★☆ペンドラ☆★

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12ほうじょー
(真科学スレの97が出した問への追加回答。ペンドラに限
定した話でなくて申し訳ありません)

威力増加のほうの話で一つ観点を追加するとすれば、
腕が剛体でなく、骨を筋肉・腱・じん帯でつなぎ合わせた
構造をしているという観点からのものだと考えています。

腕を軽く曲げた一般的なフォームで強烈なボールを打つ場合には、
スイングを開始して猛加速を開始した段階で、腕の曲げが勝手に
(たぶんラケットに働く慣性力等で)引き伸ばされる現象が生じ
ます。

このいわば過伸展を起こしたような状態を作ると、そうでない場合
よりも発揮されるパワーが大きくなります。これは、ジャンプのときに
すばやく一度しゃがんで過伸展のような状態を作り、すかさずジャンプ
すると高く飛べるのに似ています。
(たぶん錯覚ではなく本当にそうなっていると思いますが、物理の式
では書けません)

腕を一本に伸ばしたままでの打球だと最初から腕が伸びきっているために
この過伸展のような状態を作れません。
その状態から肘曲げ動作に入っても、いわばジャンプする前に下でしゃが
んで止まった上体から飛ぼうとするようなもので、損な体の使い方になり
ます。

この過伸展のような効果、いわゆる「腕のしなり」を使える効果を考えても
腕は伸ばしきらずに曲げたほうがよいと思います。

なるほど、私の別の回答に対してのご指摘の通り、ロビング打ちのときも
腕を伸ばしきらないほうがよいかもしれません。そのほうが威力自体も出
るかもしれません。