批評空間HPのweb critiqueとarchiveを読む

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163130
>>159
多分、現状認識に若干の差があるのだと思います。
かつての柄谷氏ならあの書き方でもいいでしょう。
読者としては「その可能性の中心」だけを読めばいいことになる。

でも、本人がどれだけ認識しているか分かりませんが、
彼は今や、十分に文壇の権威ですよ?
それだけ権威でありながら、そのことに無自覚に
予言者のレトリックを使ってしまうのはやはり問題だと思います。
それは「教祖の風」を吹かせること以外のなにものでもない。
彼が言っていることに意味があればあるほど
それは批判されるべきだし、また、その批判は、皮肉の聞いたもので
あるべきだ。