Vodafone 新機種/総合/雑談 Vol.77

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355非通知さん
実際の12/8の日刊工業新聞の記事

ソフトバンクが、元ボーダフォン社長のダリル・E・グリーン氏を役員含みで招へいする方向で
交渉を進めていることが7日までに明らかになった。
携帯電話事業への参入を計画している同社にとって、総務省を含め業界の事情に精通している人材が必要と判断、
ボーダフォンで手腕を発揮した同氏に白羽の矢を立てた。

複数の関係筋によると、すでに孫正義社長自身が交渉に乗り出しており、私的なアドバイスも受けているという。
ただグリーン氏を巡っては、同じく携帯電話事業への参入を表明しているイーアクセスも招へいに意欲をみせているとされ、
すんなりソフトバンク入りするかどうかは微妙だ。
総合通信事業者を目指すソフトバンクにとって、携帯電話事業は最後のターゲット。
総務省が06年度、12年ぶりに新規の周波数開放を行うため、
同社は参入に向けてヒト、モノ、カネすべての面で万全な体制を整える必要がある。

特にカギとなるのが人材。
ボーダフォンでのグリーン氏は、日本語に堪能なこともあり業界の内外でよく知られている。
「写メール」ブームを巻き起こし、前身のJ-フォンを一時は業界2位に押し上げた実績もある。
それだけに、グリーン氏の招へいは参入戦略に大きな意味を持つ。
ボーダフォンが津田志郎元NTTドコモ副社長を社長に迎えたのと同様に、
孫社長はボーダフォンを離脱したグリーン氏を中枢に据え、一点突破を図る考えのようだ。

すでに「旧J-フォン関係者を集めている」(業界筋)との情報もあり、
同氏招へいに向けた環境づくりは着々と進んでいる。