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東條 泰 ◆0gE85SI5tw :
卓球選手が「カーブドライブ」と呼ばれる範囲内で打球するボールでは
どんなに回転軸を工夫してもフォアに曲がって飛んでバックに弾むボールは
打てません。回転軸を進行方向に倒して自分からみて反時計回りに回転する
ボールをいったどうやって打球できるのか考えて見ましょう。もしボールの
右側を打ったなら、ボールの右側を手前上方に引く打ちかたになります。この打ち方で
ボールを前に飛ばすことはできません。可能なのは、ボールの左側を前方下方に
切り下ろす打ち方です。これはドライブというよりはカットの範疇であることは
いうまでもありません。
ボールの回転軸を考えるとき、それをラケットでどうやって実現するかを
セットで考えましょう。
ところで「オープンフェイス」という言葉は、テニスでは誰でも知っている概念ですが
卓球ではそんじょそこらの中学生や高校生は使わないし知らない単語である
ことを付け加えておきます。