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ギコ踏んじゃった:
ざっとプログラムを見ますと出場者はほとんどピティナっ子の有名人。
これからの期待の星達ばかりの集まりです。
小4から高1までの18人の自由選曲ですから、演奏される曲もさまざまです。
審査する側としては、プログラミングも大切に見極めないといけませんが、
容姿の大変幼い方が出てくると、審査する側も戸惑いを感じてしまいます。
結局大曲ではないですが、ドビュッシーの子供の領分を美しい音色で演奏し、
ショパンのスケルツォ1番を、やや線は細めでしたが、見事な指さばきとスピード感で弾ききった、
角野隼斗君に審査員の暖かい点数が集まり、見事金賞を獲得しました。
銀賞の木村友梨香さんと銅賞のロー摩秀君もそれぞれ個性が強く、
将来に期待したいと思いました。
自由曲を選べるのは出場者にはありがたい事ですが、それだけに、
中にはとてもあなたの年齢でその曲の深さは出せないでしょ、といいたくなる選曲もあり
指導者は時には厳しく“NO”といってあげなくてはいけないと思いました。
小さいときに難しいカッコ良い曲ばかりに飛びついて基礎をじっくり勉強していない子が
日本人の中には多いのでは?と外国人の先生に良く指摘されます。
長年ピティナと共に私も勉強しているわけですが、
その中には“20才過ぎればただの人”が多くいたのも残念な事実です。
年々低年齢化していくピティナですが、特級は高校生、G級は中学生、
Jr.G級は小学生のものとなりつつある昨今の現状に(今年のF級も小4でした)
一種の憂いを感じているのは私だけでしょうか。
ショービジネス的なコンクールになってはいけないと思います。
その実力が本物に育っていくことを願ってやみません。
以上原文です。
ショー的になってはいけないと思われるのであれば、
トップの二宮先生みずからお変えになっていただかなくては。
でも安心しました。やはりそうお感じになっているのですね。