■□電子ピアノ総合スレッドPart52□■

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13ギコ踏んじゃった
■ピアノ椅子■
今からピアノを始める人、または初級者は、
「ピアノの椅子の高さなんて適当でもあまり影響はない」と思っている人が、多いのかもしれない。
しかし、ピアノの椅子の高さは重要。
ピアノを長く続けることになった場合、何年か後になって、その重要性に気づく事になる。
それは「頑張っても上達しない」という結果になるかもしれない、という事だ。
大変に残念だが、行き詰まる可能性がある。

脱力が出来ないかもしれない。早いパッセージをこなせないかもしれない。

その時になって、イスの高さを合わせ、そしてクセを直そうにも、それには長い時間と苦痛を伴う。
そのため、最初からキッチリすることをお勧めする。
ピアノの先生にレッスン中に問い合わせれば1分で済む話だ。
そしてその高さを覚えて(または測定して)、
電子ピアノまたは椅子を購入するときに高さを選択すればよい。

しかし、「高低自在椅子が付属」だとしても、成人の場合には高さが高すぎる場合が多々ある。
この点は非常に要注意である。
(ピアノ学習年齢が低い事から、子供または女性を対象に椅子を設計していると思われる。)

椅子の高さは、「体を楽にして手を前に出したときに、ヒジの高さが黒鍵に触る程度」という人がいた。
「二の腕を水平にし、手の甲を水平にし、指の力を抜いてダラッとさせた時、指が白鍵に触れる程度」
という人もいた。どちらにしてもだいたい同じ程度の高さになるかと思われる。

だがしかし、これをそのまま信用せず、詳細についてはピアノの先生に指導していただく事を強く強く勧める。

廉価な電子ピアノに付属している椅子には、高さ固定の物もある。
椅子が付属していても、最初から「椅子は買い換える」と認識しておいた方が、問題がないかもしれない。
「せっかく付属なのだから」という考えは、後になってそれ以上の代償を払わされることになる可能性がある。
(勿論、たまたま高さが合う場合にはこの限りではない。)

親子またはその他家族で共有する場合、椅子の高さを「毎日頻繁」に変える事になる。
そのため、親子またはその他家族で共有する場合、
ワンタッチで高さが変更できるものが便利かと思う。
(トムソン椅子とかNo.5とかと呼ばれているタイプの椅子等)
ネジ式の物では高さ変更が面倒になり、
結果として高さが合わない状態で練習し続けることになりかねない。
(複数台の椅子を準備する場合にはこの限りではない。)

長時間の演奏の場合、オシリ(というか体全身)が汗をかいて、オシリが濡れる事がある。
(人による。演奏の内容による。演奏・練習時間による。季節・室温による。)
その場合、本革製の椅子が効果を発揮するかもしれない。ただし、高価。