390 :
山崎ゆうた:
間近へ吐き掛けられる熱い吐息に首筋をくすぐられて、男の勃起が更に屹立した。反り返った
先端が少女の花園にぶつかり、何度となく掘り返されて爛れた粘膜の狭間から、真新しい分泌
を誘った。ほころびた膣口から垂れ出た生温かい愛液は、過度の興奮のためか、精液の名残
によるものか、普段よりも白濁し、粘ついている。その卑猥な果汁は、少女の膨らんだ花弁と
男の張り詰めた亀頭を等しく包み込み、角灯の火にぬらぬらと照り光らせた。「……はやく、
はやくぅ……」 辛うじて聞き取れるような声で、無意識のうちに少女は喘いだ。男は花弁の狭間
でひくつく秘口へと狙いを定めてから腰を浮かせ、そして、どさりと勢いよく干草の上に尻を落とした。
「ひぁ、あはああああッ!」 ぬかるみに打ち込まれる杭のように、男の勃起が少女を最奥まで
易々と貫いた。激しく蠕動して絡み付く柔肉を捲り上げて、先端が子宮口を力強く押し上げる。
少女の唇からは涎と共に、悲鳴じみた嬌声が溢れ出した。「い、いいっ、いいっ……奥にごつん
って、当たってるよぅ!」 そのまま座位の体勢となった男は、色の薄い少女の乳輪を頬張り
ながら、激しく腰を突き上げた。乱暴といってもいいような抽送だったが、既に精液を注ぎ込ま
れて適度にほぐれた少女の膣は、男の逞しい太幹を苦もなく呑み込んでいく。染み出てくる愛液
も量を増すばかりで、その濁った飛沫は床の干草にまで散った。「あはっ……そこぉ! ふ、
深いの、いいっ!」 急所である蜜壷の奥底を突き回された少女は、既に根元まで圧し込まれた
肉棒をもう少しでも深く咥え込もうと、必死に腰をくねらせた。粘っこい蜜液を絡めた肉襞の一枚
一枚が、彼女の貪欲さにも負けぬ勢いで勃起に絡み付き、締め上げていく。 口淫を施されて
いた事もあって、男の我慢は長く続かなかった。男は短い呻きをあげて一際深く少女の中へ突き
込み、自らの欲望を一滴残らず注ぎ込んだ。二度目とも思えないような量だった。起伏に富んだ
膣肉の狭間へ男の精が染み込んでいく感触に、少女はぶるぶると身を震わせた。