【アンケート結果】番号ポータビリティは約9%が利用済み,年内利用意向も22%に
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20061115/253785/?ST=keitai 意向は高まる傾向で,年内に22%が利用予定へ
まず,番号ポータビリティを年内に利用して事業者を乗り換える予定があるかを尋ねた問では,前回を上回る利用意向の回答が得られた。
10月の調査結果では,「年内に利用予定」(利用済みも含む)が15.6%だったのに対して,11月1日〜12日分の集計では22.1%にまで数値がふくらんだ。
母集団が同じではないので一概に評価はできないが,番号ポータビリティへの認知が進み,利用意向が高まってきた傾向にあると考えられる。
乗り換え後の事業者はKDDIが圧勝
10月調査も11月調査も大きな傾向は同じで,番号ポータビリティの適用後には半数近くの回答者がKDDI(au)を選択するとの結果である。
ソフトバンクモバイルの適用前後のシェア変動が,11月調査では減少に転じた点。
10月調査では1.1ポイントの微増だったソフトバンクモバイルの数値が,11月調査では3.4ポイント減少した。
新プラン発表からそれに続く一連の軌道修正などで,ユーザーからの評価を落としている傾向が見て取れる。
自由記入欄には,「ソフトバンクモバイル社内では混乱が続くのではないかと思う。いくら料金プランが魅力的でも,統率されていない会社の携帯を持ちたいとは思わない」
「今回の件でソフトバンクは信用ならないと思ったから番号ポータビリティを利用する」など,厳しい意見が散見された。