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DQNキャリアのメリットがないFOMAなんて使ってられません!:
第二世代の貧弱なベースにやたらとフリル機能を満載させただけであって、
FOMAがめざした「掌の高速データ通信端末」とはほど遠い。3Gで期待
された「テレビ電話」も、ドコモ内部では「爆発的ブームを起こす需要はま
セない」とはなから諦め顔だ。
ドコモは見栄を捨てて、きちんと株主に報い、地道な成長を志向するインフラ
企業に脱皮する時だ。FOMAのしばしの「頓挫」はそのいい薬になる。
OMAギブアップ収益優先のドコモが投資抑制
FOMAが惨憺たる状況に陥った。サービス開始以来加入者数はわずか。手堅く
見積もったはずの加入者獲得目標達成さえ絶望的で、ドコモ内部では密かに敗戦処理
の検討も始まった。「FOMAの設備投資を凍結する」。最近ドコモは出入り業者に
「最後通牒」を突きつけた。「塩漬け」にするというのだ。密かな「ギブアップ宣言」
である。サービス開始以来、FOMAの新規加入はせいぜい月間1〜2万件程度。従来の
第二世代携帯なら一日で獲得できるレベル。とても大盤振る舞いの積極投資など続けら
れない。今春以降投入予定の新型機がよほどヒットしない限り、これまで「三年で一兆円」
と説明してきたFOMAの設備投資を4,5年で7000億〜8000億円程度」に圧縮。