au CDMA2000 1X 総合スレッド Vol.1

このエントリーをはてなブックマークに追加
73非通知さん
>>71

NECは、携帯電話機や携帯型情報端末で、GPSを使った位置検出サービスを可能にするチップセットの
サンプル出荷を2001年4月から開始すると発表した。2つのチップから成る。1つは、DSPを使った信号処
理LSI「μPD77533」。もう一つは、GPS衛星から受信した高周波信号を信号処理が可能な低い周波数に
変換するダウンコンバーターIC「μPB1007」である。

信号処理LSIは、米スナップトラック社が開発した技術のライセンスを受けて開発した。同社の技術は、端
末側での処理を軽減し、小型軽量化を実現するというもの。具体的には位置測位サーバーをネットワーク
上に設けておき、ここでGPS衛星の位置情報の計算や最終測位の計算を行う。こうすることで端末での処
理は、GPS衛星と端末との擬似距離計算とサーバーとの通信だけになるため、小型軽量化が可能になる。
信号処理LSIの消費電流は30mA以下。ダウンコンバーターICや外付けのRAMを合わせても消費電流は
90mAと小さい。さらに感度が-151dBmと高いため、屋内やビルの谷間でも測位が可能になる。測位時間
は3秒〜8秒と短い。

http://www.cahners-japan.com/news/200101/20010131nec_gpschipset.html