TCA ●携帯電話・PHS契約数part662● TCA

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947非通知さん
>>907
なるほど、ありがとうございます。
では・・・。その延長線上の話。SBMになってからの両者の契約者1人あたりの投資額をみてみます。

ドコモ・SBMの有価証券報告書を見ると・・・
ドコモの2006事業年度の投資額は7815億円(2007事業年度の投資額は6240億円・2008事業年度の投資
額は6013億円。いずれも携帯電話事業のみ)。
SBMは2006事業年度が3262億700万円(2007事業年度が2352億8700万円・2008事業年度は1927億300
万円で、いずれもリース貸借込み)です。

これを契約者数(FOMA/SBM3G・プリペ(SBMのみ控除。2G・3G合計値)及びモジュール除く)で除した場合、
              【ドコモ】                          【SBM】
2007/3末    22650(7815億÷34502700)           42585(3262億700万÷7660100)
2008/3末    14676(6240億÷42516500)           18343(2352億8700万÷12826500)
2009/3末    12858(6013億÷46762400)           11382(1927億300万÷16929300)
合計        42914(2兆68億÷46762400)          44549(7541億9700万÷16929300)
(※SBMの2007/3末はTCAにおいてプリペ未発表のため控除されていません)
なので、契約者1人あたりの累計投資額は概ね同等(SBMがおよそ1635円高い)といえます。

ところで、VF+Jフォン時代の3G投資額はちょっと見つけていないのですが、
http://ziddy.japan.zdnet.com/qa2235474.htmlに
2005事業年度通期でドコモ8,871億円、VF2,398億円とのデータがあるので、それをさらに足して見ますと、
2005事業年度以降の契約者1人あたりの累計投資額は、【ドコモ】2兆8939億÷46762400=61885、
【VF→SBM】9939億9700万÷16929300=58714といった感じで、大体、両者互角です。

そう考えると、SBMがよほど低コスト大パフォーマンスな機器でも導入しない限りドコモを追い抜くのは不可能で
すし、その反面、『きちんと有効に投資している』という条件が満たされるならば、契約者1人あたりの投資額か
らは、ドコモ並みの安定性を持った設備を入れられなくもないことがわかります。

さて、実態は・・・?