【東日本】〓SoftBank 新スパボ一括購入専用スレ 5

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423非通知さん
――良平は顔に吹きつける日の暮の風を感じながら殆ど有頂天になつてしまつた。
 しかしトロツコは二三分の後、もうもとの終点に止まつてゐた。
「さあ、もう一度押すぢやあ。」
 良平は年下の二人と一しよに、又トロツコを押し上げにかかつた。
が、まだ車輪も動かない内に、突然彼等の後(うしろ)には、誰かの足音が聞え出した。