IP障害は作業ミスが原因 総務省がNTTを行政指導
2007年5月24日 20時23分
NTT東日本とNTT西日本は24日、光ファイバー網を利用したIP電話「ひかり電話」で23日発生した東西間の通信障害について、接続装置のハードディスク交換時の作業ミスによりプログラムの一部が破壊されたのが原因だと発表した。
NTTで通信障害が相次いでいることを重視した総務省は24日、NTT東西などの幹部を呼び、障害対策の総点検を求める行政指導を行った。
東西会社によると、今回の通信障害で利用者からの問い合わせ件数は23日現在、964件に上った。
ディスク交換はNTT東の子会社の委託業者が21日深夜から22日未明にかけて実施。
その際、大文字で入力する作業を小文字入力したミスでディスクの一部データが破壊された、という。
このため、接続装置全体が23日朝にダウン、予備の接続装置への切り替えもできなくなった。
(共同)
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2007052401000795.html