日本HP、KDDIに第三世代携帯電話向けシステム――無停止型、安価で構築
http://it.nikkei.co.jp/it/top/index.cfm?i=2002123104856j0 日本ヒューレット・パッカード(HP)はKDDIに第三世代携帯電話向けの
システムを構築、納入した。高性能サーバーを並列させることで、従来の
大型汎用機(メーンフレーム)の3分の1以下のコストでシステムを構築した。
日本HPは低コストを売り物に金融機関や大手通信会社など、汎用機を
基幹業務に使う企業の導入を進める。
KDDIに納入したのは無停止型並列サーバーの「ノンストップサーバ」。
CPU(中央演算処理装置)や電源などの主要部品を二重化、基本ソフト
(OS)に専用の「ノンストップカーネル」を使い、99.9999%の稼働時間を
実現した。
提供したサーバーでは、60個のCPUを二重化して搭載した。システム
構築費用は機器だけで20億―30億円とみられる。日本HPが機器やソフ
トを組み合わせたシステム構築を一括して手がけた。
[1月1日/日経産業新聞]