au by KDDI 次世代&新機種総合スレッド 《Part8》

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592非通知さん
http://channel.goo.ne.jp/pc/news/mycom/20020316/20020316-08.html

KDDI、業績予想を修正 - 2GHz帯やEV-DOなど中期経営計画もあわせて発表
KDDIは、2002年3月期の業績予想を修正することを発表した。2001年11月の
中間決算時に公表した予想と比較して、連結決算で売上高2兆8,470億円(前回予想2兆9,360億円)、
純利益60億円(前回予想630億円)と、ともに下方修正するかたちとなった。また前年度と比べると、
売上高で増加(前年度2兆8,164億円)、純利益で減少(前年度217億)となる。
売上高の下方修正は、主にau事業とツーカー事業が伸び悩んだことが理由として挙げられる。
純利益の大幅な下方修正については、au事業の構造改革を目的とする特別損失によるものと
説明されている。なお、販売促進費などの営業費用が減少するため、経常利益については前回予想(700億円)を
上回る730億円に予想修正され、前年度(596億円)と比べても増加する見とおし。
特別損失は、主にPDC設備の一括除却(1,340億円)によるもの。この一括除却により、来年度以降の償却費のほか
PDC用に借りている専用線コスト、メンテナンスコストなど220億円/年のコスト削減を狙う。同社は、すでに3月31日付で
PDC方式携帯電話の新規受付を終了することを発表しており、ここでPDCからCDMAへのシフトがさらに明確に裏付けられたかたちだ。

なおPDCサービスの終了時期については未定とされている。

また、同社グループは合併やシステム統合により、すでに今期720億円/年のコストダウン効果があり、来期以降も320億円/年の合併効果が
見こめるとしている。そのほかKDDIはDDIポケットの経営支援のため約200億円の債権放棄をおこなう。
同社が発表した中期経営戦略によると、au事業は法人市場への取り組みを強化する計画で、現在約9%の法人ユーザーを、2005年3月期
までには20%に拡大する。また利用システムの割合についてもCDMA2000 1xが77%、EV-DOシングルが14%、cdmaOneが9%というようにシフトさせる予定。
800GHz帯でのデータ通信に特化した方式 CDMA2000 1x EV-DOと、2GHzでのCDMA2000の導入時期は、未確定ながらも公開されたロードマップ上では
両者とも2003年に位置されており、2GHzについては東京の一部から開始される見通しとなっている。
すでに導入されたムービーケータイ、GPSケータイなどによりARPU(1ユーザーあたりの月額使用料)を増加させるほか、
EV-DOにおいては、PC・PDAをはじめ、車載機器やデジタルカメラ、ゲーム機に通信機能を内蔵させるモジュール型ビジネスでトップシェアを狙う。

売却説などが流れたこともあるツーカーやDDIポケット事業については、特定のセグメントに限定した戦略により、投資の徹底的効率化を図るとし、
ツーカーは音声&メールユーザーに特化、DDIポケットはデータ端末に特化し東名阪に資源を集中する方針が明らかにされた。
こうした取り組みにより、2005年3月期の連結業績目標として、総売上3兆2,000億円、経常利益2,700億円を掲げる。3Gの本格到来により、
KDDI、NTTドコモ、J-フォンらがどのようなポジションを担っていくか、今後が注目される。