ニアはくるくると髪を指で巻く。
「……ジェバンニは怒っているものとばかり思っていました」
「はい」
「もうプライベートでは口も聞きたくないだろうと」
「否定はしません」
隣に座り込み、両手をすりあわせる。額に手をやった。
635ステ×ニアで脱処女奮闘記41:2009/07/24(金) 09:55:28 ID:0GXXWLwF0
「では、何故ですか?」
「夢を見るんです」
「夢?」
「夢の中で誰かさんを抱いてる。いっつも途中までだけど」
ニアは乾いた笑いを浮かべた。
「……いっつも途中まででしたからね」
「飲みませんか?」
ニアは頷く。ジェバンニはカルーアミルクを作ると、ニアに差し出す。甘いですね、
コーヒーミルクみたいですと言いながら口に含む。
「頭がぼうっとしてきました」
ぱちぱちと瞬く。
「酒はあえて避けてたんですけどね。Lに緊急要請が入った時に困る」
「少しくらいなら大丈夫ですよ。ジェバンニは飲まないんですか?」
ジェバンニは自分のグラスを脇に置くと、ニアの銀の髪を指で梳いた。
不思議そうなまなざしに、優しく微笑む。
「尋問する時に、酒は飲まないものだよ。ニア」
「……!」
すばやく立ち上がろうとしたニアを床に押し倒す。かみつくように唇を奪い、
カルーアミルクの甘い味と唾液を味わう。可愛い舌を舐め、口腔を味わい尽くすと
ニアは小さくうめいた。
「尋問されて困ることでも?」
唇を離すと長く琥珀色の糸が引いた。ニアは無表情のままで、それがニアにとって
一番楽な感情の隠し方だともう気づいていた。
「別に。何ですか藪から棒に」
「まずはメロのことです」
言って乳首の先をつまんだ。いつも柔らかい肉として突出しているそこは
過敏で、ニアは驚いて声を上げた。構わず指の腹でこねくりまわし、もう片方の
手で幼い乳房を揉む。はぁはぁと短い息がモニター室に響いた。
「あなたはメロが好きだと言った」
「ええ」
「それは真実ですか?」
手を持ってキスをする。指先をしゃぶり、なめ回す。
「あ……はぁ、いきなり何を」
「仮にそれが本当だとしよう。いきなり言い出したのは何故です? 言いたくはないが、
もう2年も経っているんです」
「そ……れは、おな、にをあなたに見られ------あうんっ」
せわしくシャツをはぎ取る。脇の下を指でこりこりと摩擦した。
「や、はぁ、くすぐった……あ、はぁ」
「そこが鬼門だ。モニター室には入り口までのカメラが付いている。なぜあなたは
僕の侵入に気づかなかった?」
「む、ちゅうになって……て……」
背中から指を滑らせ、白い臀部をなで回し、掴む。揉みしだくと、ニアは
待ちきれないと言うように鳴いた。
「気づかなかっ……た、あんっ、やんっ、そんなところ……触らないでくださ……っ」
指を二本、後ろから股の付け根に入れる。花びらのすぐ脇で遊ぶように指をばたつかせた。
「あっ! ああっ」
頬が上気している。暑くなってくる身体が、快感に合わせて律動している。自分が
彼女をこんないやらしい身体に変えたのだ、そう思うとふつふつと征服感が沸いてくる。
「妙だな。たとえそうでも、あなたは僕に口止めをして追い出せば良かっただけだ。
恋しい人を亡くした寂しさをわざわざ暴露して、プライドの高いあなたが僕に
身体を預けようとした。どう考えてもおかしい。本当の目的は何です?」
待ちきれずにズボンをはぎ取る。ショーツを脱がすとすでに蜜はあふれ銀の茂みを
朝露に濡らしていた。快楽に素直に身を預けているニアの太ももを開かせ、
ぴくぴく動くあさましいメスの花びらを無視し、白い肌に舌を這わせた。
「あ、あはぁっ、お願い、もっと上、を、触って、欲しいですっ……」
待ちきれないと言いたげに腰を揺らす。少しは辛抱なさい、可愛いニア。
636ステ×ニアで脱処女奮闘記42:2009/07/24(金) 09:56:00 ID:0GXXWLwF0
「ハウスのやり方では」
「!?」
「男性捜査員を上手く使うには身を任せろと?」
「そ、そんなことは」
ジェバンニはにやりと口角を上げる。
「さすがに無いですよね。あったとしてもプライドの高いあなたが、しかも何の難事件も
抱えていない今、それをする意味は無い」
銀の茂みを手で覆う。体温でじっとりと熱くなってくるそこに、ニアはたまらない
気持ちになっているはずだ。
「ひいっ。ジ、ジェバンニ、焦らすのはいい加減に……っ」
「尋問だと言ったでしょう。なのにマイクを付けて監視させてまで行った。あなたとて
恥の概念くらいはあるはずです。そうでなかったとしても、今回のは明らかに
やりすぎだ。ハルとてこんな痴態は聞きたくないはずです。
捜査員の信頼関係云々と言うのなら、こんなこと最初からやるべきではなかったんです。違いますか」
「あ、あはぁんっ、あんっ」
ニアはふるふると首を横に振った。
「ごめんなさい。メロ、が、いなくて、寂し……っ」
「それがおかしいと言っているんですよ、ニア」
僕は首筋にそっとキスを落とした。敏感になっているニアはびくんと動く。
「他の男とのセックスの最中に、本当に愛しい男の名を呼びますか? あなたは深く
自分に酔うタイプではない。あなたが本気でメロが好きなら、その名は絶対に
出さないはずだ。3年も行動をともにしていれば分かる。潔癖なところがありますからね」
ジェバンニはぬいぐるみを一別した。
「考えられることは一つ。マイク対策です」
太ももを優しく撫でる。緊張してぴんと張った細い足が魅惑的だった。
「んっ、はぁ、やはっ」
「『僕たちが誤った関係に陥っていない』ことを証明するため、しつこくメロの名を
出した。自分はメロを忘れていないと」
「違っ……本当に、メロのことが……」
「好きなら何故他の男に抱かれたんです?」
「だから、新しい恋を」
「愛の告白などされていない。あなたが求めたのは身体の関係です。なぜです?」
ニアは黙った。口をぎゅっと引き結んで堪えている。花びらに指をくちゅりと
入れてやると、沈黙は簡単に瓦解した。
「あああっ、あんっ、だから、性欲が」
「確かにあなたは性欲旺盛だ。独り身は辛いでしょう。けれど」
ジェバンニは空いた手でニアの顔に指を突きつけた。
「一つ。対策は万全なはずなのにオナニーを見られる。二つ。その男を
ベッドに引き込む。三つ。愛してるはずの男の名をベッドで呼ぶ。四つ。
捜査員との関係を気にしてまでことに及んだ。
五つ。これが重要。あなたは」
ジェバンニはちゅっと優しく唇にキスをした。
637ステ×ニアで脱処女奮闘記43:2009/07/24(金) 09:56:32 ID:0GXXWLwF0
「不器用だ。性欲以外に、ここから導き出される結論は? ニア。あなたの口から
聞きたい」
ニアはちらりとマイクを見た。
「破瓜の瞬間は聞かれても平気なのに、それは嫌なのかい」
ぬいぐるみを持ち上げ、ちゅっとキスする。
「このマイクは偽物だよ。ハルなら何も聞かなかったことにすると」
ニアはあからさまに眉をしかめた。
「あなたは最低ですね」
「お褒めいただき光栄です」
「ジェバンニ」
「ステファンと」
ニアはぎゅっと抱きついた。
「ステファン、挿れてください。もう待ち切れません」
……ほんとに可愛げ無いな。僕ははいはいと言いながらズボンを脱いだ。
冷静なふりをしていたが、さすがに1週間もしないと貯まり方は尋常ではない。
勢いよくずぶりと挿れると、ニアの腰が跳ねた。
「あん、何、これ……おかしいっ……」
ぎゅっぎゅっと締め付けてくる。ざらざらした感触に快感がさざ波のごとく襲ってくる。
「や! はぁっ……変なのっ……ダメ、あはぁ、あんっ」
「もう一度聞いて良いですか」
「なに、あ、ああっ、動かないで、ダメ、そんな、いやぁ」
明らかに身体は嫌がっていない。内部に誘い込むような動きにジェバンニは軽く
目眩を起こした。ニアはねだるように抱きついてくる。
「僕はあなたを愛している」
「そんなの、はぁっ、今だけの、錯覚、あんっ」
「違います。現にこの一週間、あなたの姿が見えないことで気が狂いそうだった」
「Cキラの、はぁっ、ことで、手を煩わせ、はぁっ、あ、ああん」
「あの下衆野郎のことは良いんです。あなたは?」
ニアは目をそらす。僕は二人の間に指を入れるとやや強く擦った。ニアは
不快な表情をしたが、指が離れると、残念そうに顔を曇らせる。
「僕を愛しているんでしょう?」
「さっきの、はぁっ、論理は、あんっ、随分と都合の良い解釈……」
「残念だ」
器用な指先で擦れる花びらをなで回し、蜜をなすりつける。締め付けがよりいっそう
激しくなった。ずりゅずりゅと淫靡な音がモニター室に響く。ニアは喘ぎながら
ぬいぐるみを手に取ると、見せつけるようにキスをした。
「私が、あはぁ、愛して、るのは、メロだけ」
「強情な人だ」
引き抜く。戸惑うニアを四つんばいにさせ、後ろから貫いた。ニアは背中を
大きく反らす。
「ああっ!」
腰を持ったままずくずくと注そうを開始する。ニアの手がぬいぐるみを
強く掴んでいた。ぬいぐるみの目がもげそうだ。
「あ、あはぁっ、あんっ、ううんっ」
くっ、と小さくうめいた。ニアの中に精をどくどくと送り込む。随分長い間だった
ような気がする。気が付くとニアはへにゃんとへたり込んでいた。抜いて、
顔を上げさせる。あふれた白い液が太ももを伝っていた。
「……好きかどうかは、まだ分かりません」
「はい」
ニアはうっすらと目を開けて微笑んだ。捕まった。そう思う。
「ただ、あなたとこうしていると、幸せな気持ちになるのは確かです」
手を伸ばす。僕はその指を掴むとキスをした。
今度こそ、優しく。
本当の、恋人同士のキスを。
638ステ×ニアで脱処女奮闘記44:2009/07/24(金) 09:57:59 ID:0GXXWLwF0


メロの時とは、全然違う気持ちなんです。ベッドの上でニアはそう告白した。
「メロは私を越そうとしていました。確かに私はメロより優秀だったけれど、
ある一点に置いて致命的な欠陥を持っていた。
私は、感情のキャッチボールが苦手なんです。
女子供が上官だとただでさえいろいろ言う者がいる。それが情緒の足りない
私では、結束するのに時間がかかる。メロが指示を出して、私がプレーンなら
きっと何もかも------キラ捜査も------うまくいくと思っていました」
「けれどメロはそれを蹴ってハウスを出た」
「失望しました。自分にです。私はずっと一緒に育った最愛の人とさえ
上手くコミュニケーションをとれなかった」
ジェバンニはニアを抱き寄せる。髪を優しく撫でつけた。ニアはすがるように
ジェバンニを見る。
「そして死んだ」
「ニア」
「後悔しています」
泣き出しそうなまなざしに、僕は背中をさすってやる。
「あなたのせいじゃない」
「ええ、私のせいじゃない。けれど私がもっとコミュニケーションを円滑に
取れていたら、メロはあそこまで私に反発しなかったはずです。幼児期から
一緒に育った仲間なんです。メロはそういった事情をおろそかにしたりはしない。
------もしかしたら、死ななかったかも」
「ニア」
なんと言って良いか分からずに名を呼ぶ。
「メロが死んでからしばらくは忙しく、何も考えずに済んだ。一年間は
身体が空っぽの花瓶になった気がしていた。そこに」
ニアはまっすぐに僕を見据えた。
「水を入れてくれたのはあなたです。世話を焼いてくれ、時には注意し、
語り合った。その穏やかな時間が好きで、次第に、あなたならどんな
わがままも聞いてくれるような気がしていた」
「聞きますけどね。仕事ですから」
肩をすくめる。ニアはにっと笑った。
「わがままな上司を持つと大変ですね」
「どうも。お気遣いくださるなら、ぜひこれからはご容赦を」
「ジェバンニは冗談が得意ですね。本当の恋人同士になったのですから、
さらにパワーアップするに決まってるじゃありませんか」
げえ。マジですか。僕は慌てて
「メロとのことで反省したのでは?」
「大丈夫、あなたは死にそうにありません。驚くべき強運の持ち主です」
639ステ×ニアで脱処女奮闘記45:2009/07/24(金) 09:58:38 ID:0GXXWLwF0
ニアはベッドから降りるとシャツを羽織った。デスクから書類を取り出す。
「明日早朝からトイプラザに並んでコレジャナイロボピンクバージョンを手に
入れてください。ついでにDSソフトを4本、リストにあります。その後食料品を
買いに行ってください。明日は久々にクマドナルドのバーガーセットが食べたいです。
あとピルも手に入れてください。安全なセックスには必要不可欠です」
ああ、また始まった。いつものわがままが。
「それは構いませんが、頼むからもう少し恥じらってください」
「男性は繊細ですね。安全な触れ合いにはピルは必要不可欠です。これで良いですか?」
「ふぅん。生が気に入ったんだ。そう」
「……アフターピルを用意していなかったら、どうなっていたことか」
じっとりと半眼になる。ジェバンニは頬にキスをする。唇に。そう言ったニアの
要請に応えて、唇を重ねた。
「愛していますよ、ニア」
ニアは少し考えるそぶりを見せると、小さく頷く。重ねた唇がかすかに震えていた。
「メロのことは忘れなくて構いません」
「はい……」
「ただ、僕も負けず嫌いだと言うことは頭の隅に置いてください」
「あれですね。身体で忘れさせてやるぜ、という奴ですね。なんて卑猥な」
「あなたに言われたくありません。だいたいハルに聞かせるとかどういうプレイですか」
「あれは仕方がなかったんです。私だって嫌でしたよあんなの聞かれるの」
「いろいろ言いましたよね。おまんことか挿れて欲しいとか。実は一番の
被害者はハルなんじゃないかと僕は思います」
「あなたも悪ノリして人格を疑われるようなことを言ってましたよ」
「ええ。おかげさまで恥ずかしくて仕方がありません。ハルの前で消え入りそうです」
「謝っておきます」
携帯を取り上げる。留守番電話サービスに接続した。いつもつなげるように命じて
あるので、どうやら出たくないらしい。
これ以上バカップルに付き合ってられるかと思っているのかも知れない。
「僕に知らせなきゃ良かったのでは?」
「あなたはいつか勘づきます。そうなってからでは遅すぎる」
「やっぱり僕が好きなんだ」
「ほざいてろ。いえ、とにかく優秀な捜査員を無くすのはまずいです」
「二人も無くすところでしたが」
「ハルはあれしきでは動じません」
「僕は動じたな。もう辞めよっかな」
「……」
ちらりと彼女を見る。
「ここを辞めてもFBIにはポストが残っているし」
「……です」
「え?」
ニアの口元に耳を近づける。ニアは真っ赤になってうつむいた。あらら。
「セックスは口に出来ても、それは出来ませんか」
可愛いなぁ。もう少しいたぶってやる。僕はニアをベッドに押し倒すと、
何度目かのキスを交わした。

その日僕の持論に、項目がひとつ加わった。
キスは本当に好きな人とするもの。
そして。
------本当に好きな人が、素直だとは限らない。
640ほのぼのえっちさん:2009/07/24(金) 09:59:23 ID:0GXXWLwF0
今日は以上です
今回で本編終了、次回番外編です
641ほのぼのえっちさん:2009/07/28(火) 13:36:06 ID:zbcVENaV0
乙です!!
ああああああああ女の子ニアたん最高だーーーーーー!!!!!
642ほのぼのえっちさん:2009/07/28(火) 19:28:54 ID:yCMBw3Bc0
番外編楽しみー!ほぼ一日おきによくこれだけの
話が書けるなぁと思う。
私的にニアたんにピルなんぞ飲んで欲しくはない。
なぜかというと、ジェバンニはそれほど精液濃くなさそう
だから大丈夫そうなので…。逆に危険そうなのが月…。
月は強力そうなんだ。SPKより他のどの外人キャラより。
避妊は完璧でここぞと思った時に、計画どうりみたいな。
643ほのぼのえっちさん:2009/07/30(木) 02:23:02 ID:87bNSmceO
お疲れさまです。
番外編楽しみにしてます!
644ほのぼのえっちさん:2009/07/30(木) 19:05:54 ID:OePzzU5w0
ハルさん羨ましい仕事したな。
645ほのぼのえっちさん:2009/08/05(水) 04:19:28 ID:Gvgz7kJ/0
女の子ニアたん最高だ
646ほのぼのえっちさん:2009/08/05(水) 16:45:31 ID:6yVxhLmM0
すみません、トモコレにはまってて遅くなりました
トモコレ女の子ニアたん最高だ・・・!
投下します
ステ×ニア20禁
647ステ×ニアで脱処女奮闘記46:2009/08/05(水) 16:46:25 ID:6yVxhLmM0
ジェバンニと付き合うようになってから1ヶ月が過ぎた。
通常、男と付き合うという行為は「デートは週一」とか「メールはすぐ返す」とか
「愛してると必ず言う」とか、面倒なことが多いらしいが、
ジェバンニは使い走りされてるだけなのに脳天気にほくほくしてくれるので
(僕の手が必要なんですねとかほざいてた)助かっていた。
ジェバンニはいい男だ。ちょっと馬鹿だけど。
仕事の時は義憤に燃えることもあるが、自分のこととなるとめっきり感情の起伏が
少ない私に、ここ1ヶ月変化が訪れた。
まず肌がつやつやしてきた。
ふと気づくとジェバンニのことを考えていたりする。
食べ物が美味しくなった。
そして……


「体調でも悪いんですか?」
ジェバンニはテーブルから皿を下げようとして手を止めた。シチューが半分近く
残っている。ニアはスプーンで手遊びしながら
「……別に。下げてください」
ジェバンニはニアの額に手を当てる。
「熱は無いな。だるいとか、寒気がするとか、自覚症状はありますか」
「体調は万全です」
「もしかして、僕、何かしました?」
「自意識過剰です。ただ、その」
ニアは顔を下げた。「太ったんです」
ジェバンニは「ふむ」と顎を撫でると、ニアの下腹をいきなり揉んだ。
「ちょっ」
「ほんとだ。ふっくらしてる」
触り心地良いなぁ、などと言いながら撫で回す。
「ジェバンニ!」
ぺちっ。不躾な手を叩く。
「このくらい太った内に入りませんよ。可愛いじゃないですか」
「その『太った内に入らない』時期に自重しておくのが大事だと
『男と女の性の辞典』に書いてありました」
「……まだあれを手本にしてたんですか……」
呆れたようすのジェバンニに
「あなたと付き合うようになってから、もう一冊買いました。
犬のしつけ方の本を」
「言うと思った」
「冗談です。『恋を長続きさせる魔法の言葉』だそうです」
「また乙女チックな代物を……見せてください」
ニアは本棚からカバーのついた本を取り出す。ジェバンニはぱらぱらとめくる。
「『ありがとう、は大切な言葉。感謝の心を忘れずに』」
「あ、そうだジェバンニ。先日は破瓜を手伝ってくれてありがとうございます」
「いえいえ、こちらこそ良い物をいただきましたって違うでしょう!」
「ノリツッコミが寒いです」
「まったく。『いつもきれいな私でいたい。あなたにきれいな私を見て
欲しいから』……ふぅん」
ジェバンニはにやにやと笑い出した。なんだこの男、妄想癖でもあるのか?
「ダイエットを始めるのはこういう訳ですか」
「なっ……勘違いしないでください! ジェバンニなら100キロに
なっても大切にしてくれるでしょう」
「さすがにそこまで行くとちょっと……第一、健康に悪いし」
648ステ×ニアで脱処女奮闘記47:2009/08/05(水) 16:47:27 ID:6yVxhLmM0
「そうです。今回の件はLの健康問題に直結する一大事です。男のために
痩せるんじゃありません」
「うわニアが健康問題とか言い出した。明日は雨だな」
「殴りますよ」
「すみませんでした」
「よろしい。上司の不始末は部下の不始末。なんとかしなさい」
「上司の脂肪の面倒まで見れるかよ」
ぼそりとつぶやいたジェバンニをニアはぴちりと叩く。
「何か言いました!?」
「いえ何も! ……ふむ。何キロ太ったんでしょうか?」
「元の体重を知りません」
「見た目は変わっていないし、お腹が膨らんだくらいなら……ふむ」
もみもみ。
「その不躾な手を何とかしなさい」
「3キロってとこかなぁ……いや、3.1キロだ。間違いない」
ニアは薄気味悪いものを見る目でジェバンニを眺めた。
「時折あなたが怖くなります……」
「ははっ、孤児だったらワイミーズハウスに入れたかな?」
「余裕で合格ですよ。私にこき使われる末路はおそらく変わりませんが」
ジェバンニは咳払いをした。
「3キロなら軽い食事制限と水制限で戻ります。長くて1ヶ月くらいかな。
便秘はしていないはずだから……」
「待ってください。なぜそんなことを知ってるんですか」
「毎日トイレットペーパーの減り具合を調べてま……痛い痛い痛い」
ニアは背伸びしてジェバンニの頬をつねった。
「ここへ来たら毎回トイレに行くと思ったらそういう訳ですか。
この……変態!」
「まあまあ落ち着いて。とにかくお腹が出るのは腹筋が足りないことが原因ですから
筋肉を鍛えることも平行して行いましょう」
「いやに詳しいですね」
「姉と女友達によく相談されて。腹筋一日100回と言ったらものすごく
複雑そうな顔をされますが」
「それは普通の女には無理ですね。そういや昔の彼女ってどんな人だったんですか」
ジェバンニは頭を掻く。
「いきなりですね。おとなしいけれど、芯は強い女性でしたよ。僕と別れて
一年後に結婚したから、今頃母親になっているかも」
「ふむ」
「何ですか」
またいらんことを考えてるのか、というニュファンスをニアは無視した。
「あなたとメロはタイプが違う。私と元彼女もタイプが違う」
「そうですね。実は僕、理不尽な上司というのが大の苦手でして」
「私もへたれた男は殴ってやりたくなるほどむかつくんです」
「……へたれてません」
「まあ、何事にも例外はあるということですね」
「そういうことですね。あと、太ったのはピルを飲んでいるせいもあるのだと思います」
「つまりあなたのせいですか」
649ステ×ニアで脱処女奮闘記48:2009/08/05(水) 16:48:14 ID:6yVxhLmM0
「よく言うよ。自分だって生が好きなくせに」
「本音を横を向いて言わないでください。このへたれめ」
「ニア」
ジェバンニはニアの肩を掴むと引き寄せた。抱きしめて、キスをする。顎に
添えた指で頬を撫でながら
「よく考えたら、カロリーを消費すれば良いだけでしたね。それなら最も
良い方法があります」
「……セックスですか」
ニアは「ムラッと来たなこいつ」という表情をした。
「ムラムラしてますよ僕は」という表情で、ジェバンニは
「そういうことです。が、たまには趣向を変えましょう」
恋人の提案に、ニアは不審げなまなざしを向けた。


ジェバンニはニアの前に紐でつった5円玉を差し出した。
「世界のLに催眠術をかけるつもりですか。あなた、ノートの偽造が得意なくらいで
調子に乗ってませんか」
「ふふふ、こう見えても指先の器用さには自信があるんです。あなたも知って
いるでしょう」
言ってジェバンニはゆらゆらと5円玉を揺らしはじめた。ニアはそれをじっと
見つめている。モニター室にはぶうんという低い音と、ジェバンニの静かな
声しかしない。
「ここは受験を控えた女の子の部屋……あなたはその部屋の持ち主で、
大学受験を控えている。なのに成績はあまり芳しくない……」
「私の年齢設定を引き下げましたね。このロリコン」
「ニア、真面目にやってください。ちなみに僕は大真面目です。……
見かねて母親が家庭教師を雇った。パートタイムに出ている母親がいない間、
あなたは家庭教師と二人っきり……」
「……それで?」
ニアの可愛らしいおめめは「軽蔑」と言った形ですがめられていた。
ジェバンニは冷たい視線を我慢しながら続ける。
「『問題が解けたら良いことをしてあげる……』」
「あなたが教師にならなくて正解ですね。もっとも、FBIでも大問題ですが」
ばっさり切り捨てる。ジェバンニは心が折れそうになるところをぐっと堪えた。
「気に入らなかったんですね。分かりました。ではこうしましょう。
逆の立場にするんです。僕の受験勉強のご褒美に美しい女教師が」
「この唐変木。だいたい勉強のご褒美って何ですか。自分のために
するものでしょう」
ニアは髪をくるくる巻きながら言った。ちぇっ。良いかと思ったのに、
ジェバンニは心の中で舌打ちをする。
「ニアも何か案を出してくださいよ」
「そうですね……」
ニアは猫のように遠くを見つめた。ちょこんと首を傾げ
「まずジェバンニが私の処遇以下なのは当然として……」
「聞き捨てなりませんね。妄想の中でぐらい下克上させていただきます」
ちっ、とニアはリアルで舌打ちをする。
「どのみち行為の最中にここぞとばかりにしまくるくせに。このケダモノ。
二つの意味で欲求不満男」
「それで喜んでるのは誰ですか」
650ステ×ニアで脱処女奮闘記49:2009/08/05(水) 16:49:03 ID:6yVxhLmM0
「誰でしたっけ」
「ニア〜〜〜?」
「冗談です。サドのSはサービスのS、あなたは私に言葉で奉仕してくれてるんですよね。
ご苦労様です」
「分かってくださるなら、真面目にしてくだい」
「ではこうしましょう。飼っている亀がいなくなって意気消沈している私を、
ジェバンニが自分の亀で慰めてくれるんです」
「今、君の想像力に軽い失望を覚えたよ。親父ギャグかい」
「うるさいですね。だいたいあなたサドキャラ向いてないんですよ」
「じゃあもうマッサージで良いですよ」
ジェバンニはニアの胸に触れると優しく揉む。ニアはいやいやと首を横に振った。
「凝ってますよニア」
「胸は脂肪のかたまりです。凝ったりはしません……あっ」
「ほら、ここも固くなってる」
乳首をつまんでくりくりとやる。服の上からキスした。固くなった乳首と
柔らかな唇が身を寄せ合う。ニアはジェバンニの首に手を回す。
「あっ……もっと」
「仕方がないですね。あなたは淫乱だから」
「その無礼な口をなんとかしなさい」
「してますよ。ほら」
乳首に唇を軽く当てながら、じらすように胸に指で触れる。ニアは身体をよじらせた。
「お願い……もっとちゃんと……して」
「良いですよ。上司を喜ばせるのも仕事の内です」
パジャマの上着をせわしくぬがすと、乳首に吸い付く。舌で転がすと、
ニアは甘い声を漏らした。快感を堪えるように、ぎゅっとジェバンニの首を抱く。
優しい肌が、ぷるんとした乳房が、ジェバンニの頬をぴたぴたと叩く。
「あっ……あはぁ……っ」
「良い子ですね、ニア」
息が上がる。大きな骨張った手を背中から回し、ショーツに指を入れる。まろみを
帯びた美尻に指を這わせた。滑らかな肌が、男の指を異質な物として弾くように
ぷりんとしている。
「触ってください……ステファン……」
いつもの毒舌はどこへやら、熱に浮かされたようにニアが言う。可愛らしい声だと
ジェバンニは思った。
「セックスを覚えたては、猿のようにしたがるものですが、それにしてもいやらしい
人ですねあなたは」
「ちょっと待ってください……猿とか、失礼なことを言わないでくあひゃん」
ぬぽっと指を秘所に入れる。すでに蜜壺はよだれを垂らしていた。
「どうしてこんなに濡らしているんですか?」
ずぷずぷと指を沈める。花びらをぬめった指で優しく撫でてやると、ニアは
腰をゆらした。
「えっ……あんっ、どうしてって、ひゃあっ」
「男のペニスが欲しいんでしょう? いやらしい人だ」
ニアが悔しげにジェバンニを睨む。が、すぐに快楽に甘く呑まれてしまう。
「そんな……酷いです」
「それとも、僕のペニスだけ欲しい?」
にこにこ嬉しそうに言うジェバンニに、ニアはけっと唇を突き出した。
「メロのペニスの方が良いです」
ジェバンニは眉をひそめる。
「挿れたことも無いくせに」
「生きていたら破瓜の筆頭候補です」
「言っときますがメロならあんなに優しくしませんよ」
「私だってメロならもっと我慢します」
651ステ×ニアで脱処女奮闘記50:2009/08/05(水) 16:49:38 ID:6yVxhLmM0
「ああ、そう」
ジェバンニはニアのズボンをはぎ取る。四つんばいにさせると後ろから貫いた。
「ああっ!」
ずぶりずぶりと沈んでいく男を受け入れ、ニアの女体はわななく。
「あなたの恋人は僕です」
「はぁっ、あんっ、さっき仕事だと」
「口先だけです。頼むからメロのことは言わないでください」
おかしくなりそうだ。今、ニアの身体を恣にしているのは僕なのに、
側にいるのは自分なのに------メロの名前が必ず出てきて。
ニアの中からメロが消せない。
自分が焦りすぎているのか? 
「忘れ、なくても、良いと、言った……あんっ」
ジェバンニは眉をひそめる。
「忘れなくても良いですよ。こういうときに口にしなければね」
「ごめんなさ……あはぁっ、あんっ」
「ただ、ニア。あの世があったとして、向こうで再会したとしても」
「ふぅっ、あんっ、あんっ」
「行かせない。あなたは僕のものです」
背中にキスをする。ニアは快楽に呑まれたのか短く喘いでいる。ジェバンニは
器用にニアの中を刺激しながら絶頂に上り詰めた。


「とにかくっ、行為の最中にメロの名前を出すのはこれきりですよ。頼みますからね」
「はいはい」
ニアは髪を拭きながら唇をとがらす。あまりの適当さ加減に、ジェバンニは
「ニ〜ア〜〜〜?」
「分かりました。あなたが嫉妬深いことは、良く」
「誰だって、前の男のことを行為の最中に言われたら怒りますよっ。
ニアだって前の彼女と比べられたら嫌でしょう!?」
「実はそうでもない」
無表情で言い放つ。髪からシャンプーの良い匂いがした。
「……本当に僕のことが好きなのかい」
「好きだとは言っていません。疲れのせいで幻聴ですか」
ジェバンニは「ほほう」と頷いた。腰に巻いたタオルをはぎ取る。
「では言わせてみせましょう」
「望むところです」
ニアもタオルを取る。涼しさに乳首がぴんと立っている。
第二回戦の火ぶたが切って落とされた。

そんなこんなで、バカップルの午後は過ぎていった。
652ほのぼのえっちさん:2009/08/05(水) 16:50:34 ID:6yVxhLmM0
すみません、途中で上げてしまいました。
投下終了です
レスくださった方、読んでくださった方、ありがとうございました。
653ほのぼのえっちさん:2009/08/05(水) 22:50:41 ID:sjKxypQQP
おおー!待ってたw相変わらず良いなかわいいw
…というかトモコレ画像うぷp!!
654ほのぼのえっちさん:2009/08/07(金) 20:11:19 ID:ABPkQYAv0
ジェバンニがニアにあなたは僕のものだと言ったのが
嬉かった。でも、実際ジェバ、ニア、メロで三角関係
になったらジェバは負けてしまうんじゃと思う。
そういうの読みたい。
おつかれさまでした!
655れくた:2009/08/11(火) 16:58:38 ID:Lp4yDZvMO
いやいや私が勝つよ。
656ほのぼのえっちさん:2009/08/12(水) 01:35:08 ID:4XfbVHjz0
なんだかんだでツンデレ(メロ)は強そうだ
657ほのぼのえっちさん:2009/08/12(水) 18:42:19 ID:xnJ9AuW70
>>646
おおおトモコレ女の子ニア仲間が!!
ついつい時間を忘れてしまいますねートモニア
そしてGJ!!

658ほのぼのえっちさん:2009/08/13(木) 11:56:41 ID:mFksn/e40
最近気がついたんだけど、ブリトニー・スピアースの歌声って、ニアに似てる。
声といい、抑揚といい。
Hit Me Baby One More Time なんて、メロのことにしか聞こえない。
他の曲もニアだと思って聞くと、すごくはまるのが多い。
659ほのぼのえっちさん:2009/08/13(木) 14:46:37 ID:tCqJz+VC0
!!?それって日高さんの声に似てるってこと?
あの、oh,baby,baby〜で始まる歌?
 
あ〜、メロ、ジェバ、ニアの三角関係なら
最後に「ニア、貴女が幸せならそれでいいんです。」
とか心の中で呟いて去るジェバの後姿が簡単に
想像できる。
660ほのぼのえっちさん:2009/08/13(木) 20:15:22 ID:rY0BEmHL0
うん、あの歌。
メロがワイミーズハウスを去ったこと、ニアと組もうとしないことに重なる。
日高さんにもやや似てる気がするし、ハスキーさと可愛さとセクシーさの混ざった声のイメージが合う。
個人的な思い込みかも知らんけど
661ほのぼのえっちさん:2009/08/15(土) 09:43:44 ID:Jb/OUmFy0
洋楽からイメージするなんてなかなかv
〜行かせたりしなかったのに、今でも戻って
くれると信じてるわ〜みたいな?
私的にニアはオフィスでセサミストリートの
音楽かけてそうなイメージ。
オモチャいじりながらセサミストリートきいてると
100%子供な感じで手が出しずらいジェバのイメージ。
662ほのぼのえっちさん:2009/08/16(日) 15:14:48 ID:e+dFKiyb0
豚切りスマソ

バス痴漢なんて良いと思うんだ
朝の通学ラッシュ、乗り込む女学生ニアタン
当然のごとく押しつぶされ身動きが取れない
あちこちから伸びてくるけしからん手
胸を掴まれ乳首を優しくくりくりされて
お尻や太ももを撫でられパンツに指を入れられ
すべて違う手。
指を注送されて潰されながらもいやいやをするニアタン
「……あっ」なんて小さな声を出しちゃって真っ赤になるニアタン
イッちゃってぐったりして、もうどうでもいいや……みたいなときに
「君、嫌らしい身体してるね」なんて誰かが耳元でぼそっとつぶやく

なんてのを妄想した
663ほのぼのえっちさん:2009/08/16(日) 21:40:56 ID:qgwOqHBMO
その痴漢俺だよ。
664ほのぼのえっちさん:2009/08/21(金) 02:24:56 ID:d4EdxwZ20
ニアたんってどうしてあんなにエロイんだろう?
665ほのぼのえっちさん:2009/08/21(金) 08:15:58 ID:4UE8oIvsO
それはニアたんがニアたんだからです
666ほのぼのえっちさん:2009/08/24(月) 01:46:24 ID:1apfRzb/0
ニアたん、ハッピーバースデー!!
一番乗りした自分にご褒美のチューを!
667ほのぼのえっちさん:2009/08/24(月) 14:11:50 ID:Fk6NaVZ/0
夏の白い花
ニアたん誕生日おめでとう!!
668ほのぼのえっちさん:2009/08/24(月) 16:07:55 ID:07lqwUlJ0
ニア誕生日おめでとう!
今年は18禁解除だねハァハァ
669ほのぼのえっちさん:2009/08/24(月) 22:03:02 ID:fTrSZBiV0
ニアお誕生日おめでとう!
貴女の美しい成長に乾杯!
670ほのぼのえっちさん:2009/08/24(月) 23:25:10 ID:q/+Szdkn0
ニアたん誕生日おめでとう!
これでニアたんも合法ロリだ!
671れくた:2009/08/24(月) 23:54:01 ID:xDMxvpJPO
ハッピバースディニア!
お祝いに君に中田氏をしよう、来年には私の子をプレゼントできるから。
672ほのぼのえっちさん:2009/08/25(火) 09:38:08 ID:rLWWSp3pP
おせーぞれくたw

てかニアスレ落ちたの?
673ほのぼのえっちさん:2009/08/25(火) 10:06:13 ID:XwxwXhZU0
>>671
お前の子は1年も腹の中にいるのかw

男ニアピンクスレ落ちたね
674メロニア:2009/08/27(木) 11:31:12 ID:uL5FhCYJ0
「明日にはワイミーズハウスを出ていく。もう一生お前に会うこともないかもな」

ニアにそう言い放って、僕は自分の部屋に向かった。
僕が出ていくといっても、あいつは相変わらず無表情。
僕のことなんて、どうせ塵くらいにしか思ってないんだろう?
本当……ムカつくよ。

「大嫌いだ…!」

準備を終えた僕の目には、いつのまにか涙があふれていた。
なんでこんなに悲しいんだよ。大嫌いなのに。あんなに冷たいヤツなのに。


夕方。みんなは食堂で夕飯を食べているころだろう。僕は木陰に一人で座って夕陽を眺めていた。
明日にはここを出る。
母親に捨てられて以来、ずっとここで暮らしてきた。俺の故郷だ。
もう来ることも無いんだろうな…。

「こんなところで何してるんですか」

!?
背後から急に声がした。この声…
「ニ、ニア!?」
「うるさいですね…大声を出さないで下さいよ」

そう言い、いきなり俺の隣にしゃがむニア。
「ちょっ…何、隣に座ってるんだよ!?」
あわてて離れる。なに動揺してるんだよ、僕!
「…………」
ニアはずっと黙ったまま夕陽を見てる。俺の隣に座って。
こんなこと、いままであったか?こいつから話しかけてくるなんて…
ニアが僕にこんなにかまうの、初めてだ…。
べ、別に嬉しくなんてないけどさ………。

「くぅ」
「えっ?」
675メロニア:2009/08/27(木) 11:38:25 ID:uL5FhCYJ0
ドサッ
ニアがいきなり俺の膝に頭を乗せてきた。
「えっ?えっ?ちょっ…!?な、何して…!?」
「………」
なななななんだよこれ!お、俺は別にこんなこと……!
「は、離れろよ!おいっ!」
「ぐぅ……」
「え?」

……コイツ、寝てやがる。
なんてヤツだ…。
「ハハッ…夜中までパズルなんてしてるから眠くなったのか?」
ニアの髪の毛に触れる。ふわふわで、まるで綿みたいだ。

こんなに間近でこいつを見たの、初めてだ。
なんでこんなに胸が締め付けられるんだ?
なあニア、お前は俺がここから出てくって聞いて…どう思ったんだ?
少しは寂しいとか思っててくれるのか?僕は…僕は…。

気づいたら、涙がこぼれていた。ニアの白い肌に僕の涙がぽたぽた落ちる。
なんてかっこ悪いんだ?僕。あんなに憎まれ口を叩いてきたのに。
「ニア、僕、お前と離れたくないよ……」

「いっぱい濡れてますよ、メロ」
「!!」
ニアはいつのまにか眼をさましてて、微笑みながら俺の涙を指ですくった。
「塩辛いですね。チョコばっか食べてても涙はしょっぱいんだ」
ニアがこんなに優しく笑ったのを、初めて見た。
そんな顔を見たら、こらえていた想いが一気にあふれ出てきた。
「ニ…ニア――…!うわぁぁぁ………」
「よしよし、メロは甘えん坊ですね」
「ば、バカにするな!ちくしょう!大嫌いだ―――!」
「この状態で言っても説得力ないですね…」

木陰から、そんな二人を眺めている者がいた。
「フフ…私の後継者は仲良しですね。」
「L、メロは気持ちいいほどのツンデレですね」
「そうですね、ワタリ。二人は案外相性がいいのかもしれませんね。
私の代わりに頑張ってください。ニア、メロ」

END
676ほのぼのえっちさん:2009/08/27(木) 13:01:45 ID:kT0Zk82m0
GJ
ほんわかした
677ほのぼのえっちさん:2009/08/28(金) 19:04:58 ID:Vps1ZJxNO
>674
ありがとう!
心洗われるメロニアでした。
678ジェバニア:2009/08/28(金) 20:58:48 ID:GveRKrKSO
携帯から失礼します。
ずっとROM専でしたが、♀ニアたんに萌え過ぎて、今年初めて、♀ニアたんとジェバンニのSSを書きました。
>>674さんとネタが被ってしまったことと、数日経ってしまったことは大目に見てやってください。
では、いきます。




「……」


今、私の膝の上には、小さな白い頭がちょこんと乗っている。

外回りから戻ってきたリドナーは、それを見るや否や、モニタールームを出ていくと、ブランケットを持って戻って来た。


「貴方もニアも風邪を引くわ。エアコンは弄れないから。」

「ありがとう、リドナー。」

「それにしても…。こうしていたら、ニアは本当に可愛らしいわね。私くらいの年齢になったら、誰もが振り返るくらいに綺麗な女性になるわ、きっと。」

「リドナーも十分魅力的だよ。」

「あら、ありがとう。でも、私にそんなことを言っていいのかしら?」

「え?」


ふふっと、悪戯っぽく笑うと、司令塔が寝ていたら何も出来ないからと言って、リドナーは帰宅してしまった。
レスター指揮官にもリドナーから通信が入れられ、SPK本部には、私とニアの二人きりになった。


「……ふわふわだ…」


私の膝に頭を乗せて、体を小さく丸めて眠るニアは、まるで、白い子猫のようだ。
そっと指に絡めたニアのプラチナブロンドは、猫っ毛で、指の間をスルスルと通り抜けていく。

いつもは開かれている、大きくて可愛らしい、でも、相手を逃がさない鋭い目は閉じられている。反対に、小さな薄い桃色の唇は、ほんの少しだけ開かれていて、いつもの凛とした彼女からは考えられない、あどけさと、か弱さを醸し出していた。
白い睫毛は、綺麗に上にカールしていて、鼻筋もスッと通って、肌も透き通るように白い。
人形のような…という形容は、ニアの為にあるのではないかと思ってしまう。

やがて、27歳になろうという、いい成人男性である自分がこう言うと気持ち悪がられるかもしれないが、ニアは本当に可愛らしい。加えて、リドナーの言う通り美人だ。
…まあ、ニアがかなり幼く見えるから、下手なことを口走ると、ロリコンと揶揄されてしまうのだろうが。
679ほのぼのえっちさん:2009/08/28(金) 21:02:19 ID:GNMufAkx0
子メロ×子ニアっていいよね
純情だよね
680ジェバニア:2009/08/28(金) 21:02:55 ID:GveRKrKSO
「……ん…」

「ニア?起きましたか?」

膝の上で頭をもぞもぞと動かしたかと思うと、ニアは更に身を縮めて、私のジャケットを握り締めた。


「…仕方無いですね。」


軽く溜息を吐くと、私はニアにブランケットを掛けたまま抱き上げた。


「軽い……」


ニアの背が低いことは、当然見た目から分かっていたことだが、こんなに軽いとは思わなかった。でも、細いのに、何だか柔らかくて、いい香りがして…


「…!…しっかりしろ!」


そうだ。相手は、Lの後継者だ。変な考えを起こしてはいけない。
自分を制しながら、私はニアの部屋に入った。シャボンの香りだろうか?ニアから香る匂いが、ふわりと香っている。
ニアの部屋はこざっぱりとしていた。…散らかされた玩具を見ないことにすれば、の話だが。


「ニア、今日はゆっくり休んでください。後は私が見ておきますから。」


そう言うと、ニアはゆっくりと目を開け、上体を起こした。しかし、いつもとは違って、目は細められており、トロンとして、何かにすがるような瞳をしている。


「…ニア?」

「…行かないで。」

「え?」


ニアの口から、今までに聞いたことのない言葉。


「…行かないでください、ジェバンニ。」

「で、ですが。」


不覚にも、可愛い、抱き締めたいと思ってしまった。
だが、ニアはそんな私の心も知らず、ベッドの上にちょこんと座って、私を潤んだ目で見つめてくる。前に両手をついているため、襟元から、胸の膨らみがチラチラと見えている。
思わず、生唾を飲んでしまった。


「寒いんです。温めてください…。」

「!?」


ニアにジャケットの裾を引っ張られ、ベッドの端に腰掛けた。ニアは四つん這いで近付いて来ると、横から私に抱き付いてくる。
まさか、誘われているのだろうか…?
681ジェバニア:2009/08/28(金) 21:05:44 ID:GveRKrKSO
「ニ、ニア…。寒いのならば、ブランケットを掛ければ…」

「嫌です。」


私の胸元に顔を埋めると、ニアは私の背中に腕を回し、体を密着させてくる。いつもはダボダボのパジャマに隠されて分からない胸が、腕にむにっと押し付けられる。禁欲生活を強いられている今、こんなことをされたら、理性を保てる自信がない。


「…っ、ニア。」

「ジェバンニがいいです。」

「…………は?」


ニアを引き離そうとしていた矢先の、思いがけない一言に、私は思わず、ニアを見下ろした。


「…ジェバンニが温かいです。それに……」


チラッと私を上目遣いに見るニアの頬は、少し赤みを帯びている気がした。


「……ジェバンニに触れていると、落ち着くんです。」


目はすぐに逸らされ、ニアは再び、私の胸元に顔を埋めた。
私の鼓動が速くなっていることに気付かれはしないだろうかと思うと、少し怖い気もしたが、今は、ニアのしたいようにさせよう。
ゆっくりとニアをベッドに寝かせると、私もジャケットを脱ぎ、ニアの隣に横になった。ニアは、もぞもぞと私の腕の中に入ってくると、ポツリと呟いた。


「……誕生日なんです。」

「へ?」

「今日くらい、甘えさせてください…」


そこまで話すと、ニアは小さな寝息を立てながら、眠り始めてしまった。


「…はい。」


ニアの柔らかい髪を撫でると、細い体を抱き締めた。


「……そうだね、リドナー。」


女性を誉める言葉は、これからはニアだけに使うようにするよ。私にとって、ニアだけが可愛くて、魅力的で、守ってあげたい存在だと分かったから。


「誕生日、おめでとうございます。ニア。」


額にキスをすると、ニアは少し体を捩り、微笑んだ。
682ジェバニア:2009/08/28(金) 21:11:10 ID:GveRKrKSO
以上です。本当に勢いで書いたので、突っ込みどころもあるかと思いますが…。
今、>>674さんの子メロと子ニアに、萌え過ぎてソファから落ちそうになりながら書き込みしてます。

ニアたん!遅くなったけど、誕生日本当におめでとう!!
683ほのぼのえっちさん:2009/08/28(金) 21:45:22 ID:GNMufAkx0
超GJ
メロニアもジェバニアも最高すぎて鼻血吹いた
684ほのぼのえっちさん:2009/08/28(金) 22:43:57 ID:Ohu/9itB0
ニアたん'`ァ,、ァ(*´Д`*)'`ァ,、ァ
685酔っ払いニアたん:2009/08/29(土) 02:11:27 ID:471cXlBq0
月「ハハハハハ――ッ!!今夜の主役は僕である!!!」
L「こんなに笑える月君は初めてですよ」
魅上「いよっ!男前!」
さゆ「ぎゃーっ!お兄ちゃんオヤジくさーっ!」ハハハハハ…

テンション高すぎのデスノキャラ達。
今日はドラマ「デスノート」最終回を撮影し終えた日なので、
皆はお疲れパーティーと称した宴会を楽しんでいるのである。

そんな彼らのもとへ、遅れてやって来た金髪野郎が居た。
メロ「いやーっ!どーもどーも!皆さんお疲れ様です!」
松田「遅いんだよ!このかませ犬!犬死!」
メロ「スマンコでーす!」
高田「もぉーやだぁー!」
ミサ「キャハハハ!メロ君って意外と面白ー!」
大人さゆ「お姉さんにメアド教えてよねー」
メロ「モロチン(勿論)ですよ!」
686酔っ払いニアたん:2009/08/29(土) 02:31:00 ID:471cXlBq0
ニア「…………」
ニアはモテモテのメロを見て、面白くなさそうに頬を膨らませた。
ニア「なんですか?あの下ネタは。最低です。ウジ虫以下です。だから二番なんですよ。ブツブツ…」
シブタク「よお、ニアちゃん。あんたセリフ多くて大変だったな。お疲れ様」
ニア(誰でしたっけこの人…)「ありがとうございます。」
シブタク「おいおい、こんな時くらいもっと楽しめよ!」
ニア「ほっといて下さい。私はこうしているのが好きなんです」
ハル「ニア、卑屈になるのは良くないわ。メロを取られても知らないわよ」
ニア「別にどうでもいいですよ。あんな金色マッシュルームなんか。」

ミサ「メロ君ってイケメンでチョイ悪でカッコイイよね〜。ミサのタイプかも」
高田「ちょっとミサさん、私はメロ君と2ケツした仲なんだから邪魔しないでよね」
ミサ「なに言ってんのよ!ミサなんてメロ君にストーカーされたんだからね!」
メロ「参ったなこりゃぁ」

ニア「…………!!」
ハル「ニア、もしかして泣いてるの?」
ニア「これは目から汗が出ただけです」
ハル「……そう…」
ニア「……………。」
ハル「渋伊丸さん、彼女に何か飲むものを」
シブタク「お、おう。」

数分後
ニア「うぅ〜ん…やってらんないわよぉ…」フラフラ
ハル「なんでお酒を飲ませたんですか」
シブタク「じょ、じょーちゃんの気分転換になると思って」
ハル「ニアは超酒癖が悪いんですよ。ふざけないでください」
シブタク「ごめんなさい……。」
ニア「ったくもぉう〜…ぅん」
ハル(!な、なんだかセクシーね…ドキドキするわ…)
ニア「私…メロに…メロメロ…」フラフラ
ハル「あ、メロ!?どこへ…」

ニア、メロのもとへ乱れた姿で登場。
はだけたシャツからは白くて柔らかい膨らみがチラチラと覗いている。
メロ「ニ、ニア!?」
高田「ちょ、ちょっとなによこのガキは…」
ニア「う…ん…メロぉ…はぁはぁ」ぎゅうっ
ミサ「ちょ、ちょっと…」
メロ「ななななななんだよ!?」
ニアが抱きついてくるなんていうありえない展開に動揺するツンデレ男・メロ。
ニア「メロ…私…メロにメロメロ…」ガクッ
メロ「!!!!」
ミサ「ちょっと、何よ今の!ダ、ダジャレ?」
高田「メロ君、この子一体…」
どん引きの女性陣。しかしメロは涙を流し始めた。
ミサ「え…!?」
メロ「ニアアアアアーッ!!俺は一生ニアにニアニアだ!!」
ニアを固く抱き締めるメロ。
L「ニアにニアニア…つまりニアの近く…一生ニアの近くにいるということは
  プロポーズしたも同然ですね」
一同「…………」
ハル「ニア…よかったわね…」ウルウル
大人さゆ「私感動しました…」
総一郎「愛って素晴らしい。なあ、幸子」
幸子「ええ。」
マット「落ちのつけようがない…」
687酔っ払いニアたん:2009/08/29(土) 02:36:00 ID:471cXlBq0
ハル「あ、メロ!?どこへ…」 →ハル「あ、ニア!?どこへ…」
でした。素晴らしいSSの後にクソみたいなの投下してすみません。
688ほのぼのえっちさん:2009/08/29(土) 09:24:48 ID:JYviiyUW0
おおおこれは何の祭りだ・・・ニア♀祭りか!そうなんだな!?
>>678神は表現力(とくにニアたんのかわいらしさの)が素晴らしいし、
>>685神はおもろい。吹き出してしまった
ふたりとも超GJ
689名無しさん@そうだ選挙に行こう:2009/08/30(日) 07:33:56 ID:H6rSCwPu0
ニアたんのことを「じょーちゃん」と呼ぶ渋伊丸さんにうっかり萌えたw
690名無しさん@そうだ選挙に行こう:2009/08/30(日) 13:53:17 ID:sz794CQK0
>>678>>687最高のプレゼント!
ニアへの愛が感じられて良い。
月「今夜の主役は僕である。」と
いっときながら、セリフ一言で終なのがいい。
691名無しさん@そうだ選挙に行こう:2009/08/30(日) 14:08:25 ID:sz794CQK0
ていうか!ジェバンニ、何一緒にすやすや
寝ちゃってるの?いろいろすることあるでしょ。
触ったり調べたり確かめたり
692名無しさん@そうだ選挙に行こう:2009/08/30(日) 14:42:41 ID:AuPVqwIP0
レスター指揮官「この祭りはなんだ…私も乗り遅れるわけにはいくまい。
        ここは一発レスニア甘エロSSでも書くとするか!」

「レスター指揮官…一晩だけでいいから私を抱いてください」
涙目でアンソニーを見上げるニア。
「私にあなたの熱を感じさせて…」
「ニア…わかった。j

メロ「ちょっと待ったぁぁぁ!!お前何書いてる!!ふざけるな!!」
レス「邪魔をするな!今いいところなんだ!」
メロ「そんな物書きあげさせてたまるか!レスニアなんてマイナーなんだよ。メロニアこそ主流だろ!!
   俺の書いたメロニアSSを見ろ!

「メロ、あなたは一番になりたいといつも言っていましたね。でもあなたはすでに一番ですよ」
「どういう意味だ。」
「私の中で一番とってますから…」
頬を赤らめて俯くニア。
「ニア…俺たちの行きつくところは一緒だ」
「メロ…!」メロはニアを抱きしめ、彼女のシャツに手をk

魅上「削除。削除。削除。」カタカタカタ
メロ「あー!お前何消してやがる!」
魅上「フン…なんなんだこのSSは。恥ずかしい」
メロ「な、なんだよ…」
魅上「こんな生ぬるい純情SSなどいらないな。私の書いた鬼畜エロSSを見ろ」

「フフフ、キラに恥ずかしい姿を見られる気分はどうだ?ネイト・リバー」
月は、残酷な笑みでニアを舐めまわすように見つけた。
ニアはシャツのズボンを脱がされ、ボタンを外された状態で拘束されていた。
桜色の乳首とかすかな膨らみが、薄暗い中光に照らされて扇情的だった。

ニアは涙目で月を睨んだ。
「夜神月、新世界の神が聞いてあきれますね。
あなたはただのクレイジーな大量殺人者です。そして変態です」
「フフ。そんなことを言うお口はお仕置きだ。」
月は反り立った自らの物をニアの口に突っ込んだ。
「ふぐぅぅぅ!」
「お前は幸せ者だ、ニア。光栄に思えよ。
どうだ?神の味は。フハハハハハ!!」
「んんっ…」

メロ「ななななな…」
魅上「純情な君には少し刺激が強すぎたかな?」
メロ「ふ、ふざけるな!ニ、ニアでこんな妄想…」
レス「メロ、鼻血が出てるぞ。」
メロ「う、うるさい!お前だって勃起してるだろうが!」

ニア「ウジ虫以下です。」
693名無しさん@そうだ選挙に行こう:2009/08/30(日) 15:42:57 ID:sz794CQK0
…GJ。魅上まで喜劇にできる人って
お笑いのセンスあるなと思います。
私は考えても出てこないもん。
694名無しさん@そうだ選挙に行こう:2009/08/30(日) 16:37:55 ID:+VYXoUHhO
な、な、な、な、なんだこのゴールデンウイークはっ!!
みんなGJすぎる
ごちそうさまでした
695ジェバニア:2009/08/30(日) 20:53:00 ID:+afrTh+1O
ジェバニアを投下した者です!続きを書いたので、また投下します!18禁(ニアたんの自慰有り)です


ニアに甘えられ抱き締めて、ニアのことが好きなのだと気付き、悶々とした夜から数日。再び徹夜の毎日が始まった。ニアは玩具で遊びながら、私達捜査員に指令を飛ばしている。

「こいつはキラなんかじゃありませんね。カルト教団のトップです。放っておけば、キラが手を下します。書類を処分したら、今日は上がって構いません。お疲れ様でした。」
「あ、ああ…。今日はジェバンニとリドナーが当直だったな。後は頼む。」
「お疲れ様でした。」
「お疲れ様です。」

レスター指揮官は、ニアの言葉に狼狽えつつも、手に持っていた書類をシュレッダーで処分し、モニタールームを後にした。残ったのは、三人のみ。

「ジェバンニ、今日は暇ですから、先に入浴して構いませんよ。」
「え?」
「リドナーはジェバンニの後に。私は最後にしましょう。早く行ってください。」
「は、はぁ…」

目も合わさずに、淡々と言われたことに、少し気分が落ちた。レスター指揮官とは、目を合わして話すクセに。私には、髪をくるくる巻きながら、しかも目も合わさないのか。
誕生日のあの可愛いニアは、私の幻覚だったのだろうかと思いながら、私は自室に戻ったのだった。

「ニア、ジェバンニと何かあったんですか?追い出したように見えますが…」
「リドナー。セックスとは、気持ちの良いものなのですか?」
「え?」
「セックスは気持ち良いですか?」
「いきなり何を訊くかと思ったら…。それは、人によりますが…」
「……リドナーは、何歳で経験したんですか?」

しばらくの沈黙の後にニアを見ると、ニアは私の方を向き、髪を弄りながら、少し俯きがちになっている。
696ジェバニア:2009/08/30(日) 20:54:50 ID:+afrTh+1O
「私、この前18歳になったんです。まだ…経験が無いんです。だから…」
「ふふっ、ニアも女の子だから、気になりますよね。私は、20歳の時でした。」
「…痛かったですか?」
「最初は。でも…」
「でも?」
「後は、自分で確かめてください。さすがに恥ずかしいわ。」

髪を弄るのを止めると、ニアは少し頬を赤くして頷いた。そんなニアが可愛らしくて、思わず笑みが零れる。

「あ、リドナー。もう一つだけいいですか?」
「はい?」
「精液って、どんな匂いや味なんですか?」
「は、はい!?」

ニアは、上目遣いに私を見つめる。しかも、かなり真剣な表情だ。

「あ、味は…ちょっと…」
「では匂いは?」
「匂いは…栗の花の匂いですね。あ、洗濯室に漂白剤があるでしょう?あんな感じです。」
「…分かりました。ありがとうございます。」

ニアが体をモニターに向けると、良いタイミングでジェバンニがモニタールームに戻って来た。

「リドナー、お風呂どうぞ。」
「ええ、ニアをお願いね。」
「ああ。」

リドナーは私と入れ代わりに自室に戻った。リドナーは一度バスルームに入ると、なかなか出て来ない。暇なら、ニアも入浴して差し支えないだろう。私はどうやら、避けられているようだし。二人きりは気まずい。

「ニアも、入浴して来ては?暇ですから、私一人で大丈夫ですが。」
「…それもそうですね。では、此処はお願いします。」
「ごゆっくり。」

ヒタヒタと小さな足音を立てながら、ニアは私の横を通り過ぎる。ふわりとシャボンの香りが鼻を擽り、私はニアに気付かれないよう、大きく息を吸った。

「…ジェバンニ」
「え?」

振り向くと、ニアが髪を弄りながら、私を見ていた。しばらく私を見つめると、「何でもないです。」と言い残し、ニアはモニタールームを後にした。
697ジェバニア:2009/08/30(日) 20:56:43 ID:+afrTh+1O
「ふぅッ…ぁ……っ」

私がオナニーをするなんて知ったら、ジェバンニは私を嫌うだろうか。

「…ぁ、やっ、んんぅ…ッ」
‘ニア、気持ち良い?’
「ふぁ、気持ちぃ…です…」
‘ほら…ニアの乳首、こんなにツンとしてる’
「ぁ、あ!ジェバンニ、ゃめて…っんん!」

目を閉じている間、私はジェバンニに犯され続ける。手で胸を揉み、乳首を弄り…。そんなオナニーに罪悪感を抱きつつも、性欲は年々強くなるばかりで止められない。

‘ニア、胸だけでイっちゃうなんて、イヤラシい体だね…’
「はぁ、はぁ…」
‘ああ、ほら。もう、こんなにヌルヌルだよ。脚、大きく開いてごらん。’

バスルームの鏡の前で脚を大きく開き、目を薄く開けた。秘部は興奮から赤みを増し、愛液が膣口からトロトロと流れている。再び目を閉じると、私はクリトリスに指を触れた。

「ひゃぁッ」
‘まだ、これからだよ、ニア。もっと気持ち良くなりたいでしょう?’
「ッ…は、い…」
‘良い子だね、ニア。こんなに膨らんで、潰したらどうなるのかな?’
「ゃ、ああん!ジェバンニ…やめ…ッ」
‘止めていいの?気持ち良いんでしょう?’
「ひぅ…、あ、もぅ駄目…!ぁあん!」

愛液を指に塗り、クリトリスを弄りながら、また達した。鏡の中の私は、脚を開き、愛液を垂れ流して真っ赤な顔をしている。

「はっ…はぁ、ん……」
‘ニア、どうして欲しい?’
「…ジェバンニのが…はぁっ、欲しいです…挿れて…ッ」
‘いいの?今まで挿れなかったのに’

処女のクセに、私は本当に淫乱だ。指一本くらいでは、処女膜が破れることはそうは無いと知ってから、ずっと挿入をしてみたいと思っている。
698ジェバニア:2009/08/30(日) 21:00:23 ID:+afrTh+1O
「ジェバンニがいいんです…っ。お願い…」
‘ニア、分かったよ。’

膣口を見ながら、私は右手の中指をゆっくりと差し入れていく。だが、中程まで入れた所で、狭さと怖さから指が進まなくなった。
それでも、初めての感覚に体が火照る。これが、ジェバンニのペニスだったら、私はどうなってしまうのだろうと思うと、膣が指を締め付けた。
堪らず、左手でクリトリスを弄ると、今まで以上の快感が押し寄せて来た。

「あ、あんっ…ジェバンニ…」
‘ニア…’
「ゃあっ!ジェバンニ!」
‘イっていいよ、ニア’
「あぁ…!ジェバ…っ、ジェバンニ!あああ!!」

クチュクチュと指を少し動かしながら、今までで一番の絶頂に達し、あまりの気持ち良さに頭がクラクラした。
バスルームに入ってから、もう、かなりの時間が経っている。体は脱力しきっていたが、暇とは言え、早く戻らねば…と、無理矢理立ち上がった途端、目の前が暗くなった。

「あっ…」

朦朧とする意識の中、コックの隣の非常ボタンに必死で手を伸ばす。どうにか指先でボタンを押すと、私の意識は途切れてしまった。

「!」

いきなりアラームが鳴り響き、体がビクッと跳ねた。確認をすると、アラームを鳴らしたのはニアだ。リドナーはまだ戻って来ない。だが、今はニアのことが最優先だ

「ニア!ニア!どうしましたか!」

ニアの部屋に飛び込むが、部屋の何処にもニアは居らず、散らかされた玩具があるだけ。ベッドの下にも居ない。バスルームの近くに行くと、シャワーの音が微かに聞こえてくる。

「ニア!」

ドアを開けると、其処には裸で倒れているニアが居た。慌ててニアを抱き起こすと、ニアは真っ赤な顔をしている。
699ジェバニア:2009/08/30(日) 21:02:36 ID:+afrTh+1O
「ニア!しっかりしてください!」
「…のぼせ…」

くったりとしたままのニアを抱き上げると、急いでベッドに運び、エアコンを点けて、バスタオルでニアの体を拭く。
…今日ほど自分が嫌になったことはない。でも、のぼせたニアも悪い。ニアは全身が綺麗な薄桃色に染まっていて、かなり色っぽい。胸も程よく膨らんでいて、乳首も綺麗な桃色だ。
肌は水を弾いて若さを主張している。苦しそうにする息は、まるで最中のことを思わせた。タオル越しとは言え、肌の柔らかさも伝わっており、欲情せずにはいられなかった。

「…ジェバンニ…」

薄く目を開いたニアが、私の手を取ると、心臓の上に置いた。

「…冷たい…気持ちぃ」
「…っ、ニア」

キスくらい。そうだ、キスしてしまえ。今なら誰も居ない。
ニアの息が熱い。化粧をしていないのに、ニアの唇は、とても美味しそうな色だ。…あと1cm。

「ニア!」
「! リドナー!」
「何があったの!?」
「ぁ、いや、のぼせて倒れて」
「頭を冷やさないと。早く氷枕を持ってきて!後は私が看病するから、貴方も入浴しなさい!びしょ濡れじゃないの、風邪引くわ!」

結局、ニアとはキスが出来なかった。風邪を引いただけだった。

「ゴホッ…」
「ジェバンニ、今日は休んでください。」
「…はい。」

ニアに言われるまま、私は部屋に戻った。が、シーツを洗濯室に持って行かねばならず、フラフラしながら部屋を出た。洗濯機の前には、蓋を開けた漂白剤を持ち、顔を近付けているニアが居た。

「ニア?」
「!? なっ!」
「これもお願いします…ゴホッ、コホッ」
「は、早く寝なさい!」

洗濯機にシーツを押し込むと、私はまたフラフラしつつ、自室に戻ったのだった。ニアの顔が真っ赤だったことにも気付かないまま。

「……ジェバンニも、こんな匂いなんでしょうか…」

洗濯機に漂白剤を大量に投入しながら、ニアは真っ赤な顔のまま、小さく呟いた。
700ジェバニア:2009/08/30(日) 21:10:43 ID:+afrTh+1O
以上です。長くなりました。エロもぬるいかもですが…
前回レスをくださった皆さん、ありがとうございました!
レス見ながら、ニアニアしてた私は変態です(*´∀`)
701ほのぼのえっちさん:2009/08/31(月) 19:18:10 ID:2vtXyBbs0
GJ!
ニア、無理しちゃダメだよw
702ほのぼのえっちさん:2009/09/06(日) 15:17:32 ID:XreP3guV0
ニアは触感、嗅覚、五感の全てを
満たしてくれる少女。
>>686
ていうか、渋伊丸って、月が裁く前に
コンビニの前で10代位の女性をかどわか
そうとしてたよね?そいつにじょーちゃん
って渋伊丸にニアは何歳にみられたのだろう。
703ほのぼのえっちさん:2009/09/07(月) 10:41:18 ID:ghmXiFPs0
あれくらいの男がじょーちゃんって呼ぶのは小学生か中学生くらいな気がする。
でも身長155pで小学生は大きいほうだと思うので中学生くらい…かな。
704ジェバニア:2009/09/08(火) 02:22:19 ID:Uaekkfy4O
また続きで、18禁です


「ニア!待ちなさい!」
「嫌です!」

モニタールームのドアが開いたと思ったら、珍しくニアとリドナーの大きな声が聞こえてきた。何だろうと思いつつ、椅子を回転させてドアの方に体を向けた瞬間、シャボンの香りと銀色の糸に顔を包まれ、再びグルンと椅子が回転した。

「ぶっ!?」
「助けてください、ジェバンニ!」
「ちょ、一体何が…」
「ジェバンニ、ニアを捕まえて!」
「は?」
「捕まえなさい!撃つわよ!!」
「は、はいっ!」

どうやら、ニアが私に抱きついているらしい。手探りで捕まえようとすると、右手の平にムニッとした感触と温もりを感じ、それを手で揉んだ。凄く柔らかくて気持ちが良い。

「ふぁっ…!」
「ちょっとジェバンニ!」

顔の下で小さなニアの声が聞こえたと思ったら、シャボンの香りが遠退き、真っ赤な顔をしたニアの顔が目に入った。
と思った直後、左頬に痛みが走り、思わず目を閉じる。それでも、ニアを捕まえなければと手が動き、ニアの腰に手を回し、抱き締めるように捕まえた。

「痛…、捕まえたよ、リドナー。」
「…最低です!離しなさい、このスケベ!!」
「スケベって…、私が一体何を…」
「お?ニア、今日はパジャマじゃないのか?可愛いじゃないか。」

モニタールームに入ってきたレスター指揮官が、此方を見ると、目を大きくして喜んでいる。訳が分からずに眉をしかめていると、ニアに頭突きをかまされ、思わず手を離してしまった。

「っ!?」
「助けてください、レスター指揮官!」

顔を押さえつつ視線をレスター指揮官の方に遣ると、ニアはレスター指揮官の後ろに隠れて、真っ赤な顔を半分だけ出して、私とリドナーを睨み付けている。
705ジェバニア:2009/09/08(火) 02:25:15 ID:Uaekkfy4O
「ニア、ほら、まだ途中じゃないですか。それに、言い出しっぺはニアですよ。」
「…だって……」
「いいから来てください。」

リドナーに手を引っ張られ、おずおずとレスター指揮官の後ろから出て来たニアは、少しレースがあしらわれた、ノースリーブの白いワンピースを着ていた。
質素だが、ニアにとてもよく似合っている。普段は分からない体の線も、胸の下に絞りがあることで、ハッキリとしている。…確かに可愛らしい。
ニアはリドナーに引っ張られると、渋々といった感じで、モニタールームを後にした。
30分後、リドナーから私に通信が入り、私はニアの部屋に向かった。私服を着て来いと言われ、取り敢えずオフの日の格好で、ニアの部屋に入った。

「失礼します。」
「あ、来たわね。ニア、外出したいそうなのよ。だから、貴方が付き添ってあげて。」
「私が?リドナーじゃなくて?」
「ニアのご指名だから。」

ふふっ、と笑うと、リドナーは部屋を出て行く。奥に進むと、ニアが立って待っていた。

「……」
「そんなに突っ立って…やっぱり変ですか?」
「いえ!可愛らしいなと思いまして。」
「…行きましょう。」

顔は真っ赤なまま、慣れないヒールの高い靴に少しフラフラしながら、ニアは私の前を歩いた。
車では、今日は助手席に座りたいから、絶対に事故に遭うなと命令されたが、こんなに可愛らしいニアを助手席に乗せて運転出来るなら、そんな命令は何てことない。

「何処に行きますか?」
「カフェとか行ってみたいです。」
「私が知っている所で構いませんか?」
「はい。あと、ジェバンニ。今日は敬語じゃなくていいですよ。」
「いいんですか?」
「構いません。プライベートですから、今は私は、貴方の上司ではありません。」
「分かったよ、ニア。」
706ジェバニア:2009/09/08(火) 02:27:11 ID:Uaekkfy4O
「何を頼む?軽く何か食べようか。」
「はい。」

カフェに入ると、一番奥の日当たりの良い場所にニアを誘導する。他の男のニアへの視線に、私はニアの手を握った。

「ジェバンニ?」
「ヒール、履き慣れてないでしょ?転けたらいけない。」
「…ありがとうございます。」

…そんなに頬を赤くして、伏し目がちにならないでくれ。他の奴に、ニアの色っぽい顔は見せたくない。
壁側にニアを座らせると、ウェイターがメニューを持ってきた。軽食にサンドイッチを頼み、ニアはオレンジティー、私は珈琲を注文した。
しばらくして、サンドイッチと飲み物が運ばれて来ると、ニアはシロップを入れて、綺麗なオレンジとイエローのグラデーションが崩れないように、ストローでかき混ぜる。何とも器用だ。

「これ、凄く綺麗です。」
「ニア、飲んでみて?」

グロスを塗っているのだろうか?いつもに増して艶やかな桃色の小さな唇がストローをくわえると、オレンジがニアの唇に向かって上る。…ストローになりたい、と思いながら見ていたことは、ニアには秘密だ。

「ん…美味しいです、凄く。」
「でしょう?サンドイッチも食べてごらん。」

ニアがサンドイッチを一口食べて、「美味しい。」と言ったことに、思わず笑みが零れる。珈琲を一口飲むと、目の前にサンドイッチが差し出された。

「ジェバンニも食べてください。凄く美味しいです。」
「うん、ありがとう。」

ニアがこんな可愛らしいことをしてくれるなんて、驚きだ。意図的ではなくて、真剣にしてくれているのは、ニアの顔を見れば分かることで、それが私を更に嬉しくさせた。

やはり、私はニアのことが好きだ。何歳年の差があったとしても。
707ジェバニア:2009/09/08(火) 02:28:53 ID:Uaekkfy4O
「ニア、そのウサギのぬいぐるみとロボット、気に入ったんですか?」
「はい。」
「良かった。」

カフェを出た後、ぶらぶらと歩きながら、途中で雑貨屋に入った。ニアは、ブリキのロボットを見ると、両手に持ってジッと見ている。
プライベートなら、私が買ってあげてもいいと思い、やはりジッと見つめていたニアの身長の半分程もあるウサギのぬいぐるみと、ロボットを買ってあげたのだった。
そして今、私達は車を海沿いの道に停めて、夕暮れのニューヨークのビル群を見ている。

「今日は、ありがとうございました。」
「いや、私も楽しかったよ。良い息抜きになったし。」
「…少し冷えてきましたね。車に入ります。」

ニアが助手席に乗るのを見て、私も運転席に戻った。ニアは、伏し目がちにぬいぐるみの両腕を動かしている。夕陽に照らされたニアは、少女と言うよりも女性と言う方がいい気がした。

「もう、帰る?」
「……お礼は、私でいいですか?」
「…え?」

ニアは手を動かすのを止めると、また呟いた。

「…いえ、やはり後日何か」
「ニア。」
「は…!?」

ニアに覆い被さると、唇を塞ぎ、座席ごとニアを倒した。不意討ちということもあり、ニアの口内に簡単に舌を滑り込ませると、上顎をなぞった。
歯列をなぞると、逃げようとするニアの舌に自分の舌を絡める。車内は、クチュクチュという水音と、ニアの苦しそうな小さな声で満たされた。

「ん…っ、んぅぅ!」
「は…、ニア…」
「ジェバンニ…っ、何…ふあっ」
「お金は要らないから、ニアをくれる?」
「ですが、ゃ、んん…ッ」
708ジェバニア:2009/09/08(火) 02:30:43 ID:Uaekkfy4O
「ニアが好きなんだ。だから、ニアをお礼に貰えるなら、ニアが欲しい。」
「っ…あっ!」

耳のすぐ下をチュッと吸い上げて赤い痕を残すと、ニアはのぼせた時のように真っ赤な顔で、潤ませた瞳で私を見上げた。乱れた呼吸が、私の情欲を掻き立てる。

「は…、嘘で…」
「好きですよ。ニアは?」
「……」
「…好きじゃないなら、止めま」
「好きです。」
「もう一回言って?」
「…好きでっ、んッ!」

ニアの言葉を最後まで待てず、私は再度キスをした。理性は完全に吹き飛び、痕が残らないように首から胸元にキスを落とす。
ニアは凄く敏感で、私の愛撫に体をビクビクさせて応える。服の上から胸に手を置き、揉むと、あの時と同じ感触がした。
709ジェバニア:2009/09/08(火) 02:33:28 ID:Uaekkfy4O
「ひゃあっ!や、だ…っ」
「あの時、胸を揉んでしまってたんですね…」

小さく浅い呼吸を繰り返すニアの背中に手を回すと、ファスナーを下ろして、ワンピースを腰まで下げる。
真っ白なブラジャーのホックを外して上に上げると、桃色の乳輪を舌でなぞり、小さく勃った乳首を、強弱をつけて吸い上げた。

「ひぁっ!何、これ…っ、やめ……おかしくなる…やぁあッ!!」
「ん…っ、ニア…?」

ニアが大きくビクッとし、慌てて乳首から口を離した。ニアは目尻に涙を溜めて、半開きの唇はぽってりとしていて、動こうとしない。

「…もしかして、イった?」
「はぁ…は…」

ニアは小さく頷いた。…まさか、胸だけでイってしまうなんて。それにしても…

「可愛いね、ニア。胸だけでこんなに感じてたら、最後はどうなるの?」
「ゃ、ジェバンニ…!」

ワンピースの裾を腰まで捲り上げ、脚を座席に乗せさせて軽く開くと、シャボンの香りがした。白いショーツのクロッチには、既に愛液が流れそうな程に染み出していた。
クロッチを横に遣ると、綺麗な銀色のヘアと、桃色の秘部が現れた。熱い自分の息を吹き掛けると、其処はピクピクと反応し、愛液を垂らす。
堪らず、むしゃぶりつくように顔を埋めて舐めると、ニアは腰を浮かせ、喘ぎ始めた。

「ああッ!なっ…ひゃ、駄目ッ!」
「ん…凄く可愛いよ、ニア…」
「や…ッ、おかしぃから止め、…ひあぁっ!!」

体を二、三度大きくビクビクッとさせると、その後もニアは愛液を流しながら、小さく体をピクピクとさせる。
その様子が愛し過ぎて、勢いで挿入したくなったが、避妊具が無いこともあり、どうにか自分を抑えた。
710ジェバニア:2009/09/08(火) 02:36:13 ID:Uaekkfy4O
「はあっ、はあ…」
「大丈夫?ニア。」
「はぁ…、はい…」

まだトロンとしているニアを抱き起こすと、服の乱れを直す。髪を整えてあげていると、ニアがポフッと、私の胸に顔を埋めて抱きついてきた。

「どうしたの?」
「…何故、最後までシなかったんですか?やっぱり、処女は嫌ですか?」
「いや、避妊具が無いからね。今、ニアを妊娠させる訳にはいかないでしょ?それに、もう恋人同士だからね。次は用意しておくよ。ニアこそ、私が最初でいいの?」
「ジェバンニじゃないと嫌です。」
「嬉しいこと言ってくれるね。他の男には、今日みたいな可愛いニアを見せちゃ駄目だよ?」
「…はい。」

こんなにもいつもと違うニアが見られるのは、私の特権だと思っていいのだろうか。
ニアの性格からして、プライベートだからと言って、いつものスタイルを崩すとは思えない。まあ、ニアが感じやすい体なせいもあるのだろうが。
帰りの車で、疲れてしまったのか、ニアはぬいぐるみとロボットを抱き締めたまま熟睡してしまった。
ビルに着いて、ぬいぐるみとロボットを落とさないように抱き上げ、部屋に運んで寝かせると、耳の下に付けたキスマークに、もう一度口付けた。

「おやすみ、ニア。」

リドナーに着替えを頼むと、私も部屋に戻りシャワーを浴びた。明日の外回りでは、必ずドラッグストアに寄ってコンドームを買おうと思いながら、発散出来なかった熱を放ったのだった。
711ほのぼのえっちさん:2009/09/08(火) 02:43:15 ID:Uaekkfy4O
以上です。長々とありがとうございました

>>701さん、GJありがとうございました!
>>685さん、>>692さん、笑わせてもらいました!GJ!!
712ほのぼのえっちさん:2009/09/08(火) 15:15:23 ID:r7xXKeQU0
乙です。ジェバンニ紳士だのう
713ほのぼのえっちさん:2009/09/08(火) 20:13:46 ID:VgSKtdMG0
乙です。ジェバンニそこで堪えられるとは・・・尊敬する
ニアの可愛さがすごく伝わってきてイイ!
714ほのぼのえっちさん:2009/09/08(火) 22:17:04 ID:xp2DsJUd0
GJ!
ニアのデート姿が可愛いすぐるぅぅぅ
715ジェバニア:2009/09/11(金) 14:59:26 ID:lot8nluPO
続きです。18禁


自室に戻り、ネクタイを緩めながら携帯を取り出す。ふと、ニアはまだ起きているかどうか気になり、携帯を開いた。

「……」

我慢したよな。ああ、そうとも、私は我慢したのだ。今日は久しぶりにニアと睡眠時間が一緒になったのだから、この前の続きをしたいに決まってるじゃないか。一体、私がどれだけ我慢したことか…

‘…はい…’
「あ、ニア?」
‘……何ですか。用が無いのなら切りますよ。おやすみな’
「いや!その、せっかく同じ時間に休みが取れたから、一緒に過ごしたいんだけど。今からニアの部屋に行ってもいいかな。」
‘…早く来ないと、寝ますからね。’

ブツッと通話が切れると、私はコンドームを胸ポケットに忍ばせ、シャワーも浴びずにニアの部屋に向かった。
ドアを開けたニアは、いつもの白いパジャマではなく、膝丈の白いネグリジェを着て、私を見上げる。湯上がりだったのか、頬がほんのり薄桃色だ。

「…?」
「早かったですね。着替えてないようですが、シャワーも浴びてないんですか?」
「ニアが寝ちゃうと困るからね。」
「困る?…私はもうシャワーを浴びましたから、バスルーム、使っていいですよ。どうぞ。」

半ば無理矢理バスルームに押し込まれ、汗臭いのだろうかと少し凹んだが、「いや、シャワーはセックス前のマナーだ」と自分に言い聞かせた。
それに、ニアを見てみろ。普段なら絶対に着ないような、可愛らしいパフスリーブのネグリジェを着て、私を待っていましたと言わんばかりじゃないか。

「ふぅ…」

ニアのシャンプーやボディーソープは、どれもシャボンの香りがする。なるほど、ニアが纏っている香りは、これだったのか。
716ジェバニア:2009/09/11(金) 15:01:27 ID:lot8nluPO
シャワーを浴びて浴室から出ると、ニアが普段着ている白パジャマが置かれていた。どうやら、ニアが置いてくれたらしい。私には少し小さい位だが、明らかに男物だ。女で、しかも華奢なニアが着れば、なるほど、ブカブカな訳だ。
バスルームから出て寝室に入ると、以前のように玩具が散らかっておらず、綺麗に片付けられていた。ニアはベッドの上には居らず、ソファに座っていた。
近付いてみると、この前のデートで買ってあげたぬいぐるみを抱き締めてウトウトしている。

「ニア、ごめん。待たせたね。パジャマ、ありがとう。」
「ん…ぁ、はい…」
「ベッドに行こうか。ほら、私の首に腕を回して。」

ニアを抱き上げると、いつもとは違う香りがした。ニアが私を出迎えてくれた時の香りだ。
シャボンではなくて、もっと甘くて食べたくなるような…。ニアをベッドに寝かせると、私はボタンを外しながらニアに覆い被さった。

「ニア…」
「…ん…、ぇ、ちょっと何して、んんっ!」

何してるかなど、今更愚問だ。ニアの頬を両手で包み、唇を重ねて舌を差し入れると、ニアはやっと眠気が飛んだらしく、私の腕を掴んできた。
だが、ずっと我慢していたこともあり、キスを止められない。
何より、ニアの唇は柔らかくて気持ち良いし、上顎をなぞったり、舌を絡ませた時にニアが漏らす吐息が、堪らなく私を欲情させるのだ。

「ふぁっ…ぅ、んふ…」
「ん……ん…」

いよいよ苦しくなってきたのか、腕を掴む力が強くなった。薄目を開けてニアを見ると、ニアは真っ赤な顔をしている。

「んんぅ…っ……ぷはッ!」
「はぁ……」

唇を数回啄んで離れると、ニアは目を潤ませて、唇は美味しそうにぽってりとしている。頬から首には、ニアが飲みきれなかった二人の唾液が流れていた。
717ジェバニア:2009/09/11(金) 15:03:10 ID:lot8nluPO
「はあっ、はぁ…何して…はぁ…」
「何って、私達は恋人同士だよ?いくら私でも、もう我慢出来ないよ。ニアだって、こうなることが分かってたから、こんなに可愛い格好で待ってくれてたんでしょ?」
「これは、貴方と恋仲になったとリドナーに話したら、リドナーが着ろって押し付けて…」
「ネグリジェは、脱がせやすいんだよ、ニア。」
「ちょっと待って、ひぅッ!ぁ、うぅ…んあぁ…ッ」

首に顔を埋め、何度もキスをすると、ニアは小さな体をピクピクさせながら、可愛らしい声を漏らす。本当に感じやすい体だ。

「ニア、可愛いよ…それに、凄く甘くて美味しそうな匂いがする……んっ」
「ぁ…耳、やだぁっ」
「嫌だ?嘘だ。こんなに感じてるよ。」
「ふあぁ…っ」

耳の下にキスマークを付けると、そのまま胸元に向かって舌を這わせながら、軽くキスをしていく。ニアは、私の下で、逐一愛撫に体を捩らせた。
今日はじっくりとニアの裸を見たくて、胸元にキスマークを付けると、一度ニアを抱き起こした。

「はぁ…ジェバンニ…?」
「ネグリジェ、脱がせてあげるよ」

少し抵抗をしたものの、体から力は抜けているようだ。ネグリジェをスルスルと脱がせると、手に収まる程の乳房がふるんと現れた。
ニアは恥ずかしそうに両手で隠すが、その両手を外させてベッドに寝かせ、柔らかい胸を揉みしだき始める。

「ニアの胸、柔らかくて気持ち良い」
「や…ぁ、はあ…」
「乳首も桃色で可愛い」
「ひゃあッ!吸っちゃ…!あぅ…っ」

ニアの乳首をチュクチュクと吸いながら、薄く色付いた体を見ていて気が付いた。今日のニアからは、桃の香りがしているのだ。ニアの頬や唇や乳首が桃色なように。

「ん…今日はまだイっちゃ駄目だよ。」
「はぁ…、んん……」

脚をもぞもぞさせているニアの白いショーツに手を差し入れると、すぐに指先にヌルッとした感触がした。ニアを見ると、真っ赤な顔で目を閉じている。
718ジェバニア:2009/09/11(金) 15:05:33 ID:lot8nluPO
「ねえ、ニア。ニアは処女なんだよね。」
「…っ…はい…」
「じゃあ、しっかり濡らさないとね。」

ショーツを脱がせると、やはり恥ずかしいのか、ニアは脚を閉じる。ショーツを脱がせる際、ニアの体とショーツの間を、透明な糸がツッと繋いだ。私は、パジャマの上を脱ぐと、ゆっくりとニアの脚を開く。
ニアの秘部は愛液に濡れ、陰唇は興奮から赤みを増していた。一度見てはいるものの、やはり淫靡でそそられる。顔を埋めて小陰唇を食むと、ニアは私の髪に指を絡ませてビクッとした。

「ふぁ…あっ」
「ん…ニア、もっとトロトロにしてあげる」
「ゃ、息…!そこ、や、ふあぁッ」

クリトリスを舌先でつつくと、ニアの腰が浮き、快楽から逃げようとする。包皮を剥いて舐めたら、ニアは大きな声を出して逃げようとしたが、私は、逃がさないように腰を押さえ付けた。

「やあッ!ジェバンニっ、離して…ぁあっ!」
「ん、イっていいよ、ニア。」
「あっ、やだ…ぁ!んあぁあっ!!」

大きく背中と首を反らせると、力が抜けてしまったのか、ニアは私の頭から手を離した。目は虚ろになり、口は半開きのまま、胸は大きく上下している。膣口からは、トロッと愛液が溢れ、シーツに染みを作った。
…もう我慢出来ない。
私も全てを脱ぐと、既に勃起して先走りの汁でヌルヌルになっているペニスにコンドームを着け、ニアの脚を持った。

「はぁ…はぁ、は…」
「はぁ…ニア、挿れるよ…」
「は…!?ちょっと待ってくださいっ!そんなに大きいなんて、無理です…!」

視線を此方に向けたニアは、泣きそうな顔で腕を伸ばして来る。でも、私ももう、限界だ。

「ニア…」
「ゃだっ、ジェバンニ…!はあっ…」

処女のせいか、ニアの膣口は狭く、やっとの思いで先を挿入した。だが、その先がなかなか進まない。ニアも恐怖心があるのか、目をきつく瞑ってシーツを握り締めている。

「ニア…力を抜いて…」
「分かりませ…っ」
「ニア…」

ニアらしくない弱気な様子に、胸が締め付けられそうだ。なのに、このまま泣かせてしまいたいと思う自分がいる。

「ジェバンニ…、痛い…っ」
「ニア、好きだよ。ニアは?」
「ふ…ぅ、好き…です」
「大丈夫、もうすぐ全部入るよ。」
719ジェバニア:2009/09/11(金) 15:07:14 ID:lot8nluPO
なるべく、痛い思いはさせたくない。それは、ニアを好きで大事に思っているし、ニアに性の悦びを知って欲しいからだ。こんなに感度の良い体なのに、体を繋ぎたくないと言うのは勿体無い。
…まあ、こう言うのは建前で、実際は、私が我慢出来ないに決まっているからだ。
全てを収めたものの、ニアの中は熱くて、きゅうきゅうに私を締め付けている。すぐにでもイってしまいそうで、私がニアの体に溺れるだろうことは明らかなのだ。

「はぁ…っ、ニア…全部入ったよ、分かるかい?」
「はぁ…全部…?本当ですか…?」
「動いてもいい…?」

少し腰を引くとクチュリと水音がしたが、ニアの中は、私を千切らんばかりに締め付けてきた。思わず射精してしまいそうになり、動きを止める。

「いっ、まだ動かないでください…ッ。何か引っ掛かって痛いです…」
「…はあッ、ははっ、そうだね…」

カリの部分が、引っ掛かっているように感じるのだろう。苦笑いを返すと、ニアは私に腕を伸ばし、背中に手を回してきた。桃の甘い香りが鼻腔に広がる。
ニアにキスをすると、今度はニアも、おずおずと舌を絡めてきた。

「ん、ふ……んっ」
「は……ニアは、色んな所が甘いね。」
「甘い…?」
「うん、体のあらゆる所も、匂いも。今日は桃の香りがする。」
「…ぇ、あ、ジェバンニっ」

まだきついものの、キスで力が抜けたのか、ゆるゆると腰を動かすことが出来た。ニアは私に、一層抱き付いてくる。

「あっ、ふ…あぁッ!」
「はあ…ニア、まだ痛い…?」
「んんぅ…ッ、違っ、何か引っ掛かって、ふあっ」

ニアは涙を流しながら首を横に振った。ふわふわの髪の毛が、私の顔を擽る。

「泣いてるよ…痛いのかい?」
「違います…これは、ジェバンニと繋がってるからっ、やあッ!ジェバンニッ、ああっ!中で擦れて…っ」
「ごめん、ニア…はあッ、もう、痛いって言われても止まれないよ…!」
720ジェバニア:2009/09/11(金) 15:08:52 ID:lot8nluPO
だんだんとピストンを大きくしていくと、結合部からグチュグチュと卑猥な音が立ち始めた。
ニアは全身が薄桃色に染まり、私に突かれるがままになって、私の耳元で可愛らしい声で鳴きながら、熱い息を吐いている。

「は…、ニアッ」
「ジェバンニ…ッ、はぁ、ふぅ…っあ!?ひぃんッ!」

ニアにも気持ち良くなってもらおうと、愛液をたっぷりと付けた指でクリトリスを捏ね回した。ニアは体をビクリとさせ、私をぎゅうっと締め付ける。

「ジェバンニッ、私…、おかしくなっ、ああん!!やめ…!」
「く、はぁっ!一緒にイこう…ニアっ」
「やだッ、怖いです…!あっ、はぁッ…ん、ひぅっ」

もう、ニアも痛いとは思ってないようだ。私もお構い無しになっていて、部屋の中は、肌のぶつかり合う音、グチュグチュという結合音、ニアの喘ぎ声、私の荒い息で満たされている。
目の前のニアは何とも言えない切ない表情(かお)をして泣いていて、私はまるで、感覚の何もかもでセックスをしているように感じた。

「ニア…っ、はあッ、ニア!」
「ジェバン、ニ…あんッ!も…はぁ、ふぁッ!ダメ…ぇ!怖い…っ」
「はあ…イっていいよ、ニア。怖くないからイってごらん…ッ」
「ひぃんっ!ああんッ、やあっ、ジェバンニ…ひああああッ!!!!」
「ニア…くッ、ぁあっ!」

絶頂に達したニアは、これでもかと言わんばかりに、私を締め付けた。イく寸前だった私は、堪らず腰を押し付けてニアの中で達した。
達してからしばらくも、ニアの中は私の精液を搾り取ってしまいそうな位に、きゅうきゅうとうねっている。
コンドームを着けていなければ、ずっとこの気持ち良さに浸っていられるのにと思うと、少し残念だ。
721ジェバニア:2009/09/11(金) 15:10:39 ID:lot8nluPO
放心状態のニアにキスをし、避妊の為にペニスを抜く。抜く際にも、ニアは体をピクリとさせた。
コンドームを被せたペニスはニアの愛液でヌラヌラと光って糸を引いており、ニアの膣口からは、大量の白い粘液が溢れてきた。
一瞬、避妊に失敗したかと焦ったが、外して確認してみると、コンドームはしっかりと私の精液を貯めていた。

「ニア、大丈夫?」
「…………はぃ。」
「今、綺麗に拭いてあげるから。」
「…………はぃ。」

簡単な返事しかしないニアに、多少の心配をしつつ、ニアの秘部や太もも、尻に流れた愛液を拭き取り、コンドームの処理を終えた。
ニアの隣に横になると、ニアがもぞもぞと私に体をくっ付けてくる。

「どうしたの?」
「…分かりません。」
「え?」
「分からないですが、ジェバンニに抱き締めてもらいたいんです…」

顔を赤らめて、小さな唇でボソッと話しながら甘えてくるニアの可愛さは、犯罪だと思った。

「いいよ、おいで。」

腕の中に入ってきたニアは、汗のせいか、髪がしっとりとしている。桃の香りに、ニアの香りが混ざって、まだ嗅いだことの無い、良い匂いがした。

「ニア、凄く可愛かったよ。」
「……」
「恥ずかしい?」
「……はい…、でも…」
「ん?」
「……嬉しいです。……もう、何も訊かないでくださいっ。おやすみなさい!」

私に顔が見えないようにすると、ニアはどうやら、本当に眠ってしまったようだ。
もう少しじゃれ合っていたい気もしたが、処女だったニアの体には、かなりの負担が掛かったに違いない。シーツには、ニアが処女だった証がしっかり残っている。
何はともあれ、胸の中で小さな寝息を立てるニアと結ばれたことに、私は顔の筋肉が緩みっ放しになるのだった。
722ほのぼのえっちさん:2009/09/11(金) 15:14:06 ID:lot8nluPO
以上です。長々とありがとうございました。

>>712さん、>>713さん、>>714さん、レスありがとうございました!
723ほのぼのえっちさん:2009/09/11(金) 20:50:29 ID:/BaM9fSv0
続けてGJです!はええ・・・!
今回細かいところがリアルで素晴らしいとオモタ
724ほのぼのえっちさん:2009/09/18(金) 00:13:24 ID:wRMpCK/k0
いまも女の子ニアたんが一番萌える
725ほのぼのえっちさん:2009/09/18(金) 17:21:25 ID:tg57Ihpc0
こんにちは。「死神の殺し方」を投下しているものです
前回レス下さった方、ありがとうございました
12日目を投下します。

カラダだけの(?)月ニア 21禁 苦手な方はスルー
前スレの方とシチュエーションかぶって申し訳ないのですが「痴漢電車」
※ゲロ表現あり注意
ifの世界
(YB倉庫で月が勝利、その10日後ニアがノートの一冊を焼却した世界です。ご注意を!)

なおこの話は、4巻123ページ粧裕の制服の高校生バージョンを
ニアに着せたいという欲望で出来ています
726死神の殺し方  12日目:2009/09/18(金) 17:23:31 ID:tg57Ihpc0
「ネクタイくらい自分で結べないのか、おまえは」
バスルームから出てきたニアの、襟にぶら下がったままの
ネクタイを目にした月は、さっそくこぼした。
どこ吹く風とばかりに、ニアはくるくると銀の髪を指に巻きつける。
「ネクタイは息苦しい。だから、しない。それだけです」
やれやれ。月は小さくため息をつくと手を伸ばした。
襟の奥からのぞく紅いアザ(昨日の刻印だ)が、きちんと隠れるよう、
かつ首を絞めすぎないよう、タイをきれいなリボンに結ぶと、改めて月はニアを一瞥した。
「案外、似合ってるよ」
ブレザーに真っ白なブラウス、リボン結びの赤いタイ。
タータンチェックのプリーツスカートに黒いソックス。こげ茶色の革靴。
思ったとおり、持ってきた粧裕の制服は、ニアにぴったりだった。
「これなら、おまえでも女の子に見えなくもない」
ケッ。ニアは口を尖らせた。
月は、以前ノート隠蔽に用意したいかがわしいグラビア雑誌のことを思い出していた。
あれのどこがいいのか少しも理解できなかったが、しかし、
目の前の制服のニアには、倒錯めいた雰囲気を感じる。
「まあ、あなたのセンスで衣装を選ばれるより、学生服のほうがマシだと
考えれば、多少息苦しいのも我慢できるかもしれませんが」
「服のセンスについて、おまえには言われたくないよ」
とは言え、それは弥海砂のセーラー服の変装を思い出しての選択だったのは
確かだ。ああいう発想は月にはない。
「それにしても、解せませんね。外国人の制服姿なんて目立つだけでしょうに」
「心配ない」
制服に似合うベレー帽をニアにかぶせて、月は請け負った。
「移動には車を利用する」
727死神の殺し方  12日目:2009/09/18(金) 17:28:13 ID:tg57Ihpc0
タタンタタン…タタンタタン…
電車が右に左に揺れるたび、吊り革や手すり、何より周りの乗客に触れまいとして、
ニアは必死にバランスを取っていた。
死のノートは史上最悪の武器だが、満員電車も負けず劣らず酷い。
その日は寒かった。乗客の多くは、ストールや厚手のコートを着込み、
マスクを着用する者も多く、車内の密度と熱気はいやが上にも増していた。
暖房も効きすぎていた。が、何より落ち着かない原因は、
慣れないスカートを穿いているせいだ。
ニアは、斜め前で吊り革を握っている月に、恨みがましい目を向けた。月もまた
仏頂面で、大勢の乗客とともに前後左右にバランスをとっていた。
タクシーを利用するはずが、突発的に発生した事故で高速道路は渋滞。
月は、嫌がるニアを連れて電車に乗った。
月とて公共の交通機関は避けたいところだが、そうも言っていられない。
一応、ニアを拘束するための手錠は持っているが、使うわけにもいかなかった。
プシュー。ドアが開いて何人か降り少しだけ楽になる。が、それもつかの間
すぐに乗客がどっと押し寄せる。それの繰り返し。
ニアの不快感は最高潮に達していた。
人の波間で揺られ、揉まれるなか、電車がカーブにさしかかったとき、
男がニアにもたれ掛かってきた。酒臭い匂いにニアは顔をしかめる。
「……?」
何かが、ニアのスカートの上でもぞもぞと動いていた。違和感に、ニアは身体をずらす。
と、それはニアから離れずについてきた。
「……!」
ごつごつした男の手が、ニアのふとももを触っていた。
『……』
喉の奥から小さな悲鳴がした。だが周囲には聞こえなかった
男の手はニアの太ももをさすり、きめ細かな肌の感触を楽しんでいた。
絹のように滑らかですべすべした足の間に、ごわごわした手が及んでいく。
抵抗しないのをいいことに、ジャンパーの男は大胆にスカートの裾を捲くり、
下着へと移動を始めた。
「…!」
「ぃてぇっ!!」
ニアの身体から手の感触が消えた。
「な、なんだ、てめー…」
月だった。男の手をひねり上げて、月が男を見下ろしていた。
「離せよ、おい!離せって言ってるだろうが!」
赤ら顔でわめき散らす男とは反対に、男を見る月の視線は冷たかった。
電車のスピードが落ちていった。月はポケットに手を入れた。
ガチャ。
懐から取り出した手錠を男の手にかけた月は、もう一方を手すりに繋いだ。
「えっ?おい、ちょっと!」
電車が駅に着いた。
うろたえる男に構わず、月はニアを抱えるように人ごみにまぎれて降りた。
728死神の殺し方  12日目:2009/09/18(金) 17:30:52 ID:tg57Ihpc0
「何を怒ってる?」
さきほどから、ニアは一言も発しなかった。無表情だった。らしくなかった。
ベンチの、隣に座った月は、ニアに問いかける。
「駅員に突き出したほうが良かったのか?」
月は訝しがっていた。あんなマネをされてニアが黙っているとは。
辛辣な言葉で完膚なきまでに相手を叩きのめすのがニアだろうに、どうもおかしい。
と。
「夜神月……」
ニアが、月の背広をぎゅっと掴むと両手でそっと引き寄せた。
そして月の胸に頭を近づけると、おでこをこつん、とくっつけた。
「え?……」
「おえっ」
とまどう月のスーツに、ニアは上手に吐いた。
「!!」
「…ふう」
背広を汚されて、顔をしかめる月とは反対に、ニアは涼しい顔だった。
「すっきりしました。危うく、この制服を汚すところでした」
「………ああ、そう……」
毒気を抜かれ月は汚された背広を見た。吐瀉物の量はたいしてなくほとんど透明な水様物だった。
ニアの食が細いせいだ。月は自販機で冷たい水を買った。
「確かに、僕としてもその制服を汚されたくはない。そう思えば、まあいいさ」
水を渡すと、ニアはペットボトルを顔に当てた。
「水なら、飲めるだろう?僕は背広をなんとかしてくる」
「夜神月」
感謝します、そんな言葉が聞こえたような気がしたが、聞き違いかもしれない。


ニアが、声も上げられず、動けなかったとは……。
魅上に策を仕掛けて、犯罪現場に赴かせたうえで、その結果
死のノートの一冊を破棄した、あのニアが……。歩きながら月は考える。
そして代わる代わる男たちに犯され、白濁色の汚辱にまみれていたニアの記憶に
顔を歪め、背広にかけられた透明な吐瀉物を見た。
あのニアが、あんな下衆相手に動けなかったのはおぞましい記憶が、
ニアを捕らえて離さかったためではないのか。
もちろん推測に過ぎない。
そもそも、それを言うならニアに一番酷いことをしているのは月自身だ。
プルルルルルルルル。
プラットホームに発車ベルが鳴り響いた。顔を上げると向かいのホームから電車が出発しようとしていた。
その、目的地とは反対方向へ向かう電車に、ニアが乗り込んでいるのが見えた。
「?!」
ドアが閉まり、ニアを乗せた電車は出発した。
729死神の殺し方  12日目:2009/09/18(金) 17:33:17 ID:tg57Ihpc0
ニアはひとり、乗客から離れて隅に立っていた。その車両も、座れるほどには空いてなかった。
タタンタタン…タタンタタン…
制服を渡されたときから、ひっかかっていることがあった。
キラ・夜神月はおそらく………。
「どうしてこんな、甘い方法で逃げようとする?」
ニアが振り返ると、後ろにワイシャツにネクタイ姿の月がいた。背広は置いてきたのか。
「逃げたつもりはありませんよ。現にあなたはこうして追いかけてきています」
ニアは驚いてはいなかった。ただ、暗くなりつつある窓の外を見ていた。
「……やはり、僕が追いかけてくるのも計算のうちか」
「それがわかっているのなら、お互い様です……夜神月」
声の響きが変わった。
「ノートを焼却して2日、キラの裁きは行われていません。」
ニアは続ける。
「日本捜査本部で保管していたノートは、にせものですね」
「どうしてそう思う?」
月は冷静だった。
「Mr.相沢の話では、夜神局長が亡くなり、シドウという死神のノートを返したあと、
残されたもう一冊のノートは、全員で保管するよう決めたと聞きました」
走るスピードが落ちていく。駅は近かった。
「考えてみれば、そのときあなたはキラの疑いから免れていた。
用意周到なあなたが、ノートをすり替えられるチャンスを逃すはずがない」
プシュー。扉が開いた。電車は駅に着いた。
「乗り換えだ」
月はニアの手をひいて、反対のホームから出る電車に乗り換えた。
730死神の殺し方  12日目:2009/09/18(金) 17:34:30 ID:tg57Ihpc0
タタン…タタン…
今度の車両でも立つことに変わりはなかった。
違いがあるとすれば、月がニアの後ろに立ち、乗客が乗り込んでくるたびに、
誰ともニアが接触しないよう、身体の位置をずらしていることだった。
月は黙っていた。一言もしゃべらなかった。らしくなかった。
タタンタタン…タタンタタン…
「……?」
ハッとニアは顔を上げた。スカートの上で動くものがあった。
下を見ると、ニアの横に回された手が、太ももをまさぐっていた。
こいつ・・・・・・!
他の乗客からは見えないよう、スカートの裾から太ももを撫で回していたのは、
誰あろう月だった。
がしっ!
ニアは月の足を思い切り踏みつけた。しかし月の表情はまったく変化なく、
そのまま、柔肌をすりすりと擦っていた。
「く…!」
「さっきの話の続きだが」
月の低い声に、逃れようとしていたニアは、動きを止めた。
「ノートをすり替えたとして、いまもアメリカにある可能性は?僕が帰国するときは、
相沢に監視されていた。持ち出せるはずもないし、もちろん、ミサが持ってないのは模木が知っている」
「まだ、アメリカにあるなら…!」
月はニアのお尻をぐっと鷲づかみにしていた。ニアは、
より足に力を入れて、ぐりぐり踏みつけた。
「…まだ、アメリカにあるなら、それこそ、弥に取って来させればいいだけの話です。
でもあなたは自ら動いている。それも敵である私を伴って……っ、…」
踏まれているにもかかわらず、月の表情は変わらない。それどころか、
傷みやすい桃をあつかうように、ニアのお尻をゆっくり撫でまわしていた。
「そん、…ぁっ!」
下着の上から双丘の谷へ指をぐっと押し入れられたニアは、息をのんだ。
「…そんな、危険を犯してまであなたが行くところは、そう多くはない。
それは、アメリカからノートを郵送したことを考えれば限られてくる」
そしてニアは言った。
「この制服の持ち主がいるところに、ノートがあるんですね」
月の手がニアの身体から離れた。
「そんな場所に、僕がおまえを連れて行くわけがないと、思わないのか?」
月の問いにニアは答えた。
「そのとおり。本来なら、あなたがそんな場所に、私を連れて行く必要はない。
ノートがなくとも、あなたにとって私は、恐れることのない存在です。すでに、私の名を書いたんですから。
が。あなたは私を追いかけてきた」
ニアはまっすぐ、月を見た。
「あなたには、確かめなければならないことがある」
プシュー。ドアが開き、大勢の乗客が乗り込んできた。
月を押しのけて、人の波にまぎれ、ニアは後部車両へ向かった。
『なあ、ライト』
天井から声がした。人ごみなどまったく関係ないリュークは、のんきに浮いていた。
『あいつの言った、『確かめなければならないこと』ってなんだ?』
おっと人がいるところで返事はナシだったな、そう考えるリュークをよそに、
月は暗くなった外を見ていた。
731死神の殺し方  12日目:2009/09/18(金) 17:36:11 ID:tg57Ihpc0
幸いトイレは空いていた。中に入ったニアは勢いよくドアを閉め鍵をかけた。
腹立たしくて仕方なかった。

キラが痴漢とは!!

公共の電車内で淫らな振る舞いをするような男を、4年もの間、必死で
追いかけてきたのかと思うと情けなくなる。
ニアは、トイレットペーパーをくるくると手に巻きつけはじめた。
確かめるまでもなく、すでに下着は濡れていた。
ニアは唇を噛んだ。
他の人間には、嫌悪と不快感しか起こらないというのに。
月の行為には反応し、すぐ火の着く身体にさせられてしまったことが悔しい。
「夜神月の馬鹿………」
ニアは汚れた下着を汚物入れに捨てた。
そして袖口を鼻と口に当てて、駅に着くのを待った。日本ならば駅の近くに
コンビニエンスストアがあり、下着を購入できるはずだ。
やがて駅に着いた。
ドアを少し開けた瞬間、靴先が差し込まれた。
「な!」
閉じようとする間もなく、ドアを大きく開いて入ってきたのは月だった。
732死神の殺し方  12日目:2009/09/18(金) 17:46:37 ID:tg57Ihpc0
月はニアを壁に押し付け、急いで後ろ手にドアを閉めると、
なにか言おうとするニアの唇を、唇で塞いだ。
「んんんっ!」
柔らかい花びらのような唇を蹂躙しながら、月はブレザーの上からニアの胸を揉み擦った。
「むううん!」
動き出した車両の中で、ニアは身を捩って抵抗を続ける。リボンタイがほどけ、ニアのベレー帽が落ちた。
月はニアの両手を強くつかんで、その口の中を、歯茎を、粘膜を、ねっとりと、唇で、舌で、刺激する。
「…む、ぅん…ん、ふ、ぅ…」
ニアの呻きに甘い喘ぎが混じりだし、逃れようとする力が弱くなる。
手ごたえを感じて、月は一方の手を離した。今のニアなら片手でも十分。
月はズボンのベルトを外すと、ブレザーの裾から手を入れ、背中へ指をすべらせた。
「うっ、う…」
ニアの抵抗がさらに弱まった。息がうわずり、顔が紅く染まっていた。
頬へ耳元へと唇を移動させながら、月は手をスカートに伸ばした。
「だ、め…っ!」
ニアの手がスカートを押さえた。難なくその手を押しのけ、
月はプリーツスカートをまくり上げた。
可愛らしい膝小僧と、太もも、そして銀の茂みがあらわになった。
「…穿いてないのか」
睨みつけるニアをふっと笑ったかと思うと、声が低くなった。
「キラを追うことにかけては誰よりも真面目なくせに…」
低いその声は、暗い熱を帯びていた。
「そのくせ自覚もなく、さっきみたいな男を引き寄せてる……」
ニアはかっとなり、月の手を振り払った。
「だれがそんな…っ!」
ぐいっ。月はニアの右膝の裏に腕を差し入れ、持ちあげた。
「あ、っ…!」
倒れそうになったニアは、振り上げた手で壁を支えた。
開かれた片足立ちの濡れそぼる茂み。そこに陰茎をあてがった月は、
ぐぐっと強く押し付けた。
「あっ!!あ…あ…!」
もう片方の足も抱え上げると、濡れた肉は難なく月を迎え入れた。
「ああっ…!」
ニアが下に沈むよりも早く、月は白い腿をぐっと抱え込むと一気にニアを突き上げた。
「あああっ!」
仰け反るニアの、襟の奥からのぞく昨日の痣が、ひときわ赤みを増していく。
「本当は、吐いてしまうほど人間が恐いくせに…」
声には、かすかに怒りが滲んでいた。
そのくせ、世界中の人間が畏れ、あるいは恐れ、敬っているいまも
おまえだけはキラを恐れない。
だというのに……
「あんな男なんかに…」
訳のわからない腹立たしさから、月はニアに刻印した赤い痣を噛んだ。
733死神の殺し方  12日目:2009/09/18(金) 18:00:23 ID:tg57Ihpc0
タタンタタン…タタンタタン
走る電車の中、トイレの壁に寄りかからされ、全体重を月の太腿に乗せられて、
ニアの身体はリズミカルに、上下の往復運動をしていた。
「あぅ!は、あん、あぅ…っ!」
こげ茶の靴の、片方が脱げた。黒いソックスを履いたニアの足が宙ぶらりんになって、
月の動きに合わせて揺れる。
「あぅ!あっ、あああっ」
在られもなく声を上げるニアの、口の中で蠢く紅い舌を、
月はあまく噛んだ。あまり声が大きいと外に聞こえる。
すでに支えられた一点が蕩けそうだったニアは、確かなものにしがみつきたくて、
夢中で与えられた唇にむしゃぶりついていた。
「んっっ!む…ふ、…んん…!ん…」
場所も状況も相手も最悪だった。だが
くちゅくちゅと舌を絡ませ、互いの唾液を飲み込み、互いの匂いを吸い込んで、
月とニアは連なって、結ばれて、動いていた。
ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ
電車が橋梁に差し掛かった。
「ぁっ…!」
再びずり落ちそうになり、思わずニアは壁を蹴って身体を支えた。と。
「はああんっ!」
ニアはひときわ大きく鳴いた。
「ふ…」
奥のいいところに当たったようだ。その姿勢のまま月は抽迭を繰り返す。
「ああんっ!」
あうあう鳴いて蜜をあふれさせ、ピンク色に染まるニアは、
いつしか、両腕と両足を月の身体に回していた。
「あっ、あ…は、あああぁん!」
ニアを抱っこする体勢で、月はニアを揺すぶる。鳴き声はよりいっそう甘くなる。
「うっうっ、あっあっあっああん」
きゅぅきゅうと締め付けられる感覚に、月は震えた。頭が真っ白になっていく。
「く、うっ…!」
月が果てたのとほぼ同じくして、ニアの瞳から涙が零れ落ちた。
「…ああぁっ…!!」
そしてニアは、かくんと、月の肩に頭を垂れた。
734死神の殺し方  12日目:2009/09/18(金) 18:01:47 ID:tg57Ihpc0
『……お降りの方は、お忘れ物のございませんよう……』
アナウンスが流れていた。
月は、便座に座るニアの、ブラウスのボタンをとめ、リボンタイを結びなおし、
プリーツスカートのしわを整え、脱げた靴を履かせた。
そしてニアの顎をすくい、顔を見た。
うつろな瞳も、紅い唇も、濡れていた。
こんな場所で、状況で、それでもニアは綺麗だった。
『で、『確かめなければならないこと』って、結局なんなんだ?』
リュークが再び問いかけたそのとき、ニアの唇が開いた。
「?」
月は顔を近づけた。
「この、痴漢野郎……」
これで何度目だろう、辛辣な言葉を吐くその唇を、月は封じた。
「っ…!…ん、んっ!……ん…」
 
タタン…タタン…
夜の闇を光が進む。目的地まで、すでに半分の距離を過ぎた。
同じ車両に乗っている限り、どこにも逃げられないし、逃げるつもりもない。
月とニアを乗せた電車は、終着駅へひた走っていた。
                                              
12日目  終わり
735ほのぼのえっちさん:2009/09/18(金) 18:06:58 ID:tg57Ihpc0
「死神の殺し方  12日目」以上です
読んでくださった方、ありがとうございました。
続きはまたいつか
736ジェバニア:2009/09/18(金) 21:28:06 ID:KbK0wEscO
ジェバニア、続きです。18禁




ニアと結ばれた翌朝、私は、少し早めに目が覚めた。腕枕をしてあげているニアは、こちらを向いて、まだ眠っている。薄く開かれた柔らかい唇を指でなぞると、長い銀の睫毛に縁取られた大きな目がゆっくりと開かれていく。
しばらく、とろんとした瞳で私を見ていたが、いきなり目を見開いて真っ赤になると、凄い速さで私に背を向けた。

「…ニア?」
「……おはようございます。」
「うん、おはよう。」

後ろから腰に手を回し、ニアのうなじにキスをすると、ニアはビクッとして体を硬直させた。

「何?どうしたの?」
「は、離してください!」
「嫌だ。ニア、可愛い。」

ニアの香りを楽しみながら、今度は耳にフッと息を吹き掛けると、ニアは耳も赤くして、私の腕の中で暴れ始めた。

「離せと言っているでしょう…!」
「何で?恋人同士なんだから、いいじゃない。出勤まで、まだ時間もあるんだし。」
「…はっ…恥ずかしいんです!察してください…」

最後は小さな声になると、ニアは大人しくなった。耳はまだ真っ赤で、顔こそ見られないものの、そんなニアが愛しくて堪らなくて、私は、更に腕に力を入れる。

「ちょっと、聞いてたんですか?!」
「ニアが可愛いから、離したくないよ。」
「もう…!シャワー浴びたいから、離してください!」

やっと私を振り返ったニアは怒っているが、可愛い顔で怒られても、全く怖くはない。もっと怒られてもいいくらいだ。

「オーケー。分かったよ。じゃあ、一緒に入ろうか。」
「…下心がありそうなので遠慮しておきます。ジェバンニが先に浴びてください。貴方がモニタールームに行くまでは、私は、シャワーは浴びません。」

シーツを体に巻き付けると、ニアは壁側に身を寄せた。…目が据わっている。
737ジェバニア:2009/09/18(金) 21:29:45 ID:KbK0wEscO
「…分かった。じゃあ、先に浴びるよ。」
「そうしてください。」

モーニングコーヒーを一緒に飲みたいという、私のささやかな願いは叶わないらしい。だがまあ…可愛いニアが見れたから良しとしよう。
それに、ニアと結ばれて浮かれていたが、ニアと私が恋愛関係にあることは、秘密にしておかねばならない。ただ、リドナーは別だ。彼女は、私とニアのことを、既にニアから聞いている。
冷たい水を頭から浴びると、ブローをして昨日の服を着、バスルームを出た。一度、自室に戻り着替えねばならない。

「ニア、一度部屋に戻って着替えてからモニタールームに行くよ。」
「分かりました。」

ベッドの上のニアに笑い掛け、部屋に戻って着替え、モニタールームに入った。中にはリドナーしかいない。

「お疲れ様。レスター指揮官は?」
「珈琲を淹れに行ったわ。それより、ジェバンニ」

リドナーの顔が私の顔に近付き、少しドキリとした。リドナーからは、ローズの香りだろうか、色っぽい匂いがする。

「ニアを抱いたわね?」
「え?」

クスッと笑うと、リドナーは椅子に座り直した。

「シャボンの香りがするわ。ニアの部屋に行ったんでしょう?」
「…参ったな。」
「ニア、可愛かったでしょう?ネグリジェを着るように言い聞かせてたから。」
「ハハ…」

確かに可愛かったのだが、これ以上は話したくない。万が一、ニアに聞かれでもしたら、破局になってしまいかねない。

「それにしても、ニア、遅いわね。一緒に起きたんじゃないの?」
「ああ…そろそろ来てもいい頃なんだけど…」

二人でニアの話をしていると、リドナーの携帯が鳴り始めた。「あらまあ!」と言った後、私をチラリと見たのが気になる。通話を終えると、リドナーは私に向き直った。
738ジェバニア:2009/09/18(金) 21:31:28 ID:KbK0wEscO
「ジェバンニ、ニアを迎えに行ってあげて。歩くのが辛いらしいわ。」
「え?」
「腰が痛いのよ。初めてだったんだから、仕方ないわね。ニアもこうなるなんて、分からなかったでしょうし。」
「…行ってくるよ!」
「了解。」

ニアは、いつものパジャマに着替えて床にペタンと座り、ウサギのぬいぐるみに抱き付いていた。
私を見上げると、ニアは首に腕を伸ばしてくる。そっと抱き上げたニアは、桃の甘い香りがした。

「ごめんね、ニア…。優しくしたつもりだったんだけど…」
「いえ…ジェバンニのせいではありません。気にしないでください。」

苦笑いを返すと、なるべくニアに振動が伝わらないように、モニタールームに運んだ。椅子に座らせると、ちょうどレスター指揮官がカップを片手に戻って来た。

「お疲れ様です。」
「ああ、二人ともおはよう。珈琲、今なら淹れたてだが、飲まないか?」
「あ、頂きます。ニアは?」
「私も頂きます。」

二人分の珈琲を用意しに、キッチンに入った。自分のカップにはブラックで、ニアの少し小さなカップには、砂糖とミルクを多めに入れた。

「ニア、どうぞ。」
「ありがとうございます。」

ニアにカップを渡すと、ニアは小さな手でカップを受け取り、ちびちびと珈琲を飲み始める。その様子を見ながら、私も自分のデスクに座り珈琲を一口啜った。
ニアが私のものになったから、ということが大きいが、こんなに可愛いニアが乱れる姿を知っているのが自分だけだと思うと、何だか優越感が込み上げてくる。

「ジェバンニ、何笑ってるの?」
「え?いや、何でもないよ。」
「…ふぅん。ふふっ。」
739ジェバニア:2009/09/18(金) 21:33:10 ID:KbK0wEscO
リドナーが意味ありげにニヤリと笑うが、そんなことも何てことない位、今の私は気分が良い。

「そうだ、ニアに話しておきたいことがあったんだ。」
「? 何ですか?レスター指揮官。」
「いや、実は、私の息子のことなんだが…一人っ子でね。ニア、キラ事件を解決した後、もしも行く宛が無いなら私の家に来ないか?」
「…何故ですか?」
「いや、だから、息子も一人よりいいだろうし、妻も女の子を欲しがってたからな。まあ、ニアさえ良ければだが…」
「無理ですよ。私を中学生位だと思う方が多いようですが、生憎私はもう、18歳ですから。それに、行く宛と言いますか、パートナーがもう居ます。」
「ぶっ!?」
「ちょっと、汚いですよ!指揮官にジェバンニ!」

リドナーに怒られたが、それどころではない。ニアは18歳な上に、私のことをパートナーと思っているのだ。これで驚かない方がおかしい。
とりあえず、ロリコンは免れたか?いや、九歳差なら、やはり犯罪だと揶揄されるか…

「ニ、ニアッ!パートナーだと!?」
「はい。おかしいですか?私だって、女ですから。」
「ニア…」

レスター指揮官は、まるで娘に彼氏がいると知った時の父親のような顔をしている。
あわよくば自分の息子とニアをくっ付けたかったに違いない。それに、彼は、ニアのことを本当の娘のように可愛く思っているのだろう。

「…ニアがそう言うなら。リドナー、ちょっといいか?」
「え?あ、はい。」

レスター指揮官がリドナーをモニタールームの外に連れ出す。
ニアは私を見上げると、ジッと見つめてきた。

「…少し言い過ぎましたかね?」
「うん…私もビックリしたよ。でも嬉しい。」

中に戻ってきたリドナーは、額に手を当てて溜息を吐いている。レスター指揮官は、私をジロリと見ると、自分のデスクに座ったのだった。
740ジェバニア:2009/09/18(金) 21:34:48 ID:KbK0wEscO
「…ジェバンニ、気を付けた方がいいですよ。」

唇を何度か啄んでニアから離れると、ニアは上目遣いに私を見つめた。

「そんなに心配してたら、ニアとこうして会えないよ…」
「ん…っ、レスターは本気です。私に男は近付けないつもりでしょう。あの後、メロとはどういう関係だと訊かれました。あんな奴に、ニアを幸せに出来る筈がないとか…ちょっと、今日もですか?」

首に顔を埋めようとして、ニアに頭を掴まれた。ニアは今日は、薄いピンクのネグリジェを着ている。

「うん。駄目?ニアとなら、毎日シたい。」
「も、…ゃ、恥ずかしいです…んんっ」

恥ずかしいと言いつつ、ニアは本気で抵抗したりはしない。鎖骨を舐め、胸を揉むと、ニアは両手で顔を隠す。ネグリジェを脱がしてくれと言っているようなものだ。
全裸のニアは、本当に綺麗だ。ニアは、胸が小さいからとか言って隠すが、触り心地は良いし、感度が抜群だから、私には不満は無い。

「綺麗だよ、ニア…」
「そこはっ、本当に駄目っああッ…ふぁ、はぁ…っ」
「大丈夫だよ。気持ち良くなるから…」

脚を開かせると、ニアは少し泣きそうになる。まだ慣れていないのだろうが、私は、そんなニアが愛しい。

「可愛い、ニア。」
「はあっ…んっ、ジェバンニ……」

愛撫でトロトロになった其処は、まだ二回目ということもあり、すんなりとは入らない。
だが、ニアは痛いとは言わなかった。

「ニア…はぁ……痛くない?」
「んぅっ…、はい…ッ、圧迫感はありますが……」
「そっか…。動くね…」

ピストンを開始すると、ニアは私にしがみついてきた。ニアがすることは、いちいち可愛く思えて困る。私は繋がったままニアを抱き起こすと、座位でニアを突き上げ始めた。
741ジェバニア:2009/09/18(金) 21:36:43 ID:KbK0wEscO
「あっ!ジェバンニ…、奥…ッ、ああッ!」
「ニア…ん…」

ニアの腰と頭を掴み、奥まで突き上げながら、ニアの口内も、舌でねっとりと愛撫する。ニアが酸素を求めて口を開ける度に、熱い息と唾液が、私達の僅かな隙間から溢れた。
薄目を開けていたニアが目を閉じると、涙が一筋、桃色の頬を伝う。それを舐めとると、私はクリトリスに指を伸ばし、更にニアを突き上げる。

「ぃやあんッ!!」
「…ニアッ」
「あっ、あ、あんッ!ぁあっ」

ニアは私の首に顔を埋め、ピストンに合わせて熱い息を私の首に吹き掛ける。膣は、ヌルヌルなのに、私を逃がさないようにキュウッと締め上げる。

「ニア…はぁ、くぁ…っ」
「ふあっ、あっ…!あぁッ!ぅあぁあッ!!」

細い脚が私の腰を強く挟み、背中と喉を弓なりに反らせながら、ニアは一際高く鳴いて達した。
数度腰を動かして、私が達する時には、ニアは私にくったりと身を任せてしまっていて、私は大きく動くニアの肩にキスをした。

「んぁ…っ」
「は……ニア、寝かせるよ。」

小さく頷いたニアの頭と背中を支えながら、ゆっくりとベッドに寝かせて、ペニスを抜いた。

「あぅっ」
「ちょっと待ってて。」

ニアは、モゾモゾと脚を閉じると、シーツで体を巻いた。
ニアに見えないように処理を済ませ、振り返ろうとすると、背中にむにっとした感触がし、腰に細い腕が回された。

「ニア、腰は?」
「…大丈夫です。」

ニアの方を向き直ると、私は脚の間にニアを招き入れ、後ろから抱き締めた。

「ニア、最近シャボンの香りしないね。」
「…夜だけです。香水を一噴きしてます。」
「あれはあれで好きだけどね。桃は桃で、凄く欲情するけど。」

と、まあ、今日はニアと話すことが出来た訳だが…。
翌日から、レスター指揮官にカビが生えそうな程にジットリとした視線を送られることになるとは、この時は微塵も考えていなかったのだった。
742ほのぼのえっちさん:2009/09/18(金) 21:44:41 ID:KbK0wEscO
以上です。長々とありがとうございました。エロが温くてすみません。

>>723さん、レスありがとうございました。長くて飽きないか心配だったので、そう言っていただけて嬉しかったです!

>>725さん、乙です!いつもニアたんにハアハアさせてもらってます!
制服ニアたんに萌えて悶えて、携帯持つ手が汗ばみました

ζw'*゚-゚)ノシ では。
743ほのぼのえっちさん:2009/09/18(金) 21:52:55 ID:ltKZbuN00
>>734
しっ死神様。つっこみようが無いくらい完璧
なんですけど。ストーリーの流れといいデスノート!って感じ。
ノートの持ち主ってさゆ?
夕暮れの電車の中で二人並んで座る様も、激しいセックスも生きている
内に結ばれなかった「高校教師」のラストシーンのように切なく感じる。

744ほのぼのえっちさん:2009/09/20(日) 18:35:43 ID:mOOqF/H40
>>死神様
完璧すぎてどう感想を書けばいいのか分かりません・・・
デスノートの続編を読んでるような気分になりました
続き楽しみにしています
>>742
ニアがかわええ!
女の子ニアタンの面目躍如という感じで素敵です
745ほのぼのえっちさん:2009/09/22(火) 18:40:31 ID:fGsQuwb00
もしかして、元彼をノートで操って裁きをさせ
ていて、ニアの監視もさせるとか?ミサはどうした?
読み手に次の展開を悩ませる書き方が出来るのは
2次創作とはいえすごいと思う。
なんか期待がエロの域をこえてしまう。
いや、エロは超大事なんだけど。
746ほのぼのえっちさん:2009/09/24(木) 11:08:32 ID:FsHdQET00
脱処女奮闘記を投下した者です
散文が出来たので投下します
L、メロ、ステ攻、ニア受です
747ほのぼのえっちさん:2009/09/24(木) 11:09:32 ID:FsHdQET00
「これは夢です」
「ああ。夢だな」
「悪夢ですね」
ニアはばっさりと切り捨てた。Lは楽しそうだが、メロは妙に納得がいかないと
いった表情でニアを見据えている。
ここは雲の上。延々と白くふわふわした地面が続いている。空は真っ黒だ。
「お前にひとつだけ言いたいことがある」
「何ですか」
「よくも人を当て馬扱いしやがったな」
ニアはこほんと喉を鳴らした。
「当て馬扱いしたつもりはありません」
「嘘付け」
「本当です。私はメロのことも好きですよ」
「本当か?」
「はい」
「じゃあヤレるな」
「ちょっ……ちょっと待ってください。あとでステファンに殺され」
「俺ならともかくあいつは殺らない。今ここでやらせないと連れて行くぞ」
「メロがぐれました……」
ニアはしょぼんと肩を落とす。
「人を当て馬扱いするからだ」
「根に持ってるんですね。この根暗男!」
「何とでも言え。さっさとやるぞ」
「うう……ごめんなさい、ステファン……まあ夢ですし……」
「さりげなく本音を混ぜるな」


ずりゅっ。ぐちゅ、ぐちゅ……
「あんっ……メロ、固いです……っ」
さっきの悪態はどこへやら、ニアはメロのブツを受け入れ、嬉しそうに
鳴いていた。
「あいつのより良いだろ?」
メロはねっとりとニアの白いうなじを舐め上げる。ニアはうっすらと目を開けて
「……あんっ、ステファンは……もっと優し……」
「俺のは激しいぜ」
「! あっ、ダメ、そんな、ひゃん、ああんっ!」
急な腰の動きにニアの腰が跳ねる。即物的で動物的とも言える動きだったが、
優しい愛撫に慣れきったニアの身体には新鮮だ。男の身体に翻弄され、
奥を打ち付けられる快感に身もだえながら、ニアは手を伸ばした。メロの
背中に手を回す。
「あっ……メロ、メロ、もっと……!」
「私も頂きますよ。暇ですし」
Lが参戦してきた。ニアの胸を揉みしだき、先っぽをつまみ、くりくりと
指で器用にこねまわす。腰を上げさせ、後ろから一気につらぬいた。
「やぁ、痛い、痛……!」
処女貫通の時の痛みがニアの身体に走った。さすがに二本は多い。涙目に
なりながら
「嫌ぁ……L、抜いてください。がばがばになっちゃいます」
748ほのぼのえっちさん:2009/09/24(木) 11:09:59 ID:FsHdQET00
「このくらいでゆるゆるにはなりません。安心してください」
正面と背後から男の性器が行き来する。ニアは自身の女性器を押さえながら
痛みをこらえていた。少しづつ、じんじんとしたしびれが取れていく。
「ひゃっ……」
「良くなってきましたか?」
「んんっ……熱い……芯が熱いです……っ。もう、許してぇ……っ」
「許しません」
「あっ、ああっ、はぁんっ、やぁ、もう、熱いのっ……」
ニアの内部でペニスが擦れあい、Lにもメロにも快感を与える。3人の
動きがまちまちで、それがさらに快感を煽った。ずちゅずちゅと、狭い
膣内で、性器が愛液で擦れ合う音が響く。
「……ニア、行くぞ」
「はぁ、メロ、来てください……」
「私を忘れないでいただきたいのですが」
Lの手が花びらに指を入れる。濡れそぼった花びらがぐちゅっと音を立てた。
「あんっ、許してぇ、そんなところ触らないで……っ」
「良い締め付けですよ、ニア」
「まあまあだな」
「あんっ、はぁんっ、もう、おかしくなりそうですっ。ああっ、はぁんっ、
やはぁ……っ!」
メロとLはニアの女体を激しく貪り合った。ニアの身体は翻弄され、絶頂を迎え、
二人分の白濁液にまみれながらメロの身体に崩れ落ちた。


朝、起きたらメッチャ犯されていました。
「じゃないんですよジェバンニ! なにみさくらってるんですか!」
「あなたは夢の中でもメロメロと……! もう許しません!」
ジェバンニはニアのパジャマの下だけを脱がし、細い足を肩にかけ
ニアの秘所を自分自身で突いていた。額からは汗が流れ、絶頂が
近いことを告げている。
性夢ですでにたっぷりと潤んでいたそこは、男を嬉しげに受け入れている。
ニアはすぐに状況に順応し、あえぎ声を上げ始めた。
「あんっ、ジェバンニ、激し……っ」
「くっ……メロに対して言ったことを僕にも……! 良いだろうメロ、
どっちが激しいか勝負だ!」
「ステファンがぐれました……あんっ、はぁんっ、ああんっ」


SPKは今日も平和だった。
749ほのぼのえっちさん:2009/09/24(木) 11:10:24 ID:FsHdQET00
以上です
750ほのぼのえっちさん:2009/09/24(木) 11:15:20 ID:FsHdQET00
間違えました
×「朝、起きたら」
○「朝、目が覚めたら」
751ほのぼのえっちさん:2009/09/24(木) 12:14:15 ID:FsHdQET00
>>653
遅レスすみません
トモコレニアタンアップしようとしたのですが、上手く撮れませんでした
すみません
752ほのぼのえっちさん:2009/09/24(木) 22:51:36 ID:pMIV5WGX0
なんというニアたん祭り!!!
つくづく女の子ニアたんは愛されてる
最高
753ジェバニア:2009/09/26(土) 18:25:16 ID:Be8Q8rTVO
ニアたん祭りわっしょい!
ということで、続きです。ニアたんのフェラ、顔射あり




「お疲れ様です。」
「ああ…ジェバンニか…」

休憩から戻り、レスター指揮官に挨拶をしたが、いつもより低いトーンで返事を返された。何かあったのだろうかと思ったが、リドナーとニアを見ると、いつもと変わらず普通にしている。

「あ、おはよう。ジェバンニ。」
「…ねぇ、レスター指揮官、何かあったのかい?」
「ああ…」

リドナーは苦笑いをすると、チラッとレスター指揮官を見た。

「今に分かるわよ。」
「?」

何かよく分からないが、普通にしていて大丈夫なようだ。
とりあえずは、デスクに積み上がっている書類を纏めなければいけない。

「じゃあ、私も休憩を取らせてもらうわね。」
「ごゆっくり。」

レスター指揮官にリドナーが挨拶をするのを見たが、私とは違って、レスター指揮官は明るい声だ。
…一体、何が気に入らないのだろうか。

「ジェバンニ…」
「え?ぁ、はい。」

ニアに呼ばれて振り向くと、ニアは椅子に座ったまま、こちらを見ることもしない。まあ…これもいつものことだが。
けれど、ニアは、次の言葉を口にしない。不思議に思って席を立ち、ニアに近寄ると、ニアは下腹部を押さえて、脂汗をかいていた。

「ニア、大丈夫ですか!?顔が真っ青ですよ…!」
「!? どうした、ニア!ジェバンニ、お前何かしたのか!?」
「違いますっ…!ジェバンニのせいじゃないです…っ」

走ってきたレスター指揮官に体当たりされ、少しよろめいた。
が、そんなことよりニアだ。普段も血色がいいとは言えないが、今のニアは、血の気が全く無い。

「ニア、私が部屋に」
「…ジェバンニっ」

レスター指揮官が手を差し出したが、ニアは顔を上げると、私を見つめてきた。私に運んでもらいたいということだ。

「指揮官、部屋に連れて行ってきます。」
「…分かった。」
754ジェバニア:2009/09/26(土) 18:27:01 ID:Be8Q8rTVO
レスター指揮官は、私がニアを抱き上げてからモニタールームを出るまで、ジトッとした視線を送ってきた。いや、目が光っていると言うべきか…

とにかく、殺意を感じる視線だったことには間違いない。

部屋に入り、ニアをベッドにそっと寝かせたが、ニアはまだ苦しそうだ。
だが…。こういう時に不謹慎だが、ニアの苦しそうな息遣いは、情事を思い出させる。

「ジェバンニ…」
「す、すみません!」
「何で謝るんですか…?…すみませんが、その引き出しに薬があるので…っ、はぁ…。取って頂けますか…っ」
「分かったから、ほら、大人しくしてて。」

水を用意し、引き出しから薬を取ると、ベッドの端に座り、ニアを抱き起こして薬を飲ませた。
どうやら吐き気もあるようで、薬を飲むのも一苦労だ。

「…はぁ…」
「ニア、胃の調子が悪いの?」
「…生理痛です。」
「ぁ……ごめん…」
「いえ…。それより…レスター指揮官、分かったでしょう?」

ダルそうに横になると、ニアは私の方を向いた。頭を撫でてやると、小さな手で、私の手を握ってくる。

「私がニアに近付くのが気に入らないようだね。モニタールームを出るまで、殺意のこもった視線を浴びたよ。」
「全く…困ったものです…っ」
「薬が効くまで、腰、擦ってあげるよ。」

眉間に皺を寄せて苦しむのを見かね、優しく腰を擦る。ニアは、それでもしばらく辛いようだったが、だんだんと呼吸が落ち着いてきた。
数分後、瞼を閉じて静かに寝始めたニアを確認してから、手を離すと、ブランケットを掛けてやり、立ち上がった。
…モニタールームに帰らねばならない。
755ジェバニア:2009/09/26(土) 18:29:15 ID:Be8Q8rTVO
「ジェバンニ!ニアは…」
「腹痛のようです。今は薬が効いて、眠っています。」
「そうか…!なら、良かった…」

変な対応をされるかと思ったが、どうやら、ニアと一緒に居ないなら大丈夫らしい。今の指揮官は、いつもの指揮官だ。

「ジェバンニ、この書類も頼む。」
「了解。」

仕事上の会話を交わしながら、淡々と時間が過ぎていく。途中、ニアから戻るとの連絡があったが、私達三人で大丈夫だと言い、2日程大事を取らせることにした。そもそも、ニアは働きすぎだ。

次に自分の休憩の順番が回ってくるまで、私はとにかく働いた。部屋に戻り、シャワーを浴びて、すぐに寝ようと思ったが、どうにもニアが気になって仕方がない。
気付いた時には、私はニアの部屋の前に立っていた。インターホンを繋ぐと、ニアはドアを開けてくれた。
顔色は戻っており、動けるようになったみたいだ。
…ただ、ネグリジェを着ていないのは、残念だが。

「ジェバンニ。」

ニアに小さく手招きをされ、身を屈めると、ニアは私の首元に鼻を付けてきた。柔らかい銀髪が、頬を優しく撫でる。
肩を持ち、軽くキスをすると、ニアは少し伏し目がちになった。

「今日はシャワーを浴びてきたんですね。」
「うん。」
「でも、セックスは出来ませんよ。」
「わ、分かってるよ…。それより、もう大丈夫なの?」
「はい。ご迷惑をお掛けしました。」

こうもズバッと切り捨てられると、悲しい気持ちになる。
これなら、自分の部屋でヌいてくるべきだった。疲労困憊の今だからこそ、男の本能には抗えないもので…
ニアとキスをしてから、ムラムラして、ニアを押し倒してしまいたくなっている。
756ジェバニア:2009/09/26(土) 18:31:17 ID:Be8Q8rTVO
「ジェバンニ?」
「あっ、ごめん。何?」
「……単刀直入に言います。勃起してますね?」
「…へっ?!」

ベッドの上のニアの視線を辿ると、それは見事に私の股間で…
そこには、いつの間にか盛り上がっているパジャマがあった。

「テントを張るって、こういうことなんですねぇ…」
「は、はは…」

消えてしまいたい、と思ったのは、これが初めてだ。よりによって、セックスが出来ない時に見られるだなんて…

「…ジェバンニ、ベッドの前に立ってください。」

ベッドから下りたニアに手を引かれ、言われた通りにすると、ズボンと下着を一気に下げられた。
私をベッドに座らせると、ニアは床に膝立ちになる。

「なっ!ニア!?」
「…こんな大きいのが、私の中に入ってるんですね……」

ペニスを掴んだニアは、頬を桃色に染めている。
しばらく躊躇うように細めた目をぱちぱちとさせていたが、喉が小さく動くと、柔らかい唇が亀頭に触れた。

「ニア…っ」
「あの…具体的にどうしたらいいのか分かりませんので…ご教授願えますか?」

ヤバい。まさか、あのニアがこんな…。フェラチオをしてくれるなんて、夢のようなのだが。
ああ、ニア。そんな、私の脚の間で頬を赤らめて、可愛らしい大きな瞳で上目遣いに見られると、ニアに突っ込みたくな

「あの、ジェバンニ。涎が垂れてますよ。どうしたらいいんですか?」
「ぉ、あ、ごめんごめん。」

ニアは、空いている腕を伸ばしてきて、私の顎の涎を拭いてくれた。何だかもう、色んな意味でヤバい。

「じゃあ、まずは唾液をたっぷり出して、全体を舌で舐めて。」
「…はい……ん…」

両手でペニスを握ると、ニアの赤い、小さな舌がペニスを這い始めた。
ペニスへの刺激も勿論だが、今は視覚刺激の方が強い。
757ジェバニア:2009/09/26(土) 18:33:23 ID:Be8Q8rTVO
あのニアが。あのニアが、私にフェラを…ピチャピチャと小さな音を立てながら、私にご奉仕をしているのだ。
嫌な顔をせず、頬を赤らめて、熱い息を吐きながら。
声を大にして言いたい。ニアは今、私に奉仕している…!

「んっ…」
「ニア、次は裏筋やカリを舐めて…」
「カリって、どこですか…?」
「ここだよ。」

指で場所を教えてあげると、ニアは小さく頷き、まずは裏筋を何度も舐め始めた。ニアの熱い息が皐丸に掛かり、思わず溜息が漏れる。

「ん…ジェバンニ、大丈夫ですか?」
「はぁ…、大丈夫。気持ち良いんだ。」

恥ずかしそうに目を伏せると、ニアはカリに舌を這わせる。
私もかなり興奮しており、先走りの液がじわりと鈴口から溢れてきた。それに気付いたニアが、液をペロリと舐める。

「はあ…っ、ニア、くわえて…吸ったり、顔を動かして…歯は、立てないようにね。」
「…んっ、ぅ…」

真っ赤な顔でペニスをくわえるニアは、凄く卑猥だ。
綺麗な桃色の唇が、陰唇に見えるし、ニアの口の中は熱くてぎゅうぎゅうで、セックスをしているのと変わらない。
しかも、ニアは小さな口を開けるだけ開き、慣れないながらも一生懸命に奉仕してくれている。
支配欲も満たされて、堪らない。

「ニア…ッ、凄く気持ち良いよ…」
「んむっ、ぅ、んん…ッ」

ニアの髪に指を絡ませ、つい、ニアの顔を寄せてしまった。初めてのニアには、苦しかったのだろう、目をぎゅっと瞑ると、歯を立てられた。

「! ニア…ッ!」
「んはっ…、やッ…!?」

慌ててニアから離れたが、刺激が強かったため、すぐに達してしまった。ニアの鼻から下に、大量の精液が掛かり、ドロリと下に流れていく。
しまった、と思う反面で、精液にまみれたニアの顔を見て、満足している自分が居た。
758ジェバニア:2009/09/26(土) 18:36:35 ID:Be8Q8rTVO
「ふぁ…っ、熱い…」
「ニア、ごめん…」

急に熱が去り、冷静になった頭で考える。何だか、この前から謝ってばかりだ。顔射なんかしてしまって、ニアに嫌われてしまったに違いない…

「待って、今ティッシュを…」
「ジェバンニ。」

慌ててティッシュを取ろうとしたら、ニアに呼ばれ、振り返った。
ニアは、顔を流れる精液を指で集めると、私に見せ付けるように、指を口に含み、チュプチュプとしゃぶる。

「…ん。ジェバンニ、疲れてますね。苦いです。」
「え?」
「リドナーに聞きました。疲れてると苦いって。」
「ははは…。それよりニア、うがいしよう。」
「何故ですか?」
「喉が痛くなるよ。ほら、顔も洗わないと…」

ニアの顔をティッシュで拭き、洗面所に一緒に向かう。うがいと洗顔を済ませると、ニアは私をジッと見つめてきた。

「どうかした?」
「…嬉しくなかったですか?」
「へ?」
「フェラチオ…気持ち良くなかったとか……」

何なんだ。ニアは、私を心臓麻痺で殺すつもりなのか?

「嬉しかったに決まってるでしょう!」
「ひゃっ!」
「でも、無理して精液を舐めたりしなくていいんですよ。気持ち悪いでしょう?」
「気持ち悪くなんかないです。ジェバンニのですから、何てことありません。」

…見たか!?今のはにかむようなニアの表情(かお)を!
「ニア!!」
「は!?何ですか、ちょっと!?」

ニアを抱き上げると、走ってベッドにダイブした。ベッドの上で二人して弾むと、ニアが腕の中で慌てている。

「ジェ、ジェバンニッ、キャラが違いませんか?!」
「ニア!!ああ…本当に大好きだ…!」

散々ニアの顔にキスをして抱き締めると、シャボンの香りのする髪に鼻を埋めて、頬擦りをする。

「愛してるよ、ニア…」
「…フフッ、はい。私も。」

その後は、恥ずかしながら覚えていない。ただ、私が目を覚ますと、ニアが膝枕をしてくれていた。
…もう、本当にニアに首ったけだ。いっそ、依存性になってしまおうか。
759ほのぼのえっちさん:2009/09/26(土) 18:41:13 ID:Be8Q8rTVO
以上です。長々とありがとうございました。

>>744さん
レスありがとうございますζw'*゚-゚)ノシ
>>746さん
ステファン、頑張れw
ニアたん、性夢でも感じまくって…。可愛いです!
760ほのぼのえっちさん:2009/09/26(土) 19:22:15 ID:s0FyLtmm0
>>739
レスター指揮官の一人息子いくつなのだ?
12歳とかだったらナイスなんだけど。
>>734
「君は新世界の女神だ。」「綺麗だよ」とか口説かれ
情事の後に仕事だから僕から連絡するからと、さっさと
月に去られる海砂と高田。
「人間が恐いくせに。」まったくお前は、と言われ
「殺人鬼」「大っ嫌い。」と罵りかえして押し倒され。
パジャマも靴も着せてもらい、最後まで月に生意気な唇を
塞がれるニア。
761ほのぼのえっちさん:2009/09/26(土) 20:05:31 ID:Ywv61qjM0
>>760
レスター40歳だっけ?12歳ぐらいの子がいても違和感はない。
762ほのぼのえっちさん:2009/09/26(土) 20:42:10 ID:Be8Q8rTVO
>>760さん
すみません。設定を書いてませんでした。760さんの言う通りの設定で、レスター指揮官が28歳の時の子供です

一応ニアたんに、「私のことを中学生くらいと…」と言わせてましたが、分かりにくかったですね…
申し訳ないです
763ほのぼのえっちさん:2009/10/01(木) 02:12:53 ID:1YvQAbWb0
>>758
ひ、ひひ膝枕ですと?!
ニアたんのお膝と太ももを存分に堪能できるジェバウラヤマシス
代われ!つか代わって下さいお願いします
764ジェバニア:2009/10/03(土) 23:42:41 ID:AVFDj03bO
ジェバニア続きです。18禁



「ジェバンニ。」

ニアの部屋で、二人でまったりとソファに座っていると、いきなりニアが私を呼んだ。
膝の上に乗せていたぬいぐるみを退けると、ニアは自分の膝をポンポンと叩き、私を見上げる。

「寝てもいいですよ。」
「へ?」
「膝枕、してあげます。そうですね…日頃の感謝も込めて、オプションで耳掻きも付けて差し上げます。」

ニアは、右手でくるくると髪の毛を弄りながら、何故か明後日の方向を向いて、無表情に話し続ける。
そんな素っ気ない様子と言葉のギャップに少し戸惑ってしまい、私は恐る恐る訊いてみた。

「…何か企んでるのかい?私にキツい仕事をさせようとしているとか…」
「いえ。今はまだ。」
「(…今はって…それ……)じゃ、じゃあ、レスター指揮官に、ニアと私のことがバレたとか…」
「バレても、上司の権力で黙らせます。嫌いになるとか言えば、嫌でも大人しくなりますよ。」

…そりゃ、レスター指揮官は、ニアには甘いからね。とは、口が裂けても言えはしない。私には、敵意を剥き出しにするに決まっている。

「膝枕、早くしないと片足をソファにあげますよ。して欲しいなら、耳掻きを取ってください。」
「あっ、そりゃ、して欲しいよ!ちょっと待って!」

ニアの気が変わらない内にと、耳掻きを引き出しの中から探し、ニアに渡して、ソファに横になった。
膝上丈のネグリジェを着ているため、ニアの真っ白でキメの細かい綺麗な柔肌が、すぐそこにある。
…これは、ミニスカートなんか履かせて外出した日には、気が気ではないだろうな……
765ジェバニア:2009/10/03(土) 23:44:33 ID:AVFDj03bO
「…ジェバンニ。」
「ん、何?」
「私を見つめられても、この状態では、鼻掻きになってしまうのですが…」
「あっ、ごめん!」

ニコリともしないニアに、慌ててニアとは反対側を向いた。白い膝が目に入り、シャボンの香りが少し濃くなる。

「痛かったら言ってください。なるべく気を付けますが、初めてするので…。鼓膜が破れることは無いと思いますが…」
「ははは…大丈夫だよ…」

強がってはみたものの、鼓膜が破れたらと思うと、少し怖くなった。
だが、そんな心配も、しばらくすると、すっかり無くなった。手先が器用なおかげか、ニアは気持ちの良い所に、上手く耳掻きを当ててくる。
強すぎもせず、弱すぎもせず、気持ち良くなってきた私は、いつの間にか目を閉じていた。

「ジェバンニ、痛くないですか?」
「んー…凄く気持ち良い…」
「ジェバンニの耳の中、綺麗ですね。こちらはもういいですよ。反対向いてください。」
「ん。」

ニアの手が離れたのを確認すると、私はゴロンと寝返りを打った。
今度は白い布地が目に入り、シャボンの香りに混じって、桃の香りが少し漂ってくる。
ニアは、私の耳に掛かる髪の毛を退けると、耳掻きを始めた。

「それにしても…何でまた、耳掻きなんてしてくれる気になったの?」
「そんなに意外ですか?」
「いや…」
「気を遣わなくて結構ですよ。言ってください。」
「うん…まあ、意外。他人の耳掻きしてみたくなった?」
「いえ。何となくと言いますか…」

目だけをニアに向けると、ニアは真剣な顔で耳掻きをしている。言葉を濁してはいるが、表情を変えないのは、流石と言うべきか。
766ジェバニア:2009/10/03(土) 23:47:16 ID:AVFDj03bO
「何となくなんて、珍しいね。」
「ええ…私にもよく分からないんですが…。何だか、ジェバンニを可愛いって思う時があるんですよねぇ…」

手を耳から離すと、ニアは身を乗り出してソファの前のテーブルに耳掻きを置いた。
胸が触れそうで触れない…
ソファに座り直したニアは、何故か私の頭を撫で始めた。心なしか、少し笑っている気もする。

「何か、ふと、こうしてあげたくなるんですよ。貴方と居ると。」
「可愛いって…私は、格好良いって言われる方が嬉しいけどね…」

仰向けに寝て苦笑いをすると、ニアはゆっくりと唇を重ねてきた。軽く啄み合うと、近い距離で見つめ合う。

「…ジェバンニって、犬みたいなんですよ。私に忠実ですし、鼻も利くみたいですし。」
「ニアは猫みたいだよ。大きな目とか、ふわふわの髪の毛とか、しなやかな体とか、我が儘で気紛れなところとかね。」
「…最後のは余計じゃないですか?」
「そんなことないよ。無いとニアじゃない。ところでニア。私、膝枕されてから、ずっと気になってることがあるんだけど、確かめていい?」
「は?監視カメラとかは、一切ありませんが。」
「そうじゃなくて…」

頭を少し膝から離すと、ネグリジェの裾を腰まで押し遣った。白いショーツがチラッと見える。
ニアは、目を見開いて、驚いているようだ。

「なっ、何ですか!?」
「ニア、脚をソファに上げて。」
「そんな恥ずかしいこと…っ」
「私が上げてあげるよ。」

ニアの両脚をソファに上げさせると、ニアは顔を真っ赤にさせて抵抗する。でも、ニアの力は弱くて、私には何てことはない。
それにしても、M字開脚とはよく言ったものだな…

「ジェバンニ…っ!ゃだっ…」
「此処から香ってくるんだよね…」
767ジェバニア:2009/10/03(土) 23:50:56 ID:AVFDj03bO
脚を手で押さえると、ショーツに触れるか触れないかの所まで、鼻を近付けた。思った通り、桃の香りは、ショーツから香ってくる。

「やっぱり此処だ。」
「…ジェバンニッ」
「下着に香水の香り付けてるんだね。…あれ?何だか染みがあるみたいだけど。匂いも少し違うな…」
「あっ!ゃぁあっ!」

クロッチの上から、割れ目に沿って舌で舐め上げると、ニアの脚に力が入った。
そのまま、下着ごと陰唇を食むと、ニアは力の抜けた手で、私の頭を押し返そうとする。

「ひぅ…っ、あ、ふぅぅッ」
「ん…可愛い、ニア。下着、脱がせるよ。」
「やっ、はぁ…ッ、恥ずかしぃ…」

ニアの腰を引き寄せ、ショーツを脱がせると、愛液が糸を引いてソファに垂れた。
脚の間に顔を埋めると、膣口からトプッと溢れる愛液を舌で掬ってやる。

「そろそろ、中も開発していかないとね…」
「はぁ……中…?」

指を二本膣に挿れ、ゆっくりと回すように膣壁を擦っていく。なかなか反応が無く、まだ駄目だろうかと思っていると、ニアの体がビクッとした。

「此処だね?ニア。」
「あ!ゃ…何これ…ッ!?」

指の動きを速く強くしてやると、ニアは体を紅く染め、ネグリジェの裾を握り締めて泣きそうな顔をしている。
普段、冷静でクールなニアが、セックスの時には息を乱して涙目になるなんて、誰が知っているだろうか。いや、私だけだ。他の男に渡すなんて、とんでもない。

「ぁ…あッ!やっ、イきそぅ…!」
「まだイっちゃ駄目だよ、ニア。」
「あっ…」

指を抜くと、ニアは物足りないような声を漏らした。
膣口からクリトリスまでを舐め上げてやると、卑猥な匂いに包まれた。
768ジェバニア:2009/10/03(土) 23:53:06 ID:AVFDj03bO
「凄くイヤラシい匂いがするよ、ニア…」
「ジェバンニ…ッ…」
「どうしたの?」
「も…っ、我慢できなぃ…」
「何が?」
「気持ち良くなりたいですッ…」

余程恥ずかしいのだろう。ニアは今にも泣きそうだ。プライドが高いニアには、苦痛なのかもしれないが、今、主導権は私にある。

「どうして欲しいの?私は、ニアの犬だから、ニアの言う通りにシてあげる。」
「…意地悪…ッ」
「ほら、言ってごらん。」

コンドームを着け終わると、ニアは私のペニスに、恐る恐る手を伸ばし、触れる。その間、私は、ニアのネグリジェの上を、胸の下までさげてやった。

「っ…ジェバンニのが…欲しいです…ッ」
「ペニス?ペニスを、何処に欲しいの?」

ニアは愕然とした表情をすると、下唇を噛んで目を閉じ、片手を秘部に持っていくと、指で陰唇を開いた。膣口からは、愛液が流れ落ちている。
ニアのこれは、AVで見るそれよりも、遥かに扇情的で卑猥だ。

「……此処に…ッ、挿れてくださいっ…」
「…頑張ったね、ニア。たくさ突いてあげる。」
「ッ…! ぃ、ああんっ!」

床に膝立ちのまま、ニアに勢いよくぶち込んだ。それまでソファに背を凭れていたニアは、ビクンと背中を反らせ、私の頭に抱き付いてくる。
もっとニアを乱れさせたくて、私は胸にキスマークを付けまくり、赤ん坊のように乳首に吸い付いた。

「ジェバンニッ…ぁ、ふあっ!」
「ん、む…ッ」
「はあ、ぁ…!気持ちぃッ」
「は…もっと良くなるよ、ニア…ッ」

腰を掴むと、さっき指で見つけたGスポットに擦れるように腰を動かす。
ニアは私の頭を胸に押し付ける程にしがみつき、大きな嬌声を上げ始めた。

「やあぁんッ!やっ!ぅああッ!」
「!…はぁっ、ニア…っ」
「はぅ…あッ!…ジェバ…ニ、凄いッ…!!」
769ジェバニア:2009/10/03(土) 23:55:08 ID:AVFDj03bO
ニアを見ると、口を半開きにして、涙を流しながら焦点の合わない目で私を見ている。
…もっとだ。もっとニアを壊してやりたい。

「ニアッ…!」
「ひゃああッ!!やだぁっ、そんなに激しくしたらっ…壊れちゃう…ッ!!」
「壊れていいよ…ニア…!」
「ああッ!あんぅ、うあぁッ!!」

ニアの膣壁が、ぎゅうぎゅうと私を締め付ける。もう、絶頂が近いに違いない。

「ジェバンニぃッ…っ」
「んッ……何…?」
「はあっ!…ジェバンニ…好きぃッ」

なりふり構わず、ボロボロと涙を流しながら私を好きだと言うニアは、可愛くて可愛くて。
胸がいっぱいになって、どうしたらいいのか分からなくなり、私は更に、ニアに自分の欲をぶつけまくった。

「!? ああああッ!!イくっ…!」
「イっていいよ、ニア…!」
「ジェバ…ニっ!ジェバンニぃっ!!」
「ッ…ニアッ!」
「ああんッ!!ぃやッあああぁぁあッ!!!!」

ニアにこんなに力があったのかと思うくらい、強い力で抱き締められた。
ニアの体と膣は、ビクンビクンと痙攣を起こし、私もそれに合わせるようにして達し、射精した。

「あ…、はぁぁ……」
「ニア…っ」

放心状態になったニアにキスをし、わざとゆっくりとペニスを抜いた。
膣口とペニスの間には、愛液が糸を作り、革製のソファには、大量に流れ落ちた愛液が、照明に照らされてヌラヌラと光っている。

「…グショグショになっちゃったね……」
「………ジェバンニ…」

まだトロンとしているニアを抱き締めると、ニアは甘えるようにして私の胸に頭を擦り寄せてきた。
こんなニアは、普通の女の子と変わらない。いや、普通の女の子より可愛いから困る。

「…大丈夫?」
「……はい…」
「中、凄く感じるみたいだね。食い千切られるかと思ったよ…」
「…私もびっくりしました……」
「Gスポットが感じるようになると、凄く気持ち良いでしょう?」
「…イヤラシいですね。ジェバンニのGを取ってGスポットですか。」
「いや、これはドイツのグレフェンベルク医師のGを取って」
「…フフッ」

クスクスと笑うと、ニアは私の唇を啄んだ。

「それくらい知ってますよ。やっぱり、ジェバンニは可愛いです。」
「ニア…」

やはり、私はニアには敵わないのか。
せめて、夜の主導権だけは、私が握っていたいものだ…
770ほのぼのえっちさん:2009/10/04(日) 00:02:48 ID:AVFDj03bO
以上です。長々とありがとうございました

>>763さん
ニアたんの膝、私も堪能してみたいです!細いけど、柔らかいんでしょうね…
771ほのぼのえっちさん:2009/10/04(日) 20:40:08 ID:gJDHoOg90
>>770乙です!

久々にこのスレに舞い戻ってきたけど職人さんがまだいてすごくうれしい
女の子ニアは俺的萌えの殿堂入りしてるよ
772ほのぼのえっちさん:2009/10/04(日) 20:40:41 ID:IhKdj6Vc0
>>770
いつもいつも甘く幸せなニアたんをありがとう!
ところで

>やはり、私はニアには敵わないのか。
いや誰も敵わないと思う(特にこのスレの住人は
773ほのぼのえっちさん:2009/10/07(水) 23:31:24 ID:CwXh21wW0
ニアたんを食べたい性的な意味で
774れくた:2009/10/08(木) 06:30:28 ID:Fb5eSH9hO
ニア食べたぞ性的な意味で
775ほのぼのえっちさん:2009/10/08(木) 13:07:50 ID:uAOYv2Jj0
れくた妄想乙
776ジェバニア:2009/10/12(月) 22:29:55 ID:Kd4/aeiXO
ジェバニア続き、18禁です
2部開始だと浮かれてコミック読み返してたら、ジェバの一人称が僕だったことに今更気付きました…
今回以降、僕と言わせます




「っ!? ジェバっぅんッ!」

少し怯えながら、僕に追い詰められて、ベッドに脚を取られてよろめいたニアに、私は無理矢理口を重ね、押し倒した。
舌を差し入れてやろうとするが、ニアは口を閉ざしたまま、いくら唇を舐めても開けようとしない。

「っ!ぅ…はあっ!」
「…何で…」
「ジェバンニ…っ、退いてくださいッ」
「何であんなこと言うんだ…!」


数時間前の出来事だ。帰宅したリドナーが、金髪の青年に銃を突き付けられて戻って来た。
僕とレスター指揮官は、リドナーを盾にした青年に銃を向ける。

『メロ、ようこそ。』

ニアは、青年をメロと呼んだ。仲間が殺された際、二代目Lと情報交換をしたニアが、日本警察庁長官及び夜神粧裕誘拐事件に絡んでいると考えていると言った人間。
そんな奴に我々が銃を構えるのは当たり前のことなのに、銃を下ろせ、敬意を表すべき、
失礼極まりないなどとニアに言われ、まるでメロを擁護し、僕を否定したようなニアに、モヤモヤとした感情が胸の奥で渦巻く。
しかも、ニアの言うことは、何もかもが此方が言い返せない程に的を射ている。即ち、正しい。それが、余計に僕を追い詰める。

『メロが色々やってくれたおかげで、大分キラが絞れました。』

ニアがそう言った途端、メロは今度は、ニアに銃を向けた。逆上しやすいのか、今にも引き金を引きそうだ。
僕とレスター指揮官も、すぐさまメロに狙いをつける。もう駄目か、と思った時、リドナーがニアとメロの間に入り、銃口を右手で覆った。
リドナーの説得に、メロは銃を下ろすと、ニアに写真を要求した。
チラッと見えた写真の青年は、まだ幼い感じが残っている。
ワイミーズハウスって何だ?過去?対処?

僕は、ニアを知ったつもりでいたのに、全く知らなかったんじゃないか。
自惚れもいいところだ。僕は、ニアと結ばれたことで、ニアの全てを理解したつもりでいた。

メロが殺人ノートを持った者には、死神を見る事が出来ると言う。私が信じられないと口にすると、ニアは信じると言った。
何もかもが、ニアとメロの間でしか理解出来ない会話だ。
何より、ニアはメロをよく知っている。そうでなければ、メロを信じるなんてことは出来ない。
メロの帰り際、二人が少し楽しげに交わした言葉を聞きながら、僕の胸の中では黒い感情がじわじわと広がっていた。
777ジェバニア:2009/10/12(月) 22:32:38 ID:Kd4/aeiXO
そして、僕は今、ニアを押し倒している。

「っ…ジェバンニ……?」
「自分を撃てとか言うな…っ」
「え…ッ!?やめっ、嫌だ!!」

大人になれという、理性の小さな叫びは、どす黒い感情に食われてしまった。
ニアのパジャマを掴むと、ニアの言うことも聞かずに勢いよく左右に引っ張る。ボタンがブチブチッと弾け飛び、辺りに散らばった。
その中の一つが、僕の額にぶつかり、ニアの真っ白な胸元に落ちる。それを追うように、僕は唇をニアの肌に当てた。少し吸い上げると、歯を立てる。

「ぃ!痛ぃ!ジェバンニ止めてくださいッ!!」
「痛い?嘘でしょ?いつもみたいに可愛く喘いでごらん?」
「嫌だ!こんなのジェバンニじゃない!!」
「黙れよ!!僕の気持ちがニアに分かってたまるか!」

ボフッと、ニアの顔の両隣に、力一杯握った拳を勢いよく打ち込んだ。ニアはビクッと固まり、目を大きく見開くと、僕を見つめながら小さく震え始めた。

「……っ、ジェバン、ニ…」
「何で…メロを信じるんだ…っ」
「…ぇ…」
「僕の方が…あんな奴よりニアを好きなのに…!何で僕よりあいつの言うことを…っ!」
「ぃ、やっ!ジェバンニ退いて!ぅあッ!?」

誰に知られたって構うものか。いっそ、知られてしまえばいい。ニアは僕のものだ。皆がそれを知ってしまえばいい。
ニアの首や胸元を思い切り吸い上げていくと、白い肌に赤い鬱血痕が綺麗に映える。ニアは抵抗するが、それが僕を更に煽る。

「は…っ、ジェバンニ…嫌だ…ッ……」
「僕を本当に好きなら、我慢出来るでしょう?それとも…」

乳房を掴み、桃色の乳首が紅くなる程吸い上げて歯を立てると、ニアは僕の頭を掴んで離そうとした。

「痛いッ!」
「…メロが好きなの?今更、本当はメロが好きだとか言わないよね?
僕を性欲処理に利用してるなら、許さないよ。僕は、セックスボランティアをするつもりはない。」

ニアを追い詰めるつもりで言ったのに、僕の顔が余程情けなかったのか、ニアは僕の首に腕を回すと、ゆっくりと僕を自分に寄せた。
体はまだ震えていて、ニアの速い鼓動が額から伝わってくる。
しばらくすると、ニアは小さな声で話し始めた。

「……メロは…私が育ったワイミーズハウスで、二番だった者です。Lの死が伝えられた際、私とメロでLを継ぐ提案がなされました。が…」

ニアの手が、僕の頭を子供をあやすように優しく撫でる。
778ジェバニア:2009/10/12(月) 22:35:41 ID:Kd4/aeiXO
「メロは、私に後継者の座を譲り、ハウスを出て行きました。私のことを目の敵にしてましたから、当然のことではありますが…。
でも、今回のことで分かったでしょう?メロには行動力があります。そのおかげで、キラに近付いたことは、貴方ならわかるでしょう?ジェバンニ…」

ニアの手が止まり、私の頭が冷静になった頃、ニアの鼓動も、穏やかなものに戻っていた。

「私は、貴方が好きなんですよ?何で他の男を好きにならないといけないんですか…」
「…ニア」
「まあ、貴方がそんな、嫉妬する程私を好きなことはよく分かりました。ちゃんと、男らしい部分もあることも。」
「…ごめん。」

やっぱり駄目だ。こんな、年下で恋愛経験…

「ニア…」
「んんッ、……結局ヤるんですか…」

さっきよりは弱く、乳首を吸い上げながら、ショーツの中に手を伸ばして秘部を揉んだり、指でクリトリスを刺激してやると、ニアは甘い声を漏らし始めた。

「ニアは…恋愛経験はどうなの?」
「はぁ…、…好きになったのも、んんっ!……貴方が初めてですよ…、はぅ…ッ」

指の滑りが良くなったため、ニアのズボンもショーツも、半端に脱げた上やブラジャーも体から剥ぐと、僕は69の体勢をとり、ニアの脚の間に顔を埋める。

「どうだかな…ニアは嘘吐きだから。」
「本当です。」
「なら、僕のも口でシてよ。」

腰を沈めながら、僕はニアのクリトリスの皮を剥き、舌先でつつく。指を二本挿れると、ニアは僕のペニスをくわえた。
少し指を動かしてやると、ニアの口の動きが止まる。

「ん…口がお留守だよ、ニア…」
「だって…っ、ふぁッ!」
「仕方無いか…ニアは僕が初めてなんだもんね…」

何て子供じみたことをしているんだろうと、自嘲してしまった。
ニアの言葉で、嫉妬も消えてしまうなんて。年下の、恋愛経験が無いニアに諭されるなんて、ニアも子供っぽいが、僕も負けず劣らずだ。

「ひあっ!ジェバッ……ゃあッ!」
「…ん、イっていいよ、ニア。」
「や!あんっ!もうイっ、ひああッ!!」

グチュグチュと指を動かし、クリトリスをチュプチュプと吸ってやると、ニアは僕の下でビクビクしながら達した。
抜いた指には、愛液がヌルヌルとまとわりついていて、開かれた桃色の陰唇はヒクヒクしながら、膣口からはトプッと愛液が流れる。
ニアの上から退くと、ニアをうつ伏せにし、腰を持ち上げた。
779ジェバニア:2009/10/12(月) 22:38:28 ID:Kd4/aeiXO
「はあ…っ、は…何…?」
「ニア、愛してるよ。」
「はっ、ああああッ!!」

後ろから一気に挿入すると、ニアは大きくビクンと体を震わせた。膣はキツく締まり、思わず達してしまいそうになって、しばらく動きを止めた。
ニアは両手にシーツを握り、真っ赤な顔で口を半開きにしている。
この支配感と言ったら…。嫉妬をした後だからか、一気に満たされた感じだ。
繋がったまま、ニアに体をくっ付けると、背中にも気が済むまでキスマークを付けてやった。

「ぁ、っ、ふあぁ…」
「ニア…僕のこと、好き?」
「は…何で今更っ、あっ!」
「大事なことなんだ…」

耳元で囁くと、ニアは熱い息を吐きながら、此方を少し振り返る。

「…はッ……好き…ッ」
「僕のこと…愛してる?」
「…愛して…ますっ」

熱に魘されたようなニアが、僕を好き、愛してると言う姿に、僕のニアを征服したい感情が、ぶわっと大きくなった。

「ニア…っ!」
「やああッ!?ジェバンニ…ッ、激しっ、ぃああッ!!」

肌のぶつかるパンパンという音が、部屋の中に響き渡る。ニアは僕が腰をぶつける度に体を揺らして喘ぐ。

「ジェバンニ…、ふぁ…ぁ…!…っ」

僕を肩越しに見つめるニアに、ピストンを止めてギリギリまでペニスを抜くと、繋がった隙間から、愛液がトロリとシーツに流れ落ちた。
ニアは、涙を流しながら、左手を私に伸ばしてくる。その腕を掴むと、僕はグチュリと奥を突いた。

「ひゃぁあんッ!!」
「そうだよ、ニア…ッ」
「ぁ、ジェバンニぃ…ッ、気持ちぃっ!」
「僕だけ…ッ、はあっ!好きでいればいいっ!」

顔を流れた汗が、顎からニアの腰にポタッと落ちる。ニアの腕を離すと、両手で腰を掴み、ニアに大きく腰をぶつけた。
パンパンと肌のぶつかり合う音に、グポグポとペニスの出入りする水音が大きくなる。

「ジェバン、に…っ!ぁあッ!」
「…はあっ」
「ふぁあっ、凄い…奥っ、当たってッ、んああっ!」
「ニアっ」

ニアの片脚を持ち上げ、仰向けにさせると、ニアは両手を私に伸ばす。上体を下げると、ニアは細い腕を私の背中に回した。

「ひぅっ…はあ、ぁん!…っジェバンニ…」
「何…っ?」
「愛してますっ…私、はあッ!…ジェバンニっ」
「…っ」

切なそうに、涙に濡れた顔で僕を見るニアに、胸がキュッとなり、ピストンを速め、挿入を深くした。
780ジェバニア:2009/10/12(月) 22:40:30 ID:Kd4/aeiXO
「ひゃああっ!もっ…イきそ…っ、ジェバ…ニ!」
「僕も…っ」
「あっ!ゃあッ、ジェバンニッ!あんっ!あ、ぅあああっ!!」
「っ!…ニアっ!」

ギュウゥッと、ニアの中が締まり、僕もニアに腰を思い切り打ち付けた。ニアは僕に抱き付いたまま、体をビクビクとさせる。
ニアの中からペニスを抜くと、コンドームには大量の愛液が付いており、ペニスを伝って先からトロッと流れ落ちた。
ニアの秘部も、銀色のヘアは愛液でしとどに濡れており、太ももや臀部まで流れていた部分も、部屋の照明に当たり、ヌラヌラと光を反射している。

「はぁ…はぁ……っ」
「ニア…ごめん。」

真っ赤になって息を整えるニアの隣に座ると、ニアはゆっくりと視線を僕に向けた。

「…謝るくらいなら、嫉妬しないでください。…はぁ……体がいくつあっても…足りません…」

そう言いながら、ニアは僕に抱き付いてくる。僕が横になると、ニアはいつもの定位置、胸元に顔を擦り寄せ、僕の腕の中に収まった。

「……ジェバンニは、私が最初じゃないんですよね。」
「え?」
「嘘を吐いても、調べれば分かりますよ…」
「ま、まあ…ね…」
「……そうですか。」

黙ってしまったニアに、少しの恐怖を覚えつつ、僕はニアの髪に鼻を埋め、シャボンの香りを胸一杯に吸った。
が、起きた直後、コンシーラーを買いに走らされたのは、誰にも秘密だ。コスメショップで、周りの女性に微妙な視線を送られたことも。
自業自得。キスマークは、キラ事件解決までお預けとなった。
781ほのぼのえっちさん:2009/10/12(月) 22:47:28 ID:Kd4/aeiXO
以上です。毎度ながら、長々と失礼しました

>>771さん
私は、このスレの住人の皆さんに、女の子ニアたんの良さを教えていただきました!
ニアたんもデスノも好きすぎて困ります
>>772さん
こちらこそ、読んで頂けて嬉しい限りです。女の子ニアたんへの熱は収まりません!
ですね(笑)もう、その一言が全てだと思います

つか、れくたさん…書き込み時間が生々しくて、一瞬泣きそうに…ζw'つ-`)
782ほのぼのえっちさん:2009/10/13(火) 17:34:09 ID:boetHH9B0
GJ!
ほんとだよ!wって二回突っ込んだw
ラブラブエロエロで読んでてこっちが照れた
783ほのぼのえっちさん:2009/10/13(火) 22:40:49 ID:/+zft8LQ0
こんにちは。
すごく久し振りにこのスレに戻ってきました。
何度かSSを投下させて頂いてたのですが、色々あってご無沙汰してました。

何と、PCに以前書いていた
模木×女の子ニアたん(汗)のSSが見つかったのですが
投下してもよろしいでしょうか??
ただ、途中までしか完成しておりません。

よろしければ投下したいと思います・・。
784ほのぼのえっちさん:2009/10/14(水) 00:37:02 ID:v3VFCgigO
>>781いつもありがとうございますっ!!

>>783
wktkしながら待ってます!!
785ほのぼのえっちさん:2009/10/14(水) 15:51:25 ID:DP71JngB0
>>781
GJ!
強気に出ても結局、好きな娘にはかなわない。そんなジェバと
女の子ニアたんに幸あれ

>>783
もぎにあ!!と書いただけで
まるでくだもののような、もいで食べたくなるこの感じ・・・
楽しみに待ってます!!
786もぎにあ:2009/10/14(水) 22:06:47 ID:wpUwsiIb0
模木×ニア投下します。
見様によってはニア×模木(汗)

一応18禁ですが、途中のため18禁展開まで行くかどうか・・。
中途半端ですが、どうぞ。
787もぎにあ:2009/10/14(水) 22:08:09 ID:wpUwsiIb0
【OP】

「ミスター模木・・・こんなに我慢して・・・」
闇の中、艶めかしい女の声が響く。
「早く楽になりたくありませんか・・・?」
女は執拗に誘う。
「模木さん・・・・・」
女が自分の名前を呼ぶ。それでも無反応を示すと女は痺れをきかせ行動に出た。
「ねえ、ここ、もっと刺激が欲しいんですよね?」
「うっ・・!!」
熱く敏感になった自身の先端をぐりっと強く擦ると女は甘い声で囁いた。
「お願い・・・・話して・・・・・」
目を瞑り歯を噛みしめたままの男を前に女は低く、小さな声で言った。
「強情な人だ・・・」

788もぎにあ:2009/10/14(水) 22:08:57 ID:wpUwsiIb0
【1】

ガタッ・・・
模木はその音に気付くと体を起こし振り向いた。

(・・・・?)

暗闇の中、視界に飛び込んだのは白い小さな体だった。
窓一つない部屋を照らすのは青白いモニターの光のみ。
ブルーの光に包まれてその者は無表情で模木の前に立った。

(ニ、ニアか?)

白い体が一歩づつ前に進むとそれが正真正銘ニアであることがわかった。
初めて会った時と同じように少し冷たい瞳で模木を見つめている。

「・・・・・・・・・」

模木は息を呑んだ。

(ニアが今更何を・・・・?今、SPKはいない。それが何か関係しているのか・・・?)

「そうです。彼らには休息を命じてあります。」

まるで模木の心を読み取ったかのようにニアが話した。

「皆一連のドタバタで疲れていましたし。
 私が一晩位見張りを変わっても何の支障もありません。
 あなたがどんなに足掻こうとも今の状態では無理でしょうし。」

(・・・・・・・・)

ニアの言う通り、模木の体は束縛されイスに張り付けられている。
後ろ手には冷たい手錠のずっしりとした重みを感じる。

「・・・・・やっぱり何も言わないんですね。」

そう言うとニアはまた一歩模木に近づいた。
789もぎにあ:2009/10/14(水) 22:11:13 ID:wpUwsiIb0
【2】

薄暗い中、お互いの顔が十分確認出来る位置まで来るとニアの瞳が怪しく輝やいた気がした。

「私の事、どこまで知っているんでしょうか?」

ニアの赤くぷっくりした唇が言葉を放つ。

(・・・・ワイミーズハウスの天才少年・・・・Lの後継者・・・・)

模木の考えを全て読み取ったかのようにニアは話を続ける。

「どこまで私の情報を掴んでいるかは大方わかります。
 私に繋がる情報を与えたのは自分自身ですから。」

(・・・・・・・・・)

「あなたが何も言わないのであえて私が言いましょう・・・L・・・・。」


“L”


その名に模木が眉をひそめた。

(L?月君のことか??)

「いえ、現Lの事ではありません。私が言いたいのは初代Lについてです。
 彼の性格、よく知ってますよね?」

「・・・・・・・・・・・」

「彼は捜査の為なら多少の犠牲は厭わない。
 例えば・・・・そう、ノート・・・・
 彼がそれを検証したいと言い出した事はありませんでしたか?」
790もぎにあ:2009/10/14(水) 22:12:20 ID:wpUwsiIb0
【3】

ニアは腰を下ろし模木の膝に片手を置いた。
その行為の意味がわからず模木は少し体を仰け反った。

「あなたもご存じのワイミーズハウスはLの後継者を育てる為の施設だった。
 そして私がそれに一番近い者だった・・・・」

膝に置かれたニアの手に力が籠る。

「私達は様々な教育を受けました。
 特に私と・・・・メロはそれなりの教育を・・・・・」

ニアの片手に体重が乗せられ、痛みを感じるまでではないが何か不気味さを覚える。

「どんな手を使ってもあなたは何も話さない。
 本来、こういう手は他の者の方が手慣れているのかもしれませんが。」

ニアは模木の膝に手を掛けたまま立ち上がるとそのまま膝の上に腰を降ろし、言った。

「今のあなたには私の方が威圧的でしょう?」
791もぎにあ:2009/10/14(水) 22:13:09 ID:wpUwsiIb0
【4】

万が一の為、舌を噛まないよう模木には猿ぐつわが巻かれている。
ニアは動けない模木の首に腕を回し、顔を近づける。
そしてゆっくりとなぶるように模木の唇を舌でなぞった。

「・・・・・・!!?」

模木は眼を見開いてニアを見た。
布ごしに感じる小さな舌の感触が妙に生々しい。

(この少年は・・・・何を・・・・)

「安心して下さい。こう見えて、私、女ですから。」

その言葉にさらに目を丸くさせた。

(ニアが・・・・・女!!??)

「そうです。女なんです、私。驚きましたか?」

ニアはそう言いながら布ごしに模木と唇を重ねた。

「!!!?」

「キラ事件・・・・・
 あなたもこの事件を最後まで見届けたいと思っている。
 だからあなたは私たちに監禁され、どんな非道な仕打ちを受けても
 決して自殺を図る事はしない。安心してこの行為が続けられます。」
792もぎにあ:2009/10/14(水) 22:14:18 ID:wpUwsiIb0
【5】

ニアはふふ、と含み笑いを見せた。

ニアが女だとわかったからであろうか?
それとも唇の感触を感じたからであろうか?
あどけない顔立ちにどこか妖艶さを潜まるニアの瞳から目が離せない。

「まだ、話す気にはなりませんか?それとも話さないのではなく話せないのですか?」

ニアは模木の猿ぐつわを外し、模木の顔を覗く。

「・・・・ニア・・・・・・」

模木はニアの名を呼んだ。しかしそれは無意識に出た言葉であって模木の意思ではなかった。

「ミスター模木、これでも私は命を賭けてるんです。
 キラ事件を解決する為なら出来る限りの事はしたいと思ってます。
 私はあなたという情報源を手に入れた。
 どんな些細な事でもいい。その為なら私は・・・・」

ふっくらした感触を直に唇が感じ取ると模木の体は硬直した。
793もぎにあ:2009/10/14(水) 22:15:22 ID:wpUwsiIb0
【6】


ニアは模木の唇の上下を優しく銜え、舌を這わせ、息を吐く。

(こ・・・・これは・・・・)

模木は動ける範囲で顔を逸らし、ニアから逃れようと体をねじった。

(いけない・・・・これは・・・・ニアは・・・・・・)

一見少年を思わす言動や態度。
女だと聞かされた今もその中世的な外見に疑いの眼を向けてしまう。
しかし、唇を重ねてわかった。

ニアは・・・・そうとうな訓練を受けている。

そして、それは訓練だけではない。
これは、まさしく女の成せる空気、色気。
そしてそれを持つのが、『ニア』という事。

ニアの唇を感じると模木は悟った。

ニアの持つ危険を。ニアの存在の危険を。
そして、それに翻弄されそうな自らの危険を・・。



「うぐっ・・・・・」

模木は必死でニアから顔を背けた。
しかしどんなにもがこうとも体は拘束され動かない。

「ミスター模木・・・・話して下されば解放してあげるんです。」

ニアは模木の頬に掌を当てると頬に、耳にキスをした。
そして再び模木の唇を銜えた。
794もぎにあ:2009/10/14(水) 22:16:19 ID:wpUwsiIb0
【7】

「やめろっ・・・・・」

「・・・・!!」

「・・・あっ・・・・」

模木は戸惑いの声を出した。

「・・・・ふふ、やってくれますね、ミスター模木・・・・」

ニアは唇をぺろりと舐めると右手でそれを拭った。
ニアの白い手の甲に霞んだ赤が染みついたのを模木は躊躇いの表情で見つめた。

「ニ・・・す、すまない・・・」

「・・・・・話せるんじゃないですか、ミスター模木・・・・・」

銀色の前髪から覗く意地悪そうな瞳に戸惑った表情の模木が映る。

「だ、大丈夫・・・か・・・・・」

模木の一言にニアは苦笑した。

「こんな状況で誤られる覚えはありませんよ?
 それにこれはあなたが出来る唯一の抵抗ですし。
 ・・・・ふふ、模木さん・・・・
 今のあなたの状況はまるで男に襲われる女性のようだ・・・・」
795もぎにあ:2009/10/14(水) 22:17:08 ID:wpUwsiIb0
【8】

「なっ・・・・・」

何とも言えない感情に模木は思わず顔を赤らめた。
これが怒りであるのか、それとも・・・
ニアの言う通り、辱められているという思いからなのか・・・・

わからない。ただ言えるのは。

「ニア、どんな事をしても無駄だ。私は何も話さない。
 あなたがこれから何をしようと私から得る情報は何一つ無い。」

そんな模木にニアは驚きとも関心とも取れる表情を見せた。

「大した自信ですね・・・・。いいでしょう、試してみましょう。
 私とて伊達に訓練は受けていない。
 あなたの根性が上回るか・・・それとも・・・・・」

ニアの体が少し離れたかと思うと模木は息を呑んだ。
ニアは纏う白の衣のボタンに手をかけるとあっさりと脱ぎ捨ててしまった。
はらり、と床にそれが落ちると同時に模木の視界に見事な白が飛び込んだ。

白い肌がモニターの蒼で艶めかしく光る。

決して大きいとは言えないその膨らみでさえも男を誘うには十分な程の色気を携え
惜しげもなく晒している。

「どうですか、ミスター模木・・・・」
796もぎにあ:2009/10/14(水) 23:02:09 ID:wpUwsiIb0
【9】

「こ、子供の体を見ても・・・・私は・・・・」

そう言いつつ、模木は耳まで真っ赤になり、ニアの肌を見ないように目を背けていた。

「・・・・・模木さん・・・正直な人だ・・・・
 そして、可愛い人だ・・・・・」

ニアは見せつけるように模木の目の位置に膨らみを持っていくと、細い両腕でその頭を包んだ。

「・・・・・!!!」

模木は頬にニアの柔らかさを感じるとますます体を硬直させた。

(駄目だ、何をされても動じるな。)

目を瞑り、唇を噛みしめ自身を保つ。尚且つ心を空にする。

(何も考えるな・・・・・無心でいろ・・・・・)

しかし、両手を手錠に掛けられている今、耳元で流れるニアの甘い声だけは止めることが出来ない。

「ねえ、模木さん・・・・・舐めてみて・・・・・」

ニアの猫撫で声が模木を誘う。
鼻につくニアの肌の香りがそれに拍車を掛ける。

「ねえ、舐めてぇ・・・・・」

頬に感じる柔らかさが徐々に口元に移動する。

「ここです・・・・模木さん・・・・」

柔らかさの先にあるニアの高ぶった果実が唇に触れた。
797ほのぼのえっちさん:2009/10/14(水) 23:04:53 ID:wpUwsiIb0
すみません、ここまでです。

ラストはあるのですが、ところどころ歯抜け状態でして
できれば完成させてまた投下したいと思います。

中途半端ですみませんでした・・。

798ほのぼのえっちさん:2009/10/15(木) 01:05:35 ID:wCcyGPxW0
GJ!
なんてけしからん教育をしとるんだワイミーズいいぞもっとやれ!
あと

“L”

これ↑が目をパチクリする摸木さんAAに見えてしまったw
799ほのぼのえっちさん:2009/10/15(木) 04:03:05 ID:ZpTJTeJe0
ありがとうありがとう ありがとう!!
なんて理想どおりな模木ニアを投下してくださるんですか素敵!!

スンマセン
あまりにも理想(というか妄想)まんまな模木ニアにテンションあがってしまった・・・・
完成の暁にはぜひ再投下をお待ちしてます!
800ほのぼのえっちさん:2009/10/15(木) 10:14:03 ID:fqiOCulI0
ニア色っぽい!モギモギが襲われる女性のようだw
しかしワイミーズはけしからんなハァハァ
801ほのぼのえっちさん:2009/10/17(土) 18:43:54 ID:bABRl+Xn0
ニアを騎上位でおいしくいただきながらage
802ほのぼのえっちさん:2009/10/17(土) 19:45:06 ID:1Ppco0db0
摸木さんに初めて注目したよ。
ニアからのこんな尋問なら
是非ともうけたい!
803ほのぼのえっちさん:2009/10/18(日) 22:49:43 ID:vPGTxcri0
もぎにあGJです!
まさかモギに注目する日が来るなんてな…

久々に戻ってきたようだけどまたどんどん投下していいのよ
というかしてください
804ほのぼのえっちさん:2009/10/19(月) 08:00:04 ID:mqecBQhg0
もうスレが804まで行ってるw
女の子ニアタンスレは熱いな!
805ほのぼのえっちさん:2009/10/20(火) 17:40:55 ID:L/R+reyr0
女の子ニアたんには人を熱くさせる何かがある!
806ほのぼのえっちさん
あのパジャマとふわふわな髪の毛にムラムラくる。
エロキャラじゃないから品性があり妄想が膨らむ。
我がままなのになんかメロ、ジェバ、レスター
月、模木(?)誰とカップルにしてもせっせと
世話をやいてもらえそう。皆、命がけで恋愛しそう。