法林岳之のケータイならオレに聞け!2

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685非通知さん
日本国民と被害者家族を愚弄する日朝赤十字会談の欺瞞性を糾弾し、野中広務の暴言に断固抗議する 平成12年3月23日 代表・青木英実


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 さる13日北京で開かれた日朝赤十字会談において、拉致問題について北朝鮮赤十字は「行方不明者」の調査を開始したという回答を示した。
 これは、何の具体的な裏付けも証拠もない、口だけ、紙の上だけの約束に過ぎない。日本政府はこれを「進展」と評価しているが、国民の血税でまかなった食糧10万トンの対価が、このような口先だけの説明とは、まさに日本国民を愚弄するものでしかない。

 国民も多くのマスコミも、この馬鹿げた猿芝居をすっかり見抜いており、拉致問題が棚上げされることに強い憂慮を示している。

 食糧支援が決定されているその最中に北朝鮮の公式マスコミ労働新聞は、拉致問題を「謀略」だとして口汚く日本の世論を罵った。これらの状況を総合的に判断すれば、北朝鮮が拉致問題を棚上げにして、わが国から物、金を搾り取ろうとしていることは明白である。

 にもかかわらず、日本政府は、被害者家族をはじめ支援の国民の反対を押し切って、食糧支援を強行した。

 あまつさえ、食糧支援推進の中心人物野中広務は、島根県での講演で、拉致された子を兄弟を救出しようと必死の思いで立ち上がった家族とそれを支援する国民の運動に対して「日本国内で一生懸命ほえていても横田めぐみさんは帰ってこない」と言い放った。

 「吠える」という言葉は通常人間に対しては用いられない。犬など動物に対して使う言葉であることはいうまでもない。

 つまり、野中にとって、被害者家族をはじめ拉致された同胞を救出しようという人々は「犬なみ」、「動物なみ」としか認識されていないのであり、このような人物がなぜ、弱者の気持ちが解る人物などと称されているのかまことに不可解である。

 これこそ、20年間も被害者を放置してきた冷酷極まりない日本政府や政治家の本音を率直に表したものと考える。

 もはや怒りを通り越して言う言葉を持たない。

 野中広務は発言を撤回し、直ちに謝罪せよ。