カワイじゃないと駄目な体の奴集まれ

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38名無しさん@お腹いっぱい。
ピアノなんぞ弾けぬ厨ですが、カワイシンセはマジ、リスペクトです。
飽きれたことに、このメーカーはシンセに参入した当初から全くポリシーが変わらなかったんですよ。

一貫して加算合成方式ってのを貫いていて…、絵に例えて言えば原色のツブツブだけの点描で書くような
方式なんす。音の原色を一杯足していけばどんな音でもつくれるっていう方式。
理論的には正しいんだけど、まともな音にするのにな数十個以上音を重ねなきゃダメなのよね、その方式。
そんな無謀な音源方式、他のメーカーは手を出さなかったんす。研究施設でもない限りね。

で、技術的にそんなこと上手に出来るわけない80年代初頭から、その方式のシンセばっかりカワイは
作ってたんすよ。無理なりに作ってたその時代のシンセも、まぁ音は良かったんですけど。というか、
なんか無意味に太い音だったw

で、90年代についに完成させちゃったんですね、加算合成方式。K5000って機種で。完璧でした。
数十個以上の音のツブツブを好きなタイミングでどうにも重ねられて、オマケに好きなタイミングで
数十個以上のツブツブ加減を好きなタイミングで削り取ることも出きたようで。
すごかったみたいです。

凄すぎて、使いこなせる人も殆どいなくて、あまり売れなかったようで( ´・ω・`)

K5000でカワイはシンセから撤退したみたいですが、もう一度、カワイシンセはマジリスペクトっす。