時間論

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>>物理屋さん
ところで、デジャヴですが
海外にはじめていった時、こんなことがありました。
私が地下鉄の切符を買おうとしたとき、
横から他の日本人が割り込もうとしました。
私がその人を見たら(ガンはつけてない。笑)
その人は「ああ、すみません」といって後ろに下がりました。
それで私が切符を買ってそこから離れようとした時、
その人が他のところで並んでたので(並んでるといっても
切符を買ってる人とその人だけです)
「どうぞ、終わりましたよ」(日本語で)言いました。

この台詞を言った瞬間、「あ、これはもうすでに体験したことだ!」
って言う感覚が強く沸き起こりました。(この台詞を言った
「その瞬間」に対してです。しかしどう考えてもそれはない。
その人は、まったく知らない人ですし
場所は、ミュンヘンのマリーエンプラッツという地下鉄の切符
売り場です。
テレビ、映画、写真で、という可能性すらありません。
重要なのは、その場所でその台詞(ある行動)をとったことに対する
既に体験しているというのが感覚であることです。
判断ではなく感覚なので
「あれみたことあるな?ここ。」というものではなくて
感覚において「体験した!見た!(そう)行動した!」
が突然出てくるものなのです。そこから、本当に
そうだったのか記憶を探ります。大抵、他の記憶との
類似性が見出されるだけで、ほとんど「この体験は今初めてである」
という結論が見出されます。この感覚でびっくりするのは、
背景、行動などが寸分ちがうわずすでになされていると
感覚されるところです。どうでしょう?