ウィルコム:株式市場への上場準備進める 八剱社長明かす
簡易型携帯電話(PHS)大手ウィルコムの八剱(やつるぎ)洋一郎社長は6日、07年
10月ごろを目標に、株式市場への上場準備を進めていることを明らかにした。東京都内で
開いた新製品発表会見の終了後、記者団の質問に答えた。同社は04年、前身のDDI
ポケットを米投資ファンド「カーライル・グループ」が買収し設立。カーライルは新生
ウィルコムに関し「3〜5年後の上場を目指す」としていた。
ウィルコムは定額の音声・データ通信サービスが人気を呼び、昨年度は新規契約数
から解約数を除いた純増数が90万件を超えた。上場先について、八剱社長はウィルコムの
資産価値が2000億円以上と見られることを挙げ「それなりの規模の取引所に上場する
ことになるだろう」と、東証1部を想定していることを示唆した。【工藤昭久】
毎日新聞 2006年6月6日 20時27分
http://www.mainichi-msn.co.jp/keizai/kigyou/news/20060607k0000m020085000c.html