エリアマップ実地確認スレ 2

このエントリーをはてなブックマークに追加
100実地調査人 ◆uD/xtPLXow
上で出力と飛距離の話が出てましたので、実際どのくらい飛んでいるか、
特定の基地局からのみのエリアカバーだと確実にわかる場所の例を、
調査結果からいくつか抜き出してみました。

まず、同一地域で鉄塔・鋼管柱・コン柱の飛びが比較できる例だと・・・

道志村の一番西にあるKDDI道志神地局、
http://picasaweb.google.com/zicchicyousanin/Au#5331283006046151250
ここからさらに西の山伏峠に向かって5〜6km近くも飛ばしています。
http://picasaweb.google.com/zicchicyousanin/OAvZMD#5334010213165243810
高さのある鉄塔+高出力の相乗効果が明らかに出ているとみていいでしょう。
調査結果内ではここが一番電波の飛びがいいauの基地局なので、出力50Wの可能性あり?
他社からすれば反則気味かも(苦笑)
・・・とはいえ、それでも道志村西端側のエリアカバーはauが一番狭いのですが(汗)
もう少し基地局を増やすだけで道志はフルカバーになるので、頑張ってほしいところです。

同じ道志村の一番西に鋼管柱のドコモCV道志西向南局があります。
http://picasaweb.google.com/zicchicyousanin/IbWWyK#5336457781571698738
ここから西に2kmほど先の山伏トンネルまでドコモはフルカバー。
http://picasaweb.google.com/zicchicyousanin/OAvZMD#5334010213098798866
トンネルで遮られるのがなければもっと飛んでいる可能性はありますが、
市川三郷村の県道36号線沿いの調査結果などからしても
ドコモの鋼管柱基地局は少なくとも半径2km以上はカバーするといっていいと思います。

同じ道志村の一番西にコン柱のSB道志長又西向局があります。
http://picasaweb.google.com/zicchicyousanin/SB#5331287904203747858
ここから西に1kmほどの地点でSBは圏外に。
http://picasaweb.google.com/zicchicyousanin/OAvZMD#5334010214179392514
他所の調査結果を見ても、SBのコン柱基地局は半径1km少々をカバーするといっていいと思います。
飛距離がない分数でカバー!がSBの方針なのでしょうけど、
その役目を果たすために立てられたであろう道志長又西向局よりさらに西にあるSBのコン柱基地局と中継局、
未稼働のままなんですよね・・・
101実地調査人 ◆uD/xtPLXow :2009/10/01(木) 11:04:20 ID:8nxSxcKR0
他の場所だと、
ドコモの鉄塔基地局で一番電波の飛びがよかったのが都留市鹿留地区のSS都留鹿留局。
http://picasaweb.google.com/zicchicyousanin/IbWWyK#5371370599450605570
基地局より4kmほど先まで電波を飛ばしています。
http://picasaweb.google.com/zicchicyousanin/OAvZMD#5358869787913362114
ドコモエリアマップを見る限り、2GHzによるカバーの模様。
2GHzでも出力を上げればここまで飛ぶ?

同じ都留市鹿留地区にはドコモの基地局よりさらに南東2kmほど先に、
「FISH-ON鹿留」駐車場にSBコン柱基地局があります。
http://picasaweb.google.com/zicchicyousanin/SB#5371380834264030706
そこから先数百メートルでSBは圏外に。
http://picasaweb.google.com/zicchicyousanin/OAvZMD#5358869786521721170
「FISH-ON鹿留」自体が沢沿いの低い位置にあるので、もとより高さで不利になる設置場所とはいえ、
ドコモの基地局よりずっと奥に位置しているのに圏外になるのが早いのは、
やはりコン柱基地局の飛距離の狭さゆえといえるのではないでしょうか。


ドコモもコン柱だと半径1kmほどしか飛ばない場所もいくつかあります。
以前「こんな山間部の極小集落にも基地局が!」と驚いた秋山村地区安寺沢集落のCV秋山桜井南局。
http://picasaweb.google.com/zicchicyousanin/IbWWyK#5334008372921750882
2セクタではありますが、高さの低いコン柱基地局です。
そのためか、エリアカバー範囲は基地局から1km少々でした。
http://picasaweb.google.com/zicchicyousanin/OAvZMD#5334009261239037826
http://picasaweb.google.com/zicchicyousanin/OAvZMD#5334009261220122274
とはいえ、安寺沢集落の人家を全てカバーできる範囲は飛んでいましたので、
役目は十分果たしているといえるでしょう。
102実地調査人 ◆uD/xtPLXow :2009/10/01(木) 11:06:59 ID:8nxSxcKR0
SBでも、鉄塔基地局だと4km前後の飛距離を出しているところがあります。
鳴沢村大棟ノ木地区にあるSB IMT鳴沢大棟ノ木局。 
http://picasaweb.google.com/zicchicyousanin/SB#5322368156822339986
ここからの電波で西の富士樹海方面に向けてカバーしていますが、
4〜5km近くも電波を飛ばしています。
http://picasaweb.google.com/zicchicyousanin/OAvZMD#5311231571367653458

富士河口湖町西湖東岸に立つ共用基地局 JPT足和田局
http://picasaweb.google.com/zicchicyousanin/SB#5322368300126079714
共同基地局ではありますが、高さのある鉄塔基地局から西湖を越えて、
こちらも最大で4〜5km近くも電波を飛ばしています。
http://picasaweb.google.com/zicchicyousanin/OAvZMD#5334010764003210050
ただ、西湖西と南にある集落地域をカバーできていないので、
SBは西湖西側にもう一つ基地局を設置してほしいところです。


こうやって調査結果を検証していくと、
基地局からの電波の飛距離、つまりはエリアカバー範囲の広さには
周波数・出力・アンテナ設置位置の高さの3要素が主に関係しているといえるでしょうが、
その中でも一番大きく影響するのがアンテナ設置位置の高さ、
つまりは鉄塔などによりできるだけ高い位置にアンテナを設置することが最重要である、
といっていいのではないでしょうか。