TCA ●携帯電話・PHS契約数part627● TCA

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251非通知さん
>>108
>大容量通信を行うPC定額のトラフィックがLTEに逃がせることにより3G回線が楽になる。
ドコモに甘い見方だね。

イーモバイルは1.7GHzで10MHz、ソフトバンクは1.5GHzで10MHzと、新しくもらった周波数で
基地局を整備して高速3.9Gサービスを始める。HSPA+で新規を引き受ける分と、
そちらに移行するユーザの分で、既存の帯域を使っているユーザは楽になる。
ソフトバンクは2010年4月にHSPA+を1.5GHzでサービス開始する。

>それがLTEに逃がせるだけでどれだけ楽になるか明らかだろう。
甘い。
まずドコモも同時に1.5GHzをもらったが、これの整備は、基地局数も設備投資もソフトバンクの半分と、
免許を剥奪されない最低条件の計画。スケジュールにいたってはドコモの1.5GHzでのLTEの
サービス開始は2012年3Qと3年も先。
当面、ドコモは新しい周波数1.5GHzにトラフィックを逃がす気はまったくない。

その一方、ドコモは既存の2GHzの5MHzを使ってLTEをサービス開始する。2010年12月、
つまり来年にはLTEのデータ専用端末でPC定額のサービスを開始する。で、容量の話。
http://www6.atwiki.jp/k-p/
免許情報をみれば判るが、容量に関係するIMT局。ドコモは、1.7GHzは2678局と全体からすると極小。
800MHzは、33116局と以前に比べると大きく増えたが、周波数幅は5MHzしかない。
ドコモの容量の大部分は2GHzで45494局と、局数も多く、帯域も20MHzないし15MHzと広い2GHz局が担う。

特に、この2GHzフルバンド20MHzは、ドコモは一人当たりの基地局数が少ないという話題が出るたびに、
茸信者がドコモは20MHzフルバンド使っているからソフトバンクより進んでいると叩きに
使っていた自慢の材料。実際、ドコモはトラフィックの多い地点から優先的にフルバンド化したので、
ドコモの既存ユーザのトラフィックの多くを担う重要な帯域だった。
そこから5MHz分を、従来のW-CDMAと互換性の無いLTEに来年から持って行ってしまうということは、
茸信者の自慢だった20MHzフルバンド化は、なかったのと同じことになる。
この容量の大きな減少は5000万FOMAユーザに迷惑を掛ける。
それに対してLTEデータサービス開始に伴い、従来のPC定額ユーザが移行するのは、どのくらいだ。10万?20万?