手持ちのデジピにローカル・オン/オフ機能があったら、
MIDIの性能がわかるよ。
MIDI インとアウトをケーブルで直結、つまりループバックさせて
ローカル・オン/オフで弾き比べてみる。
つまり鍵盤から直に音源に行く場合と、MIDI経由の場合を
比較してみる。
(ローカル・オフでケーブルを抜くと音が出ないのを確認すること)
音は明らかに違う。
MIDI経由では遅れはそう気にならないが、ダイナミックレンジが小さくなり
表現の幅が狭まるのがはっきりわかる。ペダリングも然り。
隔靴掻痒というかビニール・シートの上から鍵盤を弾いているような感じ。
分解能が足りないんだよね。
MIDIができたのは今のような高性能デジピが世に出る10年以上前だから
無理もないんだが。
ソフト音源は音は確かに良いが、結局MIDIがネック。
100%性能を発揮できない。
鍵盤一体型にする、つまりデジピにするか、高速インターフェスで
鍵盤とつないだらもっともっと素晴らしい音になるだろうね。
今後に期待したい。