最大通信可能距離d[km]=4.12(√h1[m]+√h2[m])
ゆえに、アンテナ地上高10mの場合(携帯電話端末は地上高1mにあったと仮定)は
4.12(√10+√1)≒4.12(3.2+1)=4.12×4.2=17.3km
同一条件下で地上高40mの場合は
4.12(√40+√1)≒4.12(6.3+1)=4.12×7.3=30km
(いずれも障害物のない場合。)
よってカバーエリアの面積比は17.3^2π:30^2π≒300π:900πでおよそ3倍。障害物
がある場合は、基本的に鉄塔でエリアを稼ぐ+コン柱などで穴を補完で対処するのが望
ましいという結論になると思われます。
やはり、鉄塔系はコストがかかるから、コン柱中心で数稼ぎしたのかな・・・そう考えてくる
と、宮川CEOの『鉄塔をつくろうとするから時間もかかるし、手こずってしまう。そこで、コン
クリートポールを建てまくった。電柱の用地交渉は簡単で、この場所だけをかしてくれとい
ってOKがもらえればいい。こうすると、工事開始してから設置まで1カ月かからない』『田舎
のほうはコンクリートポール、それとビルの天井に基地局を設置する一斉工事をさせて、エ
リアのスピードアップをさせていった』『基地局の分だけ、金をかけるわけにはいかなかった
。そのため、聖域なきオークション形式で購買をしていった。用地交渉する人件費、鉄塔に
上る工員の人件費、部材も聖域なくやっていった。公約から3カ月は遅れたが、おかげで1
局当たりの建設費は大幅に下がった』という発言と矛盾しないし。
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/20080422/1009741/?P=2 コン柱の場合、高所作業車で作業も済むから電力柱と類似の工事だし、工期も極端に短い
から、それを多数設置しても設備投資(工事)額がドコモに比べ著しく低減でよいということと
も矛盾しないし・・・。