マイケル ポランニーについて。

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35わかりません
かぶっちゃいましたね。
思い出しましたが、マイケルの「知と存在」を訳していたのは、同志社大学
のグループで、かなり評判の悪い訳でしたが、重要な論文集ではあります。
それとなんといっても明治大学では、「個人的知識」を訳した長尾史郎と、
中村雄二郎と、法哲学の土屋恵一郎と栗本がいましたし、東大系では伊東
俊太郎が日本で最初にマイケルを紹介してますし、それなりの歴史はある
んですね。
私も大学にいたころ、いろんな人に聞いてみたんですが、70年代から
ぽつぽつ読む人が出てきて、80年代をピークに、主な著作の翻訳が出
たという感じですね。愛読書とか推薦図書として暗黙知の次元を上げる
人もいるにはいるんですが、これ売れつづけてるみたいで、たいていの
大きな書店で見つけることが出来ます。
お奨めの論文としては、「生命の非還元的な構造」1968年がいいんじゃな
いでしょうか。