総務省の無線局情報検索で、
山梨県の実地調査した市町村などの中継局について調べて答え合わせをしてみました。
SBは、山梨県全体で中継局は380局。
そのうち実地調査を行った市町村などをピックアップし、
3mW+20mWなどのmWクラス出力の中継局以外の数を抽出してみると
富士吉田市は、SB中継局は、9局中1Wが1局。
都留市は、SB中継局は、18局中30Wが1局。
上野原市は、SB中継局は、10局中にWクラス出力のものなし。
道志村は、SB中継局は、7局中30Wが5局。
忍野村は、SB中継局は、8局中にWクラス出力のものなし。
山中湖村は、SB中継局は、15局中5Wが1局。
鳴沢村は、SB中継局は、6局中にWクラス出力のものなし。
河口湖町は、SB中継局は、14局中30Wが1局。
実地調査対象外ですが、甲府市は、SB中継局は、76局中5Wが6局、30Wが1局。
30Wが屋外設置の中継局だとすると、道志村と河口湖村で実地調査の結果と一致します。
都留市に一つ調査漏れあり・・・(汗)
1Wや5W出力のものは、屋内設置の出力強めの中継局?もしくはビル外壁設置とかでしょうか?
Wクラス出力の中継局が全中継局数に占める割合、
そしてSBの山梨県の基地局免許数は399局であること・・・
これらの数字を積み上げていくと、
SB公式の5万8千局は、基地局免許数にWクラス出力の中継局を加えた数字ではないか?
そう推測できそうではあります。
ドコモは、山梨県全体で中継局は137局。
そのうち実地調査を行った市町村などをピックアップし、
mW出力のホームアンテナレベルのもの以外の数を抽出してみると
富士吉田市は、ドコモ中継局は、3局中にWクラス出力のものなし。
都留市は、ドコモ中継局は、4局全て5Wのもの。
上野原市は、ドコモ中継局は、6局全て5Wのもの。
道志村は、ドコモ中継局は、3局全て5Wのもの。
忍野村は、ドコモ中継局は、8局中、5Wが1局。
山中湖村は、ドコモ中継局は、2局中にWクラス出力のものなし。
鳴沢村は、ドコモ中継局は、10局中、1.4125Wが1局、5Wが2局。
河口湖町はドコモ中継局は、3局中、5Wが1局。
甲府市は、ドコモ中継局は、34局中、1.259Wが1局、5Wが3局。
ドコモの5W中継局は屋外局とのことですので、
河口湖町は実地調査と数が一致。
都留市で1、道志村で1、忍野村で1、鳴沢村で1、上野原市で3、以上が調査漏れ分となります。
(ただ、上野原市は市内北半分が未調査地域ではあります)
結構あるなぁ・・・(汗)
余談ですが、
SB公式の基地局数からSBのIMT局免許数を差し引くと約2万局、これが中継局分だと思われますが、
もし、mW以外の中継局を基地局にカウントすると思われるSBの基準をドコモに適用した場合、
ドコモも+2万局くらい増えるかもしれませんね。
auは、山梨県全体で中継局は47局。
そのうち大月市の1つだけが1W、残りは全てmW出力のもの。
auの山梨県内での屋外中継局はゼロといっていい?。
auは、基地局免許で2W+2Wの低出力のものがありますが、
これが中継局が少ない分の屋内穴埋め用途に使われているのでしょうか?