【フリップ】D503i【名機の予感】PART2

このエントリーをはてなブックマークに追加
269非通知さん
D503iからD504iに機種変して約1年。(現在は更に機種変してD505iを使用中)

なくしたと思っていた503の機体がクローゼットの引き出しの中から見つかりました。

1年ぶりの感触。懐かしさとある種の新鮮さを感じさせられた。
折りたたみにすっかり慣れた今改めて見ると、何てコンパクトな握り心地なんだろう。
画面は今の機種に比べるとさすがに暗くて不鮮明で。
でもあの頃DLした待ち受け画面が、変わらず出迎えてくれる喜びがたまらなかった。

メールボックスを開く。
彼に勢いで「別れる」と言ってしまって、物凄く後悔して、戻ってきて欲しくて。
切なさで泣きそうになりながら無視を覚悟で送ったおはようメールが、まだ残っていた。
伝言メモを再生すると、彼の声が入っていた。
「俺、○○のことが大好きだから、これからもずっといてね。寂しい時にはこの声聞くんだよ」
そうだ、録音してってあの時せがんだなぁ。
すっかり忘れていただけに、不意打ちで、尚更胸にぐっときた。

この機体に電話がかかってくることも、メールが届くことも、もうないけれど。

嬉しい時も悲しい時も、泣きじゃくったあの日も、友と語り合かした夜も、
ずっとずっと見届けてくれていたD503i。
ありがとう。