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非通知さん:
携帯動画初心者講座3
ビットレートとフレームレート
ビットレート:1秒間のデータ量。多いほど絵はきれいだが再生する端末には高性能が求められる。単位はbps(ビット/秒)。
数字が大きくなりすぎるので、普通は1Mbps=1024kbps、1kbps=1024bpsで省略表示。
フレームレート:1秒間に動く画面のコマ数。単位はfps(フレーム/秒)。
例えば、ビットレート600kbpsでフレームレート30fpsなら、画面1コマは20kbitのデータを使って表示していることになる。
これは1秒間に75kB、1分間に4.5MBのデータ量となる(8bit=1Byte)。
メモリーカードはあっというまに一杯。
それでは、画質を維持したままファイルの大きさを減らすには、1フレームごとの情報量を落とさずにファイルサイズを小さくするにはどうするか。
フレームレートも同時に落とします。
15fpsなら300kbpsでも画質は変わらず。
スポーツなどでは動きが滑らかではなくなるかも知れません。
それではフレームレートはどこまで落とせるか。
30fpsは現在のテレビ放送を基準にしています。
ところが映画の製作は24fps。よってDVDも主に24fps。
アニメはたいてい12fps、一部24fps。
あとは、テレビ番組を素材に自然にフレームレートを落とすためには30fpsの整数分の1(15, 10, 7.5など)にするのもいいでしょう。
以上はQVGAの場合です。
QCIFなどの小さいサイズのムービーの場合、それにあわせてビットレートを落とすことが出来ます。