携帯電話、PHSって、どのくらいの高さまで電波飛ぶんですか?

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1理建
私は仕事でゴンドラに乗っています。地上100M(30階)位の高さまで
来ると、電波の状況を示す棒線が三本とも消えてしまったり、通話が
途切れ途切れになってしまいます。
こないだ、私の親方が電話をかけても繋がらず発狂していました。
私の現場のすぐ脇にはNTTの大きな電波塔が立っているのにも関わらず
全くだめです。
誰か電波の飛ぶ高さをご存知の方いたら、教えていただけないでしょうか。
携帯が繋がらず、親方に八つ当たりされるのはもう、ウンザリです。
2名無しさん:1999/12/17(金) 13:19
携帯電話なんかの基地局は設置位置より低い場所に効率よく
電波が届くように設計されていますから、設置位置より高所では
あまり電波は届きません。高層ビルが多い場所なら300m程度、
少ないところなら100m程度が限界と聞いています。
高い場所でも使いたいのなら衛星電話にしましょう。
3Ka:1999/12/17(金) 14:26
うちは都営住宅14階建の6階です。
電波状況はDDI-Pは1〜2本@`DoCoMo-Pは2〜3本、J-Pは0〜1本です。
しかし14階(およそ以上50mちょい?)だと、DDI-Pは3本、
DoCoMo-Pは圏外、J-Pは2本になります。
どうなってるのか、もう、さっぱり
4>3:1999/12/17(金) 14:53
あんたんちの屋上にDDIのアンテナがたっているのではないか?
5ちょっとテスト:1999/12/18(土) 03:29
もう書込める?
6>1・3 「高所での通信について」:1999/12/18(土) 04:26
今から長文を書込みたいのですが、
あまり長いとハネられてしまうみたいなので、
切りのいい所で切って、いくつかに分けて書込むことにします。

→「高所での通信について(その1)」につづく
7>1・3 「高所での通信について(その1)」:1999/12/18(土) 04:27
 高層ビルの最上階とか鉄塔の上などの高所は、一見、見通しが良くて、携帯にとっては
条件が良さそうな筈なのに、地上よりも繋がらなかったり切れ易かったりする。
 こういう現象については、月刊誌「モバイルビギン(99年11月臨時増刊号)」に、こんな
記事が載ってました。

→「高所での通信について(その2)」につづく
8>1・3 「高所での通信について(その2)」:1999/12/18(土) 04:28
--------------------------引用開始---------------------------------
 携帯を使って困るのが「アンテナが立っているのに電話をかけたら繋がらない」と「通
話中にブチッと切れる」こと。
 前者は1基地局の収容力を超える通話が殺到した時に起きる「輻輳」が原因。
そのため輻輳が起きやすいのは人が多く電話がたくさん使われる場所になる。夕方のター
ミナル駅近くや事故渋滞している道路沿いが危険地帯。また人気ミュージシャンのコン
サート会場なども要注意。
 一方後者は、複数の基地局の電波が混信してしまう「干渉」によって起きる。
これは電波を遮るものが無い平坦な場所や高層ビルの上層階など、複数の基地局が見渡せ
る場所が危険地帯。さらに輻輳対策のため基地局を増やしている都市部では慢性的に干渉
が起き易い。

(以下は、各キャリアの携帯を使って「干渉テスト」をやった結果のレポートです)

 新宿NSビル30階のスカイレストランフロアは、新宿を見下ろす絶景が売り。しかし携
帯電話にとって見晴らしの良さは致命的。干渉が多発する超難関ポイントなのだ。
結果はどのキャリアも大苦戦。ドコモは着信しても数秒でブチ切れ。IDOツーカーは着
信すら難しい。かろうじてJ-PHONEが善戦したか。しかし携帯電話にとって過酷な
環境に間違いはなかった。
                (以下省略)
--------------------------引用終了---------------------------------

→「高所での通信について(その3)」につづく
9>1・3 「高所での通信について(その3)」:1999/12/18(土) 04:29
>1・3 「高所での通信について(その3)」

私はこの記事を見て、驚いたというか意外だったのは、
同じ新宿でも、地上であるアルタ前では、夕方で人が多いにもかかわらず、ほとんど、
どのキャリアも100%つながり、又、切れることもなかったこと。
(テスト結果は○△×の表形式でまとめられていて、どのキャリアもほぼ100%○だった)

一方、
同じ新宿でも、一見繋がりやすく切れにくそうな、30階の高層ビルの最上階では、どの
キャリアも、ほとんど全くと言っていいほど全滅状態だったことです。
(○→20% △→10% ×→70%)

私はこの記事を見て「干渉」という現象があることを初めて知りました。

→「高所での通信について」以上で終わり
10>9:1999/12/18(土) 19:25
新宿って全く繋がらない場所で有名だったから、各社がローパワータイプ
の基地アンテナと回線容量を増やしたからじゃないの?
ローパワータイプなんで、干渉が減る。しかし上空方向へのエリアが狭くなる

その記事ってちゃんとそーゆー所を調べたのかな?
11> 6-9 ・ 10:1999/12/19(日) 02:40
地上近くのローパワーアンテナ増設後も、
ビルの屋上のハイパワーアンテナは、依然稼動し続けていると思われますから、

高層の人の、繋がり難さ切れ易さは、主に干渉が原因でしょうし、
地上の人の、繋がり易さ切れ難さは、ローパワーアンテナ増設が原因でしょう。

その為に、
主に干渉が原因と思われる、高層の人の繋がり難さ切れ易さ、と
ローパワーアンテナ増設が原因と思われる、地上の人の繋がり易さ切れ難さ、

という格差が生じているものと思われます。
(本当にそういう格差があるならば)
12一介のエンジニア
基地局アンテナは所定のゾーンに対して効率的に電波の送受信が
行えるよう、指向性の制御を行っています。通常はアンテナから
見て天空側には電波を放射しないように設計がなされています。
大雑把に言うと、地上側の最大放射レベルに対して、天空側に
は100分の1以下のパワーしか放射(受信)しないようになって
いるのです。距離に直せば天空側は地上側に比べて10分の1まで
しか電波が届きません。少なくともJ−PHONE系の基地局はそうなって
います。他もだいたい同じです。