4 :
非通知さん:
我々はこのようなスレを立ててしまった
ウンコムなる邪教が存在するという報を受け、
一路南米の奥地へと飛んだ。
「ウンコム…マンセー…」
鬱蒼とした森林の奥深くに響く奇怪な声。
我々は彼らに捕まらないように慎重に歩を進め、
その現場を撮影する事に成功した。
集落の中心にはパソコンが置かれ、
それを取り囲むように1の立てたスレを崇めるという
人としてやってはいけない事を
ひたすら繰り返す数十、数百の土人達。
狂人としか思えない彼らのその姿に
我々は大粒の汗をかかざるを得なかった。
「バカアンチ…バカアンチ…」
ふと気付けば族長とおぼしき巨大な背丈の男が
そんな呪文を呟きながらウンコムを擁護する書き込みを
尋常ならざる表情を浮かべながら繰り返している。
一体彼らの目的は?
その行動原理は一体何なのか?
果てしない好奇心にかられ、一歩近付いた瞬間。
(つづく)