★居場所検索機能で女性の車追跡 PHS悪用ストーカー
・執拗(しつよう)に女性に付きまとったとして、愛知県警東海署は、ストーカー
規制法違反の疑いで同県半田市南二ツ坂町、ハウスクリーニング業
小笠原優容疑者(46)を逮捕、二十一日送検した。同容疑者は、居場所が
検索できる携帯電話会社のサービスを悪用し、女性の行動を監視していた。
調べでは、小笠原容疑者は六月十三日から八月二十六日まで、
元交際相手の同県大府市内の四十代女性の行動を見張り、待ち伏せや
無言電話などを繰り返した疑い。
行動の監視に使っていたのは、簡易型携帯電話(PHS)を持つ人の居場所が
パソコンや携帯電話のインターネットサイトの地図上に示される、NTTドコモの
サービス。サービスの登録をした自分のPHSを、女性の車のマフラー部分に
取り付けていた。
NTTドコモ東海広報部によると、サービスはお年寄りのはいかいや子どもの
連れ去りを心配する家族向けに、一九九九年四月から始めた。ストーカー
行為への悪用について「初めて聞いた。残念だ」と話している。
http://www.hokuriku.chunichi.co.jp/00/sya/20041022/mng_____sya_____002.shtml