Vodafone 新機種/総合/雑談 Vol.132

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65非通知さん
日経ビジネス3/27号より一部のみ抜粋(その1)

ボーダフォン買収で携帯放送、ヤフー値下げ 『ソフトバンク、秘めた新構想』

 この買収で、孫社長は早ければ今夏から携帯電話サービスに乗り出せることになった。「ボーダフォンブランドからの切り替え
には半年程度はかかるが、5月のゴールデンウィークまでにはソフトバンクとしてのサービス内容を固める」(ソフトバンク関係者)
という。実際、ボーダフォンと深い取引関係のある国内メーカーは早速、プロ野球球団・福岡ソフトバンクホークスの待ち受け画面
などを搭載した“ソフトバンク・ケータイ”の試作機作りに乗り出しており、参入の準備は水面下で着々と進んでいる。

 だが今回の買収の裏には、孫社長が会見で明かさなかった壮大な事業計画がある。それは、携帯電話向けの放送サービスを
自ら手がけること。「ボーダフォンを買収して、豊富な情報を広域に届けられる周波数を得た。これを使って、ソフトバンク・グループ
が持つ様々な情報を携帯電話向け放送サービスとして提供できる」(ソフトバンク関係者)。既にソフトバンクはパソコンでアニメや
娯楽番組を見られる放送サービス「TVバンク」を展開している。これに携帯電話向けも加えて、放送サービスを拡大する腹積もりだ。(略)

66非通知さん:2006/03/25(土) 19:48:17 ID:zces34VC0
(その2)
 そこでソフトバンクは、携帯電話会社でありながら、番組編成などを手がけることで、自ら放送局になる計画を検討中。放送用の
コンテンツは、パソコン向けポータルサイトで圧倒的な集客力を誇るヤフージャパンを中核に、グループ総力を結集する。例えば、
スポーツなら、ホークスや提携している地方競馬団体と協力して、試合やレースを中継できる。娯楽番組なら、TVバンクで提供中の
テレビアニメやお笑い番組など10万本以上が揃う。さらに月間201億ページビューを誇る「ヤフー」に掲載されるニュースや天気予報
を使えば、報道番組も豊富になる。グループ結集でテレビ局に負けない番組編成ができる。(略)
 一方で、孫社長はボーダフォンのテコ入れにも、ヤフーを活用する。ヤフーは既に携帯電話向けのポータルサイト「Yahoo!モバイル」
を展開しており、毎月のページビューは約11億を誇る。ヤフーのサービスをソフトバンクの携帯電話にも提供して、先行するNTTドコモ
やKDDIに対抗する。
 またヤフーを、通話料金の引き下げに使う手もある。孫社長は記者会見で「携帯電話サービスの料金については、これから決める」
とコメントを避けたが「ヤフーのポータルサイトの広告料収入を原資にして値下げも検討項目に入っている」(関係者)という。ヤフーが
儲かれば、携帯の通話料金が下がるという連鎖があるかもしれない。