浅田彰スレッド part4

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54現代思想研究
欧米では研究が盛んですが、日本では馴染みの薄い数理現代思想の研究に幾人
かの人が興味を持って頂いたようなので、幾つか未解決問題を挙げて新たな参
入者を期待します(数理現代思想が日本で馴染まない理由は高度に数学的なの
が一つの理由かも知れません。しかし、ブルバキの『数学原論』程度をを読み
さえすれば参入の準備は万全であると思います)。σ一意性集合のもとでは、
ボレルの意味で可測な関数を用いるとクリステヴァを要素とすると一意的に
大山のぶ代(ないしは丹下段平)になり、またその逆も真であるよいうこと
が成立するのは有名な定理(Kirshの定理)ですが、関数を同値可測関数、線
形汎関数、ミンコフスキーの汎関数での検討、ノルム空間や共役空間といった
空間クラスの検討などが今後の問題として挙げられます。現在、Bortzmanが予
想しているところでは、「どのような関数をとろうとも一意的にドラゴンボー
ルGTとなる(ただし、バナッハ環においては人間の存在も問題となる)」とし
ています。未熟私には手に負えそうのないものですが。