哲学者に問う!学問の自由とはなんだ?

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>>105
ああ、>>108は極めて不親切ですね。申し訳ありませんでした。
どこからのべればいいのか・・・。

・まず、今回の話は、自由を主張する=要求を通すことですから、
 何かを守らせる方法について、これを>>105さんなりに意識してみてください
 (単に注意する、殴る、上司に訴える、裁判起こす、請願する、宣伝するなど)

・で、学問の自由が問題になるケースを把握して見てください。
 具体的には、その時点での政権にとって、都合の悪い考えを研究・発表しようと
 試みた場合、妨害されるような事例が考えられます。
 他に、冒頭で経済学者さんが問題にしておられる、大学に任官してもらう際の、
 問題(選別基準の不明確性や、不合理性などなど)があります。

・これらの学問の自由に関わる諸問題を、どう解決するかが、このスレの主題な
 わけです。で、これが実効的に達成されるためには、強制力を継続的に
 及ぼせるしくみが必要になるといえます(多くの人をある理念に従えるために
 は、手続きと、その手続きへの合意、ほどよい強制力が必要です)。
 ですから、学問の自由によって、「結果として担保されるべき価値・ありよう」
 を位置付けたところで、意義があまりないわけです。
 (全く、ではありません。例えば、平和を祈願する考えをとりだして批判する
  人がいますが、あれ自体は無益だが、正しい指向性をもつ考えとして、
  一応の評価を与えるべき、など)

んで、今うまい具合に>>115さんが具体策を示してくださったみたいですね。
私は>>115の議論は、少し個別的な議論に傾きすぎのうらみがあると思いますが、
いわんとするところには、同意します。